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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

稲葉を粉砕して王座奪取…河野が新世代の高い壁となって立ちはだかった!

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稲葉を粉砕して王座奪取…河野が新世代の高い壁となって立ちはだかった!

11月2日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2016 AUTUMN BOUT」後楽園ホール 859人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○頓所隼(4分59秒 逆片エビ固め)×立花誠吾


◇第2試合
▼30分1本
火野裕士 “brother"YASSHI MAZADA(10分5秒 体固め)KAI 村瀬広樹 ×翔太
※垂直落下式正田落とし


◇第3試合
▼30分1本
近藤修司 鈴木鼓太郎 ○NOSAWA論外(8分8秒 超高校級ラ・マヒストラル)アンディ・ウー 吉岡世起 ×藤村康平


◇第4試合◇
▼30分1本
○土肥孝司 熊ゴロー(12分35秒 片エビ固め)X征矢学 葛西純
※垂直落下式ブレーンバスター


【試合後の土肥&熊ゴロー】


熊ゴロー「結果出したぞ、結果。結果が出ましたよ」


土肥「1+1は…」


熊ゴロー「100にも1000にもなった! 証明したよ。たった1回の勝ちかもしれないけど、証明したよ。俺たちはこれから本当に行きます」


土肥「征矢&葛西は事実上、負けてねえタッグチャンピオンだろ。あいつが勝手に怪我してよ、返上したんだろ? 負けてねえチャンピオンに勝ったんだから、カズ&鼓太郎のベルトに挑戦する権利あるだろ」


熊ゴロー「あるよ、あるよ。十分にあるよ」


土肥は「会社! タッグ選手権を組んでくれよ。頼むぜ」


熊ゴロー「そこまで真っ直ぐ俺たちは突き進みますから」


【試合後の征矢&葛西】


征矢「すいません、純ちゃん。正直、油断してた。若造がどうこう行動を起こしたってどうなるって思ってたけどよ。正直、試合に関しては油断してた。怪我して復帰してたから? そんなの関係ない。負けは負けだ。あいつら若造に…仮にも欠場する前は俺たちタッグチャンピオンだったんだ。わかってる。全ては俺がいけない。俺が弱いからだ。純ちゃんは何も悪くない。純ちゃんの顔に泥を塗っちまった」


葛西「関係ない。関係ない」


征矢「でもよ、ここで負けたから立ち止まるわけにはいかないんだ。後輩に負けて、もう失うものは何にもねえんだ。逆によ、俺たちが一番弱いタッグチームでも何でもいいぞ。逆に120%好き勝手に俺たちはやる。なあ、純ちゃん。もう1回、俺っちにチャンスをくれよ」


葛西「OK! OK! 1回とか2回とかそんなもんじゃねえよ。ガタガタ言うつもりはねえよ、負けて。ガタガタ言うつもりはねえ。これが現実だ! 実際起こっちまったのはしょうがねえよ。これを覆すだけだよ、あとは」


征矢「実績を俺と純ちゃんで必ず掴む。そして、タッグもシングルのベルトも総取りだ


◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 黒潮“イケメン"二郎(13分19秒 体固め)竹下幸之介 Xアントーニオ本多
※シャイニング・ウィザード


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(14分31秒 片エビ固め)[挑戦者]×カズ・ハヤシ
※サーヴィカルブレイク
 ☆児玉が3度目の防衛に成功


(試合終了後)
児玉「みなさんこんばんは! カズ・ハヤシに、勝ちました! これで胸を張ってこれからのW-1クルーザーはボクが引っ張っていきます。kろえからも応援よろしくお願いします!」


(そこへMAZADAが登場。)
MAZADA「おめでとうチャンピオ~ン。おめでとうございま~す。で、次なんですけど、ベテランと呼ばれてる中の一員として挑戦させてもらっていいですかね、チャンピオン? どうでしょう?」


児玉「MAZADA、関係ないですけど、MAZADAもカズちゃんですよね、本名。2連続。わかりました。ボク、もうだれにも負ける気がしません。乗りに乗ってます。やりましょう。次回、後楽園ホールで児玉対MAZADA、タイトルマッチです」


MAZADA「ありがとうございます。児玉君、自分みたいに行儀悪いヤツ、大っ嫌いなんで。ぶっ潰すんで皆さんお楽しみに」


【児玉の話】「やっとというか、W-1に入る前からボクは同じ階級の、クルーザー級の選手として、カズ・ハヤシというのは絶対に超えなきゃいけないと思っていたので。過去2回、試合で闘って2回ともボッコボコにやられたので、今回は王者としてW-1のクルーザーを引っ張っていく者として、カズ・ハヤシと闘って絶対勝ちたいと思ってました。ま、今回はボクがカズ・ハヤシからきっちり3カウント取ったんで、もうW-1、もう負ける気がしないなと思ってたんですけど、MAZADAが来ましたね。ま、さっきも言ったように絶対に負ける気がしないんで、どんな手を使ってこようと、絶対に勝ってさらにボクのクルーザーの世界というのをどんどん広げていこうと思ってます。(MAZADAから「行儀が悪い」と言われたが?)ボクは行儀いいですよ。きっちり、そういうの習ってきて生きてきたので行儀はメチャクチャいいです。ボクの方が行儀いいですね、MAZADAさんより。(カズとは互いに「アグレッシブさでは負けない」と言っていたが?)もう全然、全然若いじゃんって思いました。前哨戦とか前からも思ってたんですけど、全然ボクはカズさんのこと年寄りだなんて思ってないし、ベテランではありますけど、常にアグレッシブさを忘れないというか、常に上を目指してる選手なので、心が若いというか、みなぎってるなと思います。(それを上回った感触は?)いやもう結構、ギリギリだったし。でも、こういう試合になるだろうなとは思ってたので。すべてをぶつける試合。W-1のクルーザーのベテランと、新しい世界というか、そのぶつかり合いをしっかり見せられたんじゃないかと思います」


◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○河野真幸(22分14秒 片エビ固め)[第9代王者]X稲葉大樹
※ジャイアント・ニードロップ
☆稲葉が2度目の防衛に失敗、河野が第10代王者となる


河野「きょうはチャンピオンだから、しゃべりやすくなるぞ。まず、チャンピオン稲葉、どうもお疲れ様でした。(稲葉が退場)しゃべらなきゃいけないことがいくつかあります。まずひとつは、トリガーTシャツ、絶賛発売中です。観戦のおみやげに買って帰って下さい。じゃあ、本題を。武藤さん! しゃちょー! 武藤さん!」


(武藤コールの中、黒潮が現れる。ブーイング。)


河野「イケメン、初めてじゃない、出てきてブーイング?」


(黒潮がリングへ。)
河野「なんか用?」


黒潮「オレしかいないでしょう!(ブーイングに戸惑うが、その後のイケメンコールに気を取り直し)とにかく、オレしかいないはずです」


河野「いやいや、理由は?」


黒潮「前回、あなたにボク勝ってますから!」


河野「おい、1回勝っただけだろ、あと何回負けてるんだよ。イーブンだと思うなよ、コノヤロー」


黒潮「最後に勝ったのはオレです」


河野「いいよ、じゃあ。いまからやる?」


黒潮「いいんですか?」


(両者が向き合うがレフェリーが入ってきて止める。)


河野「なんだよ? じゃあとりあえずここの客に聞くぞ。イケメンとオレのタイトルマッチ、見たいですか?(ブーイングと拍手)微妙だぞ、オマエ」


黒潮「違うよ。ブーって言ってる人の声がデカイだけだよ。とにかくオレはW-1にお客さんを集めるために、とにかく頑張ってきたんだ! オマエよりもオレが頑張ってきたんだよ! W-1に一番最初からいた、オマエより! オレの方が! 絶対! 頑張っている! だからオレは、そのベルトに挑戦する! 以上!」


河野「イケメン、トランキーロ、あっせんなよ。いいよいいよ、わかったよ。じゃあ、その熱意を買って挑戦は了承するよ。会社もきちんと日時決めて、後楽園なの? 地方? 好きなとこでいいよ。いつでもオレやってやるよ。今からでも、あしたでもやってやるよコノヤロー(河野が退場。)」


黒潮「(リングにひとり残され)え?…(イケメンコール)とにかく、メインに出てないオレが残っちゃいましたけど、次の後楽園ホールのメインイベントで、挑戦者としてオレがこのリングに上がってもいいですね、社長!? いいですか!?(拍手)じゃあすいません、関係ないけど、オレがきょうの興行締めます! みなさんご起立ください! さあ、来月、オレのここ(腰)にチャンピオンベルトがあることを願って、3、2、1、フィニッシュ!で締めましょう。いくぞー!(×4)3、2、1、フィニッシュ! センキュー!」


【河野の話】「結局(挑戦表明に)出て来たの一人じゃねえか。このベルトに魅力がないのか、オレ自身に魅力がないのか。これが現実だよ。いいよ、いいよ。おもしれえじゃねえか。次オレがベルトを取ったときには、ここの全選手が欲しいっていうようなベルトにしてやるよ。ただ、武藤敬司が出て来なかったら、(ベルトは)封印。武藤敬司が出て来るまで、オレが大事に保管しておくから。武藤に言っておけ。TPOが整ったら、ボクとタイトルマッチやってくださいって。武藤敬司のスケジュールが合わないなら、魔界に連絡して化身のグレート・ムタでも。もしくはしばらく出てない黒師無双さんでも、大丈夫だよ。それまでこれは封印。(挑戦者も出て来ると思うが?)出てこないでしょ。(黒潮が名乗りを挙げたが?)アイツ、あんなブーイング食らったの初めてだろ。それはなぜだか分かる? オレが武藤敬司の名前を出したから。武藤敬司が出て来ることを期待したのに、イケメンが出て来たらああいう結果になる。あれが現実なんです。第10代王者で無事、W-1チャンピオンシップ、完結。
王者像? まずこのベルトに魅力がないなら、チャンピオンに魅力がないなら、魅力をつけるために、このベルトを持ってたらチャンピオンにカネの雨が降るように。そうしたらみんな欲しがるだろ。あのベルト持ってたらカネの雨が降るらしいよって。いいよ、今日出てこなかったヤツは、欲しくないヤツは二度と(挑戦に)手を上げるな。軽々しく口にするな。まあ、若い世代のみなさん、お疲れさまでした。あとは会社がどう判断するかわからないけど、チャンピオンの意思も聞けって。でも今日、対戦したチャンピオンはオレが見込んだ通り、真っすぐにガムシャラに来るチャンピオンで気持ち良かった。その点ではW-1は再生できると思います。若い選手もベテランの選手もいるし、なによりGAORAさんがずっと中継してくれてるから。明日から心機一転、W-1は再生しますよ」


【黒潮の話】「W-1停滞してますけど、変えるには新しい風を吹かせるしかないんですよ。そのためには、この腰にあのベルトがとにかく欲しいんです。それしかない。オレがチャンピオンにならないといけないと思います。(ブーイングもあったが?)きましたね。まあでも、それが正直な反応じゃないですかね。オレみたいな、こんなジャケットを着た男がチャンピオンっていうのは、いままでないですよ。でもその、ないところに足を踏み入れないと、なにも変わらない。このイケメンのままベルトを巻いて、W-1をバタバタ、ギタギタ変えていきますよ。いままでのW-1をすべてぶった斬ります。新しい、新世界にみなさんを連れて行きたいと思います。フィニッシュ」


 メインは稲葉の保持するWRESTE-1王座に、10月9日の世代闘争5vs5イリミネーションマッチで稲葉から直接フォールを奪った河野が挑戦。序盤からの打撃戦で河野がエルボーの打ち合いなどの打撃戦を展開、稲葉もエルボーだけでなく頭突きで応戦するも、場外戦で河野が頭突きを放つとリングに戻ってからニーリフトの連打で稲葉はダウンし、河野が何度もカバーに入ってスタミナを奪いにかかる。
 劣勢の稲葉はセカンドロープからのフライングショルダーを発射し、顔面への串刺し低空ドロップキックと反撃するが、卍固め狙いは河野が振りほどき、ニーリフトからジャンピングニー、串刺しニーからバックドロップと返し、稲葉もランニングエルボーからフィッシャーマンズバスターで投げると、再び卍固めを狙うが、河野がまた阻止すると低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足四の字固めの武藤ムーブで稲葉を追いつめる。
 河野はジャイアントニーを狙いにコーナーへ昇ると、追いかけた稲葉が競り合いの末雪崩式フィッシャーマンズバスターを敢行し、稲葉はバックドロップからジャーマン、3度目の正直で卍固めで捕獲。河野が逃れてからシャイニングウィザードを発射も稲葉はかわすと、エルボーの連打から突進するが、河野が低空ドロップキックで迎撃するとリストクラッチ式のアバランシュホールド、シャイニングウィザードと畳み掛ける。
 河野は突進するが、稲葉がかわして卍固めで捕らえるが、振りほどいた河野がビックブーツを連発、稲葉は河野の突進を丸め込みの連発で応戦し、稲葉がランニングエルボー、河野がニーと応酬し合って両者はダウンとなるも、稲葉が四つんばいの体勢でヘッドバットを打ち込んだ後で突進すると、河野はビックブーツで迎撃してからニー、ネッキハンキングボムと畳み掛ける。
 稲葉もニーを打ち込んでからジャーマンを決めタイガースープレックスを狙うが、阻止した河野は膝蹴りからファルコンアロー、ランニングニーと畳み掛けてからジャイアントニーで3カウントを奪い王座を奪取した。


 
 試合後には黒潮が現れ挑戦をアピール、河野も受諾して大会は幕となった。週刊プロレスで全日本プロレスとの交流を始めたWRESTE-1のあり方に意義を唱え、内部充実のために王座奪取をアピールするだけでなく武藤を初防衛戦の相手に指名して王座封印まで主張した河野、そして王座まで奪取し黒潮が名乗を上げた。武藤との防衛戦や王座封印は河野はどこまで本気なのかわからないが、わかるのは簡単には稲葉ら新世代の時代にはしない、河野自ら高い壁となって新世代の前に立ちはだかるということ、本気となった河野が新世代の高い壁となって新世代を制圧し武藤を再び引きずり出すことが出来るのか?


 またセミのクルーザー級選手権はカズがロープ越しのスタナーから児玉を場外へ出すとトペを狙うが、児玉が入れ替わりでリングに戻ると逆にトペ・コンヒーロを炸裂させ、エプロンにカズを寝かせてから顔面へのスライディングキックを放つ。
 先手を奪われたカズも児玉のDDTを阻止し、コーナーに児玉を乗せてから背中にエルボースマッシュ、宙吊り状態にしての両足踏みつけで流れを変え、エプロンに固定してから顔面へのランニングニーと首攻めを展開、カズは旋回式フェースバスターからファイナルカットを狙うが、丸め込みで阻止した児玉がドロップキック、ランニングエルボー、飛びつきネックブリーカーと猛反撃するが、串刺し攻撃をかわしたカズも串刺しニールキックで応戦、しかしエプロンに入ったところで児玉がハイキックで強襲し飛びつきDDTで突き刺してから場外へ出し、コーナーからのトペ・コンヒーロを炸裂させる。
 リングに戻ってからエルボー合戦となるが、カズが競り勝ってジャーマンも児玉が着地してジャーマンで投げ、掟破りのファイナルカット狙いはカズが阻止も、児玉は逆さ押さえ込み、カズはリバースブレーンバスターを決めてからコーナーへと昇る。
 追いかけた児玉はスパニッシュフライを狙うが、カズは着地してトラースキックを炸裂させ、後頭部へのファイナルカットから正調のファイナルカット、そしてパワープラントで勝負を狙う。児玉が堪えてカズをロープへ振るも、カズはハンドスプリングレッグラリアットを炸裂させるが、顔面をガードした児玉は延髄斬り、トラースキックからサヴィカル・ブレイクを狙う、
 しかしカズは下からのダブルニーで迎撃すると再度パワープラントを狙うが、児玉は十字固めで切り返すと、垂直落下式リバースブレーンバスターを連発し、最後はサーヴィカルブレイクで3カウントを奪って王座を防衛、試合後にはMAZADAが挑戦に名乗りを挙げた


 また第4試合では土肥&熊ゴローが征矢&葛西のnew wild orderと対戦し、new wild orderは土肥を葛西のパールハーバースプラッシュ、征矢がデスバレーボムと畳み掛けて追いつめ、征矢が後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーで勝負に出るが、土肥がかわしたところで熊ゴローが入ってラリアットを放ち、一気に失速したところで征矢に集中攻撃を浴びせる。
 土肥は征矢とラリアットを相打ちの後でラリアットを炸裂させると垂直落下式ブレーンバスターで征矢から3カウントを奪い勝利、試合後は土肥&熊ゴローはカズ&鼓太郎のタッグ王座への挑戦をアピールした。
 征矢から直接勝った土肥&熊ゴロー、挑戦はおそらく12月9日の後楽園が濃厚か?最強タッグ中でもあるが、王座奪取で最強タッグに弾みをつけたいところだ。

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