WRESTLE-1
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芦野が征矢からギブアップを奪い王座防衛!亀裂のNEW ERAに対して解体を宣言!
4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中!: https://t.co/WJr953UfuS
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日5月4日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 TRIUMPH」後楽園ホール 903人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○立花誠吾 頓所隼(7分30秒 首固め)稲葉大樹 吉岡世起 ×児玉裕輔◇第2試合◇
▼30分1本
NOSAWA論外 ○タナカ岩石(7分26秒 片エビ固め)カズ・ハヤシ ×藤村康平
※岩石落とし◇第3試合◇
▼スターダム提供試合/30分1本
○木村花(7分17秒 エビ固め)×刀羅ナツコ◇第4試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○MAZADA(13分11秒 片エビ固め)[第8代王者]×アンディ・ウー
※垂直落下式正田落とし
☆アンディが初防衛に失敗、MAZADAが第9代王者となる(試合終了後、テーマ曲に乗ってカズが登場。MAZADAが拍手で迎え、マイクを奪う。)
MAZADA「シャチョさん、この試合に来てもらってありがとうございます、社長わざわざね。ということは次の6月6日、社長命令で、タイトルマッチケッテー! よろしくお願いしまーす!(戸惑うカズを残して退場。)」
【MAZADA、アンディの話】
アンディ「新年一発目にMAZADAに挑戦して負けたから、今日はチャンピオンとして絶対に勝たなきゃいけない、乗り越えなアカン試合やったけど、全然ダメでしたね」※そこへMAZADAがやってきてアンディの横に座る。
MAZADA「悔しいとか言ってる、ちゃんと? ねえ、悔しいよね? もう一回やればいいじゃん? 今回、ちょっと順番でこんなんなっちゃったけど、来りゃいいじゃん、来りゃ?」
アンディ「はい…」
MAZADA「ベルト持ってる人がイスって言ったら大体イエスなんでしょ?」
アンディ「はい…」
MAZADA「もう一回やりたかったら来いよ。いくらでも相手しますよ」
アンディ「はい…」
MAZADA「オレはチャンピオンだから!」
アンディ「はい…」
MAZADA「負けなさんな!」
アンディ「はい…」
MAZADA「ガッツで負けなさんな!(引き揚げる)」
アンディ「はい…。まあ、言われっぱなしやったけど、もう何も言わさせへんぐらいコテンパンにやっつけますから」
◇第5試合◇
▼黒潮"イケメン"二郎復帰戦/30分1本
○近藤修司(10分25秒 ゴリラクラッチ)×黒潮"イケメン"二郎(試合終了後)
黒潮「おい、近藤、ちょっと待て。オマエ、来月オレともう一回闘え。おい、オマエ、オレともう一回闘え」
近藤「オレはよ、副社長になったんだよ。オマエしらねえのか。しかもオマエの先輩、しかもいまオマエに勝ったところ。もう一回やり直せよ。近藤様だろ」
黒潮「近藤様、来月、オレともう一回闘え」
近藤「まあよ、最後の言葉づかいがちょっと気になったけどそこは我慢してやるよ。もう一回見たいか、オレとコイツの試合?(歓声)でも今コイツは負けたばかりだ。オレは条件を突きつける。次の後楽園、オマエとシングルやってやる。その代わりオマエがオレにもう一度負けたら、そのジャケット、着るな。(黒潮がビクッと体を起こす)この条件が飲めるんだったら、6月、もう一回再戦してやる」
黒潮「(起き上がって)わかりました。(声が小さいの声に)すいません、わかりました。じゃあオレが勝ったら、アンタが一番嫌いなファンサービスをしてください」
近藤「(歓声に)オマエらもアホだな。こいつはオレに負けて再戦したいからオレが条件突きつけたんだぞ。なんでオマエが条件突きつけるんだよ」
黒潮「たしかに。たしかにそうかもしれません。それはそうです。だけどあなた、副社長になってファンにサービスしてファンの笑顔を見たことありますかぁ~!」
近藤「まあいいよ。気になるのは最後の金八のとこだけだよ。わかった、オマエに負ける気はしない。その条件でやってやるよ」
(黒潮が近藤コールをあおる中、近藤が退場。)
黒潮「とにかく今日は負けてしまってすみませんでした。あと、やっぱりブランクがありました。それを1カ月で取り返して、来月の後楽園、あのゴリラとジャケット・コントラ・サービス。あんたにお似合いのカツラ持ってきますよ。フィニッシュ!」
【近藤の話】「ムチャクチャだ、アイツの言ってること。わけわかんねえ。これはプロレスで言うトンパチってヤツかもしれないけど、でも、非常に面白い。あんなのと何度やっても負ける気はしないけど、何度でもやってやるよ。そのうちアイツは勝つだろ。でも、オレも死ぬ気でいくよ。アイツがそこまでアホなことやってくるんだったら。オレは嫌いじゃないぞ」
【黒潮の話】「ダメだ、まだ。あと1カ月。きょうはでも、よかったんじゃないでしょうか、試合ができて。一応、元気な姿を見せられました。あと1カ月ですね、このヒザ。あとは体力も。復帰戦一発目でチャンピオンベルトよりも素敵な目標ができました。近藤修司、ファンサービス。オレが試合に勝ったらジャケットを着てカツラでもかぶって、HELLOを流して客席に笑顔を振りまいてもらいましょう。その代わり、オレは負けたら金輪際ジャケットを着ません。大事件です。楽しみにしていてください。フィニッシュ」
◇第6試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]河野真幸 ○伊藤貴則(17分41秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第8代王者組]土肥孝司 ×熊ゴロー
☆土肥&熊ゴローが2度目の防衛に失敗、河野&伊藤が第9代王者となる【河野、伊藤の話】
河野「(急なチャンスをものにしたが?)チームワークに関しては向こうが組んでる長さも全然長いから、そこに関しては、連係とかで勝つなんて最初から。ただ、コイツがW-1の客の前でどれだけ自分を表現できるかだったから。入場のときから『きょうやります』と言ってたから、オレは最後、託して。最悪、バックアップだけで。面白いだろ、W-1の上のヤツとやるのは。ACEとちょいこちょこやってるのとは違うだろ」伊藤「ACEと全然違いましたね。まだデビューして7カ月とちょっとですけど、こんだけできるってことを上の人に見せられたかなと。W―1のタッグの一番でしょ、これ。いまボクが持ってるので、先輩方どう思っているのか聞きたいですね。まだ7カ月とちょっとですよ。悔しくないですかね。河野さんのサポートもデカイですけど、河野さんとボクで持ってるってことはACEでもこのタッグチャンピオン、使っていいってことですか? 河野さん出てくれます?」
河野「ACE? じゃあ、渋谷にギャラを(笑)。払える? それだったら出ます」
伊藤「ACEの唯一のベルトなんで」
河野「挑戦者決めてマッチメークしてくれたらいいよ」
伊藤「ACEでやるならACEでもいいし、ボクは上の人なら楽しんで誰でもやりますよ。誰が挑戦してきても、真っ向から。あの土肥熊破ったんだし、やってやりますよ、オレは」
【土肥、熊ゴローの話】
土肥「チクショー」熊ゴロー「ウワァー、ウワァー! なんでだよ…」
土肥「オマエよ、10試合もしてねえヤツにワン、ツー、スリー取られやがってよ」
熊ゴロー「なんでだよ…なんでだよー!」
土肥「オマエよ、熊ゴローじゃなくて鈴木優也からやり直した方がいいんじゃねえか」
熊ゴロー「ウワァー! あのベルト、孝司さんとオレのベルトですよ。もう一回やらせろ。もう一回やらせてくれー! クソーッ!」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(21分37秒 アンクルロック)[挑戦者]×征矢学
☆芦野が2度目の防衛に成功(試合終了後)
芦野「守ったぞ、防衛したぞ。征矢さん、めっちゃ強い。河野、近藤、征矢、全員倒しちゃいましたね。もうW‐1にこのベルトに挑戦できる人、いないですね。弱いから。弱いヤツじゃね、挑戦しちゃダメでしょ。特に、ずっとベテランのおじさんたちとやってたけど、若い力、若い力って、だれも出てこないじゃねえかよ。NEW ERAどうした? オマエら腰抜けだから出てこれねえんだろ。クルーザーも関係ねえんだよ。なんも関係ねえよ。無差別のベルトだよ。だれも挑戦してこない。すぐ出てこない。お、出てきた」※稲葉、アンディ、藤村、黒潮、土肥、熊ゴローが登場。
芦野「おお、出てきた出てきた。これだけ? 出てきたな。来た来た。挑発したら出てきたよ。若いねえ。まだまだ若いですねえ。おい、全員いねえじゃん、どうしたの? なんか2人いないけど、まあいいや。稲葉さん、こんな仲良しこよし、好きじゃないですよね? ボクとやります? 一緒にやります? あんな負けてうだうだ言ってるヤツはほっとけばいいじゃないですか。好きなこと言って、好きなプロレスして、好きなことやって、めちゃくちゃ楽しいですよ。どうですか?」
稲葉「…」
芦野「ああ、ノーコメント。(リングサイドの立花に)立花、あれちょうだい。オレが自腹で作ったヤツ。(立花が黒いマスクを芦野に渡す)ジャジャーン。ブラック・アンディ。(アンディに)どうですかこれ? こっちの方がかっこいいでしょ? アンディさんはおとなしいですよ。もっとハチャメチャやった方がいいですよ。だからMAZADAさんに負けちゃうんですよ。(何か言う黒潮に)イケメンうるせえなオマエ。もう一回ヒザぶち壊してやろうか?」
黒潮「(ノーマイクで)何だとコラ!」
芦野「練習しろ」
黒潮「練習する!」
芦野「そしたらやってやるよ。あとは土肥熊。同期の鈴木君(熊ゴロー)、デビュー1年に満たないヤツに負けちゃったね。情けない。最初からやり直せオマエ。鈴木、なんだよ? オメエはそれでいいや。唯一残ってるの、土肥孝司。そんな熊みたいな弱いヤツとやらないでシングルプレーヤーやればいいじゃないですか。そのキッカケ、与えてあげましょうか?」
土肥「おい芦野くーん、いや、チャンピオンか今は。最近はすごいよ、威勢がいいみたいだな。だがよ、一つ言っとくぞオメエ。クソガキがいきってんじゃねえぞコノヤロー! おめえが望んでる殺伐とした殺し合い、これ(ベルト)懸けてやってやるよ、コノヤロー」
芦野「OK、じゃあ次6月ケッテー。あとはNEW ERAで楽しく締めてくださいよ。はい、よろしくー(芦野退場)
土肥「オレが思ってる理想のチャンピオン像は最後メインで勝ってしっかりと締めるのがチャンピオンだと思うんだけどな」
【芦野の話】「無事、征矢さんから防衛して、もう敵なしですね。土肥さん、勢いに乗ってるみたいですけど、タッグですから。シングルでやってないから。シングルプレーヤーに戻るキッカケをボクが与えてあげただけなので。これから伸び悩んでる土肥孝司がボクとやって伸びればいいなと思ってます。あとはNEW ERAですね。ああいう形で勧誘したけど、アイツらもああいうふうに仲良しこよしでやりたくないこと、会社にやらされてるだけだから。そういうのが出ちゃってるんですよ、リングで、会話で。あのつまんない雰囲気に出ちゃってるんですよ。だからね、それをまずはぶち壊しますよ。NEW ERA解体。まあやりたいならやっていいですけど、解体しますよ。バラバラにします。まあ、あの中に表面に出してないけどやりたいって言ってるヤツもいるし、そういう、さっきも土肥がリング上で言ったけど、殺伐とした雰囲気、6月、楽しみにしててください。ボクはバチバチしたプロレス、それだけのプロレス嫌いですけど、やるときはやりますから。川崎の狂犬? ふざけんな、クソチンピラが」
【征矢の話】「もう言葉はないですよ。現に負けてますから。タップしたオレが弱いんです。それが事実ですよ。正直ね、オレと芦野、去年ケガしてチャンスつかめなくて、もう一度ね、このタイミングで、ベルトが懸かってるタイトルマッチでアイツともう一度やれたこと…。ただね、正直、文体のメインに立ちたかったですね。去年立てなかったぶん、今年は絶対何がなんだろうと立ちたかった。でも実際負けた。これが現実ですからね。現実を正面から受け止めてもう一度精進し直します。後輩に負けた。これも事実。いまのアイツはたしかにまだまだ若手の領域かもしれない。でも勢いはある。勢いと若さ、そこを破れなかったオレがまだまだ弱い。ただそれだけのことです。以上です」
WRESTE-1第1試合では稲葉&吉岡&児玉のNEW ERAが鼓太郎&ACEの立花&頓所組と対戦するが、終盤で稲葉が立花を捕らえて児玉がトラースキックを狙うが、稲葉に誤爆してしまうと、その隙を突いた立花が丸め込んで3カウントとなり、吉岡と児玉は稲葉を残して先に退場となってしまう。児玉は4・19後楽園、4・23川口大会で連続フィール負けを喫したことで、NEW ERAから離脱を表明、稲葉が引き止めているが、今大会の誤爆で生じた亀裂が更に広がりを見せつつあう。
第4試合では新クルーザー王者に返り咲いたアンディの元王者のMAZADAが挑戦、裏拳で先手を狙うアンディに対し、MAZADAがキャッチしてアンディの肩を鉄柱に直撃させてから、マスクを剥ぎにかかるなどインサイドワークで先手を奪うが、突進するMAZADAをアンディが旋回式サイドバスターを決め、MAZADAを場外へ追いやると三角飛びプランチャを命中あせ、リングに戻ってからも串刺しダブルニーからDDT、ニードロップ、ボディーアタックからカサドーラ式ブルドッキングヘッドロックと一気に流れを変える。
しかしMAZADAは変形バックブリーカー、変形DDTと再び自身の流れに変えると、エプロンからのエルボーからコーナーへ昇るが、アンディがヘッドシザースホイップで投げて、ディープインパクト、エルボーの連打、踏みつけからドロップキック、は裏拳から踵落としはかわされて、MAZADAがショートレンジのラリアットを喰らうも、勢いの止まらないアンディはMAZADAのツームストーンパイルドライバーを切り返してダブルニーアタック、バスソーキック、串刺しフロントハイキック、ドラゴンスープレックス、スパニッシュフライと一気に畳みかける。
勝負を狙ったアンディは飛鴻を狙うが、MAZADAが張り手で迎撃すると、ラリアットからアルゼンチン式正田落とし、ラリアットから垂直落下式正田落としで3カウントを奪い王座奪還、試合後にカズが現れ、社長自ら挑戦をアピールしようとするが、アピールする間もなくMAZADAが挑戦を受諾してしまい決定となる。
第5試合では膝十字靭帯損傷し長期欠場していた黒潮が復帰、近藤が復帰戦の相手を務めた、黒潮はドロップキックで近藤を場外へ追いやると、トペ・コンヒーロを炸裂させるが、リングに戻ると近藤がショルダータックルからフットスタンプ、ボディーブローと反撃し、スリーパーでスタミナを奪いにかかる。
近藤の串刺し攻撃をかわし、エプロンからのハイキックを浴びせた黒潮はイケメンスペシャルを決め、トップロープを歩いてのドロップキックやイケメンクラッチで追い詰めるが、ムーンサルトプレスを狙いにコーナーへ昇ると、近藤が阻止してコーナーで宙吊りにし、左膝に串刺しラリアットを浴びせる。
これで動きが止まった黒潮に近藤がランセルセを決めると、エルボーで抵抗する黒潮にザ☆オリジナルからキングコングラリアットを狙うが、黒潮がかわして十字架固めで切り返す。
黒潮は延髄斬りから突進するが、近藤がキングコングラリアットで迎撃すると、再度狙ったところで黒潮がトラースキックで迎撃して飛びつきネックブリーカーを決め、飛び膝からハリケーンドライバーで突き刺し、再度ムーンサルトプレスを狙うが自爆となってしまう。
膝を痛めた黒潮に近藤が低空ドロップキックを決めると、ゴリラクラッチで捕獲し黒潮はギブアップ、復帰戦を勝利で飾れなかった。
試合後に黒潮が再戦を要求すると、近藤は黒潮の魂であるジャケットをかけることを要求、黒潮も近藤に苦手なファンサービスを要求したため、ジャケット・コントラ・サービスでの再戦が決定となった。セミでは土肥&熊ゴローのタッグ王座に河野が挑戦し、パートナーにはACEのデビュー8ヶ月の伊藤を抜擢した。
先発で出た伊藤は熊ゴロー相手にマッチアップで互角に渡り歩き、土肥との連係で捕らえにかかるも、伊藤も首投げからサッカーボールキックで反撃して、交代を受けた河野も熊ゴローを客席へ連行してイスに座らせ、伊藤がランニングローキックを浴びせる。
挑戦者組は熊ゴローを捕らえて主導権を握るが、熊野が河野にバックフリップで投げて土肥に交代、土肥も河野と伊藤相手に猛反撃するが、河野がニーリフトで返すと、伊藤もニールキックで続く。
土肥から交代を受けた熊ゴローは伊藤にセントーンを投下するが、セカンドロープからのセントーンは自爆となると、河野が入ってダブルブレーンバスターを決め、熊ゴローのクロスボディーも河野と伊藤がキャッチするが、土肥がドロップキックを放って、熊ゴローごと二人まとめて倒し、往復式串刺しラリアットからの連係攻撃で伊藤を追い詰めにかかる。
熊ゴローは伊藤にアルゼンチンバックブリーカー、パワースラム、土肥はバックドロップと畳みかけるが、河野が土肥にジャンピングニーを放つと4選手が入り乱れ、熊ゴローと伊藤はエルボー合戦、ラリアット合戦は熊ゴローが競り勝つ。
熊ゴローはカナディアンバックブリーカーの体勢からパイルドライバーを決めると、ダイビングセントーンを投下するが、河野がカット、土肥が入って熊ゴローとのダブルバックドロップで河野を排除し、伊藤にはフェースクラッシャーインパクト、サンドウィッチラリアット、、ワシントン条約と合体技を決める。
熊ゴローは伊藤にシットダウン式パワーボムを決めるが、ラリアットは伊藤がブロックして踵落としを浴びせ、土肥を振り切った河野がドラゴンスクリューからシャイニングウィザードで開脚式チョークスラムで援護すると、伊藤がジャーマンを決める。
勝負に出た挑戦者組は熊ゴローに集中攻撃を浴びせ、河野のチョークスラムの援護を受けた伊藤がフロッグスプラッシュからランニングローキック、ジャーマンを決め3カウントを奪い、デビュー8ヶ月目で王座戴冠を果たした。
メインはWRESTE-1王者の芦野に征矢が挑戦、序盤から足を奪いに来る芦野に対し、征矢は下から蹴り飛ばして抵抗、ショルダータックル合戦を狙うが、芦野が走るフリをしてから征矢の足にローキックを浴びせ、足へのニードロップ、エルボースマッシュと足攻めを展開する。
劣勢となった征矢はコーナーからの攻撃を狙う芦野にラリアットを浴びせるが、場外に落ちた芦野は征矢の足をすくって倒し、ロープに足を叩きつけるも、エプロンダッシュを狙ったところで征矢がワイルドボンバーで迎撃する。
征矢は串刺しバックハンドエルボーからブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカーと得意のパターンに持ち込み、芦野のエルボーに対して征矢はチョップと打撃戦から芦野がローキックも、征矢もチョップからヘッドバットと応戦し、自らレッグガードを剥がして「蹴って来い!」と芦野を挑発する。
芦野は容赦なく征矢の足にローキック、エルボースマッシュを打ち込み、征矢は「効かない!」と叫んでプレッシャーをかけるも、芦野は構わず足を攻め続け、フロントネックロックで捕獲するも、征矢は強引にブレーンバスターでぶっこ抜く。
征矢は串刺しワイルドボンバーからショートレンジのワイルドボンバーを打ち込み、正面からのワイルドボンバーを狙うが、追走した芦野はドロップキックで迎撃しジャーマンを連発してからハーフネルソンスープレックスを決める。
勝負に出た芦野はエクスプロイダーからジャーマンを決め、雪崩式フロントスープレックスを狙うが、エルボーで落とした征矢がダイビングワイルドボンバーを発射、後頭部へのワイルドボンバーからアバランシュホールド、デスバレーボムを狙うが、芦野はアンクルロックで捕獲、征矢は振りほどいて芦野のタックルを受け止めてそのままコーナーへと突進してから、雪崩式ブレーンバスターを決める。
征矢はスピアーから椰子の実割りを決めると、ワイルドボンバーを狙うが芦野がブロックするも、強引に倒した征矢はデスバレーボムから正面、後ろからとワイルドボンバー、再度正面から狙うと、かわした芦野がアンクルロックで捕獲、征矢は懸命に耐え抵抗したが無念のギブアップで芦野が王座を防衛した。試合後に芦野が次の挑戦者を募ると、児玉と吉岡を除くNEW ERAが登場するが、芦野がそれぞれを罵倒、これに我慢できなかった土肥が名乗りを挙げて決定となったが、バックステージでは芦野がNEW ERA解体をアピールした。
新体制発足と同時に4・19後楽園大会でNEW ERA同士の選手権などが組まれるようになったが、それと同時にNEW ERA内で個人的な思惑の違いが出始め、ACE世代からの突き上げも出たことで、足並みも乱れ始めた。その中でNEW ERAに属さない芦野が王座防衛を続けていることから、NEW ERA内でも影響を受けた選手も出てもおかしくはない。
稲葉はNEW ERAの継続を望んでいるが、次世代の選手が中心になったことで、ユニットとしてはそろそろ潮時なのかもしれない。クルーザー級に関しては王者がMAZADAになったことでまた時計の針を戻されてしまった。カズが挑戦に名乗りを挙げたがこれで戻った針がまた戻るのか、それとも進んでいくのか・・・?【試合結果詳報】芦野祥太郎が征矢学を下し無差別級V2!黒潮“イケメン”二郎復帰、土肥孝司&熊ゴローがタッグ王座陥落、MAZADAクルーザー奪還、カズが藤村にメキシコ修行指令…WRESTLE‐1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/xI4dOuIAQ3
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年5月4日【試合結果詳報】芦野祥太郎が征矢学を下し無差別級V2!黒潮“イケメン”二郎復帰、土肥孝司&熊ゴローがタッグ王座陥落、MAZADAクルーザー奪還、カズが藤村にメキシコ修行指令…WRESTLE‐1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/xI4dOuIAQ3
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年5月4日防衛成功。
V2!
これで征矢さんには去年のトーナメント準決勝の借りはきっちりと返しました。
次の防衛戦はNEW ERAの土肥。
WRESTLE-1チャンピオンシップはリザルトみたいなアルミ缶ベルトとは重みが違うんだよ。覚悟しとけ、チンピラ。#w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年5月4日復活!
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年5月4日本日のWRESTLE-1後楽園ホール大会にご来場下さりました皆様、誠に有難うございました!今日もパンフレットの売り子は絶好調(笑)!ただ、今日の結果に歯を噛んでいる自分がいて、どうやらそちらも絶好調みたいです。
でも復帰、まだ遠いなぁ。#w_1 pic.twitter.com/QwziYE7RL8
— 大和ヒロシ (@hirochiyo) 2017年5月4日イケメン復帰!
やっと怪我人無しの状態になりました!
レッスルワン全員が揃いレッスルワン空間を作ります。#たくさんのご来場ありがとうございました#w_1 https://t.co/YxNGGggGT4
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年5月4日PR -
カズ新体制初の後楽園大会…芦野が近藤をも降し王座防衛、TriggeR離脱でブーイング!
4月19日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 CHERRY BLOSSOM」後楽園ホール 813人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
進祐哉 藤村康平 ○三富政行(7分50秒 片エビ固め)進藤翔 タナカ岩石 X一
※ダイビングボディプレス◇第2試合◇
▼30分1本
○木村花 才木玲佳(8分38秒 エビ固め)×安納サオリ 万喜なつみ
※◇第3試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(7分48秒 片エビ固め)×立花誠吾 頓所隼
※ファイナルカット(試合終了後)
カズ「コタちゃん、そう、ボクW‐1の社長になりまして。(社長コール)ただね、いまあの、シャチョさん、シャチョさんってね、なんか若干ネタみたいになってたけど。だけどさ、オレずーっとレスラーやってきて、社長をやらせてもらって、このまま突っ走るだけでなく、ここ、ここ後楽園ホールを満員にしてみせます。今日はありがとうございます。そしてコタちゃん、この2人ね、試合前からオレたちのことオッサンオッサン言って。いやいや、いいよ、オッサンって言うんだったらオッサンでも。でもよ、オマエオッサンって言ったら、ちゃんとその責任持てよ。若い力、オレに見せてみろよ。オマエらプロレスリングACEだよな。いままでずーっと大久保でよ、GENスポーツパレスでやってきて、5月1日、初めて新木場1stRINGに進出するんだよな。オレたちオッサンにできないようなプロレス、見せてもらおうじゃねえか。オマエらにしかできねえ若いプロレス見せて見ろよ。オレ、見に行くからよ」頓所「オレたちプロレスリングACE、5・1新木場で試合します。オレたちにしかできない試合を、若い人間でしていきたいと思ってます。みなさん、5・1新木場1stRINGどうぞ見に来てください。よろしくお願いします!」
【カズの話】「若干…いや、若干じゃねえな。80%ぐらいネタで社長って言われている気がする。でもね、プロレスラーとして生きてきたけど、この会社を、そしてリングを、本当にプロレスが好きだからこそ、本当に楽しめる場所にしたい。これからのW-1をどうぞ見守ってください。そして、記者の皆さん。今日の試合…僕らのあとの今日の試合、ぜひ楽しんでいってください。お願いします」
◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学 葛西純(10分23秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 MAZADA
※ワイルドボンバー◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]アンディ・ウー(13分38秒 片エビ固め)[第7代王者]吉岡世起
※飛鴻
☆吉岡が初防衛に失敗、アンディが第8代王者となる(試合終了後、MAZADA登場)
MAZADA「アンディ・ウーさん、チャンピオン、おめでとうございま~す。どうですかこの試合、面白かったですか? 自分の感想言わせてもらいますね。あれみたい、幼稚園のお遊戯会みたい。決まった作業を先生に言われて無理からやってる感じ。感情が伝わらない。マスクの中のアンディ・ウーとやりたい。感情むき出しのアンディ・ウー。マスク脱いで試合とかなしね。もっと頭使って。ベルトが泣いてますよ。ベルトの価値が下がりますわ」(アンディがエルボーからキックを連打するが、MAZADAがラリアット。すぐに起きたアンディをセコンドの藤村、進藤、一が止める。MAZADAはマイクで「はい、次の挑戦者はオレでケッテー!」と叫んで退場。)
【アンディの話】「やっと1年ぶりにこのベルトが俺の腰に返ってきました。試合後、あんな形でMAZADA選手が乱入してきたけど、俺も試合後にMAZADA選手を呼び込むつもりやったから、願ったり叶ったりで。今年の初めにMAZADA選手に挑戦して負けているんで。まずはその高い壁を越えて、俺のクルーザーチャンピオンとしての時代をもう1回作り上げていきます」
【吉岡の話】「今日は絶対負けちゃいけない相手だったのに…。自分が不甲斐ねえよ。自分が許せないっすよ。この先もよくわからねえよ…」
◇休憩前◇
(休憩前に、1月8日より左ヒザ後十字じん帯損傷により欠場している黒潮“イケメン”二郎がテーマ曲に乗って登場。イケメンコールに応えてコーナーで倒立して両足をパタパタさせてからマイク。)黒潮「(早く帰って来てくれの声に)ありがとう。今日はお知らせがあって来ました。いいお知らせと悪いお知らせがあります。どっちが聞きたいですか? そんなわけないだろ!悪いお知らせで来るわけないって。(イケメンコール)次の後楽園大会で復帰が決定しましたー!(イケメンコール)ありがとう。ありがとうございます。だから、次の後楽園、今日こんなに盛り上がってるのにやっぱりね、お客さん少ないんですよ。この空席を次の後楽園でオレが埋めてみせます。ということですよね、いまからあっちでチケット売ります! みなさん絶対買ってください。フィニッシュ!」
黒潮はコーナーからバック宙を披露して退場。
◇第6試合◇
▼30分1本
河野真幸(7分26秒 片エビ固め)×伊東貴則
※ランニングニー◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第8代王者組]○土肥孝司 熊ゴロー(18分44秒 体固め)[挑戦者組]稲葉大樹 ×児玉裕輔
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥&熊ゴローが初防衛に成功(試合終了後、ベルトを腰に巻いた王者組。そこへ河野が登場。)
河野「はい、写真撮影中すいません。まあもうわかってると思いますけど、この状況でボクが来たということは挑戦表明です。W‐1タッグチャンピオンシップに挑戦させろコノヤロー!」
土肥「河野さんよ、オマエ頭わいてんのか? パートナーいねえじゃねえかよ。だれがパートナーなんだよ!」
河野「(武藤コールに)武藤さんも選択肢の一つです。タイトルマッチ当日までにしっかり見つけて来るよ」
熊ゴロー「よしやってやろう! オレたちタッグチャンピオンとして、いつなんどき、だれの挑戦も受けるのが土肥熊でしょ! 来月のホール、やってやりましょう!」
土肥「対戦相手わかんねえのに決まっちまったよ」
熊ゴロー「だれか友達連れてくるでしょ!」
土肥「友達…まあいいや。オレたち、W‐1タッグチャンピオン、そしてプロレス界のタッグチームとしてもっと頑張っていきます!」
【試合後の土肥&熊ゴロー】
土肥「新世代同士でやって防衛できて嬉しいし、何より稲葉&児玉組とセミファイナルでタッグベルト懸けて試合をして防衛できたことが嬉しい」
熊ゴロー「稲葉と児玉、予想以上でしたね。次、挑戦者は河野真幸と河野真幸が連れてくるパートナーの誰か。やってやりましょう。いつ何時、誰の挑戦でも受けるのが土肥熊でしょ? 防衛重ねて最強のタッグチーム目指しましょう。そして狙うは最優秀タッグチーム賞ですよ」
土肥「UWAの6人タッグとリザルトも防衛していくから」
熊ゴロー「あと俺、そのリザルトに興味あるんですよ。4日後の23日、地元・川口で試合があるじゃないですか。そこでこれ懸けてやってくださいよ」
土肥「俺とお前が試合をして、タッグとして何かがつかめるならいいよ」
熊ゴロー「つかめますよ。俺たちで最強のタッグチームになっていこう!…っていう気持ちの確かめ合いですよ」
土肥「じゃ川口、お前の地元か。そしたらリザルトチャンピオンシップ、メインイベントでやってやるよ。とことん潰し合おう。まぁ勝つのは俺だけど」
熊ゴロー「いや! それは分からない。必ず俺が勝つ」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(21分14秒 アンクルロック)[挑戦者]×近藤修司
☆芦野が初防衛に成功(試合終了後、ベルトを受け取った芦野はコーナー上で掲げてみせ、一部客席からのブーイングに、耳をすますポーズで応じる)
芦野「キングコング、討伐成功。近藤さん、これで正真正銘、トリガー、リーダーはオレですね。まあ、もうトリガーいいでしょ。ボクは抜けるんで、やりたいんなら、どうぞご自由に。近藤さんも足首痛いみたいなんで、河野さん、早く控室連れてってもらっていいですか。ほら、肩貸してあげないと帰れないですよ。(客席からの「最低!」の声に)最低? 勝ちゃいいんだよ、勝ちゃ。先輩へのリスペクト? あるよ。でもオレが勝ってんだよ。だからオレが正解なんです。まあとにかく後楽園、満杯にするって言ってちょっとこういうことだけど、それでもまだ、オレはこのW‐1でしっかり頑張っていこうと思ってます。上に上げるために一緒にやっていきます」
(そこへ征矢が登場。構わず芦野が「みなさん今日はご来場、ありがとうございました!」と締めようとする。)
征矢「おい、ちょっと待てオマエ。オマエ、さっきの態度、だいぶお世話になった先輩に対する態度か? 違うだろオマエ! チャンピオンだったら、チャンピオンらしく正々堂々と勝ったと言えばいいじゃねえか」
芦野「征矢さん、あなたみたいな人のこと、なんて言うか知ってますか?」
征矢「なんだよ?」
芦野「偽善者って言うんですよ。このベルト挑戦したいんですよね? そのために出てきたんでしょ? だったら挑戦したいですって言わないとダメじゃないですか?」
征矢「はい。何よりも今、そのベルトに挑戦したいから出てきたんだよ」
芦野「だったら最初からそれを言いなさい!」
征矢「それはさておき、5月4日、ゴールデンウイーク、次の後楽園ホールは5月4日。オマエとオレは去年のトーナメントで、オマエのケガでちゃんと試合できてなかったよな? その続きだ。今度はベルト懸かってるからな、覚悟しとけ」
芦野「その通りです。まあ去年、W‐1グランプリでヒザをケガして、その相手を征矢さんにやってもらって、その借りがあるんで、ボクは次の後楽園、征矢さんと(ベルトを)懸けてやりますよ」
征矢「男に二言はないな!?」
芦野「はい。征矢さんこういうの締めるの好きですよね? どうぞやってください(退場)」
征矢「オマエ、そんなおいしいのやらなくていいのか? バカヤローだなオマエ。ということで、芦野がやらないのでオレが締めさせてもらいます。えーって言うなよ。聞こえてるぞ。ちょっと黙っとけ。すぐ終わるから。いいか、次、5月4日後楽園ホール、ゴールデンウイークだ。みんな休みだよな。ということはみんな強制的に後楽園ホールに来てくれ。芦野対オレのベルトを懸けたタイトルマッチで決定だ! 久しぶりに締めさせてもらうから、最後、カッコイイセリフでお別れしよう。何度も言うのはめんどくせえから一言だけだぞ。オレがワイルドにと言ったら、いこうぜと拳を天高く上げてくれ。ということで、みんな、早く立ってくれ。じゃあいくぞ。ずっと座ってたから足腰固まっただろ。いい運動になるだろ。5月4日はオレが芦野からベルトを取る。ワイルドに、いこうぜ! センキュー」
【芦野の話】「見事初防衛に成功した芦野です。近藤さん、やっぱ凄いですね。近藤さんも征矢さんもリスペクトがねえとか言ってますけど、僕はリスペクトしてますよ。その上で、この発言ですから。リスペクトしているからこそ、こういう発言であの人たちを怒らせて、本気を出させてるんですよ。理解してくださいよ、征矢さん。次の後楽園、征矢さんと決定で。もう会社とかどうでもいいです。懸けてやります。絶対に倒します。去年の準決勝の借りが僕にはあるんで。それをしっかり返さないと。あとはもう、TriggeR。終わりですね。僕はリーダーなんで解散させてもいいんですけど、やりたいんであればやってもらって。好きにやってもらってね。僕は若い力でやっていきます。僕はオジサンたちとはもういいです。僕1人でも勝てるというのが十分証明できたと思うんで。いっぱい若い力がW-1にはあると思います。ウリは若さだと思うんで。ACEのヤツらもいるから、そいつらとやってもいいです。あと、NEW ERAの中にも組みたいという人間がいるんですよ。まだ水面下でしか動いてないですけど、そういう人間も出てきているということですよ。このリングで、緩やかに楽しく明るくやっているのもいいと思います。でも、殺伐とした殺しがないと。それを僕は作っていきます」
カズ・ハヤシによる新体制発足初の後楽園大会のメインはWRESTE-1チャンピオンシップの芦野にTriggeRの先輩である近藤が挑戦、序盤は芦野がロックアップから押し込むとブレークの際に張り手を浴びせ、これに怒った近藤がコーナーに押し込むもレフェリーが慌てて分ける。
近藤はショルダータックルでなぎ倒すと、芦野は場外へ逃れるが、近藤が追いかけDDTで突き刺してから、芦野の首にイスをかざして鉄柱に直撃させ、リングに戻ってからフェースロックから首攻めを展開する。
先手を奪われた芦野は近藤のアームパンチをかわしてから足への低空ドロップキックで反撃し、ニークラッシャーから足攻めで活路を見出すも、近藤はランセルセで流れを変え、コーナー上に芦野を乗せて、飛び降りながら後頭部に膝上に叩きつけるも、芦野はエルボースマッシュの連打から俵返し、膝裏へのエルボーやランニングローキックと再び自身の流れに変える。
芦野はアンクルロックを狙うが、近藤は蹴り飛ばして抵抗も、芦野はドラゴンスクリューを決めると、近藤はたまらず場外へ逃れたところで芦野はエプロンからフライングラリアットを発射、そして断崖式のジャーマンを狙うが、堪えた近藤はエプロンでのDDTで突き刺す。
近藤は串刺しラリアットからザ☆オリジナル、ランニングニーと畳みかけるが、キングコングラリアットはかわした芦野はエクスプロイダーで投げてから投げ放しジャーマン、両者は追走エルボーを応酬し合い、芦野が追走したところで近藤はラリアットで迎撃する。
両者は膝立ちからエルボー合戦も、芦野が頭突きからスライディング式エルボースマッシュを放つと、ジャーマンから裏投げ、アンクルロックで捕獲、だが近藤は立ち上がってジャーマンで投げ、芦野も起きてジャーマンで投げるも、起き上がったところで近藤のキングコングラリアットが炸裂する。
近藤は再度狙うが、かわした芦野がジャーマンで投げると、ザ☆オリジナルを狙う近藤を切り返してアンクルロックで捕獲、近藤は耐えたが無念のギブアップとなり芦野が王座を防衛した。
試合後には芦野は河野も破り、近藤をも破ったということでTriggeRから脱退を表明するが、先輩に対してのリスペクトのなさにファンがブーイングを浴びせる。
そこで征矢が挑戦に名乗りを挙げるが、芦野は偽善者呼ばわりして退場、征矢が大会を締めくくった。
芦野はNEWERAには属さず、またベテラン軍にも属さず一匹狼的なスタンスを取っていたことから、TriggeRに属していても意味はないと感じていたのか、敢えて一匹狼的な立場を取ったことでファンからブーイングを浴びせられたのかもしれない。セミのタッグディヴィジョンはNEW ERA同士の選手権となり、試合は熊ゴローと児玉がセントーンをかわし合ってから熊ゴローのセントーンが決まると児玉を連係で捕らえにかかるが、合体攻撃がかわされると、児玉が土肥の腕攻めを展開して逆に捕らえにかかり、挑戦者組が先手を奪う。
劣勢の土肥は児玉にラリアットを浴びせて熊ゴローに交代すると、熊ゴローは児玉をエアプレーンスピンで大回転し、カットに入った稲葉もなぎ倒してから大回転して児玉の上に落とし、児玉にセントーンを投下も、交代を受けた稲葉がショルダータックルから顔面ウォッシュ、キャノンボールと猛反撃し、熊ゴローの開脚ドライバーを着地した稲葉は頭突きからスライディングタックル、卍固めで捕獲も、熊ゴローは強引に担いでアルゼンチンバックブリーカーを決める。
熊ゴローのラリアットに対して、稲葉は投げ放しジャーマンで応戦し突進も熊ゴローもクロスボディーで圧殺して譲らず、交代した土肥もフロントハイキックで続くが、串刺し攻撃をかわした児玉がエプロンから飛びつきDDTで突き刺し、熊ゴローを呼び込むが熊ゴローはダウンしていたため入れず、それでも熊ゴローを入れた王者組はトレイン攻撃、熊ゴローが途中でダウンも、土肥は一人とレイン攻撃で続く。
しかし王者組も土肥を捕らえてトレイン攻撃からサンドウィッチ攻撃で反撃し、稲葉がブルーサンダーから児玉がダイヤモンドカッターと波状攻撃、児玉が羽根折り固めと土肥を追い詰め、熊ゴローがカットに入っても、土肥の突進を児玉がドロップキックとトラースキックで迎撃しBKバスターを決める。
児玉はフロッグスプラッシュを投下するが、土肥は間一髪かわし、熊ゴローが土肥の頭を叩いて気合を入れると、熊ゴローが児玉を肩車して土肥が飛びつきフェースバスターインパクトを完成させ、サンドウィッチラリアット、ワシントン条約と合体技で畳みかける。
児玉はDDTの体勢からの変形ネックブリーカーで反撃するが、トラースキック狙いを土肥がキャッチしてサイドバスターで叩きつけ、ナックルからハーフネルソンスープレックスで投げてからラリアット狙うも、児玉はフランケンシュタイナーで切り返そうとするが、土肥はシットダウン式ラストライドで叩きつけ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い王座を防衛した。第7試合のクルーザーディビジョンチャンピオンシップはミドルキックを放つ吉岡にアンディがアームホイップからドロップキックで場外へ追いやって三角飛びダイブを狙うも、吉岡は素早くリングに戻ったところでエプロンに着地したアンディがロープ越しのハイキック、だがロープを跨いだところで吉岡が踵落としを浴びせ、場外へ落ちたアンディに三角飛びプランチャを命中させる。
リングに戻った吉岡はサッカーボールキックを浴びせてから胡坐をかくと、アンディもサッカーボールキックを浴びせて意地を張り合い、アンディが胡坐をかいたところで吉岡が側頭部へトラースキックも、カウント2でキックアウトしたアンディはエルボーの連打から打撃戦となり、吉岡のミドルキックが競り勝つと、串刺しニーから顔面への低空ドロップキック、キャメルクラッチ、側頭部へのエルボーと攻め込み、バックハンドエルボーからのスイングDDT狙いはアンディが着地し、キックの読み合いから吉岡のトラースキックが炸裂する。
吉岡は突進するもキャッチしたアンディはサイドバスターで迎撃し、再度の突進もヘッドシザースホイップで場外へ追いやった後で三角飛びプランチャを命中させ、リングに戻ってもアンディがコーナーから浴びせ蹴り、トルネードDDTと畳み掛けるが、セカンドロープへ昇ったところで吉岡は足へのドロップキックから後頭部へジャンピングハイキック、コーナーで宙吊りのアンディにフットスタンプ、コーナーバックルへのダイビングDDT、ツームストーンパイルドライバー、クロス・オブ・フェースロックと攻勢に出る。
両者は打撃戦の後でアンディがドラゴンスープレックス、エルボー合戦から吉岡がトラースキック、ラ・ミスティカ、ラ・マヒストラル、みちのくドライバーⅡと畳み掛けるが、コーナーへ昇ったところでアンディが雪崩式スパニッシュフライ、バスソーキックからヨシタニック、飛鴻で3カウントを奪い王座奪取も、試合後に前々王者だったMAZADAが挑戦に名乗りを挙げた。今回は4月19日号の週プロを持参した観客には1000円がキャッシュバックされるキャンペーンを行ったものの800人台、新体制にとっては厳しい船出となったが、今回は総帥である武藤敬司は起用せず、ACE勢の引き上げなど今後への意欲は感じられた。5月4日からは黒潮も復帰が決定、WRESTE-1の巻き返しはこれからだ。
取り急ぎタッグベルト防衛しました!
俺三冠熊二冠合わせて五冠!
俺達がレッスルワンのタッグチャンピオンチーム土肥熊だ!!!#w_1 #土肥熊#熊の顔ムカつく pic.twitter.com/quAJAGbh3p
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年4月19日後楽園ホール大会終了。
初防衛戦、勝ちました。
そしてTriggeRは今日で終わり。継続させたいならお二人でどうぞ。
5月4日の挑戦者は偽善者の征矢さんに決定。
去年のWRESTLE-1 GP 準決勝。怪我した状態で試合を受けてくれた借りは返す。防衛することによって。
w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年4月19日昨日はw-1後楽園ホール大会ご来場誠にありがとうございました。ベルトへの挑戦表明をしたぜ!偽善者でも犠牲者でもなんでもいいから、ベルトを取りたい!そして、後楽園ホールを満員にしたい。なんと言われようとも強い意志を持ち続けていたい!ワイルドに。#w_1#ワイルド
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2017年4月20日5月4日のレッスルワン後楽園大会で
復帰します!
今日の空席、俺が埋めます!
そしてイケメンコール待ってます!
お楽しみに✨
チケットはイケメンまで!⬇︎
yo-yo-chanko@i.softbank.jp#12時スタート #w_1 #ddtpro #ajpw pic.twitter.com/YurrS67qoJ
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年4月19日新起動!
今日の後楽園大会については、明日の会見で話します。
ご来場ありがとうございました。#w_1#感謝
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年4月19日 -
WRESTE-1新体制が発表、新規ファン獲得のためのキャッシュバックキャンペーン!
<スポーツナビより>
3月27日、都内・W−1事務所で記者会見が開かれ、W−1の新人事が発表された。社長だった武藤敬司は代表取締役会長に就任。CEOを務めていた高木三四郎は相談役となる。そして、武藤が全日本プロレス移籍から常にその片腕として支え続けていたカズ・ハヤシこと林和広が新社長となったことが発表された。また、その新社長を支える片腕として、時には対戦相手として、時にはパートナーとして切磋琢磨してきた近藤修司が副社長となる。なお、新体制は4月1日付けで始動する。
武藤敬司代表取締役会長「皆さまが忙しい中、またお足元の悪い中、集まっていただき、ありがとうございます。世の中、非常にスピーディーに変わっていく中、プロレス界も同様に変わっていっています。そんな中、未来に向けて新しい布陣で挑むことになりました。代表は林社長になりましたけど、俺は会長という役割の中、これからは林社長をサポートしながら未来に向けてがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します」
高木三四郎相談役「元々は2年前に当時の武藤社長から乞われる形でレッスルワンのCEOという形で経営を見てまいりましたが、わりと元々はW−1の中の人がきちんと経営をできるようになるまで、あくまで土台作りの部分で動いていた部分がございまして、プロレス学校の設立ですとか、いろいろなことをやってまいりましたが、すべてはこの中の人たちで運営していくという部分で、土台作りができればと思っておりましたので、今その時が来たのかなと思っております。実際には本当に2年間、自分自身もいろいろと勉強になる部分もありましたし、土台を作るという部分で一つある程度できあがったでの、今回こういう形でCEOから相談役と言う形で、今後は林社長をヘルプする形でやっていければいいかなと思っております」
林和広(カズ・ハヤシ)取締役社長「このたび社長に就任しました林です。また武藤さんのふわっとした大きいステップ台というものを僕の目の前に置いていただきました。武藤さんには何かあると常に僕のためっていうわけじゃないんですけど、ステップ台を前に出してもらって、選手を育てるとか海外から来たタイミングもそうだし、何かしら武藤さんにはいい次の土台を作ってもらいました。今回社長ということになりまして、僕も25年間ずっとプロレスラーしかやったことなく続けてきましたけど、また新たな武藤さんが出してくれた土台に登るために一生懸命勉強してやっているところです。高木さんにも数字の見方を教えていただいたりとかつきっきりで教えてもらったりとかして、まったくやったことのないことを日々精進しながらやっているところです。誰かがW−1を作る時に言っていましたけど、僕は武藤さんに楽してもらおうとは思ってないんです。また、僕が社長という新しい台に踏み上がろうとしているという、武藤さんが感じたことのない台を自分で作って新しい会長という台に登る姿を、後ろ姿を見せてもらいたい。僕も今までやってきたプロレス道というものを下に伝えて、その下の選手がまた下に、というように。そして、先程高木さんが言っていましたけど、プロレス界に一番初めに末端にある(選手を)作るプロレス総合学院を持っているという日本のプロレス界にはない機関を持っていますので、すべてゼロから上まで持った機関として邁進していきたいと思っております。そして、今回社長をするにあたり、どうしてもやってほしいものを武藤さんに伝えました。それは一緒に闘いを通じてですね、まったくしゃべったことがなかったんですけど、ある闘いを通じてから気持ちと心と身体とすべてがプロレスラーとしてつながった。今までしゃべったことがないのにつながった近藤修司さんに副社長としてやっていただきたいというお願いをしました。ということで社長の僕のあいさつは終わりです」
近藤修司取締役副社長「今カズさんから紹介されましたけど、近藤修司さんと初めて言われたんじゃないかなという気がします(笑)。まあまあ、そういう間柄じゃないというか、記者の中にも僕とカズさんがどれだけ気持ちがつながっていることをよく知っている記者もいると思うんですけど。まあ、僕とカズさんは阿吽の呼吸というか、何も言わなくても感じ取れる仲だと思っています。カズさんに直接副社長の話をされた時に僕のやることはカズさんの全面サポート、あとは現場をまとめることかなと思っています。僕もカズさんもそうだと思うんですけど、腹をくくってこの団体を大きくしていくという気持ちでやっていきます」
──ここで新社長となりました林和広より一つ発表がございます。
林社長 まず来週の『週刊プロレス』さんにこの広告を出させていただきます。この『週刊プロレス』を会場に持っていくと、4月19日、次の後楽園ですね。王座戦があります。そこにこの『週刊プロレス』を持っていくと、1000円キャッシュバック。すべてのチケットから1000円をキャッシュバックするという広告を出させていただきます。自分たちの自信のあるマッチメイクです。今話しました近藤修司さんとチャンピオン・芦野祥太郎のタイトルマッチです。是非見に来てください。
武藤 おまえ、1000円キャッシュバックって、ウチの小学生とか中学生とか高校生のチケットっていくらなんだよ。
──当日はワンコインチケットで500円ですね。
林社長 まず来週の『週刊プロレス』さんにこの広告を出させていただきます。この『週刊プロレス』を会場に持っていくと、4月19日、次の後楽園ですね。王座戦があります。そこにこの『週刊プロレス』を持っていくと、1000円キャッシュバック。すべてのチケットから1000円をキャッシュバックするという広告を出させていただきます。自分たちの自信のあるマッチメイクです。今話しました近藤修司さんとチャンピオン・芦野祥太郎のタイトルマッチです。是非見に来てください。
武藤 おまえ、1000円キャッシュバックって、ウチの小学生とか中学生とか高校生のチケットっていくらなんだよ。
──当日はワンコインチケットで500円ですね。
武藤 おまえ、500円のやつはどうするんだよ?
林社長 500円の人から1000円キャッシュバックするとしたら、500円あげることになりますね。
武藤 何々、そういう人たちにも1000円キャッシュバックするっていうこと?
林社長 はい。
武藤 ということはウチは小学生、中学生、高校生は500円で観られるんだ?
林社長 はい。
武藤 で、その人たちが来ても1000円キャッシュバックするっていうこと?
林社長 しちゃったらマイナスですね……。
武藤 だからどうすんの?
林社長 決めていいんですか?
武藤 だって、おまえ社長じゃん。
林社長 決めちゃっていいですか? じゃあ、小学生、中学生、高校生の方も1000円キャッシュバックしますので、是非見に来てください!(笑)。
武藤 ということらしいです(笑)。
──武藤さん、林新社長誕生はどういった経緯なんですか?
武藤 俺とカズの出会いはかなり古い出会いで、アメリカで一緒に仕事をしている中で俺が新日本プロレスから全日本プロレスに移籍するにあたって、カズはWWEで仕事をしている中、その時からですは。俺の右腕として来てくれないかと。その中で俺に気持ちよく賛同してくれて、その時から今に至ってまで俺の右腕として一生懸命がんばってくれている中で、その15〜16年前人材育成とか道場のコーチとかみんなカズにさせている中で、やっぱりこれからW−1の若い選手が出ていかなきゃいけない中、俺以上に若いヤツに対してのやり取りというかノウハウを知っている中で、近藤との信頼関係が阿吽の呼吸という中で、俺もまた違った意味でカズと阿吽の呼吸なわけであって、そんな関係で任命しました。
──林社長、武藤さんからそういう話があった時に悩んだことがあったと思うんですけど?
林社長 いやあ、不安はありましたよね。でも、先程も言いましたけど、ふわっとした土台というかステップ台というか。やっぱりその時時で不安はあるんですけど、やっていくと自分の肥やしになったし、レスラーとして上がっていくということはこういうことなんだなっていうのを教えるために、そういう土台を武藤さんが与えてくれていたのかなと思ってるんですね。だから、今回、僕も社長ということをやらせてもらいますけど、自分で試行錯誤しながら、あとは武藤さんが見せていった社長としての姿……。
武藤 (カズの発言を遮って)おまえ、俺の社長姿を見ていたから不安になってんだろ?(笑)。
林社長 (一拍置いて)そんなことないですよ(笑)。
武藤 反面教師でがんばればいいんだよ。
林社長 僕は言葉がうまくないから、なんともあれですけど、武藤さんがやってきた姿勢っていうんですか? 背中で見せていく姿勢、それは代々続けていきたいなと思ってます。僕がやっぱりちょい下の人たちに、その下の人たちがまた下に、その下の人たちが学院にっていうような、いいピラミッドというか姿勢を見せていく姿はずっとやっていかくちゃいけないと思ってます。で、思えば僕が43歳で武藤さんの次に歳上な人間になってきたんで、ここはやらなくちゃいけないなという感じになり。そういうふうな決断も大事なのかなと思っております。
──近藤副社長は林新社長から副社長にという話をされた時に即決?
近藤副社長 僕はもう即決ですね。そもそもさっきも言いましたけど、腹くくってやってるんで、なんでもやりますよと。それもカズさんから言われたんで、何の問題もなく、不安もないです。
──新体制で具体的にやりたいこととか考えていることはありますか?
林社長 自分の中では大物外国人選手をドーンと呼ぶとかじゃなく、一歩一歩しっかりと歩いていきたい。そして、その集大成をすぐに結果は難しいので、その集大成を横浜文化体育館、9月2日にあるんですけど、そこまでに僕らの形というものを見せたいなと思ってます。
──武藤さんは今後会長としてどんな役割を担っていきたいと考えていますか?
武藤 今年、年が明けて、最初に言ったんですけど、俺にしかできないこと。それは継続して、もしかしたら今まで以上に少し自己中心的に動く可能性があります。すでにですね、先日はDDTさんにお邪魔したりとか、その前はノアさんにお邪魔したりとか。発表していいのか? 4月にはドラディション、5月にはドラゴンゲート、6月はアメリカ、7月は信州プロレス、いろんなところからオファーが。KAIENTAIも来てたかな? いろんなところからなんか知らないけど、需要がありますので、それを一個一個こなして、ひとつ新しいものを見つけることができたらなあと思っております。
──武藤さんがそうすることでW−1に還元できる。
武藤 そうですね。こればっかりは俺にしかできないパスポートだと思っておりますので。
林社長 僕たちが新しくW−1というものを作っていきますのでご期待ください! よろしくお願い致します。
WRESTE-1が新体制を発表し、カズ・ハヤシこと林和弘が社長、近藤が副社長に就任するという新人事が発表され、これまで社長だった武藤は会長、DDTの大社長も兼務していたCEOの高木は相談役に退くことになった。
2015年から経営が芳しくなかったWRESTE-1にDDTの高木大社長がCEOとして携わってきたが、高木は現場にはタッチせず、団体の整理したうえでの土台固めに専念、土台固めがしっかり出来たことを見据えて、武藤共々新体制へとバトンタッチとなった。
カズ&近藤による新体制は選手主導でフロント主導型の時代に逆行という見方も出てしまうが、WRESTE-1にとってフロントに有力な人材がいなかったのも欠点でもあった。武藤にしてみれば全日本時代から自身に追随してきてくれたカズと近藤が頼れる存在でもあり、また信頼できる存在だからこそ託したのかもしれない。
そこで新体制が打ち出した企画がキャッシュバックキャンペーン、これは団体側にとっても損なのではという声もあるが、後楽園でも観客動員数が頭打ちの状態なだけに、新規の顧客を獲得するためには、これまでの常連ファンだけでなく一見さんのファンも獲得したい意図もある。
またWRESTE-1からの撤退を示唆していた武藤は経営からは一歩引いたことで、軸足を選手の方に置いてWRESTE-1だけでなく、他団体にも参戦し自ら広告塔になって外からWRESTE-1を発信することになった。
高木がしっかり土台固めをした上でカズ&近藤の新体制に託されたWRESTE-1、果たしてどう発展していくのか・・・
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純粋WRESTE-1世代の芦野がデビュー2年目で河野を破り頂点に!
3月20日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 TRANS MAGIC」後楽園ホール 933人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○アンディ・ウー 進藤翔(4分25秒 片エビ固め)進祐哉 ×三富政行
※フェイホォン◇第2試合◇
▼30分1本
新井健一郎 ○ジェイク・オーメン(6分12秒 コブラクラッチ)KAI ×村瀬広樹◇第3試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第53代王者組]稲葉大樹 児玉裕輔 ○藤村康平(14分47秒 キャメルクラッチ)[挑戦者組]立花誠吾 頓所隼 ×タナカ岩石
☆稲葉&児玉&藤村が初防衛に成功◇第4試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○吉岡世起(21分50秒 片エビ固め)[第6代王者]×MAZADA
※クロック・ストライクス
☆MAZADAが2度目の防衛に失敗、吉岡が第7代目王者となる(試合終了後)
吉岡「WRESTLE-1の未来とか言われて、未来を作るとか言って、もう3年…でもね、やっと、やっと取りました! 取ったからには、WRESTLE-1の未来とか言わせねえよ。俺が、WRESTLE-1のクルーザーのいまを創っていきます!」(アンディが登場)
アンディ「たしかにさっきはセコンドで応援させてもらったけども、WRESTLE-1のクルーザーのいまを創る? そうはさせるかい! WRESTLE-1のクルーザーのいまはな、俺が創るんや」吉岡「アンディさん…いや、アンディ・ウーさんよ。一つ言わせてもらうけど、WRESTLE-1を盛り上げるとか、どうするとか、強い意志を発する言葉を、いままで聞いたことねえぞ、アンタから! 第一、前回のタイトルマッチ負けてんじゃねえか。忘れてねえぞ」
アンディ「そんなもん関係あるかい! アンタはそんな俺に負けとるやないか」
吉岡「たしかに王座戦では負けたけど、アンタ覚えてるのか? 俺とアンタの戦績は2勝1敗1分、俺が勝ち越してるんだよ」
アンディ「そんなもん関係あるかい!」
吉岡「…そればっかだな」
アンディ「そのベルト、俺が一発で取ったるからな。覚悟しとけよ」
吉岡「次のタイトルマッチで、3勝1敗。NEW ERAとか関係ねえよ。ハッキリ優劣つけてやっから、覚悟しとけ!」
【吉岡の話】「未来とか言われ続けて3年、長えな…。長えけど、今日やって思ったよ。あんだけ怖え、強えMAZADAからクルーザーのベルト取ったんだ。コレがどういうことかわかるか? もう未来なんて言わせねえよ。オレはWRESTLE-1の今を作ってる、それだけだよ。
(アンディが挑戦表明したが?)若手のライバルと思って来たけど、ヒートアップしてカチンと来たな。あんまに言葉にする方じゃねえかもしれないけど、強い意志を感じられる言葉、WRESTLE-1をどうしたいという言葉をアンディー・ウーから聞いたことがあるか? そこにカチンと来たよ。確かにチャンピオンシップ、一回負けてるけど、成績では2勝1敗1分、オレが勝ち越してんだ。次勝って、ハッキリと優越をつけて、オレがWRESTLE-1のクルーザーを盛り上げるから。
(ファンの声援が多かったが?)忙しい中で九州やら三陸の方からこのためだけに来てくれた人もいて、ずっとお客さんの声援に応えられずに来たんで、今日取らなきゃと。声はずっと聞こえてましたし、絶対取らなきゃと最後気持ちだけの1発です」◇第5試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]○土肥孝司 熊ゴロー(17分23秒 片エビ固め)[第7代王者組]×カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎
※垂直落下式ブレーンバスター
☆カズ&鼓太郎組が4度目の防衛に失敗、土肥&熊ゴローが第8代目王者となる【土肥、熊ゴローの話】
土肥「俺らが負けると思ったヤツ、ほとんどだろ。勝ったぞ、オイ」熊ゴロー「(涙を流しながら)ホントに勝ったな…やべ、言葉が出ない…(と感極まる)」
土肥「冷静に言ったらね、俺らホント勢いで取ったようなもんだしね。まだ完全に上回った…結果としては上回ってるけど、まだここからが、俺らはここからが大事だと思うから。俺らの前の試合でクルーザー、吉岡が取って、アンディが挑戦するんだろ? 俺らも次の防衛戦は、NEW ERA内で募集する。そしたらもうあとは稲葉、児玉、藤村? そのへんしかいねえだろ。もちろん上を超えることも大事だけど、それじゃ超えたって思われねえから。俺らのなかですげえ試合して、次の防衛戦、NEW ERA内でやるから。あと、リザルトはずっと言ってるんだけど、ずっと防衛戦にこねえ。まあジェイク・オーメンが挑戦って言ってたみてえだけど、次でもいいよ。次、どこだ、山形? どこでもいいよ。地方でも後楽園でもどこでも防衛すっから」
熊ゴロー「不器用かもしれないけど、俺たちの闘いを見ているお客さんのためにも…日頃ストレスとか、いろいろ抱えてる人たちのそういう溜まったものを爆発させるような試合を俺たちはやっていくんで、これからもまた会場に見に来てください。俺たち、熱い試合をするんで、よろしくお願いします!」
土肥「とりあえず俺たちタッグの頂点だ。今年、必ず守り抜く、タッグベルト」
【カズ、鼓太郎の話】
カズ「すいません、鼓太郎さん…」鼓太郎「とんでもない。ベルトは取り返しましょう、それだけ」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 近藤修司 葛西純(5分8秒 体固め)曙 征矢学 ×NOSAWA論外
※シャイニングウィザード◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○芦野祥太郎(15分34秒 アンクルロック)[第10代王者]×河野真幸
☆河野が3度目の防衛に失敗、芦野が第11代目王者となる(試合終了後)
芦野「取りました! 俺の挑戦を受けていただいて、こうしてトリガー対決が実現して、ホントにありがとうございました! 僕はいまWRESTLE-1の一番上にいます。河野さん、もしこのベルト、挑戦したいのであれば、一番下から這い上がってきてください。河野さん、きょうはご苦労様でした。(近藤とにらみ合い)近藤さん、次はてめえだよ」近藤「てめえよ、誰に向かって口聞いてんだコノヤロー。たまたまよ、河野から取っただけだろ? オマエ、キャリア何年だ? 2年だろ。オイ、きょうのことはな、たまたまなんだよ! ちょっとオマエ、ベルト取ったらすぐ調子に乗るタイプか?」
芦野「ま、トリガー対決を制してチャンピオンになりました。いまトリガーのリーダー、僕ですから。リーダーの言うことを、聞けよ。次、後楽園、やりましょうよ。いや、やれよ」
近藤「倒せるもんならな、倒してみろよ(近藤は退場。)」
芦野「みなさん、聞いていただいた通り、次の後楽園、近藤さんとこのWRESTLE-1の一番上のベルトを懸けて試合します。4月はキングコング、討伐しますから。そして、まずはこの後楽園パンパンにして、次の文体、必ず成功させます。俺がチャンピオンとして成功させます! でもそこじゃ終わらないです。両国、日本武道館、東京ドーム! 俺はそこを目標にして、WRESTLE-1を上げていきたいと思ってます。それぐらいの覚悟をもって、俺はやっていきたいと思ってます! ちょっと、僕らしくないかもしれませんが…きょうはご来場、ありがとうございました!」
WRESTE-1後楽園大会のメインはWRESTE-1王者の河野にTriggeRで同門の芦野が挑戦、序盤はグラウンドから激しいエルボー合戦となり、河野がビックブーツを放っても芦野はドロップキックで応戦、芦野はミサイルキックから河野の膝裏にエルボーを連打すると、足攻めを展開して先手を奪う。
芦野はニークラッシャーを狙うが、河野は膝蹴りで阻止すると、膝蹴りの連打からハイアングルのボディースラム、ジャンピングニーと畳みかけるが、芦野はジャーマンで応戦すると俵返しで投げ、エルボースマッシュを乱打する。
河野もバックドロップで流れを変えて、ドラゴンスクリューから足四の字で捕獲すると、雪崩式バックフリップを決め、芦野は場外へ逃れるも戻った際に河野がニーで追撃し、芦野は場外まで吹き飛ばされる。
だが芦野は場外からのスイングDDTを決めると、エプロンからのダイビングラリアット、リングに戻ってからジャーマンを連発してアンクルホールドで捕獲するも、河野は三角絞めで切り返すが、芦野は持ち上げて叩きつけ脱出する。
河野はニーからチョークスラムを決めると、ショートレンジでの顔面ニーからネックハンキングボム、ランニングニーと畳みかけ、勝負と見てジャイアントニーを狙う。しかし芦野はアンクルホールドで捕獲し、河野も奪い返すが、芦野は奪い返しそのまま一気に絞り上げ河野はギブアップ。芦野が新王者となった。
先に王者となった稲葉も王者となったがスタートは全日本プロレスでデビューはWRESTE-1だった。芦野はWRESTE-1からスタートしてデビューしたまさしく純粋のWRESTE-1世代、またデビュー2年での頂点はまさしく快挙で、芦野を推薦した馳浩の目に狂いはなかった。
試合後には芦野自身がTriggeRで同門である近藤を挑戦者に指名、近藤も受諾して芦野を挑発した。若手中心となったWRESTE-1は純粋のWRESTE-1世代である芦野が王座だけでなく団体を自身のカラーに染めあげることが出来るか、今後に注目である。第5試合のタッグチャンピオンシップは王者組が土肥の膝攻めで先手を奪うも、熊ゴローが奮起して鼓太郎のアッパーに耐え抜いてラリアットで応戦して、エアプレーンスピンで大回転してからバックフリップで投げるも、セカンドロープからのセントーンは自爆、だが熊ゴローはカズのコルタバを決めてから土肥との連係でカズを捕らえ、ダイビングセントーンを投下、土肥も脇固めからメキシカンストレッチで続く。
劣勢のカズも土肥にブファドーラからのファイナルカットで流れを変え、鼓太郎もピットからファンネルで続くが、カズのハンドスプリングレッグラリアット狙いは熊ゴローが入ってアルゼンチンバックブリーカーで担ぐと、土肥も鼓太郎に雪崩式ブレーンバスターを決める。
土肥はカズとの読み合いを制して雪崩式バックフリップの体勢にとると、熊ゴローか土肥を肩車して、そのままスーパーバックフリップを敢行してカズに大ダメージを与える。
ここで勝負に出た挑戦者組はカズにサンドウィッチラリアットを決め、土肥もラストライドを決めるも、カズはトラースキックで抵抗、だが土肥はハーフネルソンスープレックスを決めると、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪取した。またクルーザーディビジョン、エルボー中心に攻め込む吉岡を場外戦でMAZADAが串刺しを狙う吉岡をかわして鉄柱に直撃させ、客席で痛めつけてからミドルキックで攻め込む吉岡にMAZADAがジャーマンで投げ、変形クロスフェースでスタミナを奪いにかかる。
吉岡はゼロ戦キックで流れを変えると延髄斬り、キック、バックドロップと猛攻をかけ、ラ・ミスティカで捕獲、MAZADAが場外に逃れても吉岡はラ・ケブラータで追撃する。
MAZADAはスイングDDT、コンプリートショット、ラリアットで反撃するが、吉岡はミドルキックから低空延髄斬りを放ち、トラースキック、ミドルの連打、トラースキックを畳みかける。
吉岡は背中へのダイビングフットスタンプを決めるが、ツームストーンパイルドライバー狙いはMAZADAがカナディアンデストロイで切り返し、ラリアットを炸裂させるも、吉岡はスーパードロルで応戦しバスソーキックを放つ。
MAZADAは正田落としを狙うが、阻止した吉岡がバスソーキックからスワントーンボム、ミドルの連打、後ろ回し蹴り、右ハイキックことクロック・ストライクスを炸裂させて3カウントを奪い王座を奪取、試合後はNEWERAの同門であるアンディが挑戦に名乗りを挙げた。昨年12月に結成しベテラン軍に蹂躙され続け、黒潮"イケメン"二郎も長期欠場に追いやられて前途多難ぶりを見せたNEWERAだったが、UWA6人タッグ王座を奪取したのを契機にタッグ、クルーザーと王座を奪取して一気に巻き返しに成功した。果たしてWRESTE-1はこのまま新世代が中心となっていくのか?
初防衛戦の相手に近藤修司を逆指名させて頂きました。
TriggeR新リーダーからの命令。
WRESTLE-1を上にあげる、デカくする。その為にまずはこの男を倒す。
4月19日後楽園ホールでキングコング討伐。#w_1 #TriggeR pic.twitter.com/qqYKR8ZVNT
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年3月21日昨日の後楽園ホール大会に楽天イーグルスの茂木栄五郎選手が応援に来てくれたぜ☺︎#w_1 pic.twitter.com/Dr8RL8hfE5
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年3月21日コージさんとタッグチャンピオンになることが出来ました!
いつも応援してくれるファンの方やセコンドに付いてくれたNEW ERAのみんな、そしてコージさん!
本当にありがとうございました!#w_1 pic.twitter.com/NNWYmXQuPR
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2017年3月21日タッグタイトル。。。粘ったんだけどな。。。首が。。。
そんなフラフラの俺に
試合後アンディーのマスクを被った選手にTシャツを着させられた。
あれは、絶対ケンドーカシンだ!!! pic.twitter.com/c24Uqo4Hp8
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年3月21日やっとやっとW-1のベルトを獲ることが出来ました!
両足首痛いし首は動かないし、やっぱりMAZADAさんは強かった
でもたくさんの声援に後押しされベルト獲ることが出来ました!
ベルトを獲った以上、自分が責任持ってクルーザーの現在を創っていきます!#w_1#クルーザー pic.twitter.com/XKMz3Fwlaw
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年3月21日昨日は後楽園大会、無事に必殺・飛鴻で勝利!
次は吉岡が持つクルーザーのベルトに挑戦!!
普段は同じチームやけど、そんなもん関係ない!
欲しいもんは欲しいんや!! pic.twitter.com/bpGaLuHmzv
— ANDY WU (@andywu_w1) 2017年3月21日UWA世界6人タッグ防衛しました❗
そして昨日でデビューして1年が経ちました
これからもプロレスラーとして夢を追いかけていきます!
w_1#NEWERA pic.twitter.com/V2mvg3foxH
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2017年3月21日 -
武藤が"居場所のない"WRESTE-1からの撤退を示唆?
<東京スポーツより>
W―1の武藤敬司(54)が8日、ホームリングからの“撤退”を示唆した。20日の後楽園ホール大会で約2か月半ぶりのW―1マット出場が決まったが、今後は「テーマ」があるリングにしか上がらないと明言した。社長という立場にありながら一選手としては“孤立”を感じているという天才に、何が起きているのか――。
武藤はこの日、横浜市内で行われたDDTの会見に出席。20日のさいたまスーパーアリーナ大会で行われる「戦国武将マッチ」では出身地・山梨の英雄、武田信玄に扮して、高木三四郎(47=豊臣秀吉)、木高イサミ(35=真田幸村)と組み、飯伏幸太(34=織田信長)、秋山準(47=上杉謙信)、関本大介(36=柴田勝家)組と対戦する。
豪華メンバーが集まった中でも「体調を崩しておりまして、信玄といったら影武者ということで、当日は(武藤のものまねが得意な芸人)神奈月に…」「信玄といえば風林火山。俺は山。(試合中は)動かざること山のごとし」と言い放ち、早くも千両役者ぶりを見せつけた。
しかも20日はW―1後楽園大会にも出場が決定。(武藤、近藤修司、葛西純組VS曙、征矢学、NOSAWA論外組)。1月8日後楽園大会以来のホームリングは、ダブルヘッダー出陣となった。ところがその先の参戦については「W―1はある意味、俺がジャマなんだよ。若い人を中心に回っているから、俺がいることでバランスが崩れる。だから俺も自分のテーマを見いだしづらい。テーマがなければモチベーションも上がらないじゃん」と消極的だった。
確かに20日のDDTさいたま大会以外で出場が決定している12日のノア横浜大会は「丸藤正道との天才タッグ」、4月20日のドラディション後楽園大会は「藤波辰爾デビュー45周年」という明確なテーマがある。
武藤は「幸いにも他団体からは『こういうテーマだから上がってください』と言われている。W―1も魅力あるテーマや相手なりを用意してくれなきゃ。俺には団体のくくりがないからな」と強調した。果たしてW―1は引き留めることができるのか。天才の動きから目が離せない。WRESTE-1の総帥・武藤敬司がWRESTE-1からの撤退を示唆した。3月4日に大阪・茨木で行われた「UWAI de NIGHT Vol.3」で武藤が登場したが、当日にWRESTE-1新潟大会があったこと後で知らされ、総帥である武藤が現場から離れていいものかと思ってはいたが、上井さんとのトークでもWRESTE-1のことはあまり語ることもなかった。
武藤がWRESTE-1から距離を取り始めている理由とすれば、旗揚げ当時のメンバーがほとんど去って若手主体になったことやや、2月からスタートした「PRE-WRESTLING MASTERS」のほうに軸を置きたいという意図もあるのではと思う。
武藤が距離を取りたいといっても、WRESTE-1は武藤が創始者であり総帥であることから、そう簡単に撤退できるものなのか、今後の武藤の動向に注目である。
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土肥が元WNC対決を制して初代リザルト王座に!征矢とNOSAWAが近藤にも"ディストラクション”再結成を要求・・・
2月22日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 W-IMPACT」新宿FACE 235人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎 木髙イサミ(9分24秒 体固め)アンディ・ウー 吉岡世起 ×進藤翔
※ブルーディスティニー◇第2試合◇
▼WRESTE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント/時間無制限1本
○土肥孝司(7分4秒 体固め)×タナカ岩石
※垂直落下式ブレーンバスター◇第3試合◇
▼WRESTE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント/時間無制限1本
○村瀬広樹(12分17秒 片エビ固め)×熊ゴロー
※オーシャンカッター◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学 河上隆一(12分41秒 片エビ固め)将軍岡本 ×三富政行
※ワイルドボンバー◇第5試合◇
▼30分1本
芦野祥太郎 ○立花誠吾(10分46秒 変形アームロック)河野真幸 ×頓所隼◇第6試合◇
▼UWA世界6人タッグ王座決定戦/時間無制限1本
○稲葉大樹 児玉裕輔 藤村康平(24分25秒 極反り卍固め)×近藤修司 征矢学 NOSAWA論外
☆稲葉&児玉&藤村組が第53代目王者となる【近藤、征矢、NOSAWAの話】
NOSAWA「近藤修司に足りないものがねえか」征矢「いっぱいあるだろ」
NOSAWA「近藤修司の横には全日本プロレスの元パートナー・諏訪魔の方がお似合いなんじゃねえのか。諏訪魔がはぐれたがってんだよ。近ちゃんもきょう息ピッタリだったじゃん。はぐれたいんでしょ」
近藤「負けてるじゃねえか、このヤロー。助けに来いよ、最後!」
NOSAWA「あんなの返せると思った。ディストラクションのときの近藤修司はあんなの返してたよ。やっぱりよ、諏訪魔にラブコールだ。4・4はぐれ連合軍興行にぜひはぐれて出てこい、このヤロー。近藤修司も、オマエも出ろ、このヤロー。組もうぜ一緒に。オーライ?」
征矢「ラストライドやってただろ?」
NOSAWA「ウィー・アー・ディストラクション!」
近藤「…なんのことだかよくわからないけど、まあ、負けたっていうのは事実。でも、これから先輩を怒らせたららせたら怖いっていうところ見せてやる」
【稲葉、児玉、藤村の話】
藤村「きょうはボクがやられっぱなしでしたけど、本当に形としてベルトを取ることができて、本当に心からうれしいです」児玉「体も小さいし、不器用だと思うんですけど、決意がきょうは全然違ったなと。ガムシャラに泥臭くてもいいから勝ちたいっていうのがすごく見えたので。後輩ですけど、すごく素晴らしい闘いだったと思うし、胸を張ってボクたちはUWAのチャンピオンだと思います。これから防衛ロード、この3人で突き進んでいくんで」
立花「藤村さん、稲葉さん、児玉さん、チャンピオンおめでとうございます。ボクら挑戦させてください」
頓所「実績はボクら何もないですけど、総合学院卒業生じゃなくて、僕らACEとして挑戦させてください。お願いします」
藤村「ボクは2人に負けてます」
児玉「あと一人、どうするの?」
立花「あと一人、藤村さんから直接取ってるタナカ岩石、アイツを入れて3対3で、お願いします」
藤村「ボクもこのベルトを懸けて、借りを返したいです。チャンピオンとして。まだ堂々とチャンピオンと言える立場じゃないかもしれない」
児玉「勝ったんだから、自信持て」
藤村「はい。でも、負けてるんで、一回やりたいです」
児玉「…了解」
藤村「稲葉さん、いいですか?」
稲葉「一回だけ。オマエに付き合ってやる」
藤村「はい、お願いします。やらせてください」
児玉「タイトルマッチだから、ボクたちは王者として立ち向かう。気合入れて。OK、じゃあ次回、UWA。ACE3人とタイトルマッチ、了解」
稲葉「ACE背負って来いよ」
児玉「3人に負けたの?」
藤村「はい。4人。あと伊藤にも負けました」
児玉「取れるってナメられてんじゃないの?」
稲葉「もうベルト取ったんだから、負けは許されないぞ」
児玉「王者としてナメられてる場合じゃないぞ。オレらもナメられてるんだ」
稲葉「じゃあボコボコにしましょう。ボクらは関係ない。ボコボコにします」
児玉「完全に先輩面してやりましょう」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定/時間無制限1本
○土肥孝司(24分6秒 片エビ固め)×村瀬広樹
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥が初代王者となる(試合終了後、ベルトを受け取った土肥の腰に熊ゴローがベルトを巻く。)
土肥「(引き揚げる村瀬に)おい村瀬、村瀬、待て。おい、なんかオマエ一人だけ浮いてたりとかよ、するかもしんねえけど、正直今日なめてたよ。でも村瀬すげえよやっぱり。むらせー! すげえよ! もう一回自分の立場いろいろ考え直せ。な」
(村瀬が引き揚げる。)
土肥「よし。とりあえずリザルトのベルト、取ったけど、取って当然だよ。オレと熊ゴロー、去年の夏から組んでまだやり残してることがある。なあ。なんだ!?」
熊ゴロー「タッグのベルトです!」
土肥「やっぱオレら組んだからにはよ、タッグの頂点とってからじゃないとオレら解散できねえからさ」
熊ゴロー「おかしいでしょ! 解散するためにベルト取るんですか!?」
土肥「おい、タッグチャンピオンのよ、アンチエージングなおっさんパイセン2人よ、聞いてたら出て来てくれ。…鈴木鼓太郎、カズ・ハヤシ出てこいって言ってんだよ! 出てこいよ!」
(しばらく間を置いて、カズと鼓太郎がベルトを持って出てくる。)
土肥「去年、年末挑戦して、正直オマエらタッグチャンピオンつええよ、つええけどまた、次の挑戦者まだ決定してねえだろ? オレらとやってくれよ。怖くなかったらやってくれよ。若い力が怖くなかったらやってくれ」カズ「やってやるよ。日時も場所もすべてオマエがやりたいところでやってやるよ。どうせなら、いまここでやるか? すげえ疲れてるもんなあ、オマエ。来るか? 来るか?」
土肥「気持ちはやりてえな」
カズ「やるわけねえだろ。(撤収)時間があるんだ。でもな、そのリザルトのベルト、争ったてめえらの試合を見てオレはやりたいと思ったよ。たしかに年末は勝ったよ。だけどな、てめえらの実力、よく見たからよ。やってやるよ! 日時と場所はオメエが決めろ!」
土肥「次の後楽園ホール、3月20日、後楽園ホールでどうだ! 3月20日、タッグチャンピオンシップ決定だ!」
(カズ&鼓太郎が退場。)
土肥「(熊ゴローに)もう(時間が)押してるか?(熊ゴローがうなずく)よし。先月もこんな感じだったな。同じ感じだな。とりあえず、W‐1、NEW ERA、オレら若い世代、UWA取って、リザルト来た。もっとすべてベルト独占して、オレらNEW ERAでしっかりと、しっかりと世代交代、そう言えるように、今年はガッチリ変えていくんで、応援よろしくお願いします! 本日はありがとうございました!」
【村瀬の話】「負けた。負けた負けた。いままでの、いままでのプロレス人生懸けて、同世代の土肥と闘って負けた。大きいことは何一つ言えない。何一つ言えないけど、オレはプロレスが好きで、好きで好きでいま生きてるんだ。だからあきらめないぞ。土肥に、土肥に勝つまでもう一度やらせろ。オレしかいないだろ。土肥の対戦相手はオレしかいないだろ! それだけだ。今日はそれだけだ! あーくそ!」
セミファイナルでは当初は王者である近藤、葛西、NOSAWAvs稲葉、児玉、藤村組の挑戦を受ける予定だったが、葛西がインフルエンザで欠場したため王者組が王座を返上、葛西の代わりに今大会で2試合目になる征矢が入って王座決定戦が行われた。
先発にはWRESTE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦でタナカに敗れ自信喪失となり引退を示唆するも、3日に道場に戻って稲葉との無観客試合で再起した藤村が先発を買って出て、NOSAWAのグラウンドに捕まるも、懸命に喰らいついてドロップキックを放つが、場外戦から近藤組が藤村を捕らえ集中攻撃を浴びせる。
何度も窮地に立たされた藤村は懸命に粘ってNOSAWAにドロップキックを放って稲葉に交代も、近藤組の勢いの前に形成を変えることが出来ず、征矢が葛西のゴーグルを着用してパールハーバースプラッシュを投下するが自爆となり、児玉に交代もトラースキックに対し征矢はワイルドボンバーで応戦する。
交代を受けた近藤は同じく交代を受けた稲葉を痛めつけるが、征矢とNOSAWAの連係が近藤に誤爆すると、この隙を逃さなかったNEWERAが近藤にトリプルドロップキックを炸裂させ、トレイン攻撃から稲葉と児玉の連係攻撃、稲葉が火の玉ボム、そして卍固め狙いは近藤が振りほどくも、稲葉はヨシタニックからダイビングヘッドバットを投下するが、自爆となってしまう。
稲葉は頭突きで食い下がり、近藤のラリアットをかわして逆ラリアットを浴びせ、児玉がNOSAWAを排除にまわるも、征矢と近藤が逆に藤村を排除し稲葉にダブルラリアットから、近藤がランセルセで吹き飛ばす。
勝負に出た近藤はキングコングラリアットを狙うが、リング下の藤村が近藤の足にしがみついて阻止し、児玉のトラースキック、藤村のミサイルキック、稲葉のジャーマンと集中攻撃を浴びせるも、征矢がカットに入って近藤と共にサンドウィッチラリアットから、近藤がキングコングラリアットを狙うも、かわした稲葉が#178で切り返し、近藤もラリアットを放つが、稲葉もフィっサー万図バスターで応戦する。
稲葉のランニングエルボーをラリアットで迎撃してキングコングラリアットを狙うが、ガードした稲葉がジャーマンで投げてから極反り卍固めで捕獲し近藤はギブアップ、NEWERAが新王者となり、稲葉と児玉は初戴冠の藤村を称えるが、近藤は征矢とNOSAWAをにらみつけて一人退場し、ナウリーダー軍に亀裂が走る。メインは新設されたリザルド王座決定トーナメント決勝戦が行われ、決勝には準優勝でタナカを降した土肥、熊ゴローを降した村瀬が進出。元WNC対決となった決勝戦は序盤こそグラウンドで互角の攻防を展開するが、村瀬のドロップキックから場外戦となり、場外でイス盛りを作った村瀬がその上にブレーンバスターを敢行、更に土肥をイスに座らせてからドロップキックを放つ。
これで村瀬が先手を奪ったかに見えたが、エプロンの攻防で土肥がモンゴリアンチョップでからロープ越しのラリアットで反撃、場外ダイブ式DDTでエプロンに突き刺して大ダメージを与え、リングに戻ってからも徹底した首攻めで土肥が主導権を握る。
土肥は首極め脇固めで絞りあげてから垂直落下式ブレーンバスターで勝負に出るが、着地した村瀬はスワンダイブ式ミサイルキックを発射、バックドロップからRKOと猛反撃してからテキサスクローバーホールドを極めも、土肥も突進する村瀬を首を絞る複合関節技で捕獲、スパインバスター狙いを着地した村瀬は逆水平合戦から、村瀬が突進も土肥はパワースラム、パワーボム狙いは村瀬がリバースしてラリアット、連続バックドロップからバックドロップホールドを決める。
勝負に出た村瀬はムーンサルトプレスを投下も、かわした土肥はスパインバスターからラリアットも、かわした村瀬はジャーマン、しかし土肥もジャーマンで応戦して両者ダウン、膝立ちでのエルボー合戦から土肥がローリングエルボー、村瀬もフロントハイキックからRKOを連発し、ダブルアームスープレックスホールドを決める。
村瀬はオーシャンカッターを狙うが、堪えた土肥はハーフネルソンスープレックスで投げ、ラリアットからライガーボム、張り手の連打からエルボー、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、土肥が初代王者となった。
試合終了後には熊ゴローを呼び込み、カズ&鼓太郎組の保持するタッグディヴィジョンへの挑戦を表明し、王者組が受諾したことで3・20後楽園での選手権が決定となった。NEWERA始動時にはナウリーダー軍に何度も煮え湯を飲まされ続けてきたが、今回はリザルド王座だけでなく6人タッグ王座も獲得してきたことで、やっと巻き返すことが出来た。特に藤村は後輩3人に敗れ、一時は引退を考えるまでどん底に落ち込んだが、ベルトを奪取することでようやく巻き返しのきっかけを掴んだようだ。
一方のナウリーダーは征矢とNOSAWAは近藤にも諏訪魔とのタッグであるディストラクション再結成を促し、4月4日に開催される「はぐれ軍興行」にも諏訪魔にラブコールを送ったが、全日本1・28鳩山大会で"NOSAWAの代理人"であるブラック・タイガーⅦが諏訪魔に敗れたことで白紙になったものの、ブラックⅦは全日本の会場に近藤を連れてくることを示唆していた。バックステージのやりとりでは征矢らの呼びかけに近藤は困惑しつつ相手にしない態度をとっていたが・・・
メインは元WNC対決になり土肥が勝って初代王者となったが、土肥と比べて村瀬は遅れていただけに今回の試合はどうしても勝ちたかったが結果を出せなかった。村瀬も芦野同様NEWERAとは一線を画し独自路線を貫いているが、土肥を追いかけることでシングルプレーヤーとしての地位を確立することが出来るか・・・?
【試合結果詳報】初代リザルト王者は土肥孝司!土肥熊でタッグ王座挑戦へ。藤村奮闘、NEW ERAが6人タッグ奪還。はぐれ連合軍興行へ論外が諏訪魔にラブコール。河野と芦野が大乱闘…WRESTLE‐1新宿詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/ygwbIm7GFi
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年2月22日取り急ぎリザルト獲りました!どこでもいつでも防衛する!
次はタッグ!#w_1 pic.twitter.com/tJRJR6pCjR
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年2月22日土肥…ありがとう。。。
決勝で戦えて良かったよ。
また近々お前の前に立つよ。
試合前に言ってた俺の新しいパートナー紹介は…優勝できなかったからさ〜
また違うタイミングでみんなに紹介するよ#俺なりのパートナー#w_1
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2017年2月23日熊がきた
頭デカッ、押し潰される……#w_1 pic.twitter.com/GIcGrPpCdD
— 稲葉大樹 (@DAIKI55ww) 2017年2月22日第53代UWA世界6人タッグ王者になりました❗
児玉さん、稲葉さん、NEWERAのメンバー、そしていつも応援して頂いてる皆様本当にありがとうございます❗❗
これからはチャンピオンとして堂々と戦っていきます!#w_1 pic.twitter.com/eYUSGqqCiP
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2017年2月22日やっぱりプロレスって面白くて好きだなー
土肥、藤村チャンピオンおめでとう!
早くやりてーなー試合。
あ、あと村瀬がムーンサルトプレス使ってたな今日。。。#w_1 pic.twitter.com/tSim9p6n8d
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年2月22日新宿フェイス。
ワイルドネットワークは久しぶりでまた、河ちゃんと組みたいね!暴れていくよ。そして、返上されたUWAには葛西さんに代わりに俺っちが近藤さん野沢さんに加わり挑戦。試合はいけると思ってたが、若い奴らに取られてしまった。2試合とも勝ちたかったぜ!ベイベェ。#w_1
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2017年2月22日新宿FACE大会にご来場下さりました皆様、誠に有難うございました!リザルトのベルトが新設され、NEW ERAがUWAのベルトを巻き、ますます若手が活気づいてきているように思います。その勢いを後押ししながら、でも負けないように、営業部長も頑張ります!努力に勝る力なし!#w_1
— 大和ヒロシ (@hirochiyo) 2017年2月22日新宿大会ご来場ありがとうございました!土肥選手が熾烈なトーナメントを勝ち上がり、初代リザルト王者に!さらに、一時はドン底に落ちた藤村選手が見事UWA世界6人タッグのベルトを手中に収めました!セミ、メイン併せて50分の激闘。さすがにバテました^^;今日はよく寝れそうだな! #w_1 pic.twitter.com/2o4VQjSmLc
— かみばやし だーすけ (@Ref_kan) 2017年2月22日 -
征矢との激戦を制した河野に芦野が挑戦表明!またタイトル戦に全敗したNEWERAは烏合の衆なのか?
1月8日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE」後楽園ホール 926人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
▼WRESTLE-1vsPro-Wrestling ACE/30分1本
○近藤修司 “brother"YASSHI 火野裕士 NOSAWA論外(8分56秒 片エビ固め)X立花誠吾 頓所隼 進藤翔 タナカ岩石
※キングコングラリアット◇第2試合◇
▼30分1本
KAI ○村瀬広樹(7分09秒 片エビ固め)吉岡世起 X藤村康平
※オーシャンカッター◇第3試合◇
▼30分1本
○芦野祥太郎(7分55秒 アンクルロック)X黒潮“イケメン"二郎【芦野の話】「思いのほか、やられちゃいましたけど、でも問題なく。イケメンはなんの問題も無く倒しました。NEW ERAでは気になる人がいないんで、ここは自分の目標であるW-1の一番上に立てるようやっていきたいと思います。2017年はこのリングで結果を出していくんでよろしくお願いします」
【黒潮の話】「負けた…。ああ、負けた! 正直、俺の中では先月のタイトルマッチよりも1つの大きな試合として挑んで、負けた…。ダメだ、差がついた。イケメンウェーブを起こすって言って去年からやってるけど、芦野みたいなヤツも出てきたし。W-1に俺って必要なのかなとか思い出したりして。イケメンウェーブも結局起きないし。信じてついてきてくれるお客さんは本当にありがたいんですけど、結局自分の思っているものとかけ離れてきてしまって。今のW-1で俺は必要なのかな? 教えてください…。もしいらないなら、もう俺がこの日本でできることなんてないですよ。すいません。負けました。完敗です…」
◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第6代王者]○MAZADA (16分42秒 片エビ固め)[挑戦者]Xアンディ・ウー
※垂直落下式正田落とし
☆MAZADAが初防衛に成功【MAZADAの話】「俺のサイズがおかしいんですかね? 全然響かない。なんでしょう、俺が汗かかないのはどういうことですかね? 後楽園が改装して、空調がいいからなんでしょうか? で、吉岡君しか興味ないんですね、このベルト。みんな来ればいいのに。あんないっぱい若いのがいたのに。その辺ですよね。悟っちゃってるのが! 負けちゃうってわかっちゃってるから! どういうことなんですかね? やんなきゃいいのに、プロレスとか。で、デビューしたら、プロレスラーやってますとか言っちゃうんでしょ? 気分悪いですわ。まあ、さしあたって、吉岡。ありがとうございます。ガッチガチに潰しますからね。チャンピオンですから」
【吉岡の話】「(挑戦表明をする前に受諾となったが?)もし俺が挑戦表明じゃなかったら、どうするつもりなんですかね? まあでも、話が早くて助かります。次はいつ、どこでですかね? 後楽園だと、2月はマスターズだから3月。クルーザーのタイトルに挑戦。会社の決定はまだかもしれないですけど、できるんであれば。2016年は稲葉だったり、今日の藤村だったり、ちょっと任せすぎたんで。それは自分のしょうに合わないんで、2017年は自分がベルトを獲って。W-1のベルトは初なんで。獲って、W-1を盛り上げていかないと。他の誰かじゃダメなんで。(これまで何度も手が届かなかったが?)そうですね。他所の団体のベルトは何本か獲って。でも、W-1のベルトっていつもあと一歩で届かない。それが本当に悔しいんで。やっぱりそこをクリアしないと、胸を張ってW-1を引っ張っていくと言えないんで。まずはW-1のクルーザーを獲りたいと思います」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1vs全日本プロレス/30分1本
○武藤敬司 土肥孝司 熊ゴロー(16分32秒 足4の字固め)大森隆男 X野村直矢 青柳優馬【試合後の武藤&土肥&熊ゴロー】
――武藤選手は8月以来の全日本勢との対戦となったが?武藤「そうですね。こっち側のメンバーは一緒だからね。向こうは秋山じゃなくて、大森に代わってて。ただ、秋山・大森の違いはともかくとして、あの2人は非常にこの半年で成長してますね。お前らの方が成長してないような気がするなあ。ただ、同じ若い者同士。この年始まったばっかりだけど、この1年で突き放してくれよ」
――今後、全日本と戦っていくという考えは?
武藤「どうですかね? 正直、今日もそれほど年が変わったからと言って、ヒザの痛みが取れるわけでもなければ、年々きつくなっていくのが事実として。まあ、2月8日には、そんな中、一発目のマスターズ。これには俺も気合い入れて行きますけど、もしかしたら、彼たち若いヤツが中心になって、W-1を守ってもらって、今年あたり、俺はちょっと外に向けて。もしかしたら、俺だけが持っている…団体間のこういうものは抜きにした、俺だけが持っているパスポートがあるような気がしてですね。今年あたりはそのパスポートを活かして、もしかしたら外を少し向いて、俺個人ではいこうかな、なんて思ってますね」
――他団体へと?
武藤「そうだね。まあ、日本だけではなくね」
※武藤が先に去っていくと
土肥「俺はまだまだ全日本プロレス、出たいと思ってるよ。あいつらだってよ、俺に1回ぐらい勝ちたいだろって。そのためには。会社同士のそんなのは関係ねえよ。呼んでくれ、全日本プロレス」
熊ゴロー「いい加減、上の選手とやらせてほしいですね」
土肥「まあ、最強タッグの借りもあるしよ。あいつらが自分で会社にお願いして、俺とクマを全日本でまたやらせてくれって言ってみろよ」
熊ゴロー「とにかく俺は上の人とやりたい」
土肥「体のデカい人間とね。1月25日(プロデュース興行)もあるからよ。ガッチリ行こうぜ」
熊ゴロー「1月25日もよろしくお願いします」
【青柳の話】「去年の12月で全日本の最強タッグで負けて、今日も負けて。本当に悔しい思いしかないですけど、次…本当に次はぶっ倒すまでやってやるよ。土肥孝司、許さねえ」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第7代王者組]カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(16分25秒 片エビ固め)[挑戦者組]稲葉大樹 X児玉裕輔
※マスドライバー
☆カズ&鼓太郎が3度目の防衛に成功【試合後のカズ&鼓太郎】
カズ「コタちゃん、ありがとうございました。負けないチャンピオン像を見せたでしょ」鼓太郎「言ったでしょ、3倍強いって。今日勝って誰も出てこないってことは、俺らに敵わないって思っているんじゃないの? NEW ERAも乱闘に来るぐらいだったら、リング上に上がって来いって。挑戦表明の1つもしないとか。あいつらが時代を動かすんでしょ? W-1を守るんでしょ? 守れないよ。守っているのは俺たちだよ」
カズほら、見て。ここ。世界って書いてあるでしょ? W-1のタッグのチャンピオンなのにさ、俺らは世界に通用する、そういうタッグチーム目指しているから。負けないチャンピオンだよ」
鼓太郎「やりたいヤツがいれば、出てくればいいよ。俺たちは君たちの3倍強いから」
【試合後の稲葉&児玉】
稲葉「新年、2017年。2016年の最後に全部ベテランにベルトを獲られて、2017年明けて一発目でベルトを取り返そうと思ったんですけど…」児玉「2017年、また新たな形で一からやり直してやっていって、今日のタッグのベルト、僕と稲葉さんで絶対獲ってやろうと。最高の2017年をスタートさせようと思ったんですけど…。すいません」
稲葉「まあ、今年からは僕らでW-1をやらないと先が見えないと思ってたんですけど」
児玉「でも、悔しいですけど、それでも2017年も始まりましたし、もうこのまま進んでいくしかないんで。次、またやりましょう。何度でも何回でもチャレンジして」
稲葉「あと、試合後にいきなりNOSAWA、近藤、いろんな人が僕らを…」
児玉「そんなのあったの?」
黒潮「あいつら全員ザコ。ザコだよ。ふざけんな。全然俺たちの方が勝ってたよ。勝っているのにまたなんかやってくるから、ぶっ飛ばしてやったよ。そうしたら、案の定、ヒザをやっちゃったけどよ。ふざけるな」
稲葉「試合終わってから手を加えるというのは、ベテランとして恥ずかしくないのかな。正々堂々とベテランだったらこいよって。文句があるんだったら。ああいうやり方は本当に嫌いなんで。やるんだったら、ちゃんと試合でやりましょうよっていう。僕から言えるのは、そういうことですね。まあ、2017年ここから」
児玉「ここからです、ここから。ドンドン行きます」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第10代王者]○河野真幸(14分38秒 片エビ固め)[挑戦者]X征矢学
※ランニングニー
☆河野が2度目の防衛に成功(試合終了後)
河野「とりあえず、明けましておめでとうございます。W-1、始まって3年半たって、まあ去年もいっぱい逃げられて旗揚げ当時とメンバー変わっちゃってアレだけど、この2017年一発目のタイトルマッチで征矢、オマエとできてよかったよ。ありがとう」
(レフェリーが場外から征矢のもとへマイクを転がすが、スイッチがONになっていてヘンな音が出る。)
征矢「なんだいまさっきの音は? 今日はオレも河野さんとシングルマッチをやって、肌で感じるものがあった。オレはW-1の旗揚げにいたメンバーじゃないかもしれない。途中から来たイチ選手かもしれない。でもこうしてたくさんW-1から初期いたメンバーがいなくなって、残されたのはオレたちですよ。河野さん、オレたちがどうにかしなきゃ始まらないでしょ? どうなんですか河野さん?」
河野「まあ、やめたヤツらと離れて行ったヤツらが、このリングがうらやましいと、やめなきゃよかったと思わせるぐらい頑張ろうぜ」
征矢「オレもそれは同じ気持ちです。オレたちでこのW-1、盛り上げていきましょう! よろしくお願いします」
河野「ありがとう」
(両者が握手。芦野がマイクを持つ。)
芦野「河野さん、防衛おめでとうございます。先月、挑戦したイケメン、今日タップアウトさせました。そのベルトに挑戦する資格、あると思うんですけど。次の後楽園でボクとタイトルマッチやってください。お願いします」
河野「W-1の一番のベルト懸けてメインイベントでトリガー対決やってやろうじゃねえかコノヤロー」
(河野と芦野が握手。)
河野「(ヘンな間があいて)え、なんすかこれは?」
征矢「ちょっとまってくれ。確かに次、芦野が挑戦するのはいいけど、すぐにとは言わない、オレにももう一度そのベルトに挑戦させてくれ。オレはしつこくいくぞ! チャンスだけでいい、チャンスをくれ! オレはホントにそのベルトがほしいんだ!」
河野「いいよ、わかったよ。オマエの挑戦、受けるよ。オマエの願いを1個聞いたから、オレの願いも1個聞いてくれ。2017年一発目の後楽園ホール、締めてくれ。あとは任せた」
(TriggeRが退場。)
征矢「河野さん、メイン締めるのはおいしんですけどいいんですか? そんなおいしい役割をオレにいただいて。ということで2017年W-1初戦、多数ご来場誠にありがとうございました! そして、われわれ気持ちは、選手の気持ちは一つです。必ず2017年は、もう一つ上の団体になれるように、われわれ努力していきますんで、応援よろしくお願いします! それではみなさん、そろそろボクのカッコイイセリフ、覚えていただけましたでしょうか? じゃあ、今日は振りもなく勝手にやらせてもらうぞ。2017年も、ワイルドにいこうぜ! センキュー」【試合後の河野、征矢】
※先にコメントブースにやってきた河野が記者団の質問に答える
――征矢選手と意地になって勝負を繰り広げ、試合後は認めるような発言もあったが?河野「言った通り、あいつのプロレスラーとしてのスタイルとか、それに対してはあんな真似できないし、あれをうらやましいとは思わないけど、だけど、あいつのW-1に対する気持ちとか、このベルトに対する気持ちは、もしかしたら他の誰よりもあるのかなと思った。ただそれだけ。でもやっぱり、これはこのベルトのあるべき姿なのかなって。このリングで戦うやつらみんなが目指す、みんながほしいベルトじゃなきゃいけないから。今日負けたあいつだって、最後にもう1回やらせろと言ってたし。それぐらいW-1のこと、このベルトのことを思っているっていうことだから。まあ、組むとか、どうとかってことはないかもしれないけど、このW-1というリングで戦って、W-1を盛り上げていく作業では仲間なのかなって。それだけですね」
――試合後、同じユニットの芦野選手が挑戦表明してきたが?
河野「たぶんあいつも怪我してて休んでて、フラストレーションが溜まっているんでしょう。でも、前チャレンジャーのイケメンを倒したし、全然挑戦資格はあるから。いいんじゃない? TriggeR対決で。作ったユニットが、W-1のメインイベントのリングを占拠できる。こんな気持ちいいことないよ。だから、あとは会社の判断だけじゃない? 第10代のチャンピオンの俺は、芦野の挑戦を認めて、あいつと真っ向勝負をしたいなと思います」
※ここで征矢がコメントブースに登場する
征矢「ありがとうございました」
河野「ありがとう」
※2人は握手を交わす
征矢「盛り上げていきましょう」
河野「W-1のために」
※河野は去っていく
征矢「ユニットでは違うかもしれないけど、みんな考えていることは一緒だ。昔から色物とかいろいろ言われてきたけど、言ってた本人も一緒の意志だと、意志は繋がった。あとはW-1に残った俺たちが先頭に立って変えていく。去年からずっと言っているかもしれない。怪我だったり、確かにちょっとマイナスなイメージもあるかもしれない。もしかしたら、俺たちはプロレス界の隅の隅にいるのかもしれない。だったら、真ん中を歩こうじゃないか…真ん中を歩こうじゃないか! 俺たち雑草だって、必ず花は咲くさ。ヨッシャー!」
【芦野の話】「先ほどリングで河野さんに挑戦表明して。会社はどう言うかわからないですけど、河野さんには『次の後楽園でやろう』ということを言ってもらえたんで。純粋にW-1の選手として、あのベルトがほしいんでね。キャリアはまだまだあの2人に比べたら少ないかもしれないですけど、純粋にこの団体を盛り上げたい、プロレスを盛り上げたいという気持ちは絶対に負けないです。僕はあのベルトを獲って、TriggeRでメインでやりたいと。最後に河野さんが征矢さんのワイルドを…色物なのか、それを認めた。あの人がそれを言うとは思わなかったですね。あの人はいつも正論で、根本の根が強い人だと思ってたんですけど、なんか最後はフワッとしたなと。僕はそういうのが嫌なんで。ぶれずに、僕は自分の主張を貫いて、これからもやっていきます」
WRESTE-1の2017年度初の後楽園大会が開催され、メインは河野のWRESTE-1王座に征矢が挑戦、当初はノンタイトルとして行われる予定だったが、征矢が2016年度の全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦で全勝優勝を果たした実績を盾にして王座挑戦に漕ぎ着け、河野のセコンドには近藤や芦野のTriggeR、征矢のセコンドにはGET WILDの盟友である大森がついた。
序盤はショルダータックルの肉弾戦を展開するも、征矢がいきなりワイルドボンバーを放って先手を奪い、場外戦に持ち込むも河野も逆襲し征矢を客席に叩きつけ、リングに戻るとエルボーとチョップの打撃戦を展開、河野が膝蹴りから串刺しジャンピングニー、バックドロップと畳み掛けるも、征矢もフライングワイルドボンバーで応戦、串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロックの連続技からネックブリーカー、頭突きからブレーンバスターと攻め込むも、セカンドロープからのダイブは河野が膝で迎撃する。
河野は征矢をエプロンへ連行すると競り合いの末にエプロン上でのチョークスラムを敢行、征矢に大ダメージを与えた河野は後頭部へのニーからクロスフェースロックで絞めあげるも、ロープに逃れた征矢もラ・マヒストラルで丸め込んでから、ショートレンジのワイルドボンバー、デスバレーボムと畳み掛け、「大森さん!借りるぜ!」と絶叫した後で大森ゆずりのアックスギロチンドライバーで突き刺す。
勝負と見た征矢は後頭部へのワイルドボンバーから正面からのワイルドボンバーを狙うも、河野はビックブーツで迎撃、もう1発放ってから顔面へのニーを浴びせて両者ダウンとなる。
河野はネックハンキングボムを決め、ジャンピングニーを狙い、征矢がかわしたところで今度は河野の膝が征矢の顔面に直撃、ランニングニーからジャイアントニーを投下するが、征矢がカウント2でキックアウトすると、再度ランニングニーを狙うが、キャッチした征矢はショートレンジのワイルドボンバーを炸裂させるも、河野もキチンシンクで応戦して打ち合うとなる。
征矢はハンマーパンチからヘッドバットの連打を浴びせるが、河野がニーリフトの連打で応戦して征矢がダウンすると、最後はランニングニーの連打で3カウントを奪い王座を防衛した。試合終了後は候のから征矢に感謝の気持ちを表し、征矢もエールを交し合って、互いに健闘を称えあうと、河野のセコンドに着き、第4試合で黒潮をアンクルロックで降した芦野が挑戦を表明し河野も受諾した。
次回の選手権はTriggeR対決となったが、芦野はNEWERAとは一線を画してTriggeRに留まるも独自路線を突き進もうとしている。
セミのタッグチャンピオンシップは挑戦組がカズを捕らえて連係攻撃から稲葉がランニングエルボーからグラウンド卍固めを狙うも、阻止したカズは鼓太郎との連係で逆に稲葉を捕らえ、カズがクロスアーム式バッククラッカー、鼓太郎がDDT、ネックブリーカーからフロントネックロック、ソバットと攻め込む。
劣勢の稲葉かカズに大外刈りを決めてやっと児玉に交代、児玉も飛びつきネックブリーカー、串刺しバックエルボー、エプロン越しのハイキックから飛びつきDDTと猛反撃するが、カズが風車式バックブリーカーで反撃を断ち切ると、交代を受けた鼓太郎がドロップキック、串刺しジャンピングニーからの地獄の断頭台と攻め込み、児玉も鼓太郎のファンネルをかわしてドロップキックを放ち、カズもろとも場外に追いやってから稲葉も入り、トペコンヒーロ、プランチャとそれぞれ炸裂させる、。
リングに戻ると児玉が鼓太郎との競り合いの末雪崩式ブレーンバスターを決めると、マッドスプラッシュを投下し、リバースブレーンバスター狙いは鼓太郎が着地してピットからファネル、カズもハンドスプリング式レッグラリアットで続こうとするが、キャッチした稲葉がジャーマンで投げ、コーナーの鼓太郎にはハイキックからスパニッシュフライを決める。
稲葉がカズをフィッシャーマンズバスターで排除すると、児玉が鼓太郎に垂直落下式リバースブレーンバスターからサーヴィカルブレイクを狙うが、鼓太郎はエルボーで迎撃し、稲葉をローリングエルボーで排除してからカズが入り、児玉にアッパー掌底インパクトを決める。
勝負と見た鼓太郎は児玉にブルーディスティニーを決めてから三沢魂タイガードライバーを狙うも、児玉はウラカンラナで切り返し、逆さ押さえ込みを狙うとカズがハンドスプリングレッグラリアットでカットに入ると、最後は鼓太郎の奥の手であるマスドライバーが決まって3カウントを奪い王座を防衛、試合後も敗れたNEWERAに近藤とNOSAWAが襲撃して大乱闘となった。クルーザー級ディヴィジョンは互いにヘッドシザースホイップ、アームホイップを応酬しあうと、場外へ逃れリングに戻ったMAZADAの後頭部をアンディが低空ドロップキックを命中させ、変形ネックブリーカーを決めるが、急所打ちで反撃したMAZADAはツームストーンパイルドライバー、ネックレスと決めてからマスクの紐に手をかけて揺さぶりをかけ、アンディのエルボーも痛がる素振りをして受け流すなど余裕ぶりを見せる。
MAZADAはロープを顔面にこすりつけるラフプレーから619の要領で顔面を蹴り、クロスフェースで絞めあげる、アンディもエルボーの連打で反撃するが、受け流したMAZADAはローリング逆水平からネックレスで鎮圧、背中を叩いて余裕ぶりを見せてからブレーンバスターを狙うが、着地したアンディはヘッドシザースホイップで反撃し、MAZADAを場外へ出してから三角飛び式プランチャを放つ。
リングに戻ったアンディは水面蹴り、旋回式変形サイドバスター、ミサイルキック、DDTで突き刺すが、アンディが突進するとMAZADAはアームホイップから変形コンプリートショット、DDTと猛反撃。
MAZADAは耳の穴に指を突っ込みつつキャメルクラッチを決め、変形DDTから正田落としを決めるが、切り返し合いを制したアンディがブルドッキングヘッドロックを決め、倒立からヘッドシザースホイップ、コーナーへのパワーボムで場外へ出した後でムーンサルトアタックを発射する。
リングに戻ったアンディはドラゴンスープレックスホールドを決めるが、飛鴻狙いはMAZADAが逃れ、正田デストロイで突き刺す。アンディはハイキックを浴びせるが、MAZADAはラリアットを浴びせるとアルゼンチン式正田落としから垂直落下式正田落としで3カウントを奪い王座防衛。
試合終了後は吉岡が登場するも、挑戦表明する前に受諾してしまい、サッサと退場してしまった。第4試合でも黒潮が芦野に敗れるなど今回も旧世代軍にNEWERAが蹂躙される結果となり、黒潮もスランプに悩むなど勢いに乗り切れない現状が続く(試合中に左膝を負傷したため欠場が決定)、そういう状況の中でNEWERAに属さなかった芦野がトップを狙おうとしてる、芦野の言うとおりNEWERAは烏合の衆で終わってしまうのか・・・?
第5試合の全日本プロレスとの対抗戦は全日本側が野村と青柳がダブルドロップキックで熊ゴローを場外へ出すと、大森が客席に投げ込んで追撃、ここから熊ゴローを捕らえて主導権を握る。
青柳にバックフリップを決めて窮地を脱した熊ゴローは土肥に交代、土肥は串刺しラリアットの連発から控えの大森と野村を強襲、しかし青柳もフィシャーマンズバスターで反撃し、交代した大森もフロントハイキックからニールキックで続くも、アックスギロチンドライバー狙いは土肥が着地、しかし串刺し攻撃を迎撃した大森もアックスボンバーを狙うが、かわした土肥もラリアットを炸裂させる。
そこで武藤が登場して低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足四の字固めで大森を捕らえ、串刺しシャイニングウィザード、ドラゴンスクリューからのシャイニングウィザードは大森がブロックしてアックスギロチンドライバーで突き刺す、
そこで全日本軍が武藤をトレイン攻撃で捕らえ、野村がノーザンライトスープレックスで武藤から金星を狙うも、土肥と熊ゴローがカットに入ってから逆に野村を連係で捕らえ、野村が二人まとめてスピアーでなぎ倒すが、武藤がドラゴンスクリューで救出するとWRESTE-1組がトレイン攻撃で捕らえにかかる。
土肥と熊ゴローの援護を受けた武藤は野村の本家シャイニングウィザードの洗礼を浴びせるが、野村は意地でキックアウト、しかし武藤は低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決められてしまうと、最後は足四の字固めで捕獲し野村は無念のギブアップ、試合後も青柳は土肥と熊ゴローに掴みかかろうとするがセコンドに制止された。
今回はWRESTE-1勢にリベンジを狙った野村と青柳だったが、野村が武藤マジックの洗礼を浴びる結果となってしまった。土肥&熊ゴローだけでなく野村と青柳も着実に成長しているが、まだ何かが足りない現状は続くWRESTE-1は若手を対象にした"リザルド"チャンピオンシップの新設を発表、昨年はベテラン勢やKAIなどが去っていったが若手が台頭、新人も輩出するなど若手達が貴重な財産とっている、WRESTE-1としても貴重な財産を生かして欲しい。
【WRESTLE-1】河野が征矢撃破でW-1王座V2、芦野が挑戦表明▼全日本に快勝 武藤が他団体出撃に色気▼NEW ERA連破 カズ&鼓太郎が磐石V3▼MADADA初防衛、吉岡名乗り▼芦野がイケメン狩り…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#W_1 pic.twitter.com/JgeschENwG
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月8日後楽園ホール大会終了。
イケメンをタップさせました。
そして河野さんに挑戦表明。
TriggeRでWRESTLE-1チャンピオンシップ、後楽園ホールメイン。
これがTriggeRでやらねばならなかったこと。#w_1 #TriggeR
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年1月8日鼓太郎さんと。。。いや!
こたちゃんとのタッグ防衛!
負けないチャンピオンになるよ。
新年1発目から気持ちいい。
しかしこたちゃんが、あそこまで追い込まれるのは、珍しいな。
児玉、稲葉。
しぶとく強い挑戦者でした。さ。
肉食おう!
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年1月8日本日レッスルワン後楽園大会にご来場ありがとうございました。
また負けてしまいました。今は色々思うことがあるけどとにかくリベンジしたい。このまま終わりたくない#プロレス #ajpw #w_1
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年1月8日2017年闘い始めの後楽園ホール
試合もそうだけど、誰かに託すことの多かった2016年
やっぱり性に合わない
クルーザーのベルトを奪ってレッスルワンを盛り上げるのは俺だ!
すんなり挑戦決めてくれてありがとうございます#w_1#クルーザー
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年1月8日【新プロジェクト】新プロジェクト「WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ」設立及び初代王者決定トーナメント開催決定!WRESTLE-1に生まれた戦いの新機軸!是非ご期待ください!詳細→https://t.co/dl4QAotjik #w_1 #プロレス pic.twitter.com/SLEQ52PNG8
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2017年1月8日【欠場のお知らせとお詫び】本日の試合中に黒潮“イケメン”二郎選手が左膝を負傷し、後十字靭帯を損傷している可能性があるため現在精密検査中です。従って1.10名古屋大会を欠場させて頂きます。詳細→https://t.co/cnChx1drYa #w_1 #プロレス #名古屋 pic.twitter.com/c68uqs9tG8
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2017年1月8日本当にすみません。
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年1月8日 -
NEWERA結成もベテラン軍相手に全敗、全タイトルを失うという厳しい現実
12月9日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 SHINING WINTER」後楽園ホール 1029人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○伊藤貴則(5分9秒 ジャーマンスープレックスホールド)×藤村康平◇第2試合◇
▼芦野祥太郎復帰戦/30分1本
○芦野祥太郎“brother"YASSHI(1分35秒 アンクルロック)村瀬広樹 ×三富政行【芦野、YASSHIの話】
YASSHI「久しぶり、5カ月ぶりの復帰戦、(力が)あり余ってるねぇ~」芦野「アイツらクソですね。まあでも、オレはあんなところ相手にしてないんで。もっと上を目指していきます」
【村瀬、三富の話】
三富「ただやられに来たわけじゃないことを証明したかったけど。最後、カットに入れたでしょ、村ちゃん。オレなりの闘いしてきたんでしょ?」村瀬「アイツ(芦野)、ずっと休んでたんだぞ? パートナー、考え直すか」
◇第3試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○近藤修司 葛西純 NOSAWA論外(8分41秒 片エビ固め)[第51代王者組]×稲葉大樹 アンディ・ウー 吉岡世起
※キングコングラリアット
☆稲葉&アンディ&吉岡が4度目の防衛戦に失敗、近藤&葛西&NOSAWAが第52代王者となる【近藤、葛西、NOSAWAの話】
NOSAWA「見ての通りだ。楽勝だろ」近藤「結果取ったけど、なんか一人、不真面目なヤツがいたな、タイトルマッチなのに」
葛西「だれだ? 論外?」
NOSAWA「(葛西に向かって)マジメにやれよ!」
葛西「オマエ、プロレスってもんを知ってんのかよ! 勝負論だけにこだわるなら総合格闘技でもやってろよ。お客様を楽しませてこそだろ」
近藤「でも、それでも、ベルトはここにあるんだよ。オレら遊び入れて試合しても勝てるんだよ。あんな小僧どもに負けねえよ」
NOSAWA「オレたちは優しくねえってことだ。それにしても、あんなんでよく引っ張って行くって言ったな。(葛西に向かって)不真面目に顔に塗って試合に出てくんなよ!」
葛西「オマエも塗ってんだろ!」
【稲葉、吉岡、アンディの話】
アンディ「負けたけど、人気も勢いもNEWERAの方があるんちゃうか?」稲葉「今日からNEW ERAとしてやっていくって言って、ベルトを全部取りますって言って、オレが負けて。しょっぱなでNEW ERAの勢いを止めちゃいました。最後、全然覚えてない」
吉岡「取られたけど、取り返せばいいだけだから。稲葉にリーダーって、ちょっと任せ過ぎたかな。でも、逆襲するから。あきらめてないから」
◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○MAZADA(16分57秒 片エビ固め)[第5代王者]×児玉裕輔
※垂直落下式正田落とし
☆児玉が4度目の防衛に失敗、MAZADAが第6代目王者となる【児玉の話】「NEW ERAがスタートして大事な大事な一発目、で、2016年を締めくくる大きな大きな後楽園ホールの大会、タイトルマッチ、守ることができなかった。すっごい情けないです。ホントに情けないです」
【MAZADAの話】「(報道陣の数を見て)お、これ(ベルト)があるとこんなに違うもんなんですね。なんですかね、若い人たちはベルトを利用すればいいのに、ベルトに振り回されてる感がすごいですね。なにを自分でヘンな緊張感を高めてやってるんでしょうか? 思考が、これもキャリアの差なんですかね。ベテランとか言いたくないけど、長い人の方が安定してますよね。ちょっと頑張らないと。普段、あんま自分がサボってるとかないんですよ。どうするんですかね? 学院生、やる気があるのは別にいいんですけど、道場マッチとか。オレはベルトを利用していきますよ。利用されませんから。オレが取ったんですから。(戦前、児玉について「行儀が悪い」と言っていたが)はい、インテリヤ…ザとか言うから、そんなん言ったらダメでしょう。行儀悪い。それっぽいかもしれないけど。いまどきのそういう人たちってわからないですからね。まあまあ。今日を機に行儀よくなってもらえればいいんじゃないですかね? いい意味で行儀よくね。もう一回やればいいんじゃないですか、児玉君がやりたいって言うなら。別に、後回しとかないんで。だれもリング来ないし。オレもリング上がらないし、勝っても。生放送だとか、いろいろあるから、はい(笑)。連合軍強いですね。なんなんですかね。空元気に見えますね、あの若い人たちが。しょうがない」
◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 KAI 鷹木信悟(16分11秒 体固め)征矢学 火野裕士 ×KAZMA SAKAMOTO
※シャイニングウィザード◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第7代王者組]○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(15分1秒 片エビ固め)[挑戦者組]土肥孝司 ×熊ゴロー
※パワープラント
☆カズ&鼓太郎が2度目の防衛に成功【カズ、鼓太郎の話】
カズ「最高で最強パートナーだよ」鼓太郎「これがオレたちの強さ。若さなんてなんの武器にもなんねえよ」
カズ「何をもって若さというか? 闘いに対する姿勢だよ。オレたちはどんなことがあっても上を目指すから。キャリアを重ねれば重ねるほど、技だとか間とかそういうのに甘えるけど、オレらにはそれはない。オレたちが一番若いよ」
鼓太郎「一番怖いのはキャリアだよ。一番動けて、自分がわかって、相手もわかって、お客さんもわかって。いつも言ってるように、オレたちはそこらのチームより3倍強いよ」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第10代王者]○河野真幸(17分48秒 体固め)[挑戦者]×黒潮“イケメン"二郎
※ジャイアントニードロップ
☆河野が初防衛に成功(試合終了後のリング上で両軍が乱闘)
河野「おい、イケメン、今日はオレの勝ちだー! おい、おい、おい、NEW ERA、なんだオイ? 新しいチーム名作ってTシャツ販売した日にベルトなしか? リング上見ろオマエら、タッグチャンピオン、UWA6人タッグチャピオン、クルーザーチャンピオン、そしてW-1チャンピオンシップのベルト、全部リング上だぞコノヤロー! 考え方がね、甘いんですよ。オレたち若手と呼ばれない人たちがちょっと本気出したら、これですよ。これが現実なんです。では、敗者はさっさと帰っていただきましょう! はい、あちらです、出口は。帰って帰って! お疲れ様でした! 負けたんだから帰れよ! 言い訳できねえだろ、負けたんだから! 帰れ!(若手が退場。イケメンコール。)まあまあまあ、イケメンコールやってやってください。安心してください。2017年はリング上にいるわれわれ、若手と呼ばれない人たちがW-1をしっかり引っ張っていきますので。2017年もよろしくお願いします。ありがとうございました!」
(ベテラン軍が引き揚げるが、征矢がリングに入ってマイク。)
征矢「待て待て待て! 河野さん、だいたいあの、ベルト防衛したら、次の挑戦者来るじゃないですか? だれもいないんですか? こんな終わり方、2016年いいんですか!? 河野さん」
(河野がリングに戻る。)
河野「試合で疲れてるんだけど、なんだよ?」
征矢「では手短にお話させていただきます。河野さん、次期挑戦者がいないんであれば、そのベルト、オレに挑戦させてください」
河野「別に挑戦するのはいいんだけど、オマエ、自分でベルトに挑戦する実績がない実績がないって言って、実績、作れた?」
征矢「実績がないんで、実績をください!」
河野「別にオレがやるもんじゃないから。自分で作るもんだから」
征矢「仮に、仮にノータイトルマッチで河野さんとシングルマッチで勝った場合、そのベルトに挑戦させくていただけないでしょうか?(2回やるの?の声に)ああ、2回やるかもしれないねえ。でもいいでしょう! オレの実績になるんだよ!」
河野「征矢、お客さんがオレと征矢のノンタイトルのシングルマッチ見たいって言ってないんじゃない? 大丈夫? 見たいですか?(歓声)よかったね」
征矢「見たいらしいですよ」
河野「じゃあ、わかりました。ノンタイトルでシングルマッチやりましょう」
征矢「よろしくお願いします!」
河野「征矢、でおオマエ、オレがせっかく締めたのにヘンな空気にしたんだから、あと責任もって締めろ」
【稲葉、黒潮、アンディ、吉岡、土肥の話】
稲葉「これまで若手軍っていってたのをNEW ERAとして、ここからベルトを全部取って、これから、来年に向けてつなげていければと思っていたのに、しょっぱなに自分が負けて、一番カッコ悪い感じになってしまったなって。いい流れを作れなかったので、一番自分がダメでした。しょっぱな勝っていきたかったけど…これからどうしようかって」黒潮「オレ、やめます…ちょっと無理だ。多分いまのオレにW-1でできることないな。声援に応えられなくてすみませんでした。今日をもって、ボクは一度、W-1を離れます。たった1年かもしれないけど、1年間でなにが変わった? 結局、それを(上の世代を)止められないオレはW-1に必要ない」
アンディ「暗すぎるやろ! 明後日も試合あるやろ!」
吉岡「一朝一夕でいくと思ってたの? ゼロからのスタートは慣れてるでしょ? ここからだれがベルトを取り返すか、みんなで競って、最終的にオレらがベルトを巻けばいいじゃん」
アンディ「クルーザーのベルトはオレが取り返させてもらう」
吉岡「クルーザーはオレも。アンディさんとまだ決着もついてないんで、ほかに誰もいかないならオレら2人でクルーザーはいきます。みんなで競い合ってやればいいじゃないですか」
土肥「明後日また試合あるし。またイチからやっていくしかねえだろ。オレらでW-1を変えていこうって決めたんだから。みんなやっていこう。そんな落ち込まないでよ! また2017年も、オレらでベルト取り返して引っ張っていこうぜ」
黒潮「……よし、もう一回、やるぞ! 明日、休んで、明後日からまたやるぞ! 明後日の川口大会から変えていくのは、オレたちだー!」
【河野の話】「(黒潮はサブミッションを見せてきたが?)前回のシングルマッチを受けて、アイツなりに研究して、勝つためにやってきたんだろうし、そこは評価というかね。ただ、今日はオレの方が頑張ってた。途中から来たアイツより、最初からいたオレの方が頑張っていたっていうことです。若手と呼ばれない人たちがベルトを全部取ったので、見ても分かる通り、リング上にいた人たちが2017年のW-1を引っ張っていきます。本気出せばこうですよ。(征矢からアピールもあったが?)アイツからベルトに挑戦するためには実績が必要だっていって、実績を積むためにいろいろとやって、結局なにも積まずにオレのところに来たでしょ。ノンタイトルでチャンピオンに勝てば実績でしょ?っていうなら、オレは全然やりますよ。そこでオレが勝てばタイトルマッチもやらなくていいんだから。去年の年末に(征矢に)シングルで負けてるし、そのリベンジも兼ねてやりますよ。(残り期間で実績を積めばベルトも懸ける?)オレが認めるっていうか、W-1を見てる人たちを納得させないと。お客さんが認めるならね。今日の段階ではそれがなかった」
今年最後の後楽園大会となったWRESTE-1は4大タイトル戦が組まれ、全タイトル戦ともベテラン軍vs若手軍改め“NEWERA”の図式となった。
まずUWA6人タッグ選手権はNEWERAが葛西を捕らえにかかるも、アンディがリング下にいたNOSAWAに足をすくわれてから流れが変わり、近藤がピンプシューズ、NOSAWAがジャベ、葛西が高速ブレーンバスターと畳み掛け、稲葉もダイビングショルダーで流れを変えするがベテラン軍に捕まりトレイン攻撃を喰らう
吉岡のアシストを受けた稲葉は近藤にジャーマンも、NOSAWAの急所打ちを浴びてしまうと葛西がパールハーバースプラッシュを投下、近藤のランセルセ狙いは稲葉が卍固めで切り返してヨシタニックへと移行し、近藤のキングコングラリアット狙いも卍固めで切り返してから怨霊クラッチで切り返す、しかしキックアウトされたところで近藤がキングコングラリアットの連発で3カウントで王座奪取、挑戦者組の試合巧者ぶりにしてやられる結果となった。クルーザーディヴィジョンは王者の児玉がティヘラからレッグラリアットと先手を奪ったかに見えたが、MAZADAがツームストーンパイルドライバーから首攻めと展開し主導権を握る。
なかなか主導権を奪えない児玉はリバースガンスタンからのジョン・ウーでMAZADAを場外へと追いやるとトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからバックドロップと流れを変えたかに見えたが、MAZADAは変形のコンプリートショットで応戦しレインメーカーポーズからDDT、ラリアットと畳み掛けてからカバージョで捕獲、児玉もロープ越しのDDTで流れを変えようとするが、MAZADAは正田落としを決めてコーナーへと昇る。
しかし起き上がった児玉は雪崩式スパニッシュフライを敢行し垂直落下式リバースDDTで突き刺すが、トラースキックに対して張り手で応戦したMAZADAは奥の手である正田デストロイで児玉に大ダメージを与えるとラリアット、ジャーマン、アルゼンチン式正田落としから垂直落下式正田落としで3カウントを奪い王座を奪取する。セミのタッグ選手権は挑戦者組の土肥&熊ゴローがカズを捕らえにかかり、交代を受けた鼓太郎にも熊ゴローがセントーンを連発するなどして体格を生かして攻めで苦しめるが、終盤で挑戦者組がカズを捕らえ土肥のギロチンドロップ、熊ゴローのダイビングセントーンの合体攻撃、土肥のラリアットから熊ゴローのパワーボム、しかしダイビングセントーン狙いは鼓太郎が阻止し、アッパー掌打インパクトを決め、カズは熊ゴローにバトンキック、ローリングエルボーからパワープラントを狙う。
しかし強引に持ち上げた熊ゴローは東京ピンプスからボディーアタックで圧殺するとラリアット、カットに入った鼓太郎がピットからカズがハンドスプリングレッグラリアット、カズがファイナルカット、リバースファイナルカット、鼓太郎が三沢魂ローリングエルボー、カズがパワープラントで王座を防衛する。NEWERAがベルトを全部失うどころか対抗戦でも負け越しと絶望的な状況のなかで黒潮が河野の保持するWRESTE-1チャンピオンシップに挑戦し、河野には同じ新世代ながらもNEWERAには加わらなかった芦野を含めたベテラン軍、黒潮にはNEWERAの面々がセコンドに着き、試合は河野が上から覆いかぶさってグラウンドを狙うも黒潮はTKシザーズで防ぐ、しかし河野は黒潮のジャケットを頭から覆いかぶさって揺さぶりにかかる。
河野のショルダータックルで何度も倒されても黒潮は跳ね起きてマイペースぶりを貫き、河野の断崖式チョークスラム狙いを黒潮はロープ越しの三角絞めで捕らえてから場外戦となると、セコンド勢同士が大乱闘を始め、河野も黒潮を南側客席へと連行して痛めつける。
場外ではセコンド同士が乱闘を続ける中、リングへと戻った河野はドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲、STFからクロスフェースと黒潮のスタミナを奪いにかかるが、河野の突進をかわした黒潮が場外へと追いやってからラ・ケブラータを発射、リングに戻ってからスワントーンボムを投下して流れを変えたかに見えたが、ブレーンバスター狙いは河野がファルコンアローで返し、、ジャンピングニーを浴びせる。
黒潮は延髄斬り、トラースキック、ステップキックと放ってからムーンサルトプレスを狙うも、河野は雪崩式バックフリップで投げ、チョークスラムを狙うが、黒潮は飛びつき腕十字で切り返し、一度は逃れられても裏十字固めから腕十字と右腕を攻めて河野を慌てさせる。
黒潮は船木誠勝譲りのハイブリットブラスターからムーンサルトプレスを連発も、河野は剣山で迎撃しビックブーツからニーリフト、チョークスラムからシャイニングウィザードと畳み掛ける。
河野はジャイアントニーを狙うが、黒潮が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを狙うと、堪えた河野が雪崩式パワーボムで叩きつけ、ニーアタックからのジャイアントニーで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は再びベテラン軍とNEWERAが乱闘もベテラン軍が返り討ちし河野がNEWERAを罵倒した。若手による新ユニットがNEWERAと名づけられ大事な初戦を迎えたが、全敗で保持ししていた全部の失うという厳しい結果となり、GAORA王座を獲得してファンの支持を得た黒潮でさえもベテラン軍の意地の前に飲み込まれてしまった。
試合後は征矢が河野に挑戦を迫り、ノンタイトルの対戦が決定となった。実績不足という声があったが征矢は今年のWRESTE-1 GPの覇者で挑戦の資格が充分にあるものの、王座挑戦目前で負傷欠場の憂き目にあって王座挑戦はならなかった、河野にしてみれば現在の征矢はゼロからのスタートにいる状態なのだろうが、征矢もGET WILDの再結成などで再浮上を図っている。
今年のWRESTE-1を振り返ると田中稔やTAJIRI、浜亮太などがWRESTE-1を去ったものの、その後を若手たちがしっかり穴を埋めている、WRESTE-1も有望な若手の宝庫だけに今後が楽しみである。
【試合結果詳報】黒潮“イケメン”二郎、無差別級奪取ならず“NEW ERA”全滅。河野真幸「われわれ若手と呼ばれない人たちがW-1を引っ張っていきます」。鷹木信悟が武藤敬司と初タッグ、芦野祥太郎復帰…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/suuwXwkXM1
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年12月9日タイトル防衛!!!
コタちゃんのお店でパーティーだな。
いつパーティーするかは、未定なのさ。
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年12月9日12月9日後楽園。
w-1年内最後の後楽園!
たくさんのご来場ありがとうございました。
実績はないですが…
チャンスはできた。
高木選手はバチバチくる感じてまたやりたいですね。#w_1#ワイルド#後楽園 pic.twitter.com/vXmMSWSfoR
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年12月9日今日の後楽園ホール大会でDRAGON GATEの鷹木信吾と初タッグ。同じ山梨出身のやまなし大使同士、今後も何か面白い事をしたいな。一緒に山梨を、そしてプロレス界を盛り上げて行こう!今日はサンキューだ! pic.twitter.com/wllnQwdZRC
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年12月9日後楽園ありがとう!
鷹木先輩のお陰で盛り上がったし、武藤社長のお陰で勝った!!
いやー頼もしいチームカイの国でした
やはり同門であり邪道一家は凄かった!!
刺激になりました!先輩ありがとうございました
明日は風林火山開幕戦!
この勢いのままバタヤンと優勝あるのみ pic.twitter.com/UeRKQU5AAh
— KAI (@kai0222) 2016年12月9日WRESTLE-1、後楽園大会終了!
率直な感想…
やっぱり、プロレス最高だよな。
めちゃくちゃエキサイトしたよ。
武藤さん、俺は続きがあると信じてます!
貴重なやまなし大使ツーショット!!
KAIは本当、自由だよな〜
火野、征矢、KAZMAとも是非再戦を! pic.twitter.com/1bgsvzPPIJ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年12月9日レッスルワン後楽園ホール大会おわり。初武藤さんはいい刺激!鷹木くんはいつもええね!カイ君…
NORIOマネージャーとえびすこ来たよ!
えびすこ社長のKDOU選手とスリーショット!うまそーなお店や! pic.twitter.com/yffjzjfJ2Z
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年12月9日負けました。
悔しいけど完敗でした。
また明日から、心を新たに頑張ります!!#w_1
— 児玉 裕輔 (@USKE_KODAMA) 2016年12月9日UWA6人タッグ
近藤さんと2人で頑張って取った!
もう一人は…#w_1 pic.twitter.com/CECULASYND
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年12月9日俺の入場曲はMETALLICAのFuelだからな。間違えんなよ、クソが。#w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2016年12月9日しっぽりと復帰祝い。#w_1 pic.twitter.com/oWNEAFYZJ9
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2016年12月9日
— brotherYASSHI (@KYOTO_KASU_YARO) 2016年12月9日村瀬ちゃん!!!
どこ行ったの??
村瀬ちゃーーーん! https://t.co/4VCyJK9eUi
— 三富政行 (@Tooomuch_3103) 2016年12月9日たくさんの女の子たちがガチャガチャのカプセルを両手で抱えきれないほど持っていた東京ドーム界隈を越えて向かったWRESTL-1後楽園ホールではこれまた両手で抱えきれないほどの戦いがあちらこちらで起きていて、とてもどきどきした
— sayoko mita (@345m) 2016年12月9日 -
稲葉を粉砕して王座奪取…河野が新世代の高い壁となって立ちはだかった!
11月2日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2016 AUTUMN BOUT」後楽園ホール 859人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○頓所隼(4分59秒 逆片エビ固め)×立花誠吾◇第2試合
▼30分1本
火野裕士 “brother"YASSHI MAZADA(10分5秒 体固め)KAI 村瀬広樹 ×翔太
※垂直落下式正田落とし◇第3試合
▼30分1本
近藤修司 鈴木鼓太郎 ○NOSAWA論外(8分8秒 超高校級ラ・マヒストラル)アンディ・ウー 吉岡世起 ×藤村康平◇第4試合◇
▼30分1本
○土肥孝司 熊ゴロー(12分35秒 片エビ固め)X征矢学 葛西純
※垂直落下式ブレーンバスター【試合後の土肥&熊ゴロー】
熊ゴロー「結果出したぞ、結果。結果が出ましたよ」
土肥「1+1は…」
熊ゴロー「100にも1000にもなった! 証明したよ。たった1回の勝ちかもしれないけど、証明したよ。俺たちはこれから本当に行きます」
土肥「征矢&葛西は事実上、負けてねえタッグチャンピオンだろ。あいつが勝手に怪我してよ、返上したんだろ? 負けてねえチャンピオンに勝ったんだから、カズ&鼓太郎のベルトに挑戦する権利あるだろ」
熊ゴロー「あるよ、あるよ。十分にあるよ」
土肥は「会社! タッグ選手権を組んでくれよ。頼むぜ」
熊ゴロー「そこまで真っ直ぐ俺たちは突き進みますから」
【試合後の征矢&葛西】
征矢「すいません、純ちゃん。正直、油断してた。若造がどうこう行動を起こしたってどうなるって思ってたけどよ。正直、試合に関しては油断してた。怪我して復帰してたから? そんなの関係ない。負けは負けだ。あいつら若造に…仮にも欠場する前は俺たちタッグチャンピオンだったんだ。わかってる。全ては俺がいけない。俺が弱いからだ。純ちゃんは何も悪くない。純ちゃんの顔に泥を塗っちまった」
葛西「関係ない。関係ない」
征矢「でもよ、ここで負けたから立ち止まるわけにはいかないんだ。後輩に負けて、もう失うものは何にもねえんだ。逆によ、俺たちが一番弱いタッグチームでも何でもいいぞ。逆に120%好き勝手に俺たちはやる。なあ、純ちゃん。もう1回、俺っちにチャンスをくれよ」
葛西「OK! OK! 1回とか2回とかそんなもんじゃねえよ。ガタガタ言うつもりはねえよ、負けて。ガタガタ言うつもりはねえ。これが現実だ! 実際起こっちまったのはしょうがねえよ。これを覆すだけだよ、あとは」
征矢「実績を俺と純ちゃんで必ず掴む。そして、タッグもシングルのベルトも総取りだ
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 黒潮“イケメン"二郎(13分19秒 体固め)竹下幸之介 Xアントーニオ本多
※シャイニング・ウィザード◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(14分31秒 片エビ固め)[挑戦者]×カズ・ハヤシ
※サーヴィカルブレイク
☆児玉が3度目の防衛に成功(試合終了後)
児玉「みなさんこんばんは! カズ・ハヤシに、勝ちました! これで胸を張ってこれからのW-1クルーザーはボクが引っ張っていきます。kろえからも応援よろしくお願いします!」(そこへMAZADAが登場。)
MAZADA「おめでとうチャンピオ~ン。おめでとうございま~す。で、次なんですけど、ベテランと呼ばれてる中の一員として挑戦させてもらっていいですかね、チャンピオン? どうでしょう?」児玉「MAZADA、関係ないですけど、MAZADAもカズちゃんですよね、本名。2連続。わかりました。ボク、もうだれにも負ける気がしません。乗りに乗ってます。やりましょう。次回、後楽園ホールで児玉対MAZADA、タイトルマッチです」
MAZADA「ありがとうございます。児玉君、自分みたいに行儀悪いヤツ、大っ嫌いなんで。ぶっ潰すんで皆さんお楽しみに」
【児玉の話】「やっとというか、W-1に入る前からボクは同じ階級の、クルーザー級の選手として、カズ・ハヤシというのは絶対に超えなきゃいけないと思っていたので。過去2回、試合で闘って2回ともボッコボコにやられたので、今回は王者としてW-1のクルーザーを引っ張っていく者として、カズ・ハヤシと闘って絶対勝ちたいと思ってました。ま、今回はボクがカズ・ハヤシからきっちり3カウント取ったんで、もうW-1、もう負ける気がしないなと思ってたんですけど、MAZADAが来ましたね。ま、さっきも言ったように絶対に負ける気がしないんで、どんな手を使ってこようと、絶対に勝ってさらにボクのクルーザーの世界というのをどんどん広げていこうと思ってます。(MAZADAから「行儀が悪い」と言われたが?)ボクは行儀いいですよ。きっちり、そういうの習ってきて生きてきたので行儀はメチャクチャいいです。ボクの方が行儀いいですね、MAZADAさんより。(カズとは互いに「アグレッシブさでは負けない」と言っていたが?)もう全然、全然若いじゃんって思いました。前哨戦とか前からも思ってたんですけど、全然ボクはカズさんのこと年寄りだなんて思ってないし、ベテランではありますけど、常にアグレッシブさを忘れないというか、常に上を目指してる選手なので、心が若いというか、みなぎってるなと思います。(それを上回った感触は?)いやもう結構、ギリギリだったし。でも、こういう試合になるだろうなとは思ってたので。すべてをぶつける試合。W-1のクルーザーのベテランと、新しい世界というか、そのぶつかり合いをしっかり見せられたんじゃないかと思います」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○河野真幸(22分14秒 片エビ固め)[第9代王者]X稲葉大樹
※ジャイアント・ニードロップ
☆稲葉が2度目の防衛に失敗、河野が第10代王者となる河野「きょうはチャンピオンだから、しゃべりやすくなるぞ。まず、チャンピオン稲葉、どうもお疲れ様でした。(稲葉が退場)しゃべらなきゃいけないことがいくつかあります。まずひとつは、トリガーTシャツ、絶賛発売中です。観戦のおみやげに買って帰って下さい。じゃあ、本題を。武藤さん! しゃちょー! 武藤さん!」
(武藤コールの中、黒潮が現れる。ブーイング。)
河野「イケメン、初めてじゃない、出てきてブーイング?」
(黒潮がリングへ。)
河野「なんか用?」黒潮「オレしかいないでしょう!(ブーイングに戸惑うが、その後のイケメンコールに気を取り直し)とにかく、オレしかいないはずです」
河野「いやいや、理由は?」
黒潮「前回、あなたにボク勝ってますから!」
河野「おい、1回勝っただけだろ、あと何回負けてるんだよ。イーブンだと思うなよ、コノヤロー」
黒潮「最後に勝ったのはオレです」
河野「いいよ、じゃあ。いまからやる?」
黒潮「いいんですか?」
(両者が向き合うがレフェリーが入ってきて止める。)
河野「なんだよ? じゃあとりあえずここの客に聞くぞ。イケメンとオレのタイトルマッチ、見たいですか?(ブーイングと拍手)微妙だぞ、オマエ」
黒潮「違うよ。ブーって言ってる人の声がデカイだけだよ。とにかくオレはW-1にお客さんを集めるために、とにかく頑張ってきたんだ! オマエよりもオレが頑張ってきたんだよ! W-1に一番最初からいた、オマエより! オレの方が! 絶対! 頑張っている! だからオレは、そのベルトに挑戦する! 以上!」
河野「イケメン、トランキーロ、あっせんなよ。いいよいいよ、わかったよ。じゃあ、その熱意を買って挑戦は了承するよ。会社もきちんと日時決めて、後楽園なの? 地方? 好きなとこでいいよ。いつでもオレやってやるよ。今からでも、あしたでもやってやるよコノヤロー(河野が退場。)」
黒潮「(リングにひとり残され)え?…(イケメンコール)とにかく、メインに出てないオレが残っちゃいましたけど、次の後楽園ホールのメインイベントで、挑戦者としてオレがこのリングに上がってもいいですね、社長!? いいですか!?(拍手)じゃあすいません、関係ないけど、オレがきょうの興行締めます! みなさんご起立ください! さあ、来月、オレのここ(腰)にチャンピオンベルトがあることを願って、3、2、1、フィニッシュ!で締めましょう。いくぞー!(×4)3、2、1、フィニッシュ! センキュー!」
【河野の話】「結局(挑戦表明に)出て来たの一人じゃねえか。このベルトに魅力がないのか、オレ自身に魅力がないのか。これが現実だよ。いいよ、いいよ。おもしれえじゃねえか。次オレがベルトを取ったときには、ここの全選手が欲しいっていうようなベルトにしてやるよ。ただ、武藤敬司が出て来なかったら、(ベルトは)封印。武藤敬司が出て来るまで、オレが大事に保管しておくから。武藤に言っておけ。TPOが整ったら、ボクとタイトルマッチやってくださいって。武藤敬司のスケジュールが合わないなら、魔界に連絡して化身のグレート・ムタでも。もしくはしばらく出てない黒師無双さんでも、大丈夫だよ。それまでこれは封印。(挑戦者も出て来ると思うが?)出てこないでしょ。(黒潮が名乗りを挙げたが?)アイツ、あんなブーイング食らったの初めてだろ。それはなぜだか分かる? オレが武藤敬司の名前を出したから。武藤敬司が出て来ることを期待したのに、イケメンが出て来たらああいう結果になる。あれが現実なんです。第10代王者で無事、W-1チャンピオンシップ、完結。
王者像? まずこのベルトに魅力がないなら、チャンピオンに魅力がないなら、魅力をつけるために、このベルトを持ってたらチャンピオンにカネの雨が降るように。そうしたらみんな欲しがるだろ。あのベルト持ってたらカネの雨が降るらしいよって。いいよ、今日出てこなかったヤツは、欲しくないヤツは二度と(挑戦に)手を上げるな。軽々しく口にするな。まあ、若い世代のみなさん、お疲れさまでした。あとは会社がどう判断するかわからないけど、チャンピオンの意思も聞けって。でも今日、対戦したチャンピオンはオレが見込んだ通り、真っすぐにガムシャラに来るチャンピオンで気持ち良かった。その点ではW-1は再生できると思います。若い選手もベテランの選手もいるし、なによりGAORAさんがずっと中継してくれてるから。明日から心機一転、W-1は再生しますよ」【黒潮の話】「W-1停滞してますけど、変えるには新しい風を吹かせるしかないんですよ。そのためには、この腰にあのベルトがとにかく欲しいんです。それしかない。オレがチャンピオンにならないといけないと思います。(ブーイングもあったが?)きましたね。まあでも、それが正直な反応じゃないですかね。オレみたいな、こんなジャケットを着た男がチャンピオンっていうのは、いままでないですよ。でもその、ないところに足を踏み入れないと、なにも変わらない。このイケメンのままベルトを巻いて、W-1をバタバタ、ギタギタ変えていきますよ。いままでのW-1をすべてぶった斬ります。新しい、新世界にみなさんを連れて行きたいと思います。フィニッシュ」
メインは稲葉の保持するWRESTE-1王座に、10月9日の世代闘争5vs5イリミネーションマッチで稲葉から直接フォールを奪った河野が挑戦。序盤からの打撃戦で河野がエルボーの打ち合いなどの打撃戦を展開、稲葉もエルボーだけでなく頭突きで応戦するも、場外戦で河野が頭突きを放つとリングに戻ってからニーリフトの連打で稲葉はダウンし、河野が何度もカバーに入ってスタミナを奪いにかかる。
劣勢の稲葉はセカンドロープからのフライングショルダーを発射し、顔面への串刺し低空ドロップキックと反撃するが、卍固め狙いは河野が振りほどき、ニーリフトからジャンピングニー、串刺しニーからバックドロップと返し、稲葉もランニングエルボーからフィッシャーマンズバスターで投げると、再び卍固めを狙うが、河野がまた阻止すると低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足四の字固めの武藤ムーブで稲葉を追いつめる。
河野はジャイアントニーを狙いにコーナーへ昇ると、追いかけた稲葉が競り合いの末雪崩式フィッシャーマンズバスターを敢行し、稲葉はバックドロップからジャーマン、3度目の正直で卍固めで捕獲。河野が逃れてからシャイニングウィザードを発射も稲葉はかわすと、エルボーの連打から突進するが、河野が低空ドロップキックで迎撃するとリストクラッチ式のアバランシュホールド、シャイニングウィザードと畳み掛ける。
河野は突進するが、稲葉がかわして卍固めで捕らえるが、振りほどいた河野がビックブーツを連発、稲葉は河野の突進を丸め込みの連発で応戦し、稲葉がランニングエルボー、河野がニーと応酬し合って両者はダウンとなるも、稲葉が四つんばいの体勢でヘッドバットを打ち込んだ後で突進すると、河野はビックブーツで迎撃してからニー、ネッキハンキングボムと畳み掛ける。
稲葉もニーを打ち込んでからジャーマンを決めタイガースープレックスを狙うが、阻止した河野は膝蹴りからファルコンアロー、ランニングニーと畳み掛けてからジャイアントニーで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後には黒潮が現れ挑戦をアピール、河野も受諾して大会は幕となった。週刊プロレスで全日本プロレスとの交流を始めたWRESTE-1のあり方に意義を唱え、内部充実のために王座奪取をアピールするだけでなく武藤を初防衛戦の相手に指名して王座封印まで主張した河野、そして王座まで奪取し黒潮が名乗を上げた。武藤との防衛戦や王座封印は河野はどこまで本気なのかわからないが、わかるのは簡単には稲葉ら新世代の時代にはしない、河野自ら高い壁となって新世代の前に立ちはだかるということ、本気となった河野が新世代の高い壁となって新世代を制圧し武藤を再び引きずり出すことが出来るのか?またセミのクルーザー級選手権はカズがロープ越しのスタナーから児玉を場外へ出すとトペを狙うが、児玉が入れ替わりでリングに戻ると逆にトペ・コンヒーロを炸裂させ、エプロンにカズを寝かせてから顔面へのスライディングキックを放つ。
先手を奪われたカズも児玉のDDTを阻止し、コーナーに児玉を乗せてから背中にエルボースマッシュ、宙吊り状態にしての両足踏みつけで流れを変え、エプロンに固定してから顔面へのランニングニーと首攻めを展開、カズは旋回式フェースバスターからファイナルカットを狙うが、丸め込みで阻止した児玉がドロップキック、ランニングエルボー、飛びつきネックブリーカーと猛反撃するが、串刺し攻撃をかわしたカズも串刺しニールキックで応戦、しかしエプロンに入ったところで児玉がハイキックで強襲し飛びつきDDTで突き刺してから場外へ出し、コーナーからのトペ・コンヒーロを炸裂させる。
リングに戻ってからエルボー合戦となるが、カズが競り勝ってジャーマンも児玉が着地してジャーマンで投げ、掟破りのファイナルカット狙いはカズが阻止も、児玉は逆さ押さえ込み、カズはリバースブレーンバスターを決めてからコーナーへと昇る。
追いかけた児玉はスパニッシュフライを狙うが、カズは着地してトラースキックを炸裂させ、後頭部へのファイナルカットから正調のファイナルカット、そしてパワープラントで勝負を狙う。児玉が堪えてカズをロープへ振るも、カズはハンドスプリングレッグラリアットを炸裂させるが、顔面をガードした児玉は延髄斬り、トラースキックからサヴィカル・ブレイクを狙う、
しかしカズは下からのダブルニーで迎撃すると再度パワープラントを狙うが、児玉は十字固めで切り返すと、垂直落下式リバースブレーンバスターを連発し、最後はサーヴィカルブレイクで3カウントを奪って王座を防衛、試合後にはMAZADAが挑戦に名乗りを挙げたまた第4試合では土肥&熊ゴローが征矢&葛西のnew wild orderと対戦し、new wild orderは土肥を葛西のパールハーバースプラッシュ、征矢がデスバレーボムと畳み掛けて追いつめ、征矢が後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーで勝負に出るが、土肥がかわしたところで熊ゴローが入ってラリアットを放ち、一気に失速したところで征矢に集中攻撃を浴びせる。
土肥は征矢とラリアットを相打ちの後でラリアットを炸裂させると垂直落下式ブレーンバスターで征矢から3カウントを奪い勝利、試合後は土肥&熊ゴローはカズ&鼓太郎のタッグ王座への挑戦をアピールした。
征矢から直接勝った土肥&熊ゴロー、挑戦はおそらく12月9日の後楽園が濃厚か?最強タッグ中でもあるが、王座奪取で最強タッグに弾みをつけたいところだ。【試合結果詳報】王座返り咲きの河野真幸に黒潮“イケメン”二郎が挑戦表明「オレの方が絶対、頑張ってる!」。児玉がカズ下しクルーザー防衛、竹下が武藤と初対戦…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/jZgY71T0pG
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年11月2日獲りましたんで、報告のためにニコプロスタジオへ。これからちょっとだけ、お邪魔しちゃいます。
— 河野 真幸 (@kono412) 2016年11月2日来月の12月9日、年内最後のW-1後楽園大会のメインイベントでのタイトル挑戦表明をしました。
イケメンコールにブーイング、賛否両論だと思いますが俺の覚悟は本物です。
W-1のベルトが似合うのは俺しかいない、そしてそのベルトを巻いてW-1を変えるのは俺しかいない!#w_1 pic.twitter.com/M6GeogZrmD
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年11月2日 -
全日本、WRESTE-1の長い一日・・・WRESTE-1編、征矢と大森が再会そして対決も、再結成は“保留”
10月9日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 UPDRAFT」後楽園ホール 912人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(7分27秒 逆エビ固め)×進藤翔◇第2試合◇
▼30分1本
○木村響子(8分2秒 体固め)×才木玲佳
※カナディアン落とし◇第3試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○吉岡世起(10分33秒 片エビ固め)MAZADA ×頓所隼
※バスソーキック◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(16分22秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイ・フレッディー
※サーヴィカルブレイク【児玉の話】「日本に帰ってきて久々にガイジンとやったなって感じがしましたね。ジェイは去年もW-1に参戦してて。僕がアメリカに行ったときもすごくお世話してくれて。彼はいつもW-1はすごくいいチームだって。みんなハートもいいしレスリングもすごいし、そういうところで俺はレスリングがしたいんだってずっと言ってて。そういう気持ちで日本にやってくるというガイジンはなかなか難しいというかいないと思うので。なるべく僕も海外に行っていた経験を生かして。おもしろおかしいヤツとかわけわかんないヤツとかいっぱいいると思うので、そういう人もどんどん行って、呼んでW-1が非日常の空間になればいいなと思います。きょうはアメリカに持って帰られちゃったらたまらなかったので。渡航費かかりますからね。防衛できてよかったです。次は誰いきましょうかね。いろいろ同期、海外の相手といえばって感じですけど。近いうちにまた動くと思います」
◇第5試合◇
▼征矢学復帰戦/30分1本
○大森隆男(13分16秒 片エビ固め)×征矢学
※アックスボンバー(試合終了後)
大森「アニキ。相変わらず、タフでクールでそしてワイルドだな。強烈だぜ。一発一発が、お前の攻めは。でもよ、今日久しぶりにシングルやって、お互いのワイルド確認しあえて、な? 俺たちもう1回手を合わせてよ、ワイルドの道を一緒にいかないか」(ファンはワイルドコールを送る。)
征矢「(ファンの泣くな!の声に)泣いてねー。今日雨ふってんだろ。雨じゃないのか? ちょっと待て。雨がやむまでまってくれ。一つ言わせてくれ。大森さん今日のオレの復帰戦付き合ってくれてありがとうございました。オレは大森さんとのワイルドのなかで、あのときの気持ちで今日は来た。そして、タッグ、大森さんとタッグを組みたいところなんだが。大森さんアナタは復帰戦するときに寝ずに考えたって言ったな。じゃあオレも1日寝ずに考えさせてくれ。それでは大森さん、大森さんにはまったく関係ない話かもしれない。オレはWRESTLE-1のベルトに稲葉が持ってるベルト、あれにどうしても挑戦したいんだ」大森「挑戦したいのはいいけど、それは普通勝ったヤツがいう台詞。相変わらずワイルドだな。お前(と退場)」
征矢「今オレは実績が無いけどWRESTLE-1のシングルのベルトに挑戦します。応援よろしくお願いします。ワイルドに行こうぜ!」
【征矢の話】「とにかく大森さんには今日、感謝してます。向こうの社長の秋山さんもよく思ってないでしょうけど、それを知ってても大森さんがわざわざW-1のリングに上がってくれて、それもオレの復帰戦の相手。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、W-1でやらなきゃいけないことありますから。8月11日、横浜文体で挑戦が決まったのに、ケガで挑戦ができなくて。挑戦者以下ですよ。いまオレに必要なのは実績。実績を作ります。やらせてくれ、チャンスをくれ。UWAでもいろいろあるだろ。なんでもいい、オレに実績をくれ。
(大森さんとのタッグ結成に関しては?)そんなに焦らないでくれ。大森さんが寝ずに一日考えたら、オレも寝ずに一日考えて。大森さんとタッグを組んで、そのあとの展開がどうなるかわかりません。でも全日本プロレスさんが許してくれるなら、タッグリーグのエントリーとかもあるでしょう。ただ、寝ずに一日考えさせてください」【大森の話】「とっくにふぬけになってると思ってたけど、なんだあの野郎、欠場してたなんてウソみたいだ。試合やってみて、もう一回タッグを組んでみてえなって。中途半端に終わってしまったっていうのもあるし、試合前にVTRで話していたとおり、(征矢の)異変に気づけなかった自分っていうか、そういう自分を自分で責めてたっていうか。いずれ試合をすることも、そういうタイミングがくればするだろうし、こなかったらそのままだろうなって思ってました。いま闘い終わって、タッグ結成に関しては大いに興味があります。彼が欠場したまま全日本を退団してしまって、ワイルドを究めることができないままそういうことになってしまったんで、やり残したことというか、彼には前向きに考えてほしいなと思います。オレたちならそれだけのものがまた築けると思ってます」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本
[第7代王者組]カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(18分16秒 エビ固め)[挑戦者組]KAI ×村瀬広樹
※三沢魂タイガードライバー【KAI、村瀬の話】
KAI「村瀬! オマエきょう頑張ったよ。頑張ったよ! 村瀬は頑張ったよ。村瀬は頑張った、オマエは!でも、負けだよ。負けたんだよ! でも、負けたら、負けっ放しは負けじゃねえんだよ! 負けても負けても這い上がっていくのが! 本当の負けじゃないだろ。俺は勝ちにこだわっていくぞ。それよりも! きょう翔太、潮吹! アイツら何やってんだ。俺の大事なタイトルマッチなのになんで来ねえんだよ。おかしいだろ! 村瀬こんなに頑張ったんだぞ! 仲間が頑張ってんだぞ! 来ねえのおかしいだろ。オマエらもうやめる気なのか。やめさせねえぞ! 来いよ。ノーギャラでも来いっていうんだよ! ティーチャー、ティーチャー! ティーチャー最近どこ行ったんだ、ティーチャー。キレたな、ティーチャーも。みんな集まれ! 村瀬、きょう頑張ったよ。あとはオマエが思いの丈、語れ」村瀬「俺のワガママにKAIさんにもきょう一緒に挑戦してもらって。結果、俺が負けた。きょうは、きょうは何も言えない。きょうなんも言うべきじゃないと思うので。クソッ! ああっ…」
【カズ、鼓太郎の話】
カズ「(KAI&村瀬組の手応えは?)いや、(村瀬は)ふざけたヤツだと思ってたんですけど。鼓太郎さんのガウンを奪い…あれ? コタちゃん、ガウン?」鼓太郎「アイツ持ってきてないです。宅急便で送らせましょう」
カズ「これのとき持ってくるはずだったのに」
鼓太郎「アイツ忘れやがったです」
カズ「やっぱとんでもねえヤツだ。俺、いいこと言ってやろうかと思ったけど、とんでもねえヤツだ、アイツは。約束は守れ、オラ」
鼓太郎「速達だ、即奪」
カズ「だけどあの粘りはふざけてるとかそういうのじゃなくて、彼の中で眠っている意地なんですかね。十分感じました」
鼓太郎「防衛しましたけど、防衛して当たり前ですよね。ガウン盗んだり、前にマスク盗んでいろいろやってたけど、やっぱりリング上でものをいうのは実力だから。実力があってこそのキャラクターだ俺は思ってってて。彼にだってそう。自由を言っていいヤツは極めたヤツだけだよ。俺はKAIとだってシングルやりたい。次、かずちゃんがクルーザーいくってことで。俺ね、この選手に負けたとき、その負けに言い訳はないけどね、若いヤツらに懸けてもいいのかなと思ったんですよ。だから次、かずちゃんとの試合でしっかり成し遂げたいと思います。うちのかずちゃんは負けないから。あの、目障りなんだよね。年齢、そういうものを一括りにして。目障り。上でも言ったけど、偉いの、強いの、そういうところですよ。いま突っ走る上で、いま一番強いヤツ。以上です。
(提唱者としてこのタイミングで取りにいく)目障りだから、それだけ。アイツらとは一緒にやりたくない。そもそも若いヤツともやるべきって言ったんだから。なんで防衛したときに若いヤツ誰も出てこないんだよ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局、引っ張ってるのは俺等でしょ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局引っ張ってるのは俺らでしょ。口だけかオマエらと言いたいですね」◇第7試合◇
▼メインイベント 5対5イリミネーションマッチ 60分1本
○河野真幸 近藤修司 葛西純 火野裕士 NOSAWA論外(36分0秒 エビ固め)×稲葉大樹 土肥孝司 黒潮“イケメン”二郎 熊ゴロー 藤村康平
※合体Fucking BOMB【退場順】
[1]X論外(15分04秒、藤村の横入り式エビ固め)
[2]X熊ゴロー、葛西(17分05秒、両者リングアウト)
[3]X黒潮(24分04秒、河野のチョークスラム→体固め)
[4]X近藤(26分12秒、因幡のグラウンド極反り卍固め)
[5]X藤村(28分40秒、火野のFucking BOMB→体固め)
[6]X土肥<32分08秒、河野の足4の字固め)(試合終了後)
河野「稲葉、チャンピオンがノンタイトルで負けた場合は、このあとどうなるかわかってるよね、プロレス界だから。お前のWRESTLE-1王座、オレが立候補するぞ、コノヤロー! ただ、お客さんに楽しんでいただくのは大事だと感じたので、ここで僕はマイクを渡します。お客さんを満足させて帰ってください。若手の皆さん、お疲れさまでした(そのまま退場)」稲葉「河野さん、いや河野! 次の後楽園、1vs1でオレとやれ! オレとタイトルマッチやれ!!」と受けて立つ構え。そして、ファンには「今日はすごくカッコ悪い負けかたをしましたが、河野とやります。また勝ってもう1回、ここで俺たちが引っ張っていくって言います。今日はありがとうございました」
【葛西、NOSAWAの話】
NOSAWA「(葛西に向かって)中でやれって言ったろ」葛西「オマエらがオレっちのこと信じてねえから、だからああいうことになるんだよ」
NOSAWA「一回は許してやるよ。あと、若いヤツ、全然勢いがねえんだよ。入場したとき、なんだあのお通夜みたいな雰囲気。あんな素人みたいなヤツらやめちまえ」
【河野の話】「ベルト取ったらどうしようかな。初代のオレが責任もって、あのベルトを封印しようかな。なんかもう、おもちゃになっちゃってるから。本来の使われ方をされてないから。また若いヤツらで新しいのを作ればいいじゃん。彼ら文体以降、若い力で、若い力でって言ってるけど、まあオレに集客力があるかっていったら、あるとは言わない。でもアイツらがやりますって言って、客足が悪化してねえか。それならまだ、前までの方が良かったんじゃねえか。外でW-1の名前を売る? どうぞどうぞ。でも、ここのリングが充実してないと、それもまったく意味ない。対抗戦とかで目立つとかは簡単だよ。団体同士の対戦でお客さんを満足させていかないと。ステロイド使うなって。ステロイド使うぐらいなら、プロテインを飲んで、きっちりと筋トレしなさいって。そこだよね」
【稲葉、黒潮、藤村の話】
稲葉「文体のあと、ボクらが引っ張って行くって言いましたけど、今日の結果じゃ、引っ張って行くなんて恥ずかしい。この試合で、これから引っ張って行くなんて言えないです。でも、ここで終わったら、これまでといっしょなんで。どうにかしてボクらで変えていかないといけない。河野さんに次、挑戦するって言われたんで、次の後楽園、ボクは河野さんと1対1でこのベルトを懸けて、とにかく結果を残します」黒潮「でも、よく頑張ったよ。キャリア10年以上の差でしょ? オレたちがこれから10年経ったら、絶対あれよりよくなってる」
稲葉「10年後じゃダメ、いまやらないと。10年後じゃダメ」
黒潮「ごめん…」
稲葉「オレたちで変えましょう」
藤村「前の大会でNOSAWA論外から“オマエ、プロレスに向いてねえ”とか言われましたけど、一生懸命練習して、NOSAWA論外を超えるスーパースターになって見返してやります」
WRESTE-1後楽園大会で8月に右肩を負傷し長期欠場となっていた征矢の復帰戦が行われ、復帰戦は征矢の指名で“GET WILD”の相棒だった全日本プロレスの大森と対戦、二人共互いに「GET WILD」で入場した。
序盤からショルダータックルで征矢が先手を奪うと、大森が場外へエスケープしエプロンに戻ったところで征矢がラリアットで強襲、ここからラリアット合戦となって征矢が競り勝って場外戦となるが、征矢のラリアットが鉄柱に誤爆してしまうと、これを逃さなかった大森が右腕攻めを展開、大森は征矢の右腕に容赦なくストンピングを落とす。
劣勢の征矢はブレーンバスターで反撃すると、串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック、「ワイルドで行こうぜ!」と叫びつつネックブリーカーを決め、互いに叫びながらチョップ合戦を展開する。
大森はビックブーツ、ニールキックを放つと、征矢はダブルチョップで応戦してブレーンバスターからワイルドボンバー、デスバレーボムと畳み掛けてから、後頭部へのワイルドボンバーを放ち、正面からのワイルドボンバーを狙う。
しかしガットショットで迎撃した大森は後頭部へのアックスボンバーから雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けた後、左右のアックスボンバーからアックスボンバーで3カウントを奪い、征矢は復帰戦を勝利で飾れず、夜に行われる秋山準戦に向けて不安材料を残してしまった。
試合後に大森から征矢にGET WILD再結成を呼びかけたが、征矢はWRESTE-1チャンピオンシップを奪取してからと返事を保留にしたものの、大森は12月に開催される世界最強タッグにGET WILDでのエントリーを視野に入れることを明言した。
GET WILD再結成は征矢にとっても願ってもないことだが、WRESTE-1王座を優先にしたのは、8月の横浜文体では本来なら征矢が王者だったKAIに挑戦するはずが、征矢の負傷欠場で挑戦権を失い、王座は稲葉に渡ってしまった。タイトルマッチ直前の欠場だったこともあったことで征矢自身も悔しい思いはある。
しかし大森は世界最強タッグでのエントリーを視野に入れ始めた、大森の本来のパートナーはワイルドバーニングの秋山準、またアックスボンバーズの田村和宏だが、おそらく秋山は別パートナーでのエントリーを考え、田村も世界最強タッグを勝ち抜くには小柄の田村では力不足というものもある。
GET WILD再結成に関しては互いの意志が統一されないうちは難しいのかもしれないが、今後の展開次第では可能性は高くなる、もし再結成となると最強タッグでは目玉になりうるだけに期待はしたいが・・・またメインでは稲葉率いるニューリーダーvs近藤らナウリーダーによるイリミネーションマッチが行われ、試合はこの中で一番キャリアの浅い藤村がナウリーダーの連係攻撃に蹂躙される。そして熊ゴローがカットに入ろうとしてレフェリーの制止に遭うと、背後から葛西が藤村にイスで一撃を狙うが、NOSAWAに誤爆してしまい、藤村が丸め込んで3カウントとなりニューリーダーが先制、これで冷静さを欠いた葛西は熊ゴローを襲撃し場外戦を展開するが、そのまま両者リングアウトとなってしまう。
4-3でリードを奪ったニューリーダーだが、ニューリーダーの連係を凌いだ河野が黒潮のトラースキックを受け止めてからエルボーを放ち、ネックハンキングボムからチョークスラムで3カウントを奪ってナウリーダーがタイに持ち込み、勢いに乗ったナウリーダーは稲葉を捕らえるが、稲葉は近藤をグラウンド式エビ反り卍固めで捕らえてギブアップを奪い、ニューリーダーが再びリードを奪う。
しかしニューリーダーの攻勢もここまで、藤村が火野のFuking bombで3カウントとなると、土肥が河野のドラゴンスクリューからの足四の字固めでギブアップで、ニューリーダーは稲葉だけとなり、火野と河野は孤立した稲葉に集中攻撃を浴びせ、最後は河野&火野の合体Fuking bombが決まって稲葉は力尽きて3カウント、試合後には河野が稲葉の保持するWRESTE-1王座挑戦に名乗りを挙げた。クルーザーディビジョン選手権は児玉がジェイの挑戦を受け、ジェイは児玉の右腕攻めを展開して試合を有利に進め、連続ジャーマンで勝負に出るが、着地した児玉はジャーマンで返すと、ジェイもローリングラリアットで応戦する、
ジェイは串刺し攻撃の連打、雪崩式フェースバスター、ツームストーンパイルドライバーと畳み掛けると、パワーボムからダイビングヘッドバットを投下するが、かわされてしまい自爆。
これを逃さなかった児玉はトラースキックを放つと、一進一退の攻防からトルネードDDTで突き刺し、最後は変形バスターからのサーヴィカルスパイクで3カウントを奪い王座防衛。またセミのタッグ選手権は場外戦で挑戦者組が先手を奪い、連係も冴え渡って王者組を分断する。
しかし王者組がカズのトペ、鼓太郎のトルニージョの空中戦で流れを変えると、合体技で逆に挑戦者組を分断、最後は鼓太郎がブルーディスティニーを村瀬に決めると、カズの援護からランニングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛。試合後は児玉の保持するクルーザーディビジョンに挑戦を表明した。世代闘争から一歩引いていたカズだったが、クルーザー級王座に目をつけたことでカズも世代闘争の渦に飛び込むことになったようだ。【試合結果詳報】世代闘争5対5イリミネーション戦で若手玉砕、河野真幸がシングル王座挑戦へ。大森隆男が征矢学にタッグ要請。カズ&鼓太郎タッグ王座防衛、カズがクルーザー挑戦表明…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/US4cd3XCli
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年10月9日後楽園ホール大会終了。
連合軍?旧世代軍?ナウリーダー?いろんな呼び方があるんだなぁ。
— 河野 真幸 (@kono412) 2016年10月9日葛西のやろー
今日は許す
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年10月9日大雨の中ご来場ありがとうございました!
やりました❗❗
でも結果は負け!
また明日も頑張ります pic.twitter.com/Bii2ZDMD6D
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2016年10月9日児玉裕輔の持つクルーザーディビジョンタイトルに挑戦表明。
若いから何んだ?!?!#後楽園ホール #w_1
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年10月9日村瀬。頑張った。今日は本当に頑張った。が、負けた。でも負けたけど、本当の負けは諦めて立ち上がれなくなる事だ。だから俺らは諦めないぞ。また立ち上がるぞ。そもそも何で俺らのタイトルマッチなのにセコンドに翔太と潮吹はいないんだ?!可笑しいだろ。お前らに来ないという自由はないぞ#w_1 pic.twitter.com/gdyNHmUhjX
— KAI (@kai0222) 2016年10月9日KAIさん…タッグタイトル挑戦をお願いしときながら本当にすいませんでした。#w_1#悔し泣き顔の写真はやめてくれ https://t.co/RRq7pSkHWx
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年10月9日 -
征矢が復帰戦の相手にワイルドの相棒・大森を指名!稲葉がKAIを涙の返り討ちも新世代の結束で世代闘争へ
9月18日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 3rd ANNIVERSARY」後楽園ホール 811人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大家健 村瀬広樹 ○藤村康平 翔太(6分17秒 キャメルクラッチ)アンディ・ウー X立花誠吾 頓所隼 進藤翔◇第2試合◇
▼プロレス総合学院2期生デビュー戦/30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA(8分00秒 キャメルクラッチ)X伊藤貴則 デニス篠原◇第3試合◇
▼30分1本
△葛西純(8分32秒 両者リングアウト)△熊ゴロー【熊ゴローの話】「両者リングアウト、訳分かんねえ。オレはこんな感じで、こんな結末じゃなくて、もっと違うものを征矢さんと葛西さんに見せたかった。何度でも征矢さん、葛西さんにオレの気持ちをぶつけます。もっとちゃんとオレのハートを葛西さん、征矢さんにぶつけます」
【征矢、葛西の話】
葛西「あれがアイツのやる気か? ちょっとわかんねえ。オレっちも頭に血が上って、確かに我を忘れてた。それをよ冷静に判断してくれた、間に入ってくれた学ちゃんを蹴飛ばして。負傷者に手を出すってどういうことだよ。あれがアイツのやる気か? レスラーとしてじゃねえよ。人間として間違ってんじゃねえのか」征矢「あれがアイツのやり方か? もうニューワイルドオーダーに残れとか言わねえよ。ぶっ潰してやる」
葛西「確かにいままでのアイツとはちょっと違ったよ。いままでアイツはちゃんとした人間だった。でも今日で分かった。アイツは人間として間違ってる」
征矢「2人でまたやっていきましょう」
◇第4試合◇
▼30分1本
○黒潮“イケメン"二郎(10分07秒 イケメン固め)X河野真幸【黒潮の話】「俺だってね、練習ぐらいしてますよ。ただ、プロレスは難しいですね。相手を振り向かせないと。今回は振り向いてくれたからよかったですけど、俺はこうやって敵を作ってW-1を盛り上げていく。敵はW-1の外ですけど、W-1を盛り上げていくためにはW-1の人とじゃないとダメなんですよ。僕はW-1に残った人たちとW-1を盛り上げていく! 敵でも味方でも! ただ、実力はまだまだ伴ってないので、船木さん、待っててください。フィニッシュ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○火野裕士(8分14秒 体固め)X土肥孝司
※Fucking BOMB【火野の話】「リアル・デスペラードを抜けて、やりたいことが何となくわかった気がする。まあでも、あんなもんじゃまだまだやから。せっかく抜けて、俺たちベテラン軍に噛みつきたいんちゃう? だから抜けたんやろ。俺らの下でヒョコヒョコついてくようなキャラじゃなくて、俺が俺がって前に出てくるようなことをやりたかったのかな、アイツは。案の定、まだまだ無理やぞ。あれで俺に勝てると思ってるのか? 全然無理やな。せっかく抜けて、お前なりに頑張ってるのかもしれへんけどな。まだまだ足らへんちゅうことや。まあ、頑張れや。(シングルでやってみて、気持ちは感じた?)感じたからそういうようなことを言ったけど、さっきも言ったように、気持ちが足らへんってことやね。今日の試合を見て、なにかできたか? ほとんど何も残せてへんやろ。あんなんじゃ無理やっちゅうことや。もっと気持ちが強くなって。せっかくリアル・デスペラードをアイツの意志で抜けたんや。もっと気持ちを強くもって、かかってきてくれ」
【土肥の話】「強いな。強い。でも、ちょっと火野裕士の余裕のないところを見せられたんじゃないかな。本当はいろいろ考えたんだけど、やっぱり真っ向からぶつかって勝ちたいというのがあって。玉砕されたね。でも、向こうから仕掛けること、火野裕士からいきなり仕掛けてくることはねえだろ。それは前哨戦で俺への気持ちが高ぶってきたからじゃねえか? まあ、1回で終わらせたくないね。(結果は伴わなかったが、内容の部分では?)内容は正直まだまだだ。火野裕士が俺の技で倒れたかって言ったら、全然倒れてないし。でも、俺はちょこまかやらないよ。W-1で火野裕士とシングルやって、チョップ何発も張り合えるのは他にいるのかよ? 俺しかいねえからよ。まだまだやりたいですね」
◇休憩前◇
(欠場中の征矢学がリングに登場。)征矢「みなさん、お久しぶりです。わたくしW-1の征矢学と申します。どうぞよろしくお願いします。わたくし8月にケガをしまして、10月の後楽園で復帰が決まりました。なんですが、どうしても復帰ではやりたい相手が一人おります。私がもう一度ワイルドの心を取り戻すために、ワイルドハート、ワイルドハート! みなさんピンとこないですか。そうです。大森隆男とシングルマッチをぜひやりたいと思っております!(歓声)拍手をいただいたのはありがたいのですが、これはただ私が思っているだけであって、カード自体決まっておりません。ですが、私はこのカードをぜひとも実現すべく、明日の全日本プロレスの後楽園ホールに、直接大森さんに直訴しに行きたいと思っております! 私の気持ちが大森さんに届くか、全日本プロレスに入れてもらえるかわかりませんが、必ず気持ちを大森さんに伝えたいと思います。次の10月9日の後楽園ホールでは、私と大森さんの闘いをぜひとも楽しみにしていただきたいと思います! よろしくお願いします!」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(13分40秒 片エビ固め)[挑戦者]X吉岡世起
※サーヴィカル・ブレイク
☆児玉が初防衛に成功【児玉の話】「鬼のような吉岡さんを引き出すって言って、やっぱり凄いのが来ました。途中の蹴りで、気管のところが切れたっぽいです。血がたくさん出てきて。でも、あれだけ怖い吉岡さんを引き出して勝ったというのは、非常に自分の中では大きいです。お互いに負けたくない、似た者同士だと思うんで。ファイトスタイルは違っても、どこかで意識し合える部分もあるので。これで終わりじゃないです。どんどんと、何回も何回も吉岡さんとやっていきたいなと思います。もしかしたら、次は吉岡さんの持つベルトに僕がチャレンジするかもしれないし、いろんな状況あると思うんですけど、これっきりで終わらせたくないですね。(同じ世代での戦いは見せられた?)そうですね。やっぱりこれからのW-1というのは僕らの年代がドンドン第一線に上がっていなきゃいけないと思っているんで。周りになんと言われようと、ドンドンドンドンチャレンジしていくことが一番。こうして多くの人に触れる機会がある人間であればあるほど、常に動いていなきゃいけないと僕は思っているんで。常に行動を起こしていきたいなと思っています。(次の防衛戦は?)1回、同期対決というか、同世代対決はやったので、いろいろ考えているんですけど、何個か案があって。どれにするかというのは、また考えたいと思います。次に向けて打ち出したいと思ってます。W-1とこのベルトをドンドン凄いものにしていくために、僕なりに考えているんで。また追々発表させていただきたいと思います」
◇第7試合◇
▼第7代WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王者決定戦/無制限1本
○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(11分17秒 片エビ固め)近藤修司 X“brother"YASSHI
※パワープラント
☆カズ&鼓太郎組が第7代王者となる【カズ、鼓太郎の話】
カズ「うれしい! W-1の未来はオレたちの試合だろ。W-1の未来は作るのはカズ・ハヤシと鈴木鼓太郎、略して…」鼓太郎「略して…考えておきます」
カズ「倒してみろ。オレらを超えられるタッグがあるのかと問いたい。自信のあるヤツは出て来いよ」
鼓太郎「急造タッグかもしれないけど、それでも一発で結果出した。そこらの通常のチームより3倍強いぞ」
カズ「上野の鼓太郎さんのバーで勝利のカクテル飲んでるんだ。今夜も飲むぞ」
【近藤、YASSHIの話】
近藤「コイツ、何年かブランクあるけど、ほかの現役の3人に全然見劣りしなかったよ。見ててわかっただろ。もしかしたら4人の中で一番がんばったよ。プロレスやってないときも、魂はプロレスラーだったってことだよ。オレたちはスタートはいつもこうだよ。闘龍門入ったときもそう。今からスタートでも遅くねえよ。なあ、ブラザー。年齢は関係ねえよ」YASSHI「今からや、カスヤロー。脳ミソだけでプロレスするヤツらを、オレらがヒーヒーいわしたる」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者]○稲葉大樹(21分57秒 タイガースープレックスホールド)[挑戦者]XKAI
☆稲葉が初防衛に成功(試合終了後)
(ベルトを受け取った稲葉に大歓声。KAIが座ったまま握手を求める。稲葉が応じ、頭を下げる。稲葉は顔をくしゃくしゃにして涙。稲葉コール。)稲葉「今日は泣かないって決めてたんですけど、やっぱり泣いちゃいました。でも、これで、前の試合でギブアップ取って、フォールで3カウント取って、もうマグレじゃないってことが…。これからのW-1、ボクが引っ張っていきます!(稲葉コール)でも、でも、W-1引っ張っていくっていうのはボクだけの思いじゃないはずです。リングの周りにいるみんな、ちょっと上がって来てください。(若手がリング上へ)みんなもオレと一緒の気持ちでW-1盛り上げていきたいって、同じ気持ちですよね。W-1の若手の気持ち、固まってます。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! よろしくお願いします!」
(そこへNOSAWA、火野、河野、葛西らが登場。)
NOSAWA「おい、てめえら若いやつらで何ができるって言うんだよ? おい土肥、オマエな、今日火野に負けてんだよ。現実見ろよ、ボケ」
葛西「おいおいおい、あんちゃんたちよ、リング占拠してなんだ? 天下取ったつもりでいるのか? おい熊、オマエよ、ケガ人に手出してよ、このW-1のリング引っ張っていく? きれいごとも休み休み言えよ、この野郎」
河野「おい稲葉、いや、チャンピオン。W-1を引っ張っていきたい、盛り上げたい、その気持ちは素晴らしいことだと思う。ただ、それはこのリングで闘うすべての選手がもって闘わなきゃいけないことなんだよ。当たり前のことなんだよ! W-1始まって3年だよ、オマエ、3年。おせえよ! しょうもない。オマエ(黒潮)も」
稲葉「河野さん、でもオレたち、もう一度、気持ちをひとつにしてW-1盛り上げていきます!」
河野「だから言ってんだろ! オマエらが束になってやったって何もできねえって言ってんだよ、この野郎!」
稲葉「じゃあオレたちとやりましょうよ。5対5でやりましょう」
河野「…5対5って、オマエら仲良しこよしかもしれねえけど、こっちは関係ねえよ」
葛西「(さえぎって)よーし! おもしれえじゃねえかコノヤロー! よしよしよし。それなら話はええよ。オレたち、1、2、3、4、5、よしよし、5人いるからよ、オマエらだれが出るんだ!? だれがでるんだオイ!?」
稲葉「じゃあこっちは、熊、土肥さん、イケメン、そしてオレ、もう一人…」
藤村「(マイクを奪って)W-1で一番若いのはこのボクです。あとの一人、ボクでお願いします! ボクにやらせてください! お願いします!」
稲葉「じゃあこっちはもう一人、藤村でいきます。これで5対5、やりましょう。今度の後楽園で5対5でやりましょうよ! イリミネーションでやってやりますよ。5対5のイリミネーション、次回後楽園でやります!」
(ベテラン軍が退場。葛西とNOSAWAがハグ。葛西は火野とも半ば強引にハグ。)
稲葉「ボクたち若手、気持ちはひとつです。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! また応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」
【近藤、河野、葛西、NOSAWAの話】
近藤「オレは誰も信用してねえ。オレが信用してんのは、オマエ(河野)だけだ。とにかくアイツら出た杭を叩き潰す」河野「まあ、出たのかどうなのかもわかんないけど」
近藤「出てねえか」
葛西「今度やるんだろ、オレたちで」
近藤「仲間じゃねえぞ」
NOSAWA「若い力って言われても全然ピンと来ない。若い力で集まってなにができるんだって。キャリアが違う。結果、ベルト取りました、お客さん喜びましたって。全然、客入ってねえじゃねえかよ。潰れるぞ。5対5、ぶっ潰してやる」
【稲葉、児玉、藤村の話】
稲葉「今日3カウント取りました。マグレ、マグレって言われてましたけど、これでもうマグレって言われないと思います。これからは本当にボクたちで引っ張っていきます。最後リング上で、藤村もああやって意思表示をして、藤村は武藤塾からいっしょに頑張ってきた仲間なので、5対5、ボクたちがW-1を引っ張っていきます。気持ち的に沈んだ部分もあったんですけど、どうにか今日の後楽園に気持ちを持っていけたかなって。これからもっともっと自分自身変えていかなきゃいけないなと思います。ボクが引っ張っていきます。その気持ちをみんなが持っていれば、きっとW-1は変わっていくと思います」児玉「ひとつ提案なんですけけど、UWA6人タッグ、ボク、土肥、熊って、若手だけで試合やらないですか? オレたち若い世代でこれだけのものができるんだっていうのを見せるためにも」
稲葉「やりましょう」
藤村「W-1のなかで一番若いのはボクなので、ボクもW-1を引っ張っていく一員だと思ってます。もっともっと強くなって盛り上げていきたいと思います」
休憩前に右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷で欠場していた征矢が登場、10月9日後楽園大会からの復帰を発表したが、復帰戦の相手にかつての相棒である全日本プロレスの大森を指名した。
征矢と大森は、ご存知の方も多いだろうが、武藤体制時代の全日本プロレスでGET WILDを結成し全日本マットを席巻、2012年プロレス大賞最優秀タッグチームにも選ばれ、征矢自身もブレイクするきっかけにもなった。
しかし翌年の2013年に世界タッグ王座から転落後に征矢が首と目の治療のため長期欠場のためチームは活動休止になると、武藤とオーナーだった白石“バカ”伸生の間で対立が生じて全日本に分裂騒動が起き、征矢は全日本に留まったが、12月末に突如退団、WRESTLE-1へと走ったことで再結成の可能性もなくなってしまった、征矢がなぜWRESTLE-1へ走った理由はわからないが、この時点で全日本は資金的に厳しくなっていたことから、バカ白石が支払うべきものを支払わなかったからと見ている。
しかし二人の仲は切れた共言い難く、互いに「GET WILD」を入場テーマとして使用していたことから、離ればなれになっても解散はせず名前だけでも継続させていたが、今年になってWRESTE-1と全日本が雪解けで急接近したことで、征矢と大森が再び交わる可能性が高まっていた。後は征矢の呼びかけに大森がどう返答するか…本題のWRESTE-1後楽園大会はnew Wild orderの離脱を表明した熊ゴローが葛西とケジメの禊マッチを行うが、二人はラリアット合戦から葛西が顔面蹴りを放つと、バックドロップや後頭部へのドロップキックと徹底的に痛めつける。
しかし熊ゴローは耐え切ると頭突き合戦からドロップキックを放ち、バックフリップからダイビングセントーンを投下、パワーボムと畳み掛けるが、クリアした葛西も延髄斬りや頭突きで応戦、ラリアット合戦を制してからリバースタイガードライバーを決めるも、今度は熊ゴローがクリアする。
葛西はパールハーバースプラッシュも投下するが、クリアした熊ゴローは強引にブレーンバスターで投げると、ラリアットから場外戦に持ち込み頭突き合戦を展開するが、完全にエキサイトした二人はレフェリーや立会人の征矢の制止までも無視してしまい、レフェリーが収集不可能と判断して場外カウントを数え両者リングアウトとなるも、二人は治まらず大乱闘となってしまう。打倒・河野を掲げた黒潮はシングルで3連敗を喫している河野と対戦、河野がハイアングルのチョークスラムや場外戦で線絵tを奪うも、黒潮はスワンダイブミサイルキックで反撃してからトペコン、アラビアンプレスと反撃、しかしエプロン越しのハイキックからのスワントーンボムが自爆となってしまうと、河野はエルボー合戦からネックハンキングボム、串刺しニー、チョークスラムと畳み掛けるが、雪崩式チョークスラム狙いは黒潮が回転十字固めで切り返す。
黒潮はトラースキックからムーンサルトプレスを投下するが、河野は剣山で迎撃すると、ランニングニーからジャーマン、バックドロップ、チョークスラムと畳み掛け、ランニングニーから再度チョークスラムを狙うと、黒潮がウラカンラナことイケメン固めで逆転3カウントを奪い、河野越えを達成する。火野vs土肥は火野が逆水平合戦からパワーで圧倒するが、ラリアットをブロックした土肥はエルボーからバックドロップで活路を見出すも、火野は逆水平で鎮圧する。
土肥もエルボー、ラリアットで反撃するが、再度のラリアットはかわされると火野はジャーマンで投げ、ラリアットを狙うも、今度は土肥がカマイタチで迎撃してからラリアットを狙う。
しかし火野がラリアットでなぎ倒すとFucking BOMBで3カウントで完勝となる。クルーザーディヴィジョン戦は吉岡がミドルキックで先手を狙うが、児玉は吉岡の痛めている首を攻めて先手を奪う。
しかし吉岡はレッグラリアットで反撃するとミドルキックの連打、串刺しジャンピングニー、ジャンピングハイキックと浴びせ、場外へ落ちた児玉にランニングローキックを炸裂させてから鉄柱越えのトペコンヒーロを決める。
リングに戻った吉岡はみちのくドライバーを決めるが、ハイキックは児玉がかわすとコーナーへのギロチンホイップからクロスフェースで動きを止め、打撃戦もエルボーの連打、ドロップキックで制したかに見えるも、吉岡もスピンキック、スライディングキックで応戦し反転式ハイキックを狙うが、読んだ児玉がトラースキックを放って両者ダウンとなる。
児玉は吉岡をコーナーに固定すると顔面へトラースキックを炸裂させ、トルネードDDTからリバースDDTを狙うも、吉岡は変型ハイキックで阻止しスライディングキックを狙う、しかしキャッチした児玉は頭突き合戦を制した後でトラースキック、変型リバースDDTと畳み掛けてからサーヴィカル・ブレイクを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合終了後は両者握手でノーサイドとなったメインは8月10日横浜文体大会の再戦となる稲葉vsKAIのWRESTE-1チャンピオンシップ、KAIから王座を奪取した稲葉だったが、8月19日の新宿大会ではKAIが稲葉から直接フォールを奪っただけでなく、稲葉の勝利を「まぐれ」呼ばわりし、前王者の権利を行使して再戦に漕ぎ着けた。はKAIは三富、翔太、大家、村瀬と共にトレインで入場すれば、稲葉のセコンドにはアンディ、吉岡、黒潮、土肥、熊ゴロー、児玉が着いた。
試合はKAIがフロントハイキックを狙うも、かわした稲葉はKAIの胸板にヘッドバットを炸裂させてからフライングショルダーを発射、KAIを場外へ追いやった稲葉は客席へホイップを狙ったが、逆にKAIが客席にホイップし、柵へ叩きつけてから東側看板に稲葉の頭部を叩きつけて先手を奪う。
KAIは再び場外戦に持ち込んで、翔太に南側入り口の上からのダイブを要求して翔太はスタンバイするも、KAIは翔太を置いてリングサイドに戻ってしまい放置状態にしてしまうが、KAIはリングサイドでのブレーンバスター、客席へのホイップと試合を有利に進める。
劣勢の稲葉はKAIの串刺し攻撃を阻止するとフライングショルダーを発射し、顔面ウォッシュや顔面への低空ドロップキックの連発で流れを変え、時間差ロープワークから火の玉ボム、そして卍固めを狙うも、KAIは担いでバックフリップで投げ、ダイビングフットスタンプから逆エビ固めと稲葉を追い詰める。
KAIは稲葉の串刺し攻撃をハイキックで迎撃してからコルタバで場外へ追いやり、トペを発射させると「マグレ」コールをあおり、リングに戻ってから稲葉をコーナーに逆さ吊りにして顔面へのスライディングキックからLATを狙うも、稲葉はコンプリートショットで切り返し、ダイビングヘッドバットの3連発、フィッシャーマンズバスター、連続ジャーマンと畳み掛ける。
稲葉は再度卍固めを狙うが、振りほどいたKAIはトラースキックから延髄斬り、ジャーマン、トラースキック、再度のLATは稲葉が着地して張り手で返すと、KAIも打ち返し、稲葉がヘッドバットから突進したところでキャッチしファイヤーサンダーで突き刺すも、稲葉のヘッドバットでKAIは流血してしまう。
KAIは垂直落下式ブレーンバスターからスプラッシュプランチャを狙うが、追いかけた稲葉と競り合いになると、競り勝ったKAIが雪崩式LATで叩きつけ、サンダーファイヤーパワーボムから再度スプラッシュプランチャを投下するが稲葉は剣山で迎撃してから丸め込む。
KAIは雁之助クラッチを狙うが、稲葉は卍固めで切り返すと、耐えるKAIにヨシタニックを決め、最後はジャーマンからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。試合終了後には稲葉は涙を流しながらKAIに頭を下げてノーサイドかと思われたが、稲葉が児玉、黒潮、アンディ、吉岡、土肥、熊ゴロー、藤村を呼び込んで新世代宣言をすると、火野とNOSAWAのリアル・デスペラードとnew Wild orderの葛西、トリガーの近藤、河野がマッタをかけ徹底抗戦の構えを見せる。
そこで稲葉あ10月9日の後楽園大会で新世代vs旧世代によるイリミネーション戦を提案すると、旧世代は難色を示しつつ、新世代潰しで利害を一致させ共闘、稲葉ら新世代の提案を受け入れ、また新世代は稲葉、黒潮、熊ゴロー、土肥とデビューしたばかりの藤村を抜擢することになった。稲葉の呼びかけがきっかけとなってWRESTE-1は世代闘争へと突入、戦力的には旧世代が優っているものの、今まで敵対していた者同士がいきなり組むとなると団結力が欠点か、また10月9日の後楽園は昼にWRESTE-1、夜に全日本が開催されることから昼夜にかけて対抗戦が組まれるの可能性も高い、今後のWRESTE-1は世代闘争、そして全日本との絡みが軸になっていくのか・・・?
またセミのタッグチャンピオンシップの王座決定戦は序盤はチーム歴の長い近ブラがカズ&鼓太郎を分断しカズに集中攻撃を加えるも、交代した鼓太郎が流れを変え、カズとの連係も決まって近ブラと互角に渡り合う。
YASSHIは二人に急所打ちを決めてから近藤がランセルセを決めると、バビロンからYASSHIがフライングビッグヘッドで勝負に出たが自爆となってしまう。
両軍が入り乱れるも、カズ&鼓太郎の連係が冴え渡りダブルインパクト式アッパー掌底や鼓太郎のファンネル、カズのハンドスプリング式レッグラリアット、鼓太郎のブルーディスティニー、カズのリバースファイナルカットとYASSHIに立て続けに決めると、最後はカズがトラースキックからのパワープラントで3カウントを奪い新王者となった。【試合結果詳報】稲葉大樹がKAIとの再戦制しV1!若手VSベテラン抗争勃発、征矢が復帰戦の相手に大森を希望、カズ&鼓太郎タッグ王座奪取、新ブランド旗揚げへ…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/iCUke0AZ7S
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年9月18日【復帰決定】征矢が10.9後楽園大会で復帰決定!その相手に全日本プロレス・大森隆男選手を切望!しかも明日の全日本プロレス後楽園ホールで直訴!?詳細→https://t.co/ar2Yk4hrym #w_1 #プロレス #後楽園 pic.twitter.com/bUsNqyNw0a
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2016年9月18日w-1の10月9日後楽園大会で復帰いたしたす。会社には言ったのですが、私の中ではどうしても大森隆男さんと復帰戦をしたい。理由はたくさんあります。ただ、プライドも何もいらないただ戦い気持ちだけです。周りの方がどう判断するか分かりませんが、悔いだけは残したくないです。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年9月18日今更何言ってんだ。とか、いろいろ意見はあると思いますが、自分の悔いの人生を送りたいと思います。だから、私は明日、全日本プロレスさんの後楽園ホール大会に行きます。大森さんに私の気持ちを伝えに行きます。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年9月18日9・18後楽園
稲葉が勝って
俺が負けた
これは紛れもない事実だ
でも俺は負けてない
何故なら師匠のアニマル浜口会長からこう教わった
本当の負けは這いつくばって立ち上がるのを諦めた時だと
行くぞ!自由だぁー!!#w_1 pic.twitter.com/XFzcpbv70k
— KAI (@kai0222) 2016年9月18日鈴木さんと
タッグタイトルとりました!
これからのレッスルワンを2人が作りあげて行きます。
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年9月18日タッグベルトとったど~!
祝いじゃ~!
というわけで、疲れた体に鞭打ってBAR JIN にいます(笑)#鈴木鼓太郎
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2016年9月18日またベルトへ一歩届かなかった……
首は痛いし頭もクラクラする
でも、気持ちのぶつけ合いでバチバチするのは正直楽しくなってしまった
勝たないといけなかったんだけど
これでベルトを諦めた訳ではないし、いつでも児玉裕輔の首を狙いにいく準備は出来てる
またやりたいな#w_1
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2016年9月18日今日の土肥くん
リアルデスペラードやめた理由はなんとなくわかった
先輩らと組んで脇役よりも主役になりたいんやろな
まぁそれは自分も同じような考えやしようわかる
ただ自分は先輩と組もうが誰と組もうが主役なってるけどな!
まぁ土肥くんの考え方嫌いじゃないよ
がんばれや!
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年9月18日色々対策法は考えてたんだが俺らしくないから真っ向勝負で。玉砕。
ただ奇襲とかしてくることも今までなかったので、何連戦もしてきた中で今日すこーしだけバケモノ火野を本気にさせられたかなと。
世代闘争か。上等。#w_1 pic.twitter.com/caSZEQJfqk
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年9月18日フィニッシュ!#w_1 pic.twitter.com/wdLh1olgmU
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年9月18日初勝利❗#w_1 pic.twitter.com/srlegTAaFH
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2016年9月18日某プロレス情報サイトで「明日の全日本プロレス後楽園大会に征矢学が来場?」との記事を目にした。意図が飲み込めず少々混乱している。いやいや❗まずは自分の試合に集中しないとな。皆様のご来場をお待ちしております。 #ajpw #ミドルエッジ pic.twitter.com/GIxzwEKHLp
— 大森 隆男 (@omoritakao) 2016年9月18日 -
ビッグマッチ後のWRESTE-1は若手達の自己主張から始まった
8月20日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2016 FLASHING SUMMER」新宿FACE 203人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(4分15秒 逆エビ固め)×藤村康平(試合終了後、欠場中の征矢学からWRESTLE-1タッグ王座についての報告があるとのことで、征矢が右腕を吊った姿でリングに登場。)
征矢「本日はご来場誠にありがとうございます。このたび、わたくしがケガをしたので、これ以上はW-1の方にご迷惑を…そしていろいろとパートナーの葛西さんと話した結果、タッグのベルトを返上することにいたしました。(「えー」という声に)まあ、そういう気持ちもうれしいのですが、これ以上ちょっと迷惑をかけれないので。次、ボクが復帰したら必ず挑戦したいなと思っております。タッグも、そしてシングルも一日も早く復帰して挑戦できるようにがんばりたいと思います。すいません、皆様、今後とも応援よろしくお願いします」
(征矢は四方に頭を下げて退場。)
◇第2試合◇
▼30分1本
○児玉裕輔(7分19秒 片エビ固め)×大和ヒロシ
※サーヴィカル・ブレイク◇第3試合◇
▼黒潮“イケメン”二郎の七番勝負番外編/30分1本
○“brother”YASSHI(5分6秒 ナイスジャマイカ)×黒潮“イケメン”二郎(黒潮が入場)
黒潮「ちょっとすいません。(「歌え!」の声に)歌わないです。正直、この集客じゃ寂しいですね! でもオレがイケメンウエーブを起こすんで、まだ、待っててください。それと、ちょっと今日マイク多い気もするんですけど、すいません。試練の七番勝負、飯伏戦を終えて、次、船木さんというのを口に出してしまったんですけど、いったん終わって、ボクは得たものがございます。それは、大きな相手に練習せずに勝つっていう秘策を手に入れました。実際、七番勝負で1回も勝ってないですけど、終えた時点でボクはそれを取得しました。だからまずこの団体で、河野真幸にオレは絶対に負けないと…(「えー」という声に)えーじゃない、思いました。(「ムリ」という声に)ムリ? 珍しくボクがケンカを売ってます。河野さんにケンカを売ってます。絶対にオレは河野さんに勝てる。だからまずは“brother”YASSHIに勝って、河野さんを出します! 見ててください。フィニッシュ。やるぞー!」(試合終了後)
YASSHI「おい、カス野郎。黙って聞いてたら、オマエはプロレスをバカにしてんのか、カス野郎? なにもかも中途半端な半人前がよ! ちゃんと聞いとけカス野郎! オマエに何ができる、カス野郎! プロレスナメてるやろ!? きのうきょう決まった試合が、それが最後の試合になるって、そんな気持ちでよ、オマエ試合したことあんのか、カス野郎! きょうが最後の試合だったらどうする、カス野郎! カス野郎、だれにケンカ売るのもいいけどよ、ナメた口きいてたらこのオレが許さんぞ。オレに言われんのも嫌な話かもしれんけどなカス野郎、オマエにはな、こんなプロレスで何が伝えられるっていうんやカス野郎! 次は河野か? やるんはええやろ。ヒントだけやろうカス野郎。オマエに足りひんのは、下剋上と、カス野郎じゃカス野郎」◇第4試合◇
▼30分1本
火野裕士 KAZMA SAKAMOTO ○土肥孝司(8分59秒 片エビ固め)河野真幸 近藤修司 ×ジェイグ・オーメン
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
土肥「火野さん、KAZMAさん、今日でオレはリアル・デスペラードを抜けます。(詰め寄るKAZMAを手で制して)ちょっと待って、ちょっと待って。もうデスペラードにいてもよ、横浜文体みたいなよ、熱い試合できねえんだよ。オレは熊とやっていくんだよ。おい熊いるか、ちょっと出て来い、熊、熊」(それを聞きつけNOSAWA論外とMAZADAがリングへ。詰め寄るKAZMAを土肥が突き飛ばすと、論外とMAZADAが土肥を捕らえ、火野がラリアット。)
NOSAWA「(ダウンする土肥に)てめえ顔じゃねえんだバカヤロー。(熊ゴローが出てくるが、デスペラードが蹴散らす。それでも「やめろ!」と土肥におおいかぶさりかばう。)ぬるい対抗戦やってなにがやめるだ、バカヤロー。負けてんじゃねえかてめえら、バーカ! 負けてんだよ、対抗戦よ、勝った気でいるんじゃねえよ、バカヤロー(デスペラードは退場。)
熊ゴロー「土肥さん、一緒にやっていきましょう!」
(そこへ征矢が登場。)
征矢「オマエ、いまじゃねえだろうよ。今じゃねえだろぉ! おい、野上さんやめてよ、オレがケガして、じゃあワイルドだれがやっていくんだ? 所属のオマエしかいねえだろ。ちげえのか!?」熊ゴロー「たしかに、オレは今ワイルド守んなきゃいけないですよ。でも、W-1も引っ張っていかなきゃいけないんですよ、オレが。自分自身がステップアップして、W-1引っ張れるようにもっと強くなって、もっとがんばってこう…W-1引っ張っていきたいんですよ、オレは! だから、ワイルド、抜けさせてくれー! わかってくれー!」
征矢「オレはオマエを認めない! 絶対やめさせないぞ」
熊ゴロー「わかってくれ! オレの気持ちを!」
征矢「やめさせない。やめさせない。いまじゃないんだよ! オレの気持ちもわかってくれよ! オレの気持ちもわかれよ! おい! 野上さんにどうすんだ、じゃあオマエ! そんな気持ちでずっとワイルドやってたのか? オレは絶対認めないからな、オマエがやめるの。認めないからな!」
(引き揚げる征矢は「ふざけんなよ! 勝手なこといってんじゃねえよバカ!」とノーマイクで叫ぶ。)
土肥「オマエのとこのリーダーは認めないって。オレはよ、これで事実上追放だよ。ああなることはわかってたし。火野裕士、KAZMA SAKAMOTO、NOSAWA論外、MAZADA、全員とシングルやってもいいよ。そこはちゃんとオレのケジメとしてやっていくよ。熊、一緒にやっていくんだなオマエ? 一緒にやっていくんだな? よし」【土肥、熊ゴローの話】
土肥「リアル・デスペラード、事実上、追放だよ。リング上でも言った通りよ、オレのケジメとしてデスペラードの人間と(シングルを)やっていくっていうのは、オレのケジメ。それがオレが2年間、そしてデスペラードでやってきたことのケジメだよ。(熊ゴローに対して)オマエ、本当にワイルド抜けるのか?」熊ゴロー「はい。これからはオレらが引っ張って行かないといけないんですよ。確かにワイルドも守っていかないといけないけど、もっとW-1を引っ張って、もっとW-1を大きくしたいんですよ。だからワイルド抜けます。オレはアンタといっしょにやっていきたいです」
土肥「(先日の横浜文体での一戦が今回の行動を後押しした?)そうですね。オレもそろそろ個人の主張っていうかね。チームでバイプレーヤーをやってるのもいいけど、ほかに誰がいるってなったときに、W-1でヘビー級ったら、オレしかいない。(2人でどのような行動を?)まだわかんないです。オレも突発的に熊(ゴロー)の名前が出て来て。やっていって、2人でなにが生まれるか。(今後、ほかの若い選手をメンバーに増やすことは?)ボクのなかでもうユニット抗争は終わりにしたいので。タッグチームとしてやっていきます。(火野は「覚悟しておけ」と言っていたが?)望むところですね。一番やりたいのはもちろん火野裕士なんで」
熊ゴロー「(征矢は認めないと言っていたが?)確かにいま征矢さんがケガして、ワイルドを守っていかないといけないのかもしれないけど、でもW-1を引っ張っていかないといけない。ワイルドだけを守っていればいいのかって自問自答していたところもあって、こういう行動に出ました。(征矢には)断られてしまいましたけど、自分で決めたことなんで。オレがW-1を引っ張っていきます。(葛西には?)オレの熱い気持ちをいえば、そこは分かってもらえると思っています」
◇第5試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(7分30秒 エビ固め)NOSAWA論外 ×MAZADA
※三沢魂タイガードライバー◇第6試合◇
▼30分1本
○KAI 村瀬広樹(12分15秒 本家公認雁之助クラッチ)×稲葉大樹 熊ゴロー(試合終了後)
KAI「おい稲葉、なに負けてんだ? オマエ文体で『オレら若い世代が盛り上げる』って言っただろ!? 見ましたよね、お客さん! 今日、この試合盛り上げたのは、オレらじゃないですか!? どうですか、お客さん!(「そうでもない」という声に)そうでもない?(「盛り上げてたよ」の声に)ありがとう。稲葉、オレに文体で勝ったのはマグレだよな!? マグレって言えよ! マーグーレ! マーグーレ! マーグーレ!(何人かのファンが応じると)マグレらしいじゃねえか。マグレだったなら、もう一回オレと、マグレだったってことを証明するのか、しないのか、どっちなんだ! やるのか!?」稲葉「横浜文体で、オレたちが引っ張っていくって言って、まさか、KAIさんに取られるとは…。ホントに取られちゃいけない試合だったと思います。でも、KAIさんに、この前の文体はマグレじゃないって証明してやります。だから今度、後楽園でボクともう一回やりましょう!」
KAI「よっしゃー!」
稲葉「今度の後楽園で絶対、この前の文体の勝利はマグレじゃないってことを証明します。待っててください、後楽園まで」
KAI「稲葉、やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞー!」
稲葉「やりましょう!」
(KAI退場。)
稲葉「今度の後楽園は、この前の文体がマグレだったというのを証明する試合じゃありません。マグレじゃなかったって証明する試合をします。もう一度、みなさん応援よろしくお願いします!」【稲葉の話】「このまえ文体で自分で大きいこと、自分がW-1を引っ張っていくって言って、今日はKAIさんからまぐれ、まぐれって言われて…。今度の後楽園、KAIさんの挑戦を受けるなら、それはまぐれだったと証明する闘いじゃないですよ。まぐれじゃなかったことを証明する闘いです。今度も勝って、きっちりオレたちの時代だってしていきます。リマッチ、組んでください」
【KAI、村瀬の話】
KAI「おい、ストイック、なんて呼べばいい、オマエのこと?」村瀬「任せますよ」
KAI「自由だな、オマエ。オレら調子いいんじゃないのか?」
村瀬「調子いい、確かに。自由なアナタの試合を見てて、ちょっとだけオレの自由とマッチするところがありましたよ」
KAI「しねえだろ」
村瀬「だから一つ、この団体に一個、ガラクタみたいな扱いをされてるベルトあるだろ? UWAだ。あのベルト、調子のいいオレらで…」
KAI「じゃあ、2人でいくか!」
村瀬「アンタ、自由すぎるな。取るには、3人必要だから。なんかもう一人いるでしょ? なんかちっこいのいるでしょ?」
KAI「翔太か!」
村瀬「そう。オレら2人いれば、あのベルト取れますよ」
KAI「じゃあ、翔太いらないだろ」
村瀬「いや、(挑戦の)権利として3人必要だから」
KAI「じゃあ、オマエがオファーしろ」
村瀬「オレ、アイツ知らないっすよ」
KAI「オレも知らねえよ。どうにかしろ」
村瀬「とにかくオレはちょっとおもしろい道を見つけましたよ。KAIさん、いきましょう、UWA」
KAI「その前にオレはW-1のチャンピオンシップ。オレはしつこいんだぞ」
村瀬「アンタのそのしつこさをちょっとお借りしますよ。UWA取りましょう」
KAI「おい、稲葉、まぐれだろ、まぐれ。盛り上げるって言ったろ? 盛り上がってるのか? どうなんだ? オレは安心したかったんだよ。でも、安心できねえよ! このままじゃ。負けたままで終われないねえしな。だからもう一回、証明してやる。証明して、証明して、もう一回、あのオレに巻かれたがってるベルトを腰に巻いて、自由にやってやる」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ挑戦者決定戦/30分1本
○吉岡世起(12分12秒 片エビ固め)×アンディ・ウー
※S・K(試合後、ダウンするアンディが拳を突き出すと、吉岡が応じて拳を合わせる。)
吉岡「アンディさん、きょうは熱い、気持ちいい試合してくれて、ありがとうございました。これでオレが9月18日、後楽園ホールでクルーザーのベルトに挑戦します。児玉裕輔!(現れた児玉に)あんた、海外から帰ってきたとき言ったよな。『W-1の新しい未来をボクが作る』って。それな、2年も前にとっくにオレが言ってんだよ、同じこと。人の決めゼリフ、取るんじゃねえよコノヤロー。次、クルーザー、オレが取って、今度こそ、W-1の未来を作るのは、オマエじゃねえ、オレだ」
児玉「吉岡さん、セリフをパクッたというのは、ごめんなさい。知らなかったです。それは知らなかったです。ごめんなさい。ただ、今日の試合も若い吉岡さんとアンディさん、ボクらの世代が、すごい熱い試合が繰り広げられたと思います。それに負けない、それ以上の、上の選手がビビるような、ビックリするようなタイトルマッチ、後楽園でやりましょう。勝つのはボクです」
(児玉が退場。)
吉岡「なんかメインで勝ったら最後、締めないといけないみたいなんですけど、さっきも言った通り、ボク、決めゼリフ児玉さんにパクられてるんで。どうしようかな。次、9月18日の後楽園ホールで、絶対、絶対、W-1のクルーザーのベルト取って、今度こそオレがW-1の未来を作ります。いま拍手したひと全員、後楽園、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました!」
【吉岡の話】「W-1の未来を作るって、2年以上前からオレが言ってんだ。結局、ケガとかいろいろあって結果を残せないで、なにも残せなかったけど、でもいま、いまやらなくちゃいけないんだ。一年間、海外行ってて、どんな思いしてきたか知らないけど、W-1にいなかった児玉さんじゃなくて、W-1で闘って、悔しい思いをしてきたボクがやらなくちゃいけないんです。18日、オレがベルトを取って、オレがW-1の未来を作ります」
横浜文体でのビッグマッチを終えたWRESTE-1新宿大会のメインは児玉の保持するクルーザーディビジョンの挑戦権をかけて吉岡とアンディが対戦、序盤から両者共リストの奪い合いやドロップキックの相打ちなど序盤から火花を散らす。
吉岡はアンディの膝めがけて低空ドロップキックを放って先手を狙うが、アンディはサイドバスターで反撃し、場外へ逃れた吉岡に三角飛びプランチャを発射、リングに戻っても低空ドロップキックやサッカーボールキックなどで逆に先手を奪う。
アンディは執拗にスリーパーで絞めあげ、ニードロップで追撃するが、突進したところで吉岡がゼロ戦キック、串刺しニー、ハイキックと反撃し、みちのくドライバーからコーナーへ昇るとアンディが追いかけ、コーナーでの競り合いを制して逆立ちしきヘッドシザースホイップで吉岡を落とし、コーナーからのカンフーキックを炸裂させる。
アンディは飛びつきスイングDDTからスリーパーで捕獲し、アンディはロープへ走るが吉岡がミドルキックで迎撃、アンディの風車式バックブリーカーを着地した吉岡はジャンピングキック、キックのコンポが炸裂するも、アンディもローリングハイキックで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボー合戦からアンディが裏拳からロープへ走ると、吉岡が時間差ロープワークからラ・ミスティカで捕らえてからラ・マヒストラルで丸め込み、アンディもラ・マヒストラルから丸め込みを連発するも、クリアした吉岡がトラースキックを連発してから、振り向きざまのハイキック、S・Kで3カウントを奪いクルーザー級王座への挑戦権を獲得、試合後は吉岡が王者の児玉を挑発して大会を締めくくった。セミでは新WRESTE-1王者となった稲葉と前王者のKAIがタッグで対戦。試合は終盤に熊ゴローの援護を受けた稲葉がフィッシャーマンズバスターを決めるが、KAIはトラースキックから延髄斬りで応戦、稲葉はKAIを卍固めで捕獲するが村瀬がカット、そしてバックの奪い合いで再び熊ゴローの援護を受けた稲葉がジャーマンを連発するが、スリーパーで捕らえたところでKAIが雁之助クラッチで3カウントを奪い勝利、試合後は稲葉をマグレ呼ばわりしたKAIが前王者の権利を行使して再戦を要求、稲葉も受諾し後楽園での選手権が決定となった。
またトリガーを離脱し今後の方向性を模索していた村瀬がKAIに共闘を持ちかけ、翔太と組んでUWA6人タッグ王座挑戦を提案したが、KAIは返事を保留した。
また第4試合のリアル・デスペラードvsトリガーが土肥がオーメンを垂直落下式ブレーンバスターで降したが、試合後に土肥がリアル・デスペラードからの離脱を表明し熊ゴローとの共闘を示唆すると、火野や東京愚連隊は怒り土肥を制裁、熊ゴローが駆けつけ村瀬を救出するが、今度は欠場中の征矢が猛反対し熊ゴローを引きとめるも、熊ゴローの意志は変わらず、弟分のまさかの反乱に征矢は怒りをあらわにした。
全日本との対抗戦で組んだ土肥と熊ゴローだったが、二人なりの自己主張ということなのか?しかしリアル・デスペラードはKAZMAが今大会をもって退団しユニットは火野、NOSAWA、MAZADAの三人だけ、ニューワイルドオーダーは征矢の長期欠場に伴い葛西と組んで保持していたタッグ王座を返上したばかりだったが、熊ゴローのユニット離脱でユニットは葛西一人だけの状態となった。
土肥と熊ゴローの決起はWRESTE-1のユニット再編につながっていくのか?第3試合では黒潮が7番勝負の番外編でYASSHIと対戦、序盤からラ・ケブラータやその場飛ぶムーンサルトと攻勢に出るが、ハリケーンドライバー狙いを着地したYASSHIは髪を掴んで倒し、垂直落下式ブレーンバスターで流れを変える。
黒潮はYASSHIのフライングビッグヘッドをかわしてミサイルキック、ハリケーンドライバー、バスソーキックと畳み掛けたあとでムーンサルトプレスを投下するが、YASSHIはかわしてラ・マヒストラルで丸め込み、最後は逆さ押さえ込みを狙う黒潮に頭突きを浴びせてからナイス・ジャマイカを連発して3カウント、試合後はYASSHIが黒潮に対して怒り爆発させた。
離脱者が続出するWRESTE-1だったが、それと同時に稲葉の王座奪取をきっかけに若手たちが次々と自己主張を始めた、これからのWRESTE-1を引っ張るのは自己主張し始めた若手たちかもしれない。【試合結果詳報】文体はマグレ?王者・稲葉大樹がKAIに敗れリターンマッチへ。土肥孝司&熊ゴローのユニット脱退宣言で波紋、吉岡クルーザー挑戦、カズ&鼓太郎結託…WRESTLE-1新宿詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/2f6kKVuryw
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年8月19日リアルデスペラード脱退しました。
今のレッスルワンの状況でユニット抗争なんてやってる場合じゃない!!!
これからは熊と組む機会が多くなりそうです。
熊!ワイルドで楽してたぶんこれからが大変だぞ!もちろん俺も!
カマすぞ!!!#w_1
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年8月19日自分がもっとステップアップして、W-1を引っ張らなきゃいけない。
W-1をもっと大きく、もっと世の中に広めたい。
ワイルドを守るだけじゃダメなんだと気づいたから。
だから征矢さんに直訴しました。
分かってくれるまで何度でも俺の気持ちを征矢さんにぶつけます。#w_1
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2016年8月19日何度だって認めない!
ワイルドを任せてくださいって言ってただろ https://t.co/Yy86MM5Mve
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年8月19日分かってください!
ワイルドだけじゃなく、W-1を引っ張っていかなきゃいけないんです。 https://t.co/8GCf8GHH4L
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2016年8月19日熊ゴローがワイルド脱退!?
4日前には、こんな頼もしい事言ってたのに・・・。
お前の言う『責任』って何なんだ!? https://t.co/2yKPztjJwj
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) 2016年8月19日そして、もう一つ。
今日の新宿大会でw-1のタッグベルトを返上いたしました。
純ちゃんには本当に申し訳ない気持ちです。ただ、これ以上、会社に迷惑かけれないので返上いたします。
また0から頑張ります。#w_1#ワイルド pic.twitter.com/HGYdboUDR4
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年8月19日土肥くんがなぜかリアルデスペレートを辞めるみたいや。
まぁ辞める人につべこべ言いたくないしべつにええけど、理由もよくわからん。
一発本気で試合したろかな。
彼の今後の為にもな。
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年8月19日なんだかな〜?対抗戦で負けた2人が仲良しこよしのタッグ結成だってさ!あんまり怒らせるなよ知らないよ…通ってきた修羅場のレベルが違いすぎる…シングルで1人づつやる?意味がないです!仲良しこよしのタッグでかかって来なさい!MK5ですよ!土肥君に熊君!#w_1
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年8月19日あああああああああああああああああああああああああ!
やってしまった!
作戦失敗かなこれ#w_1
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日いろいろ冷静になって、今回の俺やり方は何人かのファンの敵を作るかもしれないです。
でも俺は言い続けます!
俺なら河野真幸に勝てる!
レッスルワンを盛り上げる為に必要なのは敵だと思ってます!
かかってこい河野!
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日とりあえずキッカケは仕掛けたから、あとは色々考えるとしよう。
んー。。。今大会を終えて、ヤッシーさんに言われた「下剋上とカス野郎」という言葉。これを理解できたときもっと強くなれてるのかな? さー俺はやるぞ!#w_1 pic.twitter.com/RcRg9L8nYO
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日 -
新体制初のビッグマッチで起きたまさかの下克上…稲葉がKAIを降しWRESTE-1王座を奪取!全日本が対抗戦に勝利も秋山が若手に激怒!
8月11日 WRESTE-1「プロレスLOVE in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 1902人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼大和ヒロシ復帰戦/30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA KIKUZAWA(10分13秒 片エビ固め)×大和ヒロシ 立花誠吾 頓所隼
※正田落とし【大和、立花、頓所の話】
立花「人の数に圧倒されてしまいました。いつも出させてもらっている会場よりもものすごく人が多くて、入場したときにビビっちゃいました。でも、すごくいい経験になりました」頓所「これだけたくさんのお客さんの前で試合ができて、緊張して、慌てちゃったんですけど、でも楽しかったです」
大和「2人に関しては、ボクは逆にすごいなって思いますね。デビューしたばかりで、試合数も少ないなかで、まだ自分のやりたいことも出し切れてないかもしれないけど、それでもこうやって端から見たら、これだけの人のなかで堂々と闘って。末恐ろしいというか、期待しちゃいますね。これがまた新しい出発点。これで怖気つかずに、今日のことを忘れないで、どんな会場に行っても同じように試合ができるようにね。
(半年ぶりの復帰戦だったが?)この半年、自分なりにいろいろと動いていたんで。休んでいる間も自分のなかで、自分なりにW-1と向き合って、W-1にいま必要なことはなにかを考えてやってきました。欠場している自分にしかできないやり方で闘ってきたつもりなんで。半年も経ったんだなっていう感じですね。あっという間だったんですけど、実際にリング上で闘ってみると、あっという間ではなく、やっぱりちょっと長かったのかなって。自分のやりたいようにカラダが動いてくれないし、練習はしていたんですけど、やっぱり人の前は独特の重圧もありますし。自分が思ったようにできなかったところもありましたけど、思った以上のことをさせてくれるのもリングなので。リングの上が自分のいる場所として、誰かが応援してくれる場所、その応援があったから、こうして(復帰できた)。
本当に正直、3月にカラダが動かなかったときは引退も考えたんですけど、(今日の)結果は納得がいかないですけど、首から下が動かなくなっても、最後までギブアップせずに闘えたっていう。今日もリングの上に立って、たくさんの人が名前を呼んでくれて、心とカラダがついていかないとか、甘いこと言っちゃダメですよね。次にクルーザーのベルトを巻いたら、ずっと巻き続けて、自分がその頂点にいられるように、応援してくれる人の期待に応えられるようにやっていきます。それが自分が戻って来た理由ですね。自分のためだけじゃなくて、応援してくれる人のためにも。応援してくれて、自分が恩を返したいって本気で思える人たちのためにボクは戻って来ましたんで。一回拾った命ですけど、その拾った命をそのために全力で使いたいと思います。努力に勝る力なし!」◇第2試合◇
▼30分1本
○村瀬広樹 大家健 翔太 三富政行(9分22秒 首固め)高木三四郎 ×アンディ・ウー 吉岡世起 藤村康平◇第3試合◇
▼1ウェポンハードコアタッグ4WAYマッチ/30分1本
河野真幸 ○ジェイク・オーメン(10分17秒 片エビ固め)火野裕士 ×KAZMA SAKAMOTO
※イスの上へのチョークスラム あと2チームは葛西純&MIKAMI、田中稔&TAJIRIwith金村キンタロー◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
カズ・ハヤシ ザ・グレート・サスケ ○ディック東郷(15分13秒 片エビ固め)近藤修司 דbrother"YASSHI 大鷲透
※ダイビングセントーン【近藤、YASSHI、大鷲の話】
YASSHI「やりやがったな、カスヤロー。また1つ、オレ的に言わせてもらえば点ができたってことだ。カスヤロー。ただの負けじゃないって考えたら、点がまた次の点に飛び火して、もう1回覚えておけよ。カスヤロー。そして、カスヤローども楽しみにしておけ。またオレら、悪冠一色がそろう時が来るやろ。覚えておけ」近藤「長いね。ブランクが長過ぎるのかもしれない。でも、オレは点だと考えてないから。線として次の戦略を練るよ。オレは3人でもともと持ってたUWA(世界6人タッグ)を取り返したいんだよ。目標はそこだから」
大鷲「オレら3人組んだの何年ぶりだよ。今日はハンディキャップだ。今日はいきなりポッと組んでそんなにうまくいかない。オレだって3日前のダメージが残ってるんだ」
【カズ、サスケ、東郷の話】
東郷「みちのく初期のメンバーだったんで、あれからもう20数年ですか。ボクも一度引退してもう組む機会がないと思ってたんで、復帰して新たに組めて感無量です」カズ「オレはみちのくの初期にいないんで。ただ獅龍選手という人がいまして、その人がディック東郷さんが久しぶりに帰ってきまして、なんかやりたいことがあると言っていました」
サスケ「やっぱり獅龍じゃないんだよね。みんな獅龍って大前提でカズ・ハヤシって言ってるけど、違いますからね。別人ですからね。ただ懐かしい気持ちがしました。ありがとうございました。東郷おかえりなさいということで。私は地球の平和を守る。神のご加護を」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○児玉祐輔(16分52秒 エビ固め)[第4代王者]×鈴木鼓太郎
※サーヴィカル・ブレイク
☆鼓太郎が6度目の防衛に失敗、児玉が第5代目王者となる(試合終了後)
児玉「クルーザーのベルト、取りました! 海外の、アメリカ、カナダと1年間以上回ってきて、感じたことがあるんです。W-1は素晴らしいレスラーたちと素晴らしいファンたちに囲まれた、素晴らしい団体だということです! オレはこの団体でもっともっと上を目指していきます。ボクはW-1が大好きです。もっともっと、日本だけじゃなくて世界にもどんどんW-1というプロレス団体を広めていきたいと思ってます!」(そこへ吉岡とアンディが登場。)
吉岡「児玉さん、まずはベルト奪取おめでとうございます。ただ正直ね、1年、この1年児玉さんが海外で何をして何を持ってきたか、正直ボクはよく知らないですけど、そのベルトはW-1で闘い続けて悔しい思いをしてきたボクらが取り返さなきゃいけなかったんですよ! 児玉さんがそのベルトを取ったなら、オレは児玉さん、あんたを超えなきゃ前に進めないんですよ。そのベルトを懸けてオレの挑戦受けてください」
アンディ「ちょっと待ってくれ。オレはな、先月そのタイトルに挑戦して失敗したし、さっきはなんかわけわからんやつにマスクはがれて…。でも、オレはな、そのクルーザーのベルトを開けられるわけにはいかんねん。次、オレが挑戦させてもらう」
児玉「ちょっと待ってください。いま、ボク取ってちょっといい気持ちになってたんですけど、でも、すぐに来てくれたのが吉岡さんとアンディさんという若い選手2人っていうのがボクはすごいうれしいです。でも、3WAYというよりボク、シングルでじっくりやりたいんで、2人今度、新宿? 19日ですか。挑戦者決定戦してください。それで勝った方がボクとタイトルマッチやりましょう。いいですか? じゃあ8月19日、新宿FACEで2人が次期クルーザーベルト挑戦権を懸けて闘ってください。よろしくお願いします」
【鼓太郎の話】「(戦前、児玉が覚醒しなければ勝負にならないと言っていたが?)今日でようやく合格点すれすれじゃない? これから児玉裕輔の作るクルーザーの世界をしっかり見させてもらうけど、とてつもなくいばらの道だと思うよ。オレと比べられるんだからね。すべての面でオレを上回らないとお客さんは納得してくれないよ。じっくりと見させてもらうよ。まあ、オレはW-1でできることはこれまでかなっていう感じかな」
【児玉の話】「正直、鼓太郎さんの壁が厚くて、ちょっと何度もダメだと思ったんですけど、W-1をもっともっとおもしろくしていきたいし、それをボクが引っ張っていきたいし、そういう気持ちがあるし、その気持ちが最後、技に乗ったんじゃないかなって。自分が海外で経験してきたこと、身に付けてきたこと以上のものを…別に本人はそんなつもりはないと思いますけど、鼓太郎さんとやることによって引き出されたというか。挑戦者として挑む相手が鼓太郎さんで良かったです。ボクも王者として対戦相手の限界値を一つひとつ超えさせるようなチャンピオンになれたらなと。そうすればこのベルトの価値も上がって、もっとおもしろいものも見せていけると思うので。
(試合後、アンディ、吉岡が挑戦表明に来たが?)やっぱり同期なので、ボクが一年フラフラと海外に行って、フラッと戻って来たって思っているんでしょうけど、そんなことはなくて。ボクは海外で日本では経験できないさまざまなものを学んできたので。でも、一発目にオレに挑戦させろって言ってきたのが、同期の若い2人だったっていうのは、上から目線ですけど、嬉しかったっていうか。根っこの部分は同じというか、W-1をどんどん盛り上げて、クルーザーも負けないぞっていう、そういう気持ちできてくれたんだと思います。ボクはチャンピオンになって、これからW-1を盛り上げていくっていう大きな、大きな志があるので、その志では吉岡さん、アンディさんには負けません」◇第6試合◇
▼イケメン試練の七番勝負 第六戦/30分1本
○飯伏幸太(18分37秒 エビ固め)×黒潮“イケメン"二郎
※シットダウン式ラストライド(試合終了後)
黒潮「ちょっと…ありがとー! すいません。もう緊張でダメだったんですけど、今日の試合どうでしたか?(拍手)支えてくれてありがとうございます。ただ、今日6戦目なんですよ。でも、すいません。結構いろんなレスラーの方をお聞きするんですけど、ボクは最後の一人はもうボクの中で決まってます。これだけはボクの意見を聞いてほしいんです。高木さん、武藤さん、最後の相手はボクの去年の契約でやめた師匠、船木誠勝、しかいないと思ってます。いまW-1がケガ人多いとかそんなことで、でも、イナリンも土肥ちゃんも熊も、がんばろう!」【飯伏の話】「おもしろかったですね。楽しかったですよ。リング以外の部分も含めて楽しかったって言おうと思ったんですけど、リングの中だけでも楽しかったですね。またシングルマッチやりたいです。常に万全な状態ではあるんですけど、壊れた部分も少なからずあるんで、それが治ったらもっともっと楽しい試合ができると思う。それが楽しみですね。収穫がありました。(久々の日本での試合だったが?)日本のファンになかなか試合を見せることができなかったので、もっと見せていきたい…見せていきます。(イケメンから感じたことは?)僕が20代のころの感覚というか、体の能力を思い出しました。あのころのイメージがよみがえってきました。今出てるCWCでの試合も勝ちつつ、日本でも試合をしていきたいです。(今日の研究の成果は?)自分を思い出した。忘れてる部分をもっと思い出して、それを出していける気がしましたね」
【黒潮の話】「やっぱり強いですね…。ボクがこんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど。ボクなんかよりずっと先の先の展開を考えていますね。自分のことを天才だと思ってましたけど、ちょっと次元が違う…。でも、バカって何度言われてもいいから、そこにたどり着けると思っています。大和さんは努力に勝る天才なしって言いますけど、たぶんその通りです。努力で天才は磨けます。リング上で先走っちゃいました。船木さんって言っちゃいました。正直言って、W-1と船木さん、壁できちゃいましたけど、そんななかでボクも連絡を取らないようになって1年。さっきもテンション上がって言っちゃいましたけど、七番勝負、あと1年2年3年5年10年20年30年…いつになるかわからないけど、もうちょっと待ってもらっていいですか。この記事を通して船木さんに感じてほしいです。ハイブリッド・ブラスターも出したし、船木さんに勝てるようにイメージしてずーっと練習してたんです。でも、まだ勝てる想像がつかないんで。その想像がついたとき、ひょっとしたらボクはW-1のベルトを巻いてるかもしれません。そのとき、船木さんをチャレンジャーとして呼ぶ。そのつもりで何年後でもいいです、待ってください」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1vs全日本プロレス スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○秋山準 野村直矢 青柳優馬(21分51秒 片エビ固め)武藤敬司 ×土肥孝司 熊ゴロー
※エクスプロイダー【秋山の話】「(対抗戦勝利だが?)オレがやっただけじゃん。オマエら(野村&青柳)、何もしてねぇじゃん。なぁ、青柳。違い見せろって言っただろ。一緒じゃねぇか。何を教わってんだ? アホ! 声も出てねぇし、元気もねぇし。何だ、これ? 勝っただけ。オレが勝っただけよ。何しに来てんだ? オマエらはわざわざ…そんな感じ。(厳しい言葉だが?)厳しい以外ないでしょ。(報道陣に)何かあった? 青柳すごいなってところ、野村すごいなってところあった? ないでしょ? ないんだよ。何しに来てんだよ! 人のところまで。WRESTLE-1はオマエらなんかにいらないって言うよ。オレも来ないけど。
(全日本の分裂以来、武藤との対戦だったが?)最初から言ってるけど、オレと武藤敬司じゃないんだよ。コイツらがもっと自分らで…土肥君? アレもオレに来てたけど、オマエらの中で1回、物語を作ってみろよ、若いヤツらで。オレに来るのも簡単でしょ。オマエらが武藤敬司に行くのも簡単だよ。そんなのやめろ…まぁ、オマエらは今日いかなかったからいいや。でも、アイツらと何かやれよ。何か作れよ。何にもなかったよ。何もないよ、オマエら。オマエら、全然ダメだよ。こんなチャラチャラした格好してんなよ! コノヤロー! 特にオマエ(青柳)。ふざけんなよ。いいところばっかで使われてるけど、何も変わってねぇじゃねぇか!」【武藤、土肥、熊ゴローの話】
武藤「このようなシチュエーションで実はひそかにあの中でオレ自身が主演を狙ってたんだけどさ。成り行きの中で今日の主演はオマエ(土肥)だったな。試合は負けたけど、なかなかがんばってたよ。体力負けもしてないし」土肥「でも、悔しいですよ。全日本プロレス、面白いよ。面白いし、オレのことをクソみたいに思ってた秋山準も少しはオレの名前を覚えたんじゃねぇか。頭の中にしっかり覚えておけ。WRESTLE-1の土肥孝司だ。頭の中でしっかり覚えておけ。次はシングルでも何でもいいからやりたい。以上」
武藤「試合は負けたけど、オレと秋山じゃ正直のりしろっていうのはそんなに残ってねぇよな。コイツらはのりしろが無限大にあるからな。明日からの土肥に期待してますよ。オマエ(熊ゴロー)もよかったよ。(全日本の若い2人に対してはどんな印象を持った?)しっかり丁寧に育ててるなって印象。あといい意味で全日本らしくないというか、真面目そうな2人だったな。好印象、好青年でしたよ。(秋山は激怒していたが?)あっ、そうなの!? 正反対じゃん。オレがほめてるのにさ。これも一つの育て方の違いかな。オレはおだてておだてて伸ばす方だから。(この闘いは点から線につながる?)オレを抜かして、彼と彼(土肥&熊ゴロー)と若手とか、彼と秋山とか。それは秋山次第になってくると思うけどさ。そこはまだ。あの2人したって、このままじゃ終わったりしないでしょ。社長から怒られたりしてんだから。まぁ、TPOさえ合えば。今日、こうやって出てきてくれた全日本・秋山社長には敬意を表しますよ」
熊ゴロー「(全日本の若い選手は今後絡んでいきたい?)絡んでいきたいですよ。これで勝ったと思われたらしゃくなんで。全然印象にない。もっとガンガン来いって感じですね」
土肥「全日本プロレスの若手は基礎とかしっかりしてると思いますけど、あんなケンカもしたこともない人の顔を殴ったこともねぇような若造を対抗戦に出してくんじゃねぇよ」
熊ゴロー「当たりが弱い。もっとガンガン来いよ、対抗戦なんだから」
武藤「WRESTLE-1のリングで先輩から『ガンガン来い』っていつも言われてんのに、こういう時だと言ってんねぇ。そういうところで背中見てるんだな。いつも『ガンガン来い』って怒られてばかりだろ」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○稲葉大樹(21分59秒 極反り卍固め)[第8代王者]×KAI
☆KAがI2度目の防衛に失敗、稲葉が第9代目王者となる(試合終了後、W-1コンディショニングコーチの桑原氏から勝利者賞を受け取って記念撮影。ベルトをレフェリーから奪い取ったKAIが稲葉の腰に巻く。KAIが稲葉の手を上げると拍手が起こる。退場するKAIに稲葉は一礼。)
稲葉「(泣きながら)勝ちました! もともと、今日のカードはKAIさん対征矢さんで、征矢さんのケガによって急きょ決定戦に勝ったボクが文体のメインをすることになったんですけども、挑戦者決定戦に勝ってから、ずっと、プレッシャーと、征矢さんとKAIさんの試合を超える試合がボクにできるかって不安で、毎日きつかったんですが、今日を迎えて本当によかったです、ありがとうございます! まだまだ、W-1は始まって月日が短いかもしれませんが、オレたち残ったW-1の人間で、このW-1をもっともっとみなさんが楽しく見てくれるようなW-1に変えていきます! 今日はご来場、誠にありがとうございました!」(吉岡とアンディが稲葉を肩車。2人に支えられて花道を引き揚げた稲葉はステージでベルトを掲げてみせた。)
【KAIの話】「終わりじゃねえぞ! 終わらねえぞ、ここからだ。(傍らの大家に向かって)健さん! ここでオレら終わってられないですよね! KO-Dタッグの防衛戦、10月16日の保土ヶ谷でのオレの自主興行、それに向けて、その先に向けて、オレら止まらねえぞ! プロレスをメジャースポーツにするために、もっと自由の道を究めるぞ。W-1、稲葉も活躍してる、若手選手も活躍してる、嬉しいことじゃないか。オレは負けても、泥水をすすって立ち上がる」
【稲葉の話】「W-1、無差別級のベルト取りました。ボクが若手でW-1を変えていくって言って、UWAが取れて、形はすごい特殊な形かもしれませんが、W-1の年間一のビッグイベントでKAIさんからベルトを取ることができました。でも、これからだと思います。これからまだまだボクたちはやることがいっぱいあると思います。もっともっとファンの人たちに楽しんでもらえるように、また来たいって思ってもらえるように、ボクたちが変えていきます。(プレッシャーも大きかったと思うが?)本当に決定戦に勝って、征矢さんの代わりが務まるかなって思って、(涙声になって)本当にツラかったんですけど…メインに出て良かったと思ってます。結果を残せました。征矢さんの分も頑張れたかなと思います。ありがとうございました」
WRESTE-1横浜文体大会で高木CEO体制初のビッグマッチが開催されたが、当初メインでKAIの保持するWRESTE-1王座に挑戦するはずだった征矢学が、8月1日王道・青森大会に出場した際に右肩を負傷、医師の診断の結果「右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷」の診断を受け、試合が出来る状態でないため欠場することになった。
メインカードの消滅の危機の中、8月19日新宿大会で行われる予定だった次期挑戦者決定戦の近藤修司vs稲葉大樹が8月6日の小田原大会に急遽スライドされ行われたが、、稲葉が変型卍固めで近藤を破る金星を挙げ、そのままKAIへの挑戦者として横浜文体のビッグマッチのメインに抜擢されることになった。試合はバックの奪い合いからKAIが足を掛けてグラウンドを仕掛けるも、エルボー合戦からKAIのフロントハイキックをかわした稲葉はエルボーを浴びせ、ダイビングショルダーでKAIを場外へ追いやると、エプロンダッシュのプランチャを敢行して先手を奪う。
リングに戻った稲葉は倒れ込み式ヘッドバットを投下するが、KAIはフロントキックで逆襲しエプロンの稲葉を蹴り出すとトペを発射、稲葉を花道に連行してからDDTで突き刺し、花道ダッシュのラリアットを狙うが、稲葉は卍固めで捕獲、しかしアームドラックで脱出したKAIは花道上でのブレーンバスターで投げる。
リングに戻ったKAIはショルダースルーから逆エビ固めで腰攻めを展開、エルボー合戦も腰のダメージのせいか稲葉に力が入らずKAIが競り勝つと顔面ウォッシュからボディースラムで投げるが、稲葉はフライングショルダーで逆襲し、KAIの串刺し攻撃もエルボーで迎撃して逆に顔面ウォッシュを浴びせる。
稲葉はブレーンバスターから卍固めで捕らえようとするが、KAIはロープに逃れ、執拗に卍固めを狙う稲葉をコーナーにぶつけて脱出してから、串刺し攻撃を狙う稲葉にフロントハイキックで迎撃してから、コーナーに逆さ吊りにしてからの顔面への低空ドロップキック、逆エビ固めで捕らえる。
KAIはLATを狙うが、稲葉は張り手で阻止するも、KAIはトラースキックから延髄斬り、投げ放しジャーマンの連発から顔面へのトラースキックを浴びせ、サンダーファイヤーパワーボムを狙うと稲葉は抱え上げられてから頭突きの連打で阻止を狙うが、突進したところでKAIがキャッチしてファイヤーサンダーで突き刺す。
KAIは叫ぶとサンダーファイヤーパワーボムを決めるが、スプラッシュプランチャを狙うと稲葉は張り手と頭突きで阻止し、競り合いから雪崩式フィッシャーマンズバスターを決め、稲葉はラリアットを連発するも、KAIはラリアットの連発で応戦する。
KAIは垂直落下式ブレーンバスターからスプラッシュプランチャを投下するが、かわされて自爆となると稲葉はスリーパーで捕獲し、振りほどこうとするKAIを連続ジャーマンで投げる。
KAIは突進する稲葉をトラースキックで迎撃するが、ラリアット狙いは稲葉が卍固めで捕らえ、切り返し合いから近藤を下した極反り卍固めで捕獲するとKAIはギブアップ。稲葉が新王者となった。試合後はKAIも潔く敗戦を認め、稲葉の腰にベルトを巻いて退場すると、稲葉も喜びをアピールして大会を締めくくったが、征矢の代役ということで誰もが稲葉の王座奪取を期待しておらず、KAIがどれだけ良さを引き出すかにポイントを置いていたが、まさかの王座奪取は驚いたとしか言いようがなかったものの、ビッグマッチのメインとしては大きなインパクトを与えた。
しかしデビュー三年目で頂点は他の選手に大きな影響を与えるのは必至、先輩だけでなく同期、また後輩からも追われる立場となる、稲葉がこれからのWRESTE-1をどう引っ張っていくのか、今後に注目である。
セミで武藤、秋山がそれぞれの若手を引き連れ、WRESTE-1vs全日本の対抗戦を実現させ、武藤はリアルデスペラードの土肥とニューワイルドオーダーの熊ゴローを抜擢し、対する秋山全日本は野村、青柳を引き連れて参戦、レフェリーはかつて全日本のレフェリーだった村山大値レフェリーが起用された。
試合は武藤と秋山が先発で出陣しグラウンドで互いに出方を伺うが、熊ゴローvs野村はヘッドロックの攻防を展開するも、熊ゴローから交代を受けた土肥はコーナーに控える秋山を強襲、野村が割って入って逆水平合戦を展開するが、土肥は隙を伺って再び秋山を強襲も、交代を受けた青柳に土肥がエルボースマッシュ、ボディースラムと攻め込み、交代した武藤が青柳をブラッシングエルボーからSTFで捕らえ、カットに入る野村を土肥が返り討ちにする。
熊ゴローに攻め込まれた青柳は秋山の交代、秋山は熊ゴローにエルボーを放ってから、コーナーに控える土肥にツバを吐きつけ挑発、一旦青柳に代わり、青柳が土肥を自軍に連行すると交代した秋山が土肥の逆水平を受けた後でエルボー、頭突きで倍返しし、それでも向かってくる土肥に秋山はラリアットを浴びせて場外へ出し、野村が場外ボディースラムで投げた後でリングに戻し、秋山はパイルドライバーで追撃する。
全日本軍は動きの止まった土肥に集中攻撃を浴びせ、秋山が青柳の援護を得てランニングニーを炸裂させるも、ブレーンバスター狙いは土肥が逆に投げてやっと武藤に交代、武藤は野村、青柳をドラゴンスクリュー、秋山にもドラゴンスクリューから足四の字で捕獲するが秋山はフロントネックロックで切り返す。
秋山はランニングニーを狙うが、かわした武藤は低空ドロップキックからシェイニングウィザードも秋山はブロックしてエクスプロイダーを決めるが、武藤は起き上がってシャイニングウィザードを放って両者ダウンし熊ゴロー、青柳に交代。
熊ゴローは青柳、土肥は野村と攻防を繰り広げるが、野村のスピアーから交代を受けた秋山は土肥にニーを浴びせてからエクスプロイダーを狙うも、阻止した土肥は頭突きから突進してくる秋山にスパインバスターで叩きつけ、武藤が串刺しシャイニングウィザード、熊ゴローのラリアットと援護射撃から土肥はラリアットを炸裂させる。
土肥はコーナーへ昇ると野村が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げるが、すぐ起きた土肥は野村をショルダータックルで一蹴、青柳もエルボーで排除する。しかし秋山は膝の連打を浴びせるとランニングニーからエクスプロイダーを決め3カウントを奪い勝利も、土肥は秋山の膝にしがみつくと秋山は髪をつかんで健闘を称えて握手するも、すぐ場外へ放り出した。だが試合後のバックステージでは秋山に笑みはなく、逆に野村と青柳に激怒し一喝した。確かに展開から見ても本来のテーマは秋山と武藤は敢えて脇にまわって、若手4人を前面に出すつもりが、試合の主役だったのは秋山と土肥、土肥が秋山を狙うなら野村と青柳はその前に立ちはだかなければならないのに、二人は秋山を前面に出して脇にまわってしまった。勝つには勝ったけど本来のテーマに全日本からズレてしまったことで、秋山もダメ出ししたくなるのも無理はなく、野村と青柳の足りない部分でもあり、また大日本プロレスの若手に劣っている部分でもある。
今後に関してはWRESTE-1、全日本とも前向きな姿勢を見せており、また土肥も秋山とのシングルを熱望していることから継続の方向、これだけダメ出しを受けた野村、青柳は反応していくのか・・・また黒潮の7番勝負の相手は飯伏、開始早々空中戦を展開するが、エプロンでの攻防で飯伏が断崖式ジャーマンを狙うと、黒潮は断崖式ヘッドシザースホイップで落とし、スワンダイブのトペを放つも、乱闘が客席にまで雪崩れ込むと飯伏は1階の黒潮に2階からムーンサルトアタックを発射、これで主導権を奪った飯伏に黒潮は拳をジャケットで包んでのナックルで反撃し、ロープ越しのハイキックで場外へ追いやった後でムーンサルトアタックを炸裂させる。
リングに戻った黒潮はスペースローリングエルボー、フェースクラッシャー、その場飛びムーンサルトと畳み掛けた後で、コーナーからダイブするが飯伏はドロップキックで迎撃し、飯伏は打撃のコンポからその場飛びムーンサルトも、黒潮は剣山で迎撃する。
黒潮はトラースキックからラリアットも、かわした飯伏は掌底からジャーマンも、雪崩式狙いは黒潮が阻止し雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決める。
黒潮はタランチュラ、スワントーンボムから船木誠勝譲りのハイブリットブラスターを決め、ムーンサルトプレスを投下するが、飯伏は両足を立てて迎撃、飯伏のハイキックをかわした黒潮は飛びつき腕十字を決めるも、カサドーラ狙いは飯伏がキャッチして脳天から突き刺し、最後はシットダウン式ラストライドで3カウントで飯伏が勝利、試合後に黒潮は7番勝負最後の相手としてかつての師匠である船木を指名する。クルーザー・デヴィジョン選手権は鼓太郎のボディーへのエルボーに児玉が苦しんだが、ファンネル狙いをかわした児玉がドロップキックで反撃しトルネードDDTで突き刺すが、コーナーに飛び乗って振り向いてダイビングエルボーを放つサーヴィカルブレイクはかわされてしまうと。鼓太郎はファンネルからダイビングエルボー、エルボーのコンポで児玉を圧倒し、児玉は再度サーヴィカルブレイクを狙うが、鼓太郎はエルボーで迎撃してからツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
エルボーでグロッキーとなった児玉に、鼓太郎は三沢魂タイガードライバーを狙うが児玉はウラカンラナで切り返すと、リバースフランケンシュタイナーからトラースキック、鼓太郎の三沢魂ローリングエルボーもトラースキックで迎撃してから、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
児玉はリストクラッチ式変型サイドバスターから不知火・改、サーヴィカルブレイクで3カウントを奪い王座を奪取、試合後はアンディと吉岡が挑戦に名乗りを挙げ19日の新宿大会で挑戦者決定戦が行われることになった。第4試合のスペシャル6人タッグ戦は終盤でカズがトペを決めれば、サスケは久々にラ・ケブラータを近藤、大鷲の炸裂させ、最後は東郷がYASSHIにペティグリーからのダイビングセントーンで勝利も、試合後は敗れた近藤組はチームを継続させてUWA6人タッグ王座獲りをアピール。
第3試合の1ウェポンハードコアタッグ6人タッグ戦はTAJIRI組が人間凶器として今年引退を表明している金村キンタローを投入するが、火野は金村をゴミ箱へ詰め込みそのまま強制退場させる。
試合はトリガーの新メンバーであるオーメンがKAZMAをチョークスラムで仕留め勝利、またトリガーを追放された村瀬は第2試合でアンディのマスクを剥ぎ取ってからの首固めで勝利を収め、試合後はアンディのマスクを被ってポーズをとる村瀬にアンディが激怒し乱闘となった。
今大会から復帰となった大和は東京愚連隊相手に復帰戦を行うも、終盤に愚連隊が大和にスーパーパワーボムを決めると、KIKUZAWAがムーンサルトプレスを狙うが、仕掛けに手間取ってしまい自爆となるも、MAZADAは正田落としを決め3カウント、大和は復帰戦を勝利で飾ることは出来なかった。【試合結果詳報】稲葉大樹がKAIを破りキャリア3年で涙の初戴冠!W-1vs全日本対抗戦で秋山が野村&青柳に激怒、黒潮VS飯伏、児玉が鼓太郎からクルーザー奪還…WRESTLE-1横浜詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/hFc6PPgJh8
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年8月11日今日は横浜文体へのご来場ありがとうございました!
メインでいなびーがW-1無差別級王座戴冠!感動を呼ぶ男の勢いは留まることを知らない
感動したよ!
諦めない大切さを教えてくれた
ありがとういなびー!#w_1#横浜文体#いなびー pic.twitter.com/0pW7yLHFuQ
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2016年8月11日本日は横浜大会に多数ご来場頂き、有難うございました!!今日チャンピオンになった稲葉と児玉の二人と一緒に、打ち上げの真っ最中!!コイツらがチャンピオンとしてどこまで頑張れるか‥これからが勝負だ!! pic.twitter.com/pOyeQUVKrz
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年8月11日今日の試合で俺のパートナーになった土肥と熊ゴローも二次会で合流!!お疲れさん! pic.twitter.com/mBkYxiX1g8
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年8月11日いやぁ〜野村も青柳も強化練習だな。それも心の強化練習しないとな。
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月11日若手が向かっていって響く、響かせる選手が相手方にいるかどうかもありますからね。
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月11日本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/uW3QPwQaXq
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月11日東郷さんのパーフェクトセントーン!
獅龍から東郷さんに何かしらやりたい事があるらしい。 pic.twitter.com/3buNAyYKPD
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年8月11日大好きな金村キンタローさん
今日はすみませんでした。
1番危険そうやったので… pic.twitter.com/AkFZlcoEEf
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年8月11日そんなことよりも、、、
次の新宿大会で吉岡選手とクルーザー級次期挑戦者決定戦!!
先月、タイトル挑戦失敗したばっかりやけど、どうしてもベルトが欲しい!
楽しい夏になってきた!! pic.twitter.com/UYCmhK6HUg
— ANDY WU (@andywu_w1) 2016年8月11日横浜大会へご来場ありがとうございます!!
稲葉がやりました!!!!
俺はマスクを取られた、、、。
こんなことして何の意味があんねん!! pic.twitter.com/PGtq5GGK68
— ANDY WU (@andywu_w1) 2016年8月11日W-1横浜大会多数の御来場ありがとうございました。
俺なりのWRESTLE-1(プロレス)を邪魔しようとしたので☟してやりました。
タッグを組んだ3人はギャーギャー言ってたけど、これもまた俺なりの自由だから#俺なりのアンディ pic.twitter.com/WzKeAf5S9N
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年8月11日W-1横浜文体終了!
K-1武尊選手、そしてDDT旗揚げメンバーと!
メインも素晴らしい試合でした!刺激になりましたね。私ももっともっと頑張らねば。 pic.twitter.com/t5UmdT5OK0
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年8月11日久々に見た飯伏選手の試合はやっぱりキラキラしていて、そしてそれに負けず劣らずイケメン選手もキラキラしていて、その試合を見ているお客さんがみんな笑顔なのが本当に良かった。そして試合後に飯伏選手が清々しい表情で「自分の20代の頃を思い出しましたね」って言ってたのがまた良かったです。
— sayoko mita (@345m) 2016年8月11日 -
征矢がWRESTLE-1 GRAND PRIX 二連覇達成!“自由”KAIはゾンビに振り回される!
7月1日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 SYMBOL」後楽園ホール 811人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(欠場中の大和ヒロシが颯爽と登場。)
大和「みなさんこんばんは。本日はWRESTLE-1後楽園ホール大会にご来場いただきまして誠にありがとうございます。今年の3月6日、WRESTLE-1仙台大会にて私、ケガをしまして、そして今日まで長期欠場をしておりました。ですが8月11日、神奈川・横浜文化体育館大会『プロレスLOVE in YOKOHAMA』にて復帰できることになりました(四方に一礼)。これからまたWRESTLE-1のリングの内側、外側からWRESTLE-1を盛りあげていけるよう精一杯頑張っていきますので、みなさん応援よろしくお願いします」◇第1試合◇
▼8人タッグ3WAYマッチ/30分1本
KAZMA SAKAMOTO NOSAWA論外 MAZADA ○土肥孝司(9分38秒 ヌーンソンブレイカー)葛西純 熊ゴロー 藤村康平 ×飩所隼
※あと1チームは田中稔 TAJIRI 吉岡世起 進祐哉組◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」準決勝/時間無制限1本
○火野裕士(5分16秒 体固め)×カズ・ハヤシ
※Fucking bomb◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」準決勝/時間無制限1本
○征矢学(0分27秒 TKO)×芦野祥太郎
※セコンドのタオル投入【芦野の話】「昨日の練習で怪我をして。精密検査はまだ受けてないですけど、じん帯損傷で、足が動かない状況で。W-1をよくするために、このトーナメントで優勝して、若い力でまた新しいものを作ろうと思ったんですけど…。情けないです。しっかり治して、もっとデカくなって、W-1のエースになるために戻って来ます。今日はすいませんでした」
◇第4試合◇
▼30分1本
○翔太 三富政行 (6分53秒 十字架固め)河野真幸 ×村瀬広樹
【河野の話】「あれはねえだろって。いま、契約問題で揺れてるW-1で、残った選手たちで頑張っていこうっていうなかで、アイツ(村瀬)があんな試合をしてたらW-1のためにならない。アイツも覚悟もしてんだろ。トリガーにアイツは不必要。もう好き勝手、自由にやってろって。」
【村瀬の話】 河野真幸、トリガー、今日で終わりだ。ちゃんとやれ? オマエがだらしない? フザけんな。こっちだって、やってられるか。なにもおいしくねえ。オレがおいしくなるためにトリガーに入ったのに、なにもおいしくねえ。オレは決めた。いまさっき決めた。オレはこれからオレなりのやり方で自由にやらせてもらう。ヒントは…これだ!(と言って“ストイックポーズ”を決める)」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○鈴木鼓太郎(12分43秒 エビ固め)[挑戦者]×アンディ・ウー
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎5度目の防衛に成功(試合終了後)
鼓太郎「これでWRESTLE-1クルーザー級全滅だよ。誰も来ないならこのベルト、いますぐここで返上するぞ。誰もいねーのか?」(ファンはセコンドにいた大和に声援を送るが、児玉ユースケが登場)。
児玉「鼓太郎さんはじめまして。児玉ユースケです。鼓太郎さんは知らないと思いますが、1年間アメリカとカナダで海外武者修行してきました。そして、いま戻ってくるリングはこのWRESTLE-1のリングです。鼓太郎さんのタイトルかけて僕と試合してくれますか?」鼓太郎「お前の言う通り。誰だ、お前は? お前がアメリカに何年行ってようがオレは15年間、ジュニアにかけてきたんだよ。1年間行ったからってオレには勝てないよ。お前がWRESTLE-1ならお前を倒して真のクルーザー級全滅だよ」
児玉「鼓太郎さん、WRESTLE-1、オレが全滅なんかさせません。アナタを止めるのはこのオレです。タイトルを奪ってクルーザー級の新しい未来オレが作ります!」
【鼓太郎の話】「やっぱり3回目は違うね。けっこう危ないところもあったけど、まだまだオレのレベルには達してない。頭のなかでプロレスしろって。ただリング上でこなすだけじゃないんだよ。頭のなかでいろんな選手とプロレスをするんだよ。
(試合後、児玉選手が挑戦表明に来たが?)誰だあれ? オレはアイツを知らない。期待されてる? そんなのオレだって期待されてたよ。オレはそれに応えるために10年以上、ジュニアにこだわってやってきたんだよ。アメリカに一年行ってたぐらいじゃ勝てねえ。アイツを倒して、全滅だ」
【児玉の話】「アメリカ、カナダを周りながら試合をして、いろんな経験をして、アメリカにいながらでもW-1の試合は見てたんです。いまクルーザー、カズさんとか、AKIRAさんとか、TAJIRIさんとかの試合を見て、心が震えたっていうか。単純にカッコ良かったです。でも鼓太郎さんからベルトを取るのはオレの仕事だと思っているので。海外経験して、これからW-1のクルーザー級を引っ張っていく、そういう気持ちです。オレが絶対、鼓太郎さんからベルトを取って、W-1の新しい未来、景色を必ず見せます」
【吉岡の話】「W-1から5人やめて寂しい気持ちはあるんですけど、このまえの後楽園でもAKIRAさんにいい背中を見させてもらって、くすぶってる場合じゃないなと。地方からひろってもらった恩をW-1に返すのはいましんかないし、本腰を入れて動いていこうと思ってます。(児玉選手がクルーザー戦線に入って来たが?)ボクはアンディさんが取ると思ってたんですけど、鼓太郎さんが防衛して、そして児玉さんが帰って来て。児玉さんが帰って来たのは嬉しい気持ちもあるんですけど、オレは鼓太郎さんからベルトを取り返すのは、AKIRAさんとかカズさんとか先輩方がやられてきたのを間近で見てきたオレらの仕事だと思ってるんで。それは児玉さんの仕事ではないと思っています」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
グレート・ムタ ○武・殺忌苦(13分6秒 体固め)×KAI 稲葉大樹
※ダイビングフットスタンプ
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者組]○中之上靖文 岡林裕二(18分38秒 片エビ固め)[挑戦者組]近藤修司 דbrother"YASSHI
※ダイビングエルボードロップ
☆中之上&岡林が初防衛に成功(試合終了後)
中之上「すみません、一つだけ。どうしても自分の挑戦したいことがあり、自分のわがままで退団させていただくことになりました。応援していただいてありがとうございました」(近藤が襲撃)
近藤「おいお前、団体やめてベルト持つってどうだ!? 何年か前に言ったよな、『武藤敬司を楽にさせる』って。お前らなんかとっとと帰れ! おいちょっと待て、待て、待て。中之上、最後に一言、言わせろ、今日がお前が一番強かったぞ」(王者組が去ったあと、改めてYASSHIがマイクを握る。)
YASSHI「この最強タッグチームが負けるなんてな。カス野郎ども、今日ベルトを引っぱがして次回8月11日の横浜文体で初防衛戦しようと思ってたんだやけどな。(カードから)あぶれてもーたな、俺ら2人。あぶれたといえば、対戦カード組まれてサスケ&ディック東郷。ベルトは取れんかったけど、その2人と俺らが挑戦してもええかな。誰かが決定せねばいかん」
(そこにカズが現れる。)
YASSHI「聞いての通り、8月11日文体でサスケ&東郷と俺らコンブラ、決定してもええかな?」
カズ「先に言っておくとけど、オレは責任者じゃないんだ」
YASSHI「じゃあなんで出てきたんだ!」
カズ「でもな、サスケさんと東郷さんに頭に下げて来てくださいと言ったのはこのオレ。オレと東郷さん、サスケさんの3人で組むわ」
YASSHI「めっちゃ豪華な3人やな。サスケ、東郷、獅龍(カズのマスク時代)。そんな豪華な3人組に見合うもう1人がいるわけないだろ」
(すると現れたのはコスチューム姿の大鷲透。)
大鷲「WRESTLE-1ファンのみなさんこんばんは。近藤修司の復帰戦ということで柱の影からこっそり見ていたのですが、豪華なメンバーが一人足りないって聞こえたんだけど」
YASSHI「(その姿を見て)やる気満々やんけ!」
大鷲「プロレス会場にいくときは、いついかなるときもコスチュームで行けという高木三四郎CEOの教えです。カズ・ハヤシ、そしてディック東郷、みちのくオールスターズに叶うのはこの職務怠慢、素行不良のオレしかない。横浜大会のカード決定――――!」
【試合後の中之上&岡林】
中之上「向こうの方が正論ですね。間違ってない。向こうの言うことは正しいですよ。俺もそう思う。けどやっぱね、俺もプロレス人生は一回。いろんなことにチャレンジしたいっすね。最初に『武藤さんを楽にする』って言って、正直できなかった。やっぱ他で何かしら活躍することが、もしかしたら恩返しなのかなって。また大きくなって、武藤さんと再会できればと俺は思ってます。近藤修司の言うことは間違ってないと思います。俺の完全なワガママやから。それに岡林さんとか巻き添えにしちゃって、本当に申し訳ないと思っています。すいませんでした」岡林「ちょっと何があったかわからないですけど、これは中之上選手が自分で決めた道だし。僕は何も言うつもりはありません。このベルトを持っている以上は、この団体のチャンピオンなんで。何も下を向く必要はないですよ。本当にチャンピオンだから。リング上が全てです」
中之上「その通りですね。これ持って、また防衛します」
岡林「ドンドンドンドン防衛していきましょう」
中之上「本当に岡林さんの言う通りですね。凄い悩みましたし、後ろ向きになったけど、そうやって言葉を聞くと嬉しいですね」
岡林「なにも下を向く必要はない。リング上になったら別ですから」
中之上「本当にそう思います」
――退団してもこのリングで防衛戦をしていきたいと?
中之上「もちろん。まあ、いつ組まれるかもわからないし、この先どうなるかわからんけど。俺自身もこの先、あんまり決まってないからね。数試合しか。もちろんこのリングで防衛します」
【試合後の近藤&YASSHI&大鷲】
大鷲「ちょっとまてよ。これは感謝するべきことじゃないの?」近藤「俺らは2対3でもやってやろうと思ってて」
大鷲「近藤の復帰戦だからって見てたら、『1人足りない』って言って。プロレス会場に行く時はいつもコスチュームを持って…。そんなことよりも、文体だよ」
YASSHI「言ったよな。悪冠一色って。知らんヤツはチェックしろ。今すぐ調べろ。悪冠一色って言ったよな。俺と近藤は悪冠使用の、TriggeRのタッグチームでやっていくって俺らは言ったやんけ、カス野郎。そこに透ちゃん。ちゃんとせえよ、透ちゃん。あの頃の透ちゃんじゃないとあかんぞ。コスチュームをちゃんとしろよ」
大鷲「俺はずっと黒と黄色なんだけど、どうしろって言うんだよ!」
◇第8試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」決勝戦/時間無制限1本
○征矢学(15分0秒 片エビ固め)×火野裕士
※ワイルドボンバー(試合終了後)
征矢「えー、本日はご来場、誠にありがとうございました。準決勝はアイツとバチバチやりあいたかった。本当に悔しい気持ちです。だが一番悔しいのは準決勝で闘った芦野祥太郎。アイツが一番悔しかったんじゃないかなと思います。それと一つ、このたび所属のメンバーが5人、WRESTLE-1を退団することが決まりました。きっと、ここにいるみなさん、そしてWRESTLE-1を初期から応援してくれる皆さん、本当に不安だったり寂しい気持ちになったと思います。正直、すみません……。まあ僕も、そういう気持ちになりましたが、オレがこの気持ちだったらWRESTLE-1はダメなんだと思います。だからまず必ずトーナメント優勝して、次からは残っているメンバーでこのWRESTLE-1、必ず盛りあげていきますんで皆様、温かいご
声援よろしくお願いします」【征矢の話】「(トーナメント連覇を達成したが?)去年は去年で、今年は今年で優勝を狙って、このトーナメントを勝ち抜いたっていう。このトーナメントのなかでいろいろとありましたけど、今日も準決勝で芦野が、アイツなりに張り切って練習して、今日のああいうカタチになったと思うし。一番悔しかったのはアイツなんじゃないかなと。闘いをしにリングに上がって、オレはリングに上がってアイツがケガをしているのを知ったけど、本当にアイツが一番ツラい思いをしたんじゃないのかなと。それを踏まえてアイツはまた成長できるんじゃないかなと思います。この数日、いろいろと契約で…5人ですね。ずっといっしょにやってきた仲間がいなくなったっていうのは本当に…でも引退とかそういうことじゃないし、またどこかで野上さんもリングに上がってくれると思うし。だから野上さんのワイルドの席、隣は空けておきます。いろいろとファンのみなさんを心配な気持ちにさせて、マイナスのイメージとかもあるかもしれないけど、旗揚げして3年、もう一度、オレがベルトを取ってW-1を引っ張っていかないといけないんじゃないかという気持ちになりました。横浜文体では挑戦者・征矢学として、王者・KAIを倒して、必ずもう一度ベルトを巻きます。なんならタッグもUWA(6人タッグ)も狙っていきます。とにかくベルトを独占する、それはいまもむかしも変わらない。以上です!」
試合前に3月6日の仙台大会で一直線を放った際に首を負傷し、長期欠場を強いられていた大和が8月11日横浜文体大会から復帰することが発表された。
いよいよ準決勝&優勝決定戦を迎えた「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」、ベスト4には二連覇を狙う征矢、カズ、火野、芦野が進出し組み合わせもカズvs火野、征矢vs芦野となった。
まずカズvs火野は火野のラリアットをカズが場外戦に持ち込むとトペ・スイシーダを発射、そして火野の場外での逆水平を鉄柱に誤爆させてから、リングに戻ってミサイルキックを発射も、それでも火野は痛めている右腕での逆水平で反撃してアバランシュホールド、セントーン、ラリアットと猛ラッシュをかける。
火野はFukingBombを狙うが、カズはフェースクラッシャーで切り返しスワンダイブを狙うも、キャッチした火野はラリアットからFukingBombで3カウントを奪い、決勝に進出する。
そして征矢vs芦野は、芦野が先日の練習中に右膝の靭帯を痛めドクターストップがかかっていたことが発覚、それでも周囲の制止を振り切って試合に出場した芦野だったが、ゴングと共に征矢がストンピングを浴びせ、芦野が戦闘不能となったところでセコンドがタオルを投入、僅か26秒で征矢が勝ち決勝に進出する。
優勝決定戦となった征矢vs火野は、2連覇と火野へのリベンジを狙う征矢が脇固めなど火野の痛めた右腕攻めを展開、それでも火野は逆水平で反撃するが、コーナーからの攻撃は征矢デットリードライブで落とすとスピアー、串刺しワイルドボンバー、ブレーンバスター、ダイビングラリアットと畳み掛けるが、ワイルドチョップは火野が迎撃し筋肉スプラッシュを投下する。
征矢がデスバレーボムを決めれば、火野もパワーボムで応戦、征矢のワイルドボンバーと火野のラリアットと応酬し合って両者はダウンとなる、膝立ちのまま両者はラリアットを打ち合うが、征矢のワイルドボンバーが競り勝つと、ショートレンジのワイルドボンバーから後ろ、前へのワイルドボンバー、そして正面からのワイルドボンバーで3カウントを奪い、征矢が「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」2連覇を達成した。
試合後は退団した5選手(浜、中之上、稔、TAJIRI、AKIRA)を気遣いつつ、そしてファンを不安にさせたことを謝罪、WRESTE-1を盛り上げることを約束して大会を締めくくった。
バックステージインタビューでも戦闘不能になった芦野、退団するAKIRAにも気遣いつつも、KAIからWRESTE-1王座を奪取することをアピールしたが、KAIは“自由”、征矢は“ワイルド”と互いに被るキャラだが、開き直りぶりとインパクトでKAIが現時点では征矢を上回ってしまっている。ここは本家“開き直り”キャラである征矢が意地を見せなければ、そういった意味ではKAIvs征矢の組み合わせも面白さが出てくる。
その王者のKAIはセミで稲葉と組み、ムタそして自ら志願して魔界へと入っていった黒潮“イケメン”二郎の化身である武・殺忌苦と対戦し、武・殺忌苦はゾンビのようないでたちで登場、KAIが武・殺忌苦と対峙するも。場外でトペを放つと武・殺忌苦はイスで迎撃して流血に追い込み、稲葉には客から奪ったペットボトルのお茶を頭にかけるなどやりたい放題。
怒った稲葉はムタからイスを奪って一撃を狙うが、ムタと武・殺忌苦がダブル毒霧攻撃で迎撃し、パワーボムを狙うKAIにも武・殺忌苦は毒霧を浴びせ、最後はムタの閃光魔術の援護から武・殺忌苦がダイビングフットスタンプでKAIから直接3カウントを奪い、黒潮“イケメン”二郎の七番勝負の第6戦目の相手として飯伏幸太が発表された。
セミのタッグチャンピオンシップは前日をもってWRESTE-1を退団した中之上と、今大会から復帰の近藤がエルボーで激しくぶつかり合うも、YASSHIの股間スクリュー、ドレッド攻撃、近藤のイス攻撃から中之上を捕らえ痛めつけるも、交代を受けた岡林がパワー前回で近藤、YASSHIを攻め立て、交代を受けた中之上も再度挑戦者組に捕まるが、YASSHIのフライングビッグヘッドが自爆となり、岡林も近藤と激しいチョップ合戦を繰り広げている間の、YASSHIのラ・マヒストラルを凌いだ中之上がカウンターのエルボーからダイビングエルボードロップで王座を防衛、試合終了後は改めて退団の挨拶をする中之上を近藤が襲撃し、自らの意志で退団する中之上に怒りをぶつけるが、最後にはエールを贈り、去り行く後輩を見送って行った。
そしてYASSHIはコンプラでサスケ、そして8・11横浜文体大会に追加参戦する東郷を迎え撃つことをアピールすると、カズが現れサスケ、東郷と組んでコンプラと対戦することをアピール
する。
2人しかいないコンプラに助っ人として元悪漢一色の盟友である大鷲が助っ人として名乗りを上げ、対戦が決定となった。
クルーザー級ディヴィジョンは王者の鼓太郎が序盤から主導権を握り、アンディが反撃しても鼓太郎はピット、地獄の断頭台とリードを譲らない。
終盤にアンディはスパニッシュフライを決めるがクリアした鼓太郎がエルボーを炸裂させると、ツームストーンパイルドライバーで突き刺し、アンディの丸め込みも凌いでからローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座防衛。
試合後にはWRESTE-1クルーザー級制圧をアピールして王座返上を示唆する鼓太郎に、北米マットを武者修行していた児玉ユースケが現れ挑戦をアピール、鼓太郎も受諾して決定となった。
また第4試合では河野&村瀬のトリガーが翔太、三富と対戦するも村瀬が河野の指示を無視するなどチームワークが乱れ、村瀬が翔太に敗れると、激怒した河野がジャンピングニーとチョークスラムで村瀬をKOしてリングを後した。本日はw-1後楽園。ご来場ありがとうございました。いろいろありましたが、トーナメント優勝する事が出来ました。決勝で当たった火野選手は2試合目なのを感じさせないパワーで本当に彼はモンスターだと思った。正直、気持ちだけで乗り切るのが精一杯でした。ただ、彼とはもう一度戦いたいとそう思い
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年7月1日ました。そして、準決勝で当たった芦野とはがっちり試合したかった。本当に悔しい気持だ。ただ、それ以上に彼はもっと悔しい思いをしたんだと思う。そして、5選手の退団によりファンの方々には大変心配をかけたと思います。でも、安心してください!オレが必ず盛り上げますから。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年7月1日わたしは運動神経もプロレスセンスもないですが、気持ちだけは誰にも負けません!まだまだ、未熟者なレスラーで未完成な団体ですが、これからも温かい声援と応援の程よろしくお願いいたします。
ワイルドに行こうぜ! pic.twitter.com/Eu5i7UbEcQ
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年7月1日負けた-
負けたけど、気持ちいい試合やった
征矢学!またうちらにしか出来ん試合やろうやんけ!!
次は勝たして貰うよ。
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年7月1日懐かしさと共に、さらに頑張らないといけない自分に気付いた1日。#w_1 #TriggeR #8月11日 #横浜文体 #悪冠一色 pic.twitter.com/I52lskDwy8
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2016年7月1日悪冠一色とは。
解雇された悪冠一色ですが「リング外の素行不良・職務怠慢」が理由との事でしたが...https://t.co/LrwtTqM159#知恵袋#w_1#ddtpro pic.twitter.com/W49Hqx2WBj
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年7月1日魔界ヨリ降臨 pic.twitter.com/KeG8CTPUns
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年7月1日無事、防衛!
疲れたけど気分は最高です!
さぁ、これからBAR JIN に立ちます!
飲みに来てくださ~い!!#鈴木鼓太郎
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2016年7月1日一つ宣言してやる!
俺がいなきゃ潰れるぞ、TriggeR。
わかってねぇんだよ、彼奴ら。
まぁ、近いうち気付くだろうけど…
(笑)
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年7月1日火野裕士戦でした。
筋肉も凄いがバランスがすげー
こりゃ強いわ!
初対決の感想。。。
又戦いたいモンスターです。
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年7月1日後楽園大会、情けない試合してしまい本当にすいませんでした。
昨夜に膝を負傷し、朝には歩けないほどの痛みで、河野さん、近藤さんに何度も止められましたが、リングに上がることが僕に出来る最大限の誠意と考え、強行出場しました。1日でも早い復帰を目指して日々頑張りたいと思います。#w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2016年7月1日 -
デビュー1年4ヶ月の芦野が頂点へ挑戦も、KAIが自由に防衛!黒潮がムタに弟子入りを志願するも魔界へ引きずり込まれる6月8日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 OUTBREAK」後楽園ホール 1009人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○アンディ・ウー 藤村康平(7分13秒 片エビ固め)×稲葉大樹 吉岡世起 翔太
※飛鴻
◇第2試合◇
▼new Wild order vs REAL DESPERADO/30分1本
○征矢学 葛西純 熊ゴロー(8分39秒 体固め)NOSAWA論外 MAZADA ×土肥孝司
※パールハーバームササビスプラッシュ
◇第3試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者]カズ・ハヤシ 田中稔 ○TAJIRI(11分12秒 回転エビ固め)[挑戦者]河野真幸 “brother"YASSHI ×村瀬広樹
☆カズ&稔&TAJIRI組4度目の防衛に成功
【試合後のカズ&稔&TAJIRI】
――1人謎のマスクマンが相手にいたが?
▼稔「あれは世界中探しても、いま最もミステリアスなマスクマンでしたね」
▼カズ「恥ずかしくてマスクを脱げないでしょうね。でも、3人でやっていると本当に楽しいですね。プロレスを楽しんでいるような感じで」
▼稔「この2人と組んでいれば負けることはねえだろうなっていう安心感がある。今は腰が凄く悪くても、負けることねえだろうという安心感が凄いあります。カズさんが大阪でベルトを取ってくれて、防衛戦は全部TAJIRIさんが決めてくれて」
▼カズ「そうか。そうですね」
▼稔「謎のマスクマンが出てきても安心」
▼TAJIRI「しかし、マスクマンはルチャをずっとやってたみたいですけど、最後はゴリースペシャルをやろうとしたら自分が潰れて。やっぱりルチャの神様があんまり軽々しくルチャを語るなって言おうとしたんですよ」
▼稔「グチャルチャですよ。グチャリブレです」
――長期政権になってきたが?
▼カズ「やっと僕たちのベルトだっていう感じになってきて。ルチャリブレとはなんだっていうことを語れているかなって感じにはなってますね。3人で組んでできることだと思います」
――相手もいなくなってきたが?
▼カズ「そうですね。誰がこのベルトをほしいのか。結局、今回も名乗り出るヤツもいなかったわけだし。これから自分たちで、もうW-1の中にいないんだったら探しに行ってもいいのかなと」
▼稔「他団体でも海外でも…。まあ、海外ならあそこでしょうね」
▼カズ「そうですね。あそこですね。次からGPが始まるんで。このベルトもそうなんですけど、シングルで僕はテッペン取りたいと思っているので。1回戦で稔さんと壮絶な試合をして、その勢いのまま勝ち続けて、僕がテッペンを取ろうと思ってます。よろしくお願いします」
▼稔「お願いします。僕もカズさんとは全日本の頃から何度もやっている。俺もカズさんのことをガッチリとわかっているし、カズさんも俺のことをガッチリわかってる。俺は勝ち上がるとかよりも、とにかく1回戦。1回戦に集中しなきゃいけないような相手だと思っている。決勝だ、準決勝だとかは頭に一切ない。新宿一本で行きます」
【試合後の河野&YASSHI&近藤】
▼YASSHI「UWAは取れへんかった。まあ、この面子で取れという方が逆におかしいって思ってるけども」
▼近藤「ちょっとやべえな。村瀬やべえな。村瀬やべえから、俺は7月の後楽園で復帰するわ」
▼河野「大丈夫ですか?」
▼近藤「わからねえけど、いけるだろう。あれがあんな試合してたら、ちょっとやべえからよ。復帰に関して、やっぱり復帰するんだったら、俺はブラザーとタッグを組んで復帰したいから。7月1日はブラザーと組んで復帰します。まあ、タッグとしてやるからには…」
▼河野「ベルトでしょ?」
▼近藤「タッグで狙っていきたいという部分があるから。村瀬があんな状態だからな。次の後楽園だな。仕切り直し」
▼YASSHI「次の後楽園で近藤が復活して、近ブラが復活か。楽しみやな」
◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○鈴木鼓太郎(15分21秒 エビ固め)[挑戦者]×AKIRA
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎4度目の防衛に成功
(試合終了後、アンディ・ウーがリングに登場)
アンディ「鼓太郎選手、次、そのベルトに挑戦させてください。そのためにオレは今度の無差別級トーナメントも辞退しました。オレはそのベルトに人生かけてます。よろしくお願いします」
鼓太郎「そこまで言うなら受けてやってもいいけど、思いだけじゃベルトは取れねえぞ。次3回目のシングルだよ。何回やっても結果は変わらない。闘いは非情なんだよ。オマエがどうあがこうと結末は変わらない」
【鼓太郎の話】「俺がなんで今回たった2kgの体重オーバーをそこまで言ったのか。やっぱり今、ヘビーもジュニアもボーダーラインがあってないようなものなんですよ。今もし、このベルトを俺が返上して、ヘビー級でやっていくと言ったら、それが通るプロレス界でしょ? そう思いませんか? 俺はそれじゃダメだと思うんですよ。ヘビー級っていうのはジュニアが持ってない体格なり、パワーなりがあるからヘビー級なんですよ。プロレスも時代とともに変化して、変わってきている。選手もそう。俺は言える立場じゃないかもしれないけど、今は全体的に選手は小型化して、高機動化してますよね。でも、ジュニアとヘビーのボーダーラインはずっと昔のままです。それも今のプロレスの進化とともに、そのボーダーラインも一度改めるべきだと俺は思います。ジュニアとヘビーが分かれている団体は統一するべきですね、体重のボーダーラインを。どう思いますか? 言っていること間違ってますか? ジュニアとヘビーのボーダーラインはずっと昔のままです。それも今のプロレスの進化とともに、そのボーダーラインも一度改めるべきだと俺は思います。次はアンディ。リング上で言った通り、気持ちだけじゃベルトは取れないし、何回やったって同じだし、どうあがこうが結末は変わらないよ」
【AKIRAの話】「やばい、ぐうの音も出ないね。なんて言ったらいいんだろう。なんて言ったらいいんだろうと言うより、俺はセコンドに付いているnew Wild orderの学ちゃんと熊ちゃんと葛西さんを見て、ちょっと試合戦う前に緊張して、これはやったるぜって燃えたね。火が点いたね。(氷のうを受け取って)氷がこんなに気持ちいいんだね。人生50年。もう50年が終わっちゃってるからね。やっぱり月が経つにつれて、鼓太郎選手はチャンピオンじゃん。なかなか付いていけねえなっていうのが本音だ。やっぱり50年経って、また新しく人生を切り開かなきゃいけないのかなとかね。そんなことを考える50年です。でも、今日は仲間と一緒に戦えて本当に幸せでした。ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼イケメン試練の七番勝負 第五戦
○グレート・ムタ(6分23秒 体固め)×黒潮“イケメン"二郎
※閃光魔術
(試合終了後)
黒潮「おえっ…。(ムタがにらむと)待って。七番勝負やってるけど、もっと強くなりたいし、いろんなものを知りたい。だから、オレを、オレを、オレを魔界に連れてってください!」
(頭を下げる黒潮の髪をつかんで顔を上げさせたムタが毒霧。場外へ投げ出し、髪をつかんでバックステージへと連れて行った。)
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]岡林裕二 ○中之上靖文(15分36秒 片エビ固め)[第4代王者組]火野裕士 ×KAZMA SAKAMOTO
※ナックアウェイ
☆火野&KAZMA3度目の防衛に失敗、中之上&岡林が第5代目王者となる
【試合後の岡林&中之上】
▼岡林「ありがとうございました!」
▼中之上「ありがとうございました!」
▼岡林「本当に…今日は本当に俺も気合いが入ってました。絶対中之上選手の腰にベルトを巻こうって心に誓ってましたから。俺は本当に中之上選手を男にできてよかったです。それだけです。またこれからも組む機会があると思うので…組む機会があるというか(笑)、タッグチャンピオンになるので、本当によろしくお願いします」
▼中之上「ありがとうございました。正直、きつかった。けど、岡林さんの気持ちに俺が負けたら応えられへんから。それだけは絶対あかんと思って。今日はもうホンマなんとしても勝たんと、岡林さんに申し訳ないっていうその気持ちだけです。ホンマに心強いです。俺なんかとやってもらって…」
▼岡林「これからもドンドン熱い試合していきましょう」
――ファンの後押しを感じた?
▼中之上「それもやっぱり大きかったですね。入場してから凄い応援してくれたんで。けど、やっぱりそれよりも岡林さんの気持ちに応えないとって。メチャクチャプレッシャーだったですね。自分の団体じゃないうちのリングに忙しい中で上がってもらって。それはプレッシャーやったですね。結果残さないとあかんって」
――これをキッカケにさらに上にステップアップしていくことが求められるが?
▼中之上「そうですね。今はちょっと頭が真っ白ですけどね、次のこととかは。けど、ベルトを巻いてるから、もう無様な試合はできないですから」
▼岡林「さっきも言いましたけど、中之上選手を男にできてよかったです。これがゴールじゃないですよ。これからもっともっと上を目指してやっていきましょう」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第8代王者]○KAI(17分22秒 本家公認雁之助クラッチ)[挑戦者]×芦野祥太郎
☆KAIが初防衛に成功
(試合終了後、トリガーがリングサイドへ。芦野はマットをたたいて悔しがり、トリガーとともに退場。ベルトを受け取ったKAIを翔太と三富が引き起こすが、腰をついてしまう。)
KAI「芦野、芦野オマエすげえよ! 芦野すごいけど今日はオレが自由に勝ったぞー! このベルトへの横浜文体での挑戦を懸けたトーナメントが始まります! オレがそいつの挑戦を受けるかどうかは自由です。それはじっくり考えたいと思います。オレはまだまだ自由に突っ走ります。だれがオレの自由を止められるのか。止めるヤツは出て来い! いないみたいなんで、今日は自由に締めさせていただきたいと思います。会社帰りとか学校帰りとか疲れた中お越しいただきありがとうっございます。ストレス抱えてるでしょ、でもプロレス見て心を自由にしようじゃないですか。(自由コール)今日跳べない、足が痛いから! じゃあ締めたいと思います。みなさんボクの代わりにいっぱい飛んでください!
そうしないとボクは帰れません。1、2、3、自由だ!と拳を高く上げてください。ご起立お願いします。ありがとうござ…あ! そこ立ってない! いくぞ! 1、2、3、自由だー!」
(客席のファンが飛び跳ね、KAIも片足でピョンピョン跳ねた。)
【試合後のKAI】
※セコンドの翔太、三富に肩を借りてコメントブースに登場すると
▼三富「凄かったですね。ぶっちゃけヤバかったですよ」
▼KAI「アイツはもう…俺はもう後輩だと思ってねえよ。アイツは先輩だよ! 先輩だよ!」
▼翔太「先輩は先輩ですよ。でも、ヤバかったです。会場の支援も芦野さんに向いてましたよ」
▼三富「最後、アンクルを決められた時、僕はこのTシャツを脱いで、投げようかと思いました」
▼KAI「脱ぐじゃねえ。発売されたばっかだろ! ティーチャー! 芦野、凄かったですよね」
※小佐野記者に呼びかける
▼小佐野「芦野選手は凄かったと思いますよ」
▼KAI「俺、1年4ヵ月であんな度胸なかったし、あんな技術なかったし。先輩か後輩かわからねえけど、アイツは間違いなくW-1の宝ですよ」
▼小佐野「彼はある意味、自由に戦っていたと思います」
▼KAI「やっぱりアイツも自由にやりたかったんだよ。みんな自由にやればいいだって。来週の水曜日、トーナメントあるだろ? お前らも出るんだろ?」
▼翔太「僕らは出ないです」
▼KAI「なんで出ないんだよ!」
▼翔太「所属の選手がメインを懸けて戦うトーナメントなんで」
▼KAI「お前ら、そんなこと言うなよ。自由Tシャツ取り上げるぞ」
▼翔太「出るも出ないにも自由じゃないですか」
▼KAI「ティーチャー、そうなんですか?」
▼小佐野「確かに翔太選手の言う通り」
▼翔太「ほら。我々はインディー界を渡り歩くという仕事があるんで」
▼KAI「お前ら、2人でトーナメントをやれ」
▼翔太「トーナメントじゃないですよ!」
▼三富「それは2人でシングルマッチじゃ」
▼翔太「やってどうなるんですか?」
▼KAI「俺とやろうよ」
▼翔太「えっ!? じゃあ、僕らのシングルマッチはどこでやるんですか?」
▼KAI「どこでもいいよ。愛媛プロレスでもガッツでも」
▼三富「じゃあ、それも自由ってことで」
▼KAI「俺はW-1を広めるためにどこでも行ってやる。行ってやるじゃない、行かせてくれ」
▼三富「KAIさんが言うならどこでも」
▼KAI「じゃあ、愛媛プロレスでやろう。じゃあ、一本だな」
▼翔太「何のことかよくわからないですけど」
▼KAI「ベルトを懸けて、トーナメント優勝者とやるんですか?」
▼小佐野「やるんです」
▼KAI「いや…」
▼翔太「KAIさん、文体のメインですよ」
▼三富「年1回のビッグマッチなんですから」
▼翔太「これ(ベルト)がメインの切符ですよ」
▼KAI「切符なのか?」
▼三富「言葉のアヤです」
▼KAI「青春十八切符か?」
▼翔太「違う。それは高井憲吾がいつも名古屋から来る時に使っているヤツですよ。節約のために」
▼KAI「バカ野郎! 高井さんを馬鹿にするなよ。DDTで見てたぞ。ティーチャー! これからもね、自由に突っ走りますよ」
▼小佐野「自由には責任も伴いますが」
▼KAI「そんなことはわかってます。自由と責任を持って、これからも突っ走ります」
メインはKAIの保持するWRESTE-1チャンピオンシップにデビューして1年4ヶ月目を迎えたTriggeRの芦野が挑戦、試合はグラウンドを仕掛ける芦野に対し、KAIは場外へ逃れてはピョンピョン飛び跳ね、また芦野がロープを開けて招き入れても、別サイドから上がるなど自由ぶりで芦野を揺さぶる。
KAIは芦野のショルダータックルに対しドロップキックを放って場外へ追いやると
トペスイシーダを放ち、客席へ雪崩れ込んで東側ボードに芦野を叩きつけ、更に本部席へ連行してテーブル貫通パイルドライバーで突き刺してから、テーブルの破片で殴打、だが芦野も奪って逆に殴打してやり返す。
リングに戻ると芦野がフロントスープレックスから、KAIの脹脛にエルボーを放ち、アームパンチを連打するも、延髄斬りでやり返したKAIは、コーナーに逆さ吊りにしてから顔面への低空ドロップキック、垂直落下式ブレーンバスターからLATを狙うが、芦野はアンクルホールドで切り返し、芦野が再度狙ってもKAIは延髄斬り、トラースキックと譲らない。
KAIはLATで勝負に出るが、引き起こそうとしたところで芦野がアンクルロックで捕獲、KAIがロープに逃れても芦野はジャーマン、変型フロントスープレックス、アンクルロックとKAIを追い詰めるも、KAIは雁之助クラッチを仕掛け、芦野が堪えるとサンダーファイヤーパワーボムで叩きつける。
KAIはスプラッシュプランチャを狙いにコーナーも、芦野が追いかけて雪崩式フロントスープレックスを決め、俵返しを連発してからアンクルロックで捕らえるが、振りほどいたKAIが一瞬の隙を突いて雁之助クラッチを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はKAIが健闘した芦野にエールを贈り、15日から開幕するWRESTLE−1トーナメントの覇者を迎え撃つことをアピールして「1、2、3自由!」と叫んで、痛い足を引きずりながらピョンピョン飛び跳ねて締めくくった。
今回はキャリアの浅い挑戦者ということでKAIがどこまで王者ぶりを見せ付けるかに注目が集まったが、自由ぶりを見せ球にしてキャリアの差というものを見せつつも、終盤では芦野のアンクルロックに冷や汗となったが、芦野の良さを引き出した上での防衛は王者らしくなったということか…
セミでは大日本の岡林という最強のパートナーを得た中之上が、火野&KAZMAの保持するタッグ王座に挑戦、試合も岡林がかつてのパートナーである火野と肉弾戦を展開すれば、KAZMAにスリーパーで絞める中之上にも激を飛ばすが、場外戦で中之上を蹂躙した王者組が試合の先手を奪い、リングに戻っても火野が逆水平で圧倒する。
劣勢の中之上はKAZMAにエルボーを放って、やっと岡林に交代、岡林はKAZMAにアルゼンチンバックブリーカー、火野とは壮絶な逆水平合戦を繰り広げる。
岡林のパワースラムから交代を受けた中之上も火野相手にランニングエルボー、バックドロップで続くが、ローリングエルボーはかわした火野がエクスプロイダーで投げ、KAZMAも串刺しムーンサルトアタックで続く。
勝負に出た王者組はトレイン攻撃から、火野がラリアット、KAZMAがジャンピングニーからみちのくドライバーと畳み掛けるが、岡林がカットに入ると逆ににKAZMAが孤立し、岡林がパワーボムからゴーレムスプラッシュ、中之上がダイビングエルボードロップと連続攻撃を決め、最後は中之上が火野とのエルボー合戦をノックアウェイの連発で競り勝って3カウントを奪い、デビューして初めてベルトを戴冠した。
第4試合ではイギリスでマーク・ハスキング相手にクルーザーチャンピオンシップを防衛した王者の鼓太郎にはAKIRAが挑戦、当初はAKIRAのウエートオーバーが懸念されたが、体重規定である90.718kgを下回る89.5kgを記録したため正式に選手権となった。
試合は鼓太郎がソバットからボディー攻めで先手を奪い、ピットから串刺しジャンピングニー、地獄の断頭台と勝負に出るが、AKIRAもフライングラリアットで反撃して、スライディングキックで鼓太郎を出した後で、コーナー最上段からのプランチャ、リングに戻って低空延髄斬りからムササビプレスを投下もしたが、鼓太郎は剣山で迎撃し場外へ逃れたところで三沢魂エルボースイシーダで追撃する。
リングに戻った鼓太郎はダイビングエルボーから三沢魂タイガードライバーを狙ったが、AKIRAはリバースし延髄斬りからロコモーション式ジャーマン、ドラゴンスープレックス、鼓太郎の背中にムササビプレスから正調ムササビプレスを投下も、鼓太郎はまたしても剣山で迎撃し、ボディーエルボーから旋回式ストマックブロック、ブレーンバスターの体勢から両膝をボディーに突き刺す新技を披露してからローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後は元王者のアンディが挑戦に名乗りを挙げた。
UWA6人タッグ選手権は村瀬がマスクマン姿で試合に臨み空中戦やジャベまで披露したが、TAJIRIの毒霧を浴びてから丸め込まれ3カウントを奪い王座奪取はならなかった。
また黒潮の7番勝負の相手としてムタが登場、黒潮はアラビアンプレスでムタを場外に追いやるも、プランチャを放った際に毒霧を浴びてしまい、ここからムタがイス攻撃を展開するなどムタワールドへと引きずり込む。
劣勢の黒潮はムタの毒霧を自らのジャケットでブロックすると、トラースキックからハリケーンドライバー、そしてムーンサルトプレスを投下するも、カバーの際にムタが黒潮の顔面に毒霧を噴射すると閃光魔術で3カウントを奪い勝利、試合後には黒潮がムタに弟子入りを志願すると、ムタは毒霧を浴びせてから痛めつけて返答しそのままバックステージへと連行していった…
8月の高木CEO体制初のビックマッチ、横浜文体大会にはみちのくプロレスのザ・グレート・サスケ、飯伏プロレス研究所の飯伏幸太の追加参戦が発表、7月の後楽園大会には欠場していた近藤修司も復帰するなど、横浜文体大会へ向けて大きく動きだしたWRESTE-1、果たして成功となるのか・・?昨日は後楽園大会に御来場頂き誠にありがとうございました。素直に芦野は凄かった。彼奴は間違いなくW-1の宝です。でも俺の自由もまだまだ負ける訳にいかない。これからも自由に自由に自由に突っ走ります!俺の自由を止めれるのは誰だ?!#w_1 pic.twitter.com/1v7lKJBP4l
— KAI (@kai0222) 2016年6月9日負けました。
勝負の世界は勝つか負けるか。
負けたらなんもない。
何言ったって負けた人間の言葉としか捉えられないかもしれないが、俺のほうが強いし上手い。
次やるときは絶対負けない。#w_1 #TriggeR
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2016年6月8日ベルトどっかいったな!
負けたけど気持ちよく叩き合えた。
岡林くんは組むのもおもろいけど、対戦相手になるのもたまらんね。
今日はまだまだ控えめ、次はもっとすごいよ。
ベルトはカズマとならすぐ取り返せるし気にしてない。
なかのくんが少しだけ強くなった気がする。少しだけね
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年6月8日Wrestle-1後楽園大会❗️
第4試合に沢山の応援ありがとうございました‼️
チームの皆ありがとう‼️
俺、負けたけど最高の瞬間を活きました❗️
今夜は早く帰ります。
今日、客席に来てくれた愛する息子が待っているから。 pic.twitter.com/NiCDg2Hmbf
— AKIRA (@musasabiakira) 2016年6月8日試合には負けたけど、心を動かされた。レスラー31年のイキザマ。野上さん、今回が最後になるかもしれないタイトルマッチだ?ふざけんな。レスラーなら引退するまで挑戦するぞ!人の心動かしやがって。また、リベンジするぞ!のがちゃんありがとう。 pic.twitter.com/kjg5Pfgbfg
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年6月8日後楽園大会へご来場ありがとうございます!
鼓太郎選手のクルーザー級に挑戦することが決まりました!
今は会社の正式発表を楽しみに待ちたいと思います!!#w_1 pic.twitter.com/5rQHzjWF7Y
— ANDY WU (@andywu_w1) 2016年6月8日UWAベルト防衛!
そして
来週の水曜日はグランプリ!
1回戦でいきなり
田中稔対カズハヤシ
トップとります!#w_1 動画 pic.twitter.com/hqHx2oZYV0
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年6月8日WRESTLE-1後楽園ホール大会。
UWA戦……敗戦。
ルチャの神様は俺に振り向かなかった。
ルチャ…そして、ジャベ…まだまだだな…俺。#TriggeR#w_1 pic.twitter.com/TRC6T9zDNv
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年6月8日