忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

IWGPジュニア王者、前年度覇者が敗れる…「BEST OF THE SUPER Jr.24」が波乱の開幕!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

IWGPジュニア王者、前年度覇者が敗れる…「BEST OF THE SUPER Jr.24」が波乱の開幕!

5月17日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・後楽園ホール 1729人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○TAKAみちのく(8分33秒 ベビーキラー1号)[1敗=0点]×獣神サンダー・ライガー


【TAKAの話】「最後なんだろ? オイ! よっぽど衰えたかと思ってたけどよぉ、全然強ぇじゃねぇか。20数年前よぉ、アナタがいたから俺たちがここに上がれた。いまの俺がある。それは忘れちゃいねぇよ。正々堂々いこうとしたけどよ、全然敵わなかった。でもよ、20数年前の小僧はよ、少しだけど、アナタに近づけたと思ってるよ。これが最後のシングルかもしれねぇけどよ、これだけは言わせてくれよ……ありがとうございました。アナタは、俺の中でよ、やっぱヒーローなんだよ、ライガーさんよぉ。ありがとうございました!」


【ライガーの話】「悔しいね。やっぱり悔しい、すっ転ぶと。ただ、長年みていただいてるマスコミの皆さんは、『ライガー、いつもスロースターターだから、こんな感じじゃねぇ』って思われてると思うし。ボク自身、まだ始まったばっかですね。今日が一戦目なので。これだけのメンバーなので、たぶん星の潰し合いになると思うし。他力本願じゃないけど、それは毎年『BEST OF THE SUPER Jr.』一戦目で負けたから、どうのこうのはないよ。負けは負けとしてね。また、明日からもこのリーグ戦をキッチリ闘って、優勝したいと思います。それから、ファンの皆さんから、『ライガー、このBEST OF THE SUPER Jr.が、これで最後だ』と凄く感傷的な励ましのメールとかいただいてるんですけど、ボク自身の中で感傷的なことは一つもないから。いままで十分闘ってきて、いろんなライバルがいて、いま新しい世代が自分の時代を築こうと頑張ってる中で、キッチリと己の存在というか、自分がいままでやってきたことがどこまで通用するのか、そういうのを確かめながらやってるんで。全然感傷的なことなんかないので、ファンの皆さんも声を出してね、『ライガー!』って。負けたら負けたで、『なにやってんだ!』ぐらいのヤジが飛ぶぐらい、そういう熱い声援が欲しいね。感傷的に見るのはやめてくれ。俺の色じゃない。それだけです。ファンの皆さんにちょっと言いたいなって思ったのは、そこだけなんで。今日は負けましたけど、明日“現チャンピオン”の高橋ヒロム選手。いまのチャンピオンがどれぐらい凄ぇのか。放送席ではよく見て、凄いのはわかってるけど、やはり肌を合わせて、どれぐらい彼が凄いのか見てみたいので、楽しみにしてます。そういう意味では、ホントに楽しみながら、最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』楽しみますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」


◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ボラドール・ジュニア(9分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×タイガーマスク
※雪崩式スパニッシュフライ


【ボラドールの話】「『SUPER Jr』には2度目の参戦になるが、偉大なルチャドールであるティグレ・エンマスカラード(タイガーマスク)に勝てて嬉しい。日本のファンのみんなの前で勝つことができて、こんなに嬉しいことはない」


【タイガーの話】「ハァハァ、とんでもない一発だね、あれは。あれでこらえてたら怪我するだろうし。かと言って、投げられたら絶対負けると思うし。その前に、あのキックは強烈だったな。前回も俺はボラドールに負けてるんだよ。悔しいね。『SUPER Jr』後楽園初戦が何回目か覚えてないけど、俺は勝てないんだよね、初戦の外国人選手に。覚えてるの、デイビー・リチャーズぐらいだよ、勝ったの。ホントに情けないね。必ず初戦を落としちゃうよね。でも、いまの相撲でね、横綱・稀勢の里、黒星発進だけど、好調をキープしてるよね。その精神でいきますよ。必ず決勝は、日本人選手が上がって、外国人選手になんか渡さない。でも、ボラドールは凄い選手ですね。ホントに素晴らしい。ライガーさんじゃないけど、なかなかついていくのが難しい。でも、最初のルチャでわかるように、俺はまだまだできるよって。まだまだ諦めない。絶対諦めない」


◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○リコシェ(8分56秒 エビ固め)[1敗=0点]×タイチ
※シューティングスタープレス


【リコシェの話】「まぁ、見てくれ。(※コンタクトレンズを指に乗せ)このように、コンタクトの片方が外れてしまったよ。でも、大丈夫。タイチは新日本史上屈指の退屈なつまんないレスラーだ。だから、『帰れ、帰れ』と言われてるんだろ。そんな相手だから、俺は片目でも勝てた。片方コンタクトが外れても勝てたんだ。毎日このシリーズ中、結果は同じになるだろう。幸先がよいスタートが切れた。『BEST OF THE SUPER Jr.』出場選手全員が、“キング”俺様にひれ伏せ」


【タイチ、あべみほさんの話】
※タイチが口元を押さえて座り込む
あべ「タイチ、大丈夫?」


タイチ「ロッキーじゃねぇのか、アイツ?」


あべ「あの人ロッキーじゃない!」


タイチ「ロッキーだと思ったのによ、おかしいと思ったんだよ! ピョンピョンピョンピョンしやがって、おかしいなと思ったんだよ! ロッキーじゃねぇのかよ! ロッキーだろ、どう見ても! テメェ、言っとけよ先によ! クソ! ロッキーだと思ってたよ…まぁいいや。今場所よぉ、稀勢の里だってよ、初日黒星だろ? それと同じだよ。稀勢の里と同じだけ、星取ってやる!」


◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ACH(10分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]×BUSHI
※ミッドナイトドライバー


【ACHの話】
ACH「クソヤロー。俺の力を信用しろ。ただ、今日はまだシリーズが始まったばかりだ。前回、日本を去ってから、俺は新しいテクニックを手に入れて来た。今日、腕を痛めてしまったが、俺をとめることはできない。次の俺の目標は、『SUPER Jr』の頂点に立つことだ」


――最後のフィニッシュは?
ACH「よくぞ、聞いてくれた。あれは、“ミッドナイトドライバー”っていうんだ。何でミッドナイトドライバーかと言うと、俺は黒人だからだ。あの技が爆発して、相手の目の前が真っ暗になって眠るというところから、ミッドナイトドライバーって名付けたんだ。あと、忘れないでほしいのは、俺のラリアット。あれはテキサスクラッシュって言うんだ。これも忘れないでくれ。(※拳を突き上げ)スーパー!」


【BUSHIの話】「オイ! オイ、ACH! おめでとう。初戦が俺でラッキーだったな。俺はお前と違って、どんたく終わりでカナダとアメリカで試合して、昨日の夕方に着いて、会見してんだよ。お前との体力の差が違うんだよ。俺は、言っておくけど、お前に負けたんじゃないぞ! 睡魔に負けたんだよ。時差ボケに負けたんだよ。俺はお前に負けてない。お前はラッキーボーイだ。そういうことだ!」


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○エル・デスペラード(11分33秒 体固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
※ギター・デ・アンヘル


【デスペラードの話】「あ~あ。何だって?『反撃ののろしが』?『態勢が整って』何とか? 整ったなぁ。頑張った、頑張った。で? 今の試合何分だった? アレを2分で沈めるとは、(高橋ヒロムは)すげぇチャンピオンだな。おもしれぇ。おもしれぇよ」


【KUSHIDAの話】「あぁ、やっちまった。勝てねぇな、開幕戦。これで終わりじゃないでしょ。勝てない、開幕戦。クソッ」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マーティ・スカル(12分11秒 クロスフェイス・チキンウイング)[1敗=0点]×ウィル・オスプレイ


【スカルの話】「ウィル・オスプレイ! ハハハハハ! よく聞け! お前がこの業界に入ってからというもの、俺はずっとお前の背後について回ってるんだよ! お前はイギリスのスーパーマンか? 俺はクリプトナイト(スーパーマンの弱点)なんだよ! 俺は今までヨーロッパ、アメリカ、PWG、ROHといろんなリングで闘ってきた。そして今夜、こうしてニュージャパンでのデビューを迎えた。そこで何が起きたか、見ただろう? 他の団体に上がった時と同じく、俺はこの結果を出してみせたんだ。オスプレイ、お前は去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝したかもしれないが、俺はそのお前に勝ったんだ。だから、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだよ! これで俺はお前を越えるレスラーになったんだ。これからもヴィラン(悪党)から目を離すなよ!」


【オスプレイの話】「(※スカルに曲げられた指を戻し)アァ! これで終わったわけじゃない。相手がダーディーでくれば、俺もダーディーで攻める。これで終わりじゃない。まだ始まったばかりだ」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田口隆祐(11分27秒 首固め)[1敗=0点]×金丸義信


【田口の話】「(※股間をおさえ、コメントブースに登場)私は反則をしてませんよ。何もしてませんよ。たまたまですよ、たまたま。他に理由はありませんよ。今日の勝利は、たまたま。終始、金丸選手にペースを握られて、全然突破口が見つからない苦しい展開でしたけど、最後の最後、たまたまです。目の前にボールがあったんで、シュートを決めただけで。たまたまです。シングルではしっかり点数も決めていきますから。まず、初戦は監督としての試合ができたかなと思います。苦しい試合でしたけど、いいものを見せられたかなと。たまたまです。ラッキーでした。金丸選手は強かったです。非常に魅力的な選手ですね。タグチジャパンに欲しいですね。金丸選手、リストに入れたいと思います」


【金丸の話】「オイ、田口! テメェ、あんなんで勝ったと思うなよ! 調子に乗ってんじゃねぇぞ、コラ! たまたまだぞ、たまたま! 反則負けだぞ、反則! どっからどう見ても反則だよ。納得いかねぇなぁ。なぜか分かるか? 金だよ、金。全ては金のためだ」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ドラゴン・リー(18分56秒 ドラゴンドライバー)[1敗=0点]×高橋ヒロム


(試合終了後)
リー「日本の皆さん、ありがとう。ここに戻って来れて嬉しい。感動している。日本のファンの皆さんが、自分をリスペクトしてくれて、温かく応援してくれたことに、とても感動している。このコウラクエンホールで勝つことができて嬉しい。ビバ、メヒコ。俺はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する。みんな、アイ、ラブ、ユー」


【リーの話】「日本のみんなの前で闘うことができて嬉しい。ニュージャパンからこの『BEST OF THE SUPER Jr.』の出場機会を与えてもらって、非常に感謝している。俺はメキシコの誇りを持って闘っているんだ。ライバルのヒロム・タカハシとは、激闘となったがなんとか勝つことができた。ニュージャパンには、世界中から強いルチャドールが集まる。だから、自分はここに来た。全員を倒して、『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝してやる」
 
 「BEST OF THE SUPER Jr.24」が開幕、開幕戦からヒロムvsリーの名勝負数え歌がメインで、組まれ、試合は両者は張り手合戦など互いに一歩も引かず、意地を張り合うが、リーがティヘラでヒロムをエプロンへ追いやると、断崖式フランケンシュタイナーからノータッチトペコンを発射、先手を奪ったリーに対してヒロムもコーナーへのフロントスープレックスで反撃し、側頭部への低空ドロップキック、マスクに手をかけつつサーフボードストレッチで捕らえる。
 リーはーはキチンシンクからスライディングキックで流れを変え、ヒロムがスライディングで場外に逃れ、リーとの追いかけっこになると、エプロンに立ったヒロムにリーが掟破りの断崖式回転エビ固めを敢行、自分の仕掛ける技を逆に喰らったヒロムは大ダメージを負ってしまう。
 勝負に出たリーはブレーンバスターボムことデスヌカドーラを決め、ヒロムをコーナー上で固定してからのダイビングフットスタンプはヒロムがかわし、逆にヒロムが狙いにくるもリーがかわしてからジャーマンの応酬で両者ダウンとなる。
 リーがかちあげニーを決めるが、コーナーからの攻撃はヒロムが阻止してサラマンダーを狙う、しかし阻止したリーはコーナー上でうつ伏せになったヒロムの後頭部にダイビングフットスタンプを投下する荒技を敢行、再度デスヌカドーラを狙うが、ヒロムはフロントネックロックで捕獲してTIME BOMBからコーナーへのデスバレーボム、そしてリーのマスクを破いてTIME BOMBを狙う。
 しかしリーは回転十字固めで切り返すと、カサドーラからのウラカンラナはヒロムがエビ固めで丸め込んでトラースキック、リーはかちあげニーで打ち返すが、ヒロムはコーナー上からの飛びつきカナディアンデストロイで突き刺し、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMB狙いはリーが丸め込もうとすると、ヒロムは強引にジャーマンで投げるが、突進したヒロムをキャッチしたリーが掟破りのコーナーへのデスバレーボムから、フェニックスブレックスことドラゴンドラバーで3カウント、ヒロムが開幕戦から敗れ、リーが白星発進する。
 危険な技が叫ばれている中で二人の試合は、そういった声すらもかき消すかのように激しく、まさに二人しか出来ない試合だった。またリーもこのまま新日本に定着すれば第二のワイルド・ペガサスのような存在になるといっても過言ではない。


 セミの前年度準優勝の田口vs金丸は、田口が両腕でのグータッチを拒否し、ヒップアタックも再三阻止するなど田口ワールドには付き合わず、場外でのDDTからの首攻めでリードを奪い、田口はヒップアタックは炸裂するも、2度もギタったところで金丸がドロップキックで阻止し、ドロップキック、トルネードDDT、ブリティッシュフォール、ディープインパクトと畳みかける。金丸は遂にタッチアウトの解禁を狙うが、阻止した田口が延髄斬りを狙う金丸をオーマイ&ガーアンクル、しかしセコンドのTAKAがエプロンに上がって海野レフェリーが気を取られると、金丸が急所蹴りで脱出、ところが田口が倒れたところで田口の足が金丸の股間に直撃すると、TAKAと交錯させてからの首固めで3カウントとなり、田口が頭脳プレーで白星発進となる。 
 
 前年度覇者のオスプレイはBULLET CLUBの新メンバーとなりスーパージュニア初参戦となったスカルと対戦、イギリスでの何度も渡り合っている両者は出方を伺うも、スカルは勢いのある一本背負い、オスプレイのロープ越しのハイキックからシューティングスターも足を立てて迎撃し、場外に逃れたオスプレイにエプロンからのトラースキック、オスプレイの両膝裏にダブルニーを落とすなどリードを奪う。
 スカルは逆水平も、柴田勝頼ばりに正面から耐えたオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを浴びせ、串刺しエルボーの連打から座り込んだスカルに顔面への低空ドロップキック、スカルをコーナー最上段に釘付けにしての顔面へのトラースキックと流れを変えるが、オスカッター狙いは、タイツを掴んで阻止したスカルが顔面パンチ、ボディースラムの要領でトップロープへ足から投げつけ、オスプレイが再度コーナーに釘付けにしての顔面トラースキックも、スカルが両膝で迎撃してから、逆にオスプレイを釘付けにして顔面トラースキックを浴びせる。
 勝負に出たスカルはチキンウイングフェースロックを狙うが、逃れたオスプレイはその場飛びシューティングスタープレスもスカルは剣山で迎撃、ラリアットからのブレーンバスター狙いはオスプレイがスタナーで切り返すと、場外に逃れたスカルにサスケスペシャルを発射する。
 勝負に出たオスプレイはリングに戻ってレインメーカーを狙うも、オスプレイの指を掴んだスカルは指の股を引き裂く地味に痛い技を敢行すると、ラリアット狙いはオスプレイがバク宙で着地してコークスクリューキック、そしてオスカッターを狙うと、キャッチしたスカルはクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、オスプレイはギブアップ、スカルが実力者ぶりを見せつけ、オスプレイは黒星でスタートとなる。


 再起を狙うKUSHIDAはデスペラードと対戦、デスペラードがスピアーで奇襲をかけると場外戦でリードを奪い、足攻めで先手を奪うが、ロープ越しのハイキックからスワンダイブ式ミサイルキック、左腕へのミドルキック、ハンドスプリングエルボーで流れを変えたKUSHIDAは早くも新技を狙うも、阻止したデスペラードがパインバスターから変形のマフラーホールドで捕獲、しかしコーナーへ昇るとKUSHIDAがハンドスプリング式ダブルヒールキックで阻止すると、雪崩式腕十字で捕獲し、ホバーボードロックで捕獲するがレフェリーが巻き込まれてしまう。
 KUSHIDAがレフェリーを起こしている間に、デスペラードがKUSHIDAがアメリカで奪取してきたROH TV王座のベルトを持ち出し一撃を狙うが、KUSHIDAが阻止して再度ホバーボードロックを狙うと、デスペラードはベルトの上でのリバースタイガードライバーこと、ピンチェ・ロコを決め、最後はギターラ・デ・アンヘルで3カウントを奪い完勝、再起を喫したKUSHIDAも黒星でスタートとなる。


 ACHvsBUSHIは、BUSHIがTシャツでのチョーク攻撃やACHにロープ越しのティヘラ、ACHをセカンドロープに固定してエプロンめがけてハングマンDDTと攻め立て、ACHは反撃するもスーパーポーズを取る隙を突かれ、主導権を奪うまでには至らない。
 ACHはドロップキックでBUSHIをエプロンへ追いやり三角飛びドロップキックから場外のBUSHIにエアジョーダンを発射するも、リングに戻ってからのコーナーダイブはBUSHIがかわして着地したところでDDTで突き刺し、フェイント式スピンキック、串刺しダブルニー、変形スイングネックブリーカー、バッククラッカーと畳みかけた後で、MXを狙うがACHはドロップキックで迎撃。
 ACHのラリアット狙いをBUSHIはBUSHIロールで切り返すが、ACHはラリアットから新技ミッドナイトドライバーを決め3カウントを奪い白星発進する。


 リコシェvsタイチはタイチのセコンドである、あべみほの挑発的ポーズや場外で再三エスケープするタイチの焦らしに対してリコシェは高速トペを発射も、レフェリーがリングに上がったあべみほに気を取られると、タイチがマイクスタンドや木槌でリコシェに襲い掛かって術中にハメる。
 しかしソバットで流れを変えたリコシェは619、スワンダイブ式エルボースマッシュ、その場飛びシューティングスタープレスと攻め込むが、タイチは顔面かきむしりで流れを変え、串刺しをかわしたタイチがトラースキック、バスソーキック、ジャンピングハイキック、リコシェのリックラックを阻止して天翔十字鳳と畳みかけるも、マイクスタンドを持って突進ところで、担いだリコシェはペナドリラー2Pointからシューティングスタープレスで3カウント、タイチの仕掛けに対して冷静に対処したリコシェが白星発進する。


 タイガーvsポラドールJr.はタイガーが腕十字、脇固めと腕攻めを展開、ポラドールはティヘラで反撃し場外のタイガーにノータッチトペコンで流れを変えようとするが、リングに戻ってからセカンドロープのムーンサルトはタイガーが剣山で迎撃され、タイガーが雪崩式アームホイップからタイガードライバー、ソバット、ツームストーンパイルドライバーと畳みかけるが、ダイビングヘッドバットは自爆、それでもタイガーは雪崩式バックドロップを決める。
 タイガーは再度コーナーに昇るが、ジャンピングハイキックで阻止したボラドールはスパニッシュフライで3カウントを奪い逆転勝利を収める。


 今年で最後のスーパージュニア参戦となるライガーはTAKAと対戦し、TAKAは鈴木軍のコスチュームではなくKAIENTAI DOJOのコスチュームで登場、ライガーはいきなりカンバーナを仕掛け、リストロック、片足タックルからインディアンデスロック、ジャベ、TAKAを場外へ追いやってからスライディングキック、エプロンダッシュのトペコン、リングに戻って串刺し掌打、サミングを阻止してからの風車式バックブリーカーと攻勢に出て、ロメロスペシャルは阻止されても、場外戦ではイス攻撃まで見せて今までの引き出しを開ける。
 しかしロープへ振ろうとするとTAKAはジャストフェースロックで捕獲して絞めあげ、TAKAのみちのくドライバー狙いを阻止したライガーは空中胴絞め落とし、本家ライガーボムを決めるが、TAKAはサミングからヘビーキラーで逆転3カウントを奪い勝利。
 試合後は鈴木軍の立場からTAKAはライガーとは握手せずも一礼をしてライガーに敬意を表したが、この日の二人はスーパーJ CUPや第1回のBEST OF THE SUPER Jrの頃に戻ったような感じだった。


 波乱から開幕した「BEST OF THE SUPER Jr」果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。