忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

曙の「王道」が始動…同時にジャイアント馬場さんという大きな存在も背負った

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

曙の「王道」が始動…同時にジャイアント馬場さんという大きな存在も背負った

<プロレス格闘技DXより>
 曙が1日、東京・六本木のハードロックカフェ東京店で会見し、王道の旗揚げ戦となる4・20後楽園ホール大会『王道 THE BEGINNING』の開催を発表した。曙はメインイベントで太陽ケア&浜亮太と組んで田中将斗&関本大介&岡林裕二との対戦が決定。2ヶ月に一回のペースで大会を開催していく意向を示し、地方興行や大会場進出も視野に入れた。

 曙が立ち上げる新団体・王道がこの春、いよいよ始動する。旗揚げ戦の舞台は4・20後楽園大会に決定。大会名は『王道 THE BEGINNING』とネーミングされた。


  当日は全6試合を予定し、曙はメインイベントに登場。かつて世界タッグ王者に君臨したケア、アジアタッグ王座を2度戴冠した浜と信頼できるパートナー二人とトリオを結成し、ZERO1・田中、大日本・関本&岡林の豪華トリオと激突する。「普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードを」をコンセプトに、ブードゥー・マーダーズのTARU、ブードゥーマスク、東京愚連隊のNOSAWA論外、MAZADA、大日本・橋本大地、井上雅央らが参戦。AAA/LUCHA UNDERGROUND提供試合も組まれる。


  メインを張る曙が「これこそ王道っていうか、わかりやすい」と思い描いているのが大型選手たちによる肉弾戦。「大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかった」と意気込んでいる。「右下腿蜂窩織炎」、「右足底皮膚潰瘍」を発症し、2月に入院していたが、曙は「絶好調」を強調。ZERO1の3・6後楽園大会で復帰戦も控え、「早く試合したくてうずうずしてますよ」と声に力を込めた。


  所属選手は現時点で曙とケアの二人のみ。旗揚げ戦のように他団体やフリー選手を招へいし、2ヶ月に一回のペースで興行を行っていくつもりだ。「偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたい」と地方大会の開催も見据える曙は、「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね」と将来的には大会場に進出する可能性も示した。


  そのためにもまずは4・20旗揚げ戦を成功させるのみ。曙は自ら立ち上げた新天地でプロレスの原点であり、“王道"といえる肉弾戦を繰り広げる。


☆4/20(水)東京・後楽園ホール『王道 THE BEGINNING』18:00開場、19:00開始


▼タッグマッチ
相島勇人 宮本和志(1/30)TARU ブードゥーマスク


▼AAA/LUCHA UNDERGROUND 提供試合
AAA推薦選手X (1/30) AAA推薦選手XX


▼6人タッグマッチ
曙 太陽ケア 浜亮太(1/無) 田中将斗 岡林裕二 関本大介


【会見における曙】
▼曙「タイトルが王道 THE BEGIINNINGというベタなタイトルですけど、初めてなのでTHE BEGIINNINGというタイトルをつけさせていただきました。とりあえず3試合発表させていただきます」


――王道のリングでどんなプロレスをみせたい?


▼曙「正直な話をいうと僕の考えは第1試合から第6試合まで190センチ以上、100キロ超えの選手を揃えたかったですね。ただ、いろんな人と相談したら、メインの前にお客さんが疲れちゃうんで。考えを変えて普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードをと。いろんなところに相談しまして、こういうカードになりました」


――メインカードのコンセプトは?


▼曙「これこそ王道っていうか、わかりやすい。しかも正直いうとこの対戦カードをみるだけで王道チームがやばいんじゃないかっていうカードにはなってますね。今まで戦ってきた人、曙としてはSMOPの浜亮太、アジアタッグも獲ったことあるし。太陽ケアさんとは世界タッグも獲ったことあるし、やっぱりタッグパートナーとしてはこの二人ですね。僕らの勢いでいくプロレスの代わりにケアさんがうまさでカバーするような。対戦相手としては浜選手とアジアタッグを獲った時、争ったのが関本選手と岡林選手。その時は岡林選手がどっちかというとまだ若手。その時、浜ちゃんもどっちかというと若手で。今、大日本のタッグベルトを持ってるのが浜選手だし、大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかったですね」


――ケアは王道所属?


▼曙「そうです」


――試合数は6試合になると?


▼曙「はい」


――今後の興行ペースはどのぐらいでやりたい?


▼曙「一番問題なのは契約選手がいないんで、どうしても皆さんの日程に合わせないと。僕らスタートしたばかりなんで、興行できないんで。でも2ヶ月には1回ぐらい間違いなくやりたいなと思ってます」


――全日本で分かれた潮崎らから協力の声があれば?


▼曙「ぜひ。たぶんこっちとしては立ち上げるのが遅かったというか、実は今日もジムで一緒だったんですけど、本人に聞いて、『手伝えることがあればいつでもおっしゃって下さい』と言われたんで」


――地方大会もやっていく?


▼曙「僕としてはそうやりたいですね。偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたいですね」


――選手をスカウトする気持ちは?


▼曙「気持ちはありますけどね。まずこの旗揚げ戦を成功させて、それからですね。みてここに入りたいといってくれる人がいればぜひ若手でも何でも」


――体調は問題ない?


▼曙「絶好調ですよ。早く試合したくてうずうずしてますよ」


――今後、他の団体や格闘技に出る気持ちは?


▼曙「今、ほとんど他の団体ですね。日曜日から試合に復帰しますんで。ただ王道のためにも出るんで、他の団体も出ながら王道も考えていきたいなと思ってますね」


――サップとの再戦は?


▼曙「チャンスあればですね。ちゃんと頭から血が出ないようにしておきますよ」


――旗揚げ戦は後楽園だが、両国など大きい会場でやっていきたい気持ちは?


▼曙「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね。まずは4月20日を成功させてからですね」


――ファン層が広がっているが、どんなファンにみてもらいたい


▼曙「たぶん相撲と同じだと思うけど、新しいものはもちろんいいんですけど、やっぱり昔のものを見たいお客さんもたくさんいると思うんですね。若い人気ある選手とかはたくさんいるんですけど、昔からプロレスのファン、昔のプロレスが大好きな人が。どこまでできるか全くわからないですけど、昔のファンのためにも頑張っていきたいと思ってますね。もちろん世代は変わってると思うんですけど、やっぱりわかりやすいプロレスを見たいお客さんはたくさんいると思うんですよね」


――王道とは?


▼曙「なかなか言葉では表せられないんですけど、もちろん激しい試合もそうだし、楽しい会場作りもそうだし、一番自分的に引っかかってるのはやっぱり会場ではプロレスラーなんだけど、終わってからは普通の人というか。自分らの相撲時代もそうだったんですけど、尊敬の目はありましたね。かっこいいとかのも大事なんですけど、やっぱり強いなとか尊敬の念というか。礼儀正しいのもそうだし、ちゃんとお客さんに感謝を持ってリングに上がる。それも含めて自分の中では王道だと思ってますね。ただリング上だけじゃなく出てからも


 曙が会見を開き、4月20日の後楽園ホールで「王道」の旗揚げ戦と、太陽ケアが所属になったことを発表した。


 馬場元子さんから「王道」の“錦の御旗”を託された曙は旗揚げへと動いたが、全日本からはの参戦はなく(全日本は当日はOFF)、WRESTLE-1の浜にオファーをかけ、東京愚連隊やAAA勢の参戦や、全日本を退団しNOAHに参戦している潮﨑に協力を求めるなど、全日本とは一線を画して独自路線を取ることになったようだ。


 月2回のペースで大会を開催と地方興行や大会場進出を視野に入れたが、いくら「王道」の“錦の御旗”を託されたとしても、曙の「王道」はどこまでファンから支持されるか、秋山全日本やジャイアント馬場さんの王道と比べられるのは必至だと思う。


 秋山らは「全日本プロレス」の看板を引き継ぐも脱・馬場を図っているのに対し、「王道」の“錦の御旗”と共にジャイアント馬場さんという大きな存在を背負うことになた曙、曙は簡単に見えて難しいことを選択したのかもしれない。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。