女子プロレス
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1泊2日のプロレス観戦弾丸ツアー第2弾は初めての我闘雲舞
3月26日 我闘雲舞「一年間の上京物語~いくぞ大阪大会~」大阪市立平野区民ホール 218人 超満員
◇第1試合◇
▼10分1本
○チェリー(7分11秒 春爛漫)×紺乃美鶴◇第2試合◇
▼10分1本
▲くいしんぼう仮面(6分14秒 両者リングアウト)▲DJニラ◇第3試合◇
▼15分1本
○「ことり」(9分15秒 バードリッジ)×沙紀◇第4試合◇
▼20分1本
○さくらえみ 高梨将弘(14分16秒 ラ・マヒストラル)新納刃 ×里歩◇第5試合◇
▼15分1本
○アントーニオ本多(11分20秒 片エビ固め)×帯広さやか◇第6試合◇
▼IWA三冠統一選手権試合/20分1本
[第10代王者]真琴(14分11秒 片エビ固め)[挑戦者]アーサ米夏
※ブレイジングキック
☆真琴が2度目の防衛に成功。大日本西成大会後は大阪で一泊、26日は平野区民ホールにて昼は我闘雲舞、夕方からDDTとダブルヘッダー観戦となり、まず昼の我闘雲舞から観戦、女子プロレスを観戦するのも2015年のWAVE四日市大会以来で2年ぶりとなる。
当初はDDTだけを予定していたが、後で我闘雲舞が入り、さくらえみや帯広さやかの試合を見てみたいと思い観戦を決意、平野区民ホールは平野区民センターより広い会場ではなかったが用意されたイスはほとんど埋まり超満員となった。大会は我闘雲舞全選手による唄でスタート、女子プロレス興行で選手による唄は定番だが、アイドルユニットのライブのノリのような感じで試合へと突入。
第1試合の美鶴vsチェリーは左腕攻めでチェリーが主導権を握るも、美鶴が鎌固めなどブリッジを生かした攻撃で反撃、更に変形ジャベやフィッシャーマンズスープレックス、丸め込み技でチェリーを追い詰める。しかしチェリーは裏十字固めで捕らえ、美鶴は無念のギブアップとなる。
第2試合のニラvsくいしんぼうはニラのロケットパンチが当たったらニラの勝ちというルールが組まれ、ニラはロケットパンチで威嚇し、くいしんぼうは逃げ回り、挙げ句の果てには互いに寝そべりながら攻防を繰り広げるなどレフェリー困惑させる。
そして場外戦となるが、互いにバケツを頭に被り合って殴り合いとなり、視界を奪われた両者はそのままバックステージに向かって両者リングアウトとなる。第3試合のことりvs沙紀はことりがスピードで翻弄も体格や足のリーチで優る沙紀が反撃、ことりも卍固めで捕らえるが、体格差で決めきれない。
沙紀はジャイアントスイングで大回転し逆エビで捕らえるが、ことりは丸め込み技を連発、沙紀もアトミックドロップからラリアットで攻め込むが、リバーススプラッシュは自爆、だが沙紀も形勢を立て直してリバースパワーボム、ビックブーツ、カナディアンバックブリーカー、再度リバーススプラッシュを投下も、ことりはドロップキックで流れを変えると、最後はバードリッジで3カウントを奪い勝利となる。第4試合のタッグマッチはさくら組を巧みに同士打ちさせた里歩組だったが、さくら組は里歩を捕らえて主導権を握る。なかなか新納に交代出来ない状況が続くが、高梨にフットスタンプを浴びせてやっと新納に交代、新納が奮起して盛り返し、高梨を我闘雲舞トレインで集中攻撃、里歩がさくらにパロスペシャル決めれば、新納もパロスペシャルを高梨に決め競演を完成させる。だがさくらも里歩組をまとめて押さえ込む高梨ごとボディープレスで圧殺、串刺しボディーアタックで里歩組を再度圧殺し逆水平やムーンサルトプレスを投下し、新納にも高梨とのファンタスティックフィリップで排除も、里歩も新納との連係から蒼魔刀をさくらに決めて追い詰める。だが再度の蒼魔刀狙いをかわしたさくらがラ・マヒストラルで切り返し3カウントを奪い勝利となる。
セミの帯広vsアントンは、アントンがDDTとはうって違ってシリアスなプロレスを展開、グラウンドやインサイドワークを駆使して帯広付け入る隙を与えない展開となる。随時ポーズ取り余裕を見せるアントンに帯広は地獄突きや帯マジックで反撃を 狙うが封じられ、アントンのバイオニックエルボー 餌食となる。
アントンがダイビングフィストドロップで勝負狙うが、そこでくいしんぼうとニラが頭にバケツを被ったまま乱入、第2試合の延長ように殴り合いを展開してリングに上がり、ニラがロケットパンチを放つもアントンに誤爆して二人共バックステージへと下がる。
この隙を突いた帯広は帯マジックを決めるが、キックアウトしたアントンは高速のバックドロップ投げ、最後はダスティンを決め完勝。アントンの横綱相撲だったが、くいしんぼうとニラの乱入は何だったんだろか…メインの真琴vs地元・関西出身アーサのタイトルマッチは腕を攻める真琴に対しアーサは体格を生かしたぶちかましやドロップキックで応戦、ボディースラムから逆エビ固めを決めるが、真琴はブレイジングキックで流れを変える、以前真琴のブレイジングキックは無気力キックとされたが、威力を増している。
ランセルセで流れを変えたアーサはドロップキックで真琴を場外追いやり、エプロンダッシュでのトペを発射、だが真琴もニーやクロスボディーで流れ戻す。
アーサはスリーパーからコブラツイストへと移行し、グラウンドコブラで絞りあげる、真琴はブレイジングキックで反撃、ブレイジングキックを放つもアーサはテーズプレス応戦、だが串刺し攻撃がかわされると、真琴は旋回式ダブルニードロップを投下もダブルアームニードロップ狙いはアーサが必死でリバースしジャックナイフ式エビ固めで食い下がる。
しかし真琴スピアーを放つとブレイジングキックで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後はアントンが場つなぎしてから再び我闘雲舞の選手らによる唄でカーテンコールとなったが、アーサも試合に敗れ悔し涙を流しながらも唄い、観客をハッピー送り出すことに勤めた。
始めての我闘雲舞観戦の感想は、さくらえみがハッピーで観客送り出すことが出来るかにこだわった団体という印象受けた。また我闘雲舞を観戦するのはいつになるのか、さくらえみに会いたくなったらまた訪れたい。大阪大会ご来場ありがとうございました。おかげさまで218人超満員のお客様の声援の中試合をすることができました。今からガトムLINEで、アーサちゃんが20分だけ、やりとりできるように設定しました!登録はこちらから→ https://t.co/1NxQznmPrx #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日チャンピオン真琴は強かった。昔の真琴だったら、相手ばっかり応援されて自分はなんなのでしょうかなどと腹を立てたりモヤモヤしたりしたかもしれない。でも、強い方が勝つのは当たり前で、淡々と試合を運び、やられても流されることなく自分のペースに戻す強さがあった。次は誰がいくのか #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日もっと大阪大会の余韻にひたりたい…けど、もう明後日は新木場大会!里歩&新納刃組に勝って、里歩&「ことり」に負けるわけがない。1+1は無限大などといいそうな「ことり」の顔が浮かぶけれど、淡々とやることやって勝てばいい。#ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました。いつもリング上からみなさんのお席を見渡すと、地方でも試合が出来ることに感謝と感動の気持ちで胸がいっぱいになります。なかなか会えない方もいらっしゃいますが、みなさんいつも本当にありがとう。また、お会いできる日を楽しみにしています。 #ガトム
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日今日はアーサに泣かされました。
これからも色々なことが待っている。でも今しかない感動がある。
ボロボロで負けて、悔しくても、それでも今日があって本当に良かった。アーサ、がんばれ。この気持ちを会場中から感じました。
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!ベルト、届きませんでした。ただただ、実力が無かったから。でも、いつものアーサ米夏よりは強かった。それは本当に綺麗事じゃなく、皆さんのおかげです。だって見てよ!あれっ私引退?って思っちゃったよ!#ガトム pic.twitter.com/Tsxk70Cb0c
— アーサ米夏(ガトームーブ) (@aasa_gtmv) 2017年3月26日大阪大会御来場ありがとうございましたー #ガトム pic.twitter.com/X1wyxtlRDt
— 里歩(ガトームーブ) (@riho_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!
久しぶりの沙紀さんとのシングルは勝ちました!
帰りはたこ焼きと肉まん食べて帰ります。
雨の中ご来場ありがとうございました!
2日後には新木場大会あります。
タッグタイトル防衛するぞ!!!#ガトム #一年間の上京物語
— 「ことり」(ガトームーブ) (@kotori_gtmv) 2017年3月26日私が5冠王の真琴です。#REINA女子プロレス #ガトム #prowrestling pic.twitter.com/X6ebiTMCnJ
— 真琴〔MAKOTO〕마코토 (@makoto926) 2017年3月26日PR -
WWE入りのウワサを打ち消したイオvs宝城の頂上対決!
3月20日 スターダム「STARDOM Grows up Stars 2017」後楽園ホール 820人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
米山香織 ○刀羅ナツコ(5分56秒 足決めエビ固め)七星アリス ×ルアカ◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/20分1本
○HZK AZM(8分4秒 片エビ固め)ディオナ・プラゾ クリスティ・ジェインズ
※アトミック・ボムズアウェー もう1組は小波&ゾーイ・ルーカス◇第3試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[第13代王者]○クリス・ウルフ(10分27秒 飛び込み式エビ固め)[挑戦者]×美邑弘海
☆栗栖が2度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼15分1本
○岩谷麻優(9分46秒 ドラゴンスープレックスホールド)×木村花◇第5試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(14分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングギロチンドロップ
☆トニーが2度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(22分38秒 片エビ固め)[挑戦者]×宝城カイリ
※ムーンサルトプレス
☆イオが13度目の防衛に成功(試合終了後)
イオ「おかげさまで前人未踏のV13達成しました!(おめでとうの声に)ありがとうございます。宝城カイリ、やっぱり悔しいけど凄いよ、アンタ。たった5年でここまでお客さんの熱い支持とか熱い試合とか、普通はここまでできない。だからこそ、私も焦りを覚えたし、自分自身の成長の糧にしました、アナタのことを。こんなにたくさんのお客さんに応援されて、羨ましいよね。いや、これだけのお客さんの支持を集められるっていうのは生半可な気持ちじゃない。アナタが一生懸命プロレスに向きあってきたからこそ、いまこの瞬間があって、お互いいま一番脂の乗ったこの最高の瞬間を作り出せました。感謝するとともに! まだまだ私は抜かれないと宣言します!!(会場がイオコールに包まれる)大丈夫かお前! V13するまでなかなか大変だったんだぞ。絶対渡さない。必ずアナタの半歩。いや1歩、いや2歩、3歩先を行きますからね。これからも、先を行ってやります。まあ今日のところは、私は楽しかった。アナタはどう思ってるんですかね」(まずは握手を求める宝城。イオが握り返すと、すぐに宝城は張り手をかます。)
宝城「(奇声を発した後)イオさんが私を羨ましい? 自分はずっとイオさんが羨ましかったし、なんだろ。無い物ねだりってヤツ、2人とも。でも今日は、私はすべてを出し切りました。でも負けた。これはまだまだ、まだまだ……でも! 私はもっともっと、イオさんより上に行きます。まだ私は終わりじゃないですよ。まだまだ、こっから上のステージいきましょう。絶対、そのもっと上のステージでアナタと闘う。うんっ!」
イオ「わかった。私と宝城カイリでスターダム、女子プロレス、もっともっと凄いところに持っていきましょう。ということで、次のこの赤いベルトの挑戦者は誰なのかな?」
(そこにトニーが現れる)
トニー「私はNEWチャンピオン、私はNEWエース、私はイチバン、私はサイキョー!」イオ「私が最強って言ったけどな、赤いベルトに挑戦したいのはわかった。わかったけど、ゴメン忘れてた。4月は毎年、ここ後楽園ホールでシンデレラトーナメントがあるだろ。挑戦するのもいいけどな、シンデレラトーナメントに優勝して、シンデレラになってからのほうがいいんじゃないかな。けど、ちょっと待って」
(そこに岩谷がリングイン。)
岩谷「シンデレラ! シンデレラトーナメント×2といえば!(麻優の声を待って)そう! いままで2連敗(2連覇)しています。(2連敗?とファンがどよめくと……)いままで2連勝しています。シンデレラといえば、岩谷麻優! 今年も3連勝して、必ずね、紫雷イオかトニー・ストームかどっちかわからないけど、必ず赤いベルト取りたいと思います。今年も応援してね。優勝しまーす!」
(叫女、HZK、小波、AZMもリング上へ。)
小波「私もシンデレラトーナメント出たいんですけど、その前に宝城カイリさん、アナタの持っている白いベルト、挑戦させてください。いまのアナタなら私、勝てますよ」
宝城「なんで最近負けたあとに逆指名されるかな。おかしいな。まあ、いい! 小波君、変なクマちゃんのTシャツ着やがって、足へし折ってやる」
小波「足、へし折られるのはアナタのほうです」
イオ「はい、みんなもう気が済みましたね。シンデレラトーナメント? それも私が優勝して、かっさらいますから来月の後楽園ホールの締めも私がやります。ということで今日は13度目の防衛戦に成功しましたから、最後、締めたいと思います。全員ご起立ください。よっしゃ行くぞ-! 今を信じて、明日に輝け? 誰を信じるかは自分で決めろ! バウダウン・トゥ・ザ・QUEENS!」
【イオの話】イオ「宝城カイリとこのタイミングでこうやって試合して、いろんな意味が見せられたかなと思いますね。お互いに勢いはあったけど、ずっとシングルマッチで交差することはなくて。満を持してきょうはやれたんじゃないかと思いますね。結果、私が勝った。
(宝城カイリに上回っていたものは?)私も全力ですよね。当たり前ですけど。向こうも全身全霊ぶつけてきたと思うし、私も全身全霊、いかさまなしで正々堂々やりました。お互いの100%、120%、200%ぶつけて。何が上回ってた…? ベルトに対する責任感だったり、スターダムに対する責任感じゃないですか。難しいですね。ひとことじゃ語れないです。
(試合が終わってトニーが)トニー・ストームに負けたのは何度も言ってきますし、それは事実なので。防衛戦の相手に格好の相手ではあるので。ただ、4月は必ず、シンデレラトーナメント。私もシンデレラになりたいので。来月は必ずドレスを着たところを見にくれればと思ってますけど。
(例年優勝者が赤いベルト)ドレスのことしか考えてなかったですね。ドレスが着たいです。ベルトは体の一部なので、ドレスと赤いベルト。トータルコーディネート。みんな私がドレス着てるところ見たいでしょ」
スターダム後楽園大会のメインはワールド王座をかけてイオvs宝城の頂上対決、5日の名古屋大会で花月を降し王座を防衛したイオは、同日にゴッテス王座から転落したばかりの宝城を挑戦者に指名、宝城の保持するワンダー王座はかけられず、イオのワールド王座のみがかけられた。
序盤はイオが足四の字固めで先手を奪うが、宝城はローリングネックブリーカーで反撃して逆水平を放つも、かわしたイオは宝城をエプロンに追いやり、エプロン上でのパイルドライバーを狙う。だが間一髪逃れた宝城は串刺しスピアーを狙うとかわしたイオはアームブリーカーを決め、キャメルクラッチで捕獲、脱出した宝城はイオを場外へ出すとプランチャを狙うが、素早く戻ったイオが再びアームブリーカーを決め、宝城はたまらず場外へ逃れる。
そこでイオは南側客席へ宝城を連行すると、アッパーで動きを止めてから入場ゲートからのムーンサルトアタックを敢行、宝城に大ダメージを与える。
リングに戻りイオは振り子式串刺しダブルニー、そして往復でもう一発を狙うが宝城はスピアーで撃墜、イオのスワンダイブ狙いも阻止し宙ぶらりんになったイオの背中にダイビングフットスタンプを投下、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
宝城はマリンスパイク狙いは阻止されるも、コーナーからのダイビングエルボーはイオがドロップキックで撃墜、イオは619、スワンダイブキックと畳みかけた後でジャーマンを狙うが、腰攻めが効いているせいか投げることが出来ず、ダブルアーム式フェースバスターを狙うも、着地した宝城はすかさずスライディングDを狙うが、イオがかわして丸め込む。
宝城はマリンスパイクからダイビングエルボードロップで勝負に出るが、裏拳の連発をブロックしたイオはダルマ式ジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスを投下も宝城はカウント2でキックアウトする。
イオはアッパーからロープへ走るが、宝城はスピアーで迎撃、しかし起き上がったイオはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、再度ムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はマイクアピールの後で握手となるも、宝城は張り返しあくまでイオを追い続けることを宣言、4月に開催されるシンデレラトーナメントに向けて岩谷ら各選手がアピールしイオが締めくくった。この試合に注目されたのはスターダムの頂上対決だけでなく、試合終えたあとの二人の去就で、イオと宝城にWWE入りが取り沙汰され、宝城にいたってはWWEと3年契約を結んだという情報が飛び交っていたが、リング上でのアピールやバックステージインタビューでも、WWE入りに関してはマスコミにはNGとされたのか質問はされず、関するコメントはなかった。
昨年からイオはWWEのエージェントであるショー・船木、宝城はIGFのサイモン・ケリー猪木氏からWWE入りのオファーを受けていた。だが今思えばワールド&ワンダーのダブルタイトルとせず、あくまでワールド王座のみかけられたのは、二人が王者であるうちはスターダム退団=WWE入りはないということを団体側がアピールしていたのか、わかるのは二人のWWE入りは現時点ではありえないということなのかもしれない。
これでウワサを打ち消したのかというと、コメントはないということは否定もせずという意味にもなるため、この話はいつ再燃するかわからない。それまでにスターダムは若い選手を底上げできるか…スターダム後楽園ホール大会、どうもありがとうございました。V13新記録更新。今日の試合は、防衛回数だけでなく対戦相手にも恵まれていることにも感謝しました‥。まだまだ昇り続けます。 pic.twitter.com/2GGRjjPBoJ
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会ありがとうございました。この試合が行われるまで、たくさんの場所でたくさんのことを考えて過ごしました。
試合には敗れてしまって心の底から悔しいけれど…目には見えない何かを掴んだ気がします。
闘いを通じて交わした心の会話は、深く、濃く、熱いものでした。 pic.twitter.com/BogJ4TYdtu
— 宝城カイリ⚓︎kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年3月20日怒涛の後楽園ホール大会のメインは勝負タイムが22分38秒で紫雷イオの勝利。時間が短くさえ感じた好勝負だった。まさにスターダムのプロレスを2人が体現してくれた。試合後、宝城カイリが「次は60分1本勝負でやりたい…」とポツリ言った。スタミナに自信があるのだろう。頼もしくなったものだ。 pic.twitter.com/IkopmxepHH
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会。赤いベルトを懸け、満を持して対決した紫雷イオ選手と宝城カイリ選手。今、このタイミングで、お二人のリング上での会話を見られて良かった!サムライTVでの試合中継は3.26(日)夜10:00からの予定です。 #samuraitv
— 元井美貴 Miki Motoi☀️ (@motoimiki) 2017年3月20日 -
"飛翔天女”豊田真奈美がデビュー30周年の節目に引退!
<週プロモバイルより>
17日午後9時より、都内のニコプロスタジオにて、豊田真奈美が30周年記念興行11・3横浜大さん橋ホールの会見をおこない、同大会にて引退することを発表した。会見にはOZアカデミーの中村知弘統括、中村裕之リングアナも同席。まず、中村統括から開始時刻は未定であること、OZ4・12後楽園にてチケットの発売がおこなわれることがアナウンスされる。会見での豊田のコメントは以下。豊田「いまお伝えした通り、11月3日、横浜大さん橋ホールにおいて30周年の記念興行を開催したいと思います。この日が迎えられたのも応援してくださったファンの皆さん、記者の皆さん、選手の仲間のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。ここからは私の話になるんですが、いま自分自身、肩と首の調子がすごく悪くて、皆様に豊田真奈美らしい試合をお見せすることが自分自身、不安になっていて。ということで、30周年という区切りというものがあるので、そこで自分は一番いい区切りのときに引退をしたいと考えています。
(この大会が引退興行になる?)そうです。
(考え始めたのはいつ?)いつか引退ってくるものじゃないですか。私はまだ一度も引退したことがないんですが、区切りのいいときに辞めたい気持ちがすごくありまして。いままで20周年、25周年と自主興行、記念興行をやってきたんですけど、今回30周年になるにあたって…35年じゃないんですよ。私自身、40周年まで現役を続けられる自信が、いまの体調でまったく考えられなくなって。30周年という一番区切りのいいときに引退が一番いいんじゃないかと思いました。
(首と肩の症状は?)肩に関しては、13~14年前かな、脱臼骨折したときに、いまの時点で6本ボルトが入ってる状態なんですよ。肩の可動域がすごくなくて、24時間痛みを忘れることがない。手を振るのも痛い。寝返りを打つのも痛い。私は痛さにすごく強い方だと思うので、それでも我慢していろいろやってたんですが…。それと30周年をやると決まってから、会場も大さん橋おさえていろいろやってから、つい先日の話なんですけど、背中がずっと痛いと思っていて。連戦も続くからと思っていろいろ治療に行ってたんですけど、一気に首がガッときて、ケイ椎の方がやばい感じになってしまいまして。
(引退発表してどんな気持ち?)初めてのことなので(笑)。…どうすればいいんですか? どうすればいい状況かわからなくて、11月なんて本当にあっという間だと思うんですよ。どんな気持ちなんですかね。本当に当日を迎えたら…自分でも全然わからない状態です。
(引退まで半年強。最後に対戦したいという希望を持つ選手も少なからずいると思う。コンディションがあまりよくないということもあって、可能な限り応じていきたいか、ある程度選ぶ形になるか?)20、25周年の興行をご存じだと思うんですけど、まあ、無茶なことをしてきました(笑)。(20&25周年のときは)全試合に出るという。今回もこの体の状況でムチャなことをしたいけど、できないけど、したいという気持ちがありまして(笑)。それまでに本当に治療を、ちょっとでも状態がよくなるように治療を続けながら、引退の日まで迎えられるように、少しでも体調がよく迎えられるように。最後だからムチャをしたい。ムチャをしたいです。本当に30周年やってきてよかったという大会で終われるようにできればなと思ってます。
(コンディション次第ではあるけれども、対戦希望がある選手にはできるだけ応じていきたい?)それはもちろんです。そう思ってます。私とやりたいと思う人、いますかね(苦笑)。
(アイスリボンの選手はやりたいと思う選手がいると思います)そうですかね。そう言っていただければ嬉しいです。最後にいろんな選手と対戦したいですね。
(30年やると思っていた?)思ってませんよ(笑)。私が全日本女子プロレスに入門したころは25歳定年制だったので、私は25で辞める気満々でした。辞める気満々だったんですけど、その当時に大量離脱があったり、選手が10人弱しか残らなかった状態で、(25歳で辞めることを)やめざるを得ない状況になって。やっぱり辞め際もなくしちゃったというのもあって。それでも自分の意思があれば辞められたと思うんですけど、プロレスが楽しくなってきてて、辞めなかったというのがあったので。私が若いころの試合を見ていた人たちからしたら、いまの私の試合は本当にクソつまらないと思うんですよ。つまらないし、こんな豊田を見たくないと思ってる方がほとんどだと思います。なんだけど、お金を払って私の試合を見に来ていただいている以上は、私はそんな、体が痛いとか、そんな状況でつまらない試合を見せることはできないので。うん…って何を言ってたんだっけ。もうわかんなくなっちゃった、もう…。
(30年続けるとは本当に思ってなかった?)本当に思ってなかったです、30年は。
(おめでたい話は引退を決めるにあたってあった?)おめでたい話どころか、私は引退して日常の生活が元気に過ごせるように、いまはとにかく体の治療に専念したいなと思ってます。
(なぜ引退の会場に大さん橋ホールを選んだ?)あの会場はOZアカデミーでなんどもやってる会場なんですけど、ロケーションがキレイで、私は本当に大好きな会場なんですよ。その会場でやるたびに私は最後、ここでできたらいいなと今まで思ってて。なので、横浜大さん橋ホールを選びました」
中村統括「(大さん橋はマックスで何人収容できる?)並べようによっては2000席以上は置けますね。ただ、ひな壇が作れないので、それはいろんな形で検討に入りたいと思います」
豊田「そうですね。見やすい会場が作れるように」
中村統括「(開始時間は?)いまのところは4時開始を予定していますけど、この後、豊田選手の希望などを含めて。試合数を多くしていく方向で考えてますので。そのあたりも調整しながらあらためて発表させていただきます」
豊田「30周年を詰めた盛りだくさんの興行にしたいと思っているので、時間はもうちょっと待ってください。11月3日、皆様最後、応援に来てください。よろしくお願いします。(発表して)このコメントを見てて、いろいろ。なんて言えばいいのかな…。(豊田選手と引退は遠いところにあったような気がしているのでは?)そうですよね。いつまでもやると思ってたんですかね。ねえ…本当に体が限界すぎます。痛すぎます。いま痛くて痛くてしょうがないです。
(ファンの人が引退を惜しむ書き込みをしているが?)幸せですね、私は。(11月3日までには体を少しでも治す?)ベストまでは難しいと思うんですけど、普通に闘えるぐらいのコンディションにもっていかないと。全盛期に戻るのは難しいと思いますけど、本当に…そうなんです。いま体重を落とすのも頑張ってやって。本当にちょっと前までドタドタで動けなかったから。いまとりあえずちょっと絞ってはいるんですけど。やっぱり最後に飛んだりもしたいし。
(引退までにこれまではやっておきたい、この選手とだけはやっておきたいなと、いまの時点である?)それは私の興行に詰め込もうと思います」
全日本女子プロレスではWWWA世界シングル、タッグ、オールパシフィックなど各王座を総なめし、他団体でも数々のタイトルを獲得してきた豊田真奈美が引退を表明、11月3日に開催される30周年記念興行で引退試合を行うことを発表した。
理由は30周年の節目もあるが、コメントもあったとおり首の具合も芳しくなく、コンディション維持も難しくなってきたというのもあったと思う。
豊田は全女では三沢光晴や武藤敬司、また現在では棚橋弘至のような天才・また逸材肌の選手だったが、90年代前半はブル中野、アジャ・コング、北斗晶の全盛期でもあり、山田敏代とのタッグでWWWA世界タッグ王座、白いベルトであるオールパシフィックやIWA世界女子王座は獲得しても、頂点である赤いベルトWWWA世界シングル王座にはなかなか手が届かなかった。
豊田がやっとWWWA王座を奪取したのは95年とブルが全女を去り、北斗もアジャもタイトル戦線から一歩退いてからで、対抗戦ブームも下火となり、全女も経営が傾きつつあった時期でもあった。
そしてアジャや井上京子らを中心に選手が大量に離脱し、全女も手形不渡りを出すという厳しい状況に立たされるも、豊田は全女に残って堀田祐美子らと共に団体を支えてきたが、その豊田も全女側と対立し退団、GAEA JAPANに参戦してからフリーとして活動しGAEAだけでなくJWP、ディアナ、現在主戦場にしているOZアカデミーでもシングルのベルトを獲得してきた。
豊田の引退は残念としか言いようがないが、30周年と46歳という年齢を考えると時代の流れと受け止めるしかない。11月3日までしっかり完全燃焼して欲しい。
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イオがMMAファイター相手に"プロレス"で降し王座防衛!
2月23日 スターダム「STARDON OF CHAMPIONS 2017」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼4コーナー・イリミネーション・タッグマッチ/20分
HZK AZM(9分28秒 オーバー・ザ・トップロープ)米山香織 ×刀羅ナツコ
※退場順=美邑弘海&七星アリス クリスティ・ジェインズ&ゾーイ・ルーカス◇第2試合◇
▼20分1本
○美闘陽子(7分18秒 エビ固め)×小波
※Bドライバー◇第3試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(8分9秒 片エビ固め)[挑戦者]ディオナ・プラゾ
※パイルドライバー
☆ストームが5度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○クリス・ウルフ(10分1秒 飛び込み式エビ固め)[第12代目王者]×岩谷麻優
※もう一人は[挑戦者]花月 岩谷が10度目の防衛に失敗、クリスが第13代目王者となる(試合終了後)
花月「おいおい、(クリスコール)うるせ×3、お前ら黙れ。クリス、これはどういうことだ、おい。どういうことだ、おいおいおい。大江戸隊のリーダーとして自分は悲しいぞ。涙出てくるぅぅぅ……ははははははは。クリス、大江戸隊の作戦勝ちだ。ザマーミロ! クリスおめでとう!」クリス「私がニューチャンピオン。はじめてのベルト、嬉しい。花月さんありがとう」
(HZKが登場。)
HZK「初ベルトおめでとう。でも今日はラッキーやったんじゃないの? 3WAYやろ? 次、クリスがもっとるベルトに挑戦させて。HZKは実力でクリスから3カウント奪ってやるけん」美邑「クリスおめでとう。お前が勝ったなら私にも挑戦させろ。もっと、もっと! もっとスピード付けてくるんで、挑戦させてください」
花月「おい見ろよ、お前は一番ないやろ。年を考えろ、年を。まあいいやお前ら帰れ、帰れ。岩谷どこだ。帰ったのか? いたいた残念だったな。花、おいで。今日は大江戸隊の完勝だったな。岩谷、お前はもうおしまいだ!」
クリス「おしまいだ!!」
花「おしまいだ!!!」
花月「じゃあね」
【クリスの話】「(試合はどうだった?)3WAYはいままでもたくさんやってきたけど、ベルトをかけての3WAYは初めて。すごくナーバスになったよ。でも大江戸隊はいつだってチーム。タイトルマッチでもやっぱりお互いが助けあう。いま、圧倒された気分…。
(花月はパートナーでもあり、裏切る可能性もある。難しい形式だった?)もちろん。最初はマユひとりを2人で狙うよね。でも勝者はひとりだから、どこかで闘わないといけない。なんだろう? とにかくこの試合ができてうれしいし、ベルトが取れてうれしい。いつもいいレスラーになりたいと思ってた。このベルトを持っていればもっといいレスラーになれると思うよ。ベルトにはそういう意味もあるよね。
(HZKと美邑が挑戦を表明してきたが、3WAYでやりたい? それとも順番に挑戦を受ける?)そうね・・・3WAYの経験があるから同じでもいいよ。
(クリスがベルトを取ると予想した人は少なかったと思うが)そうだよね。私だって、まさかこうなるとは思ってもいなかったから。勝つことが怖かったのかも。でももう、そんなことはないよ。もう怖がらなくてもいいの。
(岩谷の10回目の防衛を阻止した。岩谷にはかなりショックだと思うが)グッド。彼女はこの試合のことを忘れられないと思うよ。
(どんなチャンピオンになりたい?)どう猛なチャンピオンになりたいな」◇第5試合◇
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第8代王者]○宝城カイリ(17分51秒 エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングエルボードロップ(試合終了後)
宝城「ありがとうございます。いやー、叫女。強かった。でもね、強かったって、何が強かったって、気持ちが強かったね。こうやって、バチバチ、命が削れるくらいの相手は本当に少ないと思う。叫女みたいな……変な子だけどさ、そこが好きなんだよね。ジャングルっていう感じが。同じ匂いを感じる。でもね、私、まだまだね、やり残したことがある。何度だって挑戦してきてよ。待ってる」叫女「ボロボロです。でもまだまだこんなもんじゃない。悔しいよ。3月地元のビッグマッチ、名古屋のビッグマッチ、このベルト巻いて試合したかった」
(そこに私服姿の松本浩代が登場。)
松本「悔しいよな、悔しいよな。私も悔しいよ。なんで私が叫女に心を奮わされなきゃいけないんだよ! 叫女の、そのまっすぐで純なハートはスターダムの宝物だと思うんだよね。どう思います? かけがえのない宝物なんだよ。名古屋でベルト巻きたいんだよな。私と一緒に巻きませんか?」
叫女「そのゴッデスのベルト、挑戦させてください!」
(するとベルトを持った美闘が登場。)
美闘「叫女、名古屋? 叫女の地元だよね。地元で大恥かかせてやるよ。かかってこい」宝城「タッグのベルト? お前負けたくせに調子乗りやがって、意味わからないよ。こっちは困るわ、ヨウコはん。息の根をけっちょんけっちょんにしてやるよ」
松本「私たち、ジャングルってるんで。名古屋でベルト巻いてここに帰ってくる」
宝城「早く帰りな、前半終わるんだよ。行くぞ、BY砲!」
【宝城の話】「対戦相手だったジャングル叫女、強かった。なにが強かったって気持ちですごく圧倒してきたし、序盤から目の色がすでに変わっていて、闘っていて脅威に感じました。ペースもなかなか自分のペースに持っていけなかったし、やっぱりジャングルがジャングルってたのかな。すごかったです。でもね、このベルト、私はひとりの力で巻いているんじゃなくて、たくさんの人の思い、ファンの人の思い、そしてこれまでこの白いベルトを巻いてきたゆず季さん、惡斗、たくさんのすべての選手の思いを背負って、このベルトをいま巻いています。この白いベルトは本当にそういった意味でなにがあっても、たとえ気を失ったとしても、誰にも譲りません。それくらいの気持ちと覚悟が私の思いがこの白いベルトに詰まっています。この思いを越える人が現れない限り絶対この白いベルトは渡さないので、次の目標に向かって進みます。
(叫女は脅威になった?)そうですね。やっぱり脅威になる瞬間って、狂ったときだと思うんですよ、人って。力の差はあったのかもしれないけど、やっぱり、いかに狂えるか。狂ったときこそ人って一番怖いと思うんですよ、誰しも。その狂った叫女が試合に出てきたので、それは脅威だったんですけど、でも私も同じように狂うタイプの、狂うレベルでは負けないと思うんで、そういった意味ではなにか楽しかったですね。
(脅威を感じたのはどんな瞬間?)エルボーを打っても打っても向かってきたところですね。利いてるはずなんだけど、気持ちで向かってきましたね。気持ちで身体を動かしてきたところが、脅威でした。
(タッグでまた対戦するが)ホント意味わかんないですね。まあでも、浩代さんも私、フォーチュンドリームのときにシングルマッチをやって15分ドローで、引き分けているので、そのへんの借りも返したいし、手強いのはわかってるんですけど陽子さんとのBY砲の絆は絶対に即席タッグには越えさせないので。そのへん、もう安心してます、陽子さんがパートナーなので。
(いままでの防衛戦で外国人ともやってきたなかで、今日の叫女戦はどうだった?)やっぱり日本人同士って意地の張り合いとか打撃戦でハードなことが多くて、まあでも、ハードさは一番だったかもしれないですね。でもやっぱりこのベルトを巻くまで、私、シングルマッチでもう自分の顔じゃなくなってたりとか、鼓膜も両耳が破けるとか、折れるとか、それくらいデビュー戦から鼻血が吹き出すくらいにやってるので、そのへんの過去の経験が生きました。
(将来的に叫女は宝城を継ぐような存在?)叫女ね、うん。うん、そうなんじゃないかな。継いでほしいです。継いでほしいです、この思いを。私も先輩から受け継いだ気持ち、思いを私はこんどは後輩にも伝えていきたいし、この魂を女子プロレス魂を途絶えさせたくないので、叫女はふさわしいんじゃないかな、と思います」◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(16分45秒 片エビ固め)[挑戦者]×シェイナ・ベイズラー
※ムーンサルトプレス
☆イオが11度目の防衛に成功(試合終了後)
イオ「前人未踏のV11、達成しましたーーー! 片腕を犠牲にしましたが、それほどの価値がこの赤いベルトにはあるんですよ。MMAファイターもほしがるワールド・オブ・スターダム、今日の試合で文句ないでしょ。こんな×3、今までにない緊張感を与えてくれたのは、対戦相手のシェイナ・ベイズラーのおかげ。犠牲になったこの腕の借りは、また試合してそのときに改めて返します。今日はありがとうございました。シェイナは明後日、新宿FACEで今度はMMAの試合が控えています。今日はMMAの肩書きを背負ってスターダムのリングに上がったけど、DEEPではスターダムの肩書きを背負ってリングに上がってください。だから絶対に負けないで頑張って下さい。さあ、前人未踏のV11、次、12度目の防衛戦の相手は一体誰かなーーー?(トニー、宝城、花月がリングに上がる。)3人も出てくるとは、予想外だ。3人か。これハイスピードのベルトじゃないからね。同時にタイトルマッチはできないんだよ。よし、よしよしよしよし。OK。イス持ってこい(自分だけ座る)。3人いるからな。よく聞け、これからいまここでプレゼン大会をさせてあげよう。この赤いベルトにかけた情熱をぜひ語って下さい。どうぞ!」宝城「紫雷イオ、私は今日、白いベルト防衛しました。そこで、そこでだ。イオさん、白いベルトと赤いベルト、どちらもかけてダブルタイトルマッチ、どうですか!?」
イオ「ダブルタイトルマッチ……面白いな、面白い、メチャクチャ面白いですよね。いいアイデア。はい次!」
トニー「イオさん、忘れないで。2016年、私はSWAチャンピオンになった。2017年は赤いベルト。ワタシハサイキョー」
イオ「そうなんだよね。SWAのベルト、お前に取られたまんまなんだよね。その借りを返さなきゃいけない。いいとこついてくるね。はい次!」
花月「エントリーナンバー3番。大江戸隊から代表して花月がプレゼンさせていただきまーす。おい紫雷イオ! 改めて大江戸隊の新リーダ・花月様じゃーーー! まあ何を言うかとくに決めてなかったんだけど、スターダムに上がりはじめて、お前と1回もシングルしたことないんだよ。コイツよりも、コイツよりも(トニーと宝城を指す)この花月様と試合したほうが一番面白いんじゃないの? なあお前らもそう思うだろ(会場が沸く)。ほら、この反応がそうだよ。どうですか、チャンピオン」
イオ「お前だけなんかイケすかねーな。なんだ、その態度は。このV11を達成した前人未踏の紫雷イオ様に対して、そのクソみたいな態度は改めるべきなんじゃないのか!? お願いするときはやり方ってもんがあるんだよ。この女王様に対して、跪いてお願いしてみせろよな」
花月「そんなのするわけねーだろ。なにが女王様だよ、ただのキンパだろ(イオはファンに花月コールを要求。)おいおいおい、わかったよ、やればいいんだろ。リーダーとしてちゃんとご挨拶させていただきます。イオさん、その赤いベルト、私に挑戦……させろ、バカヤロー!(とガットショット)自分を誰だと思ってんだよ。大江戸隊の新リーダー・花月様じゃボケーーっ! お前にわざわざ挨拶するわけねーだろ、バーカ! そんなでかい口叩けるのは今のうちだ。いつでもやってやるよ。いつでもそのベルト取ってやるから、せいぜい練習して頑張って強くなっとけ」
イオ「おいテメー。頭かち割ったじゃないか。付けられた傷は付け返す、それが紫雷イオだよ。やってやるよ、すぐにでも。決定だ、コノヤロー(まんまと挑戦権を獲得した花月は喜んで退場)。よく聞け! トニー・ストーム、宝城カイリ。テメーら順番待ちだ、コノヤロー! いつになるか知らないけどな、よく聞け。必ず花月の防衛成功させて13度目、14度目、どっちがどっちでもいい。必ずお前らとやってやるから約束してやるよ、そこだけは。わかったら返事は!」
トニー&宝城「……」
イオ「みんなOKですね。ということで私が締めるからテメーら後ろに並べ。今を信じて、明日に輝け、誰を信じるかは自分で決めろ! BOW DOWN TO THE QUEENS!」
【イオの話】「(11度目の防衛で新記録を達成しました)新記録。達成の代償に片腕もってかれましたね。MMAファイター、意識も遠のきましたけど、きょうのところは耐えきって、前人未踏のV11。別に意識が飛んだからじゃなくて、すごく気持ちがいいです。
(落ちそうな場面もあったが?)これで止められてたら私は怒り狂ってましたからね。前回、レフェリーには腕が折れようとも、足がもげようとも止めんじゃねえって言ったんで。まあ、きょうのところは止めなかった。ただ、だからといってキツくないわけじゃないですね。やるかやられるかの一戦だったと思います。ただ、いままでにない刺激をもらえたのが、きょうV11という新記録とはほかの収穫でした。
(前回の記録のV10を超えてどんな気持ち?)嬉しいし、誰もやったことがない、自分自身を超えていけると言ってたなかで超えられたのでよかったんですけど、別に通過点でしかないので。11回防衛したから何かが起きるというわけじゃなくて、まだまだ私がベルトを巻いてるからには守り続けなきゃいけないっていう、引き続き使命があるので。そのなかで3人挑戦表明に名乗りを上げてきて、一番腹が立った花月。さっきやられたんで。このかち割れた頭の分、花月のことかち割ってやります。で、12度目の防衛を成功させます。
(数字はどこまで伸ばしたい?)具体的な数字…。数としてカウントはされてますけど、一個一個の試合がやるかやられるかのギリギリのラインなので。今回に関してはいくつまでとか言ってらんないぐらい強敵揃い。きょう上がってきた花月、宝城カイリ、トニー・ストーム。みんなクセ者じゃないですか。実際負けたりもしてる相手だし。具体的な数字は出せないですね。一試合一試合に全力をかけ過ぎてるので。決まってる試合一個一個、次死んでもいいやぐらいの気持ちでやっているので。決まったものを、そしていまあるベルトを守るのに必死。やり続けます」メインはイオのワールド王者にジョシュ・バーネットの愛弟子でUFCファイターであるシェイナが挑戦。
開始早々シェイナがスリーパー、フロントネックロックと絞め技を仕掛け、イオも卍固めで反撃するが、投げ捨てて脱出したシェイナは腕攻めを展開、更にロープ越しのブラ下がりスリーパーを繰り出すが、村山レフェリーが厳重注意する。
イオは雪崩式フランケンシュタイナーで流れを変えると、シェイナが場外に逃れたところで鉄柱越えプランチャ、イス攻撃とMMAにない空中戦とラフで反撃、リングに戻ってもリバーススプラッシュ式フットスタンプ、脇固め、619、背中へのスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しダブルニーと攻勢に出る、
イオは再度コーナーへ昇るが、シェイナが追いついて雪崩式カレリンリフトを敢行、キックの連打から師匠ジョシュばりの「オマエハモウシンデイル」と叫んでから串刺し攻撃はかわされるも、アームロックで捕獲しハイキックからスリーパーと絞めあげていく。
シェイナはスリーパーを解いてカバーするもカウントは2、これに焦れたのかシェイナはスターダムでは禁止技であるナックルを浴びせ、レフェリーから厳重注意を受けると、この隙を逃さなかったイオはMMAにない頭突きを浴びせてからムーンサルトプレスを投下も、シェイナはカウント2でクリアしてから再びアームバーで捕獲、だがイオはテキサスクローバーで切り返す。
イオはジャーマンを狙うが、シェイナがアームロックで切り返す、しかし逃れたイオはダルマ式ジャーマンからツームストーンパイルドライバー、ムーンサルトプレスと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛した。
この試合に注目したのはイオが畑違いのMMAファイター相手にどういう試合を見せるのかだったが、腕攻めに遭いながらも空中戦やイス攻撃、頭突きなどMMAにない技を繰り出すなど、プロレスの奥深さを見せつけた。セミの宝城vs叫女のワンダー選手権は、場外戦で宝城が鉄柱攻撃を狙うも逆に叩きつけられてしまうと、叫女が場外で水車落としを敢行、リングに戻ってからカナディアンバックブリーカー、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
先手を奪われた宝城は交通事故スピアーで叫女を場外へ追いやるとプランチャを発射、リングに戻ってからもダイビングエルボーアタック、アンクルホールド、腰へのフットスタンプと形成を逆転させる。
失速した叫女はコーナーでの競り合いを制して雪崩式パワースラムを決め、宝城の追走式スピアもキャッチし、バックブローもブロックした叫女は旋回式スリーパーから変形スリーパー、ダイビングボディープレスと猛反撃する。
勝負に出た叫女はパワーボム、スパイラルボムと畳み掛けるが、ロープへ走ったところで宝城がバックブローで迎撃してから連発、スライディングD、キャプチュード、アラバマスラムと畳み掛ける。
勝負に出た宝城はダイビングエルボードロップを狙いにコーナーに昇るが、叫女が追いついて競り合いとなり、宝城が頭突きで叩き落すとマリンスパイクからのダイビングエルボードロップで3カウントを奪い王座を防衛する。試合後に完敗を喫した叫女に松本が現れ、叫女にタッグ結成を持ちかけ、BY砲の保持するゴッテス王座への挑戦を表明する。第4試合のハイスピード選手権は大江戸隊のクリスと花月が結託し、またセコンドの木村花の介入などで岩谷は事実上の1vs3の状態となる。だがカバーを巡って大江戸隊同士が奪い合いとなり、岩谷が花月にダイビングフットスタンプを投下すると、その上をクリスがダイビングダブルニーを投下するが、岩谷がかわして花月に命中、この隙を突いた岩谷がクリスを丸めこむが、花月がカットし岩谷にえびす落としを決める。しかしその上をクリスが飛び乗って二人を同時にフォールして新王者となってしまって新王者となり、試合後はHZK、美邑がが挑戦に名乗りを挙げた。
メイン終了後には宝城、花月、第3試合でSWA王座を防衛したトニーが名乗りを挙げるも、花月がイオを襲撃したため挑戦が決定となった。花月も木村響子が引退した後は大江戸隊を率いているだけに、イオ狩り&ワールド王座奪取で結果を出したいところか・・・
スターダム後楽園ホール大会どうもありがとうございました。V11成功。自分自身の記録を塗り替えることができました。新たな刺激を与えてくれた今日のチャレンジャー、シェイナに感謝‥。明後日のDEEPでの勝利を私も願ってます。 pic.twitter.com/ggFO4FPvus
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年2月23日本日は #スターダム 後楽園ホール大会、ありがとうございました。
おかげさまで…白いベルトV6を達成することができました!
でも…ジャングル叫女強かった。
技も、気持ちも。
こうしてバチバチ命を燃やして闘えたこと、嬉しく思います。
あっ。名古屋も負けないけどね❗️ pic.twitter.com/bb1jIadvM6
— 宝城カイリ⚓︎ kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年2月23日たくさんの声援ありがとうございました。めちゃくちゃ悔しい。
負けたけど、まだジャングルってるからな!3月5日…この悔しさ全部ぶつけるからな、、今度こそ宝城カイリの思うようにはいかないからな!
出陣だーーーー‼︎‼︎ pic.twitter.com/4VWlegNZNA
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年2月23日ありがとうにくともだち!チャンピオンになった!うれしい!もときらきらなりたい!これからもとがんばります!!
Thank you meat friends :0 you give me… https://t.co/t8OasUYUGj
— Kris Wolf / クリス・ウルフ (@wolfinjapan) 2017年2月23日クリスがぁー!
ハイスピードをー!
獲ったどー!!!!!
おーめーでーとー!!!
#大江戸隊 の作戦勝ちだー!
バカヤロー!
クリスがハイスピ王者になる方が良いと思ってたぞ!
リーダーとして!私が持たなきゃならんのは赤いやつ!
本日のプレゼン成功d( ̄  ̄)
#スターダム pic.twitter.com/P26HN2tpfF
— 花月 (@doranyanpa) 2017年2月23日 -
JWPの看板は持って行けず…ボリショイら選手らが独立し新団体設立へ
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日<女子プロレスマガジンより>
8日(水)13時より赤坂・ふらっとんカンティーナにてJWPが記者会見を開き、4・2後楽園ホールで開催される旗揚げ25周年興行をもって全選手がJWPプロデュースより独立。8月から新団体として始動していくことが発表された。会見にはコマンドボリショイ以下全選手が出席し、今後についての意気込みを語った。ボリショイ「先日お伝えしました通り、私たちがJWP女子プロレスの名前で活動するのは4月2日のJWP25周年までとなります。JWPプロデュースとの契約が4月いっぱいで終了となり、諸事情により契約を更新することができませんでした。悔しくて、本当に残念ですが…私たちは立ち止まっていられません。25周年を機に育ててくれたJWPを独立し、JWPのスピリッツを継承する新団体を旗揚げします。名前はまだ未定です。30年、40年…これからもずっとJWPを続けていくことだけを考えてきたので、すぐにはピンとくる名前はまだ思いついていません。旗揚げは8月11日、後楽園ホール(12時開始)を予定しております。それまでは大会運営をPURE DREAM株式会社として『ドリーム女子プロレス』という名前で活動していきます。JWP創業当時の理念“ピュアハート・ピュアレスリング”、選手たちがリングに、闘いに集中できる団体にできるように…創業当時の理念に立ち帰りたいと思います」
KAZUKI「自分が12年前フリーだった頃に、JWPという団体に入団させて頂きました。その頃からJWPは選手一丸となって運営していて、本当に素晴らしい団体だなと思いました。その団体を先頭に立って運営されていたのがボリショイさんでした。これから12年前の私のようにデビューする選手や、フリーでJWPに入団したい選手がより良い環境でいるためにも私はボリショイさんの意見に賛同し、ボリショイさんについていくことを決めました」
中森「私は6年前にJWPに入団しました。本当にJWPという団体が大好きです。6年間で得たものというのは本当に計り知れないし、今JWPの無差別級チャンピオンになりました。先ほどボリショイさんも言われていましたが本当に残念で、本当に悔しい気持ちでいっぱいなんですけれども、JWPという名前がなくなってしまっても今までの歴史というものは決して消えることはないし、私は今が大事なので。今の大好きな心強いメンバーと共に、また新たに作り上げていきたいなと思っています」
Leon「JWPの名前がなくなってしまうのはすごく悲しいし残念なんですけれども、私は10年間JWPの一員として闘ってきてそのことを誇りに思ってるし、JWPが大好きです。これからもJWP魂としっかり胸に持って、みんなと一緒に新しい道を切り開いて、また新たな歴史を作っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」
勝愛実「ずっとこれからもJWPの一員として頑張っていけると信じていたし、頑張っていきたかったっていうのが今の気持ちなんですけれども、こうなってしまった以上は現実を受け止めて…また一から頑張っていこうと決意しました。JWPという名前がなくなってしまっても、この集合体と根にあるもの、魂は変わらないと思っています。またみんなと一丸となって新しい風を作り上げていけたらと思っています」
藤ヶ崎矢子「自分は先輩たちを信じて、ただ頑張ってついていくだけです」
ライディーン鋼「自分はJWP女子プロレスが大好きです。JWPの仲間が大好きです。名前が変わろうとJWPでデビューしたことに誇りを持って、みんなと一緒に頑張っていきます」
━━新団体の代表はボリショイ選手になる?
ボリショイ「はい。新団体の大もとである会社、PURE DREAM株式会社の私は代表取締役です。そしてKAZUKI、Leonが取締役です」━━JWPの名前で発表されている大会日程はどうなる?
ボリショイ「実は会社は11月には登記してまして、2017年の大会からはJWPプロデュースが主催している大会ではなくてPURE DREAM株式会社が運営しています」━━現時点で発表されている大会は予定通り開催される?
ボリショイ「はい、そうです」━━4月以降、JWP認定の無差別級、タッグ、ジュニアの王座について。
ボリショイ「ホントに残念なんですけども…JWPプロデュースに返還するというか。もともとJWPプロデュースが認定しているので…返上という形になると思います」━━新団体で新たにベルトを新設する?
ボリショイ「もちろん、そういうふうに団体の中でベルトを争っていけるような団体になれるようにしていきます」━━JWPの認可ではないデイリースポーツのタッグ王座と、POP(プリンセス・オブ・プロレスリング/JWPを含む複数の団体により設立された若手選手の王座)のベルトについて。
ボリショイ「それぞれPOPも一応JWPが預かり、デイリーも預かっていたんですけども、このままピュアドリームがしっかり管理していく予定です」━━4月時点での王者がJWPのベルトのみを返上して、デイリースポーツとPOPはそのまま保持し続ける?
ボリショイ「はい、そうなります」━━旧運営陣とのすれ違いについて。
ボリショイ「それは一方の私だけが話すべきことではないんじゃないかなと思うんですけれども、ノーコメントで…」━━無差別級王座の返上について。
中森「ホントに“悔しい”という気持ちは大きいですけれども、4月までにやりたい選手というのがいて…それはJWPの無差別級のベルトを巻いてきた選手で。その選手に私が勝って、今のJWPというのを見せたいなというのがあります」━━新団体に変わることで、いま発表されたこと以外に大きな変更点は?
ボリショイ「まだ名前もない団体なのでなんとも言えないんですけれども、これから新団体名を“どんな名前がいいかな?”って選手みんなで考え、そしてお客様の意見も参考に公募もしていきたいと思っています。そして新しいJWP道場・亀アリーナでまた新しい選手を発掘していけるように、旗揚げに向けて頑張っていきたいと思います」━━レスリングスタイルなどは新しくなる?
ボリショイ「“古き良き”という言葉もあるようにですね、JWPのルーツを継承して、自分たちはさらに新しい道も模索しながらやっていくべきだと思います」━━JWPプロデュースが4月以降も活動を行なっていく可能性は?
ボリショイ「それはJWPプロデュース代表の篠崎に聞いて頂ければと思います」━━改めてJWP25周年大会となる4・2後楽園について。
ボリショイ「25周年はこれまでJWPに関わった選手に一同に集まってほしいです。集められるように、また努力していきます。OGマッチとかそういったお祭りの要素、そして私たちの未来を提示できるような大会にしたいと思っています。このJWP25周年の舞台に私たちがしっかりJWPのマットの上で闘えるということ…そこを目標に頑張ってきたので。今JWPを背負って頑張ってる選手が主役になれるような…そんな大会にしたいと思っています」JWPが会見を開き、全選手らがJWPプロデュースから独立、8月から新団体を旗揚げすることを発表した。
なぜJWPの名称が使えなくなったのかは明かすことはなかったが、会見でわかったことはフロント側である篠崎清社長とボリショイを始めとする選手側が対立していたことだ。これは自分の憶測かもしれないが1月の時点で選手側は独立してもJWPの名称は使用できると思っていた、フロント側にしてみればJWPからの独立=去ることを意味しているため、権利関係に含めて選手らにJWPの名称を使うことを止めたのではないだろうか…
選手やファンにしてみれば腹の立つことだろうが、以前にも西村修が「無我ワールドプロレスリング」の権利を持ったまま離脱し、藤波辰爾に使わせなくなった例もあるため、JWPの名称は誰のものと言われても権利を持っているものであり、例えフロント側がJWPの名前を使って団体を継続したとしても文句が言えないのだ。
しかしキャッチフレーズである「ピュアハート・ピュアレスリング」だけは持っていくことが出来た、選手らの再スタートに期待したい。
コマンド ボリショイ ブログを更新しました。 『記者会見。』https://t.co/b6FxXnyErI#コマンドボリショイ#アメブロ
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年2月8日JWP is always in my mind.
— 山本雅俊 (@yamamosiki) 2017年2月8日 -
旗揚げ25年目にしてJWPの名称が消える!?
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日<JWP川崎大会のメイン終了後>
コマンド・ボリショイ「今日は皆さんに聞いてほしいことが実はあります…。JWP25周年。そのあと30年、40年、ずっとJWPを闘いながら守っていきたかったです…。詳しいことは記者会見を開いて、自分の想いを整理して皆さんにお伝えしたいと思ってます。私たちは歴史にとらわれず、前へ前へ進むだけです(JWPの選手たちをリング上に招く)私たちはJWPを愛してます。皆さん、これから私たちが進む道、信じてついてきてほしいです。何があっても私たちはJWPが大好きです、I LOVE JWP!」【ボリショイの話】「まだ発言できる範囲は今日はここまでなんですけれども…ホントに難しい問題なので言葉を選んで話さなきゃいけないことだと思っているので。試合が終わった勢いのまま好き勝手なことが言える問題ではないので…。ちゃんと記者会見を開いて、これからのJWPの話をちゃんとしたいと思ってます。私たちは動くことはないです。私たちの心はずっとJWPなので。私たちは日々リングの中で闘うことが自分たちを表現する最大の手段で、最高の試合をすることがすべてですけども、いろんな葛藤の中で闘ってるっていうことを知ってほしくて…。私は正直にお客さんと向き合いたいと思って、いまJWPが抱えてる問題を今日は言える範囲でお伝えしたつもりです。これからのことは今週中に決まって、4月2日以降のJWPの方針を決めていかなければいけないので。ぜひJWPの動向を見守っていてほしいです。私たちの気持ちは変わらない。全選手“I LOVE JWP”です」
昨日、お伝えした通り、私たちがJWPという名前で活動するのは4月2日が最後になります。
言いたい事は沢山あるのですが、一つ一つを整理をして今週中に正式に記者会見を行わさせていただきます。
I LOVE JWP!! https://t.co/r4VOYSDH8q
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年2月6日JWPが4月2日でJWPの名称で活動するのが最後になることがコマンド・ボリショイのTwitterで明らかになった。
メイン終了後のボリショイのマイクアピールで「JWPを闘いながら守っていきたかったです…」と発言したことから何かがあったのではと感じさせたのだが、一部では解散説まで取り沙汰されていた。
JWPは全日本女子プロレスが崩壊後は女子の老舗団体となり、体制が変わって選手主導の運営となるも団体は存続し続けた。
昨年はエース格だった中島亜里紗が退団(SEAdLINNNGへ移籍)、今年に入ってからJWPは「JWPプロデュース」から独立して「ピュアドリーム」なる新会社を設立、亀有に道場を移転するなど新体制を発足させたばかりだった。
よく考えればなぜ「JWPプロデュース」から独立して新体制を発足させた経緯に関しては説明がなかった。まさかと思うが独立を巡って何かがあり、JWPの名称を使用することで前体制と何かがあったのではないだろうか・・・
JWPが旗揚げして25年、体制が変わってもJWPの看板だけは守り続けてきたが、ここに来てJWPの名称が消えてしまうのか?近日中にボリショイが会見を開くがファンにこれまでの経緯をしっかり説明して欲しい。
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ダイナマイト・関西、JWPの思い出
11日のOZアカデミー後楽園大会をもってダイナマイト・関西が引退する。関西がエースとして活躍していたJWPは自分にとって思い出深い団体だった、JWPを始めて観戦したのは1993年大阪天保山のベイサイドジェニー、当時のJWPは所属選手層も薄かったものの少数精鋭、その中で関西は絶対エース的存在であり、また団体もアットホーム的な感じで、全日本プロレスがモットーとしていた「明るく、楽しく、激しく」に近い部分もあったため、JWPも頻繁に観戦するようになった。
当時の女子プロレスは全日本女子プロレス、LLPW、FMW女子の4団体を中心とした団体対抗戦時代、関西はWWWA王者だったアジャ・コングに2度に渡って挑戦したものの惜敗、関西のアジャ越えは関西の最大のテーマであり、全女の至宝であるWWWA王座奪取はJWPの悲願でもあった。
1994年8月24日、自分が始めて日本武道館でプロレス観戦したのは全日本女子プロレスだったが、メインはアジャ、そしてこの年の10月の東京ドーム大会をもって引退を表明していた北斗晶vsダイナマイト・関西、堀田祐美子で、試合形式はイリミネーションルール(オーバー・ザ・トップロープなし)で行われたが、堀田が退場後は関西が孤立するも、関西はアジャを降し、最後は残った北斗をスプラッシュマウンテンで降した、試合後は北斗にいじられていた山本雅俊氏が関西の腕を挙げるなど満面の笑みを浮かべていたが、山本氏にとって関西は自慢のエースだった。
1995年8月30日の全日本女子プロレス大阪府立体育会館大会で山本代表のゴリ押しもあって、アジャの保持していたWWWA王座に再び挑戦、関西にしてみれば大阪での挑戦は背水の陣だったが、アジャの右手を破壊した関西は奥の手である通天閣スペシャルで3カウントを奪い念願だったWWWA王座を奪取、このときも山本代表が関西の王座奪取を大いに喜び、JWPのグッズスペースでも握手攻めにあったが、このときが関西の一番のピークだった。
WWWA王座を豊田真奈美に明け渡した翌年に内臓疾患で長期欠場、奈良大会で復帰し自分も観戦するも、痩せた印象を受けたがこのときから関西の病気との戦いは始まっていたのかもしれない。
関西は旗揚げメンバーが引退や死去などで次々去り、同期の尾崎魔弓の退団がきっかけとなってJWPを退団、フリーとしてGAEA JAPANに参戦、GAEA解散後はOZアカデミーと参戦するも、JWP時代の輝きは取り戻せなかった。(自分もJWPだけでなく女子プロレスからも足が遠のいていったが・・・)
そして今日ダイナマイト・関西が引退する。また自分が始めてJWPを観戦した会場であるベイサイドジェニーも閉鎖していた、自分的にはJWPを見ていた頃ももう昔になったんだなと思うと寂しさを感じた…
関西選手、ご苦労さまでした!
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世志琥がアジャと念願のシングル戦が実現も、掌に踊らされた上で完敗!
9月28日 SEAdLINNNG「SEAdLINNNG~JUMP UP!!~」後楽園ホール 708人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼〜WOH提携記念試合〜タッグマッチ/15分1本
○浜田文子 Sareee(9分22秒 片エビ固め)×ベーダ・スコット 希月あおい
※ムーンサルトプレス◇第2試合◇
▼〜Open the door!〜/15分1本
○井上貴子(8分45秒 片エビ固め)×桃野美桜
※ディスティニー・ハンマー◇第3試合◇
▼ハイスピードマッチ〜Get up speed!〜/20分1本
Leon ○つくし(7分34秒 ハルカゼ)藤本つかさ ×小林香萌◇第4試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/20分1本
△中島安里紗(20分時間切れ引き分け)△水波綾◇第5試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/30分1本
○高橋奈七永(15分22秒 片エビ固め)×山下りな
※ラリアット◇第6試合◇
▼~JUMP UP3 HOP!〜/30分1本
○アジャ・コング(17分32秒 体固め)×世志琥
※裏拳(試合終了後)
アジャ「世志琥、お前ずいぶんつまんなくなったな。迷いながらリングにあがるなら、あがんじゃねー。リングでやったことはリングでしか見せられない。開き直ってガンガンいけよ、このやろ! 何やらかそうと関係ねー! 『アジャに勝ったら女子プロレスの新時代になる?』そんなクセみたいなこと考えてるから、そんなになってるんだ。アジャを倒すことなんか大したことないんだ、バカ! 新時代作るならアジャがいようがいまいがゴミ扱いしてみろバカ。いいか、いろんな思い抱えてるのは人それぞれ同じ、それを出すのがリングの上なんだよ。お前がそうやって丸くなってるのは奈七永のせいだと思うんだ。いい子、いい子。結構なことだけどコイツにそんなもん似合わない! 高橋奈七永にここに戻してもらった恩義があるかもしれないけど、オレの横に並んでみるのもクソみたいなアジャだけどでも何か違った景色が見えるかもしれない。考えろ」アジャが退場後、中島が登場。
中島「すっげーすみません。いい感じのところすみません。お涙ちょうだいはもういいっすか? おい高橋奈七永、あたしはお前とシングルをやりたいってずっと言ってきた。でもお前は世志琥とやって、今日は山下とやって、いつになったらあたしの順番来るんだよ。って思ってたんですけど、あたしこのリングでまだ結果出してないんで。なんで、おい世志琥、ピーピーピーピー泣いてるヒマがあるんだったらあたしと試合しろよ。お前相手に結果出して、高橋奈七永とのシングル、自分の手でしっかりつかみとってやるよ」
世志琥「うっせーんだよ。やってやるよ。10月16日だ。新宿FACE。お前ボコボコにしてやっからな(中島退場)試合、負けちゃいました。本当はせっかくここのメインに立たせてもらったので、自分がアジャ・コングに勝って締めたかったんですけど、すいませんでした。でも自分はここから、またここから一つひとつ積み上げていきたいと思います。皆さん今日は本当にありがとうございました」
【世志琥の話】「いろんなことを含めて、悔しいです。(試合の振り返りを)本当に自分はこの試合で(女子プロレスの景色を)変えるつもりだったし、最後はアジャ・コングがマイクで言ってましたけど、でも、自分はそうじゃないと思っている。だから今日のチャンスを活かせなかったのは悔しいです。
(アジャから共闘の呼びかけには?)正直いまはなんとも……まさかあんなこと言われるとは思わなくて混乱してますけど。自分を変えたいっていうのはある、変えるきっかけになるなら自分は何でもやっていきたいとは思っています。
(試合後の中島がシングルを要求してきたが)はい、そうですね。たぶん自分の先に高橋奈七永を見ていると思うんですけど、そんな甘いことがあれば自分は潰すまでです。
(裏拳食らった感想は?)わかんないです。目を開けたら高橋さんの顔があったからあっ終わっちゃったとそこで気づきました」【アジャの話】「(マイクでいろんな発言があったが)リングで言った通りですよ。クソつまんねーな。いろんなことやりましたよ、ラリアットで倒そうと思って頑張りもしましたよ。でもさ、全部想定の範囲内なんだよ。すべてが想定の範囲内なの。想定外のことをしてくるのが世志琥の魅力じゃないんですか? そうだったんじゃないんですか? 想定外のことをやらかしすぎてしまって、一度プロレス界から引かなければならないという面もあったと。でも! 帰ってきたんであれば、そこも含めて帰ってきたんじゃないのか、と。誰もいままで言及しなかったでしょ? オレもだから直接かかわることがなかったら、一言も今までヤツのああいうことに言及したことはないですよ。直接関係ないから言わなかった。でも今回、直接対峙したから言わせてもある。やっちまったことはしょうがないし、それが許されるか許されないか、そこはまた別次元の問題もあるかもしれないけど。とにかくリング上でおこしたことは、リング上で、見てた客の前で、帰ってきたんであればリングの上で見せていくことしかないんですよ。危ういところが魅力だったわけでしょ? 世志琥ってヤツは。タッグマッチで仙女で当たったとき、クソ生意気で今より技術が何もなかった。クソ生意気で、本気でコノヤローぶち殺してやろうかって思うくらいの感じで来てて、でもやってくることも新人と言われながらも、想定外のことをしてくるから、『こいつは面白い』と思った部分があるんです。でも、想定内です。だいたい試合前のインタビューもそうです。アジャ・コングを越えて、そういうのを見せるのがどーのこーのって、一緒のことしか言ってないでしょ、他の奴らと。そんなもんなのか、と。世志琥っていうのは? それとも戻ってきていろいろ改心しましたとかどーのこーのとか、改心しましたってそこじゃないんだよ。そこの部分じゃないだろ、リングに上がるならね。
どんだけクサされようが何しようが、上がったもんはしょうがないんだからさ、覚悟持って戻ってきたんだったら、覚悟持った世志琥をみせろよ。じゃないとつまらないだろって。本気でどんなものが見れるのかと楽しみにしてたぶんだけガッカリ感がでかいです。でも最後に言った通り、奈七永の側にいて、よしよしよしよしとかばうのもいいかもしれないけど、1回、手放して突き落としてみるのも手じゃないのと思うし、だとしたら私の横に立って、言っておきますよ。横に立ったとしても手は差し伸べませんからね。テメーでやってみろっていう話なだけですから。それで何をするか何を思うか。っていうことを一つ、可能性としてはあってもいいんじゃないのかなって。あとはどうするかは本人次第。別にどうしてもこっちにきてくださいって気はさらさらないから。来なきゃ来ないでいい。そうじゃなくて、いやあくまでも自分はそういうふうにはせずに、なんとしてでも目の前に立ちはだかるよっていうなら、立ちはだかればいいと思うけど、次やったらもっとクソミソに潰すよ。いまのまんまの世志琥でくるなら、再戦組まれたとしても、もっとクソミソに潰します。どうするかこの先を考えるのは本気でこっからどうしていくのかってことを、今一度立ち止まって、今こそ立ち止まって、復帰してから半年くらい? 今こそ立ち止まって、しっかりと考えろっていうのが、今日の私からの試合に関するアンサーです。以上です」SEAdLINNNG後楽園大会のメインで世志琥がアジャと対戦、タッグでは何度も対戦しているがシングルでは念願の初対決となる。
試合開始から両者は視殺戦を展開し、世志琥からロックアップを仕掛けるとアジャが押し込んでブレークとなるが、世志琥がチョーク攻撃を仕掛けるとアジャが張り手で応戦し世志琥が倒れたところでサッカーボールキックを連発も、串刺し攻撃を狙ったところで世志琥がフライングラリアットで反撃しフロントハイキック、串刺しラリアット、顔面ウォッシュとリードを奪いにかかる。
しかしアジャは場外戦へ持ち込むと、鉄のゲートやイスで殴打して世志琥を黙らせ、リングに戻ると世志琥もラリアットを放てば、アジャもラリアットで応戦、世志琥が競り勝つとバックフリップからセントーン、そしてダイビングセントーンで勝負を狙ったが、アジャはかわして自爆となる。
アジャは一斗缶で一撃するとバックドロップを決めるが、世志琥も俵返しで応戦し改めてダイビングセントーンを投下、だがアジャも裏拳で返して両者ダウンとなる。
先に起き上がったアジャは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと裏拳を放つが、世志琥がブロックしてからラリアットを炸裂させ、もう一発を狙うとアジャは裏拳で迎撃し、最後は表拳でダウンを奪った後で世志琥を起こして裏拳を炸裂させ3カウント、アジャが勝利を収めた。試合後はアジャは世志琥にダメ出しし、自分の下に着いてタッグを組むように要求して去っていった。
「越えていかないといけない壁。誰もが知ってる女子プロレスラーだと思う。怖い、強いアジャ・コングに勝てば女子プロレスの何かが変わっていくんじゃないか」と世代交代を公言した世志琥だったが、念願のシングル戦は結果的に攻め込んではいたもののアジャの掌に踊らされた上での完敗、世志琥にしても悔しい一戦だった。
ただアジャにしても世志琥に“まだ引きずっているものがあるんじゃないのか”“オマエはそんなものなのか”と問いかけた上でのダメ出しでありタッグ結成へのアピールだったのではと思う。
それにアジャと世志琥のタッグは面白味のあるタッグになりそうな予感も感じ、世志琥もアジャから学ぶべきものがあるのではないだろうか・・・ -
さくらえみvs藤本つかさ、それぞれの道を歩んでハッピーに決着!
6月22日 我闘雲舞「我闘雲舞 in KORAKUEN HALL 2016 里歩デビュー10周年記念興行 ~十年咲く花は、~」後楽園ホール 681人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼鬼塚真紀デビュー戦/15分1本
○TARU 鬼塚真紀 大鷲透(7分48秒、片エビ固め)E.K.バギー パクサー ×サワディー仮面
※TARUドリラー◇第2試合◇
▼アーサ米夏デビュー戦/15分1本
○志田光(5分9秒、片エビ固め)×アーサ米夏
※ブレーンバスター◇第3試合◇
▼Pro-Wrestling 4U G6 選手権/20分1本
[王者]○ジューケン(8分27秒、ハイムリッチ・スープレックス・ホールド)×小仲=ペールワン
※王者が14度目の防衛に成功◇第4試合◇
◆10万円争奪4WAYタッグマッチ/20分1本
○P-Nutz ゴーレムタイ(8分40秒 片エビ固め)葛西純 ×DJニラ
※ラリアット。あとの2組は、アントーニオ本多&福田洋、松本浩代&趙雲子龍。◇第5試合◇
▼特別試合/時間無制限1本
○さくらえみ 「ことり」(14分6秒、片エビ固め)×藤本つかさ 優華
※二階からのニャンニャンプレス【藤本、優華の話】
藤本「試合をいまから振り返ったところで次があるわけではないので。終わりの終わりって何があったんだろうって思いまして。きょうは向こうがどうとかよりも、優華のアイスリボンを思う気持ちが見えただけでも一つ収穫があったんじゃないかと思います。(さくらはどうだった?)変わってないですよ、さくらさんは。いまも昔も、アイスに出たときも我闘雲舞で試合してるときも。さくらさんはさくらさんです。ただこうやって終わりのための試合っていうのがなかったら一生関わることはなかったと思うので。最後っていう試合があったのは…よかったんじゃないですかね。私の人生、さくらさんのプロレスから結構学びました。あとは優華が頑張ってくれます。(さくらえみから卒業?)もう卒業です」優華「「ことり」さんと当たって、「ことり」さんの存在は知ってて。悔しいと思っても、もう再戦はできないし。世界って同じ世界が2つあるみたいに言うじゃないですか。あっちの自分は男で、パラレルワールド。そこにいる自分なのかなみたいな。誤って出会ってしまって、でも出会うのは本当はいけないことだから、きょうで最初で最後の出会いのプロレスができたと思ってるんですけど、負けたとかは絶対に認めたくないですけど、自分も「ことり」さんも昔のアイスリボンを知らないですし、率直な意見だともっとやりたかったです。でも、もうできないので、この気持ちは悔しいですけどきょうに収めたいと思います。藤本さんを見てて、自分は欠場してたから道場の藤本さんとか知らないんですけど、舞台の藤本さんともいつもと違って、笑ってるんだけど、笑ってないような、焦ってるようなと思ってて。無理して笑おうと思ってるせいか、前より笑う数が増えたかなと思って。でも思い切り笑ってる笑いじゃなくて、数が増えただけであって。きょう控室が一緒だったんです。でも、自分と藤本さんの2人だけだったんです。そりゃそうだろうなと思ったんです。けど、すごく寂しくて。でも、ここに来る前は藤本さんと2人でいろいろ話したし。自分は藤本さんがいるから別に控室2人でも寂しくないやと思ったんだけど、藤本さんはまた違って。故郷にいる感じというか、自分の本当の家にいる感じの藤本さんになってて。試合中も悔しい、絶対にきょうは勝つって言ってたのにすごく楽しそうで。また違う藤本さんを見てた気持ちで。アイスリボンの藤本さんとはちょっと違って、それがきょうすごく悲しかったかなと思いました」
藤本「ハハハ…。これは優華の見解なので。優華と同じ気持ちに思っているファンももしかしたらいるかもしれませんが、真相はいかに。私たちは7月3日の後楽園大会を満員にしなきゃいけないんですよ」
優華「そうだ、そうだ。みんな来い!」
藤本「そうだ、みんな来い。我闘雲舞のファンをアイスリボンに引っ張っていくことがきょうの参戦の目的ですから」
優華「そうですよ。目標は果たせましたよ。全員かっさらってきましたよ」
藤本「そうだよ。きょうはエルボー1つで後楽園ホールを沸かせたからね。それは自信もっていいから」
優華「そうだ。みんなアイスリボンのファンだ、バカタレ! ふざけんな。もういいの! ウエーン」
藤本「きょうはセコンド一人、厳選してきたんですけど、世羅に来てもらって。いまの私を、等身大の藤本つかさを見てほしいなと思ったので。あとは彼女がどう思って7月3日、私に挑んでくるか。逆ですかね。私が挑むのか。挑む気持ちで3日来てほしいなと思います。終わり!」
優華「もういいの! アイスリボン…」
藤本「終わりって言ったでしょ(笑)」
優華「そうだ!」藤本・優華「終わりー!」
優華「いい夢でしたね。お腹すいたな」
藤本「おいしいもの食べようね」
優華「はい! 食べましょう」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○マサ高梨(12分13秒、エビ固め)円華×
※雪崩式タカタニック◇第7試合◇
◆アジアドリームタッグ選手権/20分1本
[挑戦者組]○帯広さやか&希月あおい(13分33秒、バース)[初代王者組]SAKI MIZUKI×
※SAKI&MIZUKIが2度目の防衛に失敗。希月&帯広が第2代王者チームとなる。◇第8試合◇
◆IWA三冠統一選手権/20分1本
[挑戦者]○里歩(13分2秒、片エビ固め)[第8代王者]×米山香織
※そうまとう。米山が2度目の防衛に失敗。里歩が第9代王者となる。【さくら、「ことり」の話】
(さくら&「ことり」は全試合終了後にコメント。)
さくら「きょうはエンディングを決めていて、一番好きな人の名前を叫ぼうで全選手揃えて、それで回ろうと決めてたんですよ。私はちょっと嫌がらせで藤本と優華のTシャツを用意してたんですけど、まさかこっちゃんが持ってっちゃうとは思わなくて。勝手だね。渡してどうしようとしたの?」「ことり」「え、なんでしょう。意思疎通というか」
さくら「プレゼント交換?」「ことり」「プレゼント・フォー・ユー的な」
さくら「私、すごく思ったのはこっちゃんが渡すところまでは「ことり」の勝手な判断だからいいんですけど、それを着たときに、ああ、なんか器が大きいなというか、人間的に大きいなと思いました。私は横浜文体のエンディングには参加しなかったの、であのTシャツをいまのアイスリボンTシャツの上に着ちゃうわけじゃないですか。敗北ともとられかねないところを全然臆することもなくあの中に入って最後歓声をもらって、客席回っちゃうというのはやられたなと思いました。(「ことり」に)オマエのせいだよ!(笑)」
「ことり」「フフフ」
さくら「あとはいままで里歩さんの10周年とか「ことり」の地元凱旋とかいろいろあったんですけど、なんかすごく、送り出した。帯ちゃんもチャンピオンになったし、「ことり」も地元であんなふうに英雄になって、里歩さんもチャンピオンになって、なんか一区切りついた気がして。アイスリボンと試合をして楽しかったなという気持ちに正直なっちゃったの。だから、『私は我闘雲舞』って言うんだから、こっちゃんがこれから我闘雲舞を背負って、私はまた新しく団体を作るという(笑)」
「ことり」「いやいやいや。それは本当にないです。いまがあるのでもう。さくらさんがいなくなったらダメなんですよ、我闘雲舞。ダメです、ダメです、ダメです」
さくら「きょうちょっと完成形だったような気がしたんですけど。まあ、また頑張りましょう。いままで我闘雲舞が目指したものは私にもできそうなプロレスというのをすごく目指してたんです。これからは同世代の子が憧れるような、私にはできないこんなこと、私にはできないプロレスというのを目指していきたい。私も今回13kg痩せて2階からのニャンニャンプレスを出したのは、同世代の方たちが私にはできないと思ってほしかったし、と同時にみんなと一緒にダイエットをやるとか、そういうやり方もしてみたかったし、これからも勉強だね。うまくまとまっちゃったね。試合をするとまとまっちゃうね。お騒がせしました」
「ことり」「(アイスリボンと闘ってどんな感想をもった?)闘争心しか、一直線にしか見えなくて、負ける気はサラサラなくて。同世代の優華さんとかは本当に負けられないので。最後も突っかかってきたときにうわーってなって。バンバンなったんですけど、最後は仲良く犬のじゃれ合いみたいな感じでうわーっとなったんですけど(笑)。(優華とこれが最後でいい?)最後でいいと思います」
さくら「そうなの? 老害は先に死ぬから」
「ことり」「老害?」
さくら「私。みんな先輩たちがいなくなる、楽しい世界が未来には待ってるから、そのときに好きなようにしなさい」
「ことり」「でも、さくらさんの近くにいたいです」
さくら「かわいい(笑)」
「ことり」「(自身がトップに立ったら自分の思うようにもできるのでは?)自分はトップに行ってもさくらさんが好きなので、一緒にいたいです」
さくら「ただの子どもなので、プロレスラーっぽいコメントは絶対に出てこないです。これ、聞き出せたら逆にすごいと思います(笑)」
「ことり」「(プロレスラーとして同世代の優華と闘っていきたいというのは、いまの段階では思わない?)いろんな人と闘いたいです(笑)。男の人でも女の人でも老若男女闘いたいです。」
さくら「(希月が帰ってきてチャンピオンになったが?)ああ、そうだ! あの志田さんもアーサちゃんのデビュー戦の相手になってビックリしちゃった。サケみたいに帰って来る(笑)。新しくブリバトとか「ことり」がいて、アーサがいて、鬼塚さんがいて、そのなかにそれぞれに帯広とか里歩とかがいて、新しく優華ちゃん、つっかがいて。前からずっと一緒にいた志田さんとかあおいちゃんとか、私が控室で怒鳴りまくってるのとかを見て懐かしいなとたぶん思ったと思うんですけど、いろんなものがいい巡り合わせでできましたね。死にゆく人みたいになっちゃった(笑)。(藤本と対戦して、プロレス的に合うなとか違ってきたなとか感じた?)年間あれだけ試合をしてたら、それは素晴らしいですし、コンディションも整ってますし。まあ強いなというのは思いますけど、あれです。『あなたは右に、私は左に、振り向いたら負けよ(と歌う)』ということですね。最後握手しようかちょっと迷ったんですけど、私はこっちに行くし、つっかも向こうへ行って、お互い振り向かずに頑張りましょうということかなと思いました。我闘雲舞のリャオサイ、メシャイ~みたい。(里歩が試合後に泣いていたが、どんなふうに受け取った?)10年なんて子どもだよね」
「ことり」「年齢的に考えれば」
さくら「いま苦しかったりつらかったり楽しいなと思ってることの先に、もっとつらくて楽しくてということがあるので、そこまでは引っ張っていきたいなと思います。いま楽しいなと思ってることって全然で。もっといろんなことをしたら。今回はみんなでポスター貼りもしたし、チケット営業もしたし、お客さんは前回よりも減ってしまったけど、全員で後楽園で入れようということを里歩さんが高校を卒業して初めてやったことなので。団体として成長していける時期かなと思いました」
我闘雲舞・後楽園大会にさくらの古巣・アイスリボンから藤本と優華が参戦、さくらえみは「ことり」と組んで迎えうった。
5月4日アイスリボン横浜文体大会にさくらはアイスの創始者として参戦、藤本は中島亜里紗とのベストフレンズで迎えうち(さくらのパートナーは高橋奈七永)、藤本がさくらえみから3カウントを奪うも、藤本は一方的にさくらえみとの関わりに終止符を打てば、さくらえみは一切ノーコメントで通すなど後味の悪さだけが残ってしまっていた。
そして週プロモバイルでは横浜文体大会の背景が更新され、さくら「5月4日の横浜文体、私は一つだけアイスリボンに条件を出しました。その条件を破った場合はどの段階であっても私は試合をしないと言ったにもかかわらず、破られた。そのとき私は関内駅にいて、やっぱりこういう団体だったよなと思って本当に帰ろうと思ったんですけど、連れていく予定のなかった里歩や帯広を連れて、全選手でなんとか横浜文体の会場に入って支えてもらうことで、試合をすることができました。それぐらい溝は深いと思っていただければいいと思います」とアイスリボン側との約束が守られず、ドタキャン寸前だったことを明かした。
さくらえみとアイスリボン側との間で何を約束していたのか藤本は「これを言ってしまうと、株が上がるのはアイスリボンでも我闘雲舞でもさくらさんでもなく、藤本つかさだけになってしまうので、自分の口から言うことはありません」と留めていたが、わかるのさくらと藤本の間ではなく、さくらとアイスリボン双方の溝が予想以上に深かったことだった。このまま藤本とさくらの関係も確執を残したままで終わるのかと思いきや、今度は藤本がさくらのホームである我闘雲舞に乗り込み対戦を迫ると、さくらえみも受諾、パートナーも双方の指名で優華と「ことり」が抜擢されたが、さくらと藤本が再び対戦を決意したのは、このままでいいのかというものがやっぱりあったということなのではないだろうか…
試合は優華と「ことり」が握手を拒否するなど団体対抗戦のムードを醸し出しつつ、藤本のドロップキックからの奇襲で開始となり、アイスリボン側がさくらを捕らえて先手を奪う。
優華はさくらにドロップキックを連発するが、さくらはモンゴリアンチョップで反撃しロメロスペシャルで優華を捕らえ、雪崩式を狙うと優華は回転エビ固めで切り返し、スープレックス狙いは、さくらはネックブリーカーで切り返し、交代した「ことり」は前転してからのヘッドバットで続く。
「ことり」はクロスボディー、ファアアーム、巴投げ、フロントネックロックと畳み掛けるが、優華も突進する「ことり」の足をすくってからの腕十字で反撃し、藤本もカットを狙うさくらえみをダブルアームバスターから腕十字で捕らえ、「ことり」が優華との追走合戦を制してバードブリッジ、優華もフォアアームからエンジェルサンダーで応戦する。
交代した藤本もスワンダイブ式ミサイルキックから、クロスフェース、極楽固めで続き、カットに入るさくらをドロップキックで蹴散らした後、「ことり」に磔式ドロップキックを狙うが、かわされてしまい逆に磔にされると「ことり」が藤本の背中に磔式ドロップキックを浴びせてから一本背負いで投げ、交代したさくらが藤本にヘアホイップから、ダブルアーム式のバックブリーカー、コーナーに設置してクロスボディー、リバース・スプラッシュと畳み掛ける。
さくらは「ことり」の小内刈りの援護を受けてラ・マヒストラルで丸め込むも、タイガードライバー狙いは藤本が返してサッカーボールキック、優華のエンジェルサンダーの援護を受けてからビーナスシュートを放ち、優華が「ことり」にエンジェルス・トランペット・スープレックスを決めている間に、藤本がドロップキックからビーナスシュートを狙うが、さくらはパワーボムで叩きつける。
そしてさくらはガトムードライバーを決めると、二階からのニャンニャンプレスを決め藤本から3カウントを奪い、我闘雲舞がアイスリボンに勝利、藤本に借りを返した勝ったさくらは泣き顔となり、「ことり」は試合後も優華とやり合うも、二人はそれぞれのパートナーに抱き着き、試合を締めくくった。
メイン終了後には全選手が揃い記念撮影も、さくらと藤本が向き合い、さくらが退場口を指差すと、藤本も反対側の退場口を指差し、すれ違うようにしてともにそれぞれの道を行くを示したかのように指差した方向に向けて退場していった。藤本はさくらとの戦いは、本当はアイスリボンのリングで『それぞれの道を歩む』ことを示したかったが、横浜文体のリングではハッピーエンドに終わることが出来ず、我闘雲舞のリングで仕切り直しとなり笑顔でそれぞれ道を歩むことになった。
これでアイスリボンvs我闘雲舞は最初で最後なのかというと、藤本とさくらえみが示した通り、それぞれ違う道へいくが、道はどこかで繋がっている、自分はそう信じたい。後楽園大会ご来場ありがとうございました!本日デビューさせていただいた、アーサ米夏&鬼塚真紀です。これからもよろしくお願いします。作業終わらず、パンでティータイム!新人だからね! #ガトム pic.twitter.com/TpzqpA4Xoa
— さくらえみ (@sakuraemi) 2016年6月22日つっか が良かったな。
ありがとうございました!おわりー! pic.twitter.com/XTju4o0gzl
— 藤本つかさ7・3アイスリボン後楽園 (@tsukka0730) 2016年6月22日 -
藤本つかさのアイスリボンは、さくらえみによって否定されるのか?
<バトルニュースより>
■藤本つかさにとってのさくらえみ――藤本さんにとってさくらえみとはどういう存在なんでしょう
「まあ私のプロレスラーになったキッカケはあの人ですよね。私の人生を狂わせた人(苦笑)良い意味でも悪い意味でもですけど」――感謝してる部分はあると
「ありましたけど、でもあの人が犯した罪は大きいんですよ。このアイスリボンに退団という選択肢を作ってしまったのはさくらさんだと思います」――フリーになってやるということを藤本さんはよく思っていない?
「全然そういうことではないです。フリーはフリーでめちゃくちゃ大変だと思います。でも団体に、いつまでも団体に甘えちゃいけないからフリーになるとかいう発言よくあるじゃないですか?団体にいることが甘えてるわけじゃないし、フリーになった事がすごいわけでもないし甘えでもないし、大変なんですけど、私が団体プロレスを好きという事もあるのでいいんですよその人の道で。ただそういう選択肢を作られてしまった事でアイス側の私にとってはツライ経験は沢山しました」――代表としては一人また一人と居なくなっていくのはツライ部分があったと
「そりゃそうですよね。ツラかったです」――直近ではアイスリボンの初期メンバーである希月あおいさんも退団されてしまいました
「それもそうなんですけど、なんか後輩が退団という言葉を軽々しく言うようになったのは昔退団した人が居たからだと思うので、その発言を言った時にあんたが悪いんじゃないよって思いました。過去にそういう決断を見せてしまってごめんねって思いました」――色々な思いがある中で5月4日の横浜文化体育館大会では闘うこととなりました
「どうなんだろう、本当に…4年以上経ってると、いつもならスラスラ言葉が出てきてこういう試合になるんだろうなっていう予想ができるんですけど、今本当にできなくて、そんな自分にどうした藤本って思ってます。動揺してるんですかね?ああ言えばこう言う私が、今喉につっかえてる物があって、ゾワゾワします」――さくらさんが「アイスリボンを終わらせる」と言った後、藤本さんもすぐに世羅に「あとは任せた」とマイクを置きリングを後にしてしまいました
「そういう時に咄嗟に世羅って言葉が出てきた意味をわかってほしい、世羅には」2016-04-26藤本つかさ7――高橋奈七永とさくらえみというのは過去に何度も闘ってきた相手ではあるわけですが
「何度も闘って来ましたし、あの2人から私はベルトを取っている(2010年12月に志田とのタッグでリボンタッグ王座を奪取)ので、ただあの2人のタッグチャンピオンだった時から4年の空白がありますからね…私が4年間やってきたように向こうもやってきてるので、どっちがスゴイとかはないと思いますけど、アイスリボンを終わらせるって事はほんと許せない。後輩たちにも安心させないといけないので勝ちます」――終わらせるという言葉の1つの受け取り方としては、さくらえみという存在の過去の呪縛を解くというようにも受け取れます
「そうですね。色んな所で『藤本さんのプロレス人生を取材させてください』となった時に必ずさくらえみが出るんですよ。それが嫌でいつも。結局そこが聞きたかったから私を呼んだんだなって思う事がいっぱいあって、ほんとに嫌だったんですよ。だからもう、今回のこの試合で終わらせて『もう聞かないでください』って言いたいです」バトルニュースでアイスリボン5月4日横浜文体大会を控える藤本つかさがさくらえみへの思いを答えたが、さくらえみへの愛憎というものが伺える内容となった。
さくらえみが再びアイスリボンのリングに上がるきっかけになったのは、4月23日のアイスリボン道場マッチでの座談会で突如さくらえみ現れ、横浜文体への参戦をアピールするだけでなく、「プロレスでハッピーは、ここにはないよ。私がアイスリボン辞めた時に、次にもしアイスリボンのリングに立つことがあれば、それがアイスリボンが終わる時だと思っていました。4年経って、その時が来たと思っています。横浜文体でアイスリボンは最終回です。」と言い放ったことからだった。自分が憶えているのは2011年12月SAMURAI TVでの「バトルメン」でさくらえみがゲストとして出演した際に突如アイスリボン退団を発表、あまりにも唐突な発表だったことで見ている側も驚いただろうが、さくらえみが突然去ることで一番戸惑ったのは後を引き受けざる得なかった藤本つかさの方だったのかもしれない。
自分がアイスリボンを初めて観戦した2012年12月31日にはさくらえみも既に退団し我闘雲舞を旗揚げしていたが、アイスリボンを見るきっかけになったのはUSTで放送していた「19時女子プロレス」でさくらえみだっただけに、さくらえみが去るだけでこんなに光景が変わるものなのかと思ったが、自分が観戦した直後に「19時女子」の主役だった帯広さやかがアイスリボンを退団して我闘雲舞へとすぐ移籍し、その後で志田光や希月あおい、成宮真希など主力選手が退団していってしまった。
帯広さやかのときは藤本つかさは笑顔で贈りだしていったが、内心は複雑だったというのが本音だったと思う、退団していった選手らも同じで笑顔で贈りつつも本音では複雑な心境、藤本つかさはそういったことを抱えながらも“藤本つかさのアイスリボン”というものを作り上げて今日まで至った。
そこでさくらえみが現れて“アイスリボンは最終回”と言い放った、藤本つかさにしてみれば去っていったものから自分のアイスリボンが否定されたのと同じで“去っていったアンタに何がわかる”と言い返してやりたかったのではないだろうか・・・
5月4日の横浜文体は藤本つかさのアイスリボンが否定されるのか審判の場になるのではと思う、負ければ藤本つかさがやってきたことは全て否定される戦い、藤本つかさのアイスリボンにとって一番の正念場となる。
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ダイナマイト関西がガンを告白…そして引退を表明<OZアカデミー3月20日、後楽園ホール大会でのダイナマイト関西のバックステージコメント=週プロモバイルより>
関西「(突然の引退発表)そうですね。今日負けたからとかではなくて引退の文字はずいぶん前から自分の頭に半分浮かびながらの状況がずいぶん続いていたんでね、30周年というときに言いかなと思って。いろいろケガや病気などもあったので、これ以上続けるよりは第2の人生も考えようかなと思った時期なんですね。
(具体的にどこかケガしているとか、どこかが悪いから引退する?)10何年か前ですかね、膠原病という病気、みなさんあまり知ってるかわからないですけどその病気もしてそれもずっと完治せず、感知するのが難しいと言われている病気なので。そいつと長くうまく付き合ってる状態なんですね、いまもそうですけど。あと4年前に実は肺ガンになりまして。あけてみないと良性か悪性かわからなかったんですけど、あけてみたところ悪性だったので左の肺を半分取りました。いまもそれは治療しながらの状態なので。このままうまくいけば完治するしそれは大丈夫だと思うんですけどね、そういう状態でずっときてたのでそろそろ潮時かなというんじゃないけど年内いっぱいという区切りをつけさせてもらいました。」
OZアカデミー後楽園3月20日の後楽園大会のセミに出場したダイナマイト関西が突然引退を表明し、12月11日のOZアカデミー後楽園大会で引退試合を行うことを発表した。この日の関西はOSAKA女子の山下りなと組み倉垣翼、米山香織組の保持するOZアカデミータッグ王座に挑戦したが、関西が倉垣のファルコンアローを喰らい敗れたあとで引退を表明した。
そしてバックステージインタビューの際に肺ガンを患っていることを告白、既に手術で左肺を摘出しているが、まだ治療を続けている状態だという。
関西はミスAとしてジャパン女子プロレスからデビューし、その後ダイナマイト関西にリンネームを改めてJWP女子プロレスのエースとして活躍、アジャ・コングを破ってWWWAシングル王座も奪取したが、JWP退団後はGAEA JAPANを経てOZアカデミーを主戦場にしてきていた。
関西は90年代JWPを何度も観戦したこともあって思い入れのある選手、アジャを破り女子の最高峰のベルトだったWWWA王座を奪取した時は、当時代表だった山本雅俊氏とバンサイ三唱したときのことを今でも憶えている。
この日のOZアカデミー後楽園大会では西尾美香が妊娠のため両親は夫であるNOAHのマイバッハ谷口が見送る中引退したが、その後での関西の引退とガンの告白はショッキングとしか言いようがない。
関西の引退は残念だが、しっかり養生して欲しい、気休めはいいたくないが、今はそれしか言いようがない。 -
世志琥が奈七永を粉砕し復帰を勝利で飾るも、外敵から包囲網が敷かれた!
3月7日 SEAd LINNG「SEAdLINNNG~Let’s get d!!!」後楽園ホール 988人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼OPENING POP UP!/15分1本
○さくらえみ(8分22秒 片エビ固め)×小波
※2階からのにゃんにゃんプレス◇第2試合◇
▼ハイスピードタッグマッチ~Unknown fight Hispeed!~/20分1本
○藤本つかさ 花月(11分17秒 ビーナスクラッチ)コマンド・ボリショイ MIZUKI◇第3試合◇
▼Ability sprout!/30分1本
ダイナマイト関西 井上貴子 ○宮崎有妃(13分2秒 外道クラッチ)Saree ×田中盟子 ビッグバン・ニコル◇第4試合◇
▼BATLE OF SEED/30分1本
朱里 ○山下りな(18分31秒 レフェリーストップ)堀田祐美子 ×水波綾◇第5試合◇
▼Yoshiko is BACK!/30分1本
○世志琥(20分46秒 片エビ固め)×高橋奈七永
※ラリアット(試合終了後、世志琥はマットにヒザをつけて礼。奈七永とも抱き合う)
奈七永「世志琥、お帰り! 正直、負ける気なんてさらさらなかった。でも、オマエはやっぱり強いもの持ってる。やられちゃったな。でも、勇気を出して、足を一歩前に出してくれて、ありがとう!」世志琥「(世志琥コールが起きる。涙ながらに)プロレスって最高ですね! 自分は本当に心の底から、プロレスが大好きです! きょう勝ったのはまぐれかもしれない。けど! 自分にとっては、この結果はすごいでかいんです! きょうから、ゼロからのスタートだと思って、自分はこれからのプロレス人生、スタートを…」
(JWPの中島亜里紗が乱入しマイクを奪う)
中島「いい感じのところ悪いんですけど、高橋奈七永! 私がSEAdLINNNG旗揚げの時に言ったセリフ、覚えてるか? 私はあなたと闘いたい。あんたは、いつでもやってやるよ、そのためにこのリング作ったんだよ、と言いましたよね? それがどうですか? いつまで経っても高橋奈七永VS中島安里紗は組まれない。きょうは、SEAdLINNNG、カードも入ってない!(世志琥に)おかしいだろうがよ! だいたいよ、オマエ泣いてんじゃねえよ、リングの上で。なんだオマエ? 高橋奈七永にな、勝ったヤツがピーピー泣いてんじゃねえ。さっさと立ち上がれ。高橋奈七永に勝ったことがどういうことかわかってんだろうな? 高橋奈七永も、高橋奈七永に勝ったオマエも、私がまとめて食ってやるからな。覚悟しとけ」(続いてSareeも登場)
「オイ、奈七永! オマエめっちゃ休んでた相手に負けてんの? 悔しくないの? 私ももっともっともっと! 熱い闘いがしたいんですよ。だから、オマエも強くなれ。私も強くなるから。それと世志琥、ずっとあなたのことを自分は意識していました。絶対、対戦した時は意地でも負けないんで、よろしくー」世志琥「自分もこういう瞬間を待ってたんすよ! SEAdLINNNGは自由なリングだよな。やりますか、(そう言ってが中島に握手を求めるも、中島は頭突きで返答。世志琥は倒れ、中島は退場。起き上った世志琥は山下にも握手を求めるが、山下は中指を突き立てて退場。さらに世志琥はSareeeにも握手を求めるが、ここも張り手をブチ込まれた。)
最後に奈七永にも握手を求めると、奈七永はしっかりと応え抱き合う。そこに南月も入って3人で抱き合うと「お帰り!」の声や「シードリング」コールも発生。
世志琥「みなさま、きょうは本当にありがとうございました! きょうからまた新しいSEAdLINNNGの歴史が始まっていきます。みなさま、今後もよろしくお願いします!」
【世志琥の話】「ありがとうございました。復帰戦が終わって、入場した瞬間から、お客さんの声がホントすごくてグッと来ちゃったんですけど、試合前に泣くのは本当にカッコ悪いし。これから闘うのにカッコ悪いなと思って我慢してたんですけど、試合が終わって…この1年間…この1年間のことを思い出してしまって、泣いてしまいました。温かく迎えてくれるというのが全然予想してなかったですし、ああいう声を聞いて、戻ってきてよかったなって心の底から思います。ありがとうございました。(1年のブランクを埋めるには準備期間が足りなかったと思うが、不安は?)復帰戦の日を聞いた時に、短いなって。第一印象は短いなって自分も思ったんですけど、自分的にはそれ以上に延びてしまうとダラダラやってしまうだけだと思いましたし、短い期間で自分がどれだけの力を出し切って、どれだけのことができるか、そこに自分は努力してきたというか。相手も高橋奈七永ですし、一筋縄ではいかないのはわかっていたので。でも自分は、きょうまでにやれることは全部やってきたつもりなんで。全然コンディションも悪くなかったですし。(試合で動いてみてどうだった?)まだ課題はたくさんあります。でも、ここから自分がゼロのスタートだと思ってるので、これからどんどんどんどん前へ努力して、もっともっとホントに強くなっていきたいです。南月の応援もすごかったが)自分が本当にこのリングに…1年前とかリングにまた帰ってこれる日が来ると思ってなかったんで、全部がすごいありがたみがあるというか。セコンドについてくれる、お客さんが着てくれるのも応援してくれるのも、全部に感謝だなと思ってます。(試合後には中島らが来たが)復帰戦で終わりではないので、ここからつながっていく道ができたと思いますし、SEAdLINNNGはホントにそういう自由なリングそのものだと思うので、自分ももっと自由にやっていきたいと思いますし、自分がいままでできなかった選手とかともSEAdLINNNGではできると思うので。どんどん面白い選手とやっていきたいと思います。でも、中島はむかつきますね。痛い!(闘っている
最中に1年前のあの試合が脳裏をよぎったりは?)いや、ないです。(吹っ切れてる?)吹っ切れてるというか、自分はきょうはきょうなので。思い出すことはなかったです。(新コスチュームは?)自分のいままでのイメージが、キンキラでキラキラでつなぎだったと思うんですけど、名前も変えたことですし、イメージをがらっと変えたくてこういうスタイルにしました。(体重は前と同じ?)同じぐらいだと思います。動きやすいなと、お気に入りです。(試合後に彩羽匠が声をかけていたが)思うところはいろいろあるんですけど、同じところの出身ですし、だからこそ離れていても、これからやることとかあると思うんで。お互いこれから頑張って切磋琢磨していきたいなって思いますね。(次の試合まで2カ月あくが)本当にここで終わりではないので、2カ月先でも自分のコンディションはいいまま保っていきたいですし、練習ももっともっと重ねて、もっと動きをよくしたり、スタミナをつけたり。2カ月にお客さんがまた来て、自分を見た時にこないだと違うなって。何か一つでもそうやって思ってくれるところがあるように、自分は2カ月後の試合に向け努力していきたいと思います」【奈七永の話】「(負けるはずがない試合だと思うが、最後は?)世志琥の空白の期間の、時間の長さだけじゃなくて、プロレスに対する思いがさらに募ったという部分しか(敗因は)ないと思うんですけど。そこのところで、ホントわずかな差だったと思うんですけど、そういう部分でスリー取られてしまったのかなと思います。(久しぶりに世志琥と当たって懐かしさが見えた? それとも違った部分が見えた?)不思議と、私はもうただ目の前に立った敵を倒すとSEAdLINNNGになってから公言しているんですけど、そうでしかなかったです。なので、世志琥が感慨深い表情だったり、じっさい試合中も涙を見せながら私のことを殴ってきました。エルボーしてきました。だけど、全然そんな泣いてるヤツには負けねえって思ったし、私は私で踏ん張っていまここに立っているんで。そんな感慨深いものとか一切なかった。だから、結果は本当に悔しくもあり。だけど、こんなこと言ったら手を抜いたと思われるのかもしれないけど、でも少し嬉しくもあり。すごい複雑な気持ちで、こういう気持ちがまた一つ私を上の階段に登らせてくれるのかなとか、いま思うのが精いっぱいで。でも、世志琥の踏み出した一歩の重さを、しかときょうこの試合で感じました。それも私もSEAdLINNNG代表として背負って歩んでいきたいし、すべてのことから学んで進んでいきたいと思ってます。最後も若手の選手たちが思いをぶちまけてましたけど、ああいうふうに自己主張してきてくれるのは、ひじょうに大歓迎。なんかSareeeちゃんに『オマエも強くなれよ』と言われたので、また明日から練習し直しです! どっかに慢心があったのかもしれないので、出直しです。強くなるように練習します。(最後の宣戦布告からいくと、次の大会は奈七永と世志琥が組んで、中島、Sareee、山下のいずれかが組んだタッグになる? 3人いるのがややこしいが)そうですね、ちょうどよくいかないのが面白いですね。あの勢いだと私が蹴落とされそうな勢いなんですけど。でも、私は譲らないですよ。ここに熱い闘いがあると思ったら、自分が進んでいきたいですしね。ちょっとSareeeには負けないようにします。Sareeeとどこかで。(どう決める?)ちょっとそこまでいま頭が回らないので、整理して。5月18日でSEAdLINNNGが終わるわけでもないので。旗揚げで中島選手から試合をしたいと言われてから、避けてたわけではないんですけど、違う“これやりたい”と思うテーマをもってやってきたので。きょう視野に本当に入れなきゃいけないなと思ったので。でも、ここから女子プロレスをまた動かしていけるんじゃないかと、すごいワクワクしました。自分自身ワクワクしたんで、自分が楽しいと思うことをやっていくことはお客様にも伝わると信じて…というか、伝えていきますので、SEAdLINNNGで激しく闘っていきたいですね。(世志琥と組むとしたら、タッグはFlashトーナメントの決勝以来?)どこかでもしかしたら組んでるかもしれないですけど、回数は本当にないですね。レアですね。(世志琥の試合出場は次のSEAdLINNNG?)うーん、ひとまず3月7日のきょうを迎えることで精いっぱいでしたし、どのぐらい世志琥が実戦でできるかというのもまったくわからない状況だったので。きょうの結果を踏まえて、もう一度考えて。ああいうふうに自己主張している人もいるんで、やりたいという人もいっぱいいると思うので、様子を見て。でも、闘いたいという気持ちが一番だと思うので前向きに感じました」
SEAd LINNG後楽園大会のメインで世志琥の復帰戦が行われ、師匠格である奈七永が相手を務めた。
試合はグラウンドや互いの髪を掴んでの睨みあいなどで互いに出方を伺うが、コブラツイスト合戦で奈七永が決めると世志琥はそのまま担いでバックフリップで投げ、串刺し攻撃を狙うも、かわした奈七永は丸め込みからアンクルホールド、キャメルクラッチなどグラウンドへと持ち込み、ミドルキックの連打や顔面ウォッシュを放つも、世志琥はエルボーで応戦し奈七永も打ち返していく。
奈七永はマシンガンチョップからラリアットを放つも、世志琥はダイビングラリアットで応戦しロープへ走ったが、奈七永はニーリフチトで迎撃、しかし奈七永の突進を追走した世志琥は顔面ウォッシュを連発しコードブレーカーを決める。
世志琥はセントーンを投下するが、かわした奈七永が逆にセントーンを投下し串刺しラリアットで場外へ追いやるとトペ・スイシーダを発射、そしてリングに戻ってからミサイルキック、串刺しラリアット、冷蔵庫爆弾を投下するが世志琥は脚を伸ばして迎撃する。
両者はラリアット合戦から奈七永が左右の張り手、ローリングエルボーをかわした世志琥はラリアットからダイビングセントーンを投下するも、もう1発は奈七永が雪崩式ブレーンバスターで投げ、インプラントから担いだところで世志琥がスリーパーで捕獲し胴絞めへと移行して絞めあげる。
互いに張り手の応酬から奈七永がナックル、ニーを放つも、奈七永の突進は世志琥がラリアットで迎撃し、世志琥が突進も奈七永がラリアットで迎撃する。
そして奈七永がコーナーへと登り、追いかけた世志琥と競り合いの末叩き落してミサイルキックを放つが、世志琥はラリアットで迎撃して3カウント、世志琥が1年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。試合後は奈七永が世志琥の復帰を祝い、世志琥も涙を流しながら再出発をアピールしたところでJWPの中島、OSAKA女子の山下、ディアナのSareeが世志琥に宣戦布告し、最後は奈七永と奈月たいようが世志琥を抱擁して幕となった。
心配したのは1年間のブランク、世志琥もリングを去ってから1年が経過していただけにブランクというものがあったと思うし、厳しいものになるのではと思ったが、ブランクを感じさせないどころか師匠である奈七永を破っての堂々の復帰、そして中島などが対世志琥をアピールしたことで、早くも女子の中心に立った。
奈七永、専務の奈月、世志琥と3本の矢が揃ったSEAd LINNG、果たして女子プロレスの中心的存在になるのか?
最後に安川惡斗のドキュメンタリー映画の監督の高原秀和氏が世志琥を傷害で告訴しようとしたことに関しての自分なりの見解だが、プロレスでケガをしたら傷害なのか?だったらプロレスで起きたことは全て傷害となり、連日警察や裁判沙汰になってしまうし傷害が認められしまったらプロレスだけでなく格闘技そのものが崩壊してしまう。
それに高原氏は見た目は惡斗のためとなっているが、惡斗だけではなくスターダムのためにはなっていない、スターダムも世志琥やSEAd LINNGに対して含むことはあるのは事実だが、世志琥がスターダムを去った時点で事件を幕引きにしたいため、これ以上は深追いする意志はない、スターダムにしてみれば高原氏の発言は「余計なことはしないで欲しい」というのが本音なのかもしれない。
それに高原氏はSEAd LINNGを見に来るなとも発言したが、988人が集まり、最後でファンが支持をした、それが全てであるし、見る見ないは高原氏に指図される筋合いはない。本日はSEAdLINNNGにご来場いただきまことにありがとうございました。
世志琥、おかえり!
プロレス最高!!!!
次の闘いがはじまる!#SEAdLINNNG
— 高橋奈七永Nanae Takahashi (@nanaracka) 2016年3月7日奈七永の覚悟 世志琥の覚悟 奈七永の優しい苦笑い 世志琥の泣き顔 。
しかと 感じた。おかえり!
おかえり! おかえり 待ってたよ。
プロレスの神様 ありがとう!!
— 長与 千種 Chigusa Nagayo (@chigusa8888) 2016年3月7日今日のよしこ復帰はあたしは面白かったです。試合もやけどそのあとのマイクでのよしこねらいやら、花道引き上げるときのイロハタクミのよしこに対するエールとか…なんかいいもん見た気がしました!プロレスは最強におもしろいんです!っていえます!
— GAMI (@gamilibre) 2016年3月7日世志琥さん
おかえりなさい。
プロレスはドラマティックです。
リアルなドラマです。
心に鳥肌が立つ試合を見させていただきました!
思わず立って叫びまくってた自分がいました!
奈七永さんやっぱかっこいい。
世志琥さん待ってました。 pic.twitter.com/7KCs8jnT01
— 彩羽 匠 takumi iroha (@crushTKB) 2016年3月7日 -
世志琥が語る安川惡斗戦の真実・・・モヤモヤが再燃もそれもまたプロレスである
<東京スポーツより>
1日付で女子プロレス「シードリング」に入団し、3月7日の東京・後楽園ホール大会で約1年ぶりに現役復帰することを表明した世IV虎改め世志琥(よしこ=22)が、本紙のインタビューに応じ、思いの丈を激白した。これまで沈黙を守り続けていた1年前のあの試合の“真相”をついに告白。注目を集める“乙女”の本心とは――。――11日にミャンマーで会見を開き、現役復帰を発表した
世志琥:第2のプロレス人生が始まったんだなって思います。世間に発表したらもう後には引けないですからね。
――12日のチャリティープロレス大会(ヤンゴン市Thein Phyu競技場)ではセコンド業をこなした
世志琥:試合をやりたいって一番感じました。自分は(下働きを)吹っ飛ばしてきた部分があったんです。(スターダムの)1期生で、すぐ下も入ってきたし。今は自分が一番下で、こうしてできるのは貴重。ミャンマーに行って良かった。
――反響も大きい
世志琥:賛否両論あるのは分かっていたことだし、何を言われようが想定内のことです。全部が全部気にならないわけではないですけど、気にするところと分けていかないとキリがない。
――メンタルが強い…
世志琥:さすがに(昨年)2月22日の後に来たメールの数を考えると「ワー」となりました。このメールを送っている人がみんな会場に来たら、結構でかい会場いけるんじゃない? みんな来てよと思うぐらいだった。
――昨年2月22日といえば安川惡斗(あくと=29)との試合(スターダム後楽園大会)が“凄惨マッチ”になった。試合後はどんなことを考えていたのか
世志琥:何も。終わった時点で辞めようって考えて、その後どうしようとかは一切(考えなかった)。とりあえずこの状況を何とかしたいって思っていました。
――冷静でいられた?
世志琥:試合中はずっと冷静でしたよ。全部覚えていますし。自分は普通にプロレスをやりたかったんです。何だろう…、何でああなったのかは分からないです。
――なぜ
世志琥:自分は(ワールド・オブ・スターダムの)チャンピオンだったし、興行のメーン。いままであんな試合、一回もしたことない。自分はやられたらやり返すしかないので、それをやったらああいう試合になったんじゃないですかね。
――勝ちたい気持ちだけだった
世志琥:そのために練習しているんだし。自分は練習してないやつとかに負けたくないんです。練習してる、してないの差もあったと思う。ただ、プロとしてケガをさせてしまったのは悪いと思うし、反省しないといけない点もあって相手には謝りました。
――安川はあの試合で負った目の負傷を理由に昨年12月に引退した
世志琥:理由は知らなかったけど、自分と対戦する前から引退するって知っていたから、試合が決まった時に「これが最後のシングルマッチ」だと思っていました。
――え? そうだったんですか…
世志琥:いついつ引退する、と聞いていました。最後の最後までああいうふう(世志琥戦が原因で引退する)に言われたから余計に「え? なにその理由?」ってビックリした部分はありました。でもそれが本当のことです。
――もうすぐ1年だ
世志琥:濃かったです。プロレスから心が離れて、また戻って…。改めてプロレスの偉大さといいますか、あんなことがあっても戻りたいと思うくらいプロレスが好きな自分に気づいた1年でした。
――復帰戦は高橋奈七永(37)と一騎打ちする
世志琥:待ち遠しいです。自分のことをいろいろ言うのはいいですけど、1回でいいからまず自分の試合を見てほしい。そうしたらきっと何か変わってくれるんじゃないかと思う。そういう人たちの気持ちを変えたいと思ってやってる部分もあります。
世志琥が東京スポーツのインタビューに答え、昨年2月22日スターダム後楽園大会で行われた安川惡斗戦の真相を語った。
試合から1年が経過するということで語ったということなのだろうが、最初から潰す意志で試合をするつもりはなく、惡斗が仕掛けたエルボー気味のパンチを返したら、惡斗が打ち返してこず、世志琥が仕掛けても惡斗がなかなか返してこなかったから“ケンカマッチ”と言われる試合の流れになり、世志琥と惡斗が険悪だったということがクローズアップされて騒ぎが大きくなったということなのか・・・
そして気になる部分があるとすれば惡斗は以前からいつ引退すると決めており、世志琥がそれを知っていたということ、しかし惡斗は会見の際に世志琥戦が原因となって引退となったこと、惡斗は12月23日に引退したが本当ならまだ今年以降まで続けるつもりだったのか、世志琥のせいにして全てを終わらせようとする意図があったのか・・・
事件に関しては今更振り返っても仕方のなかったのだが、世志琥の証言でまたモヤモヤが出てしまった感じがする、しかしそれもまたプロレスなのかもしれない。
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"brother”YASSHIの決断・・・ブードゥー・マーダーズから“卒業”
<バトルニュースより>
ジャガー横田・TARU・“brother“YASSHI・堀田祐美子が男女の壁を超え結成したユニット『CRYSIS』が17日、新木場1stRingで自主興行を行った。2月4日のDRAGON GATEに突如登場したYASSHIは、吉野とのタッグ結成を宣言した後CRYSIS興行終了後にケジメの重大発表を行うことを予告していた。
メインイベントでTARU&“brother“YASSHI&ジャガー横田vs大仁田厚&大谷晋二郎&井上京子の有刺鉄線ボード・ストリートファイト・6人タッグミックスドマッチが行われ、大乱戦の流血戦の末TARUが京子にCRYSISカッターを叩き込み勝利。リング上ではジャガー横田が大会をしめたが、YASSHIはリングを降りると客席に立ち肉声で「俺の口からお前らカス野郎どもに報告事項があるねんけどよ、それは今日のこのCRYSISのリングの上じゃなくて、それは俺の個人的な問題やから、俺は今からここで喋るぞ」と語り始める。
YASSHIは「俺が復帰して、VOODOO-MURDERSが復帰して4年たってリーダーやってきて、ちょっと俺は、VOODOO-MURDERSに、TARUに、甘えすぎてきたと思うねんけ。だからよ・・・今日は・・・俺が、復帰前から、そして復帰してからやってきたVOODOO-MURDERSに別れを告げようと思ってるんや。これからは、俺が自分の力でこの二本の足で立って、VOODOO-MURDERSを出て、正真正銘のフリーランスとして団体を、この日本の団体を渡り歩いていくからよ。プロレスに絶対はない。だからよ、今日は、VOODOO-MURDERSに、別れを告げ、この先どうなるかわからんけど、一旦ここで、ケジメをつけて、VOODOO-MURDERSはオサラバや!」と宣言。
ブードゥーのTARUと拳剛がYASSHIの隣に立つと、YASSHIはTARUと握手し抱き合い、拳剛からの復帰戦の対戦相手の指名に拳を合わせて応えた。
YASSHIの前では一言も発しなかったTARUはバックステージで「今さっき話聞いて俺もビックリした。VOODOO-MURDERSっていうのはこのプロレス界で歴史が古いと思う。上から数えても1.2位争うぐらいの古いヒールチームやと思う。そのヒールチームにリーダーとしてbrotherを置いといても、やっぱりVOODOOイコール俺っていうのがどっかにあって、あいつが上にと言うか次のステップに羽ばたかれへんというのもあいつにVOODOO-MURDERSを着せてしまった責任というのもあるし、一旦“brother“YASSHIというブランドで羽ばたいてみてもいい歳やろと。あいつもいっぱしのメインイベンターにもなれる男やから。だからここはVOODOOというお荷物を降ろして、別に離れたわけじゃなく魂は一つやし、あいつは“brother“YASSHIという可能性を今試したいという。色々な会場でbrotherと会うことになると思いますけど、その時はよろしゅう頼みますわ。あんまり言うとな、また影に俺がおると思われたらな、“brother“YASSHI金魚のフンみたいに言われても困るからよ。だから俺もこれからは“brother“YASSHIをライバルとしてやっていく。VOODOO-MURDERS対“brother“YASSHIっていうのもありえるから。まあそこは、ええ関係で上を目指したい。あいつも一端のヒールを語るんなら俺らを超えて欲しい。brotherの門出や」と前向きにYASSHIを送り出した。
ディアナの女子ヒールユニットCRYSISの主催興行が開催され、リーダーであるジャガー横田がブードゥー・マーダーズ入りしていることからTARU、YASSHIが出場。大会後にYASSHIがTARUやファンの前でVMの離脱を発表し会場を後にした。
VMは2005年に武藤敬司体制の全日本プロレスでスタートし、TARUと外国人選手のヒールユニットだったが、実質上TARU一人で始めたようなユニットだったがDRAGON GATEを解雇されたばかりのYASSHIと近藤修司が合流、二人が合流してからは全日本だけでなく他団体にも活躍の場を広げた。
しかし近藤が全日本に入団するため脱退、YASSHIもプロレスを休業するため離脱し、VMはメンバーを入れ替えて存続したが、TARUが平井伸和さんへの暴行事件で無期限活動、全日本から追放されるとVMも封印となった。
2012年にYASSHIが復帰するとアパッチプロレス軍からの拳剛を加えてVMが復活、TARUも復帰して合流した。VMはTARUにとっても思い入れの強いユニットだがYASSHIにとっても思い入れが強いユニットでもあり、YASSHIの働きかけがなければVMの復活やTARUの復帰もなかったのかもしれない。
YASSHIがVMを離脱した理由はDRAGON GATEへの参戦、TARUとDRAGON GATEもはっきり言って微妙な関係、YASSHIがDRAGON GATEへ今後も参戦したいのであれば、どうしてもTARUとの関係がネックになってくる、VMの離脱はYASSHIの悩んだ末の決断だったと思う。
救いだったのはTARUが仲間割れという形ではなく円満という形で贈り出してくれたこと、TARU自身もYASSHIがいなければVMが復活していなかったし自身も復帰もなかった、だからこそ円満に贈り出してくれた。
TARUの本音としてはVMに留まって欲しかったと思うが、人はいつかは群れから離れなければならない、YASSHIはVMからの“卒業”して去っていったが、VMはTARUが背負って今後も続いていく。
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世IV虎から世志琥へ・・・3月7日に復帰決定!
<週プロモバイルより>
現地時間11日、ミャンマー・ヤンゴン市内のパークロイヤルホテルにおいてSEAdLINNNGが記者会見をおこない、昨年のスターダム6・14後楽園で引退を表明した世Ⅳ虎が2月1日付けで「世志琥」のリングネームでSEAdLINNNG所属となったこと、さらに3・7後楽園で復帰することを発表。対戦カードは世志琥の希望で高橋奈七永とのシングルマッチに決定した。会見では、まず奈七永と南月たいよう専務がコメント。
奈七永「皆さんお集まりいただきましてありがとうございます。ミャンマーのこの地で会見させていただくことがとても貴重なものだと思いますので、嬉しく思います。今日は私たちにとってはすごく嬉しいお知らせをここでさせていただきたいと思います。SEAdLINNNGに新しく仲間が加わることになりました。世志琥がまた活動を再び始めさせていただくことになりました。これにともないSEAdLINNNGに所属して活動していくことになりますので、仲間が3人になります。とても嬉しく思います。これからもやればできる『d』というのを合言葉に、やれることをたくさん増やしていきたいですね。そう思っています」
南月専務「世志琥が復帰ということで私は引退してから世界一周の旅に行って、帰ってきたときにとてもこの状況がいろいろ変わっていて、世志琥がプロレスを辞めたいというのを聞いた時に本当に自分は日本にも、そばにいてやれなくて、何もできなかった自分というのにすごく悔いが残っていた部分がありまして。そしてこうやってSEAdLINNNGで自分の信じる女子プロレスというものをもう一回見せていきたい、やっていこうと旗揚げから3戦やってきましたけど、その中で世志琥がもう一度プロレスをやりたい、SEAdLINNNGで復帰したいっていうことを伝えてきてくれた時に本当にうれしい気持ちでいっぱいでしたし、これからはそのまた新たな夢を全面的にバックアップしていきたいと
思いますし、これから先がどんなことがあっても自分が世志琥のことを絶対に守っていきたいと自分の中でもそういう覚悟が今、秘めてこの場にきました。なので自分からも大変皆様お騒がせいたしましたけども、またこれから新たにイチからSEAdLINNNGでがんばっていきたと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします」ここで世志琥が登場。
世志琥「このたびSEAdLINNNGに入団させていただくことになりました。いろいろとお騒がせいたしましたが、高橋さんと南月さんに自分がどうしても本当にプロレスがやりたくて大好きでお願いして入団させていただくことになりました。今後自分が大好きなプロレスをできることに感謝して闘っていきたいと思います」
奈七永「3月7日にSEAdLINNNG後楽園大会で復帰戦をおこないます」
世志琥「それに向けて自分は今がんばっていくしかないので、今後も自分はがんばるしかないと思ってます。よろしくお願いします」
奈七永「世志琥の活動再開にあたりまして名前の方を改名させていただくことになりました。(世志琥と発表)読み方は『よしこ』でそのままですが漢字を変えて、新たな志をもって進んでいく世志琥というものを皆様ぜひよろしくお願いします。(復帰のきっかけというのはどういうところから?)最終的なきっかけというのは11月25日にSEAdLINNNGの後楽園大会があったのですが、実は観にきていまして、それで試合を見てですね。本当試合が終わった何日かあとに連絡がきまして話がしたいということで会って話しまして、すごい照れ臭そうになかなか言い出せずに何時間も何時間も経っていたのですが、顔を見れば自分も言いたいことは分かっていたので。それでもプロレスがまたやりたいということを実際に口に出してくれたときは本当に飛び上がるぐらい嬉しくて、ついにこの言葉を言ってくれたということで、世志琥に抱きついたね。抱きつきました」
世志琥「実際にその11月の試合が自分はプロレスをやめてから初めて観に行った試合でして、出てる選手の闘いとか、見てたんですけど、なんで自分は大好きなリングの上にいないんだろうと思って(涙)。高橋さんに言おうと、自分の気持ちを言おうと思ったときも、そういう中途半端な気持ちでは自分は絶対にやりたくなかったので、何日か、その試合を見てから考えました。でもやっぱりプロレスが大好きなことは変わらなくてそれでやっと高橋さんと会う決心がつきました」
奈七永「「(前回の1・11後楽園では奈七永の試合中に世志琥が来たが、そのときはどう思った?)来てくれたことに関しては、私もあの試合をもう死にもの狂いでというか、気持ちがみんなに伝わるようになるといいなと思って試合をしていたので、それが届いてほしい一人にズバッと届いたんだなって思ったら、自分も胸が熱くなりましたし、そこまでさらけ出させてもらった田中選手にも改めて感謝しましたし。正直でも気持ちが高ぶって動いてしまったっていう部分があったんですけどもいろいろお騒がせしてしまったことに関しては申し訳ないと思っております。すみませんでした」
世志琥「(あのときどのような気持ちでリングサイドに行った?)やっぱりまだ何も表に情報は出てなかったですし、自分自身も何も自分の情報も出てなかった中で、ダメだってわかってたんですけど、ああいうふうに、出るのはよくないっていうのはわかってたんですけど、やっぱり入り込んでしまいました。自分も闘っている気持ちになってしまいまして、高橋奈七永、あんなもんじゃねえだろ!って、全然言える立場じゃなかったんですけど、上がりたいって思ってしまいました」
奈七永「それがプロレスの良さだと思います。心の底で眠ってる気持ちとかいつもは隠してる気持ちとかがついついさらけ出させられてしまうっていうか。私たちプロレスラーも闘っていてそうですけども、お客さんも思わず声を出してしまうとか、そういう魂で闘っているので、その魂で応えてくれる人がいるからプロレスって成り立つと思うし、やっぱそうやって突き動かされてしまったというのは、プロレスラーの魂というものが世志琥の中でなくなってはなかったという、一つの答えだと思います。(リングネームに関しては、どのような思いからその漢字になった?)新たな志を…」
南月専務「っていうのもありますし、画数もあります。奈七永さんも自分も見ていただいた先生に画数を」
世志琥「前の名前に負けたくなかったんで、前よりもインパクトのある名前にしたのが一番です。で、これになりました。(現段階で復帰戦のカードや今後はどのように考えている?)復帰戦のカードはまだ決まってないですよね? 3月7日にっていう日にちしか決まってないですよね? 自分、復帰戦でやりたい相手がいるんですけども…高橋奈七永、高橋奈七永とシングルがやりたいです。よろしくお願いします」
奈七永「それはもちろん…私しかいないでしょう! やりましょう(手を差し出すが、世志琥は高橋の手をはたいて拒否)」
世志琥「もう対戦相手が決まったので高橋奈七永、オマエにはゼッテエ負けねえからな!」
奈七永「言ってもこの空白の時間も私は歩みを止めなかったので。まあでも世志琥のために用意したようなリングでもありますから。ここはおもいきり誰にも何も邪魔されず、おもいっきりプロレスを思う存分感じて自分が心燃やして闘う、それがSEAdLINNNGのリングなので、ぜひお客さんに見てもらいましょう。この心の闘いを。今後ともSEAdLINNNGを余禄お願いします。今日はどうもありがとうございました」
ミャンマーで開催するプロレス興行に参戦している高橋奈七永らSEAdLINNNGが会見を開き、昨年スターダムで引退表明した世IV虎の復帰、入団を発表、リングネームも世IV虎から世志琥に改めた。
世志琥は1月11日の後楽園大会で行われた奈七永vs田中将斗の試合中にリングサイドに出現、東京スポーツ誌上で復帰を明言していた。
世志琥自身はプロレスから離れ、他の仕事に就いていたことから体が充分に出来ておらず、復帰までには時間がかかるのではという声もあったが、ここにきての復帰とは・・・3月7日までは時間があることからどこまで体を仕上げてくるか、1年間のブランクは半端ではないと思う。
また世志琥が復帰をすることで、スターダムを始めとする他団体からの風当たりも強くなるだろうが、批判があろうが世志琥の復帰は止めることは出来ない、後はリングの上で示すだけだ。