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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

プロレス多事争論「一線」

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プロレス多事争論「一線」

 今年の3月から本間朋晃、4月に柴田勝頼、5月に高山善廣ら中心選手による、生命に関わる試合中の事故が続発し、プロレス技の危険性やコンディション調整の是非を問われた1年てなった。


 プロレス技に関しては以前にも語った通り、どんな技でも安全な技もなく、世の中全てが使い方によっては危険なものに変わる。事故の度に技やプロレスに対する否定の声が出てくるが、本当に安全なものが世の中にあるのか?それを考えると一番危険な存在は、自分ら人間なのかもしれないが、一番最も怖いのは安全と危険の境目を越える一線を越えることで、新日本でも時折り一線を越えようとするヒヤリとするシーンも目立つようになってきた。現在の新日本プロレスを四天王プロレス時代の全日本プロレスと同じだという声も聴くが、三沢光晴のプロレスを長年見てきた自分が言えることだが、全くの別物である。しかし一線を越えることが現在の新日本プロレスに必要なことなのかどうかも、考えなければいけないのではないだろうか・・・


 コンディション調整に関しては、大日本プロレスが選手の休養システムを新しい試みをしようとしている。昭和の時代は年俸契約ではなく、試合数契約で試合を数多くこなしてナンボの世界だった。しかしそれは新日本プロレスやDDTのように選手層が厚く、経営基盤がしっかりしている団体だからこそ出来るシステムで、経営基盤がしっかりしてない団体は、そうも言ってられないというのが本音だと思う。
 
 また新しいシステムが導入することで、事故がなくなるわけでもなく、人間が作ったシステムは常に完璧ではなく、試行錯誤の繰り返し、しかしまたそれも現実であるのだ。

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