BEST OF THE SUPER Jr.XXII
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やったぞKUSHIDA!オライリーとの死闘を制しスーパージュニアを制覇!
6月7日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」東京・国立代々木競技場 第二体育館 3250人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 小松洋平(6分55秒 エビ固め)獣神サンダー・ライガー ×田中翔
※どどん
◇第2試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○タイガーマスク(6分24秒 リバースダブルアームバー)×チェーン・オーエンズ◇第3試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○マスカラ・ドラダ(9分27秒 片エビ固め)×バルバロ・カベルナリオ
※ドラダスクリュードライバー
◇第4試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○ボビー・フィッシュ(11分16秒 膝十字固め)×バレッタ
◇第5試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○ロッキー・ロメロ(11分31秒 横入り式エビ固め)×ニック・ジャクソン
◇第6試合◇
▼30分1本
天山広吉 小島聡 ○本間朋晃(10分28秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 ×デビット・フィンレー
※こけし
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 外道(8分39秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール
※レインメーカー
◇第8試合◇
▼30分1本
中邑真輔 ○石井智宏 矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(16分19秒 エビ固め)後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第9試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII優勝決定戦 時間無制限1本
[Bブロック1位]○KUSHIDA(30分45秒 ホバーボードロック)[Aブロック1位]カイル・オライリー
☆KUSHIDAが「BEST OF THE SUPER Jr.」初優勝
(試合後、まったく動けなくなってしまったKUSHIDAを、田口、タイガー、ドラダたちが介抱。そこからKUSHIDAが立ち上がり、コーナーにのぼって歓喜のガッツポーズを見せる。
すると、オライリーがKUSHIDAへ近づき、正座をして礼。KUSHIDAも同じように礼をすると、オライリーがKUSHIDAの手をあげて称える。)
KUSHIDA「今年も『SUPER Jr.』応援、ホントに! ありがとうございました!(※大拍手) 『SUPER Jr.』が、向こう100年、200年、300年続くように、また来年、力を貸して下さい!(※大拍手&KUSHIDAコール) “どこから来た”じゃなくて、“どこに行くか”が重要で、“何をしたか”じゃなくて“これから何をするか”。KUSHIDAが、新日本Jr.を明るい未来にお連れします!(※大拍手) ホントにホントにホントにうれしいです! ありがとうございました!(※大拍手)」
【KUSHIDAの話】
※棚橋、田口、タイガー、ドラダ、フィンレーがビールを手に持ちKUSHIDAの登場を待つ。
田口「クッシー、『SUPER Jr.』優勝おめでとう」
※その他の選手も一緒に「おめでとう」と祝い、KUSHIDAにビールをかけた。その後、KUSHIDAは各選手に「ありがとうございました」とお礼を伝え、ガッチリ握手を交わした。
――初めて手にする栄冠はいかがですか?
KUSHIDA「いやぁ、もう言葉にならないです。感無量です。いやぁ、嬉しいです。10年前メキシコでデビューして、ここまでのプロレス人生、簡単な道じゃなかったっす。全然舗装されてないし、もうデコボコだし、ここに辿り着けて、こんな光景見られるなんて、ほんとに10年前想像できなかったことで、ほんとに嬉しいです」
――今回のリーグ戦、KUSHIDA選手には負けられない理由がいくつもあったかと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。もう試合中、覚えてないっすね。気付いたら腕とってましたね。負けられない理由っつても、ボクに失うものはなにもないし、ボクには野心しかないっすよ。俺は今いるこの新日本プロレスジュニアっていうものを一段階、二段階もっと上にステージを上げなきゃ、プロレスラーじゃないでしょ。棚橋、中邑、オカダ、アメリカに行っても、紙面を見ても、テレビを見ても、新日本プロレスはその3人だけじゃないんだ。新日本プロレスジュニアがここにいる(拳を胸に当てる)。100キロもない、身長も言っちゃえば入門規定に満たない人間ばかりですよ。ボクはだからメキシコに行った。勝るものは気持ちでしょ。それと道場で培った技術。最初に桜庭さんに習って、TAJIRIさんに習って、メキシコ行って、新日本プロレス道場で磨いて、ボクはやわじゃないっすよ。エリートじゃない。誰に踏まれてもコツコツ一歩一歩上がってきたから、失うものもなければ、一杯たくさん負け、挫折も経験してきたんで、あとは上がるだけっす。新日本プロレスジュニアがなめられてたまるかっす」
――高田道場からスタートしたKUSHIDA選手のキャリアからすると、その技術も発揮できたオライリー選手というのは、決勝の相手として一番良かったと思いますが?
KUSHIDA「なんかそういう対戦相手も凄く巡り合わせって言うか、シェリーもそうだし、一番最初新日本プロレスに上がるきっかけ、SMASHでプリンス・デヴィットと闘って、ほんと彼にはリング上、リングの外でいろんなことを学んできました。そういうライバルがボクを強くさせてくれましたね。ほんとに感謝したいです」
――今、名前が挙がったシェリー選手のシェルショック、スライス・ブレッドも今日は有効に決まったと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。ほんとに今、新日本プロレスでKUSHIDAっていうポジションがあるのは、ほんとにシェリーが押し上げてくれた。シェリーがもし3年前にやって来てくれなかったら、一生上がれなかったです。上に上がれなかったし、ボクが言う言葉に説得力が生まれなかったと思います。ほんとにシェリーに『ありがとう』言いたいし、まだ恩返しできてないから、『いつでも待ってる』そう伝えたいっすね」
――これで先日の後楽園で言っていた「ひとつ抜け出しちゃいけない」という言葉を実践できるチャンスを大阪城ホールで得たと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。もう『SUPER Jr.』に全力を尽くしてきたから、先のことはまだ考えられないけれども、このトロフィー、モノじゃなくて人だと思ってるから、大事にするし、今チャンピオンの持っているIWGPのベルト、数か月間太陽の光に浴びられてないっすよね。忘れられてますよね。優勝したらそのチャンピオンベルも幸せな思いにさせてあげたいです。リング上で言ったように、なにをしてきたか、なにをやってきたか、どこからきたか、これが大事じゃなくて、これからどこに行くか、なにをするかがこれから大事でしょ。新日本ジュニアKUSHIDAが行ったことない明るい未来の先に、KUSHIDAがお連れします。ペーパードライバーっすよ、ボクなんか。しっかりシートベルト付けてついて来てください。ありがとうございました」
――優勝賞金の使い道は?
KUSHIDA「そうっすね。ボク、いろんな団体辞めて、会社に属せずに海外修行っていう無謀な賭けにでたので、その時給料ももらえなかったんで、母親にお金を借りて、海外遠征に行って、その数万円がなかったらこのリングに立てなかったので、産んでくれた両親と育ててくれた母親に感謝で、賞金はプレゼントしたいですね。ほんとありがとうございました」
【オライリーの話】「負けたことに関してはほんとに悔しい。だが、今回この3週間の間、世界中からほんとにベストだと思われるレスラーが集まって、しのぎを削ったと思う。今日、KUSHIDAには負けた。俺はKUSHIDAにギブアップしてしまった。彼は間違いなく、俺からギブアップを奪った。KUSHIDAは非常に素晴らしいレスラーである。俺はこれからまた365日、1年後もう一度この『SUPER Jr.』に帰ってきて、次こそは『BEST OF THE SUPER Jr.』の頂上に立つことを絶対に約束する。それを絶対に証明してみせる」
いよいよCLIMAXを迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」の優勝決定戦はKUSHIDAvsオライリー、序盤は互いにグラウンドテクニックを攻防を展開、オライリーもグラウンドに長ける選手だが、KUSHIDAも高田道場で培ったテクニックで応戦する。
試合が大きく動いたのはKUSHIDAがキーロックから腕攻めを狙うと、オライリーはキックのコンポから水面蹴り、ワンハンドバックブリーカーからアームロック狙い、腕を固めながらのDDT、左腕攻め、変型の卍固めと様々な拷問技を展開、オライリーはハイフライヤーではないがグラウンドや打撃だけでも充分魅せられる選手、ジュニア版の永田裕志を見ているようだった。
オライリーは雪崩式アームブリーカーを展開した際にKUSHIDAは後頭部を痛打してしまいヒヤリとさせたがKUSHIDAがジャーマン、ドラゴンスープレックスとアームブリーカー反撃すると場外のオライリーにコーナーからトペコン、しかしムーンサルトプレスはオライリーが三角絞めで捕獲するとKUSHIDAの左肘のテーピングをはがし、変型バックドロップホールド、クリアしたKUSHIDAはナックルことマサヒロ・タナカで応戦するがオライリーはラリアット、垂直落下式ブレーンバスターから腕十字、KUSHIDAがひっくり返して逃れようとしても腕固めへ移行され、エプロンに逃れてもエプロンでのフロントネックロックで捕獲するなどKUSHIDAを窮地に追いやる。
しかしKUSHIDAはエプロン上でのブレーンバスターで流れを変えると、打撃戦はオライリーがローリングエルボーで制するが、突進したところでKUSHIDAがシェルショック、スライスブレッドで返すと最後はミッドナイトエキスプレスからのホバーボードロックで捕獲しオライリーはギブアップ、KUSHIDAが勝利を収め今年のスーパージュニアを制した。
今年のスーパージュニアも「ワールドリーグ戦」化の影響か外国人選手の参戦が増え、また前年度覇者であるリコシェが参戦しなかったことでハイフライヤーの参戦が少なめの編成となり盛り上がりに欠けるのではと言われて来た。
しかしライガーが3月21日のタイガーマスクとの試合の際に「ハイフライだけが新日本ジュニアではない、泥臭い試合があってもいいじゃないか」と問題提議を出したが、決勝であるKUSHIDAvsオライリーはハイフライの攻防は少なく、泥臭い試合、だが見事にファンを魅了した試合であり、ライガーの出した問題提議に対して見事に答えた試合だった。
これで7月5日大阪城ホールでKUSHIDAがケニー・オメガの保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦することが決定した、KUSHIDAが自身の時代を築けるかどうか、正念場になると思う。
また7月20日から開幕する「G1 CLIMAX25」の出場選手が発表された。
オカダ・カズチカ、中邑真輔、棚橋弘至、AJスタイルズ、後藤洋央紀、真壁刀義、内藤哲也、柴田勝頼、飯伏幸太、天山広吉、小島聡、永田裕志、本間朋晃、矢野通、石井智宏、カール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ、バットラック・ファレ、高橋裕二郎、マイケル・エルガン
今年は鈴木軍がNOAH出向中で参戦せず、桜庭和志もコンディション的に連戦がキツイのかエントリーしなかったが、昨年飯伏の代役出場だった本間がスタメンでエントリー、昨年出場できなかった飯伏、また今年はROHからIWGPヘビー級王座に挑戦経験があるエルガンが参戦、今年のG1もROHからの刺客が台風の目になるのか…新日本プロレスワールドでは、本日行われた「BEST OF THE SUPER Jr.XXII 優勝決定戦」代々木第2大会配信開始!大熱戦の決勝戦!必見です! http://t.co/EQgfAvykOe … #njpwworld #njbosj
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 6月 7ベストオブザスーパージュニア2015優勝‼︎試合は覚えてないんですが、断片的に、最高の光景が脳みそにこびり付いています。ひとりひとり、みなさんの応援が届いて、背中を押されました。本当に、本当にありがとうございました。これから、に期待してください。
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2015, 6月 7外道さんお疲れ様でした。 pic.twitter.com/L48AyOn8hE
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2015, 6月 7去年と同様に素晴らしい試合をして見事に優勝したK選手ゼァ。新日本ジュニアの新エースゼァ。 pic.twitter.com/0CEOyDvoEv
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 6月 7クッシー、Super Jr.初優勝おめでとう( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2015, 6月 7お互いを削り合うような決勝戦で胃が痛くなりました…!心が震えた!諦めずに野心で立ち向かう気持ちをありがとうございます! #njpw #njbosj
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2015, 6月 7KUSHIDA選手には揺るぎない信念。カイル・オライリー選手には揺るぎない自信。共にルーツを踏みしめて意思と行動で未来を変える。まさに"Back to the Future"な闘いでした。素晴らしい。 #njbosj #njpw
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2015, 6月 7PR -
田口が伏兵オーエンズに敗れ脱落!優勝決定戦はKUSHIDAvsオライリー!
6月5日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」後楽園ホール
<アピール、コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○バレッタ(10分20秒 エビ固め)[7敗=0点]X小松洋平
※デュードバスター
◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○タイガーマスク(7分21秒 リバースダブルアームバー)[7敗=0点]×デビッド・フィンレー
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○獣神サンダー・ライガー(6分11秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×バルバロ・カベルナリオ
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第4試合◇
▼30分1本
○中邑真輔 石井智宏 矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(16分55秒 片エビ固め ) 後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 ×本間朋晃
※ボマイェ
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○マスカラ・ドラダ(10分19秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×ロッキー・ロメロ
※ドラダスクリュードライバー
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点] ボビー・フィッシュ(11分31秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×ニック・ジャクソン
※ファルコンアロー
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝1敗=12点]○カイル・オライリー(14分15秒 アルマゲドン)[2勝5敗=4点]×外道
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦
[4勝3敗=6点]○チェーズ・オーエンズ(18分27秒 体固め)[5勝1敗=10点]×田口隆祐
※パッケージドライバー
(試合後、 勝利したオーエンズと優勝決定戦進出が決まったオライリーが場外で抱き合う。そして、オライリーがリングへ上がると、対戦相手であるKUSHIDAもジャンピングリングイン。そこから両者が額を突きつけて激しく睨み合い、オライリーが腕時計を指差すポーズで挑発する。)
KUSHIDA「僕は『BEST OF THE SUPER Jr.』、大好きです。大好きだから、1人でも多くの人に見てもらいたい。決勝戦、必ず優勝して、最高の試合します(※大拍手)。そして、代々木の先、もっと大きな会場に、みんなみんな、(アレックス・)シェリーも、ケガして休んでる選手も、他団体で頑張っている選手も、みんなみんな、僕がお連れします!(※大拍手)」
【オーエンズの話】「オレにとっての『SUPER Jr.』は終わった!! 残念ながら、このファイナリストにはなれなかった!! でもな、オライリーが決勝に進む事ができた。タグチを倒し、同じアメリカ人の、オライリーを決勝に導く事ができた!! 決勝に行けなかったのは残念だが、この結果はオレにとってもうれしい結果だ。オレのアメリカン・ブラザーである“reDRagon”カイル・オライリーがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を制するのだ!!」
【田口の話】「(インタビュースペースの椅子に倒れ込む)オーマイ……オーマイアンド……オーマイ&ガッバーナ。オーマイ&ガッバーナ、クッソ。上の首が……上の首がヤバいよ……上の首がヤバい。(出川哲朗風に)ヤバいよヤバいよ。上の首がヤバいよ。上の首が……やっべぇぞ。上の首やっべぇぞ。これやっべぇって。上の首やっべぇって。アァ、立てない。立たない。立たない……上の首が」
【オライリーの話】
オライリー「今日の結果、こうなる(自分が決勝に進む)だろうと信じていた。ある意味夢が叶った、そういう言い方もできる。新日本の『SUPER Jr.』に参加して決勝に残ることを目指してきた。その夢が叶ったんだ。KUSHIDAはベストな選手だと思うが、代々木で待っていろ。俺が日本で一番、いや世界で一番だということを証明してやる」
――KUSHIDA選手の印象は?
オライリー「KUSHIDAはほんとにベストな選手だと思う。タッグのチームとしても、シングルの選手としても一番だ。技も多彩なものを持っている。飛び技にしても、キックにしても、どれも素晴らしいものを持っている。しかし勝つのは俺だ。『SUPER Jr.』のトロフィーを必ずアメリカに持って帰り、私の家族に見せたいと思う。そして俺がジュニアヘビーに新しい時代を築いてやる。俺がそういう時代を創ってやる」
【KUSHIDAの話】
――対戦相手が決定しましたが?
KUSHIDA「カイル・オライリー、最高の相手じゃないですかね。新日本プロレスは、棚橋、中邑、オカダだけじゃない。新日本プロレスジュニアの新しい価値観をひとつ打ち出す為には、最高の相手だと思います」
――今回は初参加の選手や外国人選手も多く、世代の入れ替わりを感じましたが?
KUSHIDA「そうですね。去年、準優勝で、代々木からもっと大きな会場でやりたいって言って、それができなくて……もちろん、ライガーさんに誓った。ライガーさんも、それを聞いていたお客さんも、今日見ていたお客さんも、全員。欠場になったシェリーも。エントリーしたくて、できなかった選手も世界中に居ますよ。そんな人たちを全員まとめて、KUSHIDAが代々木よりももっと大きな、もっともっと大きな両国国技館、もっともっと大きな明るい未来に連れて行きたいですね」
――去年の決勝戦の後に「何が足りないんだ」とおっしゃっていましたが、自分の中では足りないものは見えましたか?
KUSHIDA「そうですね。この1年『IWGPジュニアタッグ』で、ヤングバックス、レッドラゴン、色んな選手たちとしのぎを削って、ひとつ分かったことは“どんぐりの背比べ”じゃ、時代は創れないんだ。だれか一人がとび抜けないと。オレが、1人ジュニアでとび抜けて、新しい時代を創ります。その第一歩が代々木。明後日、必ず優勝して、去年を上回る最高の試合をしてみせます」
「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」は、BブロックはKUSHIDAが優勝決定戦に駒を進めたが、Aブロックは田口とオライリーに絞られたまま、全公式戦を終える後楽園大会を迎えた。
オライリーは外道と対戦、外道の回転エビ固め、サミングなどオライリーは腕十字で切り返し鉄柱攻撃やショルダー・アームブリーカーで腕攻めを展開するが、外道も低空ドロップキックで反撃してから脚攻めを展開して反撃、鉄柱を絡めた足四の字固めやリング中央での足四の字固めで絞りあげるが、オライリーも変形腕固めで反撃して、ロコモーション式変型ダブルアームスープレックスから腕十字を決め、外道は反転して両肩をつけるが、オライリーが跳ね返す。
オライリーはキックのコンビネーションを決めるが、外道はオライリーをレフェリーと交錯させてからコンプリートショット、外道クラッチと得意のパターンを狙うもカウント2でクリアしたオライリーは外道のトラースキックを受け止めてからショルダーアームブリーカー、外道の後頭部へかかと落としを浴びせる。
オライリーはラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを決めると腕十字、そして脚取り式腕ひしぎ逆十字固めことアルマゲドンを決め外道はたまらずギブアップ、オライリーが勝利を収め、田口vsオーエンズの結果待ちとなる。
田口vsオーエンズ、田口が勝てば公式戦でオライリーに勝っていることから優勝決定戦へ進出を決める、本部席に試合を終えたオライリーが陣取る中試合が行われ、田口がヒップアタックの連打で先手を奪うが、オーエンズがロープをずらして場外に落とし、背中をエプロンへ叩きつけると、背中攻めを展開してオーマイ&ガーファンクルポーズで挑発すると、田口が怒ってジャンピングヒップアタックで反撃、場外へ落ちたオーエンズにノータッチトペコンを決める。
オーエンズも旋回式バックブリーカーから変型プリンスズスロウンを狙うも、田口が空中で切り返し、ヒップドロップで潰し、田口のスライディングヒップアタックをかわしたオーエンズはスクールボーイで丸め込むが、田口はアンクルホールドで切り返し、オーエンズが脱出してドロップキックも田口は再度アンクルホールドで捕獲する。
しかしオーエンズはロープを利用してのバックブリーカーで反撃するとロープ越しのコードブレイカーからパッケージドライバーを決めるがカウントは2、ならば場外戦へと持ち込んで場外でのパッケージドライバーを狙うが、田口は阻止してDDTで返す。
リングに戻った田口は延髄斬りからどどんスズスロウン、スライディングヒップアタックと畳み掛け、どどんを狙うが、切り返したオーエンズはパッケージドライバーを決め3カウントを奪い、Aブロックはオライリーが優勝戦進出を決め、試合後には放送席でゲスト解説を務めていたKUSHIDAとオライリーが睨み合い、挑発合戦の後でKUSHIDAが優勝宣言をして後楽園大会の幕を閉じた。
優勝戦はKUSHIDAvsオライリーとなったが、グラウンドだけでなくキックにも長けるオライリーはフィッシュより厄介な相手、自分は打倒ケニー・オメガの観点でKUSHIDAの優勝を予想しているが、かなり厳しい戦いになりそうだ。【後楽園大会終了】本日も沢山のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。 いよいよ明後日6月7日(日)は優勝決定戦、国立代々木競技場 第二体育館にて17:00試合開始!皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njbosj pic.twitter.com/NAsXWDGYgF
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 6月 56.7代々木での優勝決定戦決まりました。相手はカイル・オライリー。現地の評価からアメリカかカナダでいずれ対戦するだろうと思っていましたが、こんだけの最高の舞台で闘えるとは嬉しい限り。あとひとつ!
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2015, 6月 5兄弟のリーグ戦の結果は2勝5敗だったがこの過酷なリーグ戦を無事に乗りきってくれてホッとしている。お疲れ様兄弟☆ #最初から優勝するとは思っていない
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 6月 5全敗だったけど全力で闘いました! 悔しいけど不思議な充実感に溢れてます。 このリーグ戦で莫大な経験値を得ることができました。 更に速度を上げて成長していきます☆ 応援ありがとうございました!! スーパージュニアありがとーーーーーー☆
— 小松洋平 (@njpwyohei_k) 2015, 6月 5 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 長野大会 公式戦結果6月4日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」長野・茅野市民館マルチホール
<星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[4勝2敗=8点]○ボビー・フィッシュ(8分18秒 膝十字固め)[6敗=0点]×デビット・フィンレー
フィンレーか、ファルコンアローからの膝十字固めで完勝。
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝3敗=6点]○バルバロ・カベルナリオ(8分 32秒 カベルナリア)[6敗=0点] ×小松洋平
小松は張り手で追撃してファルコンアローを仕掛けるが、カベルナリオが背後へ着地し、カベルナリアでギブアップ
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[5勝1敗=10点]○カイル・オライリー(11分 54秒 フロントネックロック)[3勝2敗=6点]×チェーン・オーエンズ
オーエンズはパッケージドライバーを狙うが、オライリーが回避してフロントネックロックで捕獲、これをオーエンズが切り返し、変型ノーザンライトスープレックスで叩きつけるが、さらにオライリーが切り返してフロントネックロックで絞り、オーエンズをギブアップ、オライリーも優勝戦進出に王手!
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[4勝2敗=8点]○マスカラ・ドラダ(9分44秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点] ×ニック・ジャクソン
※ドラダスクリュードライバー
ドラダがジャンピングハイキックを浴びせてトップロープ上へ固定。さらに、ロープ渡りから雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。そこから一気にドラダスクリュードライバーで勝利!
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BEST OF THE SUPER Jr.XXIIも終盤…KUSHIDAが優勝戦進出に一番乗り!田口は王手!6月3日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」愛知・名古屋国際会議場 イベントホール 1700人超満員
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝3敗=6点]○バレッタ(8分7秒 エビ固め)[2勝4敗=4点] ×外道
※デュードバスター
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[5勝1敗=8点]○田口隆祐(8分34秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×獣神サンダー・ライガー
【田口の話】「一敗で次最終戦、オーエンズを迎える。自力の優勝の芽が残ったんで、もう一つ勝つだけ。とりあえずもう一つ勝って、そのあともう一個勝ってね、優勝。今日最後は新日本プロレスワールド見て研究した結果ね、今日のフィニッシュ、ヨーロッパ式のエビ固めを切り替えして。外道戦を見てね、この形を切り返そうと。ヨーロッパ式エビ固め返しの新しい技が一つできました。ライガーさんペースでね、試合を進ませてちょっと最後切り替えし入れていけば、おそらくあの形、バックをとるまで狙ってくるだろうと思ってたんで、あそこは何回もシュミレーションしました。短い期間ですよね。新日本プロレスワールドのおかげですよ。月額999円で一勝ですよ。月額999円で500万円も手に入るんだったら、払いますよ。『SUPER Jr.』もね、新日本プロレスワールドができたせいで、これから情報戦。試合がすぐ翌日に見れるわけですから、情報戦を制したものが『SUPER Jr.』獲りますよ。みんな気づいてるのかな? 気づいてないのかな? わかんないけど、言っちゃったから気づくかな。月額999円で新日本プロレスワールド、これだけの情報が得られるなら入って損はないですよ」
【ライガーの話】「失敗したな。田口みたいな上手いヤツに、返し技でどうのこうのはまずいよ。向こうの方が上手い、悔しいけどね。力で押していった方が良かったのかもないけど、まぁ今更言ったってしょうがない。次につなげればいいし。あとバルバロか、後楽園で。キッチリ最後締めて、まぁ点数がどうのこうのって言うよりも、このジュニアの闘い、あともう一つあるんで、キッチリ勝利で締めたいね。それまでは気は抜けないし、今日負けたから点数がどうのこうのじゃなくて、キッチリ最後までやり遂げやり抜く。最後はやっぱり勝ちで締めくくりたいんで。諦めるとか、諦めないとかそういうのじゃなくて、キッチリ最後までやり遂げるよ、俺は。以上」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[6勝1敗=12点]○KUSHIDA(15分53秒 ホバーボードロック)[4勝2敗=8点]×ロッキー・ロメロ
【KUSHIDAの話】「よぉし獲ったぞ。やったぁ。ハァハァ、やったぞ。腕、足、とにかく満身創痍。ただこれだけは言える。内容結果どうだ? 文句あるか? 一位通過、誰かが飛びぬけなきゃ時代は創れないんだよ。去年、3WAYでよくわかったよ。それが一番学んだことだよ。厳しい実力横一線、そんなもんわかってる。けど抜け出す」
【ロメロの話】「今日のこの一戦、俺にとってとても大事な試合だった。あと少しだった……あと少しで決勝にいけたのに。ボビーには足を、KUSHIDAには腕をやられた。KUSHIDA、お前が次のターゲットだ。もしお前が大阪城ホールでケニー・オメガに勝ったのなら、次の挑戦者は俺だ、KUSHIDA。IWGPジュニアヘビー級のタイトルは俺のものだ。なぜなら俺は暗闇トリックスターだからだ。そして俺はフォーエバーだ!」
いよいよ終盤を迎えたBEST OF THE SUPER Jr.XXII、Aブロックは1敗の田口とオライリーを2敗のライガー、オーエンズが追いかけ、Bブロックは1敗で10点のKUSHIDAが優勝決定トーナメント進出に王手、同じ1敗ながらも8点のロメロ、2敗のドラダ、フィッシュ、ニックが追いかける展開となった。
Aブロック注目の外道は2連勝の後で3連敗と後のない外道はバレッタと対戦、足4の字固めを中心に攻めた外道だったが、串刺し攻撃を狙うとバレッタがフットスタンプ、背中へのフットスタンプを浴びせると外道は失速、トラースキックで抵抗する外道にバレッタは延髄斬りを放ち、外道は苦し紛れにレフェリーにしがみついてからの急所蹴りを狙うが、かわしたバレッタはシャイニング延髄斬り、ジャンピングニーからデュードバスターで3カウントとなり、外道は4敗目となって脱落、外道はライガーとの公式戦で敗れた際にベビーフェースぶりに本来持ってる毒が薄らいでいるとダメ出しされたが、外道の本来のあり方を考えさせられたリーグ戦だったのかもしれない。
田口はライガーと対戦、田口のヒップアタックに対し、ライガーはアトミックドロップや剣山で迎撃、ライガーは風車式バックブリーカーから猛ラッシュをかけるが、田口も延髄斬りで返しどどんを狙う。しかしライガーは脱出して雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、田口がエビ固めで切り返すと丸め込み合戦となり、ライガーが奥の手ヨーロピアンクラッチを狙うと田口がエビ固めで切り返し3カウント、田口は優勝戦進出に王手をかけ、ライガーは脱落となった。
優 勝戦進出に王手をかけたKUSHIDAはロメロと対戦、互いに読み合いを展開する激しい試合となるが、ロメロが場外戦でKUSHIDAの肩を鉄柱に叩きつけると、リングに戻ってから腕十字やクリップラーフェースロックなど関節技で腕攻めを展開する。KUSHIDAはホバーボードロックで捕獲するが逃れられると、ロメロは雪崩式腕ひしぎ十字固めでKUSHIDAを追い詰める。
KUSHIDAもハンドスプリング式ニールキック、ムーサルトプレス、バズゾーキックで反撃するが、ロメロは執拗に腕攻めを展開して譲らず、ロメロは勝負と見て暗闇脳天を狙うも脱出したKUSHIDAもホバーボードロックを狙う。
しかし切り返したロメロはニールキックからスライスブレットを狙うと、KUSHIDAはホバーボードロックで捕獲しロメロはギブアップ、KUSHIDAが勝利を収めリーグ戦を1位で突破し優勝戦進出一番乗りとなった。
いよいよ終盤となったBEST OF THE SUPER Jr.XXII、果たしてジュニアの祭典を制するのは誰だ⁉︎ -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 茨城大会 公式戦結果6月2日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」茨城県立スポーツセンター 764人
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[4勝1敗=8点]○ロッキー・ロメロ(10分50秒 片エビ固め)[5敗=0点]×デビット・フィンレー
※暗闇脳天
フィンレーの丸め込みをクリアしたロメロが暗闇脳天で突き刺し勝利!
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[4勝1敗=8点] 田口隆祐(11分38秒 エビ固め)[5敗=0点]×小松洋平
※どどん
小松の回転エビ固めをアンクルホールドで切り返した田口がどどんで勝利!
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[4勝1敗=8点]○カイル・オライリー(7分50秒 変型バックドロップホールド)[2勝3敗=4点] ×バルバロ・カベルナリオ
カベルナリオのトラースキックに対し、ラリアットで迎撃したオライリーが変型バックドロップホールドで勝利!
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○ボビー・フィッシュ(10分 43秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]×マスカラ・ドラダ
※ファルコンアロー
ドラダスクリュードライバーをドラゴンスクリューで阻止したフィッシュがジャンピングニーからファルコンアローで勝利!
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BEST OF THE SUPER Jr.XXII 静岡大会 公式戦結果5月31日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」静岡・キラメッセぬまづ 1140人
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○チェーン・オーエンズ(7分57秒 体固め)[2勝3敗=4点]×外道
※パッケージドライバー
外道が丸め込みからトラースキックを放つも、パンチで応戦したオーエンズが飛びつきリバースDDTからパッケージドライバーで勝利
【オーエンズの話】よし、よし、よし、見ただろ。今日はゲドーをやっつけた。『BEST OF THE SUPER Jr.』はまだまだ続く。カイル・オライリー、タグチ、次はお前らだ。お前らがリング上でどんな汚い手を使おうが、俺に勝てるはずがないんだ。みんな、しっかりとこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を見ておけ。そして、この“クラウン・ジュエル”チェーズ・オーエンズをな」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○獣神サンダー・ライガー(7分55秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×バレッタ
バレッタがジャンピングニーからデュード・バスターを狙うも、ライガーが丸め込み、エビ固め合戦の末ライガーが勝利!
【バレッタの話】「ジューシン・サンダー・ライガーとはこれが2度目だ。そして2度目も負けてしまった。だけど、いつまでも負けてばっかりではないぞ。『SUPER Jr.』だけじゃない、ジューシン・サンダー・ライガーとはどのようなシチュエーションでの闘いでも、勝てば大きな勲章になるんだからな。必ず勝つぞ。勝つまで追いかけてやる」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[5勝1敗=10点]○KUSHIDA(11分14秒 ホバーボードロック)[3勝3敗=6点]×タイガーマスク
タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックスホールドで追い詰めるも、ロープブレークで九死に一生を得たKUSHIDAが突進するタイガーをホバーボードロックで捕獲、ギブアップを奪い勝利!
【KUSHIDAの話】日に日にテーピングが増えていく。もう満身創痍。横並び、実力横一線じゃ意味ないんだよ。誰か1人、跳び抜けないと時代は作れない。あと1人、ロッキー・ロメロ、必ず(公式戦で)勝って。(今日の)タイガーマスク(戦)、ちっとも無事じゃないけど、残り(のリーグ戦)、ロッキー・ロメロの背中に代々木が見えてきました」
【タイガーの話】今日負けて、望みはないのかな? どうなんだろ? なかろうが何しようが、『SUPER Jr.』っていうのは、最後まで何があるかわからないから。俺はまだ、デビッド・フィンレー(戦)が残ってるけど、最後の最後まで、この『SUPER JR.』、タイガーマスクとしての闘いを見せたいと思ってる」
――KUSHIDA選手の印象は?
タイガー「いろいろコメント見れば、『コノヤロー! 生意気言いやがって』と思う部分もあるけど、逆に言えば、自分が新日本に来たときも同じだったと思うんだよね。そういう意味では、それでこそ新日本Jr.の一員だっていうのはあるしね。今、下の選手は認めざるを得ないですよね。あそこまで追い込んで、まだあの手があったっていうのは、自分が甘かったのか、KUSHIDAの方が上回ったのかはわからないけど、一つ言えることは、『SUPER Jr.』っていうのは“強い者が決勝に出る”。だから、今日はKUSHIDAの方が強かった。それは認めざるを得ない。それは勢いとかじゃないと思う。そういう部分で、僕が残ってないんであれば、KUSHIDAをバックアップする。今はそう思う気持ち。だけどさっきも言ったように、最後までまだまだわからない。KUSHIDAが(関節技も)できるっていうのは知ってたから、今日はああいい試合できてくれたのはうれしいですね。いつもの派手なプロレスじゃなく、こういう地味なプロレスをやってくれたのがうれしかったし、これからも新日本は、Jr.だろうがなかろうが、こういう試合は必要だと思うんで。できる選手がやればいいと思ってる。そういう意味でKUSHIDAは、あれからだと思う」
――最後は握手で終わってノーサイドでした。
タイガー「俺、負けたんだから。あそこで強がってもしょうがない。あいつが後輩だろうがなんだろうが、勝者はKUSHIDAなんだから。認めないと」
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試合中に地震発生のハプニング!KUSHIDAがフィッシュを降しBブロック単独トップに!
5月30日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」後楽園ホール 1702人 超満員札止め
<アピール、コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
○本間朋晃 デビット・フィンレー(11分34秒 体固め)小松洋平 ×田中翔
※こけし
◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○チェーン・オーエンズ バルバロ・カベルナリオ(9分59秒 体固め)タイガーマスク ×ジェイ・ホワイト
※パッケージドライバー
◇第3試合◇
▼20分1本勝負
○オカダ・カズチカ ロッキー・ロメロ バレッタ(12分55秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール ニック・ジャクソン
※レインメーカー
◇第4試合◇
▼20分1本勝負
中邑真輔 石井智宏 ○矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(16分50秒 横入り式エビ固め)後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
【中邑、矢野の話】
矢野「オイ、棚橋!! 格が違うんだよ、オイ!! 新旧エース対決、完璧だな、オイ!! 分かるか、エースってのはな、こういう所で勝つんだよバカヤロー、オイ。ちゃんとな、エースとしての仕事をな、全うしてやるよ、オイ。新たな“プロデュース”もな、沢山だ!! 山ほど舞い込んできてるぞ!!! オイ、いずれ分かるだろう。君たち!! バー―カ!!!」
中邑「あれ、おかしいな……白いベルト巻いてるヤツ…… オイ殿!! 殿! 殿! 殿!! 殿は何処(いずこ)へ……」
【真壁、棚橋の話】
真壁「オイ、バカヤローに言っとけコノヤロー! オイ、あんな恥かいたの久しぶりだなコノヤロー。上等だバカヤロー! 石井、覚悟しとけコノヤロー。オイ、いつ何時でも、テメェとやってやるコノヤロー! オイ、もうトサカにきてんだ、こちとらよ」
※真壁のコメント中に石井が乱入。両者殴り合いになる。
石井「オイ、それで終わりか。なに言ってんだ、オラ。そんなもんか、テメェ。なにへばってんだコノヤロー。へばってんじゃねぇ。なにがチャンピオンだ!」
真壁「うっせぇコノヤロー!」
※棚橋が止めに入り、真壁を押さえる。
棚橋「(石井を控室に)下げろ! 下げろ! 下げろ田中! いいから下げろ!」
※田中が石井を控室に下げる。
真壁「オイ、あのクソヤローに言っとけ! これ見てんだろ、テメェ。オイ。バカが、クソが。いいか、チャンピオンはこの俺だコノヤロー! ふざけたこと言わないでな、結果出してみろコノヤロー!」
◇第5試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○獣神サンダー・ライガー(12分36秒 ヨーロピアン・クラッチ)[2勝2敗=4点]×外道
【ライガーの話】
ライガー「俺は負けないよ。体調も良い。俺が知ってる外道じゃないな。これ(レインメーカーのおかげが)で人気出て調子こいてるんじゃないか。毒がない。攻め方一方的だし。反則も想定してたより随分軽しい。外道の毒はどこにいったんだよ。まぁそういうことはどうでもいい。これでタイか? 2勝2敗か。もう1敗もできないし。沼津でバレッタ、あと田口や原始人も残ってるし。キッチリと勝ちにいって、決勝に残れるように。それしかないんでね。リーグ戦なんで。リーグ戦なんだよ」
【外道の話】「チキショー!! 痛恨だよバカヤロー!! あぁぁクッソ!!」
――敗れはしましたが、ファンは名人戦を見たという気持ちになったのではないでしょうか?
外道「そんなモン知ったこっちゃねぇよ、お前。俺は大阪でケニー・オメガに挑戦しなきゃいけねぇんだよコノヤロー。勝たなきゃいけないんだよ、勝たなきゃ。 チクショー!! フ●ック!!」
◇第6試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]○田口隆祐(13分15秒 オーマイ&ガーアンクル)[3勝1敗=6点]×カイル・オライリー
【田口の話】「ハァハァ、苦しい試合でした。強かった。タッグでもちょっとしかレッドラゴンの2人とは当たったことがなかったんすけど、こんなにストロングだとは思わなかった。ほんとフロントスリーパーで落ちそうになりましたけどね、これクッシーとタイトルマッチやった時、あの形を経験してたんで助かりました。汗で滑ったのもちょっとラッキーでした。ただね、開幕戦で外道に蹴られた急所がこんなにも立派になって帰ってきましたよ(大きく膨らんだ股間をアピール)。奥様方、小さいお子様をお持ちの夫婦生活に不満を持つ奥様方、元気な田口の息子が帰ってきましたよ。どうしますか?」
【オライリーの話】「あぁクッソ。クソ野郎。タグチ、お前は“ファンキー・ウェポン”らしいが、俺は“ファンキー・ドラゴン”だ。確かに今夜は1本獲られた。彼はいい選手だ。でもな、この俺の足の関節を見ろ。今やどうってことない。いいか、ちゃんと記事に書け。『カイル・オライリーはギブアップしてしまったが、今は元気に歩ける。何の問題もない。次はタグチを歩けなくしてやる』ってな」
◇第7試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[4勝1敗=8点]○KUSHIDA(16分29秒 ホバーボードロック)[2勝2敗=4点]×ボビー・フィッシュ
(試合後)
KUSHIDA「(アレックス・)シェリーがケガしちゃったぶん、そのぶん100倍返しで、代々木の(『SUPER Jr.』決勝の)リング、必ず立ちます! 『BEST OF THE SUPER Jr.』を、もう1段階、2段階、3段階・・・100段階上に持って行きます。任せて下さい!(※大拍手) あと、すみません。ホントにホントに、『SUPER Jr.』で後楽園ホール、満員に、(チケット)完売になったこと、ホントにうれしいです。ホントにありがとうございます(※大拍手)」
【KUSHIDAの話】
――苦しい闘いでしたが?
KUSHIDA「苦し過ぎますね。これ優勝じゃないんですかね? あれっ、優勝決定戦じゃないんですか、今の」
――まだまだこれからですが。
KUSHIDA「マジかぁ。それぐらいハードな試合でしたね。ボビー・フィッシュね、僕らがアメリカ遠征行った時のROHヘビー級の挑戦者っすよ。その挑戦者に勝ったってことは……やらしい話そんな未来も見えましたね。落とせなかった」
――シェリー選手欠場に対しての思いを今日の試合からも感じましたが?
KUSHIDA「シェリーの2点、みんな均等に2点、フィンレー以外には与えらから。『もちろんみんな2点取ってるじゃないですか? 』ってツッコミが入るかもしれないけど、ボクにとってのあの公式戦、決勝やる前の公式戦を……これも運命ですね、できなかった。休むことになってしまった。期待してくれた、最終日チケット買ってくれた人にはほんと申し訳ないと思う。けど、もうここまで来たら決勝、代々木のリングで去年を上回るもの凄い試合をして、一年の中で新日本のシリーズの中で『BEST OF THE SUPER Jr.』が一番好きですって言ってくれる人が1人でも増えたらいいなと、心から願ってます」
――アメリカ遠征等もあり、過酷なスケジュールではあると思いますが、コンディションはいかがですか?
KUSHIDA「もう絶好調っすね。心に余裕もあるし、遊びもあるし。それはすべて俺が一歩一歩上がってきた階段のおかげ」
――今日決めることは出来ませんでしたが、スライスブレッド(シェリーの技)を狙いにいきましたが?
KUSHIDA「そうですね。シェリーへのメッセージだと思って決めたかったけど、まだまだ甘かったっすね。なんか今年の『SUPER Jr.』はハイフライヤーもいないし、新鮮な顔ぶれも、やってるボクも自覚してるし。ただ今完成された新日本プロレスのリングの中で、リングっていう美しいキレイな海の中にポツンポツンとね、フィンレーだとか、小松とか、いろんな未完成が。ボクだってそうし、それがボクにとって心地良いっすね、サラサラと。水の循環がいいって言うか、やっぱそれが『BEST OF THE SUPER Jr.』の醍醐味でしょ。必ず代々木のリングまで辿り着きます」
【フィッシュの話】「Ah……Ah……イタイ。イタイ。 新日本のジュニアのエースであるKUSHIDAを倒してこのリーグを突破する予定だった!! クソ!! なんてこった!! でもまだまだ可能性はある!! 絶対に最後まで勝ち進むんだ!! カイル・オライリーとリーグ戦を突破し、決勝は“reDRagon”で締めくくってやる!! 分かったかオマエら!!」
BEST OF THE SUPER Jr.XXII後楽園大会を新日本プロレスワールドにて視聴、今回は公式戦3試合が組まれた。
本題に入る前に経過を振り返るとAブロックはオライリーが3戦全勝でトップ、1敗の外道と田口、2敗のカベルナリオ、バレッタ、オーエンズが追いかける展開。Bブロックは優勝候補の一角であるアレックス・シェリーが負傷で欠場して残り試合は不戦敗に、6点のKUSHIDAとドラダ、ロメロ、ニック、タイガーがトップだがタイガーは2敗を喫しているため、KUSHIDAとドラダ、ロメロ、ニックが事実上のトップグループと混戦、4点のフィッシュが追いかける展開となった。
Aブロック公式戦であるライガーvs外道はグラウンドの攻防から外道がいきなり外道クラッチを仕掛け先手を狙うも、冷静にクリアしたライガーはリバースインディアンデスロックから脚攻めを展開して主導権を握る、しかしライガーの串刺し攻撃をかわした外道はライガーの軸足をセカンドロープに引っ掛けてから低空ドロップキックを放つと、鉄柱を使っての脚攻めやリングに戻ってもリバースインディアンデスロック、足四の字固めで逆に脚攻めを展開、ライガーも風車式バックブリーカーで反撃するが、外道の体重が脚にかかってしまい逆にダメージを深めてしまう。
外道はスタンガン攻撃から脚をロープに引っ掛けてのエビ固めを決めるが、普段ならレフェリーが気づかずそのままカウントが入るはずが、今回はレフェリーのチェックが入って決め手にならず、外道がレフェリーに詰め寄ったところでライガーがラ・マヒストラルで丸め込むが、外道は外道クラッチで返しクリアしたライガーは空中胴絞め落とし、カウンター掌底を決めるも垂直落下式ブレーンバスターは外道が背後に回るとライガーはヨーロピアンクラッチで3カウント、ライガーがまさかの変化球で連敗を止め2勝をマークする。
田口vsオライリーは田口がいきなりアンクルホールドを狙うも、回避したオライリーはジャンピングヒップアタックから回転エビ固めを狙う田口に腕十字を決め、田口は反撃を狙うも少しの隙を逃さないオライリーが関節技やサソリ固めなどですぐ流れを引き戻す。
流れを掴めない田口はジャンピングヒップアタックでオライリーを場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射し田口は追走式、ランニングとヒップアタックを決め、回転エビ固めを狙うオライリーをヒップドロップで落とすなど、様々な尻技で流れを変えると、試合中に地震が発生し館内は一時は騒然となるが試合は続行される。
オライリーは水面蹴りからキックを繰り出すとジャガー式バックドロップホールドで田口を追い詰め、フロントネックロックで捕獲するが田口はアンクルホールドで切り返すと、オライリーもサソリ固めで切り返して譲らない。
田口は延髄斬りを決めると、どどんからアンクルホールドで捕獲しオーマイ&ガーアンクルに移行してオライリーはギブアップ、全勝のオライリーに遂に土がついてしまう。
メインのKUSHIDAvsフィッシュの前に、地震の影響はないとアナウンスされて予定通りに試合が行われる。
試合はエプロンに出たフィッシュをKUSHIDAがオーバーヘッドキックを浴びせるが、KUSHIDAがエプロンに出たところでフィッシュが脚を刈って転倒させ、ここからニークラッシャーから膝十字固めと脚攻めを展開するが、KUSHIDAも延髄斬りからロープを使ったアームブリーカーで反撃する。
KUSHIDAはフィッシュの腕を蹴り上げてからホバーボートロックで捕獲するが、充分に極めきれずにロープに逃れられてしまうと、KUSHIDAはエルボーからグーパンチを放つも、パンチに怒ったのかフィッシュはバックフリップで反撃するとターンバックルへのエクスプロイダー、ドラゴンスクリュー、ファルコンアローと猛ラッシュをかける。
フィッシュは雪崩式ファルコンアローを決めるとKUSHIDAはカウント2でクリアしたが、直後にKUSHIDAのクリアした間を逃さず膝十字固めで捕獲しKUSHIDAはギブアップ寸前に追い詰められ、ロープに逃れるもKUSHIDAがなかなか立ち上がれないためレフェリーのチェックが入りレフェリーストップかと思われたが、KUSHIDAが試合続行をアピールして続行となる。
KUSHIDAはターンバックルへのコンプリートショットを決めるとシェリーの必殺技であるスライスブレッドを狙うが、シェリーが踏ん張って回転途中でこらえると、KUSHIDAはホバーボードロックで切り返してフィッシュはタップ、KUSHIDAが1敗を堅守し単独トップとなった。
試合後にKUSHIDAが優勝戦進出をアピールしたが、今までタイム・スプリッターズとしてジュニアタッグ戦線の中心だったが、シェリーの負傷もあってそろそろシングルプレーヤーとして結果を出す時期に来たのか、自分的にもKUSHIDAに期待したい。
またヘビー級戦線は第4試合で豪華な10人タッグが組まれるも、試合は矢野が棚橋とキャプテンを同士討ちにさせてからキャプテンを丸め込んで勝利となるも、試合中に石井のヘッドバットを受けてダウンした真壁が石井と乱闘となり、バックステージでも真壁のコメント中に石井が襲い掛かって乱闘となった。
真壁vs石井の再戦は7月5日の大阪城で組まれているが、一部ファンからは“マンネリ”という声も出ている、しかし二人のど真ん中プロレスにはマンネリはなさそうだ・・・ -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 栃木大会 公式戦結果
5月29日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」ニューサンピア栃木 600人 満員
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○チェーン・オーエンズ(7分42秒 片エビ固め)[4敗=0点]×小松洋平
※パッケージドライバー
小松がエルボーで反撃も、オーエンズがレフェリーを盾にしてから不意打ち、最後は飛びつきリバースDDTからパッケージドライバーで勝利!
【オーエンズの話】「これで俺は2勝目、(勝ち点が)4点目だ。外道、カイル・オライリー、田口、覚悟しておけ。俺のコンディションは完璧だ」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○ニック・ジャクソン(9分39秒 片エビ固め)[4敗=0点]×デビット・フィンレー
※450°スプラッシュ
ニックの低空ニーをかわしたフィンレーが丸め込むも、凌いだニックが再度低空ニーを決めてから450°スプラッシュを決め勝利!
【ニックの話】「オー、これでまた勝ち点を取ってしまった。そして俺たち(ヤングバックス)がベストタッグチームだからだ。今、俺は最高にエクスタシーな状態だ。これからお前たちに2つの言葉をプレゼントしてやる、Suck it!」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○バレッタ(13分46秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×バルバロ・カベルナリオ
※デュードバスター
カベルナリオがコーナー最上段からのボディープレスで場外のバレッタに大ダメージを負わせるも、フロントスープレックスで逆襲したバレッタがデュードバスターで勝利!
【バレッタの話】「なんだ、あの化け物は? でも何とか俺は勝った。そしてこの1勝は大きい。な必ず『SUPER Jr.』は俺が制する」▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○ロッキー・ロメロ(11分1秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×タイガーマスク
※暗闇脳天
ライバル対決はロメロがブラックタイガーのマスクで登場しタイガーのマスクを引き裂く暴挙!そしてタイガーをトップロープへ乗せてスワンダイブミサイルキックを浴びせてから暗闇脳天で完勝!
【ロメロの話】
ロッキー「今夜もノリノリだぜ。今夜はタイガーマスクに勝利した。誰が今夜のパーティー代を支払うんだ? ダレ? ダレ?」
(ここでロッキーはブラックタイガーのマスクを右手に持ち、ブラックタイガーのマスクがコメントしてるようにアピール)
ブラックタイガーのマスク(声:ロッキー)「俺が払うよ」
ロッキー「お前が払ってくれるのか、ブラックタイガー。本当に? ゴチソウサマデシタ。ゴッチャンデス」
ブラックタイガーのマスク(声:ロッキー)「ハーイ、ハーイ。ロッキーはベスト・イン・ザ・ワールドだ。ロッキーは有名だよ」
ロッキー「サンキュー。アリガトウ、ブラックタイガー。アリガトウ。ブラックタイガー、今夜はノリノリだぜ。ゴチソウサマデシタ。ゴッチャンデス」 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 青森大会 公式戦結果
5月27日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」青森県武道館 1530人
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝=6点]○カイル・オライリー(10分14秒 片エビ固め)[3敗=0点]×小松洋平
*垂直落下式ブレーンバスター
小松が首固めで粘るも、オライリーがラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで勝利
【オライリーの話】「ヨーヘイ・コマツは確かに思った以上にタフなヤツだった。だけど勝ったのは俺だ。まだまだカイル・オライリーはこんなもんじゃない。これが限界なんかじゃないんだ。ヨーヘイ・コマツが向かってくるなら、何度でも叩きのめすだけだ。誰もこの『BEST OF THE SUPER Jr.』でカイル・オライリーを止めることはできない。まだまだ俺は突き進んでいく。『SUPER Jr.』のチャンピオンになるまで突き進み、そしてIWGP Jr.ヘビー級ベルトまで一気に駆け抜ける」
小松「3敗。まだまだ闘志は燃えたまんまだ。クソッ・・・」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]○マスカラ・ドラダ(10分5秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点] ×タイガーマスク
※ドラダスクリュードライバー
タイガーがタイガードライバーを決めるも、ドラダがジャンピングハイキックからのドラダスクリュードライバーで勝利、タイガーは公式戦初黒星。
【ドラダの話】「ロッキー・ロメロ、来い。メキシカン・イチバンの力を思い知らせてやる。ニック、アメリカがイチバンだと思ってるのか? メキシカンがイチバンなんだ。それを叩き込んでやる」
【タイガーの話】「昨日、H記者にコメントを求められてね。『今日はしゃべりたくない』って言ったのに、『何とかしゃべってくれって』言われたからしゃべったけど、だから負けちゃったよ。ホントにあの人とは、昔から相性が良くない。まあ、ドラダ、さすがメキシコのチャンピオンだけあって、新日本プロレスのスタイルにも慣れて、僕の攻略というのもわかってきてるのかなと。僕もあいつに付き合っちゃった部分もあるというか、流れの中であいつの流れに持っていかれた。今年の『SUPER Jr.』はあえて飛ばずに、“チャンスがあれば飛ぶ”というふうに変えてるんだけど。無理やりとか、めったやらたらには飛びたくない。Jr.だからって軽く見られたくないし。だから、チャンスがある部分でしか飛びたくない。だから今日は、そのチャンスがあるところで飛んだのがドラダだった。それだけかな。新日本に来て合同練習もでてるし、パワーも増してるし。次はロッキー(ロメロ)。久々のシングル、楽しみですね。あいつは、俺のマスクを持ち逃げしてるしね。マスクは要注意。あとはバレッタとか、介入してほしくない。1対1の勝負なんだ。あいつもそれはわかってると思うし。まだ1敗だから。これからまだまだ星を落とさずに、力強さを見せつけて、決勝のリングに上がりたいと思います」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝2敗=2点]○チェーン・オーエンズ(8分7秒 体固め)[1勝2敗=2点]×獣神サンダー・ライガー
※パッケージドライバー
ライガーが掌底から垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、脱出したオーエンズが丸め込みからジャンピングリバースDDT、パッケージドライバーで公式戦初勝利!
【オーエンズの話】「3度目でライガーから勝った。俺の(NWA Jr.)ベルトを持っていったライガーからな。今日、勝ったけど、そのベルトは俺の元にない。だけど、これから俺の時代が始まる。今日の勝ちで2点。まだ4試合(公式戦が)残っている。このまま勝ち進んで、ライガーに奪われた俺のベルトの代わりに、この“クラウン・ジュエル”チェーズ・オーエンズが『SUPER Jr.』優勝というタイトルを獲得する」
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BEST OF THE SUPER Jr.XXII 山形大会 公式戦結果5月26日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」山形市総合スポーツセンター・第二体育館 1120人超満員
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○バルバロ・カベルナリオ(10分53秒 カベルナリア)[2勝1敗=4点]×外道
外道の外道クラッチを切り返し、背後にまわったカベルナリオがカベルナリアで捕獲し外道はキブアップ!
【カベルナリオの話】「昨日はタッグを組んだアミーゴだけど、闘うとなったら話は別だ。だから最後、カベルナリアを極めたんだ。それでゲドーに勝った。まだまだ俺は、カベルナリアがヌメロ・ウノ(ナンバーワン)の技であること、そしてカベルナリオがヌメロ・ウノの選手であることを見せつけてやる」
【外道の話】「何だ、最後? カベルナリ ア? 背骨がミシミシいったぞ・・・」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=2点]○KUSHIDA(9分40秒 ホバーボードロック)[3敗=0点]×デビット・フィンレー
フィンレーのエルボーに対し、顔面パンチで返したKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲し勝利!
【KUSHIDAの話】「意外と苦戦した・・・。彼の持ってるテクニックっていうのは、世界でも指折りの人間から教わってるわけでしょ? ただ、偉大なるデイブ・フィンレーという名前。それはお父さんのストーリーであって、デビッド・フィンレーがこうして新日本に初参戦して、彼のストーリーを作っていかないと、これからダメでしょうね。でも才能はすごいんで、楽しみですね。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』は、なんか完成された日本プロレスの海の中に、謎の液体がポタッポタッと滴り落ちてる気がしますね。水はきれいだったから違和感を覚えるかもしれない。だけど、それが自然の摂理だから。さらさらと水が流れて、新陳代謝がよくて、経験不足、ガイジン天国・・・すべてこのKUSHIDAが消化して、新日本プロレスJr.をもう1段階、2段階、3段階、上に持っていきます。もちろん、シェリーの分も。そして去年、京都で誓ったライガーさん。それだけじゃない。お客さん、エントリーできなかった選手たち、欠場して悩んでる選手たち、他団体で頑張ってる選手たち、みんなまとめて代々木のその先の未来、両国国技館にKUSHDAがお連れします」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○ロッキー・ロメロ(13分 5秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ニック・ジャクソン
※暗闇脳天
ニックのスピンキックをかわしたロメロがショートレンジジャンピングニーアタック、フェイント式ニールキックから暗闇脳天で勝利!
【ロメロの話】「勝ったぞ。今夜もパーティーだ。ここは何て街なんだ?」
――山形です。
ロメロ「オー、ヤマガタね。よし、今夜は“ヤマガタ・ヴァイス”と名乗ろう。それがいい。今夜はヤマガタ・ヴァイスが街へ繰り出すぞ。みんな、俺たち世界一のタッグチームを見るためにチケットを買うんだぞ。そして俺たちはこの『SUPER Jr.』で、シングルプレーヤーとしても世界一であることを証明する。ロッキー・ロメロはテンサイなんだ。頭がキレるんだ。俺はたくさんの経験を積んできた。そして、まだまだ経験を積んでいる。ニックは俺がクラヤミノーテンを使うなんて思ってもなかっただろ? くたばればいいんだ。次の試合でバレッタがタグチに勝てば、2人でパーティーだ。もちろん支払いはバレッタだがな。バレッタ、ゴチソーサマデシタ、ゴッチャンデス!」
【ニックの話】「悔しいけどロッキー・ロメロは素晴らしいと言っておく。しかし、それは今夜に限ったことだ。お前はまだまだグリーンボーイにすぎない。俺は世界一、いや惑星一のタッグチームなんだ。今日は負けたが、明日からまたそれを証明していく。どういうことかわかるか? それは、この『SUPER Jr.』で優勝するということだ。そして俺がケニー・オメガの前に立つ。もちろんIWGP Jr.のタイトルマッチでな。そこでケニー・オメガは俺にベルトを明け渡すことになるんだ。それが俺たちベストフレンドが交わした約束さ」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○田口隆祐(10分58秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×バレッタ
※スライディングヒップアタック
バレッタの猛攻を田口がカウンタージャンピングヒップアタックで逆襲し、どどんスズスロウンでからスライディングヒップアタックで勝利!
【田口の話】「ケツから実が出て2連勝。ケツから白いのが出て2連勝だからいいんじゃないですか。ここまで3人、みんなJr.のトップでやってる人たちですから、キツいですよ。キツい・・・でも、キツければキツいほど、気持ちいいでしょ。キツいほうが、気持ちいいでしょ。緩いより、緩くてガバガバより、キツキツの方がすっごく気持ちいい。やっててすっごく気持ちいいからな!」
【バレッタの話】「何てたくさんケツを叩き込んできやがるんだ。今夜はケツの悪夢を見たぜ。これは『BEST OF THE SUPER Jr.』だろ? 『BEST OF THE SUPER“A〇S”』じゃないんだ。タグチはレスリングする気なんてない。ただ、ケツを俺の顔に叩き込むことだけしか考えてない。あいつは“ケツ男”だ。今夜は負けてしまって、楽しめなくなってしまった。まあ、このトーナメントでケツを叩き込まれるのは、これで終わりだ。ケツを武器に闘うのはタグチだけだからな。だから俺は先を見て進むだけだ。そう、『SUPER Jr.』のファイナル(決勝戦)の舞台に立つためにな。そしてそこで勝って、このトーナメントを制するんだ」
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BEST OF THE SUPER Jr.XXII 燕大会 公式戦結果5月25日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」 新潟・燕市民体育館 1280人 超満員
アレックス・シェリーが、5月22日(金)後楽園ホール大会における、左足背甲の靭帯損傷および剥離骨折により、今シリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.』を全戦欠場。残りの公式戦は不戦敗となった。
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○バレッタ(10分19秒 エビ固め)[2敗=0点]×チェーン・オーエンズ
※デュードバスター
オーエンズが変型プリンスズスロウンで追い詰めるも、コーナーからの攻撃をバレッタが雪崩式フロントスープレックスで投げ捨て、ジャンピングニーからのデュードバスターで勝利!
【バレッタの話】「厳しい闘いだった。だけど見ただろ? この俺が勝ったんだ。今日、俺はチェーズ・オーエンズに勝ったんだ。これが何を意味してるかわかるか? 俺のヒストリーにまた新しい1ページが加わったんだ。まだまだ俺の歴史を増やしていって、この『SUPER Jr.』を勝ち上がってみせる」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIBブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○マスカラ・ドラダ(7分46秒 片エビ固め)[2敗=0点]×デビット・フィンレー
※ドラダスクリュードライバー
フィンレーのスワンダイブを剣山で迎撃したドラダがロープ渡りからのセントーンアトミコ、ドラダスクリュードライバーで勝利!
【ドラダの話】「KUSHIDA、タグチ、ライガー、タイガー・・・この『SUPER Jr.』にメキシコのヌメロ・ワン(ナンバー・ワン)のドラダが出てるんだ。お前らに先を行かせない。俺はもう1度、ケニー・オメガと、『SUPER Jr.』のチャンピオンとして闘う。もう1回な」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIBブロック公式戦 30分1本
[3勝=6点]○タイガーマスク(9分22秒 飛びつき回転十字架固め)[2勝1敗=4点]×ボビー・フィッシュ
フィッシュが膝十字や打撃で追い込むも、タイガーが素早く丸め込み勝利で単独首位
【タイガーの話】「いやあ、俺、間違えてたかな? いつも3WAYに入ってやってるボビー・フィッシュ。俺たちの思ってたレスリング、プロレスと程遠いのかな? もう彼らとは交わることないのかな?と思ってたけどね、彼のような、今日のような試合ができる、3WAYにはいればああいう試合もできる、素晴らしい選手だと思いますよ。(フィッシュは)ちょっと勝ちを急いだかな? 甘い甘い。もっとじっくりやってくれないと」
――シェリー選手の負傷欠場により、これで3勝。勝ち点6で単独トップに立ちました。
タイガー「単独首位でいくと、いいことないんだよな。全勝で(予選突破して)決勝で負けたっていうのもあった気がする。だから今回は、選手もガラッと変わってるし、今を象徴するJr.の選手ばっかりだから、いつ足元をすくわれるかわからない。まあ次は、青森でドラダかな? あいつなんて要注意だよね。今日はこういう試合やったけど、今度はあいつにルチャを叩き込まれるというか、思い出させられるというか。そういう意味では今日みたいな殺伐とした試合。いつ、関節(技)に入られるかわからない。それを今日のお客さんもよくわかってた。俺、わかんないかな?って思ってた。けど、ああいう試合もできる(選手)。今日、試合やってて気持ちよかった。だいぶやられたんで、今すぐ冷やして、次の青森も勝って、“タイガーマスク強し”っていうのを見せつけたいと思います」
――今年は例年と違って、公式戦が凝縮されてない上に、公式戦がない日にもタッグマッチが組まれたりしますが・・・。
タイガー「逆に休んでるよりは、試合してた方がいいかな? 体動かしてると、気も紛れるし。それが吉と出るか、凶と出るかはわからないけど。もう、僕もキャリアだいぶ積んでるから。今年でウン十年目だし、記念イヤーだから、そんなこと言ってられない。(※『ライガー』コールが聞こえてきて)ライガーさんもこれだけ声援をもらってるし、これから一つも落とさないで、毎年言ってるけど、俺とライガーさんで決勝を闘いたいね」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIAブロック公式戦 30分1本
[2勝=4点]○カイル・オライリー(8分52秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1勝1敗=2点]×獣神サンダー・ライガー
ライガーがコーナー最上段から雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、オライリーが回転して反対にライガーを押さえ込むと
その直後、オライリーがランニングミドルキックからスイングDDT、クラッチしたまま立ち上がってブレーンバスター。さらに、変型腕ひしぎ逆十字固めへ移行し、ライガーはギブアップ!
【オライリーの話】「今夜は俺にとって、素晴らしい時間だった。決して忘れることのできない夜だ。永遠に忘れられない・・・。確かに俺はあのリング上で、生ける伝説であるジューシン・サンダー・ライガーに勝ったんだからな。だけど、これで終わったわけじゃない。ライガーに勝ったことを無駄にしないためにも、俺はまだまだ成長していくから、これからも見続けていてくれ。そして、いつの日かライガーに、『俺に負けてよかった』と言わせるようにするから」 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 久喜大会 公式戦結果5月23日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」 埼玉・久喜市総合体育館 810人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝=4点]○外道(10分1秒 外道クラッチ)[2敗=0点]×小松洋平
小松の丸め込みの連打を凌いだ外道がコンプリートショットからの本家・外道クラッチで勝利!
【外道の話】「あぶねー、あぶねー! しばらく見ないうちに強くなりやがったな・・・。いやあ、あぶねー」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝1敗=2点]○田口隆祐(8分43秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×バルバロ・カベルナリオ
※スライディングヒップアタック
たぎった田口がスライディングヒップアタックで勝利、試合後に2人は同時に“オーマイ&ガーファンクルポーズ”を決め、互いの健闘を称える。
【田口の話】「昨日、毎年恒例というか、初日黒星スタート。ただ、今年は1位しかリーグを通過できないということでね。まあ、1敗してるんで、ほかに全勝されたら優勝できないので。外道選手は2連勝で早々と星を稼いでね。まあ、昨日はどうなるかと思ったオーマイペニーボーヤが、なんとか。ペニーは熱いうちに打てと言いましょうか、熱いうちに打たれたことでカチコチなペニー、新生ペニーボーヤに生まれ変わったので。カチコチになって帰ってきたので。これから地方を回っていきますけど、きっと地方で猛威を振るうことでしょう。ケツのほうはもう、先シリーズで永田さんに鍛えていただいたので、今日もスライディング式が決まりましたし。(※入場で頭につけた骨つきカチューシャを持って)これはね、たまたま『ららぽーと横浜』で見つけました。200円で売ってたので、ご興味ある方は行ってみてください」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=0点] アレックス・シェリー(試合延期)[1敗=0点] ロッキー・ロメロ
シェリーが足首負傷により欠場、今後の出場に関しては月曜日に検査結果次第となる。
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝1敗=2点]○ニック・ジャクソン(9分50秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×KUSHIDA
※450°スプラッシュ
ニックが低空ニーから450°スプラッシュで勝利!
【KUSHIDAの話】「ハア、ハア、絶体絶命だ! 1敗目にして絶体絶命。想定してなかった1敗。『SUPER Jr.』にとりまく、あらゆる環境、そのすべてを大切に。ハア、ハア、ハア・・・。実力が横一線じゃダメなんだ。飛び抜けていかなきゃ! こんなところであきらめるほど、ヤワじゃないから。残りはもちろん全勝で!」 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII開幕!後楽園の主役を奪ったのは外道だ!
5月22日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」後楽園ホール 1580人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○獣神サンダー・ライガー(8分36秒 片エビ固め)[1敗=0点]×小松洋
平
※垂直落下式ブレーンバスター
【ライガーの話】
ライガー「いつもスロースターターで、あぁいう若いヤツとやると丸め込まれるんでね、それを気をつけて。別に危なげなくない、絶好調。今年はキッチリいくから」
――小松選手は闘ってみていかがでしたか?
ライガー「良いモノ持ってると思うよ。体も柔らかいし、スピードもあるし。あとは気合いだよね。まっすぐき過ぎる。俺は読みやすいし、やりやすい。まぁ若手だからしょうがないんだろうけど、それを彼はこのリーグ戦で、どれだけ勉強して、自分のものにして、闘いの中で組み込んでいくか、それは彼次第。まぁでも人のこと言ってられないから。テメェのやることをやるだけ。キッチリいくから、今年は」
【小松の話】「くそー……!!」◇第2試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○タイガーマスク(8分3秒 タイガースープレックス・ホールド)[1敗=0点]×ニック・ジャクソン
【タイガーの話】
――今回も介入がありましたが、幸先よく1勝をあげましたが?
タイガー「俺、去年も後楽園、開幕でニックとやってるんだよね。その時はマットが入ってきて。まぁ今回はあんなヘビー級のコーディが入ってきたけど、まぁコーディが入ろうが、誰が入ろうが、俺は負けねぇよ。負けてらんないんだよ。負けらんないんだよ。『SUPER Jr.』、いや、今のジュニア、レベルは凄い上がってるし、自分が今まで数年前に体験してきたジュニアじゃないよ。レベルこんなだから(右手を高々とあげる)。ましてやニックなんかタッグのチャンピオン。それから獲ってるんだよ。なんでだかわかる? アイツらタッグなんだよ、所詮。シングルじゃ勝てないんだよ。タッグだから見せられるんだよ。でもタッグってそうじゃないじゃん。1人と1人が闘ってこそ2になるわけであって。アイツら最初から2、2、2なんだから。1人の闘いなんか慣れちゃいないんだよ。サブミッションだって、あぁいう風に俺はどこでも入れるよ。今日もだってあぁいうの見たでしょ? お客さんはわかってるのかどうかわからない。でも俺はあぁいうのしか教わってないんですから。あぁいうのを教わって来たんだ。強さを求める。痛さを与える。厳しさを求める。そういう試合を俺は求めてきたし、やってきたつもり。今のジュニアは当然素晴らしい。もう世界中どこ行ったって『ニュージャパン』、『新日本プロレス』一番だよ。認めるよ、もう。俺が中に入ってやってんだから。その中で俺は、KUSHIDAもなんか言ってたかもしれないけど、俺は別に今のジュニアに一言あるとかじゃないんだよ。俺は俺の闘いしかできないって言ってんだよ。今年の本命は下馬評かなんかでは、KUSHIDAなのかな、みんな。彼も素晴らしいと思うよ。一生懸命やってるし、素晴らしい。だけど俺は俺なりのタイガーマスクとしての闘いの『SUPER Jr.』をまっとうしたい。それだけ。タイガースープレックスだって何年振りだろう? 自分でやってビックリしちゃった。『アッ、いっちゃった』と思って」
【ニック、ゴーディ・ホールの話】
コーディ「おい、今の試合見てただろ? ニックは確実にタイガーマスクを何回も追い込んでいた!!」
ニック「痛ったー……俺には弱点があったんだ。1週間前のトロントでの試合で足首を怪我してしまってたことだ。(※と言って青ざめた足首を見せる)俺は過密なスケジュールをこなしているんだ。だから痛む所も多い。けどな、言い訳をするワケにはいかない。ケニー・オメガ、俺はオマエが1つの目標なんだ。彼を倒すことがな。だから、待ってな」
◇第3試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] アレックス・シェリー(5分32秒 片エビ固め)[1敗=0点]×デビット・フィンレー
※オートマティック・ミッドナイト
【シェリーの話】「アレックス・シェリーは素晴らしい。アレックス・シェリーはタイムスプリッター。アレックス・シェリーはインフィニティ・スペック、テクニックを持っている。アレックス・シェリーは2015年の『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する。そしてもう時は動いている。オマエハ モウ シンデイル」
【フィンレーの話】
――何かコメントはありますか?
フィンレー「彼は偉大な選手だ。分かってる。でもあと少しだった。ほんの少し。『BEST OF THE SUPER Jr.』必ず、TOPで終えてやる!!」
◇第4試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○バルバロ・カベルナリオ(7分15秒 カベルナリア)[1敗=0点]×チェーズ・オーエンズ
【オーエンズの話】「おい、新日本プロレスのシャチョーに問いたい。何かおかしい事をしている。今日の対戦相手はなんだ!? ただの野生動物じゃねぇか!! でも、俺は前しか見ない。残りの試合、全部勝ってこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を必ず勝ち抜いてやるからな」
◇第5試合◇
▼30分1本勝負
○後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 本間朋晃(14分19秒 片エビ固め)中邑真輔 石井智宏 矢野通 桜庭和志 ×YOSHI-HASHI
※昇天・改
◇第6試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○ボビー・フィッシュ(13分6秒 膝十字固め)[1敗= 0点]×ロッキー・ロメロ
◇第7試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○カイル・オライリー(13分4秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1敗= 0点]×バレッタ
【オライリーの話】「やったぞ。見たか? ファーストステップはこれで終わった。『BEST OF THE SUPER Jr.』は絶対勝ち抜いてやる。カイル・オライリーは1日目の後楽園ホールで勝った。そして明日も、明後日もその次もその次もその次も!! 全て勝っていく!! 毎日、自分の得意技であるアームロック、ブレーンバスターを出して毎日勝つ!! アリガトウゴザイマス」
【バレッタの話】「カイル・オライリー、これで勝ったと思うな。まだ『BEST OF THE SUPER Jr.』は始まったばかりだ。そしてビジネスとして、ロッポンギヴァイスとレッドラゴン、どちらが貢献してると思う? それは俺たちだ」
◇第8試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] ○KUSHIDA(8分53秒 ホバーボードロック)[1敗=0点]×マスカラ・ドラダ
【KUSHIDAの話】「やっぱり開幕戦、特別なものがありますね。ずっと福岡シリーズからアメリカ行って、ずーっと試合が続いてる状態だから、開幕、オープニングマッチ、そんな気は全然なかったけど、体も動けてたし、やっぱり前の試合見てたら、心臓バクバクしましたね。ただ教えられました。プロレスはひとつじゃないんだって。ヨーロッパスタイルもあれば、アメリカン、そしてドラダのルチャ。ちょうど10年前メキシコ行ってデビューしたから、10年経ってようやくルチャルブレを掌の中で転がせたかなと、そんな実感がありますね、今日は」
――去年『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝戦で悔しい思いをしてから1年が経ちましたが?
KUSHIDA「そうっすね。1年経って、今自分にテーマがないとか、会社がとか、そういった言葉、ボクはプロレスラーとして絶対吐かない、そんなリストに載ってる言葉なんて。この1年ずっと俺はヘビー級と闘ってきた。いつか『G1 CLIMAX』を超える『SUPER Jr.』にしたい。そのためには今日をスタートして優勝、そこまで必ず駆け上がりたいと思います」
【ドラダの話】「KUSHIDA……このリーグは1対1で1回きりだ。でもKUSHIDA、もう一度やりたい。もう一度、もう一度……」
◇第9試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] ○外道(14分0秒 外道クラッチ)[1敗=0点] ×田口隆祐
(試合後に外道が実況席に、ゲスト解説のオカダ・カズチカが勝利者インタビューに挑戦した。実況は野上慎平アナ)
――外道選手が放送席に来てくださいました。見事に勝利を収めました外道選手です。
(会場のお客さんから大外道コールが沸き起こる)
――大外道コールが沸き起こってますけども、オカダ選手がマイク持ってますからね。
オカダ「ボクがインタビューしてもいいっすか?」
――どうでしょう。
(会場のお客さんから大歓声)
――大歓声。オカダさん、オッケーが出ました。
オカダ「外道さん、勝利しましたけども今のお気持ちは?」
外道「その前にお前、さっき東スポに聞いたぞ。『アイツは絶対勝てない』って言ったらしいじゃないか」
オカダ「いや、違います、外道さん。絶対勝てないじゃないっす。絶対優勝できないって」
外道「お前、冷たいなぁ」
オカダ「そんなことないっす」
――今日の放送の解説でも「勝てないと思ってました」って言ってました。
オカダ「いやいや、ホント、優勝候補……ですよ。ハイ。優勝候補ですよ? ホントに」
――優勝候補はじゃぁ、外道選手ですか?
オカダ「最初はバルバロ(・カルベナリオ)だったんですけど。その後、カイル・オライリーになって。で、今メイン見たら、やっぱりカイル・オライリーかな?っていう」
――あれ? あれれ?? 外道選手どうですか?
外道「俺はね、今日手応え掴んだよ!!」(大声援)
オカダ「おぉ!!!」
外道「お前、田口は俺たちの(A)ブロックの大本命だろ!?」
オカダ「そうですね」
外道「それに勝ってんだぞオイ!!」
オカダ「おぉ!!!」
外道「大阪でよ、ダブルタイトルマッチやるわ!!(大声援) レインメーカーが、メインイベントでヘビー級。俺、ケニー・オメガ相手にジュニアやってやるわ!!!」(大声援)
オカダ「珍しくヤル気ですね!!」
外道「おお!!」
オカダ「行きますか!!!」
外道「行けるぞ!!!」
オカダ「おお!!」
(ここで会場から大外道コールが沸き起こる)
――大外道コールが沸き起こっております。改めてですけども外道選手、今日はオカダ・カズチカ選手のセコンドという形ではなく、今年新日本のリングでは初めてのシングルマッチだったそうですね。
外道「実は初めてなんすよ。シングルのメインに関しては2年ぶり」
――というと、オカダ選手をセコンドに従えたプリンス・デヴィット戦以来ということですね。
外道「あぁ、アレ以来だね」
――その中で見事の勝利でしたが?
外道「まぁ新日本としてみたら予定外だったかもしんないけどね。ケニー・オメガがドタキャンしたからじゃないかなぁと、俺は思ってるんだけどね」
――しかしそのオメガ選手の欠場を補って……
オカダ「ちょっといいですか。外道さん、(マイク)自分で持ってもらっていいですか」
外道「疲れてるんだからさ」
――すいません。ボクも気が回らなくて。
オカダ「いやいや。なんでボクずっとマイク持ってるのかなと思って。自分で持ってもらっていいですか?」
外道「レインメーカーに持たせるわけにはいかねぇもんな」
――でも今日の主役はレインメーカーではなく、外道選手ですからね。
外道「うまくハマったね。何個か用意してたんで。あぁいうパターンがうまくハマったよ。ただ一個読まれてたんだよ、途中で。ヤバいなぁと思ったんだけど、最後もう1つあったね」
オカダ「こんな素晴らしいレスラーだとは思わなかったですよ」
――改めて木槌を持ったり、コーナーマットを剥いだりなど、そういったラフファイトとうのは、オカダ選手がセコンドについた時には見せいないような闘いだったということで、オカダ選手は放送席で驚いてましたね。
オカダ「そっすね」
外道「そうだね。やっぱりね、俺は相手によって変えるんだよ」
オカダ「外道さん、ボクのイメージダウンにつながりますから、やめてもらっていいですか?」
外道「それは大問題だね」
――大問題ですか?
外道「これは大問題だね。それはマズイね」
――勝つために自分の引き出しを開けていかないとと思いますが?
外道「しゃあないね。もう勝とうと思ったら、手段選んでらんないよ」
――そして試合の中で、エプロンサイドから断崖式のDDTをやりましたが?
外道「アッ、ヤバい。使わせていただきました。ちょっと鉄柵がなかったからビックリしたんだけど」
オカダ「まぁいいんじゃないですか? 勝ったからいいっすよ。これで負けてたらエライことになってましたけど、勝ちましたから」
外道「良かったぁ、勝って。あぶねぇ」
――WARも出ましたし、闘いの中でいろんなメッセージが込められているように感じましたが?
(会場のお客さんから大歓声)
――後楽園ホールが沸いてます。
外道「首をね、首を狙ってたんでね。最初DDTいって、そっからレインメーカーとちょっと被る、いつもの首狙いを」
オカダ「真似したんすね、ボクの」
外道「その関係で、WARスペシャル有効かなぁと思ってね」
――さらにクロスフェース・オブ・JADOも出ましたが?
外道「ここに邪道背負ってるからね、俺ら」
――熱いコメントが届きました。
外道「嘘くさかった? 大丈夫?」
――いやいや、そんなことないですよ。(オカダ選手)どうですか? 嘘くさかったですか?
オカダ「いやいや、その邪道さんを背負ってる外道さんを背負ってますから」
外道「いつもお世話になっております」
――2人分ね。
オカダ「そうです、そうです」
外道「間違いないです」
――さぁそんな中で素晴らしい試合を見せていただきましたけど、これからリーグ戦続いていきます。先ほどお言葉にもありましたが、7.5大阪城ホールで、その夢を実現させる為に、目標を改めて聞かせて頂いてもよろしいですか?
外道「もちろんよ、レインメーカーがAJ(スタイルズ)の持つ『IWGPヘビー』を挑戦するからには、必ず(ベルトを)獲る。そんで俺はよ、この『SUPER Jr.』を勝ち抜いて、ケニー・オメガに挑戦してやる。(大声援) するってえと、大阪城に何が起こるか分かるか?! もちろんよぉ……カネの雨が降るぞ!!!」
(会場は大喝采に包まれた)
(勝利者インタビューが終わると、外道とオカダがリングイン。オカダが青コーナーへのぼってレインメーカーポーズを披露し、外道がリング中央でレインテーカーポーズを決める。その後、今度は外道が青コーナーでレインテーカーポーズを披露し、オカダがリング中央でレインメーカーポーズを決めた。)
【外道、オカダの話】
オカダ「いや、外道さんまさかでした!!」
外道「いや、俺もまさかだったけど。まぁ、でも本命倒したからな!! 希望はあるぞ」
オカダ「やっぱ行けるんじゃないですか? やっぱ、勢いって大事ですからね」
外道「希望はあるぞ。 大阪城(ホール)でダブルタイトルマッチや!!!」
オカダ「外道さんがそんなにヤル気が出たの珍しいですね」
外道「珍しいな。俺、自分でも驚いちゃったよ」
オカダ「行きましょう!!」
外道「田口に勝ったからな。これは分からんぞ」
オカダ「でも別に(2人でダブルタイトルマッチとは言わずに) CHAOS全部で行きましょうよ」
外道「おっ、いいね!!」
オカダ「中邑さんも石井さんも行きますし!!」
外道「そうだね!! 全部頂こう。CHAOSが全部頂くぞ、大阪城(ホール)で! よく(記事に)書いとけコノヤロー!!」
【田口の話】「(股間をおさえ椅子に倒れ込む)オーマイ……オーマイ……オーマイペニー……オーマイペニー……オーマイペニー? オーマイペニー。ハァハァ……」
――まさにオーマイな結果になってしまいましたが?
田口「オーマイです。まさにオーマイ……オーマイ&ガーファンクレスト……オーマイ&ガーファンクレスト。オーマイ&ガーファンクルを通り越して、オーマイ&ガーファンクレスト。ちょっとスタンドアップ。スタンドアップ、マイサン。くっそぉ……もはや優勝の可能性はなくなりましたね。あとは1試合1試合、自分のために闘います、優勝とか関係なく。優勝のなくなった今、一つでも多く、全敗だけは逃れたい。息子が今夜中に元気になってくれればと願います。願います、願います、願います」
新日本プロレスのジュニアの祭典「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」が開幕、今年は3年ぶりに外道、ROHやNWA、CMLL、ドイツからエントリーするなど、今年はジュニア版「ワールドリーグ戦」に相応しいメンバーがそろった。
メインは外道が田口と対戦し外道はキックで奇襲をかけた後で場外戦に持ち込み、木槌攻撃やコーナーポストを外しての金具攻撃などをラフで先手を奪う、外道はオカダ・カズチカのマネージャー的存在となってからはベビーフェースとなっていたが、今回は本来の持ち味であるヒールファイトを展開するも、館内は外道への声援が多かった。
先手を奪われた田口はヒップアタックで反撃、場外戦でもエプロンからのミサイルヒップ、リングに戻ってもランニングヒップアタックと繰り出していくが、どどん狙いは外道はフロントネックロ ックに切り返し、WARスペシャル、邪道譲りのクロスフェースオブJADOと繰り出していく。
しかし田口はアンクルホールドで切り返すと、外道は丸め込んで返していくが田口はミサイルヒップ、外道の急所蹴りをかわしてからの延髄斬り、そして再びアンクルホールドで捕獲して外道の膝裏あたりにエルボーを落として更に極め外道をタップ寸前にまで追い詰める。
技を解いた田口はどどんからどどんthe endを狙うも、回避した外道は場外に逃れ田口が追いかけたところで木槌で殴打、これに怒った田口は木槌をリングに持ち込もうとするが海野レフェリーの制止に遭い、その隙を逃さなかった外道が急所打ち、コンプリートショットからの本家・外道クラッチで丸め込み3カウント、外道が白星発進に成功し、試合後はTV解説を務めていたオカダのヒーローインタビューを受けると、オカダが優勝候補に挙げなかったことで発奮したか優勝、そして「大阪城(ホール)でダブルタイトルマッチや!!!」と宣言するなど、今大会の主役を見事に奪って見せた。しかし新日本の後楽園大会は矢野や石井、YOSHI-HASHI、そして今回の外道とCHAOS勢の人気が高い。
第1試合では初参加の小松がライガーに挑み、まだコスチュー ムを脱いでないライガーにドロップキックで奇襲をかけ、エプロンダッシュのミサイルキックやトペ・コンヒーロを浴びせていくが、“かわいがり”モードとなったライガーが場外で垂直落下式ブレーンバスターを決めると、ロメロスペシャル、変型カベルナリア、サンダーファイヤーボム、キャメルクラッチ、逆片エビ固めと徹底的に痛めつけていく。
それでも耐えた小松は超低空タックルから逆片エビ固め、パワーボム狙いをウラカンラナで切り返すとファルコンアローを公開するが、ライガーは掌底からランニング掌底、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い白星発進に成功する。
セミでは優勝候補の一角であるKUSHIDAがドラダと対戦し腕攻めで主導権を握ったKUSHIDAに対し、 はその場飛びムーンサルトプレスを剣山で迎撃したドラダは渡りからムーンサルトアタックなど得意の空中戦で反撃、しかしムーンサルトプレスは今度はKUSHIDAが剣山で迎撃するとコーナー最上段からトペコンヒーロを炸裂させる。
終盤にはドラダがロープ渡りからセントーンアトミコを決め、得意のハンドスプリングを狙うが顔面への低空ドロップキックで迎撃したKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲してドラダがギブアップ、白星発進に成功する。
第4試合ではCMLLのカベルナリオがNWAのオーエンズと対戦、カベルナリオは噛みつきやオーエンズを場外へ落として場外マットの上へ寝かせ、コーナー最上段からダイビングボディプレスを敢行するなどワイルド殺法でオーエンズを苦しめ、コードブレ イカーで反撃したオーエンズはパッケージドライバーを狙うが、阻止したカベルナリオが背中合わせの状態からオーエンズを飛び越えてカベルナリアで捕獲してオーエンズはギブアップ、白星発進に成功したカベルナリオはキャラも含めて注目の存在になりそうだ。
第2試合ではタイガーがニックと対戦しゴーディ・ホールの介入に苦しめられるも、ニックのバックキックが鉄柱に誤爆するとタイガーは膝十字固めなどで主導権を奪い、最後は側頭部へのキックからのタイガースープレックスで勝利、第3試合ではシェリーがデビットと対戦しデビットは父デーブ・フィンレー譲りの荒々しい攻めを見せるが、キャリアに優るシェリーが受けきってオートマティック・ミッドナイトで勝利。
第6試合、第7試合はロッポンギバイスとレッドドラゴンの対決となり、共にNOAH参戦経験のあるロメロとフィッシュはフィッシュが膝十字固めで勝利、バレッタvsオライリーは腕十字でオライリーが勝利とレッドドラゴンが共に勝利となった。
今年のスーパージュニアは誰が制するのか?そして誰がケニー・オメガを止めるか?
(伊賀プロではBEST OF THE SUPER Jr. XXIIの公式戦の結果を随時更新します)
【開幕戦・後楽園大会終了】本日も沢山のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。 明日5月23日(土)は、埼玉・久喜市総合体育館にて18:00試合開始です。皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njbosj pic.twitter.com/89HigM1bAY
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 5月 22上をいけると思っていたけど外道選手に全部出して負けました。完敗でした。 優勝争いからは一歩後退しましたが、前髪の生え際が後退していないからそれで良しとします。 髪の毛ないのは有利というのが今日の試合で得た教訓です☆
— 6田口隆祐9 〜2FU〜 (@taguchiryusuke) 2015, 5月 22おめでとう兄弟!まあ優勝はしないと思うけど\(^o^)/ http://t.co/YkLZ3cKsM3
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 5月 221995年5月22日と2015年の5月22日 20年の時を越え、今日スーパージュニアが開幕しました。ありがとうございました。明日は埼玉大会。 pic.twitter.com/w4Mnu7ZHD1
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2015, 5月 22