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ライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAがオスプレイを破り「BEST OF THE SUPER Jr.」優勝!

6月3日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・国立代々木競技場・第二体育館 3454人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 岡倫之 海野翔太(7分58秒 逆エビ固め)中西学 北村克哉 ×八木哲大


◇第2試合◇
▼20分1本
○石井智宏 矢野通 邪道(7分24秒 体固め)真壁刀義 天山広吉 ×川人拓来
※ラリアット


◇第3試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○ボラドール・ジュニア(5分46秒 片エビ固め)金丸義信 エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※スパニッシュフライ


◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー ACH
※ピンプジュース


◇第5試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(12分13秒 片エビ固め)鈴木みのる ×タイチ
※カルマ


◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(12分19秒 片エビ固め)×小島聡 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ ドラゴンリー
※デスティーノ


(試合終了後、)
内藤「ブエノスノチェ~ス、代々木~! 新日本プロレスを、いや、われわれL・I・Jを応援してくださる代々木のお客様。このあと、大阪城ホール……(としゃべっていると、棚橋が入場ゲートに登場。棚橋はマイクを持ってエプロンに立つ。)これはこれは負傷欠場中の棚橋選手。俺が何度呼びかけても会場に来なかったクセに、今日はどうなされたんですか?(棚橋はリングイン。)もしかして、大阪城ホール、欠場の挨拶でもしに来たんですか? せっかく会場に来たなら、われわれL・I・Jを応援してくださる、代々木のお客様に、何か挨拶してみろよ、カプロン」


棚橋「待て待て待て。ヒーローは遅れて登場するんだよ。内藤クン、今日もご機嫌ですね。お山の大将、いや、猿山の大将。(場外のヒロムとEVILを指し)キミとキミは猿感あるよ(場内笑)。内藤クンがさ、アセんなよっていうから、しっかり治療ができました。たまにはいいこと言うよね。はあ……。(場内を見渡し)いいねえ、この感じ。さ、いよいよ大阪城ホール。内藤クン。(ここで野次が飛ぶと)なんて? ハッキリ言え、コノヤロー。ナメんなよ。俺はな、怒ってんだよ。じゃあ、そろそろ、決着……。(野次に対して)どうやら、俺のことが嫌いらしいな。まあ、見とけよ、大阪城ホール(場内拍手)。はあ、ひさしぶりにスッキリした!」


(ここで内藤はベルトを手に棚橋の前に立つ。すると、場内は「内藤」コールと、「棚橋」コールが交錯する。内藤はベルトを放り投げて、リングを降りて花道を下がる。そのベルトを手にした棚橋)
棚橋「このベルトは俺が救います」


【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
ヒロム「これだけは伝えておきます。ウィル・オスプレイ選手、KUSHIDA選手、どちらが優勝するか分かりませんけども、まず一言、おめでとうございました。すごいです。俺にはできなかった。すげぇ悔しい。『BEST OF THE SUPER Jr.』獲れなかったのは、死ぬほど悔しいよ! そして、チャンピオンとして宣言通りにいかなかったこと、全て、一つ一つが、死ぬほど悔しいんだ。まぁでも、いつまでも言ってらんねぇよ。6月11日、俺から指名する選手、イニシャル、“K”……のはずだったが、まず最初に指名させてもらう選手……同じAブロック、初対戦で負けたウィル・オスプレイ。まずはお前からだ! その次、リコシェ、ドラゴン・リー、またリベンジさせてもらう。それから、イニシャル“K”までいってやりたいな。まずは一言、『おめでとうございます』だよ。おめでとうございます、それしかねぇよ。心の底からそれを思ってるよ。おめでとうございます。この超満員の中で決勝戦を闘えること、心の底からうらやましいです。大阪城は、KUSHIDA対ウィル・オスプレイ、この勝者ではなく、ウィル・オスプレイに決めさせてもらいます。以上です」


BUSHI「今年の俺の『SUPER Jr』が終わってしまったよ。今夜、この代々木の超満員が集まったこの会場の決勝のリングに立てなかったことが、非常に残念だよ。でもね、一番悔しいのはアイツに負けたことだよ。それだけは絶対に忘れない。EN SERIO マジで!」


EVIL「この俺が、新日本プロレスを支配する頂をかっさらってやる、その未来は、変わらない、変えられない。それが、真実だ。そして、(※NEVER6人タッグのベルトを示しながら)ここにもう一つの頂がある。このベルトは俺たちによって、とんでもない価値を見出してしまった。どうだ、オマエら、欲しいだろ? 大舞台を用意しろ! スペシャルでプレミアムなタイトルマッチ、やってやるよ! よく覚えとけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては……EVILだ!」


内藤「やっと姿を現したか、棚橋よ。おっそいよ! 彼はどこをケガしたんだっけ? 腕でしょ? 今日、リングまで歩いてきたよね? しゃべったよね? 腕は使わないだろ? 別に、代々木までのんびりしなくても、他の会場でできただろ? 俺が一番聞きたかったのはさぁ、(※胸を指して)ここだよ。気持ちの問題だよ。ただただ、俺と絡みたいがためにベルトに挑戦するのか、それとも本当にあのベルトに思い入れがあって、挑戦してくるのか、どっちなんだっていうのを試したかったわけよ。まぁ、結局よく分かんなかったけどさ。まぁ改めて、俺は大阪城ホール大会後に、『インターコンチネンタル王座を封印したい』と思います。とは言っても、新日本プロレスは、俺の言うこと、あんま聞いてくんないからね。だったら、返上しますよ。封印が認められないんだったら、返上しますから。まぁとにかく、第15代インターコンチネンタルチャンピオンの防衛戦、俺のインターコンチネンタル選手権試合は大阪城ホールで終わりだから。大阪城ホール大会、ご来場予定の皆様、そして、新日本プロレスワールドでTV観戦予定の皆様、俺の闘いをジックリ見て、楽しんでください。大阪城ホール大会まで、トランキーロ、あっせんなよ! アディオス!」
※SANADAはノーコメント


【田口監督の談話と小島の話】
田口「『SUPER Jr』はこのように残念な結果に終わりましたけど、タグチジャパンからKUSHIDA選手が決勝に上がってますんで、この後、全力で応援に回りたいと思います。それから、シリーズ中に、名古屋でね、6人タッグチャンピオンに、タグチジャパンで勝ってますから、3対3で。タグチジャパンは当然、前王者ですし、リターンマッチの権利がある。権利がある上で、BUSHI、SANADA、EVILに勝ってますんで。タグチジャパン第3期、挑戦を表明したいと思います」


――メンバーは?
田口「メンバーはですね、もう一晩考えて、会社に伝えたいと思いますけども……確定してるのは、3期連続3回目の選出、田口隆祐。あと、ここまで言っちゃいましょう。2期連続2回目の選出、リコシェ。あともう一人は、初選出。とりあえずそこまでお伝えしておきます。残りメンバーは追って発表したいと思います。(※ここで、苦しそうに横になっていた小島が起き上がる)小島さん、今シリーズ、負けすぎました! この場で発表いたします。小島聡助監督、解任いたします」


小島「マジか~! 助監督解任されちゃった。クソ~! 悔しい。すごく悔しい。ずっと負け続けてすごく悔しいけどさ、ただ、諦める以上に悔しいことはないと思ってるから。ずっと負け続けて恥ずかしいかもしれないけども、これから先のプロレス人生、諦めてしまうほど恥ずかしいことはないんで。必ずやまた這い上がって、俺のプロレス人生、今回のシリーズの負けはその糧にして、またのし上がっていきたいと思います」


【棚橋の話】
棚橋「ケガはよくなってます。『あっせんなよ』って言われたんで、しっかり治しました。去年左(腕の筋肉)が切れて、今年右(腕の筋肉)が切れて、ちょうどバランスが取れてます。(※報道陣に)渾身の自虐ギャグなんで、笑ってください(笑)。制御不能って言われてますけどね、とっくに制御可能なんすよ、俺の方がね。内藤的なところから言うと、何でも言うことが通るんでしょ? 俺の方が、真の制御不能なんすよ。まぁ、こういう闘い方は好きじゃないね。闘う前に気分がよくない。こういうのはこれで最後にする。覚悟を決めて、大阪城に行きます」


――内藤選手は、インターコンチのベルトを雑に扱ったり、「大阪城で防衛したら封印する」と言ってます。棚橋選手にとって、インターコンチのベルトっていうのは、内藤選手の行為を受けて、どう映ってますか?
棚橋「インターコンチのベルトを、ボクも巻いたことがありますけど、その時、何もできなくて。だからインターコンチのベルトを持って、どうしていくとか、これから何を見せていくっていうのは、獲ってからじゃないと言えないですね。ただ、ベルトに対して、やりがいだったりとか、楽しみだったりとかっていうのはあります」


――久々の登場で、客席の空気は二分されていたと思いますが、空気の変化は感じましたか?
棚橋「感じましたね。完全に二分してたなっていうか、6:4で向こうが多かったぐらいで。そういう時って、何かすげぇ燃えるんすよ。何か2007年のチャンピオン・カーニバルのイメージというか。チャラけてチャラけて、そんなイメージでいいんじゃないかと思っちゃいましたね。だから、棚橋に求められるヒーロー像ってもちろんあるんですけど、そういうものじゃないとこで勝負したいなと思いましたね。(※カメラに向かって3回手を叩いて)うしっ、大丈夫、仕上がってますから」


◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○マーティ・スカル(13分4秒 チキンウイングクロスフェース)オカダ・カズチカ ×外道


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○KUSHIDA(27分59秒 バックトゥザフューチャー)[Aブロック1位]×ウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝

(試合終了後KUSHIDAがオスプレイの元へはい寄ってハグ。場外へ降りたオスプレイを田口がタオルであおぐ。リコシェがハグ。オスプレイコールの中、オスプレイは肩を震わせながら退場。KUSHIDAは優勝トロフィーを受け取る。)

KUSHIDA「スーパージュニア優勝しました!(KUSHIDAコール)公式戦では苦しい闘いが続いてたんですけど、3年越しで、この代々木がチケット完売になりました。皆さん本当にご来場ありがとうございました! そしてオスプレイ、センキューベリマッチ。ホントにありがとう。優勝したらやりたいことがあるんですけれども、ご協力をいただいてもよろしいでしょうか? ボクが新日本プロレスファンだったころ、東京ドーム、両国国技館で客席からウェーブが発生していました。ベタですけど、ここ代々木で復活させてもよろしいでしょうか? せっかく満員なんで、一丁、ご協力よろしくお願いします。こちらから波を作って、一周しましょうか。さあ、準備はいいですか。ちなみにウェーブわかります? いきます。ゆっくり目でいきましょう。3、2、1、いってみよう!(ウェーブが見事に会場を一周する)もう一周しよう!と継続を指示。会場を2周する)最高です。ありがとうございます。みなさん上がりましょう。(スーパージュニア出場選手をリングに招き入れる。KUSHIDAが一人ひとりと握手。ライガーコールが起こり、最後に放送席のライガーがマイクを外してリングへ。)ライガーさん、本当にお疲れ様でした、とともに、これからもよろしくお願いします(ライガーと握手。ライガーがKUSHIDAの頭を両手でなでて拍手。)今日は泣きません! ご起立のほどよろしくお願いします。最後、日本的な締め、一本締めでベスト・オブ・ザ・スーパージュニア締めたいと思います。(外国人選手に)よ~、で、ポン(と説明)。それでは…(はしゃぐACHに)大丈夫かACH? 長いシリーズでしたけど、本当に全国各地ご来場ありがとうございました。それでは、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、大会の成功と、KUSHIDAの優勝を祝いまして、それから新日本プロレスジュニアの前途を祝しまして、よ~(ポン!)」


【KUSHIDAの話】
※KUSHIDAがインタビュースペースに現れると、タイガー、田口、リコシェ、ACH、ボラドール、リーが拍手でKUSHIDAを迎える。
タイガー「乾杯だ、乾杯!(田口)監督、音頭取ってください」


田口「クッシー、優勝おめでとう! カンパーイ!(※みんなで2回乾杯)」


タイガー「あとは自由ですかね?(と、田口にビールかけを始める。外国人選手たちも続く)」


リー「(※KUSHIDAに抱きつき)ビエン(グッド)! ビエン!」


KUSHIDA「アミーゴ!(とハグ)」


※ACHが「ビールを飲め」と合図。KUSHIDAは一気飲み。
KUSHIDA「(※ACH、ドラゴン・リー、リコシェらに)ありがとう!」


――ともに闘った仲間たちの祝福もありましたが、改めて今どんな気分ですか?
KUSHIDA「そうっすね……何か今年ほど汗と涙が詰まった『SUPER Jr』はなかったですね。率直な感想……長かった。『代々木にやっとたどり着いた』と、今日会場入りして思って。最後、命を、魂を、何とか燃やして、リングに立ちました」


――闘いの中で、もう諦めちゃうんじゃないかと思わせるシーンがたくさんありましたが、KUSHIDA選手を奮い立たせた一番の要因は何だったんでしょうか?
KUSHIDA「もう、お客さんの歓声以外の何ものでもないですね。何度も心が折れそうになって、くじけそうになって、シリーズ中も、『もうダメだ』と。連敗して、心と体のバランスがバラバラになって、揃ってない状態でも試合はやってくると。もう何か、家の布団で寝てるより、リング上で息してる方が長いんじゃないかと。だけど、いざゴングが鳴ると動けるんですよね。何か、そこに自分の精神と肉体のバランスの乖離を感じて、すごい怖くなって。死んじゃうんじゃないかと思った時もあるし。そういう恐怖感がずっとありました」


――その中で、オスプレイ選手を打ち破って、オスプレイ選手は泣きながらリングを後にして、バックヤードではKUSHIDA選手に「おめでとう」と。リングからはサンキューという言葉もかけていましたが、対戦相手についてはどんな思いがありましたか?
KUSHIDA「(※涙ぐみながら)何か不思議な縁で、KUSHIDAっていうのは海外と縁が非常にあって、この舞台もリコシェ、(カイル・)オライリー、そして今年のオスプレイと、素晴らしい、望んでも対戦できないようなライバルと闘わせてもらって、『SUPER Jr』のファイナルを務めさせてもらって。オスプレイが日本人以上に、ジュニアヘビー級、英語で言えばクルーザー級というものを何とか見返してやろうという気持ちが、リコシェ戦とかにつながってて。コメントの節々からも、『なめんじゃねぇぞ、ふざけんじゃねぇぞ』と(いうものが伝わってきた)。体が大きい者に対して、プロレスラーとして生きていけなかった。けど、獣神サンダー・ライガーが作ったこのジャンルで、こうしてボクが立っていられる、オスプレイが立っていられる、そういう下に見る者たちすべてに対する復讐っていうか、反骨精神ですよね。何か日本人よりある意味伝わってくるものがあるんで。オスプレイ、まだ20代前半ですよね。恐るべしですよね」


――そして、この大会を通して各国のジュニア戦士が、この『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦してくるという状況のつくったのは、まぎれもなくKUSHIDA選手だと思いますが、改めて最後のウェーブというのはどんな風に見えましたか?
KUSHIDA「やっぱり、『G1 CLIMAX』には負けたくないし、『BEST OF THE SUPER Jr.』というブランドを上に上げていきたい。まぁ、“バック・トゥ・ザ・フューチャー”じゃないですけど、新日本プロレス90年代の時代を見て、ファンとして育ってきましたので、そこの勢いにいま近づけている、その勢いを加速する意味でも、一発ウェーブをやることによって、なんか会場が一体になれるかなと思って、ずっとやりたかったことでした。(※ROH世界TV王座のベルトをおさえ)このROHのベルトは、あんまり日本では凄さがわからないけど、このボクが何としてでも獲りたかった意味は、やっぱりジュニアの敷地面積を大きくするためだから。注目度を高める。そういう意味では、“外交カード”これはボクにとって大きな強い武器なんで、スケジュールは厳しいかもしれないですけど、防衛していきたいですね。TVチャンピオンということは、月一回の収録に行って、防衛戦をしなくちゃいけないことなので。(タイガー)服部さんに『ユーはもうオーバブッキングだよ』って言われましたけど、命を賭けて、魂を注いで頑張っていきたいと思います」


――このインタビューは、ライガー選手も聞いてますけど、新日ジュニアが一番輝いていた時代。ファンとして観ていた時代。その中心にいたのは、ライガー選手だったと思います。改めて、いまライガー選手に伝えたい気持ち、思いを聞かせてください。
KUSHIDA「一番輝いていた時代というのは訂正してほしいですね。いまが一番でしょ。やっぱり、過去っていうのはどうしても美しく見える。ボクもファンだからその気持ちはよく分かるけど。それはもう全選手、今回『SUPER Jr』に参加した選手、エントリーした選手に失礼だと思うので訂正してください」


――そうですね。そして私はいまよりも未来のほうがもっと輝くと信じていますけども。
KUSHIDA「ハイ。やり残したこと。このままでは引き下がれない。高橋ヒロム、リング上では言いませんでしたけど。去年、オスプレイに言われてリングに立ちましたけども、この『BEST OF THE SUPER Jr.』っていうのは、世界中のレスラーが成り上がる為に、新日本に上がりたいとエントリーをもくろんでいる名誉ある大会なんで、次期挑戦者、そういう風に成り下がってほしくないというか。去年はそういう理由で上がりましたけども、今年は言いませんでした。これはもう参加した俺のプライドです。ただ、俺はデカい会場。両国国技館、東京ドームでやられた借りは必ず返す。絶対に忘れない」


――本当に今後の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者としての未来を楽しみにしています。
KUSHIDA「ボク自身が一番楽しみにしています。なにがあるんだろうと。まさか、2回『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝出来る人生だとは、プロレス人生になるとは。一人でお金を貯めてメキシコ行った時には考えもしなかったので、これからが楽しみです。皆さん、楽しみにしてください。ありがとうございました。マスコミの皆さんもありがとうございました。実況席にお返しします」


【オスプレイの話】「(※壁に頭をつけ涙を流し、数分間の沈黙ののち)本当に言葉が出ないよ……KUSHIDA、おめでとう。いまはちょっと時間が必要だと思う……もう行くよ……」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.24」、だがリングアナのコール時にはオスプレイに声援が集中し、KUSHIDAにはブーイングの嵐、KUSHIDAが優勝決定戦進出を決めた際には、ヒロムとの再戦を拒否やKUSHIDAにマンネリを感じるなどの声が飛び交うなど、KUSHIDAは復活のための戦いではなく、KUSHIDAを否定する声との戦いも強いられることになった。
 序盤はKUSHIDAがグラウンドでリードを奪い、オスプレイはロープワークや飛び技などでKUSHIDAのペースに持ち込ませないように攻めるが、KUSHIDAはハンドスプリングキックで場外へオスプレイを追いやるとコーナーからトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからはKUSHIDAは左腕攻め、胴タックルから足横須賀腕へのドロップキック、足四の字固めとホバーボードロックへの布石と飛び技封じで腕、足と二つを攻めにかかる。
 しかし足を攻められてもオスプレイの跳躍力は衰えず、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで流れを変えると、エルボーでコーナーに押し込んでから、顔面への串刺し低空ドロップキック、抵抗するKUSHIDAに鋭いミドルキック、エルボースマッシュ、卍固めと流れを変える。
 しかしコーナーに乗ったオスプレイを、KUSHIDAがジャンピングハイキックで動きを止めると、コーナーでのアームロック、雪崩式アームブリーカー、腕へのミドルキックからハンドスプリングエルボー、腕へのバトンキックからのホバーボードロック狙いは阻止されたが、ローリングエルボーから再度ホバーボードロック狙いにロープへ走ると、オスプレイはマウスで迎撃して場外へ追いやり、ノータッチケブラータを発射する。
 リングに戻ったKUSHIDAにスワンダイブ式フォアアームを炸裂させるが、勝負を狙ったコークスクリューキックをかわしたKUSHIDAはホバーボードロックを狙いにロープへ走るも、オスプレイはフラムフライで迎撃し、ペナドリラーからその場飛びシューティングスタープレスからシューティングスタープレス狙いは、KUSHIDAが剣山で迎撃するとドラゴンスープレックスからムーンサルトプレス狙いは、オスプレイが背後からジャンピングピングハイキックで強襲、そしてトップロープに引っかかるようにうつ伏せに固定されたKUSHIDAの背中にシューティングスタープレスを投下、更にエプロン上でのリバースフランケンシュタイナーも敢行して、KUSHIDAは脳天から叩きつけられ大ダメージを負ってしまう。
 KUSHIDAはリングに戻るも、勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーを決め、コーナーからのオスカッターを狙うが、KUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲して三角絞めへ移行、だがオスプレイは持ち上げてコーナーへパワーボム、KUSHIDAが反撃してコーナーからダイブも、オスプレイはカウンターでのオスカッターで迎撃しコークスクリューキックからオスカッターの必勝パターンを狙う。
 しかしかわしたKUSHIDAはハンドスプリング式スタナーを初披露すると、KUSHIDAはホバーボードロックで捕獲も、起き上がったオスプレイはハイキックからステップキック、KUSHIDAもやり返してエルボー合戦、両者はマサヒロタナカで殴り合って両者はダウン先に起き上がったKUSHIDA、何度も顔面にストンピングを浴びせ、アームロックで捕獲しバックトゥザフューチャーで勝負を狙うが、オスプレイがオスカッターで切り返してリバースファイヤーバードスプラッシュを投下する。
 オスプレイはコーナーにKUSHIDAを固定して顔面へのトラースキックのメッタ打ちにしてから雪崩式狙うが、KUSHIDAが雪崩式バックトゥザフューチャーを敢行してからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い、2度目の優勝を果たした。
 KUSHIDAも復活を示すことだけでなく、否定する声との戦いだったが、オスプレイへの声援がいつの間にかKUSHIDAへの声援と変わっていた。スーパージュニアを卒業するライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAだったが、否定する声を自身への声援に変えたことで、今日はファンから新しい新日本ジュニアの象徴と認められた日でもあった。
 当然ながら11日大阪城ではヒロムとのIWGPジュニアヘビー級選手権が濃厚となったが、リマッチを嫌がるファンもいるだろうが、現在のKUSHIDAならドーム以上の試合を見せることができ、また否定を跳ね返す力もある。だが王者のヒロムは5・31大阪で敗れていることでオスプレイを挑戦者に指名するなど、スンナリ受ける気はない。後は新日本がどう判断するか…


 第6試合で内藤がラリアットを狙う小島をデスティーノで粉砕し田口JAPANを破り、マイクアピールしているところで、欠場中だった棚橋弘至が現れ、「ヒーローは遅れてくるものだ」「内藤はサル山の大将」挑発した後で、6・11大阪城には予定通り出場することをアピール、内藤とにらみ合いをした後でベルトを放り投げて退場、ベルトを拾った棚橋は「このベルトはオレが救います」と奪取宣言した、
 シリーズ直前で棚橋が欠場したことで、インターコンチベルト破壊行為で存在感をアピールしたが、棚橋が予定通り出場することで、二人の対戦の機運がやっと高まった。内藤もインターコンチへの挑戦者不在やUS王座の創設、オカダの再浮上やケニーの台頭などで急ブレーキがかかっている。果たして棚橋をもう1度打ち消すことによって再浮上を図りたいところだが、棚橋もしっかり休養したことで仕上がりは充分、後は決戦を迎えるだけとなった。

KUSHIDAが大混戦のBブロックを制し優勝戦進出!そして涙…

6月1日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」愛知・名古屋国際会議場・イベントホール  1535人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分44秒 ジャストフェースロック)獣神サンダー・ライガー ×川人拓来


◇第2試合◇
▼20分1本
○SANADA EVIL 高橋ヒロム(7分6秒 Skull End)ジュース・ロビンソン リコシェ ×ドラゴン・リー


◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(7分19秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎 マーティ・スカル(11分18秒 体固め)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道
※ピンプジュース


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○金丸義信(9分39秒 リングアウト)[3勝4敗=6点]×エル・デスペラード


【鈴木軍ジュニアの話】
デスペラード「ああ、クソッ!」


タイチ「まあ、しょうがねえな。怒んなよ?」


金丸「長くやってたらわかるよ」


タイチ「まだ甘いんだよ」


TAKA「人を武器に使うなよ。痛えよ」


デスペラード「ちきしょう!」


タイチ「で、(優勝決定戦進出は)どうなんだ?」


金丸「ま、こんなもんだろ。カネのためだからな。仲間だろうがなんだろうが」


TAKA「これで優勝か?」


タイチ「ほかのヤツはどうでもいいんだよ。俺がアイツらに、例のヤツを混入しといたから。勝手にみんな潰れちまうよ。ピーピー(腹を下す)だ。試合中にピーピーして、試合になねえから。あるもの混入しといたから、試合になんねえよ」


金丸「(優勝決定戦進出)決定だな」


タイチ「決定だよ。みんな欠場だ。黙って見てろ」


金丸「(6.3)代々木を見てろ、代々木を」


タイチ「(優勝は)決まったぞ」


金丸「代々木だ、代々木!」


TAKA「おまえらとは(※頭を指して)ここが違うんだよ、ここが!」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○田口隆祐(13分41秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ACH


【田口の話】「(※インタビュースペースにたどり着くと、片ヒザを着いてコメントを始める)とりあえず、望みはつなげたんで、あとはこの試合と(その)次の試合の結果で。とりあえず、自分のやれることはやりましたんで、いい結果を待ちたいと思います。ACHはね、いいケツを持ってるだけあって、ACHもタグチ・ジャパンには魅力的な選手で。全部の選手をタグチ・ジャパンに欲しいですね。ACH、序盤のトペの連発でちょっと、股関節を変な方向に開いちゃって、中盤、力がちょっと(入らなくなった)。ま、なんとか中盤に、痛めた(個所も回復して)。(ACHは)まだ経験が浅いですね。アピールも多めですし。そういうところをタグチ・ジャパンに入って、アピールの具合を研究してもらえば、さらにいい選手になるでしょう。とりあえず、このメンバーで4勝3敗で終われて、勝ち越せたことは大きな収穫。決勝に上がれるかどうかは、神様に任せます」


【ACHの話】「(※左ヒザにタグチ・ジャパンのタオルを巻き、インビュースペースに座り込んで、痛みをこらえる表情を見せながら)オォ、振り返って、これまでしたことのない経験の毎日だった。苦しいスタートだったけど、最後まであきらめずに闘ってきた。どれだけのファンが俺が勝つと思っていたのかはわからない。なんとかリーグ戦を勝ち上がりたかったんだけどね。最後は勝利の女神がほほ笑んでくれなかった。残念だね。タグチは単なるふざけたやろうじゃなかった。“ファンキー・ウエポン”って言われてるけど、それだけじゃない。素晴らしいプロレスラーだよ。それだけに、なんとしてでも勝ちたかったんだけど……。でも精いっぱい闘った。さて、ACHはどこに行くのかな? (ルチャ)アンダーグラウンドか、ROHか……。だけど、必ず日本に戻ってくる。このまま引き下がるわけにはいかないからね。心の底からこのリングで闘っていきたいと思った。まだまだ俺は、名実ともにスーパーになるために進んでいかないといけないからね。(※ゆっくり立ち上がって)アリガト」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○BUSHI(12分8秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク
※MX


【BUSHIの話】「タイガーマスク、俺がお前からスリーカウント取ったんだよ。な? 俺は別に、これでタイガーマスクを超えたとは思っちゃいないよ。たった1回だけだからな、勝ったのは。俺が新日本のマスクマンとして、このまま俺自身が証明しないといけないのは、ライガー、タイガー、お前たちに勝ち続けることだよ。それが、なによりもこのリングで証明になる。新日本プロレスの(顔である)マスクマンはBUSHI。そういうことだ。だから、これでお前を超えたとは思っちゃいない。たった1回だからな。でもそのたったの1回、よ~く覚えとけよ。とりあえず今日は、これでBブロック、最低条件はクリアした。俺が決勝に行く。En Serio、マ・ジ・で」
 


【タイガーの話】「どこが『(BEST OF THE)SUPER Jr.』だ、これが? どこがジュニア最強なんだ、この試合の? 鈴木軍、BUSHI、なんだこの、反則しか使えないのか? (『SUPERb Jr.』に)出てくるな、じゃあ! 俺はあいつらと覚悟違って出てきてんだよ!」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○KUSHIDA(15分44秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ボラドールJr


(試合終了後、オスプレイがリングに登場。座り込んでいるKUSHIDAを見て、自分も座り込む)


オスプレイ「まあ、そのまま、座ったままでいいよ。身体を休めるんだ。KUSHIDA、俺はおまえがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ち上がって、決勝に出てくると信じてた。その通りになって、俺は今、満足してる。おまえと決勝で闘えるんだからな? 1年前、俺はニュージャパン・プロレスリングのリングにデビューした。その時の相手がKUSHIDAだった。だけどその試合では負けてしまった。そして、2度目の対戦でも俺が負けた。それから6カ月前、おまえはIWGPジュニアヘビー級王座を明け渡してしまったよな? そして、ベルトを取り返そうと挑んだ再戦では、5分も持たずに返り討ちに遭ったよな。でも、今のお前は口にこそ出さないけど、タイトルを取り戻したいと思っているだろ? だけど、俺もあのベルトを狙っている。そのためにはおまえを倒さないといけない。どちらが先にあのベルトにたどり着くか。だから『SUPER Jr.』の決勝で闘えるのは、俺にとって好都合だし、必ず俺はおまえを倒す。でも、勘違いしないでくれ。俺は敵としておまえをリスペクトしている。俺が腰にベルトを巻いた姿を、おまえに見せつけるからな。KUSHIDA、最高の状態でリングに上がって来い。最高の闘いを見せてやろうじゃないか。そして俺が、『BEST OF SUPER Jr.』2連覇を達成してやるぞ!」


KUSHIDA、「オーケー。アンダースタンド。オスプレイ、オマエの気持ちはよくわかった。2度あることは3度ある。日本語のことわざにあるんだよ。オーケー、イングリッシュ。レッツ・ゴー、ヨヨギ。アーンド、レッツ・ゴー、クレイジー!(そして、両雄は額を突き合わせ、視殺戦を展開。そして、共に拍手を送ると、オスプレイは先にリングをあとにした。)いいか? ここは日本のリング。新日本プロレスのリングだ。最後!日本的な締めで大会を締めてもよろしいでしょうか?ご起立お願いします!ありがとうございました! 絶対、勝ちます!それでは、残り一つになりましたが、大会の成功と、『BEST OF THE SUPER Jr.』KUSHIDAの優勝と。名古屋大会、またみなさんとお会いできますように……。それを祈願しまして……いよ~~っ!」


【KUSHIDAの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに寝ころび、上半身を起こしてからコメントを始める)滑り込みセーフ。滑り込みセーフ。最後まであきらめないでよかった。もうダメかなと思いましたけど、あきらめないでよかった。最後、ボラドールっていうのが、またなんともプレッシャーで、厳しくて。リング上は改めて、誰も助けてくれないっつうか、独りつうか……。信じるよりね、疑う方が楽なこの時代に、応援してくれる人の声だけが頼りでした。ああ、まだ……気持ちが途切れそうだ。気持ちのダムが決壊しそうだ。(※少し涙声になりながら)チャンピオンが言ってましたけど、地方で……地方でジュニアがメイン取れない。あれだけリング上で宣言しても、何年かかってんだっていうぐらい……ジュニアは会社的にやっぱり弱くて……だけど、チャンピオンが……俺がいる、俺以外の誰かもそう思ってくれてんだと。オスプレイも、そういう熱い気持ち、ビンビン、ジュニアの公式戦で伝わってきたんで……。この新日本プロレス内で置かれてるジュニアの立場っていうのは、ウソなんてなにもないリアルなんで。ふざけんなコノヤロー、舐めんなクソッたれ、の気持ちで(6.3)代々木に向かいたいと思います。オスプレイ、最高の相手でしょう。(※立ち上がって)よし、あと一つだ。(※控室に歩を進めながら)よし! よし! よし!」


【ボラドールの話】「残念だった……。でも、最善は尽くしたつもりだ。これでまた、カンペオナート(タイトルマッチ)からも遠ざかってしまったな。でも、この素晴らしい大会に出られたことには胸を張りたい。次こそは必ず勝ち上がってみせる。最後まで応援してくれたファンにはお礼を言いたい。ありがとう」


【オスプレイの話】「俺はKUSHIDAをリスペクトしてるよ。誰よりも彼をリスペクトしてるんじゃないかな。彼がジュニアヘビー級をどうしていきたいか、そしてそのために何を欲しているかは理解してるつもりだ。今、彼は最高の相手を求めている。そして、それは俺だってことだ。なんといっても、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝者だしね。それ以上の相手、ほかに見当たらないだろ? そして俺は俺で、俺自身のストーリーを積み重ねていくために必要なものがある。それは『DOMINION』でIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を実現するためのステップでもある。KUSHIDAがリスペクトする気持ちが大きければ大きいほど、俺たちの闘いは高みの極みに押し上げられる。そのために俺は、惜しみなく持ってるものを出すつもりだ。キックも、ハイフライ技もね。そして最後は、俺がお前をカバーして、ワン、ツー、スリーを聞く。俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は残り少し。それが終わる時に、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を達成している」


  「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロックは全選手が同点という混戦のままで最終公式戦を迎えた。


 まず金丸vsデスペラードの鈴木軍対決は、金丸にはタイチ、デスペラードにはTAKAが着くも、双方のセコンドが介入するなど乱戦となるが、デスペラードがキチンシンクからスライディングキック、デスバレーボムと畳みかけるが、金丸の窮地にタイチが介入してウイスキーミストを狙うと金丸に誤爆、スペラードがスピアーで金丸を場外へ追いやるとトペコンを発射するが、イスを持ち出してタイチだけでなくTAKAにもイスで一撃を加え、金丸にも一撃するが、金丸は場外でのブリティッシュホールを敢行して両者ダウン、先にデスペラードがリングに戻ろうとするが、金丸がTAKAをぶつけて阻止してからリングに戻ってリングアウト勝ちとなり、この時点で金丸に敗れているタイガーの脱落が確定する。
 試合後にはデスペラードが3人に詰め寄って不穏な空気となるが、3人に促されて取り合えずグータッチとなって絆を確かめ合ったが、デスペラードは不機嫌のままだった。


 田口vsACHは互いに尻をアピールするも、田口は徹底的に尻攻めを展開してACHを揺さぶる。ACHはフェイントから股間へパンチ、正面飛びドロップキックから場外の田口にミッション・イン・ポシブを決めると、リングに戻ってからヒップバットから掟破りでギタり、もう1発を狙うが、かわした田口は尻を叩き、インディアンデスロック、変形のジャベで股裂きと足攻めを展開して動きを封じにかかる。
 ACHは背中へフットスタンプ、側頭部への低空ドロップキックと流れを変えようとするが、トペ狙いはエプロンの田口が延髄斬りで迎撃、ACHはデスバレーボムから股間へのパンチは股でキャッチした田口は腕を捻りヒップアタック、リング下からジャンピングハイ、スワンダイブヒップからアンクルホールドと攻め込む。
 田口はジャンピングヒップアタック、エルボー合戦も競り勝って、串刺しヒップアタック、エプロンからのヒップアタックからミサイルヒップ狙いはACHは雪崩式ブレーンバスターを決めるも、ラリアット狙いは田口がカマイタチ式ヒップアタックで迎撃、最後は田口がスライディングヒップアタックから丸め込み合戦となって田口が競り勝って3カウントとなり完勝し、この時点で田口に敗れている金丸の脱落が確定、そして田口はACHにタオルを差し出して田口ジャパンに勧誘する。


 タイガーvsBUSHIは既に脱落が決定しているタイガーがソバットからツームストーンパイルドライバー、胴絞めチキンウイングフェースロックと速攻狙うが、BUSHIは2度に渡って場外に逃れて焦らしにかかると、追撃を狙うタイガーを場外へ引きずり出しTシャツでチョーク攻撃、リングに戻ってからタイガーがデスペラード戦で痛めた足に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
 タイガーは痛い足を引きずりながらもミドルキックで流れを変え、雪崩式アームホイップからソバット、タイガードライバー、ミドルキックと攻め込むが、タイガーの足をロープに固定してのコードブレーカー、ライトニングスパイラルと応戦するも、BUSHIのフィッシャーマンズバスター狙いは、タイガーがタラバガニロックで捕獲して絞めあげる。
 タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いは、膝への蹴りで阻止したBUSHIが海野レフェリーとタイガーを交錯させ、持ち出したイスをタイガーに投げ渡してキャッチしたところでコードブレイカーを決めてから、MXを決め3カウント、これでBUSHIに敗れている田口、ボラドールの脱落が確定し、優勝決定戦進出はKUSHIDAとBUSHIに絞られる。 


 KUSHIDAvsボラドールはKUSHIDAのグラウンド狙いを拒否したボラドールが、KUSHIDAのトペはボラドールがロープ越しのハイキックで迎撃、マスクを脱いでロープワークの攻防からティヘラ、場外にKUSHIDAにノータッチトペコンを決めるも、エプロンの攻防ではKUSHIDAがアームブリーカーを決め、スワンダイブミサイルから場外のボラドールにトペコンを炸裂させる。
 リングに戻ってもKUSHIDAがムーンサルトプレスを投下し、ミドルキックをかわしたボラドールはスーパーキック、前から飛び乗ってのバッククラッカー、スーパーキックと反撃するが、KUSHIDAはオーバーヘッドキックで応戦する。
 ボラドールはジャンピングハイキックからスワンダイブもKUSHIDAが腕十字で捕獲、KUSHIDAが突進もボラドールがかわし、KUSHIDAがスライディングで場外も、ボラドールがすぐさまラ・ケブラータを発射、リングに戻るとKUSHIDAが雪崩式フランケンシュタイナーを決めれば、ボラドールも飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦、KUSHIDAのマサヒロタナカをかわしたボラドールがリバースフランケンを決め、KUSHIDAを脳天から突き刺す。
 ボラドールはハンドスプリングを狙うが、KUSHIDAが腕十字で捕獲、しかしボラドールはラ・マヒストラルで丸め込み、もう1回は押し潰したKUSHIDAがラ・ミスティカから低空でのホバーボードロック、バックトゥザフューチャーで3カウント、優勝決定戦に進出を決めた。


 試合後にはAブロックの代表となったオスプレイが現れ、KUSHIDAを挑発して視殺戦となり、オスプレイが退場後はKUSHIDAの一本締めで大会は締めくくられた。


 開幕戦から連敗続きで、BUSHIからようやく公式戦初勝利もACHに敗れ波に乗り切れていなかったKUSHIDAだが終盤での猛ラッシュでBUSHIを振り切って優勝戦進出を決めた。バックステージでは涙を流しながらコメントしていたが、それだけ厳しく、気の抜けない状況が続いていたという現われだったのかもしれない。だがまだリーグ戦は終わったわけでなく、最後の相手として昨年度覇者であるオスプレイが優勝決定戦に控えている。KUSHIDAも復活がテーマなら、オスプレイも過去KUSHIDAに2連敗を喫していることから、KUSHIDA越えが最大のテーマ、本当に泣くのはスーパージュニア優勝だけでなくヒロムへのリベンジを果たしてベルトを奪い返してからだ。

Aブロックはオスプレイが2年連続で優勝決定戦に進出!タイチに勝ったライガーはスーパージュニア卒業もベルト獲りの意欲は失わず

5月31日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1118人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(7分56秒 首固め)ボラドール・ジュニア ×ACH


◇第2試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンソン ○田口隆祐 KUSHIDA(8分42秒 ラ・マヒストラル)SANADA EVIL ×BUSHI


◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(6分3秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(8分34秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ピンプジュース


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○獣神サンダー・ライガー(10分2秒 体固め)[4勝3敗=8点]×タイチ
※垂直落下式ブレーンバスター


(試合終了後、ライガーはKUSHIDA、田口と抱擁。そして、マイクを手にすると、場内はライガーコールに包まれる。)
ライガー「大阪の会場のファンのみなさん、応援ありがとうございました! ライガーの『BEST OF THE SUPER Jr.』は、今日で終わりました。みなさんの応援のおかげで、最後勝利で飾ることができました。混乱の試合の中、田口選手とKUSHIDA選手に助けてもらいました。彼らは、今年もまだ代々木があります。来年、再来年、もっとすばらしい、もっと熱いジュニアのトーナメント、繰り広げてくれると思います。僕はそれを放送席で「スゲーッ!」って言いながら(場内笑)、みなさんと観たいと思いますので、これからも『BEST OF THE SUPER Jr.』、よろしくお願いします! ありがとうございました!」


【ライガーの話】
ライガー「タイチに言っとく、デスペ(ラード)に言っとく、金丸に言っとく、トップはダメだって……。乳首……また事務所に怒られる。(※乳首を指先で隠しながら)ここはダメ、トップはダメだって。以上……って言ったら怒られるか。ま、リング上で言ったように、僕の『BEST OF THE SUPER Jr.』、これで終わりました。トータル何回出たのか、何年連続か、それは俺は知らない。そんなもの知る価値はない。出て、優勝しなければ意味はないんだ。自分の中で、このリーグ戦を闘い抜く力は、もう今年で終わりだと思ったから、卒業宣言をした。ただ、引退じゃないぞ。言っとくぞ、引退じゃないんだ。ベテランは一発勝負に強いから。タイトルを俺はあきらめたわけじゃない。去年か、(5・3)福岡国際センターでKUSHIDA選手と(IWGPジュニアヘビー級のベルトを懸けて)試合をさせていただいた。手ごたえはつかんでるんだ。もう1回、あのベルトに挑戦を絞って、改めてもう1度、IWGPのジュニアのベルトを巻きたい。そのために、この『BEST OF THE SUPER Jr.』も捨てる。そういう覚悟があるんだ。だから、センチ(メンタル)な気分で俺を送り出すとか、そういうのはやめてほしい。ライガーは引退ではない。さらなる高みに行くから。自分を上げていきたい。そのためにはなにが必要、なにをすべきか。一つに集中して、チャンスが来るのを、IWGPジュニア挑戦のチャンスが来るまで、成績を残して、毎日試合をしていかなきゃいけない。逆のそっちの方が過酷かもしれない。ま、とりあえず、『BEST OF SUPER Jr.』は今年で終わりです。はい、終わりです。」


–改めて今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』を振り返って。1勝6敗でしたが……。
ライガー「そりゃあ、みんなすげえ。ただ、タイチが今日、1対1で正々堂々と……正々堂々っていうのはおかしいかな、来るならまた話は別だったと思う。いきなり(金丸とデスペラードを)連れて来て、奇襲をかけてきて。3人がかりで。そんなヤツらに絶対、勝ち星は譲らない。勝ち星を譲ったら、『BEST OF THE SUPER Jr.』に今年俺が出た意味がない。結構、タイチはいい成績だったみたい。だが、そんな最後(決勝)までは許さない。なにがなんでも勝つつもりだった。まあ、勝ててよかった。これで俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』での責任は果たしたと思う。だからもう、今後は俺自身、IWGPジュニアというベルトに挑戦したいと……。もう1度言う、タイチ、トップはダメだって……、怒られるよ。手入れもしてないし。(※上半身に寄って撮影しているビデオクルーに)アップにすんな! どこ、アップにしてんだ!」


–最後に、ライガー選手にとって第1回から出場してきた『BEST OF THE SUPER Jr.』はどういうものでしたか?
ライガー「ジュニアの方が面白いよ、ジュニアの方がヘビー(級)よりも全然すごいんだよっていうのを見せつけるための大会だった。僕の中では“対ヘビー”っていうのがありましたから。それが実を結んだのかどうかは知らないけど、『新日のジュニアは面白い』って言われて、世界に進出するこのジュニアの存在が(出てきて)。で、WWEの方に(ディーン)マレンコやペガサス(キッド)やエディ(ゲレロ)や、そういった選手がどんどん進出して。ま、その時点で、本当は俺の役割は終わったのかもしれない。ま、でも、役割を果たせたかなと思う」 


–結果、“スーパージュニア”という言葉が、アメリカでは一つのジャンルとして認識されるまでになりましたからね」
ライガー「まあな。よかったと思う。ほんとにもう1回、IWGPジュニアに挑戦させてほしい」


【タイチの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに倒れ込んで)ここあmで全敗で来てて、なんだ? わざとか? あんなに、あんなに力のこもった掌底、パワーボム、なんだ最後、わかんねえ。誰よりも効いたよ。ジジイでも、腐ってもライガーじゃねえか。ま、今日はよ、最後なんだろ? 全敗させちゃんかわいそうだと思って、今日は(勝利を)譲ってやるさ。だけど、勝ち逃げ、許さんぞ、ヅライガー。辞めんのか? テメエの終わりは近いのか? その前にもう1回、カタつけようぜ。まだ逃がさんぞ、テメエ、コラァーッ(※這って控室へ)」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○TAKAみちのく(9分20秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×ドラゴン・リー
※みちのくドライバーⅡ


【TAKAの話】「ハッハッ、どうせよ、俺が負けると思ったんだろ? 油断はキン○マなんだよ、油断はキン○マなんだよ。俺はよ、今シリーズ、あんまり汚いことしてないのわかってるか? 油断しすぎんだよ。俺はよ、鈴木軍なんだよ。俺の中でよ、開幕戦と2戦目、ライガーさんとタイチで燃え尽きてんだ、もう。(ほかの試合は)どうでもよかったよ。だけどよ、俺たちはチームでトップ獲る目的があるからよ。まだ可能性あるよな? まあ、その目的を(目指して)……。あとはな、このリーグ戦に出ればやれると思ってた相手がいたんだけど、やれなかった。このシリーズだったら真っ向勝負できると思って楽しみなヤツがいたんだけど、できなかった。もう俺も今年25周年だ。25周年のスペシャルマッチで、自分とこ(の団体)でやらせてもらうよ。(最終成績が)何勝か知らないけどよ、すごいヤツがいっぱいで頑張っちゃったけど、俺の中でライガーさんとタイチで燃え尽きたんだ」 


【リーの話】「ハア、最後の最後で……。これで終わったのか……。OK、初めて(『BEST OF THE SUPER Jr.』に)出場して、素晴らしい相手とこれだけ集中して闘ったのはいい経験になった。決勝に進めなかったのは残念だけど、十分にやっていけることは証明できたと思う。またここに戻って来て、マスクマンの、そしてルチャドールこそが最高なんだということを見せつけたい。ビバ・メヒコ。グラシャス」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○マーティ・スカル(13分31秒 クロスフェースチキンウイング)[4勝3敗=8点]×リコシェ


【スカルの話】「ハハハ。今日は勝った。だけど、それだけだ。俺の目標はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』でに優勝することだった。結果は4勝3敗。決勝には進めなかった。だからといって、この結果から目を背けるわけにはいかない。これまでにない経験ができて、一つ階段を上ったという手ごたえはつかんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、マーティー・スカルを日本のみんなに知ってもらえたと思う。だけどそれだけだった。俺自身にとっては、日本という国で繰り広げられているレスリングを肌で感じることができた。観客も含めて、そこに集う者たちがどれほどの情熱を注いでいるかを知ることもできた。それが俺になにをもたらせたか。そしてこのトーナメント(リーグ戦)のシステムは、イングランドともアメリカとも異なるものだった。それに毎日、試合後に記者に囲まれることなんて、新鮮な経験だった。そんなすべてが、俺に言い訳を与えない環境だった。まだまだ俺は力をつけないといけない。優勝できなかったというのは、まだその時じゃないってことなんだろう。14年間(プロレスを)続けてきて、また新たな刺激を受けた。こういう場を与えてくれたすべてに感謝する。必ずまた、『BEST OF THE SUPER Jr.』の舞台に戻って来て、必ずや優勝を勝ち取ってみせる。そしてIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになってやる。俺はますますこのビジネスが好きになった。まだまだこれからも、悪党として生き抜いていく」 


【リコシェの話】「(※腰に巻いていたリングコスチュームのベルト、手首に巻いていたバンテージを巻き取ってフロアに叩きつけると、自分に言いきかせるように言葉を発する)こんな落ち込んでる顔を撮るなよ。いつも、どんな試合でも、俺はもう一つ先へ進むよう心掛けて闘ってきた。だけど、時にはいい結果をもたらし、時には悪い結果をもたらす。今日は思わずチクショーと叫びたくなるような結果になってしまった。彼との試合ではいつもいつも同じような流れになって、それでやられてしまってる。何回闘っても、どうしても同じ手でやられてしまう。闘えば闘うほど、厳しい状況に追い込まれてしまうなあ……。いろいろ試してはみてるんだがな……。だけど同じような場面で、同じ技につかまってしまう……。今日もそうだった。この『BEST OF THE SUPER Jr.』は俺が優勝するというつもりで闘ってきたんだけど、現実を突き付けられた思いだ。今はそれしかないね。なにか変えていかないといけない。なにか変わっていかないといけない……(※とつぶやきながら控室へ)」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○ウィル・オスプレイ(15分19秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×高橋ヒロム
※オスカッター


【オスプレイの話】「さあ、次も楽しもうか。厳しい闘いが続くよ。だけど、俺はニュージャパン・プロレスリングを愛してる。情熱を注いでるし、それはもう中毒になってるほどさ。それに何を言われても、聞く耳を持ってないよ。俺はこれまで経験したことのない高いステージに向かってる。それがガイジンで初の『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇だ。それはまだ、タイガーマスクしか実現してないものだ。もちろん、ガイジンでその栄光をつかんだ者はいない。俺がガイジン初の2連覇を達成して、またひとつ、新たな歴史を作る。去年、最年少優勝、英国人初の優勝という新しい歴史を残した。今年は、そこにさらにもう一つの歴史を積み重ねる。これからもキャリアを積み重ねるたびに、新しい歴史を作っていくつもりだ。その中で今、最も近くにあるのが、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇。必ずそれを成し遂げることをここで約束する。それを達成すれば、誰からも俺の闘いに文句をつけられることもない。批判の声があるのは知っている。だけど誰も成し遂げられなかった実績を残せば黙らせられる。見逃さすなよ、俺が再び栄光をつかむ瞬間をな。そしてジュニアヘビー級を次のステージに押し上げる。誰にも脇見することないようにしてやる。そしてタイトルを獲って、そのタイトルを守りながら最高のレスラーの域にたどり着く。俺自身の手で築き上げていくんだ。5年前、そんなこと言っても、誰も信用しなかった。笑い飛ばされていたよ。だけど俺は自分の才能を信じ、果てしない野望を抱いて、長い歴史においても最高のジュニアヘビー級レスラーの域までたどり着いたんだ。それをヘビー級に交じっても、ルチャドールが入っても、アメリカでもイングランドでも、いや世界中のどこであっても、ニュージャパン・プロレスリングが最高であることを見せていく。そのためにもIWGPジュニアヘビー級のタイトルを手にしなければならないんだ。そのためにも2連覇を果たさないといけない。その時を目の前まで手繰り寄せたんだ。これを逃すわけにはいかない。この体を犠牲にしてでも、それを成し遂げる。このオーサカでその思いをさらに強くした。そのためにも脇目も触れずに、さらにハードなトーレニングを積まないといけない。そして約束する、この魂すべてをつぎ込んで、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を手にすることを……」


  「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロックも大阪大会で最終公式戦、ここまでの経過を振り返るとオスプレイ、ヒロム、リコシェ、リー、タイチが8点でトップ。タイチが勝ったとしてもリコシェvsスカルの結果待ち、リーが勝ったとしてもメインのオスプレイvsヒロムの結果待ちと、誰が優勝戦進出するのかわからないカード編成となった。


 まずタイチはライガーと対戦、今日の試合をもってSUPER Jr. 最後の公式戦となるライガーにタイチが奇襲をかけ、金丸やデスペラードも介入して袋叩きにし、マイクで「オイ!ヅライガー!今日のスーパージュニアで卒業だ?今日の公式戦で最後だ?卒業?違う、テメーは今日で引退だ!獣神サンダー・ライガーの引退試合を始めま~す!」と言い放って開始となり、鈴木軍がライガーを袋叩きするだけでなく タイチは木槌攻撃やマスク剥ぎと痛めつける。
 タイチは掟破りの垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ライガーが投げ返し、タイチがバスソーキック、天翔十字鳳と畳みかけるがライガーはカウント2でキックアウトする。
 タイチはラストライドを狙うが、リバースしたライガーは掌打から串刺し掌打も、浅見レフェリーに誤爆してしまい、また金丸、デスペラードが介入してライガーを総攻撃、ここで佐藤レフェリーも駆けつけてしまうが、タイチがライガーを投げつけて佐藤レフェリーをもKOする。
 タイチはハサミを持ち出してライガーの角を切り落とし、コスチュームも切り刻むが、ここでKUSHIDAと田口が駆けつけ金丸とデスペラードを排除し、イスを手にしたタイチにはライガーが浴びせ蹴りを炸裂させると、最後は投げ放しパワーボムから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し逆転勝利で公式戦初勝利、タイチは脱落となる。


 リーはTAKAと対戦し握手するリーにサミングを決めたTAKAは客席へ連行してジャストフェースロックで捕獲、リーはカウント19でリングに上がるも再びジャストフェースロックで捕獲とスリーパー、チンロックと首攻めを展開、リーもティヘラで流れを掴もうとするが、先に戻ったTAKAがリーがリングに戻ろうとしてロープを跨いだところでロープを蹴り上げ、ロープが股間に直撃、だがスライディングでTAKAが場外に逃れたところでリーが高速トペで強襲をかけ、リングに戻ってコーナーに押し込み顔面低空ドロップキック、エルボーの連打もTAKAがサミングで応戦もリーはカサドーラから脇固め、クロスフェースへ移行して、グラウンド卍固めへ移行する。
 リーはパタラス・エネル・ペチョを狙うがかわされるも逆さ吊りのTAKAに串刺しドロップキック、大中西ジャーマン、デスヌカドーラ、デスヌカドーラ狙いは逃れたTAKAがスーパーKからラ・マヒストラル、みちのくドライバーを逃れたリーは低空ランニングフロントキックからバックドロップホールドを決める。しかしキックアウトしたTAKAはスーパーKを浴びせるとみちのくドライバーⅡを決め3カウントで脱落、TAKAのインサイドワークの前にさすがのリーも完敗だった。


 リコシェはスカルと対戦し、スカルの奇襲を返り討ちしたリコシェはスカルを場外に追いやってトペ、プエロデアギラと立て続けに浴びせるが、スカルをリングに戻してからのスワンダイブエルボースマッシュはスカルがクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、スカルはパワーボム狙いはリコシェがジャックナイフ式エビ固めで切り返し、ティヘラ狙いはスカルが顔面へのソバットで阻止、場外に逃れたリコシェにエプロンからトラースキック、客席へ叩きつけるフリをしてリコシェをリングに戻し怪鳥ポーズと余裕ぶりを見せる。
 リングに戻ったスカルは回転式ロメロスペシャル、顔面キックと攻め込むが、クロスフェイス・チキンウィング狙いを逃れたリコシェは619を浴びせ、スワンダイブエルボースマッシュ、その場飛びシューティングスターと猛反撃するが、ペナドリラー狙いは切り抜けられ、キングスライディング狙いもエルボーで逃れられてしまう。
 スカルはフィッシャーマンズバスター式牛殺しを決め、リコシェのペナドリラーもかわしたスカルはキックも、前方宙返りでかわしたリコシェはドリームキャストを浴びせ、再度キングスライディングを狙うが、逃れたスカルは指折りを狙う。
 だが阻止したリコシェはノーザンライトスープレックスからの連続攻撃を狙うが、スカルが指折りで阻止するとクロスフェイス・チキンウィングを狙う、しかし強引にブレーンバスターで投げたリコシェはシューティングスタープレスを投下、スカルは剣山で迎撃する。
 スカルは低空でのパイルドライバーを連発して指折り、リコシェもブラジリアンキックからギャラリアを狙うが、スカルはクロスフェイス・チキンウィングで切り返すと、リコシェが強引に担いでペナドリラーを狙う。
 しかし着地したスカルはリコシェの後方回転エビ固めをクロスフェイス・チキンウィングで切り返し、リコシェは無念のギブアップ、リコシェは完敗で脱落となる。


 
 これで優勝戦進出はヒロムとオスプレイに絞られ、ヒロムが勝って同点にならない限り優勝戦進出は出来ない状況となった。
 ゴングと同時にフロントハイキックの連打で奇襲をかけたオスプレイはヒロムを場外へ追いやりトペを発射、客席に座らせて助走をつけてのドロップキックを放って先手を奪ったかに見えたが、再び場外戦となってオスプレイがトペを狙うと、素早くリングに戻ったヒロムはエプロンにオスプレイに断崖式回転エビ固めを敢行、リングに戻ってからニークラッシャー、鉄柱を使うなどして足攻めを展開、ドラゴンスクリューからアキレス腱も同時に極める変形足四の字固めとオスプレイの動きを封じにかかる。
 ヒロムのバックドロップ狙いを着地したオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ロープ越しのアトミコ、串刺しエルボーから顔面への低空ドロップキック、背中へのその場飛びシューティングスタープレス、その場飛びトルニージョと猛反撃する。
 オスプレイは打撃のコンポで攻めてからロープへ走るも、追尾したヒロムはスパインボムからファルコンアロー、サラマンダーからTIME BOMBを狙うが、オスプレイがコーナーにヒロムを固定して顔面トラースキック、オスカッター狙いはヒロムがキャッチして連続ジャーマンで叩きつける。
 エプロンでの攻防となるとエルボー合戦からヒロムが再度断崖式回転エビ固めを狙うが、阻止してオスプレイは顔面キック、場外でダウンしているヒロムにエプロンからのシューティングスタープレスを投下、ヒロムをリングに戻したオスプレイはコークスクリュー・シューティング・スター・プレスもヒロムは剣山で迎撃する。
 ヒロムはコーナーへのデスバレーボムを狙うが、脱出したオスプレイはスピンキックからスパニッシュフライを決めると、最後はリバース450°スプラッシュからオスカッターを決め3カウントを奪い勝利、2年連続で優勝戦進出を決めた。
 ヒロムにしても足を攻めたことでオスプレイの動きを封じたと思い込んでいたが、それでも動き回るオスプレイはヒロムにとっては想定外で、内容的にも完敗だった。


 最後にタイチ戦を終えたライガーがマイクを持ってファンに感謝の言葉を述べ、今後のスーパージュニアは田口とKUSHIDAに託すことをアピールして、ファンの拍手の中でリングを後にした。
 ライガーはスーパージュニアでは各選手に敗れたものの、対戦する相手からはライガーに対するリスペクトするコメントが寄せられるなど、改めていろんなジュニア選手に影響を与えたレスラーだったことを痛感させられてしまった。
 最後の公式戦となったタイチ戦も試合は終始リードを奪われ、マスクは破かれ、コスチュームも切り刻まれるなど、ボロボロにされてしまった。一部ではライガーのもう一人の化身である鬼神ライガーが降臨するのではという期待の声もあった。しかしライガーはあくまで獣神サンダー・ライガーを貫いた、それが全てだったと思う。
 ライガーは今年をもってSUPER Jr.を去る、これもまた寂しくなるが、田口とKUSHIDAが新しい光景をどう見せてくれるのか?だがライガーはSUPER Jr.を卒業してもIWGPジュニアのベルトへの意欲は失っておらず、まだまだ引退はしない、ライガーのストーリーはこれからも続いていくのだ。

KUSHIDAと田口が見せた新日本ジュニアの真髄!Bブロックは全選手が同点で最終公式戦へ

5月29日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1311人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分3秒 ジャストフェースロック)ドラゴン・リー ×海野翔太


◇第2試合◇
▼20分1本
SANADA ○EVIL 高橋ヒロム(7分50秒 Banshee Muzzle)ジュース・ロビンソン リコシェ ×川人拓来


◇第3試合◇
▼30分1本
レイモンド・ロウ ハンソン デビット・フィンレー(7分46秒 ウォーマシンコンポスラム)×タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○マーティ・スカル(12分41秒 クロスフェイス・チキンウイング)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=4点]○タイガーマスク(10分20秒 タイガースープレックスホールド)[3勝3敗=6点]×エル・デスペラード


【タイガーの話】
※タイガーは林リングドクターに肩をかり、左足を引きずりながら、コメントブースに登場。
タイガー「どんな感じですか? 感覚なかったっすよ」


林「血が出てるかもしれないな」


タイガー「このあと、すぐに(治療を)お願いします。ひとつだけ、アイツが負けた時に、アイツのマスクを剥ごうと思った。だけど、武士の情けだよ。お前と同じ手を使ったら、俺もお前と同じ土俵になっちゃうだろ。武士の情けだと思え。今までタッグマッチで散々いかれてきたけど、今日このリングで結果が出たと思う。アイツはまだ俺には勝てない。絶対勝てない。今回『SUPER Jr』の星取りもあったけども、それ以前にアイツとの決着戦というものもあった。どうせアイツらTAKA、金丸、タイチ、デスペラード。好きなこと言えよ。俺が『SUPER Jr』に出るなって? どの面下げてお前が出てきてるんだ、TAKAみちのく。タイチ、お前まともな試合出来るんならやれよ。金丸 、ひとりでやってみろ。デスペラード、ご苦労さん。以上」


【デスペラードの話】「(※腹を押さえてインタビュースペースに着くと、うずくまってベンチにもたれかかる)最後、マスクに手をかけときながら、何もしてこなかったな。それがお前の矜持か。マスクマンの闘い方は、こんなもんじゃねぇ。もっといろんなやり方があるんだ。テメェ、今日俺のマスクを剥がなかったことを、後悔させてやる」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○BUSHI(9分27秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×金丸義信
※MX


【BUSHIの話】「オイ、金丸 ! 忘れてねぇぞ。忘れちゃいねぇんだよ。去年の『SUPER J-CUP』。やっと手に入れた出場枠。お前にまんまとやられたよ。あの後な、俺のツイッターでいろんなヤツが来たよ。なんの為に出場権獲ったんだよ。『だったら、他団体の○○の方がよかった』とかさ、たくさん届いたよ。言っとくぞ。俺はカスタマーセンターじゃねぇんだよ。金丸、同じブロックで。そして、同じ後楽園。後楽園の借りはキッチリ返したぞ。セコンド付きだろ? いいよ、もう一回。セコンドなしで、一対一でやったっていい。まだ一回返しただけだからな。勝ち越してないからね。このあと今日の試合、どうなるか分からない。俺が勝ったことで並んだヤツが出てきたんじゃないか。このあとセミ、メイン、勝敗次第で俺もまだまだ決勝に行く可能性だってあるんだよ。0じゃないんだよ。いいか、俺はBブロックのヤツの足を引っ張るんじゃない。俺が、俺自身が決勝に行くしかねぇだろ。待ってろよ、こっからだぜ。答えはもう出てるだろ。EN SERIO、マ・ジ・で」


【金丸の話】「ウェーッ!(※と腹を押さえながら) オイ、何だよ、オイ! あぁ? 試合じゃ負けてねぇぞ! 今日は角瓶にやられたんだよ、角瓶に!(※角瓶を手に取り)コイツにやられたんだよ! 覚えとけよ! ウェーッ!」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ボラドール・ジュニア(12分2秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×ACH
※雪崩式フランケンシュタイナー


【ボラドールの話】「勝つことができて良かった。俺は“空中の支配者”ボラドール・ジュニアだ。俺はメキシコ人で初めての優勝者になりたい。『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝まで行くぞ!」


【ACHの話】「(※アイシングしている右腕を押さえながら、痛そうな表情で座る)プロレスリングにリスクはつきものだ。今日、俺は最大のリスクを負い、腕が腫れてしまった。今日の俺はツイてなかった。スパニッシュフライで負けてしまったことは、とても悔しいし、ファンのみんなにはお詫びしたい。でも、俺はまだポジティブな気持ちでいる。公式戦はまだ残っているし、決勝に進むチャンスはまだあると信じている。このリーグ戦制して、俺はニュージャパンの歴史で最も素早いライジングスターになってみせる。それはスーーパーーだ!」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○KUSHIDA(23分53秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×田口隆祐
※バックトゥザフューチャー


(試合終了後、KUSHIDAと田口が正座をして向き合い、お互いに頭を下合う。そして、グータッチで互いの健闘を称えた。)


KUSHIDA「田口さん、上には獣神サンダー・ライガー、下には年齢的には高橋ヒロムがいる。そん中で、三十路世代、まだまだこっからですよね? これからもよろしくお願いします(これで場内が大拍手に包まれ、両者はガッチリと握手。そして、田口がKUSHIDAの手を挙げて退場)「ウィル・オスプレイ対リコシェではなく、開幕戦のドラゴン・リー対ヒロムでもなく、後楽園ホール中日(なかび)、KUSHIDA対田口を選んで、来ていただいた皆さん、ご来場ありがとうございます(※大歓声&大拍手)。マニア認定です、ハイ。それでは、“日本人的な締め”、“一本締め”で大会を締めたいと思います。よろしいでしょうか?(※大拍手) それではご起立をお願いします。それでは、『BEST OF THE SUPER Jr.』、大会の成功と、それから3勝3敗ですけれども、まだまだ諦めずにKUSHIDAの優勝と(※大拍手)、さらにはタグチジャパンの発展(※場内笑)、三十路世代のまだまだの踏ん張り、これに祈願しまして、いよぉ~~!(※KUSHIDAと観客が一斉に柏手。そこから大歓声&大拍手)」


【KUSHIDAの話】「3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ生きてる。ハードスケジュール、にもかかわらず、俺はこうしてリングに立ってる。3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ代々木を諦めてない。『にもかかわらず』を見せるのが、プロレスラーの仕事だと思ってるから」


【田口の話】
田口「ハァハァ、クッシー、強いね。強いだけじゃなくて、やっぱり試合を通して、常にコントロールされてしまって。最後、『アンクルいけるかな』と思ったんですけど。中盤ね、腕を攻められた分、絞りきれなかったていうところがありましたね。展開からすべてクッシーに上回られて。タグチジャパン、KUSHIDA選手代表確定でしょ。あとは、このまま勝ち上がって優勝すれば、当然シングルの代表枠が見えてきますし、勝ち上がらないということはないでしょう。あの力なら完全復活でしょ。前半ちょっと負けが込んでたけど、後半こうやって白星積み重ねて、次勝てば、クッシー有力なんですから。ボクは、最後のACH。これはなんとか勝ち越してね。まぁ、クッシーが勝てばという話で、負ければまだ分からないでしょうし。4勝でも十分チャンスはあるでしょうから。次、私は頑張って白星を積んでどうなるか」


――今日は本隊のジュニア同士でメインを飾りましたが?
田口「これだけ外国人選手がいる中で、新日本の本隊ジュニア同士でこれだけの試合をやってね。他の外国人選手にも負けてないですよ。新日本の本隊ジュニアでこれだけお客さんを熱狂させる試合ができればね。まぁ、お客さんを熱狂させる以前に、アタシとクッシーが一番この試合を楽しみ、熱く魂を交わしたと。タグチジャパンは『ふざけてる』と言われますけどね、別にふざけてるわけじゃないです。熱いモノの中にね、“遊び”を取り入れてるんですよ、遊びを。この中に遊びをどれだけ放り込めるか。そうすることで、幅が広がるんですよ。幅が広がることで、中西選手は活躍してますし、ジュースもどんどん伸びてるでしょ。クッシーもリーグ戦以外は、タグチジャパンの試合で、伸び伸びと試合をして、その中で何かを掴んだんでしょう。くすぶってる選手いっぱいいるんだから、新日本プロレスは。他のユニットでも入りたい人は、どんどんツイッターを使って、ボクのところにメッセージをください」


 いよいよ公式戦も残り3戦となった「BEST OF THE SUPER Jr.24」、Aブロックはリコシェ、リー、オスプレイ、スカル、タイチ、ヒロムの6選手がトップに並ぶ混戦。Bブロックは田口、ACH、金丸、デスペラードの4選手がトップも、タイガー、KUSHIDA、ボラドール、BUSHIも可能性もあることから、逆転の可能性も否定できず、こちらも混戦。後楽園ではBブロック公式戦が行われた。
 
 メインは4点のKUSHIDAと6点の田口が対戦、序盤はKUSHIDAが足を奪ってからヘッドロック、ヘッドシザース、バックマウントで回転体と田口を封じにかかってから弓矢固め、猪木アリ状態に持ち込んで、田口が敢えて踏み入れるもKUSHIDAが上を奪って有利に立つなど、田口にペースをつかませない。
 両者はヒップアタック、ドロップキックが相打ちになり、田口がエール交換で両腕でのグータッチを求めてKUSHIDAが応じると、田口がガットショットで奇襲をかけ、ヒップアタックで場外へ追いやるとエプロンダッシュのヒップアタックを発射するが、キャッチしたKUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲、放送席へ腕を叩きつけてから、リングに戻ってジャベで腕攻めを展開。田口はスリーアミーゴズで反撃して3回目でKUSHIDAが着地すると、KUSHIDAが膝を痛めてしまい、これを逃さなかった田口が膝めがけて低空ドロップキックを発射、STFから変形の膝固めと膝攻めを展開して形成を逆転させる。
 田口はヒップアタックを狙うが、キャッチしてそのままジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んでから、掟破りのどどんを敢行し、回転エビ固め狙いは田口が顔面への低空ドロップキックで阻止してから、ロープに座り込むKUSHIDAにヒップアタックの連打、そしてミサイルヒップを狙うが、キャッチしたKUSHIDAは飛びつき腕十字で捕獲、しかし田口はオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
 KUSHIDAも足四の字を決め、ローキックの連dな、腕へのドロップキック、エルボー合戦から田口は膝へのドロップキックも、KUSHIDAは腕へのバトンキックからマサヒロタナカを狙うと、かわした田口はアンダースロー式ボディーブロー(勝手にヤマダヒサシと命名)から掟破りのホバーボードロックで捕獲する。
 両者はアームブリーカー合戦からKUSHIDAがドラゴンスクリュー、腕へのバトンキックからホバーボードロックを狙うが、田口はホバーボード式どどんで切り返し、ケツイエからオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
 逃れたKUSHIDAはサムソンクラッチから読み合いを展開すると、ホバーボードロックからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い6点目を獲得した。
 ジュニア同士の試合なれど細かい技が中心の攻防、後楽園ホールでは細かい技が伝わりやすく、また獣神サンダー・ライガーも「ハイフライだけがジュニアではない」と示したとおり、これぞ新日本ジュニアの真髄と見せつけた試合だった。


 セミ4点のボラドールvs6点のACHは、握手を求めるボラドールに手を差し伸べたACHにボラドールが奇襲をかけるが、ACHもマンハッタンドロップで応戦。場外のボラドールにトペ狙いは、エプロンのボラドールがロープ越しのハイキックで阻止し、ティヘラで逆にACHを場外へ追いやったボラドールはプエロデアギラを発射。
 リングに戻っても攻勢をかけるボラドールに背中へのフットスタンプから側頭部への低空ドロップキックで反撃したACHは場外のボラドールに連続トペことミッション・インポッシブルを発射。リングにボラドールを戻したACHはロープ越えのスタナー、ボラドールはスーパーキックからバッククラッカーで応戦する。
 ボラドールの雪崩式スパニッシュフライ狙いはACHが落としてからミッドナイトスターは自爆、エルボー合戦、ACHが競り勝ちヒーローズグリップからラリアット、すぐ起きあがったボラドールはスーパーキック、ロープ越しのハイキックからコーナーもACHが飛び乗った雪崩式ブレーンバスターからミッドナイトスター狙うが、追いかけたボラドールは雪崩式フランケンシュタイナーで3カウントを奪い6点目を獲得する。 


 4点のBUSHIvs6点の金丸は、先に入場中のBUSHIを背後から金丸が奇襲をかけ、南側客席通路にBUSHIを連行するも、逆襲したBUSHIは入場口のヘリからダイブを敢行しセコンドのTAKAもろともなぎ倒す。
 これでBUSHIペースになるかと思いきや、BUSHIが金丸の串刺し狙いをかわしてエプロンからの逆上がりを狙ったところで、金丸がドロップキックで強襲し場外DDTで突き刺し、エプロンにBUSHIの首を据えてドロップキック、金丸がレフェリーをひきつけている間にTAKAが強襲をかけるなどして主導権を奪う。
 金丸は首攻めを展開し、BUSHIのTシャツを奪って掟破りのTシャツでのチョーク攻撃も、BUSHIもやり返してからDDT、串刺し攻撃からミサイルキック、ライトニングスパイラル、そしてMXで勝負に出るが、かわした金丸はブリティッシュホールを決め、BUSHIはマッドハンドでレフェリーのカウントを阻止、金丸とTAKAを交錯させたBUSHIはコードブレーカー狙いも、金丸が叩きつけロープへ振ると場外のTAKAにBUSHIがトペ、だがその間に金丸がボトルを持ち出しウイスキーミストを狙う。
 BUSHIは金丸の腹を叩き、バルデラスを決めると、金丸はうっかり口に含んでいたウイスキーを飲んでむせてしまい、これを逃さなかったBUSHIがMXを決め3カウント、試合後にはBUSHIが掟破りのウイスキーミストを金丸に噴射して退散させる。 


 4点のタイガーvs6点のデスペラードは、デスペラードが奇襲から鉄柱やイスで足攻めを展開。動きが鈍く、キックの威力の落ちたタイガーに再三に渡ってマスク剥ぎを展開してマスクを破く。
 デスペラードが突進をタイガーが飛びつき腕十字からの三角絞めで反撃し、タイガードライバーを狙うが、デスペラードが浅見レフェリーとタイガーを交錯させれ阻止し、低空ドロップキックからマスクを破きにかかり、ギター・デ・ムエルタからマフラーホールドへタイガーを追い詰めにかかるが、再びマスクを破きにかかるデスペラードをタイガーがソバットを浴びせ、タイガードライバー、膝蹴りからタイガースープレックスで3カウントを奪ったが、腹の虫が治まらないタイガーはデスペラードのマスクを剥ぎにかかるも周囲に制止されてしまった。


 これでBブロックは全選手が同点となって、1日の最終公式戦となる名古屋を迎えることになった。果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?

ヒロムがトップに並ぶもマッチメイク批判!BEST OF THE SUPER Jr.24高崎大会公式戦結果

5月28日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」群馬・ニューサンピア高崎 1375人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○リコシェ(7分41秒 エビ固め)[1勝5敗=2点]×TAKAみちのく
※ペナドリラー


【リコシェの話】「リーグ戦はまだ続く。今日はTAKAみちのくにシッカリ勝てたことをうれしく思うよ。後楽園でのオスプレイ戦は大きなリアクションがあったが敗れてしまった。非常にタフなシリーズが続いているが、いよいよ最後の公式戦の相手は、マーティ・スカル。なんとかここをクリアして決勝進出、優勝に望みをつないでいきたいね」


【TAKAの話】「リコシェ~~~。おめーはよ、ただぴょんぴょん飛ぶだけのヤツじゃねーな。それは知ってたよ。前も同じような感じでやられてるんだ。でも、あん時よりも数倍強くなってるな? リコシェ~! リコシェ~!」


▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ドラゴン・リー(7分54秒 片エビ固め)[6敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※ダイビングフットスタンプ


【リーの話】「今日、リング上でライガーを迎える時に、彼を拍手しながら出向かえたんだ。その理由は、ライガーは誰もが認めるレジェンドだし、自分の憧れの選手との対戦だったから。これがこのリーグ戦で闘えるラストチャンスだとも聞いていたしね。かつてメキシコでライガーとウルティモ・ドラゴンの試合を観たんだけど、その時からずっと憧れていたよ。そして今日はそのライガーに勝つことができた。最高に素晴らしい、宝のような経験だよ……。自分はこのまま『BEST OF THE SUPER Jr.』でメキシコ人初の優勝を掴みたい。自分が、毎回、こうやってメキシコの旗を持って入場しているのは、メキシコ人としてのプライドを背負って戦っているのさ。今日、試合に勝って8点かな。あと1試合、最後までかけ続けるしかないね。」


【ライガーの話】
ライガー「まあ、実際、片目が開かない、片目が開かないと言いながら、残すところあと一つになってしまった……。ただ、俺がこういうことを言うのがいいかわからないけど、やっぱり今年限りにしてよかったと思う。みんなレベルは凄いし、実力も凄いし。逆にこの年、このキャリアまでよく参加できてたなと、思うぐらい今年のレベルは高い。毎年、毎年、高くなってる。どこへ行くんだろ、というぐらい。ドラゴン・リーもルーシュらの一緒のピエロ―一家なんですけども、血筋もいいし、練習もよくするし、実力もあるし。何も言うことはない。本当に、ズルいけど、『よかったわ、この闘いから抜けられて』というぐらいの過酷な毎日の闘いだと思う。ただね、ライガー個人として言わせてもらえば、やはり片目が開いていないというのも事実。最後、大阪ではタイチと当たりますけど……『セコンド使うな?』『反則使うなよ?』と正々堂々やりゃあいいじゃねーか? 俺を叩きのめせるなら叩きのめしゃいいし。いらんもん使うな! もし、いらんもん使ってきたら、俺はどんな手を使ってもアイツの勝利を阻止するぞ? 変な女のマネージャー使うなよと。暴言になるかもしれないけど、もし連れてきたら、俺は観客の目の前で○○ぞ? 本当に。リングの上に上がるんでね。前回、有明コロシアムでやったけど、あの時は手を出さなかった。なんだかんだ言っても相手は女だし、素人だ。でも今回は違うぞ? 今回、リングに上がって俺にちょっかい出してみろ? 俺をからかうことをしてみろ。裸にひん剥いてやるよ。……ぐらいの気持ち。セコンドも使うな! タイチという一人のレスラーで来いや! TAKAみちのく見てみい? 鈴木軍のTAKAみちのくで来たか? 彼はコメントで言ってたぞ? KAIENTAIのTAKAみちのくで来たと、俺はライガーにいろいろ世話になったと言って、真っ正面から来た。俺はだから負けてくやしい部分はあったけど、納得している部分もあった。だからタイチにも言っておけ! いま言ったこと、全部、俺は実行してやる。もしマネージャーを連れて来たり、反則使ったり、セコンド使ったら。最後の最後に怒りの獣神見せることになるぞ? ライガー、なめんなって」


――試合後、ドラゴン・リーが非常にリスペクトを表明していました。そしてメキシコ人初の優勝してやると。
ライガー「優勝の可能性はあるでしょうし、ドラゴン・リーはメキシコのアレナメヒコのジムでルーシュに連れてこられて、こづかいせびってた小さいころから知ってるさ。そいつが今日はリーグ戦で実力で俺を打ち負かした。素晴らしいことだ。メキシコ人でいままでまだ誰も優勝した選手はいないけど、不可能じゃないと思うし。精進してほしいと思うよ。ただ、自分自身はさっきも言ったように『SUPER Jr.』はこれでオサラバ。ドラゴン・リーが俺の来た道をさらに超えていきたいって? 俺の来た道なんかとっくに越してるさ(笑)」


 


▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○タイチ(10分8秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×ウィル・オスプレイ
※タイチ式ラストライド


【タイチの話】
タイチ「何が? 何が? 前年度チャンピオン? 前年度優勝しました? 笑わすなよ? 結局、この程度だろ? どいつもこいつもマボロシだよ、そんなの。俺たちがいなかっただけの栄光だよ。だから、調子に乗るなっつってんだよ。テメーらの力なんて、そんなもんだ!」


――最終戦はライガー選手が相手だと。
タイチ「ああ? 何? ヅライガーか? え? ヅライガーは全敗?(苦笑)。まあ、そうだろね。ジイサンだもん」


――ただ、大阪ではセコンドを使ったり、反則をしたら、ただじゃおかない。正々堂々と勝負してみろと。
タイチ「正々堂々と? オメーじゃねーか、正々堂々と勝負してねーの? なんだよアレ。俺は覚えてるぞ? 武器もって来たことあんだろ? 人殺しかオメー?(2012年6月、大阪大会で鬼神ライガーとなって毒霧やマスクの下にペイントを施し大暴走した)。今回が最後です? 『SUPER Jr.』が最後なんじゃない。おまえが最後なんだよ。大阪で引退だよ。卒業じゃない、引退! 再起不能。俺が、俺が花持たせてやるよ。な? 俺、やさしいから。がんばったんだろ長年、ヅライガー、ヅラまでかぶって。有終の美? そんなんねーよ。全敗できてます。最後がんばりました。そんなんねーよ。最後が一番、ボロボロだ! 楽しみだなあ~ヅライガーの最後! 引退試合の最後のアイツの相手は俺だ!」 


オスプレイ「(うつむいて、しばらく考え込んで)……ファ○ク・ユー・タイチ!」


▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○高橋ヒロム(13分7秒 体固め)[4勝2敗=8点]×マーティ・スカル
※TIME BOMB


【ヒロムの話】「あぶねえ、あぶねえ! 毎回毎回、ヒヤヒヤするぜ! 次、相手……(オスプレイのページのスケッチブックを開いて)、たぶんネコ! でも、とりあえずわかったことがあるよ。たぶんネコ! たぶんじゃねえ、ネコだ!アイツの正体は、このリーグ戦観てわかったよ。完全ネコ。キャットだキャット! キャット、ネコ! まあ、ネコちゃんの対戦の方法はわかってるよ。ネコとやってるから一回。ネコとやってるぶん、負けるわけにはいかねーよ。ネコとの闘い方はわかる。ウィル・オスプレイ、勝って、キッチリ決勝に進みます。……まあさ、今回のこのリーグ戦、観てもらったらわかるけどさ、地方大会だと、結局、俺たちジュニアはメインじゃねーんだよ。『BEST OF THE SUPER Jr.』っていう大会なのに、俺たちジュニアがセミなんだよ。この現状、おかしいと思わない? 俺は4年前~5年前、ハッキリ言ってるよ。言ってるよ。俺がチャンピオンになって、俺が支える時代が来たら、必ずこの現状を壊すと。俺がメインをとると。ジュニアのシリーズ、全部、ジュニアの人間がメインをとる。そうじゃなきゃおかしいんだよ。俺は4年前~5年前、ずっと言ってきたよ。でもよ、俺がチャンピオンになっても実現できなかった。それはくやしいよ。心の底からくやしい。まだ足りねえんだろうな。会社的にもよ、お客さん的にも世。でも、俺はそうは思わないよ。必ず、俺がジュニアを上に持っていくから、全・新日本プロレスジュニアヘビー級ファンのみなさん、安心してください……」


【スカルの話】「オーケー。オーケー。『SUPER Jr.』序盤戦は、好調に勝ち進んだけど、いまとなっては星の取り合いだな。次がいよいよ公式戦も最終戦か。とにかく勝って優勝を目指すよ」

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