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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

FREEDOMS大阪大会観戦記 葛西純vs竹田誠志 壮絶デスマッチ!

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FREEDOMS大阪大会観戦記 葛西純vs竹田誠志 壮絶デスマッチ!

 IMG_0391.jpgIMG_0394.jpg8月19日、今回のプロレス観戦はFREEDOMS「葛西純プロデュース興行~デスマッチトーナメント2回戦~」で大阪・東成区民センターを訪れるも、かつては大阪に住んでいた自分も東成区を訪れるのは、ほとんどなく近鉄電車で通り過ぎる程度、慣れない土地での運転に不安を感じつつ会場へ到着、そして会場入りしてから一眼レフカメラを自宅に忘れていたのに気づき、今回はI-PHONEでの撮影となってしまう、最初は慣れなかったものの少しずつコツがわかりだしなんとか撮影できた。


 会場入りするが12時半からプロレスリング武骨がFREEDOMSの前に興行を開催しており、自分は近くのスーパーでI-PHONEの充電器や時間つぶしのために愛読書である「こち亀」181巻を購入してから会場へ戻り、大きいイスに座ると後ろからツルツル頭の外国人が片言の英語で「オヤスミナサイ」と言ってくる、その選手は現在FREEDOMS参戦中のワンマン・クルー選手で、また後ろにいたFREEDOMSの関係者や佐々木貴によると、そのイスで眠りたいらしいという説明を受けて、自分は「プリーズ」とイスを明け渡し、クルー選手はうつ伏せになって寝るも、結局寝付けなかったらしく、そばにいた子供連れのファンと遊び、しばらくして控室へと戻っていった。


 そして開場時間近くになるとたくさんの人が集まりだし、開場となってしばらくすると立見も出るほどの超満員札止め、葛西プロデュース興行は大阪で初というこというせいもあるのか、よく入っていた。また自分の座る席はなんとステージ上、リングと同じ高さでプロレスを見るなんて初めてで、また全試合デスマッチであることから、ある意味デンジャラスゾーンだなと思った。


 大会前にデスマッチトーナメント2回戦進出した選手による入場式が行われるも、バラモンケイは客からジュースを奪って口に含んで噴射し、また客席に座って拍手を贈るなどしてやりたい放題、他の選手らとは並ばずやりたいことを充分にやってから去っていき、入場式を終えるとメインで対戦する葛西純と竹田誠志が額をぶつけ合って睨みあいを展開する。
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 試合は第2試合でバラモンシュウがバラモン魁と組んでシークレットベースの清水基嗣とダイナ御堂と凶器持込マッチで対戦、バラモンは凶器持込ということでケイがセコンドに、御堂はキン肉マンのビニール人形とコンドームの自販機を持参して登場する。試合はシュウがキン肉マン人形に腕十字を決められるは、竹刀でチャンバラを繰り広げるはで乱戦となるも、最後はシュウがコンドーム自販機の上でのゾンビキングで御堂を降すも、試合中にケイが清水が持ち込んだテキーラを飲まされ、アルコール度が高い酒のためケイも酔いがまわりぐったりとなる、おまけにケイは次の試合ではトーナメント2回戦として保阪秀樹と対戦、シュウは「もういいじゃねえか」と棄権を訴えるも、保阪が入場してケイに襲い掛かって試合開始、保阪はデスバレーボムを連発して秒殺を狙うも、ケイはかろうじてクリアする。その後もケイが酔いが醒めないまま場外戦となり、客席側へ雪崩れ込むと上から下へとまるで池田屋事件の階段落ちのごとく転落していくが、シュウが声援を煽って館内はバラモン、ケイコールが巻き起こる。酔いが醒めて来たのかケイもやっと反撃しシュウも加勢するも、シュウが大日本で味をしめたのか粉をパイ状にしたものを保阪の顔面に投げようとするもケイに誤爆、隙を突いた保阪はビルディングボムで勝負に出るも、カウントを叩く李日韓レフェリーの足をシュウが引っ張り阻止し、怒った保阪が日韓レフェリーに抗議する、そこでシュウが自らパイを顔面に浴び倒れているケイと入れ替わると、気づいていない保阪に墨汁ミストを噴射して丸め込み、ケイが丸め込んだと思った日韓レフェリーがカウントを叩き3カウント、ケイが入れ替わり戦術で勝利を収め準決勝に進出する。
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第4試合ではトーナメン2回戦で昨年度覇者のジ・ウインガーが木高イサミとチェーンデスマッチで対戦。試合はウインガーが木高の股間を蹴り上げてから首固めと秒殺勝利で準決勝進出・・・かと思われたが、日韓レフェリーがウインガーの腕にチェーンが装着していないことを指摘しウインガーの勝利は無効、即試合再開となるも、場外に落ちたウインガーにイサミが空中弾を狙ってロープへ走るとウインガーがチェーンを引っ張って阻止するが、その際にイサミの装着してあったチェーンが外れ、引っ張られたイサミも腕を痛め、日韓レフェリーは止め具が壊れたということでテーピングでイサミの腕にチェーンを装着するも、その最中にもウインガーが攻め立てる、そしてウインガーがイサミの痛めた腕を中心にして攻めるもイサミもキックで応戦、しかしアイテムの使い方で長けるウインガーがチェーンを利用して主導権を渡さない、勝負に出たウインガーはオキャノンボムを決めるも、凌いだイサミは勇足などで反撃し、最後はウインガーにチェーンを巻きつけてのサソリ固めが決まりギブアップ、イサミが準決勝に進み、昨年度覇者のウインガーは2回戦で消える。
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 トーナメント2回戦、セミでは神威vsMASADAが有刺鉄線ボードマッチで対戦、試合はグラウンドの攻防ではMASADAが制するも、神威は場外戦でプランチャを発射、しかし体格のあるMASADAの逆襲に遭い、パワーで圧倒されてしまう。神威はフライングヘッドシザースでMASADAをボードに被弾させ、ラダーを叩きつけるなどして形勢を変えるも、パワーとアイテムの使い方となるとMASADAが上ですぐ主導権を奪い返されてしまう、神威もラダーを駆使して反撃し、二つのラダーの上に机を設置してその上からセントーンボムを落とすも、設置に時間をかけすぎたため自爆、神威は丸め込み技で粘るが有刺鉄線ボード上での雪崩式フランケンシュタイナーを狙うと、MASADAは雪崩式デスバレーボムで有刺鉄線ボード上に叩き落として3カウント、準決勝に進出する。

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メインはトーナメント2回戦、葛西純vs竹田誠志の蛍光灯+αマッチ、竹田は蛍光灯束を二つ持参したのに対し、葛西は一つ持参で登場。試合は両者共蛍光灯で叩き合い、ロープに釣られている蛍光灯に互いに被弾、また割れた蛍光灯で額を突き刺し合うなどして互角の攻防を展開。
 しかし先手を奪ったのは竹田、アンクルホールドで葛西の痛めている膝を攻め、葛西はハーリー・レイス式ダイビングヘッドバットで反撃も、勝負を焦ったのかリバースタイガードライバー狙いは不発となる。
 竹田は腕十字、膝十字を同時に決めると互いに「優勝だ!」と叫んでコーナーの攻防、しかし制したのは葛西で雪崩式ブレーンバスターを決める。
 葛西は自ら割れた蛍光灯で体を切り刻むとリバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュwith蛍光灯束を投下も、竹田は蛍光灯束での剣山で迎撃、竹田も自ら体を切り刻んラリアットの連発からリング下からバケツを取り出し、キャンバスに画鋲をバラ撒いて、ランニングニーの連打や掟破りのリバースタイガードライバーを決め葛西を追い詰める。
 竹田は蛍光灯束を手にするも、葛西が奪い取ってフルスイング、かさはラリアットを連発すると画鋲の上でのリバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュで3カウント、葛西が準決勝に進出し竹田はまたしても葛西越えはならなかった。
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 試合後は「オイ竹田、このトーナメントの2回戦で互いに狂い合えたことを、オレっちは誇りに思うよ。何だかんだと言ってもよ、竹田、オマエとはこうやって闘っても面白れぇ。組んでも面白れぇ、オマエは本当にキ○○イだよ。そしてオレっちのベストパートナーはオマエだよ。かと言ってよ、このまま仲良しこよしして満足してるオマエじゃない、オイ竹田、オレっちが現役でいる限りはよ、もっともっと今日を超えるようなデスマッチで狂い合おうや」とアピールすれば、竹田も「『オマエがオレに余裕を持たせて、余裕を持ったらまだまだ』」と言ってたよな、でも今、このリングでオマエを追い詰めた。だからオレは、オマエ、そしてここにいる、客、そして世界中が認める狂ったキ○○イ担ってやるよ、だからそのときまで絶対にやめるんじゃねえぞ!、オレはアンタにシングルで勝つまで、いや勝っても負けてもデスマッチはやめねえんだ、だから絶対にこのトーナメント優勝してくれ!」と互いに健闘を称え、葛西も「オレっちは、そんなことオマエに言われなくても重々承知だ、オレっちは優勝する気でこのリングに上がっているんだよ。オイ竹田、オレら2人が闘って、狂い合って、こんな青春ドラマみたいな笑顔に送ってもつまんねえだよな、オレっちがトーナメント優勝して、もう1回、オマエとシングルでやってやる、そして、お互いにもっともっと狂い合おうじゃねえか!」と叫んで竹田と額を突き合わせ、互いに画鋲の上でのDDTを応酬し合ってエールを交し合い、再戦を約束して幕となった。
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 大会後は佐々木貴が脳梗塞でリハビリ中のGENTAROのために基金集めをし、自分も僅かながらだが寄付した。


 全体の感想は葛西vs竹田に尽きるし、竹田は勝てなかったけど、葛西を超えるまであと一歩のところまで迫ってきているのはわかった。FREEDOMSを観戦するのは2回目だが今回は葛西ワールドのFREEDOMSであり堪能できた大会だった。

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