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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

やったぞKUSHIDA!オライリーとの死闘を制しスーパージュニアを制覇!

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やったぞKUSHIDA!オライリーとの死闘を制しスーパージュニアを制覇!

6月7日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」東京・国立代々木競技場 第二体育館 3250人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 小松洋平(6分55秒 エビ固め)獣神サンダー・ライガー ×田中翔
※どどん


◇第2試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○タイガーマスク(6分24秒 リバースダブルアームバー)×チェーン・オーエンズ

 

◇第3試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○マスカラ・ドラダ(9分27秒 片エビ固め)×バルバロ・カベルナリオ
※ドラダスクリュードライバー


◇第4試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○ボビー・フィッシュ(11分16秒 膝十字固め)×バレッタ


◇第5試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII スペシャルシングルマッチ30分1本
○ロッキー・ロメロ(11分31秒 横入り式エビ固め)×ニック・ジャクソン


◇第6試合◇
▼30分1本
天山広吉 小島聡 ○本間朋晃(10分28秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 ×デビット・フィンレー
※こけし


◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 外道(8分39秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール
※レインメーカー


◇第8試合◇
▼30分1本
中邑真輔 ○石井智宏 矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(16分19秒 エビ固め)後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第9試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII優勝決定戦 時間無制限1本
[Bブロック1位]○KUSHIDA(30分45秒 ホバーボードロック)[Aブロック1位]カイル・オライリー
☆KUSHIDAが「BEST OF THE SUPER Jr.」初優勝


(試合後、まったく動けなくなってしまったKUSHIDAを、田口、タイガー、ドラダたちが介抱。そこからKUSHIDAが立ち上がり、コーナーにのぼって歓喜のガッツポーズを見せる。  
  すると、オライリーがKUSHIDAへ近づき、正座をして礼。KUSHIDAも同じように礼をすると、オライリーがKUSHIDAの手をあげて称える。)
KUSHIDA「今年も『SUPER Jr.』応援、ホントに! ありがとうございました!(※大拍手) 『SUPER Jr.』が、向こう100年、200年、300年続くように、また来年、力を貸して下さい!(※大拍手&KUSHIDAコール) “どこから来た”じゃなくて、“どこに行くか”が重要で、“何をしたか”じゃなくて“これから何をするか”。KUSHIDAが、新日本Jr.を明るい未来にお連れします!(※大拍手) ホントにホントにホントにうれしいです! ありがとうございました!(※大拍手)」


【KUSHIDAの話】
※棚橋、田口、タイガー、ドラダ、フィンレーがビールを手に持ちKUSHIDAの登場を待つ。
 田口「クッシー、『SUPER Jr.』優勝おめでとう」
※その他の選手も一緒に「おめでとう」と祝い、KUSHIDAにビールをかけた。その後、KUSHIDAは各選手に「ありがとうございました」とお礼を伝え、ガッチリ握手を交わした。


――初めて手にする栄冠はいかがですか?
KUSHIDA「いやぁ、もう言葉にならないです。感無量です。いやぁ、嬉しいです。10年前メキシコでデビューして、ここまでのプロレス人生、簡単な道じゃなかったっす。全然舗装されてないし、もうデコボコだし、ここに辿り着けて、こんな光景見られるなんて、ほんとに10年前想像できなかったことで、ほんとに嬉しいです」


――今回のリーグ戦、KUSHIDA選手には負けられない理由がいくつもあったかと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。もう試合中、覚えてないっすね。気付いたら腕とってましたね。負けられない理由っつても、ボクに失うものはなにもないし、ボクには野心しかないっすよ。俺は今いるこの新日本プロレスジュニアっていうものを一段階、二段階もっと上にステージを上げなきゃ、プロレスラーじゃないでしょ。棚橋、中邑、オカダ、アメリカに行っても、紙面を見ても、テレビを見ても、新日本プロレスはその3人だけじゃないんだ。新日本プロレスジュニアがここにいる(拳を胸に当てる)。100キロもない、身長も言っちゃえば入門規定に満たない人間ばかりですよ。ボクはだからメキシコに行った。勝るものは気持ちでしょ。それと道場で培った技術。最初に桜庭さんに習って、TAJIRIさんに習って、メキシコ行って、新日本プロレス道場で磨いて、ボクはやわじゃないっすよ。エリートじゃない。誰に踏まれてもコツコツ一歩一歩上がってきたから、失うものもなければ、一杯たくさん負け、挫折も経験してきたんで、あとは上がるだけっす。新日本プロレスジュニアがなめられてたまるかっす」


――高田道場からスタートしたKUSHIDA選手のキャリアからすると、その技術も発揮できたオライリー選手というのは、決勝の相手として一番良かったと思いますが?
KUSHIDA「なんかそういう対戦相手も凄く巡り合わせって言うか、シェリーもそうだし、一番最初新日本プロレスに上がるきっかけ、SMASHでプリンス・デヴィットと闘って、ほんと彼にはリング上、リングの外でいろんなことを学んできました。そういうライバルがボクを強くさせてくれましたね。ほんとに感謝したいです」


――今、名前が挙がったシェリー選手のシェルショック、スライス・ブレッドも今日は有効に決まったと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。ほんとに今、新日本プロレスでKUSHIDAっていうポジションがあるのは、ほんとにシェリーが押し上げてくれた。シェリーがもし3年前にやって来てくれなかったら、一生上がれなかったです。上に上がれなかったし、ボクが言う言葉に説得力が生まれなかったと思います。ほんとにシェリーに『ありがとう』言いたいし、まだ恩返しできてないから、『いつでも待ってる』そう伝えたいっすね」


――これで先日の後楽園で言っていた「ひとつ抜け出しちゃいけない」という言葉を実践できるチャンスを大阪城ホールで得たと思いますが?
KUSHIDA「そうっすね。もう『SUPER Jr.』に全力を尽くしてきたから、先のことはまだ考えられないけれども、このトロフィー、モノじゃなくて人だと思ってるから、大事にするし、今チャンピオンの持っているIWGPのベルト、数か月間太陽の光に浴びられてないっすよね。忘れられてますよね。優勝したらそのチャンピオンベルも幸せな思いにさせてあげたいです。リング上で言ったように、なにをしてきたか、なにをやってきたか、どこからきたか、これが大事じゃなくて、これからどこに行くか、なにをするかがこれから大事でしょ。新日本ジュニアKUSHIDAが行ったことない明るい未来の先に、KUSHIDAがお連れします。ペーパードライバーっすよ、ボクなんか。しっかりシートベルト付けてついて来てください。ありがとうございました」


――優勝賞金の使い道は?
KUSHIDA「そうっすね。ボク、いろんな団体辞めて、会社に属せずに海外修行っていう無謀な賭けにでたので、その時給料ももらえなかったんで、母親にお金を借りて、海外遠征に行って、その数万円がなかったらこのリングに立てなかったので、産んでくれた両親と育ててくれた母親に感謝で、賞金はプレゼントしたいですね。ほんとありがとうございました」

 
【オライリーの話】「負けたことに関してはほんとに悔しい。だが、今回この3週間の間、世界中からほんとにベストだと思われるレスラーが集まって、しのぎを削ったと思う。今日、KUSHIDAには負けた。俺はKUSHIDAにギブアップしてしまった。彼は間違いなく、俺からギブアップを奪った。KUSHIDAは非常に素晴らしいレスラーである。俺はこれからまた365日、1年後もう一度この『SUPER Jr.』に帰ってきて、次こそは『BEST OF THE SUPER Jr.』の頂上に立つことを絶対に約束する。それを絶対に証明してみせる」


 いよいよCLIMAXを迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」の優勝決定戦はKUSHIDAvsオライリー、序盤は互いにグラウンドテクニックを攻防を展開、オライリーもグラウンドに長ける選手だが、KUSHIDAも高田道場で培ったテクニックで応戦する。
 試合が大きく動いたのはKUSHIDAがキーロックから腕攻めを狙うと、オライリーはキックのコンポから水面蹴り、ワンハンドバックブリーカーからアームロック狙い、腕を固めながらのDDT、左腕攻め、変型の卍固めと様々な拷問技を展開、オライリーはハイフライヤーではないがグラウンドや打撃だけでも充分魅せられる選手、ジュニア版の永田裕志を見ているようだった。
 オライリーは雪崩式アームブリーカーを展開した際にKUSHIDAは後頭部を痛打してしまいヒヤリとさせたがKUSHIDAがジャーマン、ドラゴンスープレックスとアームブリーカー反撃すると場外のオライリーにコーナーからトペコン、しかしムーンサルトプレスはオライリーが三角絞めで捕獲するとKUSHIDAの左肘のテーピングをはがし、変型バックドロップホールド、クリアしたKUSHIDAはナックルことマサヒロ・タナカで応戦するがオライリーはラリアット、垂直落下式ブレーンバスターから腕十字、KUSHIDAがひっくり返して逃れようとしても腕固めへ移行され、エプロンに逃れてもエプロンでのフロントネックロックで捕獲するなどKUSHIDAを窮地に追いやる。
 しかしKUSHIDAはエプロン上でのブレーンバスターで流れを変えると、打撃戦はオライリーがローリングエルボーで制するが、突進したところでKUSHIDAがシェルショック、スライスブレッドで返すと最後はミッドナイトエキスプレスからのホバーボードロックで捕獲しオライリーはギブアップ、KUSHIDAが勝利を収め今年のスーパージュニアを制した。


 今年のスーパージュニアも「ワールドリーグ戦」化の影響か外国人選手の参戦が増え、また前年度覇者であるリコシェが参戦しなかったことでハイフライヤーの参戦が少なめの編成となり盛り上がりに欠けるのではと言われて来た。
 しかしライガーが3月21日のタイガーマスクとの試合の際に「ハイフライだけが新日本ジュニアではない、泥臭い試合があってもいいじゃないか」と問題提議を出したが、決勝であるKUSHIDAvsオライリーはハイフライの攻防は少なく、泥臭い試合、だが見事にファンを魅了した試合であり、ライガーの出した問題提議に対して見事に答えた試合だった。


 これで7月5日大阪城ホールでKUSHIDAがケニー・オメガの保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦することが決定した、KUSHIDAが自身の時代を築けるかどうか、正念場になると思う。


 また7月20日から開幕する「G1 CLIMAX25」の出場選手が発表された。
オカダ・カズチカ、中邑真輔、棚橋弘至、AJスタイルズ、後藤洋央紀、真壁刀義、内藤哲也、柴田勝頼、飯伏幸太、天山広吉、小島聡、永田裕志、本間朋晃、矢野通、石井智宏、カール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ、バットラック・ファレ、高橋裕二郎、マイケル・エルガン


 今年は鈴木軍がNOAH出向中で参戦せず、桜庭和志もコンディション的に連戦がキツイのかエントリーしなかったが、昨年飯伏の代役出場だった本間がスタメンでエントリー、昨年出場できなかった飯伏、また今年はROHからIWGPヘビー級王座に挑戦経験があるエルガンが参戦、今年のG1もROHからの刺客が台風の目になるのか…

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