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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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DDT両国大会、ツイッターでの各選手のコメント

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家族や肉親も巻き込んだ激戦!現場責任者就任でディーノ革命が始動!

8月20日 DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」両国国技館 5900人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第一戦~/60分1本
[第19代王者]○伊橋剛太(0分36秒 体固め)[挑戦者]×鈴木大
※ボディープレス
☆伊橋が3度目の防衛に失敗、鈴木が第20代王者となる


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第二戦
○伊橋剛太(3分31秒 片エビ固め)×ゴージャス松野
※ボディープレス


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第三戦
○マッド・ポーリー(4分35秒 体固め)×伊橋剛太
※テーズプレス


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第四戦
○ロッキー川村(1分23秒 体固め)×伊橋剛太
※バルボアブロー
 ゴージャス松野  X XX


▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第五戦
○ランジェリー武藤(1分36秒 片エビ固め)×伊橋剛太
※シャイニングウィザード
☆五番勝負は伊橋の2勝3敗で終了


◇第1アンダーマッチ◇
▼20分1本
○渡瀬瑞基 レッカ ディエゴ 下村大樹(6分23秒 片エビ固め)松永智充 星誕期 島谷常寛 ×神野聖人
※バックドロップ


◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供アイアンマンヘビーメタル選手権時間差バトルロイヤル/時間無制限
[挑戦者]○優宇(16分45秒 片羽絞め)[第1266代王者]X瑞希
☆瑞希が防衛に失敗。優宇が第1267代王者となる


【退場順】[1]チェリー[2]甲田哲也[3]のの子&まなせゆうな[4]のどかおねえさん[5]小橋マリカ[6]黒音まほ[7]辰巳リカ[8]山下実優[9]中島翔子&坂崎ユカ[10]滝川あずさ


◇第1試合◇
▼30分1本
○吉村直巳 上野勇希(10分49秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×飯野雄貴
※正念場


◇第2試合◇
▼初代KO-D10人タッグ王座決定戦/60分1本
LiLiCo 大石真翔 レディ・ピアード スーパー・ササダンゴ・マシン ○大家健(10分23秒 片エビ固め)大鷲透 ×平田一喜 ジョーイ・ライアン 赤井沙希 ヨシヒコ
※炎のスピア
☆大石&LiLiCo&レディビアード&ササダンゴ&大家組が初代王者となる


◇第3試合◇
▼イケメンvsアイドル!仁義なき男前バトル/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(12分0秒 イケメンクラッチ)×勝俣瞬馬


◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ
鈴木鼓太郎 ○高尾蒼馬(10分30秒 エンドレスワルツ)マイク・ベイリー ×MAO
※あと2チームはカズ・ハヤシ&石井慧介、木髙イサミ&宮本裕向


◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(13分52秒 片エビ固め)[挑戦者組]ディック東郷 ×アントーニオ本多 ヤス・ウラノ
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDO&坂口&高梨組が初防衛に成功


◇第6試合◇
▼DDT20周年記念試合ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~/時間無制限1本
○男色ディーノ(17分16秒 漢固め)×高木三四郎
※ゴッチ式男色ドライバー
☆ディーノがDDTの全権を獲得


(試合終了後)
ディーノ「人生を懸けた大一番、勝ったのは男色ディーノ様じゃ! DDTは私が変えてみせる! やりにくいわ! なんで来たの?」


高木「ディーノ、それは俺のセリフだよ! ディーノ、全権はちょっと置いておこう。40年間育ててきた息子の気持ちはわかるか!」


ディーノ「息子は私ですけど」


高木「そんなことどうだっていいんだよ! お母さんの気持ちがわかんねえのか! 俺にわざわざメールでくれたんだよ! うちの息子にいい人を見つけてくれませんかと。ディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はいいもんだよ。守るべき人ができれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。そうだろ、加代子(加代子さんは無視して引き揚げてしまった。)


ディーノ「結婚っていいもののようですね」


高木「ディーノ、もうちょっと独身でもいいじゃない? お母さん、すいませんでした! もうちょっとしたら僕が見つけるんで。ありがとうございました(八重子さんは大「ヤエコ」コールの中、退場)DDTの全権を握るってどういうことかわかるか? コイツら全員がオマエの肩にのしかかってくるんだ。覚悟はあるのか?」


ディーノ「覚悟がなくて欲しいっていうと思う?」


高木「よくぞ言った。男色ディーノ、たった今からDDTの全権をオマエに託す! 難しい数字のことは俺がやるからDDTの中身はお前が思い通りにやってくれ! これで俺も心置きなく引退します!……嘘じゃー! オマエが好きにしていい。今日からオマエがDDTのプロデューサーだ」


亜門「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう! これからはゼネラルマネージャーと二人三脚でビシビシ仕切っていこう!」


高木「鶴見亜門GM、あなたは今日でクビです」


亜門「そんな!」


高木「DDTに舵取りは2人いらねえんだよ。オマエはクビだ!」


ディーノ「私も大勢の前で言ってみたかったのユー・アー・ファイアー!」


亜門「そんなヒドイ話ないですよ! 私はやめません」


ディーノ「摘まみ出しなさい!(嫌がる亜門をセコンドが胴上げして摘まみ出してしまった。」


高木「たった今からプロデューサーとして舵を取ってくれ。みんな期待してくれ」


ディーノ「私がリング上の全権を握りました。そして宣言する。守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーに就任したからにはDDTは攻め一辺倒よ!」


【高木の話】
高木「まあリング上で起きたことが全てですよ。本当に勝つつもりでいたんだけどね。何だろうな。うーん……やっぱり男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノのいまのDDTを何とかしなくちゃっていう思いが勝ったのかな。まあDDTの中のクリエイティブなことは、今後はディーノが舵を取ってやればいいんじゃないかな。面倒臭い事務作業とか、数字的な部分は俺がやるけども、ひと言で言えば下駄を預けましたよ男色ディーノに。もう彼がすべてやればいいと思います。いまの彼ならば、DDTをもっともっと盛り上げていってくれると思うので。」


ーー鶴見亜門GMは今後どうなるんでしょうか?
高木「元々ね今林久弥として広報業務もやっていたし、何か二つやるのはいまの彼は重いんじゃないかなと思って。彼はいままで頑張ってきてくれたけど、歳だし! もっともっといまのDDTは新しい人たちがクリエイトしていかなくちゃいけないと思うし。男色ディーノだったら、それが健全に若い連中を引っ張っていってくれるんじゃないかなと思いますよ。だから鶴見亜門GMはクビということで。いままでお疲れ様でした。7年間ですか。まあ広報業務として残るんじゃないですか。」


ーーディーノ選手に全権を渡して、ご自身はこれからどうしていこうと。
高木「ちょっと経営をやりますよ。(リング上のことは)経営と全然違うんで。やっぱり経営とクリエイティブな部分を両方やっていたから、いろんな部分で支障が来ちゃったのかなと思う部分もあるので。もうクリエイティブな部分は全部、彼に任せればいいんじゃないかなって。まあ一枚一枚チケットを売っていきますよ。そういうことです。」


ーーリング上のことに関わらなくなるというのは、旗揚げ以来初めてのこと?
高木「うん、旗揚げ以来初めてですね。本当に旗揚げ以来初めて。だからちょっと自分の中でもやっぱり……ちょっといろいろとこれだけDDTも多様化して、団体もブランドも増えていって、ちょっと限界もあったし、やっぱり頭脳はひとつしかないから。それが新しい頭脳に変わって、そのガワを俺たちが守ってあげればいいことだと思うので。」


【ディーノの話】
ディーノ「はい、来た! 頭が高いよ! プロデューサー様ですよ!」


ーー(頭を低くする報道陣)まず、DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手の中で変えていきたいことややりたいことのプランなんかを。
ディーノ「なるほど。見てたら分かるって……としか言えないわね。もう見てたら分かるから、あまり言うのも野暮なんだけど、もう私プロデューサーの座に就いているわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる。」


ーー今日の試合に関して、高木選手とシングルマッチをやって改めて思うことはありましたか。
ディーノ「思うところと言うか何と言うか、まさかねあんなに経費をかけることに何色を示すあの人が、実家から(母親を)召還していたとは。それがちょっと、本当に予想外! まさかそこまでのを使って来ると思わなかったわ。あそこで本当に……みんなには分からないでしょうね。母親がいる前で技をかけられている息子の気持ちって。何度も心が折れそうになったわ。でもまあそれをつなぎ止めたのが、私のプロデューサーへの、全権への執着心でしたぁ。いい話だ。」


ーーそのお母様が実家から出てこられたことで、試合には勝ってもまた結婚話が出てくる可能性もありますが。
ディーノ「いや、もう……逆に言うとこの試合に勝ったから、しばらくこの話はペンディングなんじゃないかな。うん、そうしてほしい。」


ーーすでにやりたいことはここで言わないにしても、いろいろ考えてはいる?
ディーノ「まあまあまあ。見てれば分かる!」


ーーそれは次の大会から?
ディーノ「まあ、この瞬間からよね。ひとつだけ言っておくわ。忠告ね。目を離すな!」


【カシン、百田、力の話】
ーーカシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したのですが。
カシン「いやいや、こういう形って。全然試合じゃないじゃないか!」


ーー早朝の使用が難しいということで……。
カシン「責任を取って次の8月27、全日本プロレス両国大会で試合を、決着戦を組んでくれ!」


ーー高木社長にはそのように伝えます。
カシン「そうしておいて。8月は両国で決着戦! これも朝6時30分に!(力が現れる)テメー、また来たのか!(イスを投げつける)」


力「カシーン!(カシンと揉み合いになると、そこに百田も現れる)」


百田「このやろう、息子いじめやがって!(カシンは距離を取って睨み合いに)」


カシン「カミさんの心配しろ、カミさんの!(控室へ)」


百田「お母さん、どうしたんだよ?」


力「知りません。」


ーーカシン選手から対戦要求され、こういう形で対戦が実現したわけですが。
百田「基本的にはカシン選手、前回から結構俺につっかかる部分があって。さっきカシン選手、次の両国大会って言っていたけど、俺的にはたぶんカシン選手と会うのは来月の(東京)愚連隊の試合でカシン選手と当たるので。もうそのときはバッチリ決着というか、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、何あれ、手に持っている訳の分からないの!」


ーーあれは女子選手が使っている魔法のステッキですね。
百田「ああ、魔法のステッキ(笑)。俺、ジジイなんでたぶん魔法は効かないと思うんで。だけど今度こそ彼にギャフンと言わせてやれるよう頑張ります。よろしく。」


◇第7試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~カベジェラ・コントラ・カベジェラ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(21分14秒 ミスティカ式クロスフェイスロックwithチェア)[挑戦者]×彰人
☆佐々木が5度目の防衛に成功


【彰人の話】
彰人「いや、見ての通りですよ。逆に何かありますか?」


ーーこういう結果になったことで、次の彰人選手の目標というか。リベンジは当然だと思うのですが。
彰人「今日、勝つことしか考えてなかったから、いま次って言われてもちょっと何も出て来ないですけど。けど、自分の中でプロレス始めて8年、ずっと髪の毛伸ばしてきて、これがデビューしてからの彰人だったんですよ。(髪が)長いのが彰人! 今日でいままでの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、僕が逆にカリスマに成仏させられたのかなって。そんな気分です。まあ……ずっとこんなことばっかり気にしてたってしょうがないんで。いますぐにって言われたら無理かもしれなけど、気持ち切り替えていこうかなと。ここでへこたれていたら、せっかく今日応援してくれた、僕に髪の毛守ってって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前を向いて、すぐにやり返しに行きます。以上です。」


◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]○HARASHIMA 丸藤正道(16分14秒 体固め)[第61代王者]×入江茂弘 樋口和貞
※蒼魔刀
☆入江&樋口組が4度目の防衛に失敗。HARASHIMA&丸藤組が第62代王者となる


(試合終了後、入江は本部席の大槻ケンジさんに泣きながら謝罪した。
HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕らハラシマルフジ、タッグのベルト獲りました!」


(そこへディーノプロデューサーが「おめでとう!」とやってくると)
ディーノ「DDTらしさを味わってもらう(と言って次の挑戦者をディーノ、さらに呼び込んだ高木とアナウンス。さらに場所を9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」とアナウンスする。)」


丸藤「まずはみなさん今日はありがとう。次の相手、高木大社長と数年前に俺の唇を奪い損ねた男色さんだよな。ここまできたら俺はいいんだけど、俺の会社が何ていうか…」


(ディーノは本部席にいる内田会長を発見。)
ディーノ「そこにいるのは内田さんじゃないですか?」


高木「そんなNOAHさんとあろう方が大事な選手を路上プロレスをやらせるわけないって!」


内田「高木社長、男色さん、面白いじゃないですか! 今年のプロレスリングNOAHはガンガンチャンレジしますよ。まったく問題ないです」


ディーノ「ですって」丸藤「ちょっと待て! 会長やけにすんなり返事するじゃねえか。俺はプロレスキャリア19年、路上で受け身取るために19年間、練習してきたわけじゃねえんだ。でもな無茶苦茶面白いじゃねえか。こうなったらやってやるよ!」


ディーノ「OK、丸ちゃん、DDTへようこそ!(ディーノと高木は退場。)


HARASHIMA「工場でもなんでもやってやるさー!」


丸藤も「俺とHARASHIMA選手でDDTに新しい風を吹かせてやるさー!」


2人「鍛えてやるからだー!」


【HARASHIMA、丸藤の話】
丸藤「よっしゃー!」


HARASHIMA「タッグのベルト獲りましたよ!」


ーーまず対戦した入江&樋口組はいかがだったでしょうか。
HARASHIMA「僕はもう何度も対戦しているし、彼らの力強さ、プロレスの巧さ、強さ、勢い、全部分かっているんで。はい、今日も相変わらず強かったです!」


丸藤「本当に素晴らしい選手ですね。あんま別に対戦相手のことを褒めるうんぬんじゃないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、日本のプロレス界にとっても、このDDTさんだけじゃなくて本当に宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、何ならシングルでもやってみても面白いんじゃないかと思います。」


ーー改めて丸藤選手とのタッグはいかがでしたか?
HARASHIMA「いやぁ、もう心強いし…楽しかったです!」


丸藤「やりながらワクワクしましたね!」


HARASHIMA「よかったです!」


ーー早速、DDTの全権を握って防衛戦として、高木&ディーノと工場プロレスでやるということを言われましたが。
HARASHIMA「僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験しているし。そういうところはすごく僕は楽しみで、そういうところでタッグタイトルが出来るというのが、いま今日の試合以上にもっともっとワクワクしています!」


ーー丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思うのですが。
丸藤「未体験ですね! 工場なんて見学しかしたことないし。働くか見学するところだと思っているんでね。まあでもうちの会長がやけにスンナリ面白いとかやるとか言っちゃったから(苦笑)。」


HARASHIMA「そうですね。よかったですぉ。」


丸藤「まだノアの会長になってから(月日が)浅いんでね。何でもかんでもやろうっていう姿勢はすごいと思うんですけど、やるのはこっちですからね!」


HARASHIMA「ハハハハハハ。」


丸藤「でもリング上でHARASHIMA選手が「やりましょう」って言っていたし、お客さんの声が一番だと思うので、別に俺も変に格好付ける必要ないと思うし、どんどんやらせてもらいます。」


ーー対戦相手が高木&ディーノという、まさにDDTを象徴する二人なんですけど。
丸藤「工場でその二人と試合したあとの風景も、また楽しみなので。1回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思います。」


ーーHARASHIMA選手として何度もやっている相手ですが、ディーノ選手が全権を握ってDDTも変わろうとしている中、この二人と対戦するわけですが。
HARASHIMA「もうこれは新しいDDTが始まるのかなと、ちょっとワクワクしますね。」


【入江、樋口の話】
樋口「すみません。入江さん、すみませんでした。」


入江「いや違うよ。僕が悪いよ。」


樋口「すみません。」


入江「樋口が勝って、ほとんど樋口が防衛してきたベルトを今度は自分が落としてしまって。しかも今日は大槻(ケンヂ)さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けてはいけないのに。僕、本当に樋口がずっと守ってきてくれたベルトを、僕が落としてしまって。」


樋口「違います! 違いますよ。」


入江「僕はもう……まだまだまだまだこれじゃダメだ。僕はもっともっともっともっと上を目指すから。樋口はどうするか分からないけど、僕はもっともっと上を目指していくから。それがどんなやり方か分からない。それはもう僕のやり方でいく! まだまだここで止まらない。まだまだ上に行く。それだけですよ。」


樋口「入江さんが自分のせいとか言ってるけど、そんなことは全然ないんです! タッグは組んでタッグじゃないですか。今日の負けでベルトを落とした敗因は自分にもあるんで。全然入江さんだけのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日は本当にすみませんでした。」


入江「謝るなよ。」


樋口「いやいや。謝らせてください! ただ本当にすみませんでした。ただ入江さんとのタッグは、本当にすごい勉強になったし、入江さんは何か違う形なのかもしれないですけど、自分も自分で上を目指していくんで。」


入江「僕は正直、樋口とタッグを組むまでは生意気な後輩だと思っていたけど、いまはもう一緒にチームを組んでくれて感謝しかないよ。ありがとう!」


樋口「そんなことないです。入江さん、自分のほうこそありがとうございました!(入江と握手)」


入江「アメリカ風に言わせてくれ。アイラブユー。」


樋口「センキュー!」 


◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第61代王者]○竹下幸之介(29分2秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスほールド)[挑戦者]×遠藤哲哉
☆竹下が7度目の防衛に成功


(試合終了後)
竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました! 今日でスーパーアリーナでベルト奪取してから7度目の防衛に成功しました。DDTの選手、みんなこのベルトに懸ける思いが強いので毎回厳しい闘いが続いていますけど、僕は負けません! 負けたくないし、負けられないし、僕は勝ち続ける運命にいると勝手に思ってるんで、僕が必ずこのベルトを…」


(ここでディーノプロデューサーが登場)
ディーノ「次の防衛戦の話です。私思いました。タケちゃん、やりたい人いる?」


竹下「例えば」


ディーノ「黙れ! 決めるのは私よ! もう舞台は用意してあります。9月24日後楽園で防衛してもらいます。挑戦者も決めているの。DDTのシングルのベルトを持ってる人を当てようと思っています。この男です」


(登場したのはインディージュニア王者の大家。)
ディーノ「タケちゃん、私思うんですよ。タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦をやっている。このベルトを懸けさせようと思っているんですよ」


竹下「このベルトとこのベルトを懸けて統一戦やりましょうしょ!」


ディーノ「はぁ? 誰がシングルマッチって言いました? DDTにベルトを持ってるのは一人じゃない。佐々木大輔聞いてんでしょ? おいで(佐々木が現れる)3本のベルトを懸けてやってもらいます」


佐々木「おい、俺はテメエの指図は受けねえぞ」


ディーノ「黙れ! やるんだよ! これは決定事項です」


大家「このインディーいち強い大家健が負けるわけねえだろ! テメエらぶっ潰して俺がプロレスをメジャースポーツにするぞ! ガンバレ、俺!」


ディーノ「ですって」


竹下「DDTの若い衆、えっさっさこれぐらいやれよ! やるよ!」


佐々木「竹下、テメエはテツヤのカタキだ。やってやるよ。健、オマエみたいな素人が入れんのか?」


大家「素人だろうがチャンピオンなんだよ!」


ディーノ「素人は認めんだな(大家とディーノは退場。)


竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。でも大家さんは後楽園の前にあのタイトルマッチがあるんで、失ったらどうするんですかね? 誰が相手でも必ずぶっ倒して守ります。約5年前に日本武道館でこの8月、ガリガリの17歳がデビューして、今22歳、両国のメインを締めます。僕はもっともっと心も体もビッグに、このDDTをもっともっとデカくします。だから黙ってDDT、竹下幸之介についてこーい!」


【竹下の話】
竹下「大家さんはすごいですね。僕、歳20ぐらい違うんですよ。まああんな40歳にはなりたくないですよね。」


ーーまず遠藤選手とのタイトルマッチはいかがだったでしょうか。
竹下「うーん……まあ終わってみたら、結果論、僕がこうやって防衛しましたけど、何なんでしょうね。やっている僕はとにかく毎回同じですよ。引き分けしようと思って試合するレスラーはいないので。この間も勝ちにいった結果、決めきれなくて60分(フルタイムドローに)なりましたけど。この両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないっていう気持ちは僕のほうが上回ったかなと。その結果がこのベルトかなっていう。で、僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく(対戦したくない)。よっぽどこういうトーナメントで優勝したとか、こういう理由がなければ、もうしばらくはやりたくないですよね。ずっと言ってますけどね。だからそれは遠藤さんも分かっていたと思うので。だから本気でこのベルトを獲りにきたと思うけど、ちょっと僕のほうが勝ちたい気持ちが上回りました。」


ーー試合後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、次のタイトルマッチはEXTREME級王者の佐々木選手と、インディペンデントジュニア王者の大家選手、三人でタイトルマッチをするように言われましたが。
竹下「僕としてはそれは統一戦という形になると、防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数っていうのを重ねたいし。プラスほかのベルトも巻いていきたいっていう気持ち、すごいあります。あんな男色ディーノ政権、本当に「攻める」「攻める」と言うなら、僕も攻めたい気持ちありますよ! 僕はいまだにこれだけ両国のメインとかやっても、両国がイケイケになったとかっていうのは、僕は2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋(弘至)選手との試合で。僕はイケイケになったっていうのはもう終わりなので。ここからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は井の中の蛙だと思っているんで。いろんな団体に出たいし、極論、DDTはこれだけブランドがあるんだから! DNAはもっともっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は…ガンバレ☆クライマックス公式戦、僕は全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにも僕は上がりたいし。もっと欲を言えば、東京女子にもいつかはね。それぐらいの貪欲さでいきたいですね。いまプロレス楽しいし、すごい充実してる。けど、僕にはまだまだ足りないものがある。でもその足りないものは、いまのDDTにはない。僕に勝てると思う選手も、僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを。」


ーーある意味、プロデューサーとなった男色ディーノ選手に、いまの竹下幸之介をどう使ってくれるんだと逆要求するような感じですか。
竹下「そうですね。だから別にKO-D無差別級王者として…それは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ。次、路上でのタイトルマッチが決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛していれば、丸藤選手とも絡みたいと思うし。行く行くはシングルもやりたい気持ちありますよ、やっぱりそれは。だからそういうところに貪欲にいきたいですよね。だから僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります! そういうチャンピオンロードを歩いていきたい。」


ーー大家選手と佐々木選手、自分の中ではどちらが要注意だと思っていますか。
竹下「まあ問答無用で佐々木選手ですね(苦笑)。佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあほぼ僕が勝つ可能性が高いと思います。80%ぐらい。大家さんに関してはもう150%ぐらいで僕が勝つんで。負ける要素がなさ過ぎる。でも、そういう選手と闘うことによって得るものって、僕はあると思っているので。そこを大家さんから吸収しつつ、佐々木さんといい試合をしたいと思います。」 


【遠藤の話】
ーーものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました。
遠藤「見ただろ? アイツつえーんだよ。バケモノだよ、バケモノ! もう団体の中では止められる人間……佐々木大輔様しかいないんじゃないか。挑戦表明してたんでしょ? 俺に出来ないことでもあの人は実現させるから。あー、キツイ……。とにかくしんどい。ああ……情けないなぁ! あんなデッカイこと言って、この結果。本当に今日の試合は、俺の弱いところが全部出た。そんな試合だった。もうリングに上がったら、信じられるものが自分しかいないから。本当に俺の心が弱かった、それだけ。以上。」


【佐々木の話】
佐々木「おいお前、俺が負けて坊主になると思ってただろ?」


ーーそんなことはないですよ。
佐々木「俺もな、坊主になって、タクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を観に行こうと思ってたんだよ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?」


ーーそうですね。
佐々木「そうだろ? よし!」


ーー改めて彰人選手はいかがでしたか。
佐々木「うーん……たぶんやっぱね、心のどこからで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないかと。横を刈ってるし。俺、横を刈ってないから! その違いが出たのかなと。」


ーーメイン終了後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、EXTREME級王者としてKO-D無差別級王座を防衛した竹下選手、インディペンデントジュニア王者の大家選手の三人でタイトルマッチを行うことは決定事項だと言われましたが。
佐々木「まあ男色ディーノの言うこと……あいつは権力を持ったかもしれないけど、その権力を俺が奪い取ってもいい。ただ竹下! あいつだけは許さない。テツヤの仇。あともう一人、素人・大家健、あいつには興味ないよ。」


【大家の話】
大家「オイ! オラ、オイ! ベルト、今年一本獲ったと思ったら、また一本チャンスが巡ってきたぞオイ! 何だオイ! 佐々木大輔、30歳ぐらいだろテメー! 10歳も年下のクセに素人呼ばわりするんじゃねぇよ! 俺はお前、何年目だと思ってんだオイ! 多少失踪したり、ケガしたりして、欠場したりしてるけどオイ! プロレス界に入ってからだったら17年くらい経っ……いや、オイ! リングで受け身取り始めてからは20年以上経ってんだよ。素人だ? ふざけんじゃねぇ! 玄人だ! 玄人中の玄人だよお前! 玄人中の玄人が(テーブルを叩きながら)プロレスをメジャースポーツにするって言ってんだろうが! だから! だから! だから! いまプロレス界に現存するベルト、俺が全部総獲りだ、総獲り! 総獲りしてやってよ、男色ディーノが決めたとか何とだとか、そんなことはまったう関係ない! チャンスがあれば獲りに行くぜ! 誰が相手だって俺は獲りにいくぞ! オイ! 9月24日はみんな俺が負けると思ってんだろ、お前ら! みんな負けると思って! オイ! お前は負けると思ってんだろ?」


ーー24日はともかく(9月)21日にも防衛戦がありますよね?
大家「ああ、あるな。あるな。……21日、俺が負けると思ってんのかオイ! そうじゃねぇだろ。だったらいいじゃねぇか別に! このベルト……21日に確かに懸けたけど、防衛戦は関係ねぇだろお前! なあ? 9月24日! DDT後楽園ホール大会で俺は! ベルトをもう一本獲ってやるよお前! なあ? お前ら見ておけよ! そしてな、プロレスのレベルが(つま先辺りまで手を下げて)これくらいから(手の位置を上げていって)ドンドンドンと……メジャースポーツになります。野球? プロ野球? ふざけんな! アメリカンフットボール、ふざけるな! オリンピックな! プロレスはな、オリンピックを今年中に越えます! 俺が越えさせてみせますぅ! 以上!(テーブルを叩く)」


【男色ディーノプロデューサーの展望】
ディーノ「どーもー。あ、すみません。初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくし、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノと言います。どうぞよろしくー。何かありますか? 質問には答えますよ。」


ーー試合後、「見ていれば分かる」と言ってましたが、プロデューサーとして早速決めたことがチャンピオン同士の三つ巴の争いだったと。このタイトルマッチは三本のベルトが懸けられるのか、それとも……。
ディーノ「うーん、まあ私も思いつきで言っちゃった部分があって。まあ決定まではこぎ着けたので、ここからどうしようかなーって思っていて。どうしようかなー、何が面白いかなぁ。ただね大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから。大家さんが2回勝つことはたぶんないと思う。だからそこら辺はちょっと条件を考えて、明日また会見で決まったことはまた発表しようと思うんだけど、まあ今晩、私は枕元ですごく夢想して。いろいろ。何が一番起こり得ないことが起こるんだろうなと考えて、その結果を明日発表させていただきますよ。」


ーータッグタイトルのほうでも、ご自身と高木選手のタッグで……。
ディーノ「これはごめんなさい。私のちょっと私情が入っちゃった部分もあるんだけど、権力を持ったら真っ先に自分のために使おうって決めていたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかで丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもアレだなぁと思ってね。DDTを本当にお腹いっぱい味わっていただこうかと思って、路上プロレスという場を用意致しました。DDTならではのフルコースでございます! どうでしょうか?」


ーー竹下選手から「いまDDTの中で自分に勝てる相手はいないと思うので、プロデューサーになったディーノ選手に攻める方向で使ってほしい」というようなことを言ってましたが。
ディーノ「うーん、舐めてるねぇ! 私に言わせりゃまだまだ舐めているね。はぁー、強いだけで勝てちゃうと思っちゃうだねぇ。そっか、そっか。まあまあまあ、いいですよ彼のその若さもね、人間のひとつの通過点ですから。彼はここからプロレスの奥深さを…本人分かってるつもりでいるかもしれない。いろんなプロレスを見ているかもしれない。でも味わうことは違うよっていうことを、大人として教えてあげなきゃなぁと思っておりますよぉ。ちょっとね、ハッキリ言うと舐めてますね! まだプロレスを。」


ーー鶴見亜門GMが「まだGMを辞めない」と言ってましたが。
ディーノ「え? ちょっとごめんなさい。誰のことですか?」


ーー鶴見亜門…元? GM?
ディーノ「ああ、何か聞いたことあるな。あれ? ちょっとごめんなさい。確かに昔、そういう人がいたかなとは思うんだけど、ちょっと記憶にないです。ごめんなさい。」


 DDT年に1度の両国大会、第6試合では高木が勝利すればディーノが結婚、ディーノがDDT全権委譲されるディーノの運命やDDTの命運を決まる試合は、時間差で互いに持ち合った公認凶器が使用されるルールで行われ、まずDDTには珍しい有刺鉄線バットが持ち込まれ、高木が一撃を狙うが、奪ったディーノが逆に一撃、次に有刺鉄線電気マッサージ機が持ち込まれ、ディーノが有刺鉄線電マ機を高木の尻に突っ込み、ケツ掘りと先手を奪う。
 劣勢の高木だったが、次に持ち込まれたのは拡大コピーで張り出されていた婚姻届ボード、高木はイスをセットして婚姻届ボードを置くと、その上にボディースラムで投げ、ダウンしているディーノ脳でを掴んで婚姻届にサインさせるが、ディーノの負けじと高木愛用の高級時計を公認凶器として持ち込まれ、イスの上に高級時計を置いて有刺鉄線バットでの殴打と高木に精神的ダメージを与える。
 次に登場したのはケンドー・カシンと百田光雄&力親子、3人は朝6時半から国技館前での早朝プロレスを訴えていたが、国技館側に怒られてしまい却下されていた。3人が試合に加わるとカシンがフェアリー日本橋から奪った魔法のステッキで高木を飛ばし、力のセイバーチョップも高木に命中させるなど試合を大混乱に陥れる。
 次に登場した公認凶器は楽しんごを中心としたオネエ軍団が登場するが、カシンに迫ったためカシンは困惑、カシンは木曽レフェリーを生贄に差し出し、木曽レフェリーはオネエ軍団の餌食にされると、この時点でカシンvs百田親子は無効試合とされ、カシンは8・27全日本プロレス両国での決着戦を訴えて3人は退場する。
 次に登場したのは高木の公認凶器のマッチョ29も、オネエ軍団の餌食にされて逃げてしまい、まったく役に立たず、この間にディーノが地獄門を狙いにコーナーも高木がカンチョー攻撃で阻止するが、ここで公認凶器として映像が流れ、高木がロフトワンでのトークショーでテキーラを飲んで酔ってしまい、全裸になった姿が晒されると高木は精神的にダメージを負い、ディーノはあてがいを炸裂させ、ホモイェから男色ドライバーで突き刺す。
 そこで次の公認凶器として登場するのはディーノの母である八重子さん、まさかの母の登場にうろたえるディーノに八重子さんはリップロップで捕らえ、これを逃さなかった高木が丸め込み、クローズラインからシットダウンひまわりボムと畳み掛けると、今度は公認凶器として高木夫人である加代子夫人が戦闘モードで登場、まさかの夫人登場にうろたえる高木にビンタを放った加代子夫人はムーンサルトプレスを投下すると、最後はディーノがゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪い、ディーノが勝利を収めた。
 試合後に高木が経営、ディーノが現場責任者という新体制が発表されたが、ディーノが「現在のDDTはストロングポイントを消した流れになっているんじゃないのかと、もうちょっと自由にバカバカしいことをやっていん、それでこそヨソから怒られることをやってもいいんじゃないかって思ったりしているのよね」と週刊プロレスで発言してきたが、確かに共感する部分がある。現在のテレビが視聴者の見る眼が厳しくなったことで、自由に出来なくなり面白さが半減、またプロレス界もそういった声に対してぼんやりとした不安を抱えている。「DDTは漫画雑誌であれ」とディーノが発言したとおり、漫画雑誌もギャグあり恋愛ありシリアスがありといろんなジャンルがあって当たり前で、最近のDDTは笑いの要素も薄れつつあることも事実だった。
 自分的にはDDTはシリアスさもいいけど、もっとやんちゃをしてもいいと思うし、それを一切消し去ってしまってはDDTらしさも消えてしまうのではという危機感、高木も社長として現実と向き合いながら考えていたはず、そこで長年DDTに在籍しているディーノに現場責任者としてDDTを託された、ディーノ革命によってDDTの流れはどう変わって行くのか、現在のDDTに求められるのはチャレンジするという攻めなだけにじっくり見定めたいと思う。なお鶴見亜門GMはディーノと二人三脚でDDTを支えていくとアピールしたが、高木社長によって強制解任され、今林広報に降格となった。
 
 敗者髪切りマッチとして行われたDDT EXTREAM選手権は場外へエスケープしリングインした佐々木に、彰人が膝への低空ドロップキックを放って足攻めを狙うが、佐々木はコーナーへのフラップジャックから首攻めを展開、ノーDQルールを生かして彰人の首にイスをかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってから首筋めがけてフライングラリアットと反撃するが、イスの上へのネックブリーカー狙いは逃れた彰人がイスの上へのニークラッシャーで反撃、ロープに固定してのクロス式ドラゴンスクリューから脚横須賀狙いは佐々木が逃れてドロップキック、佐々木がラダーをセットし昇るが、彰人がラダー越しでのドラゴンスクリュー、脚がラダーに引っかかると彰人がイスで殴打するなど足攻めで形成を逆転させる。
 しかしあくまでノーDQルールを活用する佐々木は急所蹴りの連打からイスをフルスイング、場外に逃れた彰人に佐々木がトペスイシーダを炸裂させ、佐々木はポーリーに彰人をイスを座らせるとラダーをロープ越しにセット、ラダー上からダイビングエルボーアタックを発射するが、リングに戻ると佐々木はラダーの上に彰人を寝かせてダイビングエルボーを投下するが自爆すると、彰人はラダーをコーナーにセットし、コーナーのラダーめがけて筋肉大移動で佐々木は両膝を強打したところで彰人が足四の字で捕獲、、プッシュアップバーでの殴打で脱出した佐々木はNOW OR NEVERから彰人をラダーで挟んでダイビングエルボーWITHイスを投下、テーブルも投入して佐々木はラダー上からのダイビングエルボー狙いは彰人が起きてテーブルで殴打して阻止、彰人はテーブル貫通足横須賀を敢行、スコーピオンでスロックで捕獲で捕獲、ポーリーの介入も佐々木のイスが誤爆してしまう。
 これで彰人の流れになるかと思われたが、彰人はイスの上への足横須賀を狙うと、佐々木がDDTで切り返してからギターショットで一撃してから、ミスティカ式クロスフェースWITHイスで彰人がギブアップで佐々木が防衛、敗れた彰人はバリカンでバラモンカットとされたがエンディングでは丸坊主となっていた。


 メインの竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権はヘッドロックで捕らえる遠藤に竹下がいきなり高角度でのバックドロップで投げ、場外に逃れた遠藤にノータッチトペを炸裂させてから、エプロン角めがけてのブレーンバスターで投げ、遠藤の腰に大ダメージを与える。
 腰攻めで竹下が先手を奪ったが、遠藤はハンドスプリングキックでエプロンの竹下を場外へ落とし、場外マットを剥がしてのボディースラムを敢行してから、リングに戻すと串刺しを狙う遠藤を両足で竹下がコーナーに座って迎撃を狙うが、遠藤は足をキャッチして引っ張り落とし、竹下はコーナーに首を直撃させると、これを逃さなかった遠藤が首攻めを展開、竹下はエルボーを狙うが首の痛みで放つことが出来ずも、遠藤は突進は竹下がスロイダーで投げる。
 ロープワークの攻防で竹下が場外へ落ちると、遠藤はトペを狙うがリングに素早く戻った竹下がミサイルキック、ハンドスプリングもバッククラッカーで迎撃、竹下は串刺し逆水平も遠藤がドロップキックで迎撃し場外の竹下にプエロ・デ・アギラを発射、竹下は首を押さえてうずくまる。
 リングに竹下を戻すと遠藤は串刺しエルボーからブレーンバスター、その場飛びシューティングスターと攻勢をかけ、エルボー合戦と竹下がフランケンシュタイナー、ブルーサンダー狙いを河津落としで切り返した遠藤は変形ストラングルホールドで捕獲、トーチャラックボム狙いは竹下が堪えてブルーサンダー狙いは遠藤が膝で阻止、だが竹下が強引にブルーサンダーを決め、パワーボム狙いは遠藤がリバースする。
 竹下とジャーマンで投げるが、遠藤が着地してのジャーマンも竹下が着地してニーを炸裂させ、両者ダウン、起き上がった竹下はハイアングルでの投げ放しパワーボム、ドラゴンスープレックスから突進は遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイで迎撃し、遠藤がコーナーも竹下はトップロープからの雪崩式ブレーンバスター投げ、串刺しを狙う竹下を迎撃した遠藤はコーナーも、竹下がキャッチしてケニー・オメガの人でなしドライバーで突き刺し、ジャーマン狙いは遠藤が抵抗し、竹下は遠藤をヒップトスで花道へ出すと、花道でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、切り返した遠藤が逆に突き刺し竹下に大ダメージを与える。
 リングに戻った遠藤はスワンダイブ式のフォアアームから垂直落下式ブレーンバスター、シューティングスタープレスで勝負に出るが、竹下は顔面への剣山で迎撃し、竹下は串刺しビックブーツから投げ放しジャーマンもユルゲンラリアット狙いは遠藤のラリアットが先に命中、遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsからシューティングスタープレスを投下するが、竹下はカウント2でキックアウトする。
 遠藤はスカイツイスタープレスを狙いにコーナーへ向かうが、竹下がすがりついて離さず、遠藤は中指立てる竹下にトーチャーラックボム狙いは竹下がスリーパーで捕獲、竹下がエルボーから突進も遠藤がハンドスプリングレッグラリアットからトーチャーラックボムで叩きつけ、再度スカイツイスタープレスを狙いにコーナー昇るが、竹下が雪崩式ジャーマンで投げユルゲンラリアット、ビックブーツの連打からジャーマン、クロスアームジャーマンスープレックスで竹下が3カウントを奪い王座を防衛となった。
 4月29日の対戦では引き分けで遠藤があと一歩まで迫りながらも竹下には勝てなかったが、今回の試合では遠藤が何歩先に進んでも、竹下がその十歩も先に進めてしまったということを示した試合。最後のフィニッシュはクロスアームだったが、竹下にはまだまだ開いてない引き出しがあり、遠藤はその引き出しを開ききることは出来なかった。遠藤にしてみれば追いついたと思っていたが、いつの間にか竹下に突き放されていたという現実を突きつけられる結果となった。エンドロールには佐々木やポーリーのDAMATIONのメンバーは登場しても遠藤は姿を見せず、遠藤にしてみれば大舞台で竹下に煮え湯を飲まされたという悔しさが残ったのではないだろうか・・・


 試合終了後にはディーノプロデューサーの指名で9月26日の後楽園では竹下のKO-D、佐々木のEXTREAM、そして第2試合で10人タッグ王座を奪取した大家の保持するインディベンデントワールドジュニア王座をかけられた3WAY戦を開催することを発表、一発勝負に強い大家だけでなく、インサイドワークに長ける佐々木も相手にする竹下に新たなる試練が降される。


 セミのタッグ選手権は序盤こそ挑戦者組が連係を見せるが、王者組はHARASHIMAを捕らえ挑戦者組を分断、交代を受けた丸藤も樋口相手に鞭のようにしなる逆水平を放っていくが、樋口の逆水平に打ち返されてしまい、王者組は丸藤を捕らえるも、丸藤は見えない角度からのトラースキックを入江に放つと、交代を受けたHARASHIMAが入江にスワンダイブ式ボディープレスで続きミドルキック、ファルコンアロー、ハイキックからリバースフランケンと攻勢に出るが、蒼魔刀狙いはかわされたところで樋口が後頭部ラリアットを喰らってしまう。
 勝負に出た王者組はHARASHIMAに合体チョークスラムを決め、樋口がぶちかましから入江がキャノンボールも、突進はHARASHIMAが延髄斬りからその場飛び蒼魔刀で迎撃すると、丸藤が入り樋口に虎王が炸裂し、入江のエルボーでダウンするHARASHIMAを丸藤がHARASHIMAを踏み台にしての虎王を炸裂させると、最後は丸藤の不知火からHARASHIMAが蒼魔刀で3カウント王座奪取。
 試合後にはディーノと高木のDDT重鎮コンビが挑戦に名乗りを挙げると、場所日時は9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」、試合形式も路上プロレスとされ、丸藤は内田会長に了解を求めると、内田会長も大乗り気となって決定となった。
 相手が重鎮コンビで試合形式も工場での路上プロレス、丸藤にとっても未知の領域だけに自分らも興味がそそってしまう。


 最後にDDTは1月から初めてシングル総当りリーグ戦の開催も決定、ディーノの言葉通り攻めの姿勢を見せる、ディーノ現場責任者体制となったDDTはどう変わるのか、楽しみである。

両国直前!竹下が石井、そして吉村を降し連続防衛!HARASHIMA&丸藤の天才タッグが実現!

7月23日 DDT「ウチコミ!presents Road to Ryogoku 2017」後楽園ホール 1253人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○岩崎孝樹(4分3秒 片エビ固め)×下村大樹
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第1試合◇
▼ヒラタコレクションA.T.&ゴージャス松野国外追放マッチ/5分1本
○男色ディーノ アントーニオ本多 大家健(4分43秒 首固め)高木三四郎 大鷲透 ×ヒラタコレクションA.T.


◇第2試合◇
▼30分1本
○高梨将弘 赤井沙希(6分35秒 どぶろく)×大石真翔 世志琥


◇第3試合◇
▼30分1本
○遠藤哲哉(2分34秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬
※テツヤ・イン・ザ・スカイ


◇第4試合◇
▼Road to Ryogoku 4WAYタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬(7分53秒 エビ固め)マイク・ベイリー ×MAO
※蒼魔刀
☆あと2チームはKUDO&坂口征夫 彰人&ディエゴ


◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第61代王者組]入江茂弘 ○樋口和貞(11分32秒 体固め)[挑戦者組]石川修司 ×マッド・ポーリー
※轟天
☆入江&樋口が3度目の防衛に成功


(試合終了後、亜門GMが次のタイトルマッチは両国大会で予定していて、ある選手から新たなパートナーと組んで挑戦したいという要望があったと言ってからHARASHIMAを呼び込む。
HARASHIMA「僕がDDTがより盛り上がるように組む人は、この人です!(『HYSTERIC』がヒットしてプロレスリングNOAHの丸藤正道が登場。)一度だけ対戦したことがあって組んだことはないんだけど、組めば面白いことが出来るなんじゃないかっていうワクワクで、ワクワクが溢れちゃってます」


丸藤「このリングに上がるからには、俺はゲスト参戦で終わるつもりはないんで。せっかく指名されたんで、俺も本気でそのベルトを獲りにいきたいと思います」


入江「やりましょう。僕はあなたたちをリスペクトしています。リスペクトを持って両国で叩き潰します」


、樋口「気に食わねぇな。HARASHIMA、あんたのその笑顔も、そして丸藤正道、DDTのリングに土足で上がったの気に食わねぇな。8月20日、あんたら覚悟しておけよ」


【試合後の入江&樋口】
――まず対戦したDAMNATIONはいかがでしたか。
入江「やっぱりなかなか当たることのなり、あの大きさ。僕が一番小さいって中でも、僕はどんなに大きい相手にやられても負けないから。僕はタチムカウ、ずっとその気持ちでプロレスを続けてきて、いま(眉間の傷を指差しながら)こんな状態だけど、何てことはないです。プロレスラーだから! これからも俺たちはずっと…両国が終わっても俺たちはこのベルトをずっと持っているんで。なあ樋口。」


樋口「はい。確かにメチャメチャ…大阪でも石川さんとシングルやったし、ポーリーとも当たっているんですけど強かったっす。ただ入江さんとのタッグだったら負ける気がしません。これからもよろしくお願いします。」


入江「よろしく!(樋口と握手)」


――試合後、HARASHIMA選手が新たなパートナーとして連れてきたのがNOAHの丸藤選手だったわけですが、改めてこの二人の挑戦を受けることになりましたが、このタッグの印象は?
入江「僕たちは今回は別として、ずっとBOYZと試合をしてきたんですよ。BOYZと言われるイケメン集団と試合をしてきて、今回はBOYZの代表のHARASHIMA、そしてNOAHを代表する…もしかしたら全プロレス界を代表するであろうBOYZ丸藤! 野郎ZvsBOYZの対抗戦、この試合は絶対に負けられないと僕は思っているから、野郎Zの力で…僕と樋口だけじゃなくて、野郎Zのメンバー、大鷲さんもいる、高木さんもいる、みんないる! その野郎Z全員の力で倒します。」


樋口「本多さんも。まあその気持ちはありますけど、ただね、おいしいですね! おいしいの来たなと思って。両国でね、あんなデッカイところであの二人と闘って。まあ気に食わないんで、自分も。あの(HARASHIMAの)笑顔と、今日リングに土足で上がった丸藤正道! 気に食わないんで。もう覚悟しておいてもらいますよ!」


【HARASHIMA、丸藤の話】
――横浜大会で「DDTが盛り上がるためにも、自分のためにも考えていることがある」と言ってましたが、それが丸藤選手とのタッグだったんですね。
HARASHIMA「そうですね。このことです!」


――何をキッカケに丸藤選手とタッグを組もうと考えたんですか。
HARASHIMA「一度しか対戦したことがなくて、リングで触れたことはほぼなかったんですけど、常にいろんな面白い試合を作り上げていたのは知っていて。今回、両国に参戦は決まっていたけど対戦カードが決まっていなかったんで、早い段階で動けば組めるんじゃないかと思って。あのときに思って、そこで動いてギリギリ間に合った感じですね。組みたかった人もどんどん埋まっていたし、いいタイミングでいけて、いますごいワクワクしていますね。」


――丸藤選手としてHARASHIMA選手からのラブコールを受けた感じですが、この話を聞いた際はどう思われましたか。
丸藤「さっきも言ったように、単なるゲスト参戦で終わらせるつもりもなかったので、HARASHIMA選手から声がかかったときは非常においしいなと思いましたし。いまDDTさんにはいい選手がたくさん揃っていますし、今日のチャンピオンもデカイですしね。デカくて動ける、そういうレスラーと試合をしてみたいなっていう気持ち。本当にHARASHIMA選手と同じワクワクしてます。」


――いきなりKO-Dタッグ王座に挑戦ですが、HARASHIMA選手とのタッグで不安な部分はありますか。また、王者チームの入江&樋口の印象は。
丸藤」HARASHIMA選手に関して、俺はまったく不安はないですね。なぜなら二人ともワクワクしてるから。」


HARASHIMA「はい。」


丸藤「相手に関しては先ほどちょっと試合を見させてもらいましたけど、やっぱり素晴らしい選手だと思うし。だけど彼らが味わったことがないようなプロレスを、俺は彼らに味わせた上で勝ちたい。」


――HARASHIMA選手から見て、3度目の防衛に成功した入江&樋口組はいかがですか。
HARASHIMA「やっぱあれだけの体格で動けて、パワーもあって強い。本当に強いタッグチームだと思います。」


――それでも丸藤選手とのタッグなら一発で獲れる自信はある?
HARASHIMA「そうですね。やっぱりね丸藤さんは体格は僕とあまり変わらないですけど、ヘビー級の選手とはもうすごいじゃないですか。」


丸藤「そうですか(苦笑)。」


HARASHIMA「はい(笑)。(ヘビー級と)対戦して。だからまったく心配ないですね!」


◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ラダーマッチ/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(16分8秒 ベルト奪取)[挑戦者]×ジョーイ・ライアン
☆佐々木が4度目の防衛


(試合終了後、佐々木が王座防衛すると、遠藤がローラの写真を渡す。ベルトと共にローラも自分のものだとばかりに掲げた佐々木だが、亜門GMが次のタイトルマッチは両国を予定していると告げると)
佐々木「次の防衛はアメリカ! キャンディスと防衛戦だ!」


亜門GM「キャンディスのことは忘れなさいよ! 未練がましいよ!」」


(そこに彰人が現れて、ずっと挑戦表明しているのにタイトルマッチが組まれないことをアピール。するとGMは今回は前回引き分けたライアンが再戦を要求したので仕方がなかったが、KING OF DDTトーナメント1回戦で佐々木に勝っているため資格・実績は十分だと告げる。)


佐々木「1回勝ったくらいで挑戦者ヅラしてんじゃねぇよ! テメーが抱いてきた女とは俺は違ぇんだ!「トーナメントで負けました、シングル挑戦して負けました、タッグ挑戦して負けました、スマスカ辞めました、名古屋辞めました……都合のいい野郎だな!」と


亜門GM「チャンピンがOKしてくれましたので(、勝手に両者のタイトルマッチを決定しようとすると、蹴りを入れた)」


佐々木「彰人、てめーやれんのか? 覚悟はあるのか? あるならこの髪の毛賭けるか、オイ」


彰人「やってやるよ!」


佐々木「え、やるの? やるの? ちょっと待て待て(と動揺する中、GMは両国でのEXTREME級選手権はカベジェラ・コントラ・カベジェラルールでおこなうことを決定。)」


彰人「挑戦するっていうからには覚悟がいるんだ。そんな覚悟とっくに決めてきてるよ。俺の髪の毛くらい賭けてやるよ! その代わり、この髪の毛賭けろよ(と佐々木の長髪をつかみながら挑発する)佐々木大輔、そのEXTREMEのベルトは俺のものだ。さっさと返せ!」


【佐々木の話】
――ラダーマッチでジョーイ選手から見事防衛しました。
佐々木「ラダーはね……痛い。ジョーイのチ●コはね……硬い。以上。」


――試合後、KING OF DDTトーナメントで負けている彰人選手に挑戦表明され、話の流れで髪の毛を賭けることになりましたが。
佐々木「俺は認めないよ! そんなこと。あんな奴、認めないよ!」


――髪の毛を賭けると言ったのは佐々木選手ですが。
佐々木「言ってみただけだよ! 言っただけだよ。1回言っただけだよ。」


――GMは正式決定と言ってましたが。
佐々木「認めないよ。俺はアメリカでキャンディスと防衛戦をするって決めているんで。」


――では仮に彰人選手と髪の毛を賭けてやることになったらどうします?
佐々木「やることになったら? それは大変だ。そんなことして負けたらどうしてくれるんだ。」


――髪の毛を切ることになると思います。
佐々木「嫌だね。やらないよ。俺が負けたらポーリーが切るよ。」


――ポーリー選手は元から坊主……。
佐々木「坊主じゃないだろ、あれは。ポーリーは髪の毛なんかないよ。」


――佐々木選手にとって髪の毛はそれだけ大事なんですね。
佐々木「そんなこともないんですけどね(笑)。」


【彰人の話】
――ようやく佐々木選手への挑戦が決まりました。
彰人「そうですね。何かこういう言い方はアレですけど、滑り込んでタイトルマッチを両国でできますね。まあ、ああやって両国のリングに立とうと思った段階で、もう覚悟はできていたし、佐々木さんに何を言われようが全部受けてやろうと思ってて。まあ佐々木さんが「お前、髪の毛賭けられるのか?」って。全然、こんなの坊主になったっていいんですよ。髪の毛なんてどうせすぐ生えるんだから、覚悟はいくらでも出来てますよ。ただ僕と佐々木さんにとって、髪の毛って結構アイデンティティ的なところがあって。やっぱりDDTっていろんな選手が有象無象いて、初めて観に来たお客さんが何で覚えてくれるかって、見た目だったりするわけですよ。僕とかは割とコスチュームが変わっていたりだとか、髪型がこれだから「ああ、あの髪の毛が長い人」って覚えてくれるんですよね、割と。それって結構レスラーにとって大事なことで、僕はもうずっとこの髪型を6年ぐらいやってきて、佐々木さんも同じようなあの髪型でずっといて、彰人といえばこの髪型、佐々木といえばあの髪型ってあるんですよ。それを賭けるっていうのは、結構な勇気がいることだし、すごい覚悟がいることなんですけど。でも両国でタイトルマッチするっていうのは、ものすごく苦労がいることじゃないですか。だからいくらでも「髪の毛賭けてやるよ」って言いました。ただEXTREMEのルールがカベジェラになったというよりは、カベジェラはひとつのアクセントとして。別にルールは1個じゃなくてもいいんですよ。佐々木さんはそれだけじゃないと思って、いろんなルールを出してくれると思っているし、もし彼が出さないのであれば、僕が「プラスこのルールでやろうよ」と言いますし。両国までまだ時間もありますし、ちょっと考えていきたいなと思います。」


【ライアンの話】「いや激しい試合だった。体も痛いし、ブン殴られてボロボロになった。でもすべてを賭けて闘ったから、俺はこの試合に誇りを持っているよ。ベルトは獲れなかったけど、私のチ●コを破壊することは不可能だってことは、十分証明できただろう。」 


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(17分51秒 体固め)[挑戦者]×石井慧介
※サプライズローズ
☆竹下が5度目の防衛に成功


(試合終了後
竹下「石井さん、僕は世代とか関係ないと思っているので、俺がDDTをトップで引っ張っていくんで、石井慧介、(途中からセコンドについた)入江茂弘、来れるもんなら来てみろ」


(するとそこへ吉村直巳がやってきてラリアットで奇襲。)


亜門GM「今日は何を奪いに来たんだ!」


吉村「オマエの大事な大事なベルトを獲りに来た!」


(吉村がいつでもどこでも挑戦権の行使を宣言し、KO-D無差別級選手権試合がスタートした。)


◇緊急決定試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(11分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×吉村直巳
※ラリアット
☆竹下が6度目の防衛に成功


(試合終了後、竹下も吉村もなかなか立ち上がれない。それでも王者として先に立ち上がった竹下は吉村に声をかけるが、吉村は竹下を突っぱねてリングを降りた。)
亜門GM「これでいつでもどこでも挑戦権、5つすべて行使されたので、両国大会のメインのカードが決定しました」


(と言ってから遠藤を呼び込む。両国大会のメインは竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権に決定。)
遠藤「またお前かよ。んー、個人的にはねぇ吉村に勝ってもらったほうが面白いかなと思ったんだけど、でもまあこうなるだろうとも思っていたよ。1年前のこと覚えているか? ちょうど俺がDAMNATIONに入った頃だ。いまはこんなナリして変わったと思うかもしれないけど、ひとつだけ変わんねぇことがあるんだよ。1年前、俺はお前にこう言ったんだよ。俺はそのベルトが欲しいってな! これだけは1年経っても変わらねえ、唯一のことだ」


竹下「遠藤哲哉、俺もまたお前かって思ったけどな、次の両国で俺に負けたら、もう俺がベルト持っているあいだは挑戦しないでくれ! それぐらいの覚悟で両国来てほしいんやけど、どうかな?」


遠藤「答えづれぇな。……まあでもチャンピオンがそう言うなら、俺はそうに従うよ」


竹下「頭を打ったので、あとで遠藤のコメントを思い出すから、両国は60分(フルタイムドロー)の続きでいいから正々堂々やろうや」


(と言って握手を求める。遠藤が握手に応じず、竹下に唾を吐きかけると、竹下は表情こそ変えないが遠藤の髪の毛を掴んで、何とショートレンジラリアットを狙う。しかし、これをかわした遠藤はハンドスプリング・レッグラリアットを叩き込むと、さらにシューティングスタープレスを投下。)
遠藤「正々堂々だあ? ふざけんじゃねえぞ、この野郎! プロレスはなスポーツじゃねぇんだよ。闘いなんだよ! 1年前、お前が俺に言った言葉、覚えているか? その言葉、そっくりそのまま返してやるよ! 舐めんなよ」


(と吐き捨てて引き上げていった。スクリーンではこの竹下vs遠藤をはじめとする、8・20両国大会の決定カードが発表された。)


【竹下の話】
――まずは石井選手との防衛戦はいかがだってでしょうか。
竹下「まあ試合のことはあまり覚えてないですけど……これで僕が今日1回勝ったからって、別に終わりじゃないし。ここで腐るような人じゃないと思うので。次、後楽園のメインなり、両国のメインなのか、どっかのメインなのか分からないですけど、次のシングルマッチを石井さんとやるときが楽しみです。」


――試合前から竹下選手はあくまでも個人、石井選手は若手通信世代を代表して竹下・遠藤の両国メインを阻止すると言ってましたが、何かその世代の意地みたいなものは感じましたか。
竹下「僕は世代とかあまり関係ないと思っているので。時代ってそのときそのときであるものであって。別に僕は昭和が偉いとか、平成のプロレスが強いとか、別にそんなの何も思わないので。いまにはいまのプロレスがあって。2012年にデビューした僕らには僕らの試合があるし、若通世代って言うならその若手通信でしか見られなかった試合っていうのもあるだろうし。全然別物なので。ただ、いま竹下幸之介、石井慧介っていう世代とか関係なく、個の闘いになったときにどっちのほうがDDTを背負っていきたい気持ちが強いのか……たぶんお互いに両国のメインに立ちたちっていう気持ちは、僕も相当強いものがありますけど、もしかしたら五分だったかもしれない。でもDDTを引っ張っていきたいんだ、守っていきたいんだっていう気持ちは僕のほうが今日は勝ったかなと。」


――試合後、世代的には竹下選手より下になる吉村選手が、いままで散々大事なものを奪うとかやってきましたが、ついにいつどこ権を行使してきたわけですが。
竹下「うーん……シングルはせっかくならちゃんとやりたかったですけどね。ただいつどこっていう特殊なルールがあるわけであって。その中でアイツが持っていて、僕にああやって“今日の吉村”でいちゃもんつけて、いつかそりゃ挑戦してくるっていうのは分かっていたことなので。まあビアガーデンっていう手もあったと思うんですけど、アイツが後楽園を選んだのなら、その度胸は買いたいですけどね。ただ僕、試合途中で相撲とりましたけど、相撲でも負けていなかったと思うので。まあリングが土俵上じゃないので(苦笑)。ロープを土俵際としてくれるなら、僕が押し出しで勝っていたんじゃないかと思いますけど。まあ、まだ相撲でもプロレスでも、僕が負けることはないっすね。もうちょっとかな。強かったですけどね。」


――石井選手と吉村選手の挑戦を退けたことで、両国でのメインが遠藤選手と対戦に決まりました。改めてリング上で対峙してみていかがでした。
竹下「うーん……前にタイトルマッチやったときも、もうタイトルマッチ前から僕は「もうやりたくない」って言ってたんですけどね。今回に関してはトーナメントを通過してきているので、必然と言えば必然なんですけど。もうやりたくなですね。うん。本当にもうこれすら言いたくないくらいやりたくないんですけど。まあこれはしょうがない! 別にGMが決めたことでもないので。だからこの両国は60分(ドローだった)後楽園の続きなのか、もう1回リセットして新しい闘いなのか分からないですけど……まあ僕が負けることはないかな。例年だとトーナメントで優勝した人が、絶対両国のメインで勝ってますよね? でもそれはジンクスみたいなものなので。絶対はないし。その両国で絶対挑戦者が勝つっていうのは、単純にトーナメントの勢いそのままで勝つっていうのが多いと思うし、去年に関しては僕、それで石川さんに負けているで。でも僕も勢いでは負けてないかな。今日、石井さんにも吉村にも勝って、先週岸和田愚連隊とやって、僕が負けている要素はないかなと。だからどんな闘いになるか僕も楽しみです。」


――先ほどリング上でレッグラリアットとシューティングスタープレスを食らって「舐めるな」と言われました。
竹下「全然舐めてないでしょ! どう考えてもいまの2試合で舐めてないでしょ僕。全然、言葉の意味が分からなかったですけど、体が動かなかったんで。まあでも、シューティングスターもらったら100%の僕でも終わりますね。体動かなくなったんで、純粋に技の威力っていうのが上がっているんだなって思ったし。ちょっと体重も増えた感じするし。何よりもお客さんの声援は遠藤寄りになっていると思うので、燃えますよね。まあプロレスは闘いだって言うんなら、まあどっちが強いかお前ら見たら分かるやろっていう感じなんで。」


――そんなに遠藤選手とやりたくない理由は?
竹下「うーん……そんなにポンポンするもんじゃないかなっていう。10年に1回くらいでいいよなって。もしくはやったとしてもオリンピックくらい、4年に1回ぐらい。もっとやったとしても夏期・冬期で2年に1回くらい。じゃないと、1年に何回もやっていると、竹下vs遠藤の価値ってものが失われるような気がする。」


――それだけ自分にとって特別な相手?
竹下「特別な相手ではありますよ! やっぱり2012年でデビューしているし、間違いなく2012年だけを見たら、僕の方が早くも上回ってますけど。それに追いついてきてますからね。追い抜かれたことはないですけど。まあ両国に関しては、すごい闘いになると思います。それが楽しみだし、ちょっと怖いかなっていう感じです。」


【遠藤の話】
遠藤「さあ何でも聞いてくれ。」


――今日の竹下選手の石井戦と吉村選手を見て、いかがでしたか。
遠藤「まあ、そうだな……ぶっちゃけ、石井さんも吉村もあの竹下には勝てないだろうなと思いましたね。だって単純にアイツ強いもん。DDTの中だけじゃなくて、プロレス界全体を見てもたぶん相当強い部類に入るんじゃないかなと。スタミナもあって、パワーもあって、スピードもあって。プロレスに必要なものを全部兼ね備えているよね。まあ終始、攻められるところは多かったけど、それでも余裕はあるように見えたかな。」


――それだけ実力を認める竹下選手に挑戦することが決まったわけですが、当然勝つ自信はあるでしょうし、攻略法みたいなものはあるんですか。
遠藤「俺がDAMNATIONになって、アイツからスリー(カウント)取られたことは1回もないから。逆にアイツも俺に勝ったことないし。だからリング上でアイツが「俺が両国で勝ったら、俺がチャンピオンのあいだは挑戦してくるな」って言ったけど、逆に言いたいよね、それを。俺が勝ったら、もう俺がチャンピオンのあいだに挑戦してくるんじゃねえと。やっぱチャンピオンだからか、立場が上だって感じてるのかもしれないけど、戦績で言ったらDAMNATIONに入ったあとの俺の戦績のほうが上回っているし。実力だって、4月は60分やって結果はドローだけど、あの試合が仮に(時間)無制限だったら俺のほうが絶対勝ってた自信はあるし。今回の両国では完全に決着をつけます。俺がスリーを取りますよ。」


【石井の話】
石井「まあ負けたのはショックですね。でもまあ……何て言うんでしょうね。負けたのはショックだけど、試合後なんか自分らの世代を挑発してきたんでね。別にまたやっていくんじゃないですか、今後も。とりあえず両国のメインはまた届かなかったですけどね。でもいつでもKO-Dまた挑戦出来るっていう自信も、コンディションも作ってあるので。またチャンスを早めに掴むだけです。今日たくさん声援もらえたのは嬉しかったし、自信にもなりましたね。」


――改めて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
石井「やっぱすごいタフだなって思いましたね。だからこっちも……何でしょうね。まあ壊すつもりでいった部分もあるかもしれないし。でもまあ今日やってみて、弱点がないわけでもないと思ったので。すごい素晴らしいチャンピオンですけど……ショックはあるけどもまた竹下とやりたいですね、シングルを。またあると思っています。」


――入江選手がセコンドについてましたが。
石井「ああ、姿見えました。やっぱあの世代の絆っていうのは嘘でも何でもなく、本当のものなので。セコンドに入江君の姿が見えて、あそこからさらにテンションが上がったっていう部分もあるので、入江君にも感謝しています。まあただ勝てなかったのは申し訳ないです。勝手に…勝手にですけど、この世代を背負って今回は闘ったので、申し訳ないです。」


【吉村の話】
――今日、竹下vs石井戦が終わったあとにいつどこを使おうと考えていたんですか?
吉村「両国がアカンって言われたから、ビアガーデンよりも客が入る後楽園で。まあ前哨戦とかでも場外ダブルアームとかあって、今日の試合が竹下が一番弱るポイントやろうなとは、ちょっと思っていた。」


――今まで散々大事なものを盗んだりしてきましたが、リング上で実際に対戦してみて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
吉村「俺は結局アイツに何も返せてないし、アイツから一番大事なベルトも奪えなかったけど、今日はもうとりあえずそれとして、俺は絶対またアイツの前に立つから。それだけは覚えておけ、お前。俺は絶対またお前の対角に立ったるからな。」


――試合中、相撲勝負を挑まれた際、勝ったかなというようにも見えたんですが。
吉村「それはお前らの判断やろ。俺はもうとにかく今日は今日として、次の8月5日のDNAプロレス甲子園か何か知らんけど、樋口の抜けたいま現時点で一番は俺やねん。その一番の俺がただただ結果を出す場所として、DNAのプロレス甲子園、全員蹴散らして一番になって、また竹下の目の前に立ったるから。それだけ。」

  8月20日に開催される両国大会まであと1ヶ月を切ったDDT、後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に石井が挑戦、石井が足攻めで先手を狙うが、竹下がエルボーで一閃して石井がダウンとなると、場外に逃れた石井をイスに座らせてビックブーツを発射、リングに戻っても突進する石井をゼロ戦キックで迎撃するなど、余裕の試合運びを展開する。
 しかし石井はドロップキックで反撃すると、エプロンに出た竹下をフロントハイで場外へ落とし、エプロンに何度も竹下を叩きつけてから客席へ叩きつけ、石井は客席の仕切りの上でのネックブリーカー、リングに戻ってから首投げからフェースロック、キックの連打から延髄斬り、フライングヘッドシザースからクルックヘッドシザースと首攻めで活路を見出す。
 石井がエルボーの連打、竹下のユルゲンラリアットをかわして石井がラリアット、エプロンに竹下を連行してエプロンでジャーマンを敢行を敢行すると、勝負と見た石井はスタイナースクリュードライバーからタイガースープレックス、そして雪崩式タイガースープレックスを狙うが、竹下がコーナーからのラリアットで叩き落すも、ブルーサンダー狙いは石井がDDTで切り返す。
 石井はスライディングキック、タマ・トンガの技であるヴェレノっからニールキック狙いは、竹下がユルゲンラリアットで迎撃し、石井がオーバーヘッドキックは竹下がかわしてビックブーツ、ジャーマンは石井が丸め込んでニーアッパー、ファイナルカット狙いは竹下が垂直落下式リバースDDTで切り返すと、二段式ジャーマン、ユルゲンラリアットからランニングニービックブーツ、サプライズローズで3カウント王座防衛する。
 試合後に石井にエールを贈る竹下に対し、竹下のストーカー化していた吉村がラリアットで襲撃をかけ、自身が保持していた"いつでもどこでも挑戦権"を行使して試合へと突入。石井戦でのダメージが残る竹下に圧倒、竹下もフランケンシュタイナーで吉村を場外へ追いやってプランチャを発射するが、キャッチした吉村は叩きつけ、テーブル貫通パワーボムを敢行、竹下は後頭部をまともにテーブルに直撃させてしまう。
 吉村がラリアット、ランセルセから連続ラリアット、パワースラムも、吉村のブレーンバスターに対し、竹下も同じ技で応戦、竹下が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、これで流れを変えた竹下はマッチアップ、相撲のぶつかり合いを展開、吉村はローリングラリアット、昇天からアナコンダバイスと繰り出すが、息が上がっているせいか極めることが出来ず、すぐさまパワーボムを狙うと、竹下はリバースからチョップ合戦、竹下が袈裟斬りからエルボー、ビックブーツ、パッケージジャーマンを阻止した吉村はラリアットも、かわした竹下がジャーマンからランニングニー、ラリアットの連打で3カウントを奪い王座を防衛した。
 竹下vs石井に関してはチームドリフで次世代と言われながらも足踏みした石井が、追い越された竹下に対して面白くないものを充分にぶつけた、だが竹下の怪物ぶりが石井の執念を上回ってしまった。竹下vs吉村に関しては、吉村が竹下がダメージを負っているということで、開始から一気に勝負を狙ったが、時間が経過するとキャリアの浅さが露呈、終盤では息が上がるなどスタミナ切れが目立ち、竹下に蘇生させる隙を与えてしまったが、キャリアさえ積めば怪物になれる素質があることは充分に伝わった。
 大会後には両国のメインで対戦する遠藤が現れ、エールをかわした後で竹下を襲撃、シューティングスタープレスでKOした。先輩や後輩だけでなく同期にも嫉妬の対象となった竹下が、却って竹下にとって原動力になっている。果たして竹下は今度こそ両国のメインで主役を張ることが出来るか? 


 セミで行われたDDT EXTREME級選手権は、当初はライアンの保持するアイアンマンヘビーメタル級王座もかけられる予定だったが、15日の横浜ラジアントホール大会で東京女子プロレスの黒音まほに奪われてしまい、佐々木のEXTREMEのみかけられることになった。
 試合は佐々木がライアンの股間潰しを展開するも、ライアンにはまったく通用せず、ラダーをぶつけ、有刺鉄線バットもタイツに突っ込み、トラッシュ缶も股間にセットしてフロムトゥフロムlコーナーも発射するが、ライアンには通用しない。
 ライアンは股間から棘入りキャンディーを持ち出し佐々木の口に突っ込み、レゴブロックをばら撒くと、ポールスープレックスから天井にブラ下がっているベルトを奪いにくるも、佐々木がもう一つのラダーをセカンドロープにかけて踏み台にして追いかけ、ショルダースルーでライアンを落とすとベルトを獲得し佐々木は王座を防衛した。
 試合後に佐々木はキャンディス・レラエを挑戦者に指名するが、亜門GMは却下すると、「KING OF DDT」1回戦で佐々木を破った彰人が挑戦に名乗りを挙げ、佐々木が敗者髪切りマッチことかベジェラ・コントラ・カベジェラルールを要求し決定となった。


 タッグ選手権は石川が入江の場外へのハングマンDDTで先制すると入江を捕らえ、交代した樋口も挑戦者組が合体攻撃で蹂躙するなど試合の主導権を握る。
 しかし王者組が場外の石川に連続トペで排除すると、孤立したポーリーを捕らえ、最後は樋口がポーリーに轟天で3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはHARASHIMAが挑戦に名乗りを挙げると、新パートナーとしてNOAHの丸藤が登場、丸藤も王座挑戦をアピールした。
 丸藤はNOAHではマイバッハ谷口とのタッグでGHCタッグ王座を保持しているが、DDTではHARASHIMAとのコンビでNOAH、DDTをまたがってタッグ王座を奪取するつもりのようだ。


 最後に第1試合で行われたヒラコレ、松野の敗者国外追放マッチは、肝心の松野が現れず、ルールもヒラコレの要望でイタリア式エニウェアフォールマッチとされるも、本人には何も知らされておらず、試合時間5分が経過しても追放とされるルールとなってしまう。
 試合も高木も大鷲もやる気がなくてワザとフォール負けになろうとし、アントンも5分タイムアップを狙って『パイレーツ・オブ・パビビアン』を喋るなど、明らかにヒラコレの国外追放を狙う。それでも懸命に抵抗したヒラコレだったが、高木や大鷲までもヒラコレに襲い掛かって四面楚歌となり、ディーノにパラダイスロックを狙ったところで丸め込まれて3カウントとなり国外追放が決定、ヒラコレはコーナーにしがみついて抵抗も若手に叩きつけられてしまい、胴上げされながらも国内追放となったが、7・30新宿大会で平田一喜の凱旋が発表された・・・


 大会前には黒潮"イケメン"二郎の参戦が決定し両国大会の全カードが出揃った、今年のDDTの夏はどんな夢を見せてくれるのか・・・・

HARASHIMAの非情な攻めに耐え、狂気が宿った!遠藤哲哉がKING OF DDTを制覇!

6月25日 DDT「BLACK OUT presents KING OF DDT 2017 FINAL ROUND」1333 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
松永智充 ○岩崎孝樹(7分10秒 片エビ固め)ダニー・ドゥガン ×下村大樹
※垂直落下式ブレーンバスター


◇オープニング◇
(告知の後、オープニングコールに竹下が呼び込まれる。DNAの告知を終え引きあげるはずの吉村がストーキング。竹下がマイクを取ろうとすると吉村が奪う。)
吉村「お前に恨みがあるって言って、これで9回目やぞ!(中略)もうさすがに俺には何もないよ。やさぐれて毎日毎日窃盗や。あるとき俺の前を筋肉ムキムキでいかにも大金の入ってそうなセカンドバッグを持った男が歩いてきた。俺はそのセカンドバッグを盗んで全速力で逃げた。もうちょっとで逃げ切れると思ったら交差点である男が見えたんや。オマエ、誰かわかるか? 咲くやこの花高校の竹下幸之介、オマエや! 怒りで我を忘れて止まってしまった。そうしたら後ろから追いかけてきた警察に捕まってもうた。俺の人生終わりや。その時、そのバッグは俺があげたもんや。離せと言ってくれたその男こそ、キングジム代表のゼウスさんやった! 俺はそこからゼウスさんについていってプロレスラーを目指して頑張った。それに対してオマエは俺の前からいろんなものを取っていった。俺はこの挑戦権を使ってオマエからベルトを取って、オマエの大事なものを一個一個取っていくからな。今日は手始めにオマエの大事なオープニングコールを奪ったるわ。オマエらいくぞー! DDT後楽園大会スタート!」


竹下「ほんでいつ使うねん!」


◇第1試合◇
▼30分1本
○ロッキー川村 赤井沙希 アントーニオ本多with帯広さやか(7分0秒 体固め)大鷲透 ×ヒラタ・コレクションA.T 高尾蒼馬
※アッパーカット


◇第2試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/30分1本
○HARASHIMA(2分47秒 十字架固め)×入江茂弘


◇第3試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/30分1本
○遠藤哲哉(11分30秒 エビ固め)×彰人
※足四の字固めを丸め込む


【彰人の話】
彰人「遠藤クンはやっぱり真面目でしたね。僕のこと研究してないと、あんなフィニッシュ思いつかない。勝利を掴みかけたと思ってしまったのがいけなかったのか。足4の字がしっかり極まりすぎたのがいけなかったのか。わかんないですけど、僕は遠藤哲哉の技を受けないで徹底的に封じ込めたつもりだったんですけど、少し隙があったみたいですね。まあ、落ち込んでばっかりもいられないんで、すぐにでもまた、貪欲にトップ戦線を狙っていこうと思ってます。」


——足殺しの手ごたえがありすぎた?
彰人「4の字がかかった瞬間、勝ったって半分思ったんですよね。あんな返し方は僕の頭の中にはなかったので。プロレス頭であいつが上回ったのかなって。やっぱあいつはね、凄い後輩ですよ。DDTのエースになれるやつです。」


——そこは遠藤選手の真面目さ?
彰人「真面目に勉強してないと、あんなこと思いつかないですよ。身体能力だけじゃできない。ただ彼はもっとリング上で、キャラクターを演じるんじゃなくて自分を出してほしいなって思います。」


◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KUDO 坂口征夫 ○高梨将弘(7分12秒 エビ固め)[第29代王者組]×大石真翔 勝俣瞬馬 MAO
※タカタニック
☆大石&勝俣&MAOが4度目の防衛に失敗、KUDO&坂口&高梨が第30代王者組となる。


【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「何度目かわかんねえけどな、酒呑童子がまた6人タッグのベルト取ったぜ。DDT、新しいチームいろいろ出てくるけどな、俺たちは変わらねえからな。対戦相手が変われば、新しいDDTの闘いが見せていけるだろ。そしてな。ドリフとかスマスカと同じように、NωAとも何度もやってくことになるんじゃねえかなって、今日やってみて思ったよ。MAOとか勝俣とかよ、試合終わって坂口に突っかかるなんて、いい目してたよ。そしていよいよ両国だよ。ディック東郷、ヤス・ウラノ、アントーニオ本多? おい、ウラノについて兄貴言ってやれ。」


KUDO「全然さ、やめた感じしないよね。縁があるんだろ。やるだけなんで、ぶっ殺します。」


高梨「まあ引退したわけじゃねえからな、そりゃやめた感じするわけねえよ。それよりもディック東郷だよ。久しぶりに当たるんじゃないか、坂口。」


坂口「前に後楽園で当たったきりだな。あいつはやめた人間、ウラノもやめた人間。なんでやめた人間がヒョコッと出てきてベルト挑戦できんだよ。俺は両国じゃゆっくりごんぎつねでも聞いて、ベルト守ってやるよ。」


高梨「両国のごんぎつね楽しみだな。それ聞いた上でベルト守るからよ。そしてどんな新しいチームが出てきてもな、今も昔もこれからも、DDTの6人タッグの中心にいるのは俺ら酒呑童子だ。以上!」


【大石、勝俣、MAOの話】
勝俣「大石クン、俺たち、もう終わっちゃったのかな?」


大石「バカ野郎! まだ始まってもいねえよ。負けて負けて、負けてから這い上がるのがアイドルってもんですよ! 負けた俺が言うのもなんだけども。まだまだ俺たちには未来がある。ノアのタッグリーグもあるし、6人タッグのベルトだって。」


勝俣「終わったわけじゃない。」


大石「始まってもいねえよ! なあ、ふざけんじゃねえ。しかも今日は、俺たちのニューシングル『ωe are the HERO!!』の発売日だ。サイン会して、CD売って、会社に認めてもらって、また挑戦権を掴み取る。」


勝俣「今日はベルト落としたけど、俺たちはまだまだ、まだまだ先のゴール目指して。武道館、東京ドームもあるかもしれない。そして(MAOと)2人で、ノアのジュニアタッグリーグ優勝してやる。なあ!」


MAO「あ、優勝? はい。」


大石「聞いてなかったのかよ! なんか質問ありますか? ……ない! じゃあサイン会行ってきます!」


◇第5試合◇
▼プロレス版「本能寺の変」1vs3ハンディキャップマッチ/30分1本
○高木三四郎(7分50秒 エビ固め)男色ディーノ ×ササダンゴ・マシン 大家健
※シットダウンひまわりボム


(試合終了後)
ディーノ「DDT20周年いろいろあったね。その最大のクーデターをやろうと思ってんの。両国しかないでしょうが! 私には思うところがある。受けて立つの?」


高木「おもしれえこというな。ビッグマッチのシングルマッチはなるべく避けてきたけど、そこまで言うからには最大のものを見せる覚悟はあるんだろうな」


ディーノ「私がいればDDTは大丈夫と言っている。覚悟なんてとっくにできているわ」


高木「俺も20年間覚悟を持ち続けているんだ。だからDDTはここにあるんだ!」


ディーノ「私が全力でアンタを突き上げる。アンタは全力で抑えに来なさい」


【高木の話】
高木「今まで、両国でのシングルマッチは極力避けてきました。なぜなら、両国大会ともなるとね、選手だけじゃない、いろいろなものがのしかかってくるし。ある一時期からは、自分の中で若い連中を押し出してやりたいって気持ちが先に出ちゃって。プレイヤーとしてはよくないんでしょうけど、一歩引いちゃった形になってて。記憶してる限り、両国でのシングルは2009年のザ・グレート・サスケ戦、そして2012年の武道館の鈴木みのる戦かな。こないだの東京ドームはちょっと別の形ということで。最近、竹下とか遠藤、佐々木、彰人が頑張ってて、HARASHIMAも入江も頑張ってて、ヤス・ウラノが自分のやりたいことがあって退団して。そんな中でプレイヤーとしてもう一回、やってみたいなっていう気持ちが芽生えてきたのも事実。それ(気持ち)に火をつけられたかなっていうのは感じましたよ、ディーノに。あいつは今のDDTに思うところがあるって、何を思ってるのかはわからないけど。オレは若干、プレイヤーとして自分を殺してきて、そこにちょっと後悔してるのかなって。後悔するくらいなら、もうやらないほうがいいのかなと思ったりもしたけども。今日こうやってね、モヤモヤしてたものに、男色ディーノが火をつけてくれたのかなって思ってるんですよ。8月20日、両国大会、どんな試合になるかわからないけど、プレイヤーとして全力で闘いたいと思います。」


——試合では1vs何人かもわからない状況になったが。
高木「昨今、あそこまで攻め込まれることはなかったし、最初は「なんでこいつらオレを目の敵にしてんのかな」って思ってたんですけど。闘ってる中で「昔こういうのあったよな」って。で、試合終わって、またいつもの感じに戻るんだろうなと思ってたところに男色ディーノが呼び止めてきたので。ここしかないと思ったのかもしれないし。スーパー・ササダンゴ・マシンも大家も、何を思ってるのか。でも申し訳ないけど、20年間、団体を引っ張ってきた覚悟っていうのはプレイヤーよりも大変だと思ってるので。オレにはそのプライド、覚悟があるから。簡単なことじゃ負けられないですよ。」


【大家、ディーノ、ササダンゴの話】
大家「チクショー! 獲り損ねた、首を! なんなんだよ、あの理不尽な買い物! 「太らないおやつ買ってこい」とかさんざん言われて! もうたまりかねてたんだよ! オレの怒りがMAXになって! でも、獲り損ねた……!」


ディーノ「歴史は変わらなかったな。オメエはガンプロで頑張れ、な。お前はもう一国一城の主だろうが! これでふさぎ込むのかオラ!」


大家「ふさぎ込むわけねえだろうが! やってやるよオレは、ガンバレ☆プロレスでプロレスをメジャースポーツにしてやるよ! 」


ディーノ「おう!」


大家「てめえはどうすんだよ!」


ディーノ「オメエが討ち取り損ねた高木三四郎! 両国国技館という、国の息がかかった建物で!」


大家「そうだよ! 国技やってるとこなんだぞ、お前! 」


ディーノ「そこで、プロレスをメジャースポーツにする大家健より大きい規模のところで! 高木三四郎を討ち取ってやるよ!」


大家「おう! ちょっと気に食わねえ言い方してるけど! 討ち取れよ! 頑張れよ! この帽子、テメエに託したからな! やってやれよ!」


ディーノ「まかしとけ! 結婚宣言したヤツに負けるかオラ! 高木三四郎オラ! 結婚して子供もできて、やめるようなヤツ! そんなヤツはこのリングに必要ねえ!」


ササダンゴ「フハハハ!」


大家「そうだよ! 結婚しても続けろよおい! ノコノコと戻ってくんじゃねえ! 」


ディーノ「そうだ! 失踪してんじゃねえぞ!」


大家「そうだ! 失踪したようなヤツはなあ、二度と戻ってくんじゃねえ! 一回脱落したら終わりだ! 終わりなんだよ!」


ディーノ「マスクかぶってすべて終わりってわけじゃあねえぞオラ! よく覚えとけオラ! 以上だ!」


ササダンゴ「あの~、やるって宣言して成功したクーデターはないですからね、まだこの世に…」


◇第6試合◇
▼30分1本
○石井慧介 カズ・ハヤシ(11分10秒 体固め)佐々木大輔 ×マッド・ポーリー
※ニールキック
☆ポーリーの持つ「いつでもどこでも挑戦権」が石井に移動


【石井、カズの話】
石井「こうやってハヤシさんとタッグ組めて嬉しかったし、感慨深いものがありました。そして勝利で飾れて、モチベーションも上がってますし最高の気持ちです。ハヤシさんありがとうございます。」


カズ「いやいや、何も力になれず。本当に石井くんの成長というか……ちゅうかさ、途中でファイナルカット使ったでしょ? なんかねぇ、違うんですよねぇ。気持ち的には嬉しいんですけど、どうせ使うなら究めてやってもらいたいなと。プロの技なんで、ここがこうしてこうなってっていうものを突き詰めて、自分の技にして。」


石井「ということは、ファイナルカットを教えていただいても?」


カズ「もちろん。道場に来て、一緒に練習しようよ。」


石井「ぜひよろしくお願いします!」


カズ「石井くんの技としてね。」


——石井選手はタイトル挑戦も決まりました。
石井「ずっとコンディションよかったですし、世界ジュニア巻いてたってプライドもありますし。今日、でかい相手に完璧に勝ててさらに自信が高まりましたね。こうやってチャンスがきたので、たまってるものを全部ぶつけて、ベルトを取りたいと思います。」


——カズ選手から何かアドバイスは?
カズ「俺からはないですよ(笑)。でもね、ぶっちゃけて言うと、石井ちゃんが世界ジュニア取ったりして、上に行ってるのはわかるんだけど、今ひとつパッとしないんだよね(笑)。率直な意見だけど、パッとしない、行ききってない。今度の試合っていうのが、その行き切る場所なのかなと。」


◇第7試合◇
▼30分1本
○マイク・ベイリー 樋口和貞(12分2秒 体固め)竹下幸之介 ×ディエゴ
※樋口のカナディアンバックブリーカー&アルティマウェポン


(試合終了後)
ベイリー「タケチャーン、7月2日新宿村で俺が勝って、チャンピオンになる。そうしたらオマエは永久にチャレンジャーだ」


竹下「私は簡単な日本語で…」


(ここで石井がリングイン)
亜門「いつでもどこでも挑戦権を今から使うつもりですか?」


石井「今じゃない。これを獲って今が勝負のタイミングだと思っています。7月2日のあとのKO-D戦は?」


亜門「7月23日後楽園ホールです」


石井「そこでやります」


亜門「わかりました。そこでの行使を宣言するということですね」


石井「このどっちがきても負ける気がしない。そしてもうすぐキャリア10年に近づいてきて両国のメインに立たないと納得いかない。絶対に両国のメインに立ってみせる」(


亜門GMが条件付きながら正式に決定をアナウンスすると石井が竹下、ベイリーとにらみ合って下がる。)
竹下「今日のメインで両国のメインの一人が決まりますけど、その対角線に立つのは僕しかいない。ベイリーも石井さんもわからんけど吉村も全員ぶっ倒してチャンピオンで居続けます!」


【ベイリー、アントンの話】
ベイリー「リング上で全部言ったよ。」


——石井選手の挑戦表明については?
ベイリー「今は竹下との試合に集中したいね。彼はグレートチャンピオン、ベストチャンピオンだから。竹下のことだけを考えるよ。」


——アントン選手は両国での6人タッグ王座挑戦が決まりました。
アントン「あ、私? ぶっちゃけた話、酒呑童子に比べて私たちは人気がないと予想されます。だがしかし。佐藤さん(ディック東郷)と私とヤス・ウラノが集まるとですね、いいバイブスが生まれると思うんですよね。そのレスリング・バイブスで向こうを上回れるんじゃないかなと。」


——坂口選手がごんぎつねを楽しみにしていると。
アントン「あら、そう(笑)。でも私はいつでもね、本気で語ってるから。昔から大事なお話っていうのは口承、口で伝わってきたものですよ。たとえば、琵琶法師の平家物語とかね。それに近い文化ですから。のちのち、未来の人間がユニバースを文字起こしして、ごんぎつねっていう分厚い本を残すというね。」


◇第8試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/時間無制限1本
○遠藤哲哉(22分8秒 片エビ固め)×HARASHIMA
※シューティングスタープレス
☆遠藤が「KING OF DDT 2017」を優勝


(試合終了後、遠藤にキャスティングドットジェイピーから賞金100万円とブラックアウト1年分が贈呈された。)
佐々木(「エンドー」コールを起こすも)ウルセー!気安く呼ぶんじゃねえ! KING OF DDT2017覇者、遠藤哲哉様だ! 俺はいつ死んでもいいと思って生きてきた。オマエが両国でKO-Dのベルトを巻くまでは死ねねえよ(再び「エンドー」コールを起こさせる。)


遠藤「ウルセー! 俺は両国のメイン、そしてKO-Dのベルトなんか興味ねえんだよ!って言いたいところだけどこの時期になると去年のことを思い出すんだよな。名前は出さねえぞ。これで文句ねえだろ! 俺は両国メインに立つことを決めた。あとはオマエだけだ。いいっすか、カリスマがやってるあれやって。オマエらよく聞け、俺たちは群れない・媚びない・結婚しない、このマザーアースは俺たちを中心に回ってんだ! そして俺が両国のメインに立つ男、遠藤哲哉だ! 覚えておけ!」


【遠藤、佐々木の話】
佐々木「おいテツヤ言ってやれ。」


遠藤「しんどい……正直、しんどいです。今週カップラーメン一回も食べてないので、ヒザがガクガクです。」


佐々木「俺だってカップラーメンは記憶があるときに食べたことないよ。朝起きたらゴミ箱に入ってるんだよ。そういうもんだ、カップラーメンって。」


遠藤「記憶がないだけかもしれないですね。」


佐々木「もっといいこと言え!」


遠藤「真面目なこと言うぞ。仮に今のチャンピオンのあいつが両国に上がってきたとしても、4月の60分の続きじゃねえぞ。俺たちの新たな闘いだ。……真面目なこと言いました。」


佐々木「よし、質問だ。」


——両国では現王者とやりたい?
遠藤「本当のことを言えば、カリスマとやりたい。もっと本当のことを言えばポーリーも入れて3WAYでやりたい。石川さんは、まあセコンドとかそんな。」


佐々木「雑用。」


遠藤「でも、誰がきても同じだよ、ここまできたら。俺が勝ってベルトを取る。それ以外ない。」


——2年連続でDAMNATIONから優勝者が出ました。
佐々木「俺じゃないけどな! このDDTの中心に常にDAMNATIONがいるってことを証明して……(人が通りかかる)ウルセーッ! ……そういうことだ。」


——準優勝だった去年との違いは?
遠藤「カリスマがいるからだよ。カリスマの存在が俺を優勝に導いてくれたんだよ。すべてカリスマを中心に回ってんだよ。(DDTの中心の)DAMNATIONの中でも中心だから。」


——両国のメインはどういう舞台ですか?
遠藤「どういう舞台? 難しいな。まだわからない。まだ先の話だ。あと2ヶ月。」


——優勝賞金の100万円の使い道は?
遠藤「使い道はあれだよ、クイーンエリザベス号で世界一周。」


佐々木「俺は時計がほしいよ。70万くらいの。」


遠藤「じゃあ30万でクイーンエリザベスで世界一周。」


佐々木「俺のカードじゃ70万の時計は買えないからな。」


遠藤「30万……。去年は石川さんがもらってるんじゃないですか?」


佐々木「あれは何に使ったっけな。」


遠藤「カリスマが使ったんですか。」


佐々木「当たり前だろ。俺は平屋がほしいな。」


遠藤「平屋……。ずいぶん漠然としてますね。」


佐々木「二階建てじゃなくていいから。平屋で。」


遠藤「東京で平屋……。」


【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「決勝、悔しいですね。今日は遠藤の方が強かった。自分は次の目標を見つけていきたいと思います。準決勝の入江に関していえば、ああなったのは入江自身のせいというか。コメントで僕の印象を何も変わらないと言ってたので、僕の印象にないことをやったら勝っちゃいましたね。遠藤にも勝ちたかったですけど。」


——遠藤選手からは変化を感じた?
HARASHIMA「飄々と闘ってるイメージがあったんですけど、強い気持ちの部分が見えましたね。あれだけ足を蹴ったのに、途中からそれを跳ね返すくらいの気迫がきたんで。ちょっと戸惑っちゃいました。悔しいっすね。」


【竹下の話】
竹下「ベイリーとはけっこう地方で前哨戦やってて。激しい試合が多くて。後楽園ホール、両国国技館、地方の試合、そこは僕は壁を作りたくなくて。ずっと会社に言ってるけど、地方でもタイトルマッチしたいし。そういう中で、ベイリーって日本の土地勘がないからなのか、とにかく(どこでも)いい試合をしようとする。前哨戦でもなんでも。竹下との試合を盛り上げて、一番いい試合をしようっていう。だからいい刺激になるし、手が合うかどうかはわかんないけど、気持ちは通じるものがあって。タッグのタイトル巻いてたのもあるかもしれないですけど。今日もね、単純にトーナメントに印象を持ってかれるのは嫌だったので。自分とベイリーで熱いものをというのはあったし、プラス、たぶんディエゴもそういう気持ちが強い。だからALL OUTに入ってもらったし。DDTに完全合流する樋口もそういう気持ちが強いんで。このタッグマッチは楽しみだったし、楽しんだし。結果的にディエゴが負けてしまいましたけど、2日の新宿村がより楽しみになりました。」


——両国のメインには遠藤選手が立つことになりました。
竹下「見てましたけど、試合は。竹下vs遠藤って、こないだ後楽園で60分時間切れ引き分けして、力が拮抗してるのかなって中で、僕はさいたまスーパーアリーナでHARASHIMAさんとやって、遠藤さんは今日、HARASHIMAさんとやって、お互い勝ちましたよね。そこで、いろんな部分、見比べてくれてもいいし。「俺は遠藤のほうが優ってるな」とか「私は竹下が優ってると思う」でもいいし。そういう見比べ方もできるのが残酷ですよね。対HARASHIMAっていう部分では。僕は前々から入江さんと両国のメインで闘いたいって気持ちがありましたけど、これが実力というか、結果なんで。入江さん、彰人さん、HARASHIMAさんのファンの人たちは悔しいと思う。でも、両国ではなくなりましたけど、竹下vs彰人、竹下vsHARASHIMA、竹下vs入江、あと一回戦、二回戦で惜しくも敗れてしまった人たちとのタイトルマッチも、僕が必ず防衛し続けて、実現させたいので。そこは安心してほしいですね。両国までも、両国でも、ずっと防衛して実現させるんで。待っててください。」


——石井選手からの挑戦もあります。
竹下「いつどこが3つあるんで、このままいくと6回くらい防衛して両国に臨むことになる。そういう覚悟でいるんで、石井さんからも必ず防衛します。ベイリーからも、吉村からも防衛してね。両国がキモですね。両国をまたいでチャンピオンでいるっていうのが。頑張ります。」


 準決勝&決勝を迎えた「KING OF DDT 2017」ベスト4に進出したのはHARASHIMA、彰人、遠藤、入江で、準決勝の組み合わせもHARASHIMAvs入江、遠藤vs彰人となった。


 まず準決勝第1試合のHARASHIMAvs入江は開始と同時にHARASHIMAがフロントハイキックで奇襲をかけると、場外に逃れた入江にプランチャを発射、だが素早くリングに戻って入江も重爆トペで応戦し、場外パワーボムを狙うも、堪えたHARASHIMAはロープを使って入江の顔面にダブルニーを投下する。
 HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスターを決めるが、連続技を阻止した入江はDDTで突き刺すも、突進したところでHARASHIMAがジャンピングハイキックで迎撃してから、スタンディング式蒼魔刀を浴びせ、蒼魔刀狙いは入江がかわすも、すかさずHARASHIMAが十字架固めで丸め込んで3カウントとなり、HARASHIMAは決勝へ進出、速攻での敗戦となった入江は納得せず早々と引き上げてしまう。


 準決勝第2試合の彰人vs遠藤は、遠藤のケブラータ狙いを阻止した彰人がロープ越しの足関節技を決めると、遠藤は一気に失速、彰人が徹底的に足攻めを展開して試合の主導権を握る。
 劣勢の遠藤はエルボーに活路を見出して、DDT、トルネードDDT、その場飛びシューティングスターと反撃するが、コーナーへ昇ったところで彰人が筋肉大移動式足横須賀で遠藤の再び膝に大ダメージを与え、クロス式ドラゴンスクリュー、雪崩式足横須賀からアンクルホールドで捕らえ、遠藤を追い詰める。
 彰人はハナマサを狙うが、リバースした遠藤はサイファーウタキを決め、シューティングスタープレスを投下するが自爆、ハンドスプリングもキャッチしてアンクルホールドで捕らえ、足横須賀から足四の字固めで捕獲する。ところが遠藤が体を入れ替えると強引に押し潰して3カウントを奪い勝利、足四の字固めをかけられたまま、まさかの敗戦となった彰人は腹いせに足四の字をかけつづけて、解いた後で引き揚げるも、遠藤は立ち上がれない。


 決勝はHARASHIMAvs遠藤となり、序盤は差し合いから遠藤がハンドスプリングを仕掛け、HARASHIMAがかわして着地となったところで、遠藤が足を押さえると、これを逃さなかったHARASHIMAが足めがけて低空ドロップキックを放ち、逆回転ドラゴンスクリュー、ストンピング、足へのローキックなどで、インターバルがありながらも回復し切れなかった遠藤の足を徹底的に攻める。
 劣勢の遠藤は足が踏ん張りがきかないなかで上半身だけでブレーンバスターで投げきると、低空でのフォアアームからその場飛びムーンサルトと反撃、だがHARASHIMAはエプロン越しの水面蹴りで再び遠藤の動きを止め、ギロチン式レッグドロップを投下も、かわした遠藤は捻り式ケブラータを発射、リングにHARASHIMAを戻してスワンダイブフォアアームを炸裂させる。だがHARASHIMAは遠藤のミサイルキックをかわすとアキレス腱固めで捕獲、、ヒールホールドへと移行し、グラウンド式ドラゴンスクリューから足四の字固めを決める。
 HARASHIMAはロープへ逃れた遠藤にファルコンアローを決めると、ローキックから山折り、そして蒼魔刀を狙うが、遠藤がかわしてジャーマン狙いも、逃れたHARASHIMAは突進したところで遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイを決め、テツヤ・イン・ザ・スカイ・ダイヤモンド狙いはHARASHIMAが雪崩式リバースフランケンで返し、遠藤は膝からマットに落ちてしまう。
 HARASHIMAは蒼魔刀、ローキックの連打、450°スプラッシュ狙いは、遠藤がコーナーに追いついてハイキック、テツヤ・イン・ザ・スカイ・ダイヤモンドも膝の痛みで後が続かず、両者はエルボー合戦、HARASHIMAはローキックの連打で遠藤が起き上がれず、張り手合戦からHARASHIMAがローキックと浴びせていくが、突如遠藤の表情が変わると頭突きの連打、ストンピングの連打、顔面蹴りを浴びせていくと、頭部へのダブルニーから大旋回式トーチャーラックボム、そしてシューティングスタープレスで3カウントを奪い、KING OF DDTを制覇した。
 HARASHIMAは笑いながら遠藤を徹底的に痛めつけるなど非情ぶりを見せつけていたが、遠藤に潜んでいた狂気を引き出してしまったのはHARASHIMAにとっては想定外、遠藤も違う一面を大きく見せつけた。


 これで8・20両国のメインの切符を手に入れた遠藤だったが、一方のKO-D無差別級王座戦線は、7・2新宿で行われるKO-D選手権前哨戦は、試合途中でベイリーのハイキックを後頭部にまともに喰らったディンゴが失神、強引に交代した竹下が孤軍奮闘して盛り返したが、やっと戦線に戻ったディンゴがまだダメージが残っていたのか、捕まってしまい。最後はベイリーのアルティマウェポンと樋口のカナディアンバックブリーカーの合体技を喰らって敗戦。試合後には竹下とベイリーがアピールをしたところで、第6試合でポーリーから3カウントを奪い、「いつでもどこでも挑戦権」を奪った石井が7・23後楽園での権利を行使を宣言して選手権が決定するなど混沌化してきた。遠藤は両国のメインに一足先に到達したが、竹下は前門のベイリー、後門の石井を突破しなければならず、またオープニングで同じく「いつでもどこでも挑戦権」を所持するだけでなく竹下との過去に因縁を持ち、またデビュー前には当時大阪プロレスに在籍していたゼウスに指導を受けていたことを明かした吉村直巳の存在もあることから、そう簡単には両国のメインには立てそうもないようだ。


 第5試合の高木vs久々に結成した大家帝国(大家、ディーノ、ササダンゴ)のハンディキャップ戦は、下克上を狙う大家帝国の3人が高木を痛めつけるも、大家の炎のスピアーがディーノとササダンゴに誤爆すると、高木が猛反撃して大家にクローズラインを狙うが、リング下のヒラコレが阻止し「敵は本能寺にあり!」と大家帝国と結託して4人がかりで攻めるも、高木は逆襲して火オラコレも制裁して返り討ちにするが、松井レフェリーも「敵は本能寺にあり!」と高木を裏切ると、高木はスタナーで制裁すれば、サブで入った木曽レフェリー、サブサブレフェリーで入った鶴見亜門GMまでも「敵は本能寺にあり!」と裏切って高木が制裁するなど、試合は大混乱となる。しかし高木はササダンゴにシットダウン式ひまわりボムを決め、サブサブサブレフェリーで入った大鷲が裏切るフリをしながらもカウント3を叩いて勝利。だが試合後にディーノがDDT20周年で最大のクーデターを起こすとアピールして高木に8・20両国での一騎打ちを要求すると、いつものディーノではなくシリアスさを感じた高木も要求を飲み、一騎打ちが決定となった。


 第4試合の6人タッグ選手権は握手を拒否したNωAが奇襲をかけ、NωAがスピードで酒呑童子を翻弄して試合の主導権を握る。しかし酒呑童子も反撃して大石を捕らえて高梨とKUDOによるジャンピングダブルニー&パワーボムから高梨がタカタニックを狙うが、大石が押し潰してNωAが連係で蹂躙、大石がスタナーから読み合いもKUDOがハイキックでカットに入ると高梨がタカタニックで3カウント、酒呑童子が王座奪還に成功したが、休憩後に8・20両国での防衛戦の相手が発表され、ディック東郷&ヤス・ウラノ&アントン組の挑戦を受けることになった。

竹下の成長を見届けたウラノはDDTを去っていった…ササダンゴマシン復帰で飯伏と共同開発した新技を披露!

5月28日 DDT「Audience2017」後楽園ホール 1384人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第0試合◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー(5分3秒 体固め)×松永智充
※リバース・スプラッシュ


◇第1試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(5分57秒 片エビ固め)大鷲透 ヒラタ・コレクションA.T ×ヒラニート・コレクションA.T
※バックスピンキック


◇第2試合◇
▼30分1本
赤井沙希 ○ハイジ・カトリーナ(3分36秒 体固め)アントーニオ本多 ×島谷常寛
※レッグドロップ


◇第3試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第29代王者組]○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(5分26秒 直伝トルネードクラッチ)[挑戦者組]男色ディーノ 石井慧介 ×ロイズ・アイザックス
☆大石&勝俣&MAOが3度目の防衛に成功


(試合終了後)
亜門GM「試練を乗り越えましたね。すでに次の挑戦者チームは決まってます」


(と呼び込むと酒呑童子が登場。)
高梨「防衛おめでとう。見てたけどあんたら歌えて踊れて闘えるすげえチャンピオンだと思ってるよ。若干震えちまうけど言いたいことが一つだけある」


坂口「殺りにいくから腹くくっておけよ(と吐き捨てて酒呑童子は退場。)」


大石「試練が過ぎると思うんですけど…我々NωAがチャンピオンでいるために乗り越えなきゃいけない壁。試練を乗り越えて本物のチャンピオンになりたいと思います!」 


【大石&勝俣&MAOの話】
――まずは大石選手はアイザックス選手からいつでもどこでも挑戦権を獲得しました。
大石「ああ、そうだ!」


勝俣「おめでとうございます!(拍手)」


大石「ちょっとね……いや、まさか獲れるとは思ってなかったんでね。だからもうすっかり忘れてて。でもちょっと久しぶりに頭を使って、この使い道を考えようと思っているので、ちょっとだけ期待してください。普段使わない頭を使って。」


勝俣「あ、使ってないんだ?(苦笑)」


大石「普段は使ってないんで。せっかく……。」


勝俣「そうだね。」


大石「NωAはKODトーナメントに……。」


勝俣「出るかもしれない。


大石「僕は(いつどこ権を獲ったことで)出られなくなったんで、あとの二人に。出るか分からないけど、お願いします!」


勝俣「はい。」


大石「いいね、両国のメインでNωA対決? 最高じゃない!」


勝俣「おー! 最高! 大石君がチャンピオンになって、僕かMAOか……。」


大石「挑戦者! 最高じゃないっすか。メインでライブやりましょうよ。」


勝俣「ライブだ。決まった!」


――NωAとしては次なる試練として酒呑童子との防衛戦が決まりましたが。
勝俣「ガクガクガクブルブルブル……。」


MAO「まあ、ぶっちゃけ避けてきてましたからね。避けてきたっていうか……。」


大石「ちょうどKODトーナメントも始まるから、シングルにみんなが目を向けていて、6人タッグにあまり目を向けていなかったので、ちょうどよく防衛回数を重ねようと思っていた矢先……。」


勝俣「まさかのこの試合。」


MAO「いつか来るとは思いましたよね。」


大石「そうね!」


勝俣「いつか通らなきゃいけない道だとは思っていたけど。」


大石「まあまあ。まさかこんな早く…こんな早くっていうか、(防衛戦が)5回目か6回目のときくらいに気付いてほしかったね。防衛会数越えてからやってほしかったね。」


勝俣「酒呑童子はやっぱり怖いイメージがある。前、僕が(6人タッグ王座を)持っていたときもボコボコにされたんで。」


大石「ありましたね。」


MAO「ボコボコにされてたなぁ。」


大石「いやでもあの頃とは違うんで、我々。」


勝俣「そうですね!」


大石「次の後楽園ホールには新曲のCDも……。」


勝俣「出そうかなって。(NωA結成)1周年なんですよ!」


大石「そうなんです、我々NωA1周年なんですよ!」


勝俣「来月で1周年! ちょうど!」


大石「いつ防衛戦か分からないですけど、それまで防衛して新曲発売記念として、またベルト持って踊れるようにやりたいと思います!」


勝俣「そうですね。やりたいと思います!」


大石「以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでした!」


三人「ありがとうございましたー!」


【KUDO、坂口、高梨の話】


――KO-D6人タッグへの挑戦を表明しました。
高梨「オイ、それよりもあれだろ! 今日のアイツだろ、まず最初に。なんだイタリアの連中なのか知らねぇけどよ、兄弟の力借りればこんなもんだよ! ただ個人的にはアイツにやり返してねぇからな、その時はまたやり返してやるよ! それよりもな、KO-D6人! 坂口、いよいよ来たな!」


坂口「6人って言ったら酒呑なんで。アイツら新曲とかいろいろやってるけど、歌の練習する前に人を倒す練習をしろ。これはリングの上だ。殺(や)るか殺られるかなんだ。よく覚えておけ。」


KUDO「俺たちが6人タッグのベルト、価値を高めていくんで。まあ期待していてください。」


高梨「ってことだ! 今も昔もこれからもな、6人タッグの中心にいるのは俺たち酒呑童子だ! 以上!」


【ディーノ、アイザックスの話】


ディーノ「(アイザックスと抱き合いながら)うぅ……うわーん!(涙)」


アイザックス「ウワーン!(涙)」


ディーノ「ベルトの挑戦権がなくなって、いつどこもなくなったから、もう日本に来ることはなくなって……明日で帰っちゃう! アイザックスが帰っちゃう! 帰っちゃーう!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」


亜門「……。」


ディーノ「うわーん!(涙)」


アイザックス「ウワーン!(涙)」


ディーノ「こんなに頑張ったのに! 2、3ヵ月の滞在期間で、いつももの凄い必殺技でみんなの心をつかんで、そうやって最後にベルトを獲ろうと、こんなに頑張ったのに! アイザックスが明日帰っちゃーう!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」


亜門「……。」


ディーノ「酷いよDDT!(涙)」


アイザックス「ウワーン!(涙)」


ディーノ「こんなに頑張った外国人選手を、もう用が済んだからって使い捨てだ! ヤリ捨てですよ! DDTは大石真翔か! ヤリ捨てるのか! DDTは大石真翔!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」


亜門「もう分かったよ! また呼べばいいんだろ? 大石みたいなこと言うんじゃないよ。ヤリ捨てしないようちは。」


ディーノ「大石の手口だ!(涙)」


アイザックス「ウワーン!(涙)」


ディーノ「俺は違うって言って! 大石の手口だ! いつ次に会うとか決めずに、「また会おうね」って言う、いつものやり方だ!」


亜門「分かった、分かった。じゃあ今年中にもう1回呼ぶって。」


ディーノ「今年中って長いスパンを置いて、いつも間にかなかったことにする。いつものDDTの大石戦法だー!(涙)」


アイザックス「ウワーン!(涙)」


亜門「大石と一緒にするんじゃないって!」


ディーノ「じゃあ具体的にいつか言ってよ!」


亜門「ああ、もう……秋! 秋にまた呼びますよ。ね! だったらいいでしょう?」


ディーノ「秋って言ったら9月から11月の間?」


亜門「まあそれぐらいの間に、またいろいろ調整つけて呼びますから。ね! そんなこと言うんじゃないって。」


ディーノ「(※アイザックスに)オータムにワンモア。」


アイザックス「オー!」


ディーノ「よかったー! やったー! よーし、お前ら見たか! オイ、I・G・F計画はな、こんなもので頓挫なんかしちゃいねぇ! 見てろ大石! DDTは大石なんじゃねえってことを証明したぞ、これで! おめーはあと女性に対して、ちゃんとヤリ捨てとかそういうのをやめろ! なあ? アイザックスがその辺、ちゃんと証明するからな! I・G・F計画はまだまだ続くぞ、見てろお前ら! キル・ザ・大石!」 


◇第4試合◇
▼30分1本
HARASHIMA ○高尾蒼馬(9分21秒 ソラリーナ)彰人 ×ディンゴ


◇第5試合◇
▼スーパー・ササダンゴ・マシン復帰戦/30分1本
○鈴木みのる ロッキー川村(10分44秒 体固め)高木三四郎 ×スーパー・ササダンゴ・マシン
※ゴッチ式パイルドライバー


(試合終了後、ササダンゴを介抱しに来た高木を鈴木が蹴って威嚇。)
高木「おい、エイドリアーン! 下がれ、闘いはもう始まってんだよ。2012年に約束した通り、決戦の舞台を用意した。東京ドーム、普通の試合だと思うんじゃねえぞ。路上プロレスだ! 5年越しのリベンジ果たしてもらうぞ! この一戦が…」


鈴木「ちょっと待って。リベンジ果たすのオマエな」


高木「エイドリアーン! 便利な言葉だな。この一戦が見たければDDT UNIVERSEに入会お願いします!」


鈴木「宣伝かよ!(ここで川村がなぜかマイクを欲しがり、鈴木から奪い)


川村「エイドリア~ン!(鈴木は川村を叩く)


鈴木「そういうことだよ!(鈴木と川村は退場。) 


高木「エイドリア~ン! 便利な言葉だな。6月1日、俺と鈴木みのる、5年越りのリベンジがDDT UNIVERSEでみられる。これは宣伝じゃない。男の熱い感情だ。UNIVERSEに加入してないTwitterでハッシュタグばかり追いかけているヤツらにも無料で見れるページを用意した。ある一定期間、無料で見れる。6月1日、東京ドームを楽しみにしてください!」 


【鈴木、川村の話】
――5年越しの約束となる東京ドームでの高木選手との対戦の前哨戦でしたが、いかがだったでしょうか。
鈴木「フン、まぁいかがも何もねえよ。」


――久しぶりに対戦した高木選手やササダンゴ選手の感触は?
鈴木「感触……感触ねぇ。まあこれぞDDTっていう代表の二人だからね。でもね、全部川村にやられたよ。誰だ、あれ呼んだの! お前かよ?」


――恐らく高木大社長ではないかと……。
鈴木「ハァ……。」


川村「(遅れてコメントスペースに現れて)エイドリアーン! エイドリアーン!


鈴木「お前、言っておくけど、6月1日東京ドーム、来るなよ! 絶対来るなよ! 邪魔するなよ、俺の試合。なあ? 絶対来るなよ! 絶対邪魔しに来るなよ!」


川村「エイドリアーン!」


鈴木「本当だぞ。」


川村「(うなずきながら)エイドリアン。」


鈴木 「俺もそれ1回言いたいな。エイドリアン……(一人控室へ)。」


――川村選手、DDT初参戦でしたが。
川村 エイドリアーン! エイドリアーン! エイドリアーン! イッツ・マイ・エイドリアーン!


【高木、ササダンゴの話】
――まず東京ドームでの対戦に向け、鈴木選手とは前哨戦となりました。
高木「エイドリアーン! オイ! 何がエイドリアンだこの野郎、ふざけるんじゃねぇぞお前! 何だ、あのロッキー川村はチクショウ! 今日はお前、スーパー・ササダンゴ・マシンの復帰戦だぞ、オイ! 全部持って行きやがって、あの野郎! 東京ドームの前哨戦も全部持っていかれたよオイ! どうするんだササダンゴ!」


ササダンゴ「俺も6・1東京ドーム出させてください! ちょっとこのままじゃ納得いかないですよ。納得いかないです! ロッキー川村が来るんだったら、俺もロッキー川村に勝たないといけないし、グローブが必要ならグローブもつけるし!」


高木「いやいやいや……ロッキー川村来るって言ったんですか?」


――鈴木選手はロッキー川村選手に「絶対に来るな」と言ってました。
ササダンゴ「じゃあ絶対来るでしょ!」


高木「お前は絶対来るな!」


ササダンゴ「じゃあ俺も絶対行きません!」


高木「え?」


ササダンゴ「絶対行かない。」


高木「絶対来るなよ! 6月1日、東京ドーム絶対来るなよ!」


ササダンゴ「6・1路上プロレスin東京ドーム、絶対に行かない!」


高木「……おう。とにかくササダンゴが復帰したこと、俺は嬉しいよ。やっぱり7ヶ月間、彼もいろいろと思うこともあったと思うんですけど、今日こうやって元気にリングに上がれて良かったです。一緒に今日は闘えて。」


――ササダンゴ選手、7ヵ月ぶりの復帰戦が鈴木みのる&ロッキー川村組と、かなりの強敵でしたが。
ササダンゴ「あのー……「あれ?」って思って。終わってまだ…次の試合が…6月1日出たいとか言うくらい元気だし、悔しいだなっていうのがあって。いいんじゃないでしょうか非常に。いい気がします。」


――やってみた感触としては、もう十分いけると。
ササダンゴ「あの……何て言うんですかね、心は折れるんですけど、スタミナが切れない。大きな進歩だと思っています。」


高木「お前、試合中、心折れまくっていただろ。」


ササダンゴ「心は折れてるんですけど、スタミナが切れない。」


高木「(鈴木の)チョップのとき、完全に折れていただろ。」


ササダンゴ「折れましたよ。その瞬間、「あっ復帰したな」と思いました。」


高木「でもスタミナは?」


ササダンゴ「切れないです! 心は折れてもスタミナは切れてないです。」


高木「一歩前進しました。まあ6・1ももう待ったなしなんで。自分にとっては5年越しのリベンジなんで。最高のシチュエーションで東京ドームでやりますので。本当に自分のすべてを、この5年間のすべてをぶつけます。」


ササダンゴ「あのー……期待してます(笑)。」


高木「来るなよ。」


ササダンゴ「いや、期待してます(笑)。」


高木「絶対来るなよ。」


ササダンゴ「いや、本当に見届けたいんで。」


高木「でもひとつ言えるのは……鈴木みのるにひとつ言えるのは、DDTのすべてをぶつける! この東京ドームで。この東京ドームでDDTのすべてをぶつけるから。俺だけじゃない、DDTとは何ぞやっていうすべてをぶつけるから楽しみにしておけ! 以上!」


ササダンゴ「ありがとうございました!(高木と握手)」 


◇第6試合◇
▼30分1本
佐々木大輔 ○石川修司 遠藤哲哉(8分55秒 エビ固め)入江茂弘 樋口和貞 ×岩崎孝樹
※スプラッシュマウンテン


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(28分31秒 片エビ固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ
※サプライズローズ
☆竹下が3度目の防衛に成功。


(試合終了後)
竹下「ウラノさん、初めて僕が16歳の時にビアガーデンに手伝いにいって、その時、ウラノさんが『私が練習を教えるよ』って来てくれて、マンツーマンで練習したときは僕のほうがはるかにできるようになってました。でも、僕がウラノさんに唯一劣っていることがあります。ウラノさんほどDDTのファンの皆さんに愛されているレスラーはいないと思います。自分もこのベルトを防衛し続けてたくさんの人に応援してもらえるように頑張ります。今日はありがとうござました」


ウラノ「タケちゃん、いろんなことがあって、ヤス・ウラノはDDTを退団することになったけど、それはみんなにわからないだろうけど、それなりに考えて愛しているDDTを離れようと思ったんだよ。でも、運命なのかわからないけど君というとんでもない化け物とタイトルマッチをやることになって、フリーとしてこれからやることを考える余裕もなくて、一生懸命タイトルマッチをやったら何か見つかると思ったんだけど、君のせいで頭真っ白だよ。もう少し、自分のこれからのことを考えさせてくれよ! 君を練習で見たとき、一つ教えたら2つできて、2つ教えたら10個できて『逆にそれどうやってやるの?』って聞いたよ。その時も今も変わらず思っていることがあるよ。僕の前に現れてくれてありがとう。高木さんには騙されたかもしれないけど、DDTに来てくれてありがとう。みんなが思っているかどうかわからないけど、君はDDTの宝で僕の宝だよ。ありがとう(ウラノは竹下と抱擁をかわす。ウラノは泣き顔。)


竹下「……このベルトを通してもっともっとDDTを盛り上げていきます。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました(ウラノは彰人とも抱擁をかわして顔にツバ。彰人も顔にツバを吐いて再び抱擁をかわして引き揚げる。場内には惜しみない拍手と「ヤス」コールが起こった。)」


【竹下、彰人、ディンゴの話】
竹下「まずタイトルマッチの感想というか。ウラノさんとこのベルトをかけて闘うことが出来て嬉しかったし楽しかったし。それをたくさんのお客さんに見てもらえたってことも自分の中でよかったかなって思います。何かウラノさんの魅力というか、そこの愛されている部分っていうのがお客さんに伝わったかなって。何か試合をしていて、そんなふうに感じながらタイトルマッチを闘っていました。」


――試合後にKODトーナメントの組み合わせ抽選がありました。竹下選手は今、いつでもどこでも挑戦権も持っているわけですが、トーナメントの組み合わせを見た感想は。
竹下「本当に誰が来てもおかしくないと言うか。うーん……まあね結構DNA勢というか…樋口は次の大会で卒業しますけど、勝俣とかも入っているんで、その辺がどこまで両国のメインっていうのを狙ってくるのかなっていう、その気持ちを見たいですね。ただDDTトップ選手ばっかりがあのトーナメントには連ねている中、彰人さんも初戦からなかなか強敵だと思いますけど。でも本当に誰が来ても迎え撃ちます。でもいつどこがまだいくつか残っているので。僕のほうこそあと何勝かしないと両国のメインに立てないので。もうトーナメントの出場がない今、僕はもうベルトを守ることでしか両国のメインに立てないんで。より一層気を引き締めて頑張りたいと思います。」


――彰人選手、いま話が出来ましたが、1回戦の相手が佐々木大輔選手に決まりました。
彰人「まあ佐々木大輔っていう人間、僕はすごい好きなんですよね。何かプライベートで悶々としたものをリング上で輝かせている人間だと、僕は思っているので。僕とのEXTREME(選手権で)60分のアイアンマンをやってから彼はカリスマと呼ばれるようになって。まあカリスマという人間を創ってしまったと言ったらアレですけど、僕にも責任というかアレがあると思うんですよ。ここでもう1回佐々木大輔と試合して…しかも今、彼はEXTREME(級のベルト)を持っている。このトーナメントで勝てば2回戦に行けて、両国のメインに近づくし、佐々木大輔から勝てばEXTREMEのベルトにも挑戦出来るかもしれない。だから相手を佐々木大輔にしようかなと思って、あそこに座りました。」


竹下「さあALL OUT、僕はやっぱりワールドワイドなユニットにしないといけない。DDTのトップだけじゃない、プロレス界のトップに立たないといけないと思っているんで、ディエゴが加入しました。」


ディエゴ「今日からディエゴです!」


――ワンチューロ改めディエゴ選手、ALL OUTに加入しての意気込みを。
ディエゴ「このユニットに入って、すごく嬉しいです。でも僕には足らないことがあります。まだそんなに強くない。だからこの二人とゴールドジムでもどこでもハードなトレーニングをやりたいと思います。」


彰人「ディエゴはプロレスやりたくて1回日本に来たけど、教員になるからって言ってチリに帰って。教員になったけど、やっぱりプロレスをやりたいっていう夢を諦めきれずに、教員を辞めてまで日本に来て、ディエゴの人生をプロレスに捧げようとしているんですよ。何かプロレスのために、コイツ自分の人生をALL OUTさせようとしているって僕には見えたんで。僕から自分のコネクションを最大限に使って、TwitterのDMというコネクションで声をかけさせてもらって。「新メンバーにならないか?」と。」


竹下「得意のDMで。」


彰人「得意のDMで。DM攻撃で。」


竹下「本当にディエゴはプロレスに対して熱いハートを持っているので。もちろんフィジカルとか筋肉、スタミナ、何でも大事。技術もそうかもしれないけど、やっぱりハートが大事なので。それさえあれば絶対……僕がこうやってベルトを持っていれば、確実に6人タッグなり、タッグマッチなりで組んでメインで闘うことも多いと思うので、ドンドン強い選手になっていってもらいたいと思います。」


吉村「(いつどこ権を手に突然現れて)オイ竹下! 俺はなお前に恨みがあるって何回言わせたら分かんねん。俺は小学生の頃、3回も……そのうちの1回はモンゴルまで行って負けてんねん。俺がお前に負けたせいで……いや、お前が俺に勝ったせいで俺の家庭はバラバラになってんねん。分かってんのか?」


竹下「家庭がバラバラになった?(苦笑)それは僕の……。」


吉村「お前のせい、お前のせい、全部お前のせいや!」


竹下「絶対に僕じゃないでしょ!」


吉村「お前のせいや。お前が俺に勝つから悪いんや。分かったか? 俺がこれ(=いつどこ権)を使って、そのベルトを俺がもらってお前の家庭もバラバラにしたるからな。覚えておけよ!(そのまま控室へ)」


竹下「俺の家庭もバラバラにされるんですか?(苦笑)」


彰人「バラバラになった責任を竹下に?(苦笑)何だアイツ!」


竹下「何だアイツ。いや……バラバラにしてしまったとしたら申し訳ないですけど。」


彰人「まあまあまあ……。」


竹下「僕に相撲で負けて、何で家族バラバラになるんですか?」


彰人「相撲ってすごい人生がかかったことだったんだね。アイツにとって。」


竹下「もしかしたら、そうだったのかもしれないですね。でもまあ僕の家族をバラバラにされたら困るので。でもあのいつどこはまだ使わないってことなんですかね?」


――とくに日時を指定するようなことはなかったですね。
竹下「たぶん僕がもっと弱っている時にとか。分からないですけど。何か分からないですけど、吉村が会場にいるときはちょっと気をつけたいと思います。」


彰人「バラバラか……。」


【ウラノの話】
ウラノ「まずDDT所属から離れてフリーになろうと。自分としてはいろいろ思うところがあって、当然辞めることになったんですけど。で、辞めて、さあどうしようって思ったところで、さっき(リング上で)言ったようにこのタイトルマッチが組まれて、竹下のことで頭がいっぱいになって。で、試合が終わったら何かあるだろうと思って。試合が終わってみたら、もう真っ白で先のことも考えられないし。リングを降りたら一緒に闘ってくれた高尾とHARASHIMA君がいて、逆のコーナー見たらいままでずっと一緒にいてくれた彰人君がいて。……何というか、本当に仲間に恵まれていて。もうみんなのこと言ったらキリがないんですけど、DDTという団体は本当に高木三四郎という人が偉大過ぎて。自分がDDTに入ったら、本当に自分の想像もつかないいろいろなアイデアがあるし。かと言えば、人の話をすごく聞くんですよね。その人の扱いとか、そういうので差別をしないで。例えば大家(健)みたいなどうしようもない奴が言ったことでも「ああ、これはいいな」って思ったら、高木さんはそのいうことを聞くだけじゃなくて、あの人のものにするんですよ。だからもう完璧なんですよ! そんな……何でしょうね。完璧な人の下にいて、自分は高木さんのようには生きられないんで。だったら高木三四郎のいないところで何か新しいものを学んで。別の団体を作って、高木三四郎と闘おうとかそういうわけじゃないですけど。勝負するとかとも、また違うんですけど、やっぱり高木さんと闘いたいなと。で、自分の一番大好きな仲間はDDTにみんないるんですけど。辞めてもたぶん仲間だとは思うんですけど(苦笑)、それ以外のところで、何かの部分で竹下とも……5年後、10年後でもまた竹下と闘って今日という日を越えたいと思います。」


――今後フリーになるわけですが、DDT退団を発表してから今日までの期間にオファーがあったとか、やってみたいこととかを言える範囲で。
ウラノ「オファーは何個か単発でもらっているんですけど、何て言うかこの先の展望が見えるようなオファーはなくて。今日KAIENTAI DOJOで1個カードが発表されるとか、そういう単発のものなので、何か長期的なものを考えられればなと。今は本当に竹下のせいで何もないんで(苦笑)。竹下のことしか考えてなかったんで。」


――改めてその竹下選手のことをいろいろ考えたと思いますが、実際にリング上で相対してみて、いまのDDTの王者である竹下選手はいかがでしたか。
ウラノ「変な言い方ですけど、もう満足はいったと言うか。自分のやれることは全部やって、その上を竹下が超えてくれたので。またこれから超えていく壁としては楽しみな存在になりました。」


 DDT後楽園大会のメインはKO-D王者の竹下に、いつでもどこでも挑戦権を行使したウラノが挑戦。当初は高山善廣がいつどこ挑戦権を行使して挑戦する予定だったが、4日の豊中大会で高山がウラノに回転エビ固めを仕掛けた際に首を負傷して動けなくなり、試合権利のあったウラノの勝利としていつどこ挑戦権が渡り、6日の茨城大会でいつどこ挑戦権を行使し、高山の代役を買って出て挑戦を表明、また今回をもって所属としてはラストマッチになることから、所属最後の試合としてKO-D王座に挑むことになった。


 序盤から両者は静かな攻防となり、ウラノがヘッドロックで絞めあげれば、竹下も返し、ウラノが執拗に絞めあげ首攻めを展開するが、リーブロックの連発からゼロ戦キックでウラノを場外へ追いやった竹下はイスめがけてのニークラッシャーを敢行し、鉄柵を使ってのドラゴンスクリュー、リングに戻ってから足めがけての低空ドロップキックと足攻めを展開、この流れを嫌ったウラノは松井レフェリーを巻き込もうとするが、逆に竹下が松井レフェリーとウラノを交錯させ、足四の字固めとウラノにペースを渡さない。
 劣勢のウラノは突進する竹下にフランケンシュタイナーを決め、チンクラッシャーから逆エビ、シーソーホイップで竹下をサードロープに直撃させ、エプロンの竹下にドロップキックで場外へ追いやってから、ロープ越しのシルバーブレット、リングに戻ってからダイビングエルボードロップと流れを変えたかに見えたが、串刺しを阻止した竹下がニークラッシャー、ブルーサンダーからアキレス腱固めと攻め込み、ウラノのTシャツを脱がせて逆水平を浴びせていくなど再び竹下ペースとなっていく。
 ウラノも逆水平で打ち返し、ラリアットを浴びせると低空ドロップキックからピンプジュースで突き刺し、ツームストーンパイルドライバー狙いは竹下がリバースして逆に狙うと、ウラノはサムソンクラッチで切り返すが、竹下は強引にジャーマンで投げ、丸め込みからウラノの耳元で叫ぶ鼓膜破り、モダンタイムス、トランスレイブと掟破り技を繰り出していく。
 竹下はコーナーからダイブも、急所蹴りで迎撃したウラノはクロスアーム式カナディアンボム、ツームストーンパイルドライバーと畳みかけ、ヘッドロックで絞めあげるが、竹下はバックドロップで脱出、両者ダウンの後で張り手合戦となり、竹下がユルゲンラリアットからニー!リストクラッチ式フィシャーマンズバスターことサプライズローズで3カウントを奪い王座を防衛した。
 内容的にも竹下が敢えてウラノの土俵であるK-DOJOスタイルに踏み込んだだけでなく、ラフも織り交ぜ、またインサイドワークでも上回るなど、内容的にも完勝、ウラノが竹下を化け物と評するように、様々なスタイルを吸収した竹下は化け物になりつつある。ウラノも高山の代役という重責も立派に果たし、竹下の成長を確認することで悔いなくDDTを離れることが出来ると思う。


  第5試合では心臓疾患で昨年10月から欠場していたササダンゴの復帰戦が行われ、復帰戦はマッスル坂井の最後の相手で、6・1東京ドームで高木と路上プロレスで対戦することが決定している高木、DDT初参戦の川村と対戦、入場したササダンゴは煽りパワポで路上プロレスの前哨戦、鈴木がNEVER王者であることで、自身の復帰戦にはインパクトに欠けていると思い、新必殺技を考えようとするも、結局考え出せず、技のアイデアを飯伏幸太の飯伏プロレス研究所と依頼して業務提携を結び、飯伏と共に編み出した新必殺技を復帰戦で披露することを予告、なお技の開発費用は35000円と格安でササダンゴはへそくりを出したという。
 先発はササダンゴと川村でスタートも、川村は自分がロッキーと思い込んでいるのか一人でボクシングを始め、エイドリアン叫ぶがササダンゴに蹴飛ばされてしまい、鈴木に交代も鈴木も呆れた気味で川村の頭を叩いて交代する。
 鈴木と対峙したササダンゴは「勝手に復帰してすいません」と謝罪しつつ張り手を浴びせるが、鈴木もササダンゴのツーショルダーを外して「復帰おめでとう!」と強烈な張り手を浴びせて歓迎、交代を受けた高木は路上プロレスの前哨戦として場外戦に持ち込み、南側通路まで鈴木を連行、鈴木をテーブルに寝かせて入場口のヘリからのテーブル貫通ボディープレスを狙うが、鈴木が起きてリングに戻ろうとしたため、慌てた高木が追いかけるも、鈴木はイス攻撃を浴びせ、リングに戻ってからチキンウイングアームロックや腕十字で高木を攻め立てる。
 交代を受けたササダンゴは川村にドロップキックを放つとリーマンショックから、新技飯伏式リーマンショックを決めるも鈴木がカット、交代を受けた鈴木は脇固めでササダンゴを追い詰めるが、高木がカットに入りツープラトンのブレーンバスターから、鈴木にも飯伏式リーマンショックを狙うが、背後にまわった鈴木はスリーパーで捕獲し、張り手のラッシュからササダンゴのマスクを前後逆にしてからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、試合終了後は高木と鈴木はドームで行われる路上プロレスへ向けて挑発合戦をしつつ、DDTユニバースにて生配信することをしっかり宣伝した。


 第4試合では竹下と彰人のユニットALL OUTの新メンバーが紹介され、登場したのはワンチューロから本名に改めることになったディンゴ、序盤はALL OUTが高尾を捕らえたが、後半からディンゴが捕まってスマスカの連係に捕まる、終盤ではHARASHIMAの蒼魔刀が高尾に誤爆すると、ディンゴが高尾を攻め込むが、ラリアット狙いを高尾がソラリーナで丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利。


 第3試合のKO-D6人タッグ選手権は今大会で一旦帰国するアイザックのミラクルアスにMAO、勝俣が餌食にされ、続いて大石が餌食にされそうになるが、大石がアイザックスのタイツをズラしてアンダータイツ姿にしてから直伝トルネードクラッチで3カウントとなり王座防衛だけでなく、アイザックスの保持している"いつどこ"挑戦権は大石に移動、試合後には亜門GMの指名で酒呑童子に挑戦を表明した。


 前試合終了後には6月2日から開幕する「KING OF DDT 2017」の組み合わせ抽選が行われた

 今年は前年度覇者の石川が三冠ヘビー級王座を奪取したためエントリーしなかったが、期待したいのは4月29日後楽園での決着戦を見たいということで遠藤を優勝候補に挙げたい。だが気になるのは竹下のバックステージインタビューの最中で、この日試合が組まれていなかったDNAの吉村直巳が過去の因縁を理由に竹下に噛み付いてきた、吉村も"いつどこ"挑戦権の保持者だけに、吉村次第ではどのタイミングで行使してくるか・・・

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