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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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DDT両国大会、ツイッターでの各選手のコメント

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家族や肉親も巻き込んだ激戦!現場責任者就任でディーノ革命が始動!

8月20日 DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」両国国技館 5900人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第一戦~/60分1本
[第19代王者]○伊橋剛太(0分36秒 体固め)[挑戦者]×鈴木大
※ボディープレス
☆伊橋が3度目の防衛に失敗、鈴木が第20代王者となる


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第二戦
○伊橋剛太(3分31秒 片エビ固め)×ゴージャス松野
※ボディープレス


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第三戦
○マッド・ポーリー(4分35秒 体固め)×伊橋剛太
※テーズプレス


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第四戦
○ロッキー川村(1分23秒 体固め)×伊橋剛太
※バルボアブロー
 ゴージャス松野  X XX


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第五戦
○ランジェリー武藤(1分36秒 片エビ固め)×伊橋剛太
※シャイニングウィザード
☆五番勝負は伊橋の2勝3敗で終了


◇第1アンダーマッチ◇
▼20分1本
○渡瀬瑞基 レッカ ディエゴ 下村大樹(6分23秒 片エビ固め)松永智充 星誕期 島谷常寛 ×神野聖人
※バックドロップ


◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供アイアンマンヘビーメタル選手権時間差バトルロイヤル/時間無制限
[挑戦者]○優宇(16分45秒 片羽絞め)[第1266代王者]X瑞希
☆瑞希が防衛に失敗。優宇が第1267代王者となる


【退場順】[1]チェリー[2]甲田哲也[3]のの子&まなせゆうな[4]のどかおねえさん[5]小橋マリカ[6]黒音まほ[7]辰巳リカ[8]山下実優[9]中島翔子&坂崎ユカ[10]滝川あずさ


◇第1試合◇
▼30分1本
○吉村直巳 上野勇希(10分49秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×飯野雄貴
※正念場


◇第2試合◇
▼初代KO-D10人タッグ王座決定戦/60分1本
LiLiCo 大石真翔 レディ・ピアード スーパー・ササダンゴ・マシン ○大家健(10分23秒 片エビ固め)大鷲透 ×平田一喜 ジョーイ・ライアン 赤井沙希 ヨシヒコ
※炎のスピア
☆大石&LiLiCo&レディビアード&ササダンゴ&大家組が初代王者となる


◇第3試合◇
▼イケメンvsアイドル!仁義なき男前バトル/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(12分0秒 イケメンクラッチ)×勝俣瞬馬


◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ
鈴木鼓太郎 ○高尾蒼馬(10分30秒 エンドレスワルツ)マイク・ベイリー ×MAO
※あと2チームはカズ・ハヤシ&石井慧介、木髙イサミ&宮本裕向


◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(13分52秒 片エビ固め)[挑戦者組]ディック東郷 ×アントーニオ本多 ヤス・ウラノ
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDO&坂口&高梨組が初防衛に成功


◇第6試合◇
▼DDT20周年記念試合ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~/時間無制限1本
○男色ディーノ(17分16秒 漢固め)×高木三四郎
※ゴッチ式男色ドライバー
☆ディーノがDDTの全権を獲得


(試合終了後)
ディーノ「人生を懸けた大一番、勝ったのは男色ディーノ様じゃ! DDTは私が変えてみせる! やりにくいわ! なんで来たの?」


高木「ディーノ、それは俺のセリフだよ! ディーノ、全権はちょっと置いておこう。40年間育ててきた息子の気持ちはわかるか!」


ディーノ「息子は私ですけど」


高木「そんなことどうだっていいんだよ! お母さんの気持ちがわかんねえのか! 俺にわざわざメールでくれたんだよ! うちの息子にいい人を見つけてくれませんかと。ディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はいいもんだよ。守るべき人ができれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。そうだろ、加代子(加代子さんは無視して引き揚げてしまった。)


ディーノ「結婚っていいもののようですね」


高木「ディーノ、もうちょっと独身でもいいじゃない? お母さん、すいませんでした! もうちょっとしたら僕が見つけるんで。ありがとうございました(八重子さんは大「ヤエコ」コールの中、退場)DDTの全権を握るってどういうことかわかるか? コイツら全員がオマエの肩にのしかかってくるんだ。覚悟はあるのか?」


ディーノ「覚悟がなくて欲しいっていうと思う?」


高木「よくぞ言った。男色ディーノ、たった今からDDTの全権をオマエに託す! 難しい数字のことは俺がやるからDDTの中身はお前が思い通りにやってくれ! これで俺も心置きなく引退します!……嘘じゃー! オマエが好きにしていい。今日からオマエがDDTのプロデューサーだ」


亜門「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう! これからはゼネラルマネージャーと二人三脚でビシビシ仕切っていこう!」


高木「鶴見亜門GM、あなたは今日でクビです」


亜門「そんな!」


高木「DDTに舵取りは2人いらねえんだよ。オマエはクビだ!」


ディーノ「私も大勢の前で言ってみたかったのユー・アー・ファイアー!」


亜門「そんなヒドイ話ないですよ! 私はやめません」


ディーノ「摘まみ出しなさい!(嫌がる亜門をセコンドが胴上げして摘まみ出してしまった。」


高木「たった今からプロデューサーとして舵を取ってくれ。みんな期待してくれ」


ディーノ「私がリング上の全権を握りました。そして宣言する。守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーに就任したからにはDDTは攻め一辺倒よ!」


【高木の話】
高木「まあリング上で起きたことが全てですよ。本当に勝つつもりでいたんだけどね。何だろうな。うーん……やっぱり男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノのいまのDDTを何とかしなくちゃっていう思いが勝ったのかな。まあDDTの中のクリエイティブなことは、今後はディーノが舵を取ってやればいいんじゃないかな。面倒臭い事務作業とか、数字的な部分は俺がやるけども、ひと言で言えば下駄を預けましたよ男色ディーノに。もう彼がすべてやればいいと思います。いまの彼ならば、DDTをもっともっと盛り上げていってくれると思うので。」


ーー鶴見亜門GMは今後どうなるんでしょうか?
高木「元々ね今林久弥として広報業務もやっていたし、何か二つやるのはいまの彼は重いんじゃないかなと思って。彼はいままで頑張ってきてくれたけど、歳だし! もっともっといまのDDTは新しい人たちがクリエイトしていかなくちゃいけないと思うし。男色ディーノだったら、それが健全に若い連中を引っ張っていってくれるんじゃないかなと思いますよ。だから鶴見亜門GMはクビということで。いままでお疲れ様でした。7年間ですか。まあ広報業務として残るんじゃないですか。」


ーーディーノ選手に全権を渡して、ご自身はこれからどうしていこうと。
高木「ちょっと経営をやりますよ。(リング上のことは)経営と全然違うんで。やっぱり経営とクリエイティブな部分を両方やっていたから、いろんな部分で支障が来ちゃったのかなと思う部分もあるので。もうクリエイティブな部分は全部、彼に任せればいいんじゃないかなって。まあ一枚一枚チケットを売っていきますよ。そういうことです。」


ーーリング上のことに関わらなくなるというのは、旗揚げ以来初めてのこと?
高木「うん、旗揚げ以来初めてですね。本当に旗揚げ以来初めて。だからちょっと自分の中でもやっぱり……ちょっといろいろとこれだけDDTも多様化して、団体もブランドも増えていって、ちょっと限界もあったし、やっぱり頭脳はひとつしかないから。それが新しい頭脳に変わって、そのガワを俺たちが守ってあげればいいことだと思うので。」


【ディーノの話】
ディーノ「はい、来た! 頭が高いよ! プロデューサー様ですよ!」


ーー(頭を低くする報道陣)まず、DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手の中で変えていきたいことややりたいことのプランなんかを。
ディーノ「なるほど。見てたら分かるって……としか言えないわね。もう見てたら分かるから、あまり言うのも野暮なんだけど、もう私プロデューサーの座に就いているわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる。」


ーー今日の試合に関して、高木選手とシングルマッチをやって改めて思うことはありましたか。
ディーノ「思うところと言うか何と言うか、まさかねあんなに経費をかけることに何色を示すあの人が、実家から(母親を)召還していたとは。それがちょっと、本当に予想外! まさかそこまでのを使って来ると思わなかったわ。あそこで本当に……みんなには分からないでしょうね。母親がいる前で技をかけられている息子の気持ちって。何度も心が折れそうになったわ。でもまあそれをつなぎ止めたのが、私のプロデューサーへの、全権への執着心でしたぁ。いい話だ。」


ーーそのお母様が実家から出てこられたことで、試合には勝ってもまた結婚話が出てくる可能性もありますが。
ディーノ「いや、もう……逆に言うとこの試合に勝ったから、しばらくこの話はペンディングなんじゃないかな。うん、そうしてほしい。」


ーーすでにやりたいことはここで言わないにしても、いろいろ考えてはいる?
ディーノ「まあまあまあ。見てれば分かる!」


ーーそれは次の大会から?
ディーノ「まあ、この瞬間からよね。ひとつだけ言っておくわ。忠告ね。目を離すな!」


【カシン、百田、力の話】
ーーカシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したのですが。
カシン「いやいや、こういう形って。全然試合じゃないじゃないか!」


ーー早朝の使用が難しいということで……。
カシン「責任を取って次の8月27、全日本プロレス両国大会で試合を、決着戦を組んでくれ!」


ーー高木社長にはそのように伝えます。
カシン「そうしておいて。8月は両国で決着戦! これも朝6時30分に!(力が現れる)テメー、また来たのか!(イスを投げつける)」


力「カシーン!(カシンと揉み合いになると、そこに百田も現れる)」


百田「このやろう、息子いじめやがって!(カシンは距離を取って睨み合いに)」


カシン「カミさんの心配しろ、カミさんの!(控室へ)」


百田「お母さん、どうしたんだよ?」


力「知りません。」


ーーカシン選手から対戦要求され、こういう形で対戦が実現したわけですが。
百田「基本的にはカシン選手、前回から結構俺につっかかる部分があって。さっきカシン選手、次の両国大会って言っていたけど、俺的にはたぶんカシン選手と会うのは来月の(東京)愚連隊の試合でカシン選手と当たるので。もうそのときはバッチリ決着というか、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、何あれ、手に持っている訳の分からないの!」


ーーあれは女子選手が使っている魔法のステッキですね。
百田「ああ、魔法のステッキ(笑)。俺、ジジイなんでたぶん魔法は効かないと思うんで。だけど今度こそ彼にギャフンと言わせてやれるよう頑張ります。よろしく。」


◇第7試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~カベジェラ・コントラ・カベジェラ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(21分14秒 ミスティカ式クロスフェイスロックwithチェア)[挑戦者]×彰人
☆佐々木が5度目の防衛に成功


【彰人の話】
彰人「いや、見ての通りですよ。逆に何かありますか?」


ーーこういう結果になったことで、次の彰人選手の目標というか。リベンジは当然だと思うのですが。
彰人「今日、勝つことしか考えてなかったから、いま次って言われてもちょっと何も出て来ないですけど。けど、自分の中でプロレス始めて8年、ずっと髪の毛伸ばしてきて、これがデビューしてからの彰人だったんですよ。(髪が)長いのが彰人! 今日でいままでの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、僕が逆にカリスマに成仏させられたのかなって。そんな気分です。まあ……ずっとこんなことばっかり気にしてたってしょうがないんで。いますぐにって言われたら無理かもしれなけど、気持ち切り替えていこうかなと。ここでへこたれていたら、せっかく今日応援してくれた、僕に髪の毛守ってって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前を向いて、すぐにやり返しに行きます。以上です。」


◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]○HARASHIMA 丸藤正道(16分14秒 体固め)[第61代王者]×入江茂弘 樋口和貞
※蒼魔刀
☆入江&樋口組が4度目の防衛に失敗。HARASHIMA&丸藤組が第62代王者となる


(試合終了後、入江は本部席の大槻ケンジさんに泣きながら謝罪した。
HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕らハラシマルフジ、タッグのベルト獲りました!」


(そこへディーノプロデューサーが「おめでとう!」とやってくると)
ディーノ「DDTらしさを味わってもらう(と言って次の挑戦者をディーノ、さらに呼び込んだ高木とアナウンス。さらに場所を9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」とアナウンスする。)」


丸藤「まずはみなさん今日はありがとう。次の相手、高木大社長と数年前に俺の唇を奪い損ねた男色さんだよな。ここまできたら俺はいいんだけど、俺の会社が何ていうか…」


(ディーノは本部席にいる内田会長を発見。)
ディーノ「そこにいるのは内田さんじゃないですか?」


高木「そんなNOAHさんとあろう方が大事な選手を路上プロレスをやらせるわけないって!」


内田「高木社長、男色さん、面白いじゃないですか! 今年のプロレスリングNOAHはガンガンチャンレジしますよ。まったく問題ないです」


ディーノ「ですって」丸藤「ちょっと待て! 会長やけにすんなり返事するじゃねえか。俺はプロレスキャリア19年、路上で受け身取るために19年間、練習してきたわけじゃねえんだ。でもな無茶苦茶面白いじゃねえか。こうなったらやってやるよ!」


ディーノ「OK、丸ちゃん、DDTへようこそ!(ディーノと高木は退場。)


HARASHIMA「工場でもなんでもやってやるさー!」


丸藤も「俺とHARASHIMA選手でDDTに新しい風を吹かせてやるさー!」


2人「鍛えてやるからだー!」


【HARASHIMA、丸藤の話】
丸藤「よっしゃー!」


HARASHIMA「タッグのベルト獲りましたよ!」


ーーまず対戦した入江&樋口組はいかがだったでしょうか。
HARASHIMA「僕はもう何度も対戦しているし、彼らの力強さ、プロレスの巧さ、強さ、勢い、全部分かっているんで。はい、今日も相変わらず強かったです!」


丸藤「本当に素晴らしい選手ですね。あんま別に対戦相手のことを褒めるうんぬんじゃないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、日本のプロレス界にとっても、このDDTさんだけじゃなくて本当に宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、何ならシングルでもやってみても面白いんじゃないかと思います。」


ーー改めて丸藤選手とのタッグはいかがでしたか?
HARASHIMA「いやぁ、もう心強いし…楽しかったです!」


丸藤「やりながらワクワクしましたね!」


HARASHIMA「よかったです!」


ーー早速、DDTの全権を握って防衛戦として、高木&ディーノと工場プロレスでやるということを言われましたが。
HARASHIMA「僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験しているし。そういうところはすごく僕は楽しみで、そういうところでタッグタイトルが出来るというのが、いま今日の試合以上にもっともっとワクワクしています!」


ーー丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思うのですが。
丸藤「未体験ですね! 工場なんて見学しかしたことないし。働くか見学するところだと思っているんでね。まあでもうちの会長がやけにスンナリ面白いとかやるとか言っちゃったから(苦笑)。」


HARASHIMA「そうですね。よかったですぉ。」


丸藤「まだノアの会長になってから(月日が)浅いんでね。何でもかんでもやろうっていう姿勢はすごいと思うんですけど、やるのはこっちですからね!」


HARASHIMA「ハハハハハハ。」


丸藤「でもリング上でHARASHIMA選手が「やりましょう」って言っていたし、お客さんの声が一番だと思うので、別に俺も変に格好付ける必要ないと思うし、どんどんやらせてもらいます。」


ーー対戦相手が高木&ディーノという、まさにDDTを象徴する二人なんですけど。
丸藤「工場でその二人と試合したあとの風景も、また楽しみなので。1回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思います。」


ーーHARASHIMA選手として何度もやっている相手ですが、ディーノ選手が全権を握ってDDTも変わろうとしている中、この二人と対戦するわけですが。
HARASHIMA「もうこれは新しいDDTが始まるのかなと、ちょっとワクワクしますね。」


【入江、樋口の話】
樋口「すみません。入江さん、すみませんでした。」


入江「いや違うよ。僕が悪いよ。」


樋口「すみません。」


入江「樋口が勝って、ほとんど樋口が防衛してきたベルトを今度は自分が落としてしまって。しかも今日は大槻(ケンヂ)さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けてはいけないのに。僕、本当に樋口がずっと守ってきてくれたベルトを、僕が落としてしまって。」


樋口「違います! 違いますよ。」


入江「僕はもう……まだまだまだまだこれじゃダメだ。僕はもっともっともっともっと上を目指すから。樋口はどうするか分からないけど、僕はもっともっと上を目指していくから。それがどんなやり方か分からない。それはもう僕のやり方でいく! まだまだここで止まらない。まだまだ上に行く。それだけですよ。」


樋口「入江さんが自分のせいとか言ってるけど、そんなことは全然ないんです! タッグは組んでタッグじゃないですか。今日の負けでベルトを落とした敗因は自分にもあるんで。全然入江さんだけのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日は本当にすみませんでした。」


入江「謝るなよ。」


樋口「いやいや。謝らせてください! ただ本当にすみませんでした。ただ入江さんとのタッグは、本当にすごい勉強になったし、入江さんは何か違う形なのかもしれないですけど、自分も自分で上を目指していくんで。」


入江「僕は正直、樋口とタッグを組むまでは生意気な後輩だと思っていたけど、いまはもう一緒にチームを組んでくれて感謝しかないよ。ありがとう!」


樋口「そんなことないです。入江さん、自分のほうこそありがとうございました!(入江と握手)」


入江「アメリカ風に言わせてくれ。アイラブユー。」


樋口「センキュー!」 


◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第61代王者]○竹下幸之介(29分2秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスほールド)[挑戦者]×遠藤哲哉
☆竹下が7度目の防衛に成功


(試合終了後)
竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました! 今日でスーパーアリーナでベルト奪取してから7度目の防衛に成功しました。DDTの選手、みんなこのベルトに懸ける思いが強いので毎回厳しい闘いが続いていますけど、僕は負けません! 負けたくないし、負けられないし、僕は勝ち続ける運命にいると勝手に思ってるんで、僕が必ずこのベルトを…」


(ここでディーノプロデューサーが登場)
ディーノ「次の防衛戦の話です。私思いました。タケちゃん、やりたい人いる?」


竹下「例えば」


ディーノ「黙れ! 決めるのは私よ! もう舞台は用意してあります。9月24日後楽園で防衛してもらいます。挑戦者も決めているの。DDTのシングルのベルトを持ってる人を当てようと思っています。この男です」


(登場したのはインディージュニア王者の大家。)
ディーノ「タケちゃん、私思うんですよ。タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦をやっている。このベルトを懸けさせようと思っているんですよ」


竹下「このベルトとこのベルトを懸けて統一戦やりましょうしょ!」


ディーノ「はぁ? 誰がシングルマッチって言いました? DDTにベルトを持ってるのは一人じゃない。佐々木大輔聞いてんでしょ? おいで(佐々木が現れる)3本のベルトを懸けてやってもらいます」


佐々木「おい、俺はテメエの指図は受けねえぞ」


ディーノ「黙れ! やるんだよ! これは決定事項です」


大家「このインディーいち強い大家健が負けるわけねえだろ! テメエらぶっ潰して俺がプロレスをメジャースポーツにするぞ! ガンバレ、俺!」


ディーノ「ですって」


竹下「DDTの若い衆、えっさっさこれぐらいやれよ! やるよ!」


佐々木「竹下、テメエはテツヤのカタキだ。やってやるよ。健、オマエみたいな素人が入れんのか?」


大家「素人だろうがチャンピオンなんだよ!」


ディーノ「素人は認めんだな(大家とディーノは退場。)


竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。でも大家さんは後楽園の前にあのタイトルマッチがあるんで、失ったらどうするんですかね? 誰が相手でも必ずぶっ倒して守ります。約5年前に日本武道館でこの8月、ガリガリの17歳がデビューして、今22歳、両国のメインを締めます。僕はもっともっと心も体もビッグに、このDDTをもっともっとデカくします。だから黙ってDDT、竹下幸之介についてこーい!」


【竹下の話】
竹下「大家さんはすごいですね。僕、歳20ぐらい違うんですよ。まああんな40歳にはなりたくないですよね。」


ーーまず遠藤選手とのタイトルマッチはいかがだったでしょうか。
竹下「うーん……まあ終わってみたら、結果論、僕がこうやって防衛しましたけど、何なんでしょうね。やっている僕はとにかく毎回同じですよ。引き分けしようと思って試合するレスラーはいないので。この間も勝ちにいった結果、決めきれなくて60分(フルタイムドローに)なりましたけど。この両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないっていう気持ちは僕のほうが上回ったかなと。その結果がこのベルトかなっていう。で、僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく(対戦したくない)。よっぽどこういうトーナメントで優勝したとか、こういう理由がなければ、もうしばらくはやりたくないですよね。ずっと言ってますけどね。だからそれは遠藤さんも分かっていたと思うので。だから本気でこのベルトを獲りにきたと思うけど、ちょっと僕のほうが勝ちたい気持ちが上回りました。」


ーー試合後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、次のタイトルマッチはEXTREME級王者の佐々木選手と、インディペンデントジュニア王者の大家選手、三人でタイトルマッチをするように言われましたが。
竹下「僕としてはそれは統一戦という形になると、防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数っていうのを重ねたいし。プラスほかのベルトも巻いていきたいっていう気持ち、すごいあります。あんな男色ディーノ政権、本当に「攻める」「攻める」と言うなら、僕も攻めたい気持ちありますよ! 僕はいまだにこれだけ両国のメインとかやっても、両国がイケイケになったとかっていうのは、僕は2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋(弘至)選手との試合で。僕はイケイケになったっていうのはもう終わりなので。ここからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は井の中の蛙だと思っているんで。いろんな団体に出たいし、極論、DDTはこれだけブランドがあるんだから! DNAはもっともっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は…ガンバレ☆クライマックス公式戦、僕は全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにも僕は上がりたいし。もっと欲を言えば、東京女子にもいつかはね。それぐらいの貪欲さでいきたいですね。いまプロレス楽しいし、すごい充実してる。けど、僕にはまだまだ足りないものがある。でもその足りないものは、いまのDDTにはない。僕に勝てると思う選手も、僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを。」


ーーある意味、プロデューサーとなった男色ディーノ選手に、いまの竹下幸之介をどう使ってくれるんだと逆要求するような感じですか。
竹下「そうですね。だから別にKO-D無差別級王者として…それは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ。次、路上でのタイトルマッチが決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛していれば、丸藤選手とも絡みたいと思うし。行く行くはシングルもやりたい気持ちありますよ、やっぱりそれは。だからそういうところに貪欲にいきたいですよね。だから僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります! そういうチャンピオンロードを歩いていきたい。」


ーー大家選手と佐々木選手、自分の中ではどちらが要注意だと思っていますか。
竹下「まあ問答無用で佐々木選手ですね(苦笑)。佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあほぼ僕が勝つ可能性が高いと思います。80%ぐらい。大家さんに関してはもう150%ぐらいで僕が勝つんで。負ける要素がなさ過ぎる。でも、そういう選手と闘うことによって得るものって、僕はあると思っているので。そこを大家さんから吸収しつつ、佐々木さんといい試合をしたいと思います。」 


【遠藤の話】
ーーものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました。
遠藤「見ただろ? アイツつえーんだよ。バケモノだよ、バケモノ! もう団体の中では止められる人間……佐々木大輔様しかいないんじゃないか。挑戦表明してたんでしょ? 俺に出来ないことでもあの人は実現させるから。あー、キツイ……。とにかくしんどい。ああ……情けないなぁ! あんなデッカイこと言って、この結果。本当に今日の試合は、俺の弱いところが全部出た。そんな試合だった。もうリングに上がったら、信じられるものが自分しかいないから。本当に俺の心が弱かった、それだけ。以上。」


【佐々木の話】
佐々木「おいお前、俺が負けて坊主になると思ってただろ?」


ーーそんなことはないですよ。
佐々木「俺もな、坊主になって、タクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を観に行こうと思ってたんだよ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?」


ーーそうですね。
佐々木「そうだろ? よし!」


ーー改めて彰人選手はいかがでしたか。
佐々木「うーん……たぶんやっぱね、心のどこからで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないかと。横を刈ってるし。俺、横を刈ってないから! その違いが出たのかなと。」


ーーメイン終了後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、EXTREME級王者としてKO-D無差別級王座を防衛した竹下選手、インディペンデントジュニア王者の大家選手の三人でタイトルマッチを行うことは決定事項だと言われましたが。
佐々木「まあ男色ディーノの言うこと……あいつは権力を持ったかもしれないけど、その権力を俺が奪い取ってもいい。ただ竹下! あいつだけは許さない。テツヤの仇。あともう一人、素人・大家健、あいつには興味ないよ。」


【大家の話】
大家「オイ! オラ、オイ! ベルト、今年一本獲ったと思ったら、また一本チャンスが巡ってきたぞオイ! 何だオイ! 佐々木大輔、30歳ぐらいだろテメー! 10歳も年下のクセに素人呼ばわりするんじゃねぇよ! 俺はお前、何年目だと思ってんだオイ! 多少失踪したり、ケガしたりして、欠場したりしてるけどオイ! プロレス界に入ってからだったら17年くらい経っ……いや、オイ! リングで受け身取り始めてからは20年以上経ってんだよ。素人だ? ふざけんじゃねぇ! 玄人だ! 玄人中の玄人だよお前! 玄人中の玄人が(テーブルを叩きながら)プロレスをメジャースポーツにするって言ってんだろうが! だから! だから! だから! いまプロレス界に現存するベルト、俺が全部総獲りだ、総獲り! 総獲りしてやってよ、男色ディーノが決めたとか何とだとか、そんなことはまったう関係ない! チャンスがあれば獲りに行くぜ! 誰が相手だって俺は獲りにいくぞ! オイ! 9月24日はみんな俺が負けると思ってんだろ、お前ら! みんな負けると思って! オイ! お前は負けると思ってんだろ?」


ーー24日はともかく(9月)21日にも防衛戦がありますよね?
大家「ああ、あるな。あるな。……21日、俺が負けると思ってんのかオイ! そうじゃねぇだろ。だったらいいじゃねぇか別に! このベルト……21日に確かに懸けたけど、防衛戦は関係ねぇだろお前! なあ? 9月24日! DDT後楽園ホール大会で俺は! ベルトをもう一本獲ってやるよお前! なあ? お前ら見ておけよ! そしてな、プロレスのレベルが(つま先辺りまで手を下げて)これくらいから(手の位置を上げていって)ドンドンドンと……メジャースポーツになります。野球? プロ野球? ふざけんな! アメリカンフットボール、ふざけるな! オリンピックな! プロレスはな、オリンピックを今年中に越えます! 俺が越えさせてみせますぅ! 以上!(テーブルを叩く)」


【男色ディーノプロデューサーの展望】
ディーノ「どーもー。あ、すみません。初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくし、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノと言います。どうぞよろしくー。何かありますか? 質問には答えますよ。」


ーー試合後、「見ていれば分かる」と言ってましたが、プロデューサーとして早速決めたことがチャンピオン同士の三つ巴の争いだったと。このタイトルマッチは三本のベルトが懸けられるのか、それとも……。
ディーノ「うーん、まあ私も思いつきで言っちゃった部分があって。まあ決定まではこぎ着けたので、ここからどうしようかなーって思っていて。どうしようかなー、何が面白いかなぁ。ただね大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから。大家さんが2回勝つことはたぶんないと思う。だからそこら辺はちょっと条件を考えて、明日また会見で決まったことはまた発表しようと思うんだけど、まあ今晩、私は枕元ですごく夢想して。いろいろ。何が一番起こり得ないことが起こるんだろうなと考えて、その結果を明日発表させていただきますよ。」


ーータッグタイトルのほうでも、ご自身と高木選手のタッグで……。
ディーノ「これはごめんなさい。私のちょっと私情が入っちゃった部分もあるんだけど、権力を持ったら真っ先に自分のために使おうって決めていたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかで丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもアレだなぁと思ってね。DDTを本当にお腹いっぱい味わっていただこうかと思って、路上プロレスという場を用意致しました。DDTならではのフルコースでございます! どうでしょうか?」


ーー竹下選手から「いまDDTの中で自分に勝てる相手はいないと思うので、プロデューサーになったディーノ選手に攻める方向で使ってほしい」というようなことを言ってましたが。
ディーノ「うーん、舐めてるねぇ! 私に言わせりゃまだまだ舐めているね。はぁー、強いだけで勝てちゃうと思っちゃうだねぇ。そっか、そっか。まあまあまあ、いいですよ彼のその若さもね、人間のひとつの通過点ですから。彼はここからプロレスの奥深さを…本人分かってるつもりでいるかもしれない。いろんなプロレスを見ているかもしれない。でも味わうことは違うよっていうことを、大人として教えてあげなきゃなぁと思っておりますよぉ。ちょっとね、ハッキリ言うと舐めてますね! まだプロレスを。」


ーー鶴見亜門GMが「まだGMを辞めない」と言ってましたが。
ディーノ「え? ちょっとごめんなさい。誰のことですか?」


ーー鶴見亜門…元? GM?
ディーノ「ああ、何か聞いたことあるな。あれ? ちょっとごめんなさい。確かに昔、そういう人がいたかなとは思うんだけど、ちょっと記憶にないです。ごめんなさい。」


 DDT年に1度の両国大会、第6試合では高木が勝利すればディーノが結婚、ディーノがDDT全権委譲されるディーノの運命やDDTの命運を決まる試合は、時間差で互いに持ち合った公認凶器が使用されるルールで行われ、まずDDTには珍しい有刺鉄線バットが持ち込まれ、高木が一撃を狙うが、奪ったディーノが逆に一撃、次に有刺鉄線電気マッサージ機が持ち込まれ、ディーノが有刺鉄線電マ機を高木の尻に突っ込み、ケツ掘りと先手を奪う。
 劣勢の高木だったが、次に持ち込まれたのは拡大コピーで張り出されていた婚姻届ボード、高木はイスをセットして婚姻届ボードを置くと、その上にボディースラムで投げ、ダウンしているディーノ脳でを掴んで婚姻届にサインさせるが、ディーノの負けじと高木愛用の高級時計を公認凶器として持ち込まれ、イスの上に高級時計を置いて有刺鉄線バットでの殴打と高木に精神的ダメージを与える。
 次に登場したのはケンドー・カシンと百田光雄&力親子、3人は朝6時半から国技館前での早朝プロレスを訴えていたが、国技館側に怒られてしまい却下されていた。3人が試合に加わるとカシンがフェアリー日本橋から奪った魔法のステッキで高木を飛ばし、力のセイバーチョップも高木に命中させるなど試合を大混乱に陥れる。
 次に登場した公認凶器は楽しんごを中心としたオネエ軍団が登場するが、カシンに迫ったためカシンは困惑、カシンは木曽レフェリーを生贄に差し出し、木曽レフェリーはオネエ軍団の餌食にされると、この時点でカシンvs百田親子は無効試合とされ、カシンは8・27全日本プロレス両国での決着戦を訴えて3人は退場する。
 次に登場したのは高木の公認凶器のマッチョ29も、オネエ軍団の餌食にされて逃げてしまい、まったく役に立たず、この間にディーノが地獄門を狙いにコーナーも高木がカンチョー攻撃で阻止するが、ここで公認凶器として映像が流れ、高木がロフトワンでのトークショーでテキーラを飲んで酔ってしまい、全裸になった姿が晒されると高木は精神的にダメージを負い、ディーノはあてがいを炸裂させ、ホモイェから男色ドライバーで突き刺す。
 そこで次の公認凶器として登場するのはディーノの母である八重子さん、まさかの母の登場にうろたえるディーノに八重子さんはリップロップで捕らえ、これを逃さなかった高木が丸め込み、クローズラインからシットダウンひまわりボムと畳み掛けると、今度は公認凶器として高木夫人である加代子夫人が戦闘モードで登場、まさかの夫人登場にうろたえる高木にビンタを放った加代子夫人はムーンサルトプレスを投下すると、最後はディーノがゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪い、ディーノが勝利を収めた。
 試合後に高木が経営、ディーノが現場責任者という新体制が発表されたが、ディーノが「現在のDDTはストロングポイントを消した流れになっているんじゃないのかと、もうちょっと自由にバカバカしいことをやっていん、それでこそヨソから怒られることをやってもいいんじゃないかって思ったりしているのよね」と週刊プロレスで発言してきたが、確かに共感する部分がある。現在のテレビが視聴者の見る眼が厳しくなったことで、自由に出来なくなり面白さが半減、またプロレス界もそういった声に対してぼんやりとした不安を抱えている。「DDTは漫画雑誌であれ」とディーノが発言したとおり、漫画雑誌もギャグあり恋愛ありシリアスがありといろんなジャンルがあって当たり前で、最近のDDTは笑いの要素も薄れつつあることも事実だった。
 自分的にはDDTはシリアスさもいいけど、もっとやんちゃをしてもいいと思うし、それを一切消し去ってしまってはDDTらしさも消えてしまうのではという危機感、高木も社長として現実と向き合いながら考えていたはず、そこで長年DDTに在籍しているディーノに現場責任者としてDDTを託された、ディーノ革命によってDDTの流れはどう変わって行くのか、現在のDDTに求められるのはチャレンジするという攻めなだけにじっくり見定めたいと思う。なお鶴見亜門GMはディーノと二人三脚でDDTを支えていくとアピールしたが、高木社長によって強制解任され、今林広報に降格となった。
 
 敗者髪切りマッチとして行われたDDT EXTREAM選手権は場外へエスケープしリングインした佐々木に、彰人が膝への低空ドロップキックを放って足攻めを狙うが、佐々木はコーナーへのフラップジャックから首攻めを展開、ノーDQルールを生かして彰人の首にイスをかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってから首筋めがけてフライングラリアットと反撃するが、イスの上へのネックブリーカー狙いは逃れた彰人がイスの上へのニークラッシャーで反撃、ロープに固定してのクロス式ドラゴンスクリューから脚横須賀狙いは佐々木が逃れてドロップキック、佐々木がラダーをセットし昇るが、彰人がラダー越しでのドラゴンスクリュー、脚がラダーに引っかかると彰人がイスで殴打するなど足攻めで形成を逆転させる。
 しかしあくまでノーDQルールを活用する佐々木は急所蹴りの連打からイスをフルスイング、場外に逃れた彰人に佐々木がトペスイシーダを炸裂させ、佐々木はポーリーに彰人をイスを座らせるとラダーをロープ越しにセット、ラダー上からダイビングエルボーアタックを発射するが、リングに戻ると佐々木はラダーの上に彰人を寝かせてダイビングエルボーを投下するが自爆すると、彰人はラダーをコーナーにセットし、コーナーのラダーめがけて筋肉大移動で佐々木は両膝を強打したところで彰人が足四の字で捕獲、、プッシュアップバーでの殴打で脱出した佐々木はNOW OR NEVERから彰人をラダーで挟んでダイビングエルボーWITHイスを投下、テーブルも投入して佐々木はラダー上からのダイビングエルボー狙いは彰人が起きてテーブルで殴打して阻止、彰人はテーブル貫通足横須賀を敢行、スコーピオンでスロックで捕獲で捕獲、ポーリーの介入も佐々木のイスが誤爆してしまう。
 これで彰人の流れになるかと思われたが、彰人はイスの上への足横須賀を狙うと、佐々木がDDTで切り返してからギターショットで一撃してから、ミスティカ式クロスフェースWITHイスで彰人がギブアップで佐々木が防衛、敗れた彰人はバリカンでバラモンカットとされたがエンディングでは丸坊主となっていた。


 メインの竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権はヘッドロックで捕らえる遠藤に竹下がいきなり高角度でのバックドロップで投げ、場外に逃れた遠藤にノータッチトペを炸裂させてから、エプロン角めがけてのブレーンバスターで投げ、遠藤の腰に大ダメージを与える。
 腰攻めで竹下が先手を奪ったが、遠藤はハンドスプリングキックでエプロンの竹下を場外へ落とし、場外マットを剥がしてのボディースラムを敢行してから、リングに戻すと串刺しを狙う遠藤を両足で竹下がコーナーに座って迎撃を狙うが、遠藤は足をキャッチして引っ張り落とし、竹下はコーナーに首を直撃させると、これを逃さなかった遠藤が首攻めを展開、竹下はエルボーを狙うが首の痛みで放つことが出来ずも、遠藤は突進は竹下がスロイダーで投げる。
 ロープワークの攻防で竹下が場外へ落ちると、遠藤はトペを狙うがリングに素早く戻った竹下がミサイルキック、ハンドスプリングもバッククラッカーで迎撃、竹下は串刺し逆水平も遠藤がドロップキックで迎撃し場外の竹下にプエロ・デ・アギラを発射、竹下は首を押さえてうずくまる。
 リングに竹下を戻すと遠藤は串刺しエルボーからブレーンバスター、その場飛びシューティングスターと攻勢をかけ、エルボー合戦と竹下がフランケンシュタイナー、ブルーサンダー狙いを河津落としで切り返した遠藤は変形ストラングルホールドで捕獲、トーチャラックボム狙いは竹下が堪えてブルーサンダー狙いは遠藤が膝で阻止、だが竹下が強引にブルーサンダーを決め、パワーボム狙いは遠藤がリバースする。
 竹下とジャーマンで投げるが、遠藤が着地してのジャーマンも竹下が着地してニーを炸裂させ、両者ダウン、起き上がった竹下はハイアングルでの投げ放しパワーボム、ドラゴンスープレックスから突進は遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイで迎撃し、遠藤がコーナーも竹下はトップロープからの雪崩式ブレーンバスター投げ、串刺しを狙う竹下を迎撃した遠藤はコーナーも、竹下がキャッチしてケニー・オメガの人でなしドライバーで突き刺し、ジャーマン狙いは遠藤が抵抗し、竹下は遠藤をヒップトスで花道へ出すと、花道でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、切り返した遠藤が逆に突き刺し竹下に大ダメージを与える。
 リングに戻った遠藤はスワンダイブ式のフォアアームから垂直落下式ブレーンバスター、シューティングスタープレスで勝負に出るが、竹下は顔面への剣山で迎撃し、竹下は串刺しビックブーツから投げ放しジャーマンもユルゲンラリアット狙いは遠藤のラリアットが先に命中、遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsからシューティングスタープレスを投下するが、竹下はカウント2でキックアウトする。
 遠藤はスカイツイスタープレスを狙いにコーナーへ向かうが、竹下がすがりついて離さず、遠藤は中指立てる竹下にトーチャーラックボム狙いは竹下がスリーパーで捕獲、竹下がエルボーから突進も遠藤がハンドスプリングレッグラリアットからトーチャーラックボムで叩きつけ、再度スカイツイスタープレスを狙いにコーナー昇るが、竹下が雪崩式ジャーマンで投げユルゲンラリアット、ビックブーツの連打からジャーマン、クロスアームジャーマンスープレックスで竹下が3カウントを奪い王座を防衛となった。
 4月29日の対戦では引き分けで遠藤があと一歩まで迫りながらも竹下には勝てなかったが、今回の試合では遠藤が何歩先に進んでも、竹下がその十歩も先に進めてしまったということを示した試合。最後のフィニッシュはクロスアームだったが、竹下にはまだまだ開いてない引き出しがあり、遠藤はその引き出しを開ききることは出来なかった。遠藤にしてみれば追いついたと思っていたが、いつの間にか竹下に突き放されていたという現実を突きつけられる結果となった。エンドロールには佐々木やポーリーのDAMATIONのメンバーは登場しても遠藤は姿を見せず、遠藤にしてみれば大舞台で竹下に煮え湯を飲まされたという悔しさが残ったのではないだろうか・・・


 試合終了後にはディーノプロデューサーの指名で9月26日の後楽園では竹下のKO-D、佐々木のEXTREAM、そして第2試合で10人タッグ王座を奪取した大家の保持するインディベンデントワールドジュニア王座をかけられた3WAY戦を開催することを発表、一発勝負に強い大家だけでなく、インサイドワークに長ける佐々木も相手にする竹下に新たなる試練が降される。


 セミのタッグ選手権は序盤こそ挑戦者組が連係を見せるが、王者組はHARASHIMAを捕らえ挑戦者組を分断、交代を受けた丸藤も樋口相手に鞭のようにしなる逆水平を放っていくが、樋口の逆水平に打ち返されてしまい、王者組は丸藤を捕らえるも、丸藤は見えない角度からのトラースキックを入江に放つと、交代を受けたHARASHIMAが入江にスワンダイブ式ボディープレスで続きミドルキック、ファルコンアロー、ハイキックからリバースフランケンと攻勢に出るが、蒼魔刀狙いはかわされたところで樋口が後頭部ラリアットを喰らってしまう。
 勝負に出た王者組はHARASHIMAに合体チョークスラムを決め、樋口がぶちかましから入江がキャノンボールも、突進はHARASHIMAが延髄斬りからその場飛び蒼魔刀で迎撃すると、丸藤が入り樋口に虎王が炸裂し、入江のエルボーでダウンするHARASHIMAを丸藤がHARASHIMAを踏み台にしての虎王を炸裂させると、最後は丸藤の不知火からHARASHIMAが蒼魔刀で3カウント王座奪取。
 試合後にはディーノと高木のDDT重鎮コンビが挑戦に名乗りを挙げると、場所日時は9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」、試合形式も路上プロレスとされ、丸藤は内田会長に了解を求めると、内田会長も大乗り気となって決定となった。
 相手が重鎮コンビで試合形式も工場での路上プロレス、丸藤にとっても未知の領域だけに自分らも興味がそそってしまう。


 最後にDDTは1月から初めてシングル総当りリーグ戦の開催も決定、ディーノの言葉通り攻めの姿勢を見せる、ディーノ現場責任者体制となったDDTはどう変わるのか、楽しみである。

竹田が10年越しでデスマッチ王座奪取!大地はストロング王座初挑戦も完敗!

8月19日 大日本プロレス「Death ManiaⅤ」愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会 467人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○橋本和樹 塚本拓海(9分43秒 三脚巴)関札皓太 ×青木優也


◇第2試合◇
▼20分1本
河上隆一 高井憲吾 ○宇藤純久(9分39秒 片エビ固め)浜亮太 中之上靖文 ×菊田一美
※リバース・タイガードライバー


◇第3試合◇
▼ハードコアタッグマッチ/20分1本
グレート小鹿 ○アブドーラ・小林(9分26秒 逆エビ固め)星野勘九郎 佐久田俊行


◇第4試合◇
▼ハンサムvsイケメン/30分1本
吉野達彦 ○野村卓矢(13分16秒 横入り式エビ固め)男色ディーノ ×植木嵩行


◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 ○藤田ミノル(12分30秒 変形首固め<仮>)×"黒天使"沼澤邪鬼 宮本裕向


◇第6試合◇
▼30分1本
○関本大介 KENSO(17分7秒 片エビ固め)×岡林裕二 神谷英慶
※ファイヤーハンマー


◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(14分21秒 片エビ固め)[挑戦者]×橋本大地
※ダブルアームスープレックス
☆鈴木が4度目の王座防衛に成功


【鈴木の話】「(大地は)両国の時に思った通りの気持ちがあって。アイツは技がきれいというか、的確に打ち抜いて蹴ってくるんでそれはよかったですね。ただ、物理的なことですよ。物理的なこととして、全体的にもう少し軽いです。あれがあと5キロ…やっぱ体重って武器になりますから。重かったら蹴りもエルボーも全部一回り(強くなる)。5キロってかなりのパワーアップなので。そこで勝ちましたよ、僕は。心技体の“体”ですね。まだ僕のほうが“体”が優れていたと。


(正面から来たシャイニングは強烈だった?)ああ、だからそこに重さが乗ってれば取れたかもしれないですよね。でも、シングルでじっくりやって、最初でこのぐらいの重さとわかったので。食らったとしても、返すぞという気持ちを、心を持ってたので返せましたね。


(致命的なものは感じなかった?)いやいや、致命的ですよ。致命的ですけど、最後の最後のところで…まあ、物理的なものですよね。でも、これも才能の一つで努力の一つですから。大日本にはそういう人がいますからね。努力で駆け上がっていった人たちが。ちょっと前にアイツの近くいたヤツも、いまじゃものすごい体になってるし、そこでしょうね。でも、まだまだ負けないですよ。関本、岡林、神谷、河上に勝って、負けないです、大地には。もちろんその先も負けないです。僕がベルトをずっと持って歩いて。つまらないかもしれないですけど、それが僕には心地いいのでもっとつまらなくします。


(今後の防衛戦は)タッグリーグが始まるので、そこを彼らが…彼らというのは、僕に負けた人たちが敗者復活戦をタッグですけどやって、いかにチャンピオンにアピールできるかじゃないですかね。現状で誰とやれというのは僕には通用しないです。これは大日本プロレスという会社が言ってきても、誰か挑戦者が出てきても僕は認めないです。いったんちょっと待てと、そういう気持ちです」


【大地の話】「正直、試合に関してはなんもない。なんもないですよ…。自分がホントに情けなくてしょうがない…。それ以上の何もでないし。強くなってきたつもりでいたし。大神としても、個人としてもね。けど、そんなに現実は甘くなかったし。これ以上なんもしゃべることもないし。自分を見直す期間かな。個人としてもいまやってる大神としても。あとちょっとしたらタッグリーグだって始まるし。俺一人できょう負けて取れなくて、神谷の足手まといにもなりたくないし、しっかり見直すよ。あと、個人的な意見で一つ言うなら、鈴木秀樹がベルトを持ってようが持ってなかろうが、個人的にもう一度シングルマッチをしたいです。いまじゃなくていいし、もうちょっとちゃんと鍛えて出直してくるんで。そのときにまた、鈴木秀樹とシングルマッチをやりたいです。きょうの負けをネガティブにとらえないで、明日に向かう一歩としてやっていきます。ホントすいませんでした、取れなくって。


(これが初挑戦だったが、ベルトはまだ遠かった?)試合中は何回も届こうと思ってて、いけるだろうと何回も思った場面あったし。けど、届かなかった。神谷はすごいところまでいったと思うよ。だから、年末までに最侠タッグが始まるまでに、アイツの足手まといにならないように。俺、たぶんアイツと組むからさ。何もなければ。いや、俺が組みたいと思ってるから。このままで終わらせないし、何かしら次のステップにもいきたいから。だから、俺はしっかり鍛えてきます」


◇第8試合◇
▼BJW認定世界デスマッチヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○竹田誠志(14分8秒 片エビ固め)[第35代王者]×高橋匡哉
※リバースUクラッシュ
☆高橋が3度目の防衛に失敗、竹田が第36代目王者となる


(試合終了後)
竹田「高橋、血だらけだな。こんだけ血が出てんのに、俺は物足りねえ…と、言いたいところだけど、高橋! さんざんオマエのこと言ってたけど、正直きょうは楽しかったよ。でも、まだまだ、オマエに負けるつもりも、負けてやろうとも、そんなこともまったく思ってねえんだよ。いいか、俺がこのベルトを巻くまでに約10年間、かかった(場内は拍手)。いや、拍手するところじゃないでしょ。もう3年も4年も5年もおせえんだよ。そんななかチャンピオン張ってメイン締めてきたオマエは、すごいと思う! でも、きょう勝ったのは俺が築いてきた、負け続けてきた10年間の証だ。これが、実になって、最終的にこの名古屋で爆発したんだよ。このベルト、このタイミングで巻くのは、正直、俺のなかでは複雑だけど、でも、巻いたからには! 大日本のリング、俺が引っ張ってってやるよ! またやろう!!」


高橋「悔しい…悔しいよ! でもな、最高に楽しかった。きょうの負けは、認めてやる。こんなんで俺が諦めると思うな! 大日本プロレス所属として、また俺がオマエのベルトを絶対取り返してやるからな! こんなんで諦めねえぞ! もっともっと狂ったデスマッチやってやるよ。その時は、ぜってえてめえ沈めてやるからな。覚悟しとけ! それまで防衛して待ってろコノヤロー!」


竹田「いいね、高橋。俺はオマエの足りないことってそこだと思ってたからよ。その悔しさ、これからもずっとぶつけてこい、コノヤロー。最終的に防衛し続けて、オマエとやってやるから。楽しみにしとけよ。きょうはありがとう!(高橋は退場)名古屋のみなさん、ありがとうございました!(場内竹田コール)ありがとうございます。あーだこーだ、このタイトルマッチ決まった時は言ってきたけど、俺だって小さい頃、中学生からこの大日本プロレスを見続けて、そしてこの大日本プロレスに、9年10年上がり続けて、このベルトは目標だったし、ほしかったベルトだ。でも、ここ2、3年、大日本の熱がなんかないと思ってた。そんな時に、めぐってきた、このベルトのチャンス。俺が、俺がこのベルトを持って大日本プロレスを、そして全国を竹田色に染めてやるから! オマエら、また見に来い! きょうはありがとうございました!」


【竹田の話】「高橋、あんだけさんざんコケにしたけど、正直きょう意地見せたというか、アイツのプライドも十分見えたから楽しかったよ。でも、まだまだ。アイツ5年目、6年目だろ? デスマッチやって4年ぐらいか。そんなヤツに俺が味わってきた苦しみを、一発でハネのけられちゃ困るんだよ。いいか、プライドだけは一丁前にもってんだ。でもこのベルト巻いたからには、俺が自由に好きにやらせてもらうから。高橋にはこの悔しさを忘れずに、もう一回やりましょうよ。もう一回。


(ベルトまで到達したが感慨は?)なんだろうね、複雑な気持ちですよ、正直。タイミング的に噛ませ犬って言ってきたけど、唐突に組まれて、なんの前哨戦も予感もなく組まれた試合だから。俺的にはタイトルマッチまでのモチベーションを無理やり作ってた気持ちだから。正直勝ったからって、正直タイトルマッチというよりは、普段の何気ない試合にすぎなかったんで、なんか複雑な気持ちです。でも、中学生とかその前から見てたベルトを巻いたというところでは、なんか一つの目標が叶ったのかな、というのはあります。


(いろいろ考えていたことがあると思うが、今後は)そうですね。正直高橋をあれだけ挑発してたのは、そういう悔しさとか、闘争心というのを。デスマッチというのは誰にでもできちゃいけないものだと思うし。それだけやるんだったら覚悟を持ってやらなきゃいけないものだと思ってるので。そういうのをアイツは忘れてたんじゃないかなって。俺が思うに、見てて。客観的に見て思ってたから。なんかきょうアイツのデスマッチ・スピリットというか、同じものを感じましたよ。だからその気持ちを忘れずにね、俺が持っているうちにまた挑戦するんだったら、いつでも相手になってやります。
(いまの大日本のデスマッチに何を取り戻したい?)デスマッチとストロングって対極のところにいるけど、結局は同じで。俺はここ(ハート)だと思ってるんで。ストロング、ストロングと言われてるからってデスマッチが前座じゃいけない。大日本はデスマッチの団体だと思って俺は上がっている。下の世代もそうですけど、全体がもっと牙を剥いて、やってやろうという気持ちでやれたらいいんじゃないですか」


【高橋の話】「悔しいよ、そりゃ悔しいよ、せっかくアブドーラ・小林から取って、やっと第五世代が盛り上がっていこうという時に、竹田誠志、分が悪いよね。いつも勝てない。悔しい。でも勝てないから終わりじゃないんだ。勝つまでやる、勝つまでやる。俺らは簡単に諦めない。アイツ以上に血みどろは諦めが悪いから。必ず取り返してやる! 最高にしんどかったけど、楽しかった。クソッ」


 今日は大日本プロレスを観戦するために1年ぶりに名古屋国際会議場を訪れた。昨年度は全日本プロレスの観戦だったが、今年は2年ぶりの大日本の名古屋大会の観戦となった。


 車で乗って2時間、今回はまだ夏休み中ということで出かける人が多く、鈴鹿や桑名あたりで渋滞に巻き込まれ、到着予定時刻30分オーバーでの到着となった。


 今回はデスマッチとストロングの両選手権が行われ、まずダブルメインイベントの第1試合では鈴木の保持するストロング王座に大地が挑戦、二人の対戦は4年ぶり、2015年6月27日のIGF愛知県体育館大会で行われた「GENOME-1 2015名古屋王者決定戦」 では3分で鈴木が勝利を収めている。大地は大日本に入団してから、なかなかストロング王座への挑戦には届かなかったが、鈴木との因縁の地・名古屋でやっと挑戦に漕ぎ着けた。
 試合開始後に手四つの構えにきたところで、大地が先手必勝とばかりにローキックから正面飛びドロップキックで奇襲をかけると、重たいミドルキックの連打を浴びせ、シャイニングウィザードはかわされるも、手四つからのグラウンドの攻防で大地が左腕へのハンマーロックで捕らえ、レッグロック狙いは鈴木が腕十字で切り返そうとするが、大地は首をねじ切るようなスリーパーで捕らえ、鈴木相手にグラウンドでリードを奪う。
 この流れを嫌ったのか鈴木がスタンディングに持ち込むと、ネックロックで捕らえ、大地の首をねじ切るかのように絞めあげると、首筋にもエルボーを落としネックブリーカーで首攻めを展開して大地は一気に失速するが、大地は延髄斬りからミドルキックの連打で流れ変え、串刺しニーの連打から、鈴木の胸板へのローキック、そしてコーナーへ昇るも、鈴木は雪崩式フロントスープレックスで投げる。
 鈴木はエルボースマッシュからダブルアームスープレックス狙いは、大地が堪えると、鈴木は小鹿スペシャル78で捕獲、大地のエルボーやミドル、鈴木のエルボースマッシュと打撃戦になると、大地のキックをキャッチした鈴木はキャプチュードを決め、フルネルソンで絞めあげたあとでのドラゴンスープレックスからダブルアームスープレックスを狙うが、大地はリバース、しかし鈴木がすぐさまスリーパーで捕獲し絞めあげ、キックで逃れた大地にワンハンドバックブリーカーを狙うも、大地は膝蹴りで逃れる。
 ここで勝負に出た大地はニールキック、後頭部へのシャイニングウィザード、ファルコンアローからシャイニングウィザード、DDTと畳み掛けると、ライジングDDTを狙うが、鈴木がジャーマンドライバーで切り返すとダブルアームスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。
 自分的には父である橋本真也もこの名古屋の地で初めてIWGPヘビー級王座を奪取したことで、親子二代でのシングル初戴冠に期待したが、現実は甘くはなかった。序盤までは大地がしっかりリードしていたが、鈴木は後手ながらも一気に抜き去っていった。しかし大地が敗れたことで現時点では挑戦者不在の状態、果たしてこの強いストロング王座に誰が挑むのか…


 メインのデスマッチ選手権は大日本に正式入団したばかりの高橋に竹田が挑戦、試合形式も蛍光灯+ガラスダブルボードデスマッチとされていたが、一枚のガラスには急遽決定したのか画鋲が仕込まれることになり、急遽製作されたせいなのかガラス板に接着剤らしきもので貼られている画鋲がぽとぽと落ち始める。
 挑戦者の竹田は蛍光灯束を持参して登場、両者はガラス板めがけて牽制し合い、そして蛍光灯を持ち合って殴打し合うと、競り勝った高橋が場外戦に持ち込み、イスで殴打、竹田は早くも流血、リングに戻っても高橋が蛍光灯で何度も殴打し先手を奪ったかに見えたが、竹田が蛍光灯を持った高橋に起死回生のスピアーを浴びせ、イスを使っての顔面整形攻撃からイスをセットしてガラスを設置し、その上へのエクスプロイダーを狙うが、下へ着地した高橋が竹田をパワーボムでガラスボードにクラッシュさせ、大暴走から蛍光灯櫓を作り、その上へのアトミックドロップで叩きつけようとする。
 必死で竹田が抵抗しするが、高橋が遂に蛍光灯櫓に竹田をクラッシュさせると、払い腰から、イスを並べて、その上にガラス画鋲ボードをセットしてジャックハマーを狙うが、竹田は逆にジャーマンで投げて画鋲ガラスボードにクラッシュさせると、バケツの中に片付けられている蛍光灯の破片を頭から被って気合を入れ、ロックボトムから大量の蛍光灯の上へのローリングセントーン、蛍光灯をセットしてのロッキンボ、ジャーマンと畳みかけた後で最後はリバースUクラッシュで3カウントを奪い王座を奪取した。
 竹田が試合後に初戴冠であることを明かしたが、FREEDOMSでのKING of FREEDOM WORLD王座は奪取しても、大日本のデスマッチ王座は意外にも初戴冠、大日本には10年にわたって参戦してきたがが、10年越しでやっと大日本でもデスマッチの頂点に立った。
 竹田は大日本のデスマッチを竹田カラーで染めあげると宣言したが、葛西純が認めるほどのクレージーなだけに、竹田が大日本のデスマッチを自分のカラーにどう染めあげていくのか期待したい。


 第3試合ではグレート小鹿が登場してアブドーラ・小林と組み、星野&佐久田とハードコアマッチで対戦も、星野組は奇襲から小鹿を捕らえ、小鹿の額をフォークでメッタ刺しにして流血に追い込む。
 再三窮地に立たされた小鹿はやっとアブ小に交代、アブ小は猛反撃し、蘇生した小鹿も佐久田にダブルアームスープレックスを決めるなどして援護、最後はアブ小が佐久田に逆エビ、小鹿が星野にコブラツイストの競演を披露し勝利を収める。


 第4試合では前日のSAMURAI TVバトルメンでも元井美貴さんを精神攻撃で圧勝し、翌日に高木三四郎との対戦を控えるDDTのディーノが登場し植木とコックポリスを結成して、野村&吉野のイケメンコンビと対戦。ディーノが試合前に二人を品定めしたことで野村が先発を嫌がって吉野が先発、コックポリスも植木が先発し、植木は吉野が30代であることを暴露しつつじっくり密着、吉野は野村に交代するとディーノが登場、ディーノは早くも野村を嬲り、野村は吉野に助けを求めるが、吉野は逃げ、嬲られつつも野村は押し付けるかのように吉野に代わると、吉野はディーノのケツ堀り、植木の胸毛ウォッシュ、ディーノからTバックやナイトメアの餌食にされる。
 交代した野村がディーノや植木に反撃し、吉野と共にディーノを捕らえにかかるが、ディーノが野村の股間を掴むと「掴み切れません」と叫び、野村に巨根疑惑が浮上する。そこで植木がピストルを奪って吉野と野村だけでなくディーノのホールドアップさせ、ディーノに地獄門の準備をするように命じる。
 まず吉野がディーノの地獄門の餌食にされると、植木はピストルをディーノの尻に突っ込み、銃口を野村の口に突っ込もうとするが、マック竹田レフェリーが制止に入って揉み合いとなり、銃口は吉野の口に突っ込まれ、吉野は真っ白な灰となってしまう。
 それでも植木はピンプジュースから、野村を抱えて地獄門へ突撃を狙うが、野村が逃れて植木が地獄門へ直撃、この隙を突いた野村が植木を丸め込んで勝利も、試合後にディーノが野村を襲い掛かり、野村は必死で逃げた。


 第6試合のタッグマッチは関本とKENSOの異色チームが神谷を捕らえ岡林組を分断、27日に世界タッグ王座決定戦に臨む関本もパートナー岡林相手にガンガンやりあう。
 終盤で岡林が関本をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、パワーボムを狙うが、関本が回転エビ固めで切り返すとラリアットからジャーマンで投げ、最後はKENSOの援護を得た関本がラリアットから小橋建太の最終必殺技であるリストクラッチ式バーニングハンマーことファイヤーハンマーで3カウントを奪い勝利。関本も世界タッグ王座を控えて新技を出してきた。

 

ドン・中矢・ニールセン

 前田日明との異種格闘技戦で激闘を演じたドン・中矢ニールセンさんが死去した、享年57歳。ニールセンさんは17日発売の「逆説のプロレス」でインタビューに答えたばかりだった。


 ニールセンさんの初来日は1986年10月9日、新日本プロレスで開催された「INOKI 闘魂 LIVE」で前田と異種格闘技戦で対戦、前田も1ヶ月前のオファーだったこともあって準備期間が少なく、新日本側に不信感を抱いている中でニールセンと対戦、ニールセンの打撃を喰らった前田はダウンするなど窮地に立たされるが、前田は逆片エビ固めでタップを奪い勝利、敗れたニールセンも高く評価され、またメインだったアントニオ猪木vsレオン・スピンクスの異種格闘技戦が大凡戦に終わったことで、なおさら前田vsニールセンが際立ちファンからの評価を受けた。


 その後新日本マットに1988年に2度参戦し山田恵一、藤原喜明相手に異種格闘技戦を行い勝利を収めるが、肝心のキックでは1989年にケビン・ローズ、ロブ・カーマンに敗れて2連敗を喫し、K-1所属だった佐竹雅昭のキックデビュー戦の相手を務めるが1RKO負け、K-1にも参戦して佐竹と再戦するがまたしても1RKO負けを喫し、藤原組に参戦して藤原と再戦してレフェリーストップで勝利を収めるが、ウェイン・シャムロックには敗れた。そして1994年にリングスに参戦する予定だったが2度にわたってキャンセル、ニールセンの名前を聞くことはなく、引退後はタイにてカイロプラクティックを経営していた。


 改めて振り返ると異種格闘技戦で強さを発揮しても、本業のキックでは結果を出せず、ある意味プロレスキラー的存在だった。そして「逆説のプロレス」でインタビューに答えていたときは元気そうにしているんだと思っていたが…57歳は若すぎるとしか言いようがない。ご冥福をお祈りします。
 


三沢光晴の運命を決めた2代目タイガーマスク誕生秘話

 2代目タイガーマスク
1984年7月31日、全日本プロレス蔵前国技館のリングで当時日本テレビのアナウンサーだった徳光和夫氏の呼びかけでタイガーマスクが登場、全日本プロレスのリングに参戦することが発表されたが、自分は眼の感じからいって初代タイガーマスクの佐山聡の眼でなく、三沢光晴であることを察知、館内からも"三沢"の声が飛び交っていた。


 この年の2月に新間寿氏がUWF設立かで新日本プロレスが揺れ動くなかで、初代タイガーマスクのマネージャーだったショウジ・コンチャ氏が当時全日本の会長となっていたジャイアント馬場さんと日本テレビから出向していた松根光雄に、初代タイガーマスクの復帰意を全日本に打診してきたのだ。初代タイガーは前年度に起きた新日本のクーデター事件で引退とされており、馬場さんも「新日本との関係は大丈夫なのか?」と返したが、コンチャ氏は「引退はしておらず新日本との契約は解除しており、現在はフリーだ」として新日本との関係はクリアしているとして、契約金などの金銭的な話を積極的にしてきた。だが馬場さんは即座に返答しなかった、理由は馬場さんはコンチャ氏は信用出来る人間なのか?新日本との関係はクリアされているのか?コンチャの言うことは鵜呑みに出来ないとして慎重に調査する必要があったからだ。馬場さんの読みが当たったのか、佐山の知らないところでコンチャ氏が全日本に接触したことがわかると、佐山は怒りコンチャ氏とは距離を取り始め、コンチャ氏のラインで初代タイガーの全日本参戦は消えてしまった。佐山はUWFのリングでスーパー・タイガーとして再デビューを果たす。


 話が遡って1983年11月に新日本クーデター事件に加担していた営業部長の大塚直樹氏は辞表を提出していたが、アントニオ猪木から引き止められ、猪木が休眠会社だった新日本プロレス興行を譲り受け、新日本の興行を手がけていた。しかし設立パーティーに猪木が出席しなかったことで大塚氏が猪木を不信感を抱くようになり、また幹部らからも「裏切り者なのに、アイツらだけ美味しい汁を吸っている」と陰口や批判を受け始めたことで、新日本との亀裂が生じ始めていた。その情報を耳にした1984年5月に馬場さんが大塚氏に全日本の興行を手がけないかと打診、新日本に愛想を尽かしていた大塚氏も馬場さんに接し、新日本興行で押さえていた8・26田園コロシアム大会を全日本で行うことになった。田園コロシアム大会は新日本の興行を開催するために押さえていたが、新日本が開催しないことを新日本興行に通達していた。 


 大塚氏は新日本の幹部達に全日本の興行を手がけることを報告すると、大慌てした新日本側がは大塚氏ら新日本興行側に好条件を提示し全日本の興行をやめるように求めるが、大塚氏の気持ちは新日本から離れており、馬場さんからも「大塚さん、関係ないよ。もうやろうよ」と後押しを受けて、全日本と新日本興行の提携会見を開いた。提携の話し合いを進めていたところで馬場さんはコンチャ氏から初代タイガーマスクの売り込みがあったことを明かすと、大塚氏は「全日本で2代目タイガーマスクを作っちゃえばいいじゃないですか?」と提案、馬場さんも乗り気になり、大塚氏はタイガーマスクの原作者である梶原一騎にコンタクトを取り了承を得て、2代目タイガーマスク計画が動き出した。当初の候補は梶原一騎が『2人のタイガーマスクを誕生させてくれ』と条件を出していたことで、推薦する士道館の若手空手家が一人の候補され、もう一人の候補は馬場さんはメキシコへ武者修行に出ていた三沢をピックアップしていた。三沢は越中詩郎と共にこの年の春に武者修行に出たばかりだった。馬場さんから「コーナーポストに飛び乗れるか」と聴かれると三沢は「出来ます」と答えたことで日本から出て僅か数ヶ月で帰国を命じられた。帰国が決まった三沢は先輩である越中より先に帰国することの心苦しい思いをしたという。
 2代目タイガーは2人の候補に絞られ、最悪2人のタイガーをデビューさせる案もあった。2人タイガーは、現在の新日本プロレスで4代目タイガーマスクとタイガーマスクWとのタッグが実現していたが、今思えば梶原の案が現在になって実現していたことになる。話は戻るが梶原の推薦していた空手家は全日本の道場にも通い、巡業にも帯同していたが、最終的に断念し2代目タイガーマスクは三沢一人に絞られた。


 新日本興行が全日本プロレスの興行を手かげた8・26田園コロシアム大会が開催されたが、2日前に新日本側から「全日本との業務提携を破棄しなければ、一切の新日本との契約を9月末をもって破棄する」と通告を受けた中での開催だった。2代目タイガーマスクは手の合う相手として選ばれたラ・フィエラ相手にデビュー戦を行い、"三沢"という野次が飛び交うもノータッチトペコンを披露するなど、ファンのド肝を抜き、最後はタイガースープレックス84でデビュー戦を勝利を収め、ヘビー級でも昨年夏に引退していたテリー・ファンクがスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組の手を出したことで復帰を宣言するなど新しい流れが生まれていた。その翌日に大塚氏が会見を開き、新日本に対して絶縁を宣言、全日本と組んで新日本潰しに出ることを表明、その第1弾として選手の引き抜きを明言、その後長州力率いる維新軍団、永源遥ら若手中堅勢などが引き抜かれたのは別の話である。


 2代目タイガーマスクはこれからマット界に起きる激震前夜にデビューを果たしたわけだが、2代目タイガーとなる三沢光晴がプロレス界の担うトップレスラーになっていくことは誰が予想出来ていただろうか…?2代目タイガーマスク誕生はまさしく三沢の運命を決めた出来事だったのかもしれない。
(参考資料=ベースボールマガジン社 日本プロレス事件史Vol.22「夏の変事」)

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