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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

棚橋、オカダは30分フルタイムドローで共倒れ!丸藤を降した後藤が優勝戦へ進出!

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棚橋、オカダは30分フルタイムドローで共倒れ!丸藤を降した後藤が優勝戦へ進出!

8月12日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」東京・両国国技館 6598人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(3分7秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ダイビングエルボードロップ


◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 中西学 ○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(4分40秒 グラウンドコブラツイスト)本間朋晃 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー


◇第3試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○小島聡 KUSHIDA(8分28秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI 中嶋勝彦 ×小峠篤司
※ラリアット


◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(7分40秒 体固め)内藤哲也 EVIL ×BUSHI ジェイ・リーサル
※ライト・オブ・パッセージ


◇第5試合◇ 
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○SANADA(12分12秒 Skull End )[2勝7敗=4点]×天山広吉


【SANADAの話】
SANADA「ノーコメントと言いたいところなんですけども、まぁ今日の対戦相手の天山広吉、『最後のG1』って言われてたんですけど、そこは俺が勝って、“世代交代”っていう言葉は、あんま好きじゃないんですけども、まぁそういうのが見られたんじゃないかなと思います。あと今日で、『G1』終わっちゃうんすけども、もっともっと個人的に、上にいきたいし。ロスインゴでも、上にいきたいと思います。今後も期待しててください」


――天山選手に引導を渡した形になりましたが、今のお気持ちは?
SANADA「別に、特には。元々、そういうのはなくても、俺は上目指してますし」


――特に天山選手だからというのは?
SANADA「そういうのはないです。そろそろ新しいモノを、見せていかないといけないと思うんで、変えていきたいと思います、俺が。ロスインゴは、変えます」


【天山、小島の話】
天山「あぁ……精根尽き果てた。なんだろう、なんか変なもん出てくるよ。自分が情けないのか。それとも、あそこまでいっときながら、勝てへん。ファンのお客さんの声が、めっちゃ聞こえて。めっちゃ聞こえて、力になってんのに。コジも、後ろから押してくれて、『やらなあかん』ってなって。もちろん勝ちたい。勝たな、結果がすべてですよ。今さら勝ったところで、なんやって言われるかもしれんけど、でも今日ぐらい勝ちたかったな。なんぼでも勝てるチャンスあったんやけど、いっぱいですよ。ほんまコジには申し訳ない。コジのおかげで、この『G1』出ることできて、コジがこうやって毎日ついてくれて、最初1試合2試合調子良かった。そのまま波に乗っていきたかったですよ。なんかね、コジに助けてもらって、いけると思って。この『G1』、俺だけの『G1』じゃない。テンコジの『G1』って、コジと一緒に突っ走ろうって思いましたよ。でも、最後の最後に、こうやって負けてもうてね。ほんまにごめん。最悪な結果を出して、結果も残せへんって、ほんまコジには申し訳ない。でも、良い夢見させてもらった、コジのおかげで」


 小島「(※涙を流しながら)まだプロレスラーですから。俺も、天山も、まだ2人ともプロレスラーですから。生きていれば、いろんなことありますよ。でも、俺たち今までも乗り越えてきたから、いろんなこと。今日も本当に素晴らしい生き様を、見させてもらいました。ほんとにありがとうございました」


 天山「コジがそう言ってくれるから、俺は甘えてしまうんや。でもね、ほんま嬉しい。コジがこうやってね、誰一人として、俺の声を聞いてくれなかった。コジだけが、こんなことないよ、ほんまに。コジの気持ちに応えたかった。コジが『優勝して帰れ』って言ってくれた。俺、約束なんも果たしてない。でもこうやってね、俺のために言ってくれて、俺は最低やけど、最高のパートナー、コジですよ。ほんまにありがとうな」


 小島「(※天山とガッチリ握手)これからも頑張りましょう。ありがとうございました」


 天山「頑張ろう。オッケー。今、コジが励ましてくれた。これで終わりちゃう。いつまでも、コジがそばにいる限りは、まだまだ俺も命賭けて、このリングでもっと闘っていかなあかんって思います。足の一本、腕の一本、首が折れても、這いつくばってでも、まだまだ、しつこくいくから。ありがとうございました」


◇第6試合◇ 
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]石井智宏(12分33秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(8分39秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×バットラック・ファレ
※ガンスタン


【ファレの話】「チキショー!タマ!(※トンガをコメントブースに呼び込むと、トンガと肩を組む)タマは、何にも簡単に許さないことを、今日示した。誰でも、チームメイトでも許してやらない。そのことに関しては、尊敬する(※ファレはトンガを残し、コメントブースを去る)」


 
【トンガの話】「(※ファレがコメントブースを去ったあと、ファレに向けて)愛してる。だからこそ、最初ピンフォールを受けられなかった。最初から、俺はファイターだった。だから、今日も闘った」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○後藤洋央紀(13分17秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×丸藤正道
※GTR


【後藤の話】「よし!この『G1 CLIMAX』力の限り、闘いました。あとは、メインの結果次第。しっかり見させてもらいますよ」
 
【丸藤の話】「本当は、優勝してこなきゃ、ノアのファンのみんなに、面目立たないんだけども……でも、『G1』充実感もあったし、何か、このままじゃ終わらないんじゃないか?終わらせない。『G1』の公式戦じゃないかもしれないけど、明日、明後日もあるだろ。俺はまだ終わってねぇぞ」 


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗1分=11点]棚橋弘至(30分時間切れ引き分け)[5勝3敗1分=11点]オカダ・カズチカ
※後藤が優勝戦進出


【棚橋の話】
棚橋「(※川人に肩をかり、コメントブースに現れると、床に倒れ込み)すいません。ちょっとこのままで……」


――2人には、30分は短すぎた結果となりましたが?
 棚橋「そんなことないよ。そんなことないって。結果的に、棚橋の復調具合が仇になったから」


――まさかの引き分けで、決勝戦進出を逃しましたが?
 棚橋「ほんとはね、ほんとはだよ、ようやく怪我から、みんなの前に復帰したっていうね、喜びを噛みしめたいシリーズだったけど……あぁ!そうはやらしてくんねぇのが、新日本プロレス……2連覇の夢が……ただ、強がりだけ、最後に言っとく。終わりは、始まりだから」
 
【オカダの話】「『G1 CLIMAX 26』俺の『G1』は、今年はもう終わりだ。完敗じゃねぇぞ、完璧な引き分けだ、コノヤロー。でもな、『G1』は終わってもな、俺のIWGPの闘いは終わってない。借りを返す敵もできたし。次はまだ何も分からないけど……東京ドームだな。東京ドームで、改めて、覇者と、まぁ東京ドームじゃなくてもいい。とりあえず、終わりだ。俺の『G1』は。(※外道に肩を叩かれながら、コメントブースを後にした)」
 
【後藤の話】「まずはじめに、俺の決勝進出を予想してたヤツが何人いるかって話だよ。『ざまぁみろ!』って、そういう気持ちもあります。とにかく、全世界のプロレス業界が注目する、『G1 CLIMAX』決勝戦。後藤ワールド見せてやるよ。言葉じゃない。本当のストロングスタイルを見せてやるよ。以上です」


――『G1のGは、後藤のG』とおっしゃっていましたが、今回もまた?
 後藤「『G1のGは、後藤のG』。『GHCのGも、後藤のG』で。それで丸く収まった。あとは、決勝。期待してください」


 いよいよラストスパートを迎えたG1、両国3連戦1日目はAブロック最終公式戦が行われ、まず10点の真壁が石井と対戦し、両者はロープブレークなしの“ど真ん中”プロレスを展開、終盤には真壁が後頭部、正面とラリアットを放ち、ジャーマン、そしてスパイダージャーマンからのキングコングニーは自爆となると、ラリアットや頭突き合戦を制した石井がスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、真壁は脱落となる。


 10点のファレはトンガと対戦し、BULLET CLUBの同門同士の対戦ということでファレはワザと負けるように迫り、トンガが寝てファレが踏みつけてカバーするもトンガはクリアし、再度カバーするもまたトンガはクリアする。
 これに怒ったファレは場外の裕二郎らにトンガをバットラックフォールで投げつけると、パワー全開でトンガを攻め立てるが、リバースガンスタンで流れを変えたトンガは、ファレのファレハンマーを見切ってスピードで翻弄すると、グラネード狙いをヴェレノで切り返してからガンスタンで3カウントを奪い、ファレは脱落。試合後はファレも潔く敗戦を認めノーサイドとなる。


 10点同士の丸藤vs後藤は丸藤が場外戦で鉄柵めがけてのフェースクラッシャーから首攻めを展開し、鞭のようにしなる逆水平で試合の主導権を握る、後藤は村正で流れを変えるが、丸藤は側転からのドロップキック、プランチャ、後藤がリングに戻ったところでフロムtoフロムコーナーで強襲するが、追走式ロープワーク合戦は後藤が制すると変型牛殺し、丸藤は串刺し虎王から不知火を狙うが後藤が阻止し、虎王も後藤が頭突きで迎撃する。
 丸藤は見えない角度からのトラースキックから不知火を狙うが、後藤はスリーパーで捕獲して絞めあげるとGTRで3カウントを奪い、丸藤は脱落し、この時点で後藤が12点でトップに立つ。


 メインは10点同士のオカダs棚橋、どちらかが勝てば共に後藤に勝っていることから優勝戦進出だが、引き分けの場合だとトップの後藤が優勝戦進出、棚橋vsオカダは30分越えも試合が多いことから両者は時間との戦いも強いられることになった。
 試合は序盤からオカダがジャックナイフからのリバースネックブリーカーから一気に仕掛け、早くもレインメーカーを狙うが、棚橋が首固めで阻止する。
 速攻勝負に失敗したオカダはジャベなどでスタミナを奪いにかかるが、オカダのフロントハイをキャッチした棚橋が軸足である左足めがけて低空ドロップキックを放つと、膝への関節蹴りを駆使して足攻めを展開、オカダもエルボーやコーナーに棚橋を据えてのドロップキックで流れを変えようとするが、棚橋は場外戦で鉄柵越しのドラゴンスクリュー、コーナーからのプランチャと攻め立てるが、リングに戻そうとした隙を突いたオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
 棚橋はフロント式ドラゴンスクリュー、オカダのヘビーレインもスリングブレイドで切り返し、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローを投下するが自爆、しかしオカダのレインメーカー狙いを棚橋はレインメーカー式スリングブレイドで切り返し、オカダのフロントハイをキャッチしてショルダーレッグブリーカー、リング下からのドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、オカダのドロップキックをかわしてからリバーススリングブレイド、しかし勝負を狙ったハイフライフローはオカダが剣山で迎撃する。
 棚橋のスリングブレイドをかわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわした棚橋がドラゴンスープレックスで投げるも、オカダはジャーマン式ツームストンパイルドライバーで突き刺し、互いにレインメーカーをかわし合った後で棚橋がスリングブレイドから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローを決めるがオカダがクリアしたところで時間切れ引き分けとなり、後藤が大逆転で優勝戦進出となった。


 Aブロックは勢いで棚橋か丸藤だと思っていたが、懸命にトップ戦線に喰らいついていた後藤が丸藤を破り、棚橋とオカダは引き分けで共倒れ、まして後藤は優勝候補にも入っておらず、横浜大会で久しぶりに「優勝するぞ! G1のGは、GOTOのG!」とアピールしても半信半疑のファンも多かったと思うが、ここ数年のG1は本命が優勝する傾向が多く、第1、2回を連覇した蝶野正洋もまったくのノーマークから優勝を果たした、それを考えると後藤の進出はありでもあるのだ。
 しかし後藤も2月にオカダに敗れてIWGPヘビー級王座奪取に失敗し、内藤にも敗れてNEW JAPAN CUPの優勝を逃すだけでなく詰られてどん底に叩き落された、そしてオカダの軍門に降る形でCHAOS入りとなり、主役から外されていったかと思いきや、棚橋やオカダ、丸藤を差し置いてのG1優勝戦進出、後藤も“このままでは終わりたくない”という気持ちもあったと思う。
 13日はBブロック最終公式戦が行われるが、後藤の相手は誰になるのか?リベンジを狙うなら内藤、ドラマスティックなら柴田といったところか、Bブロック公式戦も楽しみだが優勝戦も楽しみになってきた。


 最後に消化試合となったがSANADAvs天山はSANADAのSkull EndをTTDで切り返して天山は天山プレスを投下するも自爆、それでも勝負をあきらめない姿勢を貫き、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターで追い詰めるも、SANADAはSkull Endで捕獲し、ラウディングボディープレスから再度Skull Endで捕獲、天山は無念のギブアップとなり、天山は悔し涙を流した。
 天山に大きな期待をかけていたファンのいたと思うし、天山もこんなはずではと思っているはず。しかし待っていたのは2勝7敗という厳しい現実、だが公式戦のところどころでかつての“夏男”だった天山の意地だけはしっかり見せつけ完走した、今年のG1が天山にとって最後の夏となるのかわからない、しかし天山の示した意地だけはG1の中でしっかり残り続ける…

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