BEST OF THE SUPER Jr.25
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30分越えを死闘を制したのはヒロムで初優勝!後楽園の真ん中でジュニア愛を叫んだ!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日
6月4日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1740人超満員札止め◇第1試合◇
▼20分1本
クリス・セイビン ○フリップ・ゴードン(6分32秒 片エビ固め)タイガーマスク ×海野翔太
※フォーフリッピースプラッシュ◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○矢野通 YOSHI-HASHI(10分1秒 横入り式エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 ×TAKAみちのく◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOH SHO(11分44秒 ファイブスタークラッチ)タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード◇第4試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 マーティー・スカル(13分17秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×トーア・ヘナーレ
※ピンプジュース(試合終了後、裕二郎とスカルはヘナーレにストンピングを連発。棚橋はエルボーで裕二郎を食い止めるが、スカルがカサ攻撃。そしてチキンウィングフェイスロック で棚橋を絞めあげると、放送席のライガーがリングイン。あわててスカルと裕二郎はリングを降りる。
場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーは上着を脱いで臨戦態勢の構え。
ライガー「この『BEST OF THE SUPER Jr.』、試合がなくてイライラしてんだよ!(場内歓声)。レイ・ミステリオJr.、連れてこい? 連れてきてやろうじゃねえか(場内どよめく)。 なんなら棚橋選手、俺、ミステリオ、3人。オマエも誰でも連れてこいや!(場内どよめきと歓声)」
(そして、ライガーはTシャツを場外のスカルに投げつけ、手招き。場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーと棚橋は筋肉ポーズでアピール。そしてライガーは棚橋の腕を上げ、二人はリングをあとにした。)【棚橋の話】「どうやら、新しい闘いの腕に身を任せられた。イギリス遠征を経て、久しぶりに新日本プロレスのリングに戻ってきたけど、まだ何も見せられてないから。次だね。大阪、見てろよ」
◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI(8分9秒 Skull End)KUSHIDA 田口隆祐 ドラゴン・リー ×ACH(試合終了後、ロスインゴが勝利をアピールすると急に場内が真っ暗になり、場内の大型ビジョンにクリス・ジェリコのメッセージVTRが流される)
Jericho continues to talk a big game to Naito, but the IC champ vows to shut him up at #njdominion June09‼︎ pic.twitter.com/zfLNflo1by
— njpw_global (@njpwglobal) 2018年6月4日【ジェリコ】「ナイトーサン(拍手をする)。オマエのインタビューを見た。素晴らしい出来だった。とても格好よかったぞ。まるで昔の大物俳優みたいだ。髪も完璧で筋肉も大きく見えた。バッチリ決まっていたな。オマエが言った通り。たしかに俺は1997年の武道館ではメインイベンターではなかった。だが、今年の東京ドームではケニー・オメガ相手にメインを張ったぞ。オマエは4年前の東京ドームでメインから外された。だから、くやしくてたまらないんだな。ドームでメインを張るのがオマエの夢だったんだろ? しかしオマエの試合はメインイベントは呼べなかった。アルファvsオメガこそ本当のメインだ。世界中がその話題で持ちきりだった。俺はあくまでも事実を言ってるだけ。それも礼儀正しくな。東京ドームの舞台で外国人の俺にメインを奪われる気持ちはどうだ。俺のことを知らないとも言っていたな。別に構わないが。『DOMINION』でたっぷり教えてやるよ。後楽園と福岡でもオマエにヒントを与えた。『なんでジェリコは俺を狙っているんだ?』オマエは繰り返し聞いていたな。それはオマエが新日本の主役だからだ。だからこそ、あそこでオカダに負けるべきではなかった。IWGPヘビー級王者になるべきだった。しかし、オマエは失敗した。そこで俺の出番だ。新日本の主役として有名になりたいんだろ? 俺が助けてやると言っているんだ。このクソバカが。これでわかったか? クリス・ジェリコがオマエをスターにしてやる。俺と闘えば、誰もが有名人になれる。たとえ結果がどうなろうと、オマエの名は確実に世界に知れ渡る。オマエが負けるのは確実だがな。6月9日、『DOMINION』で。リングにひれ伏せているオマエの前でインターコンチのベルトを巻いてやる。そしてバカな日本人どもは俺に拍手する。それでオマエは気付くんだ。『これがクリス・ジェリコの力か』とな。1997年には名前も聞いたこともなかった。2018年には意識したこともなかった。『でも、ベルトを奪われたいま、やってジェリコの凄さがわかった』とな。だから、トランキーロでなナイトー。スター気取りのナイトーよ。6月10日の朝、オマエは目を覚ましてこう思う。『いったいどうなった? 俺はどこで間違えた?』ナイトーよ、俺を怒らせてしまったからだ。まあ、とにかくそれは置いておいて……。いまは呑もう(酒をグラスに注いで)。俺からナイトーに。カンパイ! ナイトーサン! じゃあ、6月9日、『DOMINION』で。F〇CK FACE!」
(VTRが終わって場内が明るくなると、リング上で寝転んでいた内藤がマイクアピール)
内藤「いや~、クリス・ジェリコさ…長いよ(※場内笑&大拍手)もっと短く、簡単にまとめてくれよ(※大拍手)。
クリス・ジェリコは、世界的なスーパースターなんでしょ!? つまり、忙しいんでしょ!? なのに、こんな自撮りの(※場内笑)、ビデオメッセージを2回も送って来るなんて、もしかして、本当は彼…暇人なんじゃないの!?(※場内笑&大拍手)新日本プロレスワールドを通じて、日本中のお客様、世界中のお客様、そして! 今日ここ後楽園ホールへお集まり下さった皆様、6月9日大阪城ホールで、うるさいクリス・ジェリコを! …黙らせてやるぜ。カブロン(※大歓声&大拍手)」【EVILの話】「ヤングバックスよ、地獄へのカウントダウンが始まったぁ。そしてぇ、世界がまたこの俺を呼んでいるぅ。ダークネスな世界に染まり上がっているといいなぁ。このまま世界でうねりを作りまくってやるぅ。そしてお前らの! お前らの! お前らの脳の中に存在する既成概念をこの俺がぁ、ぶっ壊してぇ、新しい暗黒時代を築いてきてやるぅ。よく、覚えとけぇ! This is EVIL……! Everything is EVIL……! 全てはぁ……EVILだ!」
【内藤の話】「一言で表すなら、長いよ。後楽園ホールへご来場くださったお客様もみんな思ったんじゃない? 世界的なスーパースターなんでしょ? なら、もうちょっと空気を読んだほうがいいよ。もうちょっとコンパクトに伝えたいことをまとめたほうがいいよ。これは俺からのアドバイスだ。まあ、彼はメッセージで言ってたね? 俺と絡めば誰でも有名人になれると。もう内藤の名前は世界に知れ渡ったと彼は言ってたね。じゃあ、俺はそれでもういいかな。だって、クリス・ジェリコってピークを過ぎた選手でしょ? レスラーとしてハッキリ言ってなんの魅力も感じないよ。魅力を感じるとしたら彼の知名度ぐらいかな? でも、彼と対戦が決まっただけでそれをクリアしてしまったんなら、対戦する必要ないじゃん。なんだよ。まあでもさ、リング上で聞いててちょっと気持ちは変わったかな。あの自信満々の表情、いったい大阪城ホールの試合後どうなっているのか? 苦痛に歪むのか、それとも内藤哲也に敗れて悔しがる顔なのか? いったい彼がどんな表情を見せてくれるのか。いや、楽しみだねえ。それをモチベーションに大阪城ホール、俺はリングに立ちますよ。彼の目の前に立ちますよ。彼は試合後思うでしょう。いやあ、日本に来れてよかった。内藤と絡んでよかった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと絡んで正解だったなと。そしてもう一つ、彼と絡むべきじゃなかった。後悔しながら最終的に地元に帰ることになるんじゃないの? この俺の言っていることが大げさな言葉なのか、それとも現実に起こることなのか? 皆様の目で6月9日大阪城ホール大会で確認してください。ではでは、次の土曜日、大阪城ホールでお会いしましょう。アディオス!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ(13分2秒 片エビ固め)飯伏幸太 ×チェーズ・オーエンズ
※レインメーカー【オカダの話】「いやぁ、ひっさしぶりのね、試合。約1ヵ月ぶり。間違いなく、ケニー・オメガ……出てこなかったねぇ! 肩透かし、たまらないよ! こんなにガッカリするのは久しぶりだけど、俺も抵抗させてもらうよ。子供がやるようなことかもしれないけど、ベルト、巻かねぇからな。6月9日、大阪城ホール、そこでは対戦相手はオマエだ。しっかりベルト巻いて入場して試合して、時間無制限3本勝負、勝って、ベルトをまた巻いて、帰ってやる」
【バックステージの飯伏】
飯伏「うん、シリーズの最後だけだったんですけど、今の『BEST OF THE SUPER Jr.』の状況が少しわかったというか。まあ自分はウェイト的にはジュニアヘビーなんで、いつでもジュニアでもヘビーでもやりたいなと。タイトルマッチをやりたいなと思います」──大阪城でケニーのセコンドについたりはしますか?
飯伏「そうですね。まあそこはどうでしょう。試合を楽しみに闘うだけです」◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○高橋ヒロム(34分1秒 体固め)[Aブロック1位]×石森太二
※TIME BOMB(試合終了後、大「ヒロム」コールが起きる。そして、そこからファンが「太二」コールを送り、“敗者”石森を称えた。その後、株式会社スパイク・チュンソフトの“ファイヤープロレスリング ワールド総監督” 松本朋幸氏が、ヒロムに『SUPER Jr.』優勝トロフィーを贈呈。ヒロムはそれを抱えてひざまずき、満面の笑顔を見せる。 続いてヒロムは、リングへ寝転がった状態でマイクアピールを開始。O
ヒロム「(※『ヒロム』コール)あんまり…あんまり、好きじゃないけど…あんまり好きじゃないけど、『SUPER Jr.』のあとに言うのは、あんまり好きじゃない。先に謝っておく。ゴメン(※場内笑)。(※上半身を起こしながら)オスプレーーイ!!(※大歓声) この俺の!! 挑戦を受けろー!! IWGP Jr.(ベルト)!! 俺に!! 挑戦させろー!!(※大歓声)」(ここでオスプレイがIWGP Jr.ベルトを持って登場し、マイクアピールでヒロムに返答)
オスプレイ「よくやったな、おめでとう、ヒロム。みんながオマエのことを誇りに思っているよ。『BEST OF THE SUPER Jr』、よくやったな。しかし、だからといってオマエが最強というわけじゃない。ジュニアヘビー級で世界最強なのはこの俺だ。オマエのことはすでに2回倒している。大阪、『DOMINION』で試合をしよう。もうオスプレイがベルトを持たずにリングを下りることはない。次の試合でも自分が最強であるということを証明するだけだ」(その直後、ヒロムが『SUPER Jr.』優勝トロフィー、オスプレイがIWGP Jr.を掲げ、至近距離で睨み合った)ここでオスプレイが退場する)
ヒロム「オスプレイ! センキューミャウ」(と声をかけて大拍手を受ける。そして、再び寝ながらマイクアピールを敢行)
ヒロム「(※大『ヒロム』コール)オイ! 見たか? みんな、見たか? テレビの前のみんなも見たか? ヘビー級の! みんなも見たか? そして、(※上半身を起こし)ライガーさん、アンタも見ただろ。これが!!俺たちの!! 『SUPER Jr.』だーー!!(※大歓声&大拍手&大『ヒロム』コール) 5年前の今日、ここで語ったこと、いまでも覚えてるよ。そして、いまも同じだ。俺の、夢は、IWGP Jr.(ベルト)を巻き、Jr.としてヘビーのベルトを巻き、そして! ゴールデンタイムで!! 試合をすることだーーー!!(※大歓声&大拍手の中、首を振りながら立ち上がり)俺は何も変わってない! 俺はあのときのままだ! 俺は! 何ひとつ! 変わってない! だからー!! ……もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! みんなでーー!! 楽しもうぜーー!!(※大歓声&大拍手)」
その直後、キャノンで放たれた大量のテープがリング上を埋め尽くし、場内が大『ヒロム』コールに包まれる。(そこへ内藤&EVIL&SANADA&BUSHIが登場し、ヒロムが4人へ向かって優勝トロフィーを見せる。そして、ヒロムがリング中央でトロフィーを掲げると、内藤&EVIL&BUSHI&SANADAが順番に拳を合わせた。
そこからL・I・Jは、ヒロムを中心にして記念撮影に納まる。そして、内藤が優勝トロフィーを改めてヒロムへ贈呈し、2人が互いに礼をした。 ヒロムが1人でリングへ残ると、またもや場内が大「ヒロム」コールに包まれる。ところが、トロフィーの羽の部分が壊れてしまい(壊した犯人は内藤)、ヒロムは思わずトロフィーに向かって土下座。そして、大事そうにベルトを抱えて退場した。)【バックステージでのヒロム】
ヒロム「(※トロフィーを持って用意されたイスに座りながら)内藤、帰ったのか、あの野郎! (※壊れたトロフィーを元に戻そうとしながら)オイオイオイオイ、オイオイオイ。聞いてよ。あの、内藤哲也という男は、俺のトロフィーを奪い、そして壊れたことに気づき、俺に耳元で『ゴメン、ちょっと壊れた』と俺に渡してきた! 俺はパニックになった。どうしたらいいんだと。だったら、ちょっと笑いに走るしかねぇだろ! (※トロフィーに語りかけるように)ゴメンよ、ゴメンよ、全然悪気はないんだ。俺が責任持って直すから。ゴメンよ。
(※イスに反り返って天を仰ぎ)それにしても……うれしい……。うれしかった……。俺は不器用だよ。何をやっても、不器用だ。そんなことは、分かってるよ。分かってるよ。でも、そんなヤツでも心の底からプロレス楽しめるんだよ。リングの上で、あり得ない力を発揮するんだよ! そう、(※手首のテーピングに書かれた「夢」の文字を示しながら)夢のためにな。俺は怖いもん知らずだ。それが唯一の取り柄。そんな俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』の栄光を掴んだんだ。うれしいよ。リング上でも言ったけど、俺は、『BEST OF THE SUPER Jr』を挑戦者決定リーグ戦にはしたくない。そんなことは分かってる。俺がずーっと言ってきたことだ。だから、ゴメン。今年、何回も、オスプレイに挑んでる。だけどもう一度、挑ませてくれ。ウィル・オスプレイ、オマエは世界最強のジュニアだ。でも俺も、たった今、世界最強のジュニアになった。世界最強同士、どっちが本当の世界最強なのか、決着つけようぜ。なぁ、オスプレイ。(※報道陣に)何かあるか? こんなに集まってくれて、何もないわけないよね?」──歴史に残る壮絶な決勝戦をやった手応えは?
ヒロム「手応え!? ガムシャラだよ! ガムシャラだよ! 相手はさ、誰でも、ガムシャラにやったよ。とりあえず、この『BEST OF THE SUPER Jr』公式戦、一戦一戦が、まさにタイトルマッチだよ。ほとんど20分越えたんじゃないの? 死闘だったよ」──今年の『BEST OF THE SUPER Jr』は獣神サンダー・ライガー選手がエントリーしませんでした。まさに新時代かと思いますが。
ヒロム「だからこそ取りたかったよね。あの人がいない今、“元”新日本プロレスのジュニアの象徴の獣神サンダー・ライガーがいない今、象徴になるのは、この俺だ。新日本プロレスのジュニア、いや、新日本プロレスの新しい象徴が、この高橋ヒロムだ、間違いない」──左手に「夢」と書かれてますが、その大きな夢に近づくためには、大阪で大きな戦いが待っています。
ヒロム「別にコレ、俺が書いたんじゃねぇけどな。朝起きたら勝手に書かれてたんだ。まぁこれに関してはさ、俺の、ここ(※と、胸を叩く)、ここが出ちゃうんだと思うよ」──そして、大阪での大きな戦いが待ってます。
ヒロム「まだ考えらんないよ。まだ考えらんないけど、さっきも言った通り、世界最強のジュニアはどっちか、大阪城で決めようよ。それだけだよ」──なかなかトロフィーが直りませんが、大丈夫でしょうか。
ヒロム「コレは俺が何とかするよ。肌身離さず、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、俺、この子と一緒に入場するから。誰も、誰一人として(※外れていた部品がハマる)ほーらほらほら。今年の『BEST OF THE SUPER Jr』を忘れさせないように、俺が、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、この子と一緒に入場して、仲良しになるよ。今はちょっと険悪なムードだからさ、何とかするよ、持ち帰って。以上かな。
(※急に顔を上げ、天に向かって)おーい! 聞こえるか? 2019年の高橋ヒロム! オマエも知ってると思うけど、2018年の『BEST OF THE SUPER Jr』は、メチャクチャ、史上最高に、盛り上がったぞ! なぁ! 2019年の高橋ヒロム! 必ず、越えてみろ! (※横の壁に額をつけて)後楽園ホールさん、いつも、いつもありがとうね。いつもありがとう~。分かってる、わかってるよ。ありがとうね。
(※立ち去ろうとしながら)……最後に一つだけ。知ってるぞ。この会場で、アナタが、アナタが見てたこと、知ってるぞ。イニシャル“K”!」【石森の話】「負けたか……。負けたよ。今日のところはあいつが一番だ。でもな、でも、でも、まだまだまだまだ全部出しきれてねえだろ? なあ? 俺とお前はまだまだこんなもんじゃねえぞ。お前が言うさ、苦しくて、つらくて、でもおもしろい。(段々大声で)もっと! もっと! もっと! もっと! 限界を超えた闘いしようじゃねえかよ。ヒロム! これからも楽しもうぜ! It’s reborn!」
【オスプレイの話】「石森が優勝していたら、未知の相手だったから分からなかったかもしれないが、次の相手もヒロムということになったから、これは俺にとっては楽かもしれない。本来ならば、レイ・ミステリオとやりたかった。『DOMINION』の前に、新日本のファンには謝っておこう。でも、ヒロムはジュニアヘビー級を背負って立つ選手にはなれないだろう。なぜなら、それは俺だからだ」
優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、進出したのはAブロックから石森、Bブロックからはヒロム、石森はヒロムとは初対戦となる。
ヒロムは読み合いからジョンウーを発射、場外へ落ちた石森めがけてのトペ狙いは、素早く戻った石森はコルタバ、ここから両者は追いかけあうも、エプロンに立った石森にヒロムが断崖式回転エビ固めを仕掛けると、石森はバク宙で着地し、ここから場外戦で南側まで雪崩れ込み、ヒロムは通路ダッシュのジョンウーを発射するが、通路でのパワーボム狙いは石森がフランケンシュタイナーで切り返し、ヒロムは転げ落ちるように階段落ちとなってしまう。
リングに戻った石森はネックロック、丸藤張りのネックツイストで首攻め、ヒロムはたまらず場外も、石森は鉄柱攻撃から客席へ叩きつけ、イスを使って首攻め、リングに戻ってエルボーから、スピードで翻弄しスライディング式ジャーマンで投げる。
石森は執拗なスリーパーも」逆フェイントからスワンダイブ狙いは、ヒロムが阻止して断崖式回転エビ固めを敢行し、石森は首に大ダメージを負い、ヒロムは串刺しラリアットから座り込んだ石森に低空ドロップキック、ぶら下がり首四の字、場外でカサドーラボム、エプロンダッシュのミサイルキック、リングに戻ってセントーンアタック、ハンドスプリング狙いも後頭部ラリアットで迎撃するなど一気に流れを変える。
ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、石森が回転エビ固めで切り返してGAME OVER改めYESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れるも、エルボー合戦からヒロムが突進すると、石森がかわしてラ・ミスティカ式YESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れようとするが、石森は回転して逃さず、石森がダブルリバースアームバーに移行したところで、ヒロムはやっとロープに逃れる。
両者は読み合いもヒロムはジャーマンで投げたところで、石森が着地し突進も、ヒロムがコーナーへスロイダーで投げてからラリアットを浴びせ、ダイナマイトブランジャーを決めるが、両者ダウンとなり、ヒロムは串刺しラリアットからサラマンダーを決め、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMBで勝負を狙うが、石森が着地してから丸藤の虎王を浴びせ、リバースフランケンシュタイナーで突き刺すも、ヒロムもリバースフランケンシュタイナーで応戦して両者ダウンとなってしまう。
膝立ちの二人はエルボー合戦も、ヒロムの左右エルボーに対し、石森はジャンピングニー、突進するヒロムにラリアットからSUWA譲りのジュンウー、串刺しダブルニーと畳みかけ、サイファーウタキから勝利を確信してブラディークロスを狙うが、逃れたヒロムはフランケンシュタイナーを狙うと、石森はパワーボムで叩きつけるが、ヒロムはDで捕獲し絞めあげる。しかし石森は持ち上げてコーナーへパワーボムで叩きつけて逃れる。
石森は無双からNOAH時代のフィニッシュだった450°スプラッシュを投下するが、ヒロムは剣山で迎撃し、石森のラリアット狙いも、切り返したヒロムはDの悪夢で突き刺してからDで捕獲、石森はロープに逃れブラディークロスを狙うが、ヒロムはTIME BOMBで3カウントを奪い優勝を果たした。
内容的には序盤こそは石森がリードしていたが、断崖式回転エビ固めで首を痛めたか一気に流れが変わった。終盤ではNOAH時代の技も繰り出し、ブラディークロスより450°スプラッシュを狙ってしまったことでNOAHの石森が出てしまった。石森の中ではやっぱりNOAHを捨て切れなかったのが敗因だったのかもしれない。
最後にヒロムはジュニアへの想いをアピールしたが、この瞬間だけ高橋広夢に戻っていた。五年前に高橋広夢としてエントリーし、全敗に終わった若手レスラーが、5年後にはジュニアの頂点に立った。時の流れは早いとしか言いようがない。しかしヒロムはバックステージインタビューでKの存在を出したが、誰なのか?CMLLに出ているKは今年メキシコへ出たばかりで、凱旋には早い感じもするが…セミではオカダがオスプレイと組んで飯伏&オーエンズと対戦し、オカダがレインメーカーで勝利も試合後にはケニーとの防衛戦で勝利を約束、オカダも時間無制限3本勝負を意識してか、休養中はしっかり体を絞り込んできていることから、長期戦を想定しているのか…
第5試合のロスインゴvs田口ジュニア多国籍軍は、連係に優るロスインゴが終始試合をリードし、SANADAがSkull EndでACHから勝利、試合後にはクリス・ジェリコからのビデオメッセージが公開されたが、寝ながら拝見した内藤は涼しい顔でジェリコを挑発、だが肝心のジェリコはまだ来日していないためか、現れなかった。
第4試合では裕二郎はヘナーレをピンプジュースで勝利も、試合後も棚橋、ヘナーレを痛めつける裕二郎、スカルに実況席で解説していたライガーが救出に入り、スカルの挑発を受けて棚橋、ライガー、そしてレイ・ミステリオとの豪華タッグでBULLET CLUBを迎え撃つことになった。棚橋だけでなく参戦が予定されているミステリオのカードも決まっていなかったことから、ライガーを交えた6人タッグに落ち着いたが、BULLET CLUBは対抗してCodyを投入するか…
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
次回大会は「保険見直し本舗Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL」6月9日(土)大阪城ホールにて16:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/6tIUOeXt9Q
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月4日【BEST OF THE SUPER Jr. 25】
-TickingTimeBomb-#njbosj #D#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/GJgzodXAuF
— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2018年6月4日The last time I saw my move ripped off that bad I —- alright, I’ll stop myself there. Dominion in 5 days. #njdominion https://t.co/bd5cLly35L
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年6月4日【BEST OF THE SUPER Jr.25】全大会が終わりました。全部の公式戦が宝物です応援ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/bMoZqpESZ9
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2018年6月4日G1の優勝旗折ったことは忘れてあげたって。
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年6月4日プロレスって面白いな~。
Jrの決勝凄かったです。
— 海野 翔太 (@njpw_shota) 2018年6月4日Congrats
Thank You❗
BEST OF THE SUPER Jr. 25☺ pic.twitter.com/YlxVBynKla
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2018年6月4日凄かった。
そして、そっくり。 pic.twitter.com/NCxd44ZQCt
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2018年6月4日PR -
最終公式戦まで大混戦だったSUPER Jr.!最後に抜け出したのは石森とヒロム!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日6月3日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1714人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○ACH(8分27秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク【ACHの話】「(※タイガーのマスクを頭に乗せて登場すると)ダッフンダ! (※報道陣を見回しながら)ダッフンダ! ダイジョウブダァ!(※親指を立てながら報道陣に確かめるように)グッ!? ……すごくいい気分だ。昔からのヒーローであるタイガーマスクに勝てるなんて。タイガーマスク、ありがとう。日本、ありがとう。ニュージャパン、ありがとう。すごく美しい経験だったよ。じゃあ行かなきゃ(※と、立ち去りながら)ダッフンダ!」
【タイガーの話】「正直、本当に今年の『SUPER Jr.』はキツかったです。ホントにいままでとはちょっと全然違うというかね、ホントにどんどんレベルも上がってる。やってる自分が言うんだから間違いないです。ホントにすごかった。ボクはオスプレイの時も言ったんだけど、やはりボクぐらいになったら相手の弱点を狙っていかなければ、全然そんな余裕もないから。まぁでも、このシリーズ通してきて、自分の中では『まだまだできるな』っていうのを感じましたよね。もちろん、最初はすごく調子良かったけど、途中から相手が止めてるっていうのもあったけど、やはりこれは自分の実力の無さですよ。これはもう仕方ないと言えば仕方ないけど、自分にもっと厳しくしなきゃいけないなっていうのを、あらためてこのシリーズで感じたし。オスプレイとの一戦もそうだったけど、『まだまだ俺はできるな』っていうのを、ホントにあそこで感じたというかね。あとは、前日の記者会見で言った通り、ボクが新日本プロレスに来て17年。やはり、この17年間連続でこの『SUPER Jr.』に出場させていただいたっていう会社の判断にものすごく感謝するし。たぶん、本来であれば『もうダメなのかな?』っていう部分もいろいろ考えてたりしたんですけど、やはり出させていただいたっていうことには、ものすごく感謝するし。もちろん、来年も出るっていう意欲もあるしね。だから、あとは自分のこの小さい身体、もちろんレスラーとしてもそうなんだけど、この新日本プロレスの17年前から比べてみんな身体が大きい選手ばかりでしたよ。そういうのを数えて17年間連続でこうやって健康というかね、出れたという自分の身体に感謝ですね。こういう若い選手とやって、『俺はまだぶっ壊れないぞ』っていうのもあるし。あとは、もちろんファンの方ですよね。ボクが優勝するとか、ほとんどの方がそんな風に思ってなかったと思うし。『まぁ、タイガーだったら、1回勝てば大丈夫じゃないか』とか『1回勝つぐらいだろ』っていう風に思ってたと思うんですけど、やはりそういう部分では一人でも応援してくれる方がいて、そういう方にホントに感謝だし。まぁ、期待をしてくれた方にはホントに申し訳ないと思うんですけど、ファンの方にホントに感謝です。このシリーズ、いろんな各地ですごい後押ししてもらって、負けても『いい試合だったぞ』って言ってもらえるし、それはそれでホントにありがたいことです。まぁ、結果はこういう結果でしたけど、ボクは常々言ってる通り、『SUPER Jr.』っていうのは何勝したから何敗したからは関係ない。強い者が最後に立ってる。それが『SUPER Jr.』だと思ってる。まぁ、負けて清々しいわけじゃないけど、ホントにこういう選手たちとみんなでできたっていう部分ではありがたいし、『また来年も頑張る』という意欲が出てきました。ホントにファンの方には感謝してます。ありがとうございました」
◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○金丸義信(9分24秒 片エビ固め)[3勝4敗=4点]×BUSHI
※ディープインパクト【金丸の話】「コレで終わりだ、『BEST OF THE SUPER Jr』。オイ、見たか、俺の試合みたか、オイ!? こんなもんだろ。やりたいことやって引っかき回す。どんだけ、(※角瓶を指差しながら)コイツの犠牲になったか。それで満足だよ」
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○田口隆祐(10分56秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)[3勝4敗=6点]×クリス・セイビン◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○エル・デスペラード(12分18秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ドラゴン・リー◇第4試合終了後◇
(2017年の3.3沖縄で中心性頸髄損傷の重症を負い、長期欠場となった本間がリングに登場。
大きな歓声と拍手、そして大「本間」コールに包まれる中、リングに上がった本間は、四方にお辞儀をする)本間「みなさ……(と話しはじめたところで、マイクがオフになっていたことに気づく。場内からは笑いが起きる)。え~、みなさまに、お伝えしたいことがあります(場内はどよめきと共に、一部から「おめでとう!」の声が飛ぶ)。6月23日、地元山形で復帰します!(場内はどよめきと大きな拍手)。以上!」
【バックステージでの本間】
――リング上で復帰を宣言されましたが。
本間「ぶっちゃけ、やっぱ怖いですけど、もう溜まりに溜まった1年3か月分の休んだ力を、6月23日山形でしっかり出したいと思います」――復帰を決めましたが、実際のいまのコンディションは?
本間「そうっすね。まぁ、やっぱりやってみないとわからない部分っていうのはあると思うんですけど、プロである以上、リングにあがったらガッチリいきますよ」――復帰戦のカードの希望は?
本間「ボクとしては、真壁さんが『おまえの場所をつくって待っててやる』って言ってたんで、そこに甘えて俺は真壁さんとタッグを組んで、誰とでもやりたいと思います。やっぱり今日、久しぶりにリングにあがってみて、リングの上からの景色は最高でした」――観客席からの声援はどのように感じましたか?
本間「いやぁ、もうホントに嬉しいですね。こんなお客さんからの声援が嬉しいんだと。ホントに嬉しかったです。本当に心の底から応援してる皆さんへ、感謝をしたいと思います。ありがとうございました」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○ウィル・オスプレイ(19分36秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×フリップ・ゴードン
※ストーンブレイカー【オスプレイの話】「少し言わせてもらおうか。俺は真の男として、この厳しいシリーズを乗り越えてきた。そして今日の相手は大変厳しかった。俺は今、世界を変えようとしている。ジュニアヘビー級の世界を変えようとしている。このリーグ戦ではジュニアヘビー級でも世界最高と言える選手たちとたくさん闘ってきたが、オカダが俺にしたことを覚えているか? 日々、闘っていく中で負けも喫し、苦汁も舐めさせられてきた。でも今日の試合を思い出してほしい。フリップ・ゴードンは素晴らしかった。今日、彼は負けてしまったが、みんなは、彼がこれからもっと頻繁に日本に来ることが想像できるだろうか? それはどうかな? 俺はここに、日本にいる。ジュニアの最強になるために、ここで試合を続けている。しかし、もし自分以外に、今の俺のポジションを牽引できる人間がいるとしたら、それはもしかしたらフリップ・ゴードンかもしれない。残念ながら、今日は彼に軍配が上がることはなかった。俺が勝って2ポイント獲得し、あとはイシモリの結果次第。もし彼が負ければ、自分が『BEST OF THE SUPER Jr』の決勝に行くことになる。それも楽しみだが、その先に何があるかというと、自分はロサンゼルスでもう挑戦を表明している。その前に大阪でのドミニオンもあるが、ロスでレイ・ミステリオと闘うことにシフトしていきたい」
【ゴードンの話】「これは予定通りだ。とても厳しい試合だった。しかし、俺の人生だっていままで楽ではなかった。モンタナ州カリスペルから出てきてここまで来た。この町出身の初のプロレスラーだ。ROHと契約し新日本プロレスに参戦することができた。プロレスラーになって3年未満の俺が、『BEST OF THE SUPER Jr.』でここまで闘うことができた。もっと勝ちたかったが、初参戦にしてはよくやったと思う。ケガもしたし、痛いし、疲れた。これで俺にとっての『BEST OF THE SUPER Jr.』は終わったが、ジュニアとしての俺はこれからだ。いま、“世界最高峰のジュニア”ウィル・オスプレイと闘うことができたのは、自分にとって最高の経験だ。シビれたし、クセになりそうだ。俺はまたここに戻って来なくてはいけない。いや、必ず戻ってくる。新日本プロレス、ありがとう。そして、すぐにまた会おう」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○石森太二(14分55秒 Yes Lock)[3勝4敗=6点]×YOH【石森の話】「(※手を叩きながらインタビュースペースに現れ)OK、OK! ちょっと苦戦してしまったけど、これでブロック通過。明日だ、明日! 明日、俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』制覇した時には、ガラッと新日本ジュニアの景色が変わるぞ! まぁ、今日の対戦相手、YOHとは昔から知ってる仲で、こうやって試合できたのも感慨深い部分もあったけど、今回はそういう感傷には浸らず、勝ちにこだわった。その結果が、こうなったと思う。とりあえず明日、向こうから誰が来るかは、まだちょっと分からないけど、ある程度自分自身、予測はついてる相手がいるんで、ソイツとできればいいな(ニヤリ)」
【YOHの話】「(※オスプレイの肩を借りのコメントブースに現れると、オスプレイに向かって)ソーリー……。ハァハァ、つなげなかった。負けちまったよ。勝てなかった。オスプレイにつなげられなかった。ハァハァ、クソッ……2年目、3勝4敗。でもね、俺が初出場の時に言った言葉。あの言葉、忘れないから。実行してみせるから。諦めてないから。必ず優勝してみせる。そのためにはもっと風を鍛えなきゃいけない。もっと鋭く、もっと大きく。でもね、『SUPER Jr.』楽しかったよ。莫大な経験になった。ありがとう。成長できたよ。あと、石森太二、強かった。勝てなかったよ。“BONE SOLDIER”石森太二、“スーパースター”石森太二。なんかね、ボクが“スター”って言ってるのもさ、少なからず彼に影響された部分もあるんじゃないかな。あとは……ソーリー、オスプレイ……負けちゃった(※オスプレイを残し、コメントブースをあとにした)」
(オスプレイは「ショウガナイ、ショウガナイ」と控室へ向かうYOHの肩を叩き見送った。そして、呆然とした表情で大きなため息をつくと、カメラに手をかざし避けるように控室に戻っていった。)◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○SHO(20分39秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×マーティ・スカル
※ショックアロー【SHOの話】「(※コメントブースに床に倒れ込む)ウゥ……言いたいことメチャクチャあるのに言えねぇ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』初出場、わかったこと、一つ……まだまだ俺、弱ぇな。俺はもう来年のことを考えてんだよ。あと1年で、俺がどれだけ強くなれるか。その強くなる過程もみんなで見て、一緒にシビれようぜ!」
【バックステージでのスカル】
※スカルが若手の肩を借りてインタビュースペースに現れると、横でチェーズ・オーエンズが「大丈夫か?」としきりに心配。「もっと氷持ってくるよ!」と控室へ。
スカル「(※しばらくうなだれていたが、笑い始めて顔を上げ、)Just Singing in the rain~(※と、『雨に歌えば』をワンコーラス朗々と歌い上げた後、メロディーはそのままで替え歌を歌い始める)♪俺はジュニアの大会に来た~、ロストバゲージも時差ボケも乗り越えて~、最初、ヒロムとKUSHIDAに2連敗しちゃった~、そこから4連勝~、でも今日SHOに負けちゃった~、これで俺のリーグ戦は終わり~、もう俺には何も見せる(『SHO』と『show』のシャレ)ものはない~♪(※と、歌い終えると急に真顔に戻って)絶対、オスプレイの首をへし折ってやる!」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○高橋ヒロム(24分15秒 D)[4勝3敗=8点]×KUSHIDA(試合終了後)
ヒロム「(リングに倒れながら)やった! やった…(そこに明日の決勝戦を闘うことになった石森が登場。コーナーに上がって何かを仕掛けようとするが、ヒロムに察知されて逃げられてしまう。そのヒロムに近づいた石森は指を銃のような形で突きつけると、一言も発さずに帰って行った。なんかさ、変な空気になっちゃった……。とりあえずやっとくか(「ヒロム」コールを要求)石森、俺を楽しませてくれるんだろうな? 明日後楽園ホールに来るお客さん、中継を見ている方々にちゃんと用意しているんだろうな、おもしろいことを。楽しませてくれるなら誰だっていいさ。明日、優勝するのはこの俺だ! だからさ、明日も明日も明日も、もっともっともっともっともっともっとみんなで楽しもうぜーーー!」【石森の話】「(※メイン後のリングに乱入後、インタビュースペースに現れ)オゥオゥオゥ(※と、リング上が映っているモニタを見上げ)やっぱりアイツか。俺も『アイツじゃねーかな』って、ずっと思ってたんだよ。やっぱアイツはすげーよ、ウン。会社も、ファンも、マスコミも、アイツを支持してるよな。でもな、そういう時、この俺、石森太二はものすごい力を発揮するんだよ。だから明日の決勝、ホント楽しみにしてろよ。最後にな、決勝に勝って笑うのは、この俺、BONE SOLDIER!タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」
【ヒロムの話】「楽しいなぁ!楽しいなぁ!『SUPER Jr.』楽しいよ!KUSHIDAさん!KUSHIDAさん!アンタと俺は、何もかも違うよ!何も、かもが、違う!でも、おたがい、やることは一つだろ!な!違う道からでもいいよ、違う道からでもいいから、おたがい、自分の、信じた道を進もうぜ!アンタとやるのはワクワクするよ!毎回、楽しみにしてるよ、それは事実だ!そして、明日の石森。触れたことのない対戦相手とやるのは、非常にワクワクするよ!どんな顔を見せてくれるんだ!? 俺に、どんな素敵な顔、素敵な悲鳴、見せてくれるんだ!? な、2人で、2人の世界、楽しもうぜ!そして、獣神サンダー・ライガー!アナタのいない、最初の『BEST OF THE SUPER Jr.』、制すのは、この俺だ!」
【KUSHIDAの話】「あぁ……いまのヒロムは俺でも止められなかった。完敗だ。完敗っすね。この『SUPER Jr.』いろんな選手が、ボクを自由にさせてくれた。なんかそんな気がします。もう、高橋ヒロム戦ふくめ、すべての公式戦が宝物……もっとプロレス勉強したいし、『SUPER Jr.』、新日本プロレス、堪能したい。そして研究したい。まだまだ、“俺の墓場”はここじゃない」
いよいよ最終公式戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、まずまだ優勝圏内に残っているタイガーはACHと対戦。場外戦でACHの逆水平を狙いは鉄柱に誤爆、これを逃さなかったタイガーは右腕攻めも、ACHは構わず右腕での逆水平で押し返し、タイガーの胸板を真っ赤にさせる。
ACHは逆水平の連打からフロッグスプラッシュを投下、掟破りのタイガードライバーから、掟破りのタイガースープレックス狙いはタイガーが逃れてタイガードライバーを決め。左肩へのキックもACHは逆水平で応戦する。
タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いはACHはサムソンクラッチで3カウントで逆転勝利となり、タイガーは脱落する。
自力突破が消滅しているBUSHIは金丸と対戦も、ウイスキーを口に含んだところで、BUSHIがドロップキックで奇襲で試合開始、ドロップキックで場外へ追いやるも、トペは岡に誤爆し、倒れたBUSHIの上に辻を投げ、更に仕切りの柵にBUSHIを叩きつける。
リングに戻ると金丸は首攻めでリードを奪うが、BUSHIはTシャツを使ってネックブリーカーで反撃し、エルボー合戦からショートレンジでのティヘラ、ミサイルキックからブレイクダンス、串刺しダブルニーからライトニングスパイラル狙いは、金丸が阻止してエルボースマッシュからスイングDDT、リバースDDT、串刺しラリアットと畳みかけるが、ブレーンバスター狙いはBUSHIが着地して延髄斬りで場外へ追いやりトペを命中させる。
リングに戻ったBUSHIはライトニングスパイラル、コードブレイカー狙いはレフェリーと交錯させ、金丸はウイスキーミストは口をふさいだBUSHIが毒霧からBUSHIロール、そしてMX狙いは金丸がレフェリーと交錯させると、ウイスキーミストからディープインパクトで3カウントを奪い、BUSHIも敗れてしまう。2敗のオスプレイvs3敗のゴードンは、オスプレイが押し込んでブレーク、シェイクハンドと見せかけてキック、マッチアップは互いにヘッドスプリングで飛び起き、、キックをキャッチし合い、ゴードンが場外のオスプレイにノータッチトペコンもオスプレイがかわしてゴードンが着地すれば、オスプレイのサスケスペシャル狙いもゴードンがかわしてオスプレイが着地するなど、互いに意地を張り合う。
リングに戻って読み合いからゴードンがドロップキック、逆水平、サッカーボールキックから片足でのその場飛びムーンサルトも、チャパリータASARIばりのロンダードキック狙いは、オスプレイがかわし串刺し低空ドロップキックを放ち、オスプレイはエルボースマッシュ、逆水平、腕を固めてハンマーロックからブリッジと腕攻めを繰り出せば、ゴードンは読み合いからジャンプしてのコンプリートショットからラリアット、スワンダイブ式ドロップキック、セカンドロープに飛び乗ってスピアーと譲らない。
オスプレイはゴードンの串刺しをハイキックで迎撃してトップロープからの619、コーナーへ昇るもゴードンはジャンピングハイキックで場外へ出してトペを狙うが、エプロンに戻ったオスプレイはスワンダイブフォアアームから正面へのサッカーボールキックも、ゴードンは正面から受けきり、オスプレイはキャッチするゴードンにエルボーからストーンブレイカー狙いはゴードンが逃れてジャンピングニー、オスプレイはマウスからジャンピングハイキックを放てば、ゴードンはオーバーヘッドキックで応戦、両者ダウンからエルボー合戦も、ゴードンはバックフリップからその場飛びシューティングスタープレスを投下し。コーナーからの攻撃を狙うが、オスプレイが設置式トラースキックで阻止する。
オスプレイは雪崩式狙うが、エプロンに着地したゴードンが下からトラースキックで場外へ落とし、スワンダイブトペコンを発射をしてから、リングに戻って3回転半の切り込みプレスを投下する。
ゴードンはブレーンバスター狙いはオスプレイはスタナーで切り返しオスプレイはリバースブラディーサンデー、コークスクリューキックからオスカッター狙うが、ゴードンがスーパーキックで迎撃しフォーフリッピースプラッシュを投下も、オスプレイが足を立てて迎撃する。
オスプレイはロープに宙吊りになったままのゴードンにシューティングスタープレス、背後からトラースキックからエセックス・デストロイヤーから、雪崩式ストーンブレイカーを狙うが。逃れたゴードンはコーナーで殴り合い、ゴードンがナックルがスワンダイブも、オスプレイがオスカッターで迎撃してストーンブレイカーで3カウント、オスプレイが激戦を制したが優勝決定戦進出は石森vsYOHの結果待ちとなり、この時点でオスプレイ、石森に敗れているYOHの脱落が決定する。石森vsYOHは、YOHがリーブロックからジャンピングエルボーアタックで場外へ出すとノータッチトペコンを発射、リングに戻って何度もカバーで石森のスタミナを奪う。しかし串刺し狙いは石森が逆フェイントからスピードで翻弄し、スワンダイブ雷電ドロップを投下して一気に流れを変え、セカンドロープに倒れるYOHの後頭部にレッグドロップ、丸藤張りのネックツイストと首攻めも、串刺しダブルニー狙いはYOHがかわし、石森のキックをキャッチしてドラゴンスクリューを決め、石森の串刺しをかわしたYOHはロープ越しのハイキック、背中へのダイビングフットスタンプ、ネックブリーカーからバックブリーカーの連続技と畳みかけるが、エルボースマッシュから突進は石森はかわして高速ティヘラで場外へ出し、バミューダトライアングルを発射する。
リングに戻った石森はデスバレーボムからHi69譲りのトランスレイブ、KENTA譲りのGAME OVERことYes Lockで捕獲、石森はドロップキックもYOHはアイルビーバックで戻るが、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックを決めれば、YOHはトラースキックで応戦し、エルボー合戦も、エキサイトした石森が杉浦貴ばりの鬼エルボーで鎮圧する。
石森は雪崩式フランケンシュタイナーを狙いが、、YOHが阻止して石森をコーナーにセットし雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技を決め、ファイナルカット狙いは石森が逃れてサイファーウタキ、ブラディークロス狙いもYOHが丸め込みで切り返すも、、ファイブスタークラッチは石森がYes Lockで切り返してYOHがギブアップ、NOAH時代経験した技も繰り出した石森がAブロックを突破して優勝決定戦に進出する。Bブロックは辛うじて優勝決定戦進出の可能性が残っているスカルがSHOと対戦し、SHOは敢えてスカルの土俵であるグラウンドに挑むも、スカルがストンピングの連打から仕掛けると、SHOを場外へ出してエプロンから低空でのトラースキック、エプロンめがけてバックドロップ、リングに戻ってニー、手首を固定してストンピング、両膝裏を踏みつけ、串刺しハイキックから脇腹へバトンキック、そして足をクロスして腕を固めてのジャベとリードを奪う。
スカルはリバースゴリースペシャルからコーナーに叩きつけ、雪崩式ブレーンバスターも、突進はかわしたSHOがスピアーを放ち、串刺しラリアットの連打からカウンターラリアット、ぶっこ抜きジャーマンはスカルが足を踏んで逃れるが、エプロンにスカルを座らせたSHOはスライディングキックを放ち、場外に落ちたスカルの腕にランニングローキックを浴びせる。
リングに戻ったSHOはブレーンバスター狙いは、スカルが肘へのエルボースマッシュで阻止もも、SHOはバッククラッカーから腕十字で捕獲、スカルは逆水平からエルボースマッシュで返し膝への関節蹴り、SHOはトラースキックもスカルは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
スカルはエルボースマッシュからエルボー合戦で殴り合い、ラリアットも相打ち、張り手も相打ちでダウンで両者ダウンも、スカルは腕を固めてフットスタンプから突進はSHOがキャッチしてジャーマンもスカルはサムソンクラッチで切り返す。
キックアウトしたSHOはラリアット、パイルドライバー、そして勝利を確信して弓引きポーズも、スカルが指折りの連打からニーで反撃し、後頭部にニードロップの連打も、傘での一撃はSHOが奪ってへし折り、ラストライド式バッククラッカーからショックアローは指に力が入らず失敗する。
スカルは突進もSHOはジャンピングニーで迎撃すれば、スカルはラリアットで応戦、チキンウイングフェースロック狙いはSHOが押さえ込みスリーパーで捕獲、ミドルキックからジャーマン、そしてスリーパーで捕獲し胴締めへ移行も、スカルはコーナーから浴びせ倒し、スカルは後頭部にフットスタンプからトラースキック、膝にSHOの頭を固定してエルボーの連打とシャープセンセーションのように打ち込んでいく、スカルはチキンウイングフェースロックで捕獲するがパワーで振りほどいたSHOは強引にショックアローで3カウントを奪い、スカル脱落は脱落する。メインのKUSHIDAvsヒロムは序盤は長時間ロックアップの攻防を繰り広げるが、ヒロムがいきなり断崖式回転エビ固めを仕掛け。阻止したKUSHIDAがハンドスプリングキックを放つと、場外のヒロムにコーナーからトペコンを発射、リングに戻ってからKUSHIDAは左腕攻めからリバース水車落としから腕固め、更にスカルのように左腕を固めたまま踏みつける。高速ブレーンバスターからキーロックとリードを奪う。
KUSHIDAはヒロムの左腕にキックからショルダーアームブリーカー、だがハンドスプリングエルボーはヒロムがキャッチしてジャーマンで投げ、場外に逃れたKUSHIDAにエプロンからドロップキックを放ち、リングに戻って逆水平、串刺しラリアット、スライディングキックと攻勢をかけ、ヒロムはフェイントからぶら下がり首四の字で絞めあげ、KUSHIDAは口から泡を吹いて意識が朦朧となる。
それでもKUSHIDAは読み合いを制して側転からドロップキック、コーナーへのシェルショック
、そしてホバーボードロックを狙うが、逃れたヒロムはフランケンシュタイナーからDを狙う。しかしKUSHIDAは腕十字で切り返し、左腕へのドロップキックからホバーボードロック狙いはヒロムは逃れ、突進するKUSHIDAにスパインボムを決める。
ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、逃れたKUSHIDAはオーバーヘッドキックで阻止してから突進も、ヒロムはコーナーへスロイダーで投げ、サラマンダー狙いはKUSHIDAが堪えて阻止し、再度コーナーに昇ってきたヒロムに雪崩式アームブリーカーを決める。
KUSHIDAは腕へのエレファントキックからホバーボードロックで捕獲、ヒロムは逃れようとするが、KUSHIDAはバックトゥ・ザ・フューチャー狙いは、ヒロムは強引にダイナマイトブランジャーを決め、KUSHIDAはマサヒロタナカを狙うがヒロムはDで捕獲、KUSHIDAはロープに逃れるが、ヒロムは垂直落下式ダブルアームドライバーことDの悪夢で突き刺すとDで捕獲して、KUSHIDAはギブアップ、ヒロムがBブロックを突破して優勝決定戦に進出、試合後に倒れながらもアピールするヒロムに、突如石森が現れてコーナーからの攻撃を狙うが、ヒロムは慌てて逃れるも、最後は無事締めくくった。これで優勝決定戦は石森vsヒロムになったが、石森は昔の高橋広夢は知っているだろうが、高橋ヒロムになってからは初対決、ある意味新鮮でもあるが、石森にしてみれば対戦経験のあるKUSHIDAの方がやり易かったのかもしれない。リーグ戦全体を振り返るとデスペラードが負け越したが、内容を残し、SHO&YOHの3Kもシングルで通用できることも充分にアピールできた。3Kの二人はいつシングルの王座に挑戦するかを期待したい。
最後に第4試合後に中心性頸髄損傷で1年3ヶ月欠場していた本間が6・23地元・山形で復帰することを発表した。先日「ダウンタウンDX」にて結婚を公表したが、やっと念願の復帰、一時は選手生命も危ぶまれただけに、この復帰は嬉しい。本間が復帰まで戦ってきた1年3ヶ月というものを充分に見せつけて欲しい。
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。いよいよ、明日6月4日(月)は「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦!後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/UpVMhmXDsM
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月3日Tonight I flew high and gave everything I had.... and yes I flip with my eyes closed (Zoom in) pic.twitter.com/uCJHMH1xIa
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年6月3日Right in my feels, man... https://t.co/E8RNjw9wHP
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2018年6月3日後楽園ホールの控室。2人の男が顔を会わせました。2人ともリングに再度上がるために血のにじむ努力をしています!本間選手と柴田選手。ファンの皆様、関係者、レスラーのみんなは2人がリングに上がる日を待っています。頑張って下さいね☆ #奇跡の写真! pic.twitter.com/4jL7n5E5dV
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年6月3日 -
BブロックはKUSHIDA、ヒロム、スカルに絞られ、ラストスパートの後楽園2連戦へ
6月2日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」群馬・ニューサンピア高崎 1515人 超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○岡倫之 海野翔太(8分27秒 逆エビ固め)ACH ×辻陽太 上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
YOH ○YOSHI-HASHI(8分33秒 バタフライロック)石森太二 ×チェーズ・オーエンズ◇第3試合◇
▼20分1本
○フリップ・ゴードン トーア・ヘナーレ(9分24秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ ×外道
※フォーフリッピースプラッシュ◇第4試合◇
▼20分1本
EVIL SANADA ○BUSHI(8分26秒 片エビ固め)鈴木みのる 金丸義信 ×TAKAみちのく
※MX◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○クリス・セイビン(12分14秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×エル・デスペラード
※グレイドルショック【セイビンの話】「ワオ……この試合、みんなに聞かれるわけもなく、決して100%で迎えたわけじゃない。それに俺の入場時を襲ってきて、リングアナウンサーに紹介されることなく試合が始まった。そういうことをしなかったなら、俺は彼にリスペクトの気持ちを持って闘った。だけど、それをあいつは拒否した。だったら、やり返すまでだ。あいつはイスを持ち出して来て、殴りかかってきた。ほかの選手はそれに対応するだけの準備ができてなかったんだろう。だけど、俺は違っていた。だからお前を倒したし、ワン・ツー・スリーを奪った。2点を獲得したのは俺だ。それでこの試合は終わり。このトーナメント(リーグ戦)は厳しい闘いが続いた。何度もイスで殴られたし、だけど素晴らしいファンの声援で闘い抜けた。俺はこのツアーで学んだことはあるどんなに汚い手を使われても、テクニックだけで対抗できる。“目には目で”イスなんて使わなくても、それだけのテクニックを身につけていたら勝てるってことをな。相手が持っているイスごと、スーパーキックで吹っ飛ばすとかね。ダーティーなテクニックは、本当のテクニックには通用しない。それがわかっただろ?」
【デスペラードの話】「(※頭を抱え込むようにアイスパックで冷やし、フロアに倒れ込む)ああ、痛え……。ああ……ウソッ。頭から落としやがって、あいつ。そんなに俺とノブさん(金丸)が持ってるタイトルが欲しいか? ああ、この野郎。大事な大事な公式戦で、こんなことしやがって。おい、これで俺、決勝に行く目、どうなった? 潰れたか? (※返答が変えってこず)知りません……そんなもんだな。だけどな、こないだも言ったな。闘いはなにもリングのみだけじゃない。全員が決勝の当日、下痢で動けなかったら、それはそれで俺のタイトルマッチ、いや、決勝、それが見えてくるわけだ。どんな手使ったっていい。それと、明日(の相手)誰だ? ドラゴン・リーか。ドラゴン・リー、楽しもうぜ。テメエがCMLLに上がってエストレージャ(スーパースター)になる前からお、俺はオメエのこと知ってるんだ。お前の嫌いなもん、好きなもん、好きなタイプ、どこに住んでる、何年やってる……全部知ってんだ。決勝(進出)の目はつぶれた。だったらよ、人の足、引っ張るまでだ……」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○マーティー・スカル(15分42秒 首固め)[2勝4敗=4点]×田口隆祐【スカルの話】「お前もまた別の“勘違い男”だったな。俺の方が優れてる、最高であることがわかっただろ。これで5勝か? ん、4勝か。ここまで4勝。“THE VILLAIN”は駆け抜けてきた。俺はここまでも、そしてこれからも“ナンプティハンター”の道を突き進む。勘違い男を消し去るまで。まだまだこれからも勝ち続ける。そして(IWGP)ジュニアヘビー級チャンピオンのオスプレイよ、さあ“THE VILLAIN”が迫り来てるぞ。恐怖が募って来てるんじゃないのか? 俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』を制して、IWGPジュニアヘビー級に挑戦する。そしてお前の首をへし折ってやる……」
【敗れた田口監督の談話】「(※インタビュースペースに座り込んで)ああ、あれは知ってるやつだ。靴脱げるのは、知ってるやつだよ……。ダメだ……ああ……。レフェリーに(スカルの)タップを見逃されたのは、しょうがないとして、そのあと、(シューズの)紐が……足首獲りにいって、(紐が)緩いのはわかったから、引っ張ったら、靴を引っ張り過ぎた。(それで脱げてしまうのは)見たことあるはずだ。簡単に言うと、エディ・ゲレロでしょう。エディ・ゲレロの、エディ・ゲレロの仕様の靴を履いておきながら、エディ・ゲレロの真似を食らってしまうのは、なんでしょう、なんでしょう……。ああ、やられた。やられた。終わり。終わり。終わりです。終わりですよ。わあ、これで終わりか……。わあ、引っ張んなきゃよかった、靴。引っ張んなきゃ……引っ張んなきゃ……。最後、引っ張んなきゃ決まったな。引っ張んなきゃ決まったんだ。うわあ、ゆっくり引っ張って大丈夫だったから、もうちょっと真ん中持ってこようと思って引っ張ったら、やられた……。抜けないと思ったら抜けた……。抜いちゃった。抜いちゃった……抜けないと思ったら、抜いちゃった……。はあ、抜いちゃったよ……。クソッ。抜いちゃった。しょうがない。抜いちゃったものは、しょうがない……。抜いちゃったものは、しょうがないッス……。抜いちゃったら、なにされてもしょうがない。丸め込まれても……丸め込まれても、しょうがないよ。はあ、クソッ……。終わっちゃった。まだ、明日もありますけど、誰よりも早く、今、この時点から、来年に向けて調整に入ります。来年に向けて調整に入りたいと思います。1年かけて、1年をかけて、90kgから87kgへ下します。1年あれば大丈夫でしょう。3kg落ちるでしょう。(※自分に言い聞かせるように)よし。よし……。また、頑張ります」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○高橋ヒロム(16分19秒 D)[2勝4敗=4点]×SHO【ヒロムの話】「(※自作の攻略本を手にインタビュースペースに戻ってくると、フロアに両ヒザを着いて)あのような試合をして、コメントできる余裕は、あんまりない。田中、田中、いやSHOは、素直に面白かった。次はKUSHIDAだな。俺は、悪いが、お前の決め合いっこ、ロープワークなしのプロレス、飛ばないプロレス、お前に付き合う気はさらさらない。いろんなプロレスがあって面白い、俺はそう思ってるから。最後に、一つだけ……H、E、S、Y……まだまだ先の話だ」
【SHOの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなりフロアに腰を落として)ここで……ROPPONGI 3KのSHOよ、ここで(星を)落としてどうすんだ? お前よ、この『SUPER Jr.』、優勝するために、いままで、いろんなものを犠牲にして、ここだけに懸けてきたんじゃねえのかよ? こんな大事なとこ落としてどうすんだよ? でも、高橋ヒロム……俺はこのBブロック、一番パワーがあって、どんな関節技かけられても、パワーで悲劇ってやろうと思ったのに、あいつのD? DだかEだか、なんだか知んねえよ。あのトライアングル(チョーク=三角絞め)は本物だ。あと、ちょこちょこって作戦立てて、再戦してやる。のこり1戦だろ? 俺はもう、来年の『SUPER Jr.』、見据えてんだよ。残り1戦、その“ROAD to SUPER Jr. 26”のための一戦だと思って、マーティ・スカル、絶対、倒してやる」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○KUSHIDA(18分17秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ドラゴン・リー(試合終了後)
KUSHIDA「グラシアス(ありがとう)、ドラゴ・リー。皆さん、ドラゴン・リーに大きな拍手を(※大拍手)。グラシアス! なんとか、優勝戦線、生き残りました!(※と言って大拍手の中で拳をあげる) よし! よし!(※と言いながら座って小さくガッツポーズ) 今日は本当にたくさんのご来場ありがとうございました。そして、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』、地方大会、メインイベントを奪取することができました(※大拍手)。残りのひとつ、公式戦も必ず勝って、2連覇を群馬の皆さんに約束します(※大拍手)。それでは、ご起立いただけますでしょうか? 一本締めで。来年の公式戦も、すべての大会がJr.ヘビー級がメインになりますように。皆さんの願いを協力して下さい。それでは行きます。『よぉ~』で、『よぉ~』で行きます。はい。もったいですね。『よぉ~』と言えばこの場が終わってしまうなんて。ずっとこうしてます。ちょっと黙ってましょうか!?(※と言ってリング上で大の字になると場内が大『KUSHIDA』コールに包まれる。そこからKUSHIDAが立ち上がり、大拍手の中で四方の客席に向かって礼) よし! それじゃ行きます! 来年も公式戦が、メインイベントになりますように。そして、KUSHIDAの2連覇を願いまして! よぉ~~!(※KUSHIDAと観客が一斉に一本締め&大歓声)」【グッズ売り場でのKUSHIDA】
(KUSHIDAは試合後にTシャツのサイン会に直行、その終了後に、特設売店に報道陣が囲んでコメント)
KUSHIDA「19歳の時に初めてメキシコ行って、いろんなメキシコ人を見てきましたけど、ドラゴン・リーみたいなメキシコ人、ああいうタイプは初めてですね。なんかもう、規格外。今まで見てきたどのルチャドールより、ルチャ・リブレの枠をはみ出たすごい選手でした」--そのドラゴン・リーに勝ったことで、ダイブ優勝が近づいてきたと思うんですけど、そのあたりは?
KUSHIDA「ンー……まだ近づいたのか、ダメージで遠のいたのかは定かじゃないですけども、例年ね、公式戦最後の一つっていうのは、もうヘロヘロのボロボロの中で、その中でしか出せない技とか、力とかありますんで、その“火事場のクソ力”に自分自身、期待して。最後(の相手)、ヒロムさんなんで」--自信の方は?
KUSHIDA「自信は……あります(※キッパリと)。2連覇の自信もあります。いろんな引き出しの中に、荷物入れてきましたんで。あとはもう、最後、体が動かない中、インスピレーションが……。『BEST OF THE SUPER Jr. 25』、最後まで堪能させていただきます」--とりあえず、高橋ヒロム選手に勝てば、文句なしで決勝進出です。
KUSHIDA「オー、そこまで来ましたか……。なんかでも、ドラゴン・リー戦の前も“負けたら……”とか、そういうこと度外視して公式戦闘ってきますので……そうですね、あと一つ、(力を)振り絞って、そしてもう一つ、優勝決定戦の空気を、何度も言いますけど、あの空気をもう1回、味わいたいです」--今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』、全戦ジュニアがメインという以上に、ジュニアだけでシリーズを回っているという感じですが、その点の印象は?
KUSHIDA「もう十二分にありますね。まあ、ここだけの話、高橋ヒロムだったり、ウィル・オスプレイだったり、あとSHO……Bブロックの選手みんなメインイベントを張るカードがジュニアの中に出てきて、僕がセミで自由に暴れまわる試合っていうのも、それはそれで、そのおかげでっていうか、試合順もいろいろ考慮しながら自分を当てはめて、存分にすべての公式戦をエンジョイしてきましたんで、もうすでに全部の公式戦は宝物ですね。あともう一つ、高橋ヒロム戦、公式戦で宝物を一つ増やします」【リーの話】「(※インタビュースペースに入ってからも、しばらく無言でカメラに背中を向けたまま。振り返って)KUSHIDA、今日はドラゴン・リーのすべてをぶつけた。お前がニュージャパンのスペルエストレージャ(スーパ―スター)であることを純粋に感じた。CMLL、そしてROHを含めても、最高のルチャドール(プロレスラー)だ。KUSHIDA、今日はお前に勝利の女神がほほ笑んだ。だから、今日のところはコングラッチュレーション(おめでとう)と言っておくよ、アミーゴ」
「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロックも最終公式戦目前で混戦となり、2連覇を狙うKUSHIDA、リー、スカル、ヒロムをトップグループに田口、セイビン。SHO、デスペラードが追いかける
3敗同士のセイビンvsデスペラードは、先入場のデスペラードが後入場のセイビンを襲撃して試合開始となり、場外戦でセイビンを痛めつけた後で、ニュートラルコーナーにセットしたイスにセイビンを直撃させ、ロープを使ったチョーク攻撃で先手を奪ったかに見えたが、セイビンは雪崩式ブレーンバスターで反撃すると、トラースキック、トルネードDDTで一気に流れを変え、デスペラードが場外に逃れても、プランチャで追撃、更にデスペラードをイスに座らせてエプロンからトペコンヒーロでダメ押しする。
リングに戻ったセイビンは雪崩式フランケンシュタイナー、後頭部へのミサイルキックと畳みかけるが、突進を狙ったところでデスペラードがレフェリーを盾にすると、気を取られたセイビンに横からスピアーを炸裂させ、ギターラ・デ・ムエルタからピンチェロコで勝負を狙う、
しかしセイビンが堪えると、デスペラードはセイビンとレフェリーを交錯させ、イスを持ち出すが、セイビンがラリアットを浴びせ、最後はグレイドルショックで3カウントとなり、デスペラードは4敗目で脱落となってしまう。田口vsスカルは、スカルの怪鳥ポーズに対し、田口はニワトリポーズで対抗するが。ハンマーロック狙いをスカルがスピンして切り返し、田口も真似を狙うが失敗、スカルの股下くぐりからのスクールボーイ狙いを田口は真似しようとするがまた失敗に終わり、諦めた田口はスカルに健闘を称えてグータッチ狙いも、スカルは指折りで返答を狙うと、田口は慌てて逃れる。
田口はリバースフルネルソンで捕らえると、スカルは掟破りのヒップアタックを放ち、逆にリバースフルネルソンで捕獲も、田口のヒップアタック狙いは失敗して卍固めで捕獲されてしまう。
スカルは回転エビ固めをねらうが、田口が雷電ドロップを落とすと、スカルはかわして自爆し、スカルが逆に雷電ドロップを投下、それでも田口はジャンピングヒップアタックで活路を見出し、場外に逃れたスカルにプランチャも自爆してしまうと、スカルはエプロンから低空トラースキックを放つ。
リングに戻ったスカルはサーフボードストレッチ、バッククラッカーと攻め込むと、田口はジャンピングヒップアタックで反撃して、ランニングヒップアタックでスカルを場外へ追いやってから、三角飛びプランチャ、リングに戻ってスワンダイブヒップアタック、再び場外へ逃れたスカルにノータッチトペコンと一気に流れを変える。
スカルの低空トラースキックも、田口はジャンピングヒップアタックで応戦するが、延髄斬りはかわされると、両膝砕きから雪崩式ブレーンバスター、場外に落ちた田口に低空トラースキックも、キャッチした田口はアンクルホールドで捕獲、しかしスカルは脚力で弾き飛ばすと、田口は鉄柱に直撃してしまう。
スカルはスイングDDTから指折りを決めるも、勝利を確信してアピールしたところで田口が延髄斬りを放ち、ギタってからケツイェで勝負を狙うが、キャッチしたスカルはチキンウイングアームロックで捕獲、しかし後方回転した田口はラ・マヒストラルで切り返し、スカルも切り返してリバースネックブリーカーで叩きつける。
スカルは傘を持ち出すと、田口が奪ってレフェリーに渡し、股間を押さえて反則を訴える、フロリダマジックを狙い、レフェリーとスカルが揉めている隙を突いて田口が丸め込み、タイガースープレックスを決め、どどんで勝負を狙うが、スカルは後ろ向きに走るとレフェリーと交錯してしまう。
田口はオーマイ&ガーアンクルで捕獲し、スカルはギブアップも、レフェリーは倒れたままで未遂となってしまい、スカルはチキンウイングフェースロックを狙うが、逃れた田口はオーマイ&ガーアンクルで捕獲、ところがあらかじめシューズの紐を緩めていたスカルのリングシューズが脱げてしまうと、驚く田口の隙を突いてスカルが首固めで3カウントを奪い、策に溺れて敗れた田口は脱落となってしまう。2敗のヒロムvs3敗のSHOは、ヒロムをエプロンに追いやったSHOが低空ドロップキックで場外へ落とすと、エプロンダッシュのローキックをヒロムの腕に浴びせ、ショルダーアームブリーカーなどで左腕を攻める。
SHOが再度ヒロムを場外へ追いやり、エプロンダッシュのローキックを狙うが、かわしたヒロムがリング下から断崖式パワーボムを敢行してSHOに大ダメージを与え、リングに戻ってからSHOをセカンドロープに直撃させてから、ロープを蹴り上げ、低空ドロップキック、串刺しラリアットと畳みかけた後で、ぶら下がり式首四の字で捕獲、場外に落ちたSHOにエプロンからミサイルキックを発射する。
リングに戻るとヒロムはブレーンバスターを狙うが、SHOが切り返して前方へ投げると、ヒロムの腕を持ったままローキック、トラースキックを浴びせ、バッククラッカーから腕十字で捕獲、そしてロープへ振ろうとするが、ヒロムはジャンピングパワーボムを決め、起き上がったSHOも串刺しラリアットで応戦すれば、ヒロムも追走して串刺しラリアットで返し、ジャーマン合戦を繰り広げるも、SHOが連続ジャーマンで競り勝つ。
両者はラリアット合戦となるが、これもSHOが競り勝ち。ジャーマンからショックアローを狙うが、逃れたヒロムはスーパーキックからダイナマイトブランジャー、起き上がったSHOもジャンピングニーで応戦も、ヒロムはコーナーめがけてフロントスープレックスで投げる。
ヒロムはTIME BOMBで勝負を狙うが、SHOは腕十字で捕獲し、ミドルキックを乱打も、ヒロムはスーパーキックの連打からDで捕獲、だがSHOは持ち上げて餅つきパワーボムから変形バッククラッカーを決める。
ヒロムはジャックナイフ式エビ固めを仕掛け、SHOがキックアウトしたところでDで捕獲。SHOは叩きつけて逃れようとするが、無念のギブアップとなり、ヒロムが4勝目をマーク、SHOは4敗目で脱落となる。
メインのKUSHIDAvsリーは、リーがティヘラでKUSHIDAを場外へ追いやると、トペフェイントで牽制するが、間が空いた隙を逃さなかったKUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲、ロープを使った変形コブラツイストやキーロックと腕攻めで先手を奪うも、アームホイップで反撃したリーは場外へ逃れたKUSHIDAにノータッチトペコンを発射、リングに戻ったリーはドロップキック、エルボー、串刺し低空ドロップキックとリードを奪う。
リーは変形牛殺しからローキックを狙うが、かわしたKUSHIDAがスクールボーイで丸め込み、リーもリバースダブルアームバーで切り返すが、KUSHIDAはハンドスプリング式ニールキックでリーを場外へ追いやり、コーナーからトペコンを炸裂させる。
リングに戻ったリーにKUSHIDAはミサイルキックを放つと、ムーンサルトプレスを狙うが、リーは剣山で迎撃し、KUSHIDAの延髄斬りに対して、リーもジャンピングニーで応戦、両者は場外へ転落した後でエルボー合戦を場外カウントギリギリまで繰り広げる。
KUSHIDAはウルトラウラカンラナから腕へのエレファントキックを決めると、ホバーボードロックを狙うが、逃れたリーはトラースキック、ヒロムもマサヒロ・タナカを狙うが、かわしたリーはスリーパーで捕獲、だがKUSHIDAはホバーボードロックで切り返し、リーは慌ててロープに逃れる。
KUSHIDAはリーの腕にドロップキックも、リーはロープの反動を利用してのジャーマンで応戦、脇固めからパロスペシャルで捕獲すると、ロープに逃れたKUSHIDAにハーフネルソンスープレックスで投げてからジャンピングニー、KUSHIDAもマサヒロ・タナカを狙うが、リーが打ち返してクロスカウンターとなり、リーがPKからKUSHIDAをコーナーに宙吊りにしてパラダス・エネル・ペチョを投下する。
勝負に出たリーはデスヌカドーラを狙うが、KUSHIDAはDDTで切り返しバックトゥザフューチャー狙いは、首固めで切り返したリーがジャンピングニーからリバースフランケン、そして再度デスヌカドーラを狙う。ところがKUSHIDAはバックトゥザフューチャーで切り返して3カウントとなり4勝目を獲得、試合後はリーと健闘を称え、2連覇をファンに約束して1本締めで締めくくった。BブロックはKUSHIDA、ヒロム、スカルがトップグループ、セイビンとリーが追いかける展開となってラストスパートを迎えることになったが、実質上トップグループの3人に絞られた。しかしスカルはSHOに勝ったとしてもKUSHIDAとヒロムとの直接対決に敗れていることもあって、KUSHIDAとヒロムが引き分けにならない限りは優勝決定戦進出は厳しい。そうなるとヒロムとKUSHIDAのどちらに絞られる。
明日の後楽園で最終公式戦が行われるが、誰が優勝決定戦に駒を進めるのか?【高崎大会終了】本日も沢山のお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。明日6月3日(日)は、後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/PHEEXbbeuf #njbosj #njpw pic.twitter.com/UITCBa9fay
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月2日Buen encuentro amigo felicidades @KUSHIDA_0904
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragon_leecmll) 2018年6月2日 -
Aブロックは石森とオスプレイがトップでラストスパートも、YOHが逆転へ向けて風を吹かせた!
5月31日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」青森・八戸市東体育館 1426人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
KUSHIDA ○海野翔太(8分48秒 逆エビ固め)ドラゴン・リー ×上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
マーティ・スカル ○チェーズ・オーエンズ(10分29秒 片エビ固め)田口隆祐 ×岡倫之
※パッケージドライバー◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる エル・デスペラード(9分13秒 体固め)クリス・セイビン ×トーア・ヘナーレ
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 高橋ヒロム(7分54秒 エビ固め)YOSHI-HASHI ×SHO
※デスティーノ◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[3勝3敗=6点]○BUSHI(11分58秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×フリップ・ゴードン
※MX【BUSHIの話】「これで3勝3敗か。持ちこたえたのか? もうアウトなのか? まあ、この後の公式戦の結果次第だろうけど、今日の公式戦、スリーカウントを聞いたのは誰だ? スリーカウントを取ったのは誰だ? リングに最後に立ってたのは誰だ? 次の公式戦は金丸か……後楽園でのジュニアタッグの借りは、後楽園で返してやるよ。楽しいにしとくぜ。En Serio、マ・ジ・で……」
【ゴードンの話】「(※首を押さえながら)キツイ闘いが続くなあ……。今日、負けてしまったけど、自分にとっては学んだことがあった。たくさんのことを、毎日の試合で学んでいる。だけど、リングは待ってくれない。闘いは待ってくれない……」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[4勝2敗=8点]○石森太二(11分57秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×ACH
※ブラディークロス【石森の話】「効いた……。A・C・H、すべてぶつけてきたね。でも、最後はコンディションの差。あと、(※自身の右胸を軽く叩いて)ここ、ハートの強さ。これで4勝。勝ち点も8。公式戦は、残り1試合。次はYOH。きっちり潰すよ。この『BEST OF THRE SUPER Jr.』、制するのは……オスプレイ? 違うよ。KUSHIDA? 違う。ヒロム? 違う……。この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ。It’s REBORN!」
【ACHの話】「終わった……いろいろ言ってきたけど、彼に対するリスペクトの気持ちは失ってない。それは俺にとって、とても重要なことなんだ。彼とはこれまでと全く違う状況に身を置くことになったけど、俺の気持ちは変わってない。彼が俺のことをどんなに悪く言おうとも、俺の彼に対する気持ちは変わらない。正直言うと、怒りの感情も俺に中に生まれていた。だけど、それがすべてじゃないし、それが彼との関係を支配してるわけじゃない。どちらが上っていうこともなかったし、今でも対等だ。例え英語とフランス語でしゃべっても、それで崩れるような関係じゃないし、嫌になることもない。今夜、勝ったのは彼だ。俺にとっては残念な結果だけどね。これで、このトーナメント(リーグ戦)で優勝する可能性は消えてしまった。そのかわり、ほかの誰も優勝させるな。ほかの誰もだぞ。イシモリ、お前が優勝するのだぞ。オスプレイも倒しているんだからな。これでイシモリは、俺から遠く離れたところに行ってしまう。それはそれで、素晴らしいことだ。次、俺がお前を倒すから。お前のところまで、たどり着いてやる。とにかくこれで一つの区切りだ。あくまで区切りな。イシモリとチェスをしてるような感じだ。彼にも俺の気持ちが伝わってくれたならうれしい。いや、伝わったと思っている。直接、話さなくてもな。だから、こうやって笑みがこぼれてしまうんだろうな。また彼とは闘う時が来るはずだし、闘わないといけない。イシモリ、お前は俺のお気に入りのレスラーさ。お気に入りの人間さ。一緒のこのトーナメントに参加できてよかったよ。それも、同じBブロックでね。とにかく、これで俺たちの第一章が終わった。オカ!(※と叫んで、岡が手にしていたAAWヘビー級のベルトを受け取る)。さて、もうすぐ家に帰って、愛犬の顔が見れるな……。とにかく今は、彼に『ありがとう』と言っておくよ」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[4勝2敗=8点]○ウィル・オスプレイ(12分5秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×タイガーマスク
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「(※首を押さえながら)ここで負けていたら、俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は終わっていた。去年、ライガーと闘った後、彼は自分にジュニアを託してくれた。ジュニアヘビー級を、もっと高いレベルに持っていってくれとね。だからこそ今日、タイガーマスクを全身で感じた。単に公式戦というだけでなく、俺にとってはライガーから受け取った言葉がウソでないということをみんなにお見せする闘いだった。彼は遠慮なく俺を蹴ってきたし、弱点を攻めてきた。うまくストームブレイカーが決まったからよかったものの、どうなるかわからない闘いだった。死んでしまうんじゃないかっていう思いが頭をよぎったほどだ。あそこで決まっていたなったら、また違った結果になっていただろうし、本当にラッキーだったとしか言いようがない闘いだった。俺がタイガーマスクに勝ったんじゃない。ストームブレイカーが俺を勝たしてくれた。本当に“死闘”といっていい闘いだった。タイガーマスクにもストームブレイカーが通用したことは自信になった。だけど、これで逆に負けられなくなったのも確かだ。公式戦はもう1試合残っている。そこも乗り越えてこそ、今日、タイガーマスクに勝った意味が出てくる。とりあえず、今はドクターの診断を仰がないと。首のケガが悪化してないことを祈るよ。じゃあ、これぐらいで……」
【バックステージでのタイガー】
「もちろん『SUPER Jr.』というこのリーグ戦で星を落としたのは、ものすごく悔しいですけど、オスプレイと、まあ彼はね、首が本調子じゃなかったようなんだけど、僕はもう、そんな上から目線でもないから、やはり彼らの、どの選手(が相手)でもそうだけど、やはり弱点を狙っていかなきゃ、僕に勝ち目はない(苦笑)。もちろん、狙いたくなかったんだけどね、彼もあれだけ痛めてながらも、まだまだああいう技を持ってるし、動きも素晴らしいし、やはり今の新日本プロレスを代表するIWGPのジュニアのチャンピオンかなと、改めて思ったし……。まあ、違う意味でいえば嬉しかったかな。ああいう選手と(シングルマッチが)できて。どうだろ、まだ(最前線の選手が相手でも)できるんじゃないかなっていう気がしませんでした? 俺は自分でやってて思ったです。まだまだ、こいつらに入っていけるなと思ったし、今日、確信できたってところかな。試合は負けてしまったけど、まだまだ彼らと十分に、互角にできるなって、そう思いました。やはり『SUPER Jr.』に17年連続で出させていただいてて、ただ出てるだけじゃなく、何か残さなきゃいけないし、残すにはこのIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとやって何かを残さなきゃいけない。ファンの中でにでも今日は、負けたけど“タイガー、オスプレイと(互角に)できるじゃん”と思ってくれたと思うし。まあ、でも、僕はそうのに慢心しないで、また明日から練習して、最後の(公式戦)一戦、ACH……3連勝で来て3連敗しちゃったけどね。僕にとって、もう星は関係ない。毎日、言ってますけどね。強い者が最後に勝てばいいんだ。それだけ」--最後、あああいう形で返されるとは思わなかったんじゃないですか?
タイガー「思ってなかったなあ……。やっぱりその、彼の中でもたぶん……もちろん、彼は別かもしれないけど、やっぱり初代タイガーマスクvsダイナマイト・キッドっていう部分、日本vsイギリスっていう部分で、彼はそう見てる可能性もあったと思うけど。彼もよく、『タイガーとやる時は……』って(言ってることを)周りから聞いてたからね。でも、なかなか(シングルマッチを)やるチャンスはなかったんだけど。でも、そういう部分では、僕もやってて楽しいし、ある意味、ダイナマイト・キッドっていうのは、ああいうパワーファイターだったのかなと思うしね、あんだけ細くてもね。次、またやりたいですね。別の違う意味でね。また頑張ります」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[3勝3敗=6点]○YOH(16分37秒 ファイブスタークラッチ)[2勝4敗=4点]×金丸義信(試合終了後)
YOH「しんどかった。でもね、勝ちました。八戸大会、ご来場ありがとうございました。楽しんでいただけましたか? しびれていただけましたか? みんなスーパーJr見にてきてくれてありがとうございました。あと1試合公式戦あるんで、最後まで僕らしく闘い抜きましす。そしてもっと強くなって、ロッポンギ3Kはチャンピオンになって八戸に帰ってきます。今日は本当にありがとうございました。明日もみんなにいい風が吹きますように」【YOHの話】「よし! いい風吹いたよ。八戸に、いい風吹かせましたよ。(これで)3勝。追い上げてるよ。しかもね、今日はね、負けられないっていうか、このシチュエーションで絶対に勝たなきゃいけないところだったんですよ。SHOもね、(IWGP Jr.)タッグチャンピオンのデスペラードから(勝ちを)獲ってるでしょ? ということはね、必然的にね、負けられないっていうか、次に繋がる大事な試合だったんで。落とせなかったッスね。だから今日は、価値のある形の勝利だったんじゃないですか? 初めてのメイン、締められて、メッチャうれしいですよ。 八戸の風って、超気持ちいいですね。幸せでした」
【金丸の話】「オイ、小僧。たまたま勝っただけだよ、たまたま。調子に乗んなよ。いきがんなよ。これだけじゃ終わらせねぇからな。オイ、テメェら、ROPPONGI(3K)。もう1人、2人いるな、オイ? 2人まとめて、いつでも潰してやるから」
いよいよ終盤を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、Aブロックはタイガー、ゴードン、オスプレイ、石森がトップグループで、その後でACH、YOH、金丸、BUSHIが追いかける混戦となった。
まずゴードンvsBUSHIはエプロンからコーナーを軸にする619を披露するゴードンに対し、BUSHIは突き飛ばして場外戦を仕掛け、イス攻撃やTシャツを使ったチョーク攻撃などのラフで試合の流れを変える。
BUSHIはゴードンをロープにセットしてドロップキックを放つが、ゴードンも打点の高いドロップキックで応戦、場外にBUSHIを追いやったところでノータッチトペコンを発射するが、リングに戻ってからのスワンダイブ狙いはかわされてしまう。だがBUSHIが投げた反動を利用したゴードンはスピアー、バックフリップからその場飛びシューティングスタープレス、ムーンサルトプレスの連続技でBUSHIを追い込んでいく。
ゴードンはフォーフリッピースプラッシュを狙うが、BUSHIがかわして自爆すると、BUSHIはDDT、ミサイルキックと畳みかけ、ゴードンもファルコンアローで応戦してエプロンからのキックを狙う。
BUSHIはエルボーで受けてコーナーへ昇ると、ゴードンは追いかけてロープ上のトラースキックを浴びせ、ファイヤーバードスプラッシュを投下するが、BUSHIは剣山で迎撃、両者は張り手、キック合戦も、BUSHIがコードブレーカーを決め、最後はMXで3カウントを奪い3勝3敗のタイに持ち込む。石森vsACHは素早い動きでACHを翻弄すれば、ACHもハンマーパンチで反撃してトペスイシーダを発射、更にドラゴンフライ、バックブリーカーからジャーマンの連続技で試合の流れを変える。
石森はロープを使ったスタナー、ハンドスプリングレッグラリアットで応戦し、両者ダウンの後でエルボー、逆水平合戦を展開、石森はラリアットを狙うが、かわしたACHは四つんばいに倒れた石森の背中ににフットスタンプ、自らの膝に石森の顔面を落としていく。
ACHは痛めている肩のテーピングを剥がしてコーナーへ昇り、ミッドナイトスターで勝負に出るが、石森がかわして自爆させると、ドロップキック、ACHの顔面に膝を当て、最後はブラディークロスで3カウントを奪い4勝目を獲得、優勝決定戦進出に王手をかける。タイガーvsオスプレイは、オスプレイはタイガーのキックを首に浴びてしまい失速しかけるが、ハンドスプリング式レッグラリアットで反撃すると、トップロープ越えの619と浴びせるが、リバースDDT狙いはタイガーがオスプレイの首にキックを浴びせて逃れ、リバースフルネルソンで絞めあげる。
タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、オスプレイは叩き落とすと、タイガーを蹴りながら回転する垂直落下式リバースDDT、フルネルソンの極め合いから蹴りあって両者ダウンとなり、エルボー合戦ではバンテージを外して気合を入れたオスプレイが競り勝ち、ロビンソンスペシャルからオスカッターで勝負を狙う。しかしキャッチしたタイガーはアームロックで捕獲、オスプレイが逃れてもタイガードライバーを決め、雪崩式ダブルアームスープレックスも決めオスプレイを追い詰める、
タイガーはツームストーンパイルドラバーを狙うが、体を入れ替えたオスプレイはストーンブレーカーで3カウントを奪い、石森と並びトップに立つ。メインのYOHvs金丸は、金丸がゴング前から奇襲をかけ、場外戦でもイス攻撃でリード奪う。リングに戻ると金丸はキャメルクラッチ、YOHをエプロンにセットして場外からドロップキック、エプロンへのDDT、リングに戻ってDDT3連発から首四の字と首攻めYOHを追い詰める。
劣勢のYOHはドラゴンスクリューを決めると、ロープ越えのフットスタンプ、アイルビーバックからのドロップキックで金丸を場外へ出してトペコンヒーロと一気に流れを変える。
YOHは雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローを決めると、スワントーンボムを狙うが、金丸がかわして自爆となり、金丸は串刺しラリアットからディープインパクトで勝負を狙う。ところは金丸に持ち上げられたところで、切り返したYOHはファイナルカットを決め、ドラゴンスープレックス狙いは、逃れた金丸がスイングDDTを決めるも、ロープにもたれた金丸にYOHが突進すると、これを待っていた金丸はかわしてドロップキック、エプロンでのDDTで突き刺す。
YOHが場外でダウンしている、ウイスキーボトルを持ち出すと、YOHにウイスキーミストを噴射してから急所攻撃を浴びせ、ディープインパクトから垂直落下式ブレーンバスターと必勝パターンを決めるが、YOHはカウント2でキックアウトすると、ラリアットからタッチアウトの解禁を狙う。
しかし首固めで切り返したYOHはスーパーキックを狙うが、金丸はレフェリーを盾にして阻止し、一撃を浴びせてYOHは場外へ落ちたかに見えたが、またアイルビーバックで戻ると、背中を向けた金丸の隙を突いてファイブスタークラッチで3カウントを奪い、策士・金丸から3カウントを奪い勝利を収めた。これでAブロックはオスプレイと石森がトップ、タイガー、YOH、BUSHI、ゴードンに絞られたが、最終戦でオスプレイがゴードン、石森がYOHに勝ったとしても、オスプレイvs石森で石森が勝っていることから、石森が優勝決定戦進出するという有利な状況、仮にオスプレイと石森が共倒れとなった場合はYOHvsゴードンの直接対決でYOHが勝っていることからYOHが進出となるが、タイガーがACHに勝った場合はタイガーにも可能性があり、BUSHIはオスプレイには勝ったがタイガー、石森、YOHに負けていることから金丸に勝ったとしても厳しい状況となる。Aブロックは石森とオスプレイのどちらかになるのか?それともYOHが逆転となるのか…
いい風ふいたーーーー!!!!
八戸の風は超気持ちよかった!!
ありがとう×3K☆☆☆☆☆
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年5月31日負けた…
今日は寝れないな…
これから…
朝まで…
瞑想。。。
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年5月31日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年5月31日I can’t escape this nightmare pic.twitter.com/1pXJ2k0tEU
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年5月31日 -
KUSHIDAがデスペラードを粉砕!田口が新技披露!「BEST OF THE SUPER Jr.25」福島大会公式戦結果
5月30日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」福島・ビッグバレットふくしま 1670人<アピール、新日本プロレス公式HPより>
新日本プロレス福島大会速報
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○マーティ・スカル(16分1秒 クロスフェースチキンウイング)[3勝2敗=6点]×ドラゴン・リー【スカルの話】「見ての通りだ。正確に事が運んだまでだ。道を正しただけ。この闘いの中にあって、ここに堂々と宣言する。みんな考えが間違ってる。今夜、俺はその間違った考えをしているヤツに、被害を与えたのだ。俺のことをこう呼んでくれ。間違った考えを正す男、“ナンプティハンター“と……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=2点]○田口隆祐(13分50秒 郡山スープレックスホールド)[2勝3敗=4点]×SHO【田口監督の談話】
田口「(※インタビュースペースに座り込んで)いやあ、勝つには勝ったけどという感じで。しかし、1試合1試合、きついです。パワーに押されて。スピードもだいぶ落ちてきてるんで。力でねじ伏せられると歯が立たないですけどね。郡山で『SUPER Jr.』始まる前にね、イベントしましたよ。そこで、『郡山スープレックスで勝つ』と……。ほか全部負けても、郡山でイベントした縁で、何としてでも、ここで、郡山でだけは勝ちたいと思っていたんですけども、ここで運よく2勝目を……。(リーグ戦は)1勝だけで十分だと思ってたんですけど、クッシー(KUSHIDA)戦も勝ったんで、2勝。まだ、4勝すれば、まだ(決勝進出の)可能性もあるんじゃないかと。大混戦ですから。(残りは)マーティー・スカルとACH……。ここで郡山スープレックス……ご当地スープレックス、各市町村で出していけたらなと思ってます。ご当地スープレックス……七色のスープレックをはるかにしのぎますよ、数で。量産していきたいと思います。八戸……(公式戦がないから)八戸は別にないか。高崎スープレックス、後楽園は文京区スープレックス……」--なぜ最初からご当地スープレックスを出さなかったんですか?
田口「こないだ思いついたんで、“ご当地スープレックス”というワードを」--思い付つでやってるんですか?
田口「ひらめきです。悪く言えば、思いつき……。まだまだ進歩し続けるということで……」--じゃあ、目標は69種類のご当地スープレックス?
田口「まずはそうですね。48でもいいですけど。四十八手を習得して、その上で69。47都道府県を超えた48で……。まず一つ目、福島で。コンプリート(を目指します)……」【SHOの話】「(※インタビュースペースにたどり着くと座り込み、首を押さえ、左足首をアイシングしながら)こっちは、マジで、全力で闘い抜いたのに、あいつ、ずいぶんと余裕あるな。ああ……。昨日言った、『俺の試合をして、俺が勝つ』って。今日、田口の試合で、田口の勝ちだ。俺の実力不足。残り2つだろ? 相手、マーティー・スカルと高橋ヒロム……落としてられっか」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○高橋ヒロム(13分35秒 D)[2勝3敗=4点]×クリス・セイビン【ヒロムの話】「(※インタビュースペースのフロアに寝転んで)Dが、Dがあってよかった。Dがあって、よかったよ。このシリーズ、助けられてるよ。Dのお方に、助けられてるよ。よかったぁ……。最近、TIME BOMB、読まれてたからさあ、Dがあってよかったよ。Dも警戒する人間が増えてきたってことは、Dの、いや、あの方の恐ろしさがわかってきたってことか……。セイビン、ただの(アレックス)シェリーの友達じゃねえよ。あれは強え。やられながらも、あいつ、考えてるよ。さすがシェリーの友達だけのことはある。さあ、次、次……SHO。田中翔じゃない、SHOだ。SHO、思いっきり、楽しませてくれ」
【セイビンの話】「(※首を押さえながら)ああ、ここで得点を失ったのは痛い……。計算していただけに……。このトーナメント(リーグ戦)、これで苦しくなった……。2018年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝を達成することだけを考えていたのに……。そのために、このリングに戻ってきたのに……。今夜の2勝2敗からの闘いが重要だったのに、負けてしまった……。誰もきついのは変わらない。みんなどこかケガをして、万全でないのも同じだ。そこを狙われるのは仕方ない。負けてしまったことは、もうどうしようもない。だけど、これで終わりじゃない……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○KUSHIDA(18分33秒 バックトゥザフューチャー)[2勝3敗=4点]×エル・デスペラード【バックステージでのKUSHIDA】
--これで勝ち星先行となりました。
KUSHIDA「そうですね。ほんのちょっとの差でしたね。デスペラードよりほんのちょっとだけ、僕が絶対優勝したいという気持ちがまさってたと思います。それだけですね、今日は」--昨年9月のタイトルマッチの時との差は感じましたか?
KUSHIDA「明らかに別人になってますね。ただ、ヤツはヤツで執念、情念というものがあるんでしょうけど、こっちはね、長年、一つもテンション落とさずきてますんで。彼は後楽園ホールで高橋ヒロムに勝って、ひょっとしたらちょっと、10テンションあるうちのが9.5ぐらいに下がったのかもしれない。僕はね、最初、負けがこんでたので、緊張感を保ち、テンションを維持でいました」--今シリーズ、連日、ジュニアがメインで組まれてますけど、ここまで見てて、今シリーズの印象はいかがですか?
KUSHIDA「過去最高に盛り上がってるんじゃないですかね。過去最高に盛り上がてるし、過去最高に僕自身が楽しんでます。僕自身が一番、『BEST OF THE SUPER Jr.』を堪能できてるし、Bブロックというメンツがね、幸運にも濃いメンツだらけで。堪能っちゅう堪能、充実してます。もう一つは、こっからデスペラード、ドラゴン・リー、高橋ヒロムなんで、“スーパージュニア・ハイ”で駆け抜けます」--5・25大阪での田口戦で短時間で負けを喫しましたが、その影響はありましたか?
KUSHIDA「いやいや、やっぱり、あの失点っていうのは大きかったッスけど、ネガティブに考えてもしょうがないんで、プラスからのアプローチ、充足からのアプローチといいことで。【デスペラードの話】「(※左手を冷やしながら、インタビュースペースのフロアに突っ伏して)チキショー……ああ、クソッ! ああーーーーー! 勝てない……あいつに勝てない……。なんでだ? ああ、チキショー! 公式戦が(残ってる)……それどころじゃねえ……。クソッ(※ゆっくり立ち上がって控室へ)」
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オスプレイが難敵・金丸を粉砕!「BEST OF THE SUPER Jr.25」栃木大会公式戦結果
5月29日新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」栃木市総合運動公園体育館 683人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○石森太二(11分18秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×タイガーマスク
※ブラディークロス【石森の話】「タイガーマスク、今日は、昔感じた、強くて怖いタイガーマスク、見させてもらったよ。でも、結果は俺の勝ち。これで3勝2敗。まあ、終盤戦に来たけど、このまま一つも落とさず、最後までいくから。次は……A・C・H。向こうはなんか、めめしいこと言ってるけどさ、俺には関係ないから。俺の人生がかかってるんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』、主役になるのは、オスプレイでもない。KUSHIDAでもない。ヒロムでもない。この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ。It’s REBORN!」
【タイガーの話】「ンー……悔しいね。いままでタイトルマッチで何回も彼と闘ってきた。やはり、その時の石森とは違うっていうのは見えましたね。さすがにパートナーもいない、独りでこの新日本に乗り込んできたっていうのが見えたし。ま、別に彼のことはもう、どうでもいい。人のことはもう、どうでもいい。やはり自分のこと。最初にいい形で白星を出してきたけど、(ここにきて)2連敗。みんな俺を意識して、止めに来てるのはよくわかりますよ。よくわかる。ただそれに、俺も本来であれば、そこで俺が(相手を)潰さないといけない。やはりそこは、まだまだキャリアを積もうがなにしようが、俺の実力不足。悔しいけど、言いたくないけど、そういうこと。この『SUPER Jr.』、常々、言ってる。強い者が勝って、強い者が最後の決勝に上がる。それだけだ。何勝した、何敗した、関係ない。最後に立ってる者が強いんだ。それだけ。そして俺は必ず、そのリングに立つ。それだけです!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=2点]○BUSHI(11分57秒)[2勝3敗=4点]×ACH
※MX【BUSHIの話】「ACH、特に何もないよ、お前には。去年、何であんなヤツに負けたんだろうってね、スリーカウント聞いたときん、ふと思ったよ。今日年の借りを返せたっていうところでは、いいかな。別にね、ACHが巻いてるベルトには興味ないからね。どこの何のベルトか知らないけど、この新日本のリングで、どこの何のベルトかわからないものを見せびらかしても無駄だってことがわかっだろ? 次はフリップ・ゴードンか。これで2勝3敗。なんとか持ちこたえてるんじゃないの? 望みは捨てないよ。這い上がるだけだぜ。En Serio、マ・ジ・で……」
【ACHの話】「(※目に涙を浮かべながら)ベストになるために……それだけ。ベストであるために……最高のものを追い求める。それでこそ、ベストになれる。それだけ……。悪かったな。(※涙がこぼれ落ちる)悪かった……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○YOH(11分6秒 ファイブスタークラッチ)[3勝2敗=6点]×フリップ・ゴートン【YOHの話】「よし、2勝目。もう負けられないよ。もう負けられない、勝たなきゃ。風に乗らなきゃ。2勝3敗、ここから逆転しますよ。一気に追い上げますよ。残り2戦、もちろんいい風、吹かせます」
【ゴードンの話】「クソッ、やられた……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ウィル・オスプレイ(14分3秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×金丸義信
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「いやあ、きつかった……。それもそのはずだ、俺が今まで経験したことがないほど悪い環境での試合だったからな。次にここに来るときは、エアコンを入れておいてくれ。リングの上があんなに暑いなんて……。入場してゲートを出た瞬間に、汗が噴き出てきたよ。リングに上がってコールされた時にポーズを取った時に、もう汗びっしょりだ。まあ、恥をかかずにすんで良かったよ。これで6点だ。『BEST OF THE SUPER Jr.』も公式戦は残り2試合。10点まで得点を伸ばして決勝に進む。そして『SUPER Jr.』優勝を手土産に、レイ・ミステリオに挑戦する……」
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SHOがKUSHIDAに肉薄!リーが公式戦初黒星!「BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋大会公式戦結果
5月27日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋国際会議場 1831人 満員<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○マーティ・スカル(14分40秒 チキンウイング・フェースロック)[2勝2敗=4点]×エル・デスペラード【スカルの話】「オオ、オオ、アア(※と痛みをこらえる声を漏らしながらインタビュースペースにやって来る)きっちりやり返してやったぞ。1年分の借りをな。“THE VILLAIN”にとって今夜の試合は長く続いた戦争だった。戦争以外なにものでもない。そしてデスペラードが最後に息絶えた。タカハシであろうと、タグチであろうと、みんな同じ目に遭うんだ。この“THE VILLAIN”の前ではな。(※ビデオカメラに向かって)オレから目をそらすな。目に飛び込んでくるものすべて、脳裏にしっかりと焼き付けておけ。今から始まるすべてをな。俺の闘いの一つひとつを。俺はこれからシャワーを浴びて、バスでトーキョーに向かう。バスの中では寝て過ごし、着いたらペッパーランチで食事だ。その青とは自分の時間を過ごしながら、次の試合のための研究だ。それが俺の日常さ。遠くまでやって来ても、やることは変わらない。ドラゴン・リー、タグチ、SHO、待ってろよ」
【デスペラードの話】「(※左手を押さえながら)ああ、痛っ! もう、昨日、(左手を)見せたからいいかな? 見てえか? (指の関節が)はずれてるのを……ま、もう入れたからな。指だけつかんで開くとか、反則じゃねえの? ああ? こっちもよ、売り言葉に買い言葉じゃねえけどよ、全部やってやるっつったけども、とことん壊れたぜ。左手、ありとあらゆる関節、全部いかれた。キ●●●か、あいつは……腕なくなるわ、こんなことやってたら。次、誰だ? 普段、当たらねえヤツばっかだから、次(の公式戦)の相手も出てこねえや。次の相手、どうすんだよ、この手でよ? いうこときかねえよ。あの野郎。いいよ別に。リングの上じゃなくたって。リングの上だけだと思うなよ……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○クリス・セイビン(13分39秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×ドラゴン・リー
※グレイドルショック【セイビンの話】「ドラゴン・リーとは昨日、初めて顔を合わせた。リングに上がる以上、リスペクトの気持ちを持って彼と対峙した。彼の(ファイト)スタイルに対してもね。そして今日に備えた。昨夜からドラゴン・リーとの試合のことばかり考えてた。ドラゴン・リーはこのトーナメント(リーグ戦)で首位を走ってたからね。このまま彼を走らせるわけにはいかない。どうすれば、止められるだろうかってね。そして彼に初黒星をつけた。ここからクリス・セイビンは巻き返していく」
【D・リーの話】「ああ……残念だった。今日のところは、クリス・セイビンの方が優れてたってことだ。別に彼とはいがみ合ってるわけじゃない。だから、試合自体は気持ちいいものだった。勝ちたかったけどね。でも、これで終わったわけじゃない。必ずトップで終えてみせるよ。まだまだルチャの神髄を見せていく。これで3勝1敗。あとはデスペラード、KUSHIDA、マーティー・スカルだな。まだ3勝できる。残りすべて勝ったら、誰も追いつけないだろ? アリガトゴザイマス」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○KUSHIDA(19分14秒 バックトゥザフューチャー)[2勝2敗=4点]×SHO【KUSHIDAの話】「プロレスの、プロレスラーの何が魅力かって、挫折や失敗に、心が動かされるんだと思います。それが人前で闘う理由……。SHO、お前はこのままいけ。もし、何かあったら、俺を見ろ。KUSHIDAを見ろ。遠くからうなずいてやっから。(※控室に戻ろうとするところ、引き返してきて)最後に、ロープワークも、派手な空中殺法も、ピンフォールも、一切なかったね……」
【SHOの話】「(シリーズ開幕)前日の会見で、あの人は『SHOとやるのが楽しみだ』と言ってくれて、ゾクッとしたよ、正直。海外にいるとき、あいつの試合、ずっと見てたんだ。この『SUPER Jr.』、去年、あいつが優勝したとこも俺は見た。で、どうすればあいつに勝てるかって、ずっと考えた。どうすれば、この『SUPER Jr.』、優勝できるかって。それでいろんなこと試したよ。ついこの前の試合の後、俺は『プロレスは技術でもない、力でもない、気持ちだ』って言ったよな。でも! 今日の一番の敗因は、技術の差だ。クソッ! 超えたい、超えたい壁、KUSHIDA。でも、まだまだ高い壁。デケエよ。俺の相方のYOHが言ったよ。『KUSHIDA? 頭のいいハイエナだ』って。そうかもしんねえよ。でも俺は、この新日本ジュニアっていう生態系に、いろんな生き物がいてもいいと思う。そっちのがおもろいだろ? ハイエナがいてもいい。ドラゴンだっていてもいい。いろんなヤツと、いろんな試合ができるんだったら、いろんな生物がいたっていいよ。じゃないと、生態系って成り立たねえだろ? でも! その新日本ジュニアの生態系のトップに立つ、ピラミッドのトップに立つのは、これは俺の考えだけど、ライオンじゃねえとダメだと思うんだよ。これからもKUSHIDAとずっとやっていきたい。これは俺個人の考えだ。世界中から『SHOとKUSHIDA、“神カード”だ』って言われるまで、俺はのし上がってやる」▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○高橋ヒロム(14分49秒 D)[1勝3敗=2点]×田口隆祐【ヒロムの話】「(※攻略本を手にインタビュースペースにたどり着くと、そのままフロアに体を横たえる)ああ、痛いよ。足が痛い……。とてもうれしい。でも足が痛いよ……。明日、オフだよね? オフだよね? 助かったぁ~。1日あれば、回復する。“回復のヒロちゃん”って昔いわれてたから。中学生の時に“回復のヒロちゃん”っていわれてたから。1日あれば大丈夫だと思うけど。しんどかったぁ……。勝ち点状況とか、どうなのさ? なんか2敗もしてるしさ、人の成績だのみでいきたくなかった。こんな苦労したくなかった。でも、そ~れ~が~、新日本。でも、はっきりわかったよ。勢いついたよ。田口さんのおかげだ。あの人のプロレス、今も昔も、好きなんだ。あの人に勝ったことが、うれしいよ。さあ、さあ、(足を回復)させるぞ。回復させることが、大事だぁぁぁぁぁ……」
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折り返し地点名古屋2連戦に突入!石森は"苦手"金丸、オスプレイはBUSHIに敗れる!「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦結果
5月26日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋国際会議場 1831人 満員
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○フリップ・ゴートン(11分15秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×タイガーマスク
※フォーフリッピースプラッシュ【ゴードンの話】「(※タオルで顔の汗を拭いて、こぼれ出る笑みを抑えきれない様子で)ああ、レジェンド相手にこの2日間、時間を共有できただけでなく(勝ったなんて)……。これまでで最高の瞬間だ。会場のみんなの歓声や拍手が、まだ耳に残ってるよ。いや、忘れられないだろう。昨日に続いて負けるんじゃないかって思ってたからね。これでこのブロックではトップか……。まさか、だね。俺から目を離さないでいてくれ。このトーナメント(リーグ戦)が終わるまでずっと。もっと大きな夢をつかんで見せるから。この勝利で3勝1敗か……」
【タイガーの話】「いやあ、侮った。軽く見てたわけじゃないけどね。軽く見てたわけじゃないけど、やはり、同じブロックということで、まあ、(これまでの公式戦が組まれてたのが)僕の試合の後なんだけど、ちょっと、あまり彼の試合を見られなかったっていうかね……。まあ、言い訳だけど。まあ、ああいうリングのすべてを使う選手っていうのはやっぱり、タイミング取りづらいなあっていうのが僕の印象ですね。僕が“さあ”って思った時には、もうロープの方にいってたりするからね。僕も面くらっちゃうっていうか。まあ、でも、素晴らしい選手ですね。彼もまだ、キャリア浅いんでしょ? まあ、これで『SUPER Jr.』はキャリアも何も関係ないっていうのがわかってると思うし。誰が勝ち抜くか、わかんないですよ。僕も、昨日も言ったけど、トップで走ってるわけだから、誰かが止めなきゃいけないんですよ。逆に僕の中では、“誰か止めろよ”って思う半面、“このままいく”っていう二つの気持ちがあったけど、やはり、なんだろ……僕にとってはまったく考えてなかった相手に止められたっていうかね。まあ、これで全然気持ちが下がったわけじゃないし、まだあと三つあるわけだから、しっかりと、自分の中の厳しい攻めというのを見せていきたいなと。今日はやはり、その、自分の関節(技)がちょっと、いまいちしっかり入ってなかったっていうのがあったから、逃げられてしまった。まあ、これは(自分の)甘さ。もう1度、今日はよく考えて、次の公式戦に備えます」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○ACH(12分4秒 片エビ固め[1勝3敗=2点]×YOH
※ソウルバスター【ACHの話】「(※左肩を冷やしていたアイスパックを落として、笑顔を見せながら)やったぞ。やり返してやった。昨夜、言ってたことをやり遂げたぞ。な、やっただろ? 昨夜は負けたけど、すぐにやり返すからって言ってただろ? ファンのみんなに伝えていたことを、ウソにしなかった。彼も俺と同じで背が低い方だから親近感もあったけど、勝負になったら話は別だ。(左肩の)痛みにも苦しめられたけど、誰も助けてなんかくれない。今夜は何がなんでも負けたくなかった。もし負けていたら、どん底に叩き落されていた。なんとか踏みとどまった。まだまだ(公式戦は)残っている。前を歩いているやつの横を、犬ように駆け抜けていくだけ。これまでやられた分を返していくだけだ。今夜のように。俺こそが全宇宙で最高さ。そう、だからスーパーなのさ」
【YOHの話】「(※インタビュースペースに座り込んで)スーパーじゃなくて、ハイパーウルトラ強かったよ、ACH……なんて言ってられないよね。3敗目、3敗目だよ。巻き返さなきゃ。追い越さなきゃ。もう1個も落としてられないよ……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○金丸義信(14分55秒 首固め)[2勝2敗=4点]×石森太二【金丸の話】「見たか、オイ。昔とは違うぞ。変わってねえのはアイツだけだ。オレはここ(腕)も、ここ(頭)も、そして……ねえけど、これ(※ウイスキー)も違うんだよ。いままで通りだと思ったら大間違いだぞ、石森。オイ、テメエも違うかもしれねえけど、オレはさらにその上をいってるんだよ。わかったか」
【石森の話】「(※インタビュースペースに座り込んで)チキショー! ああ! 金丸! デビューして16年、17年目になるけど、1回もあいつに勝ったことないよ。チクショー! なんだよ、ほんとに。目に染みるなあ……。お前なんか、酒飲んで寝てろ!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○BUSHI(14分47秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×ウィル・オスプレイ
※MX【オスプレイの話】「(※うめき声をあげながら引き揚げてくる。インタビュースペースにたどり着くと、若手からペットボトルの水を受け取って、目を洗いながら)クソッ! なんてことしやがるんだ! クソッ! 反則じゃないのか? なんで反則負けにしないんだ? クソッ! このトーナメント(リーグ戦)をなんだと思ってるんだ? 俺はまた栄冠を手にしようと必死になってるのに。あいつはどんなつもりで出てるんだ? 男なら男らしく正々堂々と闘え! あれがあいつのやり方か? あんなのもの、戦略とはいえないぞ! 子供だましの手を使いやがって! 今は『BEST OF THE SUPER Jr.』だ。それが終わったらやり返してやる!」
【BUSHIの話】「IWGPジュニア(ヘビー級)チャンピオン、ウィル・オスプレイに勝ったよ。これが俺の第一歩だ。俺はよ、3敗してるよ。3回負けた。でも、こっから這い上がってやるぜ。みてろよ。Ec Serio、マ・ジ・で……」
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ドラゴン・リーがヒロムとの激戦を制し3連勝!田口はKUSHIDAに速攻勝利!「BEST OF THE SUPER Jr.25」大阪大会公式戦結果
5月25日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」大阪市中央体育館サブアリーナ 1456人超満員札止め<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○マーティ・スカル(13分58秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×クリス・セイビン
※ブラックブレイク【スカルの話】「言った通りになったな。俺は言ってただろ? 必ず、それもすぐに巻き返すって。今夜がスタートだ。クリス・セイビン、今夜はお前を存分に味わわせてもらった。そして、一つの事実が残った。見た通りだ、クリス。俺が勝った。マットに沈むことはなかった。次はドラゴン・リー。そしてタグチ、デスペラード、SHO。お前らも今日と同じ目に遭うだけだ。そう決まってるんだ。じゃあ、またな」
【セイビンの話】「作戦通りだったんだけどな。ただ、マーティーの作戦の方がうまくいったということだな。向こうの方が新しいテクニックを使った作戦を練ってきて、それがうまくはまったということだ。いい結果にはならなかったけど、まぁいい。このトーナメント(リーグ戦)はまだまだ長い。これで終わったわけじゃない。まだあきらめちゃいない。気持ちを切り替えて、明日からも闘っていくよ。負けた者に対してもリスペクトしてくれる気持ちを大事にしてね。そういうファンに対して、俺もリスペクトしてる。そんな気持ちに応えるように闘うよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○田口隆祐(1分34秒 ラ・マヒストラル)[1勝2敗=2点]×KUSHIDA【田口監督への勝利監督インタビュー】
田口「どうですか、(※東スポ記者=増田明美解説)岡本さん?」――まぐれが出ました。
田口「週刊プロレス・市川さん、どうですか?」――奇跡が起きました。
田口「奇跡!? まぐれ!? いやいやいや」――田口監督、試合タイムが1分34秒ということで、クッシーを94秒で倒しましたが。
田口「これが偶然だと思いますか? これが偶然にできると思いますか? これを狙ってやってたらすごくないですか?」――狙ってたと。
田口「どっちでもいいじゃないですか。どっちでもいいですよ。狙ってやれるもんじゃないですよ。それを狙ってやれるのは、プロじゃないですか? まぁ、これがプロの仕事です。緩急をね、切り替えました。とりあえず、一瞬の腕ひしぎのダメージだけで、この3つ目、スタミナを温存して勝ちましたんで。さぁ、6月9日『DOMINION』に向けて、『誰が一番6月9日、DOMINIONの場にふさわしいんですか?』っていうことですよ。俺が(『SUPER Jr.』)優勝したら、(IWGPジュニアヘビー級王座に)挑戦しますよ。『誰が6月9日にふさわしい選手なんですか?』っていうことですよ」【KUSHIDAの話】「(※頭をかかえ)やっちまった……やっちまった……やっちまった……やっちまった………やっちやったよ……(※と言いながら控室に戻っていった)」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○SHO(12分48秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×エル・デスペラード
※ショックアロー【SHOの話】「ハァハァ……クソっ。これからリーグ戦続くっていうのに、膝……これは引きずるぞ。でもよ、そんなの関係ねぇんだ。このタイミングで、このシチュエーションでのデスペラードからの勝利だろ。これはよ、セイビンと一緒で勝ち点2なんかじゃねぇよな。もっと価値があるよな。KUSHIDAに勝ったセイビンに勝って、ヒロムに勝ったデスペに勝って。しかもアイツ、なに持ってると思う? ジュニアタッグのベルトだ。こんな大事な一戦落としてたまるか。たしかに、このBブロック、いや、この『SUPER Jr.』に出てる全員の中で、俺は経験値も少ねぇ。技術も高くねぇ。センスもねぇ。でもよ、なんで今日勝てたかわかってるか? プロレスは最終的に、(※胸を指し)ここだろ。俺の個人的な考えだ。これは俺、ただ個人の考え。プロレスは技の競い合いじゃねぇ。力の競い合いでもねぇ。最終的には、勝ちにこだわる気持だろ。俺はこのリーグ戦、一番センスもねぇかもしれねぇ。一番経験値もないかもしんねぇ。一番技術もねぇ。かもしんねぇけど、この勝ちにこだわる気持ち、優勝してやるっていう気持ちは、ぜってぇ誰にも負けねぇから!」
デスペラード「(※コメントブースに床に倒れ込み)チキショー……チキショー……チキショー!あのガキ……あぁ、なんだ? タッグのタイトルマッチの時とはだいぶ元気が違うんじゃねーか? おまえが大好きなネタで褒めてほしいんだろ? 『キミは強いレスラーだ』とか言ってほしいんだろ? バカタレ。テメェの信念に付き合うのは、もうおしまいだ。こっからは、俺の世界に付き合ってもらおう。テメェの髪の毛一本、つま先まで全部を染め上げてやる!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝0敗=6点]○ドラゴン・リー(20分48秒 ドラゴンドライバー)[1勝2敗=4点]×高橋ヒロム【リーの話】「(※しばらく後頭部を冷やしてから)とにかく厳しい闘いだった。どこまで続くのかと思いながら闘ってた。どちらが勝ってもおかしくない試合だった。ハポン(日本)まで来たのは、この『SUPER Jr.』で優勝するため。ハポンで素晴らしい結果を残すことは、そのまま大きな実績になる。そのためにも、俺がメキシカン初の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者になる。今日、勝てた理由は、至って単純なことだ。最後まであきらめなかったから。でも、これで終わりじゃない。まだまだ闘いは残っている。それを乗り越えてこそ、栄冠を手にできる。ドラゴン・リーとヒロム・タカハシの闘いは特別なもの。ドラゴン・リーがヌメロ・ウノ(ナンバーワン)であることを見せられたと思う。この後はマーティー・スカル、クリス(セイビン)、KUSHIDA、デスペラード……彼らが相手でも素晴らしい闘いを見せていくよ。そしてカンペオン(チャンピオン)、待ってろよ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』を勝ち抜いて、お前のところへ行く」
【ヒロムの話】「(※辻と上村に肩を借りコメントブースに現れる)この時代に生まれて……ドラゴン・リー、おまえとできて、心の底から光栄です。グラシアス……」
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タイガーが3連勝!石森がゴードンの妙技に敗れ公式戦初黒星!「BEST OF THE SUPER Jr.25」滋賀大会公式戦結果
5月24日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」滋賀県立体育館 1224人<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○タイガーマスク(11分16秒 タイガースープレックスホールド)[3敗=0点]×BUSHI【タイガーの話】「『SUPER Jr.』の始まる前とか、始まってからの彼のコメントは、耳に入って来てます。『いまの新日本のマスクマンは、獣神サンダー・ライガーでもタイガーマスクでもなくBUSHIだ』と。そのコメントを聞いた時、俺も『ライガーじゃない』ってよく言ってたなと。まぁ、今回の公式戦ではボクが勝ったけど、前回はボクも負けてるし。なんだろうな? ここまでボクもキャリアを積むと、別にマスクマンが誰だろうが、俺にとってはあんまり関係ないかな。やはり、まだタイトルマッチをボクも争って、尖がってた時はいつも『ライガーじゃねぇ』っていつも言ってたし。ホントにファンの人から見たら、不快なコメントもあったかもしれない。だけど、やはりここまでボクもキャリアを積むと、新日本プロレスを支えてきた一人としては、BUSHIの言ってる意味もわかるけど、アイツはアイツで自信を持てばいいんだよ。別にマスクマンが何人いようが関係ない。アイツはいま、内藤たちとチームを組んで、それなりのポジションでやって、それなりの結果も出してんだから、別に俺たちのことをああだこうだ言わなくたって、自分自身にもっと自信を持てばいいじゃん。まぁ、久々にアイツとシングルやったけど、俺としてはYOHとかとあんまり変わらない気がするんだよね。やっぱり、彼と同じようなスタイルでやるヤツには合ってるのかもしれないけど、新日本プロレスっていうのは常にこういう関節ありの蹴りありのっていうスタイルだから、これが基本だと思ってるから。やはり、そういう選手とやった時に、はたして彼がどこまで通用するかっていう、それが一番、彼が課題にしなきゃいけないことだと思ってますよ。もう今更、俺がハイフライヤーズとかって言われる選手を見ても、俺はただ『すげーな』と思うだけだから。逆に言えば、そんな選手を何人も見てきたからね。メキシコでも見て来たし、別にいまはなんとも思わないけど、やはりBUSHIがライガー、タイガーというものを抜きたいのであれば、もっともっと緊張感のある試合というものをもっと経験して、彼がそれに対応できる。そしてなおかつ、ハイフライヤーの選手にも対応できる。そういう時に初めて俺たちの出番なんかないし、彼は俺たちのことなんか口にしないと思うよ。自分自身も今日は課題が残ったなと。もちろん勝ち星は獲ったけどね。なんか、まだ俺はYOHとの方がシックリきたかなっていう気はするし。アイツは反則なんか使う必要ないんだよ。十分できる選手なんだから」
【BUSHIの話】「オイ、タイガーマスク!おまえに勝ち逃げだけはさせねぇからな」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○金丸義信(14分4秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×ACH
※ディープインパクト【金丸の話】「見ての通りだよ。頭と腕と、(※角瓶を指さし)ここが違うんだよ。1回2回、そのぐらいの負けはな、範囲内なんだよ。これからだ、これから。よく見とけ」
【ACHの話】「(※左肩を冷やしながら、痛みをこらえる表情で)泥沼にはまってしまったな……。ああ、どうすれば抜け出せるんだ? 彼(金丸)は怒りをむき出しにして向かってきた。それを抜きにしても、確かに彼は素晴らしい選手だ。それにどう対応していけばいいかを感じ取れなかったことで、こういう結果になってしまった。もっと戦争に赴く気持ちで闘うべきだったな。なにをやってもダメだった……。とにかく、今日の負けは敗退を意味する。だけど、俺はすでに次の準備はできている。必ず巻き返してやる。それが“宇宙一”を名乗る者としての使命だし、SUPERの意味でもあるからな」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○フリップ・ゴートン(9分27秒 オコーナーズ・レッグクラッチ・ホールド)[2勝1敗=4点]×石森太二【ゴードンの話】「(※少し笑みを浮かべながら)多くのファンは、俺がどこまでできるかぐらいにしか思ってなかったんじゃないか? だけど今夜、俺はしっかりと証明できたと思う。なんたって、ここまで2戦全勝の男から勝利したんだから。まだまだAブロックを敗退するわけにはいかない。軽く見られても仕方ない。なんたって、俺はまだたった3年のキャリアしかないからな。だけど俺は、この業界で最速でトップに駆け上がるスターになってやる」
【石森の話】「ああ!今日はなんもねぇよ!チキショー!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=2点]○ウィル・オスプレイ(16分28秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×YOH
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「YOH、YOH、YOH、YOH、YOH、いやぁ、今日は驚かされたな。とても厳しい試合だったよ。SHOとのコンビでこそ力を発揮できるものとばかり思ってたけど、そうじゃなかった。ところどころだけじゃなく、ずっと素晴らしい闘いぶりだったよ。成長というのを感じたけど、それは俺も同じだ。3月にオカダと闘って、闘いを通じて彼との関係を改めて深めた。リスペクトの気持ちもさらに強くなった。俺はYOHもSHOもリスペクトしてるし、彼らも俺のことをリスペクトしてくれてるはずだ。彼らがヤングライオンの時に、俺は初めて(ニュージャパンに)やって来た。そこで彼らが毎日毎日、どんな仕事、努力をしてきたか見てきた。だからプレッシャーがかかっていた初めての『BEST OF THE SUPER Jr.』を楽しめた。さて、今日で得点4か。(開幕戦で負けた)イシモリと並んだわけだよな。まだまだ得点を重ねて2度目の『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝を飾るよ」
【YOHの話】「クソっ……出し尽くした。オスプレイってさ、俺らが海外行ってる間に来た選手でさ、試合見た時『やべーの来たな』って思ったんだよ。でも、今日試合してみて、初めてシングルしてみて、『やっぱ、やべー』と思ったよ。超強い。超エモいよ、オスプレイ。沁みたよ、アイツの強さ。でもさ、まだまだこれからでしょ。シングルの実績もなにもないけど、絶対辿り着いてみせる。どんなに強い向かい風でも逃げずに立ち向かっていくよ。じゃないと、いい風に乗れないでしょ」
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感情をぶつけ合うのもプロレス…デスペラードがヒロムを降し公式戦2連勝!
5月22日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1720人 満員<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ 石森太二(7分28秒 片エビ固め)フリップ・ゴートン ×岡倫之
※パッケージドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる ○金丸義信(9分43秒 逆エビ固め)ACH ×海野倫之◇第3試合◇
▼20分1本
YOH ○YOSHI-HASHI(8分58秒 バタフライロック)ウィル・オスプレイ ×外道◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 BUSHI(9分58秒 片エビ固め)タイガーマスク ×トーア・ヘナーレ
※デスティーノ(試合終了後、場内が暗転。そして、会場ビジョンには6.9大阪城ホールで内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦するクリス・ジェリコが映し出される。どこか自然の中にいるのか、上半身裸のジェリコは自撮りをしながら、内藤に向けて以下のコメント。)
ジェリコ「ナイトーサン、俺に対するコメントを読んでオマエの気持ちはよくわかった。オマエが新日本、そしてプロレス界の主役なのは認めてやる。だが、俺に言わせれば……このマヌケな亀だ(と、亀を写す)。
マヌケな亀はクリス・ジェリコというスーパースターを目にして全く動けずショックを隠せなかった。オマエに群がってるバカなファン共と同じリアクションだ。オマエを叩き潰してインターコンチのベルトを奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ? 俺はトランキーロではいられない。6月9日、『DOMINION』で俺のヤバさをオマエに教えてやる。6カ月間、クソ生意気なオマエを潰すチャンスを待ちわびていたぜ。
ロス・インゴベルナブレス・デハポンなどクズの集まりだ。俺が10度目のインターコンチネンタル王座に輝く。オマエは俺よりも優れたレスラーだと言ってたな? そのとおり、オマエが新日本の“主役”で間違いない。だが、ポッと出てはすぐに消えていくほかのクソレスラー共と何も違わない。俺はクリス・ジェリコ“アルファ”だ。世界最高のスターだ。だから日本まで、オマエを潰しに行ってやったんだ。ミスター・メインイベントさん。
オマエは何年かかっても俺のようなスターにはなれない。だが、俺のおかげでオマエも晴れて有名人だ。俺のおかげで名前が売れただろ。そして『DOMINION』で俺に潰されてもっと有名になれるぞ。インターコンチのベルトを俺によこせ。バカな日本人にはもったいない。ベルトの価値を高めてやるぜ。ナイトー、わかったか? 余計なことを言わなければよかったと後悔させてやる。6月9日『DOMINION』を楽しみにしてるぜ。 F××K FACE!」(このジェリコの映像を寝転がりながら観ていた内藤は、途中で飽きていたのか、気だるそうに起き上がるとマイクを握る)
内藤「暗転するもんだからさ、てっきり襲撃に来るのかと思ったぜ(場内の笑いを誘う)まあ、彼もオクパード、忙しいんだろうね。まあでも、こんなちっぽけなメッセージを送ってくるほうも送ってくるほうだけど、流すほうも流すほうなんじゃないの? だって、いまはジュニアの祭典、『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中だぜ?(場内・拍手&歓声)。クリス・ジェリコ、そしてこのVTRを流した新日本プロレス、こんなときこそまさに、トランキーロ! あっせんなよ!、カプロン!(とマイクを叩きつけると、BUSHIと拳を突き合わせて。そして、BUSHIに勝利のポーズを促し、労をねぎらうようにロープを開け、セコンドのように観客をガードしながら花道をあとにした)」【内藤の話】「まあ、噛んでしまいましたが、リング上で言った通りだよ。今、『BEST OF THE SUPER Jr.』真っ只中ですよ? まあ確かに大阪城ホールの煽りも大事かもしれない。でも、今一番大事なことはリング上で命を懸けているジュニアの戦士たちなんじゃないの? なんかもうちょっと『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだからジュニアの戦士にスポットを当てようよ。新日本が変えないで誰が変えるの? クリス・ジェリコがアピールしたいのはわかるよ? でも、それを良しとする新日本プロレスの姿勢がね。まあ一つ今日のメッセージを聞いて安心したことは、彼がインターコンチネンタル王座にちょっとでも興味があるっていうことかな? だって、1月5日、襲撃に来た時に俺前日、東京ドームでオカダに敗れているからね。IWGPヘビー級王座を取り損ねた俺を彼は襲撃してきたんだよ。ケニー・オメガへのリベンジではなく、チャンピオンのオカダ・カズチカにいくわけでもなく、丸腰の俺に来たんだよ。それぐらい彼の目に俺は輝いて見えたんでしょう。なので、一番の目的は内藤哲也なんだろう。タイトルマッチにする必要ないじゃんって思ってたけどね、彼の口からインターコンチネンタル王座がなんちゃらかんちゃらって出てきたんでね。タイトルマッチにする意味、タイトルマッチとして行なう意味があるんだなと。彼に意思がないなら別にやる必要はないと思っていたよ。だって、俺も意思がないのに挑戦させられた身だからね。彼には俺のような思いをしてほしくないと思ってたけど、彼が欲しいって言うんだったらじゃあかけようよ。かける意味はあるからね。まあ、とりあえずそんなところですかね。あとはリング上でも言った通り、『BEST OF THE SUPER Jr.』真っ只中ですから、俺の話なんかよりもBUSHIの話を聞くことが大事でしょう。ということで、あとはBUSHIにお任せします。アディオス!」
【BUSHIの話】「実はさ、この『BEST OF THE SUPER Jr.』のAブロックが発表されて、今2番目に楽しみにしている男がいるんだよ。それはタイガーマスク。俺の記憶違いだったらあれなんだけどさ、過去に1回のタッグマッチ、そしてシングルマッチ、それぞれたった1回ずつしかタイガーマスクに勝ってないんだ。別に俺はそれでタイガーマスクを超えたなんてこれっぽっちも思ってないよ。本人だって過去の栄光にはすがらないって言ってんだ。だったら、恥ずかしくて言えないよね。俺の新日本プロレス、マスクマンとしての……なんだろうな? 永遠のテーマ、ライガー、タイガーを超えるマスクマンはBUSHI。新日本プロレスのマスクマンはBUSHIって言われることが俺のマスクマンとしての最大の永遠のテーマだと思っているから。だからこそ、次の公式戦、『BEST OF THE SUPER Jr.』大津での公式戦、俺が引導を渡してやるからな。楽しみにしとけよ。エンセリオ! マ・ジ・で!」
【タイガーの話】「(※Tシャツで顔を覆ったまま)明後日、必ずアイツ葬ってやる! 覚えとけ!」
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○SHO(15分9秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×クリス・セイビン
※ショックアロー【SHOの話】「この勝利……この勝利の価値はリーグ戦の勝ち点2、そんなちっちぇえものじゃねえ! セイビンからの勝利! シングルでセイビンからの勝利だよ! 勝ち点2、そんなちっぽけなものよりも価値のある勝利だ。公式戦、2日連続でBブロック最初だよ。そんなの関係ねえよ。俺はメイン食ってやるつもりでやってんだよ。あとのことなんか関係ねえよ。それがなぜできるのかって? メインイベンターの2人ならそれを超える試合をしてくれるっていうことを信じているから。俺は思いっきり試合できんだよ。思いっきり闘えんだよ。この公式戦、今決まっている試合は俺はメインイベント0試合だよ。メインはねえんだよ。でも、優勝決定戦、まだメインイベント決まってねえだろう? 奇跡を起こしてやる。そして最後にマイクで俺がずっと前から! ずっと前から! 言いたかったことを言ってやるよ。そのためにも俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝しなきゃいけねえんだよ!」
【セイビンの話】「クッソ! 自分がこれまでやってきたこと、頑張ってきたこと、そして試練というのは、勝って得られるものだけじゃないことは分かっている。負けてこそえられるものもあるはずだ。今日の試合では、やり返すところはしっかりとやり返せたと思う。今のところ、2ポイント。何度も言っているが、このリーグ戦は自分にとって今までで一番大きなチャンスだ。なので、今日は負けてしまったけれども、それはそれだ。SHOのことはリスペクトしている。彼は強いところを見せてくれた。最後にひと言。SHO、オマエはこの勝利を得るだけの価値を持つ試合を見せた。おめでとう!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ドラゴン・リー(11分14秒 片エビ固め[2敗=0点]×田口隆祐
※デスヌカドーラ【バックステージでのリー】
リー「もう1勝できてとてもうれしい。俺はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』にドラゴン・リーの人生、心、魂、全てを懸けてリングの上でファンのみんなに闘いを見せる。毎日毎日鍛えて、毎日毎日努力する。スーパーJr.の全員に勝つために。特にヒロム・タカハシを倒したい。他にSHOもリストに入れた。そして次はお前だ、デスペラード。メキシコを知っているお前とスーパーJr.で対戦することができてうれしく思う。ありがとうございます」
──試合中になぜ「イッちゃうぞ、バカ野郎!」と言ったんですか?
リー「素晴らしいアミーゴのコジマへのリスペクトだよ(笑)」【田口監督の談話】「(※インタビュースペースに着くと倒れ込んで)こんな……やっと、今のジュニアについていけるようなオッサンが出してもらえてるんだからね、やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないんだよ。出させてもらってるんだからね、やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないんだけど、あー……2連敗。2連敗。(※起き上がって)ここからでしょう! 体重も落ちてきてますから。ここから先は、ついていけるでしょう。ついていって、それ以上のパフォーマンス、まだまだやれるというところを、見せたいと思います。やらなきゃいけないよ。やれるんだから(※と、言いながら控室へ)」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○KUSHIDA(19分22秒 バック・トゥ・ザ・フューチャー)[2敗=0点]×マーティ・スカル【KUSHIDAの話】「(※指を押さえながら)考えといたコメントなんて出せないっすね。これだけのもの……マーティ・スカルおそるべし。おそるべし。やっと1勝目。やっと1勝目。Aブロックの公式戦も、全部見てますよ。オスプレイの充実ぶり、ACHの躍動感。Bブロックだってもちろん、SHOがあんなに盛り上げてたから、ふざけんな、負けてらんねぇと。なかなか後楽園の中日ってのは席が埋まんなくて。KUSHIDA vsボビー・フィッシュ、KUSHIDA vsアレックス・コズロフやったこともあった。だけどようやく完売になって、さらにもう一丁、ここから地方都市。全部タイトルマッチ級、決勝戦級の試合をする所存です。2連覇、もう一回俺は、あの決勝戦の空気を味わいたい!」
【スカルの話】「普段俺はあまり言い訳とかするタイプじゃないんだ。そういうことを言うのも嫌いだ。でも、今日の試合が終わってみて、この『BEST OF THE SUPER Jr.』がフェアだと思うか? なぜならば、俺はこのリーグ戦の前にROHでメインイベントを務め続けた。ROHの試合に出場し続けて、日々メインイベントを務めた。それだけではなく4時間に及ぶファンミーティングがあって、毎日毎日ファンに会って写真を撮って、サインをしてということを繰り返していた。そしてこの『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場しようと思って東京に飛んでこようと思ったら、悪天候のためにフライトがキャンセルになるというアクシデント、そしてフライトがキャンセルになるだけならまだしも、なぜか俺の荷物だけがニューヨークに行ってしまった。俺は着替えもないままシカゴで30時間も待ったんだ。そこでは下着を洗濯するぐらいしかすることがなく待っていて、どうにかこうにか記者会見に間に合う状態で来たんだけれども、最初の2戦の俺の相手は2人ともここから20分ぐらい離れたところに住んでいるんだろ? 奴らはしっかり休養をとってマッサージとかもしてもらってんだろ? マッサージは俺がしてもらいたいぐらいだよ。でも、まだ終わっちゃいない。このリーグ戦、近年稀に見るカムバックを俺はしてみせる。2敗はまだ問題じゃない。これは俺のプラン、戦略のうちなんだ。俺のスタイルなんだ。俺は天才だから。そして、次は同じように事が進むと思わないほうがいいぞ。なぜならば、俺は長く生き延びてきたVILLAINだからだ」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○エル・デスペラード(22分48秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×高橋ヒロム
※ピンチェ・ロコ(試合終了後)
デスペラード「ハハハ…。オイ、ヒロム。あんなに待ってたのに、『大嫌い』なんてさみしいこと言うなよ(※場内笑&大拍手)。答え合わせしてやってもいいぞ(※場内驚き)。お前、(俺の正体が)『わかる』っつっただろ!? じゃあもう隠したってもう意味ねぇもんな(※場内騒然)。あ~あ~あ~あ~、んなワケねぇだろ、バカどもが!(※場内笑&大拍手) いつもいつも自分たちのハッピーエンドになると思うなよ。これが現実だ。俺のほうが、ヒロムより…強かった(※大歓声&大拍手)」【デスペラードの話】「ああ、バケモンだな、ありゃ。昨日も言っただろ? 逃げも隠れもしない。それはなんでかわかるか? チャンピオンだもん。負けねえよ。このリーグ戦はシングルだけど、タッグのベルトは見栄えのために持ってきたから本当は意味はねえ。まあ、でもこいつらのおかげで助かった。やっぱり離せないな、こいつら。だが、どうしても欲しいものがある。優勝しただけじゃ手に入らないからな。でも、優勝すれば必ずその道が開けるはずだ。KUSHIDAとヒロムとマーティー・スカルもなんか似たようなことを言っていたな? ええと、ジュニアの誇り? てっぺんに上げる? おお、がんばって上げてくれ。お前たちが押し上げてくれたそのステージの中で俺は一番をもらうよ。俺がそのステージに上がるんじゃない。お前たちが押し上げてくれるんだ。ありがとう。助かるよ。愛してるぞ、お前ら。俺のために働いてくれ」
【ヒロムの話】「(※両肩を担がれて控室に戻る途中で)変わってねぇな……」
Bブロック公式戦のメインで互いに初戦を白星で好スタートを切ったヒロムとデスペラードが対戦するが、放送席に預けた攻略本にデスペラードのことを「大嫌い」と書かれていると、いきなりヒロムがデスペラードに襲い掛かって試合開始となり、南側客席に連行して通路ダッシュのジョンウーを発射、デスペラードは壁まで吹き飛ばされてしまう。
ヒロムはリングにまでデスペラードを引きずり戻すと、今度はマスクを破き、これに激怒したデスペラードもスピアーを放つと、場外に出したところでトペコンを発射、仕切りの板に叩きつけ、記者席を立てかけてスピアーでヒロムを突き刺し、ダウンしているヒロムの背中をイスで滅多打ちにする。
これで憂さが晴れたか、冷静さが戻ったデスペラードはキャメルクラッチから背中へのボディープレス、場外でもブリティッシュホールを敢行するが、重い逆水平を浴びせるデスペラードにヒロムは時間差ロープワークからティヘラで反撃し、串刺しラリアットから低空ドロップキック、ぶら下がり首四の字からそのまま抱えて場外でカサドーラ式フェースバスターを敢行、エプロンダッシュのドロップキックで、デスペラードが放送席まで吹き飛ばす。
リングに戻ったヒロムはセントーンアタックからダイナマイトブランジャーを狙うが、阻止したデスペラードはスクラップバスターから逆エビ固めで捕獲。ヒロムがロープに逃れてもブレーンバスターから、サイドからのスピアー、そしてギターラ・デ・ラ・ムエルタを狙うが、ヒロムがリバースフランケンで切り返す。
両者はエルボー合戦も、デスペラードは頭突きの連打から、ピンチェ・ロコを狙うが、ヒロムが逃れるとカウンターエルボーから、再度ピンチェ・ロコ狙うが、ヒロムはリバースも、デスペラードはランセルセから、串刺しはヒロムはコーナーへスロイダーで投げる。
ヒロムはダイナマイトブランジャーからTIME BOMBを狙うが、逃れたデスペラードは急所蹴り狙うと、かわしたヒロムはコーナーへデスバレーボムからTIME BOMB狙いは、デスペラードは切り返すもヒロムはジャーマンで再びTIME BOMBを狙うが、今度はデスペラードがレフェリーを突き飛ばす。
デスペラードはベルトを持ち出して一撃を狙うが、読んでいたヒロムがベルトごとスーパーキックを浴びせるも。レフェリーがベルトを取り上げたところで、目を離した隙を逃さなかったデスペラードが急所打ちからギターラ・デ・アンヘル、ピンチェロコで3カウントを奪い、2勝目をマークした。
序盤はヒロムがデスペラードを嫌う感情、デスペラードはマスクを破かれたことの怒りだけでなく、ヒロムに対する面白くない感情がぶつかり合い、テレビからでも互いに殺気が伝わった。新しく就任したメイ社長は新日本の試合を爽やかなと評したが、互いの感情をぶつけ合うのもプロレス、また殺気が伝わる試合はこれぞ新日本プロレスの試合で、体制が代わっても根本は変わっていなかったことをファンにアピールすることが出来た。またデスペラードも本来はヒールだがファンから支持を受けるヒールになりつつあり、大器晩成ながらもブレイクの予感を感じさせた。セミのKUSHIDAvsスカルは互いにグラウンドで互角の攻防を繰り広げるも、スカルはエプロンでの攻防でジャンピングハイキックからエプロンからキック、リングに戻って鼻フックしつつキャメルクラッチ、両膝裏を踏みつけから、腕を固定してのストンピングと先手を奪い、KUSHIDAが雪崩式アームブリーカーから腕へのミドルキック、ヒップトスからの飛びつき腕十字、腕へのドロップキックと流れを変えようとするが、らホバーボードロック狙いは、逃れたスカルが3回転式ロメロスペシャルからカベルナリアで譲らない。
スカルはエルボースマッシュも、KUSHIDAはローリングエルボー、スカルは低空ソバットに対しKUSHIDAはオーバーヘッドキックも、スカルはラリアットからパーティーズ・オーバーからリバースDDT狙いはKUSHIDAが逃れも、ハンドスプリング狙いはスカルが切り返し垂直落下式リバースDDTを決める。
スカルが突進もキャッチしたKUSHIDAはシェルショックからバック・トゥ・ザ・フューチャーを狙うが、スカルが首固めで切り返し、雪崩式リバースブレーンバスターからチキンウイングフェースロックはKUSHIDAがアームブリーカーで逃れ、オートマティック・ミッドナイトを決め、エルボー合戦からKUSHIDAが前転からDDT、アームロックを狙うが、逃れたスカルは丸め込み合戦に持ち込むと、スカルはコーナーへ昇るも、KUSHIDAはハンドスプリングキックで動きを止めてから雪崩式狙うと、スカルが指折りで阻止、しかしKUSHIDAは構わずKUSHIDAは前転からの雪崩式DDTで突き刺す。
KUSHIDAはホバーボードロックを決めるが指を痛めているせいか捕獲に失敗すると、KUSHIDAはエレファントキックからバック・トゥ・ザ・フューチャーで3カウントを奪い、公式戦初勝利、スカルは2連敗となる。リーvs田口は、田口がフィンガーロックの攻防でリーを翻弄させ、田口はリストロックを回転して逃れようとすると、既に手は離されていたため一人で回転し、一人ロープワークと田口ワールドへと引きずり込もうとするが、リーは容赦なく場外へ出してノータッチトペコンを発射、リングに戻って前転してドロップキック、"いっちゃうぞバカやロー"と叫んで串刺し顔面ドロップキックとリードを奪いにかかる。
田口はリーを場外へ出すと三角飛びプランチャを発射し、リングに戻ってスワンダイブヒップアタック、もたれるリーにヒップアタックの連打、リーのドロップキックもかわしてヒップアタックと猛反撃するが、ギタったところで、リーが尻めがけてドロップキックを発射、だがリーは抱えると着地した田口がどどん狙いはリーが切り返し、、田口がラ・マヒストラルから丸め込み合戦も、リーがロープ越しのハイキックからのコーナーの攻撃を狙いは、田口は雪崩式狙うと、宙吊りになった田口にパタラス・エネル・ペチョを狙うが、かわした田口がオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
リーの飛び膝に対し田口はヒップアタックの連打も、ジャーマンで投げたリーはデスヌカドーラを狙い、田口が首固めで切り返すも、リーはスーパーキックからデスヌカドーラで3カウント!田口が上手く自分の世界に引き込めていたが、詰めが甘かった。セイビンvsSHOは、セイビンが低空ドロップキックから、ロメロスペシャルと見せかけ両膝裏を踏みつけて足攻めを狙うも、SHOはロープ越しのアームブリーカーで反撃し、座り込んだセイビンにスライディングキック、コーナーを使ってのアームロック、リングに戻ってクロスアームブリーカーからグラウンド卍、セイビンのエルボーを受けきって胴絞めスリーパーから腕十字と腕攻めでリードを奪う。
逃れたセイビンはヘッドロック高速DDTで反撃、セイビンはソバット、SHOの回転エビ固めをランニングローキック、場外に逃れたSHOにエプロンダッシュのランニングローキックからトペコンを発射、リングに戻ってミサイルキックと一気に流れを変え、セイビンは串刺しビックブーツからトップコーナーから雪崩式ブレーンバスター、しかしロープに飛び乗ってからのトルネードDDTは、SHOがキャッチしてアバランシュホールドで叩きつける。
張り手合戦、ラリアットも相打ち、SHOが突進したところで、セイビンがラリアットを連発し、クレイドル・ショックを狙うが、逃れたSHOは3連続ジャーマンから脇固め、ローリング式腕十字も、セイビンは十字架固めで切り返してからスーパーキックの連打を浴びせる。
セイビンは再度クレイドルショックを狙うが、背後に着地したSHOがバッククラッカーから腕十字、セイビンのフランケンシュタイナーもリバース式サイファーウタキで切り返すと、最後はショックアローで3カウント奪い公式戦初勝利を収める。また第4試合では内藤がヘナーレをデスティーノで降し、BUSHIがタイガーのマスクを剥ぎ取ったところで、会場が暗転しクリス・ジェリコのからのビデオメッセージを公開され、寝そべりながらも襲撃の備えていた内藤はジェリコが現れなかったことで肩透かしに終わるも、「『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中だぜ?」と新日本を批判した。
今回も内藤の批判も正論で、大阪城ホールへの煽りも狙ったのだろうが、『BEST OF THE SUPER Jr.』の最終戦で公開すればとも思ってしまう。こうやった仕掛けもしたことで、またジェリコが現れるのではという期待も若干あったのかもしれないが…
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年5月22日 -
ベテランの意地!タイガーがYOHに勝利で2連勝!「BEST OF THE SUPER Jr.25」沼津大会Aブロック公式戦結果
5月20日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」静岡・キラメッセぬまづ 1550人<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=2点]○タイガーマスク(13分33秒 タイガースープレックスホールド)[1勝1敗=2点]×YOH【タイガーの話】「正直な感想。やっぱり、キツいね。いまはこういう若い選手がもの凄い勢いあるし、ボクはそれを食い止めるっていうことしかできないね。ホントにYOH、アメリカに行ってものすごい成長したし、『シングルでどうかな?』って言ったけど、やはりむこうで長年やってただけあるね。さすが、新日本の若手ですよ。いまは若手じゃないけど。もういまはベルトも獲ってるし、これからジュニアは引っ張っていく立派な一人。ホントに今日はボクが勉強させられたというかね。『タイガー、立てよ!』っていうようなことを試合の中で言われた気がするし。ホントに冗談でもお世辞でもない。素晴らしい。いまのチャンピオン戦線に行くだけのものはある。ただ、俺も彼を止めている。そして、IWGPジュニアタッグの金丸も止めてる。別に、俺に挑戦権が来てもいいんじゃないかな? まぁ、会社はどうせ組まないってわかってるけど。なんで組まないか言うよ。俺とライガーさん、何度も言う。獲れるから。じゃあ、また俺たちが獲ったらおもしろくないって思うんでしょ? それならそれでいいよ。ただ、俺は何度も言ってるように、タイガーマスクとして殺伐とした、そして斬新な厳しい試合をしていく。それだけです。ただ、今日のYOHは素晴らしい」
【YOHの話】「沁みたよ。沁みたぜ、タイガーマスク。やっぱり、強いよ。負けたよ。エモいね。タイガーマスクはエモいよ。まだ一敗。また次、いい風、吹かせるよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○フリップ・ゴートン(10分3秒 片エビ固め)[2敗=0点]×金丸義信
※フォーフリッピースプラッシュ▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=2点]○石森太二(12分2秒 片エビ固め)[2敗=0点]×BUSHI
※ブラディークロス【石森の話】「こんなとこで、躓いてらんねぇんだよ。もう、我慢はしない。遠慮もしねぇ。俺は、俺なりのやり方で、トップを獲る。最後に笑うのは、この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」
【BUSHIの話】「今日、この会場で、おもしろいヤツを見つけたよ。名前は、石森太二。俺は忘れねぇぞ。おまえがたとえ忘れても、俺は今日のことを忘れない」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ウィル・オスプレイ(16分50秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×ACH
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「ACHという名前を聞いたのは3年前のことだ。ただ、本物レスラーだとは思わなかった。(※真っ赤に腫れ上がった胸を指さし)でも、俺の胸を見てくれ。彼は本当に新日本で闘いたいと思っている。そして、オーランドに行くつもりはないと思う。それはただの冗談だったね。ボクはそういう冗談ばっかり言うからさ。でも、俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を制するのは、当然のことだ。なぜなら、俺はIWGPジュニア級チャンピオンだからね」
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大ピンチの連続もヒロムがスカルをDで絞め落として白星発進!KUSHIDAはセイビンに完敗!
5月19日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1721人超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○海野翔太(7分26秒 逆エビ固め)×辻陽太◇第2試合◇
▼20分1本
ウィル・オスプレイ YOH ○YOSHI-HASHI(11分6秒 バタフライロック)ACH タイガーマスク ×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる 金丸義信(11分16秒 体固め)フリップ・ゴートン ×トーア・ヘナーレ
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(9分45秒 Skull End)×チェーズ・オーエンズ 石森太二◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ドラゴン・リー(17分31秒 片エビ固め)[1敗=0点]×SHO
※デスヌカドーラ【ドラゴン・リーの話】「ファンのみんなの大きな声援が聞こえただろう? 俺は日本が大好きだ。この『BEST OF THE SUPER Jr』に参加させてくれたニュージャパンに感謝している。俺はすごく若い。23歳のドラゴン・リーがここにいる。プロとしては4年のキャリアがある。(※自分の右太ももを指差しながら)右足には大きなケガをしてしまったが、俺にはルチャ・リブレがある。ここにいられること、『BEST OF THE SUPER Jr』に参戦できることを誇りに思っている。今日は勝利を掴むことができた。メヒコのみんな、そして日本のみんな、ムーチャス・グラシアス!」
【SHOの話】「『BEST OF THE SUPER Jr.』、ギリギリまでメンバー発表されなかった。だけど、俺は何カ月も前からこのリーグ戦に出るつもりでこの日のためにベストを尽くしてきたんだ。私生活も全て他のレスラーが酒を飲んで夜更かししていると思うと俺はプロテインを乗んで早く寝たい。それぐらい私生活でベストを尽くしてきたんだ。だけど負けた。現時点では俺よりドラゴン・リーは強え。俺がベストを尽くしてきても勝てねえ。強えよ。もしかしたら俺のベストが足りなかったのか。あの時、ちょっとサボっていたとかあるかもしれない。だからこそこれからは全部ベストを尽くす。まだまだ優勝諦めたわけじゃねえぞ。Bブロック、個人的に感情がある奴らがいっぱいいるんでね。それを全てリング上で叩き潰します」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○エル・デスペラード(13分17秒 エル・エス・クレロ)[1敗=0点]×田口隆祐【デスペラードの話】「ああ、クソ! ああ、クソ! なんだこれ! チキショー! あの野郎……。OK、OK。次だ、次。次は公式戦いつだ? (マスコミに向かって)憶えてるか? はい、誰も憶えてません。次の公式戦は、俺はBブロックに出ているからな。絶対お前には負けない」
【田口監督の談話】「(※股間を押さえながらインタビュースペースに辿り着くと、うずくまって)ダメだ……。(※姿勢を変えて)まだ、全体的に、全体的に……タマ際のプレイが弱すぎるね。タマ際のプレイは弱いし、タマ離れは遅いし。もっと早く、ポンポーンと回していかないと、『BEST OF THE SUPER Jr』のスピードにはついていけない。スピード負けしてる。タマ際の強さを、もっと身に付けていかないとダメですね。15年やっても、まだまだ課題が多いですよ。だからこそ、この『BEST OF THE SUPER Jr』はね、毎年毎年、挑戦し続ける勝ちがあるってことです。あー……負けた。負けたけど、『BEST OF THE SUPER Jr』は、開幕戦を落としても、まだまだ先が長いですから。勝負はこれから。生死もこれからです」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○クリス・セイビン(13分47秒 エビ固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
※オール・ヘイル・セイビン【セイビンの話】「まだまだこれからだ。今は頭も腕も痛い。そういった痛みも自分は超えていかなければいけないけれども、この一戦は自分にとっても言葉では表現できないぐらいの凄く大きいものだった。しっかりと長いリーグ戦を闘い抜くために水分を摂り、休んで、次の試合に備えたいと思う」
【バックステージでのKUSHIDA】
KUSHIDA「勝てないっすねぇ、開幕戦! 勝てない、とにかく勝てない! 1敗、大きな1敗。けど、俺が優勝した時も、1敗じゃ済んでないから。まだ、巻き返せますね。公式戦の枠じゃ語り尽くせないものが、僕とセイビンにはあって、そういうものを考えてたらね、でもこれは『BEST OF THE SUPER Jr』なんで、もっと……当然、すくわれるのを警戒して戦ったんですけど。一つ、もしかしたら、優勝への道筋、夢は少し遠のいたかもしれない。けど、違う夢が近づいてきましたよ。8年前じゃ考えられない、この場所、このリングで、この『BEST OF THE SUPER Jr』で、クリス・セイビンと戦うことができるなんて。こうやってクリス・セイビンを語れるのも、この『BEST OF THE SUPER Jr』の中で、KUSHIDAだけでしょう。開幕戦、とにかく未知数過ぎて、苦手な半分、楽しかったっすけどね。そうも言ってられない」──途中で、シェリーのフィニッシュ技を出そうとしませんでしたか?
KUSHIDA「はい。まぁ、そういうのはね、長くプロレスをやっていると、そういうところもくすぐりたくなるっていうか。まぁ、僕も新日本ジュニアで、最前線で戦ってきて、僕が入る前、モーターシティ・マシンガンズとApollo55で、新日本ジュニアが変わったというレスラー、関係者がいる中で、それぐらい強い刺激をこのリングに与えた1人だと思いますんで。ただそれと、今の意地……ぶつかって負けましたけど、二連覇を俺は、絶対諦めないっす。絶対諦めない!」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○高橋ヒロム(20分47秒 レフェリーストップ)[1敗=0点]×マーティ・スカル
※D(試合終了後)
「(※『ヒロム』コール)あ~、疲れた! 疲れた! 疲れた!! 疲れた!! 体痛い!! 疲れた!! 体痛い!! 疲れた!! でも! 大丈夫~~!!(※と叫んで両膝立ちになり、ファンが大歓声&大拍手) あ~、でも、やっぱりダメみたいだ(※と言いながら再びダウン) ちょっと、ちょっと応援して(※大『ヒロム』コール)。ハイ、オッケーで~す(※場内笑)。(※再び両膝立ちになり)悪いけどさ、別にこれふざけてんじゃねぇんだよ…。今回の、この『BEST OF THE SUPER Jr.』2018、『今年の(新日本プロレスの)シリーズの中で一番面白かった』って、『“G1 CLIMAX”より面白かった』って~!!(※大歓声&大拍手) 俺と、(※『SUPER Jr.』出場選手のタペストリーを指差し)こ・い・つ・ら・で~、言わしてやるよ(※大歓声&大拍手&『ヒロム』コール)。だからさ、もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなでーー!! 楽しもうぜーー!!(※大歓声&大拍手)」【ヒロムの話】「(※うめき声を上げながらインタビュースペースに辿り着くと、倒れ込んで寝そべったままで)見たか! 見たか! これが! これが、決勝戦だよ! 優勝した! 完全に優勝した! 俺が、この手で、勝ち獲ったんだよ、優勝を! 『BEST OF THE SUPER Jr 2018』の、俺が、勝者だ! ……(※起き上がりながら)……えっ!? 違う!? 違うの!? (※頭を抱えて)オーーーーイ! 大誤算だオイ! オイオイ! コレが一つめかよ! どっかで飛んじまったのか!? これが一つめだと!? こんなキツいのか、『BEST OF THE SUPER Jr』! こんなキツいのか! こんなに、体がキツくて、苦しくて、でも! やめられないんだよ! 楽しすぎて! やめられないんだよ! すごいよな、プロレスの力って。こんなに痛くて、こんなにキツいのに、やめられないんだよ! 自然と、また試合がしたくなるんだ。恐ろしいな……。俺が言った通りだよ。俺たちで、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと……みんなで! 楽しもうぜ!(※うめき声を上げながら控室へ)」
【スカルの話】「今日の試合はフェアではない。なぜなら、俺は45時間かけて時差ボケの中闘ったからだ。タカハシはどうなんだ? 30〜40分車で走ってきたのか? それはフェアとは言えないだろう。今日はしっかりと休養を取って、明日からは何人たりとも俺を止めることはできない。そして、俺が“BEST OF THE SUPER Jr”になることを止められないだろう」
Bブロック公式戦もスタート、メインではヒロムとスカルが対戦、ヒロムはドロップキックでスカルをエプロンへ出すも、断崖式回転エビ固め狙いは、スカルが指折りで阻止し、エプロンから腕へのローキックから、腕を折りたたんで踏みつけ、腕へのバトンキック、リングに戻っても指への踏みつけとワンハンドバックブリーカー、エルボースマッシュ、腰へのエルボーとリードを奪う。
サーフボードからの力比べも、ヒロムが押し返したところでスカルがバッククラッカーも、ヒロムはコーナーへフロントスープレックスで流れを変え、時間差ロープワークからのティヘラ、場外に逃れたスカルにヒロムはエプロンダッシュのドロップキック、リングに戻ってセントーンアタック、スパインボムから串刺しラリアット、顔面へ低空ドロップキックと一気に試合の流れを変える。
スカルの突進をヒロムはスーパーキックで迎撃したが、スカルはラリアット応戦すれば、ヒロムはファルコンアローで返してから雪崩式を狙うが、下へ潜って背後を奪ったスカルが雪崩式リバースブレーンバスターで投げると、パーティーズ・オーバーから傘を持ち出そうとするも、海野レフェリーに取り上げられたところでヒロムが断崖式回転エビ固めを決める。
リングに戻ったヒロムはダイナマイトブランジャーを決めるが、スカルが場外へ逃れ、ヒロムはエプロンダッシュのドロップキックを発射も、キャッチしたスカルはパワーボムで叩きつけ、エプロンでのエルボー合戦からヒロムのスーパーキックをキャッチして、ジャンピングハイキックからエプロンでのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
リングに戻るとスカルの指折り狙いを、ヒロムはTIME BOMEを決めようとするが、切り返したスカルはチキンウイングフェースロックで捕獲、指折り、スーパーキックの連打から後頭部へのストンピングと攻め込み、ヒロムのTIME BOMEも切り返すが、ヒロムはフランケンシュタイナーからDで捕獲し、スカルは持ち上げるも、ヒロムはそのまま一気に絞めあげてスカルが落ちて試合はストップ、ヒロムが激戦を制して白星発進に成功する。セミのKUSHIDAvsセイビンは、KUSHIDAがグラウンドでリードを奪いにかかるも、ハンドスプリング狙いをセイビンがスライディングキックで迎撃すると、場外のKUSHIDAにエプロンからランニングローキックを放ち、リングに戻ってからビクトル式グラウンド卍固め、頭突き、左腕へのストンピング、両足へのストンピング、ブレーンバスター、変形の膝固め、サーフボードから腕へのジャベで捕獲、ボディーシザースと幅が広いレスリングでリードを奪う。
劣勢のKUSHIDAはセイビンは串刺しエルボーもかわしてはシェルショック、左腕へのミドルキック、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで流れを変えセカンドコーナーからウラカンラナも、腕へのエレファントキックをかわしたセイビンはラ・マヒストラルを連発、KUSHIDAもヨーロピアンクラッチ式アームロックで捕獲し、ネックロックから膝蹴りの連打、腕へのエレファントキックを決めるが、技の読み合いはセイビンが制してトルネードDDTで突き刺す。
セイビンは延髄斬りも、KUSHIDAはダブルキックから場外に逃れたセイビンにコーナーからトペコンを狙うが、素早くリングに戻ったセイビンは雪崩式ジャーマンからグレイドルショックを決めると、オール・ヘイル・セイビンで3カウントを奪い、KUSHIDAにキャリアの差を見せつけて白星発進する。田口vsデスペラードは、後入場でアピールする田口をデスペラードが奇襲をかけて開始も、田口はフェイント式ヒップアタックで反撃し、デスペラードの裏を欠く攻めで翻弄して先手を奪う。
しかし田口の619狙いは、デスペラードがロープを上げて田口の股間をセカンドロープに直撃させると、場外戦で股にイスを固定してもう一つのイスで一撃を加え、リングに戻ってから田口のスワンダイブヒップ狙いはデスペラードはロープを叩いて阻止し、田口の股間がロープに直撃するなど、デスペラードが形成を逆転させる。
田口の延髄斬りもかわしたデスペラードはピンチェロコ狙うが、逃れた田口は旋回式ブルーサンダー、エプロンに倒れこんでデスペラードにヒップアタックから三角飛びトペコン、スワンダイブ式ヒップアタックからノータッチトペコンと攻勢と猛反撃し、リングに戻ってミサイルキック、低空ドロップキックからオーマイ&ガーアンクルで捕獲も、しかし突進したところでデスペラードがスパインバスターからマフラーホールドで返し、関節蹴りからギターラ・デ・ラ・ムエルタを狙う。
逃れた田口は鹿殺しを狙うが、逃れようとするデスペラードにどどんを決め、滾ってからのケツイェから、デスペラードの急所蹴りも阻止しどどん狙いは、デスペラードはエビ固めで切り返し、田口も丸め込むが、延髄斬りからどどん狙いはデスペラードがレフェリーと交錯させると、急所蹴りからのエル・エス・クレロで3カウントとなり、デスペラードも白星発進する。
リーvsSHOは、凱旋してから初シングルのSHOはリーがフィンガーロックで押し込んだところで腕十字で捕獲、場外のリーの腕めがけてエプロンでのランニングローキック、リングに戻ってから腕決め式のコブラツイスト、右腕を踏みつけるなど腕攻めと先手を奪うが、リーはフランケンシュタイナーで反撃して場外のSHOにトペコンを発射し、リングに戻ってからダブルアーム式牛殺し、変形のジャベで右腕を捕獲して流れを変える。
両者はリング内、場外とエルボー合戦を繰り広げるが、リーがソバットからロープへ走ろうとするとSHOがジャーマンで投げると、リーも投げ返してジャーマン合戦、SHOが突進もリーがスパニッシュフライを決め、デスヌカドーラで勝負を狙うが、SHOがバッククラッカーで切り返してから腕十字で、ハンマーロックで捕獲も、リーが腕へのバトンキックから脇固め、回転してクロスフェースに移行、SHOはエプロンに逃れるも、リーはロープ越しのアームブリーカーを連発、SHOがスリーパーで捕獲も、リーがアームブリーカーからハイキック、断崖式フランケン狙いはSHOがリングへのパワーボムで投げ捨てる。
SHOが垂直落下式シットダウンラストライドで突き刺すと、エビ固めから腕十字で捕獲し雪崩式ジャーマンを狙うが、体を入れ替えたリーはエルボー合戦、しかしSHOをコーナーに宙吊りにしたリーがパタラス・エネス・ペチョで踏み潰し、膝蹴りの応酬からSHOが腕十字狙いも、リーが持ち上げてデスヌカドーラで3カウントを奪い、リーが勝利も、内容的にもSHOが勝ってもおかしくはない試合だった。
開幕戦から激戦が続出する「BEST OF THE SUPER Jr.25」果たして誰が優勝するのか?【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
明日、5月20日(日)は静岡・キラメッセぬまづにて15:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております! https://t.co/h5M7hv84na #njbosj #njpw pic.twitter.com/qeLqEErdEd
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年5月19日Game Over #dragonlee #todossomosdragones pic.twitter.com/JjiVONqC0A
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragon_leecmll) 2018年5月19日BOSJデビュー戦は黒星
とにかく悔しすぎる
それにまだ頭がふらふらする
自分の弱さに腹が立つ
ドラゴン・リー
爆弾人間が「LoVE。」って爆弾発言するのも納得
ぶっちゃけ俺も
惚れてしまっていいですか?
まさに #完全にNEXT
— Roppongi3k SHO (@njpwShowT) 2018年5月19日 -
「BEST OF THE SUPER Jr.25」が開幕!BONE SOLDIER・石森がオスプレイを降し白星発進!
5月18日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1691人超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○クリス・セイビン 成田蓮(9分48秒 片エビ固め)KUSHIDA ×海野翔太
※グレイドル・ショック◇第2試合◇
▼20分1本
SHO ○YOSHI-HASHI(11分47秒 バタフライロック)ドラゴン・リー ×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる エル・デスペラード(8分9秒 体固め)×トーア・ヘナーレ 田口隆祐
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○EVIL 高橋ヒロム(9分29秒 Banshee Muzzle)×チェーズ・オーエンズ マーティ・スカル◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○タイガーマスク(10分27秒 エビ固め)[1敗=0点]×金丸義信【タイガーの話】「(※頭を指さし)まぁ、ここの差かな。もちろん、これだけ追い込まれて言うのもアレだけど、最初は見ていこうと思って。逆に四の字固めとか足を潰してやろうと思って。まぁ、最後はアイツがコーナーからきてフォールにきた瞬間に『足をあげてくれば』と思ったら、見事にマッチしたっていうかね。まぁ、『SUPER Jr.』いま俺もよく知らないけど、ハイフライヤーズと呼ばれている、飛ぶことをうりにしている選手が多い中で、やはり勝ちにこだわる試合というのを目指していきたいですね。もちろん、この『SUPER Jr.』をするという一つの目標。そしてもう一つは、勝ちに行く。ボクはタイガーマスクとしての斬新な、そして厳しい殺伐した試合をしていきたいと思ってます。まぁ、今日は金丸がかなり場外でアレだったんだけど、アイツに一つ言うことがあるとすれば、アイツはあんなことしなくたって勝てるヤツなんだ。アイツは実力があるんだから、あんなことをしなくたって勝利を獲れるだろ? これは鈴木軍にいるからなのか? 俺から言わせれば、鈴木軍の籠の中にいるから、こんなことになるんだよ。いつまで鈴木軍でやってんだ? 本来の金丸を出せばいいじゃないか? アイツはあんなことしなくたって、じゅうぶん力があるんだよ。俺はそう思うよ。とにかく次の試合はYOHか。やはり、海外に行ってホントに著しく成長してきてるし、侮れない部分があります。もう、昔の小松じゃないし。ただ、俺は絶対、アイツには白星をつけさせない。必ず、アイツに黒星を送る。以上」
【金丸の話】「オイ、たまたまだろ、たまたま! えぇ!? こっちは返してんだよ! オイ、ふざけんな、あんなんで勝ったと思うなよ、オイ! まだまだこれからだ! どんどん引っかき回すから、よく見とけ!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ACH(15分26秒 片エビ固め)[1敗=0点]×フリップ・ゴードン
※ACH's ビッグバン・アタック【ACHの話】「今夜、ACHこそがジュニアヘビー級のタイトルに、唯一ふさわしい男であるということを証明しただろう。そして、自分が“宇宙一強い男”であることを、あの“次世代のROHハイフライヤー”フリップ・ゴードンに勝つことで証明した。そして、あの男は本当に“バカ”だ。なぜならば、アイツは『地球が平らだ』と思ってる。そんなアイツを、今日は俺がリングで平らにしてやったぜ。そして、勝利を勝ち取ってやった。」
【ゴードンの話】「(※インタビュースペースでベンチに座ると、しばらくして「アーッ!」と絶叫)負けたのが信じられない! ACHはスーパーだった! 今日試合をやってみて、このリーグ戦が『BEST OF THE SUPER Jr.』と言われている理由が分かった。今日はすごく興奮した。ホテルに戻ったら、残りの対戦相手のビデオをもっと見て研究しないといけない。今日の闘いが俺のベストじゃない。残りの試合、全部ベストを尽くすことを約束する!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○YOH(15分18秒 ファイブスタークラッチ)[1敗=0点]×BUSHI【YOHの話】「一勝。『SUPER Jr.』で初勝利。しかもBUSHIから獲った。BUSHIから獲った初勝利。嬉しいよ、シングルで3つ(カウント)取って。彼はさ、俺がデビュー当時に目標としてた選手の一人だからね。シングルで獲れて、超嬉しいです。いいんじゃない? どんなに劣勢でもさ、どんなに攻め込まれててもさ、最後はね、俺らしく勝ちを獲れたっていうか。“ファイブスタークラッチ”ボクのフィニッシュの名前です。ボクっぽいでしょ? いい風吹かせますよ、この『SUPER Jr.』。台風の目になって、絶対優勝してやります」
【BUSHIの話】「オイオイオイ、レフェリー! 最初っからやってくれたな、オイ! しっかり見たか? なぁ!? どこがどう、3カウント入ってんだよ、説明してくれよ! 小松! こんなんで勝ったと思うなよ! テメェはしょせん、田中とニコイチだろ!? オマエらがやりたいことなんか、分かってたよ。でもな、3K、小松なんかに興味はねぇけど、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、オマエが最後に何を持ってくるのか、俺は楽しみにしてたけど、裏かかれたよ! ふざけやがって!」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○石森太二(13分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]×ウィル・オスプレイ
※ブラディークロス(試合終了後)
石森「IWGP王者がこんなもんか。ダッセーな、俺から目を離すな! ボーンソルジャー・タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」【バックステージでの石森】
石森「何かある?」──『BEST OF THE SUPER Jr.』、BONE SOLDIERとしての初戦、闘い終えていかがでしょうか?
石森「何? 闘い終えて? どうでしょうか? 見れば分かるでしょ? アレがジュニア王者だよ。俺は、BONE SOLDIER! そのへん、分かってる?」──ジュニア王者を倒しました。また一つ、大きな経験だったのでは。
石森「まぁそうだな。まぁ、(3カウントを)取ったからすぐに挑戦とかは難しいかもしんねぇけど、今回、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、俺が結果を出して、誰にも文句を言わせない。それで俺が挑戦してベルトを取る! ほか何かある? 何もねぇなら帰るぞ!(※と、立ち去る)」【オスプレイの話】「この試合に向けて、初日ということでしっかりと準備をしてきたはずだった……でも、それが足りなかったのかもしれないけど、相手の戦略が自分の首を狙ってくるという集中攻撃を受けた。そのターゲットになってしまったということで、いま左腕の感覚がない状態だ……(※辻と上村に肩を借り控室に戻っていった)」
「BEST OF THE SUPER Jr.25」が開幕、開幕戦ではAブロック公式戦が行われ、メインはIWGPジュニア王者のオスプレイとNOAHを退団してフリーとなり、BULLET CLUB入りを果たした石森が対戦。
開始と共にオスプレイがジョンウーからエルボーの連打、顔面への低空ドロップキックで奇襲をかけ、場外に逃れた石森はパンチの連打で反撃、しかし客席へ叩きつけようとすると、ひな壇に飛び乗ったオスプレイはトペコンヒーロを発射、リングに戻って逆水平、ミドルキックとオスプレイが先手を奪ったかに見えたが、石森もオスプレイに負けじとスピードで翻弄して、スワンダイブ式の雷電ドロップから首攻めで試合の流れを変える。
石森は丸藤正道ばりのネックツイスト、場外に逃れても首筋にエルボーから鉄柱攻撃、オスプレイを背中に向けるようにロープに固定してスライディングしてのジャーマンとNOAHでお馴染みの動きでリードを奪うも、ハンドスプリングをかわしたオスプレイが逆にハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ハイキックからトップロープからの619、スワンダイブフォアアームからその場飛びシューティングスターと一気に形成を逆転させる。
しかし石森はオスプレイの放つマウスから読み合いを切り返して腕極め式のクロスフェースで捕獲、石森は雪崩式を狙うが、逃れたオスプレイはコーナー固定式トラースキックを狙うと、逃れた石森はサイファーウタキで切り返して再度クロスフェースで捕獲、だがオスプレイも強引に持ち上げて叩きつける。
両者はエルボー合戦から、オスプレイは見えない角度からのトラースキックmリバースブラディーサンデーと畳みかけ、石森をトップロープに固定してのシューティングスタープレス、そしてコークスクリューキックからストーンブレイカーを狙うが、着地した石森はリバースフランケンシュタイナーを決め、勝負を狙った突進も、オスプレイはスパニッシュフライからトラースキック、そしてオスカッターを狙うと、キャッチした石森はブラディークロスで3カウントを奪い、公式戦を白星でスタートした。
オスプレイの動きに石森は着いてこれるかというのがあったと思うが、下手にオスプレイに付き合わず、NOAH時代に培った動きに丸藤から盗み取った技、そして新技も駆使して見事に勝利を収めた。セミのBUSHIvsYOHは、コーナーでアピールするYOHをBUSHIが奇襲をかけて開始となり、YOHは武藤敬司ばりの側転エルボーでBUSHIを場外へ追いやった後でノータッチトペコンを発射、リングに戻ってサマーソルトドロップを投下も、BUSHIがまた場外へ逃れ、YOHは追いかけたところで、BUSHIはTシャツでのチョーク攻撃で反撃、エプロンめがけてハングマンDDT、リングに戻ってから、首筋に低空ドロップキック、ロープに押し込んでエルボーの連打、首四の字、トップロープにYOHを固定してミサイルキック、STFと首攻めでリードを奪う。
BUSHIの串刺しをかわしたYOHはネックブリーカーからバックブリーカーの連続技、バックハンドエルボー、ロープにも垂れ込んだBUSHIに三角飛びミサイルキックと反撃も、突進をかわしたBUSHIは場外のYOHにトペスイシーダを発射、リングに戻ってからは串刺しダブルニーと流れを変える。
ロープワークの攻防でYOHがジャンピングニーを発射も、串刺し狙いはBUSHIがYOHを跨いだ状態トップロープに固定して雪崩式フランケンシュタイナー、ライトニングスパイラルからMXで勝負を狙うが、YOHがスーパーキックで迎撃し、エルボー、張り手合戦からYOHがソバットもBUSHIが延髄斬りで返し、YOHも同じ技で応戦、BUSHIはスピンキックもYOHはスーパーキックで応戦する。BUSHIの張り手にYOHはアイルビーバックも低空ドロップキックで迎撃したBUSHIはカナディアンデストロイで突き刺し、コードブレーカーを狙うが、YOHが変形ジャパニーズレッグロールクラッチことファイブスタークラッチで3カウントを奪い白星発進、YOHとはタッグで何度も渡り合ったことで、BUSHIもYOHの動きは熟知していたはずだったが、さすがの新技だけは読めていなかった。ACHvsSUPER Jr初参戦のゴードンは、ACHは逆水平の連打で先手、スリーパーで絞めあげ、バックブリーカーからジャーマンの連続技で攻め込むが、場外戦で逆水平を狙うと、右腕を鉄柱に直撃させてしまい、これを逃さなかったゴードンは右腕めがけてスワンダイブドロップキックから、片足でのドロップキック、オーバーヘッドキックからロープに飛び乗ってのスリングブレイドを決めると、コーナーのACHを場外へ蹴落としてからスワンダイブトペコンを発射、だがACHもエアジョーダンで反撃し、場外に逃れたゴードンにプランチャはかわされるも、着地したACHはキック、逆水平を放って、そのまま南側客席まで雪崩れ込み、フリップはゲードからプランチャを発射する。
リングに戻ってもスワンダイブ式180°ボディープレス、、バックフリップ、その場飛びシューティングスターの連続技からコーナーも、ACHは顎めがけてのオーバーヘッドキックで阻止し、逆水平の連打を放っていくが、だがゴードンはロープに飛び乗ってからのスピアーからファルコンアローで反撃し、見えない角度からのトラースキックから新技フラットアームスプラッシュも自爆してしまい、これを逃さなかったACHは片腕でのヒーローズグリップ、串刺しニーからACH's ビッグバン・アタックで3カウントを奪い、白星発進。ゴードンも敗れはしたが高評価を得るも、フラットアームスプラッシュが命中していたらと思うと惜しい試合だった。金丸vsタイガーは、開始と共に金丸が奇襲となり場外戦でタイガーを痛めつける。リングに戻っても金丸がストンピングの連打、タイガーはローリングソバットから水面蹴りで反撃し足四の字固めで捕獲、足攻めで流れを掴んだタイガーはタイガースピンからインディアンデスロックで捕獲する。
逃れた金丸にタイガーは張り手から場外へ追いやりトペ狙いも、素早く戻った金丸は低空ドロップキックからマスク剥ぎを狙いタイガーが場外へ逃れても金丸は場外DDTで追撃、エプロンにタイガーの首を固定してドロップキックと首攻めでリードを奪う。
突進したところでタイガーがハイキックからタイガードライバーを決め、タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスから腕十字で捕獲するが、タイガースープレックス狙いは金丸がレフェリーを掴んで阻止し、金丸は急所打ちから首固め、場外戦でも金丸は場外ボディースラムから若手もタイガーめがけてボディースラムで投げると、リングに戻って場外のタイガーに成田を投げつけてリングアウト勝ちを狙うが、。リングアウト寸前でタイガーはリングに戻り、金丸は串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターも、タイガーがエビ固めで逆転3カウントを奪い勝利、新日本とNOAHと何度も対戦してきた両者だったが、今回はタイガーが金丸の隙を突いて勝利となった。【開幕戦・後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日、5月19日(土)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/lOJJ5HJ6wK #njbosj #njpw pic.twitter.com/5ix1eOA1ZQ
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年5月18日スーパージュニア初勝利!
いい風がふいた☆
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年5月18日Hey @TheFlipGordon
He should go home and be a family man..
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2018年5月18日Since people are asking... #njbosj pic.twitter.com/ECbvbCsPlD
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年5月18日虎狩り…
失敗。。。
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年5月18日