女子プロレス
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6年ぶりのスターダム観戦!地元・大阪で花月が大苦戦も大江戸隊がゴッテス王座を防衛!
3月31日 スターダム「STARDOM DREAMSLAM 2018 in Osaka」エディオンアリーナ大阪第二競技場 435人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○スターライト・キッド ルアカ(5分52秒 旋回式フロッグスプラッシュ)羽南 ×山口菜緒 ナツミ 小野崎玲皇
※旋回式フロッグスプラッシュ◇第2試合◇
▼ビジュアル系3WAYバトル/15分1本
○鹿島沙希(6分42秒 片エビ固め)×渋沢四季
※キルスイッチ もう一人は夏すみれ◇第3試合◇
▼クイーンズ・クエストvsチーム・ジャングルってる イルミネーションマッチ/20分
バイパー HZK 渡辺桃 AZM(4-2)米山香織 ジャングル叫女 刀羅ナツコ 小波[1]○バイパー(5分16秒 体固め)×米山
[2]○バイパー(6分12秒 体固め)×ナツコ
[3]▲バイパー(9分3秒 両者OTR)▲叫女
[4]○小波(10分28秒 エビ固め)×AZM
※ハイキック
[5]○渡辺(11分20秒 エビ固め)小波
※Bドライバー 2人残りでクイーンズクエストが勝利◇第4試合◇
▼30分1本
○岩谷麻優 中野たむ(10分21秒 ドラゴンスープレックスホールド)トニー・ストーム ×ザイヤ・ブルックサイド◇第5試合◇
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第11代王者]○紫雷イオ(12分16秒 片エビ固め)[挑戦者]×ビープリストリー
※ムーンサルトプレス
☆イオが7度目の防衛に成功【イオの話】「ビーは手足が長くて蹴りがけっこう強烈だなと。QQの仲間たちも蹴りで沈められてる印象があったので蹴りを警戒してたんですけど、今度は腕を狙われた感じがして…まあ、勝ったんで、大丈夫です。明日までにしっかり治します。狙われましたけど、とにかくベルト7度目の防衛に成功したということと、このピカピカの新ベルトを私が最初に腰に巻いたので、その喜びしかないですね。ビーはいい選手でした。その相手に勝ててよかったです。
(新しいベルトを見て)ラインストーンが超いっぱい入ってるんですよ。私、見ての通りネイルとかもキラキラが大好きで、キラキラバカって自分で自分のことを呼んでいるので、キラキラバカ的にはこのキラキラな真っ白なベルトすっごいかわいくて、めちゃくちゃ気に入ってますね。(古いベルトは)これはこれで趣があっていいんですけど、白いベルトというか、オフホワイトになってきちゃってるので、ベルトにも一仕事終えてもらって、次からはキラキラの真っ白なベルト、私の色に輝かせます。
(明日に向けての心境は?)いままでやったことがない。きょうのタイトルマッチ、7度目の防衛とかいままで私はスターダムに防衛記録を塗り立ててきて、もはや自分で言うのもなんですけど、不動のところまできてるんじゃないかと思ってるんですけど、そんな自分にとっても自分のプロレスライフのなかで初めてのことなので。時間が経つにつれて少しずつ恐怖心は、出てなくはないですけど、そんなことを言ったらどんな試合もできないので。誰でも最初は初めてやるじゃないですか。どんなことでも。なので、プロレスに人生と命と女を懸けてるので、明日もそれは必要なのであればすべてを懸けます」
◇第6試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権/30分1本
[第12代王者]○花月 木村花(13分36秒 片エビ固め)[挑戦者]マリー・アパッチェ ×ファビー・アパッチェ
※大江戸コースター
☆花月&花が7度目の防衛に成功(試合終了後)
花月「大阪のオマエら元気か!? 7度目の防衛、成功しました。あー、想像以上にアパッチェ姉妹、きつかった。でも、でも最後に勝ったのは大江戸隊ですよ。きょうの一戦、絶対落としたくなかったんですよ。昨日イベントに来てくれた人は知ってると思うけど、このベルト、木村響子さんと自分が持ってたときに次は花と取ってこいと言われて、そこからずっと持ってるんですよ。だから簡単に落とせないんです。きょうの試合でこのベルトの価値も自分たちの実力も、一歩も二歩も上がったと思ったので、私たちからこのベルトがなくなることはないでしょう。ねえ、そう思うでしょう、皆さん。まあ、長々しゃべっても花月様らしくないので、手短にして売店でみんなで祝勝会でもしましょう。スターダム春の祭典、3月28日の後楽園から始まってますが、きょうも大阪、明日の名古屋国際まで選手、それぞれしっかり自分の気持ちと意気込みをもってリングに上がりますので、そこをしっかりと目に焼き付けて帰ってもらいたいです。4月から大江戸隊も色を変えて新しいものをみなさんに提供していきますので、適当に楽しみにしててください」【バックステージでの大江戸隊】
花月「あー、7度目の防衛成功」花「楽しかった!」
花月「最高だな。このベルトを花と持って、こんなに試合前から緊張したのは初めてだよ。いつもだったら当たり前の結果って言ってると思うんだけど」
花「今回ばかりは自分たちのことをほめていいですよね」
花月「今回ばかりはうちらやってやったぜ。花と大江戸隊と築き上げてきた絆だったり、そういったものが何度もうちらのピンチを救ってきたと思ってるから。きょうの結果が、それが見えたんじゃないかなって切に思う」
花「いままでで一番やりがいがあるっていうか、防衛したって言い切れる試合だったけど、いままでで一番いてえ。あのファビーの足の関節、あの一つでだいぶ自分は削られたので。そこはまだ私の卍固めにはない、それでマリーからタップ取りたかったけど、決めきるところにいけなかったので。メキシコのジャベの恐ろしさを思い知りました」
花月「技一個一個が重いなと思いました」
花「悔しさもありますけど、ここまでボロボロにやれて」
花月「ベテランとやることがスターダムに入ってから本当になかったから、入団する前のことを思い出してしまった(笑)」
花「私も。きょうでデビュー2周年なんですけど、初心に帰ったというか。初めてアジャさんとシングルマッチをやったときのことを思い出しました。またデビューした気分」
花月「でも、こうやって結果が残ったっていうことは、このベルトの価値もかなり上がったと思う」
花「絶対手放したくない。これは」
花月「うちらの実力もすごく上がったと思うから、絶対にこのベルト、もう落とすことはないと確信もちましたね。あとは3月31日ということで今年度きょうが締めなので、明日名古屋1発目ね、4月の一日。明日からまた違うものをどんどんオマエらに提供していくからな、大江戸隊は。楽しみにしとけよ」
花「花月さん、ここまできたらゴッデス、V100目指しましょう」
花月「V100(苦笑)。おお…100いくか」
花「指切りげんまん(2人で指切り)」
花月「(試合を通して絆が深まったりもした?)何が増えたかって、試合中にアイコンタクトすることが多くなって。いける、いけないっていう、意思疎通がやっぱり花とは完璧にできるようになってるなと確実に思います。それは闘いのなかの自分の限界、お互いの限界をわかってるのもそうだけど、それはいま行ったほうがいいときと悪いときがあって。もちろんパフォーマンスを兼ねていくときもあればいかないときもあるし、花だったらこれは耐えられるかな、花月だったらまだいけるかなとか、ここらへんもわかってるんですよ。たぶんそれをわかりあえるタッグってそんなにいないと思うので、そこは自信をもっていま言えますね」
花「自分は何より、試合前の安心感が違いますね。この人とだったら大丈夫、自信をもって試合に挑むことができるので。それもこのチームワークというか、安定感につながってるんじゃないかなと」
花月「いいこと言うね」
花「自分で言うのもあれですよ。(前にサンダーロックがV10を達成している。そのへんは意識する?)V100ですよ。ゼロが一個足りないんだよ。視野が違うんで、大江戸隊は。レベルが違うんですよ」
花月「サンダーロックから取ったのは私と響子ねえさんですからね」
花「V10なんか屁の屁ですよね」
花月「(最高のタッグになる?)もちろんです。あときょうね、うちら一切凶器使ってないから。(凶器を使ってなくても毒霧は使ったが?)使ってないから」
花「あれは花月さんの体から分泌されたものだから。凶器じゃなくて分泌液」
花月「血液みたいな感じ。あと個人的にスターダムの春の祭典、3つビッグマッチありますけど、全部花月さまが後楽園も大阪も明日の国際も全部メインに立つんですよ。それって大江戸隊としてもありますけど、スターダムのイチ選手としてしっかりそこは責任重大なポジションだと私も重々思ってますので、明日までっていう言い方もありますけど、明日からっていう言い方もありますからね。4月1日、しっかりすごいものを皆さんに提供していきたいと思いますので。目を離さないでください。よろしくどうぞ」
1ヶ月ぶりのプロレス観戦は、エディオンアリーナ大阪でのダブルヘッダー観戦となり、昼間はスターダム、夜は大日本を観戦した。
スターダムを観戦するのも2度目で、2012年3月25日の大阪IMPホール大会以来だから、約6年半ぶり、6年前は新人が多い団体だなと思っていたが、足が遠のいている間に選手も入れ替わり、今度は外国人選手が多くなったという印象を受けてしまった。
28日をもってGMだった風香も勇退、オープニングでは風香がダンサーと共にダンスを披露していたが、今回からなのか各ユニットによる歌にオープニングが変更、歌唱力は?さておき、これが新しいオープニングの定番になりつつあるのかもしれない。セミのイオvsビーによるワンダー選手権は、試合前にロッシー小川社長によって新調されたベルトが披露された。
序盤は左腕を攻めるビーに対し、イオはトペや619、スワンダイブミサイルキックとすぐ自分の流れに変え、ビーのトラースキックもドラゴンスクリューで切り返すなど、イオペースのままで試合が進められていく。
しかしイオのダイブをビーがかわすと、ウィル・オスプレイが使うコーナーで逆さになったイオの顔面にトラースキックを放ち、イオのムーンサルトプレスも阻止して、ドラゴン・リーのパタダス・エネル・ペチョを投下するなどして流れを変え、更にザック・セイバーJrのようにイオの左腕を三角にしてからのストンピングやジム・ブレイクアームバーまで披露、新日本に参戦している外国人選手の技を駆使してイオを追い詰める。
イオがパイルドライバーを狙うと、切り返し合戦となり、イオが競り勝ってツームストーンパイルドライバーで切り返すと、最後はムーンサルトプレスで3カウントとなって勝利、イオが堂々の王座防衛となった。メインは地元大阪出身の花月が花と組んで保持しているゴッデス王座にアパッチェ姉妹が挑戦、アパッチェ姉妹はアルシオン以来だが、まだ現役を続けていたのは嬉しいところだった。
序盤は大江戸隊が場外戦でリードを奪ったかに見えたが、リングに戻ると首の調子の悪い花月が捕まり形成逆転、連係だけでなくジャベで捕獲されるなど徹底的に狙い撃ちにされる。
やっと交代を受けた花が姉妹まとめてミサイルキックや、ファビーに卍固めで捕獲して盛り返し、息を吹き返した花月もマリーにハイキックからえびす落とし、雪崩式ブレーンバスターから夏が介入して連係を狙うも、マリーが二人まとめてラリアットを浴びせ、花月にラリアットからみちのくドライバー、クロス式STFで花月を追い詰める
、ファビーが入ってダブルキン肉バスターを決めるが、レフェリーの隙を突いた花月が青い毒霧をマリーに噴射してから、ミサイルキックインパクト、そして花月が大江戸コースターと逆転3カウントを奪い、王座を防衛。花月が首が調子が悪い分、捕まる時間が長いなど薄氷の防衛だった。第4試合のワールド王座前哨戦は岩谷組の奇襲から試合が開始となり、ザイヤを捕らえて先手を奪う、最後もリードを保った岩谷組が合体技でザイヤを捕らえてから、岩谷が二段式ドラゴンスープレックスで勝利、前哨戦にしては物足りない内容だった。
第3試合のクイーンズクエストvsジャングルってるによるイリミネーションマッチは、バイパーが米山やナツコを圧倒的なパワーで脱落させ、SAW王座に挑戦する叫女もバイパーのパワーに苦しむが、エプロンでの攻防の末道連れ心中にして共倒れになるも、小波が3人相手に孤立、ハイキックでAZMは脱落させたが、桃のBドライバーで力つき3カウントでクイーンズクエストが圧勝、バイパーは女版ベイダーに見えてしまうほど圧巻的だった。
大江戸隊が大会を締めくくりサイン会になるも、大日本との入れ替え時間ギリギリまでサイン会やツーショット撮影が続くなど、女子の中で人気団体である理由というのがわかったような気がする。
そしてこれが更新されている頃である1日の名古屋大会で電流爆破バット戦が行われる。現在もスターダムで行われることに関して賛否があるが、乗り気でなかったイオが乗り気になり、カードも決定した以上、今更止められるものではない。ただ今までデスマッチに縁がなかった高山善廣や船木誠勝などは、一度やったらハマってしまった例もあることから、1度やってしまったらイオもハマってしまう可能性も否定できない。ただイオがハマってしまったことで、今後どう繋がっていくのかもしっかり見定める必要もあるのではとも思う。ゴッデス・オブ・スターダム
7度目の防衛成功!!!
こんな苦しい防衛戦はあっただろうか…
ベルトの価値もウチらの実力も上がった!
もうこのベルト、誰にも渡さねぇ!
大阪のお前らーーー!!
さんきゅーな!!! pic.twitter.com/MWg0clsrZJ
— 花月〜Kagetsu〜 (@doranyanpa) 2018年3月31日春の祭典、大阪大会が終了し名古屋に着いています。真新しい白いベルトを披露して、紫雷イオが王座を死守。ビー・プレストリィは将来、楽しみな選手である。ゴッデス戦は大江戸隊が大苦戦の末に激勝。改めてアパッチェ姉妹は凄い。そして明日はいよいよ名古屋決戦。急遽、サムライTVで中継が決定! pic.twitter.com/A3Reg1HOa8
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2018年3月31日V7!!!!おNEWの白いベルトはわたしのものだーー!!!おデコはビーの蹴りで腫れた。たくさんのご声援ありがとうございました✨✨#スターダム pic.twitter.com/htwsELQi3O
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2018年3月31日4月の新シリーズよりリングアナを務める小坂井祐莉絵(こざかい・ゆりえ)が、本日の大阪大会よりプレデビューしました。
22歳の声優が女子プロレスという新たな世界に入ってきました。皆様、今後ともご声援をお願いいたします。また4月1日の名古屋大会でも何試合かコールを行います。 pic.twitter.com/c8QMrICv5U
— スターダム/STARDOM (@wwr_stardom) 2018年3月31日 -
初めてのセンダイガールズ観戦…橋本千紘の怪物ぶりに「ギュン!」
午前0時より11月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付を開始します!投票はこちら→:https://t.co/rlQ80ANhu0 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月2日12月2日 センダイガールズプロレスリング エディオンアリーナ大阪第二競技場 600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼10分1本
○愛海(6分59秒 羽折り固め)×佐藤亜海◇第2試合◇
▼10分1本
○アイガー(9分4秒 エビ固め)×旧姓・広田さくら
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
○ハイジ・カトリーナ ロサ・ネグラ (13分44秒 エビ固め)木村花 ×桃野美桜
※フロッグスプラッシュ◇第4試合◇
▼20分1本
○アジャ・コング(4分39秒 体固め)×カサンドラ宮城
※垂直落下式ブレーンバスター◇第5試合◇
▼20分1本
○橋本千紘 松本浩代(15分25秒 オブライト)×里村明衣子 紫雷イオ(試合終了後)
橋本「大阪のみなさん、このなかで一番強いのは誰ですか? 紫雷イオでも里村明衣子でも松本浩代でもなくて、この橋本千紘が一番強いんですよ! だからどうしてもやらせてください。1、2、3、ぎゅん!」【橋本の話】「このカードのなかで一番強いのが橋本千紘ってことが少しでも証明できたんじゃないかなと思ってます。(イオは)何回やっても刺激的ですし、自分ができない動きができる選手ってすごいうらやましいと思うんで。でも、実際シングルマッチやったことがないんで、シングルマッチしたいですね。(王者対決だったが)そのなかで自分が勝てたっていうのは先に進めたんじゃないかなって思います。(松本とのタッグは)何回も闘ってる相手なんで、でも、松本選手より目立ちたかったですし、自分のなかではみんな敵という感じで。でもきょうはカバーもしてもらったりしたんで、松本選手ともまたタイトル懸けてやりたいと思ってます。要するに、まとめて言うとぎゅん!ってことなんです」
◇第6試合◇
▼センダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップ/30分1本
[第5代王者組]○DASH・チサコ KAORU(23分54秒 片エビ固め)[挑戦者組]アレックス・リー ×白姫美叶
※ホルモンスプラッシュ
☆チサコ&KAORUが2度目の防衛に成功(試合終了後)
チサコ「オイ、白姫、オマエそんなもんか? ベルトが欲しいの? どんなにカッコつけたって結果出てないんだよ。それでいいの? KAORUさん、ホントに相手になりませんね。きょうせっかくビッグマッチでいいところ見せたかったんですけど、チャンピオンとしてアナタたちにガッカリです。みなさんもそう思うでしょ? みなさんの代弁して言ってやりますよ。ベルトなんてまだまだ届かねぇんだよ、バカ。悔しかったらかかってこいよ。アタシみたいに食らいついてこいよ。なんも伝わらなかった。KAORUさん、もう仙女でウチら敵いないですから、このベルト他団体に持って行って防衛しましょうか。どうですか、みなさん? あっ、なんかヘンな金髪が…」ハイジ&カサンドラがリングに上がって挑戦アピール。アレックスが割って入って「次の大阪ではストロングスタイルラッシュがそのタッグベルトを取ります。オマエらじゃない」。
チサコ「とりあえずベルトは私たちが持ってる。ウチらはいつでもどこでもやってやる。ということで大阪、来年もまた来たいと思いますけど、どうですか大阪のみなさん。いいですか!(大拍手)きょうは大阪のみなさんにウチらの強いところ、防衛したところを見てもらってホントにウチら超満足。来年もまた絶対来ますので、みなさん待っててください!」
【チサコ、KAORUの話】
チサコ「あのレベルでビッグマッチのメイン、これからカサンドラとハイジですか? やっていくと思うとホントにちょっと…チャンピオンとしてキツイですよね(笑)」KAORU「いままでもキツかったけど、それも力量かな」
チサコ「でもいつまでもチャンスがあると思ったら大間違いなんで、当分いいんじゃないでしょうか、白姫とアレックスは。ハイジとカサンドラはいつでもつき合ってやりますよ。どうでした?(完勝だった)ですよね。なのでもう他団体に持って行って防衛したいなと思って。いまもそう思ってるんで。どんな相手でも叩きつぶしていきたいと思いますね」
KAORU「(白姫の変化は感じた?)とくに感じないんだよね、残念なことに。もうちょっと来てほしいんだけど」
チサコ「ずっとやられてたじゃないですか。なにも出てないんじゃないですかね。いつもよりやられてましたよね」
KAORU「うん。もったいないね」
チサコ&KAORU「ウチら怒らせると、マジでヤ・バ・い~」
今回はセンダイガールズプロレスリングを観戦するために1ヶ月ぶりにエディオンアリーナ大阪へ訪れた。大会前に所属全選手が挨拶。里村やKAORU、広田を見るのはGAEA JAPAN以来となる。
第4試合ではカサンドラがアジャと対戦するも、カサンドラは入場するなりリングを降りて入場袖に隠れると、入場するアジャの背後を襲撃、一斗缶を奪って掟破りの殴打を敢行してから鉄柵に叩きつけ、怒りの表情を浮かべるアジャにトペを発射、その後もミサイルキックでガンガン攻めるが、蹴り足を掴んだアジャは裏拳を炸裂させ、場外へカサンドラを連行して一斗缶でメッタ打ち、更に一斗缶の上での場外垂直落下式ブレーンバスターを敢行してカサンドラに大ダメージを与え、一斗缶も見事に凹んでしまう。
リングに戻るとアジャに抵抗するカサンドラにパンチ一閃を浴びせると、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、カサンドラの奇襲作戦も、アジャが怒りを爆発させて玉砕という結果となってしまった。セミでは里村、イオの仙女&スターダムの2大エースがタッグを結成して橋本&松本のパワフルコンビと対戦。先発は橋本とイオと注目の組み合わせでスタート、序盤から出方を伺うイオにいきなり橋本がタックルで捕らえ、またリーブロックを狙うイオをキャッチしてコーナーに叩きつけるなどしてパワーで圧倒、松本とのトレイン攻撃も決まり、イオを捕らえて主導権を握り、やっと里村に交代も、松本の串刺しタックル、橋本のダブルアームスープレックス、豪快なボディースラムと里村をも圧倒して2大エースコンビが主導権を奪えない展開が続く。
松本のパワーボム狙いをイオがフランケンシュタイナーで切り返すと、イオと里村のキックの波状攻撃、里村のニールキックと流れを変えるが、松本もイオだけでなく橋本も持ち上げ、そのまま里村を圧殺する荒技を敢行する。里村はキックで橋本組を場外へ出すと、イオがムーンサルトアタックを発射、リングに戻ってもイオが619、里村の側転ニーと畳みかけた後でスリーパーで捕獲、松本のカットもイオがミサイルキックで排除する。
しかし松本がイオをショルダースルーの要領で橋本に渡して、橋本がパワーボムで叩きつけると、松本がイオ、橋本が里村をパワーボムの体勢から二人を激突させ、橋本がコーナーからのサマーソルトドロップで里村を追い詰めにかかる。そしてカットに入ったイオをオブライトでKOすると、粘る里村にもオブライトを連発して3カウントを奪い、橋本組が完勝。試合後にイオが橋本にシングルでの対戦を要求し、最後は橋本がお得意の「キュン!」で試合を締めくくるも、橋本の怪物ぶりは改めて感服させられてしまった。メインのタッグ選手権は序盤から連係で攻める挑戦者組に対し、KAORUのテーブル攻撃から場外戦で挑戦者組を攻めるも、場外戦と同時にメタル風の音楽が流れ、最初は音響ミスかと思ったら、チサコ&KAORUが場外戦となるときは音楽が流れるという。チサコは鉄柱攻撃などで白姫を痛めつけ、リングに戻ってもKAORUと共に白姫を蹂躙、白姫が反撃しても攻撃が軽いせいか、流れを変えるまでには至らない。やっと交代を受けたリーが孤軍奮闘して試合を盛り返し、白姫もキックなどを繰り出していくが、攻撃が軽いせいか、せっかくリーが作った流れを引き戻してしまい、再び王者組の前に蹂躙されてしまう。
王者組から散々足蹴にされた白姫は懸命に粘り、チサコが勝負を狙ったホルモンスプラッシュも自爆させると、丸め込み技やキックからダイビングボディープレスを投下も、しっかり見ていたチサコは両足を立てて迎撃。それでも白姫はチサコ相手に張り手合戦に挑んで一歩も譲らない。
しかし白姫はトラースキック、バスソーキックとチサコに浴びせると、ダイビングボディープレス、スピンキックと畳みかけ、リーが入って連係を狙うがリーのハイキックが白姫に誤爆すると、最後は王者組がファンタスティックフリップの連発から、チサコがホルモンスプラッシュで3カウントを奪い王者組が完勝防衛、試合後に他団体で挑戦を示唆する王者組にハイジ&カサンドラが名乗りを挙げ、リーも日本語で再挑戦をアピールして幕となった。全体的な感想は橋本に尽きるということ、里村だけでなくイオ相手にも引けを取らないどころか、互角以上に渡り合う、里村ももう橋本には勝てないのではと思わせるぐらいだった。だがカサンドラもキャラ的には確立しているが、結果を出すことに苦労しているなど、まだまだ選手層の薄さも今後の課題と感じさせた。
そして夜に全日本プロレスが控えいているため、一旦会場を後にした。
【試合結果詳報】DASH・チサコ&KAORUがセンダイガールズワールドタッグ王座V2 セミで勝利した橋本千紘が「ぎゅん!」、愛海初勝利…センダイガールズ大阪詳報 https://t.co/rizfQEZzM4 #週プロモバイル #仙女 pic.twitter.com/XMjYUBkpaB
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年12月2日"ビリビリしました" #LINEBLOG公式ブロガー #仙女 #2018カレンダー https://t.co/qBeVCXb8xE
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年12月2日今日は夕方から大阪のプロレス会場見に行こうと思ってたのに、ダメージが凄くてホテルのベッドでずっと天井見てた。。。#大阪
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2017年12月2日 -
前代未聞の52人掛けで完全燃焼!豊田真奈美引退!
10月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/HpgZqNVYdN 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年11月2日11月3日 豊田真奈美30周年記念興行〜飛翔天女〜 豊田真奈美引退 神奈川・大さん橋ホール
<アピールは週プロモバイルより>
◇第1ブロック◇
▼3分1本勝負
○尾崎魔弓 桜花由美 雪妃魔矢 アレックス・リーwithポリス(3分00秒 リングアウト)X豊田真奈美◇第2ブロック◇
▼各1分1本
○永島千佳世(59秒 エビ固め)X豊田真奈美
※ローリングクレイドル
【試合順】
[1]Xテキーラ沙弥(37秒、ムーンサルトプレス→体固め)
[2]○星ハム子&○宮城もち(55秒、モチハムバーガー→体固め)
[3]△里村明衣子(1分00秒、引き分け)
[4]Xさくらえみ(55秒、キャメルクラッチ)
[5]△山下りな(1分00秒、引き分け)
[6]△倉垣翼(1分00秒、引き分け)
[7]△AKINO(1分00秒、引き分け)
[8]△世羅りさ(1分00秒、引き分け)
[9]△ドレイク森松(1分00秒、引き分け)
[10]△チェリー(1分00秒、引き分け)
[11]X希月あおい(48秒、ジャパニーズオーシャンクインビーボム→片エビ固め)
[12]△宮崎有妃(1分00秒、引き分け)
[13]○ボリショイキッド(25秒、横入り式エビ固め)
[14]△旧姓・豊田さく美&△豊田真GAMI(1分00秒、引き分け)
[15]X米山香織(32秒、ジャパニーズレッグロールクラッチを切り返してのエビ固め)
[16]△加藤園子(1分00秒、引き分け)
[17]△Leon(1分00秒、引き分け)
[18]△山縣優(1分00秒、引き分け)
[19]△朱崇花(1分00秒、引き分け)
[20]X小林香萌(59秒、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)
[21]△志田光(1分00秒、引き分け)
[22]△松本浩代(1分00秒、引き分け)
[23]△浜田文子(1分00秒、引き分け)◇第3ブロック◇
▼各1分1本
○伊東竜二(58秒 体固め)X豊田真奈美
※ドラゴンスプラッシュwith有刺鉄線ボード【試合順】
[1]△日高郁人(1分00秒、引き分け)
[2]△パピヨン朱美(1分00秒、引き分け)
[3]○がばいじいちゃん(57秒、リングアウト)
[4]△松山勘十郎(1分00秒、引き分け)[5]Xキッド(7秒、ケンカキック→体固め)
[6]△アントニオ小猪木(1分00秒、引き分け)
[7]X男盛(39秒、モロ出しによる反則)
[8]X木高イサミ(48秒、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)◇第4ブロック◇
▼各1分1本
△井上京子(1分時間切れ引き分け)△豊田真奈美【試合順】
[1]△カルロス天野(1分00秒、引き分け)
[2]△下田美馬&三田英津子(1分00秒、引き分け※豊田のパートナーは山田敏代)、
[3]△山崎五紀(1分00秒、引き分け)
[4]Xブル中野(33秒、横入り式エビ固め)
[5]X長与千種(42秒、ボディスラム→体固め)
[6]△ジャガー横田(1分00秒、引き分け)
[7]△吉田万里子(1分00秒、引き分け)
[8]○高橋奈七永with南月たいよう(56秒、ジャパニーズオーシャンクインビーボム→体固め)
[9]△KAORU(1分00秒、引き分け)
[10]○伊藤薫(41秒、ダイビングフットスタンプ→体固め)
[11]△渡辺智子(1分00秒、引き分け)
[12]△井上貴子(1分00秒、引き分け)
[13]○堀田祐美子(56秒、浴びせ蹴り→体固め)◇第5ブロック◇
▼豊田真奈美引退試合/無制限1本
○豊田真奈美(7分06秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)X藤本つかさ---延長戦---
○豊田真奈美(3分34秒 体固め)X藤本つかさ
※ジャパニーズオーシャンクインビーボム---再延長戦---
○藤本つかさ(5分52秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)X豊田真奈美(試合終了後)
豊田「藤本……、今日は本当は私が藤本に思い切りすべてを……でも動けなくてごめん。こんなつまらないダメな私を慕ってくれて、本当に×2ありがとう。申し訳ない。サイクロンは私のイメージじゃなくて、藤本の物にして、藤本が絶対やってくれるって私は期待があるからこそメインに選んだ。技をやってもらって、豊田真奈美二世じゃなくて、藤本つかさってものを、価値を上げていってほしい。絶対に藤本つかさっていう名前を上に上げていってほしい。今日はありがとう。本当にありがとう(と抱擁)」藤本「ふがいなってい言うけど、50試合以上やったあとに、自分から2回もフォールを取って、どこが弱いんですか。強い。豊田さんは強い。一生尊敬します。豊田さんこそ女子プロの未来です。ありがとうございました」
(ヘアドネーションに賛同した豊田が断髪式へ。ヘアドネーションとは病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供するという活動とのこと。31センチ以上の髪の毛が必要ということで、豊田はトレードマークの黒髪をバッサリカット。新人時代のような出で立ちに戻った。)
(豊田真奈美、30年の歴史を振り返るVTRが流されたあと、豊田がマイクを握る。)
豊田「えーみなさん、豊田真奈美引退興行にご来場いただき誠にありがとうございました。みなさん楽しんでいただけたでしょうか? 本当にどこも痛くない自分の体に戻りたいです。十分な試合を見せることができず、本当に申し訳なくて悔しい気持ちでいっぱいです。でも、こうやってこんな私でも応援してくださって、本当に私は30年間、プロレスやってきて、本当に×2幸せでした。こんな自分でも応援してくださるなんて。今日、興行やるにあたって凄くいろいろ用意とかも大変で、OZのスタッフさんあと今回のカードを決めるのも、みんな快く、50試合やりたいという私の気持ちを叶えてくれて、本当に私はいろんな人に助けられて30年間きたんだなと思って本当に皆さんありがとうございます。こんな自分を30年間、応援してくださって本当ありがとうございます。引退後は、いまは本当にカラダが辛い状況です。もう一度、きちんと痛みのない生活をして、まだまだ46歳ですが、まだまだこれから第二の青春を楽しもうと思いますので、まずは治療を一生懸命頑張ります。30年間終わりました。本当にみなさん、いままで応援ありがとうございました!」
(豊田コールが沸き起こったあと、10カウントゴングへ。最後のリングコールのあと、大量のピンクの紙テープが投げ入れられた。)
30周年を契機に引退を発表した豊田の引退試合が行われ、引退試合は50人掛けに挑戦となったが、急遽2人加わり52人掛けに挑戦することになった。
第1ブロックでは主戦場にしていたOZアカデミーの尾崎軍とのハンディキャップ戦でスタート、第2ブロックではOZ、アイスリボン、センダイガールズ、我闘雲舞、WAVE」、PURE-J、フリーの選手と対戦すると、第3ブロックでは男子選手が登場して大日本の伊東と対戦した際には初めて有刺鉄線ボードの洗礼を浴び、第3ブロックではOGを始めとする全女勢が登場やOZでタッグを結成した天野とは反省会を行う。
同期の下田との対戦の際には、三田も乱入してラスカチョーラス・オリエンタルが復活すれば、。山田敏代も駆けつけて豊田とのWWWAタッグ王者コンビも復活する。そして師匠と仰ぐ山崎五紀とも対戦すると、WWWA王座に初挑戦時の王者であるブル中野登場すれば、長与やジャガー、フリーダムフォースの盟友だった吉田や伊藤、ライバルだった京子や堀田とも対戦する。
そして第5ブロックでは引退試合の相手としてアイスリボンの藤本と対戦。開始早々藤本はジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、豊田が阻止すると藤本はドロップキックも、豊田は貼り付け式ドロップキックで反撃して、場外の藤本にコーナーからのプランチャを狙うが、藤本が落とすと逆にプランチャスイシーダを炸裂させる。、
藤本はミサイルキックも、豊田はローリングクレイドルで応戦、ミサイルキックを連発すれば、藤本が起き上がり、低空ドロップキックから再度ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが不発に終わると、豊田はムーンサルトプレスで反撃して本家ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙う。しかし回転エビ固めで切り返した藤本はサッカーボールキックを連発、雪崩式回転エビ固めからビーナスシュートを狙うと、追いかけた豊田がジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドで3カウントを奪い、引退試合を勝利で飾るも、豊田は藤本が勝つまで続けるとして延長戦へと突入する。
延長戦は藤本がビーナスシュートを狙うと、豊田は再度ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、藤本が回転エビ固めで切り返してからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドを決めるが、豊田はカウント2でキックアウトしクインビーボムを決めるも、疲れでカバーできず、それでもブレーンバスターからのクインビーボムで3カウントを奪う。
再延長戦は豊田がプランチャからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドを決めるが、藤本がキックアウトし、ムーンサルトプレスを剣山で迎撃すると、つっかちゃん☆ボムからPK、ミサイルキック、ビーナスシュートと畳みかけた後でジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドで3カウントを奪い、豊田を介錯した。試合後は豊田がヘアードネーションに賛同したことで、トレードマークだった黒髪をばっさりカットし短髪姿となると、30年間を振り返り、引退の10カウントの後、最後のコールとなり、大量の紙テープが投げ込まれ、30年に及ぶレスラー人生に別れを告げた。
豊田真奈美は武藤敬司、三沢光晴に匹敵する天才レスラー、自分は初めて全女を見たときはなぜこの人がトップに立たないの?と不思議に思ったぐらいだった。当時はまだまだブル中野、北斗晶、アジャ・コングが全盛の時代だったのもあったが、豊田が全女ではなく他団体だったら確実にトップを取れていたのではと思う。
自分の観戦した中でのベストバウトは自分が始めて日本武道館を訪れた1994年8月24日の井上京子戦、京子の保持するオールパシフィック王座と豊田の保持するIWA王座とのダブルタイトル戦で豊田が二冠となったが、まだアジャが全盛の時代で豊田はまだWWWA王座には届かなかった。
引退試合をもって豊田は引退となるが、豊田が持っていたジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドは藤本つかさや日高郁人、それと独自で使い出したCIMAによって受け継がれていく、自分は豊田真奈美を知るきっかけになったのは島本和彦氏が栄がいた漫画である「燃える!女子プロレス」であり、この漫画共々豊田真奈美というレスラーを忘れることはない。【試合結果詳報】飛翔天女が30年のレスラー人生に幕/断髪式で黒髪をバッサリ/藤本「豊田さんこそ女子プロの未来です」/豊田「プロレスやってきて、本当に幸せでした」…豊田真奈美引退興行大さん橋詳報 https://t.co/9fNx3xJuoD #週プロモバイル #豊田真奈美引退興行 pic.twitter.com/ahOrDiZkWL
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年11月3日最後まで強い豊田さん。明日からいない。でも、豊田真奈美というレスラーの存在事実が女子プロレスの未来に繋がるんだ。悔しい思いも嬉しい思いもいっぱい教えて下さり、ありがとうございました。藤本つかさのサイクロン極めていきます。そして豊田さんの大好きなプロレスを紡いでいきます。一生尊敬! pic.twitter.com/ETO33eP5hZ
— 藤本つかさ@11・3豊田真奈美引退 (@tsukka0730) 2017年11月3日豊田真奈美さんとの1分間はお互いの呼吸を読み合う間にラスト10秒に。
あっという間に終わってしまった。
私の中でスタート1分で相手をロープに飛ばす概念はない。
この試合に悔いはない。
豊田さん、ありがとうございました。#仙女#豊田真奈美選手引退興行
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2017年11月3日豊田真奈美選手引退興行、ありがとうございました!
この大会に参加できたことに感謝です。豊田さん本当にかっこよかった!!! pic.twitter.com/WHGxIaGYiw
— 志田 光 (@shidahikaru) 2017年11月3日豊田真奈美選手。美しくて、力強くて、何でも出来て、お茶目なところもあって、ザ・女子プロレス、という存在でした。思うように動かない身体で50人がけを戦いきり、ベストな自分を見せられなかったことを最後の最後まで悔しがる姿はまさに、戦うひとでした。 pic.twitter.com/eMOoWNVySM
— sayoko mita (@345m) 2017年11月3日痛いところのない身体に戻したい、という言葉が衝撃的だったけれど、どうかその羽根を休めて、新しい青春を謳歌できる日々がやってきますように。飛翔天女ファイナル豊田真奈美選手、心の底からお疲れ様でした。 pic.twitter.com/QIScW464T8
— sayoko mita (@345m) 2017年11月3日以前東スポで豊田真奈美選手と対談させていただいた時に引退後について伺うと「16歳でこの世界に入り、同級生が楽しそうにやってた時につらかったから、遅すぎる青春を取り戻したい」と語っていらっしゃいました。青春を女子プロレスに懸けてこられた豊田さん、美しい感動をありがとうございました。
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年11月3日 -
イオが復帰早々王座奪取!花月を降しワールド王座を防衛した岩谷に包囲網が敷かれた!
8月13日 スターダム「STARDOM Midsummer Champions 2017」後楽園ホール 915人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼3WAYバトル/15分1本
○羽南(4分26秒 足決めエビ固め)×ルアカ
※もう一人はAZM◇第2試合◇
▼5☆STAR GP 2017出場争奪戦/15分1本
○中野たむ(10分50秒 片エビ固め)×刀羅ナツコ
※バックスピンキック◇第3試合◇
▼4WAYタッグバトル/20分1本
木村花 ○クリス・ウルフ(8分14秒 飛び込み式エビ固め)美邑弘海 ×ギャピー・オーティス
※あと2チームは美闘陽子&小波 渋沢四季&スターライト・キッド◇第4試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(7分51秒 片エビ固め)×ザイヤ・ブルックサイド
※ストロング・ゼロ
☆ストームが10度目の防衛に成功◇第5試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○マリー・アパッチェ(8分44秒 片エビ固め)[第14代王者]×シャナ
※スワントーンボム
☆シャナが初防衛に失敗、マリーが第15代王者となる◇第6試合◇
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[挑戦者組]紫雷イオ バイパー ○HZK(16分12秒 片エビ固め)[第15代王者組]松本浩代 米山香織 ×ジャングル叫女
※アトミック・ボムズアウェー
☆松本&米山&叫女が初防衛に失敗、イオ&バイパー&HAZが第15代王者となる(試合終了後)
イオ「最高の気分でーす。この痛みにこの感動、この興奮、やっとスターダムのリングに還ってこれました。それだけじゃないですよ。QQにアーティストのベルとをもたらすことができました。それを手助け? 協力してきれたのは紛れも無く新加入のバイパーでしょうね。どうワクワクするでしょ? 誰よりも私がワクワクしていますよ。それはバイパーもそうだけど、QQを守ってくれたHZKがパワーアップしてくれたのもあります。HZKのおかげでこのベルト取れました。一言お願いします」HZK「イオさんお帰りなさい。待ってました。今日はイオさんとバイパーのサポートのおかげで一番似合うピンクのベルト取り戻せたと思います。叫女から取ったけど、5STARでも叫女には泣いてもらおうかなと思います。バウ・ダウン・トゥ・ザ・QUEENS」
【イオ&バイパー&HZKの話】
HZK「イオさんの復帰戦で、ピンクのベルトを取り戻したこと、アーティストのベルトをまた巻いたこと、本当にうれしい」イオ「いやあ、ホントよかった。正直言って、まだ組んで一発目なのでね、多少の多少の危ういところはあるかもしれないですけど、ご愛敬ということでね。それはあってもあまりあるパワーと我々の実力でこのベルト、クイーンズクエスト4度目の戴冠になります。ベルトを戻せてうれしいですし、なによりも私がスターダムのリングに舞い戻れたということをすごくうれしく思います。大声援で迎えてくださってどうもありがとうございます」
バイパー「私が初めてスターダムにやってきたとき、たくさんの人が私を見て笑ったでしょ。みんな私を見て笑ったのよ。私は十分にタフだと思ってもらえなかった。でも、一生懸命日本の闘いに適応できるように頑張ってきたの。尊敬の念を持ってね。その結果がこれ。
(クイーンズクエスト入りして初の試合だったが、このチームはどう?)信じられないくらいにすごかったわ。最高のレスラー、紫雷イオがいるし、HZKは未来の神童。そこに私のようなサイズのレスラーが入ることによって、よりすごいことになる。私たちのチームには渡辺桃もAZMもいるし、全員揃ったら誰にも負けないわ」イオ「(イオは予想より早く復帰できたが、欠場当初はいつ戻ってこられるかわからない状態だった。不安は大きかったのでは?)そうですね。もちろん不安、ありましたというか、ありまくりでしたね、ヘヘヘ。休みたくて休んでるわけじゃないですし、私はプロレスにすべてを捧げてしまっているからこそ休んでいる間、かなり辛かったというのはありますね。でもこうしてリングに戻ってこれたので、もうあとは完全復活。もうゼロからまた新たに私なりのストーリー、私なりのドラマを築き上げていきます。
(実際にやってみて首はどうだった?)ああ、やっぱリングの感触が。すごい細かい話になりますけど、今日は大日本プロレスさんのリングなので正直硬かったなというのは欠場のブランクのせいなのかリングのせいなのかというのはわからないくらい硬かったです、正直言って。
(総体的にはブランクをそれほど感じなかった?)う~ん、そうですね。いや、もしブランクがあったとしてもこれから5☆STAR GPが始まりますので、そのなかで点数とギアを上げていって、次からはとにかく優勝をめざしてリセットですね。今日はチームでこうして取れましたけども、またHZKともリーグ戦中にあたらなきゃいけないので。それはそれ、これはこれで、私は優勝をめざします。
(以前は腰で欠場、そのときも1カ月くらいで復帰できた)まあだから、回復力がすごいってことなんでしょう、ハイ。
(あのときとくらべて気持ち的にも肉体的にも今回はどうだった?)う~ん、どちらもカラダにすごく重要な部分なので先が見えないのはどちらも一緒でしたね。結果的にどちらも早く帰ってこれましたけど、これから先もケガしちゃイケないですし、もうその都度治していくしかないです。
(この後メインで赤いベルトのタイトル戦がおこなわれる。イオが復帰を発表したときに花月は「邪魔だ」、岩谷も複雑な心境を表していたが)いやあ、それ聞くとおかしくないかって思いますけど。私が、いなくならないと注目されないような試合ってことでしょ。私がいてしまうと私に存在感を奪われてしまうと試合する前からビビってるのって。そこはもう、ある意味勝負がついているんじゃないですか。そこで負けてたらチャンピオンとしてつとまらないんじゃないかなと、私は思いますけど。あとは試合内容と、結果と、お客さんが決めることだと思います。
(アーティスト王座はユニットとして4度目の戴冠だが、まだ一度も防衛していない)ハイ。そうですね。今日のチームジャングるも初防衛失敗してるし、その前の私たちもなかなか防衛回数を重ねられなかったので、まあでも、今回はコロコロ宿主が変わらないよって(ベルトを)かわいがってあげます」◇第7試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第8代王者]○岩谷麻優(18分33秒 ドラゴンスープレックスホールド)[挑戦者]×花月
☆岩谷が2度目の防衛に成功(試合終了後)
岩谷「みなさん、本日は来てくださってありがとうございます。2度目の防衛、成功したぞー。ありがとう。声援とか×3、本当に聞こえて、あーよかった。ありがとうございます。花月、お前、ダテに大江戸隊のリーダーかざってんじゃねーな(客席がざわつく)。だいぶ苦しめられたぞ、コノヤロー(その勢いでトロフィーをポキッと折ってしまう。もっとザワつく客席だったが、応急処置でなんとか治す)治った、治った。あー、ビックリした。花月、お前も何か言いたいことあるんじゃないの?」花月「おい岩谷、復帰してから1回も負けたことなかったんだよ。花月様の勢いを止めたってことはお前どういうことかわかってるのか? お前がチャンピオンでいる限り一生、お前に付きまとうぞ。来月の後楽園、もうカード発表されてるよな? お前ら知ってるだろ? 5★STAR、来月の後楽園でお前ともう1回シングル組まれてるんだよ」
岩谷「聞いてないですけど」
花月「自分も聞いてなかったよ。週プロのリリースで知ったんだよ」
岩谷「週プロ、さすがだな。仕事が早いね」
花月「まあいいよ、今日は負けた。でも来月、キッチリこの借り返してやるからな。5★STAR、優勝して、3カ月連続でこの後楽園のメイン立ってやるよ」
岩谷「花月、お前に一つ言いたいことがある。国語辞典、今日忘れた、今日。ごめんな。せっかく37ページまで読んだんだけど、ごめん。でも、そのかわりにお互い汗かいたから、あとで岩谷麻優タオルあげるよ、それだけ。今日はありがとうございました。また、またね。とりあえず今日は勝ったので、次から5★STARはじまりますけど、5★STAR優勝して、赤いベルト防衛して……」
(そこに木村花が登場。)
花「岩谷麻優さんお疲れさまでした。5★STAR GP、私も出るんですよね。でもなぜかスターダムの陰謀か何かわからないんですけど、私、大江戸隊のメンバーと闘うんですよ。花月さんともシングルやらせていただきますけど私は大江戸隊代表として私が勝って、大江戸隊の未来をスターダムの未来をこれから作っていきたいと思ってるんですけど。花月さんシングルマッチよろしくお願いします」
花月「花がクリスから勝って、自分からも勝って優勝するって臨むところだ。自分は岩谷から勝てばそれでいい花を優勝させよう」
パイバー「花月、花、麻優、私が優勝するぞ。行くぞーー!」
美闘「2連覇目指して、この美闘陽子が勝って、また赤いマントと冠かぶるぜ」
イオ「テメーらちんたらしゃべってんじゃねー! 6年連続出場、皆勤賞だぞ、皆勤賞!イオ様が3年ぶりの優勝を果たして岩谷の持つ赤いベルトに挑戦してさしあげます。よろしくね」
トニー「私はSWAチャンピオン、シンデレラトーナメントウィナー。2017年の5★STAR GPの優勝者になる。トニータイム!」
岩谷「私はSWAチャンピオン、シンデレラトーナメントで優勝した。えー……、40歳だけど、頑張りますって言ってました(ファンは大爆笑)」
中野「私、中野たむ出場権とることができました。みなさんみたいに優勝するとか、初登場の身ですので、大きなことは言えないんですけど、全勝目指してがんばります。応援よろしくお願いします」
岩谷「終わったみたいですね。みんなそれぞれ5★STARへの意気込みあって、そりゃみんな優勝したいと思うけど、自分が赤いベルトのチャンピオンなので、5★STAR優勝して、自分自身と防衛戦したいと思います。なので応援よろしくお願いします。今日2度目の防衛したんで、締めさせてください。みんなリングに上がって。行くぞ!今日はスターダム楽しかったか? また毎回、後楽園、見に来てくれるかー? 待ってます! 行くぞ、今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM!!」
【岩谷の話】「(防衛戦)2回目の防衛、成功しました。前回の試合でヒザを傷めてしまって、相手も花月だし、100%防衛できる自信があったかというと100%はなくて、すごく不安だらけ。試合が始まる直前まで不安な気持ちが大きかったんですけど、入場したらお客さんの声援がすごくて。きょうは本当にお客さんの声が自分の力になりました。思った通りヒザも攻められて、でも、痛かったは痛かったけど、試合が始まると痛さは関係なくて、変な言い方ですけど、やっててすごく楽しかったです。途中、階段のところで首を絞められたのかな、締められてからがあまり思い出せないというか。
(落とされたが?)本当にあそこはやばかったですね。意識がなかったんじゃないかってぐらい、意識なかったのかな…。つるされたのは覚えてるんですけど、そこからどうやってリングに戻ったのか。すごく記憶があいまいなんですけど、楽しかったですね。楽しかったって変なのかな。記憶がおかしなことになってますね。花月とは5★STARでまた当たるんですか。でも、楽しみです。きょう勝ったので、次も勝てると思います。大江戸コースターは、スピードが速いじゃないですか。だから、よけるというよりも剣山しちゃおうと思って。それが試合のなかでいっぱいいっぱいになりながらも出せたから、そこで自分のペースにもっていけたかなと思います。ペースを崩されてたけど、その一発で流れを変えていけたと思います。花月とは何回でもやりたいので赤いベルトでも白いベルトでもいい。ハイスピードは自分のベルトだと思ってるいるので、赤と白のほかにもう一本、ハイスピードを狙うのも考えてます。頑張ります」
【花月の話】「(岩谷はどうだった?)負けてコメントするようなことないけど、きょうは負けたな。勝ってスターダムを乗っ取ってやろうと思ってたのに、新しい風景をみんなに見せて過去の自分と過去のこと、すべておさらばしようと思ったのに。いまのタイミングじゃなかったということだったんじゃないのかなって思いますね。まだ何か解決しないといけないことが自分にあるから、きょう勝てなかったんじゃないかなとすごく思う。まあ、次につなげてくれた闘いだったなと思うので、来月、きっちりこの借りを返します」
スターダム後楽園大会のセミファイナルはイオが復帰したQUEENS QUESTがチームジャングるってるが保持するアーティスト王座に挑戦、6・12後楽園大会で岩谷に敗れワールド王座から転落したイオだったが首の負傷が明らかになり長期欠場を強いられていた。しかし7・30新木場大会で復帰を宣言、大江戸隊からバイパーを引き抜きQUEENS QUESTの戦力アップに成功していた。
序盤はQQが叫女を捕らえ、バイパーもパワー全開で大暴れして試合の先手を奪う。交代を受けた米山がイオにモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップと猛反撃、イオも串刺し攻撃、バイパーのボディーアタックから担ぎ上げるが、米山はスリーパーで捕獲してからDDTで切り返し、交代を受けた松本もローリングバックエルボー、ロックドロップ、スライディングラリアットとバイパーを攻め込む。
叫女vsHZKになると、イオがスワンダイブ式ミサイルキックでカットに入ると、松本がラリアットでイオを排除、そこでバイパーが松本にボディープレスを狙うと、HZKい誤爆してしまう。これを逃さなかったチームジャングるってるはHZKに集中攻撃を加え、松本のラリアットが叫女に誤爆すると、今度はQQがこのチャンスを逃さず、バイパーの援護を受けたイオが叫女にムーンサルトプレスから、HZKがアトミック・ボムズアウェーで3カウントを奪いQQが王座奪取に成功する。メインは岩谷のワールド王座に大江戸隊の花月が挑戦、序盤が花月がドロップキックを仕掛ければ、岩谷もドロップキックからジャーマンと倍返しするが、大江戸隊が足を引っ張れて場外戦に持ち込まれると、岩谷を袋叩きにし、リングに戻ってもダメージを負った岩谷の顔面に水噴射から膝攻めを展開し、スワンダイブを狙うが、岩谷はドロップキックで迎撃し、場外に逃れた花月にプランチャスイシーダを浴びせてから場外戦となる。
二人は南側通路まで雪崩れ込むとエルボー合戦を展開、岩谷は客席ゲートからのダイブを狙うが、阻止した花月が客席ゲートでの絞首刑を敢行、リングに戻った花月はコーナーへ昇るが、岩谷は雪崩式フランケンシュターナーで切り返し、ミサイルキックを命中させる。
岩谷はトラースキックを連発すれば、花月もハイキックで応戦、岩谷が低空ドロップキックからノーザンライトスープレックス、キックからジャーマン、フロッグスプラッシュと畳みかけ、ドラゴンスープレックスがキックアウトされると二段式ドラゴンスープレックスで勝負に出るが、セコンドに花がミサイルキックでカットし、花月はチョークスラム、えびす落としと畳むかけてから大江戸コースターで勝負に出るも、岩谷が剣山で迎撃する。
岩谷はドドンパッからドラゴンスープレックスを狙うが、花月が着地してチョークスラムを狙う。しかし逃れた岩谷は二段式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後にシングルによる総当りリーグ、STARDOM 5★STAR GPに向けてアピール合戦が行われ、大江戸隊からは花月、花、QQからイオ、バイパー、本隊から昨年度覇者の美闘、SWA王者のストーム、刀羅を降し出場権を得た中野が参戦を表明し、最後は岩谷がマイクで大会を締めくくった。
イオを降し新時代を築くかと思われた岩谷にイオが早期復帰、復帰戦でいきなりアーティスト王座を奪取するなど存在感を示した。現在一歩引いたイオの存在が岩谷にとってプレッシャーとして圧し掛かっていくのか・・・
スターダム後楽園大会ありがとうございました!赤いベルトV2。NEWコスチュームで!宙吊りにされてからの記憶が曖昧だけど無事に防衛出来てよかった。皆様ありがとうございました( ^ω^ )☆!台湾に国語辞典持っていったのに今日忘れるとゆう。今は一安心だけど、次から過酷な5starが。 pic.twitter.com/7q1pEszMOS
— 岩谷麻優*STARDOM (@MayuIwatani) 2017年8月13日本日のスターダム後楽園ホール大会、どうもありがとうございました!Q.Qベルト奪取&紫雷イオ完全復活!!!大歓声が気持ち良かったー!! pic.twitter.com/hcGnKRaXqh
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年8月13日応援ありがとうございました。
負けました。
試合のダメージが酷くて念のため病院に直行した為売店、2ショット出れずに本当にごめんなさい。
絶対この負けが明日のジャングるってるに繋がるよう強くなるのでこれからも応援よろしくお願いします。
また詳しくブログ書きます。
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年8月13日スターダム後楽園ホールは充実した大会でした。中野たむのバック・スピンキックは一撃の必殺技。トニー・ストームのオーラは半端なかった。マリー・アパッチェは常に絶妙のタイミングで重厚だ。紫雷イオのメジャー感は何なんだ!?岩谷麻優vs花月は何度でも見たい対決…さあ5★STARが始まる! pic.twitter.com/LCJWwlIRWt
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年8月13日 -
所属レスラーが逮捕…個人の責任では済まされないこと
(週プロモバイルより)
24日午後6時、アイスリボンの佐藤肇社長、藤本つかさ取締役選手代表が会見をおこない、アイスリボン所属の未成年レスラー(19)が今月22日夜に埼玉県下で知人のフリーレスラー(25)に暴行を加え、警察に逮捕されたことを明らかにした。現在も拘留中であるという当該レスラーの処遇に関しては釈放後に本人、当該選手の親を交えた話し合いをもったうえで、検討したいとコメント。またすでに発表済みの大会は予定通り開催する方針だという。佐藤社長及び藤本取締役選手代表のコメントは以下。佐藤「このたびはアイスリボン所属レスラーが逮捕という事態を受けまして、会見のほうをさせていただきます。業界関係者、アイスリボンのファンの皆様、プロレスファンの皆様に多大なるお騒がせとご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
詳細につきましてご報告させていただきます。22日深夜、アイスリボン所属の未成年レスラーが友人レスラーとのトラブルでケガをさせてしまい、近隣住人からの通報で駆け付けた警察によって逮捕されるという事態が発生いたしました。現在、当該レスラーに関しましては、留置されている状態でして、本人からも、また警察からも状況の説明ができない状態です。そのため、詳細に関しては未確認の状態ですが、現役レスラーがケンカで逮捕されるという事実がありまして、そのことに関してまして、業界関係者及びアイスリボン、プロレスを応援してくださってるファンの方々には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
警察からは留置をしていることの報告と、当該レスラーが所属であるかの確認について連絡がありましたが、それ以降の処置に関しましては、まだ何も報告がございません。留置のあと、状況によっては拘留という形になる可能性もありますが、現在留置されているという状態です。
状況の説明などがないために、留置期間後、本人との面談をして、事実確認とともに当該選手が未成年のために今後の対応につきましては、両親との相談のうえ、決定したいと思います。
被害者となった友人レスラーに関しましては、本人の希望があり、名前のほうは控えさせていただきます。ただ所属レスラーと被害者となりました選手とは、以前より仲のいい友人で相談相手だったと聞いております。所属レスラーに関しましては未成年のため、名前のほうは控えさせていただきたいと思います。ご了承ください。
アイスリボンとしましても、所属選手がこのようなことを起こしてしまったということは団体として真摯に受け止め、今後このようなことがないように選手の指導・管理をおこなっていきますが、当該選手が未来のある未成年選手であることも踏まえ、マスコミの皆さまには配慮いただければと存じます。
所属選手の逮捕ということで選手間にも動揺が見られますが、発表されているアイスリボンの大会に関しましては、一部変更させていただきますが、基本通り開催していきたいと思っております」
藤本「このたびはホントにアイスリボンの未成年レスラーの件で、皆様にご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした。被害者の選手の方にも心よりお詫びを申し上げます。私としましては、被害者の選手のケガが一刻も早く治ることを願うとともに、未成年レスラーの将来についてのケア、そして残されたアイスリボン選手のメンタルケアに努めていきたいと思っております。業界全体のイメージを低下させてしまったこと、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」
佐藤「私のほうとしましては、現状、警察及び本人と連絡が取れないこともあって、発表できる状況は以上のような形ではありますが、答えられる限りで質問に対して、お答えしたいと思います。
(団体が事態を把握したのはいつ?)22日の夜です。
(事件が起きた場所は?)埼玉県になります。
(逮捕されたのはアイスリボンの選手のみ?)逮捕されたのはアイスリボン所属レスラーのみとなります。所属レスラーのほうがケガをさせてしまっているという形なので。現状、把握はできていないのですが、アイスリボンの選手に関してケガの事実は確認できておりません。
(相手のケガの程度は?)本人との連絡をしているんですが、その事態に関しての報告をしていただけないような状態なので、それに関しましては、私どものほうで把握できない状態です。
(釈放後、どういう形での処置・ケアが考えられる?)まずご両親のほうとは現状のなか、何回か連絡をさせていただいていますが、先ほども言ったように、両親も含めて警察から、こういう言い方がいいのかわかりませんが『リリース案件ではない』ということで、基本的に情報の公開が留置されている状態なので、ない状態なので。実際、どれぐらいの罪状になるのか、どれぐらいの期間、留置・拘留等なるのか、起訴するのかしないのか、まったく状況がつかめない状態なので。そういった警察側の判断等を受けたなかで、団体としてご両親と相談したなかで対応していきたいと思っております。
アイスリボンとしては未成年選手含め、団体として多くの選手を預かっております。試合・大会だけではなくて、選手のケアを含めた形でしっかりとやっていきたいと思っております。
先ほど藤本が言ったように社会的・対外的なイメージを含めて、レスラー同士といえどもケンカをしてしまうという部分も含めて、もっともっと選手の精神的な修行を含めて、しっかりメンテナンス、ケアをしていきたなと思っております。業界の皆さまにはレスラーのイメージであったりとか、プロレスのイメージを大変悪いものにしてしまったことに対して、深くお詫び申し上げるとともに、こういうことがないように団体自身、心を新たにし、努めてまいりますので、よろしくお願いいたします」
アイスリボンが会見を開き、所属の未成年レスラーが知人であるフリーレスラーと路上でケンカとなり負傷させ警察に逮捕されたことを明らかにした。
詳細を見て思ったことは、ケンカをした理由は何なのかわからないが、互いに含むことがあればリングの上でぶつけ合うのプロレスラーの流儀であること、今回の騒動はプロレスラーである意識が欠如していたことから起きた事件でもある。
今後に関しては厳しい声が出るだろうが、本人がレスラーを続けたいのであれば、これは周囲が決めることではなく本人自身がケリを着ける問題であり、団体側が決めることでもある。
ただその選手も団体に所属している以上、個人の責任で済まされないことだけはわかって欲しいし、みんなにどれだけ迷惑をかけたかをしっかり受け止めて欲しい。アイスリボン所属選手逮捕についてリリースを行いました。
業界関係者、応援を頂いている皆様に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。再発無きよう団体としての選手の指導、管理を強化を徹底してまいります。 https://t.co/7AABp0jQk0 #iceribbon
— 佐藤 肇 (@neoplus00) 2017年7月24日この度はアイスリボンの未成年レスラーの件で、関係者並びにファンの皆様にご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。被害者の選手にも心よりお詫び申し上げます。
今後につきましては、正式に決まり次第ご報告させて頂きます。https://t.co/IUGSPlW8ST
— 藤本つかさ@8月27日後楽園 (@tsukka0730) 2017年7月24日正直、プロレスラーがそういうものだと思われると思うと遺憾で仕方ありません。
でも、そういうものも含め私達プロレスラーも人間なのだということをわかってほしい…。
私達は生きている。
ただ、それだけなのです。
— 世羅りさ@8月6日世羅町凱旋 (@Sera_Risa) 2017年7月24日色々ある。生きているとね
— 山口ルツコ (@rutsuyama) 2017年7月24日関係者の皆様、ファンの皆様、申し訳ございませんでした。
私自身、何が出来たのか、何をするべきか、良く考え、深く反省をします。
アイスリボンファンの皆様…がっかりさせてしまい申し訳ございません。
— 千春(アイスリボンリングアナウンサー) (@CHIHARUice) 2017年7月24日 -
新エース岩谷が美闘を降しワールド王座を防衛も、スターダム制圧を狙う花月が迫る!
7月16日 スターダム「STARDOM×STARDOM2017」後楽園ホール 823人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/15分1本
○AZM(6分45秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)×ルアカ
※もう一人は羽南(第1試合終了後、フリーの中野たむが登場)
中野「はじめまして中野たむです。私は今日、自分の夢を本物にするためにこの後楽園ホールにやってきました。スターダムさんのリングに上がることがずっとずっと夢でした。このスターダムさんのリングで、私、中野たむは本物のプロレスがしたいです。このスターダムさんでもっともっとこのスターダムさんを盛りあげていける本物の選手になります。だから私をここで闘わせてください。よろしくお願いします!(拍手が起こると)ありがとうございます、ありがとう。ロッシーさん!」ロッシー「スターダムのリングに上がるっていうことは勇気がいることだと思いますよ。それはなぜかっていうと、今までの関係を断ち切ってこないとならないんで、その勇気、アナタはありますか?」
中野「あります」
ロッシー「前向きに考えます。とりあえず今日はせっかく来たので、どうぞ本部席で観戦していってください」
◇第2試合◇
▼渋沢四季デビュー戦/15分1本
○刀羅ナツコ(8分29秒 片エビ固め)×渋沢四季
※スイング式フロントバスター◇第3試合◇
▼20分1本
○マリー・アパッチェ サイヤ。ブルックサイド ギャビー・オーティス(12分50秒 片エビ固め)小波 ×美邑弘海 スターライト・クッド
※みちのくドライバー◇第4試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○シャナ(13分10秒 タイガースープレックスホールド)[第13代王者]×クリス・ウルフ
※クリスが6度目の防衛に失敗、シャナが第14代王者となる◇第5試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第12代王者組]○花月 木村花(15分53秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジャングル叫女 ×HZK
※大江戸コースター
☆花月&木村組が初防衛に成功◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第8代王者]○岩谷麻優(17分20秒 二段式ドラゴンスープレックスホールド)[挑戦者]×美闘陽子
☆岩谷が初防衛に成功(試合終了後)
岩谷「美闘! あっ、まずは今日来てくださってありがとうございました。えっと、キック×3、痛かった。でもね! まだまだそんなんじゃ、赤いベルトは取れないですよ。絶対にそんなんじゃ取れない。まあ渡すつもりないけど! キックは強いけど、まだまだだと思います。まだ麻優には勝てないと思う。でも、公私混同ともに(ザワつく会場)、仲良くやっていけると思うから、闘うときはバチバチにやるけど、公私混同では(会場失笑)、スターダムを引っ張っていきましょう。また、またやりましょう。でも、こんなのまだまだ! まだまだ×2できる! 麻優と陽子さんならできる。絶対できるからまた! またやりましょう」美闘「麻優ちゃん、私の足がボロボロだよ! もう痛い! でもそれでも私は意地があったから痛いからこそ蹴っ飛ばしてきた。でも今日は負けてしまった。でも、私はそこで潰れない。落ちこぼれない。私はここから這い上がって、また麻優ちゃんのベルトに挑戦する。今日は本当にありがとう。(ファンから「公私混同!」の声)公私混同! イエイ!」
(そこに花月が現れる。)
花月「おい、お前ら大丈夫か? 日本語わかってるのかよー!(拍手喝采)今日、ここに来てるみんな、スターダムのファンだろ? スターダムが一番だと思ってるんだろ? こんな2人で大丈夫なのかよー! まあお疲れさまでした。おい岩谷、防衛おめでとう」
岩谷「ありがとう」
花月「ちゃんと自分も防衛したよ」
岩谷「おめでとう」
花月「ありがとう。あのさ、今回のこの後楽園のメイン、美闘にゆずってやったよ。次の後楽園、8月の後楽園、次こそはその赤いベルト、花月様に挑戦させろよ。お前ら、それでいいだろ?」
岩谷「ごめん、聞いてなかった……」
花月「いま言ったんだんだよ。どこから聞いてなかったんだよ」
岩谷「赤いベルト挑戦したいってことでしょ」
花月「聞いてんじゃねーかよ、そうだよ」
岩谷「わかる……。いいよ×2。いや面白いじゃない?」
花月「じゃあみなさんそれでいいですか? 8月の後楽園、メインイベント、岩谷vs花月。今まで以上のものをキッチリみせたうえで、この花月様がそのベルトをかっさらうからな、せいぜいチャンピオンきどっておけ!!」
岩谷「おい花月! 麻優、次から新しいコスチュームになるから楽しみにしておけ。それだけだ。バイバーイ、また来月。というわけで今日は締めさせていただきたいと思います。みんな上がって!」
岩谷「四季ちゃん、デビューおめでとう。デビュー戦を終えて、一言どうぞ」
渋沢「はい、まだぜんぜん反省するところばかりで、もうちょっとできたかなって思うので、次はもっと頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします」
岩谷「はい、じゃあ頑張って。みなさん立ってください。今日は本当にありがとうございました! またスターダム、これから一歩一歩ずつだけど、小さな歩幅だと思うけど、一歩一歩ずつ進んでいきますので、みなさんぜひ付いて来てください!We Are STARDOM!」
【岩谷の話】「初防衛、いろいろ大変だったけど、初防衛することができました。でも、想像してた以上にキックがすごかった。うーん…なんか、赤いベルトって本当にいろんな感情が沸いてきますね。取ったときは本当によくわからなくて、パニック状態みたいになってましたけど、いまは試合直後ですけど冷静で。すごく悔しいなっていう、2人ならもっともっとできたんじゃないかな。
(王者時代のイオ選手と自分を比べる?)でも、比べても。イオさんは本当にすごいので。比べちゃったらダメだと思う。自分自身もイオさんみたいに安定した完璧な王者には絶対なれないし、なろうと思っても。比べちゃったら自分はまだまだ全然できないので。ネガティブになるだけなので。自分らしく。でも、きょうは試合中にすごい楽しんでました。もちろん、余裕とかはないんですけど。すごい防衛戦、楽しいなって思います。きついけど。
(プレッシャーは?)プレッシャーはもちろんないっていったらウソになるし、もちろんプレッシャーを抱えてそういう責任感を持たないとダメだとは思うんですけど、本当にプレッシャーに弱いので…。だから皆さん、あまりプレッシャーを与えないでください。
(次の防衛戦は花月)花月とはハイスピードをいままで争ってきて、花月もすごい楽しみです。楽しみですね、来月の後楽園。この試合は本当にスターダムファンだけじゃなくて、いろんな団体さんのファンの方に見てほしいなと思います。自分たちで言うのもあれだけど、面白いことになるだろうし。でも、花月にはあんまり負けたことないんで。でも、そんなことないか。結構五分五分か。気をつけます。
(王座防衛できてどんな気持ち?)いまはちょっと悔しい感じかな。あまり納得いく勝ちではなかった。そういう試合だったからこそ、次やるときはお互いもっともっともっともっと燃えたぎっていい試合にしていこうと思うので。次、またやりたいですね。赤でも白でも。美闘が挑戦してくるなら自分はどっちのベルトでも引き受けますし。美闘とか花月だけでなく、HZKとかも面白いと思うし。なんだったらきょうデビューした四季ちゃんでもいいし、自分は誰の挑戦でも受けます。責任感というよりも、このベルトを巻いてることがすごく楽しいので、楽しみながら守っていきたいと思います」
宝城カイリがWWE転出するだけでなく、ワールド王座を長期にわたって保持してきた紫雷イオが首の負傷で長期欠場という事態の中で後楽園大会が行われ、メインは実質上トップとなった岩谷の保持するワールド王座に、同じ一期生の美闘が挑戦した。
序盤から両者は激しい打撃戦を展開するも、美闘の追走式をかわした岩谷がサッカーボールキックからの脇固めで先手を奪い、美闘のミドルキックもドラゴンスクリューで切り返すも、美闘は怯まず串刺しPK、磔逆水平、ブラジリアンキックと攻め込み、逆片エビで捕獲する。
岩谷は低空ドロップキックで美闘を場外へ追いやると、プランチャスイシーダを発射し、リングに戻ってもハイキックを浴びせるが、美闘は投げドラゴンスープレックスで応戦、エルボーの応酬から美闘がダッシュミドル、もう一発狙いは岩谷がトラースキックで応戦してからフィッシャーマンズスープレックス、セカンドロープからのフットスタンプから、トップロープへと昇るが、美闘が追いついたところで岩谷がマリンスパイクを投下。だが美闘は雪崩式ブレーンバスターを決めるとミサイルキックから、Bドライバーで勝負に出るが、岩谷は逃れるも、美闘はハイキックからBドライバーを連発、そしてハイキックを狙う。
しかし間一髪かわした岩谷は顔面蹴りからフロッグスプラッシュを投下、美闘もドールBで応戦するも、トラースキックでやり返した岩谷が二段階式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。セミではゴッデス王者の大江戸隊が叫女&HZK組の挑戦を受け、序盤から大江戸隊は越境タッグのチームワークの乱れを突いて先手を奪い、HZKに集中攻撃を浴びせる。
しかし交代した叫女が試合を盛り返し、HZKとの連係も決まって、HZKが花をクロスフェースで捕らえてから形成を逆転させるも、終盤に連係に勝る大江戸隊が叫女を捕らえ、最後は花月がえびす落としからの大江戸コースターで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にスターダム参戦を直訴していた中野たむを大江戸隊に勧誘した。またメイン終了後には王座を防衛した岩谷の前に花月が現れ、ワールド王座への挑戦を表明し、8月の後楽園大会での選手権が決定となった。
岩谷も1年半に渡って長期政権を築いたイオの後ということで岩谷も大きなプレッシャーとなっていると思っていたら、本人はそのプレッシャーすらも楽しんでいるという。そのプレッシャーさえ楽しめれば本物なのかもしれないが・・・
また中野たむの参戦に関してはロッシー小川代表は「前向きに考える」と返事を保留にしたが、大江戸隊の勧誘で参戦も既成事実となったようだ。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/Mt2C3uXF12
— 岩谷麻優*STARDOM (@MayuIwatani) 2017年7月16日応援ありがとうございました。
同じ相手に二度も負け、ユニットの枠を越えて挑戦したのにチームジャングるってるのみんなに合わせる顔がない。こんなにもプライドがずたずたになったのは初めてです。
HZK、一緒に闘ってくれてありがとう。やっぱり組むより闘いたい、
一からジャングり直します。
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年7月16日 -
岩谷が紅白二冠の偉業を達成!長期政権に終止符となったイオの去就は・・・
6月21日 スターダム「STARDOM GALAXY STARS 2017」後楽園ホール 750人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼エキシビジョンマッチ/5分
羽南 ヒナ(1-1)ルアカ リナ◇第2試合◇
▼15分1本
○スターライト・キッド(4分25秒 体固め)×ヘッサ
※スタンディングムーンサルトプレス◇第3試合◇
▼20分1本
○シャナ ギャビー・オーティス(10分3秒 片エビ固め)HZK ×AZM
※ドラゴンスレーヤー◇第4試合◇
▼美闘陽子復帰戦/20分1本
○美闘陽子 小波 美邑弘海(11分4秒 エビ固め)米山香織 ×刀羅ナツコ レベル
※Bドライバー◇第5試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権/30分1本
[挑戦者組]○花月 木村花(16分33秒 片エビ固め)[第11代王者組]松本浩代 ×ジャングル叫女
※大江戸コースター
☆松本&叫女が3度目の防衛に失敗、花月&木村が第12代王者組となる(試合終了後)
花月「おい、お前ら元気か! 復帰戦にしてタイトル取っちゃったよ。これは絵みたいな光景だな。去年、ここの後楽園で響子姐さんとベルト、取られたときに約束したんだよ。『次は花と取ってこい』って。なあ!」花「ジャングル叫女、想像以上に狂ってた……まあでも大江戸隊、ウチら勝ったからには興味ないんでお疲れさまでした」
叫女「1回負けたくらいでジャングるって言葉は終わらないんだよ! 今日の負けは明日のジャングルってるに繋がってるんだ!! 今日勝ったことをな、後悔させてやる!」
花月「お疲れさまでした。今日勝ったのは紛れもなく新生・大江戸隊だ。なあ、お前らも望んでいただろ!? ホラ見ろ。(花コールが起こると)花ばかりだな、花月のコールもしてくれよ。ありがとう。大江戸隊がゴッデス取ったということは一気にこのスターダムの中心に、もう行ってるか。メインな、どっちが勝つかどうでもいいけどよ、ウチらはよ、スターダム荒らしてやっからな、このあと売店でみんなで祝勝会するぞ!」
◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権/30分1本
[挑戦者]○岩谷麻優(27分52秒 ドラゴンスープレックスホールド)[第7代王者]×紫雷イオ
☆イオが15度目の防衛に失敗、岩谷が第8代王者となる(試合終了後)
岩谷「勝ちましたーーー! 5回目の挑戦、赤いベルト…赤いベルト取ったぞーーー! でも紫雷イオ、本当に強かった×2。でも、勝った! 3カウント取ったぞ。やっとアナタに勝てた。あー! これから赤いベルト、白いベルト頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」イオ「正直、信じられないです。信じられない。麻優に、岩谷麻優に紫雷イオが負けた……。信じられないし、信じられないくらい悔しいです。それくらい今日は全力で麻優に私はぶつかりました。全力です。手加減もなし、躊躇もなし、全部ぶつけたうえでこんな結果になっています。一つ伝えたいことがあります、前チャンピオンとして。その赤いベルトは、私の人生すべてをかけて守ってきました。そのベルトを私から奪ったからには、真のチャンピオンとしてスターダムの今と未来を作っていってください。私はこれから先もまだまだやらなきゃいけないことがあるからこそ、今日の負けを機に一からやり直します。どうもありがとうございました」
(イオは岩谷の腰に赤いベルトを巻く。なかなかベルトが巻けないと、イオは「お前痩せすぎだよ!」と一言。そして、イオが退場すると温かい拍手が贈られた。入れ替わるように花月が現れる。騒然となる会場。)
花月「うるせーよ、まあ聞けよ。おい岩谷! おめでとう。お前もベルト取ったと思うけど、ウチらもベルト取ったんだよね。その赤いベルト、この花月様が一番最初に挑戦するとしたら、お前は初防衛することなく、終わる!」
岩谷「お前、ハイスピードだったり、白いベルトだったり、赤いベルトだったり! チョロチョロするな! せっかく赤いベルト取ったんだから、今日くらいいい気持ちにならせてほしかったよ。でも赤いベルト……」
花月「おい大丈夫か」
岩谷「大丈夫だよ。赤いベルト、いいよ。挑戦受ける、麻優はスターダムのアイコンとしてこれからスターダムを引っ張っていくから、誰の挑戦でも受ける!」
花月「上等じゃねーかよ。じゃあ、いつやるんだよ」
岩谷「でも美闘陽子とも試合がしたい。花月、お前もいいけど、これからの未来はスターダム1期生が作り上げてあげていかないといけないんだよ。でも美闘、美闘ものんびり屋さんだけど、のんびりしてられないんだよ! これからお互い頑張るんだよ。お互い! でも試合したけど、負けない。ちょっとわからない! でもスターダムを引っ張っていく」
美闘「麻優ちゃん、初、赤と白、ベルと2つおめでとー! 急にビックリですけど、やるからには私、負けないから正々堂々と勝負しましょう。(無言の岩谷を見て)頭打ち過ぎちゃったみたいで」
岩谷「まあいいよ。今日はしめよう。全選手あがってください。次の後楽園、後楽園。四季ちゃん、練習生の渋沢四季、上がって。とりあえず頭が真っ白、意気込みを語って」
渋沢「はい、来月で練習生として入って1年経つんですけど、来月の後楽園でデビューします。ありがとうございます。デビュー戦は誰とやるかわからないんですけど、これからみなさんよろしくお願いします」
岩谷「というわけで、締めたいと思います。皆さん本当に今日は来てくれてありがとうございました。これからスターダム、引っ張っていきます。みんな頑張ろう。行くぞ! 立ってください。明るく、元気に、楽しく、頑張るぞー! これからもよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM」
【岩谷の話】「ありがとうございます。勝ちました。やっと、やっと紫雷イオに勝つことができました。いままで何回もシングルしてきて、10分ドローだったり、丸め込みとかでは勝ったことがあるんですけど、こうやってちゃんとワン、ツー、スリー、スリーカウントとることができて本当にうれしい。しかも、赤いベルト、赤いベルト取りました。赤と白、史上初です。スターダムの史上初、赤白ベルト、本当にうれしいです。でも、こうやって、赤いベルトを巻いて本当の勝負はこれからだと思うので、これから1期生としてもスターダムを引っ張っていかなきゃいけないし、デビューして6年間、7年間を無駄にせず頑張りたいと思います。でも、こうやって赤白巻けたのは自分自身に自信がつくと思うので、自信をもって、スターダムのアイコンとして胸を張って頑張っていきたいなと思います。
(次の相手は美闘選手?)自分は美闘陽子と闘っていきたい、闘いたいと思ってますけど、ちょっと花月が入って来て、ちょっと今後はわからないです。いまはもう、すごいうれしさと、ダメージがひどくて。頭が真っ白なので、家に帰って考えたいなと思います。でも、きょうはすごくいい夢が見られそうです。お母さんに自慢します(笑)」
スターダム後楽園大会のメインはイオの保持するワールド王座に、ワンダー王座との二冠を目指す岩谷が挑戦。岩谷はワールド王座には5度挑戦しているが、そのうちイオへの挑戦は3度となる。
序盤は互いに出方を伺うも、岩谷が払い腰からのサッカーボールキックで仕掛け、磔式ドロップキックから、場外でのドラゴンスープレックスを狙うが、バックを奪ったイオが逆に場外ジャーマンを敢行、リングに戻ったイオは大ダメージを負った岩谷に倒立からのダブルニーを投下、岩谷の延髄斬りに対しても、イオはロープ越しのハイキックで応戦しミサイルキックで岩谷を場外へ追いやり、トペスイシーダを発射、南側客席へ連行も、岩谷が逆襲して入場ゲートからのプランチャを炸裂させる。
リングに戻った岩谷は低空ドロップキック、ミサイルキック、ノーザンライトスープレックスと畳みかけ、飛びつきアームホイップで脳天から叩き落すと、動きの止まったイオにドラゴンスープレックスを狙うが、着地したイオがダブルアーム式フェースバスターを決め、クロスフェースで絞めあげる。
イオはジャーマンからムーンサルトプレスを狙いにコーナーへ昇るも、追いついた岩谷がマリンスパイクを敢行、イオはたまらず場外へ逃れるが、まさかの技を喰らって動けず、レフェリーがチェックに入る。
岩谷はリングに戻ったイオに踵落としを決め、エプロンでのドラゴンスープレックスで大ダメージを与えると、フロッグスプラッシュを投下するが、かわしたイオが後頭部へのダブルニーを炸裂させ、エルボーの打ち合いからイオがアッパーカット、ジャーマンで投げるも、岩谷もドラゴンスープレックスで応戦する。
岩谷はウラカンラナを狙うが、堪えたイオは逆エビで捕獲、宝城カイリばりのダイビングエルボードロップからテキサスクローバーホールドで捕らえ、パッケージジャーマンからムーンサルトプレスを狙うが、岩谷が足止めして阻止する。
イオは掟破りのドラゴンスープレックスを決め、ムーンサルトプレスを投下も、岩谷はカウント2でキックアウトし、イオはツームストーンパイルドライバーを狙うが、岩谷が切り返して逆に突き刺すと、ドラゴンスープレックスを連発してから二段式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、紅白2冠の偉業を達成した。セミのゴッデス選手権は、開始直前にセクシーポーズを取る花に叫女が襲い掛かって試合開始となり、花を捕らえて主導権を握ろうとするが、場外戦で大江戸隊が反撃して腰紐での絞首刑や、口に水を含んで噴射するなど反則攻撃で試合の流れを変え、叫女が集中攻撃を浴びる。
しかし交代を受けた松本が花月にロックドロップ、大江戸隊をまとめてロックドロップで投げると、叫女も花月を旋回式スリーパーで大回転、松本が雪崩式ブレーンバスターで投げると叫女がダイビングボディープレスを投下するなど一気に畳みかける。
しかし叫女のハンマースロー式パワーボムを、花月が回転エビ固めで切り返すと、大江戸隊が合体技の連打で叫女を捕らえ、花月がファイヤーバードスプラッシュこと大江戸コースターで3カウントを奪い王座を奪取した。メイン終了後はイオが潔く敗戦を認め、岩谷の腰にベルトを巻いて退場も、代わって花月が現れ挑戦を表明、最後は岩谷が新人を紹介して締めくくった。注目は4日に退団して渡米した宝城カイリに続いて、長期政権に終止符となったイオの去就、イオも宝城と同時にWWEに勧誘されていたが、宝城に続いてイオも退団するのではという憶測が流れていた。だがイオは今後に関しては「負けを機に一からやり直し」とリング上ではコメントはするも、バックステージではノーコメント、果たしてイオの去就はどうなるのか・・・
そしてイオの長期政権に終止符を打った岩谷がこれからが試練、前王者が内容と結果を残しているだけに、岩谷にもそれ以上のものを求められ、またスターダムを背負って立つことも課せられる、果たして岩谷にそれが出来るのか、注目していきたい。
赤いベルトとりました。
史上初の赤白同時チャンピオン。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/TviAHZKmct
— 岩谷麻優*STARDOM (@MayuIwatani) 2017年6月21日赤いベルトの新チャンピオンとなった岩谷麻優がファンの皆様にメッセージ! pic.twitter.com/tPRvOMrVTZ
— スターダム/STARDOM (@wwr_stardom) 2017年6月21日約1年半守り続けた赤いベルトを失いました。信じられないし、喪失感も凄いです。わたしの人生の全てを捧げてきた赤いベルト。新たに腰に巻いたからには、しっかり輝かせて欲しい。皆さま、応援どうもありがとうございました。
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年6月21日今から7年前、麻優が上京して来た時はあまりの細さで「これはプロレスラーになれないかも…」と思った。それから紆余曲折があり、どうなるかと不安だったがそれが赤いベルトにたどり着いた。それもこれもイオという存在の賜物。一期生だし格別の思い入れもある。さあ次は覚醒した美闘陽子が見たい! pic.twitter.com/DRRtXK8nr7
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年6月21日スターダム後楽園ホール大会❣️✨
ありがとうございました!
大会の最後に少しお話させて頂いたのですが私は来月の7月16日(日)の後楽園ホール大会にてデビューさせて頂く事になりました✨
練習生としてちょうど1年目✨
是非応援に起こし頂けると心強いです✊
宜しくお願い致します
— 渋沢四季(しぶさわ しき)♡ (@shibusawa_shiki) 2017年6月21日ゴッデス返り咲き!!
お前ら〜マジ最高!!
響子姉さんとの約束を一年以内に果たす事ができた。
花のパワーアップがヒシヒシと伝わってきた。
どこのタッグにも負ける気しねーな。
これから、新生大江戸隊
どんどん暴れるぞ!
今日はありがとなぁ☆
#スターダム #大江戸隊 pic.twitter.com/91WkAVDQRt
— 花月 (@doranyanpa) 2017年6月21日【ジャングル叫女の活動日誌】
ハッピージャングるにさせられなくてごめんなさい。
こんなにも悔しい想いは初めて。
この想いを全て力に変えます。
そして、、約束は守る‼︎‼︎https://t.co/B6N289nm4w
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年6月21日 -
宝城が後楽園ラストマッチを防衛で飾れず、イオはトニーと30分フルタイムで薄氷防衛!
5月14日 スターダム「STARDOM Gold May 2017」後楽園ホール 968人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○AZM(5分37秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)×羽南◇第2試合◇
▼20分1本
ヘッサ 小波 ○美邑弘海(7分14秒 エンドレスワルツ)米山香織 ×刀羅ナツコ ルアカ◇第3試合◇
▼スターダム3WAYバトル/15分1本
○HZK(9分35秒 片エビ固め)×レベル
※アトミック・ボムズアウェー もう一人は木村花◇第4試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第11代王者組]松本浩代 ○ジャングル叫女(12分32秒 エビ固め)[挑戦者組]ジェシカ・ハヴォック ×テッサ・プランチャード
※ハンマースロー式パワーボム
☆松本&叫女が2度目の防衛に成功◇第5試合◇
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[挑戦者]○岩谷麻優(19分44秒 ドラゴンスープレックスホールド)[第8代王者]×宝城カイリ
☆宝城が9度目の防衛に失敗、岩谷が第9代王者となる(試合終了後)
岩谷「みなさんやりましたー。ありがとー! ありがとうございます。あー疲れたね。宝ちゃん疲れたね。ベルト、ベルト、ベルト無くした感想を一言どうぞ」宝城「なんて日だ!」
岩谷「まあとりあえず、このリングは岩谷麻優がいれば大丈夫ってことで、これから証明していきたいと思うんでね、これからね。だから日本の話題もいっぱい届けられるように、宝ちゃんの耳に届かせてSTARDOMのリング、面白そうだなって思われるといいよね。(ファンからいつでも帰ってこい、の声)だって。楽しかったね。はい(とマイクを渡す)」
宝城「麻優さん!『なったらいいよね』じゃなくて、約束してください。麻優さんがSTARDOMの真のアイコンになる、と。強さにおいてもすべてにおいて(と小指を差し出すも)」
岩谷「なんか偽物のアイコンみたいな言い方しやがって。まあいいよ。お互い団体を背負えるくらいの覚悟で楽しくケガなく、精一杯、人生楽しもう!」
(そして最後は熱い抱擁。宝城は四方に礼をしてリングを降りた。)
【岩谷の話】「もっとバチバチな試合になるかなと思ったんですけど、やってる最中はすごく楽しくて。いや、楽しかったなという感じですね。エルボー、本当に痛いしチョップも痛いし、何もかも全力で超痛かったんですけど、痛さの中にも宝ちゃんの魂を感じられたというか、そういうのがうれしくて。あまりきょうが最後のシングルになるという実感はないですね。とりあえず楽しかったです。
(フィニッシュは久しぶりの二段式ドラゴンだったが?)本当に久しぶりですね。タイトルマッチ自体も久しぶりだったので。やっぱりタイトルマッチは面白いですね。やりがいがあるというか。第9代目のチャンピオンとして、このベルトとともに成長していきたいと思います。頑張ります。スターダムの真のアイコンに、ちゃんとアイコンとして胸を張れるように、成長していきたいと思います」◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]△紫雷イオ(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△トニー・ストーム
☆イオが14度目の防衛に成功(試合終了後)
トニー「アナタは最強(イオと拳をかわす。)」(そこに岩谷がリングイン。)
岩谷「イオさん、30分ドロー。防衛一応、おめでとうございます。自分今日、白いベルト取りました。赤と白、同時に巻いた人は今、いないんですよ。だから、イオさんに挑戦するのは3回目。通算5回目の挑戦。赤いベルト、自分と試合してください」
イオ「おい麻優。暢気に数かぞえてる場合かよ。今見てただろ。14度目、ドローかもしれないけど防衛成功したんだよ。その意味わかるか? 世界中の猛者が14人束になってかかっても14人誰一人、私のことを倒してないんだよ。3度目か5度目か知らないけど、お前覚醒するの遅すぎだよ。まだまだ15度目の防衛の餌食になってもらいます。紫雷イオはまだ倒させねーよ」
岩谷「赤いベルト必ず取ります。よろしくお願いします」
イオ「誰が何と言おうと、前人未踏の14度目の防衛成功だよ。これで文句ねーだろ! 守ればいいんだよ、守れば。あと一人、この後楽園ホールにお別れ言わないといけない人がいるんじゃないのかな? 私もボロボロですわ。かわりに明るく終わらせてやってくださいよ」
(ファンの拍手とカイリコールのなか、宝城が現れる。)
宝城「イオさん、30分、お疲れ様でした。いやでもやっぱりイオさん最強っすね。(ファンに一礼したあと)えー……、リングの上からみなさんの顔がよく見えます。リングの上って一人一人ファンのみなさんの顔がよく見えます。今まで5年3カ月、このSTARDOMのリングで最初はプロテストさえ一人だけ合格できない状況から始まり、みんなから一番にやめるだろうとずっと思われていたと思います。自分自身もずっと自分に自信が持てなくて正直、プロレス向いてないんじゃないかとか、やめたほうがいいんじゃないかなと思ったときもなくはありませんでした。でも、そんなときに自分を……励ましてくださったのは家族、関係の皆様、先輩・後輩・同期、練習をみてくださったミッドブレスの水戸川さん。そしていつも背中を押してくださった、どんなときも負けても、背中を押してくださったファンのみなさんのおかげで、今私はこうしてリングに立つ事ができ続けたんだと思います。でもね、私さよならを言いません。また会えるから、絶対。絶対にまた会いましょう。あれ、イオさんは? イオさーん、一緒に最後、締めましょう。麻優さーん、叫女、弘海、ナツコ。いるじゃん、なんで隠れるの、テッサ! カモーンエブリワン。どうか後輩たちもすくすく育って一人前になって、安心して頼んだよ。みなさん上がって下さい、イオさーん。帰っちゃった? それではみなさん、ご起立いただけますか。みなさんとこうして出会えたこと心の底から幸せに思います。一期一会を大切に、一度きりの人生、みなさん辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、たくさんあると思いますが、前を向いて一歩一歩進んでいきましょう。それではみなさん笑顔で、締めて一緒に言ってくれますか。じゃあみんなで一緒に最初から最後までしめましょうか。皆さん心を一つにしてくれますか。これからもSTARDOMを愛してくれますか。これからもスターダムをどうかどうかよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM!」
【イオの話】「30分…長かったですね。30分ドロー。防衛は防衛ですよね。う~ん、記録は伸ばしつつも、その代償が今回は大きかったかなという気がします。(終盤、意識はあった?)意識はありました。意識はあったんですけど、ちょっと感覚がない、力が入らないというか。でも、いま歩けるまで戻ってきてるんで。時間経てば大丈夫だと思います。こうしてベルト守ったし。すでに次の挑戦者がもう名乗りをあげてきたんで。やるしかないって感じですね。
(厳しい試合を闘い抜いた原動力は?)う~ん、赤いベルトにかける覚悟、女子プロレス界のトップを背負ってる自覚、常々言ってますけど、私はプロレスに人生捧げてますし。すべて懸けてますから。足が折れようと、腕がもげようと、感覚がなくなろうと、ベルトは守り抜きました。ホントは倒したかったですけどね、さすがに厳しかったです。
(次の挑戦者として岩谷が名乗り出たが?)今日白いベルト取ったっていっても、一度も赤いベルト巻いてないでしょ。岩谷麻優、何回も防衛してるって自慢みたいに言ってましたけど、まったく自慢になってないですからね。わかる? 私の14度の防衛は自慢ですけど、挑戦5度って何言ってんのって(苦笑)。私はこれだけかけてますから。どんなヤツにも倒されない自信があります。ただ、このダメ―ジに関しては否めないかなって。
(宝城の離脱に関しては?)彼女には彼女の人生がありますし、私には私の人生があって。ほかの子たちにもそれぞれの人生があるなかで、私はいまこうして赤いベルトを守ってる。その使命を全うしたいっていう思いでいて。彼女は彼女の考えとタイミングと出会いがあったので。まぁ仲間として寂しい気持ちもゼロじゃないですけど。戦友ですから。みんなのしあわせをただただ願いだけですね。まぁ抜けた穴は誰かが埋めますよ。それが私なのか今日みたいに岩谷なのか、ほかの誰なのかわからないですけど、そこをふくめて、スターダムファンの皆さんには楽しんでもらえればいいなと願ってます。ちょっと重い空気になってますけど、私、防衛したんで。祝ってくださいよ。全然祝ってくれない。大丈夫です、紫雷イオはどうにかするんで。ありがとうございました」【宝城の話】「あらためまして、本日9度目の防衛戦で白いベルトを懸けて岩谷麻優選手と2年ぶりのシングルマッチが実現されたのですが、結果からして防衛に失敗してしまい、8度でこれまでずっとデビュー前から追い続けて、6度目の正直で死に物ぐるいでつかんだ白いベルトときょうこうしてお別れの日を迎えてしまいました。いま思い返すと、自分のスターダムでの歩みは白いベルトとともにあったんじゃないかなと感じます。実は2年前に白いベルトよりも赤いベルトを巻いて。本当に団体がピンチな状況で人数もすごく少なくなり、心身ともに厳しい状況だったんですけど、そのとき一番そばにいて支え合ってきたのがイオさん、麻優さんの2人でした。白いベルト、離れてしまって本当に悔しいし、寂しいし、まだ自分の手元から離れてしまった実感はないんですけど、麻優さんのもとにきっと白いベルトがいこうと、これもさだめなんじゃないかと思います。麻優さんにはスターダムのアイコンとして1期生として、これからいろいろ大変なこともいっぱい、プロレスラーって痛いし、闘いだし、常に比べられて、闘いの中で女同士が集団でやっていくってことは、人間関係もそうですし、悩むことが本当に多いと思います。でも、私が5年間で一番知ったことは、これは闘いなんですけど、一番の闘っている相手って自分だということですね。自分との闘いを制したものが上にあがり、活躍できるということを、この5年間、自分の体験でも感じましたし、周りの選手を見ていても、メインイベントに立つ選手はそういったいろんなプレッシャーと自分の弱さと向き合っていける選手だと思います。スターダムの選手たちはすごく、後輩たちも、これを乗り越えていける素質はあると思うし、すべてを私はスターダムを去ると決まった日から後輩たちにも伝えていけたと思うので。これから私が後輩にバトンタッチというか、特にメンタルの面で後輩たちにできる限りのことを自分なりに考えてやったつもりです。
正直、まだ最後という実感がなく、この場所、あのリング、オレンジのイス、バルコニーにある横断幕、スポットライト、後楽園ホールってプロレスの聖地、全然違うんですよね。自分ってやっぱりプロレスラーなんだって、生きてるって実感できる一番の場所が後楽園ホールでした。まだ最後ではないので、サヨナラではないので、また絶対、ファンの皆さんとも仲間たちとも会えると信じているので、一度きりの人生エンジョイしたいし、みんなにもしてほしいと思います。楽しかった。やっぱりプロレスは楽しいですね。全然、私もまだまだ発展途上なので。たかが5年のキャリアなので。もっとプロレスの謎を知りたいというか、私、本当に好奇心旺盛なので。まだまだプロレスは深いし、その奥深くにすべてつっこんでみたいですね。もっともっと大きくなって帰ってきます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」スターダム後楽園大会のセミで退団を表明したばかりの宝城が自身の保持するワンダー王座をかけて岩谷の挑戦を受け、試合前には宝城の元パートナーだった翔月なつみさんが駆けつけ、宝城を激励した。
序盤は手四つの力比べから先手を狙う宝城が岩谷をロープへ振るも、岩谷はランニングエルボースマッシュで返し、場外へ逃れた宝城にプランチャを狙うが、身を隠した宝城が背後から強襲、逆に岩谷を場外へ追いやって三角飛びプランチャを命中させ、更に南側客席へと岩谷を連行して、入場ゲートからのエルボーアタックを炸裂させる。
先手を奪った宝城はマシンガンチョップ、磔式ドロップキック、ダイビングエルボーアタックと攻勢をかけてから、卍固めで捕獲しローリングクレイドルで回転、踵落としからイカリを狙うが、岩谷が切り返すとスリングブレイドを決め、腕へのフットスタンプなど腕攻めで流れを変え、ドラゴンスープレックス狙いは宝城が堪え、張り手を放つ岩谷に対しバックブローで応戦、張り手が相打ちになって両者ダウンとなる。
両者はエルボーの打ち合いとなると、宝城のエルボーをかわした岩谷がドトンパを決めてから掟破りのマリンスパイクを敢行、ダイビングフットスタンプと畳みかけ、ドラゴンスープレックスを狙うが、回転エビ固めで切り返した宝城はすかさずスライディングDを炸裂させる。
勝負に出た宝城はイカリで捕獲し、腰めがけのダイビングエルボードロップを連発するが、もう1発狙いは岩谷が剣山で迎撃、投げ放しジャーマンからダイビングボディープレス、ドラゴンスープレックスと畳みかける。
宝城もエルボーで返してから突進するも、トラースキックで迎撃した岩谷が二段式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、宝城の長期政権に終止符を打って新王者となった。
試合後は防衛記録の更新してからの退団を狙っていた宝城は悔しがるも、新王者となった岩谷にエールを贈り、抱擁を交し合って、四方に礼をして退場していった。メインのワールド選手権は両者共オーソドックスな攻防で出方を伺うも、イオが場外へ出たところでトニーがトペを狙うも、イオが迎撃してウラカンラナから顔面ドロップキック、逆にトニーが場外へ出たところでプランチャを炸裂させる。
先手を奪ったイオは逆片エビ、サッカーボールキック、串刺しダブルニーと攻勢に出るが、再度突進したところでトニーがイオを場外へ追いやると、トペスイシーダを発射、だがリングに戻ろうとするとイオが逆襲してマットを剥がして攻撃を仕掛けるも、自爆してしてしまい、リングに戻ったトニーは失速したイオに串刺しヒップアタックからフィッシャーマンズスープレックスを決めるが、パイルドライバー狙いはイオがクロスフェースで切り返し譲らない。
イオは619からジャーマンを決めるも、トニーもショルダーバスターで応戦すれば、イオもアッパー、トニーもフロントハイキックから高速パイルドライバーで突き刺すと、イオはたまらず場外へ逃れるが立ち上がれず、レフェリーとドクターがチェックに入る。イオが試合を続行する意志を確認した村山レフェリーが場外カウントを数えるも、イオは立ち上がれず、トニーがカウント19でイオをリングに戻すも、それでも立ち上がれず、村山レフェリーはダウンカウントを数えるも。イオはカウント9で立ち上がる。
トニーは大ダメージを負ったイオにショルダーバスターからコーナーへ昇るも、起き上がったイオは雪崩式フランケンシュタイナーを決め、うつ伏せとなったトニーにムーンサルトプレスを投下もイオもダメージでカバーできない。
イオはテキサスクローバーホールドで捕獲し、ダブルアームフェースバスターからムーンサルトプレスを投下するが、トニーは足を立てて迎撃し投げ放しジャーマンからギロチンドロップを投下すると、リバーステキサスクローバーで捕獲するが、タイムアップとなりイオが引き分けで王座を死守した。
試合後にはイオとトニーがエールを交し合うも、ワンダー王座を奪取したばかりの岩谷が挑戦を迫り、イオの呼びかけで宝城が再登場すると、選手やファンに別れの言葉を述べて大会を締めくくった。一部では今大会で宝城のラストマッチと言われたが、ラストマッチは未定ながら6月頃になる模様、今大会は長期にわたって守り抜いてきたワンダー王座を岩谷に託すことが出来るかどうかのテストみたいなものだったのかもしれない。
メインはイオが長時間にわたってダウンするという事態となるも、イオに続行する意志があったため試合は続行、レフェリーも試合を続行させるか、ストップさせるかで見極めが大変だったと思う。だがダメージが尾を引いてしまい終盤には追い詰められるが、30分の試合時間に助けられての防衛だったものの、試合時間が60分だったらと思うと今回ばかりは薄氷の防衛でもあった。第4試合のゴッテス選手権は叫女が捕まり、終盤まで窮地に立つが松本が好フォローすると。最後は王者組がサンドウィッチラリアットから叫女がハンマースロー式パワーボムをテッサに決めて3カウントを奪い王座を防衛した。
すがすがしい気持ち。
最後の後楽園ホール、まゆさんと闘えて良かった。
プロレス、最高!!!!!!
— 宝城カイリ/5.14_12:00@後楽園 (@kairi_hojo) 2017年5月14日スターダム後楽園ホール大会、多数のご来場どうもありがとうございました。30分フルタイムドロー防衛。悔しいけどV14達成。スッキリ防衛したかったです。試合後のサイン会にも出ました。さらなる防衛記録更新のため‥まずはコンディション整えます。 pic.twitter.com/EOMX6cKwwP
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年5月14日後楽園大会ありがとうございました!
白いベルトとりましたー。 pic.twitter.com/ECpUCNv161
— 岩谷麻優 (@MayuIwatani) 2017年5月14日スターダム後楽園大会。人生は長くて短い旅なのだなぁと実感しました。宝城カイリ選手が花道で深ーくお辞儀をした後、キラッと笑顔を見せてクルッと振り向いてタンッと幕の奥へ向かわれたのが印象的でした。次の旅路も見つめて行きたいです。
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年5月14日宝城カイリ選手、当たり前のように見続けてきたこの光景が今日は特別なものに。 #スターダム https://t.co/JeRszx9bPj pic.twitter.com/eW7tDcibAY
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年5月14日 -
宝城カイリが長い旅へ…大海原へ打って出る覚悟を決めた
4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中!: https://t.co/WJr953UfuS
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日<スターダム、5月7日新木場大会での宝城のアピール 週プロモバイルより>
宝城「私、宝城カイリは…これから長い…旅に…出ることを決断いたしました。ご報告するタイミングが…いろいろな兼ね合いもあり、今日という日になり、ギリギリの報告になってしまったことを、みなさんにお詫び申し上げます。自分は、この新木場のリングで5年半前、愛川ゆず季さんとデビュー戦をやって、デビュー戦から鼻血が溢れ、プロテストでもひとりだけ追試で、どん底、ドベからのスタートを切りました。それでもいつも支えてくれたのは、ファンのみなさん、そして、(美闘)陽子さん、(岩谷)麻優さん、(紫雷)イオさん、HZK、AZMちゃん、(美邑)弘海、小波ちゃん、(ジャングル)叫女、そして面倒をみてくださった風香さん、(ロッシー)小川さん、キッズのみんな。素敵な出会いに恵まれて、ここまで、こんな自分も、ここまで走り続けることができました。いま後輩たちも、すごくすごく、目を見違えるほどたくましくなって、いまなら安心して、この自分の宝物のリングを、スターダムを留守にできると思いました。なので、残りあとなん試合できるか、正式にはわかりませんが、いつも通り、宝城カイリの全力ファイトを必ずお届けすることを誓います。」【バックステージ】
宝城「ほかの試合を見ても思ったんですけど、いますごく後輩たち、ここ何カ月かで見違えるほど、一人ひとり成長してて、本当にびっくりするぐらいみんなが一人ひとり強くなってると思います。私はこの発表をするまでの間、本当に約1年近く悩んできて、いろんな葛藤があり、この決断に至るまで眠れない日も多くあったし、誰にも悩みというか、相談がなかなかできることではないですし。ずっとこの決断に至るまでは長い時間があったんですけど、一つは自分の年齢とキャリアと後輩たちの成長を、すべてのいろんなことを考慮して、この決断に至り、きょう発表することになりました。もちろん不安は大きいですし、また新しいスタートになりますが、ここのスターダムというリングで経験してきたこと、忘れないし、すべてが生かされると思っています。なのでリングの上でも言ったように、ここまで育ててくれた小川さん、風香さんに対しては心の底から感謝の気持ちでいっぱいですし、そしてここまで一緒にやってきた仲間、先輩、家族、友達、自分を支えてくれているみんながいたからこそここまで来られたし、こういったチャレンジができると思ってます。(行き先については、具体的な名前は出せない状態?)そうですね。行き先はまだ」ロッシー小川社長「(15日のカードが出ているが、そこまでは確実に出場する?)今月いっぱいは出るんじゃないですか」
宝城「ビザの関係で前後してまして、いつまでとは言えないんですけど。(最後の日が3~4カ月先ということはない?)だと思います。(ビザということは海外?)そうですね。旅です」
宝城カイリがスターダム新木場大会のメイン終了後に「長い旅に出る」とマイクでアピール、具体的な名前は出さなかったがWWE入りが濃厚となった。
宝城のWWE行きに関しては同じくWWEからオファーを受けていた紫雷イオ同様、具体的なコメントはなく、話自体も燻っていた状態だったが、なぜこのタイミングでの発表だったのか?おそらくだが宝城自身もイオの動向も伺い、またスターダム側としても二人同時のWWE入りだけは、団体側としてもリスクが大きいことから、今後のことを考えて避けたかった。結果的にはイオはスターダム残留を決めたことで宝城はWWE行きを選択した、若手の成長も含めてイオが残ることで心置きなくスターダムから旅立てることが出来て、また団体側も送り出せたのかもしれない
宝城の離脱はスターダム的にも痛いが、中邑真輔の抜けた新日本プロレス同様、スターダムの組織力が試され、また次世代の選手にとっても最大チャンスである。果たして誰がポスト宝城に名乗りを挙げるのか?宝城の動向共々注目である。【試合結果詳報】アーティスト・オブ・スターダムはQueens Questが初防衛に失敗。6人タッグを戴冠した宝城カイリは「長い旅に出ることを決断いたしました」と長期離脱を表明…スターダム新木場詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #stardom pic.twitter.com/JDuq4x9Hhw
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年5月6日宝城カイリがスターダムを離れることになった。その件では何度も話を聞きました。たった一度しかない人生だから、彼女が悔いなく納得するチャレンジをすればいい。この数年、スターダムを牽引してきたパワーで新しい未来を切り開いてほしい。それは残念だけど…また新しい風景を作れってことでしょう。 pic.twitter.com/wpOPuY27Pu
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年5月6日2017.5.6 新木場
第13代
アーティスト オブ スターダム
《ちびーず》
取ったどーーーーーーー‼️
カイリさん、小波さん
そして応援して下さった全ての皆様へ、、、
本当にありがとうございます。#スターダム#アーティスト#新ちびーず pic.twitter.com/u5vRDnPwhE
— 美邑 弘海 《みむら ひろみ》 (@deps6712132330) 2017年5月6日宝城カイリがスターダムを離れることになりました。
長い旅に出るとのことですが、私はこの時約束した次の一戦を楽しみにしてるよ(^-^)v
お互いでっかくなろーぜぃ☆ pic.twitter.com/rhS7fbuGMS
— 松本浩代 (@hiroyomatsumoto) 2017年5月7日浩代さん、ありがとうございます!
私も再戦できる日を楽しみに精進致します!
今後ともよろしくお願い致します✨ https://t.co/MvQxYaw2tn
— 宝城カイリ⚓️ kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年5月7日 -
今月もダブルヘッダー観戦!初めての東京女子プロレスは大阪でも大盛況!
4月30日 東京女子プロレス「この際、大阪で盛り上がっちゃお!」大阪市立平野区民センター 307人 超満員
◇第1試合◇
▼20分1本
○才木玲佳 小橋マリカ(11分36秒 タワーブリッジ)×伊藤麻希 瑞希◇第2試合◇
▼15分1本
○まなせゆうな(9分36秒 体固め)×滝川あずさ
※踵落とし◇第3試合◇
▼15分1本
○山下実優(7分44秒 体固め)×のの子
※クラッシュ・ラビットヒート◇第4試合◇
▼20分1本
沙希様 ○マーサ(16分4秒 エビ固め)辰巳リカ ×黒音まほ
☆場外カウントなしの特別ルール◇第5試合◇
▼20分1本
○ミル・クラウン 中島翔子(11分44秒 ミルクラッチα)優宇 ×のどかおねえさん今日の観戦は昼は東京女子、夕方からはガンバレ☆プロレスとダブルヘッダー観戦となり、1ヶ月ぶりに大阪市平野区民ホールを訪れた。当初はガンプロだけを予定していたが、後になって東京女子も開催することがわかり、土日が休みで今年は観戦機会を増やすのと、1度も訪れたこともない団体を観戦したいということを目標にしていたことから、東京女子も予定に入れた。
12時から開場も用意されたイスはほとんど埋まり満員、東京女子の選手も1部しか知っている選手もおらず、普段あまり見る機会のない団体だけに、なぜこんなに集まるのか不思議に思ってしまった。
オープニングでは欠場中のハイパーミサヲによるMCで大会がスタート、第1試合では才木&小橋vs伊藤&瑞樹のタッグマッチはアイドルの伊藤が相手を挑発する割にはやられることが多く、パートナーの瑞樹が盛り返しては、いいどこ取りを狙って伊藤が交代を志願も、またやられることを繰り返し、最後も瑞樹のエルボーが伊藤に誤爆して、才木が伊藤をタワーブリッジで担いでギブアップを奪い勝利。伊藤はキャラ的には面白く、才木のパワーには驚かされた。
第2試合のまなせvs婚勝軍の滝川は、まなせが滝川をヘアーホイップで投げて攻勢に出ると、滝川が突然リング下でマイクを持って「婚勝軍に入部希望」として面接を始めてしまい、質疑応答するも、まなせが深夜にブログを更新していることで意見が食い違い始め、まなせが反論している隙を突いて滝川が強襲、ブーケを被ってのダイビングエルボーを狙うが、腹パンで迎撃したまなせが踵落としで一蹴し完勝。
第3試合の山下vsのの子はのの子が自慢のヒップとバストを駆使して山下を苦しめるが、山下も極真空手仕込みのキックで流れを変える、のの子は中邑真輔ばりに滾ってオバイェからレインメーカーポーズをとってボインメーカーを狙うが、山下はハイキックで迎撃すると、里村明衣子にも炸裂したバックスピンキックからクラッシュ・ラビットヒートを決めて勝利となる。
休憩前には伊藤がもう一つの顔である「LinQ」のライブのため、5月中の欠場することを発表するが、6月に行われる復帰戦の相手には滝川が名乗りを挙げ、世代間の会話で挑発合戦となる。
セミには赤井沙希がSIN美威獅鬼軍の沙希様として、メイドのマーサを従えて登場。やっと知っている選手が出てきて安堵したが、マーサは誰なのかと思ってしまう。試合は腕を咥えるまほにマーサが怯えるが、沙希様の援護でマーサが一転して辰巳とまほを攻めるが、攻める姿が女とは思えない。SIN美威獅鬼軍はまほを捕らえて主導権を握り、辰巳が試合を盛り返すも、マーサが持ち出したモップを巡って木曽レフェリーが巻き込まれてしまう、それでも辰巳とまほはマーサを攻め込むが、沙希様のビックブーツの援護を受けたマーサが丸め込んで3カウントとなるも、辰巳らはマーサの正体は男なのではと問い詰めるが、沙希様はマーサは8歳の女の子と全面否定も、どうみてもマーサは8歳とは思えない。まさかと思うがDDTのSというユニットのT.Mのような感じがするが気のせいか・・・
メインは東京プリンセス王者の優宇がのどかねえさんとクラウン&中島組と対戦、のどかは懐かしの「ママと遊ぼうピンポンパン」で入場して「ピンポンパン体操」を披露するも、試合はクラウンのおちょくりもあってのどかが捕まる展開となり、優宇はクラウンに払い腰を決めるが、最後は右手で相手の右腕をハンマーロックで捕らえ、左手を相手の股下に入れて担ぎ、反動をつけて横回転させつつ顔からリングに叩きつけるマジカルメリーゴーランドから変形ラ・マヒストラルであるミルクラッチαで勝利となった。
初めての東京女子の感想は個性が強いキャラも多く、ファンも楽しめる空間が出来ていたが、絶対的なヒールや外敵が来たときどうなるのかというものもあった。SIN美威獅鬼軍が基本的ヒールだがあくまでDDTの選手が参戦しているに過ぎず、現在は鎖国だが他団体に門出を開くとどうなるのか(中島はアジャ・コング、山下は里村と対戦している)、キャリアの浅い選手がほとんどなことから、現在は鎖国で内輪の戦いで終始しているものの、いつ閉塞感が破られるのか?そのときに東京女子がどうなっていくのかも見てみたい。
【平野リポート】3度目の大阪大会も大成功、メインはクラウンが締めくくる!/リカがついに言及!「マーサ、オマエ、男だろ!」沙希様は反論!「正真正銘、8歳の女の子です」/6・4新宿での伊藤vsあずさの一騎打ちが決定!https://t.co/T3NmFYLvsb#東京女子プロレス pic.twitter.com/7UWis5p6oK
— 東京女子プロレス公式アカウント (@tokyojyoshipro) 2017年4月30日大阪大会たのしかった!おふろさいこう('ω' )#東京女子プロレス#ミルキークマウン地球のおもいで pic.twitter.com/vhmZR0ClC8
— 中島翔子 Shoko Nakajima (@nk147cm) 2017年4月30日#東京女子プロレス 大阪大会ありがとうございました双子のお姉ちゃんのトリッキーな動き、あれが魔法の国の動きなんだね。帰ってくる妹とのユカさんとのタイトルマッチ、6.4が更に楽しみになってきました!...試合あとはほんの少し遠征っぽいことできた(笑)また帰ってきます、大阪ッ pic.twitter.com/z7F5wVMBGa
— 優宇 (@yuu_tjp) 2017年4月30日波を背負って…
これから帰ります⬅️
今日も一日お疲れさんどした^ ^ pic.twitter.com/oTw9j7E3jG
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年4月30日#東京女子プロレス 3回目の大阪大会でした。初平野区!
地元のみなさまも、遠征のみなさまもありがとうございました!
マーサがどうしても男にしか見えなくて、、東京女子のリングに男はいらないので、正体をぜったいに暴きます!
そして勝ちます!#どらごんぼんば〜ず pic.twitter.com/SNBC4P07Ia
— 辰巳リカ (@doratles) 2017年4月30日大阪大会ありがとう!
久しぶりの、のの子さんやっぱりお胸が強力だったけど勝ったぜい!帰りまで只今皆んなで大阪探索中。 #東京女子プロレス 会場沢山来てくれて嬉しかったなあー! pic.twitter.com/TqYj60ZXZ5
— 山下実優 Miyu Yamashita (@miyu_tjp) 2017年4月30日東京女子プロレス大阪大会満員のお客さんありがとーございました
筋肉アイドルれいたんこと才木さんとのタッグだったよー才木さんのお陰で試合後笑顔でりくろーおじさんのチーズケーキを食べれたよいつかまた才木さんとタッグ組みたいな✨#東京女子プロレス pic.twitter.com/pKXcj1jY31
— 小橋マリカ Marika Kobashi (@marika_tjp) 2017年4月30日大阪大会ありがとうございました
同い年のまなせさんが婚勝軍に入軍拒否するとは…
— 滝川あずさ (@kelly_azusa) 2017年4月30日そして、6.4新宿FACE大会は伊藤ちゃんとのシングルマッチ✨
最近、アナウンサーの私よりもマイクが長いのが気になっていたし、アイドルとしてもレスラーとしても、年齢も先輩なので、教育指導をしたいと思います
— 滝川あずさ (@kelly_azusa) 2017年4月30日私伊藤麻希は、アイドル活動に専念したい為本日をもってプロレス活動を休止します。さようなら。
復帰は2017年6月4日の新宿大会です。すぐ戻るぞ。 #伊藤リスペクト軍団 は今日も可愛さでは勝ってたからドローだな! #東京女子プロレス pic.twitter.com/0xfHiPmoGb
— 今闘えるアイドル伊藤麻希 (@maki_itoh) 2017年4月30日 -
JWP25周年を最後に封印で幕…そして新たなるスタートへ
4月2日 JWP「JWP 25th anniversary」後楽園ホール 1180人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼JWP認定ジュニア&POP選手権試合/30分1本
[第31代JWPジュニア&第21代POP王者]○藤ヶ崎矢子(7分50秒 変形リバースゴリー・スペシャル)[挑戦者]
☆藤ヶ崎が2度目の防衛に成功◇第2試合◇
▼JWP25周年記念OG×現役ミックスバウト~エキシビジョンマッチ/7分
△福岡晶 日向あずみ 宮崎有紀(7分時間切れ引き分け)春山加代子 阿部幸江 米山香織◇第3試合◇
▼JWP25周年記念バトルロイヤル
○米山香織(21分1秒 エビ固め)×藤ヶ崎矢子
退場順=福岡晶 さくらえみ 万喜なつみ 木村花 真琴 日向あずみ 青野敬子 阿部幸江 希月あおい ジャガー横田 堀田祐美子 KAORU DASH・チサコ 春山加代子 宮崎有妃 コマンド・ヒーショイ 藤ヶ崎矢子◇第4試合◇
▼The same blood battle/30分1本
○尾崎魔弓(14分42秒 テキーラサンライズ)×勝愛美◇第5試合◇
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合/30分1本
[第49代JWP王者&第22代デイリースポーツ王者組]○コマンド・ボリショイ Leon(12分40秒 片エビ固め)[挑戦者]×KAZUMI ライディーン鋼
※マリコスパイク
☆ボリショイ&Leonが2度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼JWP認定無差別選手権試合/30分1本
[第30代王者]○中森華子(17分4秒 エビ固め)[挑戦者]×倉垣翼
☆中森が3度目の防衛に成功(試合終了後 メイン終了後、会場が暗転。明るくなると“ヤマモ”の愛称で親しまれた、元JWP代表・山本雅俊リングアナがリング中央に。そして「皆様、25年間、JWPを応援ならびにご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。それではこれより本日来場のJWPOG、そして現役選手をご紹介致します」と、一人ずつ呼び入れる。
コマンド・ボリショイ、日向あずみ、輝優優、カルロス天野、宮崎有妃、倉垣翼、春山加代子、アキュート冴、渡辺えりか、池田麻奈美、米山香織、木村響子、青野敬子、ムーン瑞月、瑛凛、阿部幸江、ラビット美兎、中島安里紗、テッシー・スゴー、矢樹広弓、さぶろう、能智房代、斎藤澄子、福岡晶、キューティー鈴木、尾崎魔弓、プラム麻里子、ダイナマイト・関西、藤ヶ崎矢子、ライディーン鋼、勝愛実、KAZUKI、Leon、中森華子が次々とリングイン。
ヤマモ「リングアナウンサーは伊藤こーへーでございました。アナタの心にJWP! それでは、ここでJWPを代表いたしましてコマンド・ボリショイ選手から皆様にご挨拶いたします」
ボリショイ「皆さん、本当に25年間、JWPを応援してくださってありがとうございました。そして今日、集まってくださったOGのみなさんありがとうございます。私たちはこれからも続いていきます。プロレスもまだまだ続いていきます。これからも熱い応援よろしくお願いします。本当に、本当にありがとうございました」
(写真撮影のあと、所属7選手が円陣で正座。一礼したあと、無差別級、タッグ、ジュニアのベルトをリング上に置き、最後にボリショイがJWPのロゴが入ったジャージをリングに置いて、降りた。)
ボリショイ「(今の気持ちをお願いします)まだ夢みたいな、信じられない気持ちです。自分でJWPがずっと続くものだと思っていたので、まだいまは実感ないです。ただできることを日々やってきた結果が今日であって、本当にこうやってOGがたくさん集まってくれて、25周年で一区切りなんだなという感慨深い思いはあるんですけど……夢を見ているみたいです。
(たくさんのお客さんが入ったが、ファンに対しては?)やっぱり、悔しいですね。自分はずっとJWPを続けてたかったし、そのためにできることをやってきたけども、新しいもっと大きな夢を見るためには旅立たないといけない時もあるのかな、と。いろいろ決断していかなきゃいけない中で、25周年で一区切りという結果に。選んだことを、今日、集まってくれたお客さんもみんなが後悔しないように、今日の旅立ちを誇れるようにこれまらまた頑張っていきます。
(今まで続けてきた一番の原動力は?)25年を続けようと思ってやってきたわけじゃないので、その日その日を一生懸命やっていたら、たまたま25年経ったっていうのが正直なところで、いつでも応援してくれるファンの人たちにJWPの試合を見せたい。いま頑張っている選手たちの試合を見せたいという思いだけですね。
(ベルトとジャージーをマットに置いた心境は?)悔しいけど、そこで自分はしっかり決別しないと前に進めないと、私は前に進みますよという意思表示。あとこれまでの感謝も。このJWPは終わってもこれまで培ってきたスピリッツは消えることがないのでJWPを継承していく新団体としてこれからは頑張っていきます。
(25年の一番の思い出は?)一番の思い出……。一番の思い出はやっぱり旗揚げ戦ですね。24年前の日記を探して見てみたんですけど、『明日は旗揚げ戦だ』っていうのが書いてあって、旗揚げが終わったその次の日の日記には『新しい時代が来たー!』って書いていたので、25年前のまだ幼稚な私でさえもそういった感覚を持っていたんだなって、いまでもその新鮮な雰囲気はずっと残っています。
(新団体に向けて4月16日から王子で新スタートしますけど、JWPとスタイルなりなんあり変わるところは?)基本的なメンバーが同じなので大きく変わるというのは未だに予想が付かないんですけど、8月11日の旗揚げに向けてPURE-DREAMプレゼンツドリーム女子プロレスという形でいろんな夢に挑戦してみる。JWPでは団体としてはできなかったかなというような実験的な興行をいくつかやってみて、その中で新団体はどういうスタイルでやっていくか模索していこうかなと思っています。ファンの人の投票で試合順が決まるとか、選手は開場時には全員コスチューム着て、お客さんがいま何を求めているのか、対戦カードを並べて、団体側が提示した試合順ではなくて、お客さんが今日は何を見に足を運んだのか、そういったこととかもやってみたいなとか。いままでJWPという看板を背負っているからこそ、挑戦しにくかったこととかあるのでいろんなことをやってみたいですね、その期間。その中で8月11日、どういったスタイルになっていくのか決まっていくと思います。
(最後にファンにメッセージを)JWP女子プロレス25年間、本当にありがとうございました。私たち選手はまた新たな大きな夢を見るために前進していきます。これからも私たちに付いてきてください。本当に25年間ありがとうございました」
25周年を迎えたJWPの記念興行、そして最終興行が行われ、福岡や日向、春山など引退したOGや尾崎や米山など現役OGだけでなく他団体勢も参戦し、メインは王者の中森に現役OGでフリーの倉垣が挑戦。ゲストとしてB.Bクイーンズの坪倉唯子さんが登場し国歌独唱をした。
序盤は倉垣のエルボードロップをかわした中森がローキックを連発、倉垣も串刺し攻撃をかわしてカナディアンバックブリーカーで担ぐが、2度目のカナディアンバックブリーカーは中森が切り返してバックを奪うも、投げ飛ばした倉垣はタックルを狙う。
かわした中森は倉垣を場外へ追いやるとエプロンダッシュのサッカーボールキックを浴びせ、場外戦となるも倉垣が反撃して客席へ中森を連行、東側看板に中森を叩きつけるが、中森もやり返し、リングに戻ってからビックブーツを連発、腕攻めを展開してからミサイルキック、右腕へのローキックと攻勢に出る。
劣勢となった中森はラリアットを連発してからコーナーも、追いかけた中森は雪崩式フィッシャーマンズバスターを決め、セカンドロープからのギロチンドロップから鎮魂歌ドライバーで勝負に出るが、倉垣はカウント2でキックアウトする。
倉垣はバックドロップで反撃し、両者ダウンの後で倉垣がラリアットからルナウイングを狙うがかわされ自爆、それでも倉垣はメタルウイングからラリアットも中森は切り返し路上も決めるが決め手にならない。
中森は頭突きからハイキック、そしてロープへ走るが追走した倉垣がラリアット、中森が延髄斬りで応戦しハイキックを連発、再度鎮魂歌ドライバーからロープへ走るが倉垣がラリアットで迎撃しハヤブサ直伝のファルコンアローを決める。ところがカバーに入ったところで中森が体を入れ替えた中森が強引に押さえ込んで3カウントを奪い逆転防衛を果たした。試合後にはJWP元代表でリングアナウンサーを務めた山本雅俊氏がリングアナとして登場、選手だけでなくOGも一人ずつ呼びいれ、引退したダイナマイト・関西が故・プラム麻里子さんの遺影を掲げ、キューティー鈴木だけでなく矢樹広弓らも登場、最後に選手を代表してボリショイが挨拶、写真撮影の後で所属選手らが円陣で正座して一礼し無差別、タッグ、ジュニアのベルトをリングに置いて返上、最後はJWPのロゴの入ったジャージを置いてリングに降り、25年にわたって活動してきたJWPは幕を閉じた。
1992年に旗揚げしたJWPだったが全日本女子プロレスが崩壊後は女子で老舗団体となり、紆余曲折をしながらも25周年を迎えたが、選手らが独立したことでJWPの権利関係を持つ篠崎清社長が選手側にJWPの名を使うことを許さず、選手らはJWPの名前を捨てざる得なかった。また篠崎社長も選手らがいなくなった以上JWPを続ける意志はなくタイトルと共にJWPの名前を封印する意向を示しているという。
ボリショイは「自分はずっとJWPを続けたかった」とコメントしたとおり、まさか25年間続けてきたJWPをこういう形で幕を降ろすとは思わず、選手らにとっても無念だったと思う。JWPは封印となるが「ドリーム女子プロレス」を経て、8月にJWPのPUREハートの精神を残した「PURE-J」を後楽園ホールで旗揚げすることが発表された。25年間守り通してきたものを失った喪失感は残るだろうが、選手らは前向いて歩いていくしかないのだ。
ブログを更新しました。
『【試合結果】4月2日(日)後楽園ホール大会 12時』#JWPpro #JWP25th #アメブロ#25年間ありがとうございました
https://t.co/Iacn7EMM6a
— JWP女子プロレス (@jwppro) 2017年4月2日JWP後楽園でこんな5人が記念撮影していたので便乗して撮らせてもらう。左から斎藤澄子さん、福岡晶さん、矢樹広弓さん、能智房代さん、さぶろうさん。(成川) #週プロ #週プロモバイル #JWP pic.twitter.com/j0rnTpE3Sf
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年4月2日JWP後楽園大会、メイン後に行われたセレモニーには引退選手を含め、歴代の所属選手が勢揃い。主だったところでいなかったのは福岡在住のデビル雅美さんくらいか。 pic.twitter.com/HsJvSLvWQZ
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年4月2日JWP女子プロレスとしては最後の興行となる後楽園大会が終了しました。そのラストにはかつての所属選手達も大集合。この模様は4月9日(日)中継放送いたします。是非ご覧下さい! #JWPpro #samuraitv pic.twitter.com/0eRBUMmM29
— サムライTV (@samuraiTV) 2017年4月2日今日、JWP25周年記念後楽園大会、パーティーにお越し下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました!!!!!!
大好きなJWPを新団体になっても継承して前進していきます!!
これからもよろしくお願いします!!!!!... https://t.co/3MiLEJa6ep
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年4月2日コマンド ボリショイ ブログを更新しました。 『ありがとうございました!!JWP25th!!』https://t.co/wqAnGKIu5y#コマンドボリショイ#アメブロ
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年4月2日ありがとうございました!!!!#JWPpro pic.twitter.com/ltIM5449KU
— 米山香織 (@kaori_yoneyama) 2017年4月2日先ほど仙台に到着!
今日のJWPに参戦して、熱い闘い見てたら負けたくなくて、夜練開始!#JWPpro #仙女 pic.twitter.com/7RvDdXozhN
— DASH・チサコ dashchisako (@dashchisako) 2017年4月2日今日は福岡晶さんの試合を観に後楽園ホールへ!
現役当時も観ていましたが、より絞れてキレッキレッの動きに魅了されました!
ひーちゃん若いよ(((o(*゚∀゚*)o)))
俺も10年後、こんなカ… https://t.co/WGcFWxCGuT
— 石森太二 (@taiji_ishimori) 2017年4月2日本日はJWPさん後楽園ホール大会、A.C.E.新宿大会ありがとうございました!!
一緒にダブルヘッダーしてくれた方ありがとう!笑
初めてのバトルロイヤル楽しかったです!JWPのOBの大先輩の方達と同じリングに上がれて良い経験になりました!
— 木村花(HANA) (@hanadayo0903) 2017年4月2日今後、Twitterを含めホームページ、LINE、Facebook、メルマガなど、徐々に新団体名PURE-Jに変更していきますが、今のところ特に移行はなく名称のみの変更になるので登録し直しの必要はございません。
引き続き、よろしくお願い致します。#JWPpro #PUREJ
— JWP女子プロレス (@jwppro) 2017年4月2日 -
1泊2日のプロレス観戦弾丸ツアー第2弾は初めての我闘雲舞
3月26日 我闘雲舞「一年間の上京物語~いくぞ大阪大会~」大阪市立平野区民ホール 218人 超満員
◇第1試合◇
▼10分1本
○チェリー(7分11秒 春爛漫)×紺乃美鶴◇第2試合◇
▼10分1本
▲くいしんぼう仮面(6分14秒 両者リングアウト)▲DJニラ◇第3試合◇
▼15分1本
○「ことり」(9分15秒 バードリッジ)×沙紀◇第4試合◇
▼20分1本
○さくらえみ 高梨将弘(14分16秒 ラ・マヒストラル)新納刃 ×里歩◇第5試合◇
▼15分1本
○アントーニオ本多(11分20秒 片エビ固め)×帯広さやか◇第6試合◇
▼IWA三冠統一選手権試合/20分1本
[第10代王者]真琴(14分11秒 片エビ固め)[挑戦者]アーサ米夏
※ブレイジングキック
☆真琴が2度目の防衛に成功。大日本西成大会後は大阪で一泊、26日は平野区民ホールにて昼は我闘雲舞、夕方からDDTとダブルヘッダー観戦となり、まず昼の我闘雲舞から観戦、女子プロレスを観戦するのも2015年のWAVE四日市大会以来で2年ぶりとなる。
当初はDDTだけを予定していたが、後で我闘雲舞が入り、さくらえみや帯広さやかの試合を見てみたいと思い観戦を決意、平野区民ホールは平野区民センターより広い会場ではなかったが用意されたイスはほとんど埋まり超満員となった。大会は我闘雲舞全選手による唄でスタート、女子プロレス興行で選手による唄は定番だが、アイドルユニットのライブのノリのような感じで試合へと突入。
第1試合の美鶴vsチェリーは左腕攻めでチェリーが主導権を握るも、美鶴が鎌固めなどブリッジを生かした攻撃で反撃、更に変形ジャベやフィッシャーマンズスープレックス、丸め込み技でチェリーを追い詰める。しかしチェリーは裏十字固めで捕らえ、美鶴は無念のギブアップとなる。
第2試合のニラvsくいしんぼうはニラのロケットパンチが当たったらニラの勝ちというルールが組まれ、ニラはロケットパンチで威嚇し、くいしんぼうは逃げ回り、挙げ句の果てには互いに寝そべりながら攻防を繰り広げるなどレフェリー困惑させる。
そして場外戦となるが、互いにバケツを頭に被り合って殴り合いとなり、視界を奪われた両者はそのままバックステージに向かって両者リングアウトとなる。第3試合のことりvs沙紀はことりがスピードで翻弄も体格や足のリーチで優る沙紀が反撃、ことりも卍固めで捕らえるが、体格差で決めきれない。
沙紀はジャイアントスイングで大回転し逆エビで捕らえるが、ことりは丸め込み技を連発、沙紀もアトミックドロップからラリアットで攻め込むが、リバーススプラッシュは自爆、だが沙紀も形勢を立て直してリバースパワーボム、ビックブーツ、カナディアンバックブリーカー、再度リバーススプラッシュを投下も、ことりはドロップキックで流れを変えると、最後はバードリッジで3カウントを奪い勝利となる。第4試合のタッグマッチはさくら組を巧みに同士打ちさせた里歩組だったが、さくら組は里歩を捕らえて主導権を握る。なかなか新納に交代出来ない状況が続くが、高梨にフットスタンプを浴びせてやっと新納に交代、新納が奮起して盛り返し、高梨を我闘雲舞トレインで集中攻撃、里歩がさくらにパロスペシャル決めれば、新納もパロスペシャルを高梨に決め競演を完成させる。だがさくらも里歩組をまとめて押さえ込む高梨ごとボディープレスで圧殺、串刺しボディーアタックで里歩組を再度圧殺し逆水平やムーンサルトプレスを投下し、新納にも高梨とのファンタスティックフィリップで排除も、里歩も新納との連係から蒼魔刀をさくらに決めて追い詰める。だが再度の蒼魔刀狙いをかわしたさくらがラ・マヒストラルで切り返し3カウントを奪い勝利となる。
セミの帯広vsアントンは、アントンがDDTとはうって違ってシリアスなプロレスを展開、グラウンドやインサイドワークを駆使して帯広付け入る隙を与えない展開となる。随時ポーズ取り余裕を見せるアントンに帯広は地獄突きや帯マジックで反撃を 狙うが封じられ、アントンのバイオニックエルボー 餌食となる。
アントンがダイビングフィストドロップで勝負狙うが、そこでくいしんぼうとニラが頭にバケツを被ったまま乱入、第2試合の延長ように殴り合いを展開してリングに上がり、ニラがロケットパンチを放つもアントンに誤爆して二人共バックステージへと下がる。
この隙を突いた帯広は帯マジックを決めるが、キックアウトしたアントンは高速のバックドロップ投げ、最後はダスティンを決め完勝。アントンの横綱相撲だったが、くいしんぼうとニラの乱入は何だったんだろか…メインの真琴vs地元・関西出身アーサのタイトルマッチは腕を攻める真琴に対しアーサは体格を生かしたぶちかましやドロップキックで応戦、ボディースラムから逆エビ固めを決めるが、真琴はブレイジングキックで流れを変える、以前真琴のブレイジングキックは無気力キックとされたが、威力を増している。
ランセルセで流れを変えたアーサはドロップキックで真琴を場外追いやり、エプロンダッシュでのトペを発射、だが真琴もニーやクロスボディーで流れ戻す。
アーサはスリーパーからコブラツイストへと移行し、グラウンドコブラで絞りあげる、真琴はブレイジングキックで反撃、ブレイジングキックを放つもアーサはテーズプレス応戦、だが串刺し攻撃がかわされると、真琴は旋回式ダブルニードロップを投下もダブルアームニードロップ狙いはアーサが必死でリバースしジャックナイフ式エビ固めで食い下がる。
しかし真琴スピアーを放つとブレイジングキックで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後はアントンが場つなぎしてから再び我闘雲舞の選手らによる唄でカーテンコールとなったが、アーサも試合に敗れ悔し涙を流しながらも唄い、観客をハッピー送り出すことに勤めた。
始めての我闘雲舞観戦の感想は、さくらえみがハッピーで観客送り出すことが出来るかにこだわった団体という印象受けた。また我闘雲舞を観戦するのはいつになるのか、さくらえみに会いたくなったらまた訪れたい。大阪大会ご来場ありがとうございました。おかげさまで218人超満員のお客様の声援の中試合をすることができました。今からガトムLINEで、アーサちゃんが20分だけ、やりとりできるように設定しました!登録はこちらから→ https://t.co/1NxQznmPrx #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日チャンピオン真琴は強かった。昔の真琴だったら、相手ばっかり応援されて自分はなんなのでしょうかなどと腹を立てたりモヤモヤしたりしたかもしれない。でも、強い方が勝つのは当たり前で、淡々と試合を運び、やられても流されることなく自分のペースに戻す強さがあった。次は誰がいくのか #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日もっと大阪大会の余韻にひたりたい…けど、もう明後日は新木場大会!里歩&新納刃組に勝って、里歩&「ことり」に負けるわけがない。1+1は無限大などといいそうな「ことり」の顔が浮かぶけれど、淡々とやることやって勝てばいい。#ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました。いつもリング上からみなさんのお席を見渡すと、地方でも試合が出来ることに感謝と感動の気持ちで胸がいっぱいになります。なかなか会えない方もいらっしゃいますが、みなさんいつも本当にありがとう。また、お会いできる日を楽しみにしています。 #ガトム
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日今日はアーサに泣かされました。
これからも色々なことが待っている。でも今しかない感動がある。
ボロボロで負けて、悔しくても、それでも今日があって本当に良かった。アーサ、がんばれ。この気持ちを会場中から感じました。
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!ベルト、届きませんでした。ただただ、実力が無かったから。でも、いつものアーサ米夏よりは強かった。それは本当に綺麗事じゃなく、皆さんのおかげです。だって見てよ!あれっ私引退?って思っちゃったよ!#ガトム pic.twitter.com/Tsxk70Cb0c
— アーサ米夏(ガトームーブ) (@aasa_gtmv) 2017年3月26日大阪大会御来場ありがとうございましたー #ガトム pic.twitter.com/X1wyxtlRDt
— 里歩(ガトームーブ) (@riho_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!
久しぶりの沙紀さんとのシングルは勝ちました!
帰りはたこ焼きと肉まん食べて帰ります。
雨の中ご来場ありがとうございました!
2日後には新木場大会あります。
タッグタイトル防衛するぞ!!!#ガトム #一年間の上京物語
— 「ことり」(ガトームーブ) (@kotori_gtmv) 2017年3月26日私が5冠王の真琴です。#REINA女子プロレス #ガトム #prowrestling pic.twitter.com/X6ebiTMCnJ
— 真琴〔MAKOTO〕마코토 (@makoto926) 2017年3月26日 -
WWE入りのウワサを打ち消したイオvs宝城の頂上対決!
3月20日 スターダム「STARDOM Grows up Stars 2017」後楽園ホール 820人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
米山香織 ○刀羅ナツコ(5分56秒 足決めエビ固め)七星アリス ×ルアカ◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/20分1本
○HZK AZM(8分4秒 片エビ固め)ディオナ・プラゾ クリスティ・ジェインズ
※アトミック・ボムズアウェー もう1組は小波&ゾーイ・ルーカス◇第3試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[第13代王者]○クリス・ウルフ(10分27秒 飛び込み式エビ固め)[挑戦者]×美邑弘海
☆栗栖が2度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼15分1本
○岩谷麻優(9分46秒 ドラゴンスープレックスホールド)×木村花◇第5試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(14分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングギロチンドロップ
☆トニーが2度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(22分38秒 片エビ固め)[挑戦者]×宝城カイリ
※ムーンサルトプレス
☆イオが13度目の防衛に成功(試合終了後)
イオ「おかげさまで前人未踏のV13達成しました!(おめでとうの声に)ありがとうございます。宝城カイリ、やっぱり悔しいけど凄いよ、アンタ。たった5年でここまでお客さんの熱い支持とか熱い試合とか、普通はここまでできない。だからこそ、私も焦りを覚えたし、自分自身の成長の糧にしました、アナタのことを。こんなにたくさんのお客さんに応援されて、羨ましいよね。いや、これだけのお客さんの支持を集められるっていうのは生半可な気持ちじゃない。アナタが一生懸命プロレスに向きあってきたからこそ、いまこの瞬間があって、お互いいま一番脂の乗ったこの最高の瞬間を作り出せました。感謝するとともに! まだまだ私は抜かれないと宣言します!!(会場がイオコールに包まれる)大丈夫かお前! V13するまでなかなか大変だったんだぞ。絶対渡さない。必ずアナタの半歩。いや1歩、いや2歩、3歩先を行きますからね。これからも、先を行ってやります。まあ今日のところは、私は楽しかった。アナタはどう思ってるんですかね」(まずは握手を求める宝城。イオが握り返すと、すぐに宝城は張り手をかます。)
宝城「(奇声を発した後)イオさんが私を羨ましい? 自分はずっとイオさんが羨ましかったし、なんだろ。無い物ねだりってヤツ、2人とも。でも今日は、私はすべてを出し切りました。でも負けた。これはまだまだ、まだまだ……でも! 私はもっともっと、イオさんより上に行きます。まだ私は終わりじゃないですよ。まだまだ、こっから上のステージいきましょう。絶対、そのもっと上のステージでアナタと闘う。うんっ!」
イオ「わかった。私と宝城カイリでスターダム、女子プロレス、もっともっと凄いところに持っていきましょう。ということで、次のこの赤いベルトの挑戦者は誰なのかな?」
(そこにトニーが現れる)
トニー「私はNEWチャンピオン、私はNEWエース、私はイチバン、私はサイキョー!」イオ「私が最強って言ったけどな、赤いベルトに挑戦したいのはわかった。わかったけど、ゴメン忘れてた。4月は毎年、ここ後楽園ホールでシンデレラトーナメントがあるだろ。挑戦するのもいいけどな、シンデレラトーナメントに優勝して、シンデレラになってからのほうがいいんじゃないかな。けど、ちょっと待って」
(そこに岩谷がリングイン。)
岩谷「シンデレラ! シンデレラトーナメント×2といえば!(麻優の声を待って)そう! いままで2連敗(2連覇)しています。(2連敗?とファンがどよめくと……)いままで2連勝しています。シンデレラといえば、岩谷麻優! 今年も3連勝して、必ずね、紫雷イオかトニー・ストームかどっちかわからないけど、必ず赤いベルト取りたいと思います。今年も応援してね。優勝しまーす!」
(叫女、HZK、小波、AZMもリング上へ。)
小波「私もシンデレラトーナメント出たいんですけど、その前に宝城カイリさん、アナタの持っている白いベルト、挑戦させてください。いまのアナタなら私、勝てますよ」
宝城「なんで最近負けたあとに逆指名されるかな。おかしいな。まあ、いい! 小波君、変なクマちゃんのTシャツ着やがって、足へし折ってやる」
小波「足、へし折られるのはアナタのほうです」
イオ「はい、みんなもう気が済みましたね。シンデレラトーナメント? それも私が優勝して、かっさらいますから来月の後楽園ホールの締めも私がやります。ということで今日は13度目の防衛戦に成功しましたから、最後、締めたいと思います。全員ご起立ください。よっしゃ行くぞ-! 今を信じて、明日に輝け? 誰を信じるかは自分で決めろ! バウダウン・トゥ・ザ・QUEENS!」
【イオの話】イオ「宝城カイリとこのタイミングでこうやって試合して、いろんな意味が見せられたかなと思いますね。お互いに勢いはあったけど、ずっとシングルマッチで交差することはなくて。満を持してきょうはやれたんじゃないかと思いますね。結果、私が勝った。
(宝城カイリに上回っていたものは?)私も全力ですよね。当たり前ですけど。向こうも全身全霊ぶつけてきたと思うし、私も全身全霊、いかさまなしで正々堂々やりました。お互いの100%、120%、200%ぶつけて。何が上回ってた…? ベルトに対する責任感だったり、スターダムに対する責任感じゃないですか。難しいですね。ひとことじゃ語れないです。
(試合が終わってトニーが)トニー・ストームに負けたのは何度も言ってきますし、それは事実なので。防衛戦の相手に格好の相手ではあるので。ただ、4月は必ず、シンデレラトーナメント。私もシンデレラになりたいので。来月は必ずドレスを着たところを見にくれればと思ってますけど。
(例年優勝者が赤いベルト)ドレスのことしか考えてなかったですね。ドレスが着たいです。ベルトは体の一部なので、ドレスと赤いベルト。トータルコーディネート。みんな私がドレス着てるところ見たいでしょ」
スターダム後楽園大会のメインはワールド王座をかけてイオvs宝城の頂上対決、5日の名古屋大会で花月を降し王座を防衛したイオは、同日にゴッテス王座から転落したばかりの宝城を挑戦者に指名、宝城の保持するワンダー王座はかけられず、イオのワールド王座のみがかけられた。
序盤はイオが足四の字固めで先手を奪うが、宝城はローリングネックブリーカーで反撃して逆水平を放つも、かわしたイオは宝城をエプロンに追いやり、エプロン上でのパイルドライバーを狙う。だが間一髪逃れた宝城は串刺しスピアーを狙うとかわしたイオはアームブリーカーを決め、キャメルクラッチで捕獲、脱出した宝城はイオを場外へ出すとプランチャを狙うが、素早く戻ったイオが再びアームブリーカーを決め、宝城はたまらず場外へ逃れる。
そこでイオは南側客席へ宝城を連行すると、アッパーで動きを止めてから入場ゲートからのムーンサルトアタックを敢行、宝城に大ダメージを与える。
リングに戻りイオは振り子式串刺しダブルニー、そして往復でもう一発を狙うが宝城はスピアーで撃墜、イオのスワンダイブ狙いも阻止し宙ぶらりんになったイオの背中にダイビングフットスタンプを投下、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
宝城はマリンスパイク狙いは阻止されるも、コーナーからのダイビングエルボーはイオがドロップキックで撃墜、イオは619、スワンダイブキックと畳みかけた後でジャーマンを狙うが、腰攻めが効いているせいか投げることが出来ず、ダブルアーム式フェースバスターを狙うも、着地した宝城はすかさずスライディングDを狙うが、イオがかわして丸め込む。
宝城はマリンスパイクからダイビングエルボードロップで勝負に出るが、裏拳の連発をブロックしたイオはダルマ式ジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスを投下も宝城はカウント2でキックアウトする。
イオはアッパーからロープへ走るが、宝城はスピアーで迎撃、しかし起き上がったイオはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、再度ムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はマイクアピールの後で握手となるも、宝城は張り返しあくまでイオを追い続けることを宣言、4月に開催されるシンデレラトーナメントに向けて岩谷ら各選手がアピールしイオが締めくくった。この試合に注目されたのはスターダムの頂上対決だけでなく、試合終えたあとの二人の去就で、イオと宝城にWWE入りが取り沙汰され、宝城にいたってはWWEと3年契約を結んだという情報が飛び交っていたが、リング上でのアピールやバックステージインタビューでも、WWE入りに関してはマスコミにはNGとされたのか質問はされず、関するコメントはなかった。
昨年からイオはWWEのエージェントであるショー・船木、宝城はIGFのサイモン・ケリー猪木氏からWWE入りのオファーを受けていた。だが今思えばワールド&ワンダーのダブルタイトルとせず、あくまでワールド王座のみかけられたのは、二人が王者であるうちはスターダム退団=WWE入りはないということを団体側がアピールしていたのか、わかるのは二人のWWE入りは現時点ではありえないということなのかもしれない。
これでウワサを打ち消したのかというと、コメントはないということは否定もせずという意味にもなるため、この話はいつ再燃するかわからない。それまでにスターダムは若い選手を底上げできるか…スターダム後楽園ホール大会、どうもありがとうございました。V13新記録更新。今日の試合は、防衛回数だけでなく対戦相手にも恵まれていることにも感謝しました‥。まだまだ昇り続けます。 pic.twitter.com/2GGRjjPBoJ
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会ありがとうございました。この試合が行われるまで、たくさんの場所でたくさんのことを考えて過ごしました。
試合には敗れてしまって心の底から悔しいけれど…目には見えない何かを掴んだ気がします。
闘いを通じて交わした心の会話は、深く、濃く、熱いものでした。 pic.twitter.com/BogJ4TYdtu
— 宝城カイリ⚓︎kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年3月20日怒涛の後楽園ホール大会のメインは勝負タイムが22分38秒で紫雷イオの勝利。時間が短くさえ感じた好勝負だった。まさにスターダムのプロレスを2人が体現してくれた。試合後、宝城カイリが「次は60分1本勝負でやりたい…」とポツリ言った。スタミナに自信があるのだろう。頼もしくなったものだ。 pic.twitter.com/IkopmxepHH
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会。赤いベルトを懸け、満を持して対決した紫雷イオ選手と宝城カイリ選手。今、このタイミングで、お二人のリング上での会話を見られて良かった!サムライTVでの試合中継は3.26(日)夜10:00からの予定です。 #samuraitv
— 元井美貴 Miki Motoi☀️ (@motoimiki) 2017年3月20日 -
"飛翔天女”豊田真奈美がデビュー30周年の節目に引退!
<週プロモバイルより>
17日午後9時より、都内のニコプロスタジオにて、豊田真奈美が30周年記念興行11・3横浜大さん橋ホールの会見をおこない、同大会にて引退することを発表した。会見にはOZアカデミーの中村知弘統括、中村裕之リングアナも同席。まず、中村統括から開始時刻は未定であること、OZ4・12後楽園にてチケットの発売がおこなわれることがアナウンスされる。会見での豊田のコメントは以下。豊田「いまお伝えした通り、11月3日、横浜大さん橋ホールにおいて30周年の記念興行を開催したいと思います。この日が迎えられたのも応援してくださったファンの皆さん、記者の皆さん、選手の仲間のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。ここからは私の話になるんですが、いま自分自身、肩と首の調子がすごく悪くて、皆様に豊田真奈美らしい試合をお見せすることが自分自身、不安になっていて。ということで、30周年という区切りというものがあるので、そこで自分は一番いい区切りのときに引退をしたいと考えています。
(この大会が引退興行になる?)そうです。
(考え始めたのはいつ?)いつか引退ってくるものじゃないですか。私はまだ一度も引退したことがないんですが、区切りのいいときに辞めたい気持ちがすごくありまして。いままで20周年、25周年と自主興行、記念興行をやってきたんですけど、今回30周年になるにあたって…35年じゃないんですよ。私自身、40周年まで現役を続けられる自信が、いまの体調でまったく考えられなくなって。30周年という一番区切りのいいときに引退が一番いいんじゃないかと思いました。
(首と肩の症状は?)肩に関しては、13~14年前かな、脱臼骨折したときに、いまの時点で6本ボルトが入ってる状態なんですよ。肩の可動域がすごくなくて、24時間痛みを忘れることがない。手を振るのも痛い。寝返りを打つのも痛い。私は痛さにすごく強い方だと思うので、それでも我慢していろいろやってたんですが…。それと30周年をやると決まってから、会場も大さん橋おさえていろいろやってから、つい先日の話なんですけど、背中がずっと痛いと思っていて。連戦も続くからと思っていろいろ治療に行ってたんですけど、一気に首がガッときて、ケイ椎の方がやばい感じになってしまいまして。
(引退発表してどんな気持ち?)初めてのことなので(笑)。…どうすればいいんですか? どうすればいい状況かわからなくて、11月なんて本当にあっという間だと思うんですよ。どんな気持ちなんですかね。本当に当日を迎えたら…自分でも全然わからない状態です。
(引退まで半年強。最後に対戦したいという希望を持つ選手も少なからずいると思う。コンディションがあまりよくないということもあって、可能な限り応じていきたいか、ある程度選ぶ形になるか?)20、25周年の興行をご存じだと思うんですけど、まあ、無茶なことをしてきました(笑)。(20&25周年のときは)全試合に出るという。今回もこの体の状況でムチャなことをしたいけど、できないけど、したいという気持ちがありまして(笑)。それまでに本当に治療を、ちょっとでも状態がよくなるように治療を続けながら、引退の日まで迎えられるように、少しでも体調がよく迎えられるように。最後だからムチャをしたい。ムチャをしたいです。本当に30周年やってきてよかったという大会で終われるようにできればなと思ってます。
(コンディション次第ではあるけれども、対戦希望がある選手にはできるだけ応じていきたい?)それはもちろんです。そう思ってます。私とやりたいと思う人、いますかね(苦笑)。
(アイスリボンの選手はやりたいと思う選手がいると思います)そうですかね。そう言っていただければ嬉しいです。最後にいろんな選手と対戦したいですね。
(30年やると思っていた?)思ってませんよ(笑)。私が全日本女子プロレスに入門したころは25歳定年制だったので、私は25で辞める気満々でした。辞める気満々だったんですけど、その当時に大量離脱があったり、選手が10人弱しか残らなかった状態で、(25歳で辞めることを)やめざるを得ない状況になって。やっぱり辞め際もなくしちゃったというのもあって。それでも自分の意思があれば辞められたと思うんですけど、プロレスが楽しくなってきてて、辞めなかったというのがあったので。私が若いころの試合を見ていた人たちからしたら、いまの私の試合は本当にクソつまらないと思うんですよ。つまらないし、こんな豊田を見たくないと思ってる方がほとんどだと思います。なんだけど、お金を払って私の試合を見に来ていただいている以上は、私はそんな、体が痛いとか、そんな状況でつまらない試合を見せることはできないので。うん…って何を言ってたんだっけ。もうわかんなくなっちゃった、もう…。
(30年続けるとは本当に思ってなかった?)本当に思ってなかったです、30年は。
(おめでたい話は引退を決めるにあたってあった?)おめでたい話どころか、私は引退して日常の生活が元気に過ごせるように、いまはとにかく体の治療に専念したいなと思ってます。
(なぜ引退の会場に大さん橋ホールを選んだ?)あの会場はOZアカデミーでなんどもやってる会場なんですけど、ロケーションがキレイで、私は本当に大好きな会場なんですよ。その会場でやるたびに私は最後、ここでできたらいいなと今まで思ってて。なので、横浜大さん橋ホールを選びました」
中村統括「(大さん橋はマックスで何人収容できる?)並べようによっては2000席以上は置けますね。ただ、ひな壇が作れないので、それはいろんな形で検討に入りたいと思います」
豊田「そうですね。見やすい会場が作れるように」
中村統括「(開始時間は?)いまのところは4時開始を予定していますけど、この後、豊田選手の希望などを含めて。試合数を多くしていく方向で考えてますので。そのあたりも調整しながらあらためて発表させていただきます」
豊田「30周年を詰めた盛りだくさんの興行にしたいと思っているので、時間はもうちょっと待ってください。11月3日、皆様最後、応援に来てください。よろしくお願いします。(発表して)このコメントを見てて、いろいろ。なんて言えばいいのかな…。(豊田選手と引退は遠いところにあったような気がしているのでは?)そうですよね。いつまでもやると思ってたんですかね。ねえ…本当に体が限界すぎます。痛すぎます。いま痛くて痛くてしょうがないです。
(ファンの人が引退を惜しむ書き込みをしているが?)幸せですね、私は。(11月3日までには体を少しでも治す?)ベストまでは難しいと思うんですけど、普通に闘えるぐらいのコンディションにもっていかないと。全盛期に戻るのは難しいと思いますけど、本当に…そうなんです。いま体重を落とすのも頑張ってやって。本当にちょっと前までドタドタで動けなかったから。いまとりあえずちょっと絞ってはいるんですけど。やっぱり最後に飛んだりもしたいし。
(引退までにこれまではやっておきたい、この選手とだけはやっておきたいなと、いまの時点である?)それは私の興行に詰め込もうと思います」
全日本女子プロレスではWWWA世界シングル、タッグ、オールパシフィックなど各王座を総なめし、他団体でも数々のタイトルを獲得してきた豊田真奈美が引退を表明、11月3日に開催される30周年記念興行で引退試合を行うことを発表した。
理由は30周年の節目もあるが、コメントもあったとおり首の具合も芳しくなく、コンディション維持も難しくなってきたというのもあったと思う。
豊田は全女では三沢光晴や武藤敬司、また現在では棚橋弘至のような天才・また逸材肌の選手だったが、90年代前半はブル中野、アジャ・コング、北斗晶の全盛期でもあり、山田敏代とのタッグでWWWA世界タッグ王座、白いベルトであるオールパシフィックやIWA世界女子王座は獲得しても、頂点である赤いベルトWWWA世界シングル王座にはなかなか手が届かなかった。
豊田がやっとWWWA王座を奪取したのは95年とブルが全女を去り、北斗もアジャもタイトル戦線から一歩退いてからで、対抗戦ブームも下火となり、全女も経営が傾きつつあった時期でもあった。
そしてアジャや井上京子らを中心に選手が大量に離脱し、全女も手形不渡りを出すという厳しい状況に立たされるも、豊田は全女に残って堀田祐美子らと共に団体を支えてきたが、その豊田も全女側と対立し退団、GAEA JAPANに参戦してからフリーとして活動しGAEAだけでなくJWP、ディアナ、現在主戦場にしているOZアカデミーでもシングルのベルトを獲得してきた。
豊田の引退は残念としか言いようがないが、30周年と46歳という年齢を考えると時代の流れと受け止めるしかない。11月3日までしっかり完全燃焼して欲しい。
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イオがMMAファイター相手に"プロレス"で降し王座防衛!
2月23日 スターダム「STARDON OF CHAMPIONS 2017」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼4コーナー・イリミネーション・タッグマッチ/20分
HZK AZM(9分28秒 オーバー・ザ・トップロープ)米山香織 ×刀羅ナツコ
※退場順=美邑弘海&七星アリス クリスティ・ジェインズ&ゾーイ・ルーカス◇第2試合◇
▼20分1本
○美闘陽子(7分18秒 エビ固め)×小波
※Bドライバー◇第3試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(8分9秒 片エビ固め)[挑戦者]ディオナ・プラゾ
※パイルドライバー
☆ストームが5度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○クリス・ウルフ(10分1秒 飛び込み式エビ固め)[第12代目王者]×岩谷麻優
※もう一人は[挑戦者]花月 岩谷が10度目の防衛に失敗、クリスが第13代目王者となる(試合終了後)
花月「おいおい、(クリスコール)うるせ×3、お前ら黙れ。クリス、これはどういうことだ、おい。どういうことだ、おいおいおい。大江戸隊のリーダーとして自分は悲しいぞ。涙出てくるぅぅぅ……ははははははは。クリス、大江戸隊の作戦勝ちだ。ザマーミロ! クリスおめでとう!」クリス「私がニューチャンピオン。はじめてのベルト、嬉しい。花月さんありがとう」
(HZKが登場。)
HZK「初ベルトおめでとう。でも今日はラッキーやったんじゃないの? 3WAYやろ? 次、クリスがもっとるベルトに挑戦させて。HZKは実力でクリスから3カウント奪ってやるけん」美邑「クリスおめでとう。お前が勝ったなら私にも挑戦させろ。もっと、もっと! もっとスピード付けてくるんで、挑戦させてください」
花月「おい見ろよ、お前は一番ないやろ。年を考えろ、年を。まあいいやお前ら帰れ、帰れ。岩谷どこだ。帰ったのか? いたいた残念だったな。花、おいで。今日は大江戸隊の完勝だったな。岩谷、お前はもうおしまいだ!」
クリス「おしまいだ!!」
花「おしまいだ!!!」
花月「じゃあね」
【クリスの話】「(試合はどうだった?)3WAYはいままでもたくさんやってきたけど、ベルトをかけての3WAYは初めて。すごくナーバスになったよ。でも大江戸隊はいつだってチーム。タイトルマッチでもやっぱりお互いが助けあう。いま、圧倒された気分…。
(花月はパートナーでもあり、裏切る可能性もある。難しい形式だった?)もちろん。最初はマユひとりを2人で狙うよね。でも勝者はひとりだから、どこかで闘わないといけない。なんだろう? とにかくこの試合ができてうれしいし、ベルトが取れてうれしい。いつもいいレスラーになりたいと思ってた。このベルトを持っていればもっといいレスラーになれると思うよ。ベルトにはそういう意味もあるよね。
(HZKと美邑が挑戦を表明してきたが、3WAYでやりたい? それとも順番に挑戦を受ける?)そうね・・・3WAYの経験があるから同じでもいいよ。
(クリスがベルトを取ると予想した人は少なかったと思うが)そうだよね。私だって、まさかこうなるとは思ってもいなかったから。勝つことが怖かったのかも。でももう、そんなことはないよ。もう怖がらなくてもいいの。
(岩谷の10回目の防衛を阻止した。岩谷にはかなりショックだと思うが)グッド。彼女はこの試合のことを忘れられないと思うよ。
(どんなチャンピオンになりたい?)どう猛なチャンピオンになりたいな」◇第5試合◇
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第8代王者]○宝城カイリ(17分51秒 エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングエルボードロップ(試合終了後)
宝城「ありがとうございます。いやー、叫女。強かった。でもね、強かったって、何が強かったって、気持ちが強かったね。こうやって、バチバチ、命が削れるくらいの相手は本当に少ないと思う。叫女みたいな……変な子だけどさ、そこが好きなんだよね。ジャングルっていう感じが。同じ匂いを感じる。でもね、私、まだまだね、やり残したことがある。何度だって挑戦してきてよ。待ってる」叫女「ボロボロです。でもまだまだこんなもんじゃない。悔しいよ。3月地元のビッグマッチ、名古屋のビッグマッチ、このベルト巻いて試合したかった」
(そこに私服姿の松本浩代が登場。)
松本「悔しいよな、悔しいよな。私も悔しいよ。なんで私が叫女に心を奮わされなきゃいけないんだよ! 叫女の、そのまっすぐで純なハートはスターダムの宝物だと思うんだよね。どう思います? かけがえのない宝物なんだよ。名古屋でベルト巻きたいんだよな。私と一緒に巻きませんか?」
叫女「そのゴッデスのベルト、挑戦させてください!」
(するとベルトを持った美闘が登場。)
美闘「叫女、名古屋? 叫女の地元だよね。地元で大恥かかせてやるよ。かかってこい」宝城「タッグのベルト? お前負けたくせに調子乗りやがって、意味わからないよ。こっちは困るわ、ヨウコはん。息の根をけっちょんけっちょんにしてやるよ」
松本「私たち、ジャングルってるんで。名古屋でベルト巻いてここに帰ってくる」
宝城「早く帰りな、前半終わるんだよ。行くぞ、BY砲!」
【宝城の話】「対戦相手だったジャングル叫女、強かった。なにが強かったって気持ちですごく圧倒してきたし、序盤から目の色がすでに変わっていて、闘っていて脅威に感じました。ペースもなかなか自分のペースに持っていけなかったし、やっぱりジャングルがジャングルってたのかな。すごかったです。でもね、このベルト、私はひとりの力で巻いているんじゃなくて、たくさんの人の思い、ファンの人の思い、そしてこれまでこの白いベルトを巻いてきたゆず季さん、惡斗、たくさんのすべての選手の思いを背負って、このベルトをいま巻いています。この白いベルトは本当にそういった意味でなにがあっても、たとえ気を失ったとしても、誰にも譲りません。それくらいの気持ちと覚悟が私の思いがこの白いベルトに詰まっています。この思いを越える人が現れない限り絶対この白いベルトは渡さないので、次の目標に向かって進みます。
(叫女は脅威になった?)そうですね。やっぱり脅威になる瞬間って、狂ったときだと思うんですよ、人って。力の差はあったのかもしれないけど、やっぱり、いかに狂えるか。狂ったときこそ人って一番怖いと思うんですよ、誰しも。その狂った叫女が試合に出てきたので、それは脅威だったんですけど、でも私も同じように狂うタイプの、狂うレベルでは負けないと思うんで、そういった意味ではなにか楽しかったですね。
(脅威を感じたのはどんな瞬間?)エルボーを打っても打っても向かってきたところですね。利いてるはずなんだけど、気持ちで向かってきましたね。気持ちで身体を動かしてきたところが、脅威でした。
(タッグでまた対戦するが)ホント意味わかんないですね。まあでも、浩代さんも私、フォーチュンドリームのときにシングルマッチをやって15分ドローで、引き分けているので、そのへんの借りも返したいし、手強いのはわかってるんですけど陽子さんとのBY砲の絆は絶対に即席タッグには越えさせないので。そのへん、もう安心してます、陽子さんがパートナーなので。
(いままでの防衛戦で外国人ともやってきたなかで、今日の叫女戦はどうだった?)やっぱり日本人同士って意地の張り合いとか打撃戦でハードなことが多くて、まあでも、ハードさは一番だったかもしれないですね。でもやっぱりこのベルトを巻くまで、私、シングルマッチでもう自分の顔じゃなくなってたりとか、鼓膜も両耳が破けるとか、折れるとか、それくらいデビュー戦から鼻血が吹き出すくらいにやってるので、そのへんの過去の経験が生きました。
(将来的に叫女は宝城を継ぐような存在?)叫女ね、うん。うん、そうなんじゃないかな。継いでほしいです。継いでほしいです、この思いを。私も先輩から受け継いだ気持ち、思いを私はこんどは後輩にも伝えていきたいし、この魂を女子プロレス魂を途絶えさせたくないので、叫女はふさわしいんじゃないかな、と思います」◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(16分45秒 片エビ固め)[挑戦者]×シェイナ・ベイズラー
※ムーンサルトプレス
☆イオが11度目の防衛に成功(試合終了後)
イオ「前人未踏のV11、達成しましたーーー! 片腕を犠牲にしましたが、それほどの価値がこの赤いベルトにはあるんですよ。MMAファイターもほしがるワールド・オブ・スターダム、今日の試合で文句ないでしょ。こんな×3、今までにない緊張感を与えてくれたのは、対戦相手のシェイナ・ベイズラーのおかげ。犠牲になったこの腕の借りは、また試合してそのときに改めて返します。今日はありがとうございました。シェイナは明後日、新宿FACEで今度はMMAの試合が控えています。今日はMMAの肩書きを背負ってスターダムのリングに上がったけど、DEEPではスターダムの肩書きを背負ってリングに上がってください。だから絶対に負けないで頑張って下さい。さあ、前人未踏のV11、次、12度目の防衛戦の相手は一体誰かなーーー?(トニー、宝城、花月がリングに上がる。)3人も出てくるとは、予想外だ。3人か。これハイスピードのベルトじゃないからね。同時にタイトルマッチはできないんだよ。よし、よしよしよしよし。OK。イス持ってこい(自分だけ座る)。3人いるからな。よく聞け、これからいまここでプレゼン大会をさせてあげよう。この赤いベルトにかけた情熱をぜひ語って下さい。どうぞ!」宝城「紫雷イオ、私は今日、白いベルト防衛しました。そこで、そこでだ。イオさん、白いベルトと赤いベルト、どちらもかけてダブルタイトルマッチ、どうですか!?」
イオ「ダブルタイトルマッチ……面白いな、面白い、メチャクチャ面白いですよね。いいアイデア。はい次!」
トニー「イオさん、忘れないで。2016年、私はSWAチャンピオンになった。2017年は赤いベルト。ワタシハサイキョー」
イオ「そうなんだよね。SWAのベルト、お前に取られたまんまなんだよね。その借りを返さなきゃいけない。いいとこついてくるね。はい次!」
花月「エントリーナンバー3番。大江戸隊から代表して花月がプレゼンさせていただきまーす。おい紫雷イオ! 改めて大江戸隊の新リーダ・花月様じゃーーー! まあ何を言うかとくに決めてなかったんだけど、スターダムに上がりはじめて、お前と1回もシングルしたことないんだよ。コイツよりも、コイツよりも(トニーと宝城を指す)この花月様と試合したほうが一番面白いんじゃないの? なあお前らもそう思うだろ(会場が沸く)。ほら、この反応がそうだよ。どうですか、チャンピオン」
イオ「お前だけなんかイケすかねーな。なんだ、その態度は。このV11を達成した前人未踏の紫雷イオ様に対して、そのクソみたいな態度は改めるべきなんじゃないのか!? お願いするときはやり方ってもんがあるんだよ。この女王様に対して、跪いてお願いしてみせろよな」
花月「そんなのするわけねーだろ。なにが女王様だよ、ただのキンパだろ(イオはファンに花月コールを要求。)おいおいおい、わかったよ、やればいいんだろ。リーダーとしてちゃんとご挨拶させていただきます。イオさん、その赤いベルト、私に挑戦……させろ、バカヤロー!(とガットショット)自分を誰だと思ってんだよ。大江戸隊の新リーダー・花月様じゃボケーーっ! お前にわざわざ挨拶するわけねーだろ、バーカ! そんなでかい口叩けるのは今のうちだ。いつでもやってやるよ。いつでもそのベルト取ってやるから、せいぜい練習して頑張って強くなっとけ」
イオ「おいテメー。頭かち割ったじゃないか。付けられた傷は付け返す、それが紫雷イオだよ。やってやるよ、すぐにでも。決定だ、コノヤロー(まんまと挑戦権を獲得した花月は喜んで退場)。よく聞け! トニー・ストーム、宝城カイリ。テメーら順番待ちだ、コノヤロー! いつになるか知らないけどな、よく聞け。必ず花月の防衛成功させて13度目、14度目、どっちがどっちでもいい。必ずお前らとやってやるから約束してやるよ、そこだけは。わかったら返事は!」
トニー&宝城「……」
イオ「みんなOKですね。ということで私が締めるからテメーら後ろに並べ。今を信じて、明日に輝け、誰を信じるかは自分で決めろ! BOW DOWN TO THE QUEENS!」
【イオの話】「(11度目の防衛で新記録を達成しました)新記録。達成の代償に片腕もってかれましたね。MMAファイター、意識も遠のきましたけど、きょうのところは耐えきって、前人未踏のV11。別に意識が飛んだからじゃなくて、すごく気持ちがいいです。
(落ちそうな場面もあったが?)これで止められてたら私は怒り狂ってましたからね。前回、レフェリーには腕が折れようとも、足がもげようとも止めんじゃねえって言ったんで。まあ、きょうのところは止めなかった。ただ、だからといってキツくないわけじゃないですね。やるかやられるかの一戦だったと思います。ただ、いままでにない刺激をもらえたのが、きょうV11という新記録とはほかの収穫でした。
(前回の記録のV10を超えてどんな気持ち?)嬉しいし、誰もやったことがない、自分自身を超えていけると言ってたなかで超えられたのでよかったんですけど、別に通過点でしかないので。11回防衛したから何かが起きるというわけじゃなくて、まだまだ私がベルトを巻いてるからには守り続けなきゃいけないっていう、引き続き使命があるので。そのなかで3人挑戦表明に名乗りを上げてきて、一番腹が立った花月。さっきやられたんで。このかち割れた頭の分、花月のことかち割ってやります。で、12度目の防衛を成功させます。
(数字はどこまで伸ばしたい?)具体的な数字…。数としてカウントはされてますけど、一個一個の試合がやるかやられるかのギリギリのラインなので。今回に関してはいくつまでとか言ってらんないぐらい強敵揃い。きょう上がってきた花月、宝城カイリ、トニー・ストーム。みんなクセ者じゃないですか。実際負けたりもしてる相手だし。具体的な数字は出せないですね。一試合一試合に全力をかけ過ぎてるので。決まってる試合一個一個、次死んでもいいやぐらいの気持ちでやっているので。決まったものを、そしていまあるベルトを守るのに必死。やり続けます」メインはイオのワールド王者にジョシュ・バーネットの愛弟子でUFCファイターであるシェイナが挑戦。
開始早々シェイナがスリーパー、フロントネックロックと絞め技を仕掛け、イオも卍固めで反撃するが、投げ捨てて脱出したシェイナは腕攻めを展開、更にロープ越しのブラ下がりスリーパーを繰り出すが、村山レフェリーが厳重注意する。
イオは雪崩式フランケンシュタイナーで流れを変えると、シェイナが場外に逃れたところで鉄柱越えプランチャ、イス攻撃とMMAにない空中戦とラフで反撃、リングに戻ってもリバーススプラッシュ式フットスタンプ、脇固め、619、背中へのスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しダブルニーと攻勢に出る、
イオは再度コーナーへ昇るが、シェイナが追いついて雪崩式カレリンリフトを敢行、キックの連打から師匠ジョシュばりの「オマエハモウシンデイル」と叫んでから串刺し攻撃はかわされるも、アームロックで捕獲しハイキックからスリーパーと絞めあげていく。
シェイナはスリーパーを解いてカバーするもカウントは2、これに焦れたのかシェイナはスターダムでは禁止技であるナックルを浴びせ、レフェリーから厳重注意を受けると、この隙を逃さなかったイオはMMAにない頭突きを浴びせてからムーンサルトプレスを投下も、シェイナはカウント2でクリアしてから再びアームバーで捕獲、だがイオはテキサスクローバーで切り返す。
イオはジャーマンを狙うが、シェイナがアームロックで切り返す、しかし逃れたイオはダルマ式ジャーマンからツームストーンパイルドライバー、ムーンサルトプレスと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛した。
この試合に注目したのはイオが畑違いのMMAファイター相手にどういう試合を見せるのかだったが、腕攻めに遭いながらも空中戦やイス攻撃、頭突きなどMMAにない技を繰り出すなど、プロレスの奥深さを見せつけた。セミの宝城vs叫女のワンダー選手権は、場外戦で宝城が鉄柱攻撃を狙うも逆に叩きつけられてしまうと、叫女が場外で水車落としを敢行、リングに戻ってからカナディアンバックブリーカー、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
先手を奪われた宝城は交通事故スピアーで叫女を場外へ追いやるとプランチャを発射、リングに戻ってからもダイビングエルボーアタック、アンクルホールド、腰へのフットスタンプと形成を逆転させる。
失速した叫女はコーナーでの競り合いを制して雪崩式パワースラムを決め、宝城の追走式スピアもキャッチし、バックブローもブロックした叫女は旋回式スリーパーから変形スリーパー、ダイビングボディープレスと猛反撃する。
勝負に出た叫女はパワーボム、スパイラルボムと畳み掛けるが、ロープへ走ったところで宝城がバックブローで迎撃してから連発、スライディングD、キャプチュード、アラバマスラムと畳み掛ける。
勝負に出た宝城はダイビングエルボードロップを狙いにコーナーに昇るが、叫女が追いついて競り合いとなり、宝城が頭突きで叩き落すとマリンスパイクからのダイビングエルボードロップで3カウントを奪い王座を防衛する。試合後に完敗を喫した叫女に松本が現れ、叫女にタッグ結成を持ちかけ、BY砲の保持するゴッテス王座への挑戦を表明する。第4試合のハイスピード選手権は大江戸隊のクリスと花月が結託し、またセコンドの木村花の介入などで岩谷は事実上の1vs3の状態となる。だがカバーを巡って大江戸隊同士が奪い合いとなり、岩谷が花月にダイビングフットスタンプを投下すると、その上をクリスがダイビングダブルニーを投下するが、岩谷がかわして花月に命中、この隙を突いた岩谷がクリスを丸めこむが、花月がカットし岩谷にえびす落としを決める。しかしその上をクリスが飛び乗って二人を同時にフォールして新王者となってしまって新王者となり、試合後はHZK、美邑がが挑戦に名乗りを挙げた。
メイン終了後には宝城、花月、第3試合でSWA王座を防衛したトニーが名乗りを挙げるも、花月がイオを襲撃したため挑戦が決定となった。花月も木村響子が引退した後は大江戸隊を率いているだけに、イオ狩り&ワールド王座奪取で結果を出したいところか・・・
スターダム後楽園ホール大会どうもありがとうございました。V11成功。自分自身の記録を塗り替えることができました。新たな刺激を与えてくれた今日のチャレンジャー、シェイナに感謝‥。明後日のDEEPでの勝利を私も願ってます。 pic.twitter.com/ggFO4FPvus
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年2月23日本日は #スターダム 後楽園ホール大会、ありがとうございました。
おかげさまで…白いベルトV6を達成することができました!
でも…ジャングル叫女強かった。
技も、気持ちも。
こうしてバチバチ命を燃やして闘えたこと、嬉しく思います。
あっ。名古屋も負けないけどね❗️ pic.twitter.com/bb1jIadvM6
— 宝城カイリ⚓︎ kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年2月23日たくさんの声援ありがとうございました。めちゃくちゃ悔しい。
負けたけど、まだジャングルってるからな!3月5日…この悔しさ全部ぶつけるからな、、今度こそ宝城カイリの思うようにはいかないからな!
出陣だーーーー‼︎‼︎ pic.twitter.com/4VWlegNZNA
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年2月23日ありがとうにくともだち!チャンピオンになった!うれしい!もときらきらなりたい!これからもとがんばります!!
Thank you meat friends :0 you give me… https://t.co/t8OasUYUGj
— Kris Wolf / クリス・ウルフ (@wolfinjapan) 2017年2月23日クリスがぁー!
ハイスピードをー!
獲ったどー!!!!!
おーめーでーとー!!!
#大江戸隊 の作戦勝ちだー!
バカヤロー!
クリスがハイスピ王者になる方が良いと思ってたぞ!
リーダーとして!私が持たなきゃならんのは赤いやつ!
本日のプレゼン成功d( ̄  ̄)
#スターダム pic.twitter.com/P26HN2tpfF
— 花月 (@doranyanpa) 2017年2月23日 -
JWPの看板は持って行けず…ボリショイら選手らが独立し新団体設立へ
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日<女子プロレスマガジンより>
8日(水)13時より赤坂・ふらっとんカンティーナにてJWPが記者会見を開き、4・2後楽園ホールで開催される旗揚げ25周年興行をもって全選手がJWPプロデュースより独立。8月から新団体として始動していくことが発表された。会見にはコマンドボリショイ以下全選手が出席し、今後についての意気込みを語った。ボリショイ「先日お伝えしました通り、私たちがJWP女子プロレスの名前で活動するのは4月2日のJWP25周年までとなります。JWPプロデュースとの契約が4月いっぱいで終了となり、諸事情により契約を更新することができませんでした。悔しくて、本当に残念ですが…私たちは立ち止まっていられません。25周年を機に育ててくれたJWPを独立し、JWPのスピリッツを継承する新団体を旗揚げします。名前はまだ未定です。30年、40年…これからもずっとJWPを続けていくことだけを考えてきたので、すぐにはピンとくる名前はまだ思いついていません。旗揚げは8月11日、後楽園ホール(12時開始)を予定しております。それまでは大会運営をPURE DREAM株式会社として『ドリーム女子プロレス』という名前で活動していきます。JWP創業当時の理念“ピュアハート・ピュアレスリング”、選手たちがリングに、闘いに集中できる団体にできるように…創業当時の理念に立ち帰りたいと思います」
KAZUKI「自分が12年前フリーだった頃に、JWPという団体に入団させて頂きました。その頃からJWPは選手一丸となって運営していて、本当に素晴らしい団体だなと思いました。その団体を先頭に立って運営されていたのがボリショイさんでした。これから12年前の私のようにデビューする選手や、フリーでJWPに入団したい選手がより良い環境でいるためにも私はボリショイさんの意見に賛同し、ボリショイさんについていくことを決めました」
中森「私は6年前にJWPに入団しました。本当にJWPという団体が大好きです。6年間で得たものというのは本当に計り知れないし、今JWPの無差別級チャンピオンになりました。先ほどボリショイさんも言われていましたが本当に残念で、本当に悔しい気持ちでいっぱいなんですけれども、JWPという名前がなくなってしまっても今までの歴史というものは決して消えることはないし、私は今が大事なので。今の大好きな心強いメンバーと共に、また新たに作り上げていきたいなと思っています」
Leon「JWPの名前がなくなってしまうのはすごく悲しいし残念なんですけれども、私は10年間JWPの一員として闘ってきてそのことを誇りに思ってるし、JWPが大好きです。これからもJWP魂としっかり胸に持って、みんなと一緒に新しい道を切り開いて、また新たな歴史を作っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」
勝愛実「ずっとこれからもJWPの一員として頑張っていけると信じていたし、頑張っていきたかったっていうのが今の気持ちなんですけれども、こうなってしまった以上は現実を受け止めて…また一から頑張っていこうと決意しました。JWPという名前がなくなってしまっても、この集合体と根にあるもの、魂は変わらないと思っています。またみんなと一丸となって新しい風を作り上げていけたらと思っています」
藤ヶ崎矢子「自分は先輩たちを信じて、ただ頑張ってついていくだけです」
ライディーン鋼「自分はJWP女子プロレスが大好きです。JWPの仲間が大好きです。名前が変わろうとJWPでデビューしたことに誇りを持って、みんなと一緒に頑張っていきます」
━━新団体の代表はボリショイ選手になる?
ボリショイ「はい。新団体の大もとである会社、PURE DREAM株式会社の私は代表取締役です。そしてKAZUKI、Leonが取締役です」━━JWPの名前で発表されている大会日程はどうなる?
ボリショイ「実は会社は11月には登記してまして、2017年の大会からはJWPプロデュースが主催している大会ではなくてPURE DREAM株式会社が運営しています」━━現時点で発表されている大会は予定通り開催される?
ボリショイ「はい、そうです」━━4月以降、JWP認定の無差別級、タッグ、ジュニアの王座について。
ボリショイ「ホントに残念なんですけども…JWPプロデュースに返還するというか。もともとJWPプロデュースが認定しているので…返上という形になると思います」━━新団体で新たにベルトを新設する?
ボリショイ「もちろん、そういうふうに団体の中でベルトを争っていけるような団体になれるようにしていきます」━━JWPの認可ではないデイリースポーツのタッグ王座と、POP(プリンセス・オブ・プロレスリング/JWPを含む複数の団体により設立された若手選手の王座)のベルトについて。
ボリショイ「それぞれPOPも一応JWPが預かり、デイリーも預かっていたんですけども、このままピュアドリームがしっかり管理していく予定です」━━4月時点での王者がJWPのベルトのみを返上して、デイリースポーツとPOPはそのまま保持し続ける?
ボリショイ「はい、そうなります」━━旧運営陣とのすれ違いについて。
ボリショイ「それは一方の私だけが話すべきことではないんじゃないかなと思うんですけれども、ノーコメントで…」━━無差別級王座の返上について。
中森「ホントに“悔しい”という気持ちは大きいですけれども、4月までにやりたい選手というのがいて…それはJWPの無差別級のベルトを巻いてきた選手で。その選手に私が勝って、今のJWPというのを見せたいなというのがあります」━━新団体に変わることで、いま発表されたこと以外に大きな変更点は?
ボリショイ「まだ名前もない団体なのでなんとも言えないんですけれども、これから新団体名を“どんな名前がいいかな?”って選手みんなで考え、そしてお客様の意見も参考に公募もしていきたいと思っています。そして新しいJWP道場・亀アリーナでまた新しい選手を発掘していけるように、旗揚げに向けて頑張っていきたいと思います」━━レスリングスタイルなどは新しくなる?
ボリショイ「“古き良き”という言葉もあるようにですね、JWPのルーツを継承して、自分たちはさらに新しい道も模索しながらやっていくべきだと思います」━━JWPプロデュースが4月以降も活動を行なっていく可能性は?
ボリショイ「それはJWPプロデュース代表の篠崎に聞いて頂ければと思います」━━改めてJWP25周年大会となる4・2後楽園について。
ボリショイ「25周年はこれまでJWPに関わった選手に一同に集まってほしいです。集められるように、また努力していきます。OGマッチとかそういったお祭りの要素、そして私たちの未来を提示できるような大会にしたいと思っています。このJWP25周年の舞台に私たちがしっかりJWPのマットの上で闘えるということ…そこを目標に頑張ってきたので。今JWPを背負って頑張ってる選手が主役になれるような…そんな大会にしたいと思っています」JWPが会見を開き、全選手らがJWPプロデュースから独立、8月から新団体を旗揚げすることを発表した。
なぜJWPの名称が使えなくなったのかは明かすことはなかったが、会見でわかったことはフロント側である篠崎清社長とボリショイを始めとする選手側が対立していたことだ。これは自分の憶測かもしれないが1月の時点で選手側は独立してもJWPの名称は使用できると思っていた、フロント側にしてみればJWPからの独立=去ることを意味しているため、権利関係に含めて選手らにJWPの名称を使うことを止めたのではないだろうか…
選手やファンにしてみれば腹の立つことだろうが、以前にも西村修が「無我ワールドプロレスリング」の権利を持ったまま離脱し、藤波辰爾に使わせなくなった例もあるため、JWPの名称は誰のものと言われても権利を持っているものであり、例えフロント側がJWPの名前を使って団体を継続したとしても文句が言えないのだ。
しかしキャッチフレーズである「ピュアハート・ピュアレスリング」だけは持っていくことが出来た、選手らの再スタートに期待したい。
コマンド ボリショイ ブログを更新しました。 『記者会見。』https://t.co/b6FxXnyErI#コマンドボリショイ#アメブロ
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年2月8日JWP is always in my mind.
— 山本雅俊 (@yamamosiki) 2017年2月8日 -
旗揚げ25年目にしてJWPの名称が消える!?
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日<JWP川崎大会のメイン終了後>
コマンド・ボリショイ「今日は皆さんに聞いてほしいことが実はあります…。JWP25周年。そのあと30年、40年、ずっとJWPを闘いながら守っていきたかったです…。詳しいことは記者会見を開いて、自分の想いを整理して皆さんにお伝えしたいと思ってます。私たちは歴史にとらわれず、前へ前へ進むだけです(JWPの選手たちをリング上に招く)私たちはJWPを愛してます。皆さん、これから私たちが進む道、信じてついてきてほしいです。何があっても私たちはJWPが大好きです、I LOVE JWP!」【ボリショイの話】「まだ発言できる範囲は今日はここまでなんですけれども…ホントに難しい問題なので言葉を選んで話さなきゃいけないことだと思っているので。試合が終わった勢いのまま好き勝手なことが言える問題ではないので…。ちゃんと記者会見を開いて、これからのJWPの話をちゃんとしたいと思ってます。私たちは動くことはないです。私たちの心はずっとJWPなので。私たちは日々リングの中で闘うことが自分たちを表現する最大の手段で、最高の試合をすることがすべてですけども、いろんな葛藤の中で闘ってるっていうことを知ってほしくて…。私は正直にお客さんと向き合いたいと思って、いまJWPが抱えてる問題を今日は言える範囲でお伝えしたつもりです。これからのことは今週中に決まって、4月2日以降のJWPの方針を決めていかなければいけないので。ぜひJWPの動向を見守っていてほしいです。私たちの気持ちは変わらない。全選手“I LOVE JWP”です」
昨日、お伝えした通り、私たちがJWPという名前で活動するのは4月2日が最後になります。
言いたい事は沢山あるのですが、一つ一つを整理をして今週中に正式に記者会見を行わさせていただきます。
I LOVE JWP!! https://t.co/r4VOYSDH8q
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年2月6日JWPが4月2日でJWPの名称で活動するのが最後になることがコマンド・ボリショイのTwitterで明らかになった。
メイン終了後のボリショイのマイクアピールで「JWPを闘いながら守っていきたかったです…」と発言したことから何かがあったのではと感じさせたのだが、一部では解散説まで取り沙汰されていた。
JWPは全日本女子プロレスが崩壊後は女子の老舗団体となり、体制が変わって選手主導の運営となるも団体は存続し続けた。
昨年はエース格だった中島亜里紗が退団(SEAdLINNNGへ移籍)、今年に入ってからJWPは「JWPプロデュース」から独立して「ピュアドリーム」なる新会社を設立、亀有に道場を移転するなど新体制を発足させたばかりだった。
よく考えればなぜ「JWPプロデュース」から独立して新体制を発足させた経緯に関しては説明がなかった。まさかと思うが独立を巡って何かがあり、JWPの名称を使用することで前体制と何かがあったのではないだろうか・・・
JWPが旗揚げして25年、体制が変わってもJWPの看板だけは守り続けてきたが、ここに来てJWPの名称が消えてしまうのか?近日中にボリショイが会見を開くがファンにこれまでの経緯をしっかり説明して欲しい。
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ダイナマイト・関西、JWPの思い出
11日のOZアカデミー後楽園大会をもってダイナマイト・関西が引退する。関西がエースとして活躍していたJWPは自分にとって思い出深い団体だった、JWPを始めて観戦したのは1993年大阪天保山のベイサイドジェニー、当時のJWPは所属選手層も薄かったものの少数精鋭、その中で関西は絶対エース的存在であり、また団体もアットホーム的な感じで、全日本プロレスがモットーとしていた「明るく、楽しく、激しく」に近い部分もあったため、JWPも頻繁に観戦するようになった。
当時の女子プロレスは全日本女子プロレス、LLPW、FMW女子の4団体を中心とした団体対抗戦時代、関西はWWWA王者だったアジャ・コングに2度に渡って挑戦したものの惜敗、関西のアジャ越えは関西の最大のテーマであり、全女の至宝であるWWWA王座奪取はJWPの悲願でもあった。
1994年8月24日、自分が始めて日本武道館でプロレス観戦したのは全日本女子プロレスだったが、メインはアジャ、そしてこの年の10月の東京ドーム大会をもって引退を表明していた北斗晶vsダイナマイト・関西、堀田祐美子で、試合形式はイリミネーションルール(オーバー・ザ・トップロープなし)で行われたが、堀田が退場後は関西が孤立するも、関西はアジャを降し、最後は残った北斗をスプラッシュマウンテンで降した、試合後は北斗にいじられていた山本雅俊氏が関西の腕を挙げるなど満面の笑みを浮かべていたが、山本氏にとって関西は自慢のエースだった。
1995年8月30日の全日本女子プロレス大阪府立体育会館大会で山本代表のゴリ押しもあって、アジャの保持していたWWWA王座に再び挑戦、関西にしてみれば大阪での挑戦は背水の陣だったが、アジャの右手を破壊した関西は奥の手である通天閣スペシャルで3カウントを奪い念願だったWWWA王座を奪取、このときも山本代表が関西の王座奪取を大いに喜び、JWPのグッズスペースでも握手攻めにあったが、このときが関西の一番のピークだった。
WWWA王座を豊田真奈美に明け渡した翌年に内臓疾患で長期欠場、奈良大会で復帰し自分も観戦するも、痩せた印象を受けたがこのときから関西の病気との戦いは始まっていたのかもしれない。
関西は旗揚げメンバーが引退や死去などで次々去り、同期の尾崎魔弓の退団がきっかけとなってJWPを退団、フリーとしてGAEA JAPANに参戦、GAEA解散後はOZアカデミーと参戦するも、JWP時代の輝きは取り戻せなかった。(自分もJWPだけでなく女子プロレスからも足が遠のいていったが・・・)
そして今日ダイナマイト・関西が引退する。また自分が始めてJWPを観戦した会場であるベイサイドジェニーも閉鎖していた、自分的にはJWPを見ていた頃ももう昔になったんだなと思うと寂しさを感じた…
関西選手、ご苦労さまでした!
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世志琥がアジャと念願のシングル戦が実現も、掌に踊らされた上で完敗!
9月28日 SEAdLINNNG「SEAdLINNNG~JUMP UP!!~」後楽園ホール 708人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼〜WOH提携記念試合〜タッグマッチ/15分1本
○浜田文子 Sareee(9分22秒 片エビ固め)×ベーダ・スコット 希月あおい
※ムーンサルトプレス◇第2試合◇
▼〜Open the door!〜/15分1本
○井上貴子(8分45秒 片エビ固め)×桃野美桜
※ディスティニー・ハンマー◇第3試合◇
▼ハイスピードマッチ〜Get up speed!〜/20分1本
Leon ○つくし(7分34秒 ハルカゼ)藤本つかさ ×小林香萌◇第4試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/20分1本
△中島安里紗(20分時間切れ引き分け)△水波綾◇第5試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/30分1本
○高橋奈七永(15分22秒 片エビ固め)×山下りな
※ラリアット◇第6試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/30分1本
○アジャ・コング(17分32秒 体固め)×世志琥
※裏拳(試合終了後)
アジャ「世志琥、お前ずいぶんつまんなくなったな。迷いながらリングにあがるなら、あがんじゃねー。リングでやったことはリングでしか見せられない。開き直ってガンガンいけよ、このやろ! 何やらかそうと関係ねー! 『アジャに勝ったら女子プロレスの新時代になる?』そんなクセみたいなこと考えてるから、そんなになってるんだ。アジャを倒すことなんか大したことないんだ、バカ! 新時代作るならアジャがいようがいまいがゴミ扱いしてみろバカ。いいか、いろんな思い抱えてるのは人それぞれ同じ、それを出すのがリングの上なんだよ。お前がそうやって丸くなってるのは奈七永のせいだと思うんだ。いい子、いい子。結構なことだけどコイツにそんなもん似合わない! 高橋奈七永にここに戻してもらった恩義があるかもしれないけど、オレの横に並んでみるのもクソみたいなアジャだけどでも何か違った景色が見えるかもしれない。考えろ」アジャが退場後、中島が登場。
中島「すっげーすみません。いい感じのところすみません。お涙ちょうだいはもういいっすか? おい高橋奈七永、あたしはお前とシングルをやりたいってずっと言ってきた。でもお前は世志琥とやって、今日は山下とやって、いつになったらあたしの順番来るんだよ。って思ってたんですけど、あたしこのリングでまだ結果出してないんで。なんで、おい世志琥、ピーピーピーピー泣いてるヒマがあるんだったらあたしと試合しろよ。お前相手に結果出して、高橋奈七永とのシングル、自分の手でしっかりつかみとってやるよ」
世志琥「うっせーんだよ。やってやるよ。10月16日だ。新宿FACE。お前ボコボコにしてやっからな(中島退場)試合、負けちゃいました。本当はせっかくここのメインに立たせてもらったので、自分がアジャ・コングに勝って締めたかったんですけど、すいませんでした。でも自分はここから、またここから一つひとつ積み上げていきたいと思います。皆さん今日は本当にありがとうございました」
【世志琥の話】「いろんなことを含めて、悔しいです。(試合の振り返りを)本当に自分はこの試合で(女子プロレスの景色を)変えるつもりだったし、最後はアジャ・コングがマイクで言ってましたけど、でも、自分はそうじゃないと思っている。だから今日のチャンスを活かせなかったのは悔しいです。
(アジャから共闘の呼びかけには?)正直いまはなんとも……まさかあんなこと言われるとは思わなくて混乱してますけど。自分を変えたいっていうのはある、変えるきっかけになるなら自分は何でもやっていきたいとは思っています。
(試合後の中島がシングルを要求してきたが)はい、そうですね。たぶん自分の先に高橋奈七永を見ていると思うんですけど、そんな甘いことがあれば自分は潰すまでです。
(裏拳食らった感想は?)わかんないです。目を開けたら高橋さんの顔があったからあっ終わっちゃったとそこで気づきました」【アジャの話】「(マイクでいろんな発言があったが)リングで言った通りですよ。クソつまんねーな。いろんなことやりましたよ、ラリアットで倒そうと思って頑張りもしましたよ。でもさ、全部想定の範囲内なんだよ。すべてが想定の範囲内なの。想定外のことをしてくるのが世志琥の魅力じゃないんですか? そうだったんじゃないんですか? 想定外のことをやらかしすぎてしまって、一度プロレス界から引かなければならないという面もあったと。でも! 帰ってきたんであれば、そこも含めて帰ってきたんじゃないのか、と。誰もいままで言及しなかったでしょ? オレもだから直接かかわることがなかったら、一言も今までヤツのああいうことに言及したことはないですよ。直接関係ないから言わなかった。でも今回、直接対峙したから言わせてもある。やっちまったことはしょうがないし、それが許されるか許されないか、そこはまた別次元の問題もあるかもしれないけど。とにかくリング上でおこしたことは、リング上で、見てた客の前で、帰ってきたんであればリングの上で見せていくことしかないんですよ。危ういところが魅力だったわけでしょ? 世志琥ってヤツは。タッグマッチで仙女で当たったとき、クソ生意気で今より技術が何もなかった。クソ生意気で、本気でコノヤローぶち殺してやろうかって思うくらいの感じで来てて、でもやってくることも新人と言われながらも、想定外のことをしてくるから、『こいつは面白い』と思った部分があるんです。でも、想定内です。だいたい試合前のインタビューもそうです。アジャ・コングを越えて、そういうのを見せるのがどーのこーのって、一緒のことしか言ってないでしょ、他の奴らと。そんなもんなのか、と。世志琥っていうのは? それとも戻ってきていろいろ改心しましたとかどーのこーのとか、改心しましたってそこじゃないんだよ。そこの部分じゃないだろ、リングに上がるならね。
どんだけクサされようが何しようが、上がったもんはしょうがないんだからさ、覚悟持って戻ってきたんだったら、覚悟持った世志琥をみせろよ。じゃないとつまらないだろって。本気でどんなものが見れるのかと楽しみにしてたぶんだけガッカリ感がでかいです。でも最後に言った通り、奈七永の側にいて、よしよしよしよしとかばうのもいいかもしれないけど、1回、手放して突き落としてみるのも手じゃないのと思うし、だとしたら私の横に立って、言っておきますよ。横に立ったとしても手は差し伸べませんからね。テメーでやってみろっていう話なだけですから。それで何をするか何を思うか。っていうことを一つ、可能性としてはあってもいいんじゃないのかなって。あとはどうするかは本人次第。別にどうしてもこっちにきてくださいって気はさらさらないから。来なきゃ来ないでいい。そうじゃなくて、いやあくまでも自分はそういうふうにはせずに、なんとしてでも目の前に立ちはだかるよっていうなら、立ちはだかればいいと思うけど、次やったらもっとクソミソに潰すよ。いまのまんまの世志琥でくるなら、再戦組まれたとしても、もっとクソミソに潰します。どうするかこの先を考えるのは本気でこっからどうしていくのかってことを、今一度立ち止まって、今こそ立ち止まって、復帰してから半年くらい? 今こそ立ち止まって、しっかりと考えろっていうのが、今日の私からの試合に関するアンサーです。以上です」SEAdLINNNG後楽園大会のメインで世志琥がアジャと対戦、タッグでは何度も対戦しているがシングルでは念願の初対決となる。
試合開始から両者は視殺戦を展開し、世志琥からロックアップを仕掛けるとアジャが押し込んでブレークとなるが、世志琥がチョーク攻撃を仕掛けるとアジャが張り手で応戦し世志琥が倒れたところでサッカーボールキックを連発も、串刺し攻撃を狙ったところで世志琥がフライングラリアットで反撃しフロントハイキック、串刺しラリアット、顔面ウォッシュとリードを奪いにかかる。
しかしアジャは場外戦へ持ち込むと、鉄のゲートやイスで殴打して世志琥を黙らせ、リングに戻ると世志琥もラリアットを放てば、アジャもラリアットで応戦、世志琥が競り勝つとバックフリップからセントーン、そしてダイビングセントーンで勝負を狙ったが、アジャはかわして自爆となる。
アジャは一斗缶で一撃するとバックドロップを決めるが、世志琥も俵返しで応戦し改めてダイビングセントーンを投下、だがアジャも裏拳で返して両者ダウンとなる。
先に起き上がったアジャは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと裏拳を放つが、世志琥がブロックしてからラリアットを炸裂させ、もう一発を狙うとアジャは裏拳で迎撃し、最後は表拳でダウンを奪った後で世志琥を起こして裏拳を炸裂させ3カウント、アジャが勝利を収めた。試合後はアジャは世志琥にダメ出しし、自分の下に着いてタッグを組むように要求して去っていった。
「越えていかないといけない壁。誰もが知ってる女子プロレスラーだと思う。怖い、強いアジャ・コングに勝てば女子プロレスの何かが変わっていくんじゃないか」と世代交代を公言した世志琥だったが、念願のシングル戦は結果的に攻め込んではいたもののアジャの掌に踊らされた上での完敗、世志琥にしても悔しい一戦だった。
ただアジャにしても世志琥に“まだ引きずっているものがあるんじゃないのか”“オマエはそんなものなのか”と問いかけた上でのダメ出しでありタッグ結成へのアピールだったのではと思う。
それにアジャと世志琥のタッグは面白味のあるタッグになりそうな予感も感じ、世志琥もアジャから学ぶべきものがあるのではないだろうか・・・ -
さくらえみvs藤本つかさ、それぞれの道を歩んでハッピーに決着!
6月22日 我闘雲舞「我闘雲舞 in KORAKUEN HALL 2016 里歩デビュー10周年記念興行 ~十年咲く花は、~」後楽園ホール 681人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼鬼塚真紀デビュー戦/15分1本
○TARU 鬼塚真紀 大鷲透(7分48秒、片エビ固め)E.K.バギー パクサー ×サワディー仮面
※TARUドリラー◇第2試合◇
▼アーサ米夏デビュー戦/15分1本
○志田光(5分9秒、片エビ固め)×アーサ米夏
※ブレーンバスター◇第3試合◇
▼Pro-Wrestling 4U G6 選手権/20分1本
[王者]○ジューケン(8分27秒、ハイムリッチ・スープレックス・ホールド)×小仲=ペールワン
※王者が14度目の防衛に成功◇第4試合◇
◆10万円争奪4WAYタッグマッチ/20分1本
○P-Nutz ゴーレムタイ(8分40秒 片エビ固め)葛西純 ×DJニラ
※ラリアット。あとの2組は、アントーニオ本多&福田洋、松本浩代&趙雲子龍。◇第5試合◇
▼特別試合/時間無制限1本
○さくらえみ 「ことり」(14分6秒、片エビ固め)×藤本つかさ 優華
※二階からのニャンニャンプレス【藤本、優華の話】
藤本「試合をいまから振り返ったところで次があるわけではないので。終わりの終わりって何があったんだろうって思いまして。きょうは向こうがどうとかよりも、優華のアイスリボンを思う気持ちが見えただけでも一つ収穫があったんじゃないかと思います。(さくらはどうだった?)変わってないですよ、さくらさんは。いまも昔も、アイスに出たときも我闘雲舞で試合してるときも。さくらさんはさくらさんです。ただこうやって終わりのための試合っていうのがなかったら一生関わることはなかったと思うので。最後っていう試合があったのは…よかったんじゃないですかね。私の人生、さくらさんのプロレスから結構学びました。あとは優華が頑張ってくれます。(さくらえみから卒業?)もう卒業です」優華「「ことり」さんと当たって、「ことり」さんの存在は知ってて。悔しいと思っても、もう再戦はできないし。世界って同じ世界が2つあるみたいに言うじゃないですか。あっちの自分は男で、パラレルワールド。そこにいる自分なのかなみたいな。誤って出会ってしまって、でも出会うのは本当はいけないことだから、きょうで最初で最後の出会いのプロレスができたと思ってるんですけど、負けたとかは絶対に認めたくないですけど、自分も「ことり」さんも昔のアイスリボンを知らないですし、率直な意見だともっとやりたかったです。でも、もうできないので、この気持ちは悔しいですけどきょうに収めたいと思います。藤本さんを見てて、自分は欠場してたから道場の藤本さんとか知らないんですけど、舞台の藤本さんともいつもと違って、笑ってるんだけど、笑ってないような、焦ってるようなと思ってて。無理して笑おうと思ってるせいか、前より笑う数が増えたかなと思って。でも思い切り笑ってる笑いじゃなくて、数が増えただけであって。きょう控室が一緒だったんです。でも、自分と藤本さんの2人だけだったんです。そりゃそうだろうなと思ったんです。けど、すごく寂しくて。でも、ここに来る前は藤本さんと2人でいろいろ話したし。自分は藤本さんがいるから別に控室2人でも寂しくないやと思ったんだけど、藤本さんはまた違って。故郷にいる感じというか、自分の本当の家にいる感じの藤本さんになってて。試合中も悔しい、絶対にきょうは勝つって言ってたのにすごく楽しそうで。また違う藤本さんを見てた気持ちで。アイスリボンの藤本さんとはちょっと違って、それがきょうすごく悲しかったかなと思いました」
藤本「ハハハ…。これは優華の見解なので。優華と同じ気持ちに思っているファンももしかしたらいるかもしれませんが、真相はいかに。私たちは7月3日の後楽園大会を満員にしなきゃいけないんですよ」
優華「そうだ、そうだ。みんな来い!」
藤本「そうだ、みんな来い。我闘雲舞のファンをアイスリボンに引っ張っていくことがきょうの参戦の目的ですから」
優華「そうですよ。目標は果たせましたよ。全員かっさらってきましたよ」
藤本「そうだよ。きょうはエルボー1つで後楽園ホールを沸かせたからね。それは自信もっていいから」
優華「そうだ。みんなアイスリボンのファンだ、バカタレ! ふざけんな。もういいの! ウエーン」
藤本「きょうはセコンド一人、厳選してきたんですけど、世羅に来てもらって。いまの私を、等身大の藤本つかさを見てほしいなと思ったので。あとは彼女がどう思って7月3日、私に挑んでくるか。逆ですかね。私が挑むのか。挑む気持ちで3日来てほしいなと思います。終わり!」
優華「もういいの! アイスリボン…」
藤本「終わりって言ったでしょ(笑)」
優華「そうだ!」藤本・優華「終わりー!」
優華「いい夢でしたね。お腹すいたな」
藤本「おいしいもの食べようね」
優華「はい! 食べましょう」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○マサ高梨(12分13秒、エビ固め)円華×
※雪崩式タカタニック◇第7試合◇
◆アジアドリームタッグ選手権/20分1本
[挑戦者組]○帯広さやか&希月あおい(13分33秒、バース)[初代王者組]SAKI MIZUKI×
※SAKI&MIZUKIが2度目の防衛に失敗。希月&帯広が第2代王者チームとなる。◇第8試合◇
◆IWA三冠統一選手権/20分1本
[挑戦者]○里歩(13分2秒、片エビ固め)[第8代王者]×米山香織
※そうまとう。米山が2度目の防衛に失敗。里歩が第9代王者となる。【さくら、「ことり」の話】
(さくら&「ことり」は全試合終了後にコメント。)
さくら「きょうはエンディングを決めていて、一番好きな人の名前を叫ぼうで全選手揃えて、それで回ろうと決めてたんですよ。私はちょっと嫌がらせで藤本と優華のTシャツを用意してたんですけど、まさかこっちゃんが持ってっちゃうとは思わなくて。勝手だね。渡してどうしようとしたの?」「ことり」「え、なんでしょう。意思疎通というか」
さくら「プレゼント交換?」「ことり」「プレゼント・フォー・ユー的な」
さくら「私、すごく思ったのはこっちゃんが渡すところまでは「ことり」の勝手な判断だからいいんですけど、それを着たときに、ああ、なんか器が大きいなというか、人間的に大きいなと思いました。私は横浜文体のエンディングには参加しなかったの、であのTシャツをいまのアイスリボンTシャツの上に着ちゃうわけじゃないですか。敗北ともとられかねないところを全然臆することもなくあの中に入って最後歓声をもらって、客席回っちゃうというのはやられたなと思いました。(「ことり」に)オマエのせいだよ!(笑)」
「ことり」「フフフ」
さくら「あとはいままで里歩さんの10周年とか「ことり」の地元凱旋とかいろいろあったんですけど、なんかすごく、送り出した。帯ちゃんもチャンピオンになったし、「ことり」も地元であんなふうに英雄になって、里歩さんもチャンピオンになって、なんか一区切りついた気がして。アイスリボンと試合をして楽しかったなという気持ちに正直なっちゃったの。だから、『私は我闘雲舞』って言うんだから、こっちゃんがこれから我闘雲舞を背負って、私はまた新しく団体を作るという(笑)」
「ことり」「いやいやいや。それは本当にないです。いまがあるのでもう。さくらさんがいなくなったらダメなんですよ、我闘雲舞。ダメです、ダメです、ダメです」
さくら「きょうちょっと完成形だったような気がしたんですけど。まあ、また頑張りましょう。いままで我闘雲舞が目指したものは私にもできそうなプロレスというのをすごく目指してたんです。これからは同世代の子が憧れるような、私にはできないこんなこと、私にはできないプロレスというのを目指していきたい。私も今回13kg痩せて2階からのニャンニャンプレスを出したのは、同世代の方たちが私にはできないと思ってほしかったし、と同時にみんなと一緒にダイエットをやるとか、そういうやり方もしてみたかったし、これからも勉強だね。うまくまとまっちゃったね。試合をするとまとまっちゃうね。お騒がせしました」
「ことり」「(アイスリボンと闘ってどんな感想をもった?)闘争心しか、一直線にしか見えなくて、負ける気はサラサラなくて。同世代の優華さんとかは本当に負けられないので。最後も突っかかってきたときにうわーってなって。バンバンなったんですけど、最後は仲良く犬のじゃれ合いみたいな感じでうわーっとなったんですけど(笑)。(優華とこれが最後でいい?)最後でいいと思います」
さくら「そうなの? 老害は先に死ぬから」
「ことり」「老害?」
さくら「私。みんな先輩たちがいなくなる、楽しい世界が未来には待ってるから、そのときに好きなようにしなさい」
「ことり」「でも、さくらさんの近くにいたいです」
さくら「かわいい(笑)」
「ことり」「(自身がトップに立ったら自分の思うようにもできるのでは?)自分はトップに行ってもさくらさんが好きなので、一緒にいたいです」
さくら「ただの子どもなので、プロレスラーっぽいコメントは絶対に出てこないです。これ、聞き出せたら逆にすごいと思います(笑)」
「ことり」「(プロレスラーとして同世代の優華と闘っていきたいというのは、いまの段階では思わない?)いろんな人と闘いたいです(笑)。男の人でも女の人でも老若男女闘いたいです。」
さくら「(希月が帰ってきてチャンピオンになったが?)ああ、そうだ! あの志田さんもアーサちゃんのデビュー戦の相手になってビックリしちゃった。サケみたいに帰って来る(笑)。新しくブリバトとか「ことり」がいて、アーサがいて、鬼塚さんがいて、そのなかにそれぞれに帯広とか里歩とかがいて、新しく優華ちゃん、つっかがいて。前からずっと一緒にいた志田さんとかあおいちゃんとか、私が控室で怒鳴りまくってるのとかを見て懐かしいなとたぶん思ったと思うんですけど、いろんなものがいい巡り合わせでできましたね。死にゆく人みたいになっちゃった(笑)。(藤本と対戦して、プロレス的に合うなとか違ってきたなとか感じた?)年間あれだけ試合をしてたら、それは素晴らしいですし、コンディションも整ってますし。まあ強いなというのは思いますけど、あれです。『あなたは右に、私は左に、振り向いたら負けよ(と歌う)』ということですね。最後握手しようかちょっと迷ったんですけど、私はこっちに行くし、つっかも向こうへ行って、お互い振り向かずに頑張りましょうということかなと思いました。我闘雲舞のリャオサイ、メシャイ~みたい。(里歩が試合後に泣いていたが、どんなふうに受け取った?)10年なんて子どもだよね」
「ことり」「年齢的に考えれば」
さくら「いま苦しかったりつらかったり楽しいなと思ってることの先に、もっとつらくて楽しくてということがあるので、そこまでは引っ張っていきたいなと思います。いま楽しいなと思ってることって全然で。もっといろんなことをしたら。今回はみんなでポスター貼りもしたし、チケット営業もしたし、お客さんは前回よりも減ってしまったけど、全員で後楽園で入れようということを里歩さんが高校を卒業して初めてやったことなので。団体として成長していける時期かなと思いました」
我闘雲舞・後楽園大会にさくらの古巣・アイスリボンから藤本と優華が参戦、さくらえみは「ことり」と組んで迎えうった。
5月4日アイスリボン横浜文体大会にさくらはアイスの創始者として参戦、藤本は中島亜里紗とのベストフレンズで迎えうち(さくらのパートナーは高橋奈七永)、藤本がさくらえみから3カウントを奪うも、藤本は一方的にさくらえみとの関わりに終止符を打てば、さくらえみは一切ノーコメントで通すなど後味の悪さだけが残ってしまっていた。
そして週プロモバイルでは横浜文体大会の背景が更新され、さくら「5月4日の横浜文体、私は一つだけアイスリボンに条件を出しました。その条件を破った場合はどの段階であっても私は試合をしないと言ったにもかかわらず、破られた。そのとき私は関内駅にいて、やっぱりこういう団体だったよなと思って本当に帰ろうと思ったんですけど、連れていく予定のなかった里歩や帯広を連れて、全選手でなんとか横浜文体の会場に入って支えてもらうことで、試合をすることができました。それぐらい溝は深いと思っていただければいいと思います」とアイスリボン側との約束が守られず、ドタキャン寸前だったことを明かした。
さくらえみとアイスリボン側との間で何を約束していたのか藤本は「これを言ってしまうと、株が上がるのはアイスリボンでも我闘雲舞でもさくらさんでもなく、藤本つかさだけになってしまうので、自分の口から言うことはありません」と留めていたが、わかるのさくらと藤本の間ではなく、さくらとアイスリボン双方の溝が予想以上に深かったことだった。このまま藤本とさくらの関係も確執を残したままで終わるのかと思いきや、今度は藤本がさくらのホームである我闘雲舞に乗り込み対戦を迫ると、さくらえみも受諾、パートナーも双方の指名で優華と「ことり」が抜擢されたが、さくらと藤本が再び対戦を決意したのは、このままでいいのかというものがやっぱりあったということなのではないだろうか…
試合は優華と「ことり」が握手を拒否するなど団体対抗戦のムードを醸し出しつつ、藤本のドロップキックからの奇襲で開始となり、アイスリボン側がさくらを捕らえて先手を奪う。
優華はさくらにドロップキックを連発するが、さくらはモンゴリアンチョップで反撃しロメロスペシャルで優華を捕らえ、雪崩式を狙うと優華は回転エビ固めで切り返し、スープレックス狙いは、さくらはネックブリーカーで切り返し、交代した「ことり」は前転してからのヘッドバットで続く。
「ことり」はクロスボディー、ファアアーム、巴投げ、フロントネックロックと畳み掛けるが、優華も突進する「ことり」の足をすくってからの腕十字で反撃し、藤本もカットを狙うさくらえみをダブルアームバスターから腕十字で捕らえ、「ことり」が優華との追走合戦を制してバードブリッジ、優華もフォアアームからエンジェルサンダーで応戦する。
交代した藤本もスワンダイブ式ミサイルキックから、クロスフェース、極楽固めで続き、カットに入るさくらをドロップキックで蹴散らした後、「ことり」に磔式ドロップキックを狙うが、かわされてしまい逆に磔にされると「ことり」が藤本の背中に磔式ドロップキックを浴びせてから一本背負いで投げ、交代したさくらが藤本にヘアホイップから、ダブルアーム式のバックブリーカー、コーナーに設置してクロスボディー、リバース・スプラッシュと畳み掛ける。
さくらは「ことり」の小内刈りの援護を受けてラ・マヒストラルで丸め込むも、タイガードライバー狙いは藤本が返してサッカーボールキック、優華のエンジェルサンダーの援護を受けてからビーナスシュートを放ち、優華が「ことり」にエンジェルス・トランペット・スープレックスを決めている間に、藤本がドロップキックからビーナスシュートを狙うが、さくらはパワーボムで叩きつける。
そしてさくらはガトムードライバーを決めると、二階からのニャンニャンプレスを決め藤本から3カウントを奪い、我闘雲舞がアイスリボンに勝利、藤本に借りを返した勝ったさくらは泣き顔となり、「ことり」は試合後も優華とやり合うも、二人はそれぞれのパートナーに抱き着き、試合を締めくくった。
メイン終了後には全選手が揃い記念撮影も、さくらと藤本が向き合い、さくらが退場口を指差すと、藤本も反対側の退場口を指差し、すれ違うようにしてともにそれぞれの道を行くを示したかのように指差した方向に向けて退場していった。藤本はさくらとの戦いは、本当はアイスリボンのリングで『それぞれの道を歩む』ことを示したかったが、横浜文体のリングではハッピーエンドに終わることが出来ず、我闘雲舞のリングで仕切り直しとなり笑顔でそれぞれ道を歩むことになった。
これでアイスリボンvs我闘雲舞は最初で最後なのかというと、藤本とさくらえみが示した通り、それぞれ違う道へいくが、道はどこかで繋がっている、自分はそう信じたい。後楽園大会ご来場ありがとうございました!本日デビューさせていただいた、アーサ米夏&鬼塚真紀です。これからもよろしくお願いします。作業終わらず、パンでティータイム!新人だからね! #ガトム pic.twitter.com/TpzqpA4Xoa
— さくらえみ (@sakuraemi) 2016年6月22日つっか が良かったな。
ありがとうございました!おわりー! pic.twitter.com/XTju4o0gzl
— 藤本つかさ7・3アイスリボン後楽園 (@tsukka0730) 2016年6月22日 -
藤本つかさのアイスリボンは、さくらえみによって否定されるのか?
<バトルニュースより>
■藤本つかさにとってのさくらえみ――藤本さんにとってさくらえみとはどういう存在なんでしょう
「まあ私のプロレスラーになったキッカケはあの人ですよね。私の人生を狂わせた人(苦笑)良い意味でも悪い意味でもですけど」――感謝してる部分はあると
「ありましたけど、でもあの人が犯した罪は大きいんですよ。このアイスリボンに退団という選択肢を作ってしまったのはさくらさんだと思います」――フリーになってやるということを藤本さんはよく思っていない?
「全然そういうことではないです。フリーはフリーでめちゃくちゃ大変だと思います。でも団体に、いつまでも団体に甘えちゃいけないからフリーになるとかいう発言よくあるじゃないですか?団体にいることが甘えてるわけじゃないし、フリーになった事がすごいわけでもないし甘えでもないし、大変なんですけど、私が団体プロレスを好きという事もあるのでいいんですよその人の道で。ただそういう選択肢を作られてしまった事でアイス側の私にとってはツライ経験は沢山しました」――代表としては一人また一人と居なくなっていくのはツライ部分があったと
「そりゃそうですよね。ツラかったです」――直近ではアイスリボンの初期メンバーである希月あおいさんも退団されてしまいました
「それもそうなんですけど、なんか後輩が退団という言葉を軽々しく言うようになったのは昔退団した人が居たからだと思うので、その発言を言った時にあんたが悪いんじゃないよって思いました。過去にそういう決断を見せてしまってごめんねって思いました」――色々な思いがある中で5月4日の横浜文化体育館大会では闘うこととなりました
「どうなんだろう、本当に…4年以上経ってると、いつもならスラスラ言葉が出てきてこういう試合になるんだろうなっていう予想ができるんですけど、今本当にできなくて、そんな自分にどうした藤本って思ってます。動揺してるんですかね?ああ言えばこう言う私が、今喉につっかえてる物があって、ゾワゾワします」――さくらさんが「アイスリボンを終わらせる」と言った後、藤本さんもすぐに世羅に「あとは任せた」とマイクを置きリングを後にしてしまいました
「そういう時に咄嗟に世羅って言葉が出てきた意味をわかってほしい、世羅には」2016-04-26藤本つかさ7――高橋奈七永とさくらえみというのは過去に何度も闘ってきた相手ではあるわけですが
「何度も闘って来ましたし、あの2人から私はベルトを取っている(2010年12月に志田とのタッグでリボンタッグ王座を奪取)ので、ただあの2人のタッグチャンピオンだった時から4年の空白がありますからね…私が4年間やってきたように向こうもやってきてるので、どっちがスゴイとかはないと思いますけど、アイスリボンを終わらせるって事はほんと許せない。後輩たちにも安心させないといけないので勝ちます」――終わらせるという言葉の1つの受け取り方としては、さくらえみという存在の過去の呪縛を解くというようにも受け取れます
「そうですね。色んな所で『藤本さんのプロレス人生を取材させてください』となった時に必ずさくらえみが出るんですよ。それが嫌でいつも。結局そこが聞きたかったから私を呼んだんだなって思う事がいっぱいあって、ほんとに嫌だったんですよ。だからもう、今回のこの試合で終わらせて『もう聞かないでください』って言いたいです」バトルニュースでアイスリボン5月4日横浜文体大会を控える藤本つかさがさくらえみへの思いを答えたが、さくらえみへの愛憎というものが伺える内容となった。
さくらえみが再びアイスリボンのリングに上がるきっかけになったのは、4月23日のアイスリボン道場マッチでの座談会で突如さくらえみ現れ、横浜文体への参戦をアピールするだけでなく、「プロレスでハッピーは、ここにはないよ。私がアイスリボン辞めた時に、次にもしアイスリボンのリングに立つことがあれば、それがアイスリボンが終わる時だと思っていました。4年経って、その時が来たと思っています。横浜文体でアイスリボンは最終回です。」と言い放ったことからだった。自分が憶えているのは2011年12月SAMURAI TVでの「バトルメン」でさくらえみがゲストとして出演した際に突如アイスリボン退団を発表、あまりにも唐突な発表だったことで見ている側も驚いただろうが、さくらえみが突然去ることで一番戸惑ったのは後を引き受けざる得なかった藤本つかさの方だったのかもしれない。
自分がアイスリボンを初めて観戦した2012年12月31日にはさくらえみも既に退団し我闘雲舞を旗揚げしていたが、アイスリボンを見るきっかけになったのはUSTで放送していた「19時女子プロレス」でさくらえみだっただけに、さくらえみが去るだけでこんなに光景が変わるものなのかと思ったが、自分が観戦した直後に「19時女子」の主役だった帯広さやかがアイスリボンを退団して我闘雲舞へとすぐ移籍し、その後で志田光や希月あおい、成宮真希など主力選手が退団していってしまった。
帯広さやかのときは藤本つかさは笑顔で贈りだしていったが、内心は複雑だったというのが本音だったと思う、退団していった選手らも同じで笑顔で贈りつつも本音では複雑な心境、藤本つかさはそういったことを抱えながらも“藤本つかさのアイスリボン”というものを作り上げて今日まで至った。
そこでさくらえみが現れて“アイスリボンは最終回”と言い放った、藤本つかさにしてみれば去っていったものから自分のアイスリボンが否定されたのと同じで“去っていったアンタに何がわかる”と言い返してやりたかったのではないだろうか・・・
5月4日の横浜文体は藤本つかさのアイスリボンが否定されるのか審判の場になるのではと思う、負ければ藤本つかさがやってきたことは全て否定される戦い、藤本つかさのアイスリボンにとって一番の正念場となる。
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ダイナマイト関西がガンを告白…そして引退を表明<OZアカデミー3月20日、後楽園ホール大会でのダイナマイト関西のバックステージコメント=週プロモバイルより>
関西「(突然の引退発表)そうですね。今日負けたからとかではなくて引退の文字はずいぶん前から自分の頭に半分浮かびながらの状況がずいぶん続いていたんでね、30周年というときに言いかなと思って。いろいろケガや病気などもあったので、これ以上続けるよりは第2の人生も考えようかなと思った時期なんですね。
(具体的にどこかケガしているとか、どこかが悪いから引退する?)10何年か前ですかね、膠原病という病気、みなさんあまり知ってるかわからないですけどその病気もしてそれもずっと完治せず、感知するのが難しいと言われている病気なので。そいつと長くうまく付き合ってる状態なんですね、いまもそうですけど。あと4年前に実は肺ガンになりまして。あけてみないと良性か悪性かわからなかったんですけど、あけてみたところ悪性だったので左の肺を半分取りました。いまもそれは治療しながらの状態なので。このままうまくいけば完治するしそれは大丈夫だと思うんですけどね、そういう状態でずっときてたのでそろそろ潮時かなというんじゃないけど年内いっぱいという区切りをつけさせてもらいました。」
OZアカデミー後楽園3月20日の後楽園大会のセミに出場したダイナマイト関西が突然引退を表明し、12月11日のOZアカデミー後楽園大会で引退試合を行うことを発表した。この日の関西はOSAKA女子の山下りなと組み倉垣翼、米山香織組の保持するOZアカデミータッグ王座に挑戦したが、関西が倉垣のファルコンアローを喰らい敗れたあとで引退を表明した。
そしてバックステージインタビューの際に肺ガンを患っていることを告白、既に手術で左肺を摘出しているが、まだ治療を続けている状態だという。
関西はミスAとしてジャパン女子プロレスからデビューし、その後ダイナマイト関西にリンネームを改めてJWP女子プロレスのエースとして活躍、アジャ・コングを破ってWWWAシングル王座も奪取したが、JWP退団後はGAEA JAPANを経てOZアカデミーを主戦場にしてきていた。
関西は90年代JWPを何度も観戦したこともあって思い入れのある選手、アジャを破り女子の最高峰のベルトだったWWWA王座を奪取した時は、当時代表だった山本雅俊氏とバンサイ三唱したときのことを今でも憶えている。
この日のOZアカデミー後楽園大会では西尾美香が妊娠のため両親は夫であるNOAHのマイバッハ谷口が見送る中引退したが、その後での関西の引退とガンの告白はショッキングとしか言いようがない。
関西の引退は残念だが、しっかり養生して欲しい、気休めはいいたくないが、今はそれしか言いようがない。 -
世志琥が奈七永を粉砕し復帰を勝利で飾るも、外敵から包囲網が敷かれた!
3月7日 SEAd LINNG「SEAdLINNNG~Let’s get d!!!」後楽園ホール 988人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼OPENING POP UP!/15分1本
○さくらえみ(8分22秒 片エビ固め)×小波
※2階からのにゃんにゃんプレス◇第2試合◇
▼ハイスピードタッグマッチ~Unknown fight Hispeed!~/20分1本
○藤本つかさ 花月(11分17秒 ビーナスクラッチ)コマンド・ボリショイ MIZUKI◇第3試合◇
▼Ability sprout!/30分1本
ダイナマイト関西 井上貴子 ○宮崎有妃(13分2秒 外道クラッチ)Saree ×田中盟子 ビッグバン・ニコル◇第4試合◇
▼BATLE OF SEED/30分1本
朱里 ○山下りな(18分31秒 レフェリーストップ)堀田祐美子 ×水波綾◇第5試合◇
▼Yoshiko is BACK!/30分1本
○世志琥(20分46秒 片エビ固め)×高橋奈七永
※ラリアット(試合終了後、世志琥はマットにヒザをつけて礼。奈七永とも抱き合う)
奈七永「世志琥、お帰り! 正直、負ける気なんてさらさらなかった。でも、オマエはやっぱり強いもの持ってる。やられちゃったな。でも、勇気を出して、足を一歩前に出してくれて、ありがとう!」世志琥「(世志琥コールが起きる。涙ながらに)プロレスって最高ですね! 自分は本当に心の底から、プロレスが大好きです! きょう勝ったのはまぐれかもしれない。けど! 自分にとっては、この結果はすごいでかいんです! きょうから、ゼロからのスタートだと思って、自分はこれからのプロレス人生、スタートを…」
(JWPの中島亜里紗が乱入しマイクを奪う)
中島「いい感じのところ悪いんですけど、高橋奈七永! 私がSEAdLINNNG旗揚げの時に言ったセリフ、覚えてるか? 私はあなたと闘いたい。あんたは、いつでもやってやるよ、そのためにこのリング作ったんだよ、と言いましたよね? それがどうですか? いつまで経っても高橋奈七永VS中島安里紗は組まれない。きょうは、SEAdLINNNG、カードも入ってない!(世志琥に)おかしいだろうがよ! だいたいよ、オマエ泣いてんじゃねえよ、リングの上で。なんだオマエ? 高橋奈七永にな、勝ったヤツがピーピー泣いてんじゃねえ。さっさと立ち上がれ。高橋奈七永に勝ったことがどういうことかわかってんだろうな? 高橋奈七永も、高橋奈七永に勝ったオマエも、私がまとめて食ってやるからな。覚悟しとけ」(続いてSareeも登場)
「オイ、奈七永! オマエめっちゃ休んでた相手に負けてんの? 悔しくないの? 私ももっともっともっと! 熱い闘いがしたいんですよ。だから、オマエも強くなれ。私も強くなるから。それと世志琥、ずっとあなたのことを自分は意識していました。絶対、対戦した時は意地でも負けないんで、よろしくー」世志琥「自分もこういう瞬間を待ってたんすよ! SEAdLINNNGは自由なリングだよな。やりますか、(そう言ってが中島に握手を求めるも、中島は頭突きで返答。世志琥は倒れ、中島は退場。起き上った世志琥は山下にも握手を求めるが、山下は中指を突き立てて退場。さらに世志琥はSareeeにも握手を求めるが、ここも張り手をブチ込まれた。)
最後に奈七永にも握手を求めると、奈七永はしっかりと応え抱き合う。そこに南月も入って3人で抱き合うと「お帰り!」の声や「シードリング」コールも発生。
世志琥「みなさま、きょうは本当にありがとうございました! きょうからまた新しいSEAdLINNNGの歴史が始まっていきます。みなさま、今後もよろしくお願いします!」
【世志琥の話】「ありがとうございました。復帰戦が終わって、入場した瞬間から、お客さんの声がホントすごくてグッと来ちゃったんですけど、試合前に泣くのは本当にカッコ悪いし。これから闘うのにカッコ悪いなと思って我慢してたんですけど、試合が終わって…この1年間…この1年間のことを思い出してしまって、泣いてしまいました。温かく迎えてくれるというのが全然予想してなかったですし、ああいう声を聞いて、戻ってきてよかったなって心の底から思います。ありがとうございました。(1年のブランクを埋めるには準備期間が足りなかったと思うが、不安は?)復帰戦の日を聞いた時に、短いなって。第一印象は短いなって自分も思ったんですけど、自分的にはそれ以上に延びてしまうとダラダラやってしまうだけだと思いましたし、短い期間で自分がどれだけの力を出し切って、どれだけのことができるか、そこに自分は努力してきたというか。相手も高橋奈七永ですし、一筋縄ではいかないのはわかっていたので。でも自分は、きょうまでにやれることは全部やってきたつもりなんで。全然コンディションも悪くなかったですし。(試合で動いてみてどうだった?)まだ課題はたくさんあります。でも、ここから自分がゼロのスタートだと思ってるので、これからどんどんどんどん前へ努力して、もっともっとホントに強くなっていきたいです。南月の応援もすごかったが)自分が本当にこのリングに…1年前とかリングにまた帰ってこれる日が来ると思ってなかったんで、全部がすごいありがたみがあるというか。セコンドについてくれる、お客さんが着てくれるのも応援してくれるのも、全部に感謝だなと思ってます。(試合後には中島らが来たが)復帰戦で終わりではないので、ここからつながっていく道ができたと思いますし、SEAdLINNNGはホントにそういう自由なリングそのものだと思うので、自分ももっと自由にやっていきたいと思いますし、自分がいままでできなかった選手とかともSEAdLINNNGではできると思うので。どんどん面白い選手とやっていきたいと思います。でも、中島はむかつきますね。痛い!(闘っている
最中に1年前のあの試合が脳裏をよぎったりは?)いや、ないです。(吹っ切れてる?)吹っ切れてるというか、自分はきょうはきょうなので。思い出すことはなかったです。(新コスチュームは?)自分のいままでのイメージが、キンキラでキラキラでつなぎだったと思うんですけど、名前も変えたことですし、イメージをがらっと変えたくてこういうスタイルにしました。(体重は前と同じ?)同じぐらいだと思います。動きやすいなと、お気に入りです。(試合後に彩羽匠が声をかけていたが)思うところはいろいろあるんですけど、同じところの出身ですし、だからこそ離れていても、これからやることとかあると思うんで。お互いこれから頑張って切磋琢磨していきたいなって思いますね。(次の試合まで2カ月あくが)本当にここで終わりではないので、2カ月先でも自分のコンディションはいいまま保っていきたいですし、練習ももっともっと重ねて、もっと動きをよくしたり、スタミナをつけたり。2カ月にお客さんがまた来て、自分を見た時にこないだと違うなって。何か一つでもそうやって思ってくれるところがあるように、自分は2カ月後の試合に向け努力していきたいと思います」【奈七永の話】「(負けるはずがない試合だと思うが、最後は?)世志琥の空白の期間の、時間の長さだけじゃなくて、プロレスに対する思いがさらに募ったという部分しか(敗因は)ないと思うんですけど。そこのところで、ホントわずかな差だったと思うんですけど、そういう部分でスリー取られてしまったのかなと思います。(久しぶりに世志琥と当たって懐かしさが見えた? それとも違った部分が見えた?)不思議と、私はもうただ目の前に立った敵を倒すとSEAdLINNNGになってから公言しているんですけど、そうでしかなかったです。なので、世志琥が感慨深い表情だったり、じっさい試合中も涙を見せながら私のことを殴ってきました。エルボーしてきました。だけど、全然そんな泣いてるヤツには負けねえって思ったし、私は私で踏ん張っていまここに立っているんで。そんな感慨深いものとか一切なかった。だから、結果は本当に悔しくもあり。だけど、こんなこと言ったら手を抜いたと思われるのかもしれないけど、でも少し嬉しくもあり。すごい複雑な気持ちで、こういう気持ちがまた一つ私を上の階段に登らせてくれるのかなとか、いま思うのが精いっぱいで。でも、世志琥の踏み出した一歩の重さを、しかときょうこの試合で感じました。それも私もSEAdLINNNG代表として背負って歩んでいきたいし、すべてのことから学んで進んでいきたいと思ってます。最後も若手の選手たちが思いをぶちまけてましたけど、ああいうふうに自己主張してきてくれるのは、ひじょうに大歓迎。なんかSareeeちゃんに『オマエも強くなれよ』と言われたので、また明日から練習し直しです! どっかに慢心があったのかもしれないので、出直しです。強くなるように練習します。(最後の宣戦布告からいくと、次の大会は奈七永と世志琥が組んで、中島、Sareee、山下のいずれかが組んだタッグになる? 3人いるのがややこしいが)そうですね、ちょうどよくいかないのが面白いですね。あの勢いだと私が蹴落とされそうな勢いなんですけど。でも、私は譲らないですよ。ここに熱い闘いがあると思ったら、自分が進んでいきたいですしね。ちょっとSareeeには負けないようにします。Sareeeとどこかで。(どう決める?)ちょっとそこまでいま頭が回らないので、整理して。5月18日でSEAdLINNNGが終わるわけでもないので。旗揚げで中島選手から試合をしたいと言われてから、避けてたわけではないんですけど、違う“これやりたい”と思うテーマをもってやってきたので。きょう視野に本当に入れなきゃいけないなと思ったので。でも、ここから女子プロレスをまた動かしていけるんじゃないかと、すごいワクワクしました。自分自身ワクワクしたんで、自分が楽しいと思うことをやっていくことはお客様にも伝わると信じて…というか、伝えていきますので、SEAdLINNNGで激しく闘っていきたいですね。(世志琥と組むとしたら、タッグはFlashトーナメントの決勝以来?)どこかでもしかしたら組んでるかもしれないですけど、回数は本当にないですね。レアですね。(世志琥の試合出場は次のSEAdLINNNG?)うーん、ひとまず3月7日のきょうを迎えることで精いっぱいでしたし、どのぐらい世志琥が実戦でできるかというのもまったくわからない状況だったので。きょうの結果を踏まえて、もう一度考えて。ああいうふうに自己主張している人もいるんで、やりたいという人もいっぱいいると思うので、様子を見て。でも、闘いたいという気持ちが一番だと思うので前向きに感じました」
SEAd LINNG後楽園大会のメインで世志琥の復帰戦が行われ、師匠格である奈七永が相手を務めた。
試合はグラウンドや互いの髪を掴んでの睨みあいなどで互いに出方を伺うが、コブラツイスト合戦で奈七永が決めると世志琥はそのまま担いでバックフリップで投げ、串刺し攻撃を狙うも、かわした奈七永は丸め込みからアンクルホールド、キャメルクラッチなどグラウンドへと持ち込み、ミドルキックの連打や顔面ウォッシュを放つも、世志琥はエルボーで応戦し奈七永も打ち返していく。
奈七永はマシンガンチョップからラリアットを放つも、世志琥はダイビングラリアットで応戦しロープへ走ったが、奈七永はニーリフチトで迎撃、しかし奈七永の突進を追走した世志琥は顔面ウォッシュを連発しコードブレーカーを決める。
世志琥はセントーンを投下するが、かわした奈七永が逆にセントーンを投下し串刺しラリアットで場外へ追いやるとトペ・スイシーダを発射、そしてリングに戻ってからミサイルキック、串刺しラリアット、冷蔵庫爆弾を投下するが世志琥は脚を伸ばして迎撃する。
両者はラリアット合戦から奈七永が左右の張り手、ローリングエルボーをかわした世志琥はラリアットからダイビングセントーンを投下するも、もう1発は奈七永が雪崩式ブレーンバスターで投げ、インプラントから担いだところで世志琥がスリーパーで捕獲し胴絞めへと移行して絞めあげる。
互いに張り手の応酬から奈七永がナックル、ニーを放つも、奈七永の突進は世志琥がラリアットで迎撃し、世志琥が突進も奈七永がラリアットで迎撃する。
そして奈七永がコーナーへと登り、追いかけた世志琥と競り合いの末叩き落してミサイルキックを放つが、世志琥はラリアットで迎撃して3カウント、世志琥が1年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。試合後は奈七永が世志琥の復帰を祝い、世志琥も涙を流しながら再出発をアピールしたところでJWPの中島、OSAKA女子の山下、ディアナのSareeが世志琥に宣戦布告し、最後は奈七永と奈月たいようが世志琥を抱擁して幕となった。
心配したのは1年間のブランク、世志琥もリングを去ってから1年が経過していただけにブランクというものがあったと思うし、厳しいものになるのではと思ったが、ブランクを感じさせないどころか師匠である奈七永を破っての堂々の復帰、そして中島などが対世志琥をアピールしたことで、早くも女子の中心に立った。
奈七永、専務の奈月、世志琥と3本の矢が揃ったSEAd LINNG、果たして女子プロレスの中心的存在になるのか?
最後に安川惡斗のドキュメンタリー映画の監督の高原秀和氏が世志琥を傷害で告訴しようとしたことに関しての自分なりの見解だが、プロレスでケガをしたら傷害なのか?だったらプロレスで起きたことは全て傷害となり、連日警察や裁判沙汰になってしまうし傷害が認められしまったらプロレスだけでなく格闘技そのものが崩壊してしまう。
それに高原氏は見た目は惡斗のためとなっているが、惡斗だけではなくスターダムのためにはなっていない、スターダムも世志琥やSEAd LINNGに対して含むことはあるのは事実だが、世志琥がスターダムを去った時点で事件を幕引きにしたいため、これ以上は深追いする意志はない、スターダムにしてみれば高原氏の発言は「余計なことはしないで欲しい」というのが本音なのかもしれない。
それに高原氏はSEAd LINNGを見に来るなとも発言したが、988人が集まり、最後でファンが支持をした、それが全てであるし、見る見ないは高原氏に指図される筋合いはない。本日はSEAdLINNNGにご来場いただきまことにありがとうございました。
世志琥、おかえり!
プロレス最高!!!!
次の闘いがはじまる!#SEAdLINNNG
— 高橋奈七永Nanae Takahashi (@nanaracka) 2016年3月7日奈七永の覚悟 世志琥の覚悟 奈七永の優しい苦笑い 世志琥の泣き顔 。
しかと 感じた。おかえり!
おかえり! おかえり 待ってたよ。
プロレスの神様 ありがとう!!
— 長与 千種 Chigusa Nagayo (@chigusa8888) 2016年3月7日今日のよしこ復帰はあたしは面白かったです。試合もやけどそのあとのマイクでのよしこねらいやら、花道引き上げるときのイロハタクミのよしこに対するエールとか…なんかいいもん見た気がしました!プロレスは最強におもしろいんです!っていえます!
— GAMI (@gamilibre) 2016年3月7日世志琥さん
おかえりなさい。
プロレスはドラマティックです。
リアルなドラマです。
心に鳥肌が立つ試合を見させていただきました!
思わず立って叫びまくってた自分がいました!
奈七永さんやっぱかっこいい。
世志琥さん待ってました。 pic.twitter.com/7KCs8jnT01
— 彩羽 匠 takumi iroha (@crushTKB) 2016年3月7日 -
世志琥が語る安川惡斗戦の真実・・・モヤモヤが再燃もそれもまたプロレスである
<東京スポーツより>
1日付で女子プロレス「シードリング」に入団し、3月7日の東京・後楽園ホール大会で約1年ぶりに現役復帰することを表明した世IV虎改め世志琥(よしこ=22)が、本紙のインタビューに応じ、思いの丈を激白した。これまで沈黙を守り続けていた1年前のあの試合の“真相”をついに告白。注目を集める“乙女”の本心とは――。――11日にミャンマーで会見を開き、現役復帰を発表した
世志琥:第2のプロレス人生が始まったんだなって思います。世間に発表したらもう後には引けないですからね。
――12日のチャリティープロレス大会(ヤンゴン市Thein Phyu競技場)ではセコンド業をこなした
世志琥:試合をやりたいって一番感じました。自分は(下働きを)吹っ飛ばしてきた部分があったんです。(スターダムの)1期生で、すぐ下も入ってきたし。今は自分が一番下で、こうしてできるのは貴重。ミャンマーに行って良かった。
――反響も大きい
世志琥:賛否両論あるのは分かっていたことだし、何を言われようが想定内のことです。全部が全部気にならないわけではないですけど、気にするところと分けていかないとキリがない。
――メンタルが強い…
世志琥:さすがに(昨年)2月22日の後に来たメールの数を考えると「ワー」となりました。このメールを送っている人がみんな会場に来たら、結構でかい会場いけるんじゃない? みんな来てよと思うぐらいだった。
――昨年2月22日といえば安川惡斗(あくと=29)との試合(スターダム後楽園大会)が“凄惨マッチ”になった。試合後はどんなことを考えていたのか
世志琥:何も。終わった時点で辞めようって考えて、その後どうしようとかは一切(考えなかった)。とりあえずこの状況を何とかしたいって思っていました。
――冷静でいられた?
世志琥:試合中はずっと冷静でしたよ。全部覚えていますし。自分は普通にプロレスをやりたかったんです。何だろう…、何でああなったのかは分からないです。
――なぜ
世志琥:自分は(ワールド・オブ・スターダムの)チャンピオンだったし、興行のメーン。いままであんな試合、一回もしたことない。自分はやられたらやり返すしかないので、それをやったらああいう試合になったんじゃないですかね。
――勝ちたい気持ちだけだった
世志琥:そのために練習しているんだし。自分は練習してないやつとかに負けたくないんです。練習してる、してないの差もあったと思う。ただ、プロとしてケガをさせてしまったのは悪いと思うし、反省しないといけない点もあって相手には謝りました。
――安川はあの試合で負った目の負傷を理由に昨年12月に引退した
世志琥:理由は知らなかったけど、自分と対戦する前から引退するって知っていたから、試合が決まった時に「これが最後のシングルマッチ」だと思っていました。
――え? そうだったんですか…
世志琥:いついつ引退する、と聞いていました。最後の最後までああいうふう(世志琥戦が原因で引退する)に言われたから余計に「え? なにその理由?」ってビックリした部分はありました。でもそれが本当のことです。
――もうすぐ1年だ
世志琥:濃かったです。プロレスから心が離れて、また戻って…。改めてプロレスの偉大さといいますか、あんなことがあっても戻りたいと思うくらいプロレスが好きな自分に気づいた1年でした。
――復帰戦は高橋奈七永(37)と一騎打ちする
世志琥:待ち遠しいです。自分のことをいろいろ言うのはいいですけど、1回でいいからまず自分の試合を見てほしい。そうしたらきっと何か変わってくれるんじゃないかと思う。そういう人たちの気持ちを変えたいと思ってやってる部分もあります。
世志琥が東京スポーツのインタビューに答え、昨年2月22日スターダム後楽園大会で行われた安川惡斗戦の真相を語った。
試合から1年が経過するということで語ったということなのだろうが、最初から潰す意志で試合をするつもりはなく、惡斗が仕掛けたエルボー気味のパンチを返したら、惡斗が打ち返してこず、世志琥が仕掛けても惡斗がなかなか返してこなかったから“ケンカマッチ”と言われる試合の流れになり、世志琥と惡斗が険悪だったということがクローズアップされて騒ぎが大きくなったということなのか・・・
そして気になる部分があるとすれば惡斗は以前からいつ引退すると決めており、世志琥がそれを知っていたということ、しかし惡斗は会見の際に世志琥戦が原因となって引退となったこと、惡斗は12月23日に引退したが本当ならまだ今年以降まで続けるつもりだったのか、世志琥のせいにして全てを終わらせようとする意図があったのか・・・
事件に関しては今更振り返っても仕方のなかったのだが、世志琥の証言でまたモヤモヤが出てしまった感じがする、しかしそれもまたプロレスなのかもしれない。
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"brother”YASSHIの決断・・・ブードゥー・マーダーズから“卒業”
<バトルニュースより>
ジャガー横田・TARU・“brother“YASSHI・堀田祐美子が男女の壁を超え結成したユニット『CRYSIS』が17日、新木場1stRingで自主興行を行った。2月4日のDRAGON GATEに突如登場したYASSHIは、吉野とのタッグ結成を宣言した後CRYSIS興行終了後にケジメの重大発表を行うことを予告していた。
メインイベントでTARU&“brother“YASSHI&ジャガー横田vs大仁田厚&大谷晋二郎&井上京子の有刺鉄線ボード・ストリートファイト・6人タッグミックスドマッチが行われ、大乱戦の流血戦の末TARUが京子にCRYSISカッターを叩き込み勝利。リング上ではジャガー横田が大会をしめたが、YASSHIはリングを降りると客席に立ち肉声で「俺の口からお前らカス野郎どもに報告事項があるねんけどよ、それは今日のこのCRYSISのリングの上じゃなくて、それは俺の個人的な問題やから、俺は今からここで喋るぞ」と語り始める。
YASSHIは「俺が復帰して、VOODOO-MURDERSが復帰して4年たってリーダーやってきて、ちょっと俺は、VOODOO-MURDERSに、TARUに、甘えすぎてきたと思うねんけ。だからよ・・・今日は・・・俺が、復帰前から、そして復帰してからやってきたVOODOO-MURDERSに別れを告げようと思ってるんや。これからは、俺が自分の力でこの二本の足で立って、VOODOO-MURDERSを出て、正真正銘のフリーランスとして団体を、この日本の団体を渡り歩いていくからよ。プロレスに絶対はない。だからよ、今日は、VOODOO-MURDERSに、別れを告げ、この先どうなるかわからんけど、一旦ここで、ケジメをつけて、VOODOO-MURDERSはオサラバや!」と宣言。
ブードゥーのTARUと拳剛がYASSHIの隣に立つと、YASSHIはTARUと握手し抱き合い、拳剛からの復帰戦の対戦相手の指名に拳を合わせて応えた。
YASSHIの前では一言も発しなかったTARUはバックステージで「今さっき話聞いて俺もビックリした。VOODOO-MURDERSっていうのはこのプロレス界で歴史が古いと思う。上から数えても1.2位争うぐらいの古いヒールチームやと思う。そのヒールチームにリーダーとしてbrotherを置いといても、やっぱりVOODOOイコール俺っていうのがどっかにあって、あいつが上にと言うか次のステップに羽ばたかれへんというのもあいつにVOODOO-MURDERSを着せてしまった責任というのもあるし、一旦“brother“YASSHIというブランドで羽ばたいてみてもいい歳やろと。あいつもいっぱしのメインイベンターにもなれる男やから。だからここはVOODOOというお荷物を降ろして、別に離れたわけじゃなく魂は一つやし、あいつは“brother“YASSHIという可能性を今試したいという。色々な会場でbrotherと会うことになると思いますけど、その時はよろしゅう頼みますわ。あんまり言うとな、また影に俺がおると思われたらな、“brother“YASSHI金魚のフンみたいに言われても困るからよ。だから俺もこれからは“brother“YASSHIをライバルとしてやっていく。VOODOO-MURDERS対“brother“YASSHIっていうのもありえるから。まあそこは、ええ関係で上を目指したい。あいつも一端のヒールを語るんなら俺らを超えて欲しい。brotherの門出や」と前向きにYASSHIを送り出した。
ディアナの女子ヒールユニットCRYSISの主催興行が開催され、リーダーであるジャガー横田がブードゥー・マーダーズ入りしていることからTARU、YASSHIが出場。大会後にYASSHIがTARUやファンの前でVMの離脱を発表し会場を後にした。
VMは2005年に武藤敬司体制の全日本プロレスでスタートし、TARUと外国人選手のヒールユニットだったが、実質上TARU一人で始めたようなユニットだったがDRAGON GATEを解雇されたばかりのYASSHIと近藤修司が合流、二人が合流してからは全日本だけでなく他団体にも活躍の場を広げた。
しかし近藤が全日本に入団するため脱退、YASSHIもプロレスを休業するため離脱し、VMはメンバーを入れ替えて存続したが、TARUが平井伸和さんへの暴行事件で無期限活動、全日本から追放されるとVMも封印となった。
2012年にYASSHIが復帰するとアパッチプロレス軍からの拳剛を加えてVMが復活、TARUも復帰して合流した。VMはTARUにとっても思い入れの強いユニットだがYASSHIにとっても思い入れが強いユニットでもあり、YASSHIの働きかけがなければVMの復活やTARUの復帰もなかったのかもしれない。
YASSHIがVMを離脱した理由はDRAGON GATEへの参戦、TARUとDRAGON GATEもはっきり言って微妙な関係、YASSHIがDRAGON GATEへ今後も参戦したいのであれば、どうしてもTARUとの関係がネックになってくる、VMの離脱はYASSHIの悩んだ末の決断だったと思う。
救いだったのはTARUが仲間割れという形ではなく円満という形で贈り出してくれたこと、TARU自身もYASSHIがいなければVMが復活していなかったし自身も復帰もなかった、だからこそ円満に贈り出してくれた。
TARUの本音としてはVMに留まって欲しかったと思うが、人はいつかは群れから離れなければならない、YASSHIはVMからの“卒業”して去っていったが、VMはTARUが背負って今後も続いていく。