伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

プロレス多事争論 2017年のラストメッセージ「文化」

 昨年から転職し土日祝と休めるようになったことで、今年から観戦回数を増やし、これまで観戦してきた新日本、全日本、NOAH、DDT、大日本以外にも我闘雲舞、ドラディション、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、NEW、センダイガールズを初めて観戦し、また久しぶりにDRAGON GATE、WWEなども観戦するなど自分なりに視野を広めてきたが、改めてプロレスは「文化」であることを痛感させれた。


 自分がプロレスファンを始めた頃は新日本プロレスと全日本プロレスしかない世界だったが、2つしかなかった世界がこれだけの広がりを見せ、自分は広がった世界を否定しつつも、好奇心から広がった世界を見て、各団体ごとのスタイル=つまり文化が見ることが出来た。ある意味長くプロレスファンを続けられた一つの秘訣だったのかもしれない。


 自分なりのアドバイスだが、プロレスファンを長く続けたいのであれば、贔屓の団体だけでなく、外の団体にも触れ、その団体の文化というものを見ること、そうすることで視野を広げて欲しいということ、自分もまた時間を許す限りはどんどん現場へ出たいと思う。また見たことのない団体、久しく訪れていなかった団体などを訪れて視野を広げたい。(来年はスターダム、WRESTLE-1、BASARA、K-DOJO、道頓堀プロレスなどがあれば観戦したい)


 さて今年の伊賀プロレス通信「日常茶飯事」の更新も緊急事態がない限りこれで終了、今年は自分なりに様々な経験をさせてもらった1年であり、上井文彦さんとも知り合い、様々なイベントにも出席、またDDTではアイアンマン王座にも挑戦、大日本では嵐の中でプロレスを野外で観戦、ヘラクレス千賀には頭から水を被せられ(おぼえてろ!)週刊ファイトさんのネットラジオにも出演してグタグタになるなど、いろんな経験をさせてもらいました。本当にみなさんありがとうございました。


 来年は元旦から更新を開始します、では良いお年を…


 

プロレス多事争論「UWF」

 今年は『1984年のUWF』が出版されたことで、UWFとは何かを検証された1年だった。


『1984年のUWF』に関してはNumbersの連載を時折り読んでいたこともあって買わなかったし深くも見なかったものの、内容的には前田日明は確実に怒るだろうと思っていたら、思っていたとおり前田が怒り「証言UWF」が出版されるきっかけになった。


 自分にとってUWFとは何か?今でもジャイアント馬場、アントニオ猪木のB・Iの時代が続いたことで、何か変えて欲しかったというムーブメントみたいなもので、そのカリスマの代表格に前田日明が祭り上げられ、前田もUWFを通じてマット界を変えようとし、自分も含めたファンも前田に何かを変えて欲しいと期待していたが、現実の前にUWFというムーブメントは消え去ってしまった。


 『証言UWF』を読んだが、前田にとってUWFとは何か?同じ理想郷に集まった仲間たちの集まりで、前田はその仲間たちを守りたかったが、仲間を思うがあまりに前田は仲間たちの本音には気づかず、気づいてみれば前田は独りぼっちになっていた。


 UWFから自分が学んだことは、今思えば理想と現実で、現実の前に理想郷は崩れていった。それを思い知らされたのは前田だけでなく、UWFを見てきたファンだったのではないだろうか…


 前田は新たなるUWF本を出版するが、自分は読むかどうかわからない。わかるのは今更振り返っても、あの時代はもう帰ってこないということ、UWFは今でも自分の中では青春時代の1ページでもある。

プロレス多事争論「一線」

 今年の3月から本間朋晃、4月に柴田勝頼、5月に高山善廣ら中心選手による、生命に関わる試合中の事故が続発し、プロレス技の危険性やコンディション調整の是非を問われた1年てなった。


 プロレス技に関しては以前にも語った通り、どんな技でも安全な技もなく、世の中全てが使い方によっては危険なものに変わる。事故の度に技やプロレスに対する否定の声が出てくるが、本当に安全なものが世の中にあるのか?それを考えると一番危険な存在は、自分ら人間なのかもしれないが、一番最も怖いのは安全と危険の境目を越える一線を越えることで、新日本でも時折り一線を越えようとするヒヤリとするシーンも目立つようになってきた。現在の新日本プロレスを四天王プロレス時代の全日本プロレスと同じだという声も聴くが、三沢光晴のプロレスを長年見てきた自分が言えることだが、全くの別物である。しかし一線を越えることが現在の新日本プロレスに必要なことなのかどうかも、考えなければいけないのではないだろうか・・・


 コンディション調整に関しては、大日本プロレスが選手の休養システムを新しい試みをしようとしている。昭和の時代は年俸契約ではなく、試合数契約で試合を数多くこなしてナンボの世界だった。しかしそれは新日本プロレスやDDTのように選手層が厚く、経営基盤がしっかりしている団体だからこそ出来るシステムで、経営基盤がしっかりしてない団体は、そうも言ってられないというのが本音だと思う。
 
 また新しいシステムが導入することで、事故がなくなるわけでもなく、人間が作ったシステムは常に完璧ではなく、試行錯誤の繰り返し、しかしまたそれも現実であるのだ。

プロレス多事争論「広がる夢」

 自分は以前に「一スター選手による個人商店的なプロレス団体の時代は終わり、団体の看板の価値を高めるブランド力の時代となった」と書いたが、DDTのサイバーエージェント傘下入りは、まさにブランド力の時代から一歩先を進めた時代へと突入したことを印象付けた事件だった。


   DDTはこれまで春、夏と行われてきた両国のビッグマッチを秋にも開催することになって、年に3回に拡大。そして月一で開催されていた後楽園大会をAmebaTVで毎月による中継、DDTの女子プロレスブランドである東京女子プロレス1・4後楽園大会を生放送が決定するなど、サイバーエージェントという力を得ることによって、DDTはますます大きく発展しつつある。


 新日本プロレスは低下していたブランド力をユークスが杜撰だった経営を健全化することで再生させた上でブシロードに譲り渡し、ブシロードの力によって新日本はブランド力を高めていった。DDTの場合は経営にも長けた高木三四郎大社長による健全経営によって成り立ってきたが、元々高かったブランド力を更に発展させるために、敢えてサイバーエージェントの傘下に入った。これからはますますネットの需要が多くなるだけに、DDTにとっても将来を見据えての傘下入りだった。


 そして来年から年に2回開催されてきた国技館でのビックマッチを年に3回に拡大することで、一気に大攻勢をかけてきたが、サイバーエージェントの力を得たことが正しかったどうか示される意味では、DDT全体にとっても勝負の年にもなり、またDDTのプロレスが地方に広がりを見せるかどうかということも忘れていけない課題で、、昨年まで開催されてきた大阪でのビッグマッチが不入りに終わり、今年は開催されず事実上一時撤退状態となったことで、新日本と比べてDDTはまだまだ認知されていない示される結果となっただけに、DDTとネットによってどれだけ広がりを見せていくか、来年のDDTは大きな勝負を迎える1年になる。


 自分はDDTのプロレスを2007年名古屋で開催された「愛プロレス博」で「マッスル」を含めて初めて見たときに、従来のプロレスとは違ってこんな面白い世界があったのかと思ってこれまで見てきたが、10年が経過してここまで大きくなるとは思っても見なかった。DDTは東京ドーム進出を視野に入れているが、一度DDTのドーム大会を見てみたいという気持ちが強くなっている。果たしていつになるか、じっくり待ってみようと思う。

プロレス多事争論「しくじり」

 今年の流行語は自分的には「しくじり」を挙げたいと思っている

 今年で旗揚げ10周年を迎えたIGFだったが、アントニオ猪木の「整理」発言をきっかけに、分裂という形で10周年を迎え、表向きは係争中も冷戦状態が続き平行線の状態となっている。


  IGFの騒動は一体なんだったのかというと、猪木の側近がIGFから現在の夫人を中心とするコーラルZに入れ替わっただけのことで、猪木がサイモン氏が湯川氏に付いたことで自分の言うことを聴かなくなったと判断して切り捨てただけのこと、サイモン氏は猪木に警告文と称して行状を告発し、猪木のWWE殿堂入りや正解復帰などは自身の功績としているが、中邑真輔の猪木への挑戦発言の対応、藤田vs暴走王の失敗、MMA路線の失敗、マカオ大会の中止など、功績以上に"しくじり"もしてきており、猪木がサイモン氏を追い出す理由はそれなりにあるのだ。


 IGFは一体なんだったのか、猪木が新日本プロレスで否定された総合格闘技プロレスを示す場でもあり、また成功することで自身が正しかったことを自ら新日本だけでなくマット界全体に知らしめたい場でもあった。しかしK-1、PRIDEなどの格闘技ブームが日本では衰退し、これまで馬場と猪木が全てだったマット界が、DRAGON GATE、DDT、大日本プロレスなど新しいスタイルのプロレスがファンに認められたことで、これまで巨大だった猪木という存在がIGFという小さな枠内だけに留まるようになった。いや猪木が格闘技ブームにのって格闘技路線を推進し、新日本プロレスを自ら捨てた時点で完全に時代というものを見誤った。それが猪木のIGFでの一つ目の”しくじり"で、サイモン氏は薄々わかっていても口にすることはなく、ただ自身のビジネスのために猪木の独占することだけしか考えていなかった。猪木のIGFにおける二つ目の”しくじり”は周囲の本音に気づいていなかったことではないだろうか。

 猪木は自身が正しかったとしてIGFからサイモン氏を追い出そうとしたが、追い出すことが出来ず、新たなる側近と共に、格闘技イベントISMをスタートさせたが、それもまたしくじりなのか、結局個人のプロモーションレベルで終わってしまっている。だが猪木の中では何度もしくじりをしてきたことから、しくじりとも思っていないのかもしれない。わかるのは猪木を見ての教訓は「しくじりこそ、人生の一つであり」、長い人生の中で過去のしくじりも1ページぐらいにしか考えていないのかもしれない。ただ猪木がYESと言ったとしても、周囲によってNOとされる現状は変わらず、猪木の現在の居場所も、本人にとって本当に自身が望んだ居場所なのかどうかもわからない。そしてISMが表向きは超満員札止めとしても国技館のみならず、後楽園ホールですら空席だらけの現状を見ると、マット界では完全に小さな存在になってしまった。

 しかし猪木を去った後のIGFは”自分らには一度もしくじりなどない”といわんばかりに、猪木がいなくなったのにも関わらず、威厳を示し、しくじったとしても責任転嫁して認めないなど、結局猪木がいたときと全然変わっていない。サイモン氏らは「猪木から学んだものを示す」としているが、一体猪木から何を学んだのだろうか…

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