王道
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曙が「王道」を旗揚げも、馬場さんの「王道」はそこにあったのか?4月20日 王道「王道 THE BEGINNING」東京・後楽園ホール 852人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(オープニングでは曙とケアが登場。)
曙「水曜日という日にもかかわらず、たくさんおいでいただきありがとうございます。きょうは王道旗揚げ戦。僕らの考えを、そしていままでやってたプロレスを感じて、きょう少しでも出せるかなと思って、きょうに至ったわけですが、きょう楽しく、そして激しく、そして最後メインはわかりやすいプロレスを目指して頑張りたいと思ってます。これからも曙と太陽ケアが考えているものをぜひ、応援よろしくお願いします」
(また、熊本地震への募金、ドーリングへの募金も募ることをアナウンスした。さらに馬場元子さんがリングに上がり、曙とケアに記念品を贈呈。3ショットで記念撮影となった。)
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本大地(11分0秒 片エビ固め)×芦野祥太郎
※シャイニングウィザード
◇第2試合◇
▼30分1本
○土方隆司(10分7秒 体固め)×MAZADA
※スーパーフィッシャーマンズバスター
◇第3試合◇
▼30分1本
ケンドー・カシン ○黒覆面 (8分41秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 井上雅央
※ダブルアームスープレックス
【NOSAWA、保坂秀樹、パンディータの話】
NOSAWA「(保坂に)先輩、助けになってない!」
保坂「助けたよ!」
NOSAWA「黒覆面くるって言ったから白覆面用意したのに…。やっぱそろそろこの業界、はぐれIGF軍がきょう見てわかった通り、何やってくるかわからない。こっちが。(パンディータがくると)役立たずだ、オマエ! とりあえず、あの黒覆面誰だかわかったか? はぐれIGFに、あんなきれいにダブルアーム・スープレックス投げるヤツいるのか!? BとCとDはきょうどうした!? 次、FMWで新木場5・14、はぐれIGF全員来いってんだ! 大仁田厚から逃げるのか? パンダ対ケンドー・カシンだ! あの黒覆面ともう一回やらせろ。誰だかわからなかった。あんなダブルアームで投げられたのは生まれて初めてだ! 白覆面はバレバレでしたけどね」
保坂「バレてないよ!」
NOSAWA「でも、マスクとっても誰も『保坂!』ってなかった…パンダのせいだバカヤロー! ここからFMW、東京愚連隊、はぐれIGF、戦争がきょうから始まるから。まずはケンドー・カシンVSパンダ。NOSAWA論外推薦試合だから。変なもんよこすんじゃねえぞ、ケンドー・カシンAが出てこい。こっちはパンダがいく」
パンディータ「やってやりますよ!」
保坂「次の新木場にまずはこい。俺らは待ってるから、全員まとめて来いと言っておいてください」
【カシンの話】「よし、もうこうなったらやるしかないな。FMWと全面戦争。やるしかない。きっとIGFがこの大仁田の挑戦状を必ず受け入れてくれるはずだ。澤田敦士が黙ってない。澤田敦士、鈴川、あの2人がやってくれる」
◇第4試合◇
▼AAA/LUCHA UNDERGROUND提供試合/30分1本
○ペンタゴンJr.(17分41秒 体固め)×フェニックス
※ パッケージドライバー
◇第5試合◇
▼45分1本
○TARU 菅原拓也(11分15秒 片エビ固め)宮本和志 ×相島勇人
※ 片エビ固め
◇第6試合◇
▼無制限1本
○曙 太陽ケア 浜亮太(16分28秒 体固め)×田中将斗 関本大介 岡林裕二
※ヨコヅナファイナルインパクト
(試合終了後)
曙「みなさん、いかがでしたか? 関本、岡林、田中選手、ありがとう! そしてケアさん、浜ちゃん、ホントにありがとうございました。みなさんに伝わったかどうかわからないんですが、このメインが俺らがいままで目指してた王道プロレスなんです! お客さんにわかりやすい、そして激しい試合をしたと思います。これからも日本全国、暴れていきたいと思います。そのときにぜひ応援よろしくお願いします。これからの王道なんですが、いま決まってるのは5月、山口県大会、王道でやります。そして8月、ねぶた祭り期間中、8月8日、弘前大会をやります。なんと、言ってしまっていいですか?(ケアと話す)いまケアさんと相談したんだけど、来ますと。8月8日はなんと、マスカラス選手も来ます。ぜひ、時間がある方、弘前まで、ねぶたを見ながら王道プロレスも見て喜んでください。きょうはホントにありがとうございました。応援よろしくお願いします!」
【試合後の曙&ケア&浜】
※コメントをする前にFMWの保坂秀樹が姿を現す。
▼保坂「横綱! うちの大仁田からなんですけど、これ(親書)を受け取っていただけますか?」
▼曙「なんですか、これ?」
▼保坂「読んでいただけばわかります」
▼曙「今日、席を用意したのに」
▼保坂「すいません。ちょっと所用で来れなかったんですけど、大仁田からこれを預かってきました」
▼曙「わかりました。今、読んだ方がいい? 旗揚げ戦なのにな」
※親書を読み上げ始める
▼曙「王道プロレスの旗揚げを心よりお祝い申し上げます。いつの日か王道のリングで電流爆破で対戦することを挑むつもりでおります。心からのお祝いと王道の今後の繁栄を望みます。邪道、大仁田厚。まあ、お祝いとして嬉しい限りだと思います」
▼保坂「横綱、よろしくお願いします」
▼曙「これから考えます。ケアさん、電流爆破やる?」
※ケアは無言で首を振る
▼曙「だって王道でしょ? 浜ちゃんやる? あっ、W-1か」
▼浜「焼き豚になっちゃうんでね」
▼曙「真剣な話をしましょう。皆さん、いかがでしたか? 試合内容とか。メインでは完全に自分で描いていたプロレススタイルをやれたんで、王道としては初日なんですけど、成功だと思ってます。どうですか? 浜ちゃんは毎日激しい試合をやってるからね」
▼浜「いえいえ。まあ、プロレスっていうのはいろんなスポーツがある中で、一番幅が広いジャンルの格闘技であり、スポーツだと思うんですね。体の小さい人が飛んだり跳ねたりして、自分の技をお客さんに提供するのもプロレスであると思うんですけど、こうやって王道みたいに、非日常の、普段の私生活ではありえないような大きい人たちが、細かいこと抜きでぶつかり合うのもプロレスの醍醐味だと僕は思うので。そういうのをドンドン世の中に提供していけるような団体に横綱がしていってくれると思うので」
▼曙「お前、社長を狙ってるんじゃ?(笑)」
▼浜「いえいえ」
▼ケア「5、6ヵ月試合がなくて。最後は天龍さんの引退試合だった。だから、あまりいいコンディションではなかったけど、イイキモチで試合ができた。横綱と浜といい試合ができた。次はもっといい試合ができると思う。新しい王道プロレスリングで…本当にイイキモチ。王道プロレスリングにはいい未来があると思う」
――5月と8月以外の試合は決まっていない?
▼曙「話はあるんですけど、はっきり決まっているのは5月と8月です。この20日までが精一杯だったので、その先を見る余裕はまったくなかったです」
ジャイアント馬場未亡人である元子さんから『王道』の"錦の御旗"を手渡された曙の新団体「王道」が旗揚げされ、旗揚げ戦には所属となったケア、ZERO1、WRESTE-1、大日本、東京愚連隊、はぐれIGF、AAA、他フリー勢が参戦、レフェリーとして全日本プロレスの名誉レフェリーである和田京平レフェリーが裁くことになるもするも、肝心のエース・曙がDDT3月21日両国大会出場後に肺炎で4月上旬まで入院していたことが発覚、コンディションが万全の状態ではないままで旗揚げ戦を迎えてしまった。
曙はケア、SMOPの盟友である浜と組み、田中&岡林&関本組と対戦、自ら先発を買って出た曙は岡林とのマッチアップでは、ぶちかましで岡林を弾き飛ばすなど体調不安を一掃させるが、試合はケアが田中組の連係の前に捕まる展開となる。
ケアは関本にサンケアキックからのハリケーンスパイクで反撃すると、交代を受けた浜が串刺しボディーアタック、スチームローラー、ハマケツと岡林に浴びせて曙に繋ぐ。
しかし曙が田中組のトレイン攻撃に捕まると関本のフロッグスプラッシュ、岡林のゴーレムスプラッシュ、田中のスーパーフライを立て続けに喰らい窮地に立たされる。
勝負と見た田中はスライディングDを決めるが、もう一発は曙がキャッチしてチョークスラムを連発すると、浜の串刺しヒップアタック、ケアのTKOの援護を受けてからヨコヅナファイナルインパクトを決め3カウントを奪い、旗揚げ戦を自らのフォール勝ちで飾った。
試合後はファンにあいさつして大会の幕を閉じるも、バックステージでは熊本で被災地を訪問している大仁田厚に代わり保坂秀樹が大仁田からの親書を曙に渡し、曙に対して電流爆破デスマッチでの対戦を要求した。
また第3試合では熊本で被災し欠場となった岡本に代わり黒覆面がカシンと組んでNOSAWA&雅央組と対戦も、黒覆面は現れず、カシン一人で二人を相手にすることになり、試合も試合中に白覆面とパンディータが乱入してカシンに大仁田からの親書を手渡し、かねてからはぐれIGFに興味を持っていた大仁田がFMW5・14新木場への参戦と4・27後楽園での返答を要求し、カシンからOKの返事を得てから白覆面はNOSAWA組と結託してカシンを痛めつける。
そこで鈴木秀樹のテーマに乗って黒覆面が駆けつけカシンを救出、オリャーラリアットを狙う雅央を蹴散らしてから白覆面の覆面を剥いで正体は保坂とバラしてから、NOSAWAをダブルアームスープレックスで3カウントを奪い勝利を収めた。
旗揚げ戦は曙がわかりやすいプロレスを標榜しているとおり、肉弾戦主体のプロレスをリングの上で表現したが、それが馬場さんの王道かというと、もし馬場さんが生きていていたら、肉弾戦のプロレスもまたプロレスの一部であると答えていたと思う、曙のやっていることは馬場さんの王道ではなく曙の王道に過ぎないし、それをいかにキレイに見せるか、見せるプロレスへのこだわりが馬場さんの言う王道プロレスである。
厳しいことを言うかもしれないが、馬場さんの王道を受け継いだ以上、そういった目線でも見られるし、当然ながら馬場さんから直接指導を受けた秋山準の全日本プロレスと比べられるのも仕方のないことである。
そして大仁田も姿を見せずとも親書だけで存在感を発揮したが、王道ではなくFMWの話で王道とは全く関係ない(そういった意味でははぐれIGFと対戦するために王道を利用したかも…)ただはぐれIGFは興味は持たれていても、実際どこも手は出さなかったが、今回大仁田が敢えて禁断の果実に手を出すというのか、FMW27日後楽園大会では大仁田らFMW軍は船木誠勝、高山善廣らUWF軍と対戦するが、はぐれIGFが絡むことでどういう科学変化が起こるのか?
最後に今回は京平レフェリーが登場することで全日本との関係は保たれているが、曙は秋山体制の全日本を良く思っておらず、また元子さんも曙にべったりなだけに、いつ全日本との共存共栄のラインが破られるかどうかわからない…PR -
曙の「王道」が始動…同時にジャイアント馬場さんという大きな存在も背負った
<プロレス格闘技DXより>
曙が1日、東京・六本木のハードロックカフェ東京店で会見し、王道の旗揚げ戦となる4・20後楽園ホール大会『王道 THE BEGINNING』の開催を発表した。曙はメインイベントで太陽ケア&浜亮太と組んで田中将斗&関本大介&岡林裕二との対戦が決定。2ヶ月に一回のペースで大会を開催していく意向を示し、地方興行や大会場進出も視野に入れた。
◇
曙が立ち上げる新団体・王道がこの春、いよいよ始動する。旗揚げ戦の舞台は4・20後楽園大会に決定。大会名は『王道 THE BEGINNING』とネーミングされた。当日は全6試合を予定し、曙はメインイベントに登場。かつて世界タッグ王者に君臨したケア、アジアタッグ王座を2度戴冠した浜と信頼できるパートナー二人とトリオを結成し、ZERO1・田中、大日本・関本&岡林の豪華トリオと激突する。「普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードを」をコンセプトに、ブードゥー・マーダーズのTARU、ブードゥーマスク、東京愚連隊のNOSAWA論外、MAZADA、大日本・橋本大地、井上雅央らが参戦。AAA/LUCHA UNDERGROUND提供試合も組まれる。
メインを張る曙が「これこそ王道っていうか、わかりやすい」と思い描いているのが大型選手たちによる肉弾戦。「大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかった」と意気込んでいる。「右下腿蜂窩織炎」、「右足底皮膚潰瘍」を発症し、2月に入院していたが、曙は「絶好調」を強調。ZERO1の3・6後楽園大会で復帰戦も控え、「早く試合したくてうずうずしてますよ」と声に力を込めた。
所属選手は現時点で曙とケアの二人のみ。旗揚げ戦のように他団体やフリー選手を招へいし、2ヶ月に一回のペースで興行を行っていくつもりだ。「偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたい」と地方大会の開催も見据える曙は、「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね」と将来的には大会場に進出する可能性も示した。
そのためにもまずは4・20旗揚げ戦を成功させるのみ。曙は自ら立ち上げた新天地でプロレスの原点であり、“王道"といえる肉弾戦を繰り広げる。
☆4/20(水)東京・後楽園ホール『王道 THE BEGINNING』18:00開場、19:00開始
▼タッグマッチ
相島勇人 宮本和志(1/30)TARU ブードゥーマスク▼AAA/LUCHA UNDERGROUND 提供試合
AAA推薦選手X (1/30) AAA推薦選手XX▼6人タッグマッチ
曙 太陽ケア 浜亮太(1/無) 田中将斗 岡林裕二 関本大介【会見における曙】
▼曙「タイトルが王道 THE BEGIINNINGというベタなタイトルですけど、初めてなのでTHE BEGIINNINGというタイトルをつけさせていただきました。とりあえず3試合発表させていただきます」――王道のリングでどんなプロレスをみせたい?
▼曙「正直な話をいうと僕の考えは第1試合から第6試合まで190センチ以上、100キロ超えの選手を揃えたかったですね。ただ、いろんな人と相談したら、メインの前にお客さんが疲れちゃうんで。考えを変えて普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードをと。いろんなところに相談しまして、こういうカードになりました」
――メインカードのコンセプトは?
▼曙「これこそ王道っていうか、わかりやすい。しかも正直いうとこの対戦カードをみるだけで王道チームがやばいんじゃないかっていうカードにはなってますね。今まで戦ってきた人、曙としてはSMOPの浜亮太、アジアタッグも獲ったことあるし。太陽ケアさんとは世界タッグも獲ったことあるし、やっぱりタッグパートナーとしてはこの二人ですね。僕らの勢いでいくプロレスの代わりにケアさんがうまさでカバーするような。対戦相手としては浜選手とアジアタッグを獲った時、争ったのが関本選手と岡林選手。その時は岡林選手がどっちかというとまだ若手。その時、浜ちゃんもどっちかというと若手で。今、大日本のタッグベルトを持ってるのが浜選手だし、大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかったですね」
――ケアは王道所属?
▼曙「そうです」
――試合数は6試合になると?
▼曙「はい」
――今後の興行ペースはどのぐらいでやりたい?
▼曙「一番問題なのは契約選手がいないんで、どうしても皆さんの日程に合わせないと。僕らスタートしたばかりなんで、興行できないんで。でも2ヶ月には1回ぐらい間違いなくやりたいなと思ってます」
――全日本で分かれた潮崎らから協力の声があれば?
▼曙「ぜひ。たぶんこっちとしては立ち上げるのが遅かったというか、実は今日もジムで一緒だったんですけど、本人に聞いて、『手伝えることがあればいつでもおっしゃって下さい』と言われたんで」
――地方大会もやっていく?
▼曙「僕としてはそうやりたいですね。偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたいですね」
――選手をスカウトする気持ちは?
▼曙「気持ちはありますけどね。まずこの旗揚げ戦を成功させて、それからですね。みてここに入りたいといってくれる人がいればぜひ若手でも何でも」
――体調は問題ない?
▼曙「絶好調ですよ。早く試合したくてうずうずしてますよ」
――今後、他の団体や格闘技に出る気持ちは?
▼曙「今、ほとんど他の団体ですね。日曜日から試合に復帰しますんで。ただ王道のためにも出るんで、他の団体も出ながら王道も考えていきたいなと思ってますね」
――サップとの再戦は?
▼曙「チャンスあればですね。ちゃんと頭から血が出ないようにしておきますよ」
――旗揚げ戦は後楽園だが、両国など大きい会場でやっていきたい気持ちは?
▼曙「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね。まずは4月20日を成功させてからですね」
――ファン層が広がっているが、どんなファンにみてもらいたい
▼曙「たぶん相撲と同じだと思うけど、新しいものはもちろんいいんですけど、やっぱり昔のものを見たいお客さんもたくさんいると思うんですね。若い人気ある選手とかはたくさんいるんですけど、昔からプロレスのファン、昔のプロレスが大好きな人が。どこまでできるか全くわからないですけど、昔のファンのためにも頑張っていきたいと思ってますね。もちろん世代は変わってると思うんですけど、やっぱりわかりやすいプロレスを見たいお客さんはたくさんいると思うんですよね」
――王道とは?
▼曙「なかなか言葉では表せられないんですけど、もちろん激しい試合もそうだし、楽しい会場作りもそうだし、一番自分的に引っかかってるのはやっぱり会場ではプロレスラーなんだけど、終わってからは普通の人というか。自分らの相撲時代もそうだったんですけど、尊敬の目はありましたね。かっこいいとかのも大事なんですけど、やっぱり強いなとか尊敬の念というか。礼儀正しいのもそうだし、ちゃんとお客さんに感謝を持ってリングに上がる。それも含めて自分の中では王道だと思ってますね。ただリング上だけじゃなく出てからも
曙が会見を開き、4月20日の後楽園ホールで「王道」の旗揚げ戦と、太陽ケアが所属になったことを発表した。
馬場元子さんから「王道」の“錦の御旗”を託された曙は旗揚げへと動いたが、全日本からはの参戦はなく(全日本は当日はOFF)、WRESTLE-1の浜にオファーをかけ、東京愚連隊やAAA勢の参戦や、全日本を退団しNOAHに参戦している潮﨑に協力を求めるなど、全日本とは一線を画して独自路線を取ることになったようだ。
月2回のペースで大会を開催と地方興行や大会場進出を視野に入れたが、いくら「王道」の“錦の御旗”を託されたとしても、曙の「王道」はどこまでファンから支持されるか、秋山全日本やジャイアント馬場さんの王道と比べられるのは必至だと思う。
秋山らは「全日本プロレス」の看板を引き継ぐも脱・馬場を図っているのに対し、「王道」の“錦の御旗”と共にジャイアント馬場さんという大きな存在を背負うことになた曙、曙は簡単に見えて難しいことを選択したのかもしれない。
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曙が馬場元子さんの支援で新会社「王道」を設立・・・手渡された“錦の御旗”
<プロレス格闘技DXより>
11月に全日本を退団した曙が、故ジャイアント馬場夫人の元子さん支援のもと、自身の新会社「王道」を設立することになった。馬場さんゆかりのザ・キャピトルホテル東急(赤坂)で会見して発表し、将来的な興行開催や全日本プロレスとの対抗戦も視野に入れた。所属選手として太陽ケアと交渉中であることも明かし、RIZINでのボブ・サップ戦は「王道を知らしめるための戦い」と位置付けた。
【会見の模様】
▼曙「本日はお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。皆さんご存知の通り11月2日をもって、全日本からフリーに転向しました。経緯はまずは契約問題。今年の7月、一度契約を結びましたが、その後9月、もう一回違う契約を出されて、自分的にあまり納得いかなくてサインはしませんでした。そして11月1日にまた話が変わって…。二転三転した話のなかで、もうついていけないなと思って、全日本からフリーになったほうがいいという話をいただいてフリーにならせていただきました。僕は全日本の選手、全日本が会場でやってることは大好きです。ただ、リング外のことが複雑すぎて、今回ここまで至ったわけであります」
――“王道"と名付けた経緯と意図を
▼曙「僕はプロレス界では10年という短い間しかやってないので。リング上ではプロレスの答えをだいぶ分かってるつもりなんですけど、興行(の仕組み)とかまったく分からないので、悩んでる間に元子さんに何度か相談して、ここまで至ったらフリーとして新たな窓口を作った方がいいんじゃないかと言われて、そうしましょうと決意しました。では名前をどうするかという話になって、僕も全日本にいた時から王道を歩みたい気持ちはあったし、インタビューでも何度かそう言ったことはありましたし…。ある方から『王道でいいんじゃないの? 王道らしいよ』と言われたこともあって、王道という名前に決まりました」
――“王道"で興行をやっていく?
▼曙「そういうつもりではいます。できれば興行をやっていきたいと思います。まずは窓口としてスタートを切って、大みそ日は“王道"所属で出ます」
――所属選手は?
▼曙「何人か話はしてます。太陽ケア選手とも話してますし、できるだけ納得できない人たちの…“受け皿"というわけではないですけど、一緒に力を合わせて何かできないかなという思いが強くて。大みそ日が終わってからまとめようかなと思っています」
――秋山社長の全日本プロレスについて?
▼曙「正直、中から刺激を与えられなかったので、外から刺激を与えたいと思っています。それこそ“王道vs全日本"でもできれば。そういう気持ちはあります」
――格闘技はワンマッチのみ? 両方やっていく?
▼曙「流れてる情報とは違う部分があって、ただフリーになって大みそ日出る…というわけじゃない。自分はプロレスが大好きだし、プロレスで暴れたい。ただ、状況的に今はできない。新会社を作るのに資金も必要だし…。だからこの決断をしました。大みそ日に出て、ファイトマネーで少しでもこの新しい会社をやりくりできるように決断したんですね」
――大みそ日に出ることでレスラーとして築き上げた名声が崩れる可能性もあるが、資金が必要だった?
▼曙「やりたい戦い、やらなきゃいけない戦い。2つあると思う。今回はやらなきゃいけない戦い。リスクもすべて分かったうえで返事をしたので。だから最初に出たK-1の時とはまったく違う。今回は勝って“王道"を日本全国に伝えていきたいと思います」
――大みそ日に向けてどんな練習を?
▼曙「普通通りの練習をしてます。打撃もほぼ毎日。来週あたりから追い込みに入ります。あとは練習のみです。テレビ出演も断っています」
――キャピトルホテルを再スタートの場所に選んだのは?
▼曙「実はここに用意していただいたのは馬場元子さん、会社のスタートとして“お祝い"ということで。まだ口座に1万円くらいしかない会社ですから、こんな素晴らしいところは借りられない。元子さんに用意していただきました」
――改めて自身にとって“王道"とは?
▼曙「激しく、楽しく、人間として正直な。いろんなプロレスラーがいます。秋山さん、諏訪魔さんとやりたいプロレスは同じだけど、僕のプロレスへの感じ方、やり方はまったく違うものもある。プロレスはちゃんとした答えがない。やってる人、一人ひとりの感性がみんな違う。それがプロレスのロマンだと思います。(※興行をやるなら)選手の目線ではなく、お客さん目線を第一に考えてやりたい。そして一番はお金払って観に来てくださったお客様にハッピーな気持ちで帰ってもらいたい。試合内容、会場づくりも含めて『今日来て良かったね!』と帰ってもらえるようなものにしたい」
――やってみたい選手や上がっていたい団体は?
▼曙「だいたい上がってますけど、残ってるのは新日本くらいですね。ただ、いつも言ってるように、どこでも行って、誰が相手でも王道の“道"をみせたい」
※“曙募金"設立を発表
▼曙「何がやりたいか元子さんと相談してるうちに、一番最初に上がったもの。ハワイでも食事できない子供たちが大勢いる。できるだけ恩返しのつもりで。ハワイだけじゃなく、日本でも困っている子供たちがいれば。災害の人たちのためにもなっていきたいと思います」
全日本プロレスを退団してフリーとなり、大晦日のRIZINに参戦が決まっている曙が新会社「王道」の設立を発表した、曙の新会社には故・ジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんが支援しており、同じハワイ出身で全日本の所属だった太陽ケアとも交渉中だという。
元子さんは秋山全日本も今後とも支援する方針だが、曙も元子さんの支援を受け『王道』と名乗ったということは、秋山は「全日本プロレス」の看板は引き継ぐも、『王道』の錦の御旗だけは曙に手渡されたことになる。
元子さんの真意はわからないが、元子さんはジャイアント馬場さんは大事でも全日本プロレスというものには未練はない、秋山に手を貸したのは前オーナーである白石“バカ”伸生が無責任に馬場さんの名前を出したことで、馬場さんを守るために全日本プロレスの看板を守らざる得なかったということ、秋山全日本の現状を考えても、もし崩壊となれば馬場さんの名前に傷がつく、ここで再び馬場さんと全日本を切り離す必要が出てきたということなのか・・・(あくまで憶測に過ぎないが・・・)
曙に錦の御旗である「王道」が手渡されたことで、秋山全日本にどう影響を及ぼすかわからない。ただ曙も所々で秋山体制の全日本を批判していることから、元子さんも秋山体制を良く思っていないことだけは確かのようだ・・・