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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

プロレス多事争論「広がる夢」

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プロレス多事争論「広がる夢」

 自分は以前に「一スター選手による個人商店的なプロレス団体の時代は終わり、団体の看板の価値を高めるブランド力の時代となった」と書いたが、DDTのサイバーエージェント傘下入りは、まさにブランド力の時代から一歩先を進めた時代へと突入したことを印象付けた事件だった。


   DDTはこれまで春、夏と行われてきた両国のビッグマッチを秋にも開催することになって、年に3回に拡大。そして月一で開催されていた後楽園大会をAmebaTVで毎月による中継、DDTの女子プロレスブランドである東京女子プロレス1・4後楽園大会を生放送が決定するなど、サイバーエージェントという力を得ることによって、DDTはますます大きく発展しつつある。


 新日本プロレスは低下していたブランド力をユークスが杜撰だった経営を健全化することで再生させた上でブシロードに譲り渡し、ブシロードの力によって新日本はブランド力を高めていった。DDTの場合は経営にも長けた高木三四郎大社長による健全経営によって成り立ってきたが、元々高かったブランド力を更に発展させるために、敢えてサイバーエージェントの傘下に入った。これからはますますネットの需要が多くなるだけに、DDTにとっても将来を見据えての傘下入りだった。


 そして来年から年に2回開催されてきた国技館でのビックマッチを年に3回に拡大することで、一気に大攻勢をかけてきたが、サイバーエージェントの力を得たことが正しかったどうか示される意味では、DDT全体にとっても勝負の年にもなり、またDDTのプロレスが地方に広がりを見せるかどうかということも忘れていけない課題で、、昨年まで開催されてきた大阪でのビッグマッチが不入りに終わり、今年は開催されず事実上一時撤退状態となったことで、新日本と比べてDDTはまだまだ認知されていない示される結果となっただけに、DDTとネットによってどれだけ広がりを見せていくか、来年のDDTは大きな勝負を迎える1年になる。


 自分はDDTのプロレスを2007年名古屋で開催された「愛プロレス博」で「マッスル」を含めて初めて見たときに、従来のプロレスとは違ってこんな面白い世界があったのかと思ってこれまで見てきたが、10年が経過してここまで大きくなるとは思っても見なかった。DDTは東京ドーム進出を視野に入れているが、一度DDTのドーム大会を見てみたいという気持ちが強くなっている。果たしていつになるか、じっくり待ってみようと思う。

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