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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

KUSHIDAが大混戦のBブロックを制し優勝戦進出!そして涙…

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KUSHIDAが大混戦のBブロックを制し優勝戦進出!そして涙…

6月1日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」愛知・名古屋国際会議場・イベントホール  1535人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分44秒 ジャストフェースロック)獣神サンダー・ライガー ×川人拓来


◇第2試合◇
▼20分1本
○SANADA EVIL 高橋ヒロム(7分6秒 Skull End)ジュース・ロビンソン リコシェ ×ドラゴン・リー


◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(7分19秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎 マーティ・スカル(11分18秒 体固め)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道
※ピンプジュース


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○金丸義信(9分39秒 リングアウト)[3勝4敗=6点]×エル・デスペラード


【鈴木軍ジュニアの話】
デスペラード「ああ、クソッ!」


タイチ「まあ、しょうがねえな。怒んなよ?」


金丸「長くやってたらわかるよ」


タイチ「まだ甘いんだよ」


TAKA「人を武器に使うなよ。痛えよ」


デスペラード「ちきしょう!」


タイチ「で、(優勝決定戦進出は)どうなんだ?」


金丸「ま、こんなもんだろ。カネのためだからな。仲間だろうがなんだろうが」


TAKA「これで優勝か?」


タイチ「ほかのヤツはどうでもいいんだよ。俺がアイツらに、例のヤツを混入しといたから。勝手にみんな潰れちまうよ。ピーピー(腹を下す)だ。試合中にピーピーして、試合になねえから。あるもの混入しといたから、試合になんねえよ」


金丸「(優勝決定戦進出)決定だな」


タイチ「決定だよ。みんな欠場だ。黙って見てろ」


金丸「(6.3)代々木を見てろ、代々木を」


タイチ「(優勝は)決まったぞ」


金丸「代々木だ、代々木!」


TAKA「おまえらとは(※頭を指して)ここが違うんだよ、ここが!」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○田口隆祐(13分41秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ACH


【田口の話】「(※インタビュースペースにたどり着くと、片ヒザを着いてコメントを始める)とりあえず、望みはつなげたんで、あとはこの試合と(その)次の試合の結果で。とりあえず、自分のやれることはやりましたんで、いい結果を待ちたいと思います。ACHはね、いいケツを持ってるだけあって、ACHもタグチ・ジャパンには魅力的な選手で。全部の選手をタグチ・ジャパンに欲しいですね。ACH、序盤のトペの連発でちょっと、股関節を変な方向に開いちゃって、中盤、力がちょっと(入らなくなった)。ま、なんとか中盤に、痛めた(個所も回復して)。(ACHは)まだ経験が浅いですね。アピールも多めですし。そういうところをタグチ・ジャパンに入って、アピールの具合を研究してもらえば、さらにいい選手になるでしょう。とりあえず、このメンバーで4勝3敗で終われて、勝ち越せたことは大きな収穫。決勝に上がれるかどうかは、神様に任せます」


【ACHの話】「(※左ヒザにタグチ・ジャパンのタオルを巻き、インビュースペースに座り込んで、痛みをこらえる表情を見せながら)オォ、振り返って、これまでしたことのない経験の毎日だった。苦しいスタートだったけど、最後まであきらめずに闘ってきた。どれだけのファンが俺が勝つと思っていたのかはわからない。なんとかリーグ戦を勝ち上がりたかったんだけどね。最後は勝利の女神がほほ笑んでくれなかった。残念だね。タグチは単なるふざけたやろうじゃなかった。“ファンキー・ウエポン”って言われてるけど、それだけじゃない。素晴らしいプロレスラーだよ。それだけに、なんとしてでも勝ちたかったんだけど……。でも精いっぱい闘った。さて、ACHはどこに行くのかな? (ルチャ)アンダーグラウンドか、ROHか……。だけど、必ず日本に戻ってくる。このまま引き下がるわけにはいかないからね。心の底からこのリングで闘っていきたいと思った。まだまだ俺は、名実ともにスーパーになるために進んでいかないといけないからね。(※ゆっくり立ち上がって)アリガト」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○BUSHI(12分8秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク
※MX


【BUSHIの話】「タイガーマスク、俺がお前からスリーカウント取ったんだよ。な? 俺は別に、これでタイガーマスクを超えたとは思っちゃいないよ。たった1回だけだからな、勝ったのは。俺が新日本のマスクマンとして、このまま俺自身が証明しないといけないのは、ライガー、タイガー、お前たちに勝ち続けることだよ。それが、なによりもこのリングで証明になる。新日本プロレスの(顔である)マスクマンはBUSHI。そういうことだ。だから、これでお前を超えたとは思っちゃいない。たった1回だからな。でもそのたったの1回、よ~く覚えとけよ。とりあえず今日は、これでBブロック、最低条件はクリアした。俺が決勝に行く。En Serio、マ・ジ・で」
 


【タイガーの話】「どこが『(BEST OF THE)SUPER Jr.』だ、これが? どこがジュニア最強なんだ、この試合の? 鈴木軍、BUSHI、なんだこの、反則しか使えないのか? (『SUPERb Jr.』に)出てくるな、じゃあ! 俺はあいつらと覚悟違って出てきてんだよ!」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○KUSHIDA(15分44秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ボラドールJr


(試合終了後、オスプレイがリングに登場。座り込んでいるKUSHIDAを見て、自分も座り込む)


オスプレイ「まあ、そのまま、座ったままでいいよ。身体を休めるんだ。KUSHIDA、俺はおまえがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ち上がって、決勝に出てくると信じてた。その通りになって、俺は今、満足してる。おまえと決勝で闘えるんだからな? 1年前、俺はニュージャパン・プロレスリングのリングにデビューした。その時の相手がKUSHIDAだった。だけどその試合では負けてしまった。そして、2度目の対戦でも俺が負けた。それから6カ月前、おまえはIWGPジュニアヘビー級王座を明け渡してしまったよな? そして、ベルトを取り返そうと挑んだ再戦では、5分も持たずに返り討ちに遭ったよな。でも、今のお前は口にこそ出さないけど、タイトルを取り戻したいと思っているだろ? だけど、俺もあのベルトを狙っている。そのためにはおまえを倒さないといけない。どちらが先にあのベルトにたどり着くか。だから『SUPER Jr.』の決勝で闘えるのは、俺にとって好都合だし、必ず俺はおまえを倒す。でも、勘違いしないでくれ。俺は敵としておまえをリスペクトしている。俺が腰にベルトを巻いた姿を、おまえに見せつけるからな。KUSHIDA、最高の状態でリングに上がって来い。最高の闘いを見せてやろうじゃないか。そして俺が、『BEST OF SUPER Jr.』2連覇を達成してやるぞ!」


KUSHIDA、「オーケー。アンダースタンド。オスプレイ、オマエの気持ちはよくわかった。2度あることは3度ある。日本語のことわざにあるんだよ。オーケー、イングリッシュ。レッツ・ゴー、ヨヨギ。アーンド、レッツ・ゴー、クレイジー!(そして、両雄は額を突き合わせ、視殺戦を展開。そして、共に拍手を送ると、オスプレイは先にリングをあとにした。)いいか? ここは日本のリング。新日本プロレスのリングだ。最後!日本的な締めで大会を締めてもよろしいでしょうか?ご起立お願いします!ありがとうございました! 絶対、勝ちます!それでは、残り一つになりましたが、大会の成功と、『BEST OF THE SUPER Jr.』KUSHIDAの優勝と。名古屋大会、またみなさんとお会いできますように……。それを祈願しまして……いよ~~っ!」


【KUSHIDAの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに寝ころび、上半身を起こしてからコメントを始める)滑り込みセーフ。滑り込みセーフ。最後まであきらめないでよかった。もうダメかなと思いましたけど、あきらめないでよかった。最後、ボラドールっていうのが、またなんともプレッシャーで、厳しくて。リング上は改めて、誰も助けてくれないっつうか、独りつうか……。信じるよりね、疑う方が楽なこの時代に、応援してくれる人の声だけが頼りでした。ああ、まだ……気持ちが途切れそうだ。気持ちのダムが決壊しそうだ。(※少し涙声になりながら)チャンピオンが言ってましたけど、地方で……地方でジュニアがメイン取れない。あれだけリング上で宣言しても、何年かかってんだっていうぐらい……ジュニアは会社的にやっぱり弱くて……だけど、チャンピオンが……俺がいる、俺以外の誰かもそう思ってくれてんだと。オスプレイも、そういう熱い気持ち、ビンビン、ジュニアの公式戦で伝わってきたんで……。この新日本プロレス内で置かれてるジュニアの立場っていうのは、ウソなんてなにもないリアルなんで。ふざけんなコノヤロー、舐めんなクソッたれ、の気持ちで(6.3)代々木に向かいたいと思います。オスプレイ、最高の相手でしょう。(※立ち上がって)よし、あと一つだ。(※控室に歩を進めながら)よし! よし! よし!」


【ボラドールの話】「残念だった……。でも、最善は尽くしたつもりだ。これでまた、カンペオナート(タイトルマッチ)からも遠ざかってしまったな。でも、この素晴らしい大会に出られたことには胸を張りたい。次こそは必ず勝ち上がってみせる。最後まで応援してくれたファンにはお礼を言いたい。ありがとう」


【オスプレイの話】「俺はKUSHIDAをリスペクトしてるよ。誰よりも彼をリスペクトしてるんじゃないかな。彼がジュニアヘビー級をどうしていきたいか、そしてそのために何を欲しているかは理解してるつもりだ。今、彼は最高の相手を求めている。そして、それは俺だってことだ。なんといっても、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝者だしね。それ以上の相手、ほかに見当たらないだろ? そして俺は俺で、俺自身のストーリーを積み重ねていくために必要なものがある。それは『DOMINION』でIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を実現するためのステップでもある。KUSHIDAがリスペクトする気持ちが大きければ大きいほど、俺たちの闘いは高みの極みに押し上げられる。そのために俺は、惜しみなく持ってるものを出すつもりだ。キックも、ハイフライ技もね。そして最後は、俺がお前をカバーして、ワン、ツー、スリーを聞く。俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は残り少し。それが終わる時に、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を達成している」


  「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロックは全選手が同点という混戦のままで最終公式戦を迎えた。


 まず金丸vsデスペラードの鈴木軍対決は、金丸にはタイチ、デスペラードにはTAKAが着くも、双方のセコンドが介入するなど乱戦となるが、デスペラードがキチンシンクからスライディングキック、デスバレーボムと畳みかけるが、金丸の窮地にタイチが介入してウイスキーミストを狙うと金丸に誤爆、スペラードがスピアーで金丸を場外へ追いやるとトペコンを発射するが、イスを持ち出してタイチだけでなくTAKAにもイスで一撃を加え、金丸にも一撃するが、金丸は場外でのブリティッシュホールを敢行して両者ダウン、先にデスペラードがリングに戻ろうとするが、金丸がTAKAをぶつけて阻止してからリングに戻ってリングアウト勝ちとなり、この時点で金丸に敗れているタイガーの脱落が確定する。
 試合後にはデスペラードが3人に詰め寄って不穏な空気となるが、3人に促されて取り合えずグータッチとなって絆を確かめ合ったが、デスペラードは不機嫌のままだった。


 田口vsACHは互いに尻をアピールするも、田口は徹底的に尻攻めを展開してACHを揺さぶる。ACHはフェイントから股間へパンチ、正面飛びドロップキックから場外の田口にミッション・イン・ポシブを決めると、リングに戻ってからヒップバットから掟破りでギタり、もう1発を狙うが、かわした田口は尻を叩き、インディアンデスロック、変形のジャベで股裂きと足攻めを展開して動きを封じにかかる。
 ACHは背中へフットスタンプ、側頭部への低空ドロップキックと流れを変えようとするが、トペ狙いはエプロンの田口が延髄斬りで迎撃、ACHはデスバレーボムから股間へのパンチは股でキャッチした田口は腕を捻りヒップアタック、リング下からジャンピングハイ、スワンダイブヒップからアンクルホールドと攻め込む。
 田口はジャンピングヒップアタック、エルボー合戦も競り勝って、串刺しヒップアタック、エプロンからのヒップアタックからミサイルヒップ狙いはACHは雪崩式ブレーンバスターを決めるも、ラリアット狙いは田口がカマイタチ式ヒップアタックで迎撃、最後は田口がスライディングヒップアタックから丸め込み合戦となって田口が競り勝って3カウントとなり完勝し、この時点で田口に敗れている金丸の脱落が確定、そして田口はACHにタオルを差し出して田口ジャパンに勧誘する。


 タイガーvsBUSHIは既に脱落が決定しているタイガーがソバットからツームストーンパイルドライバー、胴絞めチキンウイングフェースロックと速攻狙うが、BUSHIは2度に渡って場外に逃れて焦らしにかかると、追撃を狙うタイガーを場外へ引きずり出しTシャツでチョーク攻撃、リングに戻ってからタイガーがデスペラード戦で痛めた足に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
 タイガーは痛い足を引きずりながらもミドルキックで流れを変え、雪崩式アームホイップからソバット、タイガードライバー、ミドルキックと攻め込むが、タイガーの足をロープに固定してのコードブレーカー、ライトニングスパイラルと応戦するも、BUSHIのフィッシャーマンズバスター狙いは、タイガーがタラバガニロックで捕獲して絞めあげる。
 タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いは、膝への蹴りで阻止したBUSHIが海野レフェリーとタイガーを交錯させ、持ち出したイスをタイガーに投げ渡してキャッチしたところでコードブレイカーを決めてから、MXを決め3カウント、これでBUSHIに敗れている田口、ボラドールの脱落が確定し、優勝決定戦進出はKUSHIDAとBUSHIに絞られる。 


 KUSHIDAvsボラドールはKUSHIDAのグラウンド狙いを拒否したボラドールが、KUSHIDAのトペはボラドールがロープ越しのハイキックで迎撃、マスクを脱いでロープワークの攻防からティヘラ、場外にKUSHIDAにノータッチトペコンを決めるも、エプロンの攻防ではKUSHIDAがアームブリーカーを決め、スワンダイブミサイルから場外のボラドールにトペコンを炸裂させる。
 リングに戻ってもKUSHIDAがムーンサルトプレスを投下し、ミドルキックをかわしたボラドールはスーパーキック、前から飛び乗ってのバッククラッカー、スーパーキックと反撃するが、KUSHIDAはオーバーヘッドキックで応戦する。
 ボラドールはジャンピングハイキックからスワンダイブもKUSHIDAが腕十字で捕獲、KUSHIDAが突進もボラドールがかわし、KUSHIDAがスライディングで場外も、ボラドールがすぐさまラ・ケブラータを発射、リングに戻るとKUSHIDAが雪崩式フランケンシュタイナーを決めれば、ボラドールも飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦、KUSHIDAのマサヒロタナカをかわしたボラドールがリバースフランケンを決め、KUSHIDAを脳天から突き刺す。
 ボラドールはハンドスプリングを狙うが、KUSHIDAが腕十字で捕獲、しかしボラドールはラ・マヒストラルで丸め込み、もう1回は押し潰したKUSHIDAがラ・ミスティカから低空でのホバーボードロック、バックトゥザフューチャーで3カウント、優勝決定戦に進出を決めた。


 試合後にはAブロックの代表となったオスプレイが現れ、KUSHIDAを挑発して視殺戦となり、オスプレイが退場後はKUSHIDAの一本締めで大会は締めくくられた。


 開幕戦から連敗続きで、BUSHIからようやく公式戦初勝利もACHに敗れ波に乗り切れていなかったKUSHIDAだが終盤での猛ラッシュでBUSHIを振り切って優勝戦進出を決めた。バックステージでは涙を流しながらコメントしていたが、それだけ厳しく、気の抜けない状況が続いていたという現われだったのかもしれない。だがまだリーグ戦は終わったわけでなく、最後の相手として昨年度覇者であるオスプレイが優勝決定戦に控えている。KUSHIDAも復活がテーマなら、オスプレイも過去KUSHIDAに2連敗を喫していることから、KUSHIDA越えが最大のテーマ、本当に泣くのはスーパージュニア優勝だけでなくヒロムへのリベンジを果たしてベルトを奪い返してからだ。

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