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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

G1 CLIMAX 26開幕もオカダが丸藤、棚橋がSANADAに揃って敗戦という波乱のスタート!

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G1 CLIMAX 26開幕もオカダが丸藤、棚橋がSANADAに揃って敗戦という波乱のスタート!

7月18日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」北海道立総合体育センター 北海きたえーる 5533人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 ○中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(10分39秒 片エビ固め)本間朋晃 KUSHIDA 田口隆祐 Xキャプテン・ニュージャパン
※ヘラクレスカッター


◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○中嶋勝彦(9分37秒 片エビ固め)小島聡 ×ジュース・ロビンソン
※バーティカルスパイク


◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(10分9秒 体固め)YOSHI-HASHI ×外道
※東京ピンプス


◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(12分4秒 片エビ固め)永田裕志 マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー
※MX


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○天山広吉(14分08秒 片エビ固め)[1敗=0点]X石井智宏
※天山プレス


【天山、小島の話】
天山「やりました。1勝目、初戦1勝目。コジ!コジ!ありがとう!コジがいたおかげで、ほんまに力強い。まるで、“テンコジ”で試合やってみたいな気持ちもらいました。ありがとう(※小島とガッチリ握手)」


小島「(※目に涙を浮かべ)ありがとうございました」


天山「ありがとう。コジには、感謝しきれないし。この『G1 CLIMAX』の権利も、コジからもらうことになって、これはヘタなことできないって、自分自身思ったし。コジが見てる目の前で、いい試合、いいカッコせなアカンと思ったし。もう気が気じゃなかったですけど、この緊張感の中で、やっぱ『G1』というのを、何十年って闘ってきた中で、やっぱり今までにないね。こういう形で、コジがセコンドについてくれた。ほんまに心強い。石井も、ほんまに『どこにそんな力があるんだ?』っていうぐらい、ガンガンきたしね。『チキショー!やられてたまるか!』っていう時に、コジがリングサイドで『天山!』って、檄を飛ばしてくれた。それだけで、『起きなアカン!』って気持ちになったしね。俺も最後ガッチリね、ラリアットやったけども、コジの真似はできないね。コジの目の前でやらしてもらったけど。また教えてください。ありがとう(※小島とガッチリ握手)」


小島「ありがとうございました」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○真壁刀義(10分37秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xタマ・トンガ
※キングコングニードロップ


【真壁の話】
真壁「白星スタートだ。タマ、めんどくせぇ。ここだっていう時にさ、メチャクチャくるじゃんかよ。もうチャンピオンベルト巻いてるだろ、タッグのよ。もうレベルが上がってんだよ、格段に。いいんじゃない。いいんじゃないって、俺がそんな第三者で見てるわけでも、なんでもねぇよ。病み上がりから、来たんじゃねぇの。やっぱりよ、試合やってるヤツと、やってねぇヤツはよ、こんだけ運動の差が出るんだな。いつもの調子でいけるかと思ったら、っんなこたぁねぇ。まぁでも、タマ・トンガも、バッドラックも、自覚が出てきたろうし。だからこそ、叩き潰すのが楽しい。まぁ楽じゃねぇな。この立場で、あのヤローどもによ、ぐうの音も出ねぇぐらい公式戦で勝ってれば、文句ねぇのによ。まぁそれぐらい、ヤツらが変わり出したってことだ。いいんじゃねぇの。俺も変わらなきゃな」


――『NEW JAPAN CUP』のかりを返して、『G1』好スタートを切りましたが?
 真壁「ただ、内容だよね。いちいちめんどくせぇとこ突いてきやがる。やっぱ途中で足を痛めたのは、一番デカいな。『こんなとこで』と思ったけどさ、やっぱ場外に落ちた時に、やっぱちょっと、俺落とすの得意だけど、落とされるのは、そんな慣れてねぇから。そういうとこ出たな。(※カメラに向かって)もう俺のコメント終わってんだよ。あとは、オメェがどうやって口説くかだよ。わかるか?わかるだろ?(※カメラマンが後ろに引くと)後ずさり?あっそう。(※カメラマンが寄ると)前に来る?あっそう。押しては引き、押しては引き。これだよな、これが必要なんだよ、俺のプロレスには。一辺倒だから、押すだけだろ?あぁやっていなされるのは、得意じゃえんだよ。とりあえず、タマ・トンガおさえたから、次誰だ?町田で棚橋か?アイツも同じようなタイプだよ。同じようなタイプで、何回もベルトを巻いてる。だからこそ、すべてを優位に進めたいな。そしたら間違いねぇだろ。それだけだ」 


【トンガの話】「(※コメントブースのインタビューバックに、顔に塗ったペイント『TAMA』を書き込む)俺は『G1』にいるだろ……俺は『G1』にいる。そして、今真壁も、俺が『G1』にいることが、わかったはずだ。お前たちも、俺が『G1』にいることを、そろそろ気づいただろ」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○後藤洋央紀(9分18秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xバッドラック・ファレ
※GTR


【後藤の話】「まず一つ!次も誰であろうが、関係ねぇ。俺の目の前に立つヤツは、すべて、なぎ倒すだけだよ。これが俺の、スターイル!」
 
【ファレの話】「クソッ!俺は、後藤をなめていた。それは、俺の間違いだった。だから、今日の試合はなしだ。もう一度勝負だ。次は俺が勝つ。『G1 CLIMAX』フ●ッキング!」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○SANADA(19分30秒 Skull End)[1敗=0点]X棚橋弘至


【SANADAの話】
SANADA「まぁ復帰戦の相手に勝つっていうのは、ただの通過点なんで。あんまり勝っても、嬉しくないですね。まぁでも、あと俺に足りないのは、“結果”だけなんで、そういう意味では、棚橋弘至っていう、“プロレス界の顔”に勝ったんで、これでやっと、みんなも俺に振り向いてくれるかなと思います。ただ、俺は次の目標に進むだけです」


――次の公式戦が、オカダ・カズチカ選手ですが?
SANADA「まぁ負けっぱなしなんでね、そりゃあんま気持ちよくないですよ。まぁチャンピオンに勝ったら、ほんとの意味でみんな振り向いてくれると思うので、楽しみにしててください」
 
【棚橋の話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま床に倒れこみ、大の字に)……ハァハァ……負けました……でも、帰ってきました。大丈夫。目標は、見失ってないから。ゴールは見えてるから。それに向かっていけば、大丈夫だから。俺が『大丈夫』って言えば、全部大丈夫だから。(※立ち上がって)みんなギラギラして、真夏に余計熱いけど、俺だけ、この『G1』キラキラしてますから。一人“キラキラの夏”」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○丸藤正道(19分07秒 エビ固め)[1敗=0点]Xオカダ・カズチカ
※ボールシフト式エメラルド・フロウジョン


(試合終了後)
丸藤「お久しぶりです! 新日本プロレスファンの皆様(※場内騒然)。おそらくこの4年のあいだに、俺を知らない人もたくさんいるでしょう。でも、でも、この夏、見ててくれ。俺のことを、よーく覚えていってくれ(※大拍手)。オカダ選手、ホントに! ホントに素晴らしい。ホントに素晴らしい。たぶん、世界を探しても、あんないい選手はいないと思う(※大拍手)。次やったらわからない。でも!! この夏を、制するのは、この、俺だ(※大歓声)」


【丸藤の話】
丸藤「よしっ!」


――丸藤選手、4年ぶりの『G1』で、オカダ・カズチカ選手を破りましたが、この結果どのように感じてますか?
 丸藤「いや、素直に嬉しいですよ。年齢も、キャリアも、下かもしれない。でも、素晴らしい選手だし、ほんとに今、俺なんかより、全然日本のトップの選手だと思うし。でも、そういう彼に勝てたっていうのは、素直に嬉しいです」


――最後のフィニッシュでは、ここ一番での大技が出ましたが?
 丸藤「そうだね。まぁある程度読まれていた部分も、膝とかもあったんで。まぁでも凄いね。次やったら、どうかな?あんなドロップキック喰らったの、ほんと初めてだよ」


――今日初めてシングルで闘った中で、丸藤選手が上回っていた部分は?
 丸藤「なんだろう?やっぱり、自分のやりたいプロレスっていうのを、やり抜いた部分かな。そして、もちろんノアのファンの方も最高だし、新日本プロレスファンの皆さんも、久々にお会いしたけども、やっぱ最高です。“最高のプロレス空間”だと思いますよ」


――オカダ選手が負けたということは、新日本プロレスファンにとって衝撃でしたが、丸藤選手に対して拍手も起きましたが、その声援についてはいかがですか?
 丸藤「いや、オカダ選手を応援する人間がいて、あぁやって俺を応援してくれる人がいて、俺のことをあまり良く思ってない人もいたりして。でも、すべてをひっくるめて、プロレスだと思うし、それがこの空間にはあったんで、その中でも勝利を獲れたのは、何て言うのかな?だいぶ歳も、キャリアも積んで、ちょっと丸藤正道というプロレスのキャリアが停滞しつつある部分で、“素晴らしい一日”になったんじゃないかなと思います。まぁこんなことを言っても、まだ初戦なんでね。でも、どうだろう……“優勝と同じぐらい価値ある一勝”だったんじゃないかな。まぁこれで落ち着いててもしょうがないんで、ガンガンいきます!」
 
【オカダ、外道の話】
オカダ「(※フィンレーに肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま床に座り込み、丸藤選手のリングでのマイクを聞き)言ってくれるね。『オカダ選手、素晴らしい』?素晴らしいだけじゃな、IWGPのチャンピオンになれねぇんだよコノヤロー。ハァハァ、開幕前に、『IWGPの闘い見せる』って言って、このざまだよ。『IWGPチャンピオン狙ってくる』そんなの言い訳にならない。まぁしっかり丸藤さんの“貸し”として、“1”渡しとくよ。その“貸り”をしっかり返してもらう。とりあえず『G1』中だ。IWGPチャンピオンとして、しっかり優勝だコノヤロー」


 外道「丸藤!レインメーカーが、『G1』を制した後に、また会いましょう」


 いよいよ「G1 CLIMAX26」が開幕、開幕戦。メインはIWGP王者のオカダとNOAHの丸藤が対戦、これは自分的にも注目していた試合の一つで、オカダは岡田かずちか時代にNOAH勢との対戦はあったが、丸藤との対戦はなかった、そのせいもあって初対決でもある。
 試合はオカダが側頭部へのスライディングキックから得意の首攻めを展開するが、丸藤をコーナーに乗せて下からのドロップキックを丸藤が阻止すると、オカダが右手でロープを掴んだところで丸藤がオカダの右腕めがけて二ードロップを投下してから状況が一変、場外にたまらず逃れたオカダに丸藤は鉄柱や鉄柵の扉を使って腕攻めを展開、オカダもショルダースルーから流れを変えようとするが、丸藤の追尾式アックスボンバーで再び場外へと逃れると、今度はオカダの右腕めがけて丸藤がロープ越しのストンピングを投下、更にリングに戻ったところでfrom コーナー to コーナーで追撃するなど、試合の主導権を握る。
 丸藤は不知火で勝負を狙うが、オカダは阻止し丸藤の背中を見せる形でコーナーに固定して下からのドロップキックを放つと、ツームストーンパイルドライバーは阻止されても、突進したところでドロップキックを放ち、レインメーカーを狙うが丸藤はオカダの右腕への虎王、虎王、見えない角度からのトラースキックと畳み掛けてからポールシフト式エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い勝利、内容的にも完勝だった。
 丸藤は基本的にホーム(NOAH)、アウウェイ(他団体)と使い分けて試合運びをし、またアウウェイにたった時は鈴木みのる顔負けのエゲツなさを発揮する、団体ごとにホームとアウウェイを巧みに使い分ける丸藤、まさに天才としかいいようがない。
 
 セミの棚橋vsSANADAも武藤敬司の影響を受けている二人の試合ということで注目していたが、序盤は棚橋が執拗なヘッドロックで先手を奪うが、SANADAも相手が棚橋であることと、棚橋の左肩がどこまで回復しているのかのもあってやや慎重気味だったものの、場外戦での左肩攻めから流れを変え、リーブロックの連発からのドロップキックなど本来の動きを取り戻す。
 しかし棚橋は低空ドロップキックからのドラゴンスクリューとSANADAの師匠である武藤ムーブで動きを止めにかかると場外に逃れたところでプランチャ、ロープ越しのドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで捕獲、だがSANADAは痛い足を引きずりながらもスワンダイブ式ミサイルキックを放ち、エルボー合戦のあとでTKO、そしてSkull Endで捕獲して棚橋を追い詰める。
 SANADAは再びSkull Endで捕獲するが、棚橋はツイスト&シャウトで切り返すとダルマ式ジャーマンからハイフライフローと一気に勝負に出るが、SANADAが新日本参戦から使用していなかったRKOを解禁して迎撃すると、ラウディングボディープレスの連発からSkull Endで捕獲し棚橋はギブアップ、棚橋もSkull Endを凌いで油断したのか、SANADAも“真田聖也”の引き出しも出して棚橋から勝利を奪う。

 後藤vsファレはコーナーに昇った後藤をファレが突進して落とすが、場外へ落とした際に後藤が足を負傷、だがファレは足を攻める技がなかったのか体格を生かした腰攻めを展開、足を攻められなかったのは後藤にとってすくいだったのかもしれない。
 牛殺しを阻止したファレは串刺しスプラッシュ、ボディープレス、グラネードからバットラックフォールを狙うが、着地した後藤はスリーパーで捕らえ絞めあげてからのGTRで勝利となる。

 真壁vsトンガはトンガの奇襲を真壁が返り討ちも、真壁が場外へ落ちた際に腰を強打したのか失速、ここからトンガがハングマンDDTやエルボーの連打で攻勢をかけ、ガンスタンを阻止した真壁もラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスで反撃する。
 トンガは串刺しスピアーからコーナーへ昇ろうとするが、間が空きすぎたのか真壁が追いかけコーナーで競り合いとなり、真壁がスパイダージャーマン狙いをトンガが必死で阻止しようとするが、真壁はスパイダー式フロントスープレックスを披露してからのキングコングニーで3カウントを奪い勝利、新パターンで勝つには勝ったが、腰に不安を抱えてしまう。

 天山vs石井は石井が頭部へのストンピング、顔面への蹴りと挑発的に攻めるが、天山がモンゴリアンチョップを乱打して押し返し、石井も首に爆弾を抱えているせいかボディーブローのように効きだし、怯み始める。
 天山は新技リバースカーフブランディングも披露しマウンテンボム、ダイビングヘッドバット、アナコンダバイス、アナコンダバスターと畳み掛けるが、天山プレス狙いは石井がパワーボムで落とす、だがいつもの天山だとここからズルズルとしていくのだが、石井のラリアット、スライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターを堪えると、頭突き合戦に持ち込んで制し、石井のジャンピングハイキックも頭突きで迎撃すると久しぶりにTTDで突き刺し、小島を意識してラリアットを炸裂させると、最後は天山プレスで3カウントを奪い勝利。まるで優勝戦かと思わせるほどの試合だったが、天山はG1で全てを出し切る覚悟でいる。

 Aブロックはオカダ、棚橋の両横綱が敗れるという波乱のスタートとなった、果たして今年の新日本の熱い夏は誰が制するのか?

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