G1 CLIMAX 26
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10年ぶりに遭遇…柴田vs中嶋!内藤は激戦の末エルガンに勝利!永田はEVILを降しロスインコを2タテ!
7月24日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」後楽園ホール 1744人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン(6分18秒 片エビ固め)Xデビッド・フィンレー
※パルプフリクション◇第2試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 田口隆祐(6分58秒 片エビ固め)SANADA XBUSHI
※キングコングニードロップ◇第3試合◇
▼20分1本
バッドラック・ファレ タマ・トンガ ○高橋裕二郎(8分36秒 片エビ固め)棚橋弘至 KUSHIDA Xキャプテン・ニュージャパン
※変形DDT◇第4試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 石井智宏 ○後藤洋央紀 外道 丸藤正道(8分56秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
※GTR◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○本間朋晃(13分07秒 片エビ固め) [1勝1敗=2点]XYOSHI-HASHI
※こけし【本間の話】
――開幕2連勝となりましたが?
本間「俺が、まぎれもないBブロックでの、現時点での単独首位。現時点での単独首位、このまま突っ走るから。誰がYOSHI-HASHIに負けるか!誰がケニーに負けるか!初出場の選手、確かにおもしれぇよ。でも俺は、ツラい思い、散々してきたから。今の俺は、負けるわけにはいかない。まだまだ始まったばっかりですけど、俺がBブロックを面白くしたうえで、俺が1位で通過してみせる。そんなミラクル、そんな奇跡あったって、面白いだろ。そんな奇跡がなきゃさ、人生つまんねぇよ。俺が、身をもって証明してやる。ありがとうございました」
【YOSHI-HASHIの話】「まだ、負けてないからな。オイ、本間。まだ、長い、ロングスパン、借りは必ず返すからな。逃げんなよ、コノヤロー、本間。『G1』、1勝1敗。まだまだ分からないだろ。これからだよ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○永田裕志(10分54秒 バックドロップホールド) [1勝1敗=2点]XEVIL【永田の話】「予告通り狙ってきたな、膝を。でも、一昨日の内藤戦に比べて、膝に関しては、ダメージはそんななかったよ。ただ、それ以上に、1発1発の攻撃が重かった。でも、俺には通用しなかったのが、現実ですよ、これが。まぁ凶悪化したEVILの奥底には、ちょっと懐かしいというか、別れても嫌いになれないような、別れても好きだった人のようなね、ちょっとしたものが、垣間見えちゃったね。昔、俺のそばにいた人物に近いかなって。その本性を、俺があぶり出しただけでも、今日成果があったし、なおかつ勝利できた。1発1発の攻撃が、確かにEVIL強かった。凄かった。奇想天外な技もあった。それをはねのけるパワーが、今日は俺にあっただけだよ。そういうとこが、ちょっと好きだよね。ロスインゴス、別れても好きな人のとこ」
【EVILの話】「(※体をフラつかせながら、コメントブースを通り過ぎ)俺が支配者ってことには、変わらない」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]
○ケニー・オメガ(9分05秒 片エビ固め)[2敗=0点]X矢野通
※ランニングニー【ケニーの話】「あぁ痛ぇ。タマが痛ぇ。(※自分のコスチュームの中をのぞいて)うわ、黒い!(※股間に冷却スプレーを当てて)。ヤノ!よく聞け!2日前は、ヨシハシを舐めて、失敗した。それは、その日の、いや、『G1』の中でも1番の予想外の出来事だった。でも、ヤノ。いつものオマエでは、俺には勝てない。俺の過去を考えてみろ。DDTでは、こんなコメディーな闘いがたくさんあった。そんな試合を俺はずっとやってきた。もう慣れてる。ヤノ、オマエは、相手を間違った。次の俺の相手は誰だ?分からない。だけど、俺にとっては、ただのコメディー野郎だろ?グッバイ、グッナイ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○柴田勝頼(14分08秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]X中嶋勝彦
※PK【中嶋の話】「そうですか。でも、俺は勝たなきゃいけねぇんだよ。良い試合だけじゃ、俺は、満足せん。何のために、この『G1』に上がることになったか。それは、自分の中で、しっかりと理解しているつもりだ。クソ!柴田戦。完敗でした!でも、柴田勝頼、アンタの名前は、絶対に忘れない。必ず、必ずまた、向き合う日が来る。必ずだ、覚えとけよ。そして、まだ『G1』も、まだ俺は2戦目だ。まだまだここから、夏の『G1』、面白くなるぜ。俺は、俺は、止まらねぇんだ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○内藤哲也(22分12秒 片エビ固め)[2敗=0点]Xマイケル・エルガン
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノーチェス、コ~ラ~クエ~~~~ン!!(※大拍手) 今年の『G1 CLIMAX』、札幌、後楽園、町田、後楽園、4大会が終了しました。ここから日本中の新日本プロレスを応援して下さる皆様に! 我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの世界を、お見せして来たいと思います!(※大歓声&『内藤』コール) そして、3週間後の両国国技館、今年の『G1 CLIMAX』、いったいどんな結末が待っているか? その答えは、もちろん! トランキーロ!! ・・・・・・あっせんなよ!(※大拍手) EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルナ~ブレ~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声&『内藤』コール)」【内藤の話】「インターコンチの、チャンピオン?開幕2連敗?大丈夫ですか?逆に心配になってきちゃうよ。去年の、5月以来のシングルマッチ。その時は、正直あんまり印象になかったけどね、今日でしっかりインプットしたよ。マイケル・エルガン、良い選手だったよ。でも、2連敗だからね、大丈夫?心配になっちゃうよ。これから、頑張ってよ。もう俺との対戦はないけど。消化試合になってしまうかもしれないけど。楽しんでくれよ。まぁ、何度も言ってるけど、俺にとっては、浜松のEVIL戦以外、消化試合みたいなモンだからね。みんな、どの対戦相手も、俺の手のひらの上で、コロコロ転がしてやるよ。『G1 CLIMAX』、まだ続くけどね、俺、EVIL、BUSHI、SANADA。我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを、存分に楽しませてくれよ。そして、会場に来るお客様。新日本プロレスワールドをご覧のお客様。この夏、存分に、我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを、我々の魅力を、存分に味わってくれよ。まぁ、そんなトコっすかね。明日も試合があるからね。皆様もちろん、明日郡山に来るんでしょ?会場でお待ちしてますよ。アスタマニャーナ(明日会いましょう)。アディオス」
【エルガンの話】「俺は、試合のあとで、ここ(※コメントブース)に来たら、カメラを俺の前に向ける。俺が、それを喜んでると思うか?昔から、いろいろスポーツやって、コーチはいつも勝つか、負けるかではなくて、大事なのは“内容”だと言っていた。でも、俺は今日、やっとわかった。あのコーチは、たぶん1回も試合に勝ったことがない。負けるのは、本当に嫌だ。これでこの大会、俺の名前に、バツがまた一つついてしまった。俺は、もっと強くならないといけない。残ってる相手を、絶対に倒さなければいけない。みんな、覚悟しろ。俺は、これからもっと強くなる」
G1CLIMAX後楽園大会では自分的イチ推しカードの一つである柴田vs中嶋が組まれた、二人の対戦は10年ぶりで、二人は柴田が当時属していたビックマウス・ラウドのリングに対戦したが、柴田が船木から伝授されたトライアングル・アームバー(柴田クラッチ)で勝利を収めている、あれから10年、新日本のリングで二人は対戦した。
試合は互いにキックで牽制し合ってから柴田がキチンシンクからチンロック、クルックヘッドシザースで捕らえ、中嶋の左腕をせめにかかるが、中嶋がフロントハイキックで場外へ追いやると、場外の柴田の右肩にエプロンダッシュのランニングローキックを放ち、柴田の痛めている右肩に集中攻撃を浴びせつつ、柴田が得意としているコーナーに押し込んでエルボーの連打から顔面への低空ドロップキックを放つなど挑発する。
柴田も右肩をかばいながらもエルボーで反撃し、得意としているコーナーに押し込んでエルボーの連打から顔面への低空ドロップキックを放つとハーフラッチからコブラツイストで捕獲するが、中嶋は柴田の蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、串刺しフロントハイ、ミドルキック、右肩へのミサイルキックとたたみかけ、バックドロップの応酬からロントハイキックが相打ちになると、右肩を抑える柴田に中嶋がエルボーからソバットを打ち込み、コーナーへジャーマンで投げるなど柴田を追い詰める。
しかし勝負を焦ったのかバーティカルスパイクを狙うと、背後に着地した柴田の右肩にトラースキックを連発するが、柴田は打って来いと挑発、中嶋はランニングローを狙うと、キャッチした柴田は張り手からスリーパーで捕らえ、PKで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後に柴田のコメントはなかったが、10年前の中嶋とは違うというものは中嶋も柴田相手に見せつけ、また柴田自身も10年前とは違うというものを感じたはずでもあるが、最後は中嶋自身が勝ちを焦ってしまった。だがもう1回二人の試合を見てみたいというものを感じさせた試合でもあった。本間vsYOSHI-HASHIの後楽園男対決はYOSHI-HASHIが本間の小こけしを再三かわしたYOSHI-HASHIが首攻めを展開し、ヘッドハンターからバンカーバスターで攻勢に出ると、やっと小こけしを炸裂させた本間はこけし落としを狙うが、YOSHI-HASHIは回転エビ固めで切り返し、こけし落としもやっと決まるもこけしは自爆となってしまう。
YOSHI-HASHIはラリアットからパワージャック、スリーパーホールドからコードブレイカー、ダブルアームスープレックスからの連続技の連打で本間を追い詰めるが、リバースショルダーバスターからのカルマ狙いは本間が阻止すると、本間は突進してくるYOSHI-HASHIをこけしロケットで迎撃した後でリバースこけしからのこけしで3カウントを奪い勝利。永田vsEVILはEVILが奇襲を仕掛けるも、永田が頭部へのミドルキックで返り討ちにすると意識が飛んだのかEVILは失速、EVILは場外へと逃れるが、蘇生したEVILはイス攻撃で反撃、永田の痛めている左膝に関節蹴りなど集中攻撃を浴びせて試合の主導権を握る。
EVILはフィッシャーマンズバスターからダークネスフォールズを決めるも、永田は白眼式腕固めで捕獲し腕十字へと移行、ミドルキックからアームブリーカー、タイナーと畳み掛ける。
EVILはローリングラリアット、ジャーマン、ラリアットと反撃し、EVILを狙うが永田は浴びせ蹴りからバックドロップで投げるとバックドロップホールドで3カウントを奪う。
矢野vsケニーは矢野がケニーを再三おちょくり、自らロープで「ブレイク」を連呼、そして崇コーナーを作って利用し、コーナーマットを持たせて丸め込むなど矢野ワールドでケニーを翻弄する。
しかしケニーは次第に冷静さを取り戻しスプレー攻撃で反撃すると、サミングなどで流れを変え、互いにレフェリーを巻き込んで読み合いを展開する。
終盤には互いにレフェリーの死角を突いて急所打ちを応酬し、互いに股間を押さえながらの打撃戦を展開するが、矢野をレフェリーと交錯寸前にすると、すかさずケニーがランニングニーを放ち、矢野も丸め込み技で抵抗するが、最後はケニーがランニングニーで3カウントを奪い勝利を収めた。メインの内藤vsエルガンは序盤からエルガンのパワーに苦しめられる内藤はパワー封じに脚攻めを展開も、最初はエルガンはパワーで跳ね除け内藤を苦しめるが、内藤は関節蹴りから徹底的に膝を攻めると次第にエルガンの動きが鈍りだす。
終盤には内藤がエルガンのエルガンボム狙いをリバースフランケンで切り返すが、エルボー合戦からエルガンがラリアットも、パワーボム狙いは内藤が逃れて浴びせ蹴り、延髄斬りと立て続けに浴びせデスティーノを狙うもエルガンは抵抗する。
内藤は変型膝固めで捕らえ、エルガンが強引に持ち上げてブレーンバスターを狙うも、内藤はデスティーノで切り返した後でデスティーノで3カウントを奪い勝利を収めるも、気がつけば内藤はツバ吐きや急所打ちなどラフがほとんどなく正攻法で勝った試合、それだけ内藤も現在の自分に自信がついてきたということなのかもしれない。完敗…でも次だ!#俺は止まらねー #応援 #ありがとう #g1 #njpw #柴田勝頼 #中嶋勝彦 https://t.co/5eLkfKnLKj
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年7月24日今宵G1公式戦後楽園大会では居異尾留と戦い勝利したゼァ。開幕二連勝したわけだが、居異尾留の一発一発の攻撃はかなりキツかった。あれで左膝をもっとエグく攻撃されていたらヤバかったかも。とにもかくにも、ロスインディオスに二連勝。俺はロスインディオスハンターか?ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年7月24日G1は今日もまた見事だった!プロレスありがとう
— sayoko mita (@345m) 2016年7月24日PR -
全日本プロレスがスタートした地で開催されたG1…真壁が棚橋を降し、後藤、天山も勝利で公式戦2連勝!
7月23日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」東京・町田市立総合体育館 4630人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分10秒 片エビ固め)KUSHIDA ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー キャプテン・ニュージャパン
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
中嶋勝彦 ○YOSHI-HASHI(6分52秒 回転エビ固め)柴田勝頼 ×本間朋晃
◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(9分4秒 片エビ固め)矢野通 ×外道
※変型DDT◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL BUSHI(8分44秒 体固め)マイケル・エルガンン 永田裕志 ×田口隆祐
※EVIL◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○天山広吉(10分31秒 片エビ固め)[2敗=0点]×タマ・トンガ
※天山プレス【天山の話】「オッケー!やりましたよ!一つ、二つ、今日でまだ始まったばっかり、二つ目やけども、一つ一つね、『G1』で取りこぼしは、絶対マズイし。今日もしっかりと。相手が、やっぱトンガやから、何するかわからんという恐さもありましたけど、まだまだ俺の敵じゃないよ。まだまだ100年早いって。まぁ『G1』には、『G1』の闘い方っていう、シングルマッチ。いろんな経験をしてる中でね、『あぁいうタイプは、いつでも来い』って。どんなヤツが来ようが、この『G1』俺にとっては、“ラスト”やからね。それにかかってんねんから。しかも、バックにコジがいる。コジが一緒に、俺のセコンドついてくれるっていうのは、一番俺にとっては力強い、何よりも。プレッシャーも感じるけども、全然。やっぱコジが後ろにいるだけで、『ガッチリやらな、アカン』って思いますよね。順調に今2勝してるけども、こっから先、まだまだ長いし。しっかりとこの状態をキープして、『G1 CLIMAX 26』これに全身全霊込めて闘うから。コジがついてくれたら、何も恐いものはない。コジ、ありがとう!(※小島とガッチリ握手)まだまだ、これからも頑張ります。ありがとうございました」
【トンガの話】「オーケー、テンザン……次だ、次」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○後藤洋央紀(11分49秒 片エビ固め)[2敗=0点]×石井智宏
※GTR【後藤の話】「さすがだな、石井智宏。これが新日本だ。これが、“ストロングスタイル”だ。言葉はいらねぇんだよ。以上」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=0点]○バットラック・ファレ(9分3秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×丸藤正道
※グラネード【ファレの話】「これで1勝1敗だ。BULLET CLUBはここにある。次の対戦相手、覚悟しておけ」
【丸藤の話】「なんなんだ!アイツは!(※そのまま控室に戻っていった)」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=0点]○オカダ・カズチカ(13分20秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×SANADA
※レインメーカー【オカダの話】「『G1』、遅くなりましたけど、1勝目。SANADAさん、棚橋さんの次に、俺に勝てるほど、『G1』は楽じゃねぇんだよ。1本目落としましたけど、残り、次は、『G1』前に楽しみにしてた、後藤戦。“混沌の荒武者”を味わいつつ、CHAOSだからって関係ない。しっかり俺が、IWGPの闘いを見せてやる、コノヤロー」
【外道の話】「オイ、予定変更は、ナシだ。レインメーカーが必ず、『G1』を制してやる」
【SANADAの話】「世の中に、完璧な人間はいない。何の出来事にも、絶対意味があると、俺は思ってる。今日の負けも、絶対、意味のある負け。以上」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]真壁刀義(14分4秒 片エビ固め)[2敗=0点]×棚橋弘至
※キングコングニードロップ【真壁の話】「オイ!見たかコノヤロー!故郷に、錦を飾ったぜコノヤロー!笑うとこだぜコノヤロー!笑うとこだろ、わかってるだろ?オイ、きちぃなぁ。さすがによ、『G1 CLIMAX』誰も負けたくねぇんだ。そんな中で、棚橋が怪我?アッパレだよ。みんな同じ条件。だけど、アイツ上がってきたろ?アッパレだよ。それでこそ、レスラーだろ。いいじゃないの。まぁ開幕2連勝か?今までかつてないな、こんなのな。こんなことなかったよ。正直、今のシチュエーション。まぁ怪我してる棚橋もしかり、初っ端のタマ・トンガで、調子乗らせず潰せたところが、俺の中でやっぱり一番意味のあることだと思う。アイツが一番恐いのは、調子乗ってる時。調子乗らすのが、一番恐い。まぁ鼻っぱしへし折ってやったよ。いいじゃないの。あとなんかあるか?話ことねぇことが、何もねぇわけじゃないけどよ。今日、町田だろ?俺のよ、知り合いのお母さま方が、俺にちょうどいい若い女子を、用意してるらしいんだよ。これはもういくしかないだろ。いくしかないだろ。ちょっと明日の『G1 CLIMAX』のタッグマッチ、ちょっと遅れるかもしれねぇけどよ、疲れた顔してたら、そういうことだと思ってくれよ。で、元気溌剌だったら、『コイツ、ねぇな』って思ってくれ。それだけだ。まぁ、大体ねぇのが多いけどな。まぁ寂しい限りよ。試合で勝って、『ヨシッ!』って勢いに乗れればいいけどよ。大体女関係で沈むっていう、いつものパターンAだよな。そして、カメラマンも、ウンともスンとも言わねぇんだよ。お前、名前なんて言うんだ?(※カメラマンの名札を見る)35番か?なんもねぇじゃねぇかコノヤロー!まぁ真壁刀義、一生懸命『G1 CLIMAX』を勝ち抜いて、見事に女をですね、絶世の美女を獲得したいと思いますので。誰も応援しないだろ、こんなこと。こんな欲望見てたらな。まぁでもよ、棚橋は怪我人でも、やっぱめんどくせぇな。着実に、相手の弱点狙ってきやがるし。冷静に見てるよな。もう鼻から、決めてたかもしれなぇな。やっぱアッパレだよ。いいんじゃない。あぁいう棚橋弘至ならよ、『いつでも来い』って感じだな。俺、あぁいう棚橋以外、嫌ぇだからよ。いいんじゃねぇの。あとなんか他にある?(※記者からの質問がないと)ねぇの?えっ!?俺の一人相撲?ウソだろ?ウソなんだろ、お前ら。俺一人にすんなよ。帰っても、俺一人なんだよ。それはもういいだろ。毎回言ってますけど、サムライTV、そしてテレビ朝日、並びに新日本プロレスワールドを見てるお嬢様方、43歳、真壁刀義、現役バリバリでございます。どなたか、良かったら、優勝した暁には、リングにあげてですね、みんなのブーイングを浴びながら、お付き合いのことを報告させていただきたいと思いますので、是非ともこちらの方に連絡をお願いします。これね、意外と冗談だと思うだろ?結構本気だからね、俺。ヤバくない?ヤバいだろ?試合で、『よっしゃー!』って思ったらよ、その現実がこう表裏一体でさ。これ、いつまで話せばいいの?もういいだろ?(※カメラマンが頷く)全部カットしろよ。なぁ?俺の惨めなとこが全部出るから、そういうの全部カットな。(※カメラマンから、コメントが生中継ということを聞き)生なの、これ!?ウソだろ!?どうにか、お前たちの力でカットしてくれない。(※誰からもリアクションがなく)オーシ!明日も気合入れんぞ!見てろよ!いやぁ、きっちぃ(※そのままコメントブースを後にした)」
【棚橋の話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに現れると、そのまま床に倒れこむ)……(※なんとか体を起こし)『G1 CLIMAX』は……ハァハァ……大丈夫、諦めないから。これを推していこうか、俺が『大丈夫』って言えば、全部大丈夫」
今回のG1は東京の町田で開催、町田市総合体育館の前身である町田市体育館は全日本プロレス・プレ旗揚げ戦の会場としても使用された会場でもある。
全日本の旗揚げは1972年10月22日の日大講堂とされたが、当初はテレビの生中継(土曜日夜8時)が入る21日に旗揚げ戦を開催する予定だった、しかし会場が空いていなかったこともあって町田市体育館で旗揚げ前夜祭としてプレ旗揚げ戦が行われ、日本テレビで生中継で放送された(メインカードはジャイアント馬場、サンダー杉山vsブルーノ・サンマルチノ、テリー・ファンク)メインはトンガを破り白星スタートを切った地元出身の真壁が、SANADAに敗れ黒星スタートとなった棚橋と対戦、棚橋はロープ際まで押し込み、クリーンブレークせず強襲すると、真壁もやり返し、ショルダータックルを浴びせ、エプロンまで逃れた棚橋にラリアットで吹き飛ばし場外へ転落させる。
真壁は脇固めなどで棚橋の痛めている左肩を攻め、棚橋もフライングフォアアームで流れを変え、掟破りのコーナーナックルを浴びせるも、体を入れ替えた真壁が逆にコーナーナックルを浴びせ、串刺しラリアット、ノーザンライトスープレックスホールド、ラリアットと畳み掛ける。
エプロンでの攻防で真壁のブレーンバスター狙いを着地した棚橋はツイスト&シャウトを決めると、ダルマ式ジャーマンからスリングブレイドを狙うが、かわした真壁はジャーマンから後頭部ラリアット、エプロンへと追いやったが、棚橋が張り手で抵抗するとコーナーへ昇るが、真壁は競り合いの末スパイダージャーマンで投げると、キングコングニーで3カウントを奪い、公式戦2連勝、棚橋は勝ちなしの2連敗となってしまう。丸藤に敗れ黒星でスタートしたオカダは、公式戦で棚橋を降し白星発進したSANADAが対戦、SANADAのその場飛びムーンサルトをかわしたオカダだったが、それを読んだSANADAは背後からドロップキックを放ち、バックドロップを決めるも、オカダはショルダースルーですぐ形勢逆転しカウンターバックエルボー、串刺しジャンピングバックエルボー、DDT、低空ランニングエルボースマッシュと畳み掛ける。
オカダのリバースネックブリーカーを逃れたSANADAは前後のリーブロックからドロップキックで場外へ追いやるとプランチャを炸裂させ、リングに戻ってからスワンダイブを狙うが、かわしたオカダはフラップジャックで叩きつけ、リバースネックブリーカーからダイビングエルボー、そしてレインメーカーを狙う。
しかし阻止したSANADAは延髄斬りを放つとSkull Endを決めるが、オカダは逃れるとすかさずタイガースープレックスを決め、ラウディングボディープレスを狙うがオカダはかわし、オカダはドロップキックからレインメーカーを狙うも、かわしたSANADAはSkull Endで捕獲する。
オカダはロープに逃れるが、SANADAは再びラウディングボディープレスを投下、しかしまたかわされてしまい、スワンダイブも狙うもオカダはドロップキックで迎撃してからレインメーカーを狙うが、再びかわしたSANADAはSkull Endで捕獲するも、切り返したオカダはジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。オカダを破り白星発進の丸藤は後藤に敗れ黒星でスタートしたファレと対戦するが、丸藤の逆水平を受け流したファレはショルダータックルで吹き飛ばし、それでも丸藤は側転からのドロップキックでファレを場外へ追いやるとプランチャを炸裂させるも、リングに戻ってからショルダータックルを喰らってしまい、場外でネックハンキングや背中を鉄柱に打ち付けるなどしてパワーで丸藤を圧倒する。
劣勢の丸藤は雪崩式ブレーンバスター狙いを着地して逆にブレーンバスターで投げると、トラースキックからの連打から不知火を狙うが、ファレは突き飛ばして阻止し、丸藤は再び変幻自在のキックから不知火を狙うが、阻止したファレはラリアットを浴びせる。
丸藤はファレの突進をかわして再度不知火を狙うが、ファレは切り返してバットラックフォールを狙うも、丸藤は背後に着地して後頭部にトラースキックを炸裂させ虎王を決めるが、受け流したファレがラリアットで吹き飛ばすと、ジャンピングボディープレスからのグラネードで3カウントを奪い、ファレが公式戦初勝利を収める。石井vs後藤のCHAOS対決はリングのど真ん中で激しくぶつかり合うが、後藤が村正からダイビングエルボー、ラリアットで主導権を握り、石井もラリアットで反撃するが、ブロックした後藤は変型バックブリーカーを決める。
両者はラリアット合戦から石井が左右のエルボーを放ち、後藤もローリングラリアットで応戦するが、石井はヘッドバットで返し、後藤の追走式狙いもラリアットで迎撃、しかし後藤は牛殺しですぐ主導権を奪い返し、ミドルキックを浴びせるも、石井もヘッドバットからパワーボム、ラリアットと喰らいつく。
石井はブレーンバスターを狙うも、後藤は脱出してスリーパーからドラゴンスリーパーで捕獲、しかし切り返した石井は後頭部へのスライディングラリアットを炸裂させると、正面からのスライディングラリアットを狙うが、後藤はラリアットで迎撃し特攻ラリアットを浴びせる。
後藤はドラゴンスリーパーで捕獲し石井がバックを奪うも、後藤は顔面への頭突きから変型牛殺しを決め、最後はGTRで3カウントを奪い公式戦2連勝となる。天山vsトンガはトンガが奇襲から掟破りのモンゴリアンチョップを放つも、天山は本家モンゴリアンチョップで反撃、しかしトンガは場外戦へと持ち込み鉄柵攻撃で形勢を逆転させると、ヘッドバット、モンゴリアンチョップ、串刺しスピアーと攻勢に出る。
しかし天山はトンガの串刺しスプラッシュをかわすとモンゴリアンチョップを乱打、トンガもドロップキックで反撃してトンガンツイストを決めるも、天山はマウンテンボムで返しバックドロップからダイビングヘッドバットを炸裂させる。
天山はトンガのガンスタン狙いを阻止するとニールキックを狙うが、かわしたトンガはスピアーからトンガンツイストを決め、ヴェレノを狙う。
しかし阻止した天山はカウンターでのヘッドバットでトンガの動きを止め、アナコンダバイスからアナコンダバスター、そして小島魂ラリアットを炸裂させてからの天山プレスで3カウントを奪い公式戦2連勝を飾った。獲ったどぉーッ☆↑↑2勝目を獲ったどぉーッ!!明日もまたヤってやるからょぉッ☆!! pic.twitter.com/W5TaKJvnsW
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016年7月23日one win one loss#g126 #njpw #coldskull #sanada https://t.co/a9Z5b2EFdE
— SANADA (@seiyasanada) 2016年7月23日くっそ!デカい!!デカかった!!次!!天山選手!!まだまだこれから!#noah_ghc #G1 #今日は負け!
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年7月23日本日の町田大会終了。
G1公式戦、タマトンガに勝利出来ました‼
たぶん、タマとは初シングル。
変則的な動きに戸惑ったけど、意地でも負けられない。
今日も、コジがセコンドに付いてくれたから何も怖いものはなかった‼
まだ始まったばかりのG1。
コジと一緒に闘います‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月23日It's all about the $Green$...ain't that right Young Bizzles? @NickJacksonYB @MattJackson13 pic.twitter.com/bUKz8138Cl
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年7月23日 -
Bブロックも波乱のスタート!後楽園を揺るがせた本間、YOSHI-HASHI劇場!
7月22日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」後楽園ホール 1738人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 中西学(5分34秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×キャプテン・ニュージャパン
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 後藤洋央紀 ○丸藤正道(9分5秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×高橋裕二郎
※不知火◇第3試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○KUSHIDA 田口隆祐(7分40秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)真壁刀義 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク◇第4試合◇
▼20分1本
SANADA ○BUSHI(8分5秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※エムエックス◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○中嶋勝彦(3分51秒 片エビ固め)[1敗=0点]×矢野通
※バーティカルスパイク【中嶋の話】「やっと『G1』初日を迎えられた。ついにこの日がきたか。とりあえず、まず1本。ノアの中嶋勝彦は、こんなもんじゃねぇよ。この夏、この『G1』、俺が1番アツくしてやる」
【矢野の話】「ハァハァ、記憶が……恐い……(※そのまま控室に戻っていった)」◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○YOSHI-HASHI(12分16秒 エビ固め)[1敗=0点]×ケニー・オメガ
※カルマ【YOSHI-HASHIの話】
YOSHI-HASHI「ハァハァ、紙一重どころの騒ぎじゃないけど、ほんと0コンマ何ミリだよ。今日、この会場きて、『俺が勝つ』と思った人、何人いる?絶対少ないでしょ?それは、もちろん今日ここに来る前の過程。それはそれで正しい。でも、今は違う。どうだ?次、俺が闘う相手、『もしかしたら、コイツちょっとやんじゃねぇかな』って思うヤツ、増えたでしょ?その繰り返しだよ。その繰り返し、それが積み重なった時、“ものごとが変わるのは、一瞬だ”!」――最後のフィニッシュ技は、『G1』のために開発した技ですか?
YOSHI-HASHI「その前からずっと、『NEW JAPAN CUP』が始まるもっと前から、ずっと保存しといたやつだから。今ではずっと少ない技で、ずっと俺は闘ってきた。『G1』で必ず解放しようと思ったから。今日、ケニーも俺がいつもと違う動きしてたから、たぶん泡喰ったと思うよ。これから、どんどんどんどん、変化向上していくよ」
【ケニーの話】「『G1』どうした?あんな出場選手の中で1番弱いヤツが俺に勝つなんて、ありえないことだ。YOSHI-HASHI、オマエは最後までこのペースを保ことはできない。俺にとっての『G1』はこれからだけど、オマエは今日で終わりだ。グッバイ。グッナイ」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○EVIL(10分54秒 体固め)[1敗=0点]×マイケル・エルガン
※EVIL【EVILの話】「言っただろ?時代は、この俺のモノだ。キング・オブ・ダークネスが、このリングを支配している。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては・・・・・・EVILだ」
【エルガンの話】エルガン「この結果を“危険”だと思うのは、俺だけじゃない。他の選手も、『EVILが勝つ』とは思っていなかったと思う。俺は、自分が一番だと思い込んでいた。だが、EVILにやられた。今、一つの言葉を思い出した。『一つの闘いを勝つことが、すべてに勝ったということではない』俺はその言葉を信じている」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○永田裕志(15分32秒 バックドロップホールド)[1敗=0点]×永田裕志【永田の話】
永田「(※コメントブースの椅子に座る)いやぁ、立って話すことができないから、座らせて。ハァ、効いた」野上アナ「それぐらいの死闘でしたか?」
永田「いやぁ、膝一本狙われましたね。札幌で試合後に狙ってきたから。公式戦で間3日あるのに。『内藤、本気だな』と。でも、開幕戦試合やって、公式戦まで間3日間あった中で、ちょっと焦ったか、永田裕志に対して。自分自身に言った方がいいよ『トランキーロ』って、内藤くん。まぁこの間まで、IWGP王者で、新日本プロレスを席巻してるロスインゴスのチームリーダーだから。まぁそこで触れるのが、初めてだったし。自分の力を計れると、楽しみにして。でも、十分俺の力が、IWGPに通用するってのがわかりましたからね、今日の闘いで。今年で、18年連続18回目の『G1』出場を決めたわけだから。でも、もう5年ぐらい前から、『今年が最後じゃないか』って、そういう思いで、全力でこの『G1』に向けて、体調、コンディション、すべて作って。どんなボロボロになっても、最後まで闘い抜くって、実践してる俺だから。今年もそう。今日勝ったのは、一瞬の喜び。明日、明後日で、違う闘いが来る。それを乗り越えて、翌日また勝って、また勝って、そうやって一歩一歩登る、それが『G1 CLIMAX』ですよ。だから、俺はこのまま『G1 CLIMAX』というものを、完全に力尽きるまで、駆け抜けてみせる。そして、最後に大きなトロフィーと、栄光を勝ち取ってやりますよ。大きなモチベーションになりましたから。野上のアナウンサーの『Bブロック1位が、内藤哲也』っていう予想を立てたことを、絶対覆してやるっていう、年甲斐もなく、意地になってしまいましたよ」
――護摩行の成果も出たと思いますが?
永田「そうっすね。やっぱり、やられてもやられても、不動心というか、そういう気持ちで臨めたのは、良かったのかなと。確かに、俺には“不動明王”が宿ってる。以上」
【内藤の話】「耳元で、今日の3カウント、ちゃんと聞こえたぜ。別に、言い訳するつもりないし。まぁさ、負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、ちょっとね、試してみたいこと試せたかな。そういう意味では、意味のある永田戦だったかな。永田は、次、日曜日、誰だよ?相手は誰だか知ってる?EVILだよ。だいぶ膝も痛かったようだし、日曜日のEVIL戦、永田選手、健闘をお祈りいたします。(敬礼ポーズで)ゼアッ!」◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○本間朋晃(11分11秒 片エビ固め)[1敗=0点]×柴田勝頼
※こけし(試合終了後)
本間「オイ、柴田ー!! 柴田ー!!(※場内笑) たかだか・・・(※場内ざわつき)オイ、耳、かっぽじって聞けよ、コノヤロー!(※大拍手&『本間』コール)たかだか! たかだか! まぐれで、ラッキーで1回勝っただけじゃ、俺は、俺は、終わらねぇ(※大拍手)。どんだけ、どんだけこのあいだの岩手(盛岡)のタイトルマッチ、非難轟々(だったことか)。そんなの受け止めて、今日まで来たんだよ!(※大拍手) 俺みたいな、ラッキーな男が1人ぐらいいたっていいじゃないか(※大拍手)。俺みたいなラッキーな男が、『G1』のトップ、頂点、目指したっていいじゃねぇか(※大拍手&『本間』コール)。人間、諦めたら終わりだ。俺は! 俺は! 絶対諦めない(※大歓声)。ありがとう。じゃあ最後に! 立っていただいてよろしいですか?(※場内笑)行くぞー! こけしisハッピー!幸せになろうぜ!!」【本間の話】「今日まで、『G1 CLIMAX』1勝18敗。悩み過ぎて、頭髪も寂しくなっちゃったけど。なぁ柴田、そこを攻めてきたけど、“ギラギラの夏”いや、違う。俺が優勝して、“フッサフサの夏”優勝賞金、使わせてもらう。ただ柴田、お前に勝つのがどんだけ嬉しいか。ただお前は、一つ負けただけかもしれない。でも、俺は今日の闘いを胸に、この『G1 CLIMAX 26』走り抜ける。そして、結果を出して見せる。それが、今日こけしコールをしてくれた、お客さんへの恩返し。俺が勝たなくて、誰が勝つ。俺が勝たなくて、何がおもしろい。勝って勝って、勝ちまくってみせますよ。“フッサフサの夏”楽しみにしておいてください。今日で、2勝17敗。まだまだっすよ、まだまだ。これを五分まで持っていくには……(※カメラマンが、本間選手の頭部を撮影。そのカメラマンに向かって)撮るな、撮るな!いやぁ、この『G1』っていう、独特な空気感。これに、このすげぇ大会に出れること、これは凄く嬉しく思います。俺みたいなラッキーボーイが出れて、俺みたいなラッキーボーイが勝っちゃう。すげぇ夢あるじゃないですか。夢見て何が悪い。夢を見ないほど、つまらない人生はないっすから。絶対叶えてみせます。こけし・イズ・ハッピー、幸せになろうぜ!ありがとうございました」
「G1 CLIMAX26」Bブロックも後楽園大会からスタート、まず中嶋vs矢野は中嶋が奇襲を仕掛けたものの、矢野はTシャツで中嶋の顔を覆いそのまま押さえ込み、またTシャツを使ってのチョーク攻撃など矢野ワールドで翻弄するが、中嶋とレフェリーを交錯寸前にしてからの急所打ちは中嶋が読んでレフェリーを盾にすると、カニバサミで矢野の顔を崇コーナーに直撃させてからの顔面蹴り、ビューティフルドロップキックと畳み掛けた後でランニングローキックからバーティカルスパイクで3カウントを奪い、中嶋が勝利を収める。
YOSHI-HASHIvsケニーは序盤からケニーがYOSHI-HASHIを格下として扱うように頭を再三叩き、場外でも鉄柵めがけてボディースラムで投げつけ、場外マットで簀巻きにしてその上からダイビングフットスタンプを投下するなど徹底的に痛めつける。
なかなか主導権を奪えないYOSHI-HASHIは串刺し逆水平からのヘッドハンターで流れを変えようとするが、ラリアットはケニーがかわすとトラースキック、ドラゴンスープレックスの連発、ドクターボムとYOSHI-HASHIを追い詰めていく。
劣勢のYOSHI-HASHIはラリアットからパワージャックを決めるが、スワントーンボムはケニーが剣山で迎撃し、ランニングニーの連打から片翼の天使で勝負を狙うも、YOSHI-HASHIはDDTで切り返す。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムからバタフライロックで捕らえるが、ケニーはロープに逃れ、ケニーは顔面ニーからロープへ走るも、YOSHI-HASHIはラリアットで迎撃し、スリーパーからバッククラッカーの連続技から、中邑真輔ばりに滾って後頭部へのスライディングボマイェを炸裂させると、リストクラッチ式のファルコンアローこと新技・カルマで3カウントを奪い、BULLET CLUBのリーダー、ケニー相手に大金星を挙げた。エルガンvsEVILは序盤から肉弾戦もEVILがラリアットで競り勝ち、エルガンのトップロープ越えのジャンピングボディプレスを自爆させて場外戦に持ち込み、エルガンの首にイスをかざして鉄柱に叩きつける。
リングに戻ったEVILは顔面攻撃やフェースロックで責めるが、エルガンはバックフリップで反撃しジャンピングエルボー、カウンターローリングエルボー、ファルコンアロー、カウンターフロントハイキックと畳み掛けるも、EVILはトラースキック、ローリングラリアット、フィッシャーマンズバスターで応戦する。
エルガンはラリアット、左右のエルボー、延髄斬りと攻勢に出て、ラリアットからダイビングボディープレスで圧殺するも、エルガンボム狙いはEVILが切り返しダークネスフォールズを決める。
ラリアットの相打ちからEVILがジャーマン、タイガー、ドラゴンスープレックスと畳み掛けると、ラリアットからEVILで3カウントを奪い勝利を収める。セミの内藤vs柴田は永田の仕掛けに対し、内藤は制御不能とばかりにすかして焦らし、永田もフェイント式低空ドロップキックを繰り出すが、内藤が逆に低空ドロップキックを放ってから左足攻めを展開しつつ、敬礼ポーズで永田を挑発する。
内藤はマンハッタンドロップからグロリアを決めるが、内藤は白眼式腕固めで捕らえ、内藤は逃れようとしても永田は逃さず腕十字へと移行、徹底的に腕を攻めるも内藤は唾を吐いて抵抗すると、永田はコーナーに追い込んでストンピングを浴びせる。
しかし内藤は永田の膝にキックを浴びせてから延髄斬り、フライングエルボーアタックと猛攻かけるとデスティーノを狙うが、永田が切り返して垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
両者はエルボー、張り手を打ち合うが、永田が競り勝つとバックドロップからニールキックを浴びせ、最後はバックドロップで3カウントを奪い勝利を収める。メインの柴田vs本間は開始早々から正面衝突するかのようにエルボー合戦を展開も、柴田がクルックヘッドシザースから首攻めを狙うが、本間も場外戦からラリアット、リングに戻ってから逆水平も柴田は正面から受ける。
柴田は串刺し攻撃を狙うが本間がラリアットで迎撃すると、小こけしを決めるが、柴田も逆襲して顔面への串刺し低空ドロップキックを炸裂させ、武者返しから袈裟固めで本間を追い詰めていく。
柴田はバックドロップからPKを狙うが、キャッチした本間は張り手からこけしロケットを炸裂させ、柴田はエルボーの連打からフロントネックロックで絞めあげるが、強引に立ち上がってこけし落としで突き刺す。
両者ダウンの後で柴田がバックドロップを決めるが、本間はこけしロケットを柴田の顔面に炸裂させると、垂直落下式水車落としこと裏こけし落としの新技からこけしを炸裂させ3カウントを奪い勝利を収めた。Bブロックもエルガンや柴田などベルトホルダーだけでなく本命視されていた内藤やケニーまで敗れるという波乱のスタート、本間もYOSHI-HASHIも新技を解禁したことで見逃せない存在になり、本間は柴田の保持するNEVER王座への再挑戦、またYOSHI-HASHIにもシングル王座への挑戦という道まで開けてしまった。
果たしてBブロックも誰が制して14日の優勝戦に駒を進めるのか・・・
今宵G1公式戦初戦後楽園大会では内藤と戦い勝利したゼァ。内藤の足攻撃にはかなり手こずってしまいましたが、それを撥ね退けて勝てた事はまだまだ自分はIWGP戦線で戦える事を証明出来たと考えられると思うのだが、果たして皆はどう思うのだろうか?ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年7月22日Sadly I lost tonight, so I put myself into a food coma at Papa Sans. Favorite place ever
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年7月22日vs #矢野通 危なかったけど初戦V #g1 で色んなものを吸収してやる。#応援 #ありがとう#俺は止まらねー #中嶋勝彦
次は 7・24 柴田戦 https://t.co/iBZUt2JMQp
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年7月22日今日気づいたけれど、矢野通選手はG1初参加の、しかも意外性ある選手の初戦を任されることがこれまでも幾度もあって、2007年のミラノ先生、2009年田中将斗選手、2013年飯伏幸太選手、そして今年2016年の中嶋勝彦選手。いずれも名勝負だったのではっきりと覚えています #g126
— sayoko mita (@345m) 2016年7月22日 -
G1 CLIMAX 26開幕もオカダが丸藤、棚橋がSANADAに揃って敗戦という波乱のスタート!
7月18日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」北海道立総合体育センター 北海きたえーる 5533人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 ○中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(10分39秒 片エビ固め)本間朋晃 KUSHIDA 田口隆祐 Xキャプテン・ニュージャパン
※ヘラクレスカッター◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○中嶋勝彦(9分37秒 片エビ固め)小島聡 ×ジュース・ロビンソン
※バーティカルスパイク◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(10分9秒 体固め)YOSHI-HASHI ×外道
※東京ピンプス◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(12分4秒 片エビ固め)永田裕志 マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー
※MX◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○天山広吉(14分08秒 片エビ固め)[1敗=0点]X石井智宏
※天山プレス【天山、小島の話】
天山「やりました。1勝目、初戦1勝目。コジ!コジ!ありがとう!コジがいたおかげで、ほんまに力強い。まるで、“テンコジ”で試合やってみたいな気持ちもらいました。ありがとう(※小島とガッチリ握手)」小島「(※目に涙を浮かべ)ありがとうございました」
天山「ありがとう。コジには、感謝しきれないし。この『G1 CLIMAX』の権利も、コジからもらうことになって、これはヘタなことできないって、自分自身思ったし。コジが見てる目の前で、いい試合、いいカッコせなアカンと思ったし。もう気が気じゃなかったですけど、この緊張感の中で、やっぱ『G1』というのを、何十年って闘ってきた中で、やっぱり今までにないね。こういう形で、コジがセコンドについてくれた。ほんまに心強い。石井も、ほんまに『どこにそんな力があるんだ?』っていうぐらい、ガンガンきたしね。『チキショー!やられてたまるか!』っていう時に、コジがリングサイドで『天山!』って、檄を飛ばしてくれた。それだけで、『起きなアカン!』って気持ちになったしね。俺も最後ガッチリね、ラリアットやったけども、コジの真似はできないね。コジの目の前でやらしてもらったけど。また教えてください。ありがとう(※小島とガッチリ握手)」
小島「ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○真壁刀義(10分37秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xタマ・トンガ
※キングコングニードロップ【真壁の話】
真壁「白星スタートだ。タマ、めんどくせぇ。ここだっていう時にさ、メチャクチャくるじゃんかよ。もうチャンピオンベルト巻いてるだろ、タッグのよ。もうレベルが上がってんだよ、格段に。いいんじゃない。いいんじゃないって、俺がそんな第三者で見てるわけでも、なんでもねぇよ。病み上がりから、来たんじゃねぇの。やっぱりよ、試合やってるヤツと、やってねぇヤツはよ、こんだけ運動の差が出るんだな。いつもの調子でいけるかと思ったら、っんなこたぁねぇ。まぁでも、タマ・トンガも、バッドラックも、自覚が出てきたろうし。だからこそ、叩き潰すのが楽しい。まぁ楽じゃねぇな。この立場で、あのヤローどもによ、ぐうの音も出ねぇぐらい公式戦で勝ってれば、文句ねぇのによ。まぁそれぐらい、ヤツらが変わり出したってことだ。いいんじゃねぇの。俺も変わらなきゃな」――『NEW JAPAN CUP』のかりを返して、『G1』好スタートを切りましたが?
真壁「ただ、内容だよね。いちいちめんどくせぇとこ突いてきやがる。やっぱ途中で足を痛めたのは、一番デカいな。『こんなとこで』と思ったけどさ、やっぱ場外に落ちた時に、やっぱちょっと、俺落とすの得意だけど、落とされるのは、そんな慣れてねぇから。そういうとこ出たな。(※カメラに向かって)もう俺のコメント終わってんだよ。あとは、オメェがどうやって口説くかだよ。わかるか?わかるだろ?(※カメラマンが後ろに引くと)後ずさり?あっそう。(※カメラマンが寄ると)前に来る?あっそう。押しては引き、押しては引き。これだよな、これが必要なんだよ、俺のプロレスには。一辺倒だから、押すだけだろ?あぁやっていなされるのは、得意じゃえんだよ。とりあえず、タマ・トンガおさえたから、次誰だ?町田で棚橋か?アイツも同じようなタイプだよ。同じようなタイプで、何回もベルトを巻いてる。だからこそ、すべてを優位に進めたいな。そしたら間違いねぇだろ。それだけだ」【トンガの話】「(※コメントブースのインタビューバックに、顔に塗ったペイント『TAMA』を書き込む)俺は『G1』にいるだろ……俺は『G1』にいる。そして、今真壁も、俺が『G1』にいることが、わかったはずだ。お前たちも、俺が『G1』にいることを、そろそろ気づいただろ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○後藤洋央紀(9分18秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xバッドラック・ファレ
※GTR【後藤の話】「まず一つ!次も誰であろうが、関係ねぇ。俺の目の前に立つヤツは、すべて、なぎ倒すだけだよ。これが俺の、スターイル!」
【ファレの話】「クソッ!俺は、後藤をなめていた。それは、俺の間違いだった。だから、今日の試合はなしだ。もう一度勝負だ。次は俺が勝つ。『G1 CLIMAX』フ●ッキング!」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○SANADA(19分30秒 Skull End)[1敗=0点]X棚橋弘至【SANADAの話】
SANADA「まぁ復帰戦の相手に勝つっていうのは、ただの通過点なんで。あんまり勝っても、嬉しくないですね。まぁでも、あと俺に足りないのは、“結果”だけなんで、そういう意味では、棚橋弘至っていう、“プロレス界の顔”に勝ったんで、これでやっと、みんなも俺に振り向いてくれるかなと思います。ただ、俺は次の目標に進むだけです」――次の公式戦が、オカダ・カズチカ選手ですが?
SANADA「まぁ負けっぱなしなんでね、そりゃあんま気持ちよくないですよ。まぁチャンピオンに勝ったら、ほんとの意味でみんな振り向いてくれると思うので、楽しみにしててください」
【棚橋の話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま床に倒れこみ、大の字に)……ハァハァ……負けました……でも、帰ってきました。大丈夫。目標は、見失ってないから。ゴールは見えてるから。それに向かっていけば、大丈夫だから。俺が『大丈夫』って言えば、全部大丈夫だから。(※立ち上がって)みんなギラギラして、真夏に余計熱いけど、俺だけ、この『G1』キラキラしてますから。一人“キラキラの夏”」◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○丸藤正道(19分07秒 エビ固め)[1敗=0点]Xオカダ・カズチカ
※ボールシフト式エメラルド・フロウジョン(試合終了後)
丸藤「お久しぶりです! 新日本プロレスファンの皆様(※場内騒然)。おそらくこの4年のあいだに、俺を知らない人もたくさんいるでしょう。でも、でも、この夏、見ててくれ。俺のことを、よーく覚えていってくれ(※大拍手)。オカダ選手、ホントに! ホントに素晴らしい。ホントに素晴らしい。たぶん、世界を探しても、あんないい選手はいないと思う(※大拍手)。次やったらわからない。でも!! この夏を、制するのは、この、俺だ(※大歓声)」【丸藤の話】
丸藤「よしっ!」――丸藤選手、4年ぶりの『G1』で、オカダ・カズチカ選手を破りましたが、この結果どのように感じてますか?
丸藤「いや、素直に嬉しいですよ。年齢も、キャリアも、下かもしれない。でも、素晴らしい選手だし、ほんとに今、俺なんかより、全然日本のトップの選手だと思うし。でも、そういう彼に勝てたっていうのは、素直に嬉しいです」――最後のフィニッシュでは、ここ一番での大技が出ましたが?
丸藤「そうだね。まぁある程度読まれていた部分も、膝とかもあったんで。まぁでも凄いね。次やったら、どうかな?あんなドロップキック喰らったの、ほんと初めてだよ」――今日初めてシングルで闘った中で、丸藤選手が上回っていた部分は?
丸藤「なんだろう?やっぱり、自分のやりたいプロレスっていうのを、やり抜いた部分かな。そして、もちろんノアのファンの方も最高だし、新日本プロレスファンの皆さんも、久々にお会いしたけども、やっぱ最高です。“最高のプロレス空間”だと思いますよ」――オカダ選手が負けたということは、新日本プロレスファンにとって衝撃でしたが、丸藤選手に対して拍手も起きましたが、その声援についてはいかがですか?
丸藤「いや、オカダ選手を応援する人間がいて、あぁやって俺を応援してくれる人がいて、俺のことをあまり良く思ってない人もいたりして。でも、すべてをひっくるめて、プロレスだと思うし、それがこの空間にはあったんで、その中でも勝利を獲れたのは、何て言うのかな?だいぶ歳も、キャリアも積んで、ちょっと丸藤正道というプロレスのキャリアが停滞しつつある部分で、“素晴らしい一日”になったんじゃないかなと思います。まぁこんなことを言っても、まだ初戦なんでね。でも、どうだろう……“優勝と同じぐらい価値ある一勝”だったんじゃないかな。まぁこれで落ち着いててもしょうがないんで、ガンガンいきます!」
【オカダ、外道の話】
オカダ「(※フィンレーに肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま床に座り込み、丸藤選手のリングでのマイクを聞き)言ってくれるね。『オカダ選手、素晴らしい』?素晴らしいだけじゃな、IWGPのチャンピオンになれねぇんだよコノヤロー。ハァハァ、開幕前に、『IWGPの闘い見せる』って言って、このざまだよ。『IWGPチャンピオン狙ってくる』そんなの言い訳にならない。まぁしっかり丸藤さんの“貸し”として、“1”渡しとくよ。その“貸り”をしっかり返してもらう。とりあえず『G1』中だ。IWGPチャンピオンとして、しっかり優勝だコノヤロー」外道「丸藤!レインメーカーが、『G1』を制した後に、また会いましょう」
いよいよ「G1 CLIMAX26」が開幕、開幕戦。メインはIWGP王者のオカダとNOAHの丸藤が対戦、これは自分的にも注目していた試合の一つで、オカダは岡田かずちか時代にNOAH勢との対戦はあったが、丸藤との対戦はなかった、そのせいもあって初対決でもある。
試合はオカダが側頭部へのスライディングキックから得意の首攻めを展開するが、丸藤をコーナーに乗せて下からのドロップキックを丸藤が阻止すると、オカダが右手でロープを掴んだところで丸藤がオカダの右腕めがけて二ードロップを投下してから状況が一変、場外にたまらず逃れたオカダに丸藤は鉄柱や鉄柵の扉を使って腕攻めを展開、オカダもショルダースルーから流れを変えようとするが、丸藤の追尾式アックスボンバーで再び場外へと逃れると、今度はオカダの右腕めがけて丸藤がロープ越しのストンピングを投下、更にリングに戻ったところでfrom コーナー to コーナーで追撃するなど、試合の主導権を握る。
丸藤は不知火で勝負を狙うが、オカダは阻止し丸藤の背中を見せる形でコーナーに固定して下からのドロップキックを放つと、ツームストーンパイルドライバーは阻止されても、突進したところでドロップキックを放ち、レインメーカーを狙うが丸藤はオカダの右腕への虎王、虎王、見えない角度からのトラースキックと畳み掛けてからポールシフト式エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い勝利、内容的にも完勝だった。
丸藤は基本的にホーム(NOAH)、アウウェイ(他団体)と使い分けて試合運びをし、またアウウェイにたった時は鈴木みのる顔負けのエゲツなさを発揮する、団体ごとにホームとアウウェイを巧みに使い分ける丸藤、まさに天才としかいいようがない。
セミの棚橋vsSANADAも武藤敬司の影響を受けている二人の試合ということで注目していたが、序盤は棚橋が執拗なヘッドロックで先手を奪うが、SANADAも相手が棚橋であることと、棚橋の左肩がどこまで回復しているのかのもあってやや慎重気味だったものの、場外戦での左肩攻めから流れを変え、リーブロックの連発からのドロップキックなど本来の動きを取り戻す。
しかし棚橋は低空ドロップキックからのドラゴンスクリューとSANADAの師匠である武藤ムーブで動きを止めにかかると場外に逃れたところでプランチャ、ロープ越しのドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで捕獲、だがSANADAは痛い足を引きずりながらもスワンダイブ式ミサイルキックを放ち、エルボー合戦のあとでTKO、そしてSkull Endで捕獲して棚橋を追い詰める。
SANADAは再びSkull Endで捕獲するが、棚橋はツイスト&シャウトで切り返すとダルマ式ジャーマンからハイフライフローと一気に勝負に出るが、SANADAが新日本参戦から使用していなかったRKOを解禁して迎撃すると、ラウディングボディープレスの連発からSkull Endで捕獲し棚橋はギブアップ、棚橋もSkull Endを凌いで油断したのか、SANADAも“真田聖也”の引き出しも出して棚橋から勝利を奪う。
後藤vsファレはコーナーに昇った後藤をファレが突進して落とすが、場外へ落とした際に後藤が足を負傷、だがファレは足を攻める技がなかったのか体格を生かした腰攻めを展開、足を攻められなかったのは後藤にとってすくいだったのかもしれない。
牛殺しを阻止したファレは串刺しスプラッシュ、ボディープレス、グラネードからバットラックフォールを狙うが、着地した後藤はスリーパーで捕らえ絞めあげてからのGTRで勝利となる。
真壁vsトンガはトンガの奇襲を真壁が返り討ちも、真壁が場外へ落ちた際に腰を強打したのか失速、ここからトンガがハングマンDDTやエルボーの連打で攻勢をかけ、ガンスタンを阻止した真壁もラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスで反撃する。
トンガは串刺しスピアーからコーナーへ昇ろうとするが、間が空きすぎたのか真壁が追いかけコーナーで競り合いとなり、真壁がスパイダージャーマン狙いをトンガが必死で阻止しようとするが、真壁はスパイダー式フロントスープレックスを披露してからのキングコングニーで3カウントを奪い勝利、新パターンで勝つには勝ったが、腰に不安を抱えてしまう。
天山vs石井は石井が頭部へのストンピング、顔面への蹴りと挑発的に攻めるが、天山がモンゴリアンチョップを乱打して押し返し、石井も首に爆弾を抱えているせいかボディーブローのように効きだし、怯み始める。
天山は新技リバースカーフブランディングも披露しマウンテンボム、ダイビングヘッドバット、アナコンダバイス、アナコンダバスターと畳み掛けるが、天山プレス狙いは石井がパワーボムで落とす、だがいつもの天山だとここからズルズルとしていくのだが、石井のラリアット、スライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターを堪えると、頭突き合戦に持ち込んで制し、石井のジャンピングハイキックも頭突きで迎撃すると久しぶりにTTDで突き刺し、小島を意識してラリアットを炸裂させると、最後は天山プレスで3カウントを奪い勝利。まるで優勝戦かと思わせるほどの試合だったが、天山はG1で全てを出し切る覚悟でいる。
Aブロックはオカダ、棚橋の両横綱が敗れるという波乱のスタートとなった、果たして今年の新日本の熱い夏は誰が制するのか?『G1 CLIMAX 26』開幕戦!7.18北海きたえーる大会終了時の、Aブロック星取表はコチラです!https://t.co/GZVjw3uS78 #g126 pic.twitter.com/bLXBQIKG5J
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年7月18日【G1開幕戦・札幌大会終了】本日も、沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。第2戦は、7月22日(金)東京・後楽園ホールにて18:30試合開始です! https://t.co/dIRVFDDb0X #g126 pic.twitter.com/aGe9ZGSOgX
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年7月18日とりいそぎ、勝ちました!
オカダ選手、素晴らしい。
戦えて良かったと心から思えました。#noah_ghc #G1#初戦 #勝ち
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年7月18日美味しいもん食べる→復活…の予定。夏が始まった。 #g126
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年7月18日アメブロを更新しました。『『体調を治す』。』 #相模原 #酸素カプセルhttps://t.co/s1HfLBdxot
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016年7月18日おぅ!!俺様だぁー☆↑↑『G1 CLIMAX 26』初戦白星発進だぜぃッ!!ちとヤバかったんだが、とことんヤってやらねば話にならねぇぜぃッ☆↑↑帰京するッ☆♪ pic.twitter.com/r92CgGHq4i
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016年7月19日今日からG1が開幕しました。
初戦の石井戦、ガッチリ勝利出来ました‼
本当に厳しい闘いでしたが、コジがセコンドに付いてくれて凄いパワーをもらいました‼
テンコジのG1、このまま一気に突っ走りたいと思います‼
皆様、応援ありがとうございましたm(__)m
コジ、ありがとう‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月18日G1・札幌大会、終了。
テンザンのセコンドに就く。
試合中、ずっと涙を堪えながら声援を送った。
闘いながら何度もこちらを見るテンザン。
最後、ムーンサルトが決まり涙腺が崩壊した。
勝ったから泣いたんじゃなく、テンザンの必死な闘いに胸を打たれたのだ。
感動した、本当に。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年7月18日千歳空港に居ます。G1はまさかの展開。熱い応援ありがとうございました。また、北海道に来ます。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年7月18日ありがとうございました! https://t.co/YoeHmUb9VI
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2016年7月18日