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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

デビュー1年4ヶ月の芦野が頂点へ挑戦も、KAIが自由に防衛!黒潮がムタに弟子入りを志願するも魔界へ引きずり込まれる

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デビュー1年4ヶ月の芦野が頂点へ挑戦も、KAIが自由に防衛!黒潮がムタに弟子入りを志願するも魔界へ引きずり込まれる

6月8日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 OUTBREAK」後楽園ホール 1009人

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○アンディ・ウー 藤村康平(7分13秒 片エビ固め)×稲葉大樹 吉岡世起 翔太
※飛鴻

◇第2試合◇
▼new Wild order vs REAL DESPERADO/30分1本
○征矢学 葛西純 熊ゴロー(8分39秒 体固め)NOSAWA論外 MAZADA ×土肥孝司
※パールハーバームササビスプラッシュ

◇第3試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者]カズ・ハヤシ 田中稔 ○TAJIRI(11分12秒 回転エビ固め)[挑戦者]河野真幸 “brother"YASSHI ×村瀬広樹
☆カズ&稔&TAJIRI組4度目の防衛に成功

【試合後のカズ&稔&TAJIRI】
――1人謎のマスクマンが相手にいたが?

▼稔「あれは世界中探しても、いま最もミステリアスなマスクマンでしたね」

▼カズ「恥ずかしくてマスクを脱げないでしょうね。でも、3人でやっていると本当に楽しいですね。プロレスを楽しんでいるような感じで」

▼稔「この2人と組んでいれば負けることはねえだろうなっていう安心感がある。今は腰が凄く悪くても、負けることねえだろうという安心感が凄いあります。カズさんが大阪でベルトを取ってくれて、防衛戦は全部TAJIRIさんが決めてくれて」

▼カズ「そうか。そうですね」

▼稔「謎のマスクマンが出てきても安心」

▼TAJIRI「しかし、マスクマンはルチャをずっとやってたみたいですけど、最後はゴリースペシャルをやろうとしたら自分が潰れて。やっぱりルチャの神様があんまり軽々しくルチャを語るなって言おうとしたんですよ」

▼稔「グチャルチャですよ。グチャリブレです」

――長期政権になってきたが?

▼カズ「やっと僕たちのベルトだっていう感じになってきて。ルチャリブレとはなんだっていうことを語れているかなって感じにはなってますね。3人で組んでできることだと思います」

――相手もいなくなってきたが?

▼カズ「そうですね。誰がこのベルトをほしいのか。結局、今回も名乗り出るヤツもいなかったわけだし。これから自分たちで、もうW-1の中にいないんだったら探しに行ってもいいのかなと」

▼稔「他団体でも海外でも…。まあ、海外ならあそこでしょうね」

▼カズ「そうですね。あそこですね。次からGPが始まるんで。このベルトもそうなんですけど、シングルで僕はテッペン取りたいと思っているので。1回戦で稔さんと壮絶な試合をして、その勢いのまま勝ち続けて、僕がテッペンを取ろうと思ってます。よろしくお願いします」

▼稔「お願いします。僕もカズさんとは全日本の頃から何度もやっている。俺もカズさんのことをガッチリとわかっているし、カズさんも俺のことをガッチリわかってる。俺は勝ち上がるとかよりも、とにかく1回戦。1回戦に集中しなきゃいけないような相手だと思っている。決勝だ、準決勝だとかは頭に一切ない。新宿一本で行きます」

【試合後の河野&YASSHI&近藤】
▼YASSHI「UWAは取れへんかった。まあ、この面子で取れという方が逆におかしいって思ってるけども」

▼近藤「ちょっとやべえな。村瀬やべえな。村瀬やべえから、俺は7月の後楽園で復帰するわ」

▼河野「大丈夫ですか?」

▼近藤「わからねえけど、いけるだろう。あれがあんな試合してたら、ちょっとやべえからよ。復帰に関して、やっぱり復帰するんだったら、俺はブラザーとタッグを組んで復帰したいから。7月1日はブラザーと組んで復帰します。まあ、タッグとしてやるからには…」

▼河野「ベルトでしょ?」

▼近藤「タッグで狙っていきたいという部分があるから。村瀬があんな状態だからな。次の後楽園だな。仕切り直し」

▼YASSHI「次の後楽園で近藤が復活して、近ブラが復活か。楽しみやな」

◇第4試合◇
 ▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○鈴木鼓太郎(15分21秒 エビ固め)[挑戦者]×AKIRA
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎4度目の防衛に成功

(試合終了後、アンディ・ウーがリングに登場)

アンディ「鼓太郎選手、次、そのベルトに挑戦させてください。そのためにオレは今度の無差別級トーナメントも辞退しました。オレはそのベルトに人生かけてます。よろしくお願いします」

鼓太郎「そこまで言うなら受けてやってもいいけど、思いだけじゃベルトは取れねえぞ。次3回目のシングルだよ。何回やっても結果は変わらない。闘いは非情なんだよ。オマエがどうあがこうと結末は変わらない」

【鼓太郎の話】「俺がなんで今回たった2kgの体重オーバーをそこまで言ったのか。やっぱり今、ヘビーもジュニアもボーダーラインがあってないようなものなんですよ。今もし、このベルトを俺が返上して、ヘビー級でやっていくと言ったら、それが通るプロレス界でしょ? そう思いませんか? 俺はそれじゃダメだと思うんですよ。ヘビー級っていうのはジュニアが持ってない体格なり、パワーなりがあるからヘビー級なんですよ。プロレスも時代とともに変化して、変わってきている。選手もそう。俺は言える立場じゃないかもしれないけど、今は全体的に選手は小型化して、高機動化してますよね。でも、ジュニアとヘビーのボーダーラインはずっと昔のままです。それも今のプロレスの進化とともに、そのボーダーラインも一度改めるべきだと俺は思います。ジュニアとヘビーが分かれている団体は統一するべきですね、体重のボーダーラインを。どう思いますか? 言っていること間違ってますか? ジュニアとヘビーのボーダーラインはずっと昔のままです。それも今のプロレスの進化とともに、そのボーダーラインも一度改めるべきだと俺は思います。次はアンディ。リング上で言った通り、気持ちだけじゃベルトは取れないし、何回やったって同じだし、どうあがこうが結末は変わらないよ」

【AKIRAの話】「やばい、ぐうの音も出ないね。なんて言ったらいいんだろう。なんて言ったらいいんだろうと言うより、俺はセコンドに付いているnew Wild orderの学ちゃんと熊ちゃんと葛西さんを見て、ちょっと試合戦う前に緊張して、これはやったるぜって燃えたね。火が点いたね。(氷のうを受け取って)氷がこんなに気持ちいいんだね。人生50年。もう50年が終わっちゃってるからね。やっぱり月が経つにつれて、鼓太郎選手はチャンピオンじゃん。なかなか付いていけねえなっていうのが本音だ。やっぱり50年経って、また新しく人生を切り開かなきゃいけないのかなとかね。そんなことを考える50年です。でも、今日は仲間と一緒に戦えて本当に幸せでした。ありがとうございました」

◇第5試合◇
▼イケメン試練の七番勝負 第五戦
○グレート・ムタ(6分23秒 体固め)×黒潮“イケメン"二郎
※閃光魔術

(試合終了後)
黒潮「おえっ…。(ムタがにらむと)待って。七番勝負やってるけど、もっと強くなりたいし、いろんなものを知りたい。だから、オレを、オレを、オレを魔界に連れてってください!」

(頭を下げる黒潮の髪をつかんで顔を上げさせたムタが毒霧。場外へ投げ出し、髪をつかんでバックステージへと連れて行った。)

◇第6試合◇
 ▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]岡林裕二 ○中之上靖文(15分36秒 片エビ固め)[第4代王者組]火野裕士 ×KAZMA SAKAMOTO
※ナックアウェイ
☆火野&KAZMA3度目の防衛に失敗、中之上&岡林が第5代目王者となる

【試合後の岡林&中之上】
▼岡林「ありがとうございました!」

▼中之上「ありがとうございました!」

▼岡林「本当に…今日は本当に俺も気合いが入ってました。絶対中之上選手の腰にベルトを巻こうって心に誓ってましたから。俺は本当に中之上選手を男にできてよかったです。それだけです。またこれからも組む機会があると思うので…組む機会があるというか(笑)、タッグチャンピオンになるので、本当によろしくお願いします」

▼中之上「ありがとうございました。正直、きつかった。けど、岡林さんの気持ちに俺が負けたら応えられへんから。それだけは絶対あかんと思って。今日はもうホンマなんとしても勝たんと、岡林さんに申し訳ないっていうその気持ちだけです。ホンマに心強いです。俺なんかとやってもらって…」

▼岡林「これからもドンドン熱い試合していきましょう」

――ファンの後押しを感じた?

▼中之上「それもやっぱり大きかったですね。入場してから凄い応援してくれたんで。けど、やっぱりそれよりも岡林さんの気持ちに応えないとって。メチャクチャプレッシャーだったですね。自分の団体じゃないうちのリングに忙しい中で上がってもらって。それはプレッシャーやったですね。結果残さないとあかんって」

――これをキッカケにさらに上にステップアップしていくことが求められるが?

▼中之上「そうですね。今はちょっと頭が真っ白ですけどね、次のこととかは。けど、ベルトを巻いてるから、もう無様な試合はできないですから」

▼岡林「さっきも言いましたけど、中之上選手を男にできてよかったです。これがゴールじゃないですよ。これからもっともっと上を目指してやっていきましょう」

◇第7試合◇
 ▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第8代王者]○KAI(17分22秒 本家公認雁之助クラッチ)[挑戦者]×芦野祥太郎
☆KAIが初防衛に成功

(試合終了後、トリガーがリングサイドへ。芦野はマットをたたいて悔しがり、トリガーとともに退場。ベルトを受け取ったKAIを翔太と三富が引き起こすが、腰をついてしまう。)

KAI「芦野、芦野オマエすげえよ! 芦野すごいけど今日はオレが自由に勝ったぞー! このベルトへの横浜文体での挑戦を懸けたトーナメントが始まります! オレがそいつの挑戦を受けるかどうかは自由です。それはじっくり考えたいと思います。オレはまだまだ自由に突っ走ります。だれがオレの自由を止められるのか。止めるヤツは出て来い! いないみたいなんで、今日は自由に締めさせていただきたいと思います。会社帰りとか学校帰りとか疲れた中お越しいただきありがとうっございます。ストレス抱えてるでしょ、でもプロレス見て心を自由にしようじゃないですか。(自由コール)今日跳べない、足が痛いから! じゃあ締めたいと思います。みなさんボクの代わりにいっぱい飛んでください!
そうしないとボクは帰れません。1、2、3、自由だ!と拳を高く上げてください。ご起立お願いします。ありがとうござ…あ! そこ立ってない! いくぞ! 1、2、3、自由だー!」

(客席のファンが飛び跳ね、KAIも片足でピョンピョン跳ねた。)

【試合後のKAI】
※セコンドの翔太、三富に肩を借りてコメントブースに登場すると

▼三富「凄かったですね。ぶっちゃけヤバかったですよ」

▼KAI「アイツはもう…俺はもう後輩だと思ってねえよ。アイツは先輩だよ! 先輩だよ!」

▼翔太「先輩は先輩ですよ。でも、ヤバかったです。会場の支援も芦野さんに向いてましたよ」

▼三富「最後、アンクルを決められた時、僕はこのTシャツを脱いで、投げようかと思いました」

▼KAI「脱ぐじゃねえ。発売されたばっかだろ! ティーチャー! 芦野、凄かったですよね」

※小佐野記者に呼びかける

▼小佐野「芦野選手は凄かったと思いますよ」

▼KAI「俺、1年4ヵ月であんな度胸なかったし、あんな技術なかったし。先輩か後輩かわからねえけど、アイツは間違いなくW-1の宝ですよ」

▼小佐野「彼はある意味、自由に戦っていたと思います」

▼KAI「やっぱりアイツも自由にやりたかったんだよ。みんな自由にやればいいだって。来週の水曜日、トーナメントあるだろ? お前らも出るんだろ?」

▼翔太「僕らは出ないです」

▼KAI「なんで出ないんだよ!」

▼翔太「所属の選手がメインを懸けて戦うトーナメントなんで」

▼KAI「お前ら、そんなこと言うなよ。自由Tシャツ取り上げるぞ」

▼翔太「出るも出ないにも自由じゃないですか」

▼KAI「ティーチャー、そうなんですか?」

▼小佐野「確かに翔太選手の言う通り」

▼翔太「ほら。我々はインディー界を渡り歩くという仕事があるんで」

▼KAI「お前ら、2人でトーナメントをやれ」

▼翔太「トーナメントじゃないですよ!」

▼三富「それは2人でシングルマッチじゃ」

▼翔太「やってどうなるんですか?」

▼KAI「俺とやろうよ」

▼翔太「えっ!? じゃあ、僕らのシングルマッチはどこでやるんですか?」

▼KAI「どこでもいいよ。愛媛プロレスでもガッツでも」

▼三富「じゃあ、それも自由ってことで」

▼KAI「俺はW-1を広めるためにどこでも行ってやる。行ってやるじゃない、行かせてくれ」

▼三富「KAIさんが言うならどこでも」

▼KAI「じゃあ、愛媛プロレスでやろう。じゃあ、一本だな」

▼翔太「何のことかよくわからないですけど」

▼KAI「ベルトを懸けて、トーナメント優勝者とやるんですか?」

▼小佐野「やるんです」

▼KAI「いや…」

▼翔太「KAIさん、文体のメインですよ」

▼三富「年1回のビッグマッチなんですから」

▼翔太「これ(ベルト)がメインの切符ですよ」

▼KAI「切符なのか?」

▼三富「言葉のアヤです」

▼KAI「青春十八切符か?」

▼翔太「違う。それは高井憲吾がいつも名古屋から来る時に使っているヤツですよ。節約のために」

▼KAI「バカ野郎! 高井さんを馬鹿にするなよ。DDTで見てたぞ。ティーチャー! これからもね、自由に突っ走りますよ」

▼小佐野「自由には責任も伴いますが」

▼KAI「そんなことはわかってます。自由と責任を持って、これからも突っ走ります」


 メインはKAIの保持するWRESTE-1チャンピオンシップにデビューして1年4ヶ月目を迎えたTriggeRの芦野が挑戦、試合はグラウンドを仕掛ける芦野に対し、KAIは場外へ逃れてはピョンピョン飛び跳ね、また芦野がロープを開けて招き入れても、別サイドから上がるなど自由ぶりで芦野を揺さぶる。
  KAIは芦野のショルダータックルに対しドロップキックを放って場外へ追いやると
トペスイシーダを放ち、客席へ雪崩れ込んで東側ボードに芦野を叩きつけ、更に本部席へ連行してテーブル貫通パイルドライバーで突き刺してから、テーブルの破片で殴打、だが芦野も奪って逆に殴打してやり返す。
  リングに戻ると芦野がフロントスープレックスから、KAIの脹脛にエルボーを放ち、アームパンチを連打するも、延髄斬りでやり返したKAIは、コーナーに逆さ吊りにしてから顔面への低空ドロップキック、垂直落下式ブレーンバスターからLATを狙うが、芦野はアンクルホールドで切り返し、芦野が再度狙ってもKAIは延髄斬り、トラースキックと譲らない。
  KAIはLATで勝負に出るが、引き起こそうとしたところで芦野がアンクルロックで捕獲、KAIがロープに逃れても芦野はジャーマン、変型フロントスープレックス、アンクルロックとKAIを追い詰めるも、KAIは雁之助クラッチを仕掛け、芦野が堪えるとサンダーファイヤーパワーボムで叩きつける。
  KAIはスプラッシュプランチャを狙いにコーナーも、芦野が追いかけて雪崩式フロントスープレックスを決め、俵返しを連発してからアンクルロックで捕らえるが、振りほどいたKAIが一瞬の隙を突いて雁之助クラッチを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
  試合後はKAIが健闘した芦野にエールを贈り、15日から開幕するWRESTLE−1トーナメントの覇者を迎え撃つことをアピールして「1、2、3自由!」と叫んで、痛い足を引きずりながらピョンピョン飛び跳ねて締めくくった。

 今回はキャリアの浅い挑戦者ということでKAIがどこまで王者ぶりを見せ付けるかに注目が集まったが、自由ぶりを見せ球にしてキャリアの差というものを見せつつも、終盤では芦野のアンクルロックに冷や汗となったが、芦野の良さを引き出した上での防衛は王者らしくなったということか…

 セミでは大日本の岡林という最強のパートナーを得た中之上が、火野&KAZMAの保持するタッグ王座に挑戦、試合も岡林がかつてのパートナーである火野と肉弾戦を展開すれば、KAZMAにスリーパーで絞める中之上にも激を飛ばすが、場外戦で中之上を蹂躙した王者組が試合の先手を奪い、リングに戻っても火野が逆水平で圧倒する。
 劣勢の中之上はKAZMAにエルボーを放って、やっと岡林に交代、岡林はKAZMAにアルゼンチンバックブリーカー、火野とは壮絶な逆水平合戦を繰り広げる。
 岡林のパワースラムから交代を受けた中之上も火野相手にランニングエルボー、バックドロップで続くが、ローリングエルボーはかわした火野がエクスプロイダーで投げ、KAZMAも串刺しムーンサルトアタックで続く。
 勝負に出た王者組はトレイン攻撃から、火野がラリアット、KAZMAがジャンピングニーからみちのくドライバーと畳み掛けるが、岡林がカットに入ると逆ににKAZMAが孤立し、岡林がパワーボムからゴーレムスプラッシュ、中之上がダイビングエルボードロップと連続攻撃を決め、最後は中之上が火野とのエルボー合戦をノックアウェイの連発で競り勝って3カウントを奪い、デビューして初めてベルトを戴冠した。

 第4試合ではイギリスでマーク・ハスキング相手にクルーザーチャンピオンシップを防衛した王者の鼓太郎にはAKIRAが挑戦、当初はAKIRAのウエートオーバーが懸念されたが、体重規定である90.718kgを下回る89.5kgを記録したため正式に選手権となった。
 試合は鼓太郎がソバットからボディー攻めで先手を奪い、ピットから串刺しジャンピングニー、地獄の断頭台と勝負に出るが、AKIRAもフライングラリアットで反撃して、スライディングキックで鼓太郎を出した後で、コーナー最上段からのプランチャ、リングに戻って低空延髄斬りからムササビプレスを投下もしたが、鼓太郎は剣山で迎撃し場外へ逃れたところで三沢魂エルボースイシーダで追撃する。
 リングに戻った鼓太郎はダイビングエルボーから三沢魂タイガードライバーを狙ったが、AKIRAはリバースし延髄斬りからロコモーション式ジャーマン、ドラゴンスープレックス、鼓太郎の背中にムササビプレスから正調ムササビプレスを投下も、鼓太郎はまたしても剣山で迎撃し、ボディーエルボーから旋回式ストマックブロック、ブレーンバスターの体勢から両膝をボディーに突き刺す新技を披露してからローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後は元王者のアンディが挑戦に名乗りを挙げた。

 UWA6人タッグ選手権は村瀬がマスクマン姿で試合に臨み空中戦やジャベまで披露したが、TAJIRIの毒霧を浴びてから丸め込まれ3カウントを奪い王座奪取はならなかった。

 また黒潮の7番勝負の相手としてムタが登場、黒潮はアラビアンプレスでムタを場外に追いやるも、プランチャを放った際に毒霧を浴びてしまい、ここからムタがイス攻撃を展開するなどムタワールドへと引きずり込む。
 劣勢の黒潮はムタの毒霧を自らのジャケットでブロックすると、トラースキックからハリケーンドライバー、そしてムーンサルトプレスを投下するも、カバーの際にムタが黒潮の顔面に毒霧を噴射すると閃光魔術で3カウントを奪い勝利、試合後には黒潮がムタに弟子入りを志願すると、ムタは毒霧を浴びせてから痛めつけて返答しそのままバックステージへと連行していった…

 8月の高木CEO体制初のビックマッチ、横浜文体大会にはみちのくプロレスのザ・グレート・サスケ、飯伏プロレス研究所の飯伏幸太の追加参戦が発表、7月の後楽園大会には欠場していた近藤修司も復帰するなど、横浜文体大会へ向けて大きく動きだしたWRESTE-1、果たして成功となるのか・・?
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