伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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プロレス多事争論「終わりからの始まり」

 今日で高田延彦がヒクソン・グレイシーに敗れて、ちょうど20年が経過、高田vsヒクソン戦は「プロレスの最強伝説」が終わった日でもあった。


 自分は後日試合を見たことで高田が敗れたことは対岸の火事にしか感じていなかったが、"最強"と謳われていた高田が敗れたインパクトは大きく、プロレスマット界を大きく引きずるものになっていった。


 ジャイアント馬場さんはK-1、PRIDEなどを「メディアに乗ったブームに過ぎない」と斬って捨てたが、メディアが大きく扱うことでプロレス界も大きく意識せざる得ず、また馬場さんの死去と、アントニオ猪木体制の新日本プロレスの凋落で、一時は格闘技によって馬場、猪木が作り上げたプロレスは否定されそうになっていた。


 しかし格闘技ブームが廃れると、新しい流れを汲むプロレス団体が台頭し始め、新日本プロレス、全日本も今でも残っている。今思えば高田vsヒクソン戦は、馬場と猪木によるB・I体制のプロレスから新しい流れ作るきっかけになった試合だったのではと思っている。


 

プロレス多事争論「企業プロレス時代」

 サイバーエージェントがDDTプロレスリングを買収、傘下に収めたことでプロレス界は「企業プロレス」時代の到来といっても過言ではなくなった。


 ブシロードが新日本プロレスを買収し傘下に収めてから企業プロレス化したことで、それぞれの団体がこれまでの個人商店的なシステムから企業プロレス的なシステムに改められていったが、企業をバックに持つ新日本プロレスにはまだまだ及ばず、新日本の独走状態が続いてきた。


 だがサイバーエージェントがDDTを買収、プロレス界に参入したことで、遂に独走と言われてきた新日本に競合団体が現れた。


 昭和の時代は新日本プロレスと全日本プロレスの競争しあっていた時代だったが、それはアントニオ猪木とジャイアント馬場のスター同士の戦いでもあり、テレビ朝日vs日本テレビのテレビ局同士の戦いでもあったが、それらが切磋琢磨することでマット界が隆盛を迎えたのも事実だった。


 現代は企業をバックにつくもの同士への戦いになりつつある。新日本プロレスにとってDDTは新しい団体で下としていたが、企業をバックについたことで大きく変貌を遂げようとしている。


 企業プロレス同士の戦いは切磋琢磨して競争しあうのか、それとも互いに潰しあっていくのか、正直言ってどうなるかわからない、ブシロードに続いてサイバーエージェントが参入することがきっかけとなって、他の企業もプロレス事業に乗り出していくのか、両団体次第ではプロレス界のあり方が大きく変わる可能性も否定できない。企業をバックにつけた新日本とDDTがプロレス界をどう変えていくのか、じっくり見定めていきたいと思う。

プロレス多事争論「引き抜き」

アントニオ猪木による鈴川真一の引き抜き劇は驚かされたとしか言いようがなかった。現在泥仕合を展開しているIGF相手に、こういう古めかしい手段で報復に出るとは思ってもみなかったからだ、いや古めかしい手段だからこそ意外性があって効果があったからかもしれない。

自分がプロレスファンを始めた昭和56年は新日本プロレスと全日本プロレスによる選手の引き抜き合戦の最中で、新日本がアブドーラ・ザ・ブッチャーを引き抜けば、全日本プロレスもタイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセンに引き抜き返す、最初は外国人選手が標的とされたが、り、両団体の競争意識にTV局の意向も絡んでエスカレートし日本人選手にまで標的にされ、引き抜き防止協定も結ばれたことがあったが、守られることもなかった。しかし結果的に昭和56年代のプロレスブームが下火になっていった一因にもなった。またK-1やPRIDEにも同じで、エスカレートすればするほどギャラの相場が高くなっていくなど、資金面で両団体の首を自分で絞める結果となった。

だが引き抜きも多団体時代となってからはプロレス団体も在り方や、契約形態も変わり、団体同士で選手の貸し借りや、契約を無事満了すれば他団体へ円満移籍、またフリーとなって様々な団体を渡り歩くという選択肢も出来たことで、プロレス界における引き抜きは死語となっていった。

鈴川の引き抜き劇はマット界全体に波及するのか、エースを引き抜かれたIGFにとっては大打撃でもあるが、猪木とIGFのみの話で影響は及ぼすことはない、正直言って猪木とIGFの内輪揉めは小さな世界の一つの出来事にに過ぎなくなってしまったのだ。

猪木とIGFの泥仕合は広がり過ぎたマットにからしてみれば、小さな世界の中での内輪揉めに過ぎなくなっているのだ。

以前のプロレス多事争論で「猪木の周辺は現在のプロレス界とは全くの別世界で時の止まったままの空間になっている」と書いたが、今回の出来事も時の止まった空間での出来事でもある。

プロレス多事争論「時の止まった空間」

 今年旗揚げ10周年を迎えたIGFの内紛劇は昔のプロレスならではの出来事で、企業プロレス化した現在ではまず起こることもなく、また懐かしくもある事件でもあった。


 騒動の根本はアントニオ猪木という大スターの奪い合い、最終的には現在の側近はIGFからコーラルZが取って代わったということ、猪木は今まで新間寿氏や永島勝司氏、上井文彦氏、そして猪木事務所と側近を変え、IGFでは娘婿であるサイモン・ケリー氏を側近に据えたが、猪木の側近としてずっといた人間は誰もいなく、今回の一件でサイモン氏も例外ではなかったのだ。


 猪木がIGFを見限った理由はIGFが大事にしているのは猪木ではなく、アントニオ猪木というブランドだったことに気づいたことと。IGFのブランドであるNEWが脱猪木を掲げながらも、猪木というブランドを利用し続けようとしていたことだ。だから猪木はIGFから猪木ブランドを取り上げようとしたが、IGFは元々ファンを大事にせずスポンサーを大事にしてきた団体なだけに、サイモン氏らIGFが一番怖れているのは猪木がいなくなったことでスポンサーが離れること、だから脱猪木に舵を切れず、煮え切らないどころか、署名もファンや選手と共に猪木に訴えれば、"今後とも猪木ブランドだけでもを使わせてもらえるのでは"ということを考えて敢えて楽観した態度を取っているのかもしれない。
 
 だが自分はそう長くは続かないと見ている。猪木の姿はなく名前だけと、猪木の存在そのものでは大きな違いがある。IGFのスタッフがいくらIGFこそ猪木イズムの継承者と謳っても、猪木がIGFを認めない以上、名前だけを使っても猪木の存在そのものには絶対勝てるわけがないのだ。


 IGFがNEWをスタートさせたのは権利上の問題で使えないということもあったのかもしれないが、脱猪木を掲げれば新日本プロレスのようにV字回復が出来ると考えていたからではないだろうか、だが新日本プロレスがV字回復できた理由は、猪木自身が新日本を離れたことで遠慮なく脱猪木に踏み切り、ユークスやブシロードの力を借りて新日本プロレスというブランドを高めたからで、IGFの考える名前だけの脱猪木は甘いとしかいいようがない。


 新日本プロレスだけでなく各団体が企業プロレス化することで時代を進めているのにもかかわらず、猪木の周辺は現在のプロレス界とは全くの別世界で時の止まったままの空間になっている。また猪木も現在の居場所は本当に自身が求めた居場所なのか、今後を見定めるしかない。

プロレス多事争論「紙一重」

5月3日新日本プロレス福岡大会でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが王座を防衛した際に「激しくなるからこそ、みんなが、全力で闘うからこそ、ケガをする人も出ます。でも! プロレスラーは超人です! どんな技を食らっても立ち上がります! 最後まで諦めないのが! プロレスラーです」と危険な技への警鐘に対してアピールした矢先の4日のDDTの大阪・豊中大会で高山善廣が仕掛けた回転エビ固めが失敗して脳天から落ち、救急搬送される事態が起き、頸髄損傷および変形性頚椎症という診断の重傷を負ったことがDDTから発表された。


高山の仕掛けた回転エビ固めも基本中の基本的な技で危険度がないものの、高山自身が普段あまり使わないことから、仕掛けた際にタイミングを誤ったのか、また高山自身も首に蓄積されたダメージもあったことから、更なるダメージを負ってしまったのかもしれない。


この事態でプロレスの技云々言われるだろうが、プロレスの技も安全というものはなく、常に危険と隣り合わせで紙一重みたいなもの、新日本福岡大会ではバットラック・ファレがショルダースルーを見せていたが、ショルダースルーも見た目は簡単そうでも、仕掛ける人間や受ける人間次第では危険な技にもなる。 


プロレスの技だけでなく、自分ら日常や身の回りでも安全そうに見えても、使い方によっては危険なものになる。それを考えていると人間とは常々紙一重の中で生きているのかもしれないし、当たり前のことに気づかないのかもしれない。以前にも言ったが危険な技への警鐘を促しているが、本当の意味での安全があるのか?自分は逆に問いたいと思っている。

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