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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

新しい挑戦への始まり…紫雷イオがスターダム退団へ!

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新しい挑戦への始まり…紫雷イオがスターダム退団へ!


【東京スポーツより】 東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞で女子プロレス大賞を3年連続受賞している紫雷イオ(28)が、6月中に所属の「スターダム」を電撃退団することが27日、本紙の取材で明らかになった。このまま日本マット界に別れを告げ、かねて夢だった世界最大のプロレス団体「WWE」に挑戦するものと見られる。人気、実力ともにナンバーワン選手の退団は大きな波紋を呼ぶことは確実。この日、大阪大会(大阪市・コミュニティプラザ平野)出場を終えたイオを緊急直撃した。

 女子プロレス界の至宝が、ついに日本を離れる。複数の関係者の情報を総合すると、イオはスターダムを退団する決意を固めた。既に世話になった関係者らに連絡を入れ、23日の東京・後楽園ホール大会直前には所属選手たちにも伝えられた。

 団体側も最大の功労者であるイオの意思を尊重し、了承した模様だ。販売中の7月大会以降のチケットには、団体エースであるイオの写真が入っていない。また、退団あいさつの際に今後の進路について本人から説明はなかったものの、海外マット挑戦は確実とされている。行き先はズバリWWEしかないだろう。

 移籍が最初に噂されたのは2016年秋で、米国メディアでも報じられた。イオ自身が具体的に動きだしたのは昨年春。同3月と4月には極秘渡米したことも判明している。しかも3月の渡米時にはフロリダ州オーランドにあるWWEのパフォーマンスセンターを視察したことが現地で報じられ、イオもその事実を認めていた。

 だが運命のイタズラなのか、同時期に移籍の噂があったスターダムの盟友、カイリ・セイン(29=宝城カイリ)が昨年6月に退団し、WWEに移籍した。実は体調にわずかな不安を抱えていたイオは、その時点ではまだ「海外第一」という考えはなかったため、日本でさらなる活躍を目指すことを決意するに至った。並行して体のメンテナンスも終え、昨年8月の本紙インタビューでは「大きな舞台に立てるチャンスがあるなら、現役を続ける限り求め続けます」と話している。

 その後も進化を続ける“天空の逸女”に世界最大のプロレス団体が黙っているはずもなかった。再び動きがあったのは今年に入ってから。2月には渡米要請が届き、以降はトントン拍子で話が進んだ模様だ。この日、イオは昼夜興行の大阪大会に出場。試合後「退団するのか?」という本紙の直撃に対して「今は試合が終わったばかりなので、キチンと整理してから…。その時がきたらお話ししますので、今日はすみません」と話し、足早に会場を後にした。

 またスターダムのロッシー小川社長(61)は退団について否定せず「近日中にちゃんとした形で説明します」と話すにとどめた。早ければ6月17日の後楽園ホール大会が日本ラストマッチになる可能性が高い。

 15年からは史上初となる3年連続で女子プロ大賞を受賞しており、昨年末には初のヌード写真集も発売。最近はテレビ出演も増え、世間的知名度も高まっていた矢先だった。いまや男子を含めたプロレス界の中心選手の一人になっただけに、海外マット流出となれば影響は計り知れない。日本女子プロレス界のエースが満を持して、世界の舞台へとはばたく時がやってきた。

◇相次ぐ日本人レスラーのWWE移籍=2015年10月にはフリーで活躍していたアスカ(36=華名)がWWE・NXTでデビューし、翌年4月にはNXT女子王座を獲得。昨年10月にはロウで一軍デビューを飾り、今年4月の祭典「レッスルマニア34」では、当時のスマックダウン(SD)女子王者シャーロット・フレアー(32)への挑戦を実現させた。

 この試合で敗れデビューからの連勝記録は「267」でストップしたが、次回の日本公演2日目(6月30日、東京・両国国技館)ではトリプルスレッド形式によるSD女子王座戦出場が決まっている。

 また昨年6月に移籍したカイリ・セインは同9月、WWE史上初の女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」で優勝。同11月にはNXT女子王座戦に臨むも、ベルト奪取はならなかった。男子では“黒いロックスター”中邑真輔(38)が突出した活躍を続けており、WWE王座(現王者はAJスタイルズ)に王手をかけている。イオがWWE挑戦を果たすとすればどんな形になるのか、注目される。

 東京スポーツが1面で紫雷イオのスターダム退団=WWE入りを報じた。、イオ自身は否定も肯定もしなかったが、ここまで内容が報じられている以上、決定事項と見ていいだろうし、スターダム側がいらぬ憶測を出ることを避けるために、意図的に東スポにリークしたと見ていいだろう。

 イオの選択は意外と言えば意外だが、昨年からWWEからオファーを受けていたことを考えると当たり前の選択だった。昨年はイオだけでなくカイリ・セイン(宝城カイリ)もWWE入りと岩谷麻優の引退も取り沙汰されていたが、WWEへ移ったのはカイリのみで、イオはまだ当時はワールド・オブ・スターダム王者でもあり、首の負傷を抱えていたこともあって、WWE入りはなく、このままスターダムに留まり、ワンダー・オブ・スターダム王座も明け渡したことで、トニー・ストームが保持して海外に流出したままであるワールド王座奪還へ動くものかと思われていた。

 スターダムに留まった理由は首の負傷だけでなく、若手の底上げで岩谷が残ったとしても、イオとカイリが同時にWWE入りとなれば、スターダムにとって大打撃だけでなく団体の存亡の危機にも関わってくる。渡辺桃がようやく台頭したことで、若手の底上げのメドがついた。それを考えると桃がシンデレラトーナメントを優勝した時点で、スターダムにおけるイオの役目は終わっていたのかもしれない。

 スターダムにとってイオを手放すのは本音では惜しいと思う、しかしいつまでもイオの時代が続くわけでない、桃のワンダー王座奪取はスターダムにとって一つの時代の終わりであり、また始まりでもある。

 最後に話は少し脱線するが、近年はレスラーのあり方も変わりつつあり、ある程度団体で頂点を極めたレスラーは団体を仕切る立場になるか、独立して団体を興すかしか選択肢がなかったが。インターネットやCSの普及をきっかけにWWEを含めた海外マットが身近に感じられるようになってからは、更なる高みを目指すという選択肢も増えた。それもまた新しいプロレスの流れになりつつある。

 近日中にスターダムが会見を開くが、WWE行きならイオの新しい挑戦を支持して欲しいと思う

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