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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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初めてのDRADITION・・・藤波と生誕30周年ベイダーのストーリーはまだまだ続く

4月23日 DRADITION「藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー in OSAKA」大阪ボディーメーカーコロシアム第2競技場 1750人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○LEONA(6分38秒 逆片エビ固め)×蓮見隆太


◇第2試合◇
▼30分1本
○スーパー・タイガー 倉島信行(7分23秒 片エビ固め)冨宅飛駈 ×スミヒデアキ
※竜巻蹴り


◇第3試合◇
▼30分1本
○マグニチュード岸和田 空牙(12分5秒 片エビ固め)ザ・ボディガー ×橋本友彦
※ラリアット


◇第4試合◇
▼30分1本
○金本浩二(10分30秒 アンクルホールド)×スペル・デルフィン


◇第5試合◇
▼45分1本
ザ・グレート・カブキ ○船木誠勝(11分30秒 体固め)長井満也 ×5代目ブラックタイガー
※ハイブリットブラスター


◇第6試合◇
▼60分1本
○藤波辰爾 長州力 ベイダー(8分9秒 ドラゴンスリーパー)藤原喜明 越中詩郎 ×佐野巧真
※ドラゴンスリーパー


(試合終了後)
藤波「きょうも素晴らしい選手に囲まれてできました。本当にありがとうございました。最強のメンバーでこの大阪締めることができました。今後ともよろしくお願いします」


(出場選手たちと記念撮影。藤波はファンとタッチをかわしながら退場した。)


【藤波の話】「(3戦を終えて)主催者として祝ってもらうほうだけど、自分も試合だから慌ただしかったけどね。でも今回の場合、準備段階のうえではね、息子のLEONAが、自分のデビューはまもない、キャリアないなかでね、彼が一生懸命やってくれたんでね。そういう部分では多少は、自分は練習の時間が取れたかなって。彼もいい勉強をしたんじゃないかな。やっぱり人を集めるってのが、大会というのはいかに難しいかというのをね。でも、これだけのお客さんが集まったのは…彼の頑張った成果で、これだけのお客さんが集まったんでしょうしね。それと参加してくれた選手が気持ちよく45周年を祝ってくれた。
それと、僕の思い入れのあるベイダーを呼んだということでね。当初はひじょうに心配された部分があったんだけどね。最終戦まで無事に務めてくれて、そういう部分では彼の持ってる責任感というのかな。僕との友情が、ここまで頑張らせてくれたのかなという感じでね。長州選手もベイダー選手も、越中選手も…いままでの新日の仲間とね、大阪出身のボディガー、デルフィン、みんな祝ってくれてよかったなと、レスラー冥利に尽きるかなと。45周年やっててよかった。この分だったら本当に欲が出て、さっきもあちこちの人から『50周年やってよ』と。本当に50周年もいくのかなって(笑)。まんざらそれも…まあ、自分自身もね。まだリングシューズを脱ぐ気持ちもないし、自分自身の気の済むまで、それといろんな形でプロレスをもっともっと楽しんでもらいたいな。いろんな見せ方があるというね。
それと東京でも言ったんだけど、僕がWWEの殿堂入りしたからっていうんじゃないんだけど、これだけのお客さんが、カブキさんにしろ一世を風靡した人がお客さんにこれだけ…待っている人がいっぱいいるわけだから形に残したい。それには自分が動くしかないのかな。日本における殿堂をね、自分のなかで動きつつありますよ。
(今後の活動は)東京を皮切りに博多、大阪…主要都市がね、これだけ熱烈なファンがいるというのは、それだけのものを、プロレスの形を残さないといけない。若い人が頑張ってるし、これはこれとしてね。そういう選手だって、いつか我々の年代になるわけだから。その選手の受け皿をこっちは作ってあげたいという。いつかはプロレスファンもレスラーも、そこにいつでも返せる場を作りたいね。それをやりたいかな。闘いながらね。リングに上がって現役だからこそ、意味があることだろうしね。ニューヨークのホール・オブ・フェームとかを見てたらなおさら、プロレスが世間から、みんなから勇気をもらってね。このままなしで終わりじゃなくて、もちろん力道山先生があったからこそね、俺らであって。力道山から馬場、猪木とね、その両巨頭のそういうものをもっともっと大勢の選手がね…自分もプロレスファンだから。それはやっぱりどっかで形を作ってあげたいな。これからやることは大きな山だから。やりがいのある活動でしょうね。地道に取り掛かってますから。頑張ります!」


今日はDRADTION大阪大会を観戦するため2ヶ月ぶりにボディーメーカーコロシアムを訪れるも、玄関には人だかりが、まさかプロレスでこんなに人がと思ったら、1回の大ホールではボクシングが行われることになっており、自分も大ホールでボクシングを観戦しに訪れる人は地下に藤波、ベイダー、長州が来ることに気づいてくれるのかなと思ってしまった。


今回はなぜDRADTIONを選んだのかというと、自分はベイダーの試合を新日本や全日本、NOAHで生で見てきただけでなく、ワールドプロレスリングの土曜四時時代の世代でもあったことから、余命宣告を受けたベイダーの姿をこれが最後かもしれないと思ったからだった。


1時頃にベイダーは藤波と共に会場入りしたが、ベイダーを生で見るのはNOAH以来か、新日本や全日本、NOAHで見たベイダーが大きく感じたが、齢を取ってしまったのか背が縮んで小さくなった印象を受けてしまった。また後楽園大会でのダメージが残っていたのかしんどそうな感じでもあった。


第二競技場のホールでは売店の設営を行うも、向かいの道場からは打ち合わせのため、かおり夫人と話をしている藤波の姿を見かけると「生けるレジェンドだ」とたちまち人だかりが出来た。


3時40分ぐらいに試合がスタート、ボクシングの影響で観客動員も心配されたが、用意されたイスはほとんど埋まり超満員札止めとなった。


第1試合では藤波ジュニアのLEONAが登場、LEONAの試合を見るのは生で初めてだったが、身体が小さいという印象を受けた、第1試合ということで大技もなくグラウンドの攻防が多く、LEONAも親譲りのドラゴンスクリューから逆片エビと試合運びも父である藤波らしさを感じさせた。相手となった蓮見(スネークピットJAPAN出身)も逆片エビで反撃するが、最後はLEONAが逆さ押さえ込み、ドラゴンスクリュー、逆片エビでギブラップを奪い勝利となる。


第2試合ではSタイガーが倉島と組み、冨宅とスミヒデアキと対戦。Sタイガーを見るのは昨年8月の全日本以来、倉島は無我以来だが現役を続けていてくれたのは嬉しいところ、冨宅は2012年のDDT以来だが、スミは初めて見る選手だが経歴を見ると格闘家で道頓堀プロレスを主戦場にしているという。
試合は冨宅と倉島がグラウンドの攻防も、スミがSタイガーのマスク剥ぎを展開してから試合が荒れだす、これに怒ったSタイガーは反撃し最後は竜巻蹴りで制裁して勝利となる。


第3試合では岸和田が空牙と組みボディガー&橋本組と対戦、空牙は3月の大日本、ボディガーも2月の全日本で見たばかりだが、橋本は初めて、よく考えれば橋本とベイダーはベイダータイムからの縁だった。試合は3月の大日本ではWDWタッグ王座を取り返すためにベビーフェースぶりを見せたが、今回はヒールとなってボディガーを攻めるも、岸和田が橋本の巨体の前に圧倒される。
終盤には岸和田組がボディガーを捕らえ、口に水を含んだ空牙が串刺し攻撃を狙うと、ボディガーが迎撃し、水は観客席に直撃となる。
橋本は岸和田をデスバレーボムからチョークスラムと攻め込むが、ロープへ走るとリング下の空牙がイスで一撃し、最後は岸和田ラリアットで逆転勝利、岸和田と空牙は感動で涙?を流す。


第4試合では金本がデルフィンと対戦、金本の試合を見るのは2015年5月の天龍プロジェクト以来、デルフィンはいつ以来か憶えていないぐらいだ。デルフィンは入場する金本に奇襲をかけ、ルードに徹してラフを織り交ぜて金本を攻める。顔面ウォッシュで流れを変えた金本はタイガースープレックスを狙うが、デルフィンは急所蹴りで阻止。デルフィンのルードぶりに金本が怒りマスクを剥ぎにかかり、キックの連打から突進もデルフィンは大阪臨海アッパーで迎撃し、スイングDDTからデルフィンクラッチの必勝パターンを狙う。しかし金本はアンクルホールドで切り返してデルフィンはギブアップとなる。


セミは船木がカブキと組んで長井、ブラックⅤの「ダーク・ナイトメア(DN)」と対戦、船木は昨年12月のDDT以来だが、カブキは金本同様で2015年の天龍プロジェクト以来、長井とブラックⅤは「ダーク・ナイトメア」としては初めて、そういえば大会前に高岩竜一の姿を見たが何しにきたんだろうか(しらじらしく)、カブキは鎖帷子の忍者マスクで登場しヌンチャクパフォーマンスを披露したが、首をかしげたままで背中も丸くなり齢をとったという印象を受けた。
カブキがコールを受けるとDNが奇襲をかけて試合開始となるが、長井にスリーパーを決められたカブキは天に向けて赤い毒霧を噴射、場外戦でも長井とブラックⅤが船木とカブキを痛めつけ、カブキを痛めつけるDN軍に老人虐待ということでブーイングが飛び交う。
リングに戻るとDN軍は船木を痛めつけるが、テキサスクローバーホールドを決める長井にカブキはアッパーカットでカット、カブキのアッパーカットは独特だが切れ味は健在、これに怒ったDN軍はまた場外でカブキを痛めつけるも、館内は大カブキコール、これに応えたカブキは本家トラースキックを放って再びアッパーカットを炸裂させる。
DN軍は再度船木を捕らえるが、ブラックⅤがパワーボムを狙ったところで船木がリバースしPKを浴びせると、最後はバックドロップからハイブリットブラスターで勝利、試合後も長井はいつものブラックⅦでなかったのか、ブラックⅤに怒り、船木に声援を贈ったファンに毒つきまくる。


メインは藤波、長州、ベイダーの豪華トリオが藤原、越中、佐野組と対戦。6人とも試合を見るのはいつ以来か、佐野もNOAHを離れてから生で見ることもなかった。また藤波と長州、ベイダーは土曜4時時代のワープロではこの3人がIWGPの中心でもあったことから懐かしくもあった。
試合は長州と藤原が先発、長州が藤原を捕らえるとベイダーが登場してベイダーハンマーからリバーススプラッシュで藤原を圧殺、藤波と越中になると藤波はドラゴンスクリューを決めたが、越中はすぐ起きてヒップアタックで応戦、長州は佐野にサソリ固めを狙うがステップオーバーはせずも、気に食わないことがあったのかジェントル高久レフェリーを蹴飛ばす。ベイダーに交代し佐野にベイダーアタックを浴びせる、よく考えればベイダーがUWFインターナショナルに参戦時に佐野が迎え撃ったが会場もこの大阪府立だった。
長州は越中のドロップキックをかわすと再びサソリ固めを狙うが、ステップオーバー寸前でカットされ、ベイダーも藤原の一本足頭突き、佐野のソバット、越中のヒップアタックと縦続けて浴びて怯むも、ダブルの攻撃を狙う越中と佐野にダブルラリアットを浴びせる。
ここで勝負と見た長州がすかさず佐野にリキラリアットを決めると、藤波がドラゴンスリーパーを決め佐野はギブアップ。元IWGP王者トリオが勝利となり、試合後は藤波がマイクで締め、参加選手全員で記念撮影で大会は一旦幕となった。


 
しばらくして藤波とベイダーのトークイベントが行われ、前日の福岡大会ではトークイベントがベイダーの体調が良くないため中止となったことで開催が危ぶまれたが、今回は予定通りに開催となった。
藤波とベイダーは1987年12月の両国暴動を振り返っていたが、あの事件からもう30年が経過しようとしていた(このことは後日書きます)、ベイダーも自身の体調に関しては芳しくないことは認めるも、「何もしないより、一日一日を大事にしてレスラーとして一生を全うしたい」と答えた。また藤波も試合後のコメントでもあったとおり日本におけるプロレス殿堂を作りたいと答えていた。トークイベントは30分ぐらいだったものの、今年でベイダー誕生30周年、ベイダー自身もあと30年頑張ると意欲を燃やし、藤波も次回のドラディションでは大物レスラーと交渉中であることを明かしてトークショーを終えた。


今回の感想は、本来ならこういったレジェンド達が集まる興行も藤波や武藤が行うべきではなく、新日本がやるべきことなんじゃないかなということ、日本におけるプロレス殿堂も藤波故人がやるべきではなく、新日本がやるべきことなのではと思う。だが木谷オーナーの「OBを大事にする」というマニュフェストとは裏腹に、猪木や藤波を始めとするレジェンド達との付き合いは未だに芳しくないというのが現状、新日本も5年間開催されていないNJPWグレーテストレスラーズの在り方も見直すべきではないだろうか・・・

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一期一会再び・・・デビュー45周年を迎えた藤波に猪木、前田、木村健悟が駆けつけた!

4月20日 DRADITION「藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー in TOKYO」後楽園ホール 2473人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○スーパー・タイガー 蓮見竜太(11分39秒 変形羽根折り固め)三州ツバ吉 ×倉島信行


◇第2試合◇
▼30分1本
○LEONA(10分25秒 逆さ押さえ込み)×新井健一郎


◇第3試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
ザ・グレート・カブキ ○大谷晋二郎(11分14秒 エビ固め)藤原喜明 ×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ


◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
○長井満也 KENSO(13分36秒 片エビ固め)高山善廣 ×佐野巧真
※ハイパーニー空牙


◇第5試合◇
▼藤波辰爾デビュー45周年記念試合/60分1本
○藤波辰爾 長州力 越中詩郎(13分9秒 ドラゴンスリーパー)ベイダー 武藤敬司 ×AKIRA


(試合終了後、セレモニー。まずは前田日明が入場して大歓声。)
前田「みなさん、こんばんわ。さっきも控室で久しぶりにみんなと会って、すごく元気なんですよね。昔ゴッチさん50年やってるよ、ルー・テーズが60年やってるよって言って、すごいよなと言ってましたけど、なんのことはない、結局みんなやってましたね。でもやっぱりね、みんな頑張ってすごいトレーニングしましたよ。その賜物ですね。これからもケガがないようにね。この世界、ケガがついてるんで、それだけ気をつけて頑張ってください」


(続いて木村健悟が登場。)
木村「藤波さん、おめでとうございます。45周年おめでたいというよりも、そろそろやめたらどうかなと思いますけども、こんなにたくさん多くの方々が藤波さんの記念のために来ていただいて。これからもプロレスを愛し、プロレスの応援をしていただければと思っています。おめでとうございます」


(ここで猪木が入場、リング上ではベイダーが倒れこんでいる。猪木がリングイン、ベイダーに「大丈夫か!」と視線が集まるなか猪木がマイク。その途中でベイダーはふらつきながらも、自力で立ち上がって退場していった。)
猪木「元気ですか! 元気がなれば、なんでもできる! 元気があれば45周年も迎えられる。昨日ちょうど気になったんで、藤波選手に祝福をと。ネットで猪木が行くぞと大反響で。見た人います、ネット?(と語っているも視線は退場するベイダーに集中)…えー、俺はきょう主役じゃねえからね、ハハハ。きょう、どんな話すりゃいいの?(場内笑)もう、桜も終わりになります。東京の桜もね。目黒川、隅田川、そしてどっからか聞こえてきたのは三途の川の桜もきれいだね…と、ジャイアント馬場さんも言っとかないとね、みんな忘れちゃうからね。まあ、そういうことで、こないだちょうどイラクの人質解放の…戦後100の事件ということで。ちょうど長州力君が、私が政府関係者と交渉している時に…なんだか同窓会みたいで。本当におめでとうございます(と藤波コール)藤波コールだよ、きょうは猪木コールはいらないからね。(猪木が花束を渡す)」


(記念撮影が行われる)
藤波「みなさん、ありがとうございました。そしてまた僕の45周年で、本当にこれだけ大勢の方が来て本当に嬉しいです、ありがとうございました。もう僕は45年やって、まだまだプロレスが飽き足りません! まだまだこれから先を突っ走ります。そして僕の夢であるプロレスのメモリアルを残したいと思います。最後に猪木さん、あの気合のダーをお願します」


猪木「みなさん本当にありがとうございます。それじゃあ、元気を発信、元気がなくなった日本に、元気が…なくなってはないな、格闘技、プロレスも元気でありますように、ご唱和お願いします。いくぞ! 1、2、3、ダーッ!」


【試合後の藤波&長州】
※2人で握手を交わす


長州「今、言ってたんですけど、今はスマホの時代だけど、今日のあの写真は二度と撮れないでしょう。今日はその写真を撮れただけで、ファンはよかったんじゃないの」


――45周年記念の試合を終えた今の気持ちは?


藤波「なんとかギリギリね。みんなが頑張りすぎるものだから、僕もつい動かされましたけど。まあ、選手冥利に尽きるというか。これだけいろんな選手が来てくれて」


※ここで前田氏があいさつに登場。握手を交わす


長州「アキラ! 今度は靴とタイツを持って来いよ」


藤波「そうだよなあ」


前田氏「もうないですよ(笑) どうもありがとうございます」


――昭和新日本に勇気づけられるファンも多いと思うが、根本には何があると思う?


藤波「僕らの周りというよりも、僕ら自身に元気がないと周りの人に元気が伝えれないから。ファンもそういう形で思ってくれれば」


――ベイダー選手と久しぶりに対戦したが?


藤波「あいつ、大丈夫かな? 最後は控え室に自力で帰ったから安心しましたけど、とにかく張り切りすぎたんでしょう。久々の日本ということで。僕ら、長州さんもそうだけど、我々2人を目の前にしたら、どうしても自分が出てやろうというね。そういうものがどうしてもああいう形になったんでしょう。相変わらずの元気さで楽しかったです。かなりやられましたけど」


――久々にベイダークラスの体重の選手とぶつかり合った感想は?


藤波「僕も最初は気負いすぎてね。ちょっと思い切って投げようと思って、崩れましたけどね」


――ボディスラムを狙った?


藤波「そうそう。でも、体はそういう技に持って行こうとするんだね。自分の体のハンディを知っておきながらね。普通だったら、違う技に逃げると思うんだけど、とっさに出た自分の本能というか。できないとムキになってやろうとするんだね。それもまた、自分にとってはいいやる気を起こさせてくれましたよ」


――長州選手は久々に猪木氏、藤波選手とリング上に並んだが、感じるものはあった?


長州「やっぱり雰囲気がありますよね。まあでも、たまにお会いするんですけど、今日はここで会って、やっぱりアントニオ猪木だなあって感じますよね」


藤波「今日はとにかくドラディションの大会ですけど、今回こういう形で記念大会でもあったし、今までのベテラン勢が集まれば、これだけ人が人を呼ぶという。そういう意味では、我々もこれまでやってきた選手冥利に尽きるかなっていう。凄く嬉しかったね。あれだけの観衆に囲まれてファイトができるというのは」


――最後にメモリアルという発言があったが、日本の殿堂みたいな形?


藤波「はい。今日はあまり長い話はできませんでしたけど、自分が2年前にWWEの殿堂に入って、それが自分の中で物凄いあってね。こうやって自分が周りに支えられて、ファンに、またこれだけの選手に巡り会えて。そうやってきた自分が、1つのメモリアルというか、殿堂というのか、そういうものをどこかで(作りたいと思うようになった)。自分が(WWEの殿堂を)受けたからじゃなく、違う意味で、他のいろんな選手をまた称えられるというか、そういうファンの行き場を作りたいですよね」


長州「まあ、誰も口出せないですよ。力一杯やったらいいですよ」


藤波「よろしくお願いします」 


 藤波のデビュー45周年記念大会が開催され、メインは藤波が旧敵・長州、越中と組んで、かつてIWGPヘビー級王座を巡って対戦したベイダー、武藤、AKIRA組と対戦。
 ベイダーが先発で出て、藤波組は越中が先発を買って出るも、ベイダーの圧力の前に圧倒されてしまい藤波に交代する。ベイダーはベイダーハンマーを繰り出すが、藤波は張り手で応戦、ベイダーはマスクを脱いで突進も、藤波はボディースラムで投げるが崩れ気味に投げたため、ダメージを負ったベイダーは武藤に交代して一旦戦線を離脱する。
 交代を受けた長州は武藤にサソリ固めを狙うが、AKIRAがカットに入り、越中はAKIRAをヒップアタック、ケツバットから、藤波も逆エビ固め、弓矢固め、本家ドラゴンスクリューで続く。だがベイダーが越中にベイダーアタック、チョークスラムで猛反撃し、串刺しベイダーアタック、リバーススプラッシュで越中を圧殺する。
 ここで長州に交代するとベイダーにリキラリアットを一閃するが、ベイダーも応戦してなぎ倒し、交代した武藤も長州に低空ドロップキックから足四の字で捕らえるも、越中がカット。長州は藤波に交代し武藤を本家ドラゴンスリーパーで捕獲するが、AKIRAがカットに入り、ベイダーアタックの援護を受けた武藤が藤波にシャイニングウィザードを放ち、AKIRAがムササビプレスを投下する。
 しかし武藤の足四の字固めを脱した長州がAKIRAにリキラリアットを炸裂させると、藤波がAKIRAをドラゴンスリーパーで捕らえギブアップを奪い、藤波組が勝利を収めた。


 試合終了後にはデビュー45周年を迎えた藤波の記念セレモニーが行われ、木村健悟、前田日明が登場して藤波を激励すると、最後に来場を予告していたアントニオ猪木が現れ、ジョークを交えながら愛弟子である藤波を激励。藤波が挨拶した後で、猪木が「1・2・3ダー!」で大会を締めくくった。


 デビュー40周年のときは猪木、前田、初代タイガーマスクこと佐山聡、蝶野正洋が揃ったが、45周年目は佐山や蝶野の代わりに武藤、木村健悟が揃い、5年前の一期一会の再現となった。藤波のことを"コンニャク”など皮肉る人間もいるだろうが、これだけの大物を集めてしまう、そういった意味では藤波辰爾という存在は凄いのかもしれない。


最後に藤波辰爾選手、デビュー45周年おめでとうございます


 ただ心配なのは藤波のボディースラムの受身に失敗したベイダーで、猪木が登場した際にもなかなか立ち上がることは出来ず、自力で控室へと戻り、1・2・3ダーには加わることも出来なかった。脳震盪を起こしたのか?、博多や大阪と2試合を残しているだけに大事に至らなければいいが・・・

藤波辰爾がベイダー招聘へ・・・ベイダーと飛龍革命

藤波辰爾「ドラディションですが、今年もうこれが最後です。また来年、じつは僕自身がプロレス入りして、45年が過ぎました。その記念として来年は…と、言いますのはね、僕は昨年WWEの殿堂入りしたところにベイダー選手が来ていましたが、つい先ほどベイダー選手は僕の45周年を聞きまして、もしその45周年をやるんであれば、俺の名前はぜひ入れといてくれと4月20日の後楽園を予約しています。そこを45周年記念大会として、ベイダーも一つ日本にと思いますんで、ぜひまた連絡しておきます」


 ドラディション29日後楽園大会後に藤波辰爾が最後の挨拶で来年ベイダーを招聘することを明らかにした。ベイダーも一時は体調を壊していた時期もあった、現在でも現役を続け、今年は新日本に参戦しているウィル・オスプレイとも対戦、健在ぶりをアピールした。


 藤波とベイダー・・・・1988年4月22日の新日本沖縄大会後に藤波はアントニオ猪木と組んでベイダー、マサ斎藤組と対戦するも、ベイダーに苦戦させられていた猪木に藤波が自らの前髪を切って現状改革を訴える飛龍革命を起こし、負傷欠場した猪木に代わり藤波がベイダーと対戦、リングアウトながら藤波はベイダーを破り、5月の有明コロシアム大会では猪木の返上したIWGPヘビー級王座を巡ってベイダーと再戦、反則裁定ながらもベイダーを破り王者となった。


 飛龍革命は長州力の維新革命や天龍源一郎の天龍革命と違って、ピークを過ぎていてもトップを張り続けている猪木に対し、藤波が現状打破をするために決起した、当時の新日本はUWFブームや全日本での天龍革命に押され、テレビ朝日で放送されていた「ワールドプロレスリング」がゴールデンから土曜日夕方の不定期放送(時折りゴルフ中継が入ったため)へと降格するなど苦しい時期に差し掛かっていた。


 飛龍革命は藤波が猪木との60分フルタイムでの防衛戦を境に、1989年新日本プロレス最初の東京ドーム大会に向けてIWGP王座を返上することで尻すぼみとなっていったが、猪木がメインの第一線から退くきっかけにもなっていったのも事実だった。


 猪木が参議院議員選挙出馬でトップから退いても藤波はベイダーと対戦するが、ベイダーのバックドロップを喰らった際に藤波は腰を負傷、椎間板ヘルニアで1年3ヶ月も欠場し、復帰後は長州力を破ってIWGP王座に返り咲き、挑戦者としてベイダーを迎え撃ち1度は奪われるも、すぐ奪還。1991年に行われた「SUPER GRADE TAG LEAGUE」では藤波とベイダーはタッグを組んで優勝を果たした。
 


 飛龍革命またベイダーとの一戦、藤波なら低迷していた新日本を何かを変えてくれるというという期待があったからこそ名勝負になり、負傷欠場から復帰した後のベイダーとの戦いは復活を示すための戦いでもあった。SGタッグでの優勝を果たしたのは二人の関係の集大成だったのかもしれない。

還暦イヤーの藤波がGHC王者・丸藤に意地を見せる!杉浦vsアレク・・・13年前の遺恨が再び

11月19日 ドラディション「IMMORTAL DRAGON」後楽園ホール 1182人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
 ▼20分1本
○ベアー福田 柴田正人 三州ツバ吉(8分50秒 片エビ固め)倉島信行 那須晃太郎 Xアミーゴ鈴木


◇第2試合◇
▼30分1本
○小川良成(7分11秒 首固め)Xヒロ斎藤


【小川の話】「(プロレス界を代表するテクニシャン同士の対戦となったが?)そんなことないでしょう。試合を見てわかるでしょ? 今の試合ではテクニシャン的な部分はないでしょ。(ヒロの印象は?)たぶんどこか悪いんだろうけど、それでもいろいろとカバーしながら。上手いですね。ちょっとコンディションは悪いのかなって。もうちょっとコンディションがいい時に、グラウンドやら何やらもう少しやりたかったんですけど、そんな感じでもなかったんで。(ベテラン同士の一騎打ちは刺激になる?)あまり上の人とやる機会がないんで。そういうところでは刺激になりました。セントーンが痛い…。でも、何とか勝てた試合だったんで。それぐらいですかね」
 

◇第3試合◇
▼30分1本
○関本大介(11分32秒 アルゼンチンバックブリーカー)XLEONA


【関本の話】「(LEONAについて?)基礎の部分は藤波さんからしっかり教わってると思うんで、基礎どうこうという部分については自分が言うアレはないですけど、あとは気持ちの問題じゃないですかね。素晴らしい遺伝子を持ってますけど、だからこそ『チキショー。藤波怜於南は藤波怜於南だ!』っていう気持ちですね。(ドラゴンロケットも食らったが?)練習してるという記事は読みましたけど、まさか本当に打ってくるとは。面食らいましたね。(また機会があれば?)またチャンスがあったらこのプロレス界を一緒に盛り上げていきたい。大日本にも是非、参戦してもらいたいなと思います。お父さんが偉大すぎて二世というプレッシャーがあると思いますけど、そんなモンは関係なく。(試合後は何と声をかけた?)また戦おう、と。(試合後は握手を張り手で返されたが?)それが彼の答えじゃないですか。悔しい、チキショーっていうね」


 【LEONAの話】「(デビュー1周年を迎えたが?)日本全国いろんな場所、いろんな団体で試合をさせてもらって。いろんな相手と向き合ってきて、本当に恵まれている1年でした。(関本戦については?)日本一のパワーファイターと言われ、どの会場でも受け入れられる純粋なプロレスラーですけど、今日身を持って、何が凄いのか、何がお客さんに受け入れられるのかがわかりました。(関本からは打撃を促されていたが?)悔しいかな、僕はまだ勝ったことがない。そういう中でああいう風に発奮させられて、僕が一発一発思いを込めて打っていく。今日はいろんなことを教えられました。(関本はジャーマンを出さなかったが?)僕はまだデビュー1年の言わばガキですよ。毎試合必死なんです。その中でジャーマンを出させられなかったのは悔しいですよ。(一方でドラゴンロケットはキレイに決まったが?)わからないです。試合中の記憶なんてないです。僕がそんなことを覚えていたら甘いですから。次、僕がドラゴンの名が付く技をやるまでにはもう1回時間をください。今日は1年ということでやった節がありますけど、また時間をください。僕はまだ使えないです。本当にこの1年、破格の扱いをしてもらって、破格の相手とやらせてもらって。『お前はそのレベルじゃないんだぞ』と口を酸っぱくしていろんな人から言われましたし、二世という看板を背負うことに対するいろいろなアレルギーとも闘ってきましたけど、そんなことは百も承知でやってきて。よく『お坊ちゃん』とか、『二世はレスラーをやるべきじゃない』とか、揶揄して言われますけど、自分の出所に感謝できるかどうか。そこで二世も大きく違ってくると思います。僕は二世に対する見方を変えます。強気な発言をすればいいだけじゃない。二世はそんなことじゃないんです。戦うことがたくさんあるんです。それを気づいている人がどれだけいるかわかりませんけど、この1年、たくさん失敗をして、たくさん怒られてきました。僕はある意味、二世の進む道を見つけることができたかなと。(明日からは2年目が始まるが、目標は?)藤波という名前を背負い、プロレスというジャンルを背負う。その覚悟がこの1年で固まりました。僕は逃げないです。冒険をします。僕はまだまだ力不足です。それを思い知った上で背負います。勝ちたいと思うのはプロレスのリングに上がる以上、当たり前のこと。それを心の中にしまいながら、大きなものを見ないといけない。僕はその答えを今日見つけました」


◇第4試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(9分58秒 エビ固め)Xアレクサンダー大塚
※フランケンシュタイナー


【杉浦の話】「(大塚の印象は?)相変わらずバチバチ来るなって。ヘッドバットでまた来たんでね。今回は割れなかったけど。(因縁の対決という見方もあったが?)その時は『デビュー4ヵ月だからって舐めてやがって』とか、そういう気持ちはあったけど。その後、試合で当たっているわけじゃないし。接点が無くて、また今日ここであっただけで。まあ、結構やり合える相手だからね。俺は13年前のあの試合でステップアップできて、上の選手に行けたっていうのもあるんで。そういう意味では、技を受け止めてくれる相手だし、悪い気はしないよ。(再戦をアピールしていたが?)全然それはいいよ。(最後は意外な形で終わったが?)意地を張り合って最後にぶっ倒れながら勝つのもいいけど、ちょっと早く終わらせてやろうかなというのは、ちょっとあったかもしれないですね。グローバル・リーグで疲れたのもあるし(笑) そういうのもあるよっていうのはアピールしていきたいし。(タイトル戦に向けても?)そうだね。一直線じゃないよ。切り返すのもあるよって


◇第5試合◇
▼45分1本
○初代タイガーマスク スーパー・タイガー(13分10秒 タイガースープレックスホールド)長井満也 Xブラックタイガー


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○丸藤正道(10分28秒 変型首固め)X藤波辰爾


(試合後)
。「先だって60歳の還暦を皆さんに祝ってもらって、ちょっと意地を張って現役のチャンピオンに挑んだら…。もう1回頑張らないと足下にも及ばないと。この歳を考えても、快く相手をしてもらった丸藤選手、本当にありがとうございます。、日本を代表するチャンピオンと、少しでも自分が肌を合わせられるのは選手冥利に尽きます。これからもご声援をよろしくお願いします」


【丸藤の話】「(試合を振り返って?)あの年代の人の、ゴツさ、ぶ厚さみたいなもの…アレはなんなんだろ。全然俺なんかがたどり着けない領域のものなんだと思うんだけど…。手を握り合っただけで、それを感じてしまって、その時点で楽しみになる…というよりはビビッちゃうよね。(序盤は細かい動きで手玉にとられるシーンもあったが?)うん。みんな見よう見真似でドラゴンスクリューをやってるけど、本家は受け流す方向が逆なんだね。体がついていけない部分があって、他の人がやるドラゴンスクリューとはまったく違った。ただ、その辺(の細かい動き)はLEONA選手とやった時も感じたもの。彼が受け継いでいくんだと思う。あとチョップで倒れなかったね。倒してやろうと思って何発も打ち込んだけど、倒れなかった。あの辺は意地を感じましたね。逆に打ち返してきて俺がひるんだくらい。勝負の世界でこんなことを言っちゃいけないのかもしれないけど、本当に今日は勝ち負けじゃなくて、藤波辰爾という空間を味わわせていただきました。まぁ俺もタイトルマッチを控えてるから負けるわけにはいかなくて。最後は何やっても立ってくる…と思ったから、とっさに丸め込ませてもらいました。(また機会があれば?)うん。まだまだ学ぶところもたくさんあると思うし。(藤波のレスリングは体を密着させる形だが?)そうですね。すき間が無いというか。それでいてぶ厚さもありますから。色んな意味で重みがあって、すき間もなくて。今、ああいう人となかなか手を合わせる機会がないので、本当に勉強になった。とにかく今日は最高に楽しかったです!」


 【藤波の話】「やはり自分も一時期はそうだったんだろうけど、ちょっと時期は過ぎた方が挑んでくると、『そうはいかない』というのがあってね。今日は丸藤君が何%の力なのかわからないけど、自分にある程度合わせるような部分も見えたし。現役でチャンピオンを張ってるのはそれぐらいじゃないとね。我々と互角の勝負をしてたら、プロレス界の先行きが危ぶまれるから。そういう部分では、戦って安心した部分もありますね。やっぱり瞬間瞬間のキレは現役バリバリだから。そこに自分がもう1回照準を合わせるとなると、死に物狂いで練習量を増やさないと…。これはちょっと言い訳になるけどね。時間が無い中でトレーニングをしていますから。まあ、これ以上は言い訳になるから言いません。今、自分は全てを満たしても、丸藤君はちょっと手強い相手だよね。この数分間で感じられました。でも、自分の中でいい刺激になりましたから。60歳を迎えて、自分で飛び込んだシングルの道ですからね。もう1つ、2つシングルを。今度は誰を相手に指名するのかわかりませんし、受けてくれればの話ですけど。ベルトを持って自分の前に立ってくれた丸藤君には感謝します。(LEONAがデビュー1周年を迎えたが?)彼がどれだけ成長を見せたのかはわかりませんけど、体付きは見てもわかるように変わってきてます。通常だとデビューしたてだから、徐々に彼の成長を見てあげるのが本来の教え方だと思いますけど、逆の部分というのかな。上から順番に彼に体感させようという形で。彼にとっては厳しい相手でしょう。一通り彼はレスラーとして、テクニック、打撃の怖さ、重量感のあるパターンなどいろいろと経験したので、これから自分がどうそれに応えていくか。自分が持っている部分なら、ある程度は伝授もするし、アドバイスもします。今日は完璧な形かは見てないですけど、ドラゴンロケットが出て。あれがどれだけ効果を表すか。いろんなものを彼に与えてあげられればなと思います。実戦で飛んでみた人間にしかわからないよ、あの怖さは。相手に逃げられるんじゃないかとか、不安そっちのけで飛んでいくだけですから。水のないプールに飛び込むようなものですし。練習したところで、今回は落差があるから、本人には恐怖心があったと思うけど、そういうのを抜きに、これから思いっきり飛べる、攻めていけるように。見よう見まねだろうけれど、地に足の付いた戦いができるようになると面白いですね。もうちょっと見守ってあげてください」


 今年還暦を迎えた藤波は、還暦イヤーラストマッチとしてNOAHのGHCヘビー級王者・丸藤とシングルで対戦、それだけでなく今回のドラディションは小川vsヒロ斎藤、杉浦vsアレクと興味深いカードが組まれた。


 メインの藤波vs丸藤は先手を狙う丸藤に対しドッシリ構える藤波、藤波がヘッドシザースを仕掛けると、丸藤もヘッドスプリングで脱出するなど見せ場を作る。
 藤波は本家ドラゴンスクリューから左足攻めを展開、主導権を奪われた丸藤は追い越しラリアットを狙うも、藤波はスリーパーで捕獲しドラゴンスリーパー狙いは阻止されるも、再びドラゴンスクリューから足四の字固め、ドラゴンスリーパーと猛ラッシュをかける。 
 しかし脱出した丸藤はトラースキック、不知火、藤波の張り手をかわして逆水平と猛反撃すると虎王が炸裂、タイガーフロウジョン狙いは藤波がリバースされるが、丸藤は逆さ押さえ込みを決めると藤波も同じ技で返したところで、丸藤が藤波の首に絡みつき、足を取ったまま押さえ込む変型首固めを披露して3カウントを奪い、王者の意地を見せつけた。
 試合後のコメントでは藤波は若い丸藤との体力差を痛感したが、丸藤は改めて藤波の凄さを痛感していた、杉浦との決戦を控えて丸藤は藤波戦でよいものを得たと思う。

 
 第4試合では杉浦とアレクが対戦、二人は13年前4月18日ZERO-ONE武道館大会で対戦、当時はアレクはPRIDEでMMAで活躍し、杉浦はまだプロレスデビューしたばかりだったが、試合はレスリングで杉浦がアレクを圧倒し、ペースをつかめないアレクは焦れたのか頭突きを仕掛けるが逆に眉間を割って流血してしまう、試合はアレクが腕固めで勝利を収め「デビュー4ヵ月だからって舐めてやがって」とアピールするも、評価を得たのは敗れた杉浦でアレクには大ブーイングが飛び交った。

 

 13年ぶりの対決はレスリングの攻防からスタート、杉浦がロープへ押し込んだ際にアレクの頭を叩くと、アレクが怒って張り手を仕掛けてから打撃戦へと持ち込む、アレクは杉浦のジャーマン狙いを膝十字で切り返すと、ツームストーンパイルドライバー、タイガードライバー、投げ放しジャーマンと畳み掛け、頭突きから13年前のフィニッシュとなった腕固めで捕獲するも、杉浦は三角絞めで切り返すが、アレクは強引の持ち上げる。
 しかし突進したところで杉浦が対丸藤用に久々に出したフランケンシュタイナーを決め3カウントを奪い勝利を収めた。試合後は互いに健闘を称えて再戦を約束したが、内容やコメントを見ても13年前を一番意識していたのはアレクの方だったということか、杉浦は先である丸藤戦を見据えていた。


 第2試合の小川vsヒロも小川が1985年に全日本でデビューした翌年にヒロはカルガリー・ハリケーンズの一員として新日本から全日本に戦場を移していた、あれから29年・・・ヒロにしてもあの時の若手がベテランとなって対戦相手となるとは、さすがに齢を痛感しているのではないだろうか。
 試合は小川が腕攻め、ヒロが足攻めと互いにセオリー通りの試合を展開、中盤もヒロがサミングを繰り出せば、小川も額をロープに擦り付ける古典的なラフプレーを応酬し合うも、ヒロがダイビングセントーンを連発したところで小川が丸め込み3カウントを奪い勝利を収めた。


 最後に藤波二世のLEONAは大日本プロレスの関本と対戦、LEONAは関本相手にグラウンド勝負に挑んでいくも、関本はヘッドロックで絞めあげてからパワーで圧倒、REONAもエルボーで反撃するも、受け流した関本は逆水平で鎮圧し強烈なボディースラムで何度も叩きつける。
 LEONAはフロッグスプラッシュを狙う関本に雪崩式ブレーンバスターを決めると、場外にエスケープした関本に藤波から伝授されたドラゴンロケットを発射、しかし関本がLEONAをリフトアップしてリングに戻すと、LEONAの張り手を受け切ってから、逆水平一発で鎮圧。
 LEONAはラリアットを狙う関本をかわして逆さ押さえ込み、首固めと丸め込むが、関本はブレーンバスターから逆エビ固め、フロッグスプラッシュを猛ラッシュをかけ、最後はアルゼンチンバックブリーカーでギブアップを奪い勝利を収め、格の違いを見せつけた。


 藤波の還暦イヤーもまもなく終わりを迎えようとしている、長州力にしろ初代タイガー、そして天龍源一郎にしろ現役生活に終わりはない、藤波はLEONAを一人前にするまではまだまだ現役を続けそうだ。

還暦を迎えた飛竜・藤波辰爾はまだまだ健在なり

5月11日 ドラディション「DRAGON FOREVER TATSUMI FUJINAMI 60th Anniversary」後楽園ホール 1297人 満員


<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼藤波辰爾還暦スペシャルシングルマッチ/5分1本
△藤波辰爾(5分00秒 時間切れ引き分け)△金本浩二


(試合後)
金本「5分間、短すぎました。僕は藤波さんに憧れてこの世界に入りました。この先、60歳、70歳、80歳とプロレスをやる限り、還暦の時にアイツとやったなと脳裏の隅っこに焼き付けてくれたメッチャ嬉しいです。藤波さんが還暦になろうが、70歳になろうが、俺の憧れた藤波辰爾に変わりないです。藤波さんとできて感無量です」


【藤波の話】「いろんなセレモニーがあるんですけど、僕はどうしてもちゃんちゃんこという気分にはなれないんで。トランクスで還暦の試合をやりましたけど、一応ケジメですよね。でも、自分の場合はまだ過程であるという。選手生活を続けていく上でのひとつの通過点であってね。その上での還暦っていうセレモニーっていうかな。それでも、アイツは本気モードで来やがったね(笑) あの野郎。還暦だから5分だって言ってるのに、本気モードで最初から蹴りを狙ってきたね。まあ、彼の気持ちもわかりますし、5分をただ過ごすんじゃなくて、多少なりとも気を許さないというか。そういうところでは、ありがたく受け取る部分でしょうね。ジャイアント馬場さんは還暦という中で赤いトランクスをはいて上がってましたから。それは自分も記憶にあるし。猪木会長の場合はそういうあれがあったかわからないけど、レスラーのそういう節目って表現の仕方が難しいんだけどね。60歳は60歳として出て行かなきゃいけないし。これからいい意味で、どう年齢に逆らっていくか。これは自分の信条であるネバーギブアップというところでね。入門してからこれまでは若さで乗り切って、多少乱暴なこともやって当たり前という時期を過ごしたけど、これからでしょうね。本当の藤波辰爾の凄さ、プロレスラーの凄さというのは。60歳からやるひとつひとつが凄さに変わっていくように、自分を鍛錬しなきゃいけないし、それに挑戦していきたいですね。今まで流行って当たり前だし、60分もやったし、長州や前田ともいろんな死闘をしてきたけど、それは若さの中での当たり前のことでね。これからは自分自身との勝負だね。これからひとつひとつ記録として残るでしょうし、そういう風になるように自分も精進して頑張ります。(今日もサポーターを付けずに試合をしたが?)別にやせ我慢しているわけじゃなくてね。自分らはどうしてもやっぱりこうやってリングに上がるのが決まりのスタイルで。今日タッグを組む藤原選手もたぶんそうだと思いますし。終わってみれば清々しいというか。あともう1試合。最後の杉浦君との初対決が残ってますんで、頑張ります。(赤いタイツは久しぶり?)今日は赤いリングシューズでと思ったんだけど、ロビンソンさんの追悼もあったんでね。自分のセレモニーのことよりも後のことを考慮して。別にはき変えるのが面倒臭いからじゃないですよ」


 【金本の話】「さっき言った通り5分とはいえ、藤波辰爾と試合をやるってことは、憧れた人とやるのは絶対最後やと思う。藤波さんがプロレスラーを続けても辞めても、還暦の時、あいつと試合やったなって金本の名前が脳裏に焼きつけられたらうれしいね。ジュニア時代の藤波さんに憧れて、あの時の動きも技もできないと思う。やろうと思ってもあの時の動きはできないと思う。でも何歳になろうと憧れた藤波辰爾は変わらないですよ。WRESTLE-1で言えば真田、KAI、新日本ならオカダ、棚橋に目が行くかもしれんけど、俺は藤波辰爾や。この試合やれてめちゃくちゃうれしい。もう5分?って感じ。俺は足攻め、足攻め、アンクルって流れやけど、今日は5分やから違う。何でもええから持てるもんを出そうと思った。アンクル切り返されたけど、藤波さんはキャリア長いし、俺はそこまでいきついてないね。(憧れた当時の片鱗は感じた?)あの時の藤波辰爾そのもの。俺は遠慮もなくいったし。アームホイップにきた時、俺も切り返そうとして同時に崩れたけど、プロレス頭が似てるなと。そこで二人とも空気換えようと思ったんでしょうね。楽しかった。最後になるでしょうね。藤波さんと5分やけど、されど5分。感無量です。藤波さん、還暦おめでとうございます」


◇第2試合◇
▼20分1本
○倉島信行(6分54秒 ジャーマンスープレックスホールド)X蓮見隆太


◇第3試合◇
▼30分1本
○AKIRA 高岩竜一 (12分33秒 片エビ固め)XNOSAWA論外 MAZADA
 ※ムササビプレス


◇第4試合◇
▼30分1本
○ヒロ斉藤(7分32秒 体固め)Xベアー福田
※セントーン


◇第5試合◇
▼45分1本
○丸藤正道(12分10秒 パーフェクトフェイスロック)XLEONA


【丸藤の話】「あいつはドラゴンの血を継いでるだろ。それはキャリアでも年齢でもない。彼にしかないもの。大切にしてほしい。本人が一番プレッシャーを感じてるだろうし、今日は本来できる動きができなかったかもしれない。ドラゴン二世といっても周りの評価は厳しいだろうからね。今日は気持ちも出てたし、今のプロレスに合わせないとこが俺は好きだね。言うなれば、もっともっと彼を引き出すこともできたかもしれないけど、今日の感じでいいと思う。(不知火の後カバーから起こしたが?)あいつなら起こしたらもっとやってくると思ったからね。(LEONAがやってくると)面白かったよ。(LEONAが『もう一度お願いします』と言うと握手で応じ)打たれ強かったなね。面白かった」


 【LEONAの話】「丸藤さんは強いです。そう感じました。今日は見ていただいた通りだと思います。(再戦を求めていたが?)プロレス界に負けてたまるかと。2戦目、3戦目の僕だったら、たぶんリング上で握手していたと思います。でも、プロとして勝負している以上、負けてたまるかと。いつか、昔の自分みたいに握手できればと。(丸藤の気持ちは感じた?)感じましたね。これだけ打たれたから、やり返しますよ。それがプロレスであり、格闘技であり。(不知火対策は上手くいったが?)あれはまだ自分に意識があったんでできましたけど、試合の後半は何をしたか覚えてないです。(ドロップキックはW-1の時より上手く打てたが?)わからないです。蹴ってやろうと思いました。今日は負けました。負けた以上、これ以上言葉はないです」


◇第6試合◇
▼60分1本
○船木誠勝 初代タイガーマスク(13分55秒 体固め)Xアレクサンダー大塚 長井満也
※ハイブリッドブラスター


◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/60分1本
藤波辰爾 ○藤原喜明(9分44秒 脇固め)杉浦貴 X齋藤彰俊
 

(試合後)
藤波「本日は本当にありがとうございました。やっと還暦を迎えました。これまで先輩たちが60歳という年齢を超えてリングに上がり続けてきて、僕もその年齢に立ちました。自分の大好きなこのリングでもうちょっと自分の夢を追い続けてみたいと思います。これはなかなか言い出せないことだったんだけど…。ここまでやってこれたのは、自分を陰ながら支えてくれる家内のおかげだなと思います。こういう場を借りて、日頃の感謝を…。今日は母の日ということで、息子のLEONAから花束を贈りたいと思います。(LEONAが伽織夫人に花束を贈呈、上に家族3人で並ぶと、伽織夫人も思わず涙した。)


【藤波の話】「気ばっかり焦ってね。自分の肝心なファイトの中でもうちょっと頑張りたかったんだけど。みんな僕をサポートしてくれて。特にパートナーの藤原選手は僕よりも年齢的に上なのに、今日は助けられたかなっていう。でも反対に、いい頑張りをファンの皆さんにもらったし、これが終わりじゃないんでね。さっき言ったように通過点なんで。これからちょっと気を入れてもう1回体を作り直さないと。この1、2ヶ月はきつかったね。ちょっとリングに集中できなかったんで。もうちょっとリング上に気持ちを入れて、体を作ってリングに上がらないと。杉浦選手に失礼でしょ。せっかく杉浦選手を呼んだんだから、彼らを正面から受け止められるようなコンディションにしないと。そのぐらいに気持ちを高めていきたいですね。(それだけ集中できればもっとできると?)そうですね。船木選手をはじめ、今の現役バリバリを呼ぶというのは、どこかで『自分が同じ場所に立ちたい』という気持ちがあるんで。だから、そうやって刺激を受けているんであって。そのためには、まずハッキリと立ち位置をしっかりしないと。名ばかりが先行しちゃいけないんで。動きあってのものだから。息子もあの丸藤選手を相手に当たって砕けろじゃないけど。今は近くにいないから言えるけど、頑張っているんじゃないですか。僕も陰からずっと見てたんだけど、いっぱいいっぱいだったと思うんでね。どこまで丸藤選手に立ち向かえるのかというので。まだ4戦目だからね。ただ、これから場数を増やしながら成長していくでしょうし、いつかは来るであろう息子を正面から受け止められるように、しっかりとしなきゃいけないですね。頑張ります。(もう引退は考えないと話してきたが?)僕はそういう後ろ向きなことじゃなくて。それを言い出したらキリが無いから。年齢的なものは勝てないところがあるけど、それはどこかに封印しておいて。動きがどこかでトーンダウンしちゃうんで、引退というのは言いたくない。それは自分が動けなくなったら引退なんで。それまでは自分から引退というのはあえて言わない。とにかく生涯現役で。凄いジレンマはあるんですよ。もうちょっと自分はやれるだろうというのはあるんだけど、コンディションの中というかな。これは正直にリング上で出ちゃうんでね。これからが本当の勝負というかな。『やはり藤波辰爾が凄いんだ』と言われるためには、これからどれだけ今の現役バリバリの選手を相手にできるか。今日はちょっと厳しかったね。(杉浦の印象は?)やっぱり芯があるというか、軸がしっかりしてるね。僕が経験してないことだけど、彼はベースにレスリングという基本がある。丸藤選手もそうだしね。そういう部分では、1回誰にも邪魔されずにシングルでぶつかってみたいというのはあります。(そのためにもコンディションが大事だと?)そうです。何よりも自分がありき。自分がコンディションを上げていかないと、口先だけになっちゃうんでね。今度は言葉よりも体で見せていきたいですね。(試合後に伽織夫人をリングに上げていたが?)僕はね、ああいうのはあんまり得意じゃないんだけど、ここ何年も毎年いい意味でのサプライズをやられているんでね。そういう部分では、今日はちょうど運良く母の日ということで。本人も『まさか』というのはあったと思いますけどね。『よし!』と。藤波辰爾はあんまりこういうのは得意じゃないんですよ(笑) (赤いタイツをはいた気分は?)何となく気持ちは若返りますね。でも、赤をはくと燃えますよ。(メインは藤原が掌理したが、自分で勝ち星を取りたかった?)それを言ったらキリが無いんで。我々昭和世代というのは、相手に花を持たせるどころか、隙あれば自分が目立とうと思うので。そういう部分では、まだまだ彼も藤原喜明だね」


 【杉浦の話】「元気いいね。還暦を迎えたとは思えないぐらいコンディションいいし。(序盤に『ジジイ』呼ばわりしていたが認識が変わった?)ジジイには変わりないけど、元気いいジジイだね。藤原さんも元気いいよ。(ドラゴン殺法を食らったが?)ドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパー、全部テレビでみてた人の技だからね。試合が終わってこんなアットホームな雰囲気もなかなかないけど、あの人の人柄なんだろうね。温かい家族、ファンに支えられたから還暦まで頑張ってこれたんだと思う。60迎えた人が元気でいるのは僕もいい目標になるし、嫌なことがあったりすれば吐き出しそうになるけど、応援してくれる人がいるから60まで頑張れるんだろうなと。ウチはあそこまで家族が仲いいわけじゃないけど(苦笑)」


 昨年12月28日に還暦を迎えた藤波の還暦記念大会が開催され、新日本の昭和の黄金期を共に過ごした初代タイガー、新日本時代の藤波の付き人だった船木、金本、AKIRA、無我からはMAZADA、倉島と藤波ゆかりの選手が参戦。藤波は第1試合で還暦ということで赤いちゃんちゃんこではなく赤タイツで登場し金本とエキシビジョンで対戦、金本は容赦なく藤波に打撃を浴びせるが、藤波は冷静に裁きグラウンドへ持ち込み、残り2分となって顔面ウォッシュを繰り出す金本にドラゴンスクリューからのドラゴンスリーパーで返す、しかしグラウンドコブラを狙ったところで金本がアンクルホールドで切り返し追い詰めたが5分タイムアップ、メインでも藤波が登場し藤原と組んでNOAHの杉浦、フリーの彰俊と対戦、藤波は杉浦相手に張り手合戦を仕掛け、フルネルソンからドラゴンバックブリーカーを繰り出していくが、杉浦組は藤原に集中砲火を浴びせ主導権を握るも、交代を受けた藤波は杉浦にコブラツイスト、ドラゴンスクリューからのドラゴンスリーパーを決めるなど好調ぶりをアピール、しかしフィニッシュは藤原で彰俊がスイクルデスを狙った隙を突いて脇固めで捕獲し彰俊はタップ、藤波はアシストとなったが、アントニオ猪木との師弟タッグではアシストに回ることも多かっただけにこれも藤波らしさかもしれない。


 自分がプロレスファンを始めたのは昭和56年、ジュニアヘビー級で一時代を築いた藤波はジュニアからヘビー級へ転向しようとしていた、昭和57年に長州力との名勝負数え歌が始まり、長州や前田が新日本を離れた後も猪木と共に新日本プロレスの屋代骨を支え続けたが、正直言って損な役回りの方が多かったような気がする。昭和59年の大量離脱時には藤波も新日本に対する不満も抱えていたこともあって退団するのではと噂された、もし藤波は長州らと一緒に退団していたらどういうレスラー人生を歩んでいたのだろうか・・・新日本の社長となるも猪木を含めた周囲の人間達に振り回され、中には“コンニャク野郎”と皮肉られた、新日本一筋に頑張ったが損な役回りの方が多かったと思う。


 ユークス体制になった際に藤波はやっと新日本を離れ無我ワールドプロレスリングを旗揚げしたが、無我ワールドも藤波は新日本プロレスというものを引きずり続けたままだったと思う、藤波が新日本プロレスに対する呪縛が解けたのはIGFにも上がらなくなり、ドラディションという看板は掲げていているが一レスラーとして活動することが多くなり、否定していたインディーにも上がるようになって若手選手と対戦するようになったからだと思うし、若い選手と絡むことで藤波自身がリフレッシュして若返ったような感じがしてならない。


 これからも藤波は体の続く限り現役を続行するが、せめてのも希望でもあるが新日本にも寄り道して欲しい、なぜなら藤波辰爾も新日本の歴史の一部でもあるしこれからも変わらない。


 藤波辰爾選手、還暦おめでとうございます!


 最後に藤波二世のLEONAはNOAHの丸藤と対戦、積極的にタックルを仕掛けるLEONAに対して丸藤は余裕で裁き、LEONAはドラゴンスクリューを決めるが丸藤は足にダメージを負ったと見るや逆水平中心で試合を組む立てるなど余裕ぶりを崩せず、丸藤ワールドへと引きずり込まれていく。LEONAは不知火を逆さ押さえ込みで防ぎ、ダブルアームスープレックスからの腕十字を繰り出していくが、再びダブルアームスープレックスを狙ったところで丸藤がトラースキックを浴びせ、不知火を決めるが敢えてカバーを解くとLEONAのエルボーを全て浮け切ってからの虎王からパーフェクトフェースロックで捕獲、LEONAは無念のタップとなり丸藤の牙城を崩せなかった。それでもLEONAは丸藤に追いすがって張り手を放ち、丸藤の握手をも拒否、LEONAにしてみれば攻めては見たものの丸藤の手のひらに踊らされていたということで悔しい思いをしたのではと思う、だがその悔しい思いがLEONAの今後にも繋がっていくのだ・・・

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