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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

KUSHIDAと田口が見せた新日本ジュニアの真髄!Bブロックは全選手が同点で最終公式戦へ

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KUSHIDAと田口が見せた新日本ジュニアの真髄!Bブロックは全選手が同点で最終公式戦へ

5月29日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1311人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分3秒 ジャストフェースロック)ドラゴン・リー ×海野翔太


◇第2試合◇
▼20分1本
SANADA ○EVIL 高橋ヒロム(7分50秒 Banshee Muzzle)ジュース・ロビンソン リコシェ ×川人拓来


◇第3試合◇
▼30分1本
レイモンド・ロウ ハンソン デビット・フィンレー(7分46秒 ウォーマシンコンポスラム)×タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○マーティ・スカル(12分41秒 クロスフェイス・チキンウイング)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=4点]○タイガーマスク(10分20秒 タイガースープレックスホールド)[3勝3敗=6点]×エル・デスペラード


【タイガーの話】
※タイガーは林リングドクターに肩をかり、左足を引きずりながら、コメントブースに登場。
タイガー「どんな感じですか? 感覚なかったっすよ」


林「血が出てるかもしれないな」


タイガー「このあと、すぐに(治療を)お願いします。ひとつだけ、アイツが負けた時に、アイツのマスクを剥ごうと思った。だけど、武士の情けだよ。お前と同じ手を使ったら、俺もお前と同じ土俵になっちゃうだろ。武士の情けだと思え。今までタッグマッチで散々いかれてきたけど、今日このリングで結果が出たと思う。アイツはまだ俺には勝てない。絶対勝てない。今回『SUPER Jr』の星取りもあったけども、それ以前にアイツとの決着戦というものもあった。どうせアイツらTAKA、金丸、タイチ、デスペラード。好きなこと言えよ。俺が『SUPER Jr』に出るなって? どの面下げてお前が出てきてるんだ、TAKAみちのく。タイチ、お前まともな試合出来るんならやれよ。金丸 、ひとりでやってみろ。デスペラード、ご苦労さん。以上」


【デスペラードの話】「(※腹を押さえてインタビュースペースに着くと、うずくまってベンチにもたれかかる)最後、マスクに手をかけときながら、何もしてこなかったな。それがお前の矜持か。マスクマンの闘い方は、こんなもんじゃねぇ。もっといろんなやり方があるんだ。テメェ、今日俺のマスクを剥がなかったことを、後悔させてやる」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○BUSHI(9分27秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×金丸義信
※MX


【BUSHIの話】「オイ、金丸 ! 忘れてねぇぞ。忘れちゃいねぇんだよ。去年の『SUPER J-CUP』。やっと手に入れた出場枠。お前にまんまとやられたよ。あの後な、俺のツイッターでいろんなヤツが来たよ。なんの為に出場権獲ったんだよ。『だったら、他団体の○○の方がよかった』とかさ、たくさん届いたよ。言っとくぞ。俺はカスタマーセンターじゃねぇんだよ。金丸、同じブロックで。そして、同じ後楽園。後楽園の借りはキッチリ返したぞ。セコンド付きだろ? いいよ、もう一回。セコンドなしで、一対一でやったっていい。まだ一回返しただけだからな。勝ち越してないからね。このあと今日の試合、どうなるか分からない。俺が勝ったことで並んだヤツが出てきたんじゃないか。このあとセミ、メイン、勝敗次第で俺もまだまだ決勝に行く可能性だってあるんだよ。0じゃないんだよ。いいか、俺はBブロックのヤツの足を引っ張るんじゃない。俺が、俺自身が決勝に行くしかねぇだろ。待ってろよ、こっからだぜ。答えはもう出てるだろ。EN SERIO、マ・ジ・で」


【金丸の話】「ウェーッ!(※と腹を押さえながら) オイ、何だよ、オイ! あぁ? 試合じゃ負けてねぇぞ! 今日は角瓶にやられたんだよ、角瓶に!(※角瓶を手に取り)コイツにやられたんだよ! 覚えとけよ! ウェーッ!」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ボラドール・ジュニア(12分2秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×ACH
※雪崩式フランケンシュタイナー


【ボラドールの話】「勝つことができて良かった。俺は“空中の支配者”ボラドール・ジュニアだ。俺はメキシコ人で初めての優勝者になりたい。『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝まで行くぞ!」


【ACHの話】「(※アイシングしている右腕を押さえながら、痛そうな表情で座る)プロレスリングにリスクはつきものだ。今日、俺は最大のリスクを負い、腕が腫れてしまった。今日の俺はツイてなかった。スパニッシュフライで負けてしまったことは、とても悔しいし、ファンのみんなにはお詫びしたい。でも、俺はまだポジティブな気持ちでいる。公式戦はまだ残っているし、決勝に進むチャンスはまだあると信じている。このリーグ戦制して、俺はニュージャパンの歴史で最も素早いライジングスターになってみせる。それはスーーパーーだ!」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○KUSHIDA(23分53秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×田口隆祐
※バックトゥザフューチャー


(試合終了後、KUSHIDAと田口が正座をして向き合い、お互いに頭を下合う。そして、グータッチで互いの健闘を称えた。)


KUSHIDA「田口さん、上には獣神サンダー・ライガー、下には年齢的には高橋ヒロムがいる。そん中で、三十路世代、まだまだこっからですよね? これからもよろしくお願いします(これで場内が大拍手に包まれ、両者はガッチリと握手。そして、田口がKUSHIDAの手を挙げて退場)「ウィル・オスプレイ対リコシェではなく、開幕戦のドラゴン・リー対ヒロムでもなく、後楽園ホール中日(なかび)、KUSHIDA対田口を選んで、来ていただいた皆さん、ご来場ありがとうございます(※大歓声&大拍手)。マニア認定です、ハイ。それでは、“日本人的な締め”、“一本締め”で大会を締めたいと思います。よろしいでしょうか?(※大拍手) それではご起立をお願いします。それでは、『BEST OF THE SUPER Jr.』、大会の成功と、それから3勝3敗ですけれども、まだまだ諦めずにKUSHIDAの優勝と(※大拍手)、さらにはタグチジャパンの発展(※場内笑)、三十路世代のまだまだの踏ん張り、これに祈願しまして、いよぉ~~!(※KUSHIDAと観客が一斉に柏手。そこから大歓声&大拍手)」


【KUSHIDAの話】「3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ生きてる。ハードスケジュール、にもかかわらず、俺はこうしてリングに立ってる。3勝3敗、にもかかわらず、俺はまだ代々木を諦めてない。『にもかかわらず』を見せるのが、プロレスラーの仕事だと思ってるから」


【田口の話】
田口「ハァハァ、クッシー、強いね。強いだけじゃなくて、やっぱり試合を通して、常にコントロールされてしまって。最後、『アンクルいけるかな』と思ったんですけど。中盤ね、腕を攻められた分、絞りきれなかったていうところがありましたね。展開からすべてクッシーに上回られて。タグチジャパン、KUSHIDA選手代表確定でしょ。あとは、このまま勝ち上がって優勝すれば、当然シングルの代表枠が見えてきますし、勝ち上がらないということはないでしょう。あの力なら完全復活でしょ。前半ちょっと負けが込んでたけど、後半こうやって白星積み重ねて、次勝てば、クッシー有力なんですから。ボクは、最後のACH。これはなんとか勝ち越してね。まぁ、クッシーが勝てばという話で、負ければまだ分からないでしょうし。4勝でも十分チャンスはあるでしょうから。次、私は頑張って白星を積んでどうなるか」


――今日は本隊のジュニア同士でメインを飾りましたが?
田口「これだけ外国人選手がいる中で、新日本の本隊ジュニア同士でこれだけの試合をやってね。他の外国人選手にも負けてないですよ。新日本の本隊ジュニアでこれだけお客さんを熱狂させる試合ができればね。まぁ、お客さんを熱狂させる以前に、アタシとクッシーが一番この試合を楽しみ、熱く魂を交わしたと。タグチジャパンは『ふざけてる』と言われますけどね、別にふざけてるわけじゃないです。熱いモノの中にね、“遊び”を取り入れてるんですよ、遊びを。この中に遊びをどれだけ放り込めるか。そうすることで、幅が広がるんですよ。幅が広がることで、中西選手は活躍してますし、ジュースもどんどん伸びてるでしょ。クッシーもリーグ戦以外は、タグチジャパンの試合で、伸び伸びと試合をして、その中で何かを掴んだんでしょう。くすぶってる選手いっぱいいるんだから、新日本プロレスは。他のユニットでも入りたい人は、どんどんツイッターを使って、ボクのところにメッセージをください」


 いよいよ公式戦も残り3戦となった「BEST OF THE SUPER Jr.24」、Aブロックはリコシェ、リー、オスプレイ、スカル、タイチ、ヒロムの6選手がトップに並ぶ混戦。Bブロックは田口、ACH、金丸、デスペラードの4選手がトップも、タイガー、KUSHIDA、ボラドール、BUSHIも可能性もあることから、逆転の可能性も否定できず、こちらも混戦。後楽園ではBブロック公式戦が行われた。
 
 メインは4点のKUSHIDAと6点の田口が対戦、序盤はKUSHIDAが足を奪ってからヘッドロック、ヘッドシザース、バックマウントで回転体と田口を封じにかかってから弓矢固め、猪木アリ状態に持ち込んで、田口が敢えて踏み入れるもKUSHIDAが上を奪って有利に立つなど、田口にペースをつかませない。
 両者はヒップアタック、ドロップキックが相打ちになり、田口がエール交換で両腕でのグータッチを求めてKUSHIDAが応じると、田口がガットショットで奇襲をかけ、ヒップアタックで場外へ追いやるとエプロンダッシュのヒップアタックを発射するが、キャッチしたKUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲、放送席へ腕を叩きつけてから、リングに戻ってジャベで腕攻めを展開。田口はスリーアミーゴズで反撃して3回目でKUSHIDAが着地すると、KUSHIDAが膝を痛めてしまい、これを逃さなかった田口が膝めがけて低空ドロップキックを発射、STFから変形の膝固めと膝攻めを展開して形成を逆転させる。
 田口はヒップアタックを狙うが、キャッチしてそのままジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んでから、掟破りのどどんを敢行し、回転エビ固め狙いは田口が顔面への低空ドロップキックで阻止してから、ロープに座り込むKUSHIDAにヒップアタックの連打、そしてミサイルヒップを狙うが、キャッチしたKUSHIDAは飛びつき腕十字で捕獲、しかし田口はオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
 KUSHIDAも足四の字を決め、ローキックの連dな、腕へのドロップキック、エルボー合戦から田口は膝へのドロップキックも、KUSHIDAは腕へのバトンキックからマサヒロタナカを狙うと、かわした田口はアンダースロー式ボディーブロー(勝手にヤマダヒサシと命名)から掟破りのホバーボードロックで捕獲する。
 両者はアームブリーカー合戦からKUSHIDAがドラゴンスクリュー、腕へのバトンキックからホバーボードロックを狙うが、田口はホバーボード式どどんで切り返し、ケツイエからオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
 逃れたKUSHIDAはサムソンクラッチから読み合いを展開すると、ホバーボードロックからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い6点目を獲得した。
 ジュニア同士の試合なれど細かい技が中心の攻防、後楽園ホールでは細かい技が伝わりやすく、また獣神サンダー・ライガーも「ハイフライだけがジュニアではない」と示したとおり、これぞ新日本ジュニアの真髄と見せつけた試合だった。


 セミ4点のボラドールvs6点のACHは、握手を求めるボラドールに手を差し伸べたACHにボラドールが奇襲をかけるが、ACHもマンハッタンドロップで応戦。場外のボラドールにトペ狙いは、エプロンのボラドールがロープ越しのハイキックで阻止し、ティヘラで逆にACHを場外へ追いやったボラドールはプエロデアギラを発射。
 リングに戻っても攻勢をかけるボラドールに背中へのフットスタンプから側頭部への低空ドロップキックで反撃したACHは場外のボラドールに連続トペことミッション・インポッシブルを発射。リングにボラドールを戻したACHはロープ越えのスタナー、ボラドールはスーパーキックからバッククラッカーで応戦する。
 ボラドールの雪崩式スパニッシュフライ狙いはACHが落としてからミッドナイトスターは自爆、エルボー合戦、ACHが競り勝ちヒーローズグリップからラリアット、すぐ起きあがったボラドールはスーパーキック、ロープ越しのハイキックからコーナーもACHが飛び乗った雪崩式ブレーンバスターからミッドナイトスター狙うが、追いかけたボラドールは雪崩式フランケンシュタイナーで3カウントを奪い6点目を獲得する。 


 4点のBUSHIvs6点の金丸は、先に入場中のBUSHIを背後から金丸が奇襲をかけ、南側客席通路にBUSHIを連行するも、逆襲したBUSHIは入場口のヘリからダイブを敢行しセコンドのTAKAもろともなぎ倒す。
 これでBUSHIペースになるかと思いきや、BUSHIが金丸の串刺し狙いをかわしてエプロンからの逆上がりを狙ったところで、金丸がドロップキックで強襲し場外DDTで突き刺し、エプロンにBUSHIの首を据えてドロップキック、金丸がレフェリーをひきつけている間にTAKAが強襲をかけるなどして主導権を奪う。
 金丸は首攻めを展開し、BUSHIのTシャツを奪って掟破りのTシャツでのチョーク攻撃も、BUSHIもやり返してからDDT、串刺し攻撃からミサイルキック、ライトニングスパイラル、そしてMXで勝負に出るが、かわした金丸はブリティッシュホールを決め、BUSHIはマッドハンドでレフェリーのカウントを阻止、金丸とTAKAを交錯させたBUSHIはコードブレーカー狙いも、金丸が叩きつけロープへ振ると場外のTAKAにBUSHIがトペ、だがその間に金丸がボトルを持ち出しウイスキーミストを狙う。
 BUSHIは金丸の腹を叩き、バルデラスを決めると、金丸はうっかり口に含んでいたウイスキーを飲んでむせてしまい、これを逃さなかったBUSHIがMXを決め3カウント、試合後にはBUSHIが掟破りのウイスキーミストを金丸に噴射して退散させる。 


 4点のタイガーvs6点のデスペラードは、デスペラードが奇襲から鉄柱やイスで足攻めを展開。動きが鈍く、キックの威力の落ちたタイガーに再三に渡ってマスク剥ぎを展開してマスクを破く。
 デスペラードが突進をタイガーが飛びつき腕十字からの三角絞めで反撃し、タイガードライバーを狙うが、デスペラードが浅見レフェリーとタイガーを交錯させれ阻止し、低空ドロップキックからマスクを破きにかかり、ギター・デ・ムエルタからマフラーホールドへタイガーを追い詰めにかかるが、再びマスクを破きにかかるデスペラードをタイガーがソバットを浴びせ、タイガードライバー、膝蹴りからタイガースープレックスで3カウントを奪ったが、腹の虫が治まらないタイガーはデスペラードのマスクを剥ぎにかかるも周囲に制止されてしまった。


 これでBブロックは全選手が同点となって、1日の最終公式戦となる名古屋を迎えることになった。果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?

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