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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

3度目のトライで武藤敬司の最後のムーンサルトプレスが決まった!復活・征矢が芦野の長期政権に終止符を打つ!

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3度目のトライで武藤敬司の最後のムーンサルトプレスが決まった!復活・征矢が芦野の長期政権に終止符を打つ!

3月14日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」後楽園ホール 1521人超満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○頓所隼(4分57秒 変形逆片エビ固め)×馬場拓海


◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(3分39秒 腕ひしぎ逆十字固め)×三富政行


◇第2試合◇
▼30分1本
○児玉裕輔 ドランク・アンディ(6分57秒 片エビ固め)×佐藤嗣崇 近野剣心
※ダイビングボディープレス


◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司 土方隆司(8分20秒 片エビ固め)×稲葉大樹 吉岡世起 黒潮"イケメン"二郎
※卍固め狙いを切り返す


◇第4試合◇
▼30分1本
○木村花 安納サオリ(9分36秒 片エビ固め)万喜なつみ ×関口翔
※ミサイルキック


◇第5試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]NOSAWA論外 MAZADA FUJITA(10分20秒 サムソンクラッチ)[第61代王者組]土肥孝司 熊ゴロー ×伊藤貴則
☆土肥&熊ゴロー&伊藤が5度目の防衛に失敗、東京愚連隊が第62代王者となる


【バックステージでの土肥、熊ゴロー、伊藤】
(判定に納得のいかない伊藤はイスを蹴飛ばす)


熊ゴロー「レフェリーおい!」


土肥「まぁしょうがねえ。2じゃなくて3入ってたかもしんねえ。もしかしたら。ただよ、きたねえことばっかりしやがって、ふざけんなあいつら」


熊ゴロー「それがやり方かよあいつらの。ふざけんな」


土肥「こいつ(伊藤)が攻めてたのになんでこいつが3取られるんだよ、おかしいだろ」


熊ゴロー「レフェリーふざけんなよ、買収されてんのかよ」


土肥「ソフト(今井レフェリー)買収されてんなおい。ちくしょー。まぁオレらは1回でタイトルマッチやらせてやったから、リマッチあんだろ。リマッチするぜ」


伊藤「ふざけんじゃねえよあいつら」


【バックステージでの東京愚連隊】
FUJITA「やったやったー!」


(ベルトを床に置き、オークションを始めるMAZADA)


MAZADA「1000円! 1000円から。おっ、1500円…欲しい人いない…?」


FUJITA「やったやったー! これで仕事増えた、仕事」


NOSAWA「(愚連隊のコメントは)どうせ載らないんだから。何かある? ないだろ? 聞く必要ないだろ。言う必要もない。売店いきますか」


FUJITA「仕事増えた。仕事増えたぜ!」


MAZADA「あれ? 声が遅れて聞こえるよ。こんばんは~(とベルトで腹話術をして苦笑)。そんなもんですよ。別に余裕ですよ。なんかトリオいるんですか? いないでしょこの会社。よそ行こっかな、よそ」


◇第6試合◇
▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント決勝/時間無制限1本
○アレハンドロ(10分54秒 片エビ固め)×アンディ・ウー
※旋回式DDT
☆アレハンドロが優勝


【試合後のアレハンドロ】
アレハンドロ「第1回クルーザー・フェス覇者、アレハンドロ…。まあ、甘い戦いじゃない。厳しかったけど、記念すべき戦いで獲ったのはアレハンドロだ。そして、この優勝を獲ったら次は挑戦。次はチャンピオンになってみせる。この勢いでアレハンドロがチャンピオンシップのベルトを巻く。ソイ・アレハンドロ!」


※ここで吉岡が登場


吉岡「大勢のお客さんが来て、あの盛り上がり。お前は満足? あのお客さんたち、武藤さんのムーンサルト見に来てんだよ。俺はそういう人たちもみんなクルーザーのタイトルマッチを見に来るようなそんな感じにしたい。お前じゃまだ足りねえんだよ。俺とやる時はもっと潰す気で来い。足りねえんだよ」


※吉岡が去っていくと


アレハンドロ「アレハンドロ、あいつを叩き潰します。もう喋らないで、勝ちを見せます。・ソイ・アレハンドロ!」


◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/60分1本
○武藤敬司 浜亮太 SUSHI 宮本和志(19分8秒 体固め)×河野真幸 大和ヒロシ 中之上靖文 KAI
※ムーンサルトプレス


(試合終了後)
武藤「河野、KAI、中之上、大和、今日はありがとな。大和、復帰戦おめでとう。そして、浜、相変わらずでかいなオマエ。宮本、川端、あ、川端って言ったらダメか?(笑)。SUSHI、SUSHI。今日はありがとう。オマエらとプロレスができて、ホント、元気もらったよ。しばらくプロレス休みますが、必ずこのリングに戻ってきますので、新生・武藤敬司で帰って来るから。皆さん待っててください! 今日はありがとう!」


(武藤コール。8人が並んで写真撮影。武藤が全選手と握手して退場。リングに残った7人もそれぞれ握手を交わした。)


【試合後の武藤&浜&SUSHI&宮本、河野&大和&中之上&KAI】
※先に武藤がコメントブースに登場すると、両軍8人が揃い踏みする。


武藤「じゃあ、左から感想!」


河野「ありがとうございました。ただ、一番先頭に、武藤敬司の復帰戦に立候補させてもらいます。武藤さんの留守中、W-1のリング、武藤さんが作ったW-1を守っておきますんで」


武藤「お前と復帰戦に、俺も頑張って。本当に過酷なリハビリもあるけど、追いかけて俺も頑張って、必ず戻ってくるよ」


河野「勝ち逃げは許しません。ありがとうございました」


中之上「武藤さん、手術大変です。復帰して、またこいつと試合をしたいと思われるようなレスラーになっていきたいと思います。今日はありがとうございました」


武藤「また胸を貸してくれ」


KAI「武藤さん、ありがとうございました。自分がプロレスラーを目指すキッカケになったのは、武藤さんのムーンサルトを見てからなので。本当に武藤さんがいなきゃ、今の自分はいないと思います。感謝しています。今日もあれ、最後のムーンサルトなんですか? 全然まだまだいけるんじゃないかって」


武藤「次来る時は、回転2回して戻ってくるかもしれない(笑)」


KAI「その時を楽しみに。自分も武藤さんがリハビリ頑張っている間、自分のプロレス道を精進したいと思います。ありがとうございました」


SUSHI「自分はいろいろあってから、こうやって武藤さんと絡むのが初めてで。でも、やっぱりテーマ曲を聴いた時に、なんか凄い懐かしさがこみ上げてきました。自分はやっぱり迷ったけど、ここに今日来てよかったです」


武藤「迷ったの、お前?(笑) みんな気持ちよく試合したのに、お前だけ迷ったのか?」


SUSHI「…。でも、最後にここに来てよかったです。武藤さん、ありがとうございました」


大和「今日復帰戦だったんですけど、その復帰戦が武藤さんのラストムーンサルトと重なって」


武藤「バトンを渡して。駅伝と一緒だよ」


大和「はい。それで正直、自分の復帰戦が薄れるなと思って、なんとか薄れないように頑張ろうと思ったんですけど、武藤さんの入場見た時に、敵わないと思いましてね。で、自分の復帰戦をこうして使っていただけて、光栄だったなと思います。自分はこれから復帰して頑張っていきますんで。武藤敬司に勝てるように。身体能力じゃ勝てないですけど、いろんな自分が持っているもの全部ぶつけて、どこかで勝てるように」


武藤「どこかって、歌だってお前勝ってるじゃん」


浜「プロレスというものの素晴らしさ…。プロレスに入る前に、僕も両ヒザを怪我した経験があったんで、やっぱり武藤さんの姿を見て、勇気づけられる部分があったんです。復帰戦は河野さんなんで。入院してまた酒も飲めないでしょうから、飲み会の復帰戦は僕ということで、立候補させてもらいます」


宮本「俺たちは武藤敬司に憧れてこの道に入って、言うなれば武藤敬司の息子、武藤チルドレンなんだよ。みんな武藤敬司になりたくて、憧れてこの道に入って、厳しい道を一緒に頑張ってきて。道はそれぞれ違って、独立していったけど。この中で、たぶん俺が一番長男なのかな?」


浜「長兄ですよ。ラオウみたいなもんですよ」


宮本「一番最初に家を飛び出して、独立していったという長男だと思ってますんで。武藤さんが復帰戦の相手は河野で、飲み会の復帰戦が浜って決まったんで。じゃあ、僕は武藤さんが復帰した時には僕の団体に呼べるような…。他団体の復帰戦に立候補します。やっぱね、武藤敬司あっての日本プロレス界だと思うんで。武藤敬司っていうのがいないと。太陽がない地球みたいなもんなんで」


浜「いろんなスターがいますけど、武藤さんぐらい体が大きくて、これだけ動ける人は出てこないですよね。僕らもそう思っているんで」


武藤「正直、なかなか苦しい戦いで、体が動ける時にムーンサルトを見せてはやりたいけど、バックブリーカーで自分の足がまいっちゃってさ。それをパートナーである浜とか、SUSHIとか、宮本に助けてもらえたから。かろうじて最後にムーンサルトで締めることができたけど、昔と比べれば跳躍力もないし、もしかしたら不格好かもしれないけど、気持ちのこもったムーンサルトだったと思います。武藤敬司悔いなし!」


浜「辞めるわけじゃないですよね?」


武藤「ムーンサルトが最後だから」


宮本「スーパームーンサルトで帰ってくるかもしれないですし」


武藤「改造人間になって。もしかすると、人工関節にバネを付けてくるかもしれないからな(笑)」


――ムーンサルトプレスへの思いは?


武藤「いやもう、これなくして俺は這い上がらなかったと思うし。もしかしたら、こんな大きい体で若い頃からムーンサルトをやってるから、『こいつ、もしかしたら運動能力があるんじゃないか?』と思われたから、海外に一番最初に出されたりとか。海外に行っても、この技でトップまで這い上がることができたし。やっぱり今までの武藤敬司はムーンサルトありきという。もしかしたら、水戸黄門で言うところの、格さん、助さんだったら、もしかしたら格さんを失ったような気分かもしれないけど、あとは何とかなって。今までの経験から新しいことを生み出して、また頑張りますよ」


――手術に不安があると話していたが?


武藤「こいつらからやっぱり元気をもらったというか。彼たちももしかしたら俺の遺伝子でもあるし、俺の今までの歴史でもあると思うから。こうやってみんな独立したりして、頑張っていっているのを見たら、本当に嬉しくも思うし、頼もしい。俺もまだまだ頑張っていきたいなと思う。今日はファンの方からも本当に元気をもらいました。必ずこういうもらった元気は、プロレスで返すのがプロレスラーですから。まだ引退したわけではありませんので、頑張っていきますよ」


――今日は3回目でムーンサルトプレスに成功したが?


武藤「もう登る前は失敗してるからさ。バックブリーカーでヒザは耐えきれてないなと思って、不安はいっぱいあったけど、やっぱりパートナーにも押されたし、ファンの声援にも押されて、まあまあガムシャラにやりましたよ。もしかしたら、あんまりカッコいいムーンサルトじゃなかったかもしれないけど、気持ちは乗っていたと思います」


◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○征矢学(23分14秒 片エビ固め)[第11代王者]×芦野祥太郎
※ワイルドボンバー
☆芦野が8度目の防衛に失敗、征矢が第12代王者となる


(試合終了後)
征矢「(おめでとうの声に)ありがとう。今日、オレより全然若い、たしかにプロレスの才能も素質もあるチャンピオンです、芦野祥太郎は。ただ、それでもオレは、このベルトがほしかった。相手が後輩だろうが、大先輩だろうが、そんなのは試合に関係ない。そうでしょう? それと、オレの中では、2年前の横浜文体、メインイベントでKAIとこのベルトを懸けて闘うことになってました。でも、大会の直前にケガをして欠場になってしまいました。そのときからオレの中では時計の針が止まってました。でも今日、これでようやくオレの中では時計の針が、動き出したぞ!


オレがベルトを持ったからには、まだW‐1旗揚げして5年目です。でも、まだまだ底知れぬ若さと未知のパワーがある団体だと、わたくし勝手に思っております。そこで、皆さん一つオレのお願いを聞いてくれ。聞いてくれるか? これからのW‐1、成長していくW‐1、このW‐1を見届けてほしい。あんたらの、その目ん玉で、みとげて…見届けてください! すいません。肝心なところで噛んでしまいました。やっちゃいましたね。


それと、もう一つ。AKIRAさん、上がって来てくれ。岩石、オマエもだ。オレが今日ここまで闘い抜けたのは、AKIRAさん、そして岩石、あんたらのおかげだ。あんたらのおかげだ! ありがとうございました!(頭を下げるとAKIRAと岩石も頭を下げる)でもよ、AKIRAさん、オレをここまで目覚めさせといて、これで終わりっていうわけではないでしょうね。まだあるでしょ。オレとAKIRAさんでタッグのベルト取ってねえだろ。タッグのベルトには挑戦したけど、ベルト巻いてねえよな!? どうなんだよ!」


AKIRA「いや、そうだけどさ。オレの役目はコイツをチャンピオンにすること。まずその目的は達成、ということで、オレは置いといて(えー!の声に)いやいや…」


征矢「皆さん、こんなんで納得できますか!?(AKIRAコール)みんなAKIRAさんのことほら、声援があるだろ。ノガちゃん」


AKIRA「いやいや、オレ、負担かかるって。戦力的に負担かかっちゃうから」


征矢「ごたごた言ってんじゃねえよ! 会社がどう決めるかわかりませんが、オレと次、AKIRAさんでタッグのベルトに挑戦したいと思います! 会社どうなんだ! じゃあよ、もうそろそろ言いたいことも言ったんで、最後にカッコイイセリフでお別れしましょう!(岩石は?の声に)じゃあわかった。岩石オマエ、一言なんか言え」


岩石「(岩石コール)締めろって言ってないですよね? そういう意味じゃないですよね? オレが締めていいですか!? 違うでしょ? ワーイルド! ワーイルド!(とコールをあおり、征矢にマイクを渡す)」


征矢「じゃあ野上さんで。(とAKIRAにマイクを渡そうとするが、AKIRAは拒否)わかりました。ということで本日は多数ご来場、誠にありがとうございました!(ここで曲がかかるが、止まる)はやとちりしすぎだ。オレのかっこいいセリフを言わせてくれ、せめて。いろいろありましたが、そろそろ皆さん、ご起立ください。久しぶりなのでやり方を忘れてしまいましたが、適当にやりましょう。いきますよ。私が『ワイルドに』と言ったら、右の拳を天高く『いこうぜ!』と掲げてくれ。リハーサルは一回もやりません。じゃあいくぞ! これからもW‐1を見に来てくれ! ワイルドに、いこうぜ!」


【征矢の話】「ようやく…自分の中では2年前で時間が止まってたので、ベルト取って時計の針を1秒1分、進めることができました。とにかく、これからがもちろん正念場だと思ってます。ベルトを持ったから、オレが先頭に立ってW-1を変えていく。変えていくって口では言っても結局姿形には変わらないと思うので。今できることを全力で、1試合1試合、お客さんの心に残るようなオレなりの生き様ってものを見せていきたいなと思ってます。それとね、腕が痛すぎてちょっとマイク何言ってるか分かんなかったけど、AKIRAさんとまだタッグのベルト取ってないんでね。タッグのベルト、AKIRA、いや野上彰、一緒に取ってないからオレとAKIRAさんで次挑戦させてくれ。このベルト取ったから言う権利あるだろ。AKIRAさんあんなに嫌がってたけど、オレはAKIRAと、野上彰とベルトを取りたい! 以上だ」


【バックステージでの芦野】
芦野「(立花の肩を借りてコメントスペースまで来るとうつ伏せに倒れ、その体勢のままコメント)ダメだ…オレは負けた?」


立花「負けてないですよ。入ってないですよ、3カウント」


芦野「負けたの…? なんで負けたの?」


立花「負けてないっすよ、芦野さん!」


芦野「ベルトは…?」


立花「…」


芦野「オレのベルトは!(立花に向かって叫ぶ)…くっそ。もう全部終わりだ。オレはもう終わりだよ…(再び立花の肩を借りて控室へ)」


 2月19日、武藤が会見を開き、今月末にかねてから酷使してきた両膝にメスを入れ、金属製の人工関節を埋め込むことを発表した。武藤と膝は1987年12月に初めて手術を受けてから、長年向き合ってきた"友達"みたいなものだった。本来なら2013年に人工関節を埋める手術を受ける予定だったが、全日本プロレスが分裂、WRESTLE-1旗揚げで先延ばしにしてきた。試合数をセーブし試合運びをグラウンド主体にするなど、武藤なりになるべく膝に負担をかけないように工夫をしてきたが、武藤自身も「入場すらしんどい」とこぼすようになってきていたことから、ここでやっと人工関節を入れるという決断を下したが、武藤にとっても苦渋の決断でもあった。
 武藤は現役続行はするが人工関節を入れるに受けて、ムーンサルトプレスが厳禁になり、ムーンサルトプレスを出すのは今回でラストということで、今回はかつての武藤チルドレン世代で現在大日本プロレスに移籍した浜、中之上、フリーの宮本とSUSHI、同じくフリーとして全日本に参戦しているKAIが結集し、武藤は浜、SUSHI、宮本と組んで河野、中之上、KAI、そして2年ぶりに復帰を果たした大和組と対戦となったが、大和の復帰戦のパートナーにはメキシコ武者修行でで苦楽を共にしたKAIと組む、現在は別々の道を歩んだが、道はまた繋がっていることを改めて実感させてしまう。
 武藤は「THE FINAL COUNTDOWN」「HOLD OUT」「TRIUMPH」「nWo TRIUMPH」「OUTBREAK」「TRANS MAGIC」と歴代のテーマ曲で登場、先発を買って出た武藤は中之上と対峙、グラウンドで攻める武藤に対し、中之上はショルダータックルも、ラリアット前転でかわしたドロップキックで迎撃。
 復帰戦となる大和はSUSHIのアームドラックに対してドロップキックで応戦してチョップ合戦を展開、交代した武藤はSUSHIをブラッシングエルボーからSTFも、ムーンサルトプレス阻止を狙う河野がカットも、武藤組はまだ試合勘が戻らない大和を捕らえにかかる。
 しかし交代した中之上が奮起して盛り返し、宮本から交代を受けた武藤がKAIに低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足四の字固めで捕獲。浜のDDTの援護を受けた武藤はムーンサルトプレスを狙うが、河野がイスを投げつけてカットに入り、大ブーイングとなる。
 河野は膝十字固めで武藤を追い詰めるが、浜らが駆けつけてカットすると、河野に集中攻撃で捕らえ、愛弟子達のェ援護を受けた武藤がシャイニングウィザードからのムーンサルトプレスを投下も、今度はかわされてしまう。
 今度はKAIが武藤を攻め込み、スプラッシュプランチャを投下も、SUSHIが身を挺して武藤を覆いかぶさって守り、河野のダイビングニーも宮本が身を挺して守る。ここで浜が河野にラリアットからエルボードロップを投下すると、武藤が再びシャイニングウィザードから、やや崩れ気味ながらもムーンサルトプレスで3カウントを奪い勝利を収めた。
 試合後に武藤が各選手に礼を述べ、新生・武藤敬司になって帰ってくることを約束、各選手と記念撮影から握手で試合は幕となったが、武藤にとってはムーンサルトプレスはシャイニングウィザードより代名詞的な技なだけに、封印は残念である。しかしムーンサルトプレスは使えなくなっても、まだ現役続行には意欲的、武藤が一体どんな状態で戻ってくるのか、武藤敬司としてはしばしの別れである。


 メインのWRESTLE-1チャンピオンシップは、シリーズ中に征矢はこれまで伸ばしてきた髪や髭をばっさり落として丸坊主となり決意の表しを見せるも、11日博多での前哨戦では芦野に散々右腕を攻められた挙句にアンクルロックでギブアップを奪われてしまい、征矢は背水の陣で選手権に挑んだ。
 序盤は征矢がショルダータックルで先手を狙うも、芦野は征矢の右腕をロープにぶつけてから右腕攻めを狙うが、征矢は構わずダブルチョップで反撃しブルドッキングヘッドロックからネックブリーカーで先手を奪う。
 しかし芦野は右腕へのパンチから徹底した右腕攻めで反撃も、征矢もアームロックを決められながらも立ち上がり、ショルダースルーで投げてからニーリフト、ジャンピングDDT、ぶっこ抜きブレーンバスターと畳みかけるが、芦野の串刺し攻撃を迎撃しようとしたところで、芦野が征矢の足をかけて倒した芦野がアンクルロックで捕獲、征矢が逃れてワイルドボンバーも、かわした芦野が切り返し合いから串刺しエルボースマッシュ、だが征矢も意地で起き上がってスピアーを炸裂させ、芦野の低空エルボースマッシュを喰らっても、征矢はスピアーで応戦してからジャーマン、芦野も負けじとラリアットで返して両者ダウンとなる。
 起き上がった両者は芦野がエルボースマッシュ、征矢は痛む右腕で逆水平と応酬となり、征矢のショートレンジのワイルドボンバー狙いは、芦野が張り手で迎撃してからジャーマン、そしてアンクルロックで捕獲、だが征矢も足の力を利用しコーナーに直撃させて脱出する。
 征矢は雪崩式ブレーンバスターからスピアー、デスバレーボムと畳みかけ、初公開のパッケージドライバーから後頭部へのワイルドボンバー、そしてワイルドボンバーも、芦野は脇固めで切り返し、征矢の右腕のテーピングを剥がして腕十字で捕獲しつつアンクルロックで捕獲、征矢がロープに逃れても、芦野は腕十字からアームロック、そして三角絞めへと移行も、征矢は持ち上げてパワーボムで脱出する。
 芦野は脇固めを狙うが、堪えた征矢がワイルドボンバーを炸裂させ、最後はショートレンジでのワイルドボンバーからワイルドボンバーで3カウントを奪い王座を奪取、芦野の長期政権に終止符を打った。
 試合後に征矢はAKIRAとのnew Wild Orderの復活を呼びかけ、タッグ王座への挑戦を表明して幕となったが、悩める征矢から自ら追い込むことでワイルドらしさを取り戻した。


 クルーザーフェスの決勝にはアンディとアレハンドロが進出、両者共空中戦を繰り広げるも、アンディが場外ブレーンバスターを着地したアレハンドロをDDTで突き刺してから、首攻めで試合の主導権を奪う。
 アンディは雪崩式ヘッドシザースからコーナーへ昇るが、コーナーに昇ったアレハンドロが雪崩式アームドラックで落とすも、エルボーの連打を受けきったアンディがローリングハイキックからドラゴンスープレックスを連発、バスソーキックで追い詰めにかかる。
 アンディは飛鴻で勝負に出るが、逃れたアレハンドロがリバースフランケンシュタイナーを決めると、トラースキックから旋回式DDTを連発して3カウントを奪い優勝、試合後に吉岡の保持するクルーザー級王座への挑戦をアピールする。


 第5試合のUWA6人タッグ選手権は王者組のNEW ERAが連係で攻勢をかけるが、土肥のラリアットが伊藤に誤爆するなど連係が乱れ、最後は伊藤のジャーマン狙いをFUJITAが丸め込んで3カウントを奪い愚連隊が王座を奪取、納得しない土肥熊&伊藤は前王者組の権限として再戦を要求した。
 

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