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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

曙が「王道」を旗揚げも、馬場さんの「王道」はそこにあったのか?

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曙が「王道」を旗揚げも、馬場さんの「王道」はそこにあったのか?

4月20日 王道「王道 THE BEGINNING」東京・後楽園ホール 852人

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(オープニングでは曙とケアが登場。)
曙「水曜日という日にもかかわらず、たくさんおいでいただきありがとうございます。きょうは王道旗揚げ戦。僕らの考えを、そしていままでやってたプロレスを感じて、きょう少しでも出せるかなと思って、きょうに至ったわけですが、きょう楽しく、そして激しく、そして最後メインはわかりやすいプロレスを目指して頑張りたいと思ってます。これからも曙と太陽ケアが考えているものをぜひ、応援よろしくお願いします」

(また、熊本地震への募金、ドーリングへの募金も募ることをアナウンスした。さらに馬場元子さんがリングに上がり、曙とケアに記念品を贈呈。3ショットで記念撮影となった。)

◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本大地(11分0秒 片エビ固め)×芦野祥太郎
※シャイニングウィザード

◇第2試合◇
▼30分1本 
○土方隆司(10分7秒 体固め)×MAZADA
※スーパーフィッシャーマンズバスター

◇第3試合◇
▼30分1本 
ケンドー・カシン ○黒覆面 (8分41秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 井上雅央
※ダブルアームスープレックス

【NOSAWA、保坂秀樹、パンディータの話】
NOSAWA「(保坂に)先輩、助けになってない!」

保坂「助けたよ!」

NOSAWA「黒覆面くるって言ったから白覆面用意したのに…。やっぱそろそろこの業界、はぐれIGF軍がきょう見てわかった通り、何やってくるかわからない。こっちが。(パンディータがくると)役立たずだ、オマエ! とりあえず、あの黒覆面誰だかわかったか? はぐれIGFに、あんなきれいにダブルアーム・スープレックス投げるヤツいるのか!? BとCとDはきょうどうした!? 次、FMWで新木場5・14、はぐれIGF全員来いってんだ! 大仁田厚から逃げるのか? パンダ対ケンドー・カシンだ! あの黒覆面ともう一回やらせろ。誰だかわからなかった。あんなダブルアームで投げられたのは生まれて初めてだ! 白覆面はバレバレでしたけどね」

保坂「バレてないよ!」

NOSAWA「でも、マスクとっても誰も『保坂!』ってなかった…パンダのせいだバカヤロー! ここからFMW、東京愚連隊、はぐれIGF、戦争がきょうから始まるから。まずはケンドー・カシンVSパンダ。NOSAWA論外推薦試合だから。変なもんよこすんじゃねえぞ、ケンドー・カシンAが出てこい。こっちはパンダがいく」

パンディータ「やってやりますよ!」

保坂「次の新木場にまずはこい。俺らは待ってるから、全員まとめて来いと言っておいてください」

【カシンの話】「よし、もうこうなったらやるしかないな。FMWと全面戦争。やるしかない。きっとIGFがこの大仁田の挑戦状を必ず受け入れてくれるはずだ。澤田敦士が黙ってない。澤田敦士、鈴川、あの2人がやってくれる」

◇第4試合◇
▼AAA/LUCHA UNDERGROUND提供試合/30分1本
○ペンタゴンJr.(17分41秒 体固め)×フェニックス
※ パッケージドライバー

◇第5試合◇
▼45分1本
○TARU 菅原拓也(11分15秒 片エビ固め)宮本和志 ×相島勇人
※ 片エビ固め

◇第6試合◇
▼無制限1本
○曙 太陽ケア 浜亮太(16分28秒 体固め)×田中将斗 関本大介 岡林裕二
※ヨコヅナファイナルインパクト

(試合終了後)
曙「みなさん、いかがでしたか? 関本、岡林、田中選手、ありがとう! そしてケアさん、浜ちゃん、ホントにありがとうございました。みなさんに伝わったかどうかわからないんですが、このメインが俺らがいままで目指してた王道プロレスなんです! お客さんにわかりやすい、そして激しい試合をしたと思います。これからも日本全国、暴れていきたいと思います。そのときにぜひ応援よろしくお願いします。これからの王道なんですが、いま決まってるのは5月、山口県大会、王道でやります。そして8月、ねぶた祭り期間中、8月8日、弘前大会をやります。なんと、言ってしまっていいですか?(ケアと話す)いまケアさんと相談したんだけど、来ますと。8月8日はなんと、マスカラス選手も来ます。ぜひ、時間がある方、弘前まで、ねぶたを見ながら王道プロレスも見て喜んでください。きょうはホントにありがとうございました。応援よろしくお願いします!」

【試合後の曙&ケア&浜】
※コメントをする前にFMWの保坂秀樹が姿を現す。

▼保坂「横綱! うちの大仁田からなんですけど、これ(親書)を受け取っていただけますか?」

▼曙「なんですか、これ?」

▼保坂「読んでいただけばわかります」

▼曙「今日、席を用意したのに」

▼保坂「すいません。ちょっと所用で来れなかったんですけど、大仁田からこれを預かってきました」

▼曙「わかりました。今、読んだ方がいい? 旗揚げ戦なのにな」

※親書を読み上げ始める

▼曙「王道プロレスの旗揚げを心よりお祝い申し上げます。いつの日か王道のリングで電流爆破で対戦することを挑むつもりでおります。心からのお祝いと王道の今後の繁栄を望みます。邪道、大仁田厚。まあ、お祝いとして嬉しい限りだと思います」

▼保坂「横綱、よろしくお願いします」

▼曙「これから考えます。ケアさん、電流爆破やる?」

※ケアは無言で首を振る

▼曙「だって王道でしょ? 浜ちゃんやる? あっ、W-1か」

▼浜「焼き豚になっちゃうんでね」

▼曙「真剣な話をしましょう。皆さん、いかがでしたか? 試合内容とか。メインでは完全に自分で描いていたプロレススタイルをやれたんで、王道としては初日なんですけど、成功だと思ってます。どうですか? 浜ちゃんは毎日激しい試合をやってるからね」

▼浜「いえいえ。まあ、プロレスっていうのはいろんなスポーツがある中で、一番幅が広いジャンルの格闘技であり、スポーツだと思うんですね。体の小さい人が飛んだり跳ねたりして、自分の技をお客さんに提供するのもプロレスであると思うんですけど、こうやって王道みたいに、非日常の、普段の私生活ではありえないような大きい人たちが、細かいこと抜きでぶつかり合うのもプロレスの醍醐味だと僕は思うので。そういうのをドンドン世の中に提供していけるような団体に横綱がしていってくれると思うので」

▼曙「お前、社長を狙ってるんじゃ?(笑)」

▼浜「いえいえ」

▼ケア「5、6ヵ月試合がなくて。最後は天龍さんの引退試合だった。だから、あまりいいコンディションではなかったけど、イイキモチで試合ができた。横綱と浜といい試合ができた。次はもっといい試合ができると思う。新しい王道プロレスリングで…本当にイイキモチ。王道プロレスリングにはいい未来があると思う」

――5月と8月以外の試合は決まっていない?

▼曙「話はあるんですけど、はっきり決まっているのは5月と8月です。この20日までが精一杯だったので、その先を見る余裕はまったくなかったです」


 ジャイアント馬場未亡人である元子さんから『王道』の"錦の御旗"を手渡された曙の新団体「王道」が旗揚げされ、旗揚げ戦には所属となったケア、ZERO1、WRESTE-1、大日本、東京愚連隊、はぐれIGF、AAA、他フリー勢が参戦、レフェリーとして全日本プロレスの名誉レフェリーである和田京平レフェリーが裁くことになるもするも、肝心のエース・曙がDDT3月21日両国大会出場後に肺炎で4月上旬まで入院していたことが発覚、コンディションが万全の状態ではないままで旗揚げ戦を迎えてしまった。

曙はケア、SMOPの盟友である浜と組み、田中&岡林&関本組と対戦、自ら先発を買って出た曙は岡林とのマッチアップでは、ぶちかましで岡林を弾き飛ばすなど体調不安を一掃させるが、試合はケアが田中組の連係の前に捕まる展開となる。
ケアは関本にサンケアキックからのハリケーンスパイクで反撃すると、交代を受けた浜が串刺しボディーアタック、スチームローラー、ハマケツと岡林に浴びせて曙に繋ぐ。
しかし曙が田中組のトレイン攻撃に捕まると関本のフロッグスプラッシュ、岡林のゴーレムスプラッシュ、田中のスーパーフライを立て続けに喰らい窮地に立たされる。
勝負と見た田中はスライディングDを決めるが、もう一発は曙がキャッチしてチョークスラムを連発すると、浜の串刺しヒップアタック、ケアのTKOの援護を受けてからヨコヅナファイナルインパクトを決め3カウントを奪い、旗揚げ戦を自らのフォール勝ちで飾った。
試合後はファンにあいさつして大会の幕を閉じるも、バックステージでは熊本で被災地を訪問している大仁田厚に代わり保坂秀樹が大仁田からの親書を曙に渡し、曙に対して電流爆破デスマッチでの対戦を要求した。

また第3試合では熊本で被災し欠場となった岡本に代わり黒覆面がカシンと組んでNOSAWA&雅央組と対戦も、黒覆面は現れず、カシン一人で二人を相手にすることになり、試合も試合中に白覆面とパンディータが乱入してカシンに大仁田からの親書を手渡し、かねてからはぐれIGFに興味を持っていた大仁田がFMW5・14新木場への参戦と4・27後楽園での返答を要求し、カシンからOKの返事を得てから白覆面はNOSAWA組と結託してカシンを痛めつける。
そこで鈴木秀樹のテーマに乗って黒覆面が駆けつけカシンを救出、オリャーラリアットを狙う雅央を蹴散らしてから白覆面の覆面を剥いで正体は保坂とバラしてから、NOSAWAをダブルアームスープレックスで3カウントを奪い勝利を収めた。

旗揚げ戦は曙がわかりやすいプロレスを標榜しているとおり、肉弾戦主体のプロレスをリングの上で表現したが、それが馬場さんの王道かというと、もし馬場さんが生きていていたら、肉弾戦のプロレスもまたプロレスの一部であると答えていたと思う、曙のやっていることは馬場さんの王道ではなく曙の王道に過ぎないし、それをいかにキレイに見せるか、見せるプロレスへのこだわりが馬場さんの言う王道プロレスである。
厳しいことを言うかもしれないが、馬場さんの王道を受け継いだ以上、そういった目線でも見られるし、当然ながら馬場さんから直接指導を受けた秋山準の全日本プロレスと比べられるのも仕方のないことである。

そして大仁田も姿を見せずとも親書だけで存在感を発揮したが、王道ではなくFMWの話で王道とは全く関係ない(そういった意味でははぐれIGFと対戦するために王道を利用したかも…)ただはぐれIGFは興味は持たれていても、実際どこも手は出さなかったが、今回大仁田が敢えて禁断の果実に手を出すというのか、FMW27日後楽園大会では大仁田らFMW軍は船木誠勝、高山善廣らUWF軍と対戦するが、はぐれIGFが絡むことでどういう科学変化が起こるのか?

 最後に今回は京平レフェリーが登場することで全日本との関係は保たれているが、曙は秋山体制の全日本を良く思っておらず、また元子さんも曙にべったりなだけに、いつ全日本との共存共栄のラインが破られるかどうかわからない…
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