BEST OF THE SUPER Jr.24
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ライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAがオスプレイを破り「BEST OF THE SUPER Jr.」優勝!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月3日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・国立代々木競技場・第二体育館 3454人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 岡倫之 海野翔太(7分58秒 逆エビ固め)中西学 北村克哉 ×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○石井智宏 矢野通 邪道(7分24秒 体固め)真壁刀義 天山広吉 ×川人拓来
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○ボラドール・ジュニア(5分46秒 片エビ固め)金丸義信 エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※スパニッシュフライ◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー ACH
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(12分13秒 片エビ固め)鈴木みのる ×タイチ
※カルマ◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(12分19秒 片エビ固め)×小島聡 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ ドラゴンリー
※デスティーノ(試合終了後、)
内藤「ブエノスノチェ~ス、代々木~! 新日本プロレスを、いや、われわれL・I・Jを応援してくださる代々木のお客様。このあと、大阪城ホール……(としゃべっていると、棚橋が入場ゲートに登場。棚橋はマイクを持ってエプロンに立つ。)これはこれは負傷欠場中の棚橋選手。俺が何度呼びかけても会場に来なかったクセに、今日はどうなされたんですか?(棚橋はリングイン。)もしかして、大阪城ホール、欠場の挨拶でもしに来たんですか? せっかく会場に来たなら、われわれL・I・Jを応援してくださる、代々木のお客様に、何か挨拶してみろよ、カプロン」棚橋「待て待て待て。ヒーローは遅れて登場するんだよ。内藤クン、今日もご機嫌ですね。お山の大将、いや、猿山の大将。(場外のヒロムとEVILを指し)キミとキミは猿感あるよ(場内笑)。内藤クンがさ、アセんなよっていうから、しっかり治療ができました。たまにはいいこと言うよね。はあ……。(場内を見渡し)いいねえ、この感じ。さ、いよいよ大阪城ホール。内藤クン。(ここで野次が飛ぶと)なんて? ハッキリ言え、コノヤロー。ナメんなよ。俺はな、怒ってんだよ。じゃあ、そろそろ、決着……。(野次に対して)どうやら、俺のことが嫌いらしいな。まあ、見とけよ、大阪城ホール(場内拍手)。はあ、ひさしぶりにスッキリした!」
(ここで内藤はベルトを手に棚橋の前に立つ。すると、場内は「内藤」コールと、「棚橋」コールが交錯する。内藤はベルトを放り投げて、リングを降りて花道を下がる。そのベルトを手にした棚橋)
棚橋「このベルトは俺が救います」【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
ヒロム「これだけは伝えておきます。ウィル・オスプレイ選手、KUSHIDA選手、どちらが優勝するか分かりませんけども、まず一言、おめでとうございました。すごいです。俺にはできなかった。すげぇ悔しい。『BEST OF THE SUPER Jr.』獲れなかったのは、死ぬほど悔しいよ! そして、チャンピオンとして宣言通りにいかなかったこと、全て、一つ一つが、死ぬほど悔しいんだ。まぁでも、いつまでも言ってらんねぇよ。6月11日、俺から指名する選手、イニシャル、“K”……のはずだったが、まず最初に指名させてもらう選手……同じAブロック、初対戦で負けたウィル・オスプレイ。まずはお前からだ! その次、リコシェ、ドラゴン・リー、またリベンジさせてもらう。それから、イニシャル“K”までいってやりたいな。まずは一言、『おめでとうございます』だよ。おめでとうございます、それしかねぇよ。心の底からそれを思ってるよ。おめでとうございます。この超満員の中で決勝戦を闘えること、心の底からうらやましいです。大阪城は、KUSHIDA対ウィル・オスプレイ、この勝者ではなく、ウィル・オスプレイに決めさせてもらいます。以上です」BUSHI「今年の俺の『SUPER Jr』が終わってしまったよ。今夜、この代々木の超満員が集まったこの会場の決勝のリングに立てなかったことが、非常に残念だよ。でもね、一番悔しいのはアイツに負けたことだよ。それだけは絶対に忘れない。EN SERIO マジで!」
EVIL「この俺が、新日本プロレスを支配する頂をかっさらってやる、その未来は、変わらない、変えられない。それが、真実だ。そして、(※NEVER6人タッグのベルトを示しながら)ここにもう一つの頂がある。このベルトは俺たちによって、とんでもない価値を見出してしまった。どうだ、オマエら、欲しいだろ? 大舞台を用意しろ! スペシャルでプレミアムなタイトルマッチ、やってやるよ! よく覚えとけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては……EVILだ!」
内藤「やっと姿を現したか、棚橋よ。おっそいよ! 彼はどこをケガしたんだっけ? 腕でしょ? 今日、リングまで歩いてきたよね? しゃべったよね? 腕は使わないだろ? 別に、代々木までのんびりしなくても、他の会場でできただろ? 俺が一番聞きたかったのはさぁ、(※胸を指して)ここだよ。気持ちの問題だよ。ただただ、俺と絡みたいがためにベルトに挑戦するのか、それとも本当にあのベルトに思い入れがあって、挑戦してくるのか、どっちなんだっていうのを試したかったわけよ。まぁ、結局よく分かんなかったけどさ。まぁ改めて、俺は大阪城ホール大会後に、『インターコンチネンタル王座を封印したい』と思います。とは言っても、新日本プロレスは、俺の言うこと、あんま聞いてくんないからね。だったら、返上しますよ。封印が認められないんだったら、返上しますから。まぁとにかく、第15代インターコンチネンタルチャンピオンの防衛戦、俺のインターコンチネンタル選手権試合は大阪城ホールで終わりだから。大阪城ホール大会、ご来場予定の皆様、そして、新日本プロレスワールドでTV観戦予定の皆様、俺の闘いをジックリ見て、楽しんでください。大阪城ホール大会まで、トランキーロ、あっせんなよ! アディオス!」
※SANADAはノーコメント【田口監督の談話と小島の話】
田口「『SUPER Jr』はこのように残念な結果に終わりましたけど、タグチジャパンからKUSHIDA選手が決勝に上がってますんで、この後、全力で応援に回りたいと思います。それから、シリーズ中に、名古屋でね、6人タッグチャンピオンに、タグチジャパンで勝ってますから、3対3で。タグチジャパンは当然、前王者ですし、リターンマッチの権利がある。権利がある上で、BUSHI、SANADA、EVILに勝ってますんで。タグチジャパン第3期、挑戦を表明したいと思います」――メンバーは?
田口「メンバーはですね、もう一晩考えて、会社に伝えたいと思いますけども……確定してるのは、3期連続3回目の選出、田口隆祐。あと、ここまで言っちゃいましょう。2期連続2回目の選出、リコシェ。あともう一人は、初選出。とりあえずそこまでお伝えしておきます。残りメンバーは追って発表したいと思います。(※ここで、苦しそうに横になっていた小島が起き上がる)小島さん、今シリーズ、負けすぎました! この場で発表いたします。小島聡助監督、解任いたします」小島「マジか~! 助監督解任されちゃった。クソ~! 悔しい。すごく悔しい。ずっと負け続けてすごく悔しいけどさ、ただ、諦める以上に悔しいことはないと思ってるから。ずっと負け続けて恥ずかしいかもしれないけども、これから先のプロレス人生、諦めてしまうほど恥ずかしいことはないんで。必ずやまた這い上がって、俺のプロレス人生、今回のシリーズの負けはその糧にして、またのし上がっていきたいと思います」
【棚橋の話】
棚橋「ケガはよくなってます。『あっせんなよ』って言われたんで、しっかり治しました。去年左(腕の筋肉)が切れて、今年右(腕の筋肉)が切れて、ちょうどバランスが取れてます。(※報道陣に)渾身の自虐ギャグなんで、笑ってください(笑)。制御不能って言われてますけどね、とっくに制御可能なんすよ、俺の方がね。内藤的なところから言うと、何でも言うことが通るんでしょ? 俺の方が、真の制御不能なんすよ。まぁ、こういう闘い方は好きじゃないね。闘う前に気分がよくない。こういうのはこれで最後にする。覚悟を決めて、大阪城に行きます」――内藤選手は、インターコンチのベルトを雑に扱ったり、「大阪城で防衛したら封印する」と言ってます。棚橋選手にとって、インターコンチのベルトっていうのは、内藤選手の行為を受けて、どう映ってますか?
棚橋「インターコンチのベルトを、ボクも巻いたことがありますけど、その時、何もできなくて。だからインターコンチのベルトを持って、どうしていくとか、これから何を見せていくっていうのは、獲ってからじゃないと言えないですね。ただ、ベルトに対して、やりがいだったりとか、楽しみだったりとかっていうのはあります」――久々の登場で、客席の空気は二分されていたと思いますが、空気の変化は感じましたか?
棚橋「感じましたね。完全に二分してたなっていうか、6:4で向こうが多かったぐらいで。そういう時って、何かすげぇ燃えるんすよ。何か2007年のチャンピオン・カーニバルのイメージというか。チャラけてチャラけて、そんなイメージでいいんじゃないかと思っちゃいましたね。だから、棚橋に求められるヒーロー像ってもちろんあるんですけど、そういうものじゃないとこで勝負したいなと思いましたね。(※カメラに向かって3回手を叩いて)うしっ、大丈夫、仕上がってますから」◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○マーティ・スカル(13分4秒 チキンウイングクロスフェース)オカダ・カズチカ ×外道◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○KUSHIDA(27分59秒 バックトゥザフューチャー)[Aブロック1位]×ウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝
(試合終了後KUSHIDAがオスプレイの元へはい寄ってハグ。場外へ降りたオスプレイを田口がタオルであおぐ。リコシェがハグ。オスプレイコールの中、オスプレイは肩を震わせながら退場。KUSHIDAは優勝トロフィーを受け取る。)
KUSHIDA「スーパージュニア優勝しました!(KUSHIDAコール)公式戦では苦しい闘いが続いてたんですけど、3年越しで、この代々木がチケット完売になりました。皆さん本当にご来場ありがとうございました! そしてオスプレイ、センキューベリマッチ。ホントにありがとう。優勝したらやりたいことがあるんですけれども、ご協力をいただいてもよろしいでしょうか? ボクが新日本プロレスファンだったころ、東京ドーム、両国国技館で客席からウェーブが発生していました。ベタですけど、ここ代々木で復活させてもよろしいでしょうか? せっかく満員なんで、一丁、ご協力よろしくお願いします。こちらから波を作って、一周しましょうか。さあ、準備はいいですか。ちなみにウェーブわかります? いきます。ゆっくり目でいきましょう。3、2、1、いってみよう!(ウェーブが見事に会場を一周する)もう一周しよう!と継続を指示。会場を2周する)最高です。ありがとうございます。みなさん上がりましょう。(スーパージュニア出場選手をリングに招き入れる。KUSHIDAが一人ひとりと握手。ライガーコールが起こり、最後に放送席のライガーがマイクを外してリングへ。)ライガーさん、本当にお疲れ様でした、とともに、これからもよろしくお願いします(ライガーと握手。ライガーがKUSHIDAの頭を両手でなでて拍手。)今日は泣きません! ご起立のほどよろしくお願いします。最後、日本的な締め、一本締めでベスト・オブ・ザ・スーパージュニア締めたいと思います。(外国人選手に)よ~、で、ポン(と説明)。それでは…(はしゃぐACHに)大丈夫かACH? 長いシリーズでしたけど、本当に全国各地ご来場ありがとうございました。それでは、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、大会の成功と、KUSHIDAの優勝を祝いまして、それから新日本プロレスジュニアの前途を祝しまして、よ~(ポン!)」【KUSHIDAの話】
※KUSHIDAがインタビュースペースに現れると、タイガー、田口、リコシェ、ACH、ボラドール、リーが拍手でKUSHIDAを迎える。
タイガー「乾杯だ、乾杯!(田口)監督、音頭取ってください」田口「クッシー、優勝おめでとう! カンパーイ!(※みんなで2回乾杯)」
タイガー「あとは自由ですかね?(と、田口にビールかけを始める。外国人選手たちも続く)」
リー「(※KUSHIDAに抱きつき)ビエン(グッド)! ビエン!」
KUSHIDA「アミーゴ!(とハグ)」
※ACHが「ビールを飲め」と合図。KUSHIDAは一気飲み。
KUSHIDA「(※ACH、ドラゴン・リー、リコシェらに)ありがとう!」――ともに闘った仲間たちの祝福もありましたが、改めて今どんな気分ですか?
KUSHIDA「そうっすね……何か今年ほど汗と涙が詰まった『SUPER Jr』はなかったですね。率直な感想……長かった。『代々木にやっとたどり着いた』と、今日会場入りして思って。最後、命を、魂を、何とか燃やして、リングに立ちました」――闘いの中で、もう諦めちゃうんじゃないかと思わせるシーンがたくさんありましたが、KUSHIDA選手を奮い立たせた一番の要因は何だったんでしょうか?
KUSHIDA「もう、お客さんの歓声以外の何ものでもないですね。何度も心が折れそうになって、くじけそうになって、シリーズ中も、『もうダメだ』と。連敗して、心と体のバランスがバラバラになって、揃ってない状態でも試合はやってくると。もう何か、家の布団で寝てるより、リング上で息してる方が長いんじゃないかと。だけど、いざゴングが鳴ると動けるんですよね。何か、そこに自分の精神と肉体のバランスの乖離を感じて、すごい怖くなって。死んじゃうんじゃないかと思った時もあるし。そういう恐怖感がずっとありました」――その中で、オスプレイ選手を打ち破って、オスプレイ選手は泣きながらリングを後にして、バックヤードではKUSHIDA選手に「おめでとう」と。リングからはサンキューという言葉もかけていましたが、対戦相手についてはどんな思いがありましたか?
KUSHIDA「(※涙ぐみながら)何か不思議な縁で、KUSHIDAっていうのは海外と縁が非常にあって、この舞台もリコシェ、(カイル・)オライリー、そして今年のオスプレイと、素晴らしい、望んでも対戦できないようなライバルと闘わせてもらって、『SUPER Jr』のファイナルを務めさせてもらって。オスプレイが日本人以上に、ジュニアヘビー級、英語で言えばクルーザー級というものを何とか見返してやろうという気持ちが、リコシェ戦とかにつながってて。コメントの節々からも、『なめんじゃねぇぞ、ふざけんじゃねぇぞ』と(いうものが伝わってきた)。体が大きい者に対して、プロレスラーとして生きていけなかった。けど、獣神サンダー・ライガーが作ったこのジャンルで、こうしてボクが立っていられる、オスプレイが立っていられる、そういう下に見る者たちすべてに対する復讐っていうか、反骨精神ですよね。何か日本人よりある意味伝わってくるものがあるんで。オスプレイ、まだ20代前半ですよね。恐るべしですよね」――そして、この大会を通して各国のジュニア戦士が、この『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦してくるという状況のつくったのは、まぎれもなくKUSHIDA選手だと思いますが、改めて最後のウェーブというのはどんな風に見えましたか?
KUSHIDA「やっぱり、『G1 CLIMAX』には負けたくないし、『BEST OF THE SUPER Jr.』というブランドを上に上げていきたい。まぁ、“バック・トゥ・ザ・フューチャー”じゃないですけど、新日本プロレス90年代の時代を見て、ファンとして育ってきましたので、そこの勢いにいま近づけている、その勢いを加速する意味でも、一発ウェーブをやることによって、なんか会場が一体になれるかなと思って、ずっとやりたかったことでした。(※ROH世界TV王座のベルトをおさえ)このROHのベルトは、あんまり日本では凄さがわからないけど、このボクが何としてでも獲りたかった意味は、やっぱりジュニアの敷地面積を大きくするためだから。注目度を高める。そういう意味では、“外交カード”これはボクにとって大きな強い武器なんで、スケジュールは厳しいかもしれないですけど、防衛していきたいですね。TVチャンピオンということは、月一回の収録に行って、防衛戦をしなくちゃいけないことなので。(タイガー)服部さんに『ユーはもうオーバブッキングだよ』って言われましたけど、命を賭けて、魂を注いで頑張っていきたいと思います」――このインタビューは、ライガー選手も聞いてますけど、新日ジュニアが一番輝いていた時代。ファンとして観ていた時代。その中心にいたのは、ライガー選手だったと思います。改めて、いまライガー選手に伝えたい気持ち、思いを聞かせてください。
KUSHIDA「一番輝いていた時代というのは訂正してほしいですね。いまが一番でしょ。やっぱり、過去っていうのはどうしても美しく見える。ボクもファンだからその気持ちはよく分かるけど。それはもう全選手、今回『SUPER Jr』に参加した選手、エントリーした選手に失礼だと思うので訂正してください」――そうですね。そして私はいまよりも未来のほうがもっと輝くと信じていますけども。
KUSHIDA「ハイ。やり残したこと。このままでは引き下がれない。高橋ヒロム、リング上では言いませんでしたけど。去年、オスプレイに言われてリングに立ちましたけども、この『BEST OF THE SUPER Jr.』っていうのは、世界中のレスラーが成り上がる為に、新日本に上がりたいとエントリーをもくろんでいる名誉ある大会なんで、次期挑戦者、そういう風に成り下がってほしくないというか。去年はそういう理由で上がりましたけども、今年は言いませんでした。これはもう参加した俺のプライドです。ただ、俺はデカい会場。両国国技館、東京ドームでやられた借りは必ず返す。絶対に忘れない」――本当に今後の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者としての未来を楽しみにしています。
KUSHIDA「ボク自身が一番楽しみにしています。なにがあるんだろうと。まさか、2回『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝出来る人生だとは、プロレス人生になるとは。一人でお金を貯めてメキシコ行った時には考えもしなかったので、これからが楽しみです。皆さん、楽しみにしてください。ありがとうございました。マスコミの皆さんもありがとうございました。実況席にお返しします」【オスプレイの話】「(※壁に頭をつけ涙を流し、数分間の沈黙ののち)本当に言葉が出ないよ……KUSHIDA、おめでとう。いまはちょっと時間が必要だと思う……もう行くよ……」
いよいよ優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.24」、だがリングアナのコール時にはオスプレイに声援が集中し、KUSHIDAにはブーイングの嵐、KUSHIDAが優勝決定戦進出を決めた際には、ヒロムとの再戦を拒否やKUSHIDAにマンネリを感じるなどの声が飛び交うなど、KUSHIDAは復活のための戦いではなく、KUSHIDAを否定する声との戦いも強いられることになった。
序盤はKUSHIDAがグラウンドでリードを奪い、オスプレイはロープワークや飛び技などでKUSHIDAのペースに持ち込ませないように攻めるが、KUSHIDAはハンドスプリングキックで場外へオスプレイを追いやるとコーナーからトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからはKUSHIDAは左腕攻め、胴タックルから足横須賀腕へのドロップキック、足四の字固めとホバーボードロックへの布石と飛び技封じで腕、足と二つを攻めにかかる。
しかし足を攻められてもオスプレイの跳躍力は衰えず、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで流れを変えると、エルボーでコーナーに押し込んでから、顔面への串刺し低空ドロップキック、抵抗するKUSHIDAに鋭いミドルキック、エルボースマッシュ、卍固めと流れを変える。
しかしコーナーに乗ったオスプレイを、KUSHIDAがジャンピングハイキックで動きを止めると、コーナーでのアームロック、雪崩式アームブリーカー、腕へのミドルキックからハンドスプリングエルボー、腕へのバトンキックからのホバーボードロック狙いは阻止されたが、ローリングエルボーから再度ホバーボードロック狙いにロープへ走ると、オスプレイはマウスで迎撃して場外へ追いやり、ノータッチケブラータを発射する。
リングに戻ったKUSHIDAにスワンダイブ式フォアアームを炸裂させるが、勝負を狙ったコークスクリューキックをかわしたKUSHIDAはホバーボードロックを狙いにロープへ走るも、オスプレイはフラムフライで迎撃し、ペナドリラーからその場飛びシューティングスタープレスからシューティングスタープレス狙いは、KUSHIDAが剣山で迎撃するとドラゴンスープレックスからムーンサルトプレス狙いは、オスプレイが背後からジャンピングピングハイキックで強襲、そしてトップロープに引っかかるようにうつ伏せに固定されたKUSHIDAの背中にシューティングスタープレスを投下、更にエプロン上でのリバースフランケンシュタイナーも敢行して、KUSHIDAは脳天から叩きつけられ大ダメージを負ってしまう。
KUSHIDAはリングに戻るも、勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーを決め、コーナーからのオスカッターを狙うが、KUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲して三角絞めへ移行、だがオスプレイは持ち上げてコーナーへパワーボム、KUSHIDAが反撃してコーナーからダイブも、オスプレイはカウンターでのオスカッターで迎撃しコークスクリューキックからオスカッターの必勝パターンを狙う。
しかしかわしたKUSHIDAはハンドスプリング式スタナーを初披露すると、KUSHIDAはホバーボードロックで捕獲も、起き上がったオスプレイはハイキックからステップキック、KUSHIDAもやり返してエルボー合戦、両者はマサヒロタナカで殴り合って両者はダウン先に起き上がったKUSHIDA、何度も顔面にストンピングを浴びせ、アームロックで捕獲しバックトゥザフューチャーで勝負を狙うが、オスプレイがオスカッターで切り返してリバースファイヤーバードスプラッシュを投下する。
オスプレイはコーナーにKUSHIDAを固定して顔面へのトラースキックのメッタ打ちにしてから雪崩式狙うが、KUSHIDAが雪崩式バックトゥザフューチャーを敢行してからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い、2度目の優勝を果たした。
KUSHIDAも復活を示すことだけでなく、否定する声との戦いだったが、オスプレイへの声援がいつの間にかKUSHIDAへの声援と変わっていた。スーパージュニアを卒業するライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAだったが、否定する声を自身への声援に変えたことで、今日はファンから新しい新日本ジュニアの象徴と認められた日でもあった。
当然ながら11日大阪城ではヒロムとのIWGPジュニアヘビー級選手権が濃厚となったが、リマッチを嫌がるファンもいるだろうが、現在のKUSHIDAならドーム以上の試合を見せることができ、また否定を跳ね返す力もある。だが王者のヒロムは5・31大阪で敗れていることでオスプレイを挑戦者に指名するなど、スンナリ受ける気はない。後は新日本がどう判断するか…第6試合で内藤がラリアットを狙う小島をデスティーノで粉砕し田口JAPANを破り、マイクアピールしているところで、欠場中だった棚橋弘至が現れ、「ヒーローは遅れてくるものだ」「内藤はサル山の大将」挑発した後で、6・11大阪城には予定通り出場することをアピール、内藤とにらみ合いをした後でベルトを放り投げて退場、ベルトを拾った棚橋は「このベルトはオレが救います」と奪取宣言した、
シリーズ直前で棚橋が欠場したことで、インターコンチベルト破壊行為で存在感をアピールしたが、棚橋が予定通り出場することで、二人の対戦の機運がやっと高まった。内藤もインターコンチへの挑戦者不在やUS王座の創設、オカダの再浮上やケニーの台頭などで急ブレーキがかかっている。果たして棚橋をもう1度打ち消すことによって再浮上を図りたいところだが、棚橋もしっかり休養したことで仕上がりは充分、後は決戦を迎えるだけとなった。【優勝決定戦・代々木大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は「Road to DOMINION」6月9日(金)後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/DameT86Y6G
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年6月3日ありがとう代々木第二体育館!そして、応援ありがとうございました。歓声を燃料に変えて優勝することができました。また明日からがんばります! https://t.co/3u2J4FJYm1
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2017年6月3日ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア決勝戦
KUSHIDA
vs
ウィル・オスプレイ
素晴らしい試合でした☆
KUSHIDA選手優勝おめでとう㊗️ pic.twitter.com/PLsoTC3osl
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月3日良い試合だった‼ pic.twitter.com/8El2VZ1bFj
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年6月3日スーパーJr.決勝戦は凄まじい試合だったな。毎年スーパーJr.決勝戦を観てとてつもない刺激と感動をもらっている。なので、俺もまだまだ頑張ろう。ゼァ!
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年6月3日あんまり泣かない俺が泣きそうになりました!
オスプレイよかったよ! pic.twitter.com/3WP2cWXfNl
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年6月3日#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと#njbosj
https://t.co/6E2ajAVM0Z
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年6月3日リーグ戦が終わり完全に燃え尽きてた
いかんなこんなんじゃ
明日は京都大会
気持ちを入れ換えねば!
明日も頑張りましょう
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年6月3日PR -
KUSHIDAが大混戦のBブロックを制し優勝戦進出!そして涙…
6月1日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」愛知・名古屋国際会議場・イベントホール 1535人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分44秒 ジャストフェースロック)獣神サンダー・ライガー ×川人拓来◇第2試合◇
▼20分1本
○SANADA EVIL 高橋ヒロム(7分6秒 Skull End)ジュース・ロビンソン リコシェ ×ドラゴン・リー◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(7分19秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎 マーティ・スカル(11分18秒 体固め)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○金丸義信(9分39秒 リングアウト)[3勝4敗=6点]×エル・デスペラード【鈴木軍ジュニアの話】
デスペラード「ああ、クソッ!」タイチ「まあ、しょうがねえな。怒んなよ?」
金丸「長くやってたらわかるよ」
タイチ「まだ甘いんだよ」
TAKA「人を武器に使うなよ。痛えよ」
デスペラード「ちきしょう!」
タイチ「で、(優勝決定戦進出は)どうなんだ?」
金丸「ま、こんなもんだろ。カネのためだからな。仲間だろうがなんだろうが」
TAKA「これで優勝か?」
タイチ「ほかのヤツはどうでもいいんだよ。俺がアイツらに、例のヤツを混入しといたから。勝手にみんな潰れちまうよ。ピーピー(腹を下す)だ。試合中にピーピーして、試合になねえから。あるもの混入しといたから、試合になんねえよ」
金丸「(優勝決定戦進出)決定だな」
タイチ「決定だよ。みんな欠場だ。黙って見てろ」
金丸「(6.3)代々木を見てろ、代々木を」
タイチ「(優勝は)決まったぞ」
金丸「代々木だ、代々木!」
TAKA「おまえらとは(※頭を指して)ここが違うんだよ、ここが!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○田口隆祐(13分41秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ACH【田口の話】「(※インタビュースペースにたどり着くと、片ヒザを着いてコメントを始める)とりあえず、望みはつなげたんで、あとはこの試合と(その)次の試合の結果で。とりあえず、自分のやれることはやりましたんで、いい結果を待ちたいと思います。ACHはね、いいケツを持ってるだけあって、ACHもタグチ・ジャパンには魅力的な選手で。全部の選手をタグチ・ジャパンに欲しいですね。ACH、序盤のトペの連発でちょっと、股関節を変な方向に開いちゃって、中盤、力がちょっと(入らなくなった)。ま、なんとか中盤に、痛めた(個所も回復して)。(ACHは)まだ経験が浅いですね。アピールも多めですし。そういうところをタグチ・ジャパンに入って、アピールの具合を研究してもらえば、さらにいい選手になるでしょう。とりあえず、このメンバーで4勝3敗で終われて、勝ち越せたことは大きな収穫。決勝に上がれるかどうかは、神様に任せます」
【ACHの話】「(※左ヒザにタグチ・ジャパンのタオルを巻き、インビュースペースに座り込んで、痛みをこらえる表情を見せながら)オォ、振り返って、これまでしたことのない経験の毎日だった。苦しいスタートだったけど、最後まであきらめずに闘ってきた。どれだけのファンが俺が勝つと思っていたのかはわからない。なんとかリーグ戦を勝ち上がりたかったんだけどね。最後は勝利の女神がほほ笑んでくれなかった。残念だね。タグチは単なるふざけたやろうじゃなかった。“ファンキー・ウエポン”って言われてるけど、それだけじゃない。素晴らしいプロレスラーだよ。それだけに、なんとしてでも勝ちたかったんだけど……。でも精いっぱい闘った。さて、ACHはどこに行くのかな? (ルチャ)アンダーグラウンドか、ROHか……。だけど、必ず日本に戻ってくる。このまま引き下がるわけにはいかないからね。心の底からこのリングで闘っていきたいと思った。まだまだ俺は、名実ともにスーパーになるために進んでいかないといけないからね。(※ゆっくり立ち上がって)アリガト」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○BUSHI(12分8秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク
※MX【BUSHIの話】「タイガーマスク、俺がお前からスリーカウント取ったんだよ。な? 俺は別に、これでタイガーマスクを超えたとは思っちゃいないよ。たった1回だけだからな、勝ったのは。俺が新日本のマスクマンとして、このまま俺自身が証明しないといけないのは、ライガー、タイガー、お前たちに勝ち続けることだよ。それが、なによりもこのリングで証明になる。新日本プロレスの(顔である)マスクマンはBUSHI。そういうことだ。だから、これでお前を超えたとは思っちゃいない。たった1回だからな。でもそのたったの1回、よ~く覚えとけよ。とりあえず今日は、これでBブロック、最低条件はクリアした。俺が決勝に行く。En Serio、マ・ジ・で」
【タイガーの話】「どこが『(BEST OF THE)SUPER Jr.』だ、これが? どこがジュニア最強なんだ、この試合の? 鈴木軍、BUSHI、なんだこの、反則しか使えないのか? (『SUPERb Jr.』に)出てくるな、じゃあ! 俺はあいつらと覚悟違って出てきてんだよ!」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○KUSHIDA(15分44秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ボラドールJr(試合終了後、オスプレイがリングに登場。座り込んでいるKUSHIDAを見て、自分も座り込む)
オスプレイ「まあ、そのまま、座ったままでいいよ。身体を休めるんだ。KUSHIDA、俺はおまえがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ち上がって、決勝に出てくると信じてた。その通りになって、俺は今、満足してる。おまえと決勝で闘えるんだからな? 1年前、俺はニュージャパン・プロレスリングのリングにデビューした。その時の相手がKUSHIDAだった。だけどその試合では負けてしまった。そして、2度目の対戦でも俺が負けた。それから6カ月前、おまえはIWGPジュニアヘビー級王座を明け渡してしまったよな? そして、ベルトを取り返そうと挑んだ再戦では、5分も持たずに返り討ちに遭ったよな。でも、今のお前は口にこそ出さないけど、タイトルを取り戻したいと思っているだろ? だけど、俺もあのベルトを狙っている。そのためにはおまえを倒さないといけない。どちらが先にあのベルトにたどり着くか。だから『SUPER Jr.』の決勝で闘えるのは、俺にとって好都合だし、必ず俺はおまえを倒す。でも、勘違いしないでくれ。俺は敵としておまえをリスペクトしている。俺が腰にベルトを巻いた姿を、おまえに見せつけるからな。KUSHIDA、最高の状態でリングに上がって来い。最高の闘いを見せてやろうじゃないか。そして俺が、『BEST OF SUPER Jr.』2連覇を達成してやるぞ!」
KUSHIDA、「オーケー。アンダースタンド。オスプレイ、オマエの気持ちはよくわかった。2度あることは3度ある。日本語のことわざにあるんだよ。オーケー、イングリッシュ。レッツ・ゴー、ヨヨギ。アーンド、レッツ・ゴー、クレイジー!(そして、両雄は額を突き合わせ、視殺戦を展開。そして、共に拍手を送ると、オスプレイは先にリングをあとにした。)いいか? ここは日本のリング。新日本プロレスのリングだ。最後!日本的な締めで大会を締めてもよろしいでしょうか?ご起立お願いします!ありがとうございました! 絶対、勝ちます!それでは、残り一つになりましたが、大会の成功と、『BEST OF THE SUPER Jr.』KUSHIDAの優勝と。名古屋大会、またみなさんとお会いできますように……。それを祈願しまして……いよ~~っ!」
【KUSHIDAの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに寝ころび、上半身を起こしてからコメントを始める)滑り込みセーフ。滑り込みセーフ。最後まであきらめないでよかった。もうダメかなと思いましたけど、あきらめないでよかった。最後、ボラドールっていうのが、またなんともプレッシャーで、厳しくて。リング上は改めて、誰も助けてくれないっつうか、独りつうか……。信じるよりね、疑う方が楽なこの時代に、応援してくれる人の声だけが頼りでした。ああ、まだ……気持ちが途切れそうだ。気持ちのダムが決壊しそうだ。(※少し涙声になりながら)チャンピオンが言ってましたけど、地方で……地方でジュニアがメイン取れない。あれだけリング上で宣言しても、何年かかってんだっていうぐらい……ジュニアは会社的にやっぱり弱くて……だけど、チャンピオンが……俺がいる、俺以外の誰かもそう思ってくれてんだと。オスプレイも、そういう熱い気持ち、ビンビン、ジュニアの公式戦で伝わってきたんで……。この新日本プロレス内で置かれてるジュニアの立場っていうのは、ウソなんてなにもないリアルなんで。ふざけんなコノヤロー、舐めんなクソッたれ、の気持ちで(6.3)代々木に向かいたいと思います。オスプレイ、最高の相手でしょう。(※立ち上がって)よし、あと一つだ。(※控室に歩を進めながら)よし! よし! よし!」
【ボラドールの話】「残念だった……。でも、最善は尽くしたつもりだ。これでまた、カンペオナート(タイトルマッチ)からも遠ざかってしまったな。でも、この素晴らしい大会に出られたことには胸を張りたい。次こそは必ず勝ち上がってみせる。最後まで応援してくれたファンにはお礼を言いたい。ありがとう」
【オスプレイの話】「俺はKUSHIDAをリスペクトしてるよ。誰よりも彼をリスペクトしてるんじゃないかな。彼がジュニアヘビー級をどうしていきたいか、そしてそのために何を欲しているかは理解してるつもりだ。今、彼は最高の相手を求めている。そして、それは俺だってことだ。なんといっても、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝者だしね。それ以上の相手、ほかに見当たらないだろ? そして俺は俺で、俺自身のストーリーを積み重ねていくために必要なものがある。それは『DOMINION』でIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を実現するためのステップでもある。KUSHIDAがリスペクトする気持ちが大きければ大きいほど、俺たちの闘いは高みの極みに押し上げられる。そのために俺は、惜しみなく持ってるものを出すつもりだ。キックも、ハイフライ技もね。そして最後は、俺がお前をカバーして、ワン、ツー、スリーを聞く。俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は残り少し。それが終わる時に、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を達成している」
「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロックは全選手が同点という混戦のままで最終公式戦を迎えた。
まず金丸vsデスペラードの鈴木軍対決は、金丸にはタイチ、デスペラードにはTAKAが着くも、双方のセコンドが介入するなど乱戦となるが、デスペラードがキチンシンクからスライディングキック、デスバレーボムと畳みかけるが、金丸の窮地にタイチが介入してウイスキーミストを狙うと金丸に誤爆、スペラードがスピアーで金丸を場外へ追いやるとトペコンを発射するが、イスを持ち出してタイチだけでなくTAKAにもイスで一撃を加え、金丸にも一撃するが、金丸は場外でのブリティッシュホールを敢行して両者ダウン、先にデスペラードがリングに戻ろうとするが、金丸がTAKAをぶつけて阻止してからリングに戻ってリングアウト勝ちとなり、この時点で金丸に敗れているタイガーの脱落が確定する。
試合後にはデスペラードが3人に詰め寄って不穏な空気となるが、3人に促されて取り合えずグータッチとなって絆を確かめ合ったが、デスペラードは不機嫌のままだった。田口vsACHは互いに尻をアピールするも、田口は徹底的に尻攻めを展開してACHを揺さぶる。ACHはフェイントから股間へパンチ、正面飛びドロップキックから場外の田口にミッション・イン・ポシブを決めると、リングに戻ってからヒップバットから掟破りでギタり、もう1発を狙うが、かわした田口は尻を叩き、インディアンデスロック、変形のジャベで股裂きと足攻めを展開して動きを封じにかかる。
ACHは背中へフットスタンプ、側頭部への低空ドロップキックと流れを変えようとするが、トペ狙いはエプロンの田口が延髄斬りで迎撃、ACHはデスバレーボムから股間へのパンチは股でキャッチした田口は腕を捻りヒップアタック、リング下からジャンピングハイ、スワンダイブヒップからアンクルホールドと攻め込む。
田口はジャンピングヒップアタック、エルボー合戦も競り勝って、串刺しヒップアタック、エプロンからのヒップアタックからミサイルヒップ狙いはACHは雪崩式ブレーンバスターを決めるも、ラリアット狙いは田口がカマイタチ式ヒップアタックで迎撃、最後は田口がスライディングヒップアタックから丸め込み合戦となって田口が競り勝って3カウントとなり完勝し、この時点で田口に敗れている金丸の脱落が確定、そして田口はACHにタオルを差し出して田口ジャパンに勧誘する。タイガーvsBUSHIは既に脱落が決定しているタイガーがソバットからツームストーンパイルドライバー、胴絞めチキンウイングフェースロックと速攻狙うが、BUSHIは2度に渡って場外に逃れて焦らしにかかると、追撃を狙うタイガーを場外へ引きずり出しTシャツでチョーク攻撃、リングに戻ってからタイガーがデスペラード戦で痛めた足に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
タイガーは痛い足を引きずりながらもミドルキックで流れを変え、雪崩式アームホイップからソバット、タイガードライバー、ミドルキックと攻め込むが、タイガーの足をロープに固定してのコードブレーカー、ライトニングスパイラルと応戦するも、BUSHIのフィッシャーマンズバスター狙いは、タイガーがタラバガニロックで捕獲して絞めあげる。
タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いは、膝への蹴りで阻止したBUSHIが海野レフェリーとタイガーを交錯させ、持ち出したイスをタイガーに投げ渡してキャッチしたところでコードブレイカーを決めてから、MXを決め3カウント、これでBUSHIに敗れている田口、ボラドールの脱落が確定し、優勝決定戦進出はKUSHIDAとBUSHIに絞られる。KUSHIDAvsボラドールはKUSHIDAのグラウンド狙いを拒否したボラドールが、KUSHIDAのトペはボラドールがロープ越しのハイキックで迎撃、マスクを脱いでロープワークの攻防からティヘラ、場外にKUSHIDAにノータッチトペコンを決めるも、エプロンの攻防ではKUSHIDAがアームブリーカーを決め、スワンダイブミサイルから場外のボラドールにトペコンを炸裂させる。
リングに戻ってもKUSHIDAがムーンサルトプレスを投下し、ミドルキックをかわしたボラドールはスーパーキック、前から飛び乗ってのバッククラッカー、スーパーキックと反撃するが、KUSHIDAはオーバーヘッドキックで応戦する。
ボラドールはジャンピングハイキックからスワンダイブもKUSHIDAが腕十字で捕獲、KUSHIDAが突進もボラドールがかわし、KUSHIDAがスライディングで場外も、ボラドールがすぐさまラ・ケブラータを発射、リングに戻るとKUSHIDAが雪崩式フランケンシュタイナーを決めれば、ボラドールも飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦、KUSHIDAのマサヒロタナカをかわしたボラドールがリバースフランケンを決め、KUSHIDAを脳天から突き刺す。
ボラドールはハンドスプリングを狙うが、KUSHIDAが腕十字で捕獲、しかしボラドールはラ・マヒストラルで丸め込み、もう1回は押し潰したKUSHIDAがラ・ミスティカから低空でのホバーボードロック、バックトゥザフューチャーで3カウント、優勝決定戦に進出を決めた。試合後にはAブロックの代表となったオスプレイが現れ、KUSHIDAを挑発して視殺戦となり、オスプレイが退場後はKUSHIDAの一本締めで大会は締めくくられた。
開幕戦から連敗続きで、BUSHIからようやく公式戦初勝利もACHに敗れ波に乗り切れていなかったKUSHIDAだが終盤での猛ラッシュでBUSHIを振り切って優勝戦進出を決めた。バックステージでは涙を流しながらコメントしていたが、それだけ厳しく、気の抜けない状況が続いていたという現われだったのかもしれない。だがまだリーグ戦は終わったわけでなく、最後の相手として昨年度覇者であるオスプレイが優勝決定戦に控えている。KUSHIDAも復活がテーマなら、オスプレイも過去KUSHIDAに2連敗を喫していることから、KUSHIDA越えが最大のテーマ、本当に泣くのはスーパージュニア優勝だけでなくヒロムへのリベンジを果たしてベルトを奪い返してからだ。
Go hard or go home. June 3rd LIVE on NJPW World. Ospreay V Kushida 3. BOSJ24 https://t.co/XoDTYlnVRn
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年6月1日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年6月1日素晴らしい☆ https://t.co/rqZQap0XDs
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月1日 -
Aブロックはオスプレイが2年連続で優勝決定戦に進出!タイチに勝ったライガーはスーパージュニア卒業もベルト獲りの意欲は失わず
5月31日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1118人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(7分56秒 首固め)ボラドール・ジュニア ×ACH◇第2試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンソン ○田口隆祐 KUSHIDA(8分42秒 ラ・マヒストラル)SANADA EVIL ×BUSHI◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(6分3秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(8分34秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○獣神サンダー・ライガー(10分2秒 体固め)[4勝3敗=8点]×タイチ
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後、ライガーはKUSHIDA、田口と抱擁。そして、マイクを手にすると、場内はライガーコールに包まれる。)
ライガー「大阪の会場のファンのみなさん、応援ありがとうございました! ライガーの『BEST OF THE SUPER Jr.』は、今日で終わりました。みなさんの応援のおかげで、最後勝利で飾ることができました。混乱の試合の中、田口選手とKUSHIDA選手に助けてもらいました。彼らは、今年もまだ代々木があります。来年、再来年、もっとすばらしい、もっと熱いジュニアのトーナメント、繰り広げてくれると思います。僕はそれを放送席で「スゲーッ!」って言いながら(場内笑)、みなさんと観たいと思いますので、これからも『BEST OF THE SUPER Jr.』、よろしくお願いします! ありがとうございました!」【ライガーの話】
ライガー「タイチに言っとく、デスペ(ラード)に言っとく、金丸に言っとく、トップはダメだって……。乳首……また事務所に怒られる。(※乳首を指先で隠しながら)ここはダメ、トップはダメだって。以上……って言ったら怒られるか。ま、リング上で言ったように、僕の『BEST OF THE SUPER Jr.』、これで終わりました。トータル何回出たのか、何年連続か、それは俺は知らない。そんなもの知る価値はない。出て、優勝しなければ意味はないんだ。自分の中で、このリーグ戦を闘い抜く力は、もう今年で終わりだと思ったから、卒業宣言をした。ただ、引退じゃないぞ。言っとくぞ、引退じゃないんだ。ベテランは一発勝負に強いから。タイトルを俺はあきらめたわけじゃない。去年か、(5・3)福岡国際センターでKUSHIDA選手と(IWGPジュニアヘビー級のベルトを懸けて)試合をさせていただいた。手ごたえはつかんでるんだ。もう1回、あのベルトに挑戦を絞って、改めてもう1度、IWGPのジュニアのベルトを巻きたい。そのために、この『BEST OF THE SUPER Jr.』も捨てる。そういう覚悟があるんだ。だから、センチ(メンタル)な気分で俺を送り出すとか、そういうのはやめてほしい。ライガーは引退ではない。さらなる高みに行くから。自分を上げていきたい。そのためにはなにが必要、なにをすべきか。一つに集中して、チャンスが来るのを、IWGPジュニア挑戦のチャンスが来るまで、成績を残して、毎日試合をしていかなきゃいけない。逆のそっちの方が過酷かもしれない。ま、とりあえず、『BEST OF SUPER Jr.』は今年で終わりです。はい、終わりです。」–改めて今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』を振り返って。1勝6敗でしたが……。
ライガー「そりゃあ、みんなすげえ。ただ、タイチが今日、1対1で正々堂々と……正々堂々っていうのはおかしいかな、来るならまた話は別だったと思う。いきなり(金丸とデスペラードを)連れて来て、奇襲をかけてきて。3人がかりで。そんなヤツらに絶対、勝ち星は譲らない。勝ち星を譲ったら、『BEST OF THE SUPER Jr.』に今年俺が出た意味がない。結構、タイチはいい成績だったみたい。だが、そんな最後(決勝)までは許さない。なにがなんでも勝つつもりだった。まあ、勝ててよかった。これで俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』での責任は果たしたと思う。だからもう、今後は俺自身、IWGPジュニアというベルトに挑戦したいと……。もう1度言う、タイチ、トップはダメだって……、怒られるよ。手入れもしてないし。(※上半身に寄って撮影しているビデオクルーに)アップにすんな! どこ、アップにしてんだ!」–最後に、ライガー選手にとって第1回から出場してきた『BEST OF THE SUPER Jr.』はどういうものでしたか?
ライガー「ジュニアの方が面白いよ、ジュニアの方がヘビー(級)よりも全然すごいんだよっていうのを見せつけるための大会だった。僕の中では“対ヘビー”っていうのがありましたから。それが実を結んだのかどうかは知らないけど、『新日のジュニアは面白い』って言われて、世界に進出するこのジュニアの存在が(出てきて)。で、WWEの方に(ディーン)マレンコやペガサス(キッド)やエディ(ゲレロ)や、そういった選手がどんどん進出して。ま、その時点で、本当は俺の役割は終わったのかもしれない。ま、でも、役割を果たせたかなと思う」–結果、“スーパージュニア”という言葉が、アメリカでは一つのジャンルとして認識されるまでになりましたからね」
ライガー「まあな。よかったと思う。ほんとにもう1回、IWGPジュニアに挑戦させてほしい」【タイチの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに倒れ込んで)ここあmで全敗で来てて、なんだ? わざとか? あんなに、あんなに力のこもった掌底、パワーボム、なんだ最後、わかんねえ。誰よりも効いたよ。ジジイでも、腐ってもライガーじゃねえか。ま、今日はよ、最後なんだろ? 全敗させちゃんかわいそうだと思って、今日は(勝利を)譲ってやるさ。だけど、勝ち逃げ、許さんぞ、ヅライガー。辞めんのか? テメエの終わりは近いのか? その前にもう1回、カタつけようぜ。まだ逃がさんぞ、テメエ、コラァーッ(※這って控室へ)」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○TAKAみちのく(9分20秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×ドラゴン・リー
※みちのくドライバーⅡ【TAKAの話】「ハッハッ、どうせよ、俺が負けると思ったんだろ? 油断はキン○マなんだよ、油断はキン○マなんだよ。俺はよ、今シリーズ、あんまり汚いことしてないのわかってるか? 油断しすぎんだよ。俺はよ、鈴木軍なんだよ。俺の中でよ、開幕戦と2戦目、ライガーさんとタイチで燃え尽きてんだ、もう。(ほかの試合は)どうでもよかったよ。だけどよ、俺たちはチームでトップ獲る目的があるからよ。まだ可能性あるよな? まあ、その目的を(目指して)……。あとはな、このリーグ戦に出ればやれると思ってた相手がいたんだけど、やれなかった。このシリーズだったら真っ向勝負できると思って楽しみなヤツがいたんだけど、できなかった。もう俺も今年25周年だ。25周年のスペシャルマッチで、自分とこ(の団体)でやらせてもらうよ。(最終成績が)何勝か知らないけどよ、すごいヤツがいっぱいで頑張っちゃったけど、俺の中でライガーさんとタイチで燃え尽きたんだ」
【リーの話】「ハア、最後の最後で……。これで終わったのか……。OK、初めて(『BEST OF THE SUPER Jr.』に)出場して、素晴らしい相手とこれだけ集中して闘ったのはいい経験になった。決勝に進めなかったのは残念だけど、十分にやっていけることは証明できたと思う。またここに戻って来て、マスクマンの、そしてルチャドールこそが最高なんだということを見せつけたい。ビバ・メヒコ。グラシャス」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○マーティ・スカル(13分31秒 クロスフェースチキンウイング)[4勝3敗=8点]×リコシェ【スカルの話】「ハハハ。今日は勝った。だけど、それだけだ。俺の目標はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』でに優勝することだった。結果は4勝3敗。決勝には進めなかった。だからといって、この結果から目を背けるわけにはいかない。これまでにない経験ができて、一つ階段を上ったという手ごたえはつかんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、マーティー・スカルを日本のみんなに知ってもらえたと思う。だけどそれだけだった。俺自身にとっては、日本という国で繰り広げられているレスリングを肌で感じることができた。観客も含めて、そこに集う者たちがどれほどの情熱を注いでいるかを知ることもできた。それが俺になにをもたらせたか。そしてこのトーナメント(リーグ戦)のシステムは、イングランドともアメリカとも異なるものだった。それに毎日、試合後に記者に囲まれることなんて、新鮮な経験だった。そんなすべてが、俺に言い訳を与えない環境だった。まだまだ俺は力をつけないといけない。優勝できなかったというのは、まだその時じゃないってことなんだろう。14年間(プロレスを)続けてきて、また新たな刺激を受けた。こういう場を与えてくれたすべてに感謝する。必ずまた、『BEST OF THE SUPER Jr.』の舞台に戻って来て、必ずや優勝を勝ち取ってみせる。そしてIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになってやる。俺はますますこのビジネスが好きになった。まだまだこれからも、悪党として生き抜いていく」
【リコシェの話】「(※腰に巻いていたリングコスチュームのベルト、手首に巻いていたバンテージを巻き取ってフロアに叩きつけると、自分に言いきかせるように言葉を発する)こんな落ち込んでる顔を撮るなよ。いつも、どんな試合でも、俺はもう一つ先へ進むよう心掛けて闘ってきた。だけど、時にはいい結果をもたらし、時には悪い結果をもたらす。今日は思わずチクショーと叫びたくなるような結果になってしまった。彼との試合ではいつもいつも同じような流れになって、それでやられてしまってる。何回闘っても、どうしても同じ手でやられてしまう。闘えば闘うほど、厳しい状況に追い込まれてしまうなあ……。いろいろ試してはみてるんだがな……。だけど同じような場面で、同じ技につかまってしまう……。今日もそうだった。この『BEST OF THE SUPER Jr.』は俺が優勝するというつもりで闘ってきたんだけど、現実を突き付けられた思いだ。今はそれしかないね。なにか変えていかないといけない。なにか変わっていかないといけない……(※とつぶやきながら控室へ)」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○ウィル・オスプレイ(15分19秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×高橋ヒロム
※オスカッター【オスプレイの話】「さあ、次も楽しもうか。厳しい闘いが続くよ。だけど、俺はニュージャパン・プロレスリングを愛してる。情熱を注いでるし、それはもう中毒になってるほどさ。それに何を言われても、聞く耳を持ってないよ。俺はこれまで経験したことのない高いステージに向かってる。それがガイジンで初の『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇だ。それはまだ、タイガーマスクしか実現してないものだ。もちろん、ガイジンでその栄光をつかんだ者はいない。俺がガイジン初の2連覇を達成して、またひとつ、新たな歴史を作る。去年、最年少優勝、英国人初の優勝という新しい歴史を残した。今年は、そこにさらにもう一つの歴史を積み重ねる。これからもキャリアを積み重ねるたびに、新しい歴史を作っていくつもりだ。その中で今、最も近くにあるのが、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇。必ずそれを成し遂げることをここで約束する。それを達成すれば、誰からも俺の闘いに文句をつけられることもない。批判の声があるのは知っている。だけど誰も成し遂げられなかった実績を残せば黙らせられる。見逃さすなよ、俺が再び栄光をつかむ瞬間をな。そしてジュニアヘビー級を次のステージに押し上げる。誰にも脇見することないようにしてやる。そしてタイトルを獲って、そのタイトルを守りながら最高のレスラーの域にたどり着く。俺自身の手で築き上げていくんだ。5年前、そんなこと言っても、誰も信用しなかった。笑い飛ばされていたよ。だけど俺は自分の才能を信じ、果てしない野望を抱いて、長い歴史においても最高のジュニアヘビー級レスラーの域までたどり着いたんだ。それをヘビー級に交じっても、ルチャドールが入っても、アメリカでもイングランドでも、いや世界中のどこであっても、ニュージャパン・プロレスリングが最高であることを見せていく。そのためにもIWGPジュニアヘビー級のタイトルを手にしなければならないんだ。そのためにも2連覇を果たさないといけない。その時を目の前まで手繰り寄せたんだ。これを逃すわけにはいかない。この体を犠牲にしてでも、それを成し遂げる。このオーサカでその思いをさらに強くした。そのためにも脇目も触れずに、さらにハードなトーレニングを積まないといけない。そして約束する、この魂すべてをつぎ込んで、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を手にすることを……」
「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロックも大阪大会で最終公式戦、ここまでの経過を振り返るとオスプレイ、ヒロム、リコシェ、リー、タイチが8点でトップ。タイチが勝ったとしてもリコシェvsスカルの結果待ち、リーが勝ったとしてもメインのオスプレイvsヒロムの結果待ちと、誰が優勝戦進出するのかわからないカード編成となった。
まずタイチはライガーと対戦、今日の試合をもってSUPER Jr. 最後の公式戦となるライガーにタイチが奇襲をかけ、金丸やデスペラードも介入して袋叩きにし、マイクで「オイ!ヅライガー!今日のスーパージュニアで卒業だ?今日の公式戦で最後だ?卒業?違う、テメーは今日で引退だ!獣神サンダー・ライガーの引退試合を始めま~す!」と言い放って開始となり、鈴木軍がライガーを袋叩きするだけでなく タイチは木槌攻撃やマスク剥ぎと痛めつける。
タイチは掟破りの垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ライガーが投げ返し、タイチがバスソーキック、天翔十字鳳と畳みかけるがライガーはカウント2でキックアウトする。
タイチはラストライドを狙うが、リバースしたライガーは掌打から串刺し掌打も、浅見レフェリーに誤爆してしまい、また金丸、デスペラードが介入してライガーを総攻撃、ここで佐藤レフェリーも駆けつけてしまうが、タイチがライガーを投げつけて佐藤レフェリーをもKOする。
タイチはハサミを持ち出してライガーの角を切り落とし、コスチュームも切り刻むが、ここでKUSHIDAと田口が駆けつけ金丸とデスペラードを排除し、イスを手にしたタイチにはライガーが浴びせ蹴りを炸裂させると、最後は投げ放しパワーボムから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し逆転勝利で公式戦初勝利、タイチは脱落となる。リーはTAKAと対戦し握手するリーにサミングを決めたTAKAは客席へ連行してジャストフェースロックで捕獲、リーはカウント19でリングに上がるも再びジャストフェースロックで捕獲とスリーパー、チンロックと首攻めを展開、リーもティヘラで流れを掴もうとするが、先に戻ったTAKAがリーがリングに戻ろうとしてロープを跨いだところでロープを蹴り上げ、ロープが股間に直撃、だがスライディングでTAKAが場外に逃れたところでリーが高速トペで強襲をかけ、リングに戻ってコーナーに押し込み顔面低空ドロップキック、エルボーの連打もTAKAがサミングで応戦もリーはカサドーラから脇固め、クロスフェースへ移行して、グラウンド卍固めへ移行する。
リーはパタラス・エネル・ペチョを狙うがかわされるも逆さ吊りのTAKAに串刺しドロップキック、大中西ジャーマン、デスヌカドーラ、デスヌカドーラ狙いは逃れたTAKAがスーパーKからラ・マヒストラル、みちのくドライバーを逃れたリーは低空ランニングフロントキックからバックドロップホールドを決める。しかしキックアウトしたTAKAはスーパーKを浴びせるとみちのくドライバーⅡを決め3カウントで脱落、TAKAのインサイドワークの前にさすがのリーも完敗だった。リコシェはスカルと対戦し、スカルの奇襲を返り討ちしたリコシェはスカルを場外に追いやってトペ、プエロデアギラと立て続けに浴びせるが、スカルをリングに戻してからのスワンダイブエルボースマッシュはスカルがクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、スカルはパワーボム狙いはリコシェがジャックナイフ式エビ固めで切り返し、ティヘラ狙いはスカルが顔面へのソバットで阻止、場外に逃れたリコシェにエプロンからトラースキック、客席へ叩きつけるフリをしてリコシェをリングに戻し怪鳥ポーズと余裕ぶりを見せる。
リングに戻ったスカルは回転式ロメロスペシャル、顔面キックと攻め込むが、クロスフェイス・チキンウィング狙いを逃れたリコシェは619を浴びせ、スワンダイブエルボースマッシュ、その場飛びシューティングスターと猛反撃するが、ペナドリラー狙いは切り抜けられ、キングスライディング狙いもエルボーで逃れられてしまう。
スカルはフィッシャーマンズバスター式牛殺しを決め、リコシェのペナドリラーもかわしたスカルはキックも、前方宙返りでかわしたリコシェはドリームキャストを浴びせ、再度キングスライディングを狙うが、逃れたスカルは指折りを狙う。
だが阻止したリコシェはノーザンライトスープレックスからの連続攻撃を狙うが、スカルが指折りで阻止するとクロスフェイス・チキンウィングを狙う、しかし強引にブレーンバスターで投げたリコシェはシューティングスタープレスを投下、スカルは剣山で迎撃する。
スカルは低空でのパイルドライバーを連発して指折り、リコシェもブラジリアンキックからギャラリアを狙うが、スカルはクロスフェイス・チキンウィングで切り返すと、リコシェが強引に担いでペナドリラーを狙う。
しかし着地したスカルはリコシェの後方回転エビ固めをクロスフェイス・チキンウィングで切り返し、リコシェは無念のギブアップ、リコシェは完敗で脱落となる。
これで優勝戦進出はヒロムとオスプレイに絞られ、ヒロムが勝って同点にならない限り優勝戦進出は出来ない状況となった。
ゴングと同時にフロントハイキックの連打で奇襲をかけたオスプレイはヒロムを場外へ追いやりトペを発射、客席に座らせて助走をつけてのドロップキックを放って先手を奪ったかに見えたが、再び場外戦となってオスプレイがトペを狙うと、素早くリングに戻ったヒロムはエプロンにオスプレイに断崖式回転エビ固めを敢行、リングに戻ってからニークラッシャー、鉄柱を使うなどして足攻めを展開、ドラゴンスクリューからアキレス腱も同時に極める変形足四の字固めとオスプレイの動きを封じにかかる。
ヒロムのバックドロップ狙いを着地したオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ロープ越しのアトミコ、串刺しエルボーから顔面への低空ドロップキック、背中へのその場飛びシューティングスタープレス、その場飛びトルニージョと猛反撃する。
オスプレイは打撃のコンポで攻めてからロープへ走るも、追尾したヒロムはスパインボムからファルコンアロー、サラマンダーからTIME BOMBを狙うが、オスプレイがコーナーにヒロムを固定して顔面トラースキック、オスカッター狙いはヒロムがキャッチして連続ジャーマンで叩きつける。
エプロンでの攻防となるとエルボー合戦からヒロムが再度断崖式回転エビ固めを狙うが、阻止してオスプレイは顔面キック、場外でダウンしているヒロムにエプロンからのシューティングスタープレスを投下、ヒロムをリングに戻したオスプレイはコークスクリュー・シューティング・スター・プレスもヒロムは剣山で迎撃する。
ヒロムはコーナーへのデスバレーボムを狙うが、脱出したオスプレイはスピンキックからスパニッシュフライを決めると、最後はリバース450°スプラッシュからオスカッターを決め3カウントを奪い勝利、2年連続で優勝戦進出を決めた。
ヒロムにしても足を攻めたことでオスプレイの動きを封じたと思い込んでいたが、それでも動き回るオスプレイはヒロムにとっては想定外で、内容的にも完敗だった。最後にタイチ戦を終えたライガーがマイクを持ってファンに感謝の言葉を述べ、今後のスーパージュニアは田口とKUSHIDAに託すことをアピールして、ファンの拍手の中でリングを後にした。
ライガーはスーパージュニアでは各選手に敗れたものの、対戦する相手からはライガーに対するリスペクトするコメントが寄せられるなど、改めていろんなジュニア選手に影響を与えたレスラーだったことを痛感させられてしまった。
最後の公式戦となったタイチ戦も試合は終始リードを奪われ、マスクは破かれ、コスチュームも切り刻まれるなど、ボロボロにされてしまった。一部ではライガーのもう一人の化身である鬼神ライガーが降臨するのではという期待の声もあった。しかしライガーはあくまで獣神サンダー・ライガーを貫いた、それが全てだったと思う。
ライガーは今年をもってSUPER Jr.を去る、これもまた寂しくなるが、田口とKUSHIDAが新しい光景をどう見せてくれるのか?だがライガーはSUPER Jr.を卒業してもIWGPジュニアのベルトへの意欲は失っておらず、まだまだ引退はしない、ライガーのストーリーはこれからも続いていくのだ。【大阪大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日6月1日(木)は、愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて18:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/3BlRnaLBBs
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年5月31日To make a championship prestigious it doesn't get passed around like a hot potato. It means more… https://t.co/8dScSoiQbF
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月31日People know this as Romero Special, but this is my tribute to Steve Grey, one of my all time favourite wrestlers#villain ☔️ https://t.co/0ePyU1iUpC
— Marty Scurll (@MartyScurll) 2017年5月31日 -
KUSHIDAと田口が見せた新日本ジュニアの真髄!Bブロックは全選手が同点で最終公式戦へ
5月29日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1311人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分3秒 ジャストフェースロック)ドラゴン・リー ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
SANADA ○EVIL 高橋ヒロム(7分50秒 Banshee Muzzle)ジュース・ロビンソン リコシェ ×川人拓来◇第3試合◇
▼30分1本
レイモンド・ロウ ハンソン デビット・フィンレー(7分46秒 ウォーマシンコンポスラム)×タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○マーティ・スカル(12分41秒 クロスフェイス・チキンウイング)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=4点]○タイガーマスク(10分20秒 タイガースープレックスホールド)[3勝3敗=6点]×エル・デスペラード【タイガーの話】
※タイガーは林リングドクターに肩をかり、左足を引きずりながら、コメントブースに登場。
タイガー「どんな感じですか? 感覚なかったっすよ」林「血が出てるかもしれないな」
タイガー「このあと、すぐに(治療を)お願いします。ひとつだけ、アイツが負けた時に、アイツのマスクを剥ごうと思った。だけど、武士の情けだよ。お前と同じ手を使ったら、俺もお前と同じ土俵になっちゃうだろ。武士の情けだと思え。今までタッグマッチで散々いかれてきたけど、今日このリングで結果が出たと思う。アイツはまだ俺には勝てない。絶対勝てない。今回『SUPER Jr』の星取りもあったけども、それ以前にアイツとの決着戦というものもあった。どうせアイツらTAKA、金丸、タイチ、デスペラード。好きなこと言えよ。俺が『SUPER Jr』に出るなって? どの面下げてお前が出てきてるんだ、TAKAみちのく。タイチ、お前まともな試合出来るんならやれよ。金丸 、ひとりでやってみろ。デスペラード、ご苦労さん。以上」
【デスペラードの話】「(※腹を押さえてインタビュースペースに着くと、うずくまってベンチにもたれかかる)最後、マスクに手をかけときながら、何もしてこなかったな。それがお前の矜持か。マスクマンの闘い方は、こんなもんじゃねぇ。もっといろんなやり方があるんだ。テメェ、今日俺のマスクを剥がなかったことを、後悔させてやる」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○BUSHI(9分27秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×金丸義信
※MX【BUSHIの話】「オイ、金丸 ! 忘れてねぇぞ。忘れちゃいねぇんだよ。去年の『SUPER J-CUP』。やっと手に入れた出場枠。お前にまんまとやられたよ。あの後な、俺のツイッターでいろんなヤツが来たよ。なんの為に出場権獲ったんだよ。『だったら、他団体の○○の方がよかった』とかさ、たくさん届いたよ。言っとくぞ。俺はカスタマーセンターじゃねぇんだよ。金丸、同じブロックで。そして、同じ後楽園。後楽園の借りはキッチリ返したぞ。セコンド付きだろ? いいよ、もう一回。セコンドなしで、一対一でやったっていい。まだ一回返しただけだからな。勝ち越してないからね。このあと今日の試合、どうなるか分からない。俺が勝ったことで並んだヤツが出てきたんじゃないか。このあとセミ、メイン、勝敗次第で俺もまだまだ決勝に行く可能性だってあるんだよ。0じゃないんだよ。いいか、俺はBブロックのヤツの足を引っ張るんじゃない。俺が、俺自身が決勝に行くしかねぇだろ。待ってろよ、こっからだぜ。答えはもう出てるだろ。EN SERIO、マ・ジ・で」
【金丸の話】「ウェーッ!(※と腹を押さえながら) オイ、何だよ、オイ! あぁ? 試合じゃ負けてねぇぞ! 今日は角瓶にやられたんだよ、角瓶に!(※角瓶を手に取り)コイツにやられたんだよ! 覚えとけよ! ウェーッ!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ボラドール・ジュニア(12分2秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×ACH
※雪崩式フランケンシュタイナー【ボラドールの話】「勝つことができて良かった。俺は“空中の支配者”ボラドール・ジュニアだ。俺はメキシコ人で初めての優勝者になりたい。『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝まで行くぞ!」
【ACHの話】「(※アイシングしている右腕を押さえながら、痛そうな表情で座る)プロレスリングにリスクはつきものだ。今日、俺は最大のリスクを負い、腕が腫れてしまった。今日の俺はツイてなかった。スパニッシュフライで負けてしまったことは、とても悔しいし、ファンのみんなにはお詫びしたい。でも、俺はまだポジティブな気持ちでいる。公式戦はまだ残っているし、決勝に進むチャンスはまだあると信じている。このリーグ戦制して、俺はニュージャパンの歴史で最も素早いライジングスターになってみせる。それはスーーパーーだ!」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○KUSHIDA(23分53秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×田口隆祐
※バックトゥザフューチャー(試合終了後、KUSHIDAと田口が正座をして向き合い、お互いに頭を下合う。そして、グータッチで互いの健闘を称えた。)
KUSHIDA「田口さん、上には獣神サンダー・ライガー、下には年齢的には高橋ヒロムがいる。そん中で、三十路世代、まだまだこっからですよね? これからもよろしくお願いします(これで場内が大拍手に包まれ、両者はガッチリと握手。そして、田口がKUSHIDAの手を挙げて退場)「ウィル・オスプレイ対リコシェではなく、開幕戦のドラゴン・リー対ヒロムでもなく、後楽園ホール中日(なかび)、KUSHIDA対田口を選んで、来ていただいた皆さん、ご来場ありがとうございます(※大歓声&大拍手)。マニア認定です、ハイ。それでは、“日本人的な締め”、“一本締め”で大会を締めたいと思います。よろしいでしょうか?(※大拍手) それではご起立をお願いします。それでは、『BEST OF THE SUPER Jr.』、大会の成功と、それから3勝3敗ですけれども、まだまだ諦めずにKUSHIDAの優勝と(※大拍手)、さらにはタグチジャパンの発展(※場内笑)、三十路世代のまだまだの踏ん張り、これに祈願しまして、いよぉ~~!(※KUSHIDAと観客が一斉に柏手。そこから大歓声&大拍手)」
【KUSHIDAの話】「3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ生きてる。ハードスケジュール、にもかかわらず、俺はこうしてリングに立ってる。3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ代々木を諦めてない。『にもかかわらず』を見せるのが、プロレスラーの仕事だと思ってるから」
【田口の話】
田口「ハァハァ、クッシー、強いね。強いだけじゃなくて、やっぱり試合を通して、常にコントロールされてしまって。最後、『アンクルいけるかな』と思ったんですけど。中盤ね、腕を攻められた分、絞りきれなかったていうところがありましたね。展開からすべてクッシーに上回られて。タグチジャパン、KUSHIDA選手代表確定でしょ。あとは、このまま勝ち上がって優勝すれば、当然シングルの代表枠が見えてきますし、勝ち上がらないということはないでしょう。あの力なら完全復活でしょ。前半ちょっと負けが込んでたけど、後半こうやって白星積み重ねて、次勝てば、クッシー有力なんですから。ボクは、最後のACH。これはなんとか勝ち越してね。まぁ、クッシーが勝てばという話で、負ければまだ分からないでしょうし。4勝でも十分チャンスはあるでしょうから。次、私は頑張って白星を積んでどうなるか」――今日は本隊のジュニア同士でメインを飾りましたが?
田口「これだけ外国人選手がいる中で、新日本の本隊ジュニア同士でこれだけの試合をやってね。他の外国人選手にも負けてないですよ。新日本の本隊ジュニアでこれだけお客さんを熱狂させる試合ができればね。まぁ、お客さんを熱狂させる以前に、アタシとクッシーが一番この試合を楽しみ、熱く魂を交わしたと。タグチジャパンは『ふざけてる』と言われますけどね、別にふざけてるわけじゃないです。熱いモノの中にね、“遊び”を取り入れてるんですよ、遊びを。この中に遊びをどれだけ放り込めるか。そうすることで、幅が広がるんですよ。幅が広がることで、中西選手は活躍してますし、ジュースもどんどん伸びてるでしょ。クッシーもリーグ戦以外は、タグチジャパンの試合で、伸び伸びと試合をして、その中で何かを掴んだんでしょう。くすぶってる選手いっぱいいるんだから、新日本プロレスは。他のユニットでも入りたい人は、どんどんツイッターを使って、ボクのところにメッセージをください」いよいよ公式戦も残り3戦となった「BEST OF THE SUPER Jr.24」、Aブロックはリコシェ、リー、オスプレイ、スカル、タイチ、ヒロムの6選手がトップに並ぶ混戦。Bブロックは田口、ACH、金丸、デスペラードの4選手がトップも、タイガー、KUSHIDA、ボラドール、BUSHIも可能性もあることから、逆転の可能性も否定できず、こちらも混戦。後楽園ではBブロック公式戦が行われた。
メインは4点のKUSHIDAと6点の田口が対戦、序盤はKUSHIDAが足を奪ってからヘッドロック、ヘッドシザース、バックマウントで回転体と田口を封じにかかってから弓矢固め、猪木アリ状態に持ち込んで、田口が敢えて踏み入れるもKUSHIDAが上を奪って有利に立つなど、田口にペースをつかませない。
両者はヒップアタック、ドロップキックが相打ちになり、田口がエール交換で両腕でのグータッチを求めてKUSHIDAが応じると、田口がガットショットで奇襲をかけ、ヒップアタックで場外へ追いやるとエプロンダッシュのヒップアタックを発射するが、キャッチしたKUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲、放送席へ腕を叩きつけてから、リングに戻ってジャベで腕攻めを展開。田口はスリーアミーゴズで反撃して3回目でKUSHIDAが着地すると、KUSHIDAが膝を痛めてしまい、これを逃さなかった田口が膝めがけて低空ドロップキックを発射、STFから変形の膝固めと膝攻めを展開して形成を逆転させる。
田口はヒップアタックを狙うが、キャッチしてそのままジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んでから、掟破りのどどんを敢行し、回転エビ固め狙いは田口が顔面への低空ドロップキックで阻止してから、ロープに座り込むKUSHIDAにヒップアタックの連打、そしてミサイルヒップを狙うが、キャッチしたKUSHIDAは飛びつき腕十字で捕獲、しかし田口はオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
KUSHIDAも足四の字を決め、ローキックの連dな、腕へのドロップキック、エルボー合戦から田口は膝へのドロップキックも、KUSHIDAは腕へのバトンキックからマサヒロタナカを狙うと、かわした田口はアンダースロー式ボディーブロー(勝手にヤマダヒサシと命名)から掟破りのホバーボードロックで捕獲する。
両者はアームブリーカー合戦からKUSHIDAがドラゴンスクリュー、腕へのバトンキックからホバーボードロックを狙うが、田口はホバーボード式どどんで切り返し、ケツイエからオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
逃れたKUSHIDAはサムソンクラッチから読み合いを展開すると、ホバーボードロックからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い6点目を獲得した。
ジュニア同士の試合なれど細かい技が中心の攻防、後楽園ホールでは細かい技が伝わりやすく、また獣神サンダー・ライガーも「ハイフライだけがジュニアではない」と示したとおり、これぞ新日本ジュニアの真髄と見せつけた試合だった。セミ4点のボラドールvs6点のACHは、握手を求めるボラドールに手を差し伸べたACHにボラドールが奇襲をかけるが、ACHもマンハッタンドロップで応戦。場外のボラドールにトペ狙いは、エプロンのボラドールがロープ越しのハイキックで阻止し、ティヘラで逆にACHを場外へ追いやったボラドールはプエロデアギラを発射。
リングに戻っても攻勢をかけるボラドールに背中へのフットスタンプから側頭部への低空ドロップキックで反撃したACHは場外のボラドールに連続トペことミッション・インポッシブルを発射。リングにボラドールを戻したACHはロープ越えのスタナー、ボラドールはスーパーキックからバッククラッカーで応戦する。
ボラドールの雪崩式スパニッシュフライ狙いはACHが落としてからミッドナイトスターは自爆、エルボー合戦、ACHが競り勝ちヒーローズグリップからラリアット、すぐ起きあがったボラドールはスーパーキック、ロープ越しのハイキックからコーナーもACHが飛び乗った雪崩式ブレーンバスターからミッドナイトスター狙うが、追いかけたボラドールは雪崩式フランケンシュタイナーで3カウントを奪い6点目を獲得する。4点のBUSHIvs6点の金丸は、先に入場中のBUSHIを背後から金丸が奇襲をかけ、南側客席通路にBUSHIを連行するも、逆襲したBUSHIは入場口のヘリからダイブを敢行しセコンドのTAKAもろともなぎ倒す。
これでBUSHIペースになるかと思いきや、BUSHIが金丸の串刺し狙いをかわしてエプロンからの逆上がりを狙ったところで、金丸がドロップキックで強襲し場外DDTで突き刺し、エプロンにBUSHIの首を据えてドロップキック、金丸がレフェリーをひきつけている間にTAKAが強襲をかけるなどして主導権を奪う。
金丸は首攻めを展開し、BUSHIのTシャツを奪って掟破りのTシャツでのチョーク攻撃も、BUSHIもやり返してからDDT、串刺し攻撃からミサイルキック、ライトニングスパイラル、そしてMXで勝負に出るが、かわした金丸はブリティッシュホールを決め、BUSHIはマッドハンドでレフェリーのカウントを阻止、金丸とTAKAを交錯させたBUSHIはコードブレーカー狙いも、金丸が叩きつけロープへ振ると場外のTAKAにBUSHIがトペ、だがその間に金丸がボトルを持ち出しウイスキーミストを狙う。
BUSHIは金丸の腹を叩き、バルデラスを決めると、金丸はうっかり口に含んでいたウイスキーを飲んでむせてしまい、これを逃さなかったBUSHIがMXを決め3カウント、試合後にはBUSHIが掟破りのウイスキーミストを金丸に噴射して退散させる。4点のタイガーvs6点のデスペラードは、デスペラードが奇襲から鉄柱やイスで足攻めを展開。動きが鈍く、キックの威力の落ちたタイガーに再三に渡ってマスク剥ぎを展開してマスクを破く。
デスペラードが突進をタイガーが飛びつき腕十字からの三角絞めで反撃し、タイガードライバーを狙うが、デスペラードが浅見レフェリーとタイガーを交錯させれ阻止し、低空ドロップキックからマスクを破きにかかり、ギター・デ・ムエルタからマフラーホールドへタイガーを追い詰めにかかるが、再びマスクを破きにかかるデスペラードをタイガーがソバットを浴びせ、タイガードライバー、膝蹴りからタイガースープレックスで3カウントを奪ったが、腹の虫が治まらないタイガーはデスペラードのマスクを剥ぎにかかるも周囲に制止されてしまった。これでBブロックは全選手が同点となって、1日の最終公式戦となる名古屋を迎えることになった。果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明後日5月31日(水)大阪府立体育会館・第二競技場にて18:30試合開始です。当日券は立見のみ発売。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/Enj2hKFa3h
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年5月29日特別な時間でした https://t.co/gZM6ljJVyd
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2017年5月29日
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年5月29日監督もクシダもスゲェ。 #njbosj #njpwworld pic.twitter.com/7E2QQ7HRs6
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年5月29日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月29日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月29日今日の…
敗因も…
あれか…
ストレートは…
効いた! pic.twitter.com/ULiRyZKPxQ
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年5月29日 -
ヒロムがトップに並ぶもマッチメイク批判!BEST OF THE SUPER Jr.24高崎大会公式戦結果
5月28日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」群馬・ニューサンピア高崎 1375人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○リコシェ(7分41秒 エビ固め)[1勝5敗=2点]×TAKAみちのく
※ペナドリラー【リコシェの話】「リーグ戦はまだ続く。今日はTAKAみちのくにシッカリ勝てたことをうれしく思うよ。後楽園でのオスプレイ戦は大きなリアクションがあったが敗れてしまった。非常にタフなシリーズが続いているが、いよいよ最後の公式戦の相手は、マーティ・スカル。なんとかここをクリアして決勝進出、優勝に望みをつないでいきたいね」
【TAKAの話】「リコシェ~~~。おめーはよ、ただぴょんぴょん飛ぶだけのヤツじゃねーな。それは知ってたよ。前も同じような感じでやられてるんだ。でも、あん時よりも数倍強くなってるな? リコシェ~! リコシェ~!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ドラゴン・リー(7分54秒 片エビ固め)[6敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※ダイビングフットスタンプ【リーの話】「今日、リング上でライガーを迎える時に、彼を拍手しながら出向かえたんだ。その理由は、ライガーは誰もが認めるレジェンドだし、自分の憧れの選手との対戦だったから。これがこのリーグ戦で闘えるラストチャンスだとも聞いていたしね。かつてメキシコでライガーとウルティモ・ドラゴンの試合を観たんだけど、その時からずっと憧れていたよ。そして今日はそのライガーに勝つことができた。最高に素晴らしい、宝のような経験だよ……。自分はこのまま『BEST OF THE SUPER Jr.』でメキシコ人初の優勝を掴みたい。自分が、毎回、こうやってメキシコの旗を持って入場しているのは、メキシコ人としてのプライドを背負って戦っているのさ。今日、試合に勝って8点かな。あと1試合、最後までかけ続けるしかないね。」
【ライガーの話】
ライガー「まあ、実際、片目が開かない、片目が開かないと言いながら、残すところあと一つになってしまった……。ただ、俺がこういうことを言うのがいいかわからないけど、やっぱり今年限りにしてよかったと思う。みんなレベルは凄いし、実力も凄いし。逆にこの年、このキャリアまでよく参加できてたなと、思うぐらい今年のレベルは高い。毎年、毎年、高くなってる。どこへ行くんだろ、というぐらい。ドラゴン・リーもルーシュらの一緒のピエロ―一家なんですけども、血筋もいいし、練習もよくするし、実力もあるし。何も言うことはない。本当に、ズルいけど、『よかったわ、この闘いから抜けられて』というぐらいの過酷な毎日の闘いだと思う。ただね、ライガー個人として言わせてもらえば、やはり片目が開いていないというのも事実。最後、大阪ではタイチと当たりますけど……『セコンド使うな?』『反則使うなよ?』と正々堂々やりゃあいいじゃねーか? 俺を叩きのめせるなら叩きのめしゃいいし。いらんもん使うな! もし、いらんもん使ってきたら、俺はどんな手を使ってもアイツの勝利を阻止するぞ? 変な女のマネージャー使うなよと。暴言になるかもしれないけど、もし連れてきたら、俺は観客の目の前で○○ぞ? 本当に。リングの上に上がるんでね。前回、有明コロシアムでやったけど、あの時は手を出さなかった。なんだかんだ言っても相手は女だし、素人だ。でも今回は違うぞ? 今回、リングに上がって俺にちょっかい出してみろ? 俺をからかうことをしてみろ。裸にひん剥いてやるよ。……ぐらいの気持ち。セコンドも使うな! タイチという一人のレスラーで来いや! TAKAみちのく見てみい? 鈴木軍のTAKAみちのくで来たか? 彼はコメントで言ってたぞ? KAIENTAIのTAKAみちのくで来たと、俺はライガーにいろいろ世話になったと言って、真っ正面から来た。俺はだから負けてくやしい部分はあったけど、納得している部分もあった。だからタイチにも言っておけ! いま言ったこと、全部、俺は実行してやる。もしマネージャーを連れて来たり、反則使ったり、セコンド使ったら。最後の最後に怒りの獣神見せることになるぞ? ライガー、なめんなって」――試合後、ドラゴン・リーが非常にリスペクトを表明していました。そしてメキシコ人初の優勝してやると。
ライガー「優勝の可能性はあるでしょうし、ドラゴン・リーはメキシコのアレナメヒコのジムでルーシュに連れてこられて、こづかいせびってた小さいころから知ってるさ。そいつが今日はリーグ戦で実力で俺を打ち負かした。素晴らしいことだ。メキシコ人でいままでまだ誰も優勝した選手はいないけど、不可能じゃないと思うし。精進してほしいと思うよ。ただ、自分自身はさっきも言ったように『SUPER Jr.』はこれでオサラバ。ドラゴン・リーが俺の来た道をさらに超えていきたいって? 俺の来た道なんかとっくに越してるさ(笑)」▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○タイチ(10分8秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×ウィル・オスプレイ
※タイチ式ラストライド【タイチの話】
タイチ「何が? 何が? 前年度チャンピオン? 前年度優勝しました? 笑わすなよ? 結局、この程度だろ? どいつもこいつもマボロシだよ、そんなの。俺たちがいなかっただけの栄光だよ。だから、調子に乗るなっつってんだよ。テメーらの力なんて、そんなもんだ!」――最終戦はライガー選手が相手だと。
タイチ「ああ? 何? ヅライガーか? え? ヅライガーは全敗?(苦笑)。まあ、そうだろね。ジイサンだもん」――ただ、大阪ではセコンドを使ったり、反則をしたら、ただじゃおかない。正々堂々と勝負してみろと。
タイチ「正々堂々と? オメーじゃねーか、正々堂々と勝負してねーの? なんだよアレ。俺は覚えてるぞ? 武器もって来たことあんだろ? 人殺しかオメー?(2012年6月、大阪大会で鬼神ライガーとなって毒霧やマスクの下にペイントを施し大暴走した)。今回が最後です? 『SUPER Jr.』が最後なんじゃない。おまえが最後なんだよ。大阪で引退だよ。卒業じゃない、引退! 再起不能。俺が、俺が花持たせてやるよ。な? 俺、やさしいから。がんばったんだろ長年、ヅライガー、ヅラまでかぶって。有終の美? そんなんねーよ。全敗できてます。最後がんばりました。そんなんねーよ。最後が一番、ボロボロだ! 楽しみだなあ~ヅライガーの最後! 引退試合の最後のアイツの相手は俺だ!」オスプレイ「(うつむいて、しばらく考え込んで)……ファ○ク・ユー・タイチ!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○高橋ヒロム(13分7秒 体固め)[4勝2敗=8点]×マーティ・スカル
※TIME BOMB【ヒロムの話】「あぶねえ、あぶねえ! 毎回毎回、ヒヤヒヤするぜ! 次、相手……(オスプレイのページのスケッチブックを開いて)、たぶんネコ! でも、とりあえずわかったことがあるよ。たぶんネコ! たぶんじゃねえ、ネコだ!アイツの正体は、このリーグ戦観てわかったよ。完全ネコ。キャットだキャット! キャット、ネコ! まあ、ネコちゃんの対戦の方法はわかってるよ。ネコとやってるから一回。ネコとやってるぶん、負けるわけにはいかねーよ。ネコとの闘い方はわかる。ウィル・オスプレイ、勝って、キッチリ決勝に進みます。……まあさ、今回のこのリーグ戦、観てもらったらわかるけどさ、地方大会だと、結局、俺たちジュニアはメインじゃねーんだよ。『BEST OF THE SUPER Jr.』っていう大会なのに、俺たちジュニアがセミなんだよ。この現状、おかしいと思わない? 俺は4年前~5年前、ハッキリ言ってるよ。言ってるよ。俺がチャンピオンになって、俺が支える時代が来たら、必ずこの現状を壊すと。俺がメインをとると。ジュニアのシリーズ、全部、ジュニアの人間がメインをとる。そうじゃなきゃおかしいんだよ。俺は4年前~5年前、ずっと言ってきたよ。でもよ、俺がチャンピオンになっても実現できなかった。それはくやしいよ。心の底からくやしい。まだ足りねえんだろうな。会社的にもよ、お客さん的にも世。でも、俺はそうは思わないよ。必ず、俺がジュニアを上に持っていくから、全・新日本プロレスジュニアヘビー級ファンのみなさん、安心してください……」
【スカルの話】「オーケー。オーケー。『SUPER Jr.』序盤戦は、好調に勝ち進んだけど、いまとなっては星の取り合いだな。次がいよいよ公式戦も最終戦か。とにかく勝って優勝を目指すよ」
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KUSHIDA、金丸を破り猛追!BEST OF THE SUPER Jr.24茨木大会公式戦結果
5月27日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」茨城・つくばカピオ アリーナ 1213人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ACH(9分56秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×エル・デスペラード
※ミッドナイトドライバー【ACHの話】「(※左ヒザを氷のうで冷やしながら、フロアに座り込んで)ハッハッハ。ああ、ああ(※と、痛みに声を上げる)。ハッ、これでちょっとは前に進んだかな。これで復活したぞ。スズキグンにリベンジしてやった。最高の気分だ。ヘッヘッヘ。でもこれで終わりじゃない。俺にはまだまだ先が待ってるんだ。スズキグンとの試合が終わっただけ。(※立ち上がって)スーパー! なACHを見逃すなよ」
【デスペラードの話】「(※頭を押さえながら、フロアに倒れ込む)ああ、なんだよ、最初からバカバカバカバカやりやがって。あの野郎。前、どっかでやったときと、だいぶん違うな。前にやったときは、どうしようもなかったから。こっち来たらテンション上がったか? あの時はネコかぶってたのか? 面白え。まだ1回負けただけだ。それで俺を超えたとか言うなよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○BUSHI(10分53秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×ポラドール・ジュニア
※MX【BUSHIの話】「CMLLのカリスマ・ルチャドール、ボラドールよ、ようこそ『BEST OF THE SUPER Jr. 24』。残念だったな。危なくお前のルチャ・リブレに引きずり込まれるとこだったよ。ボラドールvs俺、なかなかないカードだろ? 2度とできないよ、きっと。メキシコではまず無理だね。なんせ、BUSHIの名前で、メキシコのリング(では)マスクを被って試合できないんだから。なかなかないカードだよ。(今日の勝利で)このリーグ戦、踏ん張った。あとは這い上がるのみ。En Serio、マ・ジ・で」
【ボラドールの話】「BUSHI、俺は負けたとは思ってない。これで勝ったと思うなよ。LOS INGOBERNABLESがどうした? 俺はソンブラを追放してるんだぞ。なんなら、次はお前を同じ目に遭わせてやる。このままでは終わらせないから。お前ばかりを相手にしてるわけにはいかないけど、この借りは必ず返してやる」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○田口隆祐(9分26秒 オーマイ&ガーアンクル)[2勝3敗=4点]×タイガーマスク【田口監督の談話】「いやあ、強い。タグチ・ジャパンにふさわしい選手がこんな近くにいるとは思わなかった。まさか、まさか、“灯台下暗し”ですよ。一番近くに……。ちょっと遠くばかりを見てね、タイガーマスクの存在を忘れてたね。あの走らせっぷりは見事。まんまと走らされたね。ま、でも、あんだけ走らされてね。(試合中の)腕決めもね、最後にハンドに力が入りにくいっていう計算だったんだよね。最後になって、気づかされた。最後、絞り切れなかったけど、序盤からアンクル狙いいったんで、最後はヒジ(を落として)いきました。見事です、タイガーマスク。見事です、タグチ・ジャパンにぜひ、欲しい選手ですよ。誰かトレードで放出する必要があるかな……。ま、タグチ・ジャパンより、まずはこのリーグ戦に集中しないと」
--Bブロックはデスペラード選手が負けて混戦になってきましたけど……。
田口「(優勝の)可能性は十分あります。まだ2つ。しっかり落とさずに、頑張ります。まじめなコメントですいません」【タイガーの話】
タイガー「はあ、恐るべし、タグチ・ジャパン監督、田口隆佑。最終的に田口監督の手のひらで、遊ばれてたような気がして。まあ、なんとか自分のペースに持っていきたかったんだけど、難しいね。もう、タグチ・ジャパンっていうより、田口マジックだね、あれは。すごいわ。ま、でも、最後は最後、ああやって決めてくるところはね、彼の試合の中での遊び心がある半面、やはり勝負といいう部分に徹してるよ、改めて今日、思いましたね。タグチ・ジャパン、入れてもらえないかな?」--田口監督はメンバー候補と言ってましたけど。
タイガー「言ってた! おお! 面白いですね。タグチ・ジャパン、入ってみたいなあ……。でも今、人数いっぱいでしょ?」--今いるメンバーの誰かを放出してでもって……。
タイガー「放出すると! 田口総監督、さすがだな。ま、それはそれとして、2勝3敗か? (公式戦残り)あと2つ。デスペラード、あいつだけは絶対、許さない。ま、あいつのやってくることは、だいたいわかるんだけども、逆に今度、俺が手のひらで遊んでやろうかなと思ってます。(5・29)後楽園ですか? 明後日、きっちりと……。今、身体も悪いところも結構あるんでね。明日しかないけど、試合をして調整して、必ずあいつを大の字にさせます」▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○KUSHIDA(13分17秒 バックトゥザヒューチャー)[3勝2敗=6点]×金丸義信【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「(※しゃがみ込んで)傷だらけでも、いいじゃないですか。2勝3敗にもかかわらず、まだ優勝の望みは捨ててない。(2勝3敗)にもかかわらず、俺は優勝をあきらめてない。残り2戦、『BEST OF SUPER Jr.』を堪能させていただきます。ウイスキーの匂いが……」
--次の公式戦の相手は田口選手ですけど……。
KUSHIDA「そうですね、あまり手の内を明かしちゃうと……。情報戦はすでに始まってますからね。ほかの公式戦見ても、アテにならない。アテにしてもしょうがないから。まっさらな気持ちで臨みたいと思います。いやあ、信じるより疑う方が楽な時代に、応援してる人の声って、ほんとに心にしみますね。ほんとに力になる。『BEST OF THE SUPER Jr.』あと2戦、謳歌させていただきます」【金丸、タイチ、TAKAの話】
TAKA「なんだ、こら!」タイチ「調子に乗ってんなよ、テメエ。KUSHIDA、コラ。ノブ、ちょっと飲み過ぎたか」
金丸「(※タイチが持っているウイスキーの瓶を指して)今日、こいつに負けたよ」
タイチ「しょうがねえな。試合中に飲んじゃったからな。足元ふらついてたぞ」
金丸「まだ大丈夫だ」
タイチ「酒に負けただけだ」
TAKA「チームでいくからな、俺らはよ」
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Aブロックは6選手が並ぶ混戦に!BEST OF THE SUPER Jr.24 長野大会公式戦結果
5月26日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」長野運動公園体育館 913人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○タイチ(9分25秒 タイチ式外道クラッチ)[3勝2敗=6点]×マーティ・スカル【タイチ、金丸の話】
タイチ「(※指を押さえて)指が! 指が! 曲がっちゃいけない方向に曲がったぞ!」金丸「冷やせ、冷やせ」
タイチ「今日の夜、あんなこともできねえじゃねえか。痛え……。なんだ、あいつ? もう、勝ったのか負けたのか、わかんねえよ。指……。まあ、いいよ。次、誰だ? 誰? あいつだな。噂でいう、前年度覇者だな。どれぐらいのものか、見せてもらおうか。俺がいない間に獲った栄光、どんだけ小さいか、思い知らせてやる。(※指を押さえて)ああ、痛え……、三澤! 三澤!(※トレーナーを呼びながら控室へ)」
【スカルの話】「なんだ、なんだ、なんだ、なんだ、なんだ、なんだ、あいつらなんなんだ! ああ! 途中まで完璧だったのに……。まず最初に、俺はあいつを仕留めるのに、ズルいことなんてしてない。堂々と闘ったんだ。それなのにあいつらは寄ってたかって……。2つ目に、俺の傘を使いものにならなくしやがって。俺の大事な大事な傘を……。もういい、今夜のことは忘れる。ここでくよくよ考えてても先へ進めない。ただ、これで俺をBULLET CLUBに加入してくれたケニー・オメガには、失望しないでもらいたい。必ずいい報告ができるようにするから。こんなことで落ち込んでなんかいないぞ。這い上がってやる。ジュニアのトップになってやるからな」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○リコシェ(9分4秒 片エビ固め)[5敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※キングスランディング【リコシェの話】「俺の計算だと、これで3勝2敗だ。そうだよな? 間違ってないよな? まずまずかな。これで残るはTAKAとマーティー(スカル)か……。とにかくこの2人を突破するしかないな。今日の対戦相手は偉大なレジェンドだった。彼には申し訳ないことをしたけど、こうするしかないんだ。レジェンドに勝ったことはとてつもなく大きい。ただ勝っただけじゃなく、いろんなものを背負った感じがする。それだけに、次のTAKAには負けられない。今日の結果を意味のあるものにするためにもね。俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を制する。いや、そうしないといけないんだ。KINGとうたってるんだから……」
【ライガーの話】
ライガー「どいつもこいつも、強え! 腹立つぐらい、強え。うらやましくなるぐらい、若くて強い。リコシェの野郎、わざとレスリングで勝負してきやがった。まあ、負けてたという感じはないよ。俺が逆に押してたと思う。ただ、やはり、スタンドになったとき、空間を利用した技になったとき、全然、勝てない。バランス的には全然向こうの方が上だ。トータルで負けるのはしょうがねえな。だからって俺は、負けて『はいそうですね、もう勝てません』っていうわけにはいかないから。ひとシリーズに1回でいい。今回、同じブロックになった選手とシングルで、最終戦(の代々木大会)でもいいんだ、1回、やらしてみろ。一発勝負でやらしてみろって。ライガーの怖さを思い知らせてやる。確かに疲れがたまってるよ。それはどの選手も、皆そうだと思う。こっからなんだ。この踏ん張りが、もう一歩っていうのがきかなくなってるから、俺は今回を最後にした。(リーグ戦の)成績が確かにふがいないから、『これでほんとに辞める(引退する)んですか?』って言う人もいるよ。だが言っとくよ。来年になって、体力がこれ以上つくとは思わない。俺は(プロレスラーは)夢を売る商売だと思うし、レスラーが夢を見るのを忘れちゃ、ファンの人は(レスラーに夢を)見れないと思う。現実とも闘わなきゃいけないがプロレスラーだ。だから俺は(『BEST OF THE SUPER Jr.』出場は)これで最後にした。あと、(残ってる公式戦は)ドラゴン・リーとタイチか。必ず完走するし、2人から勝利、奪っていきます。約束するよ。レスラーがさっきの話とは真逆になるけど、夢見ないでどうすんだよ。夢と現実……この二つを見たうえで奇跡を起こすのがレスラーだ」--この『BEST OF THE SUPER Jr.』はある意味、ライガー選手が新日本プロレス以外に門を開いてスタートして、ここまで続いてきたイベントです。その舞台に今、これだけ強豪が集まっているのはうれしい気持ちもあるんじゃないですか?
ライガー「当然さ! だからこそ俺は、今回限りにするんだよ。いつまでも年取ったヤツが出ていって、リーグ戦の、日本の代表選手の1人でございって、ほかの国の人間から見たら笑われるさ。だから俺はムキになって闘うんだ。ムキになる……。今言ってくれたように、俺が生み育てたと、そうファンの人が思ってくれてるんなら、逆に己の引き際は、ほかの選手より厳しくいかないといけないと思う。だから今回限りなんだ。『まだできるじゃないか』という声もあるよ。『十分、闘ってるよ』、そういう声もあるよ。だが、あともう一歩で勝てない。それも現実なんだよ。あと一歩でも、その一歩がどうしても越せない。それが今の俺の実力。だから言ってんだ。一発勝負させてみてくれ。それもきかなくなったら、ライガーは“ジ・エンド”だ。以上」▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦
[3勝2敗=6点]○高橋ヒロム(9分25秒 体固め)[1勝4敗=2点]×TAKAみちのく
※TIME BOMB【ヒロムの話】「(※アゴを押さえながら)効いた……。うまいよ、TAKAみちのく、想像した通りだよ。すげえ、すげえな。うますぎて、コロコロ回されたよ。あんや、あんなに俺にキャッチ・ザ・ドリームを出してほしかったのか? お望み通り、出してやったよ。最初から、キャッチ・ザ・ドリームで(カウント3)取れると思ってねえよ。あんたは、5年前の俺しか知らねえんだ。俺が(日本に)帰ってきたこの半年、俺のこと見てたか? 対戦相手の俺を学習したか? いや、お前はあの時のキャッチ・ザ・ドリームで止まってんだよ。俺のTIME BOMBを知らなかったんだ。それがお前の負けにつながったよ。でも、TAKAみちのく、それからタイチ、心の底から言わせてもらうよ。同じブロックで闘えて、ほんとによかった。俺からお礼を言うよ。お礼なんて言われるの、一番イヤだろ? あんたたちにとって、お礼を言われるのが、一番の屈辱だろ? でもよ、関係ねえよ。俺は本心で言ってる。礼を言わせてもらう。ありがとうございました。さあ、次だ。次、次。見ただろ? 順調だろ? なあ? 次(の対戦相手)、誰だ? マーティー・スカルか? (※攻略本を開いて)傘の人ねえ……。まあ、彼は傘だけじゃないって知ってるよ。ヤツの(クロスフェース)チキンウイング、気をつけさせてもらいます。俺がイギリスで勝ったように、この日本でも最大限の屈辱を味合わせてやるよ。なあ、マーティー、マーティー、俺のことを、もっと、もっと、もっと、もっと~、もっと~~、もっと~~~!! 楽しませてくれよ」
【TAKAの話】「ああ、ああ、ああ、ヒロム、お前、ほんとにあの、高橋広夢かよ? そうしようもなくショッパくて、どうしようもなくブサイクでよ、なんもできない小僧だったんだよ。おい、ヒロム、でかくなったな。いや、チャンピオン。また出直してもらうよ、チャンピオン」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦
[3勝2敗=6点]○ウィル・オスプレイ(10分5秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×ドラゴン・リー
※オスカッター【オスプレイの話】「今日の相手はルチャドールだった。公式戦で一番狙っていた相手だったんだ。ほかの相手とはタイプが違っていたからね。一番警戒していた相手でもあった。でも、彼のことはとてもリスぺクトしてるよ。だからこそ、警戒してたんだ。それにしても、今日の一戦はとてもレアな闘いだよね。ブリティッシュのレスラーと、メキシコのレスラーが日本で闘うんだから。しかも、この『BEST OF THE SUPER Jr.』という最高の舞台でね。何度もカウント3を聞きそうになったし、そのたびにニュージャパンのファンは大きな声で叫んでいた。俺たちの試合を楽しんでくれたのならサンキューと伝えたい。だけど、これでこのリーグ戦が終わったわけじゃない。まだ2試合残ってる。2連覇するためには避けて通れない相手だ。もちろん勝ち進んでやるけどね。残りの1人はタイチ。何回でも汚い言葉を贈ってやらないと気が済まない相手だ。もちろん言葉だけじゃなく、身体でわからせてやるよ。その試合をつぶやくなら、ハッシュタグは“f●ckyouTAICHI”で頼むぜ。そしてもう1人がヒロム・タカハシ。実はその試合は願ってもないものさ。もちろん彼に勝って、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇だ。それだけでなく、彼よりも俺の方が優れていることを証明して、IWGPジュニアヘビー級タイトルマッチに駒を進める。それはいつでもいいし、そこでもいい。待っていな」
【リーの話】「ああ……。ウィル・オスプレイと闘えたことはとてもうれしことだ。だけど、負けてしまったのは残念。ルチャドールを代表して闘ったのに……。彼とはROHで闘った以来。その時以上にいい闘いだっと思う。だけど……。ウィル・オスプレイとは、また闘う時が来るはずだ。その時に、今日の借りを返させてもらうから。ルチャドールは決して負けたままにすることはないということを覚えておいてほしい。逃げることはない。いつでも1対1で闘う。特にドラゴン・リーという男はね。とにかく今日は“ありがとう”と言っておく」
長野ナイトは動けナイト
ダメージでかすぎた、、、、
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月26日あれ?
それ最近試合で使ってるやつか?
好きだなぁ
角瓶
飲み過ぎるなよ!
遅刻するぞ! pic.twitter.com/XE4twXXmcR
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月26日 -
デスペラード公式戦初黒星、KUSHIDAはACHに敗れ波に乗り切れず。 BEST OF THE SUPER Jr.24 石川大会公式戦結果
5月25日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」石川・小松市末広体育館1994人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○金丸義信(8分42秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×タイガーマスク
※ディープインパクト【金丸、タイチ、TAKAの話】
タイチ「楽勝だな」金丸「(※?ぎ取ったマスクを手にして)なんだ、これは? どういうザマだ。? 見たか、これ。所せん、ここまでだ、タイガーマスクは。ここに出てくんのがおかしい」
タイチ「それに引き換え、ズライガーは潔いいぞ。自分の引き際、わかってんだな」
TAKA「3対1だから負けたっていいわけでもするんですか? お前は虎でも何でもない、ただの雑魚だ。おまえこそ(『SUPER Jr.』に)出るなくていいよ。なんで出てんの、おまえ?」
金丸「消えてくれよ、さっさと。目障りなんだよ」
タイチ「ライガーといっしょに消えてくれよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○ボラドール・ジュニア(8分3秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×エル・デスペラード
※フライ・エスコルピオン【ボラドールの話】「デスペラード、俺の力を思い知ったか。俺とまともに勝負して勝てると思っていたのか? ルチャでは俺の方が上だってことがわかっただろ? 何度やっても同じことだ。お前はいつまでたっても、俺に追いつくことはできないんだ。このままボラドールが一気に勝ち進む」
【デスペラードの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、頭を押さえて座り込む)痛え、頭が痛え。クソッ。ああ、あいつのルチャ・リブレがこんなにキツイとはな……。ルチャ・リブレで対抗しようと思った俺がバカだったな。最終的には鈴木軍らしくって(考えていたのに)よ。最後の最後まで、あいつ目の前にして(鈴木軍らしさ出せなかった)……。ああ、チキショー。ガラにもねえな。ルチャなんかやろうとして。次は、次は、俺が勝つ。そして『SUPER Jr.』、相手はあと3人か……。今の星取りだったら、俺、1個でも勝ちゃいいんだろ? あ? 最後(決勝戦)までいかせてもらう」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○BUSHI(9分25秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×田口隆祐
※MX【BUSHIの話】「スリーカウント入ったぞ。オイ、田口、俺用になにか秘策を練ってたらしいな? でも、結果はご覧の通り。残念だったな。まずはこれで、公式戦1勝。あとの試合がどうなるかわからない。でも、今を楽しむしかない。それしかないよ。ただ、這い上がってやる。En Srio、マ・ジ・で」
【田口の話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、尻を押さえてフロアに横になる)オオ、ケツが痛い……。どこにいるんだ、“イツキ”は? “イツキ”はどこだ? “イツキ”の、“イツキ”の出番がないから負けてしまって……。“イツキ”の出演はなかった。“イツキ”のことばっかり考えてた。頭が、“イツキ”のことでいっぱいでした。クソッ……。“イツキ”め……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=2点]○ACH(14分44秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×KUSHIDA
※ミッドナイトドライバー【ACHの話】「(※左ヒジを氷のうで冷やしながら)今、とても興奮してるよ。やっと勝てた。どれだけこの2勝目が難しかったか。勝利の瞬間を味わいたかったけど、なかなか簡単には勝てないね。このトーナメント(『BEST OF THE SUPER Jr.』)にはそれだけの選手が揃ってるっていうことなんだ。その中の1人に自分がいることはうれしいけど、このBブロックは特にね。いやAブロックも同じだよ。でも今日は、特に元IWGPジュニアヘビー級チャンピオンのkUSHIDAに勝ったんだから、同じ1勝、同じ得点2だけど、特別な思いさ。このまま勢いに乗って、残りの試合も勝ち進んでいきたいね」
【KUSHIDAの話】「ああ、痛い、痛すぎる。3敗目……。ああ、ああ、クソッ。この先、道は続いてるのか、(続いて)ないのか……。後楽園で(BUSHIに勝って)いい風が吹かせられたと思ったんだけどな……」
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月25日まだだ
今日の結果はたまたまだ
お前の知らないものが俺の中にはまだまだあるんだ
お前とのシングルはまだ今日のこの一回しかやってねえ
次だ
次こそ必ず仕留める
お前を潰すのはこの俺だ
誰よりもお前を知っているこの俺だ
次も今日みたいなルチャが出来ると思うな
— El Desperado (@0_desperado) 2017年5月25日 -
リーが実質上単独トップもライガーは4連敗で脱落、BEST OF THE SUPER Jr.24栃木大会公式戦結果
5月23日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」栃木・栃木市総合運動公園体育館 641人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○マーティ・スカル(8分51秒 クロスチキンウィング)[1勝3敗=2点]×TAKAみちのく【スカルの話】「フハハハ。Oh、昨夜(※前回の公式戦の意)、伝説の男、であるジューシン・サンダー・ライガーを倒した。そして今夜、またもや伝説の男であるTAKAミチノクを倒した。これで俺が“レジェンド・キラー”と呼ばれないで何と呼ばれるんだ? ハハハハ。まあ、見ての通りだ。ニュージャパンのファンたちよ、俺以外の誰がこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝するんだ? これで3勝1敗。また得点を伸ばして、このブロックのトップに立った。誰がこの俺を倒すことができるかな? 俺を倒せるのは、ケニー・オメガかヤングバックス、そうでなければ、ほかのBULLET CLUBのメンバーぐらいさ。俺にとってBULLET CLUBは人生そのものになったんだ。俺はこのBULLET CLUBで、悪党として生きていく」
【TAKAの話】「(※右手を押さえながら)オイ、反則じゃねえないのか? 指2本持ってよ、ボキッていったよ。あんなのが許されんの? 許されんならいいよ。言ったよな、俺たちはよ、チームで勝ちにいってんだよ。タイチ、あいつの指(攻撃)だけ気をつけたらいいよ。あんな、どこの馬の骨かわかんないようなヤツによ。TAKAを切らして、鈴木軍が刈るだ!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○ウィル・オスプレイ(10分10秒 片エビ固め)[4敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※オスカッター
【オスプレイの話】「この『(BEST OF THE)SUPER Jr.』がここまで成功したのはライガーがいたからってことは、よく理解してる。それを受け継ぐためにも、 僕はあきらめるわけにはいかないんだ。ウィル・ オスプレイとライガーが『SUPER Jr.』という舞台で闘うのはこれが最後だ。 彼が最後だって言ってるんだからね。いろんな思いがあるよ。(※ このあたりから感傷的な表情になる) 伝説にまでなったライガーだけど、彼こそがオリジナルで、 誰もそれを受け継ぐことはできない。僕は小さい時から、 彼の試合を(ビデオで)見てきた。今も僕の頭の中では、 ライガーの(入場テーマ)曲が流れているよ。 何度も何度も繰り返してね。ライガーは僕の一番ヒーローだ。 それはそんなに時間がたっても変わらない。だけど、僕がこの『 SUPER Jr.』に出たことで、ヒーローからライバルに変わった。 そしてこうやって勝てたことは、とてもうれしい。去年、 勝った時とはまた違った気持ちになってるね。 僕はライガーにはなれないけど、 ライガーが築いてきたジュニアヘビー級というもの、 ライガーの思いを受け継いでいきたい。今日の勝利で、 そういう気持ちがより一層強くなった。アリガトゴザイマス」 【ライガーの話】「みんな強いな、ハハハ(苦笑)。ま、
Aブロックだけじゃなくて、A・B合わして、 世界のトップが揃ってるよ。すげえ。オスプレイもそうだし、 リコシェやドラゴン・リーもそうだし、 みんな若い力が伸びてきてる。うれしい半面ね、 そういうヤツらに勝てなくなってる自分の力、衰え、 ひしひしと感じてる。だから、ずるいようだけど、 こういう総当たりのリーグ戦は、今年でやっぱり終わりだ。 一発勝負なら、また話は違うよ。タイトルマッチとかね。 やっぱりこの2週間のトーナメントは、勝ち抜いてく、 闘うだけじゃない、勝って試合をこなしていくっていうのは、 やっぱり若い力だなあ……素直に認めるよ。連敗続いてるしな。 ま、決勝いくいかないは別にして、俺はこの(『SUPER) Jr.』で最後にしてるんだ。きっちりと最後まで走り抜く。 それが今の俺の役目だし。みんな、オスプレイもそう、 あのTAKAみちのくもそう、試合が終わった後、 労いの言葉かなんかわからないけど頭を下げて。ま、 俺はそれに甘えるつもりはないし、 ライガーはとんがってこそライガー。だから、何度も言うけども、 このリーグ戦が終わって、成績がどうであれ、 タイトルマッチにはそうしたい(挑戦したい)と言い続けます。 一発勝負のベテランと強さ、怖さ、今度はそれを見せつけてやる。 そういうつもりです。ありがとうございました」 ※
ライガーがコメントしている様子を少し離れたところから見ていた オスプレイ。 ライガーは控室に戻る前にオスプレイの元足を運んで、「ヘイ、 オスプレイ、すげえよ」と言って握手を交わす。 そしてそのまま手を引っ張って、コメントスペースに戻ってくる。
ライガー「今、闘った相手だけど、彼はすごい。オスプレイ、リコシェ、ドラゴン・リー……こういった選手が、 これからのジュニアを引っ張るだろうし、 また引っ張ってもらわないと困るし。まあ、 俺はあくまでもそれを妨害するから。そう簡単には道を譲らねえ。 でも、こいつらは素晴らしい」
オスプレイ「(※横でライガーの言葉を聞いていたが、苦笑しながら)ワカリマセン」
ライガー「(※拍手しながら)だれか通訳してあげて。プリーズ・スピーク・イングリッシュ、頼むよ。サンキュー」
オスプレイ「サンキュー、ライガーサン。だいたいの雰囲気はわかるけど、 なにを言ったのか理解できなかった。ワカリマセン。でも、 ライガーは今でも僕のヒーローさ。(※ ライガーの言葉を通訳して伝えると、 目に涙をためているような表情で)Oh、サンキュー」 ▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○高橋ヒロム(14分13秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×タイチ
※TIME BOMB【タイチの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込んで)ハア、あいつは、俺の知ってる感じの高橋広夢じゃなかったな。IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、カタカナの高橋ヒロムか……。そうか。時は流れるもんだな。一つだけテメエに言っといてやる。一つだけ言っといてやる。デカくなったな、小僧。フハハハハ」
TAKA「まあ、タイチがよ、やられたとこ見てよ、穴が見えたよ。タイチを切らしてTAKAが勝つ……」【ヒロムの話】「(※コメントスペースにたどり着くなりフロアにあぐらをかく)ヒィーハハハハハ、ハハハハハ、ハハハハハ、ヒィーハハハハハ。笑いをこらえるのに必死だったよ。なに? なに、洗脳? 洗脳? 面白かった。なに? 自分は他人(ひと)のこと洗脳するということが、できるとでも思ってたの? いやあ、面白かった。どうしようかと思ったよ、最初。ヤングライオンのパンツとか、何日か前にやられた時、そうしようかと思ったよ、でもなんか、これに乗っかったら、この試合、楽に、楽にご馳走様だと思ったから、つい、乗っかっちゃったよ。いやあ、洗脳って……タイチさん、最高。面白すぎるよ。いやあ、このジュニアの日程、すげえキツイけどさ、楽できたよ。あの人のおかげでさ、笑えたよ。笑えた。でも、あんたさ、まじめにやったら、あんなに強いんじゃねえかよ。まあ、知ってるよ、昔から知ってたよ。あんたマジメにやったらすげえ強えっていうのは、知ってたよ。知ってたからこそ、この洗脳に乗っかったら楽だと思ったよ。でもまさか、ああいう手で来るとはね。俺もそこは読めなかったよ(※とコメントしながら、フロアに寝転ぶ)」
※ここでTAKAが入って来て……
TAKA「大きくなったね、ヒロム君。(※攻略本スケッチブックを拾い上げて)なんですか、これは? 俺も出てんのかな? (※TAKAのページを広げて、『苦手な技』の項目に目を通して)キャッチ・ザ・ドリーム? 夢つかんだ……ハハハハ」
ヒロム「(※TAKAが投げ捨てた攻略本スケッチブックを手にして)あなたの名前、TAKAみちのくさんで間違いないですよね? それだったら、あなたの苦手な技、キャッチ・ザ・ドリームって書いてあるじゃないですか。あなた忘れたんですか? 忘れたんだったら、もう1度、味合わせてあげますよ」
TAKA「面白えな」
ヒロム「楽しみにしててくださいよ。まあ、そう焦らないで。そう焦らないでください」
TAKA「チャンピオン、楽しみにしてるぞ。俺はタイチみたいにいかないからな」
ヒロム「あなた、TAKAみちのく、覚えさせていただきました。わざわざお越しくださって、ありがとうございました。ま、そんな具合に、次から次へと強敵が出てくるこの『SUPER Jr.』、恐ろしいリーグ戦だ。でも、快感でしかねえ。ああ、一つ言い忘れたけど、タイチさん、『週刊プロレス』の俺のインタビュー、呼んでくれてなかったんですね。そこにヒントが書いてありましたよ。高橋広夢は、もともと演じたものです。ヤングライオンは、俺が演じていた過去です。もともと高橋ヒロムは俺自身しか存在しません。またやりましょ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○ドラゴン・リー(13分7秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×リコシェ
※パタラス・エネル・ペチョ【リーの話】「このシリーズ、すべてが厳しい試合だ。今日はなんとか勝てた。これからも1試合1試合落とせない。1日1日、戦況は変わってくる。だけどドラゴン・リーが優勝する。目標はいたって簡単さ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』に優勝することだからね。メキシカンの誇りを持って、優勝する。ハポンで大きな勲章を手にすることが自分の目標でもあるんだ。大好きなこのハポンでね。ハポンのみんな、アイ・ラブ・ユー。メヒコが一番であることを証明するよ」
リコシェ「(自分に言いきかせるように)2勝2敗か……2勝2敗……。(勝率)50%だな。それ以上でも以下でもない。まあ、よしとするか。ヒロムに勝った時はチャンスが大きく広がったと思ったんだけどな……。でも俺にとって、これで可能性がなくなったわけじゃないし、目標が変わったわけじゃない。俺で終わりじゃないんだ。残りはマーティ(スカル)、TAKA、そしてライガーか……。マーティは現在3勝1敗。TAKAはどういう状況か知らない。ライガーとは最後の一騎打ちになるのかな……。とにかくこの3試合、全部勝たないと。今夜のことはもう終わった。目標に向かって進むしかない。ここで止まってるわけにはいかないんだ。『BEST OF THE SUPER Jr.』を勝ち抜かないとね……」
52 years old and is still putting in a shift. He gave me the biggest compliment today saying… https://t.co/CHdeGKyAaV
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月23日タケシ!
珍しく飲みに誘ってくれて
どうした!
優しいな!
ご馳走さん
痛いとこちゃんと治せよ pic.twitter.com/pRkMlb7Wuf
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月23日今日は
久しぶりに深く飲んだな
あれ
なんでこんな飲んでるんだ
あぁ
そうか…
そうだな
でかくなったなぁ小僧…
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月23日
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月23日 -
KUSHIDAが起死回生の新技披露で公式初勝利!デスペラードが頭脳プレーで田口を降しBブロック単独トップ!
5月22日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1250人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○川人拓来 岡倫之(6分57秒 逆エビ固め)北村克哉 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
○タイチ TAKAみちのく(8分2秒 体固め)ウィル・オスプレイ ×邪道
※天翔十字鳳◇第3試合◇
▼30分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 マーティ・スカル(8分55秒 片エビ固め)×レイモンド・ロウ ハンソン デビット・フィンレー リコシェ
※ガンスタン◇第4試合◇
▼30分1本
小島聡 ○ジュース・ロビンソン 獣神サンダー・ライガー ドラゴン・リー(10分35秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA ×EVIL 高橋ヒロム
※パルプフリクション【ヒロムの話】
ヒロム「真夜中すぎの~、時計の針は無言の~、愛を引きさく~♪ 終わりを告げる~、鐘の~……」※ここでタイチが姿を現す
タイチ「オウオウオウ、ずいぶんご機嫌だな。どうした?」ヒロム「まあまあ、タイチさん、待っててくださいよ。明日じゃないですか、そうアセらないように。あなたを狂わしたいんです。そう、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす! 狂わす!! 狂わす!!!!(と連呼)」
タイチ「まあ、落ち着けよ。オイ、落ち着け、コレを見て落ち着け(と、黒いショートタイツを取り出す)。な~んだ、コレ? わかるか、コレ? 見覚えあるか?」
ヒロム「(声を震わせながら)狂わす、いや狂わす、いや狂わす、いや狂わす……」
タイチ「(動揺するヒロムを見て)オイオイ、大丈夫か?(笑)。落ち着け、落ち着け、落ち着け(と、言いながら詰め寄る」)
ヒロム「触るな-!! 狂わす! ハアハアハア(息づかいが荒くなる)」
タイチ「オレの目をよく見ろ。オレの目を見ろ。落ち着いて、オレの話を聞け」
ヒロム「ヤダ、ヤダ、ヤダ……。出るな、“広夢”……、出るな、“広夢”!」
タイチ「いいか? オマエはチャンピオンでも何でもない! コレは幻だ! 全部幻だ! オマエが自分でチャンピオンと思い込んでるから、負けたときのダメージが大きいんだ」
ヒロム「ヤダ、やめろー!」
タイチ「でも、コレを履いたヤングライオンだったらどうだ?」
ヒロム「やめろ、やめろー!」
タイチ「ヤングライオンがリーグ戦に出て負けたとしても誰も何も言わない。楽だぞ?」
ヒロム「やめろ! “広夢”、出るなー!」
タイチ「あのときの、漢字の高橋広夢に戻って……」
ヒロム「ヤダー! うるさい……」
タイチ「明日はコレを履いてオレの前に立て。漢字の高橋広夢に戻って……」
ヒロム「ヤメロー!!」
タイチ「さあ、履け! コレを履いて、明日、オレの前に立て」
ヒロム「うるさい! 狂わす! 狂わせる!」
タイチ「履け! 履け!(と言いながら頭にショートタイツを被せる)」
ヒロム「ウワーーー!!!!(と叫びながら走り去る)」
タイチ「それでいいんだ、それでいい(笑)。ハッハッハッ! アイツはもう終わりだ。(胸を指して)ココから崩すプロレス。これもプロレスだ。明日は漢字の高橋広夢vsタイチだ。楽しみにしとけ!」
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○金丸義信(9分41秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ポラドール・ジュニア
※ディープインパクト【ボラドールの話】「(※インタビュースペースに着くなり座り込む)…とても厳しい展開だった。負けてしまって、とても悔しい。カネマル、お前は助けがないと勝てないだろう! もう一度アイツとやりたい。ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、あとは勝つのみだ」
【金丸、TAKAの話】
金丸「まあ、当然の結果だろ? このチームワーク。正々堂々、2対1でやってやったからな。オレが優勝したら、TAKAにもコレ(指で輪っかを作る)がいくぞ」TAKA「ハッハッハッ、あやかりたいね」
金丸「1対1だと勘違いしてるヤツがいるけど、2対1、3対1、4対1になるかもしれねえからな。よく覚えとけよ」
TAKA「チーム力の違いを見せてやるよ」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○タイガーマスク(11分40秒 飛びつき十字固め)[1勝2敗=2点]×ACH【タイガーの話】「(※インタビュースペースに着くと肩を押さえてうずくまる)すごいね、ACH。やはり、黒人特有のあのバネの強さはすごいよ! ホントすごい! あの体であんだけピョンピョン飛ぶんだから! なおかつ、的確に場所を攻めてくるしね。素晴らしいっすね。いやぁ、16年連続で出てたとしてもね、毎年毎年、ホント驚異の選手ばっかり出てくるね〜! ホント驚くわ! あのトペ3連発なんて普通、考えるかなあ? 俺も2連発はやったことあったけど。すげぇわ! アイツはすげぇ!面白かったね、でもね! 彼とはまだまだ戦っていきたいなと思うし、逆に組んでもいきたいなと思いますね。やっと2勝! なんか厳しいね、今回のスーパージュニアは! なんだろう? 厳しい! 1勝取るのがこんなに厳しいとは思わなかった! だけど、2勝取ったのは事実です。今度は小松で、金丸、きっちりスリー取らせてもらいます。ありがとうございました!」
【ACHの話】
ACH「今日はオレにとって経験の一つだ。それだけは言わせてほしい。(海野に向かって)オレは疲れたから、代わりにアレをやってくれないか?」海野「スーパー!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○エル・デスペラード(12分38秒 体固め)[2勝1敗=4点]×田口隆祐
※ピンチェ・ロコ【田口監督の談話】「(※若手に肩を借りて現れ、インタビュースペースに横たわる)こんなことって…ないでしょう…。ムいてないって。俺はムいてないって! 仮の話、仮の話ですよ、俺がムいてたとしても、レフェリーは見てないわけでしょう。見てないのに、なんでこっちを止めてくるのか、分からないよ! 最後だってなんでそんな大事な急所蹴りを見てないんだ! おかしいよ! 仮の話が多すぎるよ。仮の話、仮に見てたとしたらどうするんですか? 仮の話。レフェリーが、マスクを渡されただけなのに、なんで止めるんですか? 一発決めたら終わりだった。あと一発決めてたら終わりだったのに、止めるから。クソ! 仮の話が多すぎる、仮の話が。マジックお預けか! マジック点灯するかと思ったのに! クソ!」
【デスペラード、TAKAの話】
デスペラード「オエッ!(と腹を押さえてイスに寝転がる)」TAKA「大丈夫か?」
デスペラード「大丈夫だ。見たか、コノヤロー? この姿見てみろ、コノヤロー。寝てても勝てんだ、テメーには! 誰だ、最後にカウント三つ聞いたのは? オイ! オエッ!(と、えづく)。ああ、しんどい」
TAKA「言ったよな? オレたちはチーム力で戦ってんだよ。個人リーグ戦じゃねえぞ、オレたちにとって。チーム力の勝利だ。やったな、ホセ」
デスペラード「鈴木軍だ!」
TAKA「これがオレたちのやり方だよ。レフェリーが三つ叩いただろ? オイ、デスペの勝利だよ」
デスペラード「ていうことだよ。バカども、わかったか、コノヤロー? オイ、BUSHI! これがマスクの使いかただ」
TAKA「ハッハッハッ!(と高笑い)」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○KUSHIDA(15分51秒 エビ固め)[3敗=0点]×BUSHI
※バックトゥザフューチャー(試合終了後)
KUSHIDA「(※『KUSHIDA』コール)『BEST OF THE SUPER Jr.』、ご来場ありがとうございます!(※大拍手) 1勝2敗、まだまだ厳しいですけども、最後まで諦めずに、優勝を目指したいと思います!(※大拍手&『KUSHIDA』コール) (東京開催の)開幕戦と決勝がある上で、今日、後楽園ホール、中日を選んでくれた皆様、かなりマニアックだと思います(※場内笑&大拍手)。しかし! 何よりも『BEST OF THE SUPER Jr.』が大好きな気持ちが、ホントに心からうれしいいです(※大拍手)。ありがとうございます。ありがとう! 初日、2日目、共に後楽園ホール大会、外国人選手に締められてしまいましたので、日本人らしく! ここは、日本人的な締めでやらせていただいてもよろしいでしょうか?(※大拍手)。ありがとうございます。なにぶん不慣れなモンで、すみません。ありがとうございます。“いよぉ~”で“ポン”で(※場内笑&大拍手)。古典的なものですみません。一本締めで行きたいと思います!(※大歓声&大拍手)。それでは『BEST OF THE SUPER Jr.』、大会の成功と、(※小声で)内緒でちゃっかりKUSHIDAの優勝を祈願しまして! いよぉ~~!!(※観客と一斉に柏手) ありがとうございました!(※大拍手の中、四方の客席に向かって一礼)」【KUSHIDAの話】「何の因果か、このタイミングでBUSHIと、負けられない状態で戦うと。切っても切れないのか、分かりませんけど。今日は勝ちましたけど、どっちかが音を上げるまで、ネバーエンディングストーリーですね、これは。Aブロック、2つのメインが後楽園初日と2日目、ものすげぇ試合見せられて、プレッシャーがありましたね、今日は。あー、厳しかった! なんか今年に入って、勝敗もそうなんですけど、厳しい戦いが続いてて、肉体と精神の乖離、それをすごい感じてて。海外の空気を吸えば、調子いいなと確信して臨んだスーパージュニアですけど、デスペラード、タイガー…組みにくし。普段やったことのないだけに難敵。Bブロック勝ち抜けるのは、これはマジで難しいですね。でもなんか、吹っ切れました。吹っ切れた! このまま行きます。土俵際いっぱい、崖っぷちから。もともと安定した場所でプロレスラーとして生を受けたわけじゃないから。不安定な場所こそ、KUSHIDAの本領発揮でしょう。まあとはいえまだ、1勝2敗。明日はACH。次が金丸義信か。これまた……。次(後楽園に)帰ってくるときが田口隆祐ですね。将棋の王座戦のようなワクワク感。AブロックよりBブロックの方が、より僕好みの職人気質なレスラーが揃ってますんで、吹っ切れた! 以上、笑って道を歩いていきます!」
今回の後楽園大会ではBブロック公式戦が行われ、メインでは2敗同士のKUSHIDAとBUSHIが対戦。試合開始と同時にBUSHIが手を差し伸べるとKUSHIDAは拒否、だがBUSHIは海野レフェリーとKUSHIDAを交錯させてからのドロップキックで奇襲をかけ、ハンドスプリング狙いも顔面への低空ドロップキックで阻止したBUSHIはKUSHIDAを場外へ追いやり、イスに座らせようとするが、KUSHIDAがカニバサミでBUSHIをイスに直撃させ、TシャツでBUSHIの頭を覆ってからランニングドロップキックを放つも、リングに戻ってからはBUSHIがTシャツでのチョーク攻撃で逆襲し、再度場外戦でKUSHIDAをイスに座らせてドロップキックでお返しする。
BUSHIはトップロープにKUSHIDAを固定してミサイルキック、ネックブリーカー、STFと首攻めを展開するが、ショルダースルー狙いはKUSHIDAがキックで阻止すると、コーナーへのシェルショックを決め、BUSHIがコーナーもハンドスプリングで場外に追いやったKUSHIDAはトペコンヒーロを発射する。
リングに戻ったKUSHIDAはアームロックから腕十字、ジャンピングDDTと畳みかけると、新技を狙うが、BUSHIが阻止しKUSHIDAのハンドスプリングエルボーもバッククラッカーで迎撃し、場外に逃れたKUSHIDAをトペで追撃する。
BUSHIはリングに戻ろうとするKUSHIDAをコードブレーカーで強襲するとMXを狙うが、かわしたKUSHIDAはホバーボードロックを狙うも、BUSHIが逆さ押さえ込みで切り返してからスピンキック、KUSHIDAもオーバーヘッドキックで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボー、張り手合戦となり、KUSHIDAのマサヒロタナカも張り手で迎撃したBUSHIはカナディアンデストロイで突き刺し、MXを決め勝負あったかに見えたが、KUSHIDAはカウント2でキックアウトする。
まさかの態度を見せたBUSHIはもう1回MXを狙うも、KUSHIDAが掟破りのコードブレーカーで迎撃してからホバーボードロックで捕獲、BUSHIが回転して逃れようとするとKUSHIDAはすかさずジャンピング式フィッシャーマンズバスターからエビ固めで丸め込む新技バックトゥザフーチャーを決め3カウントを奪い、公式戦初勝利を収めた。
4月の両国でのヒロムとの再戦ではまさかの秒殺負けを喫しどん底に落とされ、失意の海外遠征後もロスインゴに狙い撃ちにされ、ROH遠征でROHTV王座を奪取したものの、公式戦で2連敗とどん底続きだったが、焦りばかりが試合にも現れてしまっていたが、因縁の相手であるBUSHIからの勝利で起死回生のきっかけを掴んだようだ。セミの田口vsデスペラードの2連勝対決は、デスペラードが田口にTシャツを投げ渡してからスピアーで奇襲をかけるも、いなした田口はTシャツを手に闘牛士のように構える。これに怒ったデスペラードはスピアーからマウントナックル、田口はデスペラード一人にロープワークからアームドラック、デスペラードも応戦するが付き合わない。
田口は腿パットから三角飛びヒップアタックも、アトミックドロップで迎撃したデスペラードは場外戦に持ち込み、倒れる田口にイス盛りを作ってからイスで殴打、リングに戻ってからTAKAがコーナーに設置したイスに叩きつけ、隠し持っていたボールペンでカンチョー攻撃を敢行する。
デスペラードは見えない角度からのエルボースマッシュから変形アンクルホールド、レッグドロップから羽折り固め、インディアンデスロック。ロープに足を固定してからのドロップキックと足攻めを展開するが、田口はショルダースルーでデスペラードをエプロンへ追いやるとヒップアタックを発射、場外に落ちたデスペラードに久しぶりの三角飛びプランチャ、ノータッチトペコン、リングに戻ってからミサイルヒップを炸裂させる。
田口はブルーサンダーからどどんを狙うが。回転エビ固めで切り返したデスペラードがマフラーホールドで捕獲、更に変形膝固めで捕獲するが、田口はアンクルホールドで切り返す。
田口はリバースパワースラムからギタり、ケツイエ、どどんズスロウン!カウント2!どどん、デスペラードが回転エビも田口がオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
ところがデスペラードが海野レフェリーを殴ると突如マスクを脱いで田口に投げ渡し、起き上がった海野レフェリーは田口がマスクを剥がしたとしてチェックすると、この隙を突いたデスペラードが急所蹴りから、ピンチェ・ロコで3カウントを奪い、公式戦3連勝となる。タイガーvsACHは場外のタイガーにスライディングで降りたACHにタイガーがソバットを浴びせ、リングに戻ってから風車式バックブリーカーを決めてから腰攻めを展開する。
劣勢のACHは場外のタイガーにプランチャからトペの三連打ことミッション・オブ・ポシブルで流れを変え、ロープ越しのスタナーからヒーローズグリップ狙いは腰を抑えて投げられず、コーナーからの攻撃も雪崩式アームホイップで投げられ腰に大ダメージを負ってしまう。
タイガーはタイガードライバー、腰へのキックで勝負に出るが、ACHが追尾からラリアットもミッドナイトドライバー狙いは腰の痛みで決められず、タイガーが逆さ押さえ込みからの回転十字固めで3カウントを奪い完勝も、試合後にタイガーが肩を抑えてうずくまり、リングドクターから応急処置を受けてしまう。金丸vsボラドールはボラドールがスピードで翻弄も、場外戦で金丸がは鉄柱攻撃。通路でボラドールを痛めつけた後でエプロンにボラドールの首を設置して横からのドロップキック、リングに戻ってから逆エビ固め、再度場外戦でDDTと頚椎を中心に攻めて主導権を握る。
劣勢のボラドールはティヘラで反撃し、場外の金丸にノータッチトペコン、TAKAを牽制しつつ金丸をリングに戻してフライングボディーアタックを放ち、アンクルホールド狙いは金丸がロープに逃れ、串刺しラリアットからムーンサルトプレスは自爆すると、ポラドールはラ・マヒストラル、ムーンサルトプレスは着地しトラースキック、バッククラッカーと畳みかけてカバーもレフェリーのカウントを金丸が手を掴むマッドハンドで阻止する。
金丸はポラドールをレフェリーと交錯寸前にしてから延髄斬り、ブリティッシュフォールからTAKAが手渡したボトルで一撃し、最後はディープインパクトで3カウント、ボトル攻撃抜きにしても完勝を収めた。これで公式戦もA、Bブロックとも前半戦を終えたがBブロックはデスペラードが単独トップで1敗で田口、タイガー、金丸が追いかける展開となった。デスペラードが単独トップとは意外な展開だが、まだまだ前半戦を終えたばかりでありKUSHIDAら2敗グループは巻き返しのチャンスはある。
Aブロックは1敗でリコシェ、タイチ、リー、スカル、オスプレイがトップと混戦となった。
明日の栃木大会ではAブロック公式戦でヒロムvsタイチが組まれているが、バックステージで答えているヒロムにタイチが挑発した。ヒロムを高橋広夢として見下すタイチはヒロムを降すことでIWGPジュニアヘビー級王座挑戦につなぐつもりのようだ。
そこペンケースじゃねぇし! https://t.co/LcPHQkEHm8
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年5月22日今日で…
二つ目…
ちゃりーん
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年5月22日久しぶりに見ることができて、幸せでした
監督っていっぱい叫びました
大好きな空中殺法がたくさん見れてテンション上がってます❗❗
このテンションのまま、今からもうひとつお仕事いってきます✨
豆腐プロレスクランクアップぶりに、
ミラノさんにも会えましたよ#タグチジャパン pic.twitter.com/2OAJvEBLrY
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年5月22日超忙しそうですけど、その合間を縫ってプロレスに…(T-T)
しかも立ち話でプロレス話30分とか…(T-T)
プロレス好きになってくれて改めてありがとう(T-T)
時間ある時はとにかく寝て休んでくださいね!!!( ̄^ ̄) https://t.co/ClcrjB8ngs
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年5月22日 -
リコシェに敗れたヒロムをタイチが罵る!BEST OF THE SUPER Jr.24静岡大会公式戦結果
5月21日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」静岡・キラメッセぬまづ 1470人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ウィル・オスプレイ(8分46秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×TAKAみちのく
※オスカッター【オスプレイの話】「今日の試合の相手、TAKAミチノクは特別な存在だった。クルーザー級のタイトルマッチと同じだけの意味合いがあった。わかるだろ? だから、この1勝は特別な意味がある。TAKA、タイチとは、スズキグンとCHAOSの闘いでもある。まずはTAKAをやっつけた。次はタイチだ。この2人に勝ったうえで『BEST OF THE SUPER Jr.』に優勝し、さらにベルトを腰に巻いて、俺がジュニアヘビー級でナンバーワンであることを証明する。そのためにも、『SUPER Jr. 24』で連覇することは絶対条件なのさ」
【TAKAの話】「なんだ、あいつはよ。どっから飛んでくるか、わかんねえな。なんなんだよ、あれ? 最近、多いな。ああいうヤツら、多いな。あいつは宇宙人か? 宇宙人に負けてらんねえな。オイ、これでよ、これでよ、終わったと思うなよ。地球人の底力見せてやるよ。俺たちはよ、リーグ戦? 個々のリーグだろうがなんだろうが、チームワークで(優勝を)獲りにいくからよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○マーティ・スカル(12分16秒 クロスフェースチキンウイング)[3敗=0点]×獣神サンダー・ライガー【スカルの話】「Oh、Oh、Oh……。思い通りにいったぜ。ジューシン・サンダー・ライガーはレジェンドだ。彼はとっては21度目の『BEST OF THE SUPER Jr.』。だけど俺は今回が初めて。彼と比べると、俺はまだティーンエイジャーにすぎない。俺にとって、彼はヒーローだった。そんなマイ・ヒーローと闘えるだけでもうれしいのに、こうやって勝ったんだ。これ以上のことはない。俺がここまで成長したことを証明できたんだ。ケニー・オメガ、ヤングバックス、彼らがこの俺をBULLET CLUBに迎え入れてくれたことに感謝する。俺がBULLET CLUBを代表して、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝する。“The Villain”マーティ・スカルこそが、最高のレスラーが集まるこの『SUPER Jr.』の中でもより優れていることをわからせてやる」
【ライガーの話】「彼はアメリカで見てるから、わかってるつもりだったんだよ。なぜならあそこまで執拗に(来ることはなかったし)、サブミッションうまいとは思わないし。最後のチキンウイングは逃げれないし……。この先のこと考えたらね、ここで無理して肩壊すか、3敗するけどもあと勝てるか、一瞬、考えた。まだ後があるんで、あると信じて。自分が信じないで、どうやってファンが信じるんだ? とことん信じて、自分を信じて、突き進む。ファンの毎回の声援が俺のエネルギーになってるし、あと、オスプレイや、ドラゴン・リーや、いろんな選手(との公式戦)が残ってる。全勝でいかないと。でないと、今日のタップ、ギブアップが無駄になる……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○タイチ(9分4秒 エビ固め)[2勝1敗=4点]×ドラゴン・リー
※タイチ式ラストライド【タイチの話】「なんだ? 調子に乗ってるから、そういうことになるんだ。メキシコ人だったら、俺のこと知ってんだろ? 俺を避けて通れると思ったか? 俺があっち(メキシコに)行ってる時はよ、デビューもしてねえ、タダのクソガキだったテメエがよ、俺にかなうわけねえんだよ。こうやって1人ひとり、調子乗ってるヤツ、潰すだけだ。次は誰だっけ? 次は誰だ? (※報道陣に向かって)テメエ、ちゃんと調べとけ、コラ! ああ、いよいよあいつか。あとでいってやるよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○リコシェ(12分15秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×高橋ヒロム
※キングスタンディング【リコシェの話】「よし、見た通りだ。ヒロムはハイレベルなファイターだ。だけど、ジュニアヘビー級を支配したと思ってるのかもしれないが、そうじゃないことを見せつけてやった。ジュニアヘビー級を引っ張っていくのは彼じゃない。この俺、“キング”リコシェが、ジュニアヘビー級を引っ張っていくんだ。ヒロムにはこの前、負けたけど、2度続けて俺に勝つことはできないんだ。オスプレイやKUSHIDA、ブシ、ほかにもいろんな選手がいるけど、俺の前を歩くことなんてできないんだ。誰でもいい、この俺を止めてみろ。逆に、俺がお前らを止めてやる。まあ、とにかくこの前の借りは返した。俺でまた、得点を加えた。このままこのトーナメント(リーグ戦)を勝ち抜いてやる。一戦ずつ、得点をを伸ばしていくからな。しっかりと、その事実を見届けるんだな。俺はこのまま突き進んでいく。すべてはキングにひれ伏までだ」
【ヒロムの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、フロアに仰向けに倒れ込み)情けねえ、情けねえ、情けねえ、情けない、情けない、情けない……」
※ここでタイチがインタビュースペースに登場。
タイチ「あれ? お前、また負けたの? また負けたの、お前? そうだ、お前は弱いんだ。お前はチャンピオンでもなんでもないんだ。俺にピーピー泣かされてた、タダの小僧だ。ドンくせえ小僧だ。そうだ、お前はチャンピオンでもなんでもないんだ」ヒロム「(※泣き顔になり、耳をふさいで)うるさい、うるさい、うるさい……」
タイチ「お前は弱いんだ。お前はドンくせえ新弟子だ。負け惜しむんだ、ほれ、弱虫。ハッハッハ(※と言って立ち去る)」
ヒロム「ウー、ウー、広夢、出てくんな。広夢、出てくんな、広夢、やべえ、出てくんな。広夢、出てくんな、広夢、出てくんな……(※うわごとのように何度も繰り返しながら、控室に戻っていく)」
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年5月21日負ければ
弱い、ザコ、カス
勝てば
弱いくせにそんなわけない
どうちゃらこうちゃら
忙しいなお前ら
文句言うなら、お前らが言うザコの俺に負けたザコ以下のヤツに文句言えよ
俺の事あまり悪く言うと、今まで俺に負けたヤツらはそれ以下になるから、そいつらがかわいそうじゃねぇかー
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月21日Another win in the books. 4 point in BOSJ. Don't call it a comeback
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月21日 -
デスペラードがBUSHIのマスクを剥いで二連勝!BEST OF THE SUPER Jr.24三重大会公式戦結果
5月20日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」三重・さんぎんアリーナ 1063人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○金丸義信(10分26秒 体固め)[1勝1敗=2点]×ACH
※ディープインパクト【金丸の話】「まあ、当然の結果だろ。誰もがそう思ってるよ。もう負けられねえからな。なぜなら……(※右手でカネを示すアクションをして)これだよ、これ」
【ACHの話】「(※インタビュースペースに来るなり座り込んで)はあ、ダメだった。また負けてしまった。どうしたらいいか、わからないよ。急所をやられて……。先に進まなければいけないのに……。次はやり返す。見違えるようになってやる。見違えるようにな……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○タイガーマスク(10分26秒 タイガースープレックスホールド)[2敗=0点]×KUSHIDA【タイガーの話】
タイガー「ようし、1勝(目)出たね。まあ、でも、KUSHIDAの攻めは厳しいね。さすが。あいつは自分で言ってたよね、『IWGPジュニアに一番遠い』って。そんなことねえ、そんなことねえ。KUSHIDAは十分、IWGP(ジュニアのベルト)を獲れるよ。ただ、俺が今日勝った。だから、勝ったから今日は言わせてもらう。俺もまだ(IWGPジュニアのベルトを)獲れる。まあ、とはいえ、彼のポテンシャルは高いよね。1点攻めだもん。このKUSHIDAの攻めっていうのはね、若い選手が見習ってほしいね。最初から最後まで、同じ場所を攻める。やはり彼は、アメリカにも呼ばれる、世界中に呼ばれる。さすがだと思いますよ。ただ、今日1勝挙げたから。このまま波に乗りたいと思います」--相当、左腕を痛めつけられましたから、今後のリーグ戦に影響が出る恐れも考えられますけど。
タイガー「まあ、そのへんは、別にKUSHIDAとは遺恨とかはないですから、KUSHIDAにマッサージの治療費を出してもらおうかなと(笑)」【KUSHIDAの話】「(※インタビュースペースに来るなり座り込んで)厳しいな。厳しいな、目の前の現実は。厳しすぎる。はあ……2敗か? 土俵際いっぱい。あきらめたら終わりだ(※立ち上がって控室へ)」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○エル・デスペラード(9分47秒 体固め)[2敗=0点]×BUSHI
※BUSHIのマスクを剥いでから押さえ込む【デスペラードの話】
デスペラード「誰だっけ、あいつ? 名前、なんだ? 名前、なに?」--BUSHI選手です。
デスペラード「BUSHI? なんかメキシコに、そんな名前のヤツいたような……。ナウカルパンだよな、あれな? で? オフィシャレスのさ、オフィシャレスの誰かとやったんだよ。それでよ、なんかあったよな? なんだっけ? 調べといて。忘れちゃったよ」【BUSHIの話】「オイ、デスペラード、ふざけやがって。俺とお前の2年間さ、俺にはわからなったよ、さっぱり。結果は負けたよ。デスペラードに。でもな、俺はお前なんかのマスクに興味ないんだ。マスク剥ぎやがって。俺のマスク剥ぎやがって。それがお前の勝ち方かよ? お前のテーマ(曲)、聞いてるだけで腹が立つ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○田口隆祐(9分58秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]×ボラドール・ジュニア
※どどん【田口監督の談話】
田口「ほぼ、ノーダメージ。ほぼノーダメージでフィニッシュできたんで。次のデスペラード(戦)、そこに目を向けてきたいと……。その前に、小島助監督が心配なんで、ちょっと(セコンドに)行ってきます。今日は余裕で勝ちました」--完封勝ちですか?
田口「完封? そうですね。完全試合じゃないですけど、(相手を)0点に抑えましたね。いい試合でした」en serio
まじで https://t.co/61Kmpp06K0
— El Desperado (@0_desperado) 2017年5月20日リーグ戦…
1勝…
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年5月20日 -
激戦27分!オスプレイとリコシェが魅せたアート的プロレス。棚橋が負傷欠場、そして内藤はベルトを破壊!
5月18日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1488人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○川人拓来 岡倫之(6分26秒 逆エビ固め)北村克哉 海野翔太 ×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○エル・デスペラード(8分30秒 エル・エス・クレロ)ボラドール・ジュニア ×ACH◇第3試合◇
▼30分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎(6分39秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※ガンスタン◇第4試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA EVIL ○BUSHI(9分22秒 BUSHIロール)棚橋弘至 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 ×KUSHIDA【BUSHIの話】「オイKUSHIDA! 俺はなぁ、お前と同じBブロックになって、素直にうれしいよ。何でか分かるか? 去年の仙台のメイン、覚えてるか? 今年もメインで組まれてるよな、次の後楽園。同じ目に遭わせてやるよ。これだけは言っとく。KUSHIDA! 俺はお前に負けない。EN SERIO。マ・ジ・で!」
【内藤の話】「おいおい棚橋! ゴリ押しが通って無事に挑戦が決まったら、タイトルマッチまで頑張る必要がないって判断したわけでしょ? エアレターによるウケ狙いの挑戦表明といい、今シリーズ全戦欠場といい、彼の気持ちが俺には伝わってこないよ。彼のインターコンチネンタル王座戦への意気込みを感じる人、いるの? まぁ、たかが3週間ぐらい休んでれば復帰できるようなケガなんでしょう? だったらさぁ、今日会場に来て、会場のお客様に、欠場の挨拶ぐらいしろよ、カブローン! それから、また一つ新たなベルトができるんでしょう? 新日本プロレスは、一体いくつのタイトルを作れば満足するんだよ? もしかして、所属選手全員が何らかのチャンピオンになるまで、新しいベルトを作り続けるの? インターコンチネンタル王座、チャンピオンなのに何の発言権もないし、同じ理念のベルトが今回新しくできてしまったわけでしょう? もしかしたら、もうインターコンチネンタル王座って必要ないのかもしれないね。インターコンチネンタル王座の存在価値、一体何だよ? 誰か分かる人、説明してくれよ!」
※SANADA、EVILはノーコメント【小島、KUSHIDAの話と田口監督の談話】
小島「棚橋弘至! 早く帰ってこい!」KUSHIDA「言葉がないよ。なんとか早く立て直さないと」
田口「棚橋選手の抜けた穴は、ガバッと大きい穴なんですけど、今日は小島選手がいい活躍をしてくれました。勝利の流れだったんですけど、最後は上手く丸め込まれてしまって。小島選手の素晴らしい活躍を期待して、小島選手を助監督して、私が公式戦で出れない日は、助監督としてジャパンをまとめてもらいたいと思います。小島聡選手を助監督に任命します。自分自身は、一個一個しっかり闘って、勝ち上がっていきたいと思います」
――次の公式戦は、三重でボラドール・ジュニア選手ですが?
田口「ボラドール戦をしっかり闘ってね。今日闘ったBUSHIに関しては、どんたくでも毒霧でやられてしまってますんで。もう言っときますよ。毒霧は通用しないんですよ。俺は手の内を明かします。俺には、“イツキ”があるんだよ。毒霧対策のイツキ。イツキがある。毒霧で顔が緑になっても、俺の目はハッキリお前をとらえてるからな。毒霧に頼るんだったら、どんたくのように簡単にはいかないぜ。イツキだ、イツキ。イツキ対策をしてこいよ」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○タイチ(9分30秒 タイチ式外道クラッチ)[2敗=0点]×TAKAみちのく【タイチの話】「アイツとは、公式戦とかそんなんじゃねぇんだって。どんだけお互いの手を知り尽くしてやってると思ってんだよ。俺らは知り合ってから、出し尽くしてんだから、もう触れた時が最後だな。やっぱその通りになったよ。触れんのが怖かったよ、正直。だから、俺らの絆はこんだけ深いっちゅうことだよ。公式戦とは関係ねぇよ。また明日から仕切り直しだよ。明日からスタートだよ」
【TAKAの話】「さすがパレハだな! 見たか、オイ! 指一本触れたら終わったよ。ピョンピョンピョンピョン跳ねてるヤツら、こういうサイコロジープロレス、できるかお前らに? 負けた俺が言うのも何だけどよぉ、バカみたいにピョンピョンピョンピョンピョンピョン飛んだり跳ねたりしてよぉ、勝利につながってんのか? 指一本触れた途端これだ。これもプロレス、これも闘いだよ。タイチ、パレハ、ハッ! 今日は一本取られたな、クソ!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ドラゴン・リー(13分9秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×マーティ・スカル
※パタラス・エネル・ペチョ【リーの話】「ドラゴン・リーの心と魂は、リングの上にある。俺は、『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝する。このAブロック、Bブロックを見ても、自分が一番若い。経験は少ないが、昨日はヒロム・タカハシを破った。そして、今日はマーティー・スカルを倒した。Aブロックには、TAKAみちのく、獣神サンダー・ライガー、ウィル・オスプレイなど、強い選手が揃っているが、優勝するのはドラゴン・リーだ。ビバ・メヒコ」
【スカルの話】「最初に一つ言わせろ! どこがフェアなんだ? 俺はイギリスのテクニシャンなんだよ! ルチャリブレなんて知らねぇんだよ! ルチャリブレで知ってることなんて一つもねぇよ! 俺はロンドンで育って、アメリカでも闘った。アメリカでタイトルマッチもやったし、メインにも出た。日本に来て、記者会見もやったし、昨日はウィル・オスプレイにも勝った。今日はドラゴン・リーと闘ったが、この組み合わせのどこがフェアなんだよ! 俺は今日は負けたが、必ず戻ってくる! 今日の負けがこのリーグ戦で唯一の負けだ! 俺はベター・オブ・ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアなんだよ! このヴィランが優勝するんだよ! ヴィラン万歳!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○高橋ヒロム(8分5秒 体固め)[2敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※TIME BOMB(試合終了後、ヒロムはベルトをライガーに誇示し、感慨深げな表情を見せてから退場。)
ライガー「『BEST OF THE SUPER Jr.』の公式戦、後楽園の試合はこれで終わりました。昨日今日と負けてしまいましたが、このあとのトーナメント、必ず全勝して代々木に帰ってきます! みなさん、最後までこの獣神サンダー・ライガーを応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」【ヒロムの話】「ズピャピャピャーン! ズピャピャピャーン! ズピャピャスパーン、スパーンスパーン! 燃やせ燃やせ、怒りを燃やせー!(と高らかに熱唱)……燃やしてねぇじゃねぇかよ、足りねぇよライガーさん! アンタ、昔はこんなもんじゃなかったぜ! 俺の知ってる怒りの獣神サンダー・ライガーは、こんな生易しくねぇよ! 今も十分持ってるよ! 危ない! 一歩間違えたら命まで持っていかれそうなぐらい強烈なもん持ってるよ! でもよぉ、俺がやりたい怒りの獣神サンダー・ライガーは、もうこの世にいないんだ。今は、優しき獣神サンダー・ライガーだよ! 今のマイクアピール、聞いててやったよ。こっから後、全勝優勝だぁ? まあ、全勝優勝できなかった俺が言うもんじゃねぇけど、アンタ、優しいまんまだったら、このリーグ戦、耐え抜くことすらできねぇぞ! なぁ、こんなヤングボーイの俺から忠告しといてやるよ。怒れ! 怒れ! 怒ってこそアンタは怒りの獣神サンダー・ライガーだ。そう簡単には引退させねぇぞ! 今年が『SUPER Jr』最後? そんなもん関係ない! 全勝優勝する気でいるんだったら、もう一度この俺と闘え! この俺に、怒りの獣神サンダー・ライガーを出してこい! 闘え! 俺と闘え! 俺と闘え! いいか? もう一度だ! もう一度どこかで俺と1対1で闘え! それをファンは、生え抜きは、望んでんだよ! まぁさ、昨日負けた俺がこんなこと言うのもどうかと思うよ。全勝優勝して、挑戦者指名して、大阪城のメインのリングの後に足を運ぶ……こんな早く計画がズレるなんて、俺は思ってなかったよ! 一言、ドラゴン・リー! 俺とお前は続くんだな! イヤでも続かなきゃいけねぇんだ! あと5年はやりたくなかった。でもさぁ、俺とお前は運命なんだよ。ありがとう、ドラゴン・リー。お前に気付かされた、俺の弱さを。俺はもっと強くなる! そしてもっと上に行く! その時、もう一度勝負だ!」
【ライガーの話】「いま、リング上でコメントした通り、後楽園での公式戦は終わったかな、2日間。でも、まだ東京のファンの皆さんの前で、もう1試合やることができる。それは何だ? 代々木だよ。あと残り全勝でいけば、必ず活路は見える。そして、代々木のリングに立つことができる。このリーグ戦は毎年いつも一緒だよ。潰し合いだ。だから、最後まで夢を諦めない。エスペランサ! 希望だよ。レスラーが希望をなくして、夢もなくして、どんな明日があるんだ。必ず諦めない。残り突っ走ってやる。俺は、(※胸を叩き)ここで試合をしてる。派手な飛び技はできない。でも、(※胸を叩き)俺は常にここでは負けてない。コラソン、スピリッツ、負けてない。必ず代々木のリングに立ちます。応援よろしくお願いします」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ウィル・オスプレイ(27分27秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×リコシェ
※オスカッター(試合終了後)
オスプレイ「コウラクエンホール、ベイベー。リコシェ、アイ・ラブ・ユー、マン。みんな、見ただろ? 新日本プロレスワールドを見てる人も、みんなのために闘った。あの男は、最悪の敵なんだが、親友でもある。一年前、ここでやったことに対して、みんな『プロレスとは何だ?』と物議をかもした。そのプロレスとは、アートである。芸術なんだ。昨年、ボクは『SUPER Jr』初出場で初優勝しただろ。ラッキースターだった。ただ、それには理由がある。それはたくさん凄い選手と闘ってきたからだ。ここにやってきたマーティー・スカルをはじめ、タイチ、ライガー、TAKAみちのくであるとか、ホントにいろんな相手と闘ってきたからだ。俺は今年もやってやる。それはみんなが応援してくれるからだ。ニュージャパンを応援してくれるからだよ。いま、ここで約束しよう。俺が決勝に勝ち上がって、東京に戻ってくる。『SUPER Jr』で優勝してみせる」【オスプレイの話】「(※カメラに向かって手を合わせる)ありがとうございます。僕はすごく遠いところから長い旅をして、この日本にやってきました。コーディ・ローズ(現在はCody)とかROHのレスラーたち、BULLET CLUB、いろんな選手たちと闘ってきました。アメリカで誕生日を迎えて24歳にもなりました。いろいろ考えたんですが、家からは遠く離れていますが、ここが新しいホームだと実感しました。コウラクエンホールが、ボクのホームなんです。今日、ボクは最悪の敵であり、最高の親友であるリコシェと闘いました。彼とは去年も闘いましたが、肉体的にも精神的にもボクを鍛えてくれました。ここがボクのいるべき場所だということを教えてくれた相手でもあります。ボクはニュージャパンという団体が大好きなんです。ボクがどれだけこの団体を愛しているかを、みんなに見せてあげたいんです。そのためにもボクはまた『SUPER Jr』で優勝したいんです。いや、優勝するんです。(※切れた口の中を見せて)ご覧の通り、傷がたくさんできたし、試合中にはミスも犯しました。でもボクは、ボクが信じるプロレスというもののために、この体、心、そして精神を犠牲にして闘っているんです。それは、ニュージャパンを、そしてファンの皆さんを愛しているからなんです。(※日本語で)アリガトウゴザイマシタ」
Aブロック公式戦でのメインはリコシェvsオスプレイ、二人の対戦は昨年のSUPER Jr.以来だが、昨年度の対戦も二人の空中戦に世界中から反響を呼んだだけに、ファンも大きな期待を寄せた。
序盤はグラウンドの攻防と前回とは違ってじっくりとしたスタートとなるが、時間が経過すると共に二人はスピードを挙げ、エルボーや逆水平の打撃戦も互いに一歩も譲らない。リコシェはワンハンドバックブリーカー、ブラジリアンキック、変形バックブリーカー、ランニング逆水平、コウモリ吊り固めとオスプレイのスタミナを奪いにかかるが、ノーザンライトスープレックスからの連続技狙いは、オスプレイが阻止しハンドスプリングレッグラリアット、ロープ越しのハイキックからロープ越しのアトミコ、顔面への串刺し低空ドロップキックと自身の流れへと変える。
串刺しを阻止したリコシェは619からスワンダイブ式ヨーロピアンアッパーカット、その場飛びシューティングスタープレス、だがペナドリラー狙いはオスプレイがトルネードDDTで切り返し、オスカッター狙いはリコシェが突き飛ばして場外へと追いやろうとするが、オスプレイが逆に場外へ追いやるとサスケスペシャルを発射し、リングに戻ったリコシェにフェノメナール・フォアアーム、その場飛びシューティングスタープレス、カンクーントルネード、コークスクリューキックはかわされ、リコシェが変形バックブリーカーも、オスプレイは変形スタナーで返し、リコシェも背後からのキックからYAMATO直伝のギャラリアで突き刺す。
リコシェのシューティングスタープレス狙いはオスプレイが阻止してコーナーで競り合い、リコシェは場外へ追いやったつもりが、逆上がりで戻ったオスプレイはコーナー最上段からの雪崩式フランケンシュタイナー、ところがリコシェが着地して雪崩式リバースフランケンシュタイナーも、オスプレイは着地してマウスからリバースフランケンシュタイナーを決める。
リコシェは投げ放しジャーマンから両者はエルボー合戦、オスプレイの突進をかわしたリコシェはローリングラリアット、エプロンでの攻防でリコシェはエプロン上でのノーザンライトスープレックスからブレーンバターの連続技を敢行、リングに戻るとリコシェはコークスクリューキックとオスカッターの掟破り技を見せれば、ペナドリラー狙いを着地したオスプレイは掟破りのペナドリラーでやり返す。
オスプレイはリコシェをコーナーに釘付けにして、エプロンからのトラースキックを浴びせると、ウルトラウラカンラナを決めてからコークスクリューキック、オスカッターと畳みかけて3カウントを奪い、公式戦初勝利を飾るも、試合時間も27分!二人の攻防にいつの間にか時を経過することすら忘れてしまっていた。
またヒロムが使うサラマンダー、オスプレイが見せたウルトラウラカンラナにマウス、リコシェが見せたギャラリアはDRAGON GATEで使用される技、それらが新日本に持ち込まれるとはどういっていいのか・・・ヒロムvsライガーが開始と同時にライガーが掌底で強襲、場外へ逃れたヒロムにエプロンダッシュのトペコンヒーロから、通路での垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。リングに戻ったライガーは突進も、いなしたヒロムはライガーをエプロンへ追いやり、断崖式回転エビ固め狙いは堪えられるが、リング下へすり抜けてエプロンめがけてパワーボムで叩きつけ、リング下のライガーにエプロンダッシュのミサイルキックを発射する。
リングに戻るとヒロムはスピードで翻弄してから首四の字で捕らえ、マスクに手をかけると、怒りの獣神と化したライガーは逆水平から風車式バックブリーカーを決めるも、ライガーボム狙いはヒロムがウラカンラナ、垂直落下式ブレーンバスター狙いはヒロムが阻止して突進も、カウンターの掌底で迎撃したライガーは本家ライガーボム、再び垂直落下式ブレーンバスター狙うが、着地したヒロムは大☆中西ジャーマン、しかし意地で起きたライガーはラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、勝負あったかに見えたがカウント2でキックアウトされてしまう。
ライガーはランニング掌底を狙うが、かわしたヒロムがトラースキックからのTIME BOMBで3カウントを奪い逆転勝利、座り込むライガーにヒロムは勝ち誇るも、表情はいつものふてぶてしさではなく感慨深い表情を浮かべ、この一瞬だけ高橋ヒロムではなく高橋広夢に戻っていた感じだった。リーvsスカルはスカルが巧みなリストロックやマスクの紐をロープにくくりつけてからナックル、バスソーキックなどでリーの動きを封じ、りーが大中西ジャーマン、場外に逃れたスカルにノータッチトペコンと反撃するが、スカルは老獪な攻めでリーに主導権を渡さない。
リーはニーアッパーからブレーンバスター狙いはスカルが指を掴んで逆方向に曲げ、リストクラッチ式牛殺し、スパニッシュフライを決めたリーはコーナーも鼻を掴んで阻止したスカルはコーナーで競り合いを展開する、しかし競り勝ったリーはスカルをコーナーで宙吊りにするとパタラス・エネル・ペチョを投下して3カウントを奪い逆転勝利、ねっちこいスカル相手にさすがのリーも大苦戦だったが、どうにか勝利を収めた。
タイチvsTAKAの鈴木軍ジュニア対決は、なかなか両者は絡もうとせず、レフェリーも焦れ、館内からも野次が飛ぶ、互いに急所攻撃からタイチが矢野通りばりにコーナーマットを外し、突進するTAKAを肩から直撃させてから、天翔十字鳳を狙うもタイチは足を押さえてうずくまる。TAKAはタイチを起こそうとするが、タイチは急所けりからのタイチ式外道クラッチで3カウント、見た目は省エネ試合だったが、一瞬の隙も許されない試合でもあった。最後にヘビー級戦線ではこの日から出場する予定だった棚橋弘至がアメリカ遠征で負傷し右上腕二頭筋腱遠位断裂で全戦欠場となった。棚橋のシリーズ参戦は前半のみだったが6・11大阪城での内藤との選手権が控えているだけに大事をとっての欠場か、ただ昨年の大阪城もインターコンチ王者のケニーとの対戦を前にして欠場し挑戦を辞退しただけに、また欠場となれば大阪城は棚橋にとって鬼門になるかもしれない・・・
欠場の棚橋に代わり急遽小島が出場も、前哨戦の相手が欠場となった内藤はインターコンチベルトを入場するなり鉄階段に投げつけ、更に試合後には鉄柱に投げつけてベルトを破損させ、バックステージでもUS王座を新設する新日本に対し皮肉を込めて批判するなどやりたい放題の言いたい放題。
試合でもKUSHIDAをロスインゴが狙い撃ちにしてBUSHIがBUSHIロールを決めて完勝、ROH TV王座も奪取して再起にかけるKUSHIDAも開幕戦から空回りが目立つのが気になったが…Thank you all. pic.twitter.com/LyB68CSdAf
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年5月18日
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月18日アレもプロレス
ソレもプロレス
けどな
飛び回ったり、派手な技、危険な技の攻防しなくても成立させられる、決着が付けられる試合もあるっちゅう事だ
今日のタカとの試合
コレもプロレス
まぁ言ってる意味がわかるわからんは、おまえらが勝手に決めろ
さすがだなパレハ
pic.twitter.com/ImSHKaA2vW
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月18日飛んだり跳ねたり大技乱発が目立つけどそんなのなくても試合は成立する
お互い全てを知り尽くしたタイチとしか出来ない試合
下手に触れたらやられる!そんな緊張感いっぱいのサイコロジープロレス
触れた瞬間終わった
今日は一本取られたよパレハ
pic.twitter.com/AVg9ZOlLy7
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月18日ゲストは田口監督でした。
当初の予定はKUSHIDA選手でしたが、直前の試合と試合後のダメージの為に急遽代打で来てくれました。
代打、監督!ってf^_^;
私がヒロム選手に渡された攻略スケッチブックにハマってました… pic.twitter.com/pMm0yGOApk
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年5月18日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/KcSOpiJCV6
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年5月18日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月18日後楽園大会、終了。
私では、棚橋弘至の代わりになれなかったと思う。
タナは、新日本でも特別な存在だから。
ただ、私にしかできないプロレスもあると思うので、頑張っていきます。
ご声援ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年5月18日 -
IWGPジュニア王者、前年度覇者が敗れる…「BEST OF THE SUPER Jr.24」が波乱の開幕!
5月17日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・後楽園ホール 1729人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○TAKAみちのく(8分33秒 ベビーキラー1号)[1敗=0点]×獣神サンダー・ライガー【TAKAの話】「最後なんだろ? オイ! よっぽど衰えたかと思ってたけどよぉ、全然強ぇじゃねぇか。20数年前よぉ、アナタがいたから俺たちがここに上がれた。いまの俺がある。それは忘れちゃいねぇよ。正々堂々いこうとしたけどよ、全然敵わなかった。でもよ、20数年前の小僧はよ、少しだけど、アナタに近づけたと思ってるよ。これが最後のシングルかもしれねぇけどよ、これだけは言わせてくれよ……ありがとうございました。アナタは、俺の中でよ、やっぱヒーローなんだよ、ライガーさんよぉ。ありがとうございました!」
【ライガーの話】「悔しいね。やっぱり悔しい、すっ転ぶと。ただ、長年みていただいてるマスコミの皆さんは、『ライガー、いつもスロースターターだから、こんな感じじゃねぇ』って思われてると思うし。ボク自身、まだ始まったばっかですね。今日が一戦目なので。これだけのメンバーなので、たぶん星の潰し合いになると思うし。他力本願じゃないけど、それは毎年『BEST OF THE SUPER Jr.』一戦目で負けたから、どうのこうのはないよ。負けは負けとしてね。また、明日からもこのリーグ戦をキッチリ闘って、優勝したいと思います。それから、ファンの皆さんから、『ライガー、このBEST OF THE SUPER Jr.が、これで最後だ』と凄く感傷的な励ましのメールとかいただいてるんですけど、ボク自身の中で感傷的なことは一つもないから。いままで十分闘ってきて、いろんなライバルがいて、いま新しい世代が自分の時代を築こうと頑張ってる中で、キッチリと己の存在というか、自分がいままでやってきたことがどこまで通用するのか、そういうのを確かめながらやってるんで。全然感傷的なことなんかないので、ファンの皆さんも声を出してね、『ライガー!』って。負けたら負けたで、『なにやってんだ!』ぐらいのヤジが飛ぶぐらい、そういう熱い声援が欲しいね。感傷的に見るのはやめてくれ。俺の色じゃない。それだけです。ファンの皆さんにちょっと言いたいなって思ったのは、そこだけなんで。今日は負けましたけど、明日“現チャンピオン”の高橋ヒロム選手。いまのチャンピオンがどれぐらい凄ぇのか。放送席ではよく見て、凄いのはわかってるけど、やはり肌を合わせて、どれぐらい彼が凄いのか見てみたいので、楽しみにしてます。そういう意味では、ホントに楽しみながら、最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』楽しみますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ボラドール・ジュニア(9分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×タイガーマスク
※雪崩式スパニッシュフライ【ボラドールの話】「『SUPER Jr』には2度目の参戦になるが、偉大なルチャドールであるティグレ・エンマスカラード(タイガーマスク)に勝てて嬉しい。日本のファンのみんなの前で勝つことができて、こんなに嬉しいことはない」
【タイガーの話】「ハァハァ、とんでもない一発だね、あれは。あれでこらえてたら怪我するだろうし。かと言って、投げられたら絶対負けると思うし。その前に、あのキックは強烈だったな。前回も俺はボラドールに負けてるんだよ。悔しいね。『SUPER Jr』後楽園初戦が何回目か覚えてないけど、俺は勝てないんだよね、初戦の外国人選手に。覚えてるの、デイビー・リチャーズぐらいだよ、勝ったの。ホントに情けないね。必ず初戦を落としちゃうよね。でも、いまの相撲でね、横綱・稀勢の里、黒星発進だけど、好調をキープしてるよね。その精神でいきますよ。必ず決勝は、日本人選手が上がって、外国人選手になんか渡さない。でも、ボラドールは凄い選手ですね。ホントに素晴らしい。ライガーさんじゃないけど、なかなかついていくのが難しい。でも、最初のルチャでわかるように、俺はまだまだできるよって。まだまだ諦めない。絶対諦めない」
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○リコシェ(8分56秒 エビ固め)[1敗=0点]×タイチ
※シューティングスタープレス【リコシェの話】「まぁ、見てくれ。(※コンタクトレンズを指に乗せ)このように、コンタクトの片方が外れてしまったよ。でも、大丈夫。タイチは新日本史上屈指の退屈なつまんないレスラーだ。だから、『帰れ、帰れ』と言われてるんだろ。そんな相手だから、俺は片目でも勝てた。片方コンタクトが外れても勝てたんだ。毎日このシリーズ中、結果は同じになるだろう。幸先がよいスタートが切れた。『BEST OF THE SUPER Jr.』出場選手全員が、“キング”俺様にひれ伏せ」
【タイチ、あべみほさんの話】
※タイチが口元を押さえて座り込む
あべ「タイチ、大丈夫?」タイチ「ロッキーじゃねぇのか、アイツ?」
あべ「あの人ロッキーじゃない!」
タイチ「ロッキーだと思ったのによ、おかしいと思ったんだよ! ピョンピョンピョンピョンしやがって、おかしいなと思ったんだよ! ロッキーじゃねぇのかよ! ロッキーだろ、どう見ても! テメェ、言っとけよ先によ! クソ! ロッキーだと思ってたよ…まぁいいや。今場所よぉ、稀勢の里だってよ、初日黒星だろ? それと同じだよ。稀勢の里と同じだけ、星取ってやる!」
◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ACH(10分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]×BUSHI
※ミッドナイトドライバー【ACHの話】
ACH「クソヤロー。俺の力を信用しろ。ただ、今日はまだシリーズが始まったばかりだ。前回、日本を去ってから、俺は新しいテクニックを手に入れて来た。今日、腕を痛めてしまったが、俺をとめることはできない。次の俺の目標は、『SUPER Jr』の頂点に立つことだ」――最後のフィニッシュは?
ACH「よくぞ、聞いてくれた。あれは、“ミッドナイトドライバー”っていうんだ。何でミッドナイトドライバーかと言うと、俺は黒人だからだ。あの技が爆発して、相手の目の前が真っ暗になって眠るというところから、ミッドナイトドライバーって名付けたんだ。あと、忘れないでほしいのは、俺のラリアット。あれはテキサスクラッシュって言うんだ。これも忘れないでくれ。(※拳を突き上げ)スーパー!」【BUSHIの話】「オイ! オイ、ACH! おめでとう。初戦が俺でラッキーだったな。俺はお前と違って、どんたく終わりでカナダとアメリカで試合して、昨日の夕方に着いて、会見してんだよ。お前との体力の差が違うんだよ。俺は、言っておくけど、お前に負けたんじゃないぞ! 睡魔に負けたんだよ。時差ボケに負けたんだよ。俺はお前に負けてない。お前はラッキーボーイだ。そういうことだ!」
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○エル・デスペラード(11分33秒 体固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
※ギター・デ・アンヘル【デスペラードの話】「あ~あ。何だって?『反撃ののろしが』?『態勢が整って』何とか? 整ったなぁ。頑張った、頑張った。で? 今の試合何分だった? アレを2分で沈めるとは、(高橋ヒロムは)すげぇチャンピオンだな。おもしれぇ。おもしれぇよ」
【KUSHIDAの話】「あぁ、やっちまった。勝てねぇな、開幕戦。これで終わりじゃないでしょ。勝てない、開幕戦。クソッ」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マーティ・スカル(12分11秒 クロスフェイス・チキンウイング)[1敗=0点]×ウィル・オスプレイ【スカルの話】「ウィル・オスプレイ! ハハハハハ! よく聞け! お前がこの業界に入ってからというもの、俺はずっとお前の背後について回ってるんだよ! お前はイギリスのスーパーマンか? 俺はクリプトナイト(スーパーマンの弱点)なんだよ! 俺は今までヨーロッパ、アメリカ、PWG、ROHといろんなリングで闘ってきた。そして今夜、こうしてニュージャパンでのデビューを迎えた。そこで何が起きたか、見ただろう? 他の団体に上がった時と同じく、俺はこの結果を出してみせたんだ。オスプレイ、お前は去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝したかもしれないが、俺はそのお前に勝ったんだ。だから、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだよ! これで俺はお前を越えるレスラーになったんだ。これからもヴィラン(悪党)から目を離すなよ!」
【オスプレイの話】「(※スカルに曲げられた指を戻し)アァ! これで終わったわけじゃない。相手がダーディーでくれば、俺もダーディーで攻める。これで終わりじゃない。まだ始まったばかりだ」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田口隆祐(11分27秒 首固め)[1敗=0点]×金丸義信【田口の話】「(※股間をおさえ、コメントブースに登場)私は反則をしてませんよ。何もしてませんよ。たまたまですよ、たまたま。他に理由はありませんよ。今日の勝利は、たまたま。終始、金丸選手にペースを握られて、全然突破口が見つからない苦しい展開でしたけど、最後の最後、たまたまです。目の前にボールがあったんで、シュートを決めただけで。たまたまです。シングルではしっかり点数も決めていきますから。まず、初戦は監督としての試合ができたかなと思います。苦しい試合でしたけど、いいものを見せられたかなと。たまたまです。ラッキーでした。金丸選手は強かったです。非常に魅力的な選手ですね。タグチジャパンに欲しいですね。金丸選手、リストに入れたいと思います」
【金丸の話】「オイ、田口! テメェ、あんなんで勝ったと思うなよ! 調子に乗ってんじゃねぇぞ、コラ! たまたまだぞ、たまたま! 反則負けだぞ、反則! どっからどう見ても反則だよ。納得いかねぇなぁ。なぜか分かるか? 金だよ、金。全ては金のためだ」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ドラゴン・リー(18分56秒 ドラゴンドライバー)[1敗=0点]×高橋ヒロム(試合終了後)
リー「日本の皆さん、ありがとう。ここに戻って来れて嬉しい。感動している。日本のファンの皆さんが、自分をリスペクトしてくれて、温かく応援してくれたことに、とても感動している。このコウラクエンホールで勝つことができて嬉しい。ビバ、メヒコ。俺はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する。みんな、アイ、ラブ、ユー」【リーの話】「日本のみんなの前で闘うことができて嬉しい。ニュージャパンからこの『BEST OF THE SUPER Jr.』の出場機会を与えてもらって、非常に感謝している。俺はメキシコの誇りを持って闘っているんだ。ライバルのヒロム・タカハシとは、激闘となったがなんとか勝つことができた。ニュージャパンには、世界中から強いルチャドールが集まる。だから、自分はここに来た。全員を倒して、『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝してやる」
「BEST OF THE SUPER Jr.24」が開幕、開幕戦からヒロムvsリーの名勝負数え歌がメインで、組まれ、試合は両者は張り手合戦など互いに一歩も引かず、意地を張り合うが、リーがティヘラでヒロムをエプロンへ追いやると、断崖式フランケンシュタイナーからノータッチトペコンを発射、先手を奪ったリーに対してヒロムもコーナーへのフロントスープレックスで反撃し、側頭部への低空ドロップキック、マスクに手をかけつつサーフボードストレッチで捕らえる。
リーはーはキチンシンクからスライディングキックで流れを変え、ヒロムがスライディングで場外に逃れ、リーとの追いかけっこになると、エプロンに立ったヒロムにリーが掟破りの断崖式回転エビ固めを敢行、自分の仕掛ける技を逆に喰らったヒロムは大ダメージを負ってしまう。
勝負に出たリーはブレーンバスターボムことデスヌカドーラを決め、ヒロムをコーナー上で固定してからのダイビングフットスタンプはヒロムがかわし、逆にヒロムが狙いにくるもリーがかわしてからジャーマンの応酬で両者ダウンとなる。
リーがかちあげニーを決めるが、コーナーからの攻撃はヒロムが阻止してサラマンダーを狙う、しかし阻止したリーはコーナー上でうつ伏せになったヒロムの後頭部にダイビングフットスタンプを投下する荒技を敢行、再度デスヌカドーラを狙うが、ヒロムはフロントネックロックで捕獲してTIME BOMBからコーナーへのデスバレーボム、そしてリーのマスクを破いてTIME BOMBを狙う。
しかしリーは回転十字固めで切り返すと、カサドーラからのウラカンラナはヒロムがエビ固めで丸め込んでトラースキック、リーはかちあげニーで打ち返すが、ヒロムはコーナー上からの飛びつきカナディアンデストロイで突き刺し、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMB狙いはリーが丸め込もうとすると、ヒロムは強引にジャーマンで投げるが、突進したヒロムをキャッチしたリーが掟破りのコーナーへのデスバレーボムから、フェニックスブレックスことドラゴンドラバーで3カウント、ヒロムが開幕戦から敗れ、リーが白星発進する。
危険な技が叫ばれている中で二人の試合は、そういった声すらもかき消すかのように激しく、まさに二人しか出来ない試合だった。またリーもこのまま新日本に定着すれば第二のワイルド・ペガサスのような存在になるといっても過言ではない。セミの前年度準優勝の田口vs金丸は、田口が両腕でのグータッチを拒否し、ヒップアタックも再三阻止するなど田口ワールドには付き合わず、場外でのDDTからの首攻めでリードを奪い、田口はヒップアタックは炸裂するも、2度もギタったところで金丸がドロップキックで阻止し、ドロップキック、トルネードDDT、ブリティッシュフォール、ディープインパクトと畳みかける。金丸は遂にタッチアウトの解禁を狙うが、阻止した田口が延髄斬りを狙う金丸をオーマイ&ガーアンクル、しかしセコンドのTAKAがエプロンに上がって海野レフェリーが気を取られると、金丸が急所蹴りで脱出、ところが田口が倒れたところで田口の足が金丸の股間に直撃すると、TAKAと交錯させてからの首固めで3カウントとなり、田口が頭脳プレーで白星発進となる。
前年度覇者のオスプレイはBULLET CLUBの新メンバーとなりスーパージュニア初参戦となったスカルと対戦、イギリスでの何度も渡り合っている両者は出方を伺うも、スカルは勢いのある一本背負い、オスプレイのロープ越しのハイキックからシューティングスターも足を立てて迎撃し、場外に逃れたオスプレイにエプロンからのトラースキック、オスプレイの両膝裏にダブルニーを落とすなどリードを奪う。
スカルは逆水平も、柴田勝頼ばりに正面から耐えたオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを浴びせ、串刺しエルボーの連打から座り込んだスカルに顔面への低空ドロップキック、スカルをコーナー最上段に釘付けにしての顔面へのトラースキックと流れを変えるが、オスカッター狙いは、タイツを掴んで阻止したスカルが顔面パンチ、ボディースラムの要領でトップロープへ足から投げつけ、オスプレイが再度コーナーに釘付けにしての顔面トラースキックも、スカルが両膝で迎撃してから、逆にオスプレイを釘付けにして顔面トラースキックを浴びせる。
勝負に出たスカルはチキンウイングフェースロックを狙うが、逃れたオスプレイはその場飛びシューティングスタープレスもスカルは剣山で迎撃、ラリアットからのブレーンバスター狙いはオスプレイがスタナーで切り返すと、場外に逃れたスカルにサスケスペシャルを発射する。
勝負に出たオスプレイはリングに戻ってレインメーカーを狙うも、オスプレイの指を掴んだスカルは指の股を引き裂く地味に痛い技を敢行すると、ラリアット狙いはオスプレイがバク宙で着地してコークスクリューキック、そしてオスカッターを狙うと、キャッチしたスカルはクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、オスプレイはギブアップ、スカルが実力者ぶりを見せつけ、オスプレイは黒星でスタートとなる。再起を狙うKUSHIDAはデスペラードと対戦、デスペラードがスピアーで奇襲をかけると場外戦でリードを奪い、足攻めで先手を奪うが、ロープ越しのハイキックからスワンダイブ式ミサイルキック、左腕へのミドルキック、ハンドスプリングエルボーで流れを変えたKUSHIDAは早くも新技を狙うも、阻止したデスペラードがパインバスターから変形のマフラーホールドで捕獲、しかしコーナーへ昇るとKUSHIDAがハンドスプリング式ダブルヒールキックで阻止すると、雪崩式腕十字で捕獲し、ホバーボードロックで捕獲するがレフェリーが巻き込まれてしまう。
KUSHIDAがレフェリーを起こしている間に、デスペラードがKUSHIDAがアメリカで奪取してきたROH TV王座のベルトを持ち出し一撃を狙うが、KUSHIDAが阻止して再度ホバーボードロックを狙うと、デスペラードはベルトの上でのリバースタイガードライバーこと、ピンチェ・ロコを決め、最後はギターラ・デ・アンヘルで3カウントを奪い完勝、再起を喫したKUSHIDAも黒星でスタートとなる。ACHvsBUSHIは、BUSHIがTシャツでのチョーク攻撃やACHにロープ越しのティヘラ、ACHをセカンドロープに固定してエプロンめがけてハングマンDDTと攻め立て、ACHは反撃するもスーパーポーズを取る隙を突かれ、主導権を奪うまでには至らない。
ACHはドロップキックでBUSHIをエプロンへ追いやり三角飛びドロップキックから場外のBUSHIにエアジョーダンを発射するも、リングに戻ってからのコーナーダイブはBUSHIがかわして着地したところでDDTで突き刺し、フェイント式スピンキック、串刺しダブルニー、変形スイングネックブリーカー、バッククラッカーと畳みかけた後で、MXを狙うがACHはドロップキックで迎撃。
ACHのラリアット狙いをBUSHIはBUSHIロールで切り返すが、ACHはラリアットから新技ミッドナイトドライバーを決め3カウントを奪い白星発進する。リコシェvsタイチはタイチのセコンドである、あべみほの挑発的ポーズや場外で再三エスケープするタイチの焦らしに対してリコシェは高速トペを発射も、レフェリーがリングに上がったあべみほに気を取られると、タイチがマイクスタンドや木槌でリコシェに襲い掛かって術中にハメる。
しかしソバットで流れを変えたリコシェは619、スワンダイブ式エルボースマッシュ、その場飛びシューティングスタープレスと攻め込むが、タイチは顔面かきむしりで流れを変え、串刺しをかわしたタイチがトラースキック、バスソーキック、ジャンピングハイキック、リコシェのリックラックを阻止して天翔十字鳳と畳みかけるも、マイクスタンドを持って突進ところで、担いだリコシェはペナドリラー2Pointからシューティングスタープレスで3カウント、タイチの仕掛けに対して冷静に対処したリコシェが白星発進する。タイガーvsポラドールJr.はタイガーが腕十字、脇固めと腕攻めを展開、ポラドールはティヘラで反撃し場外のタイガーにノータッチトペコンで流れを変えようとするが、リングに戻ってからセカンドロープのムーンサルトはタイガーが剣山で迎撃され、タイガーが雪崩式アームホイップからタイガードライバー、ソバット、ツームストーンパイルドライバーと畳みかけるが、ダイビングヘッドバットは自爆、それでもタイガーは雪崩式バックドロップを決める。
タイガーは再度コーナーに昇るが、ジャンピングハイキックで阻止したボラドールはスパニッシュフライで3カウントを奪い逆転勝利を収める。今年で最後のスーパージュニア参戦となるライガーはTAKAと対戦し、TAKAは鈴木軍のコスチュームではなくKAIENTAI DOJOのコスチュームで登場、ライガーはいきなりカンバーナを仕掛け、リストロック、片足タックルからインディアンデスロック、ジャベ、TAKAを場外へ追いやってからスライディングキック、エプロンダッシュのトペコン、リングに戻って串刺し掌打、サミングを阻止してからの風車式バックブリーカーと攻勢に出て、ロメロスペシャルは阻止されても、場外戦ではイス攻撃まで見せて今までの引き出しを開ける。
しかしロープへ振ろうとするとTAKAはジャストフェースロックで捕獲して絞めあげ、TAKAのみちのくドライバー狙いを阻止したライガーは空中胴絞め落とし、本家ライガーボムを決めるが、TAKAはサミングからヘビーキラーで逆転3カウントを奪い勝利。
試合後は鈴木軍の立場からTAKAはライガーとは握手せずも一礼をしてライガーに敬意を表したが、この日の二人はスーパーJ CUPや第1回のBEST OF THE SUPER Jrの頃に戻ったような感じだった。波乱から開幕した「BEST OF THE SUPER Jr」果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?
【開幕戦・後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日5月18日(木)も、東京・後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/TNJgEl4UrT
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年5月17日監督とか…
ジャパンとか…
まだまだ走り込みが足りねぇよ!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年5月17日頭にくる
KUSHIDAのせいで左腕が全く動かねえ
あのやろう
なんのテレビチャンピオンか知らねえけど、この一回で済むと思うな
— El Desperado (@0_desperado) 2017年5月17日Tonight the better man won. But I have not lost any pride. In fact im full of it. 6 matches to… https://t.co/OKtxgg0qJv
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月17日Arm & neck are fine. Ice will keep rolling on! Thank you all for watching and supporting.
Texas SMASH!
Now I sleep... pic.twitter.com/Aj5HrmQc87
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2017年5月17日
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年5月17日Thank you so much.
you were my hero!!! pic.twitter.com/JaTfD3qBCk
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月17日渡されて熟読しました pic.twitter.com/Kv9M0bgiFU
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年5月17日