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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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ケニー・オメガが内藤哲也を降し優勝進出…BULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い

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ケニー・オメガが内藤哲也を降し優勝進出…BULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い

8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 7477人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○天山広吉 中西学 獣神サンダー・ライガー  タイガーマスク(6分23秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン 田口隆祐 デビット・フィンレー
※天山プレス


◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○丸藤正道(7分56秒 片エビ固め)真壁刀義 ×ジュース・ロビンソン
※不知火


◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○BUSHI ジェイ・リーサル(8分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 小島聡 ×KUSHIDA
※MX


◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 ハングマン・ページ(6分31秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×外道 ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ
※ピンプシューズ


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○本間朋晃(10分29秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]×永田裕志
※こけし


【本間の話】
本間「(※脇腹を押さえながら)あー痛ぇよ。3勝。3勝6敗。胸を張って、3勝6敗。俺は、永田裕志に勝ちたくて、勝ちたくて仕方なかった。でも、たった1回勝っただけじゃ、永田に勝った気にはならない。何でかって?これは初めて言うけど、俺は、2006年頃、新日本プロレスの合同練習に、フリーのくせして何度か参加した。その中で、どこの馬の骨か分からない俺のことを、みんな、全選手、潰しにかかった。『オマエじゃ、こんな練習ついてこれないだろ?』って。でもよ、俺は、必死になってついていった。何でかって?それは、新日本プロレスのリングで試合がしたいから。新日本プロレスが大好きだから。その気持ち、その気持ちだけで、俺はずっと合同練習頑張ってきた。トライアウト、いつ試合ができるか分からない。練習だけかもしれない。そんな中で、永田裕志も、俺のことを潰しにかかった。でもよ、永田さんだけは、練習が終わってから、『お疲れ様。頑張ったな。試合はないかもしんねぇけど、その努力は、いつか報われるかもしれない』。そう言われて、俺は頑張れた。だから、新日本プロレスでの恩人は、真壁さんもそうだけど、永田さんも、密かに俺の心の中で思ってた。その永田さんに勝った。俺は強くなった。恩返しできると思う。でも、これ、1回だけで終われない。次も勝つし、その次も勝つし、永田、オマエには絶対負けねぇからな。あの時の、潰しにかかる練習。いやぁ、キツかったよ。でも、俺はここに、現に新日本プロレスのリングに立ってる。『G1 CLIMAX 26』。3勝。堂々と3勝6敗。最高ですよ。また、ダントツ最下位かもしれないけど、また誰よりも早く、誰よりも早く、来年、『G1 CLIMAX 27』の出場……出場なんだ?予告じゃない。なんだ?」


――宣言ですね。
本間「出場宣言してやる。来年は、3勝、4勝、それだけじゃ終わらないぞ。出るからには優勝だ。まだ決まってねぇけど、出るからには優勝だ。俺は今年、3勝6敗。精一杯頑張りました。ありがとうございました」


――ファンは、”勝つ”以上のものを感じたんじゃないかと思います。
 本間「そうだったとしても、結局勝ち星ですから。そんなね、勝ち星以上の、『頑張ったな』っていう試合は、YOSHI-HASHIに任せておけばいいんだよ。俺は、勝ちに貪欲に、どんどん勝ちを狙っていくだけだから。最高の試合をして、勝つ。最高です。そうやっていきたいです。ありがとうございました。……ただ、脇腹は痛かったです。エルガンのパワーで折れちゃって。新日本、強敵だらけで。幸せです、僕は。もう39歳、今年40歳。プロ入りデビュー20年。まだまだやりたいことがいっぱいある。この業界でやりたいことがいっぱいある。俺は幸せですよ。まだまだやってやります」


【永田の話】
――昨日の試合後、本間選手への厳しい言葉もありましたが、今日リング上で闘ってみていかがでしたか?
 永田「まぁなかなか掴みどころのないヤツだったんで、腕一本、足一本、体一本取るのに、すげぇ苦労しちまったよ。ちょっとだけ、桜庭の気持ちがよくわかったよ。ただのしばき合いをしたのさ。しばき合いで、ちょっと墓穴掘ったかなってところで。あぁ、効いた。だからどうした?本間に言っといてやるよ。この勝利は重いぞ。俺様に勝ったことで、こえれから本間に、多大な期待がいくわけだから。それに応えた試合をした者が、どんどん上に登っていけるし。その期待に応えられねぇヤツらは、どんどん落ちていくんだよ。たかだか俺に勝っただけで、無駄な敗戦にさせんなよ、本間。それにしても、『G1』3勝6敗か……厳しいな。IWGPがますます、俺から遠ざかっていくよ。なんとか手繰り寄せようと思っても、どんどんどんどん遠くに行っちゃうみたいだから。本腰入れるしかねぇかもな。今日の敗戦がどうした?こんなことごときで、永田裕志の価値観が、地に落ちるわけがない。本間よ、これからプレッシャー大変だよ。以上」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○矢野通(3分31秒 赤霧)[3勝6敗=6点]×YOSHI-HASHI


【矢野の話】「YOSHI-HASHI、楽しかったよ。でもな!お楽しみは、これ!から!だ!」


 
【YOSHI-HASHIの話】「ずっと矢野さんと組んでばっかだから、いざ対戦すると、すごい色々考えてて、もうずっと読まれてる気がして、このスタイルではもう歯が立たないなって思っちゃったよ。最後勝って、気持ちよくこの『G1』終わりたかったけど、そんな甘くなかったね。これもいい経験だよ。次、必ず、また『G1』に帰ってきて、今回以上の結果を残して、もっともっと上にいってやるよ。以上」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○EVIL(9分42秒 体固め)[5勝4敗=10点]×柴田勝頼
※EVIL


【EVILの話】「いいか、柴田、よく聞け。俺の方が、俺の方が強いんだ。このリングは、この俺が、支配してるんだ。いいか、よーく聞け。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては、EVILだ」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○中嶋勝彦(16分50秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×マイケル・エルガン
※バーティカルスパイク


【エルガンの話】「このリーガエリーテのベルトに、誇りを持っている。そして、このIWGPインターコンチネンタルのベルトも、誇りに感じるが、この『G1』は、IWGPヘビー級王座挑戦の唯一のチャンスだった。歴代のIWGPヘビー級王者を見たら、そのベルトの価値がわかる。だから、IWGPヘビー級のベルトが欲しかった。だが、今回は失敗した。だから、今後の俺のミッションは、IWGPインターコンチネンタルのベルトの価値を上げる。これから、俺の力で、このベルトを一番にする。これが、俺のミッションだ」
 


【中嶋の話】「ヨッシャー!最後の最後、見たか?新日本。俺が、中嶋勝彦だ!現(IWGPインターコンチネンタル)チャンピオンの、マイケル・エルガンから、最終日、アイツから獲ったってことは、どういうことか分かるか?オイ、どういう意味か分かるか?俺は、止まらねぇんだ!」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)[6勝3敗=12点]×内藤哲也
※片翼の天使
☆ケニーと内藤が「12点」で並ぶも、内藤に直接勝利したケニーが優勝決定戦に進出。


(試合終了後)
ケニー「今日の試合で、いろいろな変化に気付いた。お前らが、俺のことをどう見ていたのか。俺が、お前らのことをどう感じているのかも、変わった。今日、ほんとはみんなの応援が欲しかった。だけど……『ナイトー、ナイトー』と、みんなコールした。ナイトウコールがたくさんあった、『ナイトー、ナイトー』と。だが、俺が勝った瞬間に、みんな『ケニー、ケニー』とコールをし始めた。ほんとに、俺は他のヤツらと同じように、アメリカに行ってしまってない理由は、俺は日本のことをホームだと思っているからだ。だが、(※皮肉を込めて)いいホームだ。みんなはナイトウコールばっかりだった。俺は、お前らに、すべてを与えた。心も、魂も、ヒザも、首も、この『G1』も、すべてを与えた。明日、俺はゴトウを倒す時に、お前らは、ゴトウのことを応援してあげてくれ。でも、ギャンブルする人間だったら、俺に賭けた方がいいよ。グッバイ、グッナイ。バ~ン!(※と言ってピストルポーズ)」


【ケニーの話】「俺を見ろ。もうボロボロだ。めっちゃボロボロだ。だが、俺を倒すものがない。ほら見ろ。このパワー、このスピード、このセクシーな体。みんな、俺のことを欲しがっている。でも、俺は明日の試合をちゃんと優先する。今回の『G1』ファイナルの特別なところは、初めてBULLET CLUBのメンバーが、勝つ可能性がある。そして、外国人選手が、初めて『G1』を制する可能性がある。今回が、外国人選手が優勝する、最初で最後のチャンスかもしれない。俺は、それにふさわしい男だ。俺は、ナンバーワンの外国人選手だし、WWEにも所属しないし。だから、みんな俺のことを欲しがっている。だったら、みんな俺のTシャツを買って、俺のコールをしろ。俺に憧れて。明日から、新しいスタートだ。俺の新しい伝説が始まる。グッバイ、グッナイ」


 いよいよBブロックも最終公式戦、2敗の内藤をトップにケニー、エルガン、柴田が追いかける展開のままラストスパートを迎えた。


 まず柴田vsEVILは、柴田が試合開始からフロントハイキックからスリーパーでEVILを捕らえPKを狙うが、EVILがかわして場外戦に持ち込むと鉄柵やイスを使って柴田の痛めている右肩を攻め、更にイスでメッタ打ちにしてから、イスに右肩をはさんで鉄柱攻撃で大ダメージを与える。
 リングに戻ってからEVILは柴田の右肩を徹底的に攻めるが、柴田は敢えて正面から受けフロントハイキック2連発、エルボー連打、トーキック連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイストと畳み掛けて猛反撃、EVILのEVIL狙いも武者返しで返す。
 柴田はスリーパーで捕らえるが、柴田の右肩に力が入らないのかEVILが強引に脱出して大剛式バックドロップで投げ、柴田の右肩に何度も頭突きを浴びせてからハーフネルソンスープレックス、ラリアット、ダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けて3カウントを奪い、柴田が4敗目で脱落となる。


 エルガンvs中嶋はエルガンがパワーで圧倒するが、中嶋が場外戦に持ち込みエルガンの痛めている左肩めがけてエプロンダッシュのランニングキックから左肩攻めを展開も、エルガンはパワーで押し捲り中嶋に主導権を渡さず、中嶋はエルガンのラリアット狙いをビューティフルドロップキックで迎撃するとランニングキックからバーティカルスパイクを狙うが、エルガンは連続ブレーンバスターで返し、中嶋のコーナーからのフランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけると、ビックマイクフローを投下するが中嶋が間一髪かわして自爆となる。
 エルガンは左右のエルボー、ハンマーから自ら左肩のバンテージを剥がし、ロープ越しのファルコンアローを決めるとエルガンボムを狙うが、中嶋は回転エビ固めで切り返し、エルガンもエルボー、裏拳で押し切ろうとするが、再度のエルガンボム狙いは中嶋が阻止すると、エルガンの右腕にカマイタチ式トラースキック、顔面へのトラースキックと浴びせると、強引にバーティカルスパイクで投げ3カウントを奪い、エルガンも4敗目で脱落となる。


 メインはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤vsBULLET CLUBのリーダーであるケニー、どちらかが勝てば優勝戦進出という一戦は、互いに組み合わず、唾を吐きあうなど牽制し合うも、内藤が低空ドロップキックからの足攻めで先手を奪い、セオリーどおりの足攻めでケニーの動きを止めにかかる。
 しかし場外戦でケニーは内藤にスピアーを浴びせて鉄柵に叩きつけると、エプロンの角めがけて投げつけてから首攻めで反撃、しかしケニーも足へのダメージは大きく、内藤は再び低空ドロップキックから流れを変え、変型足四の字固めで再びケニーの動きを止めにかかる。
 ケニーはコタロークラッシャーからエプロンの内藤にドロップキックを浴びせて場外へ落とすと、本部席めがけてパワーボムで投げ捨て、更に鉄柵越えのスワンダイブ式トペコンヒーロ、エプロン上でのドラゴンスープレックス、ドラゴンスープレックスと畳み掛ける。
 内藤は雪崩式フランケンシュタイナーはケニーがエビ固めで丸め込む、内藤が低空ドロップキックから浴びせ蹴り、グロリア、デスティーノ狙いはケニーが阻止すると。ジャンピングエルボーをキャッチしし、内藤のジャーマンも着地したケニーに内藤が突進するが、ケニーがラリアットで迎撃した後でVトリガーを炸裂させる。
 ケニーは片翼の天使を狙うが、内藤は膝固めで切り返し、再度片翼の天使を狙うが内藤はデスイティーノで切り返し、雪崩式リバースフランケンシュタイナーからデスティーノで勝負に出るが、ケニーはマスキュラーボムで切り返す。
 両者は張り手合戦から内藤がジャンピングエルボーアタックを狙うと、ケニーはVトリガーで迎撃しクロイツラスを決めてからVトリガー、そして片翼の天使を決め3カウントを奪い、優勝戦進出を決めた。


 優勝戦は後藤vsケニーとなったが、後藤にとってG1は再浮上のチャンスならケニーとってのG1は盟友・飯伏幸太を越え、本当の意味でBULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い。
 ケニーはAJスタイルズに代わってBULLET CLUBのリーダーとなったが、最初の標的だった中邑真輔にフラれたままでインターコンチネンタル王座を託され、エルガンに敗れて王座を明け渡し、内藤らロスインゴの台頭でBULLET CLUBだけでなくケニー自身の存在意義も問われていたと思う。
 またBULLET CLUBのメンバーも新日本育ちでないケニーを認めているかどうか、初代リーダーであるプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、2代目リーダーであるAJスタイルズと比べてしまうというのが本音なのではと思うし、新日本を去っていった飯伏の存在も大きく圧し掛かっていったと思う。
 
 ケニーは飯伏だけでなくデヴィットやAJでも成しえなかったG1の優勝戦に進出し優勝に王手をかけた、ケニーにとってG1はファンだけでなくBULLET CLUBにも認められるかの戦いでもある。
 
 後藤vsケニーの予想・・・初対決だけに読みづらい部分もある、たが後藤にしてみれば内藤か柴田に来て欲しかったというのが本音でもあり、スタイル的に違うケニーには戸惑うのでは・・・そういった意味ではケニーが有利と行ったところだ。


 果たしてどちらかが夏男となり、IWGPへ挑戦するのか…


 他の公式戦は永田vs本間はアバラを骨折している本間を永田は徹底的に痛めつけるが、こけしロケットで永田の動きを止めた本間がこけしで3カウントを奪い永田越えを達成。
 矢野vsYOSHI-HASHIは矢野がクリーンファイトと見せかけての矢野ワールドでYOSHI-HASHIを翻弄し最後は急所打ちからの赤霧で3カウントを奪い勝利を収めた。

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