プロレス多事争論「しくじり」
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プロレス多事争論「しくじり」
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— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2017年12月3日
今年の流行語は自分的には「しくじり」を挙げたいと思っている
今年で旗揚げ10周年を迎えたIGFだったが、アントニオ猪木の「整理」発言をきっかけに、分裂という形で10周年を迎え、表向きは係争中も冷戦状態が続き平行線の状態となっている。
IGFの騒動は一体なんだったのかというと、猪木の側近がIGFから現在の夫人を中心とするコーラルZに入れ替わっただけのことで、猪木がサイモン氏が湯川氏に付いたことで自分の言うことを聴かなくなったと判断して切り捨てただけのこと、サイモン氏は猪木に警告文と称して行状を告発し、猪木のWWE殿堂入りや正解復帰などは自身の功績としているが、中邑真輔の猪木への挑戦発言の対応、藤田vs暴走王の失敗、MMA路線の失敗、マカオ大会の中止など、功績以上に"しくじり"もしてきており、猪木がサイモン氏を追い出す理由はそれなりにあるのだ。
IGFは一体なんだったのか、猪木が新日本プロレスで否定された総合格闘技プロレスを示す場でもあり、また成功することで自身が正しかったことを自ら新日本だけでなくマット界全体に知らしめたい場でもあった。しかしK-1、PRIDEなどの格闘技ブームが日本では衰退し、これまで馬場と猪木が全てだったマット界が、DRAGON GATE、DDT、大日本プロレスなど新しいスタイルのプロレスがファンに認められたことで、これまで巨大だった猪木という存在がIGFという小さな枠内だけに留まるようになった。いや猪木が格闘技ブームにのって格闘技路線を推進し、新日本プロレスを自ら捨てた時点で完全に時代というものを見誤った。それが猪木のIGFでの一つ目の”しくじり"で、サイモン氏は薄々わかっていても口にすることはなく、ただ自身のビジネスのために猪木の独占することだけしか考えていなかった。猪木のIGFにおける二つ目の”しくじり”は周囲の本音に気づいていなかったことではないだろうか。
猪木は自身が正しかったとしてIGFからサイモン氏を追い出そうとしたが、追い出すことが出来ず、新たなる側近と共に、格闘技イベントISMをスタートさせたが、それもまたしくじりなのか、結局個人のプロモーションレベルで終わってしまっている。だが猪木の中では何度もしくじりをしてきたことから、しくじりとも思っていないのかもしれない。わかるのは猪木を見ての教訓は「しくじりこそ、人生の一つであり」、長い人生の中で過去のしくじりも1ページぐらいにしか考えていないのかもしれない。ただ猪木がYESと言ったとしても、周囲によってNOとされる現状は変わらず、猪木の現在の居場所も、本人にとって本当に自身が望んだ居場所なのかどうかもわからない。そしてISMが表向きは超満員札止めとしても国技館のみならず、後楽園ホールですら空席だらけの現状を見ると、マット界では完全に小さな存在になってしまった。
しかし猪木を去った後のIGFは”自分らには一度もしくじりなどない”といわんばかりに、猪木がいなくなったのにも関わらず、威厳を示し、しくじったとしても責任転嫁して認めないなど、結局猪木がいたときと全然変わっていない。サイモン氏らは「猪木から学んだものを示す」としているが、一体猪木から何を学んだのだろうか…
今年の流行語大賞が選ばれましたが、「しくじり」も流行語だと思う
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月3日
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