FREEDOMS
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脳梗塞で倒れてから2年、リハビリと戦ってきたGENATROが復帰!5月2日 FREEDOMS 後楽園ホール 890人
◇第1試合◇
▼20分1本
○石川修司(7分56秒 片エビ固め)X杉浦透
※ランニングニーリフト
◇第2試合◇
▼30分1本
マンモス佐々木 ○高岩竜一 梅沢菊次郎(9分14秒 片エビ固め)正岡大介 XSUSUMU HIROKI
※ラリアット
◇第3試合◇
▼神威復帰戦/30分1本
○新井健一郎(10分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)X神威
◇第4試合◇
▼KFCタッグ選手権試合/45分1本
[初代王者組]○ジ・ウインガー グレート小鹿(7分34秒 首固め)[挑戦者組]吹本賢児 Xカラテバラモン
☆小鹿&ウインガー組が2度目の防衛に成功
◇第5試合◇
▼裸足画鋲デスマッチ/無制限1本
○葛西純(17分53秒 腕サソリ固め)X藤田ミノル
◇第6試合◇
▼KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP 選手権試合/60分1本[挑戦者]○火野裕士(16分57秒 体固め)[王者]X佐々木貴
※Fucking BOMB
☆貴が5度目の防衛に失敗、火野が第2代王者となる。
【火野の話】「ベルトを獲ったよ。予定通りや。1月に復帰して、今年は休んだ分、思いっきり暴れなあかんと思ってて。WRESTLE-1に上がり、FREEDOMSに上がり。もちろんK-DOJOでもベルトを獲って、このFREEDOMSのベルトに挑戦した。これは獲らんわけにはいかんでしょ。確かにFREEDOMSの選手はやばいよ。佐々木貴はもちろんやばい。その前にやった葛西純、あれもやばいよ。どっちも化け物や。でもな、それ以上の化け物が日本プロレス界の中にはおる。このベルトを獲ったからには、簡単にFREEDOMSの選手には返さんよ」
◇第7試合◇
▼GENTARO復帰戦/60分1本
○木高イサミ(20分04秒 片エビ固め)XGENTARO
※勇脚・斬
(試合後、レフェリーが2人の手を掲げようとしても固辞)
イサミ「試合のタイムは1時間5分4秒ですよね?(イサミ退場)」
GENTARO「半身不随はこの通り治りました。運動障害は治っていませんが、今日復帰試合ができて、本当に嬉しかったです。あまり喋れませんが、ありがとうございました」
【GENTAROの話】「何より負けたことが悔しいですね。イサミに負けたのは生まれて初めてですから。45分の引き分けを挟んで、合計60分を超えました。でも、負けましたね。それがとにかく悔しいです。だって、ゴングが鳴ったらもう復帰でも何でもないですから。ゴング前で復帰は終わってるんですよ。あとはもう、みんなとまったく同じです。(リングの感触は?)練習では大技を食らわないですから、デッドリードライブやブレーンバスターを食らったのは約2年ぶりです。その時は『こんな感じだ』と思ったんですけど、2回目は大丈夫です。(首や頭部への攻撃に不安は感じた?)まったくなかったです。全然大丈夫です。(リングに上がれた喜びは感じた?)今だから嬉しかったじゃなくて、リングに上がることはいつでも嬉しいです。今日に限らなくて、いつも同じなんです。復帰と思ったら感激はひとしおかもしれないですけどね。リングに上がることは昔から嬉しくてたまらないんです。(今後はレギュラー参戦する?)FREEDOMSにはもちろんレギュラーで上がりますし、他の団体さんにオファーをもらったら喜んで絶対に出ます。(2年ぶりに対戦した木高は強くなったと感じた?)強くなったというか、上手くなったなと思いました。いっぱい勉強したんだなと思いましたね。だからやっぱり勝ちたかったです。後輩に負けるなんてって。(これからは木高選手を追いかけていく?)あまりえらくなったとは言いたくはないから。今回はちょっと間違いで負けちゃったから、次はやり直しと。次は俺が勝つ番なんで。(リング上で涙を見せていたが?)試合前はなかったですけど。やっぱり涙もろくなりましたね。(いきなり20分超えの試合となったが?)結構いったんだね。でもね、スタミナは前よりも全然大丈夫。ジムでいっぱい鍛えたからかな? まだ疲れがまったくないです。まるで田中将斗さんが『俺は全然疲れてないで』とか言うでしょ? あんな感じですね、本当に。スタミナの心配はまったくないです。(物凄い飛距離のダイビングヘッドバットだったが?)ツームストンですよ、ゴッチ式です。(復帰に備えて新しいパターンを作ってきた?)もちろん、ダイナマイト・キッドです。11月ぐらいかな。なぜかダイナマイト・キッドに感化されたんです。もちろん昔から好きだったんですけど、なぜか凄い好きになっちゃって。キッドは脳卒中担ったんですよね? もしかすると、脳梗塞なのかもしれないんです。なんとなく他人とは思えないなという気持ちがあるんですよね。とにかく誰にでもアピールできるように、ワーッとなる試合をやらなきゃと思ったんです。もちろん全然知らない人なんですけど。会いたいですね。(試合前と試合後に大量の紙テープが飛んでいたが、ファンにはどういう思いがある?)昔は『こんなにテープをくれるんだ』って普通に思っていたんですよ。投げてもらってありがとうと思っても、次の瞬間はゴミだから(セコンドは)『拾いなさい』って思ってたんです。でも、今は全然違う印象になりましたね。本当にありがとうって。気持ちがいっぱいこもっているんだって思いました。全然受け取り方が違いますね。(会場にはご家族も来ていたが?)支えてくれたのは全ての人ですね。うちの家族もそうですし、ファンの皆さん、関係者、他のレスラー、記者の皆さん、全員です。本当に僕の味方になってくれたんですよ。ありがとうございます。もうみんなに暴力ふるえないね(笑)」
2012年8月5日の札幌大会で行われたイサミ戦での45分タイムドローの後で脳梗塞で倒れ、リハビリに取り組んできたGENTAROの復帰戦が行われ、相手は決着戦ということでイサミが務めた。試合は互いに首投げからグラウンドを展開するも、イサミがヘッドシザースからの首攻めで先手を奪う、GENTAROはニークラッシャーから足4の字固めと足攻めで反撃する。場外戦の後でGENTAROがシャープシューターは不発も雪崩式ブレーンバスター、ラリアット、バックドロップ、ジャーマンと畳み掛けるが、ダイビングヘッドバットが自爆すると、イサミはバックキックからの勇脚・斬で3カウントを奪い、GENTAROは復帰戦を勝利で飾ることができなかった。
試合後は半身不随は完治したことはアピールしても、後遺症で言語障害はまだ残っていることを明かしたが、SAMRAI TVのバトルメンに出演した際には「19時女子プロレス」で解説を務めていた頃のような流暢な喋りではなかったことから、復帰するまでの2年間厳しい戦いをしてきたことを物語っていたが、GENTAROが悔しかったのは2年間の間にイサミが成長して取り残されてしまったこと、これからは試合数をこなしつつ2年間を取り戻す、それがプロレスラーGENTAROの新しい戦いなのかもしれない。まずGENTARO選手復帰おめでとうございます!
第6試合ではKFC王者の貴がK-DOJOの火野の挑戦受けたが、貴か腕攻めで先手を奪うも、火野はパワーで跳ね除け、終盤も右腕、右脚を繰り出した貴に、パワーで圧倒した火野がラリアットからのファッキンボムで叩きつけて3カウントを奪い、王座を奪取したことで団体を制圧となった。ホームのK-DOJOだけでなくWRESTLE-1を始めとした各団体に参戦するようになった火野は旬の存在になりつつある。PR -
竹田誠志が葛西越えを果たしてデスマッチトーナメントを制覇も、葛西に新しいエネルギーが注入された!
8月29日 FREEDOMS 後楽園ホール『葛西純プロデュース・デスマッチトーナメントPAIN LIMIT 2013 準決勝&決勝戦』807人
◇第1試合◇
▼イケメン対ホームレス嗚呼、東京砂漠 人間廃業デスマッチ/無制限1本
○HIROKI SUSUMU 正岡大介 (9分26秒 首固め)バラモンシュウ バラモンケイ X吹本賢児
◇第2試合◇
▼デスマッチトーナメント2013準決勝(1)有刺鉄線ボード+TLCデスマッチ/無制限1本
○竹田誠志(9分26秒 ジャーマンスープレックスホールド)X佐々木貴
◇第3試合◇
▼デスマッチトーナメント2013準決勝(2)ダブルデンジャラス十字架ボードデスマッチ/無制限1本
○葛西純(13分17秒 腕サソリ固め)Xビオレント・ジャック
◇第4試合◇
▼スクランブルバンクハウス6人タッグデスマッチ/無制限1本
○マンモス佐々木 ワンマン・クルー 保坂秀樹(9分22秒 体固め)ジ・ウインガ- X神威 藤田ミノル
※22歳
◇第5試合◇
蛍光灯デスマッチ/無制限1本
○宮本裕向(10分51秒 体固め)X杉浦透
※ムーンサルトプレスwith蛍光灯
◇第6試合◇
▼デスマッチトーナメント2013決勝戦 ノーキャンバスリング+ガラスボードデスマッチ/無制限1本
○竹田誠志(19分56秒 ドラゴンスープレックスホールド)X葛西純
☆竹田が優勝
(プロレス格闘技DXより)
【竹田の話】「やっとクレイジーモンキーをぶっ潰すことに成功しました。何度ぶつかっても試合じゃ潰されるわ、マイクじゃ潰されるわで、葛西純に憧れて、あの人の下でやってきて何の意味があるのかと思ったことがあります。もう追いつけないと諦めそうになったこともあるけど、今日までやってきて(葛西から)3つ取って、どんな感情か分からないけど感無量です。でもここで終わりじゃない。まだまだ葛西純はやれるでしょう。いつまで続くか分からないけど、2人でトップで競争したい。お互いに背中を見たいし、背中を追われたい。今日は終わりじゃなくて始まりです。また来年のトーナメントにもエントリーして連覇してみせます。今日は佐々木からも3つ取った。俺はもう下は見ないし、上しか見ない。もう佐々木貴や葛西純の時代じゃないよ。俺がFREEDOMS、大日本、インディー全般、引っかき回してやります。今日は達成感が半端ないから、うまい酒が飲めそうです。(どこで葛西に勝つことが出来た?)葛西はヒザが悪いとか、引退とか言われている中で『葛西が辞めたらデスマッチが終わる』というのが納得いかなかったし、悔しかった。俺は葛西純の次は俺だって勝手に思っているから。そういう気持ちが力になったというか、その気持ちで勝てたと思います。(佐々木と葛西を倒しての優勝は自信になった?)自信はあるけど、俺は目標を決めない男。トーナメントは優勝しても終わりじゃないし、ここからが勝負です。俺はまだ30歳にもなっていないし、まだまだ進化します。そういう部分でもこれからのデスマッチを塗り替えてやります。(竹田選手にとってデスマッチとは?)人生ですよ。小っちゃい頃からそうなんだけど、痛みと隣り合わせの人生で、自分はデスマッチを選んで良かった。葛西純に憧れてデスマッチを始めて間違いじゃなかったと思います。これが男の生き様です。俺は体がボロボロになるまでやってやります。(葛西は特別な存在?)自分はファンから入った人間なんで、他の先輩たちを見ていても、葛西と絡むと感情が違います。でも俺たちは仲良しこよしでやってないから。俺だって葛西純が大好きです。でもそれは置いておいて、リングでバシバシやり合います。これからも男臭くて狂ったデスマッチをやりたいです」葛西純プロデュース興行の毎年恒例である『デスマッチトーナメント2013』の準決勝と決勝戦が後楽園ホールで行われ、貴をドラゴンスープレックスで破った竹田と、ジャックを腕サソリで降し2連覇を狙う葛西が決勝に進出、両者は昨年の2回戦で対戦しているが、この時は竹田が葛西の古傷である膝を攻めてアンクルホールドで追い詰めるも、葛西がリバースタイガードライバーからのパールハーバースプラッシュの前に敗れた、あれから1年が経過し決勝で向かい合うことになり、ルールもマットもシートも剥がしての板だけのリングにガラスボードを設置したノーキャンバスリング+ガラスボードデスマッチでの対戦となった。
試合は先手を奪ったのは葛西でいきなり竹田をガラスボードに被弾させると、場外に竹田を連行して東側バルコニーからのダイブを敢行する。葛西はパールハーバースプラッシュwithガラスボードで勝負に出るが自爆すると、竹田が雪崩式フロントスープレックスで葛西をガラスボードに叩きつけると、ジャーマンから掟破りのリバースタイガードライバーで猛反撃する。葛西も奥の手である腕サソリを決めるが竹田がアンクルホールドで返すと、膝アッパーの連打からのジャーマン、ドラゴンスープレックスと立て続けに決めて3カウントを奪い、トーナメントを制覇し念願だった葛西越えを達成した。
試合後には竹田が「あんたに憧れてデスマッチを始めて、何回やっても勝てなかったけど、ようやくあんたを超えることが出来ました!」と叫ぶと、葛西も「よくここまで成長して俺っちに勝った、世界中にはたくさんデスマッチファイターがいるかもしれないけど、俺っちについてきてくれて、追いかけてくれて。俺は竹田誠志という男が大好きだ!」と潔く敗戦を認める、だが優勝トロフィーを手にした竹田に葛西は「今日は完敗だけど俺はまだまだ竹田=デスマッチにはさせない!」とそう簡単には時代を渡さない姿勢を示すと、竹田も「ふざけんじゃねえぞ! 俺が世界中のトップを狙ってやるから、お前ら全員俺についてこい!」と叫び世代交代を宣言してトーナメントは幕となった。
FREEDOMS大阪大会観戦記 葛西純vs竹田誠志 壮絶デスマッチ!
竹田も昨年の試合を見ても葛西を越えるまであと一歩まで来ていると思わせたが、なかなかあと一歩を越えられなかった、これで葛西は引き下がるのかというと逆に竹田の存在が奮起となったのか、まだまだ引き下がらない姿勢を示した、葛西も今年で15周年を迎えたが昨年は膝の負傷で引退かと囁かれながらも優勝を果たした、今年は準優勝となったが竹田という新しいライバルが増えた、デスマッチトーナメントという場は葛西に新しいエネルギーを与えてくれる場なのかもしれない。
【FREEDOMS】竹田が葛西破って歓喜のトーナメント優勝 デスマッチ世代交代を宣言▼葛西、決勝進出も連覇ならず▼杉浦敗れるも奮闘 宮本も高評価「デスマッチの逸材」…葛西P興行・後楽園大会 http://t.co/3wHpiJctDF pic.twitter.com/Q0967VgrHC
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) August 29, 2013 -
禁断の扉が開いた!大仁田厚が葛西純を逆襲撃!
FREEDOMS4月3日新木場大会で葛西純が竹田誠志、吹本賢児と組んでマンモス佐々木、HIROKI、SUSUMU組と対戦、試合は葛西がパールハーバースプラッシュでSUSUMUを降したが、試合後にかねてから対戦を要求していた大仁田厚が矢口壹琅、保阪秀樹を伴って乱入し葛西を襲撃、有刺鉄線バットで殴打するなどして葛西を流血に追い込み、マイクアピールでの大仁田劇場でリングジャックを果たした。
大仁田と葛西は葛西が大仁田に対して対戦要求したのが始まり、大仁田と葛西がどちらが先輩・後輩かでやり取りが始まり葛西がFREEDOMSの会場へ大仁田が現れるか、葛西が大仁田興行に現れて挨拶するかで譲らず、葛西が大仁田に対してテロ襲撃を匂わせていたが、大仁田が機先を制する形で葛西を襲撃し、葛西はしてやられる結果となった。
しかし葛西がマイクアピールで(週プロモバイルより)「オマエら勘違いするなよ。アイツらがこうやって、俺っちの挑発でこうやって新木場に来たってことはどういうことかわかるか? 俺らの思うようになってるんだ(大歓声&『カサイ』コール)俺らが思ってるようにコトが進んでる。アイツらは俺らの掌のなかで弄ばれてるんだよ。こうやってよ、コトがあまりにもうまく行き過ぎてる。ということは、アイツらが考えてないような乱入の仕方を俺ら3人で4月12日、アイツの興行乗り込んで、興行をボロボロにしてやる。俺らはよ、アイツの興行の宣伝マンになる気はない。とにかく、高山善廣だろうが何だろうが関係ねえよ。ボロボロにボコボコにしてやるから。こうやって、大仁田厚が俺らに関わったからには、5月2日、FREEDOMSの後楽園ホール、アイツを引っ張り出してプロレス界から追放((大『カサイ』コールのなか退場)」
と葛西が大仁田興行に出向かずに、大仁田自ら乗り込んできたということは大仁田自身が葛西の世界に飛び込む決心をしたということ、葛西にしてみれば大仁田を自分の世界に引きずり込んだ時点で勝ったということでもある。後は大仁田が葛西の世界にどこまで交じることができるか、5月の後楽園では遂に二つの世界観がぶつかり合う。 -
二つの世界観が交わるのか?・・・・葛西純が大仁田厚に宣戦布告!
2月27日、FREEDOMS新木場大会にて「KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP王座決定トーナメント」が開幕、葛西純は1回戦で吹本賢児と対戦し垂直落下式リバースタイガードライバーで勝利を収め1回戦を突破したが、試合後に
(週プロモバイルより)葛西「まずは1勝。たかだか1勝だよ。吹本みてえなよ、よわっちいヤツにここまで攻め込まれちゃって。ちょっと予想外だったけど、まずは1勝。あとトーナメント何回勝てばいいんだ? 3つ勝てばベルト巻けんだろ。俺っちがよ、あの自由なベルト、チャンピオンが防衛形式を決めれる、あの自由なベルトを巻いたあかつきには、あのベルトをデスマッチのベルトにしてやるから。そしてな、俺らデスマッチファイターが、いままでのデスマッチファイターがよ、タブーとしてきたあの男にケンカ売ってくから。あのベルトをエサに、あの男にケンカ売ってやるよ。てめえら、サムライも週プロも気にくわねえんだよ。10年、20年前に引退した男? 5度も6度も引退した男? バカ言ってんじゃねえよ。プロレスをバイトがわりにするふざけた考え持ってるあの男だよ。もうわかってんだろ!? 大仁田厚だよ、大仁田厚。アイツにケンカ売ってやるよ! 誰もケンカ売らねえんだったらよ、俺っちがケンカ売ってやるって、。まあいいよ。大仁田厚といえども過去には世間にデスマッチを知らしめた有名人だ。いま、現役バリバリのデスマッチファイターのこの俺が、アイツに胸貸してやるから。そして引導を渡してやるよ。オイ、週プロ。あんなヤツにカラー6ページも7ページも割いてんじゃねえよ。オイ、サムライ? どんだけ金になるか知らねえけどよ、アイツの言うことを持ち上げすぎなんだよ。何がすげえんだ、アイツの!? これっぽっちもねえだろ、いまは。むかしはたしかにすごかったのかもしれねえけどよ、いまのアイツはなんなんだよ! ホームヘルパー? ふざけんじゃねえよ。名前上げるため? 金のためだったら何でもありか? バカ言ってんじゃねえよ! 俺らこうやって命張って血流してるいまのデスマッチファイター、俺っち以外のデスマッチファイターは黙ってるかもしれねえよ。おいしいとこ取られると思ってよ、アイツの名前出さねえよ。なめてんじゃねえよ。俺っちをほかのヤツらと一緒にすんなよ。大仁田厚、殺すぞ、ホントに。これはケンカ売ってんだからな。以上だ。何か言ってみろよ!」
と初代王者となった暁には大仁田厚に宣戦布告をすることを明かした。
葛西と大仁田は自分の記憶が正しければ接点もない、共通点はデスマッチだが、葛西と大仁田とでは世代だけでなく世界観も違う、その葛西が大仁田に牙を剥いた、葛西からしれみれば大仁田はデスマッチファイターとしてはレジェンドだが“過去”の人間、“過去”の人間が未だにデスマッチ戦線の中心にいることが我慢できなかったのではと思う。
葛西の対大仁田に関してはFREEDOMSの代表である佐々木貴も「いいんじゃないの? 勝手にやってくれて。それが面白い話題作りになって、それでちゃんと結果が伴うんだったらいいんじゃないですか。」と容認する姿勢を見せたが、後は大仁田がどういう反応を示すのだろうか・・・ -
FREEDOMS大阪大会観戦記 葛西純vs竹田誠志 壮絶デスマッチ!
8月19日、今回のプロレス観戦はFREEDOMS「葛西純プロデュース興行~デスマッチトーナメント2回戦~」で大阪・東成区民センターを訪れるも、かつては大阪に住んでいた自分も東成区を訪れるのは、ほとんどなく近鉄電車で通り過ぎる程度、慣れない土地での運転に不安を感じつつ会場へ到着、そして会場入りしてから一眼レフカメラを自宅に忘れていたのに気づき、今回はI-PHONEでの撮影となってしまう、最初は慣れなかったものの少しずつコツがわかりだしなんとか撮影できた。
会場入りするが12時半からプロレスリング武骨がFREEDOMSの前に興行を開催しており、自分は近くのスーパーでI-PHONEの充電器や時間つぶしのために愛読書である「こち亀」181巻を購入してから会場へ戻り、大きいイスに座ると後ろからツルツル頭の外国人が片言の英語で「オヤスミナサイ」と言ってくる、その選手は現在FREEDOMS参戦中のワンマン・クルー選手で、また後ろにいたFREEDOMSの関係者や佐々木貴によると、そのイスで眠りたいらしいという説明を受けて、自分は「プリーズ」とイスを明け渡し、クルー選手はうつ伏せになって寝るも、結局寝付けなかったらしく、そばにいた子供連れのファンと遊び、しばらくして控室へと戻っていった。
そして開場時間近くになるとたくさんの人が集まりだし、開場となってしばらくすると立見も出るほどの超満員札止め、葛西プロデュース興行は大阪で初というこというせいもあるのか、よく入っていた。また自分の座る席はなんとステージ上、リングと同じ高さでプロレスを見るなんて初めてで、また全試合デスマッチであることから、ある意味デンジャラスゾーンだなと思った。
大会前にデスマッチトーナメント2回戦進出した選手による入場式が行われるも、バラモンケイは客からジュースを奪って口に含んで噴射し、また客席に座って拍手を贈るなどしてやりたい放題、他の選手らとは並ばずやりたいことを充分にやってから去っていき、入場式を終えるとメインで対戦する葛西純と竹田誠志が額をぶつけ合って睨みあいを展開する。
試合は第2試合でバラモンシュウがバラモン魁と組んでシークレットベースの清水基嗣とダイナ御堂と凶器持込マッチで対戦、バラモンは凶器持込ということでケイがセコンドに、御堂はキン肉マンのビニール人形とコンドームの自販機を持参して登場する。試合はシュウがキン肉マン人形に腕十字を決められるは、竹刀でチャンバラを繰り広げるはで乱戦となるも、最後はシュウがコンドーム自販機の上でのゾンビキングで御堂を降すも、試合中にケイが清水が持ち込んだテキーラを飲まされ、アルコール度が高い酒のためケイも酔いがまわりぐったりとなる、おまけにケイは次の試合ではトーナメント2回戦として保阪秀樹と対戦、シュウは「もういいじゃねえか」と棄権を訴えるも、保阪が入場してケイに襲い掛かって試合開始、保阪はデスバレーボムを連発して秒殺を狙うも、ケイはかろうじてクリアする。その後もケイが酔いが醒めないまま場外戦となり、客席側へ雪崩れ込むと上から下へとまるで池田屋事件の階段落ちのごとく転落していくが、シュウが声援を煽って館内はバラモン、ケイコールが巻き起こる。酔いが醒めて来たのかケイもやっと反撃しシュウも加勢するも、シュウが大日本で味をしめたのか粉をパイ状にしたものを保阪の顔面に投げようとするもケイに誤爆、隙を突いた保阪はビルディングボムで勝負に出るも、カウントを叩く李日韓レフェリーの足をシュウが引っ張り阻止し、怒った保阪が日韓レフェリーに抗議する、そこでシュウが自らパイを顔面に浴び倒れているケイと入れ替わると、気づいていない保阪に墨汁ミストを噴射して丸め込み、ケイが丸め込んだと思った日韓レフェリーがカウントを叩き3カウント、ケイが入れ替わり戦術で勝利を収め準決勝に進出する。
第4試合ではトーナメン2回戦で昨年度覇者のジ・ウインガーが木高イサミとチェーンデスマッチで対戦。試合はウインガーが木高の股間を蹴り上げてから首固めと秒殺勝利で準決勝進出・・・かと思われたが、日韓レフェリーがウインガーの腕にチェーンが装着していないことを指摘しウインガーの勝利は無効、即試合再開となるも、場外に落ちたウインガーにイサミが空中弾を狙ってロープへ走るとウインガーがチェーンを引っ張って阻止するが、その際にイサミの装着してあったチェーンが外れ、引っ張られたイサミも腕を痛め、日韓レフェリーは止め具が壊れたということでテーピングでイサミの腕にチェーンを装着するも、その最中にもウインガーが攻め立てる、そしてウインガーがイサミの痛めた腕を中心にして攻めるもイサミもキックで応戦、しかしアイテムの使い方で長けるウインガーがチェーンを利用して主導権を渡さない、勝負に出たウインガーはオキャノンボムを決めるも、凌いだイサミは勇足などで反撃し、最後はウインガーにチェーンを巻きつけてのサソリ固めが決まりギブアップ、イサミが準決勝に進み、昨年度覇者のウインガーは2回戦で消える。
トーナメント2回戦、セミでは神威vsMASADAが有刺鉄線ボードマッチで対戦、試合はグラウンドの攻防ではMASADAが制するも、神威は場外戦でプランチャを発射、しかし体格のあるMASADAの逆襲に遭い、パワーで圧倒されてしまう。神威はフライングヘッドシザースでMASADAをボードに被弾させ、ラダーを叩きつけるなどして形勢を変えるも、パワーとアイテムの使い方となるとMASADAが上ですぐ主導権を奪い返されてしまう、神威もラダーを駆使して反撃し、二つのラダーの上に机を設置してその上からセントーンボムを落とすも、設置に時間をかけすぎたため自爆、神威は丸め込み技で粘るが有刺鉄線ボード上での雪崩式フランケンシュタイナーを狙うと、MASADAは雪崩式デスバレーボムで有刺鉄線ボード上に叩き落として3カウント、準決勝に進出する。
メインはトーナメント2回戦、葛西純vs竹田誠志の蛍光灯+αマッチ、竹田は蛍光灯束を二つ持参したのに対し、葛西は一つ持参で登場。試合は両者共蛍光灯で叩き合い、ロープに釣られている蛍光灯に互いに被弾、また割れた蛍光灯で額を突き刺し合うなどして互角の攻防を展開。
しかし先手を奪ったのは竹田、アンクルホールドで葛西の痛めている膝を攻め、葛西はハーリー・レイス式ダイビングヘッドバットで反撃も、勝負を焦ったのかリバースタイガードライバー狙いは不発となる。
竹田は腕十字、膝十字を同時に決めると互いに「優勝だ!」と叫んでコーナーの攻防、しかし制したのは葛西で雪崩式ブレーンバスターを決める。
葛西は自ら割れた蛍光灯で体を切り刻むとリバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュwith蛍光灯束を投下も、竹田は蛍光灯束での剣山で迎撃、竹田も自ら体を切り刻んラリアットの連発からリング下からバケツを取り出し、キャンバスに画鋲をバラ撒いて、ランニングニーの連打や掟破りのリバースタイガードライバーを決め葛西を追い詰める。
竹田は蛍光灯束を手にするも、葛西が奪い取ってフルスイング、かさはラリアットを連発すると画鋲の上でのリバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュで3カウント、葛西が準決勝に進出し竹田はまたしても葛西越えはならなかった。
試合後は「オイ竹田、このトーナメントの2回戦で互いに狂い合えたことを、オレっちは誇りに思うよ。何だかんだと言ってもよ、竹田、オマエとはこうやって闘っても面白れぇ。組んでも面白れぇ、オマエは本当にキ○○イだよ。そしてオレっちのベストパートナーはオマエだよ。かと言ってよ、このまま仲良しこよしして満足してるオマエじゃない、オイ竹田、オレっちが現役でいる限りはよ、もっともっと今日を超えるようなデスマッチで狂い合おうや」とアピールすれば、竹田も「『オマエがオレに余裕を持たせて、余裕を持ったらまだまだ』」と言ってたよな、でも今、このリングでオマエを追い詰めた。だからオレは、オマエ、そしてここにいる、客、そして世界中が認める狂ったキ○○イ担ってやるよ、だからそのときまで絶対にやめるんじゃねえぞ!、オレはアンタにシングルで勝つまで、いや勝っても負けてもデスマッチはやめねえんだ、だから絶対にこのトーナメント優勝してくれ!」と互いに健闘を称え、葛西も「オレっちは、そんなことオマエに言われなくても重々承知だ、オレっちは優勝する気でこのリングに上がっているんだよ。オイ竹田、オレら2人が闘って、狂い合って、こんな青春ドラマみたいな笑顔に送ってもつまんねえだよな、オレっちがトーナメント優勝して、もう1回、オマエとシングルでやってやる、そして、お互いにもっともっと狂い合おうじゃねえか!」と叫んで竹田と額を突き合わせ、互いに画鋲の上でのDDTを応酬し合ってエールを交し合い、再戦を約束して幕となった。
大会後は佐々木貴が脳梗塞でリハビリ中のGENTAROのために基金集めをし、自分も僅かながらだが寄付した。
全体の感想は葛西vs竹田に尽きるし、竹田は勝てなかったけど、葛西を超えるまであと一歩のところまで迫ってきているのはわかった。FREEDOMSを観戦するのは2回目だが今回は葛西ワールドのFREEDOMSであり堪能できた大会だった。 -
GENTAROは脳梗塞と診断も、復帰には意欲を見せる
FREEDOMSが会見を行い8月5日札幌大会の試合後に倒れたGENTAROの症状について説明がされ、脳梗塞と診断が下されたことを発表した。
しかし現時点では症状は軽く、本人もマヒが見られるものの復帰に意欲を見せ、入院翌日から即リハビリを開始し、医師も驚くぐらいだったという。
このニュースを聴いて思い出したのは高山善廣、2004年8月8日、新日本プロレス大阪大会の「G1 CLIMAX」の公式戦で佐々木健介と対戦し、エベレストジャーマンで勝利を収めたが、試合後のバックステージで脳梗塞で倒れ長期欠場となり、復帰までに2年を要してしまった。
症状は軽いとはいえ脳に関わることだけに復帰までには時間がかかると見なければならない、救いなのは命に別状がないこと、命だけは最優先にして欲しい