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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

全日本、WRESTE-1の長い一日・・・WRESTE-1編、征矢と大森が再会そして対決も、再結成は“保留”

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全日本、WRESTE-1の長い一日・・・WRESTE-1編、征矢と大森が再会そして対決も、再結成は“保留”

10月9日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 UPDRAFT」後楽園ホール 912人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(7分27秒 逆エビ固め)×進藤翔


◇第2試合◇
▼30分1本
○木村響子(8分2秒 体固め)×才木玲佳
※カナディアン落とし


◇第3試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○吉岡世起(10分33秒 片エビ固め)MAZADA ×頓所隼
※バスソーキック


◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(16分22秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイ・フレッディー
※サーヴィカルブレイク


【児玉の話】「日本に帰ってきて久々にガイジンとやったなって感じがしましたね。ジェイは去年もW-1に参戦してて。僕がアメリカに行ったときもすごくお世話してくれて。彼はいつもW-1はすごくいいチームだって。みんなハートもいいしレスリングもすごいし、そういうところで俺はレスリングがしたいんだってずっと言ってて。そういう気持ちで日本にやってくるというガイジンはなかなか難しいというかいないと思うので。なるべく僕も海外に行っていた経験を生かして。おもしろおかしいヤツとかわけわかんないヤツとかいっぱいいると思うので、そういう人もどんどん行って、呼んでW-1が非日常の空間になればいいなと思います。きょうはアメリカに持って帰られちゃったらたまらなかったので。渡航費かかりますからね。防衛できてよかったです。次は誰いきましょうかね。いろいろ同期、海外の相手といえばって感じですけど。近いうちにまた動くと思います」


◇第5試合◇
▼征矢学復帰戦/30分1本
○大森隆男(13分16秒 片エビ固め)×征矢学
※アックスボンバー


(試合終了後)
大森「アニキ。相変わらず、タフでクールでそしてワイルドだな。強烈だぜ。一発一発が、お前の攻めは。でもよ、今日久しぶりにシングルやって、お互いのワイルド確認しあえて、な? 俺たちもう1回手を合わせてよ、ワイルドの道を一緒にいかないか」 


(ファンはワイルドコールを送る。)
征矢「(ファンの泣くな!の声に)泣いてねー。今日雨ふってんだろ。雨じゃないのか? ちょっと待て。雨がやむまでまってくれ。一つ言わせてくれ。大森さん今日のオレの復帰戦付き合ってくれてありがとうございました。オレは大森さんとのワイルドのなかで、あのときの気持ちで今日は来た。そして、タッグ、大森さんとタッグを組みたいところなんだが。大森さんアナタは復帰戦するときに寝ずに考えたって言ったな。じゃあオレも1日寝ずに考えさせてくれ。それでは大森さん、大森さんにはまったく関係ない話かもしれない。オレはWRESTLE-1のベルトに稲葉が持ってるベルト、あれにどうしても挑戦したいんだ」


大森「挑戦したいのはいいけど、それは普通勝ったヤツがいう台詞。相変わらずワイルドだな。お前(と退場)」


征矢「今オレは実績が無いけどWRESTLE-1のシングルのベルトに挑戦します。応援よろしくお願いします。ワイルドに行こうぜ!」


【征矢の話】「とにかく大森さんには今日、感謝してます。向こうの社長の秋山さんもよく思ってないでしょうけど、それを知ってても大森さんがわざわざW-1のリングに上がってくれて、それもオレの復帰戦の相手。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、W-1でやらなきゃいけないことありますから。8月11日、横浜文体で挑戦が決まったのに、ケガで挑戦ができなくて。挑戦者以下ですよ。いまオレに必要なのは実績。実績を作ります。やらせてくれ、チャンスをくれ。UWAでもいろいろあるだろ。なんでもいい、オレに実績をくれ。
(大森さんとのタッグ結成に関しては?)そんなに焦らないでくれ。大森さんが寝ずに一日考えたら、オレも寝ずに一日考えて。大森さんとタッグを組んで、そのあとの展開がどうなるかわかりません。でも全日本プロレスさんが許してくれるなら、タッグリーグのエントリーとかもあるでしょう。ただ、寝ずに一日考えさせてください」


【大森の話】「とっくにふぬけになってると思ってたけど、なんだあの野郎、欠場してたなんてウソみたいだ。試合やってみて、もう一回タッグを組んでみてえなって。中途半端に終わってしまったっていうのもあるし、試合前にVTRで話していたとおり、(征矢の)異変に気づけなかった自分っていうか、そういう自分を自分で責めてたっていうか。いずれ試合をすることも、そういうタイミングがくればするだろうし、こなかったらそのままだろうなって思ってました。いま闘い終わって、タッグ結成に関しては大いに興味があります。彼が欠場したまま全日本を退団してしまって、ワイルドを究めることができないままそういうことになってしまったんで、やり残したことというか、彼には前向きに考えてほしいなと思います。オレたちならそれだけのものがまた築けると思ってます」


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本
[第7代王者組]カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(18分16秒 エビ固め)[挑戦者組]KAI ×村瀬広樹
※三沢魂タイガードライバー


【KAI、村瀬の話】
KAI「村瀬! オマエきょう頑張ったよ。頑張ったよ! 村瀬は頑張ったよ。村瀬は頑張った、オマエは!でも、負けだよ。負けたんだよ! でも、負けたら、負けっ放しは負けじゃねえんだよ! 負けても負けても這い上がっていくのが! 本当の負けじゃないだろ。俺は勝ちにこだわっていくぞ。それよりも! きょう翔太、潮吹! アイツら何やってんだ。俺の大事なタイトルマッチなのになんで来ねえんだよ。おかしいだろ! 村瀬こんなに頑張ったんだぞ! 仲間が頑張ってんだぞ! 来ねえのおかしいだろ。オマエらもうやめる気なのか。やめさせねえぞ! 来いよ。ノーギャラでも来いっていうんだよ! ティーチャー、ティーチャー! ティーチャー最近どこ行ったんだ、ティーチャー。キレたな、ティーチャーも。みんな集まれ! 村瀬、きょう頑張ったよ。あとはオマエが思いの丈、語れ」


村瀬「俺のワガママにKAIさんにもきょう一緒に挑戦してもらって。結果、俺が負けた。きょうは、きょうは何も言えない。きょうなんも言うべきじゃないと思うので。クソッ! ああっ…」


【カズ、鼓太郎の話】
カズ「(KAI&村瀬組の手応えは?)いや、(村瀬は)ふざけたヤツだと思ってたんですけど。鼓太郎さんのガウンを奪い…あれ? コタちゃん、ガウン?」


鼓太郎「アイツ持ってきてないです。宅急便で送らせましょう」


カズ「これのとき持ってくるはずだったのに」


鼓太郎「アイツ忘れやがったです」


カズ「やっぱとんでもねえヤツだ。俺、いいこと言ってやろうかと思ったけど、とんでもねえヤツだ、アイツは。約束は守れ、オラ」


鼓太郎「速達だ、即奪」


カズ「だけどあの粘りはふざけてるとかそういうのじゃなくて、彼の中で眠っている意地なんですかね。十分感じました」


鼓太郎「防衛しましたけど、防衛して当たり前ですよね。ガウン盗んだり、前にマスク盗んでいろいろやってたけど、やっぱりリング上でものをいうのは実力だから。実力があってこそのキャラクターだ俺は思ってってて。彼にだってそう。自由を言っていいヤツは極めたヤツだけだよ。俺はKAIとだってシングルやりたい。次、かずちゃんがクルーザーいくってことで。俺ね、この選手に負けたとき、その負けに言い訳はないけどね、若いヤツらに懸けてもいいのかなと思ったんですよ。だから次、かずちゃんとの試合でしっかり成し遂げたいと思います。うちのかずちゃんは負けないから。あの、目障りなんだよね。年齢、そういうものを一括りにして。目障り。上でも言ったけど、偉いの、強いの、そういうところですよ。いま突っ走る上で、いま一番強いヤツ。以上です。
(提唱者としてこのタイミングで取りにいく)目障りだから、それだけ。アイツらとは一緒にやりたくない。そもそも若いヤツともやるべきって言ったんだから。なんで防衛したときに若いヤツ誰も出てこないんだよ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局、引っ張ってるのは俺等でしょ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局引っ張ってるのは俺らでしょ。口だけかオマエらと言いたいですね」


◇第7試合◇
▼メインイベント 5対5イリミネーションマッチ 60分1本
○河野真幸 近藤修司 葛西純 火野裕士 NOSAWA論外(36分0秒 エビ固め)×稲葉大樹 土肥孝司 黒潮“イケメン”二郎 熊ゴロー 藤村康平
※合体Fucking BOMB


【退場順】
[1]X論外(15分04秒、藤村の横入り式エビ固め)
[2]X熊ゴロー、葛西(17分05秒、両者リングアウト)
[3]X黒潮(24分04秒、河野のチョークスラム→体固め)
[4]X近藤(26分12秒、因幡のグラウンド極反り卍固め)
[5]X藤村(28分40秒、火野のFucking BOMB→体固め)
[6]X土肥<32分08秒、河野の足4の字固め)


(試合終了後)
河野「稲葉、チャンピオンがノンタイトルで負けた場合は、このあとどうなるかわかってるよね、プロレス界だから。お前のWRESTLE-1王座、オレが立候補するぞ、コノヤロー! ただ、お客さんに楽しんでいただくのは大事だと感じたので、ここで僕はマイクを渡します。お客さんを満足させて帰ってください。若手の皆さん、お疲れさまでした(そのまま退場)」


稲葉「河野さん、いや河野! 次の後楽園、1vs1でオレとやれ! オレとタイトルマッチやれ!!」と受けて立つ構え。そして、ファンには「今日はすごくカッコ悪い負けかたをしましたが、河野とやります。また勝ってもう1回、ここで俺たちが引っ張っていくって言います。今日はありがとうございました」


【葛西、NOSAWAの話】
NOSAWA「(葛西に向かって)中でやれって言ったろ」


葛西「オマエらがオレっちのこと信じてねえから、だからああいうことになるんだよ」


NOSAWA「一回は許してやるよ。あと、若いヤツ、全然勢いがねえんだよ。入場したとき、なんだあのお通夜みたいな雰囲気。あんな素人みたいなヤツらやめちまえ」


【河野の話】「ベルト取ったらどうしようかな。初代のオレが責任もって、あのベルトを封印しようかな。なんかもう、おもちゃになっちゃってるから。本来の使われ方をされてないから。また若いヤツらで新しいのを作ればいいじゃん。彼ら文体以降、若い力で、若い力でって言ってるけど、まあオレに集客力があるかっていったら、あるとは言わない。でもアイツらがやりますって言って、客足が悪化してねえか。それならまだ、前までの方が良かったんじゃねえか。外でW-1の名前を売る? どうぞどうぞ。でも、ここのリングが充実してないと、それもまったく意味ない。対抗戦とかで目立つとかは簡単だよ。団体同士の対戦でお客さんを満足させていかないと。ステロイド使うなって。ステロイド使うぐらいなら、プロテインを飲んで、きっちりと筋トレしなさいって。そこだよね」


【稲葉、黒潮、藤村の話】
稲葉「文体のあと、ボクらが引っ張って行くって言いましたけど、今日の結果じゃ、引っ張って行くなんて恥ずかしい。この試合で、これから引っ張って行くなんて言えないです。でも、ここで終わったら、これまでといっしょなんで。どうにかしてボクらで変えていかないといけない。河野さんに次、挑戦するって言われたんで、次の後楽園、ボクは河野さんと1対1でこのベルトを懸けて、とにかく結果を残します」


黒潮「でも、よく頑張ったよ。キャリア10年以上の差でしょ? オレたちがこれから10年経ったら、絶対あれよりよくなってる」


稲葉「10年後じゃダメ、いまやらないと。10年後じゃダメ」


黒潮「ごめん…」


稲葉「オレたちで変えましょう」


藤村「前の大会でNOSAWA論外から“オマエ、プロレスに向いてねえ”とか言われましたけど、一生懸命練習して、NOSAWA論外を超えるスーパースターになって見返してやります」


 WRESTE-1後楽園大会で8月に右肩を負傷し長期欠場となっていた征矢の復帰戦が行われ、復帰戦は征矢の指名で“GET WILD”の相棒だった全日本プロレスの大森と対戦、二人共互いに「GET WILD」で入場した。


 序盤からショルダータックルで征矢が先手を奪うと、大森が場外へエスケープしエプロンに戻ったところで征矢がラリアットで強襲、ここからラリアット合戦となって征矢が競り勝って場外戦となるが、征矢のラリアットが鉄柱に誤爆してしまうと、これを逃さなかった大森が右腕攻めを展開、大森は征矢の右腕に容赦なくストンピングを落とす。
 劣勢の征矢はブレーンバスターで反撃すると、串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック、「ワイルドで行こうぜ!」と叫びつつネックブリーカーを決め、互いに叫びながらチョップ合戦を展開する。
 大森はビックブーツ、ニールキックを放つと、征矢はダブルチョップで応戦してブレーンバスターからワイルドボンバー、デスバレーボムと畳み掛けてから、後頭部へのワイルドボンバーを放ち、正面からのワイルドボンバーを狙う。
 しかしガットショットで迎撃した大森は後頭部へのアックスボンバーから雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けた後、左右のアックスボンバーからアックスボンバーで3カウントを奪い、征矢は復帰戦を勝利で飾れず、夜に行われる秋山準戦に向けて不安材料を残してしまった。
 試合後に大森から征矢にGET WILD再結成を呼びかけたが、征矢はWRESTE-1チャンピオンシップを奪取してからと返事を保留にしたものの、大森は12月に開催される世界最強タッグにGET WILDでのエントリーを視野に入れることを明言した。
 GET WILD再結成は征矢にとっても願ってもないことだが、WRESTE-1王座を優先にしたのは、8月の横浜文体では本来なら征矢が王者だったKAIに挑戦するはずが、征矢の負傷欠場で挑戦権を失い、王座は稲葉に渡ってしまった。タイトルマッチ直前の欠場だったこともあったことで征矢自身も悔しい思いはある。
 しかし大森は世界最強タッグでのエントリーを視野に入れ始めた、大森の本来のパートナーはワイルドバーニングの秋山準、またアックスボンバーズの田村和宏だが、おそらく秋山は別パートナーでのエントリーを考え、田村も世界最強タッグを勝ち抜くには小柄の田村では力不足というものもある。
 GET WILD再結成に関しては互いの意志が統一されないうちは難しいのかもしれないが、今後の展開次第では可能性は高くなる、もし再結成となると最強タッグでは目玉になりうるだけに期待はしたいが・・・


 またメインでは稲葉率いるニューリーダーvs近藤らナウリーダーによるイリミネーションマッチが行われ、試合はこの中で一番キャリアの浅い藤村がナウリーダーの連係攻撃に蹂躙される。そして熊ゴローがカットに入ろうとしてレフェリーの制止に遭うと、背後から葛西が藤村にイスで一撃を狙うが、NOSAWAに誤爆してしまい、藤村が丸め込んで3カウントとなりニューリーダーが先制、これで冷静さを欠いた葛西は熊ゴローを襲撃し場外戦を展開するが、そのまま両者リングアウトとなってしまう。
 4-3でリードを奪ったニューリーダーだが、ニューリーダーの連係を凌いだ河野が黒潮のトラースキックを受け止めてからエルボーを放ち、ネックハンキングボムからチョークスラムで3カウントを奪ってナウリーダーがタイに持ち込み、勢いに乗ったナウリーダーは稲葉を捕らえるが、稲葉は近藤をグラウンド式エビ反り卍固めで捕らえてギブアップを奪い、ニューリーダーが再びリードを奪う。
 しかしニューリーダーの攻勢もここまで、藤村が火野のFuking bombで3カウントとなると、土肥が河野のドラゴンスクリューからの足四の字固めでギブアップで、ニューリーダーは稲葉だけとなり、火野と河野は孤立した稲葉に集中攻撃を浴びせ、最後は河野&火野の合体Fuking bombが決まって稲葉は力尽きて3カウント、試合後には河野が稲葉の保持するWRESTE-1王座挑戦に名乗りを挙げた。


 クルーザーディビジョン選手権は児玉がジェイの挑戦を受け、ジェイは児玉の右腕攻めを展開して試合を有利に進め、連続ジャーマンで勝負に出るが、着地した児玉はジャーマンで返すと、ジェイもローリングラリアットで応戦する、
 ジェイは串刺し攻撃の連打、雪崩式フェースバスター、ツームストーンパイルドライバーと畳み掛けると、パワーボムからダイビングヘッドバットを投下するが、かわされてしまい自爆。
 これを逃さなかった児玉はトラースキックを放つと、一進一退の攻防からトルネードDDTで突き刺し、最後は変形バスターからのサーヴィカルスパイクで3カウントを奪い王座防衛。


 またセミのタッグ選手権は場外戦で挑戦者組が先手を奪い、連係も冴え渡って王者組を分断する。
 しかし王者組がカズのトペ、鼓太郎のトルニージョの空中戦で流れを変えると、合体技で逆に挑戦者組を分断、最後は鼓太郎がブルーディスティニーを村瀬に決めると、カズの援護からランニングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛。試合後は児玉の保持するクルーザーディビジョンに挑戦を表明した。世代闘争から一歩引いていたカズだったが、クルーザー級王座に目をつけたことでカズも世代闘争の渦に飛び込むことになったようだ。

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