伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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ケニー・オメガが外国人初のG1制覇の偉業達成!BULLET CLUBのリーダーと認められた夏

8月14日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 10204人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(5分15秒 片エビ固め)田口隆祐 ×デビット・フィンレー
※雪崩式ダブルアームスープレックス


◇第2試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(5分39秒 クロス・フェイス・オブJADO)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン


◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(9分10秒 片エビ固め)真壁刀義 ×本間朋晃
※カルマ


◇第4試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦 潮崎豪 マイバッハ谷口 マサ北宮(10分54秒 片エビ固め)柴田勝頼 天山広吉 永田裕志 ×中西学
※バーティカルスパイク


【中嶋、潮崎、谷口、北宮の話】
――突如決まった8人タッグでしたが、良い対戦相手が見つかったのでは?
潮﨑「対戦相手?こっちが?」


中嶋「誰が?」


――お互いにとって。ファンは熱狂してましたよ。
中嶋「まぁでも、その中で勝ったのは、俺らだから。プロレスリング・ノアだからね。まぁその意味をどう捉えてるかは分からないけど、色んな声援が今日はあったね。大半がホームの、新日本プロレスファンの皆さんの声援が多かったけど、でも、その中でも、俺らを応援してくれるノアファンが確実にいたことは、俺は忘れない」


――中嶋選手は、『G1』で確かな爪痕を残したのでは?
中嶋「そうですね。でも、満足はいってないです。でも、勝ったことには意味があると思ってるんで。まぁそれは、おのずと想像できるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、これだけは言える。俺は、止まらねぇ!」


――中嶋選手は柴田選手とかなり激しくやり合ってましたが?
中嶋「まぁ負けてるんで、当然じゃないですか。まだまだリーグ戦での敗北は忘れてないですよ。でも、『G1』初出場させてもらって、これは素直に光栄です。ただ、始まったばかりだ。これから、第2章の始まり、かもしれないね」


――潮崎選手にとっては、久しぶりの新日本参戦でしたが?
潮崎「ここまでプロレス界で人気のある、もう今ダントツでいってるだろうし、この新日本のリングに上がらせてもらう。そこで、俺が、この超満員の会場で何かを掴む、という考えで来ましたけど、今日の相手。柴田。ああいう手で来る相手というのを、しっかりと刻ませてもらいましたよ。俺の胸に。もっともっと、あの4人とやりたいくらいの気持ちになりましたよ。そこは本当に、自分の中では、今日上がらせてもらった、新日本プロレスのリングに上がらせてもらった収穫ではあります。まだまだやり足りない。もっともっと、やり合いたいです」


――北宮選手、谷口選手にとっても、対抗戦としての覚悟をもっての参戦だったと思いますが?
北宮「新日本プロレスに、唐突に組まれたカードだけど、こんなの第三世代に利用されてたまるかよ。アイツら、試合終わってるのに、しつこく来ただろ?実力行使で来るなら、俺たちもやるしかないよ。力には、力だ。それがレスリングの、プロレスの原点だろ?とことんやるよ。以上だ」
谷口「まぁ、しっかり勝つことができたんで、良かったと思います」
※4人で握手した後、コメントブースを去った。


【柴田、永田、天山の話】
柴田「額から血を流しながら)なんもねぇよ」(そのまま控室に戻っていった)


永田「ハハハ。冷静な永田裕志がいて良かったね、このチーム。俺がコントロールしてなかったら、大変なことになってたね。でもいいじゃん。この熱い思いを、ぶつけ合う試合ってのは」


――永田選手、冷静でいられましたか?
永田「だって、俺には来ないもん、誰も。2年前のノアの救世主だからよ。アイツらも、恩義感じたんじゃない?まぁ潮崎がいたのは、すげぇ違和感ありましたね。それが、なんだろうなぁ……新しい戦力としてなのか。それとも、ただの出戻りとして見えたのか、それはよくわかんなかったけど。まぁ潮崎があそこにいたっていうのは、なんか新鮮であり、違和感を感じたかな。いいじゃないですか。どんどんやればいいんですよ、あんなの」


――ノアに対して、柴田選手があれだけ向かっていったことに関しては、どのようにご覧になってましたか?
永田「普通のことですよ。あれが柴田だと、当然のことですよ。まぁアイツら、俺に来なくてよかったよ。命拾いしたな。(※天山とガッチリ握手)元気っすね(※そのまま控室に戻っていった)」


天山「いやいや、ほんまね、熱いね。真夏の暑さに、やっぱりこんな熱い闘いっていうのをね。今日は、なぜかノアが来て、柴田を筆頭に、俺、永田、中西、柴田熱いなぁ。やっててね、俺があの対角線にいたら、『なにコノヤロー!』って思うぐらいにね。あのヘッドバットも、ゴツンって凄い音したしね。自分の額がパックリ割れて、あれは凄いよ。まぁ中嶋、アイツらザコみたいなもんやからね、俺らからしたら。ノアなんか、クソ喰らえだと思ってるから。まぁほんとに、最後の最後に、熱い闘いができてね、体中が今燃えたぎってる感じですよ。ほんとに、今年の『G1』公式戦、昨日一昨日で終わったんですけども、まだまだ俺の中ではね、熱が冷めてないっていうか。最初は、コジに譲ってもらって、出ること決まって、この最終日まで迎えることができた。やっぱり自分にとっては、良い結果を出したかったけども、コジとの約束を守れなかったけども、それができなかった。今日はね、逆にコジがROHのベルトに挑戦するっていうのを、やっぱ今までこの『G1』をずっとヘルプしてもらって、バックアップしてもらった。コジのために、今度は逆に、俺が今日背中を押したいなって。しっかりとベルト獲ってくれるような、熱い闘いをしてほしいなって思ってます。今日の最終戦で、テンコジの『G1』、テンコジの夏がね、終わりかもしれないけども、でもやっぱり最後はビシッとコジが決めて、ベルトを獲ってもらって。まぁ自分にとっては、最後の『G1』って言ったけども、やっぱり最後の最後になんか熱くなってきたからね。このまま燃えたぎって、しばらく休みやけども、やっぱなんか面白いことやりたいと思ってますんで。『G1』いろいろあったけども、最後まで駆け抜けることができて、これはコジのおかげでもあるし、やっぱ応援してくれるお客さんのあったかい声が、ほんま自分のエネルギーのなってね、力になって、自分の体も、ほんま動かへんところが動くような、それぐらいのパワーもらったし。ほんとに、今回『G1』で、応援してくださった皆さんに、感謝します。ほんとに、ありがとうございました。(※深々を頭を下げる)またしっかりと、『G1』終わっても、まだまだ強い天山で、また戻りたいと思いますんで、よろしくお願いします。ありがとうございました」


◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(15分21秒 片エビ固め)[挑戦者組]高橋裕二郎 ×ハングマン・ペイジ
※ドゥームデイ・デバイス
☆ブリスコ兄弟が初防衛に成功。


【ブリスコ兄弟の話】
ジェイ「シンプルに言ってやる。俺らが、IWGPタッグのベルトを、長期間保持してやる!BULLET CLUBなんて、クソ喰らえだ!俺らは、宇宙一のベストタッグチームだ」
※マークは、ジェイのコメントに対して、首を縦に振りながら、相づちをうっていた 


【裕二郎、ハングマンの話】
裕二郎「(※英語で)コメントする?」


ページ「彼女たちも一緒にコメントしようぜ。おいでおいで」


※高橋、ページ、女性4人でコメントブースに立つ。
裕二郎「(※英語で)俺たちは、さっき負けてしまった」


ページ「今日、タイトル、手にいれられなかった。金曜日、俺はROHに戻って、ジェイ・ブリスコも一緒に戻る。マークのアホは別で、ジェイだけだ。だから、俺はROHで、ジェイのことを倒してやる」


裕二郎「(※英語で)ちゃんとボコボコにするか?」


ページ「してやるぜ」


裕二郎「(※英語で)おぉ、分かった」


ページ「(※隣の女性の頭を持って)首を折って……いや、キミの首じゃないよ」


裕二郎「(※英語で)ページ、オッパイもさわっちゃえよ」


ページ「誰の?誰のオッパイ?」


裕二郎「(※女性の胸を指差して)このオッパイ。いや、コッチのオッパイの方が大きいぞ」


ページ「大丈夫だ。俺はケツ派だから」


裕二郎「(※英語で)そうか。俺はこの2人だ(※隣の女性の肩に手を回す)」


ページ「じゃあ俺はこの2人(※隣の女性の肩に手を回す)」


裕二郎「(※英語で)今晩中、ずっと……これから遊ぼう」


ページ「じゃあこれから六本木だ」


裕二郎「トゥースイート」


◇第6試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[第23代王者]○ジェイ・リーサル(10分46秒 エビ固め)[挑戦者]×小島聡
※リーサル・インジェクション
☆リーサルが王座を防衛


【リーサルの話】「オマエら見たか?俺は、俺が1番だということをちゃんと見せた。このベルトは守った。コジマは凄い。だけど、俺の方がもっと凄い。俺は次、アダム・コールとこのベルトを懸けて闘う。ラスベガスが俺の復讐の時だ。ジェイ・リーサルが、ナンバー1だ」 


【小島、天山の話】
※小島は、コメントブースに登場すると、床に倒れ込む
天山「コジ、大丈夫か?」


小島「ありがとうございました」


天山「大丈夫か?キツかったな」


小島「甘くないよ。甘くない。世界のベルトも、プロレスの世界も、甘くない。今回、天山があそこまで頑張ってくれて、その気持ち受け継いで、今日ベルト獲って、ハッピーエンドにしたかったけど、やっぱり甘くないんだ。でもそれが、俺が生きてきたプロレス界だから。25年もやってきて、こんなことばっかりだよ。こんなツラいことの方が多かった。でも俺は、胸を張って言えるよ。今回の『G1』が、俺が出場した『G1』の中で、一番印象に残って、一番尊い時間だったと言えます。今まで、何回も『G1』に出たけどさ、今回出れないことが、一番印象に残るなんて思わなかったよ。それもこれも、全部天山のおかげだよ。自分が出場しなくたって、関わりを持っていれば、こんなに印象深い、思い出深い『G1』になるんだって、改めて思い知らされた。今回のことは、死ぬまで一生忘れないと思います。ありがとうございました!(※天山とガッチリ握手)」


天山「コジ、ありがとう。最後、しっかりベルトを獲ってもらうって思ってたんですけど、結果は見ての通りです。でも、コジの諦めない気持ち、試合を通じて、凄いビンビンに伝わってきたし。俺たちは、夏は終わったけども、まだまだこの先も続いていくって、確信しました。『G1 CLIMAX』今日で終わりかもしれないですけども、これからもどんどん突っ走っていきたいと思います。ありがとうございました」


◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA ○EVIL BUSHI(11分32秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 棚橋弘至 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
※EVIL


◇第8試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 矢野通 丸藤正道(9分10秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※レインメーカー


(試合終了後)
オカダ「ファレ! 1vs1でケリつけてやるから、逃げんじゃねえぞ、コノヤロー!あと、このベルトを賭けて戦いたい相手がもうひとり。丸藤さん、あなたですよ。次はしっかり、僕が上だってことを証明しますよ。このベルトを賭けてやりましょう」 


丸藤「オカダ選手、その言葉、待ってました。でも、ひとつだけ、今日この会場に来ている人に聞きたい。俺とオカダ選手のタイトルマッチが観たいか、声に出して教えてくれ!(場内が歓声に包まれる)オカダ選手、そういうことだ!」


(丸藤は右手を差し出す。すると、オカダはその握手に応えると見せかけて、スルー。そして、コーナーに上るとベルトを掲げ、場内に向けて自分が王者だとばかりにアピールした。)


【矢野、丸藤の話】
矢野「オッケー。すべては聞いてください(※そのまま控室に戻っていった)」


丸藤「お客さんの声が、すべてだろ。たしかに今日は、新日本プロレス両国大会かもしれない。新日本プロレスファンの皆さん、そしてこの中には、ノアファンの皆さんも、たくさんいたはずだ。その全員が、あの声を聞かせてくれた。やってやる。勝つのは、俺だ」


――オカダ選手は、丸藤選手とファレ選手を指名されていましたが?
丸藤「まぁ自分事で申し訳ないけども、俺も俺の団体があるので、先にいかせてもらおうかな。これは勝手すぎるのかな?でも、俺はその気持ちでいるよ。気持ちが冷める前に、お客さんの気持ちが冷める前に、プロレス界の熱が熱いうちにやろう。以上(※コメントブースを去る)」


【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ『G1』今日で終わりましたけども、IWGPの闘いというのは、いつまで経っても終わらない。『G1』とどっちが過酷かって言われたら、IWGPなんだよコノヤロー。まぁファレはファレで、しっかりケリをつける。そのあと、やっぱり今一番闘いたい相手、丸藤さん。丸藤さんを倒さなきゃ、東京ドーム失格でしょ。リングに立てないでしょ。しっかり倒して、胸張って、東京ドームのメインを張って、改めてまたこのIWGPの防衛ロードを進んでやるからな」


外道「オイ、丸藤相手によ、証明してやるぞ。レインメーカーがよ、完全無欠だってことをな」 


【ファレの話】「オカダ、1対1で俺に勝てると思ってるのか。呆れるぜ。次、俺と闘ったら、バッドラックフォールで、地面の下まで落っことしてやる。グッドラック」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○ケニー・オメガ(26分48秒 エビ固め)[Aブロック1位]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーがG1を制覇


(試合終了後、BULLET CLUBメンバーがリングへ集結。そして、初出場で史上初の外国人『G1』覇者となったオメガに対し、中山雅史氏が優勝トロフィーと優勝旗を贈呈する。
  ところが、オメガは優勝旗を投げ捨ててBULLET CLUBの旗を手に取り、マイクアピールを開始。途中、日本語も交えて大演説を敢行した。


ケニー「『G1』が始まる前まで、人々は『BULLET CLUBは終わりだ』、『BULLET CLUBは、もう解散しろ』と言っていた。だが、BULLET CLUBに終わりはない。なぜなら、『BULLET CLUB is for life』だ。また、他の人々は、『エリートは終わりじゃないか』と思っている。ヤングバックスはここにいないが、エリートは終わっていない。エリートがいないと、レスリングはつまらない。あと、お前らに言いたいことがある。今日みたいな日は、人生に1度しかない。俺を信じて、夢を叶えて、高い目標を狙うことを恐れないで。しかし、夢を叶えそうになる時、俺のような人が、アナタの目の前から、奪っていくこともあるけどな。なぜなら、俺が1番。俺は1番才能がある。俺は1番調子がいい。俺は1番意志が強い。俺はお前らと違う。でも、アナタのために、レスリングをする。アナタは、俺のような人間がいることがラッキーだ。他の選手も、いま見てるだろ? お前らは運がいい。今日の俺の試合を見て、勉強できる機会ができたからな。お前らは、それで勉強して、俺を倒す夢を見続けろ。だが、敵わないけどな。オカダ、お前はIWGPヘビー級チャンピオンだ。俺は、お前を倒したことがない。俺らは、(シングルで)闘ったこともない。でも、今度闘う時は、お前を倒すであろう。だが、俺はわかっている。お前たちは意味がわからないんだろう。(※以降、日本語で)わからないんだろう(※場内笑)。だから、いまからですね、今回(※場内騒然)・・・今回だけ! ・・・俺が、日本語を話す(※大歓声)。ビックリしてるんだろう!?(ニヤリ) 悪いんですが、いまのところまで、俺がただ日本語を話したくなった。俺はヒール(悪)だからさ(ニヤリ)。(※大歓声に対し)黙れ。ヒールなのに、日本語話せるなのに、お前らの好きな選手が大嫌いですよね。だから、俺が許せない! だから、みんながケニー・オメガ、私のことを応援してくれないと・・・嫌いですね~!(※大拍手&『ケニー』コール)でも、嫌いかどうか、どっちにしても、日本は俺のホーム。新日本は俺のホーム。だから、“そっち”行かない(※大歓声)。グッバイ!! &グッドナイト(※ピストルポーズ)」


【ケニーの話】
ケニー「何万時間もトレーニングして、年を重ねて、レスリングをして、もう14年間経った。やっと夢が叶った。たったの14年間だけで、伝説になれたことは、非常に俺としてはラッキーなことだ。だって、ほとんどの人は、日本に行くチャンスはないし、残れる可能性もない。でも、俺はここにいる。俺だけじゃなくて、(※周りにBULLET CLUBのメンバーがいる中で)コイツらが日本にいるために、たくさん犠牲にしてここにいる。そう、お前らは、コイツらの振る舞いが好きじゃないか?でも、コイツらこそ、ちゃんと仕事ができている。俺たちは、今新日本プロレスの一番の売り上げじゃないかもしれないけど、世界一の売り上げは、誰だ?そう、俺たちだろ。そして、俺らはまた日本でも、売り上げ一番になれるか?今日、俺が優勝したんだから、間違いないだろ」


――大ケニーコールがありましたが、それはどうでしたか?
ケニー「DDTにいる時を思い出した。DDTは俺の家族みたいなものだった。俺のことを息子のように扱ってくれた。しかし、その続きはどうでしょう?結局、裏切られて捨てられた。だから、今日ファンがケニーコールをした時に、最初の一瞬だけは気持ちよかった。心の中で、温かい気持ちができた。しかし、それから思い出した。愛され始める間もなく、次の新しい人気者のために、捨てられるものだ。だって、ロス・インゴベルナブレスを見ててもそうだ。お前ら、以前はBULLET CLUBを愛してただろ?でも、今はみんなロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのTシャツを着てるだろ。でも今は、俺がナンバーワンのレスラーだから、好きになってるだろ?それは、当たり前だろ。」


――試合中、シットダウン式ラストライドなど、技を出していましたが?
ケニー「ノーコメント。次の質問」


――初めて、外国人選手が『G1』を制しましたが?
ケニー「まぁ正直言うと、日本のレスラーは心が強い。絶対諦めない覚悟を持っている。俺は、この他の選手より、2倍の才能があるのに、みんな諦めない。死を覚悟して闘っている。でも、俺は違う。お金と名声を手にしたいだけだ。で、伝説になるのは大変でしたか?はい。そうだよ、大変だったよ。今日、他の男の心を壊す必要があった。魂を折る必要があった。生放送で、アイツを破るしかなかった。あぁ~、気持ちよかった」


――今日闘った後藤選手については、いかがでしたか?
ケニー「実は、今日初めてゴトウと闘った。でも、お前らはわかってるだろ?俺が闘ってない選手は、まだほかにもいる。ゴトウは、その中の一人なだけだ。でも、俺はついていた。だって、ゴトウは前の試合で、マルフジと闘っていた。マルフジは誰かわかるよね?一応有名人だよね。マルフジは、俺と同じように膝を使って闘っている。まぁ俺の膝の方が強いけどね。人の顎を壊すまで、何回も膝をぶつける必要がある。だから、マルフジがゴトウを弱らせてくれたから、片翼の天使1発で、ゴトウを倒すことができた。だから、試合の前、俺は自信を持っていた。まぁ今日の試合は、短くてよかった。2日間の試合を合わせて、1時間くらい闘ってるからな。それはめんどくさかった。まぁでも、全部終わって、今日グッスリ眠れると思う。次に質問。今、BULLET CLUBの中で、お酒飲まないのは、俺だけ。俺はこの(※ビール)缶で乾杯するけど、これは飲まないで、あとでコーラを飲む。今日は、祝わないとね。BULLET CLUB for life!(※メンバーと乾杯)今日の勝利の祝いは、ここにいる選手だけじゃなくて、いないニックとマットのためにも祝う。そして、以前失った仲間のことも、忘れることはいけない。アイツらがいなければ、俺は今ここまで来られなかった。BULLET CLUBのおかげで、俺は初めて外国人選手で『G1』を制することができた。だから、これは俺の勝利じゃなくて、BULLET CLUBの勝利だ。BULLET CLUB乾杯!バンザイ!グッバイ・アンド・グッナイ」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 26」、優勝決定戦に進出したのはオカダ、棚橋、丸藤を差し置いてAブロックを突破した後藤と、内藤を降しBブロックを突破したケニー、試合開始から互いに出方を伺うも、ケニーがフランケンシュタイナーから後藤を場外へ追いやり、トペを狙ったところで、素早くリングに戻った後藤はローキックで迎撃、館内は後藤に大ブーイングも後藤は構わず足四の字固め左足攻めを展開するが、再び場外戦となるとケニーはG1優勝トロフィーにキスしてから鉄柵を利用してのライオンサルトを敢行すると、エプロンの角めがけて後藤を投げ、エプロンの角へのパワーボムで後藤の首筋に大ダメージを与え、リングに戻ってから首攻めで試合の流れを変える。
 後藤は牛殺しを狙うが、阻止したケニーは唾を吐き捨て、カミカゼからムーンサルトを発射、ラリアットをかわして高速ジャーマンで後藤を場外へ追いやってからノータッチトペコンを命中させ、リングに戻っても後藤の後頭部めがけてミサイルキックを発射する。
 後藤は突進したケニーに牛殺しを決めると、エプロンに逃れたケニーにラリアットで強襲してから雪崩式牛殺しを決め、GTRで勝負を狙うが、ケニーは阻止して後藤のジャーマンを着地してからVトリガーを炸裂させ、リストクラッチ式のスティンブレーカーを決めてから後藤の後頭部にVトリガーを炸裂させる。
 ケニーは片翼の天使を狙うが、後藤は逃れてスリーパーで捕らえるも、ケニーは後藤を担いだままコーナーへ昇り、トップロープから浴びせ倒すと後藤のローリングラリアット狙いをVトリガーで迎撃してから、飯伏幸太の技であるシットダウン式ラストライドを決め、フェニックススプラッシュを投下するがかわされて自爆してしまう。
 後藤は念をこめてのミドルキックから久々の裏昇天、GTR狙いはケニーは膝で阻止しVトリガーを炸裂させ、高速ドラゴンからVトリガーも、後藤はキャッチ、ケニーが突進したところでラリアットからこれも久々である昇天・改を決める。
 後藤はGTRを狙うが、阻止したケニーは初代BULLET CLUBのリーダーのプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)の必殺技であるブラディー・サンデー、2代目リーダーのAJスタイルズの必殺技であるスタイルズクラッシュを決めると、最後は自身の必殺技である片翼の天使で3カウントを奪い、ケニーが外国人選手初のG1制覇の偉業を達成した。


 試合終了後はBULLET CLUBのメンバーが駆けつけケニーを祝福したが、BULLET CLUBは本来ならヒールユニットなれど、今回のケニーは誰もセコンドを介入させず、BULLET CLUBの流儀ではなく、G1の熱い戦い方でG1を制した、そういった意味ではバットエンドならぬハッピーエンドで文句なしの優勝だった。


 また後藤も昇天まで出して全てを出し切ろうとしていたが、ケニーは自身だけでなく飯伏幸太との戦いやBULLET CLUBの歴史まで全てを出し切った、ケニーはデヴィットのように新日本育ちではなく、またAJのようにアメリカでトップを張ったわけでなく、カナダのインディーから日本マットに流れ着き、DDTを経て新日本に参戦した成り上がり者、またDDTではライバルである飯伏と知り合うも、常に注目を浴びていたのは飯伏、ケニーは先代リーダーの二人と飯伏の存在に劣等感を感じ、また今年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが台頭しファンの支持を集めたためBULLET CLUBも立場的に大きく揺らいでいた。
 G1制覇はデヴィットやAJ、また飯伏にも成しえなかった偉業でもあり、ケニーにとっても3人を越えた証でもあり、そして自身の力で新日本トップに食い込むことが出来た、そういった意味ではやっとBULLET CLUBの真のリーダーになれた夏だった。


 G1は最終戦を迎えたが新日本は新たなる展開を迎えている、セミではオカダがロアをレインメーカーで降した後で挑戦者にファレだけでなく丸藤をも指名した。オカダは昨年春にファレに苦しめられたが、G1でファレに敗れたことでまたオカダの前に立ちはだかった、またG1開幕戦では丸藤にも完膚なきまでに敗れた、当然IWGPがかけられるだろうが、オカダはリベンジロードに舵を切った。


 第3試合ではNOAHから潮崎、谷口、北宮が参戦し新日本vsNOAHの対抗戦が実現、試合は柴田が潮崎の顔面に串刺し低空ドロップキックを浴びせれば、潮崎の手刀も正面から受けるなど強気な態度に出ると、潮崎は豪腕ラリアットを放って柴田をダウンさせる。
 柴田を捕らえたNOAH軍だったが、柴田は中嶋に頭突きを浴びせて自らの額を割る、NOAH軍は中西を捕らえて中嶋が旋回式バーティカルスパイクで勝利を収めたものの、試合後は柴田と永田が中嶋、潮崎に掴みかかり乱闘となった。
 現在のNOAHはvs鈴木軍が戦いの主軸だが、柴田と第三世代の新日本軍が割って入ろうというのか?


 リーサルのROH王座に小島が挑戦、小島は天山の魂が乗り移ったかのようにモンゴリアンチョップやアナコンダバイスも繰り出していったが、小島のラリアットをかわしたリーサルがレフェリーを死角を突いての急所蹴りからのリーサルインジェクションで3カウントを奪い王座防衛。


 IWGPタッグ選手権は裕二郎組がブリスコ兄弟を分断して試合を有利に進め、合体東京ピンプスを決めるも、裕二郎とハングマンの分断に成功したブリスコ兄弟はワンチャンスを逃さず、ハングマンにドゥームズデイ・デバイスを決め3カウントを奪い王座防衛、裕二郎は新技ピンフジュースも出せずじまいで全てを出し切れないまま敗れた。


 来年2017年1月4日も新日本プロレスは東京ドーム大会の開催を発表し動き出した。ただ気になるのは休憩明けにスクリーンに映し出された時限爆弾の存在、果たして正体は…?

 

ケニー・オメガが内藤哲也を降し優勝進出…BULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い

8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 7477人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○天山広吉 中西学 獣神サンダー・ライガー  タイガーマスク(6分23秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン 田口隆祐 デビット・フィンレー
※天山プレス


◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○丸藤正道(7分56秒 片エビ固め)真壁刀義 ×ジュース・ロビンソン
※不知火


◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○BUSHI ジェイ・リーサル(8分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 小島聡 ×KUSHIDA
※MX


◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 ハングマン・ページ(6分31秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×外道 ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ
※ピンプシューズ


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○本間朋晃(10分29秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]×永田裕志
※こけし


【本間の話】
本間「(※脇腹を押さえながら)あー痛ぇよ。3勝。3勝6敗。胸を張って、3勝6敗。俺は、永田裕志に勝ちたくて、勝ちたくて仕方なかった。でも、たった1回勝っただけじゃ、永田に勝った気にはならない。何でかって?これは初めて言うけど、俺は、2006年頃、新日本プロレスの合同練習に、フリーのくせして何度か参加した。その中で、どこの馬の骨か分からない俺のことを、みんな、全選手、潰しにかかった。『オマエじゃ、こんな練習ついてこれないだろ?』って。でもよ、俺は、必死になってついていった。何でかって?それは、新日本プロレスのリングで試合がしたいから。新日本プロレスが大好きだから。その気持ち、その気持ちだけで、俺はずっと合同練習頑張ってきた。トライアウト、いつ試合ができるか分からない。練習だけかもしれない。そんな中で、永田裕志も、俺のことを潰しにかかった。でもよ、永田さんだけは、練習が終わってから、『お疲れ様。頑張ったな。試合はないかもしんねぇけど、その努力は、いつか報われるかもしれない』。そう言われて、俺は頑張れた。だから、新日本プロレスでの恩人は、真壁さんもそうだけど、永田さんも、密かに俺の心の中で思ってた。その永田さんに勝った。俺は強くなった。恩返しできると思う。でも、これ、1回だけで終われない。次も勝つし、その次も勝つし、永田、オマエには絶対負けねぇからな。あの時の、潰しにかかる練習。いやぁ、キツかったよ。でも、俺はここに、現に新日本プロレスのリングに立ってる。『G1 CLIMAX 26』。3勝。堂々と3勝6敗。最高ですよ。また、ダントツ最下位かもしれないけど、また誰よりも早く、誰よりも早く、来年、『G1 CLIMAX 27』の出場……出場なんだ?予告じゃない。なんだ?」


――宣言ですね。
本間「出場宣言してやる。来年は、3勝、4勝、それだけじゃ終わらないぞ。出るからには優勝だ。まだ決まってねぇけど、出るからには優勝だ。俺は今年、3勝6敗。精一杯頑張りました。ありがとうございました」


――ファンは、”勝つ”以上のものを感じたんじゃないかと思います。
 本間「そうだったとしても、結局勝ち星ですから。そんなね、勝ち星以上の、『頑張ったな』っていう試合は、YOSHI-HASHIに任せておけばいいんだよ。俺は、勝ちに貪欲に、どんどん勝ちを狙っていくだけだから。最高の試合をして、勝つ。最高です。そうやっていきたいです。ありがとうございました。……ただ、脇腹は痛かったです。エルガンのパワーで折れちゃって。新日本、強敵だらけで。幸せです、僕は。もう39歳、今年40歳。プロ入りデビュー20年。まだまだやりたいことがいっぱいある。この業界でやりたいことがいっぱいある。俺は幸せですよ。まだまだやってやります」


【永田の話】
――昨日の試合後、本間選手への厳しい言葉もありましたが、今日リング上で闘ってみていかがでしたか?
 永田「まぁなかなか掴みどころのないヤツだったんで、腕一本、足一本、体一本取るのに、すげぇ苦労しちまったよ。ちょっとだけ、桜庭の気持ちがよくわかったよ。ただのしばき合いをしたのさ。しばき合いで、ちょっと墓穴掘ったかなってところで。あぁ、効いた。だからどうした?本間に言っといてやるよ。この勝利は重いぞ。俺様に勝ったことで、こえれから本間に、多大な期待がいくわけだから。それに応えた試合をした者が、どんどん上に登っていけるし。その期待に応えられねぇヤツらは、どんどん落ちていくんだよ。たかだか俺に勝っただけで、無駄な敗戦にさせんなよ、本間。それにしても、『G1』3勝6敗か……厳しいな。IWGPがますます、俺から遠ざかっていくよ。なんとか手繰り寄せようと思っても、どんどんどんどん遠くに行っちゃうみたいだから。本腰入れるしかねぇかもな。今日の敗戦がどうした?こんなことごときで、永田裕志の価値観が、地に落ちるわけがない。本間よ、これからプレッシャー大変だよ。以上」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○矢野通(3分31秒 赤霧)[3勝6敗=6点]×YOSHI-HASHI


【矢野の話】「YOSHI-HASHI、楽しかったよ。でもな!お楽しみは、これ!から!だ!」


 
【YOSHI-HASHIの話】「ずっと矢野さんと組んでばっかだから、いざ対戦すると、すごい色々考えてて、もうずっと読まれてる気がして、このスタイルではもう歯が立たないなって思っちゃったよ。最後勝って、気持ちよくこの『G1』終わりたかったけど、そんな甘くなかったね。これもいい経験だよ。次、必ず、また『G1』に帰ってきて、今回以上の結果を残して、もっともっと上にいってやるよ。以上」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○EVIL(9分42秒 体固め)[5勝4敗=10点]×柴田勝頼
※EVIL


【EVILの話】「いいか、柴田、よく聞け。俺の方が、俺の方が強いんだ。このリングは、この俺が、支配してるんだ。いいか、よーく聞け。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては、EVILだ」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○中嶋勝彦(16分50秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×マイケル・エルガン
※バーティカルスパイク


【エルガンの話】「このリーガエリーテのベルトに、誇りを持っている。そして、このIWGPインターコンチネンタルのベルトも、誇りに感じるが、この『G1』は、IWGPヘビー級王座挑戦の唯一のチャンスだった。歴代のIWGPヘビー級王者を見たら、そのベルトの価値がわかる。だから、IWGPヘビー級のベルトが欲しかった。だが、今回は失敗した。だから、今後の俺のミッションは、IWGPインターコンチネンタルのベルトの価値を上げる。これから、俺の力で、このベルトを一番にする。これが、俺のミッションだ」
 


【中嶋の話】「ヨッシャー!最後の最後、見たか?新日本。俺が、中嶋勝彦だ!現(IWGPインターコンチネンタル)チャンピオンの、マイケル・エルガンから、最終日、アイツから獲ったってことは、どういうことか分かるか?オイ、どういう意味か分かるか?俺は、止まらねぇんだ!」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)[6勝3敗=12点]×内藤哲也
※片翼の天使
☆ケニーと内藤が「12点」で並ぶも、内藤に直接勝利したケニーが優勝決定戦に進出。


(試合終了後)
ケニー「今日の試合で、いろいろな変化に気付いた。お前らが、俺のことをどう見ていたのか。俺が、お前らのことをどう感じているのかも、変わった。今日、ほんとはみんなの応援が欲しかった。だけど……『ナイトー、ナイトー』と、みんなコールした。ナイトウコールがたくさんあった、『ナイトー、ナイトー』と。だが、俺が勝った瞬間に、みんな『ケニー、ケニー』とコールをし始めた。ほんとに、俺は他のヤツらと同じように、アメリカに行ってしまってない理由は、俺は日本のことをホームだと思っているからだ。だが、(※皮肉を込めて)いいホームだ。みんなはナイトウコールばっかりだった。俺は、お前らに、すべてを与えた。心も、魂も、ヒザも、首も、この『G1』も、すべてを与えた。明日、俺はゴトウを倒す時に、お前らは、ゴトウのことを応援してあげてくれ。でも、ギャンブルする人間だったら、俺に賭けた方がいいよ。グッバイ、グッナイ。バ~ン!(※と言ってピストルポーズ)」


【ケニーの話】「俺を見ろ。もうボロボロだ。めっちゃボロボロだ。だが、俺を倒すものがない。ほら見ろ。このパワー、このスピード、このセクシーな体。みんな、俺のことを欲しがっている。でも、俺は明日の試合をちゃんと優先する。今回の『G1』ファイナルの特別なところは、初めてBULLET CLUBのメンバーが、勝つ可能性がある。そして、外国人選手が、初めて『G1』を制する可能性がある。今回が、外国人選手が優勝する、最初で最後のチャンスかもしれない。俺は、それにふさわしい男だ。俺は、ナンバーワンの外国人選手だし、WWEにも所属しないし。だから、みんな俺のことを欲しがっている。だったら、みんな俺のTシャツを買って、俺のコールをしろ。俺に憧れて。明日から、新しいスタートだ。俺の新しい伝説が始まる。グッバイ、グッナイ」


 いよいよBブロックも最終公式戦、2敗の内藤をトップにケニー、エルガン、柴田が追いかける展開のままラストスパートを迎えた。


 まず柴田vsEVILは、柴田が試合開始からフロントハイキックからスリーパーでEVILを捕らえPKを狙うが、EVILがかわして場外戦に持ち込むと鉄柵やイスを使って柴田の痛めている右肩を攻め、更にイスでメッタ打ちにしてから、イスに右肩をはさんで鉄柱攻撃で大ダメージを与える。
 リングに戻ってからEVILは柴田の右肩を徹底的に攻めるが、柴田は敢えて正面から受けフロントハイキック2連発、エルボー連打、トーキック連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイストと畳み掛けて猛反撃、EVILのEVIL狙いも武者返しで返す。
 柴田はスリーパーで捕らえるが、柴田の右肩に力が入らないのかEVILが強引に脱出して大剛式バックドロップで投げ、柴田の右肩に何度も頭突きを浴びせてからハーフネルソンスープレックス、ラリアット、ダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けて3カウントを奪い、柴田が4敗目で脱落となる。


 エルガンvs中嶋はエルガンがパワーで圧倒するが、中嶋が場外戦に持ち込みエルガンの痛めている左肩めがけてエプロンダッシュのランニングキックから左肩攻めを展開も、エルガンはパワーで押し捲り中嶋に主導権を渡さず、中嶋はエルガンのラリアット狙いをビューティフルドロップキックで迎撃するとランニングキックからバーティカルスパイクを狙うが、エルガンは連続ブレーンバスターで返し、中嶋のコーナーからのフランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけると、ビックマイクフローを投下するが中嶋が間一髪かわして自爆となる。
 エルガンは左右のエルボー、ハンマーから自ら左肩のバンテージを剥がし、ロープ越しのファルコンアローを決めるとエルガンボムを狙うが、中嶋は回転エビ固めで切り返し、エルガンもエルボー、裏拳で押し切ろうとするが、再度のエルガンボム狙いは中嶋が阻止すると、エルガンの右腕にカマイタチ式トラースキック、顔面へのトラースキックと浴びせると、強引にバーティカルスパイクで投げ3カウントを奪い、エルガンも4敗目で脱落となる。


 メインはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤vsBULLET CLUBのリーダーであるケニー、どちらかが勝てば優勝戦進出という一戦は、互いに組み合わず、唾を吐きあうなど牽制し合うも、内藤が低空ドロップキックからの足攻めで先手を奪い、セオリーどおりの足攻めでケニーの動きを止めにかかる。
 しかし場外戦でケニーは内藤にスピアーを浴びせて鉄柵に叩きつけると、エプロンの角めがけて投げつけてから首攻めで反撃、しかしケニーも足へのダメージは大きく、内藤は再び低空ドロップキックから流れを変え、変型足四の字固めで再びケニーの動きを止めにかかる。
 ケニーはコタロークラッシャーからエプロンの内藤にドロップキックを浴びせて場外へ落とすと、本部席めがけてパワーボムで投げ捨て、更に鉄柵越えのスワンダイブ式トペコンヒーロ、エプロン上でのドラゴンスープレックス、ドラゴンスープレックスと畳み掛ける。
 内藤は雪崩式フランケンシュタイナーはケニーがエビ固めで丸め込む、内藤が低空ドロップキックから浴びせ蹴り、グロリア、デスティーノ狙いはケニーが阻止すると。ジャンピングエルボーをキャッチしし、内藤のジャーマンも着地したケニーに内藤が突進するが、ケニーがラリアットで迎撃した後でVトリガーを炸裂させる。
 ケニーは片翼の天使を狙うが、内藤は膝固めで切り返し、再度片翼の天使を狙うが内藤はデスイティーノで切り返し、雪崩式リバースフランケンシュタイナーからデスティーノで勝負に出るが、ケニーはマスキュラーボムで切り返す。
 両者は張り手合戦から内藤がジャンピングエルボーアタックを狙うと、ケニーはVトリガーで迎撃しクロイツラスを決めてからVトリガー、そして片翼の天使を決め3カウントを奪い、優勝戦進出を決めた。


 優勝戦は後藤vsケニーとなったが、後藤にとってG1は再浮上のチャンスならケニーとってのG1は盟友・飯伏幸太を越え、本当の意味でBULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い。
 ケニーはAJスタイルズに代わってBULLET CLUBのリーダーとなったが、最初の標的だった中邑真輔にフラれたままでインターコンチネンタル王座を託され、エルガンに敗れて王座を明け渡し、内藤らロスインゴの台頭でBULLET CLUBだけでなくケニー自身の存在意義も問われていたと思う。
 またBULLET CLUBのメンバーも新日本育ちでないケニーを認めているかどうか、初代リーダーであるプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、2代目リーダーであるAJスタイルズと比べてしまうというのが本音なのではと思うし、新日本を去っていった飯伏の存在も大きく圧し掛かっていったと思う。
 
 ケニーは飯伏だけでなくデヴィットやAJでも成しえなかったG1の優勝戦に進出し優勝に王手をかけた、ケニーにとってG1はファンだけでなくBULLET CLUBにも認められるかの戦いでもある。
 
 後藤vsケニーの予想・・・初対決だけに読みづらい部分もある、たが後藤にしてみれば内藤か柴田に来て欲しかったというのが本音でもあり、スタイル的に違うケニーには戸惑うのでは・・・そういった意味ではケニーが有利と行ったところだ。


 果たしてどちらかが夏男となり、IWGPへ挑戦するのか…


 他の公式戦は永田vs本間はアバラを骨折している本間を永田は徹底的に痛めつけるが、こけしロケットで永田の動きを止めた本間がこけしで3カウントを奪い永田越えを達成。
 矢野vsYOSHI-HASHIは矢野がクリーンファイトと見せかけての矢野ワールドでYOSHI-HASHIを翻弄し最後は急所打ちからの赤霧で3カウントを奪い勝利を収めた。

棚橋、オカダは30分フルタイムドローで共倒れ!丸藤を降した後藤が優勝戦へ進出!

8月12日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」東京・両国国技館 6598人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(3分7秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ダイビングエルボードロップ


◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 中西学 ○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(4分40秒 グラウンドコブラツイスト)本間朋晃 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー


◇第3試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○小島聡 KUSHIDA(8分28秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI 中嶋勝彦 ×小峠篤司
※ラリアット


◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(7分40秒 体固め)内藤哲也 EVIL ×BUSHI ジェイ・リーサル
※ライト・オブ・パッセージ


◇第5試合◇ 
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○SANADA(12分12秒 Skull End )[2勝7敗=4点]×天山広吉


【SANADAの話】
SANADA「ノーコメントと言いたいところなんですけども、まぁ今日の対戦相手の天山広吉、『最後のG1』って言われてたんですけど、そこは俺が勝って、“世代交代”っていう言葉は、あんま好きじゃないんですけども、まぁそういうのが見られたんじゃないかなと思います。あと今日で、『G1』終わっちゃうんすけども、もっともっと個人的に、上にいきたいし。ロスインゴでも、上にいきたいと思います。今後も期待しててください」


――天山選手に引導を渡した形になりましたが、今のお気持ちは?
SANADA「別に、特には。元々、そういうのはなくても、俺は上目指してますし」


――特に天山選手だからというのは?
SANADA「そういうのはないです。そろそろ新しいモノを、見せていかないといけないと思うんで、変えていきたいと思います、俺が。ロスインゴは、変えます」


【天山、小島の話】
天山「あぁ……精根尽き果てた。なんだろう、なんか変なもん出てくるよ。自分が情けないのか。それとも、あそこまでいっときながら、勝てへん。ファンのお客さんの声が、めっちゃ聞こえて。めっちゃ聞こえて、力になってんのに。コジも、後ろから押してくれて、『やらなあかん』ってなって。もちろん勝ちたい。勝たな、結果がすべてですよ。今さら勝ったところで、なんやって言われるかもしれんけど、でも今日ぐらい勝ちたかったな。なんぼでも勝てるチャンスあったんやけど、いっぱいですよ。ほんまコジには申し訳ない。コジのおかげで、この『G1』出ることできて、コジがこうやって毎日ついてくれて、最初1試合2試合調子良かった。そのまま波に乗っていきたかったですよ。なんかね、コジに助けてもらって、いけると思って。この『G1』、俺だけの『G1』じゃない。テンコジの『G1』って、コジと一緒に突っ走ろうって思いましたよ。でも、最後の最後に、こうやって負けてもうてね。ほんまにごめん。最悪な結果を出して、結果も残せへんって、ほんまコジには申し訳ない。でも、良い夢見させてもらった、コジのおかげで」


 小島「(※涙を流しながら)まだプロレスラーですから。俺も、天山も、まだ2人ともプロレスラーですから。生きていれば、いろんなことありますよ。でも、俺たち今までも乗り越えてきたから、いろんなこと。今日も本当に素晴らしい生き様を、見させてもらいました。ほんとにありがとうございました」


 天山「コジがそう言ってくれるから、俺は甘えてしまうんや。でもね、ほんま嬉しい。コジがこうやってね、誰一人として、俺の声を聞いてくれなかった。コジだけが、こんなことないよ、ほんまに。コジの気持ちに応えたかった。コジが『優勝して帰れ』って言ってくれた。俺、約束なんも果たしてない。でもこうやってね、俺のために言ってくれて、俺は最低やけど、最高のパートナー、コジですよ。ほんまにありがとうな」


 小島「(※天山とガッチリ握手)これからも頑張りましょう。ありがとうございました」


 天山「頑張ろう。オッケー。今、コジが励ましてくれた。これで終わりちゃう。いつまでも、コジがそばにいる限りは、まだまだ俺も命賭けて、このリングでもっと闘っていかなあかんって思います。足の一本、腕の一本、首が折れても、這いつくばってでも、まだまだ、しつこくいくから。ありがとうございました」


◇第6試合◇ 
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]石井智宏(12分33秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(8分39秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×バットラック・ファレ
※ガンスタン


【ファレの話】「チキショー!タマ!(※トンガをコメントブースに呼び込むと、トンガと肩を組む)タマは、何にも簡単に許さないことを、今日示した。誰でも、チームメイトでも許してやらない。そのことに関しては、尊敬する(※ファレはトンガを残し、コメントブースを去る)」


 
【トンガの話】「(※ファレがコメントブースを去ったあと、ファレに向けて)愛してる。だからこそ、最初ピンフォールを受けられなかった。最初から、俺はファイターだった。だから、今日も闘った」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○後藤洋央紀(13分17秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×丸藤正道
※GTR


【後藤の話】「よし!この『G1 CLIMAX』力の限り、闘いました。あとは、メインの結果次第。しっかり見させてもらいますよ」
 
【丸藤の話】「本当は、優勝してこなきゃ、ノアのファンのみんなに、面目立たないんだけども……でも、『G1』充実感もあったし、何か、このままじゃ終わらないんじゃないか?終わらせない。『G1』の公式戦じゃないかもしれないけど、明日、明後日もあるだろ。俺はまだ終わってねぇぞ」 


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗1分=11点]棚橋弘至(30分時間切れ引き分け)[5勝3敗1分=11点]オカダ・カズチカ
※後藤が優勝戦進出


【棚橋の話】
棚橋「(※川人に肩をかり、コメントブースに現れると、床に倒れ込み)すいません。ちょっとこのままで……」


――2人には、30分は短すぎた結果となりましたが?
 棚橋「そんなことないよ。そんなことないって。結果的に、棚橋の復調具合が仇になったから」


――まさかの引き分けで、決勝戦進出を逃しましたが?
 棚橋「ほんとはね、ほんとはだよ、ようやく怪我から、みんなの前に復帰したっていうね、喜びを噛みしめたいシリーズだったけど……あぁ!そうはやらしてくんねぇのが、新日本プロレス……2連覇の夢が……ただ、強がりだけ、最後に言っとく。終わりは、始まりだから」
 
【オカダの話】「『G1 CLIMAX 26』俺の『G1』は、今年はもう終わりだ。完敗じゃねぇぞ、完璧な引き分けだ、コノヤロー。でもな、『G1』は終わってもな、俺のIWGPの闘いは終わってない。借りを返す敵もできたし。次はまだ何も分からないけど……東京ドームだな。東京ドームで、改めて、覇者と、まぁ東京ドームじゃなくてもいい。とりあえず、終わりだ。俺の『G1』は。(※外道に肩を叩かれながら、コメントブースを後にした)」
 
【後藤の話】「まずはじめに、俺の決勝進出を予想してたヤツが何人いるかって話だよ。『ざまぁみろ!』って、そういう気持ちもあります。とにかく、全世界のプロレス業界が注目する、『G1 CLIMAX』決勝戦。後藤ワールド見せてやるよ。言葉じゃない。本当のストロングスタイルを見せてやるよ。以上です」


――『G1のGは、後藤のG』とおっしゃっていましたが、今回もまた?
 後藤「『G1のGは、後藤のG』。『GHCのGも、後藤のG』で。それで丸く収まった。あとは、決勝。期待してください」


 いよいよラストスパートを迎えたG1、両国3連戦1日目はAブロック最終公式戦が行われ、まず10点の真壁が石井と対戦し、両者はロープブレークなしの“ど真ん中”プロレスを展開、終盤には真壁が後頭部、正面とラリアットを放ち、ジャーマン、そしてスパイダージャーマンからのキングコングニーは自爆となると、ラリアットや頭突き合戦を制した石井がスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、真壁は脱落となる。


 10点のファレはトンガと対戦し、BULLET CLUBの同門同士の対戦ということでファレはワザと負けるように迫り、トンガが寝てファレが踏みつけてカバーするもトンガはクリアし、再度カバーするもまたトンガはクリアする。
 これに怒ったファレは場外の裕二郎らにトンガをバットラックフォールで投げつけると、パワー全開でトンガを攻め立てるが、リバースガンスタンで流れを変えたトンガは、ファレのファレハンマーを見切ってスピードで翻弄すると、グラネード狙いをヴェレノで切り返してからガンスタンで3カウントを奪い、ファレは脱落。試合後はファレも潔く敗戦を認めノーサイドとなる。


 10点同士の丸藤vs後藤は丸藤が場外戦で鉄柵めがけてのフェースクラッシャーから首攻めを展開し、鞭のようにしなる逆水平で試合の主導権を握る、後藤は村正で流れを変えるが、丸藤は側転からのドロップキック、プランチャ、後藤がリングに戻ったところでフロムtoフロムコーナーで強襲するが、追走式ロープワーク合戦は後藤が制すると変型牛殺し、丸藤は串刺し虎王から不知火を狙うが後藤が阻止し、虎王も後藤が頭突きで迎撃する。
 丸藤は見えない角度からのトラースキックから不知火を狙うが、後藤はスリーパーで捕獲して絞めあげるとGTRで3カウントを奪い、丸藤は脱落し、この時点で後藤が12点でトップに立つ。


 メインは10点同士のオカダs棚橋、どちらかが勝てば共に後藤に勝っていることから優勝戦進出だが、引き分けの場合だとトップの後藤が優勝戦進出、棚橋vsオカダは30分越えも試合が多いことから両者は時間との戦いも強いられることになった。
 試合は序盤からオカダがジャックナイフからのリバースネックブリーカーから一気に仕掛け、早くもレインメーカーを狙うが、棚橋が首固めで阻止する。
 速攻勝負に失敗したオカダはジャベなどでスタミナを奪いにかかるが、オカダのフロントハイをキャッチした棚橋が軸足である左足めがけて低空ドロップキックを放つと、膝への関節蹴りを駆使して足攻めを展開、オカダもエルボーやコーナーに棚橋を据えてのドロップキックで流れを変えようとするが、棚橋は場外戦で鉄柵越しのドラゴンスクリュー、コーナーからのプランチャと攻め立てるが、リングに戻そうとした隙を突いたオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
 棚橋はフロント式ドラゴンスクリュー、オカダのヘビーレインもスリングブレイドで切り返し、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローを投下するが自爆、しかしオカダのレインメーカー狙いを棚橋はレインメーカー式スリングブレイドで切り返し、オカダのフロントハイをキャッチしてショルダーレッグブリーカー、リング下からのドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、オカダのドロップキックをかわしてからリバーススリングブレイド、しかし勝負を狙ったハイフライフローはオカダが剣山で迎撃する。
 棚橋のスリングブレイドをかわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわした棚橋がドラゴンスープレックスで投げるも、オカダはジャーマン式ツームストンパイルドライバーで突き刺し、互いにレインメーカーをかわし合った後で棚橋がスリングブレイドから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローを決めるがオカダがクリアしたところで時間切れ引き分けとなり、後藤が大逆転で優勝戦進出となった。


 Aブロックは勢いで棚橋か丸藤だと思っていたが、懸命にトップ戦線に喰らいついていた後藤が丸藤を破り、棚橋とオカダは引き分けで共倒れ、まして後藤は優勝候補にも入っておらず、横浜大会で久しぶりに「優勝するぞ! G1のGは、GOTOのG!」とアピールしても半信半疑のファンも多かったと思うが、ここ数年のG1は本命が優勝する傾向が多く、第1、2回を連覇した蝶野正洋もまったくのノーマークから優勝を果たした、それを考えると後藤の進出はありでもあるのだ。
 しかし後藤も2月にオカダに敗れてIWGPヘビー級王座奪取に失敗し、内藤にも敗れてNEW JAPAN CUPの優勝を逃すだけでなく詰られてどん底に叩き落された、そしてオカダの軍門に降る形でCHAOS入りとなり、主役から外されていったかと思いきや、棚橋やオカダ、丸藤を差し置いてのG1優勝戦進出、後藤も“このままでは終わりたくない”という気持ちもあったと思う。
 13日はBブロック最終公式戦が行われるが、後藤の相手は誰になるのか?リベンジを狙うなら内藤、ドラマスティックなら柴田といったところか、Bブロック公式戦も楽しみだが優勝戦も楽しみになってきた。


 最後に消化試合となったがSANADAvs天山はSANADAのSkull EndをTTDで切り返して天山は天山プレスを投下するも自爆、それでも勝負をあきらめない姿勢を貫き、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターで追い詰めるも、SANADAはSkull Endで捕獲し、ラウディングボディープレスから再度Skull Endで捕獲、天山は無念のギブアップとなり、天山は悔し涙を流した。
 天山に大きな期待をかけていたファンのいたと思うし、天山もこんなはずではと思っているはず。しかし待っていたのは2勝7敗という厳しい現実、だが公式戦のところどころでかつての“夏男”だった天山の意地だけはしっかり見せつけ完走した、今年のG1が天山にとって最後の夏となるのかわからない、しかし天山の示した意地だけはG1の中でしっかり残り続ける…

内藤がYOSHI-HASHIを降し2敗を堅守!柴田は永田を絞め落とす!G1もいよいよラストスパートの両国へ…

8月10日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」山形・山形市総合スポーツセンター 2183 人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(5分3秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※とどん


◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(6分24秒 体固め)小島聡 中西学 ×ジュース・ロビンソン
※ガンスタン


◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分41秒 Skull End)天山広吉 ×キャプテン・ニュージャパン

◇第4試合◇

▼20分1本
オカダ・カズチカ 石井智宏 ○後藤洋央紀 外道 丸藤正道(10分12秒 片エビ固め)棚橋弘至 真壁刀義 KUSHIDA ×獣神サンダー・ライガー タイガーマスク
※GTR 


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=8点]ケニー・オメガ(10分29秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×中嶋勝彦
※片翼の天使


【ケニーの話】「ナカジマ、俺は覚えてるよ。よ~く、覚えてるさ。ずっと前にROHで闘ったことを。あの時は18分かかった。今日と同じで、俺が勝った。今日よりも多くの技を使った。でも今日は、11分しかかからなかった。それだけ俺は、肉体的におまえよりも成長してるってことだ。だから、以前よりも短い時間で、お前を倒すことができた。ナカジマ、俺の勝ちだ。それ以上、何もいらないだろ。俺が勝って、お前の望みを絶ち切った。まあ、俺の計算通りだ。だけど、俺にはまだ予定があるんだ。俺にはまだチャンスが残ってる。優勝決定戦にコマを進めるチャンスがな。BULLET CLUBファンに、THE ELITEファンに、そしてケニー・オメガのファンに約束する。俺はまだまだ突き進んでいく。そして『G1』を勝ち抜くことをな。Good Bye & Good Night」 


【中嶋の話】
中嶋「(※コメントスペースにたどり着くなりフロアに座り込む)負けた俺に、何が聞きたいですか? ところで、今回、負けたけど、俺の(優勝の)可能性はどれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか?」


--ないです。ケニー・オメガ選手と内藤選手の直接対決が残っていて、どちらかが11点以上になるので。


中嶋「全然、ないんですか?」


--あとはみんながインフルエンザにかかるとかにならない限りは……。


中嶋「0.01%でも(可能性が)あるなら、俺はその望みに懸けます。まあ、言い訳かもしれないけど、負けても心が折れなければ、負けじゃないんだ。これっぽちも、負けなんて認めてねえ。何のためにここに来たのか? 何のために、NOAHを休んで、このリーグ戦に来たのか? まだ、まだ、俺の『G1』は終わらねえ。まだあんだろ、公式戦? 両国(8・13)であんだろ? 現チャンピオンだよな、マイケル・エルガン選手? 当たったことないけど、ベルト2個持ってるし、過去のチャンピオンより、大事なのは今なんだ。必ず、最後の最後に、俺の意地見せてやる。俺はまだまだ、まだまだ、止まらねえ!」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○EVIL(2分57秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×矢野通
※EVIL


【EVILの話】「オイ、これは“Y・T・R WORLD”だって? 違う。勝てばすべて、“DARKNESS WORLD”だ。Next is SHIBATA。いいか、いいか、よ~く聞いておけよ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ!」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○内藤哲也(15分1秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×YOSHI-HASHI
※デスティーノ


【内藤の話】「ま、この『G1 CLIMAX』で、何かインパクトを、何か爪痕を残さなきゃいけないっていうYOSHI-HASHIの気持ちは伝わったかな。でもさ、番狂わせっていうのは、たまに起こるから番狂わせなわけで、そんなしょっちゅう、起こるわけがないんだよ。結果に関して、ひっくり返るわけがないだろ。順当な勝利だよ。ま、Aブロックがちょっと混戦になってるようだけど、Bブロックに関しては難しく考える必要はないよ。俺が両国でケニーに勝てば、文句なく優勝決定戦に行けるんでしょ? Aブロックが混戦。じゃあBブロックは、すんなり優勝決定戦進出を、俺が決めようか。まあさ、もうこの夏のエンディングも思い描いてるよ。おそらくさ、その通りになることでしょう。その前の13日、両国国技館、精いっぱい俺を楽しませてくれよ、ケニー・オメガ。初対戦、俺も楽しみにしてるからさ。皆様もお楽しみにしといてください。ま、1日休んで、また金曜日、Viernes(ヴィエルネス)、両国国技館でお会いしましょう。Adios」 


【YOSHI-HASHIの話】「今日で完全にもう、決勝の望みなくなっちゃったけど、でも、もうあと少しだよ。ぷっろえすのあと少しっていうのはすごい、すごいすごい、すごい先っていうのはほんとだけど、はるか先にいるあいつの、まったく見えなかった姿が、うっすら見えた気がするよ。俺はまだ闘えるし、この借りを必ず返すまでは終われないからね。次、両国、矢野さん。ま、同門かもしれないけど、俺だって勝ち星欲しいから。矢野さんだってそうだし。俺は絶対、手抜かない。それだけは矢野さんに言いたいよ」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○柴田勝頼(12分16秒 レフェリーストップ)[3勝5敗=6点]×永田裕志
※スリーパーホールド


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○マイケル・エルガン(18分43秒 エビ固め)[2勝6敗=4点]×本間朋晃
※エルガンボム


【エルガンの話】「リング上でも言ったけど、俺はルチャ・リブレ・エリートの世界チャンピオン、そしてIWGPインターコンチネンタル・チャンピオンだ。数日後には『G1 CLIMAX 26』のチャンピオンになる。まあ、奇妙なことに、それでも俺はまだ天井を突き抜けるわけではない。天井を突き抜けるためには、ケニー・オメガともう1度闘って倒さなければならない。そしてナイトーも叩きのめさないといけない。ナカジマもだな。お前は(俺を決勝に進めないようにと)ニュージャパンの誰からも応援されることになるだろう。そして、この土曜日に闘うことになってるな。よし、素晴らしい闘いをしようじゃないか。このマイケル・エルガンと……」
 
【本間の話】「俺は、俺は、何回、何回、『G1 CLIMAX』で泣けばいいんだよ。普通、普通、地元って勝てるもんじゃないの? 甘くねえなあ……。どんなに山形の客さんに応援されても、俺、勝てねえ。悔しくて仕方ねえよ。山形の、地元のお客さんの声援に応えられないこの俺の情けなさ。それはもっともっとトレーニングして、もっともっと強くなるしかない。俺はあきらめない。絶対、山形で『こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ』って言ってやるから。そんな遠くはない、そんな遠くはない。俺は絶対、負けない。2勝6敗。まだ終わんねえ。まだあんだろ? まだいけるよ。『本間!』『こけし!』って1人でも言ってくれる限り、俺はあきらめない。俺は絶対、応えて見せる。ただただ、エルガンは強かったです。ありがとうございました」


 いよいよBブロックも終盤へと突入、まず3敗同士のケニーvs中嶋はケニーが手を差し出して握手と思いきや、ツバを吐いて中嶋を挑発すると、怒った中嶋はトラースキックからバックドロップで投げ、ケニーはたまらず場外へと逃れると、中嶋はスライディングキックからエプロンダッシュのPKで追撃するが、ケニーは場外でのドラゴンスープレックスを決め中嶋に大ダメージを与える。
 リングに戻ったケニーは打撃で攻め込むと、カミカゼからのムーンサルトプレスと得意のパターンへ持ち込むが、中嶋は剣山で迎撃しドラゴンスクリュー、ミドルキック、ミサルキックと猛反撃するが、ケニーもコタロークラッシャーで応戦する。
 ケニーはコーナーへと昇るが、中嶋はR-15で迎撃すると雪崩式ブレーンバスターで投げるが、ランニングキック狙いはケニーがかわしてドラゴンスープレックスで投げる。
 ケニーはVトリガーを狙うが、中嶋はかわすとジャーマンで投げると、ケニーは着地してから高速ドラゴンスープレックスで投げ、Vトリガーを炸裂させる。
 ケニーは片翼の天使を狙うが、逃れた中嶋はコーナーに押し込んでトラースキックを連発、ビューティフルドロップキック、ランニングキックからバーディカルスパイクを狙う。
 しかしケニーはリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、片翼の天使で3カウントを奪い3敗を堅守する。


 3敗の矢野は5敗でリーグ戦から脱落しているEVILと対戦するが、開始直前から矢野は早くもコーナーマットを剥がして崇コーナー作りをすると、EVILが襲撃して試合開始となるが、矢野が崇コーアーに直撃させてから丸め込み、更に髪を掴んで倒してから丸め込むなど丸め込みを連発する。
 矢野は場外へと逃れると、EVILがイス攻撃で逆襲し、矢野の首にイスをかざして鉄柱に叩きつけるが、リングに戻ると矢野が崇コーナーへのモンキーフリップ、EVILの串刺し攻撃をかわし崇コーナーに直撃させてから丸め込むなど、矢野ワールドで翻弄する。
 しかしEVILはジャンピングニーからラリアットで反撃、EVIL狙いは矢野は裏霞で抵抗し急所蹴りを狙うが、レフェリーの制止に遭うと、この隙を突いたEVILがEVILで3カウントを奪い、矢野は連勝ストップで4敗目となる。


 2敗トップの内藤は4敗で崖っぷちとなったYOSHI-HASHIと対戦、試合開始からYOSHI-HASHIはドロップキックで奇襲をかけ、ヘッドシザースホイップで内藤を場外へ追いやるが、YOSHI-HASHIは追撃のスライディングキックを狙うと、内藤がかわして素早くリングに戻ってから、リングに戻ってきたYOSHI-HASHIの顔面に低空ドロップキックを浴びせ、更にYOSHI-HASHIの痛めている左肩に照準を定め、テーピングを剥がしてからの鉄柱攻撃などで徹底的に痛めつける。
 劣勢のYOSHI-HASHIだったがDDTからヘッドハンターで流れを変えると、内藤をトップロープに固定してから後頭部へのドロップキックを決めるが、内藤も水面蹴りからのコーナーミサイル、そしてトルネードDDTを狙うが、YOSHI-HASHIはバンカーバスターで切り返し、内藤のジャンピングエルボーアタックもコードブレイカーで迎撃する。
 YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するが、内藤はかわすとミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳み掛け、デスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIは堪えると久々にチャクラムを決め、内藤は張り手から突進するもYOSHI-HASHIはかちあげ式ラリアットで迎撃する。
 YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下してからカルマを狙うが、内藤は逃れるとYOSHI-HASHIはすぐさまバタフライロックで捕獲、しかし内藤もバックを奪うと内藤はジャーマンで投げ、YOSHI-HASHIは意地で起き上がるも、内藤は浴びせ蹴りで迎撃してからブリティッシュホールを決める。
 内藤はデスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIはトラースキックで抵抗するも、内藤はジャンピングエルボーアタックで黙らせるとデスティーノを決め3カウントを奪い2敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となってしまう。


 3敗の柴田は4敗で崖っぷちとなった永田と対戦、序盤はローキックで互いに牽制しあうも、ロープ際で柴田が永田の頭を叩くと、怒った永田は膝蹴りを何度も浴びせ、場外でエルボー合戦を展開する。
 しかし永田は柴田の痛めている右肩に照準を定め、キックを連発すると腕固め、アームブリーカー、アームロック、腕十字と右腕攻めを展開、しかし永田のミドルに対し柴田はローキックや膝蹴りで応戦し、顔面に串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーからサッカーボールキックを浴びせると、再び怒った永田はエルボー合戦からエクスプロイダーで投げ、柴田も起き上がってバックドロップで返し、フロントハイキックが相打ちとなって両者ダウンとなるなど意地を張り合う。
 柴田はスリーパーで捕獲するが永田は白目式腕固めで捕獲、更にアームブリーカーでダメ押ししてから、タイナーを浴びせ、バックドロップで投げるも、バックドロップホールド狙いは柴田が阻止し、永田はロープへ走ると柴田はドロップキックで迎撃する。
 柴田はダブルアームスープレックスからスリーパーで捕獲すると、永田はアームブリーカーで脱出してから左ハイキックを炸裂させるも、柴田は再びスリーパーで捕獲しそのまま胴絞めスリーパーへと移行して一気に絞めあげる、そして永田はそのまま落ちてしまうとレフェリーは試合をストップ、柴田が執念で3敗を堅守し、永田も5敗で脱落となってしまう。


 メインは地元出身でリーグ戦からは脱落している本間が3敗のエルガンと対戦、序盤はエルガンのパワーの前に本間は圧倒されてしまい、エルガンはアバランシュホールドからトップロープ越しのボディープレスと圧殺していく。
 本間はエルガンのエルボーの連打を耐えてDDTで突き刺すと、ブレーンバスターの投げ合いも本間が競り勝ち、串刺しジャンピングエルボーからフェイスクラッシャー、小こけし、シャリマティーと畳み掛けていくが、エルガンは突進してくる本間をフロントスープレックスで投げるとファルコナローで突き刺し、エルガンボムを狙うが、本間はこけしロケットを炸裂させると、キャッチしたエルガンはジャーマンで投げ捨ててしまう。
 劣勢の本間にエルガンはラリアットを狙うが、本間はエルガンの右腕にカマイタチ式こけしロケットを炸裂させると、エルボー合戦からこけしロケット、ダイビングこけしロケットと畳み掛け、こけしを狙うも、エルガンがコーナーから引きずり降ろしてエプロンでの攻防になると、エルガンは断崖式デスバレーボムで叩きつけ、更に鉄柱へのパワーボムで本間を叩きつけてからリングに戻り、雪崩式のファルコンアローからビッグマイクフローを投下する。
 大ダメージを負った本間にターンバックルへのパワーボムで叩きつけるが、本間はすぐさまこけしロケットを炸裂させ、ラリアットからこけしロケットを連発し、こけしを投下するが自爆となってしまう。
 エルガンはエルボー合戦から本間にラリアットを浴びせ、ターンバックルへのパワーボムからエルガンボムで3カウントを奪い、エルガンは3敗を堅守、本間は地元凱旋を勝利で飾れなかった。
G1 CLIMAX Bブロック


 メイン終了時点で4敗の中嶋と矢野の脱落も確定し優勝戦進出争いは2敗の内藤、3敗のケニー、柴田、エルガンに絞られ、ラストスパートの両国を迎えることになった。
 そして13日の両国では内藤vsケニー、柴田vsEVIL、エルガンvs中嶋が組まれている。状況的には2敗の内藤が有利だが、ケニーもBULLET CLUBのリーダーなだけに、ロスインゴのリーダーである内藤には負けられない、そうなると柴田が有利だがEVILが柴田を破って内藤を援護射撃するが、柴田とケニーを破っているエルガンの存在も侮れない。 
 果たしてBブロックは誰が制して優勝戦に駒を進めるのか、G1もいよいよラストスパートの両国3連戦へと突入する。

オカダがファレに敗れ失速・・・Aブロックは5選手がトップで並んだままラストスパートの両国へ

8月8日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」神奈川・横浜文化体育館 4065人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦(5分5秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※バーティカルスパイク


◇第2試合◇
▼20分1本
○ケニー・オメガ 高橋裕二郎(6分49秒 片エビ固め)小島聡 ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ


◇第3試合◇
▼20分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(6分51秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI ×外道
※MX


◇第4試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○KUSHIDA 田口隆祐 ジュース・ロビンソン(8分3秒 ホバーボードロック )永田裕志 本間朋晃 中西学 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク


◇第5試合◇ 
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○丸藤正道(10分54秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×タマ・トンガ
※不知火


【丸藤の話】「ああ、翻弄するつもりが、ちょっと(翻弄)されちゃった。まあ、でも、優勝するためには今日、絶対、落とすわけにはいかないし、次、次、両国か?後藤か?“G1のGは後藤のG”じゃねえぞ。GHCのGだ。覚えとけ」 


【トンガの話】「(※何度も言葉を詰まらせながら)ああ、見ての通りだな……。何も返せなかった……。俺にすればな……。経験?そう言われてしまっても……。自身が足りないのかな……。もっと自信を持たないと……。でも、俺はまだ自分を築いている段階だ。また、(彼の前に)も戻ってくるから。その時は、こんなポジションじゃない。次はもう、負けたくない」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○SANADA(12分18秒 Skull End)[3勝5敗=6点]×石井智宏


【SANADAの話】「今日負けてたら(※右手を腰の少し上の高さに持っていき)ここの人間になってたんだよ。そうじゃないんだよ。俺は(※左手を顔の前に高さに持っていき)ここの人間になりたいんだよ


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○棚橋弘至(11分17秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×天山広吉
※ハイフライフロー


【棚橋の話】
棚橋「どうですか? これで5連勝。まだまだ望みはつないでるから。棚橋の夏は終わってないから。終わらせるわけにはいかないから。やっぱりね、今日、天山選手と向かい合った時に、頭に浮かぶのは、初めて『G1 CLIMAX』決勝まで行った2005年、『C1 CLIMAX』決勝、(相手は)天山広吉。本当に、本当に、何したら勝てるんだろうって。その時、棚橋が10持ってた以上を出したんだけど、でも……。その天山選手の影が、向かい合った時にちらつくというか。だからさ、俺も初めてケガしてわかったけど、長期欠場、俺、たったの2か月だよ。天山さんは1年6カ月。果てしない苦しみの中で……。そういうのを思うと、復調してほしいね。で、これが最後の『G1』って本人言ったけど、それは決して本人が決めることかなくて、会社決めることでもなくて、ファンが決めることでもない。その時が来たら、引いてもらうと思うから。また、また、強い天山選手と試合がしたいです」


--最後の公式戦の相手がオカダ選手なんですけど、それに関しては?


棚橋「これも何かの因縁だよね。(1・4東京)ドームで負けて、復帰のシリーズで、『G1』で、(リーグ戦)最終戦が行われる。オカダも好調をキープしてるから。次に進むために、今年上半期(のマイナス)全部取り戻すためには、『G1 CLIMAX』優勝するしかないから」
 
【天山、小島の話】
天山「クソッ! ああ! やってもた。ホンマ、やってもうた。もうね、やっぱり、なんだかんだ言って、ここまで来て、負けられへん、何が何でも勝ちたかったよ。『G1』、星取り勘定関係なく、今日勝てば、何とか次の最後まで望みかけようと思たけど。甘かったわ。チキショー。棚橋、力強いし、しっかり技も食らったし、完敗です。ただね、俺も持てる力全部出したつもりやけど、甘かった。コジにもずっと、今日までずうっと付いてくれてる。最後、コジの力でね……。ああっ。マジで、このまま負けて、●●●(くろ、くろ、くろ)って、俺からしたら、ふざけんなって。最後は、最後の最後、まだ1個残ってんねん。もっかい、全力でぶつかってく。そして、コジ(※ここで少し離れて天山のコメントを聞いていた小島が歩み寄ってきて、握手を交わす)、俺自身、ホンマにすまん」


小島「まだ『G1 CLIMAX』終わってないんで。もう1回、天山広吉の試合、俺たちの試合を見せましょう。頑張ってください」


天山「コジ、ありがとう。最後、も1回、ガッチリいくよ」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○バットラック・ファレ(11分16秒 体固め)[5勝3敗=10点]×オカダ・カズチカ
※バットラックフォール


【ファレの話】「ビックリしたか? お前ら、驚いてるのか? 番狂わせが起こったと思ってるのか? シングルマッチではこうなるって言ってきただろ。バッドラックフォールを浴びたら、みんなこうなるんだ。(残り)もう一つ。次(の相手)はニュージャパンでの兄弟、タマ・トンガだ。簡単なことだ。わかってるか? 得点を積み重ねて、俺がトップに立つ。じゃあな」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○真壁刀義(14分12秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×後藤洋央紀
※GTR


(試合終了後)
後藤「優勝するぞ!『G1』の“G”は、なんだかわかるか?そう!『G1』の“G”は、後藤の“G”!」


【後藤の話】
後藤「俺は最初から、優勝しか見てない。俺は何があっても、あきらめない。それが、俺のスタイルだ。以上!」


--(公式戦)最終戦の(相手である)丸藤選手が、「G1のGはGHCのG」と言ってましたが……。


後藤「『G1のGは、後藤のG』、何回言ってきたんだ。毎年、何度言ってきた? それを証明してみせるよ」
 
【真壁の話】「ああ、クソー! 大事な時、いっつもこれだ。クソッ! しょうがねえっつうてよ、悔しいな。いつもだな。でも、大事な時にいつも落とすのが後藤洋央紀だったろ? 粘り強さと、打たれ強さにはビックリしたよ。どんどん、下から突き上げがあるだろ。でもよ、こんなもんじゃ、終わらねえ。次から次へと、若いヤツが台頭すればするほど、燃えてくんだよ。クソ~ッ! もうないか? (Aブロック)勝てねえか? 決勝、出れねえか? まあ、最後の最後だ、やるしかないだろ。プロレスラーだからよ。それだけだ。ああ、いいの入った。クソ~ッ!」


 G1も公式戦残り2戦のラストスパート、横浜大会ではAブロック公式戦が行われ、まず3敗の丸藤がトンガと対戦、序盤はロープ際で互いにブレーンバスターを狙うも、トンガがロープ越しのガンスタンから丸藤の首攻めを展開する。
 しかし丸藤はトンガの串刺し攻撃をフロントハイキックで迎撃すると、側転からのドロップキック、鞭のようにしなる逆水平で流れを変え、トラースキックと攻勢をかける。
 劣勢のトンガもゴーストフェースで反撃すると、トラースキックを見切ってからリバースガンスタン、ロープワークの攻防を制してヴェレノからガンスタンを狙う。
 しかし丸藤はトラースキックで迎撃してから虎王を連発すると、不知火を決め3カウントを奪い3敗を堅守、トンガは5敗目で脱落となる。


 同じく3敗の棚橋は5敗でリーグ戦から脱落が決定している天山と対戦、天山はロープへ押し込んだ際にモンゴリアンチョップを狙うも、かわした棚橋は太陽ブローを打ち込む、しかし天山はショルダータックルでなぎ倒すとモンゴリアンチョップを乱打する。
 天山は串刺し攻撃を狙うが、迎撃した棚橋はセカンドロープからのダイビングボディーアタック、天山の左膝に低空ドロップキックから足攻めを展開するが、凌いだ天山は二ールキックで流れを返すとモンゴリアンチョップ、串刺しラリアット、ブレーンバスターと畳み掛ける。
 天山はモンゴリアンチョップを放つと、張り手で応戦した棚橋は掟破りのモンゴリアンチョップで返し、これに怒った天山は突進するも、棚橋はフライング・フォーアームから、エルボードロップ、サンセットフリップと攻め込む。
 棚橋はスリングブレイドを狙うが、天山はマウンテンボムで迎撃するとアナコンダバイスで捕獲、しかし棚橋は丸め込みで脱出するとドラゴンスクリューを決め、天山も頭突きの連打からTTDで突き刺し、天山プレスで勝負に出るが、かわされて自爆となってしまう。
 棚橋はジャーマンからハイフライフローを投下するが、今度は天山がかわして自爆となると、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターと畳み掛ける。
 天山は再度TTDを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトで切り返すと、スリングブレイドからハイフライフローを決め3カウントを奪い3敗を堅守する。


 2敗のオカダは3敗のファレと対戦、オカダはカニバサミでファレを倒すと顔面へのスライディングキックで場外へと追いやるが、鉄柵へ叩きつけてから突進するとファレはショルダータックルで迎撃、客席へとオカダを連行して痛めつける。
 リングに戻ってもファレは投げを狙うオカダを切り返して、コーナーに叩きつけると背中にのしかかって全体重を浴びせる。
 ファレはジャンピングボディープレスを投下するが、オカダはかわすとかちあげ式エルボースマッシュ、DDTで突き刺し、ボディースラムからツームストーンパイルドライバーを狙うが持ち上がらない。
 ファレは突進するオカダをサモアンドロップからバットラックフォールを狙うが、オカダはリバースするとリバースネックブリーカーからダイビングエルボー、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、かわしたファレが串刺しボディーアタックからジャンピングボディープレスで圧殺する。
 ファレは再度バットラックフォールを狙うが、オカダは着地すると、ファレがすかさずスピアーを浴びせ、グラネードを狙うが、オカダはドロップキックで阻止しツームストーンパイルドライバーを狙う、しかし堪えたファレはグラネードを狙うと、かわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、ファレは逆にグラネードを連発し、バットラックフォールで3カウントを奪って3敗を堅守する。


 メインは3敗同士の真壁と後藤が対戦し、真壁がラリアットで後藤を場外へと追いやるが、鉄柵攻撃狙いは後藤が逆に叩きつけ、リングに戻っても後藤がストンピングから、サッカーボールキック、真壁の顔面に肘振りおろしと首攻めを展開する。
 後藤はミドルキックを打ち込むが、真壁はラリアットで反撃するとコーナーナックルからノーザンライトスープレックスと畳み掛け、後藤もミドルキック、村正、蹴りと譲らず、ダイビングエルボーから牛殺しを狙う。
 しかし真壁は体を入れ替えて阻止すると左のラリアットを炸裂させ、エルボー合戦を展開するが、後藤は真壁の頭部を捕らえて自身の膝に後頭部をぶつけると、対角コーナーでのラリアット合戦を追走式ラリアットで制してからリバース牛殺しを決める。
 後藤はGTRを狙うが、真壁は阻止して袈裟斬りチョップを浴びせるとジャーマンからスパイダージャーマンを決め、キングコングニーを投下するも、後藤はかわして自爆となり、ラリアット合戦から真壁のラリアットをかわした後藤はスリーパーで捕獲、だが脱出した真壁は後頭部ラリアットを浴びせると、後藤もノーモーション式頭突きで応戦、真壁のラリアットをかわして牛殺しを決めるとGTRで3カウントを奪い3敗を堅守、試合後は後藤が「『G1』の“G”は、後藤の“G”!」とアピールして大会を締めくくった。


 4敗の石井vs5敗でリーグ戦から脱落しているSANADAはスピードで石井を翻弄したSANADAはその場飛びムーンサルトからタイガースープレックスを決めると、SkullEndで捕獲しラウディングボディープレスを投下するも、石井はかわしてラリアットを狙うが、SANADAはかわしてジャパニーズレッグロールクラッチから再度SkullEndで捕獲、しかし切り返した石井はスライディングラリアットを炸裂させるも、ラリアット狙いはSANADAがかわし延髄斬りからジャーマンで投げ、起き上がった石井は頭突きで炸裂させる。
 石井はラリアットからパワーボムを決めるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはSANADAが切り返してTKOを狙うも、石井も阻止して技の読み合いからヘッドバットを炸裂させる。
 石井はラリアットを狙うが、SANADAはTKOを炸裂させ、SkullEndで捕獲し石井はギブアップ、石井は5敗目でリーグ戦から脱落となった。


 Aブロックはオカダが2連敗で後退し、棚橋、オカダ、後藤、ファレ、丸藤の5選手が並んだままラストスパートの両国を迎えることになった。12日の両国は棚橋vsオカダ、丸藤vs後藤、ファレvsトンガ、真壁vs石井、天山vsSANADAが組まれているが、一番有利なのは直接対決で後藤、ファレ、丸藤を降している棚橋か、真壁は可能性を残しているもののトップ5選手との試合では負け越しているだ

けに厳しい状況、果たしてAブロックは誰が優勝戦に駒を進めるのか?

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