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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

全日本最後のディファ興行でジェイクを中心に新しいうねりが生まれた!

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全日本最後のディファ興行でジェイクを中心に新しいうねりが生まれた!


6月5日 全日本プロレス「2018 SUPER POWER SERIES最終戦〜全日本プロレス ディファ有明最終興行〜」ディファ有明 886人

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合
▼20分1本
○中島洋平(7分16秒 裏夜景)×佐藤恵一

◇第2試合◇
▼30分1本
○丸山敦 西村修(11分6秒 片エビ固め)渕正信 ×石切

◇第3試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 石川修司 佐藤光留(8分20秒 体固め)ゼウス KAI ×ブラック・タイガーⅦ

◇第4試合◇
▼ディファ有明・全日本プロレス最終興行記念試合スペシャルタッグマッチ/30分1本
○秋山準 大森隆男(17分54秒 体固め)本田多聞 ×井上雅央
※エクスプロイダー

【試合後の秋山&大森】
秋山「ありがとう」

大森「ありがとうございました」

秋山「まあでも、確かにGAORAがあるからな。勝負だね」

大森「秋山さん、今日はタッグを組んだけど、俺、GAORA挑戦の時には遠慮なくいきますよ」

秋山「OK」

大森「まったく手加減する気もないし、ベルトを獲ることしか考えてない」

秋山「俺もいくよ」

※大森が去っていく

――今日でディファ有明での試合は最後。いろいろと思い出深い会場だと思うが?

秋山「そうですね。入場…もっと前か、ここに来る間に、いろいろなことが懐かしいなと思いながら来ました」

――一番思い出深いことは?

秋山「それはやっぱりここで始まった(ノアの)旗揚げ戦が一番印象深いですね。まあ、いろいろありましたよ」

――最初と最後があの入場曲(「SHADOW EXPLOSION」)で終わったが?

秋山「あの入場曲にしてくれって。まあでも、僕は本当に全日本で生まれたけど、ノアで育てられたと思うし、今があるのもノアの数年間があったからだと思うし。この会場にも感謝して、最後にありがとうと言ってきました」

――今日戦ったメンバーにも思い入れがある?

秋山「懐かしい顔ぶれで。まあまあ、みんな歳を取って、できること、できないことが段々出てきているけど、だけどああやってとりあえず元気で、4人でリングに立てたことが嬉しいです」

◇第5試合◇
▼ディファ有明・全日本プロレス最終興行記念試合スペシャルシングルマッチ/30分1本
○青木篤志(18分58秒 オプジェクト)×鈴木鼓太郎

【試合後の青木】
――ディファ有明で鼓太郎選手とのシングル。心に蘇るものはあった?

青木「別にあの人と試合をしたから蘇るってものではないよね。まあ、今の全日本プロレスにあんまり関係のない話だと思うけど…これは俺の独り言だと思って聞いてもらいたいけど、俺ここに6年住んでたからね。何だったら、住民票もここだったからね。そういうこと考えると、やっぱりこの場所が無くなるというのは寂しいようにも感じる。でも別に今、全日本でやってるからさ。全日本プロレスでの思い出って言ったら、何年か前にここで無料で試合やったのがあるでしょ? 俺はそっちのほうが印象強いんだよね。あの時、みんなで頑張って、もう1回やっていこうぜっていう気持ちになった大会だと俺は思っているからさ。日々、人間って変わっていくものもあるし、変わっちゃいけないものもあるとは思うけど、今の俺は全日本プロレスの青木篤志なわけで。過去を振り返ってもしょうがない部分はたくさんある。だったら、前を向いていかないと…と思えば、やっぱりこの先、全日本プロレスをどうしていくかってことが一番だよね。俺はそのためのいいキッカケにしたいと思う。ただ懐かしいものを懐かしいものだけで終わるんじゃなくて、これをキッカケにさらに前に進んでいく。それを俺は強く意識してやりました。だから、今日は鼓太郎と試合をやるっていう時に、いつもだったらどんな時でもベルトを持っていくんだけど、今日はベルトを持っていかなかったです。理由は簡単。タイトルマッチでもないし、彼との戦いでは純粋に彼とのぶつかり合いをやりたかったから」

――鼓太郎選手からもそういう気持ちを感じた?

青木「やっぱ意地は感じるでしょ。あの人は俺に勝てば、自然と挑戦権ってものが得られるだろうし、これから何か先を見つける意味でも、俺を倒さないといけないっていうのがたぶん彼にはあると思うんで。だけど、俺は彼に負けたくもないし、彼に負けられない理由も山ほどあるし。だから、ちょっと今日は個人的な感情も凄くあった試合だけど、彼がプロレスラーとして凄い技術を持っていて、凄いタフな力を持っていて。そういうところに関しては何度やっても尊敬する部分はある。レスラーとしては素晴らしい先輩だとは思います。だけど、俺は今、全日本プロレスの中で次を見つけていかないといけないので。彼は彼で頑張ってもらって、俺は俺で頑張るようにしていかないと先はないと思うんでね。いつまでも『やっぱり鼓太郎じゃなきゃダメだ』、そういうままじゃいけないと思う。何だったら、他のジュニアの選手は今日の試合を見て、『ヤベエ、鼓太郎に負けてる』って思うヤツがいるんだったら、もっと奮起してもらいたいね。そういう意味で、俺はあの人のものは全部受けきる自信もあったし、向こうもそのぐらいの気持ちはあったと思うんで。久々に当たって、シングルマッチでじっくりやれたんでね。モヤモヤは凄い残ってるけど、まあ、1個いいかなと思いました。このモヤモヤは一生消えねえな。しょうがない。でも、そのモヤモヤが今の俺の『全日本プロレスを前に進めたい』という気持ちにもなってるからさ。まあ、いいように捉えてください」

 【試合後の鼓太郎】
鼓太郎「言いたいことは『これで2連敗でしょ?』っていうことですよね? 青木の試合、1回負けてから、ずっとチャンピオンになる時も見てたし。そんなに試合を見てて強さは感じなかった。で、強い全日本ジュニアを作り上げるって言ってから、試合が伴ってねえなと思ったんだけど、今日の青木篤志は強かった。強い全日本ジュニアのチャンピオンでしたね。ベルトが懸かってないけど、もうこれで俺の次の挑戦もおそらく遠のくわけでね。でも、そんな状況、今までやってきたいくらでもあった。気力も体力も充実してて、結果が伴わないことなんていくらでもあった。だから、俺はまだまだ立ち上がれます」

――ディファ有明で生まれた2人がこのタイミングでシングルをやったことについては?

鼓太郎「それで俺が勝ってれば最高でしたけどね。最後に負けたのは痛かったな。でも、ここは俺が生まれた場所だから。本当に長い間、ありがとうございましたっていう気持ちでいっぱいですね。ディファがなくなっても、俺はまだまだこれから絶対デカくなるから。40過ぎてなに言ってるのかなと思われるけど、まだまだ力を付けていくから。ディファ有明に楽しみにしてほしいね。無くなったとしても、俺はこの先、ディファ有明デビューをずっと背負っていくわけだから。ありがとう、ディファ」

◇第6試合◇
▼青柳優馬復帰戦・三冠ヘビー級選手権試合&アジアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦 
○ジェイク・リー 崔領二 ディラン・ジェイムス 岩本煌史(23分5秒 片エビ固め)宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 ×青柳優馬
※バックドロップ

(試合終了後、破れた青柳はしばらく動けず。それでも悔しさをあらわにする。ヨシタツと崔は一触即発の状態となるが、セコンドが割って入った。ジェイクたちが勝ち名乗りを受けると、宮原組はリングを去って行く)

ジェイク「青柳優馬! 復帰おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。心強いメンバーだね。この4人なら全日本プロレスの士気をもっと上昇させることができるかもしれない」

岩本「4人と言わず、ちょっとだけ前から1人気になっているヤツがいるんですよ(リング上に恵一を呼び込んだ。恵一も参加の意向を示す)

ジェイク「4人と言ったけど、急に5人に変更だ。この5人で全日本プロレスを盛り上げるチームにできるかどうか…。YESか…NOか…どっちだ?賛否両論があるが、俺の中では決まっている。答えはもちろんYESだ!」

【試合後のジェイク&崔&岩本】
※ジェイムス&恵一とともに5人で並び立つと

ジェイク「全日本プロレスを盛り上げるもう1つのチームとして、この5人で戦っていくことを決めました。なにか?」

――この5人でユニットを作った理由は?

ジェイク「この5人に共通するのは、みんなキレイ好きでね。いろいろなキャリアを積んできた5人です。生粋の所属選手なんていない。僕だって出戻りの人間だ。そんな中で、過去は変えられないけど、未来は変えられる。よどんだ空気を払拭して、先を見ている。そういう選手たちを集めました。そういう選手だと俺は思いました。だから、この5人でやっていこうと思いました」

岩本「まあ、キレイ好きと言ったからには…全日本のリング、なんか出したら出しっ放しみたいな、そのままみたいな状態になっているんでね。僕らが新しい力として戦いを吹き込むし、出したら出しっ放しのヤツらをキレイに整理整頓してやろうかなって、そう思ってます。この5人ならできると思うし。どんな組み合わせでも上手くいく」

崔「ジェイクが何を基準にこの5人を選んだのか、たぶん誰もわかってないと思うけど、正直俺もよくわかりません。けど、ジェイクも煌史も恵一もディランも、この5人に共通すること。1つだけ俺が感じたことは、ストレスのない自由なプロレス、自由な発想。そこで思いっきり暴れたい。そんな気持ちだと思います。ジェイクと煌史が言ったみたいに、キレイにする。そんなフレーズが出てきた。これは俺がずっと言い続けていることとたぶん同じ。過去の汚い悪しき習慣をこのメンバーがキレイにしてくれると俺は信じてます。ユニット名とかは、そういうのも含めて、それに相応しいものを考えてくれると思いますけど、この若い頼もしいみんなに任せます」

ジェイク「OK。(不敵な笑みを浮かべながら)また詳しいことは後日ということでお願いします。それではありがとうございました」

【青柳の話】「(コメントブースに倒れ込むと)チクショウ…最悪だ…最悪だ…。クソ! もうアジアタッグが決まっているのに、これじゃまずい…。クソ、ジェイク・リー。あの野郎、許さねえ。いつかあのイケメンの顔面をグシャグシャにしてやるよ。ああやって余裕ぶっこいた笑顔を消してやるよ。絶対よ。チクショウ」

 2000年7月1日、全日本プロレスは7月にNOAH旗揚げ前にディファ大会を開催した。全日本ディファ大会は最初から予定として組み込まれた大会だった。しかし三沢らが離脱してNOAHを設立、ディファにて旗揚げ戦を行うことになり、、た仲田龍氏もディファに大きく係わっていたことから、開催中止も検討されたが、全日本は三沢らに意地を見せるために開催を決行、メインは全日本に残留した川田利明vs渕のシングルマッチだった。武藤全日本時代にも何度も使用されたディファだったが、秋山体制となってからは最初で最後の開催となった。

 全日本プロレス最終興行記念試合には秋山が大森と組んで多聞&雅央と対戦。この4人はアジアタッグ王者でもあるが、NOAH旗揚げメンバーでもあり、この4人が集うのも何かに因縁としか言いようがない。秋山もそれを意識してかNOAH時代旗揚げ時のテーマ曲である「SHADOW EXPLOSION」で入場した。
 先発で出た大森と雅央がグラウンドの攻防を繰り広げれば、全日本に久々参戦の多聞も頭突きを放ってくる秋山を逆に石頭で怯ませ、雅央もインサイドワークを駆使した雅央ワールドで秋山組を翻弄すれば、多聞も大森に肩固め、回転地獄五輪も決めるなど健在ぶりをアピールする。
 終盤にはオリャーラリアットで大森、秋山をなぎ倒した雅央は、多聞との合体ストマックブロックから、アルゼンチンバックブリーカー狙いは上がらず、突進したところで秋山のジャンピングニーで迎撃され、秋山&大森の連係の前に窮地に立たされる。粘る雅央はサミングから首固め、待ったからスクールボーイも、秋山がニーの連打からエクスプロイダーを連発して3カウントを奪い勝利となったが、秋山が「NOAHの舵取りをする」と公言したのもディファ有明だった。その秋山も現在では全日本に戻り、選手だけでなく社長としても舵取りをする。この歩みを秋山はどう思っているのだろうか・・・

 セミの鼓太郎vs青木、この二人もNOAHデビューだがデビューした会場がディファ、特に青木はデビューの相手はタッグながら三沢光晴だった。
 序盤は鼓太郎はボディーエルボーから脇腹攻めを狙うが、鼓太郎はピット狙いは青木がネックブリーカーで切り返してから首攻めでリードを奪い、鼓太郎はボディーエルボーからショルダースルー狙うが、青木がネックブリーカーで返し、青木はDDTから頭部へのニードロップ、フィストドロップからスリーパーとリードを渡さない。
 鼓太郎はピットで反撃、串刺しニー、キチンシンクからファンネルを狙うが、青木がかわしてバックドロップも、鼓太郎が着地してドロップキックで場外へ出し三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻った鼓太郎は突進も、青木がマンハッタンドロップで場外へ追いやるとトペスイシーダで応戦する。
 リングに戻った青木は串刺しエルボー、ラリアットからバックドロップ、フロッグスプラッシュは鼓太郎が剣山で迎撃し鼓太郎がコーナーも、青木が追いかける。しかし鼓太郎は雪崩式アームホイップで投げてから、三沢魂タイガードライバー狙いは青木がコーナーに押し込んで逃れる。
 青木は雪崩式三沢魂タイガードライバーを狙う、しかし青木はトップロープからの雪崩式フランケンシュタイナーを決め、雪崩式ブレーンバスターも、鼓太郎はディフェンサーで切り返してから三沢魂タイガードライバーを狙うが、逃れた青木が腕十字で切り返すも、鼓太郎はエンドレスワルツで切り返す。
 鼓太郎はブルーディスティニー式ストマックブロックからブルーディスティニー、ファンネル、三沢魂ランニングエルボー、ローリングエルボー、ブルーディスティニーと畳み掛けると、三沢魂タイガードライバー狙いは青木が逃れてバックドロップからラリアット、スパイラルポセイドン、アサルトポイントと猛反撃、
 青木はアサルトポイントを狙うが逃れた鼓太郎は左右エルボーからローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーはカウント2、鼓太郎はレクイエムを狙うが青木は回転エビ固めで逃れ、鼓太郎はエルボー、青木は張り手から頭突きを放てば、鼓太郎はローリングボディーエルボーも青木は浴びせ蹴りで応戦し、鼓太郎はボディーエルボーからローリングエルボーは、青木がラリアットで迎撃してからパイルドライバーで突き刺すとオプジェクトで3カウントとなり、ノンタイトルながらも激戦を青木が制した。
 鼓太郎と青木も因縁をぶつけ合った関係だが、何か集大成といった感じをさせた試合だった。

 メインの8人タッグ戦はタイトルマッチがらみで各自激しくぶつかり合うも、今大会から復帰の青柳は徹底的にジェイクを狙っていく。終盤にはジェイク組のトレイン攻撃を喰らった青柳にジェイクがバックドロップを狙うが、青柳が体を入れ替えて浴びせ倒すと、宮原が倍って逆にトレイン攻撃でジェイクを捕らえ、野村の援護を受けた青柳はジェイクにダイビングクロスボディーからジャーマンで投げ、各選手が入り乱れてから、野村がジェイクにレッドアローからスピアーはジェイクがニーで迎撃されるも、ジェイクが突進したところで青柳が入り野村とのダブルドロップキックを放つ。
 野村のフロッグスプラッシュの援護を受けた青柳はジャーマンからロックスターバスターを狙うが、ジェイクが堪えると青柳は突進、ところが岩本が入って孤高の芸術を決め、最後はジェイクがバックドロップで3カウントを奪い、青柳は復帰戦を勝利で飾れずも、この試合の主役を奪ったのは宮原から「三冠へ挑戦するまで登り詰めて来い!」と指摘されたジェイク、野村、青柳の3人だった。
 試合後にはジェイクが崔とジェイムスと共闘し、そして岩本の紹介で恵一を加えて新ユニットをアピールして去っていったが、恵一も元々全日本所属だがジェイクとのユニット結成で全日本に腰を据えるのか…

 最後に大会前に秋山が社長として藤田和之に対して公式見解を出した。

【秋山社長の会見】
――6・3神戸大会で藤田が乱入してきたが、秋山社長の見解は?

秋山「何がしたいのかよくわからない。来てじゃあ何なの?って。まぁ別にひとつのコンテンツというか、魅力をそんなに感じない。ああいう試合だとね。藤田選手もたぶん大仁田さんと絡んでおかしくなったんじゃない? プロレスの楽な部分にいっちゃったんじゃないかな。そういうのは今あんまりウチ、需要がないと思うし、需要がなければやっぱり供給しなくてもいいと思うしね。そんな感じです」

――藤田が全日本に上がることはない

秋山「ない。だから諏訪魔たちが今、世界タッグに照準合わせて、この前も(藤田が)来ても彼ら自体が何も反応しなかった。逆にゼウスが前に出て。彼らの中で藤田という存在はないと思う。もし諏訪魔の中にあればいってるはずだし。いってないということは興味がないということ。他人事のようにみてたからね。俺は彼の態度を見て、別にもうないんだな、必要ないんだなと思った。ゼウスには『お前にはやることあるだろ』ってあいつにも言ったし。俺らも別に必要としてないし。彼らは彼らでそんなに今ウチと絡んでどうこうしたいのか俺もわからない」

――次につながることを期待するファンも一部にいるかもしれないが?

秋山「その声が圧倒的多数ならそれは考えるだろうけど、逆にもう絡まないでくれって声しか俺には聞こえてこないから。俺が何だよと思ったとしても、あそこでゼウスが出ていったからファンの人がゼウスにいってくれってなったら、ちょっと心の中で考えようかなと思うけど、全然聞こえてこないですよね。それが10%だったとしても90%がノーだったら、まさか10%のためにね(苦笑) 90%がノーって言ってて、10%のために動かすというのはなかなかね。フィフティフィフティでもなかなか難しいですよね。僕の立場から言えば」

 秋山は藤田の参戦にNOの答えを出した。秋山にしてみれば船木のデビュー33周年記念試合をぶち壊されただけでなく、勝手に売店を設けてグッズを売るなど好き勝手やられたことで、社長としての面子も潰されたことから怒るのも当然でもある。
 ただ諏訪魔はともかくとして、藤田に対して激怒したゼウスがこのまま黙っているとは思えず、レスラーとして邪道流に目覚めた藤田がこのまま引き下がるとも思えない。おそらくバックにいるカシンやNOSAWA論外はいる限り、強行突破を狙って仕掛けてくると見ていいだろう…

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