忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

Aブロックはオスプレイが2年連続で優勝決定戦に進出!タイチに勝ったライガーはスーパージュニア卒業もベルト獲りの意欲は失わず

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

Aブロックはオスプレイが2年連続で優勝決定戦に進出!タイチに勝ったライガーはスーパージュニア卒業もベルト獲りの意欲は失わず

5月31日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1118人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(7分56秒 首固め)ボラドール・ジュニア ×ACH


◇第2試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンソン ○田口隆祐 KUSHIDA(8分42秒 ラ・マヒストラル)SANADA EVIL ×BUSHI


◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(6分3秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード


◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(8分34秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ピンプジュース


◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○獣神サンダー・ライガー(10分2秒 体固め)[4勝3敗=8点]×タイチ
※垂直落下式ブレーンバスター


(試合終了後、ライガーはKUSHIDA、田口と抱擁。そして、マイクを手にすると、場内はライガーコールに包まれる。)
ライガー「大阪の会場のファンのみなさん、応援ありがとうございました! ライガーの『BEST OF THE SUPER Jr.』は、今日で終わりました。みなさんの応援のおかげで、最後勝利で飾ることができました。混乱の試合の中、田口選手とKUSHIDA選手に助けてもらいました。彼らは、今年もまだ代々木があります。来年、再来年、もっとすばらしい、もっと熱いジュニアのトーナメント、繰り広げてくれると思います。僕はそれを放送席で「スゲーッ!」って言いながら(場内笑)、みなさんと観たいと思いますので、これからも『BEST OF THE SUPER Jr.』、よろしくお願いします! ありがとうございました!」


【ライガーの話】
ライガー「タイチに言っとく、デスペ(ラード)に言っとく、金丸に言っとく、トップはダメだって……。乳首……また事務所に怒られる。(※乳首を指先で隠しながら)ここはダメ、トップはダメだって。以上……って言ったら怒られるか。ま、リング上で言ったように、僕の『BEST OF THE SUPER Jr.』、これで終わりました。トータル何回出たのか、何年連続か、それは俺は知らない。そんなもの知る価値はない。出て、優勝しなければ意味はないんだ。自分の中で、このリーグ戦を闘い抜く力は、もう今年で終わりだと思ったから、卒業宣言をした。ただ、引退じゃないぞ。言っとくぞ、引退じゃないんだ。ベテランは一発勝負に強いから。タイトルを俺はあきらめたわけじゃない。去年か、(5・3)福岡国際センターでKUSHIDA選手と(IWGPジュニアヘビー級のベルトを懸けて)試合をさせていただいた。手ごたえはつかんでるんだ。もう1回、あのベルトに挑戦を絞って、改めてもう1度、IWGPのジュニアのベルトを巻きたい。そのために、この『BEST OF THE SUPER Jr.』も捨てる。そういう覚悟があるんだ。だから、センチ(メンタル)な気分で俺を送り出すとか、そういうのはやめてほしい。ライガーは引退ではない。さらなる高みに行くから。自分を上げていきたい。そのためにはなにが必要、なにをすべきか。一つに集中して、チャンスが来るのを、IWGPジュニア挑戦のチャンスが来るまで、成績を残して、毎日試合をしていかなきゃいけない。逆のそっちの方が過酷かもしれない。ま、とりあえず、『BEST OF SUPER Jr.』は今年で終わりです。はい、終わりです。」


–改めて今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』を振り返って。1勝6敗でしたが……。
ライガー「そりゃあ、みんなすげえ。ただ、タイチが今日、1対1で正々堂々と……正々堂々っていうのはおかしいかな、来るならまた話は別だったと思う。いきなり(金丸とデスペラードを)連れて来て、奇襲をかけてきて。3人がかりで。そんなヤツらに絶対、勝ち星は譲らない。勝ち星を譲ったら、『BEST OF THE SUPER Jr.』に今年俺が出た意味がない。結構、タイチはいい成績だったみたい。だが、そんな最後(決勝)までは許さない。なにがなんでも勝つつもりだった。まあ、勝ててよかった。これで俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』での責任は果たしたと思う。だからもう、今後は俺自身、IWGPジュニアというベルトに挑戦したいと……。もう1度言う、タイチ、トップはダメだって……、怒られるよ。手入れもしてないし。(※上半身に寄って撮影しているビデオクルーに)アップにすんな! どこ、アップにしてんだ!」


–最後に、ライガー選手にとって第1回から出場してきた『BEST OF THE SUPER Jr.』はどういうものでしたか?
ライガー「ジュニアの方が面白いよ、ジュニアの方がヘビー(級)よりも全然すごいんだよっていうのを見せつけるための大会だった。僕の中では“対ヘビー”っていうのがありましたから。それが実を結んだのかどうかは知らないけど、『新日のジュニアは面白い』って言われて、世界に進出するこのジュニアの存在が(出てきて)。で、WWEの方に(ディーン)マレンコやペガサス(キッド)やエディ(ゲレロ)や、そういった選手がどんどん進出して。ま、その時点で、本当は俺の役割は終わったのかもしれない。ま、でも、役割を果たせたかなと思う」 


–結果、“スーパージュニア”という言葉が、アメリカでは一つのジャンルとして認識されるまでになりましたからね」
ライガー「まあな。よかったと思う。ほんとにもう1回、IWGPジュニアに挑戦させてほしい」


【タイチの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに倒れ込んで)ここあmで全敗で来てて、なんだ? わざとか? あんなに、あんなに力のこもった掌底、パワーボム、なんだ最後、わかんねえ。誰よりも効いたよ。ジジイでも、腐ってもライガーじゃねえか。ま、今日はよ、最後なんだろ? 全敗させちゃんかわいそうだと思って、今日は(勝利を)譲ってやるさ。だけど、勝ち逃げ、許さんぞ、ヅライガー。辞めんのか? テメエの終わりは近いのか? その前にもう1回、カタつけようぜ。まだ逃がさんぞ、テメエ、コラァーッ(※這って控室へ)」


◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○TAKAみちのく(9分20秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×ドラゴン・リー
※みちのくドライバーⅡ


【TAKAの話】「ハッハッ、どうせよ、俺が負けると思ったんだろ? 油断はキン○マなんだよ、油断はキン○マなんだよ。俺はよ、今シリーズ、あんまり汚いことしてないのわかってるか? 油断しすぎんだよ。俺はよ、鈴木軍なんだよ。俺の中でよ、開幕戦と2戦目、ライガーさんとタイチで燃え尽きてんだ、もう。(ほかの試合は)どうでもよかったよ。だけどよ、俺たちはチームでトップ獲る目的があるからよ。まだ可能性あるよな? まあ、その目的を(目指して)……。あとはな、このリーグ戦に出ればやれると思ってた相手がいたんだけど、やれなかった。このシリーズだったら真っ向勝負できると思って楽しみなヤツがいたんだけど、できなかった。もう俺も今年25周年だ。25周年のスペシャルマッチで、自分とこ(の団体)でやらせてもらうよ。(最終成績が)何勝か知らないけどよ、すごいヤツがいっぱいで頑張っちゃったけど、俺の中でライガーさんとタイチで燃え尽きたんだ」 


【リーの話】「ハア、最後の最後で……。これで終わったのか……。OK、初めて(『BEST OF THE SUPER Jr.』に)出場して、素晴らしい相手とこれだけ集中して闘ったのはいい経験になった。決勝に進めなかったのは残念だけど、十分にやっていけることは証明できたと思う。またここに戻って来て、マスクマンの、そしてルチャドールこそが最高なんだということを見せつけたい。ビバ・メヒコ。グラシャス」


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○マーティ・スカル(13分31秒 クロスフェースチキンウイング)[4勝3敗=8点]×リコシェ


【スカルの話】「ハハハ。今日は勝った。だけど、それだけだ。俺の目標はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』でに優勝することだった。結果は4勝3敗。決勝には進めなかった。だからといって、この結果から目を背けるわけにはいかない。これまでにない経験ができて、一つ階段を上ったという手ごたえはつかんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、マーティー・スカルを日本のみんなに知ってもらえたと思う。だけどそれだけだった。俺自身にとっては、日本という国で繰り広げられているレスリングを肌で感じることができた。観客も含めて、そこに集う者たちがどれほどの情熱を注いでいるかを知ることもできた。それが俺になにをもたらせたか。そしてこのトーナメント(リーグ戦)のシステムは、イングランドともアメリカとも異なるものだった。それに毎日、試合後に記者に囲まれることなんて、新鮮な経験だった。そんなすべてが、俺に言い訳を与えない環境だった。まだまだ俺は力をつけないといけない。優勝できなかったというのは、まだその時じゃないってことなんだろう。14年間(プロレスを)続けてきて、また新たな刺激を受けた。こういう場を与えてくれたすべてに感謝する。必ずまた、『BEST OF THE SUPER Jr.』の舞台に戻って来て、必ずや優勝を勝ち取ってみせる。そしてIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになってやる。俺はますますこのビジネスが好きになった。まだまだこれからも、悪党として生き抜いていく」 


【リコシェの話】「(※腰に巻いていたリングコスチュームのベルト、手首に巻いていたバンテージを巻き取ってフロアに叩きつけると、自分に言いきかせるように言葉を発する)こんな落ち込んでる顔を撮るなよ。いつも、どんな試合でも、俺はもう一つ先へ進むよう心掛けて闘ってきた。だけど、時にはいい結果をもたらし、時には悪い結果をもたらす。今日は思わずチクショーと叫びたくなるような結果になってしまった。彼との試合ではいつもいつも同じような流れになって、それでやられてしまってる。何回闘っても、どうしても同じ手でやられてしまう。闘えば闘うほど、厳しい状況に追い込まれてしまうなあ……。いろいろ試してはみてるんだがな……。だけど同じような場面で、同じ技につかまってしまう……。今日もそうだった。この『BEST OF THE SUPER Jr.』は俺が優勝するというつもりで闘ってきたんだけど、現実を突き付けられた思いだ。今はそれしかないね。なにか変えていかないといけない。なにか変わっていかないといけない……(※とつぶやきながら控室へ)」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○ウィル・オスプレイ(15分19秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×高橋ヒロム
※オスカッター


【オスプレイの話】「さあ、次も楽しもうか。厳しい闘いが続くよ。だけど、俺はニュージャパン・プロレスリングを愛してる。情熱を注いでるし、それはもう中毒になってるほどさ。それに何を言われても、聞く耳を持ってないよ。俺はこれまで経験したことのない高いステージに向かってる。それがガイジンで初の『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇だ。それはまだ、タイガーマスクしか実現してないものだ。もちろん、ガイジンでその栄光をつかんだ者はいない。俺がガイジン初の2連覇を達成して、またひとつ、新たな歴史を作る。去年、最年少優勝、英国人初の優勝という新しい歴史を残した。今年は、そこにさらにもう一つの歴史を積み重ねる。これからもキャリアを積み重ねるたびに、新しい歴史を作っていくつもりだ。その中で今、最も近くにあるのが、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇。必ずそれを成し遂げることをここで約束する。それを達成すれば、誰からも俺の闘いに文句をつけられることもない。批判の声があるのは知っている。だけど誰も成し遂げられなかった実績を残せば黙らせられる。見逃さすなよ、俺が再び栄光をつかむ瞬間をな。そしてジュニアヘビー級を次のステージに押し上げる。誰にも脇見することないようにしてやる。そしてタイトルを獲って、そのタイトルを守りながら最高のレスラーの域にたどり着く。俺自身の手で築き上げていくんだ。5年前、そんなこと言っても、誰も信用しなかった。笑い飛ばされていたよ。だけど俺は自分の才能を信じ、果てしない野望を抱いて、長い歴史においても最高のジュニアヘビー級レスラーの域までたどり着いたんだ。それをヘビー級に交じっても、ルチャドールが入っても、アメリカでもイングランドでも、いや世界中のどこであっても、ニュージャパン・プロレスリングが最高であることを見せていく。そのためにもIWGPジュニアヘビー級のタイトルを手にしなければならないんだ。そのためにも2連覇を果たさないといけない。その時を目の前まで手繰り寄せたんだ。これを逃すわけにはいかない。この体を犠牲にしてでも、それを成し遂げる。このオーサカでその思いをさらに強くした。そのためにも脇目も触れずに、さらにハードなトーレニングを積まないといけない。そして約束する、この魂すべてをつぎ込んで、『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を手にすることを……」


  「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Aブロックも大阪大会で最終公式戦、ここまでの経過を振り返るとオスプレイ、ヒロム、リコシェ、リー、タイチが8点でトップ。タイチが勝ったとしてもリコシェvsスカルの結果待ち、リーが勝ったとしてもメインのオスプレイvsヒロムの結果待ちと、誰が優勝戦進出するのかわからないカード編成となった。


 まずタイチはライガーと対戦、今日の試合をもってSUPER Jr. 最後の公式戦となるライガーにタイチが奇襲をかけ、金丸やデスペラードも介入して袋叩きにし、マイクで「オイ!ヅライガー!今日のスーパージュニアで卒業だ?今日の公式戦で最後だ?卒業?違う、テメーは今日で引退だ!獣神サンダー・ライガーの引退試合を始めま~す!」と言い放って開始となり、鈴木軍がライガーを袋叩きするだけでなく タイチは木槌攻撃やマスク剥ぎと痛めつける。
 タイチは掟破りの垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ライガーが投げ返し、タイチがバスソーキック、天翔十字鳳と畳みかけるがライガーはカウント2でキックアウトする。
 タイチはラストライドを狙うが、リバースしたライガーは掌打から串刺し掌打も、浅見レフェリーに誤爆してしまい、また金丸、デスペラードが介入してライガーを総攻撃、ここで佐藤レフェリーも駆けつけてしまうが、タイチがライガーを投げつけて佐藤レフェリーをもKOする。
 タイチはハサミを持ち出してライガーの角を切り落とし、コスチュームも切り刻むが、ここでKUSHIDAと田口が駆けつけ金丸とデスペラードを排除し、イスを手にしたタイチにはライガーが浴びせ蹴りを炸裂させると、最後は投げ放しパワーボムから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し逆転勝利で公式戦初勝利、タイチは脱落となる。


 リーはTAKAと対戦し握手するリーにサミングを決めたTAKAは客席へ連行してジャストフェースロックで捕獲、リーはカウント19でリングに上がるも再びジャストフェースロックで捕獲とスリーパー、チンロックと首攻めを展開、リーもティヘラで流れを掴もうとするが、先に戻ったTAKAがリーがリングに戻ろうとしてロープを跨いだところでロープを蹴り上げ、ロープが股間に直撃、だがスライディングでTAKAが場外に逃れたところでリーが高速トペで強襲をかけ、リングに戻ってコーナーに押し込み顔面低空ドロップキック、エルボーの連打もTAKAがサミングで応戦もリーはカサドーラから脇固め、クロスフェースへ移行して、グラウンド卍固めへ移行する。
 リーはパタラス・エネル・ペチョを狙うがかわされるも逆さ吊りのTAKAに串刺しドロップキック、大中西ジャーマン、デスヌカドーラ、デスヌカドーラ狙いは逃れたTAKAがスーパーKからラ・マヒストラル、みちのくドライバーを逃れたリーは低空ランニングフロントキックからバックドロップホールドを決める。しかしキックアウトしたTAKAはスーパーKを浴びせるとみちのくドライバーⅡを決め3カウントで脱落、TAKAのインサイドワークの前にさすがのリーも完敗だった。


 リコシェはスカルと対戦し、スカルの奇襲を返り討ちしたリコシェはスカルを場外に追いやってトペ、プエロデアギラと立て続けに浴びせるが、スカルをリングに戻してからのスワンダイブエルボースマッシュはスカルがクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、スカルはパワーボム狙いはリコシェがジャックナイフ式エビ固めで切り返し、ティヘラ狙いはスカルが顔面へのソバットで阻止、場外に逃れたリコシェにエプロンからトラースキック、客席へ叩きつけるフリをしてリコシェをリングに戻し怪鳥ポーズと余裕ぶりを見せる。
 リングに戻ったスカルは回転式ロメロスペシャル、顔面キックと攻め込むが、クロスフェイス・チキンウィング狙いを逃れたリコシェは619を浴びせ、スワンダイブエルボースマッシュ、その場飛びシューティングスターと猛反撃するが、ペナドリラー狙いは切り抜けられ、キングスライディング狙いもエルボーで逃れられてしまう。
 スカルはフィッシャーマンズバスター式牛殺しを決め、リコシェのペナドリラーもかわしたスカルはキックも、前方宙返りでかわしたリコシェはドリームキャストを浴びせ、再度キングスライディングを狙うが、逃れたスカルは指折りを狙う。
 だが阻止したリコシェはノーザンライトスープレックスからの連続攻撃を狙うが、スカルが指折りで阻止するとクロスフェイス・チキンウィングを狙う、しかし強引にブレーンバスターで投げたリコシェはシューティングスタープレスを投下、スカルは剣山で迎撃する。
 スカルは低空でのパイルドライバーを連発して指折り、リコシェもブラジリアンキックからギャラリアを狙うが、スカルはクロスフェイス・チキンウィングで切り返すと、リコシェが強引に担いでペナドリラーを狙う。
 しかし着地したスカルはリコシェの後方回転エビ固めをクロスフェイス・チキンウィングで切り返し、リコシェは無念のギブアップ、リコシェは完敗で脱落となる。


 
 これで優勝戦進出はヒロムとオスプレイに絞られ、ヒロムが勝って同点にならない限り優勝戦進出は出来ない状況となった。
 ゴングと同時にフロントハイキックの連打で奇襲をかけたオスプレイはヒロムを場外へ追いやりトペを発射、客席に座らせて助走をつけてのドロップキックを放って先手を奪ったかに見えたが、再び場外戦となってオスプレイがトペを狙うと、素早くリングに戻ったヒロムはエプロンにオスプレイに断崖式回転エビ固めを敢行、リングに戻ってからニークラッシャー、鉄柱を使うなどして足攻めを展開、ドラゴンスクリューからアキレス腱も同時に極める変形足四の字固めとオスプレイの動きを封じにかかる。
 ヒロムのバックドロップ狙いを着地したオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ロープ越しのアトミコ、串刺しエルボーから顔面への低空ドロップキック、背中へのその場飛びシューティングスタープレス、その場飛びトルニージョと猛反撃する。
 オスプレイは打撃のコンポで攻めてからロープへ走るも、追尾したヒロムはスパインボムからファルコンアロー、サラマンダーからTIME BOMBを狙うが、オスプレイがコーナーにヒロムを固定して顔面トラースキック、オスカッター狙いはヒロムがキャッチして連続ジャーマンで叩きつける。
 エプロンでの攻防となるとエルボー合戦からヒロムが再度断崖式回転エビ固めを狙うが、阻止してオスプレイは顔面キック、場外でダウンしているヒロムにエプロンからのシューティングスタープレスを投下、ヒロムをリングに戻したオスプレイはコークスクリュー・シューティング・スター・プレスもヒロムは剣山で迎撃する。
 ヒロムはコーナーへのデスバレーボムを狙うが、脱出したオスプレイはスピンキックからスパニッシュフライを決めると、最後はリバース450°スプラッシュからオスカッターを決め3カウントを奪い勝利、2年連続で優勝戦進出を決めた。
 ヒロムにしても足を攻めたことでオスプレイの動きを封じたと思い込んでいたが、それでも動き回るオスプレイはヒロムにとっては想定外で、内容的にも完敗だった。


 最後にタイチ戦を終えたライガーがマイクを持ってファンに感謝の言葉を述べ、今後のスーパージュニアは田口とKUSHIDAに託すことをアピールして、ファンの拍手の中でリングを後にした。
 ライガーはスーパージュニアでは各選手に敗れたものの、対戦する相手からはライガーに対するリスペクトするコメントが寄せられるなど、改めていろんなジュニア選手に影響を与えたレスラーだったことを痛感させられてしまった。
 最後の公式戦となったタイチ戦も試合は終始リードを奪われ、マスクは破かれ、コスチュームも切り刻まれるなど、ボロボロにされてしまった。一部ではライガーのもう一人の化身である鬼神ライガーが降臨するのではという期待の声もあった。しかしライガーはあくまで獣神サンダー・ライガーを貫いた、それが全てだったと思う。
 ライガーは今年をもってSUPER Jr.を去る、これもまた寂しくなるが、田口とKUSHIDAが新しい光景をどう見せてくれるのか?だがライガーはSUPER Jr.を卒業してもIWGPジュニアのベルトへの意欲は失っておらず、まだまだ引退はしない、ライガーのストーリーはこれからも続いていくのだ。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。