伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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伊藤までも粉砕…芦野祥太郎を止められる選手は誰もいないのか…?

12月10日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR SHINING WINTER」後楽園ホール 1039人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○一(2分36秒 逆エビ固め)×馬場拓海


◇第1試合◇
▼20分1本
○滝澤晃頼(4分28秒 スレンテ)×佐藤嗣崇


◇第2試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 頓所隼(5分16秒 回転足折り固め)×三富政行 藤原ライオン


◇第3試合◇
▼30分1本
○河野真幸 近藤修司(5分11秒 体固め)×NOSAWA論外 MAZADA
※ランニングニー


【NOSAWA、MAZADA、近藤の話】
NOSAWA「オレたち組んでもよくないか」


MAZADA「最先端のプロレスをやってる。礼儀をわきまえてプロレスをやってる」


NOSAWA「近藤さんがこういう歩き方をしないってことは、一緒に上を向いて歩きながら、全日本プロレスに…」


近藤「なんで全日本なんだよ」


NOSAWA「巡業あるから」


近藤「全日本は行かねえぞ」


◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学(8分48秒 片エビ固め)×タナカ岩石
※デスバレーボム


【征矢の話】
征矢「いつも通り、お客さんを第一に楽しい、楽しいプロレス観戦を目指す目標をつくって。いわばお客さんが声を出しやすいように、お客さんが気持ちいい気持ちで帰っていただける、そういうものを私はプロレスのリングを通して、そして試合を通しお客さんにそれを伝えていきたい。そしてたくさんのお客さんに見に来てもらいたい。いろんなプロレスのイデオロギーってあると思うんですよ。オレはオレのイデオロギーをお客さんに伝えていきたいなと思ってます。まあきょうは岩石がああいう形でオレとシングルしろと。ハナから勝ち負けの問題の前にお客さんにどういうものをしようかなと、それしか頭に入ってなかったです。(プレゼントの)個数が全然合わなかったんですけど、私からのクリスマスプレゼントをきょう皆さんにお渡ししたつもりです。ほんの気持ちです。そういったちょっとした心遣いが大切なんじゃないでしょうか。そういうことなんですよ。とにかく私が追求するものとしては楽しく…」


(岩石が征矢のもとに現れる)
岩石「征矢! 負けたよ。だけどな、それでもオレ一つ納得いかないんだよ。オレの知ってる征矢学はそんな人間じゃない。強さを追い求めて、上に進む、倒れてもそれで前に進む、そういう征矢学にオレは戻ってきてほしいんだよ」


征矢「それは古いんだよ」


岩石「古くない!」


征矢「もっと新しく…」


岩石「(さえぎって)あんたそんなのじゃないよ。オレの知ってる征矢学はそんなんじゃない」
征矢「オマエみたいな性格うざったいんだよ」


岩石「こっちだってうざったいんだよ。わかったよ。新しいパートナーを連れてくる。そしてオレともう一回やれ」


征矢「さっきもういいって言ったじゃないか」


岩石「もういいよなんて言ってないよ。新しいパートナー連れてくる」


征矢「オマエとやるのはオレがもううんざりだよ」


岩石「もう一回やれよ」


征矢「パートナーの暑苦しいヤツ同士でやっていけよ。誰だか知らないけどよ。こっちのパートナーは誰やるんだよ」


岩石「あんたに任せるよ」


征矢「本当か。武藤敬司でもいいのか」


岩石「いいよ、誰でも!」


征矢「言ったな。あとは会社が判断するだけだぞ」


岩石「なんだっていいよ。新しいパートナーを連れてくる。組んで、オレと征矢さんでもう一回闘おうじゃないか。昔のあなたにもう一回オレが戻してやるよ」


征矢「もういいよ、昔、昔って。オレはいまを生きてるんだよ。昔にとらわれてるからオマエは進歩できねえんだよ。昔、昔っていまを生きろよ」


岩石「あんたはそれでいいのか」


征矢「いまを生きろー!(控室へ)」


岩石「バカにされてよ。クソッ。せっかく組まれたシングルやったけど、まったく認めないからな。しつこいかもしれないけど、しつこくつきまとうからな。昔の熱い征矢学が戻ってくるまで」


◇第5試合◇
▼30分1本
稲葉大樹 黒潮"イケメン"二郎 ○アンディ・ウー(9分41秒 反則勝ち)児玉裕輔 立花誠吾 ×ドランク・アンディ
※マスク剥ぎ


【アンディの話】「なんやアイツはオイ! こんなんしてなんの意味があるんや、おい。W-1面白くするんやったらよ、こんなんで面白くなるのか。もう一回シングルやらせろよ。もうやりたくないぐらいアイツ、半殺しにしてやるから」


【児玉、立花、ドランクの話】
立花「おいおいおい、何してんだよオマエ。横浜と同じじゃねえか。同じやり方で負けてんじゃねえかよ。学べよ、少しは。なんで2つも(アンディのマスクが)あるんだよ。何個取るんだよ。なんだオマエ、千羽アンディでも作るのか?」


児玉「千羽アンディ? あと998?」


立花「これ(割れたひょうたん)見ろ。次、後楽園でもしブラック・アンディとアンディ・ウーがまた組まれたら、次のアンディ・ウーこうしてやりましょうか」


児玉「いや、すごい割れた」


立花「いいですね。次、アイツこうしてやりましょう。でも、次もうないですかね。負けちゃったから」


児玉「もうマスクないから出てこられない」


立花「出られないっすね。まあ、(マスクを)集めましょう。コレクションしていきますか、アンディ・ウーの」


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○吉岡世起(13分22秒 片エビ固め)[挑戦者]×土方隆司
※S・K
☆吉岡が2度目の防衛に成功


【吉岡の話】「きっつい。土方さん、あんたホントにブランクあるんすか? 議員ちゃんとやってます? めっちゃ鼓膜破られましたよ。意識も飛びかけましたし。あんた、やべえな。また機会あったらやりましょう。お願いします。(土方が退場)ありがとうございました。次の挑戦者が出てこないんで、次、まあお楽しみに。チェックしておいてください。次、クルーザーフェスもあるんで」


【吉岡の話】「しんどいけど、刺激的だなオイ。ホントに、ホントに、議員やってんのか、あの人は? ガッチガチだな。鼓膜破れたぞ。左全然聞こえねえよ。飛びかけたし。でも、楽しかった。もっと蹴り合い、おもしれえじゃねえか。次、挑戦者決まってないけど、だれでもいいよ。オレに刺激をくれるヤツであればだれでもいい。もっと、まだ足りねえ。もっと、もっと、このベルトの価値を上げていく」


【土方の話】「負けました。立派なチャンピオンだと思います。オレがどうこう言うわけじゃないけど。試合前には言ってなかったんですけど、ボクはかつて全日本プロレスでNOAHにベルトを奪われるという大失態を犯しました。そのあとの転落ぶりはもう知ってるファンの方なら知ってると思います。そしてその、オレが失ったベルトを取り返したのはカズ・ハヤシでした。だから今日このクルーザー、カズ・ハヤシが巻いてないベルトを巻くことで、自分の中での世界ジュニアを終わりにしたかったんですけど、それもかないませんでした。ただ、精一杯の強がりを言わせてもらえれば、またチャレンジする理由ができた。そして、これまで以上にプロレスに励んで行く理由ができた。それだけがボクの中で唯一の救いだと思います。いずれにしても、団体のチャンピオンというのは、フリーが初参戦でいきなりチャンピオンになれるほど軽いものじゃないし、逆にそうであっては困る。これでまたW‐1のクルーザーに身をささげる決意ができました」


◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第12代王者組]○土肥孝司 熊ゴロー(16分4秒 体固め)[挑戦者組]火野裕士 ×ジェイク・オーメン
※垂直落下式ブレーンバスター


(試合終了後)
土肥「おい、熊、12月最後のタッグタイトルマッチもオレらが勝ったな」


熊ゴロー「よっしゃ勝ったぞー!」


土肥「ちょっとさ、W‐1とは少~しだけ関係ないんですけど、12月31日に『朝青龍を押し出したら1000万円』という企画があるんですよ。そこに土肥熊が、出る!かもしれないんで」


熊ゴロー「かもですよ、かも」


土肥「ここは、あとは皆さんのお力添えも必要だと思いますので、ぜひ『土肥熊を出してくれ』とabemaTVにメールでもいい、電話でもいい、なんでもしてください!」


熊ゴロー「オレたちが朝青龍とやるの、見たいかー!?(×4)よっしゃ、やってやるぞ」


土肥「2017年もオレたち最低で最高のタッグチーム土肥熊がしっかりチャンピオン防衛して、2018年も、またオレら土肥熊で、機会があればよろしくお願いします」


【土肥、熊ゴローの話】
土肥「強敵だった」


熊ゴロー「痛てえ!」


土肥「2017年のW-1タッグ戦線、1月からオレらがタッグチャンピオンになったりならなかったりそたけど、オレらが盛り上げてきた自負はある」


熊「もういねえだろ。この団体のタッグ屋というヤツらは全部倒してきた。このベルトもって外行きたいね」


土肥「今日は勝つ方法で。意地にならなかっただろ。9:1で」


熊「9はオレですね」


土肥「何言ってんだよ! オレが9だろ。10分以上リングにいたよ。今日で2017年の後楽園も終わり。残りの試合もあってそれも大事だけど、もうひとつ大事なのはオレたちは朝青龍! 出れるかわからないけど、オレらが出たらおもしろいでしょう」


熊「やってやりましょう! 目の前に1000万がぶら下がってるから」


土肥「2018年も機会があればやっていきましょう(握手)」


熊「機会があれば」


土肥「ベルト持ってるからまた会うことになるでしょう」


◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(17分3秒 アンクルロック)[挑戦者]×伊藤貴明
☆芦野が7度目の防衛に成功


(試合終了後)
芦野「伊藤、どうだった、タイトルマッチ? 政権交代だの、アンファンテリブル解体だの、オマエ顔じゃねえんだよ。もう一回よ、ゼロからやり直せ、オマエは。第1試合のセコンドからやり直せ。オマエの1年なんかな、そんなもんなんだよ。これを見てわかったろ。一撃だよ、アンクルで。おい、おい、W‐1のやり方…(リングサイドの熊ゴローに)なんだオマエ出て来んのか? 出て来ても挑戦させねえよ。だれかが出て来てよ、挑戦したいです、はい決定、オレこのやり方気に食わねえからさ。オレは、これから、やりたいと思った相手としか防衛戦しません。それがよ、このベルトの価値高めるんだよ。オレにとってね、このベルトすべてだから。軽々しくよ、リング上がってきて挑戦したいだのなだかんだ言うんじゃねえ。わかったらとっとと帰れ、ボケ!(熊ゴローは帰らない)まあいつまでいるのかわからないけど、話進めます。2017年、今日が最後の後楽園です。まあ散々、悪態ついてきたけど、ひとつだけお願い聞いてほしいんだよ。7回防衛したからいいでしょ、1個ぐらい? イケメン、出てこい!(黒潮が入場幕から顔を出し引っ込める)おい、出てこい出てこい!(黒潮が出てくる)イケメン、リング上がれ(黒潮がリングインしかけてエプロンに戻る。イケメンコールの中、リングイン。しばらく2人がにらみ合う。黒潮は手持無沙汰な感じ)ひとつだけオマエに言いたいことがあるんだよ。……締めろ」


黒潮「芦野、任せな。イエーイ! 一人で寂しいんで、ちょっとNEW ERAの皆さん、NEW ERA集合。おんなじチームのボクが言うのもアレなんですけど、伊藤はちょっと早かったですね。まあ伊藤、頑張ろうこれから。よし。皆さん、とにかく今日はたくさんのご来場、本当にありがとうございました。2017年いろいろありました。ハヤシ社長になったり近藤副社長になったり、ほんとにいろいろあって、芦野が絶対王者になったり。この会場をパンパンにするためにボクたち、自分で言うのもアレなんですけど、頑張ってます。2018年も、もしよろしければ会場に足を運んでほしいです。どうかよろしくお願いします! イエーイ!(イケメンコール)じゃあ最後は、今年最後の後楽園なんで皆さんで一緒に締めたいと思います。3、2、1、レッスルレッスルで締めたいところなんだけど、すっごい評判が悪かったので、いくぞー、イチ、ニー、サン、フィニッシュ!で締めたいと思います。じゃあ皆さん小声で練習してみましょう。いくぞー、イチ、ニー、サン、フィニッシュ。おお、いいですねえ。それを大音量でお願いします。いくぞー! イチ、ニー、サン、フィニッシュ!」


【芦野の話】「いまリング上でも言った通り、オレがやりたい相手とやっていきます。それはいつ誰だかオレにもわかりません。いま、一通りW-1にはオレのベルトに挑戦できる人間はいないから。またイチからやっていきたいなと思ってます。それが文体かもしれない。やりたいと思わなかったら文体までタイトルマッチないんだよ。言いたい意味、わかります? W-1のいまいるレスラーたち、もっとやっきになって倒しに来いよ。伊藤が出てヘラヘラしてんじゃねえよ、NEW ERA。テメエらより後輩が挑戦表明して黙ってるアイツらはなんなんだよ。もっと上のベテランはなんだ。第1試合、第2試合、若手を相手にしてなんだそれ。ふざけんじゃねえよ。言っとくけどオレはまだプロレスを始めて2年。3年いかないぐらいだよ。何年やってるんだよ。10年やってるヤツらが第1試合、おかしいだろ。W-1のそういうところがダメなんだ。一人じゃ何もできねえんだよ。全員が頑張らなきゃダメだろいま。このW-1上げるためにオレはいいやじゃねえんだよ。もっとみんな必死になれ。必死にこれ、取りに来い。叩きつぶしてやる」


 11・5後楽園大会で熊ゴローからWRESTLE-1王座を防衛して長期政権を築く芦野に、同日に稲葉を降してリザルド王座を防衛したデビュー1年目3ヶ月の伊藤が挑戦。
 序盤から芦野がグラウンドでリードを奪い、伊藤の繰り出すローキックを見切りながら、伊藤の痛めている左肩をハンマーロックで捕らえつつテーピングを剥がしにかかる。先手を奪われた伊藤はミドルキックを放っていくが、芦野は胸を払って受け流し、キャッチしてドラゴンスクリューから逆片エビ、そしてSTFへと移行し、ロープに逃れても立てない伊藤に芦野は容赦なく俵返しで投げる。
 伊藤はニーリフトで活路を見出そうとするが、痛めている足を押さえてうずくまってしまうと、芦野は蹴り倒して、今度は伊藤の膝のサポーターを外し、膝めがけてエルボーを乱打、しかし伊藤はローキックをやっと当てブラジリアンキックを炸裂させ、背中へのミドルキックからサッカーボールキック、さすがの芦野も場外へ逃れ、伊藤はエプロンダッシュのトペコンで追撃し、リングに戻ってからニーリフト、打撃の連打からミドルキックで蹴り倒す。
 伊藤はニールキックからブロックバスターを決め、胸板へのローキックからサッカーボールキックと浴びせ、コーナーへ昇るも、起き上がった芦野は雪崩式フロントスープレックスを敢行、ランニング式低空ヨーロピアンアッパーカットの連打で、自分のペースへと戻していき、更にエルボースマッシュを乱打、しかし伊藤は膝蹴りを連発しPKを炸裂させ、ジャーマンを狙う。しかし芦野は芦野がアンクルロックで捕獲、伊藤は耐えたが無念のギブアップとなり、芦野が完勝で王座を防衛した。


 試合後には芦野が「やりたいと思った相手としか防衛戦を行いません」と断言、そこで黒潮が現れるが、締めのマイクを任されただけだった。河野から王座を奪取し近藤、征矢の先輩レスラーや、同世代の土肥、黒潮、稲葉、熊ゴロー、そして後輩の伊藤も降したことで、芦野は事実上WRESTLE-1を制圧状態となった。現時点では打倒・芦野に名乗りを挙げず、芦野への挑戦者は他団体から迎えるしかないのか…


 11・19千葉Blue Field大会でタッグチャンピオンシップを奪還した土肥熊は火野&オーメンの挑戦を受け、土肥との逆水平合戦を制した火野がオーメンと共に捕らえにかかり、オーメンだけでなく火野もも控えの熊ゴローに中指を立て、さすがの熊ゴローも激昂するが試合権利がないためレフェリーに制止される。
 やっと反撃した土肥は熊ゴローにやっと交代、熊ゴローは怒りに任せて火野に串刺しラリアット、クロスボディーからセントーンを投下、だが火野は両手を後ろにして胸板を突き出すと熊ゴローはエルボーを乱打も、火野は受け流してラリアットでなぎ倒し、交代したオーメンもローリングネックブリーカーで続き、ファコンアローを決めるが、土肥が入ってオーメンにボディースラムで投げると、熊ゴローとのセントーン、ギロチンドロップの同時攻撃を決める。
 土肥熊は火野を捕らえにかかるが、火野は両腕ラリアットを浴びせると、熊ゴローにFukingBOMを狙う。しかし着地した熊ゴローは火野のラリアットをかわしてバックドロップ、それでも火野は平然とすると土肥が入ってダブルバックドロップを決め、交代したオーメンにはフェースクラッシャーインパクトを決めるが、熊ゴローのダイビングセントーン狙いは、火野がオーメンの足を引っ張ったため自爆となってしまう。
 火野は土肥をエクスプロイダーで排除すると、熊ゴローに再度FukingBOMを狙うも、熊ゴローがリバースしたところで、オーメンがトラースキックを放ち、もう一発狙いは熊ゴローがかわして土肥に交代、土肥はオーメンと打撃戦となると、火野が入ってダブルチョークスラムからトレイン攻撃で土肥を捕らえ、オーメンは再度トラースキックを狙うが、熊ゴローがラリアットでカットの入り、オーメンは再度トラースキックを狙ったところで土肥はハーフネルソンスープレックスで投げると、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を防衛。
 試合後にはAmebaTVで大晦日に放送される「朝青龍を押し出したら1000万円」に土肥熊が出場するかもしれないことをアピールした。


 大会後に黒潮のアピールでもあったとおり、今年のWRESTLE-1は高木三四郎CEOが相談役に退き、カズ&近藤の新体制発足の激動の年となり、総帥である武藤敬司が他団体に出場が主になった。カズ&近藤もプロレス専門誌に企画を用いた広告を出し、黒潮がNumbersの「プロレス総選挙」で6位にランクインし、征矢も全日本に出場するなどしてWRESTLE-1の存在をアピールしてきたが、総帥である武藤が「PRO-WRESTLING MASTERS」や他団体出場が主になり、また現在の選手達がまだファンに浸透されていないというのもある。
 来年は黒潮もDDTにも出場、土肥熊もはAmebaTVで大晦日に放送される「朝青龍を押し出したら1000万円」へ出場を宣言するなど、WRESTLE-1の存在を大きくアピールしようとしている。この活動がジワジワと来てWRESTLE-1の浮上のきっかけになるのか・・・


 クルーザーデビジョンは互いに打撃戦を展開も、吉岡が飛び蹴りで土方を場外へ出すも、ラ・ケブラータを狙うが、土方は引きずり降ろすとランニングローキックを発射、リングに戻っても土方がサッカーボールキックからスリーパーで絞めあげ、吉岡は失神寸前にまで追い詰められる。
 意識朦朧となった吉岡に土方はエルボーで攻勢に出るが、吉岡はゼロ戦キックで活路を見出し、ジャンピングハイキック、顔面への串刺し低空ドロップキックで土方を場外へ出し、ラ・ケブラータを炸裂させる。
 リングに戻った吉岡は後頭部への踵落とし、ニーリフトと攻め込むが、フロントキックをかわした土方は延髄斬り、サッカーボールキック、PK、右ハイキック、フロントネックチャンスリーと畳みかけ、フィッシャーマンズバスターで勝負に出るが、吉岡はDDTで切り返し、トラースキックから打撃のコンポも、土方はハイキックで応戦、ランニングジャンピングハイキックからフィッシャーマンズバスターを決める。
 土方はもう1回フィッシャーマンズバスターを狙うが、吉岡が首固めで切り返すと、時間差ロープワークからラ・ミスティカで捕獲、ミドルキックからの打撃戦は土方が張り手で制し、再度フィッシャーマンズバスター決めてから、リストクラッチ式フィッシャーマンズバスターを狙うと、吉岡はエルボーで抵抗して、土方が手首を掴んでエルボー合戦を展開、しかし吉岡がハイキックからバスソーキック、顔面へのニー、キックを炸裂させると、最後は前後からのS・KからS・Kを決めて3カウントを奪い王座を防衛した。


 また第5試合のNEW ERAvsENFANTS TERIRIBLESの6人タッグ戦は、12・2横浜ラジアントホールでアンディとドランクが一騎打ちとなった際にドランクにマスクを剥がされたアンディはドランクにミサイルキックを放つと飛鴻狙うが、ドランクがジャーマンで投げると、ドランクがアンディのマスクをレフェリーに投げ渡した隙を突いて急所打ちを決め、立花の竹刀攻撃からENFANTS TERIRIBLESがアンディに集中攻撃、最後はドランクがレインメーカー式マスク剥ぎでアンディのマスクを剥ぐも、反則負けとなった。


 第3試合のTriggeRvs東京愚連隊は河野がNOSAWAを降し、4人並んで万歳三唱すると、ブラックタイガーⅦの代理人であるNOSAWAは近藤に全日本プロレス12月12日後楽園大会に登場を要請するが、近藤は拒否した。


 タッグリーグで仲間割れとなった征矢vs岩石は征矢がワイルドボンバーからデスバレーボムで完勝、岩石は新パートナーを予告して征矢に再戦を訴えた。

土肥熊タッグがタッグリーグを制覇!シングル、タッグ独占に王手!

10月11日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」後楽園ホール 638人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」決勝トーナメント/時間無制限1本
土肥孝司 ○熊ゴロー(9分44秒 エビ固め)火野裕士 ×ジェイク・オーメン
※ダイビングセントーン


◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」決勝トーナメント/時間無制限1本
稲葉大樹 ○黒潮"イケメン"二郎(11分46秒 エビ固め)河野真幸 ×伊藤貴明
※イケメンサルト


◇第3試合◇
▼30分1本
一 ○皇壮馬(7分23秒 首固め)×三富政行 藤原ライオン


◇第4試合◇
▼30分1本
NOSAWA論外 MAZADA ○近野剣心(10分6秒 片エビ固め)カス・ハヤシ 近藤修司 ×佐山駿介
※PK


◇第5試合◇
▼30分1本
芦野祥太郎 児玉裕輔 ○立花誠吾 ドランク・アンディ(11分36秒 シルバーロック)×征矢学 アンディ・ウー タナカ岩石 佐藤嗣崇


(試合終了後)
芦野「征矢、お前はな、チャンピオンシップに挑戦する実力あるのに、相変わらずウダウダやってるな。逆指名とかしないんで、別にいいですよ。ヘラヘラやっても、別に征矢学に興味ないんで、まあやるならしっかりやれよ」


【芦野、立花の話】
芦野「(ブラックは)無事逃げ切ったみたいでよかったです。リング上でも言った通り」


立花「征矢、俺がACEのときから見てましたけど、もっと強いはずですよね。勝負にあんなふざけてるヤツ入れてんだったら、俺がいた方がいいよ。ああん?」


芦野「よくやったよ、きょうは。いい感じで。取ったね」


立花「取りました。どんどんこっから実績つけるんで。征矢学からとりあえず取ってW-1所属で。こっから、こっから」


芦野「あんなふうに実力ある人間がヘラヘラやって、要は迷走ですよね。それだったら俺らと一緒にやります? それぐらい覚悟もってW-1よくしたいなら、チケット売るだけじゃねえんだよ。リング上のパフォーマンスが一番大事だろ。営業どれだけ行って、それも大事かもしれないよ。でもリング上でタッグリーグ、勝ち点ゼロでヘラヘラして、自分で変われないんだろ。だったら俺らとやろう。征矢学、心機一転だよ。もうちょっとプロレスに、真摯にひたむきに向かってみろ。そしたら変わるよ。このベルトにも挑戦させてあげないこともないよ。入れて入ったら、挑戦させないけどね。まあ征矢学、どうぞご自由に」


【征矢、アンディ、岩石の話】
アンディ「アイツら何がやりたいねん。アンファンテリブルかアンパンテリブルか知らんけど、あんなんでW-1おもろなるのか。ふざけんな」


征矢「いやいやいや、負けちゃったなぁ。きょうは本当に楽しかったな、プロレス。楽しいだろ、オマエ。勉強したか、オマエら!」


岩石「あんたいい加減にしろ、本当によ! そんなんだからタッグリーグ、全敗だよ。ああ!?」


征矢「いいんだよ。勝ち負けじゃねえって言っただろ」


岩石「勝ちが必要なんだって言ってんだろ、このヤロー! ふざけんな!」


ブラックタイガーⅦ(突然出てくる)「ヒザ大丈夫か?」


征矢「メキシコから来たブラックⅦさんじゃないですか? ヒザは大丈夫です。(やられたのは)ヒジですね」


ブラック「俺たちのタッグリーグは終わってないから。11月19日から俺とオマエで世界最強タッグリーグに出るから。エントリーされてるから。それは大森取締役が俺たちを…」


征矢「誘ってくれた。あの人はお酒に頼るばかりじゃなくて…」


ブラック「いいんだよ、あんなガキに言われる必要ないんだよ。楽しくやろうよ」


征矢「楽しくやってますよ」


ブラック「それよりもヒザ大丈夫か?」


征矢「ヒザじゃなくてヒジです。試合見てないですよね? 自分は楽しんでやらせてもらいました」


ブラック「飲みながらやろうぜ、これから」


征矢「ドランク・アンディも酒飲んでましたからね。お酒飲んでもいいってことですよね。まあ、ということで俺のタッグリーグはまだ終わっておりません。11月から始まる全日本プロレスの世界最強タッグリーグ戦にエントリーしている。ということはまだリーグ戦は終わってない」


ブラック「そう。征矢学とブラックタイガーⅦが最強を証明するためにリーグ戦に出るんだよ」


征矢「なんの最強でしょうか? お楽しみください」


ブラック「あとわたくしごとですが、わたくしの知り合いのNOSAWA論外とケンドー・カシンが昨日、ルチャワールドカップに出場して準決勝敗退という、日本国民の皆様にわたくしブラックタイガーが謝罪しないといけないので。ヒザ大丈夫?」


征矢「ヒザじゃなくて、ヒジ。そろそろ冷やさせてもらっていいですか?」


ブラック「というわけで俺たちは楽しくやる」


征矢「そうでしょう。一番はお客さんが楽しんでくれれば、それじゃないの?」


ブラック「最強を証明しようぜ」


征矢「お客様はお金を払って見に来てくれてるんだから。間違いないでしょ? 俺の言ってること間違ってますか?」


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○吉岡世起(19分19秒 片エビ固め)[挑戦者]×頓所隼
※SK
☆吉岡が初防衛に成功。


 【試合後の吉岡】
吉岡「ずっと覚悟が足りねえって。試合でもKOして、ずっと尻を引っぱたいてきて、最後の最後で想像を超えたよな。あんなやるって誰が想像した。強えな。強くなったよ。でも、まだ心が弱いんじゃないか。もっと上に行けるはずだ、アイツは。覚悟さえ決まれば。この世界で生きていくっていうのは並大抵の覚悟じゃねえんだよ。俺も薬剤師の夢を捨てて来てんだよ。それぐらいの覚悟を持ってやれば、アイツはもっともっと上に行けるぞ。だから、その時、もう1回やろう。頓所に伝えておいてください」


※ここで近野が拍手をしながら出てくる


近野「チャンピオンおめでとう。間近で見させてもらったよ。強くて、華やかで、そして蹴りを使う選手。凄い興味持った、俺は」


吉岡「これは、広島からようこそ。ダブプロレスの近野剣心さんですよね。わざわざ広島から、俺の後輩に対する熱いコメント、メッセージを邪魔しに来たんですか?」


近野「俺もわざわざ広島から、このリングは初めてでしたけど、思い出作りのためにここにきたわけじゃないんで。お前のベルトとお前自身に興味がある」


吉岡「光栄だね。お目が高いね。でもね、全日本の武藤塾で、中之上さんと同期で受かって、逃げ出した人が今さらノコノコなんの用ですか。まあ、J-STAGEで6人タッグとはいえ引き分けて、仕留め切れなかったんで、興味はありますわ。俺とこのベルト…キャリアも団体も関係ねえ。俺に刺激をくれるかどうかなんですよ。あんたは俺にどんな刺激をくれるのか?」


※2人はにらみ合う


近野「やってやるよ」


吉岡「OK」


近野「いつでも広島から、お前の首とそのベルトを狙いにいってやるけん」


吉岡「いつでも来いよ。待ってるぞ」


◇第7試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」優勝決定戦/時間無制限1本
○土肥孝司 熊ゴロー(34分2秒 片エビ固め)×稲葉大樹 黒潮"イケメン"二郎
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥&熊ゴローがWRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017を優勝


(試合終了後、チーム246プレジデントが現れる。
カズ「土肥熊さん、おめでとうございます。現タッグチャンピオンのチーム246です。次のタイトルマッチ、場所、日にちお前ら2人で決めろ(退場)」


(シングル王者の芦野も現れ)
芦野「11月5日、後楽園大会、どっち挑戦するの? どっちでいいから、決めておいてください(退場)」


土肥「とりあえず、チャンピオンシップ権利証とタッグの権利証が2枚あります!」


熊ゴロー「いや、あのシングルのほう。(権利証を土肥が渡さない)何そんな意地悪するの。ねえ、シングル、オレに挑戦させて。挑戦させてオレに。シングル、シングルをオレにやらせて。ちょっと待って誠意、見せるから。いまから誠意見せます!(土下座する熊ゴロー)」


土肥「ちょっと待ってよ。オレがさせたみたいじゃないかよ。オレがさせたみたいだ、やめろ×2。たださ、ただお前、人への要求の仕方の最上級はなんだ。頭タケーよ(最上級の土下座をする熊ゴロー)冗談×2、やめろ。そんなに挑戦したいのか!」


熊ゴロー「おう!」


土肥「どうですか。とりあえず、熊ゴローの思い、たくさんあると思うのでとりあえずマイクを渡します」


熊ゴロー「オレは本当に芦野が気に入らねー。オレはあのツラ、伸びきった鼻をへし折ってやるから。オレがやってやる、コノヤロー!」


土肥「本当にできるのか!」


熊ゴロー「やってやるぜ!」


土肥「アイツが嫌いか!」


熊ゴロー「嫌いだ!」


土肥「大嫌いだろ!?」


熊ゴロー「大嫌いだ! ぶち殺してやるよ、コノヤロー!!」


土肥「熊ゴローもとても気合が入ってますので、たぶん芦野戦だったら、いつも以上の100倍、200倍、1000倍、力出せると思います! じゃあこれを君に渡します。(ファンから『えー!』の声が飛ぶと)まだ変更あるかもしれないから」


熊ゴロー「(ファンに向かって)オレの背中を押してくれ、少しは!」


(土肥が権利証を手渡すも、なかなか放さず。熊ゴローが引っ張るように受け取ると……。)


土肥「11月はお前だ。11月の日曜日。芦野に挑戦して、タッグは日にち、考えよう。じゃあいつものお願いします」


熊ゴロー「俺たちが優勝したんで締めさせていただきたいと思います」


2人「3・2・1 レッスル×2」


【土肥、熊ゴローの話】
熊ゴロー「確かにアイツ(芦野)はすげえと思う。でも、俺はその上をいってやるから。雑草魂見せてやるよ」


土肥「11月の後楽園は熊ゴローを全力でサポートします」


熊ゴロー「優勝したよー」


土肥「俺ら優勝じゃあ! なんだ、あの稲葉」


熊ゴロー「最後、またなんであの組み合わせになるかい」


土肥「ゾンビさん。うちのリーダーはゾンビの稲葉。ゾン葉さんですよ」


熊ゴロー「初めてセントーン返されましたから」


土肥「ブレーンバスターも返された」


熊ゴロー「タフすぎるよ」


土肥「稲葉イケメン、急造だと思ってたけどね、強かったな。もっとパパッといけると思ってた」


熊ゴロー「やっぱりすごい」


土肥「すごいね」


熊ゴロー「でも孝司さん、悪いけど11月、タッグの前にこれ(シングル)いかせてくれや。俺マジでアイツやってやるから」


土肥「俺も夏前に負けてるし」


熊ゴロー「正論ぶってよ、ふざけんんじゃねえよオマエ。俺が完全にぶつかってテメエの鼻へし折ってやるからよ。首洗って待っとけ」


土肥「ジェラシーがある?」


熊ゴロー「ジェラシーなんてもんじゃねえよ。なんかアイツばっかし。チクショー。確かにアイツはすげえと思う。でも、俺はその上をいってやるから。雑草魂見せてやるよ。エリート対雑草だよ」


土肥「それ、俺が言ってたコメントとちょっと似てるんだよ」


熊ゴロー「あれ、似てる? ごめんなさい、似てたかもしれない」


土肥「オマエもまだデビューして3年目で、タッグチャンピオン2回なってタッグリーグ優勝して、普通の団体だったらこんな新人いねえよ」


熊ゴロー「タッグのスペシャリストだよ」


土肥「頭はすこーしだけ、いやかなり、偏差値12ぐらいだけど」


熊ゴロー「(マスコミを見ながら)何笑ってるんですか? ダメですよ、笑っちゃ。真剣ですから」


土肥「末恐ろしい新人だよ」


熊ゴロー「タッグのスペシャリストのこの俺が挑戦してやるよ。タッグだけじゃねえぞ。やってやりますから。


(最後、セントーンいままでで一番高かったのでは?)今年一番でしたね。勝ちたいって思いが俺をそうさせたね。やってやりました。本当に勝ちたかったんで。キツかった」
土肥「タッグはどうする?」


熊ゴロー「タッグ? 決めてくれ。とりあえず、先(シングル)」


土肥「まあ熊ゴローがこんなに、自分がおいしいところとか、自分がいいところだけのときはすごい騒ぐんですけど、ハッキリ言って芦野に挑戦するってね、W-1の人間いままでみんな挑戦してダメで。ただのタイトルマッチじゃないというか。もちろん勝つのは大事だけど、オマエは5分とか10分とか、さくっと負けちゃったりとかは…。別に試合時間どうこうじゃないけど、熊ゴローに懸けてみたいなと思う。いつになく真剣な目をしてたので。頑張ってください。11月の後楽園は熊ゴローを全力でサポートします」


熊ゴロー「お願いします。俺の練習付き合ってくれや」


土肥「俺の練習はキツいよ」


 WRESTLE-1タッグリーグの優勝決定トーナメントが後楽園大会で行われ、まず土肥熊vs火野組は、火野がジェイクを巧みにリードして土肥を捕らえるが、交代した熊ゴローが盛り返す。火野のラリアットの援護を受けたジェイクは熊ゴローにフィニッシュを狙うも、土肥がカットに入り、同じくカットに入った火野をダブルバックドロップで排除すると、最後は熊ゴローがジェイクにダイビングセントーンを投下して3カウントを奪い決勝に進出。
 
 稲葉組vs河野組は、稲葉とのマッチアップを制した河野が伊藤と共に捕らえにかかるが、交代を受けた黒潮が河野にミサイルキック、チンクラッシャーと猛反撃も、アラビアンプレスは伊藤が阻止、だが交代を受けた伊藤を稲葉組が連係で捕らえ、黒潮はスワントーンボムからシャイニングウィザードを狙うと、キャッチした伊藤はブラジリアンハイキックを浴びせる。しかしここで稲葉がカットに入ると、蘇生した黒潮はイケメン落としからシャイニングウィザードを決め、最後はイケメンサルトの2連発で3カウントを奪い決勝に進出する。


 優勝決定戦はNEW ERA同士の対戦となり、序盤は5分の展開を繰り広げるも、稲葉組は土肥に捕らえて先手を奪い、連係で蹂躙も、熊ゴローがカットに入って稲葉にセントーンを投下してから、土肥に気合を入れる。
 これで勢いに乗った土肥熊は稲葉を捕らえて交互でボディースラム、熊ゴロー、土肥の順で背中へセントーンを投下と稲葉の腰に集中攻撃を浴びせ、土肥はブラックホールスラムからバックドロップ、熊ゴローとのギロチンドロップ&セントーンの連係攻撃で土肥を追い詰め、黒潮に交代しても、土肥熊の勢いは止まらず、土肥は黒潮、稲葉とボディースラムで投げ、ダブルのエアープレーンスピンで回転、黒潮を捕らえてスパインバスターからバタフライロック、ラストライドと畳みかける。
 黒潮もイケメンサルトで反撃して同時に交代、熊ゴローのショルダーに対して、稲葉もエルボーで応戦、土肥が入ってダブルブレーンバスターからサンドウィッチ攻撃、黒潮が入っても熊ゴローがクロスボディーで二人まとめてなぎ倒し、稲葉にフェースクラッシャーインパクトから、熊ゴローがフェースクラッシャーを連発、ダイビングセントーンで追い詰める。
 キックアウトした稲葉はラリアットを狙う熊ゴローを極反り卍固めで捕獲するが、熊ゴローはバックフリップで脱出、交代を受けた土肥はハーフネルソンスープレックスを連発してからラリアット狙いは、黒潮が間一髪阻止し、稲葉がジャーマンからダイビングヘッドバットを投下も、距離が届かず自爆となってしまうも、それでも極反り卍固めで捕獲してからヨシタニックを決める。
 稲葉は再度極反り卍固めで捕獲するが、タイガースープレックス狙いは、土肥が逃れてショルダータックルを浴びせ、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、熊ゴローのダイビングセントーンの援護から、土肥が再度垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、土肥熊が30分越えの激闘を優勝で飾った。
 試合後にはリーグ制覇の副賞として2人にシングル、タッグの王座挑戦権が渡されると、リーグ戦では予選脱落となったタッグ王者のチーム246が挑戦を受諾、続いて芦野が登場して11・5後楽園での選手権を指定、どっちが挑戦をするのか迫って退場すると、9・18後楽園で表明していた熊ゴローが土肥に土下座して権利証を譲り受けて行使、改めて11・5後楽園での選手権が決定した。
 シングル王座戦線を独走する芦野に熊ゴローが初挑戦となった。芦野動揺WRESTLE-1世代からデビューした熊ゴローの雑草魂が芦野にストップをかけることが出来るのか・・・?
  


 セミのクルーザーディヴィジョンは王者の吉岡がネックブリーカーから首攻めを展開するが、突進したところで頓所がドロップキックを放つと、スイングDDT、ミサイルキック、延髄斬りと反撃、だが吉岡もミドルキックから飛びつき踵落とし、ファルコンアローとリードを渡さない。
 頓所はDDTからフルネルソンで捕らえるが、脱出した吉岡がハイキック、ランニングキックからPKで場外へ追いやり、ラ・ケブラータを発射する。
 リングに戻った吉岡はレッグクラッチ式チンロック、ロープに逃れられても頓所を蹴りまくり、頓所も張り手からバックドロップで反撃するが、吉岡も返し、頓所もやり返して両者ダウン、膝立ちとなって頭突き合戦は頓所が競り勝ち、四つんばいとなった吉岡の顔面を蹴り上げ、雪崩式フランケンシュタイナーからランニングキック、ドラゴンスープレックスと畳みかける。
 頓所はコーナーへ昇るが、追いついた吉岡がライガーボムからスワントーンボム、キックから膝蹴り、そしてSKを浴びせて3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合終了後に吉岡がかつて所属していたタブプロレスで元DRAGON GATEの近野が挑戦を表明、吉岡も受諾した。


 また世界最強タッグ参戦を控えている征矢は立花のシルバーロックに敗れた。バックステージで不甲斐なさに後輩である岩石に征矢は詰られてしまった。ブラックⅦが駆けつけ征矢を励ましていたが…

 

激闘36分7秒!イケメンを降した芦野が涙…WRESTE-1 LOVEを訴えた!

9月2日 WRESTE-1「2017プロレスLOVE IN YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 1812人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼佐藤嗣崇デビュー戦/30分1本
○一(6分45秒 STF)×佐藤嗣崇


◇第2試合◇
▼30分1本
○三富政行 大家健(7分38秒 片エビ固め)×頓所隼 皇壮馬


◇第3試合◇
▼WRESTE-1リザルトチャンピオンシップ/30分1本
[挑戦者]○伊藤貴則(14分6秒 ジャーマンスープレックスホールド)[第3代王者]×立花誠吾
☆立花が初防衛に失敗、伊藤が第4代王者となる


◇第4試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第58代王者組]征矢学 ○NOSAWA論外 タナカ岩石(11分23秒 超高校級ラ・マヒストラル)[挑戦者]河野真幸 ×MAZADA 火野裕士
☆征矢&NOSAWA&タナカが4度目の防衛に成功


【試合後の征矢&NOSAWA&岩石】
※NOSAWAだけがコメントブースに現れると


NOSAWA「今日、気づいた。W-1に…。おい、ちょっと待て。うちのバカ2人がいねえ。おい、征矢! タナカ! あいつら使えなすぎるよね。W-1に今、足りないのはデスペラードだよ」


※そこに河野が姿を現す


NOSAWA「今日戦ってみてさ。W-1に何が一番必要かわかる? 知ってるでしょ? ケンドー・カシンじゃねえか」


河野「まあ、師匠だけど」


NOSAWA「でしょ? 俺が責任を持ってケンドー・カシンをW-1のリングに上げる」


※やっと征矢と岩石が登場すると、河野が去っていく


征矢「ちょっと待て!」


NOSAWA「いや、今日戦ってわかったんだよ。W-1に今、足りないのは、デスペラードだよ。ならず者だよ。わかるか? お前にもそれが足りないんだよ。全然ワイルドじゃねえんだよ。ワイルドじゃないのはお前だけじゃない。全日本プロレスの取締役! あいつも全然ワイルドじゃねえぞ」


征矢「誰だ、取締役って!」


NOSAWA「また俺はメチャクチャなことを言うぞ」


征矢「本当に取り締まってるのかって話だよ。あえて名前は出さないぞ!」


NOSAWA「大森だろ、大森。大森しかいねえよ」


征矢「大森なのか? 知らなかったぞ。今、知ったぞ。そんなことより! なんで俺と握手してないんですか?」


NOSAWA「しただろ? W-1に足りないのは、デスペラードだって」


征矢「W-1にはデスペラードはございません!」


NOSAWA「もう1回俺が仕切り直して。デスペラードでも、リアル・デスペラードでもどっちでもいい。俺がまた再構築する。その時はお前も来いよ」


征矢「ちょっと待ってください。そんなすぐには考えられないですよ」


NOSAWA「大丈夫だよ。全日本の取締役、権力者に噛みついてやろうぜ、俺たちで」


征矢「一度噛んだら離れねえぞ。いいのか? ちぎれるほど噛みついちゃうぞ」


NOSAWA「ガチでW-1にデスペラードが必要だよ。河野とか、火野とか、MAZADA、俺みたいのがいないとダメだろ? なあなあの試合ばっかしやがって」


征矢「刺激が足りねえ、刺激が。今日やってみて思ったよ。やっぱり火野裕士は最高だ。もう一度やりたい。組んでもいいぞ。今度タッグリーグがあるんだろ? 誰だっていいぞ」


◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○稲葉大樹(12分45秒 極反り卍固め)×児玉裕輔


【児玉の話】「稲葉ー!(と叫びながら控室へ)」


【稲葉の話】「児玉裕輔とボクの闘いは終わり。一年前、ここでボクは泣きましたけど、今年は泣いてない。これはいろんなプレッシャーがなくなったとかじゃなくて、オレが成長できたから。一年前の文体を経験したからこそ今年は泣かなかった。これからWRESTLE-1もっともっと、来年はもっともっと年間イチのビッグマッチの横浜文体に来てもらえるように頑張ります」


◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 鷹木信悟 グレート☆無茶(12分1秒 片エビ固め)藤波辰爾 丸藤正道 ×桜島なおき
※シャイニングウィザード


【武藤、鷹木、無茶の話】
鷹木「無茶さん! 全然、無茶しないじゃないですか!」


武藤「意外と認知されてるなあ。この甲信越チーム、いいねえ!」


鷹木「チーム甲信越、いきますか!」


武藤「チーム甲信越に対抗して、四国とか九州とか関西とか、名乗り出てきてほしいね」


無茶「そうですね! 武田信玄と真田が全国を統一するってどうですか?」


武藤「オマエな、武田信玄は途中で…俺が死ぬことになるぞ」


鷹木「それを武藤さんの代で変えるんですよ」


無茶「真田が武田のために尽くすんですよ」


武藤「そうか。それと無茶、俺は前から言ってるんだけど、いいインディーがいっぱいあるんだよな」


無茶「そうですよ! 70くらいあるんですよ!」


武藤「そいつらを招いてプロレスフェスやれよ。俺が後見人やるからよ」


無茶「全国のインディーを招いてどれが一番おもしろいか!」


武藤「肉フェスみたいにガチで投票させて、賞金懸けて勝ったヤツがどれを持っていく。やれよ!」


無茶「武藤さんの全面協力でやりましょう!」


鷹木「それとは別に、武藤さんが現役でいる限りは、同郷として神輿を担いで…たまに担がれるかもしれないけど、担いでいきたいと思ってます」


【藤波、丸藤、桜島の話】
藤波「(武藤は)相変わらずだね。試合前とリングに上がるとまったく違うんだ。あれだけの華麗な動きができて。そういう意味では刺激を受けるね。丸藤君は組んで問題ないし、今日は頼り切ったね」


丸藤「このリングでないと実現しなかったカードだと思うし、武藤さんと桜島選手と組んで楽しかった。それと、武藤敬司、鷹木信悟、それとグレート☆無茶か、またやってみたい。俺も年齢とキャリアを積んできて、でもまだまだやれることがあるんだとあらためてわかったし、日々勉強だなと思いました」


藤波「武藤もおもしろいこと考えるね。地方にもいい選手がいるし、まだどんな選手がいるのかなって」


桜島「体と技術はまだまだですけど、気持ちだけは負けないように、九州からがんばって、またチャンスがあれば食らいついていきたいです」


◇第7試合◇
▼WRESTE-1クルーザー級チャンピオンシップ/60本1本
[挑戦者]○吉岡世起(16分48秒 片エビ固め)[第10代王者]×アンディ・ウー
※SK
☆アンディが初防衛に失敗、吉岡が第11代王者となる。


【吉岡の話】「疲れた…。獲ったぞ、クルーザーのベルトを。3年…3年ですよ。未来を作るとか言って3年。怪我ばっかで、何の結果も残せなかった。そんな俺についてきてくれたファンもいる。その人たちとの約束をやっと守れる。ゴールじゃなくて、ようやくスタートに立ったと思います。でも、まだまだ。アンディ・ウー、最高だ。勝ったと言えねえよ。ちゃんと完全勝利を。完膚なきまでに叩き潰すって言ったって、まだ俺には足りねえんだよ。何かが足りねえんだ。何が足りねえか? 刺激だよ。俺には刺激が足りねえんだ。もっと刺激をくれ! 俺を強くするためにもよ、もっと。どこの団体でもいいよ。どんなルールでもいい。俺はこのベルトを防衛して、このベルトの価値をもっともっと上に持っていく。それだけだよ」


 【アンディの話】「クソ! 死ぬほど悔しいけど、今日はいつもあんまり出してこらへん吉岡の本気…本気の吉岡を体験できて、そんな吉岡と戦えて気持ちよかった。ただ、あのベルトはお前に預けただけやからな。また返してもらう。またその時は今日以上の本気の吉岡を楽しみにしてる」


◇第8試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]カズ・ハヤシ ○近藤修司(16分39秒 片エビ固め)[第10代王者組]土肥孝司 ×熊ゴロー
※キングコングラリアット
☆土肥&熊ゴローが2度目の防衛に失敗、カズ&近藤が第11代王者となる


近藤「社長、結果残しましたね。今日の文体の盛り上がりもいい感じだよ。今度はここを満員にしましょう。札止め」


カズ「オレたちが…」


※ここで伊藤貴則が来る。


伊藤「近藤さん、(W-1)グランプリでオレに負けてますよね。つぎ、河野さんにも了承取ってるんで、オレとやってもらえないですか?」


カズ「オマエ、近ちゃんに勝ってるっていう実績があるんだろ? いいよ、チャンスやるよ」


近藤「やってやるよ。オレとカズさんが言ってんだから、決定でいいよ。一番下の人間がこんな偉そうに言ってくんだよ。半分キレて、半分嬉しいよ。次のホールでやってやるよ」


◇第9試合◇
▼WRESTE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(36分7秒 アンクルロック)[挑戦者]×黒潮"イケメン"二郎
☆芦野が4度目の防衛に成功


(試合終了後に黒潮は潔く敗北を認め、王者を称えてリングを降りる)
芦野「イケメン! おい、帰るなよ。お前にとくに言うことないけど、でもオレとお前にしかわからないことがあんだよ。ありがとなんて言わないよ。もう1回、下から這い上がってこい。(今度はリングに稲葉が上がる)稲葉さん何の用っすか」


稲葉「芦野、オレに、いま芦野が持ってるベルトに、挑戦させてくれ。次の挑戦者にオレが名乗りを上げる」


芦野「いいっすよ。じゃあ後楽園で。でもね、今、出てくるの、ちょっと違くないか? まあ、WRESTLE-1らしいよ。WRESTLE-1のやり方だろ、それが。こうやってオレはイケメンからタップを奪って防衛したぞ! オレにやり方が気にくわないヤツもたくさんいると思う。今日、イケメンに勝ってほしかったヤツもたくさんいると思う。でもな、オレはまだ負けるわけにはいかないんだよ。このベルトはオレのすべてなんだよ。だから、どんな相手がこようと、いつ誰とでもオレはこのベルトを手放すわけにはいかないんだよ。オレはこのWRESTLE-1でデビューして、こうやて去年立てなかった文体の舞台で、メインで防衛したんだよ! 一つ、オレは誰よりもWRESTLE-1が好きだ。チャンピオンとして文体を成功……(芦野コールが沸き起こる)。まだ文体は大成功じゃなかったかもしれない。でも、今日ここに足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました。これからもWRESTLE-1をよろしくお願いします。以上!」


【芦野の話】「防衛しました。泣いてないっす。誰よりも俺はW-1を愛してます。W-1で育ってきたし、W-1は俺の全てです。だから、何としてもイケメンだろうが誰だろうが、どんなにみんながイケメンの勝ちを望んだとしても、俺はどうしてもこのベルトを守る必要があったんです。(児玉&立花と缶ビールを持つと)W-1チャンピオンシップに…W-1に…そして俺の強さに乾杯!(ビールを飲み干し、2人からビールをかけられると)ああ、最高だ。いろいろと若手のことをディスるし、これからもイケメンのことを徹底的に否定する。でも、全てはW-1が上にあがるため。よりいい団体になるため。ただその思い1つだけ。最後に…本当にW-1でプロレスができて最高です。今日はありがとうございました」


 【イケメンの話】「芦野に…チャンピオンに完敗した。自分の考えていることが凄いとか、そんなんじゃなくて、本当に肌で感じるアイツの素晴らしさ…パーフェクト。W-1を俺が明るくする! ちょっと休んで、また必ず走りたいと思います。芦野、ありがとう。フィニッシュ…」


 【稲葉の話】「今日、芦野に挑戦表明したのは、あれだけ強い今の芦野に、自分がどれだけ通用するのか(試したい)。まあ、勝てると思っていますけど。僕が勝って、また新しく…。ここ文体で表明できたのも縁かなと思います。これからのW-1を面白くしたい同士、芦野と俺で、次の後楽園でいい試合を、いいタイトルマッチをしたいと思います。それだけです」


 先月のWRESTE-1の経過を振り返ると7月12日の後楽園大会で結託した芦野、児玉、立花は新ユニット"ENFANTS TERIRIBLES"を8月11日の後楽園大会で結成、児玉の裏切りに怒った稲葉は一騎打ちをアピール。そして立花はラフを駆使して伊藤を降しリザルド王座を奪取、河野&近藤のTriggeRからタッグ王座を防衛した土肥熊は次期挑戦者にカズ&近藤の復活チーム246を指名、27日の千葉大会では肘の手術で長期欠場となっていた火野も復帰するという状況の中で、年に1回のビックマッチである横浜文体大会を迎えた。


 メインは芦野の保持するWRESTE-1王座に、WRESTEGPを制覇した黒潮が挑戦、黒潮はフットスリーパーで捕らえつつ、ジャケットを広げてイケメンポーズを取るが、芦野はアキレス腱固めで捕獲、だが黒潮はすぐロープに逃れるも、芦野はチキンウイングフェースロックなどのグラウンドで先手を奪いにかかる。しかしこの流れを嫌った黒潮はアームホイップで芦野をエプロンへ追いやると、奈落式ヘッドシザースを仕掛け、場外戦で通路に芦野を連行した黒潮は2階席からのイケメンサルトを敢行、リングに戻ってもアームホイップ、ヨーロピアンクラッチと攻め立てる。
 劣勢の芦野はエルボースマッシュからターンバックル攻撃で流れを変えると、顔面蹴りから黒潮のエビ固めをキックアウトしたところでラリアットを炸裂させ、スリーパーで絞めあげてからフロントスープレックスを連発して形成を逆転させる。
 失速した黒潮はハリケーンドライバーで反撃すると、キックからスワントーンボムを投下、腕十字で捕獲も、芦野は変形ブレーンバスターでコーナーに叩きつけ、エルボースマッシュを連打してから串刺し狙いは黒潮がかわすも、コーナーに昇ったところで芦野がジャンピングエルボースマッシュで強襲、黒潮のブファドーラ狙いも芦野がジャーマン、だが着地した黒潮は後頭部へのドロップキックを放って両者はダウンとなる。
 飛び起きた黒潮は芦野の顔面をドロップキックで捕らえ、スワンダイブミサイルキック、イケメン落としからイケメンサルトで勝負に出るが、もう一発は芦野が剣山で迎撃しエルボースマッシュからジャーマン、そしてムーンサルトプレスを投下も、かわした黒潮がジャーマンで返し、ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからイケメンサルトを連発、ところが芦野がアンクルロックで捕獲し、黒潮がロープに逃れても芦野は雪崩式ジャーマンからジャーマンを決め、最後は変形裏投げからのアンクルロックで捕獲し、黒潮は無念のギブアップとなって、芦野が王座防衛となった。
  Numbersのプロレス総選挙でも6位にランクインし、WRESTEGPを制覇するなど、風は黒潮に吹いているかに見えたが、36分の長期戦となるも、最終的には芦野が振り切って王座を防衛、ファンの支持や勢いだけでは頂点を取れないことを見せつけた。試合後には黒潮も潔く敗戦を認めて芦野を称えてノーサイド、芦野もエールを贈り黒潮を激励した。
 試合後には第5試合で児玉を降した稲葉が挑戦を表明、芦野も受諾して9・18後楽園での防衛戦が決定となった。稲葉は今大会では児玉との遺恨に決着をつけるだけでなく、今年はZERO1の火祭りに出場し優勝は逃したものの公式戦では準優勝の小幡優作や宮本裕向を破り、NOAHの拳王とも引き分けるなど実績を充分に残した上での挑戦となる。
 そして芦野は反体制という立場を忘れ、涙を流しながらWRESTE-1ラブを訴えた。WRESTE-1もカズ&近藤体制となってから、武藤も本戦にはほとんど出なくなり、武藤やカズ、近藤らが育てた若手が中心となってメインを飾るようになった。WRESTE-1は武藤のイメージが強かっただけに、WRESTE-1という看板だけでは団体のブランド力も低い。しかしWRESTE-1という団体のブランド力を高めていくのはこれからでもあり、高めていくのはカズや近藤だけでなく、団体の中心となった芦野や黒潮、稲葉らの世代にかかっている。WRESTE-1にとって武藤らが育てた選手たちは大事な財産なだけに、選手と共に団体も立派に育て上げて欲しい。


 タッグディヴィジョンは土肥熊はチーム246改め、チーム234プレジデンツの分断にかかるも、捕らえきれず、熊ゴローもカズ、近藤とセントーンを投下するが、ことごとくかわされ逆にセントーンを喰らい、逆に捕まってしまい、土肥がカットに入って熊ゴローとの連係を狙うが、土肥のスピードに熊ゴローがついていけず失敗してしまう。
 これを逃さなかった246プレジデンツは土肥を捕らえ合体スタナーから、カズがライオンサルトを投下も、土肥が剣山で迎撃し、カズのハンドスプリングエルボーもキャッチしてジャーマンで投げる。
 交代を受けた熊ゴローは近藤にセカンドロープからのセントーンを投下するが、またしても自爆となると、近藤はランセルセを浴びせ、カズが入ってキックとラリアットのサンドウィッチ攻撃から、リレー式の連係で熊ゴローを追い詰める。
 ここで土肥がカットに入って246プレジデンツを場外へ追いやると、土肥熊は連続プランチャを発射、リングに戻っても246プレジデンツもろとも合体フェースクラッシャーインパクトから、近藤にサンドウィッチラリアットを決め、土肥のラリアット、熊ゴローのパワーボムからダイビングセントーンを投下する。
 しかしカズがカットに入り、土肥が排除しようとするが、カズがハンドスプリングレッグラリアットで逆に排除されると、246プレジデンツは熊ゴローを連係で捕らえてから近藤がキングラリアットを浴びせる。熊ゴローもラリアットで応戦するが、近藤は再度キングコングラリアットを浴びせて3カウントを奪い王座を奪取した。


 クルーザーディヴィジョンはサッカーボールキック合戦で凌ぎを削った後で、コルタバで吉岡を場外へ追いやったアンディはロープ越えのプランチャを投下するも、かわされ自爆、逆に吉岡が鉄柱越えコンヒーロを炸裂させる。だがリングに戻るとアンディが串刺しダブルニーアタック、後頭部へのミサイルキック、吉岡もヘッドシザースホイップで反撃するが、アンディも変形サイドバスターで応戦すれば、吉岡もぶら下がり式フットスタンプで返す。
 吉岡はトラースキックからジャンピングハイキック、踵落としコンポと攻勢をかけるとライオンサルトを投下、だがスワンダイブボディープレスを投下したところでアンディがクロスフェースで捕獲、高速ドラゴンスープレックスを連発してからスパニッシュフライ、ダイヤル固めと畳みかける。
 アンディは飛鴻で勝負に出るが、ダメージでカバーに入れず、勝負どころを逃したアンディはエルボー合戦に出るも、キックをかわした吉岡がトルベジーノからclock strike式顔面ニー、SKを決め3カウントを奪い王座を奪還した。なお新王者となった吉岡には元DDTのMIKAMIが挑戦者として浮上している。
 


 UWA6人タッグ選手権は挑戦者組がタナカを捕らえ先手を奪い、やっと征矢に交代もワイルドボンバーがNOSAWAに誤爆するなど王者組がペースをつかめない展開が続く。
 挑戦者組はNOSAWAを捕らえて勝負に出るが、MAZADAが仕留めにかかった隙をNOSAWAが突いて超高校級ラ・マヒストラルで3カウントを奪い逆転で王座を防衛、バックステージではNOSAWAがカシンのWRESTE-1参戦を予告、また大森に対しても征矢が全日本の副社長に就任したことを知らなかったなど、不穏な空気を感じさせた。


 リザルトチャンピオンシップは立花が前回のフィニッシュになったシルバーロックで伊藤を追い詰めるが、伊藤がロープに逃れると立花は竹刀を持ち出してレフェリーと揉み合う、そこで伊藤がキックで強襲してハイキックを浴びせると、最後は竹刀をへし折ってからPKを浴びせ、ジャーマンで3カウントを奪い王座を奪還した。


 第6試合ではWRESTE-1の総帥である武藤が久々に登場、DRAGON GATEの鷹木、九州プロレスの桜島と組み、DRADTIONの藤波、NOAHの丸藤、信州プロレスの無茶組と対戦。丸藤は無茶のTシャツを捲り上げると鞭のようにしなる逆水平を乱打、藤波も張り手で続き、丸藤は交代を受けた鷹木相手にも逆水平からトラースキックコンポを放つが、鷹木もバンピングボンバーで応戦する。
 そして武藤は丸藤をドラゴンスクリューで排除すると、桜島にもドラゴンスクリューを決め足四の字固めで捕獲、そこで藤波がカットに入ると武藤をドラゴンスリーパーで捕らえ、丸藤が不知火で続くと、桜島は武藤相手にシャイニングウィーザードを炸裂させる。
 しかし鷹木がカットに入ると桜島にバンピングボンバーを浴びせ、無茶のダイビングエルボーの援護を受けた武藤が本家シャイニングウィザードを桜島に浴びせて3カウントを奪い、貫禄を見せ付けた。


 大会の最後にこれまでWRESTE-1の相談役として留まっていた高木三四郎が辞任することを発表した。
<プロレス格闘技DXより>
 高木は2015年5月に武藤に請われる形でW-1のCEOに就任。今年3月にW-1が新体制になったタイミングで相談役となり、サポートに回っていた。高木は「いいタイミングかなと思いまして。今日のビッグマッチというのは、W-1にとってまた新しい始まりかなと認識しておりまして、私のほうから相談役を辞任させていただきたいとカズ・ハヤシ社長にお伝えしました」と理由を説明。「ただ、一応役は外れますけど、何でもいいんで、いろいろあったら相談してきてくださいと。あと、一緒にご飯を食べに行きましょうと。そういうのは続けていきたいかなと思っています」と今後もバックアップしていくことを約束すると、「僕も2年4ヵ月、W-1さんにお世話になって、凄くいい経験をさせてもらいましたし、自分自身、凄く成長できたと思っています」と感謝の意を表した。


  高木がW-1に携わるようになった時は一若手に過ぎなかった芦野とイケメンが、今大会でメインイベントで好勝負を展開。プロレス学院出身の選手も活躍した。「ひとつの役割を終えたのかなと思っています」と語った高木は、「ここから広げて行くのは、カズ社長、そして皆さんの使命だと思っています」とエールを送った。


  それを聞いたカズが「この先も僕がわからないことがたくさんあるので。本当にレスラーしかやっていないで生きてきた人間ですから、いろいろと勉強させてもらいたいので、今後ともよろしくお願いします。今までお疲れ様でした」とねぎらうと、2人はガッチリと握手。カズは「W-1が生まれてから、いろいろ選手がいなくなったり、さらに生まれてきたりしてきて。でも、今日の試合と興行を観て、決して僕たちがやってきたことは間違いなかったなという確信を持てました。W-1として、W-1の戦いを見せていきますんで、今後ともよろしくお願いします」と決意を新たにしていた。DDTグループとW-1の友好関係は今後も続いていく。


 高木にしてみれば、経営のあり方は全て教えるだけ教えた上での辞任と受け取っていいだろう。高木が教えた経営術を後はカズと近藤がどう生かすか。横浜文体に集まった1812人をこれから増やせるのか?、二人の手腕が問われる。

狙うは芦野へのリベンジ!黒潮"イケメン"二郎がWRESTE-1 GPを制覇!

7月12日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 SYMBOL」後楽園ホール 712人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」1回戦/15分1本
○河野真幸(3分46秒 体固め)×稲葉大樹
※ランニングニー


◇第2試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」1回戦/15分1本
○伊藤貴則(6分5秒 ジャーマンスープレックスホールド)×近藤修司


◇第3試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」1回戦/15分1本
○征矢学(6分15秒 体固め)×熊ゴロー
※ワイルドボンバー


◇第4試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」1回戦/15分1本
○黒潮"イケメン"二郎(6分1秒 エビ固め)×土肥孝司


◇第5試合◇
▼30分1本
○アンディ・ウー 吉岡世起 三富政行 頓所隼(10分9秒 エビ固め)カズ・ハヤシ NOSAWA論外 MAZADA ×皇壮馬
※飛鴻


◇第6試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」準決勝/30分1本
○河野真幸(4分49秒 腕ひしぎ逆十字固め)×伊藤貴則


◇第7試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」準決勝/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(7分41秒 フランケンシュタイナー)×征矢学 


◇第8試合◇
▼30分1本
芦野祥太郎 ○立花誠吾(16分27秒 アームロック)児玉裕輔 ×タナカ岩石


(試合終了後、芦野、立花、児玉が岩石にストンピング。助けに入った稲葉も捕らえ、袋叩きに。児玉はレフェリーにも張り手。芦野と立花が捕らえた稲葉に、児玉がトラースキック。そこへ土肥と熊ゴローが走り込んで来る。)


土肥は「児玉、何がやりたいんだよ!? この変態野郎!(と地声で叫ぶ。)


芦野「おい稲葉、児玉裕輔が本気でオマエのこと愛してると思ったの? オマエどこまでお人よしなんだよ。おい、オマエみたいなヤツはな、リーダーシップもねえんだよ。そんなヤツについていってるオマエらも全員バカだよバカ。おい聞いてんのか? 見て見ろ、グランプリトーナメント、オマエら3人1回戦負けだよ。情けない。稲葉、他団体でよ、頑張ってるヒマがあったらよ、W‐1で頑張れよ。これからNEW ERA全部解体してやるから、覚えとけ。今日から児玉裕輔、一緒にやっていくから」


【試合後の芦野&立花、児玉】
芦野「リング上で見てもらったらわかるように、(児玉は)NEW ERAを抜けました。なんで抜けたか。そんなの見てればわかるよ。稲葉のリーダーシップのなさ。あんなのに引っ張られているNEW ERAのやつらは全員クズだよ、クズ。1人の力じゃ何にもできない。でもね、(児玉は)違うから。クルーザー級チャンピオンで実力も折り紙付き。俺らと組んだらわかると思う。まあ、まだまだ始まったばかりだから。これからドンドン変わっていく。立花。お前も変わっていくだろ? ちょっと前までの弱いACEの立花なんて捨てちまえ。これから立花も変わっていくからな」


立花「次から対戦相手の腕をへし折りますよ。引かせてやりますよ、お客さんを」


芦野「なんかないの?」


児玉「NEW ERAがつまらないから。それだけ。もう時間の無駄だから。これからやっていこう」


芦野「文体までには全てが揃うかわからないけども、もっと良くするよ」


◇第9試合◇
▼「WRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメント2017」決勝/60分1本
○黒潮"イケメン"二郎(15分30秒 片エビ固め)×河野真幸
※ムーンサルトプレス
☆黒潮が初優勝!


(試合終了後、黒潮が優勝トロフィーを受け取り、掲げてみせる中、河野が退場。黒潮がコーナーに立ってアピール。イケメンコール。)


黒潮「フィニーーーッシュ! 勝っ…た。勝った。ありがとうございました。ちょっと、すいませんね。しゃべること整理します。まず、今日はご来場ありがとうございます!(四方に例)お客さんあっての後楽園大会です。お客さんあってのW‐1です。どうかこれからも、どうかこれからも応援よろしくお願いします!(そこへ芦野がベルトを持って登場。黒潮が「いま、いま…」とこぼすが、芦野は無言で至近距離からにらみ付ける。そして握手。その手を振り払った黒潮がマイク。芦野は背を向けて退場。)9月2日、横浜文体、よろしくお願いします。ぶっ潰すぞぉー! オレ、アイツ、ぶっ潰すぅー! オレ、アイツ、ぶっ潰すぅー! イッケーメン! イッケーメン!(とコールをあおる)よし、とにかく、セミファイナルとかいろいろありましたけど、とにかく、いろいろありますけど、W‐1もっともっと見に来てほしいです。会場まで足を運んで見に来てほしいです。ボクは、ずーっと頑張るんで、よろしくお願いします! 次回大会は8月11日後楽園大会、そしてボクがメインを飾る9月2日、横浜文化体育館大会です。それでは長くなりましたが、最後、最後じゃあ、ご起立お願いできますでしょうか? この興行がフィニッシュしますので、みなさんで締めましょう。横浜文体、見に来てくれるかな!?(いいともー!)」


【黒潮の話】「勝ちました! ああ、勝った…。デビューして6年間、メインイベントという舞台で初めて…。あれ、何を言おうとしたか忘れちまった。とにかくデビューして6年間で、初めてのメインでの(シングルマッチで)勝利。そして、GP優勝。いやあ、感極まりました。カンキワですね。1試合目、2試合目。土肥孝司と征矢さんは、俺の大好きなプロレス、丸め込みで勝って。正直、納得いかなかったお客さんもいると思うんですけど、最後は河野さんからムーンサルトプレスで…しかもハイブリッドブラスターからのムーンサルトプレスで1、2、3が取れたんで。正直、ハイブリッドブラスターを出したということは、やりたいことがあるんですよ。ひとまずチャンピオンベルトを巻いてから、自分のやりたいことをやるっていうね。今、W-1に必要な順番を守って、横浜文化体育館大会というW-1のビッグマッチのメインイベントで勝ってみせたいと思います。フィニッシュ!」


【河野の話】「クソッ! 今日はイケメンのほうが勝ちに対する執念や勝ちたいっていう気持ちは上だったかもしれない。でも、俺はもう一回、一番後ろから一番前目指して頑張ります」


【芦野の話】「試合も全部見ましたし楽しみですね。河野さんも倒したし、粘り強い。でも、文体のメインは楽しくならないですね。ハッピーエンドにはならないです。俺が勝って、イケメンを潰して、文体は終わりたいと思います」


 今年のWRESTE-1 GRAND PRIX 2017トーナメントは、1DAYトーナメント方式でで行われ、昨年度覇者である征矢を筆頭に8選手がエントリー、優勝者には9・2横浜文体にて芦野の保持するWRESTE-1王座への挑戦権が与えられることになった。


 1回戦第1試合では河野と火祭り参戦中の稲葉が対戦、河野がフロントハイキックから顔面ニーで先手を奪うと、場外でも稲葉を痛めつけ、リングに戻ってもニーリフトを浴びせる。
 しかし稲葉もフライングショルダーで応戦すると、顔面ウォッシュを決め、河野のラリアットをかわして火の玉ボムを決めてから、卍固めを狙うも、河野は振りほどく。
 稲葉はスクールボーイで丸め込むが、稲葉のセコンドだった児玉がレフェリーの気を引くと、この隙を突いた項のがジャンピングニー、チョークスラム、ランニングニーで3カウントを奪い勝利、試合後も介抱する児玉を稲葉が突き飛ばすなど不穏な空気となる。


 近藤vs伊藤は近藤にエルボーの連打に対して伊藤は引かず、ミドルキックからボディースラム、サッカーボールキックで返すと、近藤はたまらず場外へ逃れ、場外戦でもエプロンダッシュのキックを浴びせるなどして伊藤が先手を奪う。
 リングに戻ると近藤がエルボーの連打に対し、伊藤はミドルキックで圧倒してジャーマン、バックドロップ、パワースラム、セントーン、フロッグスプラッシュと畳みかける。
 しかしランニングローキック狙いを近藤がラリアットで迎撃すると、ランセルセ狙いは伊藤がニーで迎撃、水面蹴りからランニングローキックを前後に放ち、ジャーマンを狙う。だが近藤もロープにしがみついて堪えると、伊藤が突進するが、近藤はラリアットで迎撃、もう一発を狙うと、腕へのハイキックで迎撃した伊藤がジャーマンで3カウントを奪い、大金星で準決勝に進出する。


 昨年度覇者の征矢vs熊ゴローは両者共激しい肉弾戦を展開、征矢が頭突きからワイルドボンバーを狙うが、かわした熊ゴローはバックフリップからセントーンを投下も、こちらもかわした征矢は串刺し、ショートレンジとワイルドボンバーを連発、ブルドッキングヘッドロックからネックブリーカーと得意のパターンに持ち込む。だが熊ゴローもクロスボディーで反撃すると、串刺しラリアットの連打から、セカンドロープからのセントーンを投下も、パワーボム狙いはリバースされてしまう。
 両者は何度もラリアットを相打ちさせ、熊ゴローがカマイタチからラリアットで競り勝って、ブレーンバスターで投げてから、肩に担いでから脳天へ落とす開脚ドライバーで突き刺し、ダイビングセントーンを投下も、起き上がった征矢はコーナーの熊ゴローにワイルドボンバーから雪崩式ブレーンバスターで投げると、スピアーからデスバレーボムと畳みかける。
 征矢は後頭部へのワイルドボンバーから正面を狙うも、熊ゴローのラリアットと相打ちとなるが、征矢がすぐさまショートレンジのワイルドボンバーを浴びせて3カウントを奪い準決勝に進出する。


 黒潮vs土肥はグラウンドで黒潮がリードも、土肥がショルダータックルで反撃、だが黒潮はヘッドロックでじっくり捕らえ、土肥がロープに振ってもヘッドシザースホイップ、串刺しジャンピングハイキック、雪崩式フランケンシュタイナーと畳みかける。
 黒潮は早くもムーンサルトプレスを投下するが、土肥は剣山で迎撃すると、土肥はスパインバスターから変型の羽根折り固めで捕獲、串刺しラリアットを放つが、もう一発は黒潮が迎撃して回転エビ固め、飛びつき十字架固めと丸め込み技を連発も、カサドーラ狙いは堪えた土肥がジャーマンで投げる。
 土肥はハーフネルソンスープレックスからラリアット、シットダウン式ラストライドと畳みかけるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いは黒潮がエビ固めで逆転3カウントを奪い、準決勝に進出する。


 準決勝の河野vs伊藤の前タッグ王者対決は、伊藤がニールキックからランニングローキック、場外へ逃れた河野にエプロンからのローリングセントーンと攻め込むが、リングに戻ると河野は低空ドロップキックからの顔面ニー、足四の字固めで流れを変え、串刺しニーからバックドロップと伊藤を追い詰めにかかる。
 伊藤はニーリフト、水面蹴り、胸板へのローキックからジャーマンを狙うが、堪えた河野はエルボーを放てば、伊藤もミドルキックで応戦。だが河野がビックブーツで制すると、伊藤のキックコンポをガードした河野が飛びつき腕十字で捕獲し伊藤は無念のギブアップ、河野が決勝に進出する。


 準決勝第2試合の征矢vs黒潮は互いにアピール合戦を展開するも、征矢がコールを煽ったところで黒潮がドロップキックで奇襲をかけると、征矢もワイルドボンバーで逆襲して黒潮のジャケットを頭から被せチョップ、背中に平手打ちなどして痛めつける。
 征矢はコブラクラッチで捕獲したまま大回転すると、串刺しワイルドボンバーから雪崩式アバランシュホールドと畳みかけ、後頭部ワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーと一気に勝負に出る。
 しかしかわした黒潮が延髄斬りを放つと、振り子式ドロップキックからダイビングフットスタンプ、そしてムーンサルトプレスで勝負に出るが、征矢は剣山で迎撃してワイルドチョップを放てば、黒潮もイケメンチョップで応戦する。
 征矢はダブルチョップからクロスチョップを狙うが、ガードした黒潮は延髄斬りも、征矢がワイルドボンバーで迎撃すると、黒潮のトラースキックも、征矢がブレーンバスターからワイルドボンバー、パッケージドライバーと畳みかけ、再度後頭部、正面へのワイルドボンバーを狙うが、黒潮が一瞬のフランケンシュタイナーで3カウントを奪い決勝に進出する。


 決勝戦の河野vs黒潮は、河野がアキレス腱固めを序盤から仕掛け、ロープに逃れた黒潮はコーナーナックルで応戦、だが河野に詰め寄られるとビビって後退してしまい、河野がショルダーの連打の対し、黒潮は何度も飛び起きるも、河野はジャンピングニーからチョークスラムを決め、黒潮はたまらず場外へ逃れる。
 河野は場外でドラゴンスクリューからの足四の字固めと武藤敬司ムーブで足攻めを展開し、リングに戻っても河野は低空ドロップキック、膝へのストンピング、裏足四の字固めと徹底的に痛めつける。しかし黒潮は河野の突進をかわすとエプロンの河野にロープ越しの延髄斬りから顔面ニー、河野が場外へ落ちたところでコーナーからのケブラータを発射する。
 リングの戻った黒潮はスワントーンボムを投下も、フィニッシュ予告からのブレーンバスター狙いは河野がファルコンアローで切り返し、ジャンピングニーからの串刺し狙いは、黒潮が延髄斬りで迎撃し、トラースキックからの飛び膝、そしてコーナー狙いも、河野は雪崩式バックフリップで落とし、チョークスラムを狙うが、黒潮は飛びつき十字架固めで切り返し、腕固めから腕十字で捕らえる。
 黒潮はトラースキックを連発、河野は受け止めるも、黒潮は飛び膝を炸裂させ、インプラントからムーンサルトプレスも、もう一発は河野が剣山で迎撃し、ビックブーツから顔面ニー、ネックハンキングボム、後頭部からのシャイニングウィザードから正面へと狙うが、黒潮がかわして河野のチョークスラム狙いも、黒潮は飛びつき腕十字で切り返す。
 黒潮はランニングニーから張り手、船木誠勝直伝のハイブリットブラスターを決めると、最後はムーンサルトプレスの連発で3カウントを奪い、トーナメントを制覇した。


 試合後には優勝した黒潮の前に芦野が登場、芦野は祝福の意味で握手をかわすが、黒潮は手を振り払い、退場する芦野に宣戦布告した。


 Numbersのプロレス総選挙でも6位にランクインするなど人気ぶりをアピールした黒潮だったが、肝心のリングの上では結果を出せず。昨年にはGAORA王座を獲得するも膝を負傷して防衛戦もできないまま王座返上を余儀なくされた。そして王座返上のきっかけを作った相手は芦野で1月8日の後楽園大会ではアンクルロックで黒潮の膝を破壊、長期欠場へと追いやった。今回の優勝、そして9・2横浜文体は黒潮にとっても結果を出すだけでなく、芦野へのリベンジを狙う試合となる。


 その芦野はセミで立花と組んで児玉、岩石組みと対戦するが、岩石が立花にフィニッシュを狙ったところで、児玉が岩石にトラースキックを放って裏切り、芦野のジャーマンから立花がアームロックを決め岩石がギブアップとなり、試合後に芦野、児玉、立花が岩石を袋叩きにすると、稲葉も駆けつけるが返り討ちにされ、土肥も熊ゴローが駆けつけ児玉の裏切りに怒りを露わにした。
 新体制となってからNEW ERAに思惑の違いが出始めていたが、ここで結果を出していない児玉がフライングして芦野と結託した、稲葉とは一旦和解したかに見えたが、和解した時点で離脱するつもりだったのかもしれない。
 児玉と立花を加え新ユニット設立へ動き出した芦野、この猛威を黒潮が止めることが出来るのか?

土肥も無念のギブアップ…誰が独走する芦野を止めるのか?

6月6日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」後楽園ホール 798人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇エキシビジョンマッチ◇
▼3分
△立花誠吾(3分時間切れ引き分け)△佐藤嗣崇


◇第1試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー 児玉裕輔 熊ゴロー ○藤村康平(8分4秒 キャメルクラッチ)三富政行 頓所隼 ×一 皇壮馬


(試合終了後)
藤村「今日をもちまして、僕はメキシコに単身行ってきます。メキシコでは新しいことばかりなので、全て吸収してW-1に帰ってきます。帰ってきてからも応援よろしくお願いします」


◇第2試合◇
▼30分1本
○木村花 安納サオリ(7分27秒 片エビ固め)×才木玲佳 万喜なつみ
※ブレーンバスター


◇第3試合◇
▼30分1本
○吉岡世起 進祐哉(6分40秒 片エビ固め)NOSAWA論外 ×ジェイ・フレッディー
※S・K


◇第4試合◇
▼ジャスト・コントラ・ファンサービス/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(8分40秒 片エビ固め)×近藤修司
※ムーンサルトプレス


黒潮「オエッ! おいおいどこいった! 修司!(リングサイドに近藤を見つけて)なんで帰ってる!? 修司…。勝ったぞー! オレ、後楽園のリングで、大物に、勝ったぞー! 近藤さん、オレ、ジャケット、あんたから勝って守りました。あんた、オレから負けたから、いまからファンサービスしてください!」


近藤「いまから? 次の後楽園だろ、次の後楽園」と言って引き揚げようとするが、黒潮が「いま! いま! ジャストナウ!」と引き止め「ちょっと佐藤、あれ持ってきて」とセコンドの佐藤に呼びかける。近藤は客席を指して「オマエ、次の後楽園、コイツら絶対来るぞ。オレのファンサービス見に来るぞ」と次回の集客を意識した発言をするが、黒潮は「次も大事だけど、やっぱりいまでしょ。近藤さん、わかんないですか、ファンサービス。やったことないからわかんないか。そっか、わかんないかぁ」


黒潮「(佐藤からカツラとジャケットを受け取り)わかります? 見えますか? じゃあまず、肩慣らしにお客さんにフルスマイルで『本日は誠にご来場ありがとうございました』。これいってみましょう」


近藤「本日は…」


黒潮「スマイルスマイルスマイル! 笑って!」


近藤「…本日はご来場、誠にありがとうございます!(深々と礼)」


黒潮「はい、スマイルスマイル。よし。あと一つだけ。言ってしまえばこれは罰なので、オレの思うファンサービス、オレの入場を潰しただろさっき。オレがやるはずだった入場をあなたにやってもらいましょう。(歓声)覚悟が決まったそうです!(黒潮が近藤とともに引き揚げながら「あと10秒後に『Hello』を流してください。お客さん、カウントお願いします!。(カウントダウンに続いて『Hello』が流れ、ジャケットにカツラをかぶった近藤がゲートから普通に出て来るが、黒潮が一度戻してやり直し。近藤がハイテンションで両手を突き上げながら入場。黒潮にうながされてカメラに向かって黒潮とともにジャケットをはだけ、髪をかき上げる。黒潮とともにエプロンに上がってリングインしようとするが、黒潮が止めて2人でエプロンから客席に向けてアピール。ここで近藤がカツラを脱いでリングを降り、ジャケットも脱ぐ。)たぶん、自分の中で100%なので、今日はいいでしょう。(引き揚げようとする近藤に)近藤さん近藤さん近藤さん! まだ終わってないって! すいません、ちょっと、マジメな話をしたいです。(近藤がリングに戻る)今日、勝ったんで、ずっと引っかかってたことを言いたいです。あなた、オカダ・カズチカと飯伏幸太を育てたって聞きました。オレも育ててください」


近藤「いいよ。オレが育てたらオマエは間違いなくチャンピオンになる。でもな、これだけは守ってくれ。今日、その死守したジャケット、一生続けろ。このスタイルで上まで目指せよ。それを守るんだったらオマエを育ててやるよ」


黒潮「よろしくお願いします!(引き揚げようとする近藤に)近藤さん近藤さん! まだ終わってないって! ファンサービスまだ終わってないから! あとで、このジャケットとカツラをかぶってオレと近藤さんでグッズ売店、チケット売り場のほうに行きます。いつもはグッズとチケット買わないと写真撮影ダメなんだけど、でも今日はなんと、キス以外はOKにします! キスしちゃダメですよ。このあと大会の告知が1個だけあるので、それを見終わったら、売店のほうにレッツゴー」


◇休憩前◇
ビジョンで7・12後楽園での「W‐1グランプリ2017」の開催が発表される。今回は8選手による1DAYトーナメントでおこなわれ、優勝者は9・2横浜でW-1チャンピオンシップに挑戦。出場選手は近藤修司、河野真幸、征矢学、稲葉大樹、熊ゴロー、黒潮“イケメン”二郎、この日の芦野祥太郎対土肥孝司の敗者、ACE選抜選手(7・2新木場のトーナメント優勝選手)。組み合わせは以下。


▼トーナメント1回戦
①河野VS稲葉
②近藤VSACE選抜選手
③征矢VS熊ゴロー
④黒潮VS芦野対土肥の敗者
▼トーナメント準決勝
◎①の勝者VS②の勝者
◎③の勝者VS④の勝者


(稲葉大樹登場)
稲葉「本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。ここでボクの今現在の状態を言わせていただきたいと思います。先月の小田原大会の試合中に脳震盪を起こしてしまいまして、試合後すぐに病院に行って、検査の結果は異常がなかったんですけど、その日の記憶が1日全部飛んでしまいまして、医師と相談した結果、ちょっと症状がひどいということで、いま大事を取って欠場しています。でも、いまビジョンに出てる通りまた文体のメインを懸けてトーナメントが始まりますので、7月12日の後楽園までには絶対体調を元に戻して、またみなさんの前に立ちたいと思っています。ぜひまた会場に来てW‐1見ていただきたいと思います。よろしくお願いします!」


◇第5試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディヴィジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者]○MAZADA(12分23秒 片エビ固め)[挑戦者]×カズ・ハヤシ
※正田落とし
☆MAZADAが初防衛に成功


(ベルトを受け取ったMAZADAは場外でダウンするカズに向けて拳を突き出すが、カズは応じずにセコンドの肩を借りて退場。MAZADAがマイクを持つと、アンディと吉岡がリングへ。)


MAZADA「お、お、お…あの、挑戦ね。ダメダメ。(アンディに)オマエ先月負けたじゃん。却下。(吉岡に)先々月、アンディに負けた。却下。絶対やらねえ!」


(MAZADAはアンディと吉岡をリングに残して退場。アンディと吉岡が胸を突き合ってにらみ合った。)


【MAZADAの話】「上がりましたかね? このベルトの価値が今日の試合で。俺は上がったと思うんですわ。それで、若いのがついてきたら完璧ですよね。W-1のクルーザーウェイトの人たち。まだ負けませんよ。試練だと思ってやってるんで。絶対に負けませんから。社長は強え…。スタミナが強い。技が強いんじゃなくて、スタミナが強い。余裕の顔ができないですよ。なんですかね、長いことやってると、間を作るっていい言い方ですけど、どこかで休んでいるんですよね。うまいことバレないように。勉強しなきゃ。もっと勉強しなきゃ。次は誰でしょうね。パレハがいいなあ。なあなあでタイトルマッチをやるパレハがいいなあ。やりたいなあ。W-1の夢が叶うんですよね」


 【カズの話】「完敗です。3ヵ月時間をください。3ヵ月。MAZADA、クルーザーのベルトを守り抜けよ。俺と2人で文体のメインでもう1回だ」


◇第6試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者組]河野真幸 ○伊藤貴明(16分56秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]征矢学 ×タナカ岩石
☆河野&伊藤組が初防衛に成功


【河野、伊藤の話】
伊藤「もっとワイルドの征矢さんに絡みたかったですね。岩石ばっかりでした」


河野「防衛戦はクリアー。俺たちの勝ちだよ」


(すると、そこに熊ゴローが登場)
熊ゴロー「そのベルト、俺と孝司さんに挑戦させてくれ。今、防衛したばっかりで大変かもしれないけど、そのベルトは土肥熊のベルトだ。リマッチ権はある、土肥孝司もメインで必ずベルトを取ってチャンピオンになる。実績として十分でしょう。挑戦させろ」


河野「2回連続で負けたら、この先、どうなるかわかってるのか? その覚悟はあるのか?」


熊ゴロー「覚悟はあるよ。何か懸けてやるよ。何でもいいよ」


伊藤「次、負けたらセントーンは禁止だ。負けたら一生使うなよ」


熊ゴロー「やってやるよ。セントーンを懸けてやるよ。このベルトは俺たちが必ず取って、セントーンを守り抜いてやるよ」


◇第7試合◇
▼WRESTE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(19分46秒 アンクルロック)[挑戦者]×土肥孝司
☆芦野が3度目の防衛に成功。


(試合終了後)
試合後、ダウンする土肥の前でベルトを掲げて勝ち誇った芦野がマイク。


芦野「V3、達成。おい、これでNEW ERAからももう出てこれねえだろ。よし、これで次の防衛戦は(会場内の幕を指差し)9月2日、文体だ。(セコンドの肩を借りて引き揚げる土肥に)よくやった。よくやったぞ孝司。さっさと帰れ。まあトーナメントやるみたいだけど、まあどいつもこいつも弱いから、オレに負けたヤツらばっかだろ、出てくんのはよ」


(そこで近藤、黒潮、河野、征矢、熊ゴローがリングへ。)
近藤「オマエはまた偉そうに…(と言いかけると芦野が制して)


芦野「おいおいおい、さっきよ、イケメンに負けて、カツラかぶってヘラヘラしてたヤツがよ、どのツラ酒下きてんだコノヤロー」。続けて「(河野に)オマエもよ、3月、オマエから取ってんだよ。タップしてんだよ。(征矢に)先月タップしたな。(黒潮に)1月タップしたな。全員倒してるぞ(4人がつかみ掛かろうとするが、芦野がACE勢に「止めろ止めろ」と指示して止めさせる。)そして熊ゴローに「おせえな、オマエ。オマエなんかもともと眼中にねえよ、鈴木(熊ゴローがいきり立つ。)「(コーナーに立ち)立花、オレのベルト取ってくれ。(受け取って)はい、ありがとう。どいつもこいつも雁首そろえてよ、1対1じゃ勝てねえからこうやって出て来てんだろうがよ。こんなんじゃ落ちねえよ。今日オレ勝ったんだよ。ここはオレのリングだ。さっさと帰ってもらっていいですか? 帰れ帰れ。(熊ゴローに)第1試合でよ、たらたらやってるヤツが突っかかって来るんじゃねえよ。(いきり立つ熊ゴローに)そんなやりたかったらよ、トーナメント優勝してこい。文体で待ってるよ。勝ってこいよ。間違ったこと言ってますか? 帰れ帰れ。(熊ゴローが『クソガキ!』と吠えると)クソガキってオマエの方が年下だよ。(黒潮は『覚えてろよ!』と絶叫して引き揚げる)大丈夫、覚えてるから。河野さん、待ってます、文体で。あなたと一番やりたいんですよオレは。待ってますよ。OKOK、みんな帰ったね。まあ、あの人たちでトーナメントして、今日欠場してる稲葉さん、あとさっきオレに負けた土肥孝司、あとACEか。9月2日に向けてトーナメント来月やりますんで、ぜひみなさん応援してあげてください。で、NEW ERAから、まだ言えないけどオレのこのやり方に賛同してるヤツもいるから、そいつが合流するのももう近いんで、オレとW‐1のこれからの新しい風景、ぜひ期待しといてください。以上です」


【試合後の芦野】
芦野「勝ちましたよ、V3。W-1で最多防衛ですよ、最多防衛。もうこれで、あってないようなもんですけど…連合軍もNEW ERAも全員制覇でしょう。次、トーナメントでうまく両方がおり混ざっているんで。ACEも1人出るんで、本当に楽しみですね。誰が決勝に上がってくるのか。優勝するのか。凄い楽しみして、日々練習していきたいと思います。誰が上がってきても関係なく、僕は自分のプロレスを自分のやり方でやるだけなんで」


※ここで立花が缶ビールと缶コーラを持って登場する


芦野「W-1にいないでしょ、勝ってビールを飲む人は。よし、飲むぞ。乾杯」


※立花がビールを取ろうとするが、止めてコーラを渡す


芦野「未成年だから。気を遣ってるんですよ」


※2人はそれぞれを飲み干す。スタッフから立花が乾杯の音頭を取らなかったことにツッコミが入ると


芦野「これがコイツのいいところなんで大丈夫です。これから立花と一緒にやっていって。19歳ですからね。酒も飲めない。でも、W-1の中でも一番頑張ってるんですよ。コイツがこれからドンドン実力を付けていって。NEW ERAから来るヤツもいるしね。これからいろいろと勢力を拡大していくんで、ぜひぜひ楽しみにしていてください。俺の動向、そしてW-1の新風景ですね。みんなここに注目してもらって。W-1は俺がウリなんで。じゃあ、乾杯!」


※自ら頭にビールをかけると、立花はコーラを浴びる


芦野「じゃあ、シャワーを浴びに行くぞ。よし、今日はパーティーだ」


【土肥の話】「(熊ゴローに肩を借りて姿を現すと)芦野、強いよ。また俺は一から出直します」


 WRESTE-1後楽園大会はNEW ERA解体を突きつけ王者・芦野にNEW ERAから土肥が挑戦、序盤はグラウンドで互いに出方を伺うも、芦野がタックルから顔面を踏みつけると、起き上がった土肥はローリングエルボーを放ち、芦野はたまらず場外へ逃れ、エプロンに戻る芦野に土肥がショルダータックルで再度場外へ追いやり、リングに戻ってからも頭突きやローリングエルボーなどでまた場外へ追いやり、土肥は胡坐をかいて芦野のリングへ戻るのを待つ。
 土肥はリングに戻った足のに首投げから後頭部への低空ドロップキック、ネックブリーカーと首攻めを展開、逆水平からドロップキックと攻勢に出て、芦野の頭を叩くが、この隙を突いた芦野がドラゴンスクリューを連発してからエルボースマッシュ、串刺しバックエルボーからランニングエルボースマッシュと流れを変える。
 芦野は俵返しから足首へのストンピングと足攻めを展開、ローキックから自ら場外へ降り、場外からのアンクルロックを仕掛け、「こんなもんか、終わりだよコイツ」と挑発も、起き上がった土肥はタイツを掴んでコーナーにぶつけてから後頭部ラリアットを浴びせ、後頭部ギロチンドロップと猛反撃する。
 土肥は変形羽根折り固めで絞めあげると串刺しラリアット、もう一発は芦野がエルボースマッシュで迎撃するが、土肥はローリングラリアットで応戦して、エルボー合戦に持ち込み、ランニングエルボーを狙う土肥を追走した芦野がエルボースマッシュを浴びせるも、芦野が突進したところで土肥もスパインバスターで迎撃する。
 土肥はパワーボムを狙うが、堪えた芦野がアンクルロックで切り返し、土肥も変形羽根折り固めで切り返す。土肥はラリアットを狙うが、かわした芦野がフロントスープレックスで投げ、エクスプロイダー狙いは土肥が阻止してバックの奪い合いからショルダータックル、そして熊ゴローの声援に乗ってセントーンからダイビングセントーンを狙うが、追いかけた芦野が雪崩式フロントスープレックスも、起き上がった土肥もサイドバスターで返す。
 両者ダウンの後で先に起きた芦野はエルボースマッシュを乱打も、土肥はハーフネルソンスープレックスを連発してからラリアットを浴びせ、勝負を狙って垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、芦野はフロントネックロックで捕獲、だが脱した土肥はライガーボムから再度垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、芦野はアンクルロックで切り返す。
 土肥は何度も蹴って脱出し張り手からボディーブローも、ナックルをかわした芦野は5連続ジャーマンからアンクルロックで捕獲し土肥は無念のギブアップ、芦野が防衛となった。


 試合後には芦野が次の防衛戦を9・2横浜に指定しW-1GPに出場が決定している近藤、黒潮、河野、征矢、熊ゴローが現れてるが、芦野は各選手を挑発、近藤らが怒って芦野に襲い掛かろうとするが、若手達に制止される。芦野は自分に賛同する選手が近いうちに合流することを予告して大会を締めくくった。
 NEW ERAから土肥が挑戦も芦野を崩すことが出来ず、WRESTE-1は芦野が独走状態。次期挑戦者はWRESTE-1GPの優勝者となるが、誰が優勝して芦野に立ちはだかるのか・・・


 セミのタッグチャンピオンシップは征矢のパートナーに抜擢された岩石が伊藤に何度もサッカーボールキックを浴びせるが、場外戦で伊藤の逆襲に遭い、リングに戻ってからも伊藤のパワースラム、河野もニーリフトと岩石を捕らえて痛めつける。
 それでも岩石は河野をかんぬきで捕らえてから頭突きを連発し、ランニングヘッドバットから征矢に交代すると、征矢も河野に串刺しバックエルボー、ブルドッギングヘッドロック、伊藤もろともネックブリーカードロップとDDTのあわせ技で流れを変え、岩石を呼び込んでダブルチョップと頭突き、征矢が岩石の首根っこをつかんで倒れ込みヘッドバットの連発、ブレーンバスターの体勢から岩石を持ち上げて河野の上に叩き落とす人間爆弾攻撃と合体攻撃の連打で猛反撃する。
 4選手が入り乱れて乱戦となり、河野と征矢がエルボーとチョップの打撃戦を展開、河野のランニングニーをキャッチした征矢はワイルドボンバーを浴びせれば河野もジャンピングニーで応戦、両群交代して伊藤と岩石もエルボー合戦から、岩石が頭突きの連打を浴びせるも、伊藤はニールキック。ミドルキックの連打、張り手を浴びせ、岩石も張り手で応戦して頭突きを浴びせる。
 ここで征矢が入ってワイルドボンバーと頭突きのサンドイッチ攻撃が決まると、岩石が水車落とし、征矢のデスバレーボムの援護からダイビングヘッドバットを投下、頭突きの連打と浴びせるも、ニーリフトで反撃した伊藤が河野のネックハンキングボムの援護からのジャーマン、河野のチョークスラムでの援護からダイビングボディープレスと攻勢をかけ、ニーリフト、水面蹴り、ランニングサッカーボールキックと蹴りまくり、岩石も丸め込み技からのクロスフェースで抵抗するが、逃れた伊藤はランニングニーからジャーマンの連発で3カウントを奪い王座を防衛。試合後のバックステージでは土肥、熊ゴロー組が前王者の権利として再戦を要求し、王者組も敗れたら熊ゴローはセントーンを禁止という条件を課して挑戦を受諾した。


 クルーザーディビジョンチャンピオンシップは挑戦者のカズがMAZADAを場外へ追いやりトペを命中させるが、MAZADAは鉄柱攻撃から上空高くホイップしてスタンド席とリングサイドを仕切る鉄板に首から激突させるギロチンホイップで先手を奪い、リングに戻っても首攻めを展開するが、カズはスパインバスターからのライオンサルト、ターンバックへのコンプリートショットと流れを変えるが、MAZADAもカニバサミでカズをターンバックルへ直撃させてからの619、エプロンのカズにラリアット、場外に落ちたところでプランチャとカズにリードを奪わせない。
 劣勢のカズはMAZADAの雪崩式狙いを、MAZADAをロープ側に座らせたところで飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを決め、MAZADAがダウンかと思いきや、カズが油断したところで起き上がり正田落としを決める。
 MAZADAはラリアットを狙うが、かわしたカズがトラースキックからファイルカット、雪崩式リバースブレーンバスターからパワープラントで勝負を狙うも、逃れたMAZADAはワンツーエルボーからMAZADAデストロイ、しかし起き上がったカズがラリアットで応戦してトラースキックを乱打する。
 カズは再度パワープラントで勝負を狙うが、切り抜けたMAZADAはカズの繰り出すバスソーキックの乱打を全て見切ってラリアットを浴びせ、アルゼンチン式正田落とし、カズのハンドスプリリングレッグラリアットをかわして再度ラリアットを決めると、最後は垂直落下式正田落としで3カウントを奪い王座防衛。
 試合後は前王者の吉岡、アンディが挑戦を迫ったがMAZADAは却下した。


 
 第4試合の黒潮vs近藤は黒潮が敗れたらジャケット剥奪、近藤が敗れたら普段しないファンサービスをするという条件が課せられるジャケット・コントラ・ファンサービスで行われ、近藤にキングコングラリアットを喰らった黒潮は連発を膝蹴りで迎撃し、飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーから飛び膝蹴り、新技の変形のエメラルドフロウジョンと畳み掛けてからムーンサルトプレスで3カウントを奪いジャケットを死守、試合後に近藤は条件通りにジャケットとカツラを着用してファンサービスに勤めるが、その後で一転して黒潮が近藤に弟子入りを志願し、近藤は黒潮が一生ジャケットを一生着続けることを条件に弟子入りを認めた。


 また休憩明けには7・12後楽園から開幕するWRESTE-1 GPの組み合わせを発表、また脳震盪で欠場した稲葉も登場してGPまでに復帰することを約束した。


 最後に第1試合ではメキシコ武者修行にでる藤村の壮行試合が行われ、ACEの一を破って勝利を収め、WRESTE-1にしばしの別れを告げた。

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