SHOがKUSHIDAに肉薄!リーが公式戦初黒星!「BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋大会公式戦結果
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SHOがKUSHIDAに肉薄!リーが公式戦初黒星!「BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋大会公式戦結果
5月27日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」名古屋国際会議場 1831人 満員
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○マーティ・スカル(14分40秒 チキンウイング・フェースロック)[2勝2敗=4点]×エル・デスペラード
【スカルの話】「オオ、オオ、アア(※と痛みをこらえる声を漏らしながらインタビュースペースにやって来る)きっちりやり返してやったぞ。1年分の借りをな。“THE VILLAIN”にとって今夜の試合は長く続いた戦争だった。戦争以外なにものでもない。そしてデスペラードが最後に息絶えた。タカハシであろうと、タグチであろうと、みんな同じ目に遭うんだ。この“THE VILLAIN”の前ではな。(※ビデオカメラに向かって)オレから目をそらすな。目に飛び込んでくるものすべて、脳裏にしっかりと焼き付けておけ。今から始まるすべてをな。俺の闘いの一つひとつを。俺はこれからシャワーを浴びて、バスでトーキョーに向かう。バスの中では寝て過ごし、着いたらペッパーランチで食事だ。その青とは自分の時間を過ごしながら、次の試合のための研究だ。それが俺の日常さ。遠くまでやって来ても、やることは変わらない。ドラゴン・リー、タグチ、SHO、待ってろよ」
【デスペラードの話】「(※左手を押さえながら)ああ、痛っ! もう、昨日、(左手を)見せたからいいかな? 見てえか? (指の関節が)はずれてるのを……ま、もう入れたからな。指だけつかんで開くとか、反則じゃねえの? ああ? こっちもよ、売り言葉に買い言葉じゃねえけどよ、全部やってやるっつったけども、とことん壊れたぜ。左手、ありとあらゆる関節、全部いかれた。キ●●●か、あいつは……腕なくなるわ、こんなことやってたら。次、誰だ? 普段、当たらねえヤツばっかだから、次(の公式戦)の相手も出てこねえや。次の相手、どうすんだよ、この手でよ? いうこときかねえよ。あの野郎。いいよ別に。リングの上じゃなくたって。リングの上だけだと思うなよ……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○クリス・セイビン(13分39秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×ドラゴン・リー
※グレイドルショック
【セイビンの話】「ドラゴン・リーとは昨日、初めて顔を合わせた。リングに上がる以上、リスペクトの気持ちを持って彼と対峙した。彼の(ファイト)スタイルに対してもね。そして今日に備えた。昨夜からドラゴン・リーとの試合のことばかり考えてた。ドラゴン・リーはこのトーナメント(リーグ戦)で首位を走ってたからね。このまま彼を走らせるわけにはいかない。どうすれば、止められるだろうかってね。そして彼に初黒星をつけた。ここからクリス・セイビンは巻き返していく」
【D・リーの話】「ああ……残念だった。今日のところは、クリス・セイビンの方が優れてたってことだ。別に彼とはいがみ合ってるわけじゃない。だから、試合自体は気持ちいいものだった。勝ちたかったけどね。でも、これで終わったわけじゃない。必ずトップで終えてみせるよ。まだまだルチャの神髄を見せていく。これで3勝1敗。あとはデスペラード、KUSHIDA、マーティー・スカルだな。まだ3勝できる。残りすべて勝ったら、誰も追いつけないだろ? アリガトゴザイマス」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○KUSHIDA(19分14秒 バックトゥザフューチャー)[2勝2敗=4点]×SHO
【KUSHIDAの話】「プロレスの、プロレスラーの何が魅力かって、挫折や失敗に、心が動かされるんだと思います。それが人前で闘う理由……。SHO、お前はこのままいけ。もし、何かあったら、俺を見ろ。KUSHIDAを見ろ。遠くからうなずいてやっから。(※控室に戻ろうとするところ、引き返してきて)最後に、ロープワークも、派手な空中殺法も、ピンフォールも、一切なかったね……」
【SHOの話】「(シリーズ開幕)前日の会見で、あの人は『SHOとやるのが楽しみだ』と言ってくれて、ゾクッとしたよ、正直。海外にいるとき、あいつの試合、ずっと見てたんだ。この『SUPER Jr.』、去年、あいつが優勝したとこも俺は見た。で、どうすればあいつに勝てるかって、ずっと考えた。どうすれば、この『SUPER Jr.』、優勝できるかって。それでいろんなこと試したよ。ついこの前の試合の後、俺は『プロレスは技術でもない、力でもない、気持ちだ』って言ったよな。でも! 今日の一番の敗因は、技術の差だ。クソッ! 超えたい、超えたい壁、KUSHIDA。でも、まだまだ高い壁。デケエよ。俺の相方のYOHが言ったよ。『KUSHIDA? 頭のいいハイエナだ』って。そうかもしんねえよ。でも俺は、この新日本ジュニアっていう生態系に、いろんな生き物がいてもいいと思う。そっちのがおもろいだろ? ハイエナがいてもいい。ドラゴンだっていてもいい。いろんなヤツと、いろんな試合ができるんだったら、いろんな生物がいたっていいよ。じゃないと、生態系って成り立たねえだろ? でも! その新日本ジュニアの生態系のトップに立つ、ピラミッドのトップに立つのは、これは俺の考えだけど、ライオンじゃねえとダメだと思うんだよ。これからもKUSHIDAとずっとやっていきたい。これは俺個人の考えだ。世界中から『SHOとKUSHIDA、“神カード”だ』って言われるまで、俺はのし上がってやる」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○高橋ヒロム(14分49秒 D)[1勝3敗=2点]×田口隆祐
【ヒロムの話】「(※攻略本を手にインタビュースペースにたどり着くと、そのままフロアに体を横たえる)ああ、痛いよ。足が痛い……。とてもうれしい。でも足が痛いよ……。明日、オフだよね? オフだよね? 助かったぁ~。1日あれば、回復する。“回復のヒロちゃん”って昔いわれてたから。中学生の時に“回復のヒロちゃん”っていわれてたから。1日あれば大丈夫だと思うけど。しんどかったぁ……。勝ち点状況とか、どうなのさ? なんか2敗もしてるしさ、人の成績だのみでいきたくなかった。こんな苦労したくなかった。でも、そ~れ~が~、新日本。でも、はっきりわかったよ。勢いついたよ。田口さんのおかげだ。あの人のプロレス、今も昔も、好きなんだ。あの人に勝ったことが、うれしいよ。さあ、さあ、(足を回復)させるぞ。回復させることが、大事だぁぁぁぁぁ……」
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