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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

脳梗塞で倒れてから2年、リハビリと戦ってきたGENATROが復帰!

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脳梗塞で倒れてから2年、リハビリと戦ってきたGENATROが復帰!

5月2日 FREEDOMS 後楽園ホール 890人

◇第1試合◇
▼20分1本
○石川修司(7分56秒 片エビ固め)X杉浦透
※ランニングニーリフト

◇第2試合◇
▼30分1本
マンモス佐々木 ○高岩竜一 梅沢菊次郎(9分14秒 片エビ固め)正岡大介 XSUSUMU HIROKI
※ラリアット

◇第3試合◇
▼神威復帰戦/30分1本
○新井健一郎(10分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)X神威

◇第4試合◇
▼KFCタッグ選手権試合/45分1本
[初代王者組]○ジ・ウインガー グレート小鹿(7分34秒 首固め)[挑戦者組]吹本賢児 Xカラテバラモン
☆小鹿&ウインガー組が2度目の防衛に成功

◇第5試合◇
▼裸足画鋲デスマッチ/無制限1本
○葛西純(17分53秒 腕サソリ固め)X藤田ミノル

◇第6試合◇
▼KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP 選手権試合/60分1本[挑戦者]○火野裕士(16分57秒 体固め)[王者]X佐々木貴
※Fucking BOMB
☆貴が5度目の防衛に失敗、火野が第2代王者となる。

【火野の話】「ベルトを獲ったよ。予定通りや。1月に復帰して、今年は休んだ分、思いっきり暴れなあかんと思ってて。WRESTLE-1に上がり、FREEDOMSに上がり。もちろんK-DOJOでもベルトを獲って、このFREEDOMSのベルトに挑戦した。これは獲らんわけにはいかんでしょ。確かにFREEDOMSの選手はやばいよ。佐々木貴はもちろんやばい。その前にやった葛西純、あれもやばいよ。どっちも化け物や。でもな、それ以上の化け物が日本プロレス界の中にはおる。このベルトを獲ったからには、簡単にFREEDOMSの選手には返さんよ」

◇第7試合◇
▼GENTARO復帰戦/60分1本
○木高イサミ(20分04秒 片エビ固め)XGENTARO
※勇脚・斬

(試合後、レフェリーが2人の手を掲げようとしても固辞)
イサミ「試合のタイムは1時間5分4秒ですよね?(イサミ退場)」

GENTARO「半身不随はこの通り治りました。運動障害は治っていませんが、今日復帰試合ができて、本当に嬉しかったです。あまり喋れませんが、ありがとうございました」

【GENTAROの話】「何より負けたことが悔しいですね。イサミに負けたのは生まれて初めてですから。45分の引き分けを挟んで、合計60分を超えました。でも、負けましたね。それがとにかく悔しいです。だって、ゴングが鳴ったらもう復帰でも何でもないですから。ゴング前で復帰は終わってるんですよ。あとはもう、みんなとまったく同じです。(リングの感触は?)練習では大技を食らわないですから、デッドリードライブやブレーンバスターを食らったのは約2年ぶりです。その時は『こんな感じだ』と思ったんですけど、2回目は大丈夫です。(首や頭部への攻撃に不安は感じた?)まったくなかったです。全然大丈夫です。(リングに上がれた喜びは感じた?)今だから嬉しかったじゃなくて、リングに上がることはいつでも嬉しいです。今日に限らなくて、いつも同じなんです。復帰と思ったら感激はひとしおかもしれないですけどね。リングに上がることは昔から嬉しくてたまらないんです。(今後はレギュラー参戦する?)FREEDOMSにはもちろんレギュラーで上がりますし、他の団体さんにオファーをもらったら喜んで絶対に出ます。(2年ぶりに対戦した木高は強くなったと感じた?)強くなったというか、上手くなったなと思いました。いっぱい勉強したんだなと思いましたね。だからやっぱり勝ちたかったです。後輩に負けるなんてって。(これからは木高選手を追いかけていく?)あまりえらくなったとは言いたくはないから。今回はちょっと間違いで負けちゃったから、次はやり直しと。次は俺が勝つ番なんで。(リング上で涙を見せていたが?)試合前はなかったですけど。やっぱり涙もろくなりましたね。(いきなり20分超えの試合となったが?)結構いったんだね。でもね、スタミナは前よりも全然大丈夫。ジムでいっぱい鍛えたからかな? まだ疲れがまったくないです。まるで田中将斗さんが『俺は全然疲れてないで』とか言うでしょ? あんな感じですね、本当に。スタミナの心配はまったくないです。(物凄い飛距離のダイビングヘッドバットだったが?)ツームストンですよ、ゴッチ式です。(復帰に備えて新しいパターンを作ってきた?)もちろん、ダイナマイト・キッドです。11月ぐらいかな。なぜかダイナマイト・キッドに感化されたんです。もちろん昔から好きだったんですけど、なぜか凄い好きになっちゃって。キッドは脳卒中担ったんですよね? もしかすると、脳梗塞なのかもしれないんです。なんとなく他人とは思えないなという気持ちがあるんですよね。とにかく誰にでもアピールできるように、ワーッとなる試合をやらなきゃと思ったんです。もちろん全然知らない人なんですけど。会いたいですね。(試合前と試合後に大量の紙テープが飛んでいたが、ファンにはどういう思いがある?)昔は『こんなにテープをくれるんだ』って普通に思っていたんですよ。投げてもらってありがとうと思っても、次の瞬間はゴミだから(セコンドは)『拾いなさい』って思ってたんです。でも、今は全然違う印象になりましたね。本当にありがとうって。気持ちがいっぱいこもっているんだって思いました。全然受け取り方が違いますね。(会場にはご家族も来ていたが?)支えてくれたのは全ての人ですね。うちの家族もそうですし、ファンの皆さん、関係者、他のレスラー、記者の皆さん、全員です。本当に僕の味方になってくれたんですよ。ありがとうございます。もうみんなに暴力ふるえないね(笑)」


2012年8月5日の札幌大会で行われたイサミ戦での45分タイムドローの後で脳梗塞で倒れ、リハビリに取り組んできたGENTAROの復帰戦が行われ、相手は決着戦ということでイサミが務めた。試合は互いに首投げからグラウンドを展開するも、イサミがヘッドシザースからの首攻めで先手を奪う、GENTAROはニークラッシャーから足4の字固めと足攻めで反撃する。場外戦の後でGENTAROがシャープシューターは不発も雪崩式ブレーンバスター、ラリアット、バックドロップ、ジャーマンと畳み掛けるが、ダイビングヘッドバットが自爆すると、イサミはバックキックからの勇脚・斬で3カウントを奪い、GENTAROは復帰戦を勝利で飾ることができなかった。

試合後は半身不随は完治したことはアピールしても、後遺症で言語障害はまだ残っていることを明かしたが、SAMRAI TVのバトルメンに出演した際には「19時女子プロレス」で解説を務めていた頃のような流暢な喋りではなかったことから、復帰するまでの2年間厳しい戦いをしてきたことを物語っていたが、GENTAROが悔しかったのは2年間の間にイサミが成長して取り残されてしまったこと、これからは試合数をこなしつつ2年間を取り戻す、それがプロレスラーGENTAROの新しい戦いなのかもしれない。まずGENTARO選手復帰おめでとうございます!

第6試合ではKFC王者の貴がK-DOJOの火野の挑戦受けたが、貴か腕攻めで先手を奪うも、火野はパワーで跳ね除け、終盤も右腕、右脚を繰り出した貴に、パワーで圧倒した火野がラリアットからのファッキンボムで叩きつけて3カウントを奪い、王座を奪取したことで団体を制圧となった。ホームのK-DOJOだけでなくWRESTLE-1を始めとした各団体に参戦するようになった火野は旬の存在になりつつある。
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