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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

一期一会再び・・・デビュー45周年を迎えた藤波に猪木、前田、木村健悟が駆けつけた!

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一期一会再び・・・デビュー45周年を迎えた藤波に猪木、前田、木村健悟が駆けつけた!

4月20日 DRADITION「藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー in TOKYO」後楽園ホール 2473人 超満員札止め

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○スーパー・タイガー 蓮見竜太(11分39秒 変形羽根折り固め)三州ツバ吉 ×倉島信行

◇第2試合◇
▼30分1本
○LEONA(10分25秒 逆さ押さえ込み)×新井健一郎

◇第3試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
ザ・グレート・カブキ ○大谷晋二郎(11分14秒 エビ固め)藤原喜明 ×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ

◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
○長井満也 KENSO(13分36秒 片エビ固め)高山善廣 ×佐野巧真
※ハイパーニー空牙

◇第5試合◇
▼藤波辰爾デビュー45周年記念試合/60分1本
○藤波辰爾 長州力 越中詩郎(13分9秒 ドラゴンスリーパー)ベイダー 武藤敬司 ×AKIRA

(試合終了後、セレモニー。まずは前田日明が入場して大歓声。)
前田「みなさん、こんばんわ。さっきも控室で久しぶりにみんなと会って、すごく元気なんですよね。昔ゴッチさん50年やってるよ、ルー・テーズが60年やってるよって言って、すごいよなと言ってましたけど、なんのことはない、結局みんなやってましたね。でもやっぱりね、みんな頑張ってすごいトレーニングしましたよ。その賜物ですね。これからもケガがないようにね。この世界、ケガがついてるんで、それだけ気をつけて頑張ってください」

(続いて木村健悟が登場。)
木村「藤波さん、おめでとうございます。45周年おめでたいというよりも、そろそろやめたらどうかなと思いますけども、こんなにたくさん多くの方々が藤波さんの記念のために来ていただいて。これからもプロレスを愛し、プロレスの応援をしていただければと思っています。おめでとうございます」

(ここで猪木が入場、リング上ではベイダーが倒れこんでいる。猪木がリングイン、ベイダーに「大丈夫か!」と視線が集まるなか猪木がマイク。その途中でベイダーはふらつきながらも、自力で立ち上がって退場していった。)
猪木「元気ですか! 元気がなれば、なんでもできる! 元気があれば45周年も迎えられる。昨日ちょうど気になったんで、藤波選手に祝福をと。ネットで猪木が行くぞと大反響で。見た人います、ネット?(と語っているも視線は退場するベイダーに集中)…えー、俺はきょう主役じゃねえからね、ハハハ。きょう、どんな話すりゃいいの?(場内笑)もう、桜も終わりになります。東京の桜もね。目黒川、隅田川、そしてどっからか聞こえてきたのは三途の川の桜もきれいだね…と、ジャイアント馬場さんも言っとかないとね、みんな忘れちゃうからね。まあ、そういうことで、こないだちょうどイラクの人質解放の…戦後100の事件ということで。ちょうど長州力君が、私が政府関係者と交渉している時に…なんだか同窓会みたいで。本当におめでとうございます(と藤波コール)藤波コールだよ、きょうは猪木コールはいらないからね。(猪木が花束を渡す)」

(記念撮影が行われる)
藤波「みなさん、ありがとうございました。そしてまた僕の45周年で、本当にこれだけ大勢の方が来て本当に嬉しいです、ありがとうございました。もう僕は45年やって、まだまだプロレスが飽き足りません! まだまだこれから先を突っ走ります。そして僕の夢であるプロレスのメモリアルを残したいと思います。最後に猪木さん、あの気合のダーをお願します」

猪木「みなさん本当にありがとうございます。それじゃあ、元気を発信、元気がなくなった日本に、元気が…なくなってはないな、格闘技、プロレスも元気でありますように、ご唱和お願いします。いくぞ! 1、2、3、ダーッ!」

【試合後の藤波&長州】
※2人で握手を交わす

長州「今、言ってたんですけど、今はスマホの時代だけど、今日のあの写真は二度と撮れないでしょう。今日はその写真を撮れただけで、ファンはよかったんじゃないの」

――45周年記念の試合を終えた今の気持ちは?

藤波「なんとかギリギリね。みんなが頑張りすぎるものだから、僕もつい動かされましたけど。まあ、選手冥利に尽きるというか。これだけいろんな選手が来てくれて」

※ここで前田氏があいさつに登場。握手を交わす

長州「アキラ! 今度は靴とタイツを持って来いよ」

藤波「そうだよなあ」

前田氏「もうないですよ(笑) どうもありがとうございます」

――昭和新日本に勇気づけられるファンも多いと思うが、根本には何があると思う?

藤波「僕らの周りというよりも、僕ら自身に元気がないと周りの人に元気が伝えれないから。ファンもそういう形で思ってくれれば」

――ベイダー選手と久しぶりに対戦したが?

藤波「あいつ、大丈夫かな? 最後は控え室に自力で帰ったから安心しましたけど、とにかく張り切りすぎたんでしょう。久々の日本ということで。僕ら、長州さんもそうだけど、我々2人を目の前にしたら、どうしても自分が出てやろうというね。そういうものがどうしてもああいう形になったんでしょう。相変わらずの元気さで楽しかったです。かなりやられましたけど」

――久々にベイダークラスの体重の選手とぶつかり合った感想は?

藤波「僕も最初は気負いすぎてね。ちょっと思い切って投げようと思って、崩れましたけどね」

――ボディスラムを狙った?

藤波「そうそう。でも、体はそういう技に持って行こうとするんだね。自分の体のハンディを知っておきながらね。普通だったら、違う技に逃げると思うんだけど、とっさに出た自分の本能というか。できないとムキになってやろうとするんだね。それもまた、自分にとってはいいやる気を起こさせてくれましたよ」

――長州選手は久々に猪木氏、藤波選手とリング上に並んだが、感じるものはあった?

長州「やっぱり雰囲気がありますよね。まあでも、たまにお会いするんですけど、今日はここで会って、やっぱりアントニオ猪木だなあって感じますよね」

藤波「今日はとにかくドラディションの大会ですけど、今回こういう形で記念大会でもあったし、今までのベテラン勢が集まれば、これだけ人が人を呼ぶという。そういう意味では、我々もこれまでやってきた選手冥利に尽きるかなっていう。凄く嬉しかったね。あれだけの観衆に囲まれてファイトができるというのは」

――最後にメモリアルという発言があったが、日本の殿堂みたいな形?

藤波「はい。今日はあまり長い話はできませんでしたけど、自分が2年前にWWEの殿堂に入って、それが自分の中で物凄いあってね。こうやって自分が周りに支えられて、ファンに、またこれだけの選手に巡り会えて。そうやってきた自分が、1つのメモリアルというか、殿堂というのか、そういうものをどこかで(作りたいと思うようになった)。自分が(WWEの殿堂を)受けたからじゃなく、違う意味で、他のいろんな選手をまた称えられるというか、そういうファンの行き場を作りたいですよね」

長州「まあ、誰も口出せないですよ。力一杯やったらいいですよ」

藤波「よろしくお願いします」 

 藤波のデビュー45周年記念大会が開催され、メインは藤波が旧敵・長州、越中と組んで、かつてIWGPヘビー級王座を巡って対戦したベイダー、武藤、AKIRA組と対戦。
 ベイダーが先発で出て、藤波組は越中が先発を買って出るも、ベイダーの圧力の前に圧倒されてしまい藤波に交代する。ベイダーはベイダーハンマーを繰り出すが、藤波は張り手で応戦、ベイダーはマスクを脱いで突進も、藤波はボディースラムで投げるが崩れ気味に投げたため、ダメージを負ったベイダーは武藤に交代して一旦戦線を離脱する。
 交代を受けた長州は武藤にサソリ固めを狙うが、AKIRAがカットに入り、越中はAKIRAをヒップアタック、ケツバットから、藤波も逆エビ固め、弓矢固め、本家ドラゴンスクリューで続く。だがベイダーが越中にベイダーアタック、チョークスラムで猛反撃し、串刺しベイダーアタック、リバーススプラッシュで越中を圧殺する。
 ここで長州に交代するとベイダーにリキラリアットを一閃するが、ベイダーも応戦してなぎ倒し、交代した武藤も長州に低空ドロップキックから足四の字で捕らえるも、越中がカット。長州は藤波に交代し武藤を本家ドラゴンスリーパーで捕獲するが、AKIRAがカットに入り、ベイダーアタックの援護を受けた武藤が藤波にシャイニングウィザードを放ち、AKIRAがムササビプレスを投下する。
 しかし武藤の足四の字固めを脱した長州がAKIRAにリキラリアットを炸裂させると、藤波がAKIRAをドラゴンスリーパーで捕らえギブアップを奪い、藤波組が勝利を収めた。

 試合終了後にはデビュー45周年を迎えた藤波の記念セレモニーが行われ、木村健悟、前田日明が登場して藤波を激励すると、最後に来場を予告していたアントニオ猪木が現れ、ジョークを交えながら愛弟子である藤波を激励。藤波が挨拶した後で、猪木が「1・2・3ダー!」で大会を締めくくった。

 デビュー40周年のときは猪木、前田、初代タイガーマスクこと佐山聡、蝶野正洋が揃ったが、45周年目は佐山や蝶野の代わりに武藤、木村健悟が揃い、5年前の一期一会の再現となった。藤波のことを"コンニャク”など皮肉る人間もいるだろうが、これだけの大物を集めてしまう、そういった意味では藤波辰爾という存在は凄いのかもしれない。

最後に藤波辰爾選手、デビュー45周年おめでとうございます

 ただ心配なのは藤波のボディースラムの受身に失敗したベイダーで、猪木が登場した際にもなかなか立ち上がることは出来ず、自力で控室へと戻り、1・2・3ダーには加わることも出来なかった。脳震盪を起こしたのか?、博多や大阪と2試合を残しているだけに大事に至らなければいいが・・・

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