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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

30分越えを死闘を制したのはヒロムで初優勝!後楽園の真ん中でジュニア愛を叫んだ!

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30分越えを死闘を制したのはヒロムで初優勝!後楽園の真ん中でジュニア愛を叫んだ!



6月4日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1740人超満員札止め

◇第1試合◇
▼20分1本
クリス・セイビン ○フリップ・ゴードン(6分32秒 片エビ固め)タイガーマスク ×海野翔太
※フォーフリッピースプラッシュ

◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○矢野通 YOSHI-HASHI(10分1秒 横入り式エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 ×TAKAみちのく

◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOH SHO(11分44秒 ファイブスタークラッチ)タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード

◇第4試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 マーティー・スカル(13分17秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×トーア・ヘナーレ
※ピンプジュース

(試合終了後、裕二郎とスカルはヘナーレにストンピングを連発。棚橋はエルボーで裕二郎を食い止めるが、スカルがカサ攻撃。そしてチキンウィングフェイスロック で棚橋を絞めあげると、放送席のライガーがリングイン。あわててスカルと裕二郎はリングを降りる。
 場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーは上着を脱いで臨戦態勢の構え。
ライガー「この『BEST OF THE SUPER Jr.』、試合がなくてイライラしてんだよ!(場内歓声)。レイ・ミステリオJr.、連れてこい? 連れてきてやろうじゃねえか(場内どよめく)。 なんなら棚橋選手、俺、ミステリオ、3人。オマエも誰でも連れてこいや!(場内どよめきと歓声)」
(そして、ライガーはTシャツを場外のスカルに投げつけ、手招き。場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーと棚橋は筋肉ポーズでアピール。そしてライガーは棚橋の腕を上げ、二人はリングをあとにした。)

【棚橋の話】「どうやら、新しい闘いの腕に身を任せられた。イギリス遠征を経て、久しぶりに新日本プロレスのリングに戻ってきたけど、まだ何も見せられてないから。次だね。大阪、見てろよ」

◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI(8分9秒 Skull End)KUSHIDA 田口隆祐 ドラゴン・リー ×ACH

(試合終了後、ロスインゴが勝利をアピールすると急に場内が真っ暗になり、場内の大型ビジョンにクリス・ジェリコのメッセージVTRが流される)

【ジェリコ】「ナイトーサン(拍手をする)。オマエのインタビューを見た。素晴らしい出来だった。とても格好よかったぞ。まるで昔の大物俳優みたいだ。髪も完璧で筋肉も大きく見えた。バッチリ決まっていたな。オマエが言った通り。たしかに俺は1997年の武道館ではメインイベンターではなかった。だが、今年の東京ドームではケニー・オメガ相手にメインを張ったぞ。オマエは4年前の東京ドームでメインから外された。だから、くやしくてたまらないんだな。ドームでメインを張るのがオマエの夢だったんだろ? しかしオマエの試合はメインイベントは呼べなかった。アルファvsオメガこそ本当のメインだ。世界中がその話題で持ちきりだった。俺はあくまでも事実を言ってるだけ。それも礼儀正しくな。東京ドームの舞台で外国人の俺にメインを奪われる気持ちはどうだ。俺のことを知らないとも言っていたな。別に構わないが。『DOMINION』でたっぷり教えてやるよ。後楽園と福岡でもオマエにヒントを与えた。『なんでジェリコは俺を狙っているんだ?』オマエは繰り返し聞いていたな。それはオマエが新日本の主役だからだ。だからこそ、あそこでオカダに負けるべきではなかった。IWGPヘビー級王者になるべきだった。しかし、オマエは失敗した。そこで俺の出番だ。新日本の主役として有名になりたいんだろ? 俺が助けてやると言っているんだ。このクソバカが。これでわかったか? クリス・ジェリコがオマエをスターにしてやる。俺と闘えば、誰もが有名人になれる。たとえ結果がどうなろうと、オマエの名は確実に世界に知れ渡る。オマエが負けるのは確実だがな。6月9日、『DOMINION』で。リングにひれ伏せているオマエの前でインターコンチのベルトを巻いてやる。そしてバカな日本人どもは俺に拍手する。それでオマエは気付くんだ。『これがクリス・ジェリコの力か』とな。1997年には名前も聞いたこともなかった。2018年には意識したこともなかった。『でも、ベルトを奪われたいま、やってジェリコの凄さがわかった』とな。だから、トランキーロでなナイトー。スター気取りのナイトーよ。6月10日の朝、オマエは目を覚ましてこう思う。『いったいどうなった? 俺はどこで間違えた?』ナイトーよ、俺を怒らせてしまったからだ。まあ、とにかくそれは置いておいて……。いまは呑もう(酒をグラスに注いで)。俺からナイトーに。カンパイ! ナイトーサン! じゃあ、6月9日、『DOMINION』で。F〇CK FACE!」

(VTRが終わって場内が明るくなると、リング上で寝転んでいた内藤がマイクアピール)
内藤「いや~、クリス・ジェリコさ…長いよ(※場内笑&大拍手)もっと短く、簡単にまとめてくれよ(※大拍手)。
クリス・ジェリコは、世界的なスーパースターなんでしょ!? つまり、忙しいんでしょ!? なのに、こんな自撮りの(※場内笑)、ビデオメッセージを2回も送って来るなんて、もしかして、本当は彼…暇人なんじゃないの!?(※場内笑&大拍手)新日本プロレスワールドを通じて、日本中のお客様、世界中のお客様、そして! 今日ここ後楽園ホールへお集まり下さった皆様、6月9日大阪城ホールで、うるさいクリス・ジェリコを! …黙らせてやるぜ。カブロン(※大歓声&大拍手)」

【EVILの話】「ヤングバックスよ、地獄へのカウントダウンが始まったぁ。そしてぇ、世界がまたこの俺を呼んでいるぅ。ダークネスな世界に染まり上がっているといいなぁ。このまま世界でうねりを作りまくってやるぅ。そしてお前らの! お前らの! お前らの脳の中に存在する既成概念をこの俺がぁ、ぶっ壊してぇ、新しい暗黒時代を築いてきてやるぅ。よく、覚えとけぇ! This is EVIL……! Everything is EVIL……! 全てはぁ……EVILだ!」

【内藤の話】「一言で表すなら、長いよ。後楽園ホールへご来場くださったお客様もみんな思ったんじゃない? 世界的なスーパースターなんでしょ? なら、もうちょっと空気を読んだほうがいいよ。もうちょっとコンパクトに伝えたいことをまとめたほうがいいよ。これは俺からのアドバイスだ。まあ、彼はメッセージで言ってたね? 俺と絡めば誰でも有名人になれると。もう内藤の名前は世界に知れ渡ったと彼は言ってたね。じゃあ、俺はそれでもういいかな。だって、クリス・ジェリコってピークを過ぎた選手でしょ? レスラーとしてハッキリ言ってなんの魅力も感じないよ。魅力を感じるとしたら彼の知名度ぐらいかな? でも、彼と対戦が決まっただけでそれをクリアしてしまったんなら、対戦する必要ないじゃん。なんだよ。まあでもさ、リング上で聞いててちょっと気持ちは変わったかな。あの自信満々の表情、いったい大阪城ホールの試合後どうなっているのか? 苦痛に歪むのか、それとも内藤哲也に敗れて悔しがる顔なのか? いったい彼がどんな表情を見せてくれるのか。いや、楽しみだねえ。それをモチベーションに大阪城ホール、俺はリングに立ちますよ。彼の目の前に立ちますよ。彼は試合後思うでしょう。いやあ、日本に来れてよかった。内藤と絡んでよかった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと絡んで正解だったなと。そしてもう一つ、彼と絡むべきじゃなかった。後悔しながら最終的に地元に帰ることになるんじゃないの? この俺の言っていることが大げさな言葉なのか、それとも現実に起こることなのか? 皆様の目で6月9日大阪城ホール大会で確認してください。ではでは、次の土曜日、大阪城ホールでお会いしましょう。アディオス!」

◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ(13分2秒 片エビ固め)飯伏幸太 ×チェーズ・オーエンズ
※レインメーカー

【オカダの話】「いやぁ、ひっさしぶりのね、試合。約1ヵ月ぶり。間違いなく、ケニー・オメガ……出てこなかったねぇ! 肩透かし、たまらないよ! こんなにガッカリするのは久しぶりだけど、俺も抵抗させてもらうよ。子供がやるようなことかもしれないけど、ベルト、巻かねぇからな。6月9日、大阪城ホール、そこでは対戦相手はオマエだ。しっかりベルト巻いて入場して試合して、時間無制限3本勝負、勝って、ベルトをまた巻いて、帰ってやる」

【バックステージの飯伏】
飯伏「うん、シリーズの最後だけだったんですけど、今の『BEST OF THE SUPER Jr.』の状況が少しわかったというか。まあ自分はウェイト的にはジュニアヘビーなんで、いつでもジュニアでもヘビーでもやりたいなと。タイトルマッチをやりたいなと思います」

──大阪城でケニーのセコンドについたりはしますか?
飯伏「そうですね。まあそこはどうでしょう。試合を楽しみに闘うだけです」

◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○高橋ヒロム(34分1秒 体固め)[Aブロック1位]×石森太二
※TIME BOMB

(試合終了後、大「ヒロム」コールが起きる。そして、そこからファンが「太二」コールを送り、“敗者”石森を称えた。その後、株式会社スパイク・チュンソフトの“ファイヤープロレスリング ワールド総監督” 松本朋幸氏が、ヒロムに『SUPER Jr.』優勝トロフィーを贈呈。ヒロムはそれを抱えてひざまずき、満面の笑顔を見せる。 続いてヒロムは、リングへ寝転がった状態でマイクアピールを開始。O
ヒロム「(※『ヒロム』コール)あんまり…あんまり、好きじゃないけど…あんまり好きじゃないけど、『SUPER Jr.』のあとに言うのは、あんまり好きじゃない。先に謝っておく。ゴメン(※場内笑)。(※上半身を起こしながら)オスプレーーイ!!(※大歓声) この俺の!! 挑戦を受けろー!! IWGP Jr.(ベルト)!! 俺に!! 挑戦させろー!!(※大歓声)」

(ここでオスプレイがIWGP Jr.ベルトを持って登場し、マイクアピールでヒロムに返答)
オスプレイ「よくやったな、おめでとう、ヒロム。みんながオマエのことを誇りに思っているよ。『BEST OF THE SUPER Jr』、よくやったな。しかし、だからといってオマエが最強というわけじゃない。ジュニアヘビー級で世界最強なのはこの俺だ。オマエのことはすでに2回倒している。大阪、『DOMINION』で試合をしよう。もうオスプレイがベルトを持たずにリングを下りることはない。次の試合でも自分が最強であるということを証明するだけだ」

(その直後、ヒロムが『SUPER Jr.』優勝トロフィー、オスプレイがIWGP Jr.を掲げ、至近距離で睨み合った)ここでオスプレイが退場する)
ヒロム「オスプレイ! センキューミャウ」

(と声をかけて大拍手を受ける。そして、再び寝ながらマイクアピールを敢行)
ヒロム「(※大『ヒロム』コール)オイ! 見たか? みんな、見たか? テレビの前のみんなも見たか? ヘビー級の! みんなも見たか? そして、(※上半身を起こし)ライガーさん、アンタも見ただろ。これが!!俺たちの!! 『SUPER Jr.』だーー!!(※大歓声&大拍手&大『ヒロム』コール) 5年前の今日、ここで語ったこと、いまでも覚えてるよ。そして、いまも同じだ。俺の、夢は、IWGP Jr.(ベルト)を巻き、Jr.としてヘビーのベルトを巻き、そして! ゴールデンタイムで!! 試合をすることだーーー!!(※大歓声&大拍手の中、首を振りながら立ち上がり)俺は何も変わってない! 俺はあのときのままだ! 俺は! 何ひとつ! 変わってない! だからー!! ……もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! みんなでーー!! 楽しもうぜーー!!(※大歓声&大拍手)」
 その直後、キャノンで放たれた大量のテープがリング上を埋め尽くし、場内が大『ヒロム』コールに包まれる。

(そこへ内藤&EVIL&SANADA&BUSHIが登場し、ヒロムが4人へ向かって優勝トロフィーを見せる。そして、ヒロムがリング中央でトロフィーを掲げると、内藤&EVIL&BUSHI&SANADAが順番に拳を合わせた。
 そこからL・I・Jは、ヒロムを中心にして記念撮影に納まる。そして、内藤が優勝トロフィーを改めてヒロムへ贈呈し、2人が互いに礼をした。 ヒロムが1人でリングへ残ると、またもや場内が大「ヒロム」コールに包まれる。ところが、トロフィーの羽の部分が壊れてしまい(壊した犯人は内藤)、ヒロムは思わずトロフィーに向かって土下座。そして、大事そうにベルトを抱えて退場した。)

【バックステージでのヒロム】
ヒロム「(※トロフィーを持って用意されたイスに座りながら)内藤、帰ったのか、あの野郎! (※壊れたトロフィーを元に戻そうとしながら)オイオイオイオイ、オイオイオイ。聞いてよ。あの、内藤哲也という男は、俺のトロフィーを奪い、そして壊れたことに気づき、俺に耳元で『ゴメン、ちょっと壊れた』と俺に渡してきた! 俺はパニックになった。どうしたらいいんだと。だったら、ちょっと笑いに走るしかねぇだろ! (※トロフィーに語りかけるように)ゴメンよ、ゴメンよ、全然悪気はないんだ。俺が責任持って直すから。ゴメンよ。
(※イスに反り返って天を仰ぎ)それにしても……うれしい……。うれしかった……。俺は不器用だよ。何をやっても、不器用だ。そんなことは、分かってるよ。分かってるよ。でも、そんなヤツでも心の底からプロレス楽しめるんだよ。リングの上で、あり得ない力を発揮するんだよ! そう、(※手首のテーピングに書かれた「夢」の文字を示しながら)夢のためにな。俺は怖いもん知らずだ。それが唯一の取り柄。そんな俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』の栄光を掴んだんだ。うれしいよ。リング上でも言ったけど、俺は、『BEST OF THE SUPER Jr』を挑戦者決定リーグ戦にはしたくない。そんなことは分かってる。俺がずーっと言ってきたことだ。だから、ゴメン。今年、何回も、オスプレイに挑んでる。だけどもう一度、挑ませてくれ。ウィル・オスプレイ、オマエは世界最強のジュニアだ。でも俺も、たった今、世界最強のジュニアになった。世界最強同士、どっちが本当の世界最強なのか、決着つけようぜ。なぁ、オスプレイ。(※報道陣に)何かあるか? こんなに集まってくれて、何もないわけないよね?」

──歴史に残る壮絶な決勝戦をやった手応えは?
ヒロム「手応え!? ガムシャラだよ! ガムシャラだよ! 相手はさ、誰でも、ガムシャラにやったよ。とりあえず、この『BEST OF THE SUPER Jr』公式戦、一戦一戦が、まさにタイトルマッチだよ。ほとんど20分越えたんじゃないの? 死闘だったよ」

──今年の『BEST OF THE SUPER Jr』は獣神サンダー・ライガー選手がエントリーしませんでした。まさに新時代かと思いますが。
ヒロム「だからこそ取りたかったよね。あの人がいない今、“元”新日本プロレスのジュニアの象徴の獣神サンダー・ライガーがいない今、象徴になるのは、この俺だ。新日本プロレスのジュニア、いや、新日本プロレスの新しい象徴が、この高橋ヒロムだ、間違いない」

──左手に「夢」と書かれてますが、その大きな夢に近づくためには、大阪で大きな戦いが待っています。
ヒロム「別にコレ、俺が書いたんじゃねぇけどな。朝起きたら勝手に書かれてたんだ。まぁこれに関してはさ、俺の、ここ(※と、胸を叩く)、ここが出ちゃうんだと思うよ」

──そして、大阪での大きな戦いが待ってます。
ヒロム「まだ考えらんないよ。まだ考えらんないけど、さっきも言った通り、世界最強のジュニアはどっちか、大阪城で決めようよ。それだけだよ」

──なかなかトロフィーが直りませんが、大丈夫でしょうか。
ヒロム「コレは俺が何とかするよ。肌身離さず、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、俺、この子と一緒に入場するから。誰も、誰一人として(※外れていた部品がハマる)ほーらほらほら。今年の『BEST OF THE SUPER Jr』を忘れさせないように、俺が、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、この子と一緒に入場して、仲良しになるよ。今はちょっと険悪なムードだからさ、何とかするよ、持ち帰って。以上かな。
(※急に顔を上げ、天に向かって)おーい! 聞こえるか? 2019年の高橋ヒロム! オマエも知ってると思うけど、2018年の『BEST OF THE SUPER Jr』は、メチャクチャ、史上最高に、盛り上がったぞ! なぁ! 2019年の高橋ヒロム! 必ず、越えてみろ! (※横の壁に額をつけて)後楽園ホールさん、いつも、いつもありがとうね。いつもありがとう~。分かってる、わかってるよ。ありがとうね。
(※立ち去ろうとしながら)……最後に一つだけ。知ってるぞ。この会場で、アナタが、アナタが見てたこと、知ってるぞ。イニシャル“K”!」

【石森の話】「負けたか……。負けたよ。今日のところはあいつが一番だ。でもな、でも、でも、まだまだまだまだ全部出しきれてねえだろ? なあ? 俺とお前はまだまだこんなもんじゃねえぞ。お前が言うさ、苦しくて、つらくて、でもおもしろい。(段々大声で)もっと! もっと! もっと! もっと! 限界を超えた闘いしようじゃねえかよ。ヒロム! これからも楽しもうぜ! It’s reborn!」

【オスプレイの話】「石森が優勝していたら、未知の相手だったから分からなかったかもしれないが、次の相手もヒロムということになったから、これは俺にとっては楽かもしれない。本来ならば、レイ・ミステリオとやりたかった。『DOMINION』の前に、新日本のファンには謝っておこう。でも、ヒロムはジュニアヘビー級を背負って立つ選手にはなれないだろう。なぜなら、それは俺だからだ」

 優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、進出したのはAブロックから石森、Bブロックからはヒロム、石森はヒロムとは初対戦となる。
 ヒロムは読み合いからジョンウーを発射、場外へ落ちた石森めがけてのトペ狙いは、素早く戻った石森はコルタバ、ここから両者は追いかけあうも、エプロンに立った石森にヒロムが断崖式回転エビ固めを仕掛けると、石森はバク宙で着地し、ここから場外戦で南側まで雪崩れ込み、ヒロムは通路ダッシュのジョンウーを発射するが、通路でのパワーボム狙いは石森がフランケンシュタイナーで切り返し、ヒロムは転げ落ちるように階段落ちとなってしまう。
 リングに戻った石森はネックロック、丸藤張りのネックツイストで首攻め、ヒロムはたまらず場外も、石森は鉄柱攻撃から客席へ叩きつけ、イスを使って首攻め、リングに戻ってエルボーから、スピードで翻弄しスライディング式ジャーマンで投げる。
 石森は執拗なスリーパーも」逆フェイントからスワンダイブ狙いは、ヒロムが阻止して断崖式回転エビ固めを敢行し、石森は首に大ダメージを負い、ヒロムは串刺しラリアットから座り込んだ石森に低空ドロップキック、ぶら下がり首四の字、場外でカサドーラボム、エプロンダッシュのミサイルキック、リングに戻ってセントーンアタック、ハンドスプリング狙いも後頭部ラリアットで迎撃するなど一気に流れを変える。
 ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、石森が回転エビ固めで切り返してGAME OVER改めYESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れるも、エルボー合戦からヒロムが突進すると、石森がかわしてラ・ミスティカ式YESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れようとするが、石森は回転して逃さず、石森がダブルリバースアームバーに移行したところで、ヒロムはやっとロープに逃れる。
 両者は読み合いもヒロムはジャーマンで投げたところで、石森が着地し突進も、ヒロムがコーナーへスロイダーで投げてからラリアットを浴びせ、ダイナマイトブランジャーを決めるが、両者ダウンとなり、ヒロムは串刺しラリアットからサラマンダーを決め、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMBで勝負を狙うが、石森が着地してから丸藤の虎王を浴びせ、リバースフランケンシュタイナーで突き刺すも、ヒロムもリバースフランケンシュタイナーで応戦して両者ダウンとなってしまう。
 膝立ちの二人はエルボー合戦も、ヒロムの左右エルボーに対し、石森はジャンピングニー、突進するヒロムにラリアットからSUWA譲りのジュンウー、串刺しダブルニーと畳みかけ、サイファーウタキから勝利を確信してブラディークロスを狙うが、逃れたヒロムはフランケンシュタイナーを狙うと、石森はパワーボムで叩きつけるが、ヒロムはDで捕獲し絞めあげる。しかし石森は持ち上げてコーナーへパワーボムで叩きつけて逃れる。
 石森は無双からNOAH時代のフィニッシュだった450°スプラッシュを投下するが、ヒロムは剣山で迎撃し、石森のラリアット狙いも、切り返したヒロムはDの悪夢で突き刺してからDで捕獲、石森はロープに逃れブラディークロスを狙うが、ヒロムはTIME BOMBで3カウントを奪い優勝を果たした。
 内容的には序盤こそは石森がリードしていたが、断崖式回転エビ固めで首を痛めたか一気に流れが変わった。終盤ではNOAH時代の技も繰り出し、ブラディークロスより450°スプラッシュを狙ってしまったことでNOAHの石森が出てしまった。石森の中ではやっぱりNOAHを捨て切れなかったのが敗因だったのかもしれない。
 最後にヒロムはジュニアへの想いをアピールしたが、この瞬間だけ高橋広夢に戻っていた。五年前に高橋広夢としてエントリーし、全敗に終わった若手レスラーが、5年後にはジュニアの頂点に立った。時の流れは早いとしか言いようがない。しかしヒロムはバックステージインタビューでKの存在を出したが、誰なのか?CMLLに出ているKは今年メキシコへ出たばかりで、凱旋には早い感じもするが…

 セミではオカダがオスプレイと組んで飯伏&オーエンズと対戦し、オカダがレインメーカーで勝利も試合後にはケニーとの防衛戦で勝利を約束、オカダも時間無制限3本勝負を意識してか、休養中はしっかり体を絞り込んできていることから、長期戦を想定しているのか…

 第5試合のロスインゴvs田口ジュニア多国籍軍は、連係に優るロスインゴが終始試合をリードし、SANADAがSkull EndでACHから勝利、試合後にはクリス・ジェリコからのビデオメッセージが公開されたが、寝ながら拝見した内藤は涼しい顔でジェリコを挑発、だが肝心のジェリコはまだ来日していないためか、現れなかった。

 第4試合では裕二郎はヘナーレをピンプジュースで勝利も、試合後も棚橋、ヘナーレを痛めつける裕二郎、スカルに実況席で解説していたライガーが救出に入り、スカルの挑発を受けて棚橋、ライガー、そしてレイ・ミステリオとの豪華タッグでBULLET CLUBを迎え撃つことになった。棚橋だけでなく参戦が予定されているミステリオのカードも決まっていなかったことから、ライガーを交えた6人タッグに落ち着いたが、BULLET CLUBは対抗してCodyを投入するか…

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