NOAH
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永田が杉浦を降し優勝を祈願してのナガダンス!丸藤は関本を返り討ち!
11月7日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」新潟市体育館 1200人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○ペサディーヤ(5分46秒 片エビ固め)X熊野準
※ペサドライバー
◇第2試合◇
▼ジュニアヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○小川良成(3分17秒 横入り式回転エビ固め)X北宮光洋
※もう一人はスペル・クレイジー
◇第3試合◇
▼「NO MERCY vs 超危暴軍」/30分1本
拳王 ○大原はじめ(7分52秒 ムイビエン)原田大輔 X平柳玄藩
◇第4試合◇
▼「BRAVE vs 豪・米・英連合軍」/30分1本
モハメド ヨネ 中嶋勝彦 石森太二 ○小峠篤司(8分16秒 片エビ固め)クリス・ヒーロー マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xザック・セイバーJr.
※キルスイッチ
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○マイバッハ谷口(8分11秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]Xクワイエット・ストーム
※マイバッハプレス
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○コルト“Boom Boom"カバナ(8分43秒 )[2勝4敗=4点]X森嶋猛
※首固め
◇第7試合◇
「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○齋藤彰俊(12分57秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]X小島聡
※ランニング・スイクルデス
【齋藤の話】「(試合を振り返って?)奇跡を起こすと言いましたけど、自分はマントルと一緒なんで! 最初は下のほうに滞留してて、徐々にひっくり返して大地震を起こす。僕も仙台出身なんで、今の日本に大地震が起こったらダメなんで、明日はリングの上で僕が大地震を起こします。(小島はどうだった?)パワーも安定感もあるし、試合運びもうまい。ラリアットで手足がしびれちゃったほど。でも俺は最近、居合い蹴りが得意なんで、何発でもぶち込んでやりました。とにかく明日も勝って奇跡を起こそうと思います。今日も小島選手、人気がありましたね。二枚目だからなんでしょうけど、時代が違ったら自分も二枚目ですから! まだ時代が追いついてない。未来のイケメン目指して頑張ります!」
【小島の話】「あ〜クソッ! ノア所属の意地ってヤツか? あいつは今年の6月からまたノアの一員になった。だから何だ! こんなんで終わってたまるか! ただ、ノア所属の意地ってヤツだけは見せてもらった。明日の森嶋もノア所属なのか? 超危暴軍所属なのか? ハッキリしろよコノヤロー! でもな、俺はこれっぽっちも、めげてねえぞ!? これっぽっちもだ!!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○丸藤正道(16分01秒 ウラカンラナ)[4勝2敗=8点]X関本大介
【丸藤の話】「(かろうじて3勝目を上げたが?)この間やったばかりだから、何をやってくるのかは何となく分かってたから。最後は何としてもあのジャーマンは食らえなかった。逆に虎王を何発ぶち込んできても向かってくると思ったから(ウラカンラナに切り替えて)作戦勝ちだね。ぶっちゃけ虎王を連発する体力も残ってなかったんだけど…。(ブロック突破はすでに絶望的だが?)こんなもん、すべて自己責任。神頼みなんてしたくない。この結果はすべて俺が悪い。ただ、今日戦った関本選手。もっとやり合えば、もっとレベルアップした試合ができると思える最高の選手です」
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○永田裕志(18分09秒 バックドロップホールド)[4勝2敗=8点]X杉浦貴
(試合後)
永田。「え〜大多数の新日本ファンの皆さん、そして少数のノアファンの皆さん、本日はご来場ありがとうございます(館内はブーイング) 前半戦つまづいたけど、明日の後楽園で結果が出る。2年連続の優勝まであと2つ!!次、ここに戻ってくる時は再びGHCのベルトを腰に巻いてくるゼア!(館内はナガダンスコール)声が小さいな…やめるか?よし! 杉浦のエルボーで頭クラクラするけど、お前らのためにやってやる! ミュージック、スタート!!」
(ナガダンスを踊る)
【永田の話】「(杉浦について?)強かったですよね。エルボー一発一発が凄かった。リーグ戦も後半戦に入って、激闘続きで誰もが体のあちこちを痛めてる中で、あの力強さを保ち付けてる杉浦貴はやはり強敵でした。でも、それをも吹き飛ばすアンチエイジングパワーが私にあったということ。(これで4勝目だが?)田中、杉浦を破ってるからね。あのトロフィーは20日ぶりに俺のもとへ当然戻ってくる。再びノアを征服して優勝すれば、再びベルトも戻ってくる。確かにチャンピオン丸藤は頑張ってる。でも、まだノアを背負いきれてない。それがこのリーグ戦を通じてノアの現場を見てきての感想ですね。だから、まだまだ俺がベルトを持っていた方が良かった。面白い戦いができたという気持ちがあります。(最終戦の相手はヨネだが?)ヨネを倒してグローバル・リーグ戦連覇という偉業を達成しますよ。今日だって新潟のファンを熱狂させたうえで締めることができた自負がある。今日生まれたパワーを大事にして、前回よりももっともっと求心力のあるチャンピオンになりたいですね。(あすは新日本でもビッグマッチの大阪大会があるが?)大阪じゃなくて後楽園に来てくれる新日本ファンがいるのなら、後楽園に来て良かったと思ってもらえる結果にしたいと思います…ゼアッ!」
グローバルリーグもいよいよ最終戦を目前に控えた新潟大会
Bブロック2敗を堅守しているマイバッハはストームと対戦、リーグ戦中に痛めたストームの脇腹をマイバッハは集中砲火を浴びせ、セコンドの拳王と大原と共に痛めつける、ストームもクロスフェースで反撃するがラリアット狙いは大原の介入で阻止されると、マイバッハはチョークスラムからマイバッハプレスを狙い、ストームも追いかけて雪崩式を狙うが拳王が竹刀で一撃を浴びせると、最後はマイバッハがマイバッハプレスで3カウントを奪い、2敗を堅守する。
Aブロック3敗で後のない森嶋はカバナと対戦、序盤からカバナがノラリクラリと自分のペースへと引き込む。カバナペースを嫌った森嶋は場外戦や重爆攻撃で流れを変えようとするもカバナは安定した試合運びでペースを崩さない。
勝負を狙った森嶋はラリアットからバックドロップは踏ん張られてしまうと、右ハイキックからの串刺しラリアットから串刺し重爆ヒップアタックを狙ったところでかわしたカバナがエビ固めで丸め込み3カウント、森嶋は4杯目を喫しリーグ戦は脱落となってしまう。
Aブロック1敗の小島は3敗で後のない彰俊と対戦、マシンガンチョップから、いっちゃうぞエルボーで先手を奪った小島だったが、場外戦でラリアットを狙うと鉄柱に誤爆。
リングに戻ると彰俊はバックドロップを炸裂させるが、小島はコジコジカッターで応戦、小島の垂直落下式ブレーンバスターに対し、彰俊はデスパニッシュで応戦すると、デスブランドは着地されるがカウンターでのスイクルデスが炸裂。
彰俊は小島の右腕に手刀を乱打するも、小島は突進する彰俊をラリアットで迎撃するが、右腕のダメージですぐにカバーに入れず、再度ラリアットを狙うが、彰俊はスイクルデスで迎撃すると、最後は後頭部へのランニングスイクルデスで3カウントを奪い3敗を堅守する。
Aブロックトップの関本は3敗でかなり厳しい状況となった丸藤と対戦、今回も丸藤のヘッドロック中心の攻めに対し関本はパワーで跳ね除けボディースラムを連発、ここから丸藤の腰に集中砲火を浴びせる。
丸藤は花道での無重力ジャンプ式顔面踏みつけ、リングに戻ってから不知火と反撃するが、正面からの打撃戦を競り勝った関本が丸藤の追い越し式ラリアットに対して追尾式ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけ、ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで勝負に出る。
しかし踏ん張った丸藤が久々にコブラクラッチ式三角絞めで切り返すと、横浜大会では見られなかった技だけに関本も慌てるが、強引に持ち上げて叩きつけ、ラリアットを狙ったところで丸藤は鋭いトラースキック、もう一発は腕への踵落としで迎撃してから虎王、そしてウラカンラナで丸め込んで3カウントを奪い3敗目を堅守し、関本は2敗目を喫する。
Bブロックトップの杉浦は永田と対戦、正面からのエルボー合戦から永田がフェイント式の低空ドロップキックで先手を狙うが、杉浦はエプロンの永田にフロントハイキックを浴びせてから場外戦を仕掛けるも、永田は杉浦の左腕を鉄柱に叩きつけ、リングに戻ってから左腕攻めを展開する。
劣勢の杉浦あったが永田の突進を死角からのフロントハイで迎撃し、キチンシンクやスピアー、中年ズリフトと猛反撃する。
永田はマジックスクリューを決めるとエクスプロイダーを狙うが、杉浦はブレーンバスターで返すと、永田の延髄斬りをかわしてアンクルホールドで捕獲し、脱出した永田はミドルキックを狙うが杉浦は再びアンクルホールドで捕獲する。
しかし永田は杉浦の足を奪って倒し脱出すると白目式腕固めで捕獲、ここで勝負と見た永田はタイナーから雪崩式エクスプロイダー、大☆中西ジャーマンと猛ラッシュをかけると、杉浦もターンバックルジャーマン、鬼エルボーの乱打、膝アッパーと応戦する。
杉浦はオリンピック予選スラムを狙うが、永田は顔面への膝蹴りで阻止し、エルボー合戦を競り勝った永田は杉浦の鬼エルボーを凌いで浴びせ蹴りを炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターからのバックドロップホールド狙いは、今度は杉浦が膝蹴りで阻止する。
杉浦は鬼エルボーの乱打からランニングニーを狙うが、永田は延髄斬りで迎撃してからのバックドロップを決めると、最後はバックドロップホールドが決まり3カウント、永田2敗を堅守してで並んで首位タイに並び、試合後はグローバルリーグ2連覇とGHCヘビー級王座の奪還をファンに約束してからナガダンスで大会を締めくくった。
最終戦の後楽園大会を前に経過を見るとAブロックは2敗の小島、関本、中嶋を3敗の丸藤、彰俊が追いかける。最終戦は小島は森嶋、関本は中嶋と直接対決、丸藤はヘイスト、彰俊はカバナと対戦するが丸藤と彰俊は厳しい状況には変わりないことを考えると、やはり小島、関本、中嶋に絞られるか・・・
Bブロックは2敗の永田、杉浦、田中、マイバッハをヒーローが追いかける展開だが、2敗の4人に絞られるか、永田は最終戦はヨネ、杉浦はマイバッハ、田中はニコルスと対戦する。PR -
小島、念願の関本戦に勝ち首位タイ!ヤンキー二丁拳銃がNOAH上陸!11月4日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」後楽園ホール 1450人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
スペル・クレイジー ○ペサディーヤ(5分35秒 片エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※ペサドライバー
◇第2試合◇
▼「超危暴軍 vs BRAVE」/30分1本
中嶋勝彦 石森太二 ○小峠篤司(9分56秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 拳王 X大原はじめ
※キルスイッチ
◇第3試合◇
▼「Weaponized NO MERCY vs 豪・米・日連合軍」/30分1本
○クリス・ヒーロー シェイン・ヘイスト コルト“Boom Boom"カバナ 小川良成(6分12秒 エビ固め)杉浦貴 齋藤彰俊 クワイエット・ストーム X平柳玄藩
※ローリングエルボー
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本[第27代選手権者]○原田大輔(17分05秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xザック・セイバーJr.
☆原田が7度目の防衛に成功
(試合後に小峠が登場)
小峠「ちょっとだけ話を聞いてくれよ。防衛おめでとう。スゲェよ、お前もザックも。でも俺的には防衛してくれて嬉しいよ。やっぱお前を止めるのは俺の役目やからな。俺の挑戦を受けてくれる?」
原田「まず今日の挑戦者ザックに心から言いたいです。ありがとうございました。次、このベルトを懸けて、やったるで!前回は大阪でやったから、次は12・6有明コロシアム、皆さんいかがですか?俺を止めるのはお前じゃない。必ず勝つ」
【原田の話】「今までの挑戦者の中では一番素晴らしい相手でした。7度目の防衛戦ですけど、7回防衛してもまだ自分には足りないものもありますし、そういう面ではザックが上回っていた部分もあるのかなって。ただ、気持ちでは絶対に負けない。そういうつもりでいたので、このベルトを守ることができました。(腕攻めを切り抜けたが?)ある程度、犠牲にはしないといけないんで。その犠牲にした上で、切り返したろうかなって。向こうが腕攻め一本で来ると思ったんで、そういう部分で今日は切り返せてよかったなと思います。(最後はジャーマンを上手く決めたが?)ザックの最終奥義というか、体力が全然ない時に切り返してくるのはヨーロピアンクラッチっていうのは重々わかっていたんで。それをさらに切り返して、自分の片山ジャーマンに。思った通りの流れができたんで良かったです。(狙っていた?)そうですね。ああいう風に来たらこう返そうってずっと狙ってたんで。それは前哨戦では僕が出さなかったんで。タイトルマッチで出してきたら、使ったろうと思っていた技なんで。上手くいって良かったです。(小峠が次期挑戦者に浮上したが?)まだ渡しませんよ。人が作ったレールを僕が飛び越えて、もうちょっと僕のレールの後ろを歩いてきてほしいなと思ってますね。(前回は4月に対戦したが?)初防衛戦の相手でやりましたけど、今回も必ず防衛します。(印象は変わった?)特に変わってないですね。変わってないからこそ自信もありますし。前回の防衛戦からあの人はタッグのベルトを取っていますけど、その上でも特に変わった印象もないですし、自分の方が先を行っている自信があるので。有明コロシアムで、もう挑戦できないぐらいに潰してやろうかなと思っています」
【ザックの話】「(試合を振り返って?)片山ジャーマンばかり警戒してしまったかな…。こっちもダイビングエルボーをアームバーで切り返したり、戦略がハマった手応えはあったんだけど、最後は片山ジャーマンを警戒しすぎて負けちゃった感じ。(読み合いに頭がいきすぎて)ハラダが強いストライカーでもあることを忘れてたよ。(次の目標は?)まぁ、まだ考えられないけどね…。本当は今年のうちにジュニアのダブルチャンピオンになるつもりだったんだけど、無理だったね…。だからもうちょっとウエイトをアップしたりしたい。あと、僕のサブミッションがかなり研究されてきちゃってる。今日もそうだったけど。だからまたドージョーに帰って、予測不能なものを考えないとね」
◇休憩前◇
(「本体に乗り込むと言ったけど、何の連絡もないから我々から行きましょう」との予告VTRが流され、そのまま入場テーマ曲とともに宮本&イサミが現れる。)
宮本「緑色のマット踏むの初めてなんですけど、気持ちいいっすね。気持ちいいんだけど、俺らこのノアで試合したいんですよ。副社長(丸藤)に会場で言ってたんですけど、連絡先も知らないんで…。じゃ直接来ちゃおうかなってことで」
イサミ「どこ行こうかな?」
とつぶや、(客席からは「有コロ!」の声が多数。)
宮本「俺そんなに大きい会場知らねえよ!」
イサミ「知ってるじゃん! じゃあ、民意で我々は有明コロシアムに出るってことでいいですか?」(場内は“有明"コールに包まれた。)
宮本&イサミ「じゃあ行きましょう。有明コロシアム。なぜなら、俺たちは強い!」と得意のセリフで締めくくった。
【ヤンキー二丁拳銃のコメント】
▼イサミ「民意だよ、民意。みんなが有明コロシアムに出てくれって言ってるよ」
▼宮本「ホントですか!?」
▼イサミ「俺たちのわがままだけじゃないよ」
▼宮本「じゃあ、いくしかないですね。ノアの年間最大のビッグマッチ、有明コロシアムにいきましょう!」
▼イサミ「順序踏みましたよ。いきましょう。副社長さん聞いてますか!?」
――希望する相手は?
▼イサミ「今までやってきた人でも、やったことない人でもいい。僕ら体重的にジュニアだけど、こだわりないんで誰でも」
▼宮本「マイキーとシェインに大きな借りがあるんで、返したいですよ」
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=2点]○モハメド ヨネ(9分26秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]Xマイキー・ニコルス
※キン肉バスター
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○永田裕志(13分37秒 バックドロップホールド)[4勝2敗=8点]X田中将斗
【永田の話】「田中は強い。けど、俺が勝った。まだまだ負けるところはない。負けているとしたら、ちょっとの若さだけ。田中と、新日本でもない、ZERO1でもないリングで、これまで静かだった後楽園の観客を熱狂の渦に巻きこんだ。俺は最高の仕事をしたと思う。田中も俺にぶつかり甲斐があったはずだ。悔しいならもう1回やろう。俺も、もっともっと田中とやりたい。とにかく今の試合から、日本マット界…いや、世界でもいい。永田裕志の力はどれだけ凄いのかというものをアピールできたってことだ。勝ったこともそうだけど、それ以上の喜びだよ。まだまだやりますよ。田中と今このタイミングで戦えて、最高でした。俺たちの試合ができて。新日本でもない、ZERO1でもない、ノアのリングからこの試合を発信できたってことは嬉しかった。負けてもそれはかわらないと思うよ。悔しさが残っているから。最高の汗をかきました。今夜は美味い酒が飲めそうゼァ!」
【田中の話】「久々に永田裕志と戦って、まだまだ元気やね。これがグローバル・リーグの中で点数をお互い取り合う中で完敗やけど、そういうのを抜きに男と男、尊敬できる永田裕志と久しぶりの対戦、勝ちたかったけど、プロレスは何たるかはみせられた試合やったと思う。そこに勝ちがついてくれば最高の形やったけど、今日組まれた中で、新日本の永田裕志、ZERO1の田中将斗。杉浦さんと組むことでちょこちょこ(ノアに)出させてもらってるけど、俺のやれることは田中将斗の試合をどこにいってもやるのが俺の信念。その田中将斗の試合をやって負けた。完敗は認めざるを得ない。まだ一度しか(永田に)勝ってないからね。現時点で俺の方が強いとみせたかったけど、今の時点で永田裕志の方が強かった。(残る公式戦は1試合となったが?)今日も負けられない戦いやったけど、他の奴の点数がどうこういってもしゃあないし、あと1戦、俺がどう戦うか。最後、マイキーか。素晴らしい選手というのはタッグで何度もやってわかってる。勝って決定戦にいっても俺のスタミナはわかってる。あとは勝つしかないからね。誰が何点とか気にしてもしょうがない。残り勝つだけ」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○小島聡(12分29秒 片エビ固め)[4勝1敗=8点]X関本大介
※ラリアット
【小島の話】「俺があいつ(関本)と戦いたいと初めて言ってから12年が経った。覚えてる人は少ないと思うけど、俺が一度新日本を辞めた時、戦いたい相手を問われてあいつの名前を出したんだ。12年前からあいつは輝いてた。そして今日も12年前と同じく輝いてた。俺は12年前と比べてどうなんだ? 12年経っても“ここ"(気持ち)は変わってねえんだ。戦う気持ちだけは変わってねえ。だから今日は俺が勝ったんだ。力じゃかないっこねえ。スピードだって負けてるだろ。でも何で勝てた? “ここ"があるからだ。関本、お前にはまだ“ここ"が足りねえんだ。毎日考えてるよ。このリーグ戦に出ていることを。新日本のシリーズ休んでまで、このシリーズに出てる意味を、毎日毎時間、寝ても起きても考えてる。それをノアの連中に思い知らせてやる」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○森嶋猛(13分20秒 体固め)[2勝3敗=4点]X丸藤正道
※バックドロップ
【森嶋の話】「前半戦で負けたヤツら、しっかりと利子付けて返してやるからな。あと2戦。後楽園で何があっても、もつれてどんなことがあっても、優勝するのは俺だ。大事なことは2回言うぞ。チャンピオンを倒してんだ。ベルトをいつ取ってもいいだろ。行ってもいいだろ。優勝してでも、何度でもやってやるよ。かかってきなさい! かかってきなさい!」
【丸藤の話】「クソ…何て弱いチャンピオンなんだ。なんて日だ!!」
グローバルリーグもいよいよ終盤戦に差し掛かり、Aブロックは無敗の関本を1敗の小島が追い、Bブロックは1敗の杉浦、田中を2敗のマイバッハ、永田が追う展開となった。
リーグ戦の前にGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、試合開始からザックが関節技や丸め込み技を繰り出し、また原田のダイビングエルボーを腕十字で切り返すなど原田をヒヤリとさせる。
エプロンサイドでもザックがハーフネルソンスープレックスを繰り出せば、原田もフロントスープレックスで応戦、共に大ダメージを負うが、リングに戻ると原田が片山ストレートから垂直落下式ブレーンバスターで流れを変える。
勝負と見た原田は片山ジャーマンを狙うが、ザックはジムナイトバーで切り返すも、不完全だったためロープに逃げられる。
原田はニーアッパー、変型ニーアッパーと畳み掛けると片山ジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、試合後は第2試合の6人タッグで大原をキルスイッチで降した桃の青春タッグの盟友・小峠が挑戦に名乗りを挙げた。
休憩前にはSEMに参戦してきたヤンキー二丁拳銃がNOAHに参戦を表明、TMDKとの対戦が濃厚となった。
二丁拳銃は昨年東京スポーツのプロレス大賞最優秀タッグ賞の候補に挙がっていた、ファンの間ではBJWタッグ王座を長期にわたって保持した実績もあって本命視されていたが、記者投票の結果TMDKが受賞してしまった。そういった因縁を考えると面白いカードなのかもしれない。
リーグ戦はヘイストはヨネと対戦するも、切り札のムーンサルトプレスが自爆すると、ヨネがハイキックからキン肉バスターを決め3カウント、ヘイストはリーグ戦から脱落してしまう。
新日本プロレス、ZERO1て激闘を繰り広げた永田と田中が久々に対戦、田中がエルボー中心の攻めを展開すれば、永田もエクスプロイダーで応戦など互角の攻防を繰り広げる。
田中がエルボーからスライディングDを狙うが、永田は白目式腕固めで捕獲すると、エルボーの乱打で抵抗する田中に浴びせ蹴りを炸裂させてからのバックドロップホールドで3カウントを奪い3勝目で連覇に望みを繋ぐ。
Aブロック首位攻防で初対決となる小島vs関本は、序盤から関本がパワーで圧倒し、ミサイルキックや串刺しラリアットの連打で攻め込むが、小島はコジコジカッターで反撃しラリアットを狙うも、かわした関本は投げ放しジャーマンからぶっこ抜きジャーマンを決める。
しかし小島はカウント2でクリアすると、ラリアットを狙う関本の腕にカマイタチラリアットを炸裂させ、再度ラリアットを狙う関本に小島は左のラリアットからの豪腕ラリアットを決め3カウント、関本はリーグ戦初黒星を喫し、小島が首位タイに持ち込む。
メインはBRAVEのリーダー丸藤vs超危暴軍のリーダー森嶋の頂上対決、後のない森嶋はエプロンで丸藤をヒップドロップで押しつぶし、丸藤は逆水平、トラースキックで流れを変え虎王を決めるが、もう一発は森嶋がスクラップバスターで阻止すると、田上明譲りの俺が田上を披露してからバックドロップで3カウントを奪い、森嶋は2勝目、丸藤は3敗目となり決勝進出は絶望的な状況となった。
これでAブロックは1敗の小島、関本がトップに2敗の中嶋が追いかけ、Bブロックは1敗の杉浦が単独トップとなり、2敗の田中とマイバッハ、永田が追いかける展開となった。
他団体勢が上位を占めるなか、NOAH勢は杉浦、マイバッハが残っている、今年も他団体勢が制覇するのか?NOAH勢が意地を見せるか? -
丸藤の虎王を耐えた小島の豪腕が炸裂!中嶋がハイキックで森嶋をKO!10月26日 NOAH「グローバルリーグ2014」博多スターレーン
<アピールコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○北宮光洋(4分32秒 卍固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼「超危暴軍 vs Crazy Dynasty」/20分1本
○拳王 大原はじめ(7分53秒 片エビ固め)スペル・クレイジー Xペサディーヤ
※ドラゴンスープレックス
◇第3試合◇
▼「Battle for the Purpose」/30分1本
○モハメド ヨネ 石森太二 小峠篤司(9分5秒 片エビ固め)シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス X田中純二
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
齋藤彰俊 ○原田大輔 平柳玄藩(6分38秒 回転片エビ固め)小川良成 Xザック・セイバーJr. コルト“Boom Boom"カバナ
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○永田裕志(10分50秒 バックドロップホールド )[2敗=0点]Xクワイエット・ストーム
【永田の話】「(ストームはどうだった?)気持ちも入ってて、体型以上の圧力は感じたけど、この俺様にかかったら、こういう結果になるのは最初から分かってた。(2勝目だが?)最初から外国人選手を3戦連続で当ててきて、俺の様子とか調子を見てみようっていうノア側の魂胆なのかもしれないけど、結果はともかく良い仕上がりなんじゃないの? 初戦のヒーロー戦は、相手を掌(てのひら)の上に乗せながら、相手の力を9出させて10の力で仕留めた。2戦目のニコルス戦は、もうダメだ…とノアファンを神にも祈るような気持ちにさせて、最後は俺の負け。まぁハッピーエンドにしちまったけど、それも俺の“腕"だったと思うよ。そして今日は俺を相手にあそこまでムキになってきたクワイエット・ストームがいた。ノアの選手はあぐらかいて見てるだけか? 俺が最初に乗り込んできた時は、そんなことは無かったんじゃないのか?(次はマイバッハだが?)俺にヘタなことしてみろ。次はマスク剥ぎとって、アイツの顔をあらゆるメディアを通じて全世界に晒してやる。まぁ、ここからゼアッ!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○田中将斗(10分7秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]Xマイバッハ谷口
※スライディングD
【田中の話】「(4勝目を上げたが?)リーグ戦も5試合終わっとる。俺からしたら、もう折り返しは過ぎてる。全勝するつもりで来たけど4勝1敗。残りは2試合。簡単にはいかれへんとは思ってるし、俺も今日でノアの九州巡業は離れるけど、また九州戻ってきて電流爆破もあるし、他団体でのシングルマッチ(※W-1でのKAI戦)もあるし。ただ、それを乗り越えられるだけのスタミナもコンディションもあるっちゅうことは、みんな分かってることやと思うし。今の時点で単独トップやってことは間違いないし、残り負けへんかったらええってことやからね。予選落ちでも論外、準優勝でも論外。ここに出ることで応援してくれてる人が何を期待してるかって言ったら優勝しかあらへんわけやから。どんなに惜しかろうが優勝できなかったら関係ない。(マイバッハはどうだった?)体大きい分、一発一発はキツいけど、大振りな分、こっちは連発すればいい。スライディングDには絶対の自信を持ってるし、前回シングルではテーブルの上に沈められたから、そういうのも警戒していったし。ただ、グローバル・リーグ戦の名のもとにエントリーしてるからには、全員が優勝候補じゃないとダメだと思ってるから、そこを乗り越えられたことは、ほっとしてますよ。(次は永田戦だが?)久々やけど、杉浦さんも永田裕志も年齢はそんなに変わらないからね。キャリアもそう変わらんし。2人とも年上であってもコンディションを作ってる。そこは認めてるし、リスペクトする部分もあるけど、そこを乗り越えていかなアカンわけで。永田さんとは、シングルでも勝ち星を先行されてるんで、久々のシングルマッチでもこれ以上、差を広げられたくないし。簡単に勝たせてもらえないことは分かってるけど、スライディングD一発でダメなら二発でも何発でもぶち込んでいきたい。特にスピードでは負けてへんと思ってるんで、スピードを生かしていきたいですね」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○杉浦貴(12分7秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]Xクリス・ヒーロー
※オリンピック予選スラム
【杉浦の話】「(エルボー合戦を制したが?)うん。覚悟はしてたけど、強烈だね。でもエルボーでは負けたくない。(ヒーローは予想以上に強くなっていた?)そうだね。もう十分に実力はあると思うよ。(これで2勝目だが?)優勝するためには、もう負けられないから。あとは全勝。(同ブロックでは田中が独走しているが?)周りのことは気にしない。とにかく優勝するためには負けられない。(あすはヨネ戦だが?)覚悟が違うところをみせたいね。何度も言うけど、俺はもう一度トップに立って(ベルトを)背負いたいと思ってる。そういう意味での覚悟をみせるリーグ戦でもあると思ってるから」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○中嶋勝彦(13分34秒 片エビ固め)[2敗=0点]X森嶋猛
※右ハイキック
【中嶋の話】「(見事に森嶋を破ったが?)良かったっす! うれしい。このリーグ戦、今日もそうですけど毎日毎日が、自分のプロレスの“変わり目"であるように感じますね。自分が変化、進化してきているのをビンビン感じるし、長年大きな壁だった森嶋猛を倒せたのは何よりの進化の証です。今回のリーグ戦は、自分の歴史の中でも大きな意味のあるリーグ戦になってると思います。(丸藤、森嶋を破ったことで優勝が現実味を帯びてきたのでは?)そう思っても、毎回いつも届かない。だからしっかり目の前にある相手を倒していきたい。次のカバナ戦でも一戦一戦、ベストを尽くしていきたい。ただ、森嶋猛の壁を初めて破れたのは、僕にとって凄く大きな意味があること。ただ、ここで止まっていられないので、その先にある頂点をしっかり見据えていきたいと思います」
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=4点]○小島聡(14分41秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X丸藤正道
※ラリアット
(試合後)
小島「博多のノアファンの皆様、お久しぶりです。新日本プロレスの代表として、このグローバル・リーグ戦にやってきました小島聡です。新日本プロレスの代表として出るからには、このグローバル・リーグ戦にかける思いは福岡ドームより大きいです。グローバル・リーグ戦、盛り上げていきましょう。いっちゃうぞバカヤロー!」
【小島の話】「(試合を振り返って?)丸藤がGHCヘビー級のチャンピオンということは、そのチャンピオンに勝った俺という存在は、いったいどういう存在なのか君達に分かるか!? GHCヘビー級のチャンピオンにタイトルマッチでも勝ってしまうかもしれない存在。そういうことだ。いつでもGHCを獲れる準備はできてる。俺にとって今回のグローバル・リーグ戦は、新たなリーグ戦におけるチャレンジだ。俺はな、あらゆるリーグ戦というリーグ戦をすべて勝ち上がってきた。リーグ戦の“生きるレジェンド"だ。その(伝説の)中に、このグローバル・リーグ戦も加えてやってもいいんだぞ? ありがたく思え。ノア、そしてグローバル・リーグ戦!」
グローバルリーグ戦は博多大会、まず永田はストームと対戦、永田は執拗な右腕攻めを展開するが、パワーで跳ね除けたストームはクロスフェースで絞め上げる。
ストームはラリアットを狙うが永田はカウンターのエクスプロイダーで返すとネックスクリューで流れを変えるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはストームが逆に投げ、フィッシャーマンズバスターで永田を追い詰める。
しかしラリアット狙いは永田がフロントハイキックで迎撃すると、大☆中西ジャーマン、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛け、最後は浴びせ蹴りからのバックドロップホールドで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾る。
田中はマイバッハと対戦、開始早々マイバッハが刺又攻撃を仕掛けるが、田中は怯まず逆にスライディングDを狙うも、かわしたマイバッハが場外へ逃れると深追いした田中を痛めつける。
しかしリングに戻った田中はエルボー、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアット、スイングDDTと畳み掛ける。
マイバッハブレスを雪崩式ブレーンバスターで阻止した田中がスーパーフライからスライディングDを狙うも、マイバッハはノド輪でキャッチしてチョークスラムで叩きつけると、再度マイバッハブレスを投下する。
クリアした田中はマイバッハボムをスルーするとエルボーの乱打、裏拳、ローリングエルボー、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けると、最後はスライディングラリアットからのスライディングDで3カウントを奪い公式戦4勝目、Bブロック単独首位となる。
杉浦はヒーローと対戦し、杉浦はエルボー封じの右腕攻めを展開するが、フロントハイキックで反撃したヒーローがローリングエルボーを浴びせ、杉浦もニーで反撃するがヒーローはエルボー一発で流れを変える。
ヒーローはローリングエルボーを連発するが、杉浦は張り手で迎撃するとドラゴンスープレックスからの鬼エルボーの乱打で動きを止め、最後はオリンピック予選スラムで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾る。
セミは森嶋vs中嶋、ミサイルキックを狙う中嶋をデットリードライブで落とした森嶋がヒップアタックから重爆攻撃で先手を奪い、中嶋もミドルキックで反撃するが、森嶋の重爆攻撃の前に主導権を奪えない。
中嶋はカニ挟みで森嶋を転がすと、ターンバックルごと森嶋の顎を蹴り上げ、バックドロップで叩きつけるが垂直落下式ブレーンバスターとジャーマン狙いは投げることが出来ず、勝負と見た森嶋はラリアットからバックドロップを狙う。
中嶋は踏ん張るが、森嶋はモリシハンマーを乱打してからラリアットを狙うと、中嶋はハイキックを浴びせて3カウントを奪い逆転勝利を収める。
メインは丸藤が小島と対戦、逆水平合戦を競り勝った丸藤が小島の右腕攻めを展開するが、小島もマシンガンチョップからの”いっちゃうぞ”エルボードロップで反撃する。
丸藤は無重力ジャンプ式の顔面踏みつけ攻撃、トラースキックと流れるように攻めたてるが、時間差ロープワークからの追い越しラリアットは小島が丸藤の腕にカマイタチラリアットを浴びせ迎撃する。
丸藤は小島の串刺し攻撃をコーナーを背にしたジャンピングハイキックからトラースキックコンポで迎撃すると不知火を決めるが、ホールシフト狙いは小島が垂直落下式ブレーンバスターで返し、ラリアットを狙うと丸藤は虎王で迎撃する。
丸藤は勝負と見て再度虎王を狙うが、今度は小島がラリアットで迎撃し、最後はトラースキックで抵抗する丸藤にラリアットで3カウントを奪い公式戦3勝目を飾る。
リーグ戦はAブロックが小島、中嶋が3勝でトップ、2勝の関本が追う。Bブロックは4勝の田中が単独トップ、2勝の杉浦、永田が追う展開となり、現時点では他団体勢が躍進している。
NOAH勢はGHC王者の丸藤は負けが先行し、森嶋は2連敗スタートと厳しい展開となった、他団体勢が猛威を振るう中でNOAH勢は巻き返しなるか?
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関本は森嶋をぶっこ抜き、小島は中嶋を豪腕葬!NOAHマットに吹き荒れる他団体勢の勢い!
10月22日 NOAH「グローバルリーグ2014」10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会 900人
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
<GHCジュニアヘビー級選手権試合公開調印式>
【公開調印式の模様】
――挑戦に至った経緯を
▼ザック「8月にヨーロピアンクラッチでハラダから3カウントを獲った。その後、金沢で3WAYでタイトルマッチをやったんだけど、ボクは負けてなかった。その後、イギリス、アメリカを回ってまた日本に帰ってきて、まだハラダがチャンピオンのままだった。だから、これは挑戦すべきだと思ったんだよ」
――原田の印象を
▼ザック「ハラダは確かにトップオブジュニアだ。カタヤマジャーマンとかスープレックスも凄いしね。でも自分は自分のスタイルを貫いて、サブミッションで彼を倒したいね」
――逆にザックとのタイトルマッチに向けて?
▼原田「まずは大阪大会にご来場、ありがとうございます。確かにザックとは決着がついてなかったので、自分の中では断る理由はありませんでした。テクニックはズバ抜けて凄いし、勉強になる部分もある。タイトルマッチではサブミッションだけじゃなくて、丸め込みも打撃もスープレックスも凄いんで、すべて警戒して臨みたいと思います」
――今日前哨戦もあるが改めて意気込みを
▼原田「今日急きょ前哨戦も組まれました。タイトルマッチは東京ですが、阪神タイガースもクライマックスシリーズを勝ち進みましたので、その勢いも借りて防衛したいと思います。今日は大きな声援、よろしくお願いします!」
▼ザック「ノアに参戦するようになって3年が経つ。GHCジュニアのシングルタイトルに挑戦できて光栄だ。なぜならヨーロッパやアメリカ、日本で最も価値のあるタイトルだと思ってるから。自分が獲って、GHCを文字通りグローバルなタイトルにするためにも、今日も含めて必ずハラダを倒すよ」
◇第1試合◇
▼「Crazy Dynasty vs Growing Generations」/20分1本
スペル・クレイジー ○ペサディーヤ(6分09秒 エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※ダイナミックボム
◇第2試合◇
▼「超危暴軍 vs BRAVE」/30分1本
○モハメド ヨネ 石森太二 小峠篤司(7分17秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 拳王 X大原はじめ
※キン肉バスター
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
クリス・ヒーロー シェイン・ヘイスト 小川良成 ○ザック・セイバーJr. (8分06秒 ジムブレイクスアームバー)杉浦貴 齋藤彰俊 平柳玄藩 X原田大輔
【ザックの話】「(試合を振り返って?)今日はカタヤマジャーマンが出なかったね。ハラダはカタヤマジャーマンを出せなければ勝てない。ボクはヨーロピアンクラッチでフォールをとることもできるし、今日みたいなサブミッッションもある。いろんな勝ち方ができるんだ。(ジムブレイクスアームバーは)2ヶ月くらい使ってなかったよ。逆十字固めは力加減で極まりにくいけど、ジムブレイクスアームバーは極まったら逃げられない。それに、まだまだ出していないサブミッション、ストレッチがたくさんあるから。サブミッションに関してはハラダはヤングボーイだよ(笑)」
【原田の話】「(試合を振り返って?)この前フォールを許したヨーロピアンクラッチは返せたんですけど、改めて最後のアームバーは強烈ですね。今日は自分の詰めが甘かった。でも、今日の負けでタイトルマッチへ、より気が引き締まりました。タイガースがクライマックスシリーズで勝った流れにあやかりたかったんですけど…今日は良い教訓になりました」
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○田中将斗(7分39秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xクワイエット・ストーム
※スライディングD
【田中の話】「(ストームについて?)パワーが凄いね。この前までジュニアでやってたとは思えへん。末恐ろしい。まぁ俺も体格はジュニアみたいなもんやけど、パワーやったら全然向こうが上。馬力が違うから一発一発が効くけど、だったらこっちは手数で上回らないと。まぁでも開幕から2連勝。このまま一敗もせんと、取りこぼしなく最終戦まで行きたい。最終戦までリーグ戦のほかにも電流爆破やったり、こことは違うシングル(※W-1両国でのKAI戦)もあるけど、俺を止められるもんなら止めてみろって。確かにハードなスケジュールなのかもしれへんけど、開幕戦で杉浦さんとシングルやって、キツかったけど俺の体が丈夫やってことを証明できたと思うし。デカいヤツらと戦っていくことになるけど、一発で勝てなかったナンボでもぶち込んでやればいいだけ」
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マイキー・ニコルス(11分01秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]X永田裕志
※ブルーベンジェンス
【ニコルスの話】「ブルージャスティスにブルーベンジェンス(ムーンサルトプレス)で勝ってやった。ナガタには2年連続で負けてたんだ! 2年連続だぞ? 今年のリーグ戦は最高の滑り出しだ。でもこれはGHCヘビーへのファーストステップに過ぎない。ベストを倒し続けてトップに立って、マイキー・ニコルスがシングルでもナンバーワンレスラーになってやる」
【永田の話】「今日は大阪のノアファンにハッピーエンドにしちまったね…。それが悔しい。確かに3年連続で当たってから向こうも研究してきてたよ」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○丸藤正道(9分11秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xコルト“Boom Boom"カバナ
※虎王
【丸藤の話】「(苦戦した?)完全にペースを乱されてたね。それが彼の持ち味なんだろうけど…。本当にペースがつかみづらかった…。でも勝った! ここからだ。ここからばく進します。(次は小島だが?)負ける要素はひとつもない!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○小島聡(10分27秒 体固め)[1勝1敗=2点]X中嶋勝彦
※ラリアット
【小島の話】「(試合を振り返って?)勝彦…あいつとシングルをやったのは8年前だ。2006年のチャンピオンカーニバル公式戦。こんな10代がいるのか…って戦りつに震えてしまった。あれから8年経ったけど、彼はまだ26歳で当時36だった俺は44になっちまった。この8年間という時間、同じだと思うか? …同じなんだよ。時間というのは誰にとっても一定で、8年は8年なんだ。8年間の間、俺は俺なりに努力を積み重ねて、若くて現役バリバリになった勝彦に勝ったんだ。確かに勝彦はすげー進化したよ。でも、俺もほんの少しだけ進化してるんだ。その総合的な部分で俺のほうが、まだ少し強いんだ。勝彦…またいつでも来いよ。また試合しようぜ」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○関本大介(13分17秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1敗=0点]X森嶋猛
(試合後)
関本「勝ったぞー!このまま負けなしでぶっちぎってグローバル・リーグ優勝してやる!」
【関本の話】「勝ったぞオラ。これで2連勝。このまま勝ち続けて、負けなしでぶっちぎって全勝優勝して、もう一度GHCに挑戦させてもらいます。(森嶋について?)デカいね…。圧力を感じました。ラリアット打っても倒れないっすから。やっぱすげーな…デカいって。でも大阪は生まれ故郷だから。みんなの応援のおかげで、何とか熱い気持ちが勝利まで届きました。(次の10・30沼津まで少し間があくが?)スパンはありますけど、この熱い気持ちを沼津までずっと持続させたいと思います。(昨年の雪辱に成功したが、勝因は?)バックドロップを立て続けに浴びなかったことっすかね。あとは気持ちで勝った。やっぱデカいのを倒すのは気持ちいいっすね!!」
今回はNOAH「グローバルリーグ2014」大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会ををSAMURAIで視聴ではなく観戦、NOAHは4月の名古屋大会以来半年ぶりとなる。
大会前には11月4日後楽園大会で行われるGHCジュニアヘビー級選手権の調印式が行われ、力皇猛GHC管理委員長立会いの下で両選手がサイン。第3試合で前哨戦が行われたが、NO MARCYが終盤にザックを捕らえトレイン攻撃を浴びせると、原田が片山ジャーマンを狙うが、ザックがヨーロピアンクラッチで切り返すと、ローリングエルボーから飛びつき腕十字、そしてジム・ブレイクスアームバーへ移行し原田がたまらずタップ、ザックが前哨戦を制する。
グローバルリーグ公式戦は田中vsストームでスタート、試合開始早々からストームがラリアットを連発して先手を奪うとパワーで圧倒、田中もスーパーフライで流れを変えようとするが剣山で迎撃される、ストームは勝負と見たかラリアットを狙うが、田中も相打ちに持ち込んでなぎ倒しスーパーフライを炸裂させる。
しかしストームはショルダータックルから連続垂直落下式ブレーンバスターで譲らず再びラリアットを狙うが、田中がかわすとエルボーを連発し裏拳も炸裂させると、最後はラリアットからのスライディングDで3カウントを奪い公式戦2連勝となる。
永田vsニコルスはニコルスが序盤から張り手を永田の顎に一閃し永田はダウンするが、場外戦で永田はエクスプロイダーで反撃、ここから腕攻めを展開して試合の主導権を握る、ニコルスがバックを奪うと永田はニコルスばりの尻突き出しで返す余裕ぶりを見せるが、ニコルスは永田ばりのエクスプロイダーで応戦、しかし永田は白目式腕固めで捕獲し大☆中西ジャーマンからバックドロップで勝負に出る。
永田はタイナーからバックドロップホールドを狙うかと思いきや、ワンクッションを考えたのか雪崩式エクスプロイダーを狙うと、下からすり抜けたニコルスはマイキーボムを炸裂させると、エルボー合戦を制したニコルスがマイキーボムからムーンサルトプレスことブルーベンジェンスで3カウントを奪う。
丸藤vsカバナは、カバナが丸藤の動きを読み、またノラリクラリと自分へのペースへと引き込み丸藤にリードを許さない、しかしターンバックルへの雪崩式スタンガンを仕掛けるのにもたついてしまうと、丸藤がその隙を突いて反撃しトラースキックから不知火を決めると、最後は虎王を連発して逆転勝利を収める。
全日本プロレス時代から8年ぶりのなる中嶋vs小島は、場外戦で小島のラリアットが鉄柱に誤爆すると、ここからミドルキックの連打で小島の右腕攻めを展開、小島も反撃して“いっちゃうぞ”エルボーを狙うが中嶋はジャンピングハイキックで阻止するが、エプロンでアピールした隙を突いた小島が足刈りラリアットを炸裂させる。
それでも中嶋はキック、バックドロップで押し切ろうとし、小島のラリアットもハイキックで迎撃するが、一瞬の間を逃さなかった小島が左のラリアットを炸裂させる。
中嶋は垂直落下式ブレーンバスター、PKと追い込んでいったがトラースキックを連打した後で突進すると、小島はカウンターのラリアットを炸裂させ3カウント、小島が一瞬の隙を逃さず、またカウンターの強さを見せつけた試合だった。
メインの森嶋vs関本は体格では優る森嶋が重爆ヒップアタック、串刺しヒップアタックで圧倒、さすがの関本もダウンとなってしまう。
それでも関本は真正面から挑んでアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、サソリ固めを繰り出すが、フロッグスプラッシュ狙いを森嶋が雪崩式ブレーンバスターで投げると、ホームラン級のラリアットを浴びせるが、バックドロップを阻止した関本はラリアットの相打ちに持ち込み競り勝つ。
勝負と見た関本はぶっこ抜きジャーマンを狙うが、拳王と大原が介入を狙い、関本が気を取られると森嶋をジャーマンで投げるが、関本もジャーマンで応戦、その後は再びラリアット合戦、森嶋がハイキック、モリシハンマーと畳みかけ、ラリアットを狙うが、関本がラリアットで追尾してからジャーマンで投げると、森嶋もバックドロップで返すがダメージでカバーが遅れカウント2で返されてしまう。
森嶋は再びバックドロップを狙うが、関本が踏ん張ってラリアットを連発すると、見事に森嶋をジャーマンでぶっこ抜き3カウント、試合後は関本がリーグ制覇を掲げて大会は幕となったが、今までパワーがありながらも自身より体格のある選手は苦手としてきた関本だったが、自身より体格のある森嶋を降したのは大きい。
大会を振り返ると永田は敗れたものの他団体勢の元気のよさが印象に残った、また永田には若干のブーイングがあったものの田中、関本、小島にはない、こういった他団体の選手がNOAHに上がるのも当たり前になりつつあると感じさせた。
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グローバルリーグ2014開幕も、丸藤が中嶋に敗れ早くも全勝優勝が消えた・・・
10月18日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」後楽園ホール 1400人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
全試合開始前に後楽園ホール5階展示場で『グローバル・リーグ戦2014』直前会見が開かれた。森嶋猛、マイバッハ谷口をのぞく14選手が出席。会見における各選手のコメント
◇Aブロック◇▼関本「同じブロックでは先日、丸藤選手にタイトルマッチで負けてますんで、丸藤選手にリベンジしたいと思います。決勝で戦いたいのは、今、メチャクチャでワケ分かんない感じで出てきた谷口と決着つけてないんで、決着つけたいと思います。とにかく一戦一戦、一生懸命頑張りますんで、応援よろしくお願いします」
▼カバナ「同ブロックではマルフジとやることを楽しみにしてる。ミーが、どれだけタフか見せ付けたい。決勝ではもちろんヒーロー、ストームとUSA対決をやりたいね。世界屈指のレスラーがそろうグローバル・リーグ戦に出られて光栄だし、自分のグッドコンディションを見せたいと思います」
▼ヘイスト「同ブロックでは、セキモトを気にしてる。ビッグガイだからね。決勝ではマイキーともやりたいけど、スギウラにリベンジしたい。毎年グローバル・リーグでは成長を見せているけど、今年こそ凄さを見せ付けて結果を残す」
▼齋藤「同ブロックにはチャンピオン(丸藤)もいますし、なかなか一人には絞れない。決勝の相手に関しても、この人!と思って違ったら調子が狂うと思うんですけど、できたらNO MERCY同士(杉浦)でやりたいと思います」
▼中嶋「同ブロックは、レベルの高い強い選手ばかりなので、一人に絞るのは難しいんですが、まずは今日の初戦で丸藤さんと当たるので、良い試合して結果につなげたいと思います。決勝については、理想はBRAVE同士、ヨネさんと決勝で当たりたい。誰よりもどん欲に、常に進化する中嶋勝彦をよろしくお願いします」
▼小島「初めてグローバル・リーグ戦に出場するということで、ひじょうに気合が入っております。同ブロックにはたくさんの選手がいますが、ここにいない森嶋選手には強い思いあります。決勝については、永田選手とやればノアのファンの方々にとってはこれ以上屈辱的なことは無いと思います。ただ、私自身が勝ち進むことが何より大事だと思っていますので、初出場初優勝を成し遂げたいと思います」
▼丸藤「同ブロックのメンバーは、先を見据えて戦っていけるような人間達じゃない。まずは今日の中嶋戦に集中したい。今日の公式戦でGHCタッグ王者同士(杉浦vs田中)が当たるようなので、決勝はタッグチャンピオンの“強いほう"とやりたいですね。目指すは全勝優勝。ようやくリーグ戦で警戒する選手に自分の名前出てくるようになったので、ここで名前出さなかった人が後悔するようなリーグ戦にしたいと思います」
◇Bブロック◇
――「同ブロックで警戒する選手」「決勝で当たりたい選手」「リーグ戦への意気込み」は?
▼ヨネ「同ブロックではタイトルマッチで負けてる選手たくさんいますが、やっぱりもう一度永田選手に勝って上のステージに立ちたいと思います。決勝では同じBRAVEの丸藤選手とやりたい。今はなかなかやれる機会も少ないですし、この機会に目一杯やりたいと思います。全員怪我無く最後まで走り抜けたいと思います」
▼ストーム「初めてグローバル・リーグ戦に参戦する。同ブロックで気をつける相手、一人に絞れない。全員と良い試合したい。あと、自分がヘビー級でやれること、証明したい。決勝はセキモトがいい。6月の横浜めっちゃ良い試合した。けど負けた。リベンジしたい」
▼ヒーロー「素晴らしいレスラーがそろったリーグ戦に出られて光栄だ。警戒するのは、去年の覇者のナガタもそうだが、タナカとはアメリカでも試合をした。どちらのエルボーが上か証明したい。別のブロックではやっぱりマルフジ。4月のタッグリーグ戦で彼には勝ってるけど、次はシングルで彼より上だってことを証明したいね。何よりGHCヘビーへの挑戦を見据えているから。とにかく俺のローリングエルボーとスピリットに注目してください」
▼ニコルス「またリーグ戦に出られてうれしいよ。同ブロックならナガタには連敗中だから、今年こそ勝ちたいね。決勝はシェインと。俺たちTMDKが、ただのタッグチームでないことをシングルのリーグ戦で示したいね」
▼田中「同ブロックで気になる相手は2人。パートナーの杉浦さんと、永田選手ですね。杉浦さんとはシングル初対決、永田選手とは久しぶりに当たるんで。決勝でやりたいのはチャンピオンである丸藤選手もそうですが、毎回凄い試合してると思ってる関本大介に上がってきて欲しい。色々思いはありますが、まずは今夜の初戦で最強の相手・杉浦選手相手に全身全霊で戦います」
▼杉浦「同じブロックでは、黒光りした肌に黄色の蛍光色が良く似合う田中選手が最強だと思います。決勝で当たりたいのはチャンピオンの丸藤正道か、一度シングルで負けてる関本大介にリベンジしたいので上がってきて欲しい。リーグ戦を必ず制覇して、失ったものを必ず取り返したい。応援よろしくお願いします」
▼永田「ノアファンの皆さん、久しぶりゼア。3度目の出場が決まったからには、首脳陣の思いは分かってます。同ブロックでは俺が一番マークされなきゃいけないと思うし、実際名前が出たので、皆さんなかなか“分かってるな"と。ただ、残念ながら、決勝で当たりたい選手として挙げられたのは小島選手のみ。それは『永田を決勝で破って優勝する自信がない』というAブロックの選手の自信のなさの現れだと判断しました。それ(連覇)を全身全霊で成し遂げようとするのが目的です。とはいえ正直、不安な点が1点。今日当たるクリス・ヒーロー。彼に対するデータがまったくない。試合をみたことなければ、どんな技をやるのかも分からない。ただ、彼がヒーローなら、自分もアンチエイジングヒーロー。“ヒーロー対決"を制して、一発目のリーグ戦で大爆発させたいと思いますゼア!」
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○スペル・クレイジー(4分02秒 ソルプレッサ)X熊野準
※もう一人はペサディーヤ
◇第1試合後◇
<「グローバル・リーグ戦2014」入場式>
【Bブロック前年度覇者 永田の挨拶】、「ノアファンの皆様、お久しぶりです。また今年もグローバル・リーグの季節がやってきました。グローバル・リーグ2014も俺のパワーが参加選手に力を与え、皆さんをハッピーにすることでしょう。今年のグローバル・リーグもよろしくお願いします」
【Aブロック 丸藤の挨拶】「このノアの顔になるために全勝優勝を狙っていきます。ここにいる全員が心に残るプロレス、熱い試合をしていくと思います。皆さんよろしくお願いします」
◇第2試合◇
▼30分1本
○森嶋猛 拳王 大原はじめ(6分36秒 体固め)石森太二 小峠篤司 X北宮光洋
※バックドロップ
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
マイキー・ニコルス コルト“Boom Boom"カバナ ○ザック・セイバーJr. (7分52秒 変型羽根折り固め)原田大輔 クワイエット・ストーム X平柳玄藩
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マイバッハ谷口(8分23秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xモハメド ヨネ
※マイバッハプレス
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○関本大介(10分30秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)[1敗=0点]X齋藤彰俊
【関本の話】「(激しいパワーファイトを制したが?)勝ちました。単純に嬉しいです。(最後は重い体を投げきったが?)重かった。延髄蹴り(スイクルデス)が効いちゃって、ちょっとグロッキーだったですけど、何とかラリアットで流れをこっちに戻せました。(掟破りの延髄蹴りも出たが?)まあ、延髄は僕も得意としてたんで、チャンスがあったらやってやろうと思ってました。(さらに重たい森嶋との試合が3日後に待っているが?)そうですね。今日の勢いを利用して、このまま突っ走ります。ありがとうございました!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○シェイン・ヘイスト(11分43秒 エビ固め)[1敗=0点]小島聡
※ボムバレーデス
【ヘイストの話】「ありがとう、小島さん。おかげで最高の一歩が踏み出せた。初戦で小島さんに勝てたことで勢いに乗れたぜ。俺に注目し続けろ。TMDKに注目し続けろ。グローバル・リーグに注目し続けろ!!」
【小島の話】「やっぱりさ、ノアのレスラーはスゲェよ。ノアの所属か、所属じゃないか知らないけどさ、やっぱりノアで揉まれている選手は違うなと思ったよ。逆に初戦でこういうことになっていい薬になった。このまま一気に行きたいと思います。(速いテンポで技を掛け合っていたが?)向こうは若くてバリバリだから、スタミナがたぶんスゲェあると思ってね。そのためにこっちだって鍛えてるから。たぶん俺の半分ぐらいしか年齢はないかもしれないけど、ただそれを乗り越えてあまりあるだけのキャリアが俺にはある。新日本プロレス、そして全日本プロレスでも生きてきた。それぞれで約10年と10年やってきて。このリーグ戦、絶対に落とすわけにはいかないから、任せておいてください」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○永田裕志(13分28秒 バックドロップホールド)[1敗=0点]Xクリス・ヒーロー【永田の話】「ああ、効いた。(アナウンサーに対し)嬉しそうだね。クリス・ヒーローのエルボーは強烈だった。知ってて何も言わなかったんだろ? シンプルなレスリングベースの選手かなと思ったけど、一発が強烈だったね。まさに初体験。素敵な経験をしたかなと。ちょっとだけ痛い経験だった。(初めての経験はちょっと苦かった?)苦くもあり、でも最高だね。ああいう海外の大きい選手がガンガン来る。まあ、ノアのスタイルなのかもしれないですけど、ああいう外国人がいたんだなって。いいのを食らったよ。(初戦で勝利を挙げたが?)皮肉にも俺が徹底的にエルボーを打ち込まれて、意識が飛びかけたことで、ノアのお客を喜ばせてしまったなと。そこが皮肉だったよね。でも勝ちは勝ちだよ。相手の力をより10に近づけて、完璧な10で倒すという、どこかで聞いたことのある戦法をやってしまったかなと。このマットにはなかなかない戦法ですけど。お客もなんだかんだ俺を歓迎してるよね。声援だろうが、ブーイングだろうが、好き勝手にこれだけリング上に熱いものを送らせる選手って他にいないんじゃないですか? ノアの首脳陣は頭がいいですよ。俺を呼んだってことはね。(リングの色は緑だが、未だに青く輝いている?)緑でいてほしいというあなたの気持ちがそう見せてるだけで、俺がリングに上がってあれだけ騒ぐってことは、すでに青く染まっているということだよ。緑に戻りきる前に、俺が戻ってきてしまった。確かにクリス・ヒーローは強かったよ、確かに。でも、それ以上に“アンチエイジング・ヒーロー"永田裕志はもっと強かった。このまま突っ走って、最終戦では再び俺が連覇するゼァ!」
【ヒーローの話】「残念だ! スタートダッシュに失敗したよ。2ポイントを取りにいったのに、結果は0ポイントだ。こんなことをするために、またノアに戻ってきたんじゃない。優勝するためだ! しかも俺にはノアの血が流れてる。ニュージャパンのユージ・ナガタに負けたんだ。それなのにノアでニュージャパンの選手に負けたんだ。クソ! 俺のホームはプロレスリング・ノアなんだ! いくら良い試合ができたからって、満足なんてできるか!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田中将斗(15分13秒 片エビ固め)[1敗=0点]X杉浦貴
※スライディングD
【田中の話】「なんて言うかな、このリーグ戦で分かれて、同じブロックに組み込まれ、この後楽園ホールでカードが組まれたってことはどういう意味か、俺はわかっとるし。後楽園ホールを熱狂させてくれっていうノア側の思いやったと思うし。それは俺の中にも凄いあったし、杉浦さんの中にもそういう気持ちがあったからこそね。今は終わったばっかりで、ホッとしている。歩いてここまで来れたことっていうのは良かったね。(お互いの力を確かめ合うような試合に見えたが?)やっぱりタッグを組んでいる以上、同じタイプでもあって、比べられるものっていうのがあると思うんで。チームメイトだからこそ、余計に負けたくないという気持ちもあったし。杉浦さんにしたって、そういう気持ちはあったんじゃないですか。だから確かめ合うっていうか、ああいうような意地の張り合いになったと思うし。(今後のリーグ戦については?)今は本当に終わってホッとしてるんで、次の試合は今の状態では考えられへんけど。初出場であって、やっぱり優勝しないと意味がないと思っているリーグなんで。それ以外は準優勝だろうと、リーグの中でトップだろうと、何でも一緒なんで。出るイコール優勝というのが付いてくると思う。だから優勝しか考えてないですけど。明日も新潟で試合があるんで、それまで絶好調に戻したいなと思います」
【杉浦の話】「(試合を振り返って?)負けだよ、今日は。あんなに強くてタフなヤツがいるとは思わなかった。でも今日は負けたけど、次は分からないよ。まぁ、組んでも戦っても“いい相手"とめぐり会えたよ」
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○中嶋勝彦(19分41秒 体固め)[1敗=0点]X丸藤正道
※ダイヤモンドボム
(試合後)
中嶋「ノアは丸藤だけじゃねえ。来てくれた全員が丸藤ファンじゃないだろ? 俺のファンだって来てくれてるだろ? 俺を応援してくれるファンのために、俺は絶対ここで戦い続ける。そしてこのリーグ戦、絶対俺は勝つぞ!」
【中嶋の話】「今日は勝てて嬉しいです。ずっと狙ってきた人なので。とりあえず勝てて良かったです。これがタイトルマッチだったらなお良かったです。(厳しい攻防が続いたが?)一番近くにいる人ですし、チームのリーダーでもあるんで。やることぐらい僕だってわかるし、向こうも一緒なんで。その部分でかなり探り合いはつらかったですね。(現GHC王者を倒して優勝が少し見えてきた?)いや、全然見えないですね。見えたって言いたいところですけど。でも、このリーグ戦の初戦は本当に大きな壁だったんで、それをクリアできたことは本当に嬉しいし、自信にも繋がりました。けど、リーグ戦はたとえチャンピオンだろうが一戦しただけでは乗り越えられるものじゃないと思うので。それだけ今回のリーグ戦もレベルは高いと思うし、気を引き締めていきます。(丸藤にシングルで初勝利となったが?)まだ頭がフワフワしているのでわからないですけど。前回のタイトルの時にタッグで勝ったぐらいかなと思うので。そういう意味では、ピンで勝てたというのは嬉しいし、それだけ僕もこのリーグ戦に命を懸けてるし。常に進化している中嶋勝彦というものを僕のファンには見せていきたいと思っていますので。今日はその結果が出せたんで良かったです。(ノアで大きな結果はまだ?)それがまだ出てないから頑張っているんです。ヘビー級で結果を残せていない現状が続いているので、それを一日でも早く突破したいなと思います。今回のリーグ戦は大きなチャンスなんで。前回のタイトル戦もチャンスでしたけど、あれはもらったチャンスなんで。しっかりこのリーグ戦でチャンスを掴んで、ベルトを…ノアの頂きを取りに行きたいと思います」
【丸藤の話】「何もわかんない…。わかんない…」
「グローバルリーグ2014」が開幕、大会前の記者会見ではGHCヘビー級王者の丸藤は「全勝優勝」を目標に掲げ、前年度覇者の永田は第三世代の健在をアピールするために小島との優勝決定戦を掲げた。
公式戦はヨネvsマイバッハからスタート、ヨネが先手を奪うも拳王、大原の介入で流れを変えたマイバッハがレフェリーを交錯させての無法地帯を作り上げると、大原の竹刀攻撃からマイバッハの刺又ラリアットが炸裂し、最後はチョークスラムからのマイバッハプレスで3カウントを奪い完勝。
彰俊vs関本はラリアット狙いの関本に彰俊がスイクルデスを浴びせると、パイルドライバーからデスパニッシュと畳みかけ、彰俊はスイクルデスを狙うが、ブロックした関本がジャーマンで投げ、最後はラリアットからのぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪う。
ヘイストは今年初参戦の小島と対戦、ヘイストのプランチャを自爆させた小島が首攻めで先手を奪うが、ヘイストが場外からエプロンへ叩きつけるパワーボムで反撃、終盤に小島がラリアットを狙うが、かわしたヘイストが逆にラリアットを浴びせると最後はボムバレーボムで3カウントを奪う。
永田はヒーローと対戦、永田のフロントハイキックに対しヒーローはローリングエルボーで応戦する展開となるが、ローリングエルボーにこだわるヒーローに張り手一閃で流れを変えると、白目式腕固め、大☆中西ジャーマン、突進するヒーローに延髄斬りを浴びせ、最後はバックドロップホールドで3カウントを奪い、2連覇へ向けて白星発進に成功する。
杉浦vs田中の弾丸ヤンキース対決は、序盤から両者はエルボー合戦を展開、杉浦が鬼エルボーからオリンピック予選スラムで勝負に出るが、阻止した田中がローリングエルボーを浴びせて杉浦の動きを止めると、スライディングDの連打で3カウントを奪う。
メインの丸藤vs中嶋は、逆水平合戦を制した中嶋がトラースキック、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けるも、丸藤も不知火で応戦し虎王で勝負に出るが、中嶋は水面蹴りで切り返すと最後はハイキックからのダイヤモンドボムで3カウントを奪い、丸藤が掲げた全勝優勝は早くも消えてしまった。
早くも波乱からスタートしたグローバルリーグ、11月8日の後楽園大会の決勝戦には誰が進出するか? -
関本が驚異的パワーで追い詰めるも、丸藤が虎王炸裂でGHC王座死守!10月12日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in YOKOHAMA」 横浜文化体育館 3500人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼GREAT VOYAGE in YOKOHAMA オープニング3WAYマッチ/20分1本
○ザック・セイバーJr.(4分08秒 変型羽根折り固め)X熊野準
※もう1人は北宮光洋
◇第2試合◇
▼「Go Forward」/30分1本
○クワイエット・ストーム ペサディーヤ(7分50秒 片エビ固め)齋藤彰俊 X平柳玄藩
※ラリアット
◇第3試合◇
▼「NOAH vs NJPW 〜Passage to GL 超危暴軍 vs 天コジ〜」/30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分50秒 反則勝ち)森嶋猛 Xマイバッハ谷口
※刺又攻撃
◇第4試合◇
▼「NOAH vs NJPW 〜Passage to GL BRAVE vs 青義軍」/30分1本
○永田裕志 中西学(13分46秒 バックドロップホールド)Xモハメド ヨネ 中嶋勝彦
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]拳王 ○大原はじめ(15分43秒 変型ムイビエン)[第22代選手権者]X石森太二 小峠篤司
☆石森&小峠組が初防衛に失敗、拳王&大原組が第23代選手権者となる
(試合後は森嶋ら超危暴軍が駆けつけ祝福)
おい横浜のクソ野郎ども、ようやく俺たちがベルトを獲ったぞ。これからどうなるか分かるか? これからノアのジュニアがめちゃくちゃ面白くなるぜ。背筋がゾクゾクするような試合をしていくからな。俺たちについてこい!」
大原「確かにまだしょっぱいと思ってる人もいるだろうね。。ノアの生え抜きでもないし…。でも、関係ないね。俺と拳王でノアをもっとムイビエンなノアにするから。(場内から『無理だ!』と野次が飛んでも)無理かもしれないね。無理かもしれないけど、挑戦したいと思います。ぶっちゃけ俺なんかの言うことはどうでも良くて、今日はドンが大切なことを特別に2回言うから、聞いてください」
拳王「俺たち超危暴軍に文句のあるヤツ、歯向かうヤツはなぁ…」
森嶋「かかってきなさい! かかってきなさい!!」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「あいつらがチャンピオンの時はよ、うんともすんとも言わなかった客がよー、俺たちに期待してるんだよ。俺たちだよ、そういうことだよ」
▼大原「本当だよな。変わってきてるだろ。しょっぱいと思われてるかもしれないけど、タッグリーグ、今日と結果を出してきてる。これからもどんどん変わるから。ノアがもっとムイビエンになるから」
――敗れたばかりの石森、小峠組から再戦要求があったが?
▼拳王「なんだよ、あいつら今まで散々俺たちから逃げておきながら、負けたらもう一度? そういうところがよ、男気がないんだよ。俺たちみたいによ、男気あるレスラーになってみろ、そしたら挑戦させてやるから」
▼大原「足が痛いとかな、そんな言い訳通用しない、俺は今まで言っていなかったけれど、俺は入門してからずっとな、石森太二の背中見てきてな、言うならば、新入部員で入って球拾いばかりの雑用、あいつだけ扱いが全然違うよ。口もきけないようなそんな存在だったよ。そんな状態から、俺は俺なりにムイビエンになるようにやってきた。そして今日、あいつからベルト獲った。俺が獲った。これが結果であり証明だ」
―最後に改めて王者として?
▼拳王「リングでも言った通りよ、あんな奴らがベルト持っていても何にもなんねーよ、俺たちみたいによー頭使ってプロレスしているやつがチャンピオンにならないと。これからよー頭使ってこのノアのリングさらに面白くしてさらに活発にしていくからよ、てめーらもよ、背筋がゾクゾクする状態にしてやるから。」
▼大原「というワケで、今日もムイ・ビエン!」
【石森の話】「もう一回やらせろっ」
【小峠の話】「本当に今日も入り時間遅れてきて、治療してから来たって言っていたので、その状態であいつらを泳がせてしまったのは僕の責任だと思うんで。責任感じています。僕が力をつけないと。すみませんでした」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]
○原田大輔(15分39秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xスペル・クレイジー
☆原田が6度目の防衛に成功
(試合後にザックが登場)
ザック「ゴメンナサイ。ニホンゴ。8ガツ、3WAYタイトルマッチ。ワタシニ、カッテナイ。ダカラ、シングルタイトルマッチ、オネガイシマス」
原田「ザック…タイトルマッチ……やったるで、このベルトをかけて1対1で勝負や」
【原田の話】
――試合を振り返って?
▼原田「一発で全部流れを全部向こうに持ってかれるので正直、取り戻すのに力使ったんで。クレイジーはやはり、凄い男ですね。世界を渡り歩いてきて」
――片山ジャーマンで勝ったが?
▼原田「このベルトを獲った時からずっとタイトルマッチのフィニッシュは片山ジャーマンなんで。ザックもこの技でこの技で締めます」
――ザックから挑戦表明があったが?
▼原田「やったるで、ですね。場所はどこでも良いです。これからヘビーのリーグ戦が始まるんですけど、ヘビーのリーグ戦やからってジュニアも黙っているわけにはいかないので、その中でタイトルマッチをやりたいです。場所はどこでも良いです。それだけです」
――改めてザックの印象を
▼原田「今日も3WAYマッチをやって一人技術はずば抜けているんで、やっぱりそういうところは警戒していますし、それを克服した上で、僕は絶対勝ちます」
――最後に一言
▼原田「今日はスペル・クレイジーに勝って、次はザック。年内このベルトを持ったまま突っ走りますので、皆さん応援よろしくお願いします」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴 田中将斗(18分35秒 片エビ固め)[挑戦者]シェイン・ヘイスト Xマイキー・ニコルス
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が3度目の防衛に成功
【試合後の杉浦&田中】
――試合後は握手となったが?
▼杉浦「素晴らしいチームで、素晴らしい内容残せたんで、気持ちよくありがとうと言いたかったし相手にも、相方にも言いたかったし」
▼田中「こっちも危ないところあったし、その上で勝てたということがリング上の表情にも出たと思うし、ただ単に防衛回数伸ばしていくというそういうのは無いので。内容、同じチームだってTMD以上の試合が出来るっていうヤツが出てきたらやるだろうし、TMDK以下だったらやる意味無いと思うし、ただ単に回数重ねていくんだったら、誰でも来いやけど、やっぱり俺らは内容、ベルトの価値というのを高めていきたいから。そこに内容というのは必然的に必要になってくる」
――今日の内容は何点?
▼田中「本人が点数をつけるんじゃなくて、観に来てくれた人とかあなた達が決めることであって、俺たちは常に100点の試合を心掛けているんで」
――7月と比べて?
▼杉浦「それ以上に力もあるしね、何回やってもいい相手だと思うんで、またいつでもやりたいです。素晴らしいチームだと思うんで」
――勝因は?
▼杉浦「やっぱり諦めない気持ちじゃないですか。最後まで。どっちに転がってもおかしくなかったんで」
▼田中「チャンピオンとしての使命というか俺ら口では大きなことを言っているけれど、それだけのことやっているつもりだから。勝負論もあるし、内容も固めていきたいから大きいことを言うんであって。言うこと言う分、実行します」
――今後に向けて?
▼田中「このままチームが現れへんかったら、俺らが危ないと思うチームが出てきたらね、そこに防衛回数も増えていくんだろうし、でもそればっかりは俺ら分からんよ。どんなチームが出てきても俺ら負けるつもりはないし、まあ本当に今日以上のチームが出てくるんだったらいつでも出てきて良いし」
▼杉浦「対戦相手はそれくらいの気持ちで来てくれないと困る。俺らは強いしモチベーションも半端ないと思うしね。トレーニングもしっかりしているし、それくらいの相手に出てきてほしい」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(21分45秒 エビ固め)[挑戦者]X関本大介
※虎王
☆丸藤が4度目の防衛に成功
(試合後は両者大の字。先に立ち上がった丸藤が自ら関本を引き起こすと、感謝の握手。場内が拍手に包まれる中、グローバル・リーグ戦での「もう一回」を確認し合った。そして勝利者インタビューへ)
丸藤「彼ならまた、近い将来、このベルトを懸けて戦うことになると思うんで。チャンスをあげなくても、勝手につかんでくると思うし。“台風以上"の男でした。グローバル・リーグ戦でもう一回やりますけど、今日は彼のおかげで気持ち良い試合ができたんで、試合後は感謝の気持ちを込めてあいさつさせてもらいました」
ー予告通りの“虎王葬"については
丸藤「俺が彼を投げられるわけでもないし、投げられたとしても後が続かないし…。だから彼が倒れるまでヒザをぶち込みました。僕も負けたと思いました。でも、皆さんの応援の力で返せました」
ーグローバル・リーグ戦に向けては丸藤「次はひとまずリーグ戦を全勝優勝して、自分からやりたい相手を指名できる状況にしたい。今日はありがとうございました。今日は素晴らしい相手と、素晴らしいファンの皆さんによって、素晴らしい空間で試合ができて、こうして結果を残せたことをうれしく思います。これからも応援よろしくお願いします!」
【丸藤の話】
――改めて関本はどんな相手だった?
▼丸藤「今まで戦ったことがないような(パワーがあっても)外国人でも無いような選手だったと思うし、やっててとても気持ちよかったですね。終わった後のこの爽快感というのはレスラーにしか分からないと思う。たまんないね」
――虎王の完成度も高まっている?
▼丸藤「うん。おそらく彼の肉体じゃなかったら、一発目で終わってると思うけど、返してきたから予告通りにとことんやらせてもらいました」
――グローバル・リーグ戦に向けて?
▼丸藤「今までGHC王者がリーグ戦に優勝したことがないんで、優勝するだけじゃなくて全勝で優勝したいですね」
――関本との公式戦もあるが?
▼丸藤「イヤだね(笑) 今日勝ったから次も負けられないし」
――今後の防衛ロードに向けて?
▼丸藤「これまでの防衛戦は、ほとんどやられっ放しの中で勝ってきてるけど、先輩方もそうして“やられてやられて"勝ってきた。その人たちにも負けないようなチャンピオンになりたいと思います。ノアも厳しいと言われてるなかで、これだけたくさんの人が来てくれました。ただ、まだまだ空席もあったと思うんで、その空席をひとつひとつ埋めていけるようなチャンピオンになっていきたいと思います」
【関本の話】「やっぱり壁は高いです。壁は高いです。明日から精進して頑張ります。(リング上でどんな会話が?)まぁ意識がもうろうとしてあんまり覚えてないけれど、もう一回やろうというポーズをもらったんで僕は喜んで」
NOAH横浜大会のメインは丸藤がGHCヘビー級王座をかけ大日本プロレスの関本の挑戦を受けた。
試合は逆水平合戦からスタート、スピードで攻める丸藤に対し、関本はパワフルな一撃で応戦、先手を狙った丸藤は関本をエプロンに誘い込み断崖式不知火を狙うが、関本は断崖式ショルダースルーで場外へと落とし、高々と場外に落とされた丸藤は大ダメージを負ってしまう。
先手を奪った関本は丸藤のジャンピング背面エルボーをキャッチして投げ飛ばし、逆エビ固めで絞りあげ、丸藤もトラースキックや追い越しラリアットで流れを変えようとするが、不知火は回転途中で関本がバックドロップで叩きつけ、垂直落下式ブレーンバスター、アルゼンチンバックブリーカーで丸藤を追い詰める。
窮地となった丸藤は関本の突進をかわして場外へ落とすとノータッチ・トペを炸裂させ、リングに戻ったところでフロム・コーナー・トゥ・コーナーで追撃する。
関本も丸藤の串刺し攻撃を追尾してラリアットを決めると、丸藤も負けじと追尾して追尾合戦となり、スピードで丸藤が競り勝つが、再び狙った不知火は関本が回転途中で止めてしまうも、コーナーに乗った丸藤に関本がよじ登ると、下からすり抜けた丸藤はパワーボムで叩きつける。
勝負と見た丸藤は不知火からトラースキックを打ち込む、タイガーフロウジョンを狙うが、ダブルアームの体制をバワーで切った関本は丸藤と逆水平合戦を展開、丸藤は追い越しラリアットを狙うが、関本が追尾してラリアットを炸裂すると、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、丸藤は虎王を狙うも、関本はラリアットで迎撃する。
勝負と見た関本はぶっこ抜きジャーマンを決めるが丸藤はクリアする、関本はもう一発を狙うと、丸藤はオーバーヘッド式の膝蹴りで阻止してから虎王を連発、関本はラリアットを狙うが、丸藤は虎王で迎撃し、最後はもう一発虎王を浴びせて3カウントを奪い王座を死守した。
今まで団体内の選手中心に防衛戦をしてきた丸藤だったが、今回は初めて他団体の選手相手に防衛戦を行い無事防衛した。まして自身よりバワーがありスタミナのある関本相手に防衛したのは大きいと思う。
次期防衛戦はグローバルリーグ戦の覇者と行うことをアピールした。今年のリーグ戦は新日本から永田と小島、ZERO1から田中、大日本から関本がエントリーしているが、自分は丸藤への次期挑戦者という観点で優勝候補には丸藤が苦手とし、GHCヘビー級王座を防衛記録ホルダーで有る杉浦を推したい。
セミのタッグ選手権はTMDKからエルボーを仕掛け、タッチワークを駆使して杉浦を捕らえるが、交代した田中が奮闘して流れを変える。TMDKは合体攻撃からタンクバスターを狙うが、着地した田中が誤爆を誘発、杉浦がヘイストに雪崩式ブレーンバスターから田中のスーパーフライの波状攻撃で弾丸ヤンキースが流れを掴む。
勝負と見た田中はヘイストに垂直落下式ブレーンバスターからスライディングラリアットを狙うが、かわしたヘイストはリバースパワースラムから前後にラリアットを放ち、ダイナミックボムで叩きつける。
杉浦もニコルスと打撃戦となるが、ニコルスも一歩も引かずにエルボーを打ち返し、杉浦は鬼エルボーを乱打するが、ニコルスは立ち上がりデスバレーボムで叩きつける。
勝負と見たTMDKは杉浦にマイキーボム、合体タンクバスターを決めるが杉浦は必死でクリア、ならばサンダーバレーを狙うが、杉浦は着地して慌ててサンドイッチ攻撃を狙うTMDKの誤爆を誘発する。
ここで田中が入ると弾丸ヤンキースはニコルスをサンドバックタイムで捕らえ、最後は杉浦がドラゴンスープレックス、田中のスライディングD、杉浦がオリンピック予選スラムと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛した。
ジュニアヘビー級選手権はクレイジーの空中戦に原田は苦しめられ、クレイジーはソルプレッサやクレイジードライバーで追い詰めるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いを、原田は膝上めがけての垂直落下式ブレーンバスターで返すと、トラースキックを繰り出すクレイジーに、原田は大☆中西ジャーマン、膝アッパー、ローリングエルボーと畳み掛け、最後は片山アッパー、裏膝アッパーから片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはザックが挑戦表明をした。
ジュニアタッグ選手権は、超危暴軍が、かねてから痛めている石森の左膝に集中砲火を浴びせ、最後は大原が腕を決めながらの変形ムイビエンで石森からギブアップを奪い、王座を奪取した。 -
正統派ファイトのマイバッハに丸藤は大苦戦!大仁田は武藤戦まで示唆、電流爆破に完敗した杉浦
9月23日 NOAH/大花火「GREAT VOYAGE 2014 in NIIGATA〜大航海×大花火〜」 新潟市体育館 1800人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼〜大航海X大花火〜GREAT VOYAGE in NIIGATAオープニング3WAYマッチ/20分1本
○原田大輔(5分55秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)X熊野準
※もう一人は小川良成
【原田の話】「(小川の行動について?)元気だな、と思いますね。でも、ベルトには大して興味はないと思います。以前札幌で投げ捨てられたことがあったし、今日で2回目。何か気に入らないなら何回でもやります。小川良成と戦うのにベルトは必要ないと思うんで。次のクレイジーとは別物と考えています。(10・12横浜のクレイジーとの防衛戦が正式決定したが?)しっかり勝って防衛します。すでに何回も当たってるし、映像とかでも研究は進めてるんで、横浜のタイトルマッチは最高のものにしたいと思います」
◇第2試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャルタッグマッチ「Outbrake of war」/30分1本
○大谷晋二郎 高岩竜一(13分31秒 片エビ固め)齋藤彰俊 X北宮光洋
※投げっ放しフルネルソンスープレックス
◇第3試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャル6人タッグマッチ「超危暴軍 vs デーモン軍」/30分1本
▲森嶋猛 拳王 大原はじめ(11分50秒 両者反則)▲デーモン植田 KAMIKAZE 菅原拓也
※レフェリー暴行
(試合後)
拳王「これから首領が大事なことを二言だけ言うぞ。俺たち超危暴軍に文句のあるヤツ、歯向かうヤツはなあ…」
森嶋「かかってきなさい! かかってきなさい!!……あと、聖飢魔II! 聖飢魔II!!」
◇第4試合◇
▼〜大航海vs大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦スペシャルタッグマッチ「Super Junior」/30分1本
石森太二 ○小峠篤司(14分03秒 横入り式回転エビ固め)日高郁人 X藤田峰雄
◇第5試合◇
▼〜大航海vs大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦スペシャルタッグマッチ「Full Impact」/30分1本
○佐藤耕平 鈴木秀樹 横山佳和(11分50秒 ジャーマンスープレックスホールド)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xクワイエット・ストーム
【耕平の話】「見たか。俺らZERO1を潰す? 上等だよ。やってみろっつーの。俺も鈴木もチャンピオンなんだから負けるワケねーよ。横山が捕まるシーンが多かったかもしれないけど、今の横山ならそんなに心配することもないんで、安心して見てられた。今日はこれがZERO1だ!っていうのを見せられたと思う。ま、あのガイジン3人も負けたからってこれで引き下がったら、それまでだと思うし」
【横山の話】「こんなのZERO1が勝って当然。なんだ? TMなんとか…ワケわかんねーガイジン当てやがって。耕平さんと鈴木さんに失礼なんだよ!」
【鈴木の話】「(ノア初参戦の感想は?)ありません。リングが緑だというだけ。ただ、僕はフリーです。それより早く行かないと…。今日は新潟港からフェリーで青森港に行きます」
◇第6試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャルタッグマッチ「BRAVE vs 弾丸ヤンキース」/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦(17分10秒 片エビ固め)田中将斗 X小幡優作
※キン肉バスター
◇第7試合◇
▼メインイベント GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(22分55秒 片エビ固め)[挑戦者]Xマイバッハ谷口
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が3度目の防衛に成功
(試合後の勝利者)
丸藤「「あいつの底力は分かってたんで。武器より何よりあいつの“実力"にビビッてました。(正攻法で来たのは)おそらく俺よりもマイバッハのほうが、刺又一本じゃ電流爆破のインパクトにはかなわない…と分かっていたからだと思う。あいつがしっかりした実力を持ってることは分かったと思う。(次期挑戦者である関本に関して)。「あいつがモンスターであることは分かってる。しっかり当日までに考えて、しっかりとしたプロレスをやりたいと思います、(ファンに向けて)俺の中では今日の試合はメインイベントのつもりでやりました。これからも、これ以上のものを積み重ねていきたいと思いますんで、応援よろしくお願いします」
【丸藤の話】「(改めて正攻法で来たマイバッハについて?)今日のスタイルにプラスして武器を持ってこられたら、たまったもんじゃない…。(谷口周平としての成長は感じた?)もちろん。現に前哨戦で負けてるしね。ただ、俺もどうしても負けられなかった。(最後は虎王からの変型エメラルドと最上級だったが?)一発しか持ち上げる余力が無かったと思う。あそこで踏ん張られたら…虎王を何発でも打ち込んで勝つつもりだった。(勝敗を分けたのは?)マイバッハボムは何度か食らってるんで免疫があったけど、プレスはあまり食らったことがなくて。ただ、2発目のプレスを昔、どっかの誰かにやった返し方で打ち落とせたんで、それが勝利の決め手かな。あそこで食らってたら終わってたと思うし。とにかく今日はダメージが凄い…ハーフネルソンなんて久々に食らったし。スープレックスが効いたよ。幸い次は10月2日のSEMまで試合があくんで、しっかり治療して次に臨みたい。(王者として今後に向けて?)やっぱり今日も押されっぱなしだったと思う。ヤツのすべてを引き出せたとも思えないし、まだまだですね」
◇第8試合◇
▼特別試合 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ/無制限1本
○大仁田厚 矢口壹琅 保坂秀樹(8分37秒 体固め)杉浦貴 X平柳玄藩 高山善廣
※合体サンダーファイヤーパワーボム
(試合後)
大仁田は「おい! おい! 杉浦よ。負けたからには約束は守れよ。お前らが負けたら丸藤を出すという約束じゃ! 次は丸藤と電流爆破じゃ!!」
杉浦「おい! おい! おい! おい!俺は負けてねえよ。“俺ら"じゃなくて俺が負けたら…って言ったんだよ!」
大仁田「俺たちの!俺たちの青春はプロレスなんじゃ! おい! おい! ノアのファンに告ぐ! 人生はきれいごとじゃねえんだ! テメーら負けたらさっさと丸藤出して来いや!、次はWRESTLE-1じゃ! 丸藤の次は武藤じゃ! 分かったか! 新潟のプロレスファンよ…ありがとよ!」
【大仁田の話】「悪いけど杉浦の一言が気にくわねえな。逃げ口上みたいで。それがノアのやり方か? 人生にはよ、嫌なことも確かにあるよ。でも、吐いたツバ飲み込むようなことはするなよ。お前が負けてなくても、チームが負けたんだろ? チームリーダーは俺でありお前であるはずだ。でも、試合後に丸藤の名前を言おうと思ったら飛んじまってよ。丸…丸なんだっけ?って保坂に聞いたら『丸藤です』って言われてよ。そんなもんだよ。あとWRESTLE-1の名前を出したけど、全日本でもWRESTLE-1でも俺は残りわずかなレスラー人生の中で、乗り込む用意はいつでもあります。いつでもご用命ください。ま、これもプロレス、あれもプロレスじゃ! タイガージェット・シンがいて、カール・ゴッチがいて、ルー・テーズがいるのがプロレス。でも今、そのプロレスが低迷する中で……杉浦!! ハッキリ言って!!!…幻滅したぞ。もうちょっとお前は男らしい男だと思ってた。吐いたツバ飲むなよ! ノアファンの皆さん…プロレスは姿格好じゃねえよ!」
NOAHと大花火シリーズの合同興行をニコ生で視聴、NOAHのメインであるGHCヘビー級選手権はマイバッハが丸藤の要求通り、刺又を使わずセコンドの介入なし、マスクは捨てなかったがクリーンファイトで望み、序盤は両者共グラウンドの攻防を展開、丸藤は執拗なヘッドロックでスタミナを奪いにかかるが、マイバッハをセカンドロープに固定し下からのドロップキックはマイバッハがかわすと、エプロン上でのチョークスラムを敢行、丸藤は腰を強打してしまう。マイバッハは持ち前のパワーを駆使して腰攻めを展開、丸藤もロープワークを駆使しての得意の動きで反撃するが、マイバッハが反撃を断ち切り丸藤はペースをつかめない。
マイバッハは小橋譲りのハーフネルソンスープレックスまで披露、丸藤のタイガーフロウジョンも阻止し不知火も回転途中で止めてからマイバッハボムからマイバッハプレスで勝負に出るがカウントは2、ならばもう一発を投下するが丸藤はジャンプしての剣山で迎撃し、虎王を連発した後で後頭部への虎王も炸裂させ、最後は変型エメラルドフロウジョンが決まり3カウント、丸藤が大苦戦ながらも王座を防衛、マイバッハも付き人を務めた小橋建太のハーフネルソンスープレックスまで披露していたが最後で攻めが単調になってしまった、決め手の差が勝敗を分けてしまったのかもしれない。
NOAHの次なるビッグマッチは10月の横浜文体、メインは丸藤vs関本大介のGHCヘビー級選手権となった、NOAH主催の大会だが横浜文体は関本にとってはホームみたいなもの、丸藤にとってアウウェイになる可能性もある、こういった状況で丸藤はどういう試合を見せてくれるのか?
特別試合の電流爆破マッチは杉浦と高山が矢口を被弾させ先手を奪ったかに見えたが、その際に高山が流血してしまい、邪道軍は高山に照準を定め主導権を握る、場外戦のあとで邪道軍は高山を被弾させると、大仁田が杉浦を有刺鉄線バットで殴打して押し込んだところで杉浦も被弾、更には杉浦の顔面にレッドミストまで浴びせる。6選手が入り乱れたところで全選手が被弾すると、玄藩に集中砲火を浴びせ、最後は玄藩を被弾させてからのスーパーパワーボムで3カウント、杉浦と玄藩も何も出来ないまま邪道軍に完敗を喫した。
試合後の大仁田劇場では丸藤を電流爆破に引きずり込むことを杉浦に迫るが、杉浦も「オレは負けてない」と一蹴、大仁田もすぐ丸藤は出ることは難しいと判断したのか、次はWRESTLE-1の武藤敬司を引きずり出すことをアピールして大花火は幕となった。
他の試合では第1試合の3WAY戦に出場した小川は、原田が熊野を降した後でGHCジュニアヘビー級ベルトを奪い捨てるという暴挙に出てジュニアヘビー級王座に挑戦をアピールした。小川はジュニアヘビー級王座へ挑戦するのは始めて、原田への挑戦はスペル・クレイジーが先約だが、この後で挑戦ということになるのか?
NOAHvsZERO1は第3試合の超危暴軍vsデーモン軍は両者反則と荒れた試合となったが、KAMIKAZEは2階からのムーンサルトアタックを披露するなど強烈なインパクトを与え、第5試合では鈴木がNOAH初参戦となってTMDKと対峙しエルボースマッシュやワンハンドバックブリーカーを駆使して攻め込んだが、TMDKの連係にはタッグ屋は慣れていないのか苦戦を強いられたが、出番は少なめだったのが残念だった。
今回は丸藤は大仁田と電流爆破と試合内容やインパクトで勝負したが試合内容ではGHC選手権は勝っていた、電流爆破に関しては爆破のインパクトがあったが、杉浦と玄藩が試合形式になれてなかったのかアッサリと終わってしまったのが残念な部分でもあった、大仁田は丸藤を引きずり出した後はWRESTLE-1の武藤を引きずり出すことをアピールしたが、グレート・ニタでグレート・ムタに敗れているだけに、ニタの敵を武藤で獲るつもりなのだろうか?今の大仁田はマット界に突如として現れ去っていくUFO的存在なのかもしれない。【NOAH/越後大花火】杉浦も爆破餌食に…方舟マット初の電流爆破で大仁田激勝! 「次は丸藤、W-1武藤じゃ!」…新潟大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc #zero1 pic.twitter.com/xBTfEmWmRG
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 9月 23【NOAH/大花火】“正攻法マイバッハ”届かず 丸藤が薄氷V3▼超危暴軍vsデーモン軍は大混乱▼世界ヘビー王者・耕平が貫録勝ち、鈴木が初参戦…新潟大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc #zero1 pic.twitter.com/MEJdHfK7Pn
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 9月 23 -
電流爆破マッチに勝つために、丸藤は“谷口周平”を引き出す!
9月21日 NOAH「Shiny Navig. 2014」後楽園ホール 1400人
<コメント・アピールはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NEWリーダー vs Growing Bear」/15分1本
○平柳玄藩(7分20秒 片エビ固め)X熊野準
※昇龍玄藩
◇第2試合◇
▼「Physical Force To Clash」/20分1本
○クワイエット・ストーム(5分42秒 体固め)X北宮光洋
※ラリアット
◇第3試合◇
▼「モハメッドボンバーズ vs Establish one's Styles」/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔(8分49秒 片エビ固め)小川良成 X井上雅央
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼「NO MERCY vs TMDK」/45分1本
○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(13分42秒 片エビ固め)X杉浦貴 齋藤彰俊
※タンクバスター
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔(16分17秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X旭志織
☆原田が5度目の防衛に成功
【原田の話】「(試合を振り返って?)疲れた…。あそこまで丸め込んで来るとは思わなかったんで。スキあらば(3カウントを)取ったろっていうのが最初から見えてたんで、苦しかったです。いやぁ、くどいっすね。あれだけしつこく来ると、いつスリー入ってもおかしくなかった。でも、苦手意識のある相手から“片山ジャーマンで3カウントや"できたってことは、自信につながったし、最後に握手できたのも納得できるものがあったからですね。(まだまだ戦いたい相手?)確かにあれだけねちっこいのはイヤですけど、自分がもっとレベルアップするためには、まだまだ必要な相手やと思いますね。(次の防衛戦に向けて?)個人的にはジュニアタッグリーグ戦に向けて悪い流れを作ってしまった原因の一人として、スペル・クレイジーとやりたいですね。横浜文体でもいいですし、どこでもいい。クレイジーとやりたいです。旭選手とは違った意味でやりづらい相手。ペースをつかむのも、お客さんを味方につけるのもうまい。でも、やっぱりそんなクレイジーに勝つことも、自分がレベルアップするために必要なこと。決まったら今日と同じように必ず防衛します」【旭の話】「試合前に集大成で挑むと言いました。文字通り俺の全部を出しました。それを上回ったチャンピオンがもっと素晴らしかった。チャンピオンあっぱれですよ。悔しいです。でも、引き下がれないですよね。今日は、今日までの集大成でしたけど、明日からの分の集大成を積み重ねて、もう一回、もう一回…って、次の集大成で挑みますよ。チャンスはまだあるって信じてますから」
◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦「BRAVE vs 超危暴軍」キャプテンフォールイリミネーションマッチ/時間無制限
[BRAVE]○丸藤正道[キャプテン] 中嶋勝彦 石森太二 小峠篤司 (39分51秒 エビ固め)[超危暴軍]森嶋猛 Xマイバッハ谷口[キャプテン] 拳王 大原はじめ
※フランケンシュタイナー
【失格順】
[1]森嶋(19分19秒、中嶋のジャーマンスープレックスホールド)
[2]中嶋(24分30秒、大原によるオーバー・ザ・トップロープ※OTTR)
[3]拳王(28分57秒、石森の首固め)
[4]大原(32分39秒、石森&小峠の合体キルスイッチ→小峠のエビ固め)
[5]石森(34分11秒、マイバッハのマイバッハボム→体固め)
[6]小峠(35分06秒、マイバッハのマイバッハプレス→エビ固め)
[7]マイバッハ(39分51秒、丸藤のフランケンシュタイナー→エビ固め)
(試合後)
丸藤「見たか。俺には刺又は効かないぞ。だから2日後の新潟は正々堂々戦え」
【試合後のBRAVE】
――試合を振り返って?▼丸藤「結果を見たでしょ。俺たちの勝ちだ」
▼石森「こっちは3人残ってて、向こうは(マイバッハ)1人だったんで、行ける!と思ったんですけどね…。俺たちが立て続けにやられてしまった。でもジュニアタッグに向けては、まだまだ俺らが手の内を明かしてない感じなんで」
▼小峠「俺たちは最強、俺たちは強いでしょ! 俺も今日は大原はじめを倒した。最強でしょ! BRAVEが!」
▼中嶋「今日はBRAVEとしての成長が見れたと思うし、超危暴軍には絶対負けない気持ちで臨みました」
――マイバッハは最後、刺又を投げ捨てるような仕草をみせていたが?
▼丸藤「俺にやっても通用しないことが分かったんでしょ。だから今までとは違うマイバッハで来い。そうじゃないと俺には勝てない」
――改めてマイバッハ戦へ向けて?
▼丸藤「そうだな…正義は勝〜つ!」
▼中嶋「それ、誰かのセリフじゃ…」
▼丸藤「正義は勝〜つ!」
☆『グローバル・リーグ戦 2014』出場選手
▼永田裕志(グローバル・リーグ戦2013優勝/3年連続3度目の出場)▼丸藤正道(3年連続4度目の出場)
▼モハメド ヨネ(5年連続5度目の出場)
▼中嶋勝彦(3年連続3度目の出場)
▼杉浦貴(5年連続5度目の出場)
▼齋藤彰俊(5年連続5度目の出場)
▼森嶋猛グローバル・リーグ戦2011優勝/5年連続5度目の出場)
▼マイバッハ谷口(3年連続3度目の出場)
▼マイキー・ニコルス(3年連続3度目の出場)
▼シェイン・ヘイスト(3年連続3度目の出場】
▼クリス・ヒーロー(初出場)
▼コルト“Boom Boom"カバナ(初出場)
▼クワイエット・ストーム(初出場)
※ヘビー級に転向▼小島聡(初出場)
▼田中将斗(初出場)
▼関本大介(2年連続2度目の出場)
シリーズ最終戦の後楽園大会、第3試合後には「グローバル・リーグ戦 2014」の出場選手が発表され、新日本からは昨年の覇者である永田だけでなく小島、ZERO1からは弾丸ヤンキース絡みで田中、大日本から関本、外国人勢からはグローバルタッグリーグにも参戦したヒーローとカバナ、そしてヘビー級に転向したストームと今年は豪華なマンバーが揃った。
セミのGHCジュニアヘビー級選手権は試合開始早々旭が丸め込み技を仕掛け、その後も隙あれば旭が丸め込み技を繰り出し、丸め込み技だけでなく卍固めでスタミナを奪い、エプロンの攻防でも断崖式デスバレーボムで叩きつけ原田に大ダメージを与える。
勝負と見た旭は首固め、阿吽と畳みかけるが、原田は張り手合戦を片山ストレートで制した後でダイビングエルボーを投下、旭も原田の突進をレフェリーを盾にしてタイミングをずらすが、原田は旋回式の延髄斬りを浴びせ、膝上への垂直落下式ブレーンバスターから片山ジャーマンを狙う、しかし旭は丸め込み技を連発し、切り札のモダンタイムスを決めるが原田はクリア、ならば阿吽を連発すると、三回目を原田はエルボーで阻止し大☆中西ジャーマンからニーアッパー、ローリングエルボーから変型ニーアッパーと畳み掛け、最後は片山ジャーマンで3カウントを奪い原田が王座を防衛、次期挑戦者にはスペル・クレイジーを指名した。
メインのBRAVEvs超危暴軍のキャプテンイリミネーション戦はまず中嶋のジャーマンで森嶋が失格、その後は中嶋、拳王、大原と失格し、BRAVEは三人、超危暴軍はマイバッハ一人の状況となる。ここからマイバッハが粘り石森をチョークスラムからマイバッハボム、小峠をチョークスラムからマイバッハプレスと脱落させるが、丸藤はスピードを生かしてマイバッハを霍乱、不知火からパーフェクトフェースロックで追い詰めるも、拳王が西永レフェリーの足を引っ張ると丸藤が気を取られてしまい、ここからマイバッハが丸藤と西永レフェリーを交錯させ無法地帯を作る。
だがヨネを含めたBRAVE勢も駆けつけて超危暴軍と乱闘となり、ドサクサに紛れてマイバッハが刺又を投入、刺又デットリードライブ、刺又ラリアットで丸藤を追い詰める。
しかしマイバッハボム狙いは丸藤は首固めから丸め込み技を連発、最後はフランケンシュタイナーで3カウントを奪いBRAVEが勝利となった。
試合後は丸藤が「俺にやっても通用しないことが分かったんでしょ。だから今までとは違うマイバッハで来い。そうじゃないと俺には勝てない」とマイバッハに通告、丸藤はマイバッハの仮面の下にある“谷口周平”を引き出すつもりでいる。なぜ“谷口周平”なのか?23日の新潟はGHCヘビー級選手権がメインとされているが、実質上は番外戦扱いの電流爆破マッチがメインを務める、大仁田の電流爆破マッチに勝つためには強烈なインパクトが必要と考え丸藤は“谷口周平”を引き出そうとしている。
果たして23日は仮面の下にある“谷口周平”が現れるのか、GHCヘビー級選手権も注目である。 -
シングル対抗戦で拳王が丸藤からフォール勝ち…超危暴軍の勢い衰えず
9月6日 NOAH「Shiny Navig. 2014」ディファ有明 1250人 満員
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「テクニシャン vs The Shark」/15分1本
○小川良成(5分37秒 横入り式回転エビ固め)Xジンゾー
◇第2試合◇
▼石森太二復帰戦 3WAY/20分1本
○石森太二(4分39秒 エビ固め)Xロッキー・ロボ
※レヴォルシオン もう一人はクワイエット・ストーム
◇第3試合◇
▼「TMDK vs Growing Generations」/30分1本
○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(9分01秒 片エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※マイキーボム
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○旭志織 ヒロ・トウナイ(14分51秒 ジャックナイフ式エビ固め)原田大輔 X平柳玄藩
◇第5試合◇
▼「NO MERCY vs BJW」/30分1本
杉浦貴 ○齋藤彰俊(16分52秒 片エビ固め)関本大介 X橋本和樹
※スイクルデス
【関本の話】「丸藤が勝とうが、マイバッハが勝とうが、俺がGHCに挑戦する…というか、挑戦してやる!」
◇第6試合◇
▼BRAVE vs 超危暴軍シングル4番勝負第1戦「桃色熱血青年vs暴走ムイビエン」/30分1本
○小峠篤司(11分06秒 反則勝ち)X大原はじめ
※急所攻撃
◇第7試合◇
▼BRAVE vs 超危暴軍シングル4番勝負第2戦「戦慄の蹴撃vs首領」/30分1本
○森嶋猛(11分35秒 体固め)X中嶋勝彦
※バックドロップ
◇第8試合◇
▼BRAVE vs 超危暴軍シングル4番勝負第3戦「核弾頭vs暴走鉄仮面」/30分1本
○マイバッハ谷口(6分51秒 片エビ固め)Xモハメド ヨネ
※マイバッハプレス
◇第9試合◇
▼BRAVE vs 超危暴軍シングル4番勝負第4戦「Genius of the Noah′s ark vs 剛拳」/30分1本
○拳王(14分44秒 体固め)X丸藤正道
※マイバッハのマイバッハボム
(試合後)
拳王「丸藤チャンピオン。いや、今日は俺が勝ったから、俺がチャンピオンかもしれねえな、そんなことは俺の心の隅に置いといて…次、マイバッハが丸藤からベルトを獲るから覚悟しておけよ。BRAVEの腰抜けたち。次の後楽園のキャプテンフォールイリミネーションマッチ、また今日のように腰抜けの姿にしてやるから。てめえら(石森、小峠)、楽しみにしておけ」
大原「「ちょっと海外に行っていたんで、みんなと無事に会えて良かったです。そんな俺の個人的なことはどうでもいい。今から首領がいいことを2回言うから、それを聞いて」
拳王「ディファ有明のクソ野郎どもよく聞け。俺たち超危暴軍に文句のあるヤツ、はむかうヤツは…」
森嶋「かかってきなさい! かかってきなさい!」
【試合後の超危暴軍】
▼森嶋「俺たちは4人で戦ってるんだ。あいつらは(セコンドに)全員付いてない時点で俺らに勝てるわけないんだよ。俺らは全員で戦っている。みんなで超危暴軍としてやってる。何か文句があるか? あとは3人に聞いてくれ」▼拳王「そういうことだよ。今日のマイバッハを見ただろ。この勢いであいつからベルトを獲っちまおうぜ。てめえらよ、見てみろよ。このマイバッハの殺気立った姿をな」
▼大原「(マイバッハがアナウンサーの首を絞めてから去って行くと)というわけで、今日もムイビエン!」
NOAHの新シリーズが開幕、開幕戦ではBRAVEvs超危暴軍のシングル4番勝負が行われ、小峠vs大原は大原がセコンドの石森を挑発しつつ腰攻めで主導権を握り、小峠のキルスイッチ狙いをレフェリーの眼前で急所打ちを放ったため余裕の反則負けでBRAVEが先手を握るも、中嶋vs森嶋は森嶋が石斧攻撃なしのクリーンファイトで中嶋と渡り合い、中嶋がハイキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、すぐさま森嶋がバックドロップ2連発を決め3カウントを奪いタイスコアに持ち込み、ダウンしている中嶋を場外へ放り込む余裕ぶりを見せ付ける。ヨネvsマイバッハはマイバッハがラフ一辺倒でヨネを圧倒、最後は腹部への刺又攻撃、刺又ラリアットから刺又でヨネをメッタ撃ちにしマイバッハプレスで完勝を収める。
そしてメインの丸藤vs拳王は丸藤が逆水平で先手を奪いネックツイストから首攻めを展開するが、丸藤の串刺し攻撃が西永レフェリーに誤爆すると、ここから森嶋と大原が乱入して丸藤を襲撃、形勢逆転に成功した拳王はランニングニーからアンクルホールドで丸藤を追い詰める。しかし丸藤はフロントハイキック、追い越しラリアット、逆水平、串刺し式背面ジャンピングエルボー、無重力式顔面踏みつけ、トラースキックとすぐ逆転するが、不知火を阻止した拳王もニーアタックからソバット、二段式回し蹴り、ジャーマンと応戦する。丸藤のトラースキックをかわした拳王はハイキックからドラゴンスープレックスを決めると側頭部へのミドルキックから羅喉を狙うが、丸藤はトラースキック
、不知火を決めカバーに入るも背後からマイバッハが刺又で襲い掛かり西永レフェリーも巻き込んで再び無法状態となってしまう。丸藤はマイバッハを蹴散らし、拳王には虎王を浴びせるが、マイバッハがラリアットを浴びせると刺又攻撃、チョークスラム、マイバッハボムと畳み掛けてから拳王を丸藤を多い被せ3カウントとなり、対抗戦は3勝1敗ながらも超危暴軍が勝利、小峠vs大原の試合内容も考えると実質上ストレート勝ち、拳王の勝利も丸藤がマイバッハにしてやられた形となった。
8月24日の後楽園大会では丸藤は森嶋を降してGHCヘビー級王座を防衛したものの、。23日新潟ではマイバッハが挑戦し、拳王と大原もGHCジュニアタッグするなど超危暴軍の勢いは衰えず、マイバッハの介入もあったが拳王もヘビー級王座への挑戦も視野にする発言をした。そして丸藤vsマイバッハの勝者に大日本の関本が名乗り、丸藤時代を築くための闘いはまだまだ続く。 -
丸藤が虎王で森嶋を沈めGHC王座防衛もマイバッハが挑戦に名乗り、そして関本も・・・
8月24日 NOAH「Summer Navig.2014」後楽園ホール 1680人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Growing Generations vs La Cuarta Dimension 〜a Settlement〜」/20分1本
○北宮光洋 熊野準(11分43秒 卍固め)ロッキー・ロボ Xジンゾー
◇第2試合◇
▼「Go Forward〜Lightning Sword vs Bamboo Sword〜」/20分1本
○拳王 大原はじめ(11分02秒 ドラゴンスープレックスホールド)X小峠篤司 池田大輔
◇第3試合◇
▼「Weaponized NO MERCY vs Critical TMDK」/30分1本
シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス 小川良成 ○ザック・セイバーJr. (12分15秒 片エビ固め)高山善廣 原田大輔 クワイエット・ストーム X平柳玄藩
※PK
◇第4試合◇
▼「Who's next スペシャルシングルマッチ 第1戦」/30分1本
○関本大介(10分54秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)Xモハメド ヨネ
【関本の話】「勝ったぞオラ! モハメド ヨネに勝ったぞオラ! ヨネさんとの試合が決まった時点でタフな試合になることは分かってた。だから今日は気持ちで行こうと。ヨネさんに絶対勝つんだ!っていう気持ちで行った。(GHCへの査定的な意味合いもある試合だったが?)そろそろいいんじゃないか? 丸藤の持つGHCヘビーに挑戦させてくれ。いや…挑戦させろ! その前に杉浦だ。杉浦の首を手土産に挑戦してやる。ヨネの次は杉浦だ。そのうえで俺が丸藤に挑戦する」
◇第5試合◇
▼「Who's next スペシャルシングルマッチ 第2戦」/30分1本
○杉浦貴(13分20秒 片エビ固め)X齋藤彰俊
※オリンピック予選スラム
【杉浦の話】「(齋藤を勧誘したが?)ぶつけられたからね。組んでいいもん出せればいいかな、と。(激しい一戦となったが?)ちょっと…わかんない。記憶が…」【齋藤の話】「(試合を振り返って?)勝負は時の運。今日は負けましたが、『次やったら勝つ…次やったら勝つ!』という気持ちで切磋琢磨しながらやっていきたい。GHC最多防衛記録保持者で現タッグ王者から、このTシャツをもらった。このNO MERCYで日本だけじゃなくて世界にアピールしていきたい。(杉浦とは)今日の試合で気持ちをシェアできたんで、気持ち良く(NO MERCY入りを)承諾します。NO MERCYを作った人間は今、アメリカにいますからね。NO MERCYは世界で活躍してますから。海外まで響かせないといけないと思います」
◇第6試合◇
▼「Who's next スペシャルシングルマッチ 第3戦」/30分1本
○マイバッハ谷口(11分35秒 片エビ固め)X中嶋勝彦
※マイバッハプレス
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(20分43秒 片エビ固め)[挑戦者]X森嶋猛
※虎王
☆丸藤が2度目の防衛に成功
(試合後に刺又を手にしたマイバッハは単身リングイン。丸藤のノド元に刺又を当てて無言の“仇討ち挑戦表明")
丸藤は「代わりにしゃべってやるから下がれ、(マイバッハはそのまま退場)素直なところもあるじゃねえか(笑)お前が素直に来てくれたから、素直に挑戦受けてやるよ」
(勝利者インタビュー)
丸藤「見ての通り、キツかったです。でも屁でもない。どんなヤツでもかかって来い、、「今日は小峠も一人で頑張ってくれた。小峠にも拍手を」
小峠「丸藤さんの実力なんで。BRAVEの防衛に少しでも貢献できて良かったです」
丸藤「(マイバッハの挑戦に関して)「お客さんがどう思ってるか、だよ。力をつけてから俺の前に立ってくれ。暑い日が続く中、こうして足を運んでいただいてありがとうございました。必ず皆さんの期待以上のノアに俺がします。本日はありがとうございました!」
【丸藤の話】「(改めて試合を振り返って?)前哨戦で連敗してたのが正直プレッシャーになってた。バックドロップも試合の流れの中でタイミングが良かったから(返すことができて)助かったけど…。(森嶋の超危暴流ファイトについて?)意外に頭いいなと思いましたよ。超危暴軍を首領(ドン)として引っ張ってきただけはある。彼とは入門から一緒。対角線でもいい。俺たちでノアをトップに持っていこう。(大きな声援もあったが?)声援は本当にありがたい。でもそこに甘えずにしっかり突っ走っていきたい。(マイバッハが名乗りを上げたが?)森嶋猛がやられたから、あいつが出てきたんだと思う。あいつはキャラだけじゃなくて、ちゃんとした実力を持ってる人間だと俺は思ってる。『マイバッハってこんなにつえーんだ』って思われるように俺がしっかり引き出したうえで勝ってやる。もしくは自分で“そこ"まで上げて来い。(虎王連射がフィニッシュになったが?)相手がヒザ立ちになればね、ガッチリ決まる。これからも使っていきたいと思います」
シリーズ最終戦で丸藤がGHCヘビー級王座をかけ超危暴軍の首領である森嶋と対戦、両者は2012年3月18日の横浜大会でベルトをかけて対戦、当時は森嶋が王者、当初は杉浦が挑戦する予定だったが負傷で欠場し代役として丸藤が挑戦するも急遽の挑戦だったことから体調は万全ではなく森嶋のバックドロップに敗れてしまった。今度は丸藤が王者、森嶋が挑戦者と立場を入れ替わっての選手権となった。
東京スポーツ誌上ではGHC選手権では初のランバージャック戦になるのではと言われたが結局通常ルールに、森嶋のセコンドには超危暴軍のフルメンバー、丸藤のセコンドには小峠のみ、試合も早速超危暴軍が介入してセコンドの小峠が返り討ちになるなど森嶋有利で試合が進むも、丸藤は森嶋のヒップドロップを自爆させてからの無重力ジャンプ式顔面踏み付けで反撃しトラースキック、ジャンピングハイキック、逆水平からの追い越しラリアットで流れを変える。
しかしマイバッハが西永レフェリーを場外へ引っ張り出すと超危暴軍が介入して総攻撃をかけるが、丸藤は小峠と共に超危暴軍を排除し森嶋にフロム・コーナー・トゥ・コーナーを狙うも、今度はマイバッハが介入し場外への刺又式デットリードライブで丸藤に大ダメージを与える。
ここで勝負と見た森嶋は重爆ヒップアタックの連打からモリシハンマーの連打、ジャーマンと畳みかけバックドロップを狙うが、踏ん張った丸藤はトラースキックから不知火、そしてポールシフトを狙うも逆に持ち上げた森嶋は雪崩式を狙う。しかし丸藤は雪崩式不知火を敢行してパーフェクトフェースロックで絞めあげる。
ロープに逃れた森嶋は丸藤をコーナーめがけて突き飛ばすが、突進したところで丸藤の虎王が炸裂し再度ポールシフトを狙うが、森嶋は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺しラリアットを連発してからバックドロップを狙うも丸藤は体を入れ替えてトラースキック、後ろ回し蹴り式トラースキックからポールシフトで突き刺すも、クリアした森嶋もすぐさまバックドロップを決める。
再び大ダメージを負った丸藤に森嶋はモリシハンマーの乱打からラリアットを狙うが丸藤が虎王を森嶋の顎に決めると、森嶋がグラついたところで虎王を連発して3カウント、丸藤が王座を防衛した。
試合のポイントはやっぱり丸藤の虎王、森嶋は体重があるだけに変型のエメラルドフロウジョンは決まりにくい、咄嗟だったかもしれないが丸藤は虎王をフィニッシュに使った、虎王は基本的にフィニッシュ前に使う技だが使いようによってはインパクトのあるフィニッシュにも使える、森嶋に勝つことだけでなく虎王もフィニッシュに使えるとわかったことで丸藤にとっても有意義のある防衛戦だったと思う、
試合後にはセミで中嶋を正攻法で降したマイバッハが挑戦に名乗りを上げ、9月の新潟大会での防衛戦が濃厚となった。ただ気になるのは関本の存在、今大会ではヨネを降し31日の大日本プロレス名古屋大会で組まれている杉浦戦の結果次第ではGHCヘビー級王座挑戦に名乗りを挙げることが濃厚となってきた。また今まで所属復帰はしたものの無所属だった彰俊は杉浦に敗れた後でNO MARCY入りを表明、NO MARCYはフリーの高山とストームを入れて6人、また弾丸ヤンキースとしてZERO1の田中将斗と共闘しているがフルメンバーは杉浦、原田、玄藩の三人のみだけに彰俊の加入は大きいと思う。
虎王もフィニッシュに使うことで丸藤のプロレスの幅も広がったが、丸藤が自分の時代を築けるかの戦いもまだまだ続く【NOAH】虎王3連射で森嶋撃沈!丸藤V2、仇討ち決起のマイバッハ迎撃へ▼齋藤がNMC入り▼ヨネを正面突破 関本GHC獲り視野に▼石森登場「来月復帰」宣言…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/Y3y92wxU94
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 8月 24丸藤、最後の虎王3連発は凄かったな、重い森嶋が投げ切れないと見るや打撃で活路、ズバズバ森嶋に入って説得力十分のフィニッシュでした。 #noah_ghc
— あべしん (@abeshin_0417) 2014, 8月 24そういえば、最近のマイバッハ、よくリング上で笑ってるんだよな〜。ヒールのドヤ顔笑いが似合ってきた。 #noah_ghc
— ゴング (@matsuyoshi62) 2014, 8月 24 -
ジュニアタッグ優勝、森嶋の復帰…超危暴軍の逆襲!8月2日 NOAH「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」ディファ有明 1600人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼Jr.TAG LEAGUE Special Editionタッグマッチ/30分1本
○平柳玄藩 菊タロー(7分35秒 エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※合体昇龍玄藩
◇第2試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]スペル・クレイジー ○マット・ストライカー(1分24秒 首固め)[2勝2敗=4点]小川良成 Xザック・セイバーJr.
◇第3試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○拳王 大原はじめ(10分26秒 反則勝ち)[3勝1敗=6点]獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
※レフェリー暴行
☆拳王&大原組が優勝決定戦進出
(試合後)
拳王「おい! タイガー&ライガー、おめえらは怒っててもよ、今日の勝ち星はどっちについたんだ? どっちが決勝戦に進むんだよ? お前らは歳の数だけキレるのか。決勝戦に進むのは俺たちなんだよ。タッグリーグを盛り上げてくれてありがとうございます。決勝戦の準備があるんでお先に失礼します」
ライガー「おい、ノアのファンのクソ野郎どもよ。タイガーのマスクを裂いて、流血させて、これで反則負けを取らないで、なんで俺たちは反則負けなんだ。ノアのクソガキども。答えられるなら答えてみろ」と(吐き捨てると、ブーイングを受けてさらに激怒)ブーブー言うしか能の無いクソッタレどもが。ノア、大将が出てこい!クソブタども!俺たちと1対1でできるのか」(と暴言を連発。リングサイドのファンに掴みかかる暴挙に出る)
タイガー「お前らな、帰れ帰れっていうけどな、俺たちを呼んだのはノアなんだよ。文句あるならノアに言え。俺たちはG1中に来てやってるんだ。いいか、拳王&大原。お前、甘く見るなよ。この落とし前は必ずノアのリングで付けてやるからな。ブーブー言ってるヤツは憶えておけ。新日本を甘く見るなよ」
【ライガーの話】「おい、どう思うよ? こっちはここまでされてるんだ。なんでこっちが反則負けなんだ? 納得いく理由を言ってくれよ。(アナウンサーに対して)お前は日テレだろ。これをどう見るんだ? 俺は何回もレフェリーにチェックしろって言ってるよ。このノアという団体は、ノアのレフェリーはグルなのか? (このままでは終われない?)お前はバカか。こんな団体に何で上がる必要があるんだ。こんな風にされて、こっちが反則負けだ。じゃあ、どうやって俺たちは勝つんだ? ノアのファンにも言っておけ。これだけのことをするノアをなぜ応援するんだ? あのブーイングの意味がわからない。ノアのファンはバカなのか? この現実を見せられて、それでブーイングしている。しかも隠れて。奴らは群れでしか喋らない。俺たちが絶対に手が届かないところでしょ。だからわざわざファンのところに行ったんだ。お前らはバカか?」
【タイガーマスクの話】「俺らはノアに来て、何か反則してるのか? 日テレさん、教えてくれよ。テレ朝は丸藤が来ようが、ノアの人間が来ようが、いい試合した人間には最高の賛美を送ってる。G+、日テレの人間だけなんだよ。何をやってもノアの味方。日テレ系で味方をしてくれるのは原監督だけだよ。原監督は毎回『ノアで大暴れしようぜ。タイガー&ライガーの強さを見せよう』って言ってるよ。見てる人間は見てるんだよ。今日の試合、どう思います? どっちが勝ってたんですか? どっちがちゃんと試合をしようとしていたのか? ちゃんと言ってください。(明確な答えが返ってこないと)名前を出せよ! どっちだ!? もう1回言うぞ。『ワールドプロレスリング』はまともな人間の名前を出すんだ。丸藤だろうが何だろうが。名前を出してくれよ!? どっちがまともなんだ。ライガー&タイガーだって言ってみろ!」
◇第4試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○ロッキー・ロボ ジンゾー(11分31秒 三角飛び式ウラカンラナ)[2勝2敗=4点]旭志織 Xヒロ・トウナイ
◇第5試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○原田大輔 クワイエット・ストーム(15分40秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[3勝1敗=6点]石森太二 X小峠篤司
☆原田&ストーム組が優勝決定戦進出
◇第6試合◇
▼「Go Forward」/30分1本
○シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス(11分39秒 片エビ固め)X齋藤彰俊 関本大介
※ボムバレーデス
◇第7試合◇
▼森嶋猛復帰戦/30分1本
○森嶋猛 マイバッハ谷口(11分20秒 片エビ固め)X丸藤正道 中嶋勝彦
※バックドロップ
(試合後)
森嶋「俺が言いたいことはひとつだけだよ。かかってきなさい! かかってきなさい!」
【森嶋の話】「リング上で言ったことだけだよ。それだけだ、オラ。(チャンピオンを破ったが?)それだけだよ。何かあるか? 俺らは俺がいなかろうが、他のヤツらもやってきたんだよ。今日はあいつらが優勝して、俺らが今、ノアで最も超危暴しているやつらだっていうことを証明するだけだ。確かにあのチョップは効いたよ。俺が真っ正面から向かった時になかった武器だ。あれに対しては意地を感じたよ。でもな、俺はあのチョップもそうだけど、ヘビー級のチャンピオンとして弱いっていうのは無しにしてほしいんだ。勝っているからチャンピオンなんだろ? もっと胸張ってノアのチャンピオンとしてやっていけよ、オラ。違うか? そうじゃなかったら、俺が全部根こそぎ持っていってやるよ。わかったか? 以上!」
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]杉浦貴 ○田中将斗
(21分06秒 片エビ固め)[挑戦者] Xモハメド ヨネ 池田大輔
※スライディングD
☆杉浦&田中組が2度目の防衛に成功
【試合後の杉浦&田中】
――凄い試合だったが?
▼杉浦「相手が頑張ったから凄い試合ができるわけであって。うちらは常に凄いから。相手が今日は頑張ったと思うよ」
――途中のヘッドバットは大丈夫だった?
▼杉浦「意識飛んだけどね。でも、向こうが切れてたでしょ。俺にヘッドバットをやったヤツはみんな向こうが頭を割るんだよ。俺は硬いから」
▼田中「もっと楽勝で行けるかなと思ったけど、バチバチをうたっている以上、意地は凄い感じたし。何度も何度も脳が揺れたけど、俺が倒れるわけにはいかんしね。バチバチで来るんやったら、バチバチで対抗してやろうという意識が強かったから」
――リーグ戦での借りは返せた?
▼田中「でも、まだ1勝1敗やから。また向こうが気運を高めて来るんだったら、いつでもやっていいなと思うような試合やったと思う」
――凄い防衛戦が続けば、ベルトの価値もどんどん高まっていく?
▼杉浦「そのためにやっているし、対戦相手もそうじゃないと困るし。俺らが上のステージでやっているんだから、もっと上に来てやってくれないと」
――名乗りを挙げているチームはいないが、次の防衛戦に向けては?
▼田中「誰もが認めるようなチームじゃないとやっても意味ないと思うし。俺らが勝って価値のある相手とやりたいね。ベルトの価値は上げていこうと思っとるし、その上がり調子の中で、その位置に相応しいヤツがこないと、より一層ベルトの価値は上がっていかへんと思うんで。名乗り出るなら、それ相応の覚悟が必要やと思う」
▼杉浦「俺たちの試合を見ればわかるでしょ。それなりの感じで来てもらわないと困るんだよ」
▼田中「強さもそうだし、全てにおいて認められるものを持っていて、俺らをヒヤッとさせられるようなヤツとやらんとね。そうじゃないとこれだけ汗も出ないし」
▼杉浦「ベルトの価値を高めるために、防衛を続けていきたいし、それなりの相手に来てほしい」
▼田中「2回、3回とかそんなちっちゃいことじゃないのよ。その先を見てんねん。俺らは誰もがやったことないことをやるために組んでるんやから。2回目とか、3回目とかは通過点でしかない」
【試合後のヨネ&池田】
▼池田「惜しかったね!」
――今の気持ちは?
▼ヨネ「悔しいしかない。あとは池田さんに申し訳ない…。それだけです。強かった」
▼池田「途中で流れを持っていかれたからね。悔しいです」
――このチームの今後は?
▼池田「ヨネが望めば、俺はいつでも来ます」
▼ヨネ「ありがとうございます! ありがとうございます!」
◇第9試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」優勝決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]拳王 ○大原はじめ(18分18秒 エビ固め)[Bブロック1位]X原田大輔 クワイエット・ストーム
※フィンランド式フォアアーム
☆拳王&大原組が優勝
(ここから勝利者インタビューに。)
拳王「ようやくだよな。俺たちが超危暴軍を1月に作って。ディファ有明に集まっているやつらを見ろよ。こんだけふぬけた顔して、毎日ブーイングするだろ? どんな気持ちで俺たちはやってきたか。こんなにブーイングされてもやっと結果が出て、正直スゲェ嬉しい」
大原「やっと日本に帰ってきて、やっとプロレス界で結果らしい結果が出たから…。これでプロレスを辞めなくて済んだと思ったよ。まずね、俺にプロレスをやるチャンスをくれたこのノアにはスゲェ感謝しているし、少ないかもしれないけど、サポートしてくれる人がいるっていうのはスゲェ嬉しいよ。プロレスを辞めないで、とりあえず今日この結果を出せた。ありがとう。ブーイングしてもらえると、何か嬉しいです」
(今後のことを問われると)
拳王「ディファ有明に集まっているクソ野郎どもはよくわかってるだろ。次はジュニアタッグのベルトに俺たちが挑戦するに決まってるだろ」
森嶋「かかってきなさい! かかってきなさい! もういいだろ。締めだ!」
拳王「おい、ディファ有明のクソ野郎ども、いいかよく聞け。今日は俺たちがリーグ戦を優勝した。そして首領も帰ってきた。俺たち超危暴軍、また今日から新たなスタートだ。今日は大原はじめちゃんがピンフォールを奪ってくれた。今日は特別にはじめちゃんに締めてもらうか。わかってるだろ。大好物のブーイングをいっぱい聞かせてくれ」
大原「というわけで、今日もムイビエン!」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「ようやくだよな。テメェらも見てただろ? 俺たちが1月に超危暴軍を作って、このノアのリングを変えてやるって言って。どれだけみじめな思いをしてきたんだよ。ようやく俺たちの初タイトルだよな。首領も帰ってきて、俺たち超危暴軍は新たなスタートだよ。はじめちゃんもふぬけたチャンピオンに言ってくれよ」
▼大原「ずっと俺らは口だけで過ごしてきたけど、やっとこうやって結果も出すことができた。ワインもそうだけど、寝かした方が美味しくなるでしょ。俺らもちょっと寝かさなきゃいけなかったんだよ。一気に美味しくなるための寝かせる時期だったんだ、今までは。こうやって結果を出した。もう口だけじゃないよ。俺、チャンピオンからカウント3を取ったよね? これで挑戦する材料は全て揃ったんじゃないでしょうか」
――シングルもタッグも取ると?
▼大原「もちろんだよ。タッグの言わば一番を取ったんだよ。しかも、GHCのシングルのチャンピオンから取ったんだから。これ以上の材料はないでしょ。そういうことだよ」
――タッグへの挑戦については?
▼拳王「お前、そういうバカな質問をやめろよ。俺たちは今日優勝したんだよ。タッグに挑戦するなんて決まったことだろ。テメェもディファ有明の客と同じで、ここ(頭)が足りないんじゃねえのか。俺たちは今日のライガー&タイガーにここを使って勝っただろ。俺たちは頭もある。悪いこともできる。あんなずっと真っ直ぐしか見てない一直線で進むチャンピオンと、俺たちとじゃハラワタの黒さが違うんだよ、バカ野郎」
▼大原「俺も今まで痛い思いをしてコイツの竹刀を受けてきたんだよ。それは最後の最後に、俺がキャッチして行くっていう作戦をずっと考えて最初からやってるんだ。原田のヤツもずっと誤爆すると思ってるよ。そういうところから念入りに考えて、計画してやってるんだよ」
▼拳王「超危暴軍は今日から新たなスタートだ。次からのノアの大会、全てで超危暴軍が持っていくからな」
▼大原「タイトルホルダーが変わるぞ。ノアのリングが変わるぞ。ノアの純血だけじゃできないような戦いを俺らが差し込んで、もっともっと面白いノアに、ムイビエンなノアに変えていくから」
――最後にファンにメッセージを?
▼大原「CKGサポーターには感謝をしているよ。もっともっと友達とか連れてきて、俺らのことを盛り上げて欲しいよね。ノアのファンなんかクソじゃん。客もいねえしさ。俺らが客を引っ張ってるんだから」
▼拳王「ノアを応援しているクソ野郎ども。いいか、よく聞け。これからは超危暴軍が全てを持っていくからな。お前ら、心をゾクゾクよ、ワクワクしてよ、ノアの会場に来い。わかったか?」
▼大原「というわけで、今日もムイビエン!」
【ストームの話】「最後でちょっと油断した。大原と拳王は今回アイディアがあったね。最後は残念でした。負けました。(原田とのタッグは?)また絶対にタッグを組みたい
いよいよ最終戦を迎えた「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」、まずAブロックは前王者組の小川組とクレイジー組との対戦は、優勝戦進出を想定してか小川組が速攻勝負を狙い、ザックがストライカーにヨーロピアンクラッチを決めるが、クリアしたストライカーがザックを首固めで丸め込んで逆転3カウント、小川組はまさかの脱落となってしまう。そして今年も全勝優勝を狙うライガー組は超危暴軍と対戦も、超危暴軍は先に入場しているライガー組に奇襲をかけ、マスク剥ぎなどラフで先手を奪う、タイガーを捕らえた超危暴軍は大原がマスクを破り、拳王がイスで殴打してタイガーは流血する。超危暴軍はタイガーに竹刀攻撃を狙うが同士討ちとなるが、ブチキレモードとなったタイガーが竹刀をへし折ってそのまま拳王に殴りかかり、制止に入る福田レフェリーを2度にわたって放り投げたため反則負けに、超危暴軍はライガー組と同点となるが直接対決に勝っていため優勝戦に進出する。
Bブロックは現GHCジュニアタッグ王者組の石森組と元大阪プロレス王者組の原田組との間で優勝戦進出が争われ、両軍共連係合戦となるが
原田組が小峠を捕らえると猛ラッシュをかけ、最後は原田がニーアッパー、大☆中西ジャーマン、片山ジャーマンと畳み掛けて3カウントを奪い原田組が石森組と同点となるも直接対決を制しているため優勝戦に進出する。
優勝決定戦は超危暴軍が贈呈された花束で奇襲をかけ、連係で原田を捕らえてチーム力の差を見せつける。劣勢の原田組はストームが奮起、超危暴軍の二人をまとめてブレーンバスターで投げるが、拳王の背中へのダイビングフットスタンプを受けて失速、形勢逆転には至らず、超危暴軍ペースで試合が進む、原田が高速フロントスープレックスからやっと大原を捕らえた原田組だったが、ここから超危暴軍がイスや竹刀攻撃を展開、大原はムイビエンで原田を追い詰める。大原はリバースゴリースペシャルを狙うが、切り返した原田が肩車からストームとのダブルインパクトを決めるとクロスアーム式ニーアッパーから、片山ジャーマンを決める。しかしレフェリーのカウントを拳王が足を引っ張り阻止すると、大原は風車式エメラルドフロウジョンからフィンランド式フォアアームで原田から3カウントを奪い、超危暴軍がジュニアタッグリーグを制した。
また第7試合では超危暴軍の首領である森嶋が復帰、GHCヘビー級王者である丸藤をバックドロップで降し、丸藤の指名を受けていた森嶋は改めてGHCヘビー級王座への挑戦を表明した。
リーグ戦の表彰式には森嶋やマイバッハが拳王、大原を祝福しリングジャック、今大会の主役を超危暴軍が奪い取った。超危暴軍はグローバルタッグリーグでは2勝のみと不振に終わり、弾丸ヤンキースに敗れGHCタッグ王座から転落、また森嶋が負傷欠場するなど影が薄くなりかけていたが、森嶋の復帰と拳王、大原のジュニアタッグリーグ制覇で巻き返しなるか?
セミでは弾丸ヤンキースがGHCタッグ王座をかけてモハメドボンバーズの挑戦を受け、序盤から両軍共打撃戦を展開、池田も流血する。モハメドボンバーズは田中をダブルインパクトで捕らえると、合体キン肉バスターを狙うが杉浦がカット、逆にヨネを捕らえたヤンキースはサンドバックタイムから猛ラッシュをかけ、最後は杉浦のジャーマンから田中のスライディングDがきまり王座を防衛した。本日も多数ご来場ありがとうございました。また8月8日豊橋大会より新たなツアーが始まります。夏休みの思い出に皆様のお越しをお待ちしております。#noah_ghc
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2014, 8月 2【NOAH】拳王&大原V!原田粉砕の大原は2冠&変革宣言▼ヨネ号泣…杉浦&田中死闘V2▼丸藤ピン!復帰・森嶋GHC表明▼マスク剥ぎ&流血でタイガー反則暴走…有明大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #noah_ghc pic.twitter.com/xM0uWoat6T
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 8月 2大原、「ブーイングされるとうれしいです」と嘯いてはいたけど、「プロレスやめなくてよかった。またプロレスをやるチャンスをくれたノアには感謝しています」とのマイクには全ディファが泣いた #noah_ghc
— あべしん (@abeshin_0417) 2014, 8月 2 -
丸藤正道が中嶋勝彦を破りGHC王座初防衛も意識せざる得ない“過去”という存在
7月21日 NOAH「方舟YAMAKASA」博多スターレーン 1600人 満員
<アピール・コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「剛拳 vs Growing Bear」/15分1本
○拳王(7分02秒 ジャーマンスープレックスホールド)X熊野準
◇第2試合◇
▼「NOAH vs 九州プロレス」/20分1本
○田中純二(8分47秒 体固め)X北宮光洋
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第3試合◇
▼「超危暴軍 vs TMDK」/30分1本
○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(9分14秒 反則勝ち)マイバッハ谷口 X大原はじめ
※マイバッハのレフェリー暴行
◇第4試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔 齋藤彰俊(14分47秒 片エビ固め)杉浦貴 原田大輔Xクワイエット・ストーム
※キン肉バスター
◇第5試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]小川良成 ○ザック・セイバーJr. (15分53秒 ヨーロピアンクラッチ)[3敗=0点]平柳玄藩 X菊タロー
◇第6試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]石森太二 ○小峠篤司(13分44秒 片エビ固め)[2敗=0点]ロッキー・ロボ Xジンゾー
※キルスイッチ
◇第7試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分29秒 飛びつき回転十字固め)[1敗=0点]スペル・クレイジー Xマット・ストライカー
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(25分31秒 エビ固め)[挑戦者]X中嶋勝彦
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が初防衛に成功
(試合後)。「見ての通り、押されっぱなしでしたけど、彼が初防衛戦の相手で良かったです。因縁とか何もない彼と純粋にプロレスの楽しさを見せたかった。それで皆さんに楽しんでもらえたのなら良かったです。(中嶋の印象は)やっぱり強いっす。彼にはまたしばらく、横に立っていて欲しいかな…。俺がノアを背負って立つ気持ちでいるんで。先代のチャンピオンたちがそうだったように、素晴らしい試合を繰り返して俺がノアの象徴になれるように頑張っていきたいと思います。今日は祭りの後のひと祭りという感じでしたが、これからも全国で防衛していきたいと思います。ありがとうございました!」
【丸藤の話】「(強烈な蹴りを何発も受けたが?)あの蹴りはもう受けたくないよ…。あいつの蹴りはプロレス界一だと思ってる。まぁ、回を重ねるごとに良い試合をしていけるんだろうけど、あいつはその中でも勝ちにきたし、俺も絶対に負けられなかった。ヒザを攻められると後半どうしても影響が出てきちゃうんだけど、何とか…。(次の挑戦者については?)ノアのベルトなんで、やっぱりノアの選手とやりたい。これまで散々外に出てきたけど、(チャンピオンになったからには)ノアのリングの中で、ノアの選手としっかりとした防衛戦をやっていきたい。(初防衛戦を終えて、改めて王者として?)まだまだ自分は“弱い"と思うんで。『丸藤には誰も勝てねーよ』と思ってもらえるようなチャンピオンになっていきたいと思います」
NOAH博多大会のメインは丸藤の保持するGHCヘビー級王座に中嶋が挑戦、試合は開始早々に中嶋がビンタを放てば丸藤も逆水平で応戦、中嶋は丸藤のスピードを封じようとしてレッグロックから膝攻めを展開するが、場外に転落した丸藤も追いかけようとする中嶋を駆け上がり式のドロップキックで反撃してエプロン上でのパイルドライバーで突き刺してから首攻めを展開して流れを変える。
しかし中嶋はマサ斎藤直伝の監獄固めで再び足攻めを展開するがロープ越しのドラゴンスクリューは丸藤が踏ん張るとロープ越しのバッククラッカー、逆水平、串刺しジャンピング背面エルボー、フライングメイヤー、無重力ジャンプ式顔面踏み付け攻撃にトラースキックと丸藤ペースで試合が進む。
丸藤は不知火を狙うが中嶋は回転途中で踏ん張りR-15を炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターは丸藤はダブルアーム式DDTで切り返されるも、中嶋は三角蹴りからツイスターで突き刺しPKを狙う、しかしかわした丸藤は後まわし蹴りから不知火を決める、両者はトラースキックを応酬するが中嶋が競り勝つと雪崩式ブレーンバスターからPK、左ミドルからツイスターを狙うも踏ん張って前方着地式トラースキックで切り返し、ナックル、トラースキックコンポ、だが虎王は中嶋がミドルキックで撃墜するとジャーマンからダイヤモンドボムを狙う、しかし着地した丸藤が虎王を連発した後で変型エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い王座を死守した。
丸藤はNOAHの象徴を目指すことをアピールしたが、コメントでもあるとおり今までの象徴だった三沢光晴、小橋建太、秋山準の存在は丸藤として意識せざる得ないし、特に丸藤は師匠である三沢の存在を意識している、丸藤には意識せずノビノビと時代を築いて欲しいが・・・・ -
玄藩の唾でタイガーがキレる!中嶋が今度はハイキックで丸藤をKO!
7月19日 NOAH「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」後楽園ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼ヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○モハメド ヨネ(5分48秒 片エビ固め)Xマイバッハ谷口
※キン肉バスター もう1人はシェイン・ヘイスト
◇第2試合◇
▼「弾丸ヒットマン vs Mean Machine」/30分1本
○杉浦貴(10分55秒 フランケンシュタイナー)Xマイキー・ニコルス
◇『日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグ』入場式◇
タイガー「ノアのファンの皆さん、新日本プロレスファンの皆さん、ご来場ありがとうございます。このライガー&タイガーが一番強いシリーズがやってきました。昨年度も優勝しているので、今年も結果は同じだと思っています。どうぞ熱いブーイングをよろしくお願いします」
ライガー「今年も僕とタイガーが優勝します」
石森「前年度優勝チームがなんか言ってましたけど、俺たちノアジュニアが盛り上げて、ノアジュニア同士で決勝を行い、俺たちが優勝します。今のノアジュニアは本当に強いと思っています。なんでね、新日本プロレスが優勝することもなければ決勝に上がることもないと思っています。ご期待ください」
(石森組とライガー組がにらみ合う。と、ここで背後から玄藩が急襲。第4試合で対戦するライガーたちの急所を鷲づかみ)
玄藩「おい、ライガーさん、タイガーさんよ。今後ろからアンタのジュニアを握ったのは菊タローだ!」
◇第3試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○北宮光洋 熊野準(9分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1敗=0点]Xロッキー・ロボ ジンゾー
◇第4試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分01秒 ダブルレッグアームバー)[2敗=0点]X平柳玄藩
菊タロー
(試合が終わってもタイガーはおさまらず、場外の玄藩に食ってかかったものの、玄藩は新日本側セコンドの小松洋平のTシャツで血をぬぐう)
タイガー「ナメてんのか! 上がってこい!」
(玄藩に襲いかかり乱闘に発展。慌ててライガーと菊タローが止めに入る。)
【タイガーの話】「なめんじゃねぇぞ! 誰を相手にしてると思ってんだ!? 新日本プロレスだぞ! ゆるいノアとは違うんだ。今度俺の顔にツバ吐いてみろ。てめぇの首吹っ飛ぶからな!!」
【ライガーの話】「昨日今日と白星。無傷。いつもの俺たちだし…(先に引き揚げたタイガーの叫び声が聞こえてきて控室へ)」
【試合後の玄藩&菊タロー】
▼菊タロー「ごめんね。でもこの後のことを考えたから、ギブアップって言っちゃった」
▼玄藩「いいんじゃないですか。師匠には失礼かもしれないですけど、楽しかったから」
▼菊タロー「先輩、これはもうタイガーと1対1でやるしかないでしょ。あれだけ向こうもエキサイトしてきたんだから。先輩にとっても面白いでしょ?」
▼玄藩「師匠も1対1でいった方がいいんじゃないですか。ライガーと菊イガーで」
▼菊タロー「自分もノアさんにはお世話になっているんで、2007年以降1回も上がっていない新日本に持っていかれるよりはノアが取った方がいいと思うんで。今日はしっかり足を引っ張ってやろうと思ったんですけど、自分の足を引っ張っただけでしたね。ブレーンバスターで決められなかったんで、タイガーマスクはしぶといなと。伊達に新日本のジュニアで喧嘩を売ってやってきてねえなって。他団体に出ても喧嘩を売るじゃないですか」
――タイガーマスク選手との遺恨はどうする?
▼玄藩「遺恨残ったんですかね? あんなもん、大したことないですよ。遺恨なんてそんな大それたものじゃないよ。ネコごときが、しょうもない」
▼菊タロー「このまま自分らが勝っていけば、優勝進出決定戦で…もうだめか? 脱落? 俺らは諦めねえよ。まだ2日目だろ。俺たちは絶対に優勝してやる」
▼玄藩「紙一重で諦めてねえぞ」
▼菊タロー「安西先生も言ってただろうが。ねえ、先輩。安西先生、決勝に出たいですって。諦めなければ決勝に出れるよ」
▼玄藩「バスケがしたいですって…したくねえよ」
▼菊タロー「ワイルドカードだよ。敗者復活だよ」
(ここでタイガーマスクとライガーが乱入。バックステージで大乱闘を繰り広げた。)
◇第5試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○旭志織 ヒロ・トウナイ(13分05秒 ジャックナイフ式エビ固め)[1敗=0点]X原田大輔 クワイエット・ストーム
【旭の話】「幸先よく白星スタートしましたよ。何回も言いますよ。過去2年大した成績を残していないのに3回も出られてる俺らはラッキーだと思う。だから今年こそ結果を出さないと来年はないと思ってますよ。あと忘れてませんか? 俺が勝った相手、GHCシングルのチャンピオンですよ。多くは語りませんが、その事実は忘れないでください」
【トウナイの話】「これを求めて俺たちはここに呼ばれてる。いつもこうやって勝ってるけど、タッグリーグでは負けてばっかり。この勝ちの勢いで突っ走る。KAIENTAI DOJOの俺たちがノアのマットを青に染めてやる」
【原田の話】「(まさかの敗北となったが?)返す言葉はないです。負けは負けで…。これはやってはいけない負け方ですからね。チャンピオンの自分が昨日クレイジーに負けて、今日は旭に負けて。この借りは必ず返します」
◇第6試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]小川良成 ○ザック・セイバーJr.(19分03秒 体固め)[1勝1敗=2点]拳王 X大原はじめ
【拳王の話】「いいか、よーく聞いとけ。これ(竹刀)誰がやった? 小川だろ!? 誰が払う? 小川だろ! 明日、ノア有明事務所に領収書送っておいてやるからな」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
中嶋勝彦 スペル・クレイジー ○マット・ストライカー(22分49秒 エビ固め)丸藤正道 石森太二 X小峠篤司
※ネックスクリュー
【中嶋の話】「絶好調です。(チャンピオンがああいう状態になったが?)いい状態なんで、上がったらそれが分かると思うんで、しっかり結果につなげていきます。チョップ? チョップは本当に痛いですけど、ダテに10年やってるわけじゃないんでね。チョップくらい受けきってみせますよ。(師匠とどっちが痛い?)どっちも痛いです。とにかく昨日も勝って、今日もマットが勝ってくれた。非常にいい状態で当日を迎えられそうなんで、もっといいコンディションで臨みたい」
後楽園大会から開幕戦に参加していなかったK-DOJO勢やストライカーが合流、改めて入場式が行われたが、石森組とライガー組が睨み合いを展開している背後から、玄藩がライガー組の股間を鷲掴みにして、パートナーである菊タローのせいにするなど、試合前から玄藩ワールドでライガー組を翻弄する。
そして公式戦でライガー組と玄藩組が対戦、玄藩は水鉄砲を噴射して場外戦に持ち込み、トペで奇襲するも、その際に左目付近をカットしてしまい流血してしまう。だが玄藩は構わず菊タローと共にタイガーを捕らえ、菊タローが長口上なしのブレーンバスター、玄藩が菊タローを踏み台にしての唾攻撃と攻勢をかけるが、玄藩の唾攻撃にタイガーがキレて玄藩を蹴りまくり、自分を見失っているタイガーをライガーが制止に入るがタイガーは突き飛ばしてしまう。ライガーはやっとタイガーを宥めて交代して脱線しかけた試合を元に戻し、終盤には玄藩と菊タローが合体技でタイガーを捕らえるが、菊タローのムーンサルトプレスが自爆となると、ライガーの掌打、雪崩式垂直落下ブレーンバスターの援護を受けたタイガーがダブルレッグアームバーで捕獲し菊タローはタップ、しかし試合後も新日本側のセコンドである小松洋平のTシャツで血を拭うと、タイガーがまたキレ玄藩に襲いかかり、バックステージでも玄藩のインタビュー中に襲いかかるなど大荒れとなった。
元大阪プロレス王者コンビの原田組はK-DOJOと対戦し、パワーで原田組が主導権を握るも、K-DOJOはスピードを生かして反撃し、トゥナイが延髄斬り、旭が二人まとめて卍固めで流れを変えると、K-DOJOは原田を捕らえ阿吽を決めるが、原田組も合体ニーアッパーで応戦、原田は旭に片山ジャーマンを狙うと、旭がエビ固めで切り返し、最後はジャックナイフ式エビ固めで3カウント、開幕戦ではクレイジーが原田をシングルで破りGHCジュニア王座挑戦を表明したが、今回は旭が破った、場合によっては旭のGHCジュニア王座挑戦もあり得るかもしれない。
セミは小川組が超危暴軍と対戦、小川組は拳王の左腕に集中砲火を浴びせるが、超危暴軍も竹刀攻撃を駆使して反撃、しかし終盤では小川組の連係が冴え渡ると、超危暴軍も連係で応戦、最後は大原がムイビエンを狙ったところでザックが丸め込んで3カウントを奪い、試合後も小川が拳王から竹刀を奪って折るなど荒れっぷりを見せつける。
メインのGHCヘビー級選手権の前哨戦は終盤に中嶋が右ハイキックで丸藤をKOすると、石森と小峠の2人だけとなったところで中嶋組が攻勢をかけ、最後はストライカーが試合巧者ぶりを見せつけて小峠をネックスクリューで3カウントを奪う。ストライカーはWWEでは司会や解説者が主だったため選手としては未知数、だがクレイジーとのコンビ次第では優勝戦線に絡む可能性がある。そして前日は新技、今回は右ハイキックの前に中嶋にKOされた丸藤、博多決戦は壮絶な試合になるかもしれない。 -
ジュニアタッグリーグ開幕もライガー組が小川組に完勝で優勝宣言!中嶋が新技で丸藤からフォールを奪う!!
7月19日 NOAH「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」新潟・新発田市カルチャーセンター
850人
<コメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第1戦「Growing Bear vs The Shark」/20分1本
○ジンゾー(5分30秒 片エビ固め)X熊野準
※ダイビングボディプレス
◇第2試合◇
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第2戦「桃色熱血青年 vs 平成のストロングスタイル」/20分1本
○小峠篤司(8分32秒 エビ固め)X北宮光洋
※キルスイッチ
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第3戦「Flying Star vs Super Boy」/20分1本
○石森太二(5分33秒 エビ固め)Xロッキー・ロボ
※450゜スプラッシュ
◇第4試合◇
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第4戦「ヤングマスター vs 狂乱のエストレージャ」/20分1本
○スペル・クレイジー(8分37秒 ソルプレッサ)X原田大輔
◇第5試合◇
▼「Revenge to Colosseum 暴走鉄仮面 vs ストロングBJ」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(8分31秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※レフェリー暴行
【関本の話】「ナロー! ファックだよ、ナロー! 悔しいっすわ。汚いことばっかりやりやがって。(※ペットボトルをぺしゃんこにしてから)このペットボトルみたいにグシャグシャにしてやる。そのうえでゴミ箱にポイッだ!(気がすまない?)次はキッチリ3カウント獲らないと俺の気がすまないし、ファンのみんなの気も済まないだろ! フラストレーション溜まりまくりだよ。(次も同じような展開になる可能性があるが?)だったら完全決着ルールでやってやるよ。反則でも何でもやってこい。こちとら大日本プロレスで鍛えてるんだ」
<ジュニアタッグリーグ戦入場式>
(昨年度覇者ライガー、タイガー組がマイク)
タイガー「前年度優勝のライガー&タイガーマスク組が、今年も優勝するためにこのリーグ戦に出ます。新日本が、ライガー&タイガーが一番だというところを見せたいと思いますのでよろしくお願いします」
ライガーも「ファンの皆さんに約束します。俺とタイガーが優勝します」
(昨年度準優勝の小峠、石森がマイク)
石森「去年準優勝だったんで、今年はリベンジして優勝します」
小峠「暑い時期の熱いリーグ戦が今年もやってきました! ヘビー級を超えるような熱いリーグ戦にして優勝します!」
(退場際に小川とライガーが小競り合い。小川がライガーの角をつかんで挑発すると、怒りのライガーが掌打で小川をKO)
ライガー「小川、調子に乗ってんじゃねえぞ!? ブーイングするならしろや。どんなにブーイングをされようが、このリーグ戦を制すのはライガー&タイガーマスク組だ。新日本が一番だ」
◇第7試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]拳王 ○大原はじめ (12分34秒 エビ固め)[1敗=0点]X平柳玄藩 菊タロー
※フィンランド式フォアアーム
◇第8試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(11分28秒 飛びつき回転十字架固め)[1敗=点]小川良成 Xザック・セイバーJr.
(試合後)
タイガー「小川! ザック! 俺たちを誰だと思ってるんだ! 新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーとタイガーマスクだぞ!? あえて言わせてもらう。お前らは三下だ!」
ライガー「お客さん、ごめんねー。俺たち、優勝しちゃうぞーん」
【試合後のライガー&タイガー】
▼タイガー「あえてリングで言わせてもらったよ。小川さんは確かにレジェンドだ。でも、今日の調子じゃ、あんなの三下だ! 俺らの前にあんなヤツらを出すな! 俺たちは闘いに来てるんだぞ!? 何だ、入場式での小峠と石森のコメントは。俺たちはここに喧嘩しに来てるんだぞ!? もうハッキリ言ってやる。このリーグ戦を一番盛り上げてやってるのは俺たちだ。このままじゃ辞めるぞ? いつ辞めたっていいんだぞ? 俺たちが強いことは、すでにもう分かってるんだから。フザけんな、ノア! 闘う意思があるんだったら示して来いよ!!」▼ライガー「タイガーが言いたいことも分かるし、同じ意見だ。ま、片方が熱くなってたら、片方が冷静にならないとね。そういう意味でも今の俺たちは調和がとれてる。ただ、俺たちに共通してること。それは“優勝するしかない"ということ。あえて俺たちは優勝宣言してるんだ。出来なかったら罵声を浴びる覚悟で言ってる。だからこそのタイガーの怒りなんだろうよ」
▼タイガー「ひとつ“ヒント"出しておいてやる。明日の試合で俺たちは絶対に勝つ。そこでのあいつらのリアクションが見ものだよ。これはヒントだ」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
齋藤彰俊 ○中嶋勝彦(24分55秒 体固め)X丸藤正道 モハメド ヨネ
※ダイヤモンドボム
【中嶋の話】「(最後の技は狙っていた?)そうですね。この日のために編み出してきた技。DIAMOND RINGを代表してるんで、ダイヤモンドボムですね。密かに何度も練習してた。練習と実戦では違う部分もありましたけど、21日までにもっと磨きをかけていきます。(手応えは?)ありましたね。ここまで爪を研いできた甲斐がありました。今回は丸藤さんの首を獲る絶好の機会。このチャンスを逃せない。(警戒するところもみえた?)やっぱり丸藤さん特有の“ひらめき"だと思うんですけど、向こうの“ひらめき"に負けないひらめきを出せばいい。しっかり内容でも上回って勝ちます」
『日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグ』が今年も開幕、開幕戦から昨年度は全勝で覇者となったライガー、タイガー組が前GHCジュニアタッグ王者組の小川、ザック組と対戦するが、入場式ではライガーと小川が小競り合いとなって、小川がライガーの角を触ると、ライガーが掌打を浴びせ小川をKOする一幕があり、公式戦となるが、小川組は有コロ大会とは違って連係でライガーを攻めたてるなど不仲説を一蹴、だがライガー組はザックを捕らえ次第に主導権を握る。小川はライガーと激しくぶつかり合うが、ザックがタイガーをジムブレイクアームバーで捕獲して勝負に出るが、腕関節技を得意とするタイガーが掟破りのジムブレイクアームバーで切り返し、最後はタイガーが回転十字架固めでザックを丸め込み完勝、試合後もタイガーはNOAHジュニア勢を三下扱いして、ライガーも優勝宣言をした。今年もアウェイモード全開でリーグ戦に乗り込んだライガーとタイガー、明日の後楽園大会では拳王組に敗れ初戦を落とした玄藩組との対戦を予定し制裁を予告しているが、今年も全勝でリーグ戦を突破し連覇を狙うのか?
またリーグ戦以外では有コロ大会で対戦したマイバッハvs関本の再戦が行われ、有コロでは関本がマイバッハのテーブル貫通チョークスラムの、餌食になったが、今回は同じ技を狙ったマイバッハに関本が逆にテーブル貫通裏投げでマイバッハをKOし報復、マイバッハもパートナーである森嶋猛が欠場、関本との抗争でシングルプレーヤーとして再浮上を狙いたいところ。
メインのGHCヘビー級選手権の前哨戦は、丸藤が中嶋を捕らえ、久しぶりにヨネとの合体マッスルドッキングを狙ったが、脱出した中嶋は丸藤にミドルキックから垂直落下式ブレーンバスターで流れを変え、丸藤が虎王からタイガーフロウジョンを狙ったところで中嶋がファイヤーマンキャリーで担ぎ上げそのまま上空で持ち替えると同時にサイドへ垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す新技ダイヤモンドボムを披露して丸藤から直接フォール勝ちを奪った。新技披露した中嶋は丸藤政権を短期で終わらせるか?ヘビー級の戦いも目が離せない。 -
丸藤正道が永田裕志を降しGHCヘビー級王座を奪取…時代を掴んだと同時に築くための戦いが始まった7月5日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.2 方舟進章~有明夏の陣~」有明コロシアム 6700人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr.TAG LEAGUE PREVIEW」/20分1本
○ロッキー・ロボ ジンゾー(6分06秒 片エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※トレスアミーゴス
◇第2試合◇
▼ジュニアヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○大原はじめ(5分30秒 ムイビエン)Xクワイエット・ストーム
※もう一人はスペル・クレイジー
◇第3試合◇
▼「モハメッドボンバーズ vs NO MERCY」/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔(7分17秒 片エビ固め)高山善廣 X平柳玄藩
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]石森太二 ○小峠篤司(18分15秒 エビ固め)[第21代選手権者]小川良成 Xザック・セイバーJr.
※キルスイッチ
☆小川&ザック組が2度目の防衛に失敗、石森&小峠組が第22代選手権者となる
【試合後の石森&小峠】
――ベルトを肩に掛けた気持ちは?
▼小峠「嬉しいですね。一昨年はタッグリーグで優勝して、去年は準優勝だったんですけど、何が足りないかと言ったら、コイツが足らなかったんですよね。だから今年のジュニアタッグリーグは、俺たちの腰にこれを巻いていけるのは大きいんじゃないかと」
▼石森「とりあえずベルトを取り返すことができてホッとしました。今日は小峠君が頑張ってくれたおかげで何とか取り戻すことができたと思います。本当に小峠に感謝です」
――再びベルトが戻ってきたことについては?
▼小峠「いろいろあって、ノアに来て初めて巻いたベルトが22日で終わってしまったんですけどね。前回は短かった分、今回はジュニアタッグリーグも優勝して、22年は持っていられるような、そんなチャンピオンになります」
▼石森「小峠が言ったように、すぐに終わらないで長期政権にできるように。ベルトがあるとないとじゃタッグは違うから。本当にこのベルトを持っていて、俺らがノアジュニアの代表だと思われるようなタッグチームに成長していきたいと思います」
――コンビネーションが冴え渡っていたが?
▼小峠「僕に言ってくださってますけど、石森さんが頑張ってくださったんで。強い相手ではあったんで。コンビネーションも凄い相手なんで、ジュニアタッグリーグがあるのかと思うと恐ろしくなるんですけどね。とりあえずコスチュームを白にしてきたから勝てたんじゃないかな。そこのところは大事だから」
▼石森「ここで心意気が合ったのかもしれないですね」
▼小峠「初めて観るお客さんも多いと思いますから、『あいつらはタッグチームなんだ。なんかやってくれそう』と思わせるような、そんなチームをこれからしっかり作り上げていきたいなと思いますね」
――試合後、小川選手がザック選手に暴行を加えていたが?
▼石森「何なんでしょうね? 何がやりたいのかわからないです。小川選手は自分が納得いかないと、ああいう行動を取る傾向にあるので」
――ジュニアタッグリーグの抱負は?
▼小峠「俺たちが本命だから。優勝しかねえよ。『ノアのジュニアタッグ戦線はやっぱり石森&小峠組しかねえな』って思わせるような、そんな大会にしたいと思います」
▼石森「全チームを比べたら、俺らが3年連続で一番長く出ていると思うので。必ず結果を出して、俺らがベストなジュニアタッグチームだと証明したいと思います」
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔(16分29秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X拳王
☆原田が3度目の防衛に成功
【原田の話】「きついですね。蹴りが響きました。(エプロンでの攻防も大変だったが?)アイツは凄い覚悟を持って攻めてきたのが伝わりましたね。紙一重でした。(拳王に声をかけるなら?)強い者が勝つんじゃなくて、勝った者が強いんやって。そう言いたいですね。(防衛戦をするごとに強くなっているように見えるが?)そう見えたなら、僕は嬉しいです。でも、ここで止まるわけにはいかないんで。もっともっとノアのジュニアを盛り上げていきたいと思います。(玄藩がカットに入ったが?)素直にありがとうと言いたいですね。あれがなかったら本当にやばかったんで。ああやってNO MERCYのチームとして助けに来てくれたことは嬉しいです。(今後については?)もうすぐジュニアタッグリーグが始まるんで。今日助けに来てくれた玄藩さんとはパートナーが違って、クワイエット・ストームと組んで優勝を目指して頑張ります」
【拳王の話】「バカヤロー! うるせぇよ、おめぇら。俺は絶対このまま終わらない。強いチャンピオンから絶対ベルト獲ってやるんだ」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
後藤洋央紀 ○柴田勝頼(18分45秒 片エビ固め)X齋藤彰俊 中嶋勝彦
※FK
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(10分22秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※レフェリー暴行
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴 田中将斗(18分21秒 片エビ固め)[挑戦者]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が初防衛に成功
【試合後の杉浦&田中】
――激しい試合を勝ち抜いたが?
▼杉浦「やっぱり相方を信じてたし、このチームの方が絶対に上だと思うので」
▼田中「本当にパートナーに恵まれたというか。俺が攻められても、俺がコーナーにおっても、信頼できるパートナーなんでね。俺がほんまに危ない時は入ってきてくれるやろうし」
▼杉浦「今日は俺が助けられたよ」
――敵無しの強さを印象づけたが?
▼杉浦「その強い印象が第一歩になるんでね。次に繋がるから。次もまた何かを目指していこうと思う」
(※ここでヨネ&池田が登場。ヨネが『次の挑戦者は私たちです』と宣言し、弾丸ヤンキースに握手を申し出る)
▼田中「確かに君たちには名古屋(4・20名古屋国際会議場大会でのグローバル・タッグリーグ公式戦)で負けてるんでね。負けたままこの2つのベルトを持ってて、『俺らが最高だ。最強だ』と言っててもしょうがないと思うし。試合を組むかどうかはしらんけど、俺の気持ちの中ではおもろいちゃうかなとは思うけどね。どう?」
▼杉浦「いいんじゃないですか?」
(※握手するまで帰ろうとしないヨネ&池田の手を握って強引に帰らせる)
――彼らの気持ちは受け止めたと?
▼杉浦「名古屋で負けてるんでね。そういう意味では『やっと来たな』と思うんで」
――今後の防衛ロードに向けては?
▼杉浦「きっちりまた防衛して、俺たちの凄さを示すだけ。まだまだ俺らはもっと先に行きたいんでね。あのチームに負けてつまずいている場合じゃないんで。まだまだこの2人で先を、高みを目指していきます」
▼田中「ただ防衛回数を重ねるだけじゃなくて、結果、試合内容、云々全てにおいて、観に来てくれたお客さん全員が『弾丸ヤンキースが上だな』と思うぐらいに知らしめていかないと、チャンピオンである意味合いはないと思うんで。そういうところをしっかり自分の中で考えながら防衛していきたいと思います」
――握手したのはヨネたちを帰らすため?
▼杉浦「勝利に浸って、インタビューを受けていい気分になっている時に来られたから、早く帰ってほしいなというのは多少あります。アピールするならリング上で来いって。お客さんの前でやらないと」
▼田中「そこでお客さんが『あいつらしかおらんやろ』という声援を飛ばしたら間違いなく決まってたと思うし」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○丸藤正道(25分29秒 片エビ固め)[第21代選手権者]X永田裕志
※変型エメラルドフロウジョン
☆永田が5度目の防衛に失敗、丸藤が第22代選手権者となる
丸藤「永田選手! 尊敬します。(“奪回"について)本当に…本当にお待たせしました。ベルトがゴールじゃない。今日が新しいスタートだと思うんで。声援が力になった。ありがとうございました。(“七夕の願い"を問われると)このノアをもっと良くしていくこと。期待を裏切らないように選手全員で頑張っていきたいと思います。(一人マイクを持つ)俺は止まってられないんで。次、すぐ防衛戦に行きたい。永田裕志が俺を飛び越えて名前を出してたヤツがいるだろ? 同じユニットでも、俺の隣で虎視眈々でベルトを狙ってるヤツがいただろ。上がって来い!(中嶋を呼び込む。)そうだお前だ。勝彦。お前とだったら、ノアを去ったあのライバル以上のすげー試合をできる気がする。俺がチャンピオンだけど、俺の挑戦、受けてくれないか?」
中嶋「是非! 全力でそのベルトを獲りにいきます」
丸藤「ギリギリ(GHCヘビー返り咲きに)間に合った。年齢、コンディション、キャリア…本当にギリギリだったと思う。今まで結果が残せなかったり、怪我とかで期待を裏切ってきた。それでも、これだけの人が応援してくれたことに感謝してます。偉大な先輩たちの名に恥じぬように一生懸命やっていきたいと思います。応援よろしくおねがいします!」
【丸藤の話】「(ベルトを持った感想は?)本当に最高です。最高ですけど、きつかったです。(8年ぶりに感じるベルトの重みは?)8年前とは意味合いが違うし、あの時は若さと勢いだけで行けた感じがありましたけど、今日は全然意味合いが違いますね。年齢的にも気付けば今年35歳になるし、本当に怪我もたくさんしてきたし。自分の中では正直言って自信を失いかけてた部分もあったんで。いろんなことがキッカケでまたプロレスラーとしての欲が高ぶりました。その点に関しては永田裕志に感謝したいと思います。(厳しい場面が続いたが?)防戦一方ですよ。そこは強がったって意味がない。やられっぱなしだった。でも、諦めない姿…そういう先輩方の姿を見てきたんで、今日は絶対に何があっても諦められなかったです。(最後の技は?)ポールシフトが形は崩れたとはいえ返されたんで。自分の中でもまだパーフェクトな形ではないですし、何回も決まってないけど、GHCヘビー級チャンピオンの俺としては今後最大の武器になっていくんじゃないかと思います。(丸藤選手と三沢選手の技が合体した形になるが?)真似はあんまり好きじゃないんで。俺の中であの人は生きてるし、今後プロレスをやっていく上で、あの人のことは、俺もそうだけど、皆さんにも忘れてほしくない。なので、いろんな意味で俺が受け継いでいきます。(初代王者が決まった会場でベルトを取ることができたが?)それは狙ったものじゃないし。いろんな偶然が重なってこうなったものなんで。それはいい意味で運命だと捉えて今後もやっていきたいと思います。(最初の防衛戦の相手に中嶋選手を指名したが?)彼はDIAMOND RINGだけれども、ノアに強い気持ちを持って常に戦ってくれてるし、誰しもが認める実力を持っているんで。佐々木健介にも勝っているしね。挑戦者としては問題ない人間で、むしろハッキリ言って俺がビビッてるぐらい。ぜひとも全力でやってみたいなと思います。(今後に向けての決意は?)リング上で言ったように、偉大な先輩たちが守って作ってきたノアなんで、それを俺たちの世代で無くしちゃいけないと思うし。俺は中心で先頭に立っていくつもりですけど、俺に限らずみんなで頑張って、このノアをまた業界のトップに持っていきたいと思います」
【永田の話】「(ベルトを明け渡した今の気持ちは?)敗者の気持ちを聞く気分はどうですか? 待ちに待った気分だろ。逆に俺があなたに聞きたいよ。こんなハッピーエンドはないよね。ノアファン誰しもが待ち望んでいたこの結果。丸藤が成し遂げたんだよ。嬉しいだろ? (丸藤選手からは『尊敬しています』という言葉があったが?)敗者に情けは無用だよ。それよりも、お前らにそれだけノアを愛する心があるならば、まだまだノアには苦難の道が待ってんだ。それをしっかり盛り上げて、支えてやれよ。さあ、これからが大変だぞ、プロレスリング・ノア。この数ヶ月、ヘタすりゃ2年近くか。このノアに上がった永田裕志は完全復活したよ。そろそろ引き際かなという周りの空気がある中で、俺もちょっとだけ思いかけた中で、ノアのリングに上がって正面から戦って、俺は甦った。そのリングを提供したノアには感謝している。知らないぞ。これでお役御免となるか、それとも俺の出番がまだあるのか。ない方がいいに決まっている。さあ、どうするか、俺にもわからない。若返った永田裕志が地獄の強行日程のG1で優勝トロフィーをゲットする、そのパワーをこのノアのリングでしっかりもらったと思っている。恥ずかしい成績は残せない。こいつらと正面から戦って、ベルトを散々光り輝かせて、ノアのマットをブルーに染め上げた俺が簡単にいかれるわけにはいかないから」
【中嶋の話】「(指名されてどうだった?)BRAVEとしてやってきた自分を丸藤さんに見ていただけてたのかなって。今日の言葉でそれを実感したので、嬉しかったです。(名乗りを挙げるつもりはなかった?)もしも丸藤さんが敗れることがあったら次は俺が行くしかないと思ってましたけど、丸藤さんが勝った姿を見て、『あそこまでどうやって行こうか?』と正直思っていたところだったんで、まさか指名していただけるなんて思ってなかったです。これは僕にとってビッグチャンスなので、しっかりと全力で新たにスタートした丸藤さんから取りに行きたいと思います。(今日の永田戦を見てどう思った?)ファンの皆さんと同じような気持ちですね。本当に感動したし。ですけど、自分が挑戦させていただく部分で、そこはしっかりと切り換えて。今日以上の試合をもちろんしたいし、最後は念願のGHCヘビー級のベルトを自分が巻く姿をしっかり想像して、試合に挑みたいと思います」
恒例となった7月のNOAH有明大会のメインはGHCヘビー級王者の永田に丸藤が挑戦、森嶋猛が永田に敗れてから流出したGHCヘビー級王座を奪還するためにKENTA、杉浦、マイバッハ、ヨネが永田に挑んだがいずれも失敗、丸藤が最後の砦となって永田に挑んだ。
序盤は両者共グラウンドから丸藤がチョップ、永田がエルボーの打撃戦、競り勝った永田はいきなりバックドロップを決め先手を奪う。丸藤は場外に逃れても永田はフロントハイで追撃、リングに戻ってめ永田ら胴絞めスリーパー、キチンシンクで丸藤のスタミナを奪いにかかる。丸藤はドロップキック、時間差ロープワークからの追い越しラリアットで活路を見出すとバッククラッカー、トラースキック、不知火、トラースキックと畳み掛ける。永田のエクスプロイダーを着地した丸藤は断崖式不知火を狙うも、永田は逆に断崖式エクスプロイダーを敢行して丸藤はエプロンの角に背中を直撃させ大ダメージを負ってしまう。勝負と見た永田はタイナーから雪崩式エクスプロイダーと畳み掛けるが、垂直落下式ブレーンバスターは丸藤が着地してポールシフトを決めるもカウント2、すぐさまパーフェクトフェースロックを狙うが、永田はスープレックスで投げると白目式腕固めで捕獲、そして垂直落下式ブレーンバスターからバックドロップを狙うが丸藤は阻止、永田はタックルを狙う丸藤を膝蹴りで迎撃してからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うも丸藤は着地、永田のハイキックをブロックした丸藤はガラ空きになった永田にトラースキックコンポ、虎王から三沢メモリアルで披露した変型エメラルドフロウジョンを決め3カウント、丸藤が7年ぶりにGHCヘビー級王座を奪取し至宝をNOAHに取り戻した。
2006年9月に丸藤は当時の王者だった秋山準を破りGHCヘビー級王座を奪取、KENTAとの防衛戦ではこののベストバウトを受賞するほどの名勝負を繰り広げ新時代への扉が開いたかに見えたが、12月に三沢光晴の挑戦を受け敗れたことで扉は閉じ、ジュニアに専念や負傷による長期欠場、そしてブッカーとして一歩引いたため王座から遠ざかってしまった。
三沢が死去し、小橋建太が引退、秋山とKENTAもNOAHを去ってからやっと丸藤は時代を掴んだが、時代をどう築いていくのか、丸藤の戦いは始まったばかりだ。
GHCタッグ選手権は王者の弾丸ヤンキースが先手を奪うが、勝負を狙った田中のスライディングDをヘイストが避けるとTMDKは合体技で反撃、ヘイストはボムバレーデスを杉浦に狙うが、杉浦はフランケンシュタイナーで切り返してからアンクルホールドで捕獲、弾丸ヤンキースの波状攻撃に対しTMDKは合体技で応戦するが、ヘイストのブラックスワンスプラッシュを田中が阻止すると波状攻撃からサンドバックタイムと猛ラッシュをかけ、最後は杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い王座を防衛した。
GHCジュニアヘビー級選手権はサミングや大原の介入で拳王が先手を奪い右膝攻めを展開するも、王者の原田も二人ごとプランチャでなぎ倒して反撃、再び大原が介入するが玄藩が駆けつけ大原を排除するも、拳王はエプロン上でのファルコンアローからジャーマンを繰り出すが原田の背中が拳王の顔面に直撃すると拳王は右眼を負傷、それでも鋭いキックを浴びせ羅喉を狙うが阻止されると、原田はブレーンバスター式牛殺し、ローリングエルボー、大☆中西ジャーマン、ニーアッパー、ローリングエルボー、カナディアン式ニーアッパーと猛ラッシュをかけてから片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛。
GHCジュニアタッグ選手権は挑戦者組の誤爆を誘発させるなど、小川のしたたかさが冴え渡るが、挑戦者組は再び誤爆し仲間割れと見せかけて、小川にダブルトラースキックを浴びせると、ザックを捕らえて450゜スプラッシュとキルスイッチの合体をさく裂させてから最後は小峠がキルスイッチで3カウントを奪い王座を奪回。試合後は策に溺れた小川がザックにバックドロップで八つ当たりするなど大荒れとなった。
<プロレス格闘技DXより>
第3試合後に漫画家ゆでたまご・中井義則氏の長男で総合格闘家・プロレスラーの中井光義がノアに入団することが発表された。
中井は1989年1月2日、東京都出身の25歳。2007年6月のZST有明大会で、大沼啓介から腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを奪い白星デビュー。昨年9月のパンクラス横浜大会で近藤有己とのエキシビションマッチも経験し、12・8有明大会にも出場。ランドン・バンナータに敗れた。プロ戦績は2戦1勝1敗。プロレスラーとしてはハードヒットの2・28&4・26新木場大会に参戦していた。
中井は第3試合後にスーツ姿でリングイン。大川リングアナがプロフィールを紹介すると、“ゆでたまごJr."であることを知った観衆からどよめきが起こった。マイクを渡された中井は「プロレスリング・ノアファンの皆様、はじめまして。プロレスラーの中井光義です。一日でも早く皆さんの前で試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。男、見せます!」とあいさつ。場内は激励の拍手に包まれた。
【中井の話】「(ノアマットであいさつした感想は?)まずノアファンの皆様の温かい声援に感謝しています。また気合いが入って、デビューに向けて精一杯練習していきたいなと改めて決意が生まれました。(四方に向かって丁寧にお辞儀をしていたが?)今まで僕はフリーでやってきたので。今回は本当にノアに骨を埋める気でここに立つんだと、そういう決意を込めて、一礼一礼精一杯に。ファンの皆さんに失礼のないようなプロレスラーにならなきゃなという思いで、魂を込めて礼をさせていただきました。(今はどんな気持ち?)僕の立場で言うのはおこがましいんですけど、本当にノアのトップに立つんだという気持ちで。親父の夢が実はプロレスラーだったんですよ。息子の俺が親父から夢をバトンタッチされたので、必ず叶えたいなと思います。(ノア入団についてお父さんからかけられた言葉は?)とにかく喜んでくれているんですけど、あんまり印象深い言葉はいただいてないですね(笑) (ノア入団のキッカケは?)実は数年前から丸藤さんと面識がございまして、お会いした時からお誘いは受けてたんですけど、総合の試合だったり、自分にもやらなきゃいけないことがあったので。本当に丸藤さんのお誘いに応えたかったんですけど、その時はまだ準備が整ってなくて。今回は25歳という決して若い年齢ではないんですけど、このタイミングでお声をかけていただいたんで。僕の立場も今ならプロレスに専念させてもらえるなと。『今回はぜひ頑張らさせてください。僕はノアで戦います』と丸藤さんに言いました。(ファイトスタイルは?)バッチバチです。父がああいう職業に就いていて、そういうネームがあるとなると、結構坊ちゃん系なのかなと思われるんでしょうけど。誰が相手でもバッチバチで行きたいと思います。(理想とする選手は?)ノアの選手でしたら杉浦貴さんみたいな。カッコいいですよね、単純に。戦車っぽいパワー系のファイトスタイルが男心にグッとくるというか。僕の理想です。(ノアファンに向けてメッセージを送るなら?)男、見せます! (今現在の体重は?)180センチ、104キロあります。(デビューはいつ頃に?)丸藤さんには一日でも早くと言われてるんですけど、丸藤さんが確か約半年でデビューして、三沢さんも半年と言われまして。『その記録を塗り替えろ』と丸藤さんに言われております」
また第3試合後には漫画家ゆでたまご・中井義則氏の長男で総合格闘家・プロレスラーの中井光義のNOAH入団が発表された。中井はパンクラスなどで既にMMAデビューを果たしていることから、話題性のある即戦力ルーキーといったところだ。
丸藤時代となったNOAH、箱舟新章は新たなページが開き進んでいく。