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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

WWE入りのウワサを打ち消したイオvs宝城の頂上対決!

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WWE入りのウワサを打ち消したイオvs宝城の頂上対決!

3月20日 スターダム「STARDOM Grows up Stars 2017」後楽園ホール 820人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
米山香織 ○刀羅ナツコ(5分56秒 足決めエビ固め)七星アリス ×ルアカ


◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/20分1本
○HZK AZM(8分4秒 片エビ固め)ディオナ・プラゾ クリスティ・ジェインズ
※アトミック・ボムズアウェー もう1組は小波&ゾーイ・ルーカス


◇第3試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[第13代王者]○クリス・ウルフ(10分27秒 飛び込み式エビ固め)[挑戦者]×美邑弘海
☆栗栖が2度目の防衛に成功


◇第4試合◇
▼15分1本
○岩谷麻優(9分46秒 ドラゴンスープレックスホールド)×木村花


◇第5試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(14分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングギロチンドロップ
☆トニーが2度目の防衛に成功


◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(22分38秒 片エビ固め)[挑戦者]×宝城カイリ
※ムーンサルトプレス
☆イオが13度目の防衛に成功


(試合終了後)
イオ「おかげさまで前人未踏のV13達成しました!(おめでとうの声に)ありがとうございます。宝城カイリ、やっぱり悔しいけど凄いよ、アンタ。たった5年でここまでお客さんの熱い支持とか熱い試合とか、普通はここまでできない。だからこそ、私も焦りを覚えたし、自分自身の成長の糧にしました、アナタのことを。こんなにたくさんのお客さんに応援されて、羨ましいよね。いや、これだけのお客さんの支持を集められるっていうのは生半可な気持ちじゃない。アナタが一生懸命プロレスに向きあってきたからこそ、いまこの瞬間があって、お互いいま一番脂の乗ったこの最高の瞬間を作り出せました。感謝するとともに! まだまだ私は抜かれないと宣言します!!(会場がイオコールに包まれる)大丈夫かお前! V13するまでなかなか大変だったんだぞ。絶対渡さない。必ずアナタの半歩。いや1歩、いや2歩、3歩先を行きますからね。これからも、先を行ってやります。まあ今日のところは、私は楽しかった。アナタはどう思ってるんですかね」


(まずは握手を求める宝城。イオが握り返すと、すぐに宝城は張り手をかます。)


宝城「(奇声を発した後)イオさんが私を羨ましい? 自分はずっとイオさんが羨ましかったし、なんだろ。無い物ねだりってヤツ、2人とも。でも今日は、私はすべてを出し切りました。でも負けた。これはまだまだ、まだまだ……でも! 私はもっともっと、イオさんより上に行きます。まだ私は終わりじゃないですよ。まだまだ、こっから上のステージいきましょう。絶対、そのもっと上のステージでアナタと闘う。うんっ!」


イオ「わかった。私と宝城カイリでスターダム、女子プロレス、もっともっと凄いところに持っていきましょう。ということで、次のこの赤いベルトの挑戦者は誰なのかな?」


(そこにトニーが現れる)
トニー「私はNEWチャンピオン、私はNEWエース、私はイチバン、私はサイキョー!」


イオ「私が最強って言ったけどな、赤いベルトに挑戦したいのはわかった。わかったけど、ゴメン忘れてた。4月は毎年、ここ後楽園ホールでシンデレラトーナメントがあるだろ。挑戦するのもいいけどな、シンデレラトーナメントに優勝して、シンデレラになってからのほうがいいんじゃないかな。けど、ちょっと待って」


(そこに岩谷がリングイン。)


岩谷「シンデレラ! シンデレラトーナメント×2といえば!(麻優の声を待って)そう! いままで2連敗(2連覇)しています。(2連敗?とファンがどよめくと……)いままで2連勝しています。シンデレラといえば、岩谷麻優! 今年も3連勝して、必ずね、紫雷イオかトニー・ストームかどっちかわからないけど、必ず赤いベルト取りたいと思います。今年も応援してね。優勝しまーす!」


(叫女、HZK、小波、AZMもリング上へ。)


小波「私もシンデレラトーナメント出たいんですけど、その前に宝城カイリさん、アナタの持っている白いベルト、挑戦させてください。いまのアナタなら私、勝てますよ」


宝城「なんで最近負けたあとに逆指名されるかな。おかしいな。まあ、いい! 小波君、変なクマちゃんのTシャツ着やがって、足へし折ってやる」


小波「足、へし折られるのはアナタのほうです」


イオ「はい、みんなもう気が済みましたね。シンデレラトーナメント? それも私が優勝して、かっさらいますから来月の後楽園ホールの締めも私がやります。ということで今日は13度目の防衛戦に成功しましたから、最後、締めたいと思います。全員ご起立ください。よっしゃ行くぞ-! 今を信じて、明日に輝け? 誰を信じるかは自分で決めろ! バウダウン・トゥ・ザ・QUEENS!」


【イオの話】イオ「宝城カイリとこのタイミングでこうやって試合して、いろんな意味が見せられたかなと思いますね。お互いに勢いはあったけど、ずっとシングルマッチで交差することはなくて。満を持してきょうはやれたんじゃないかと思いますね。結果、私が勝った。


(宝城カイリに上回っていたものは?)私も全力ですよね。当たり前ですけど。向こうも全身全霊ぶつけてきたと思うし、私も全身全霊、いかさまなしで正々堂々やりました。お互いの100%、120%、200%ぶつけて。何が上回ってた…? ベルトに対する責任感だったり、スターダムに対する責任感じゃないですか。難しいですね。ひとことじゃ語れないです。


(試合が終わってトニーが)トニー・ストームに負けたのは何度も言ってきますし、それは事実なので。防衛戦の相手に格好の相手ではあるので。ただ、4月は必ず、シンデレラトーナメント。私もシンデレラになりたいので。来月は必ずドレスを着たところを見にくれればと思ってますけど。


(例年優勝者が赤いベルト)ドレスのことしか考えてなかったですね。ドレスが着たいです。ベルトは体の一部なので、ドレスと赤いベルト。トータルコーディネート。みんな私がドレス着てるところ見たいでしょ」


 スターダム後楽園大会のメインはワールド王座をかけてイオvs宝城の頂上対決、5日の名古屋大会で花月を降し王座を防衛したイオは、同日にゴッテス王座から転落したばかりの宝城を挑戦者に指名、宝城の保持するワンダー王座はかけられず、イオのワールド王座のみがかけられた。
 序盤はイオが足四の字固めで先手を奪うが、宝城はローリングネックブリーカーで反撃して逆水平を放つも、かわしたイオは宝城をエプロンに追いやり、エプロン上でのパイルドライバーを狙う。だが間一髪逃れた宝城は串刺しスピアーを狙うとかわしたイオはアームブリーカーを決め、キャメルクラッチで捕獲、脱出した宝城はイオを場外へ出すとプランチャを狙うが、素早く戻ったイオが再びアームブリーカーを決め、宝城はたまらず場外へ逃れる。
 そこでイオは南側客席へ宝城を連行すると、アッパーで動きを止めてから入場ゲートからのムーンサルトアタックを敢行、宝城に大ダメージを与える。
 リングに戻りイオは振り子式串刺しダブルニー、そして往復でもう一発を狙うが宝城はスピアーで撃墜、イオのスワンダイブ狙いも阻止し宙ぶらりんになったイオの背中にダイビングフットスタンプを投下、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
 宝城はマリンスパイク狙いは阻止されるも、コーナーからのダイビングエルボーはイオがドロップキックで撃墜、イオは619、スワンダイブキックと畳みかけた後でジャーマンを狙うが、腰攻めが効いているせいか投げることが出来ず、ダブルアーム式フェースバスターを狙うも、着地した宝城はすかさずスライディングDを狙うが、イオがかわして丸め込む。
 宝城はマリンスパイクからダイビングエルボードロップで勝負に出るが、裏拳の連発をブロックしたイオはダルマ式ジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスを投下も宝城はカウント2でキックアウトする。
 イオはアッパーからロープへ走るが、宝城はスピアーで迎撃、しかし起き上がったイオはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、再度ムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合後はマイクアピールの後で握手となるも、宝城は張り返しあくまでイオを追い続けることを宣言、4月に開催されるシンデレラトーナメントに向けて岩谷ら各選手がアピールしイオが締めくくった。


 この試合に注目されたのはスターダムの頂上対決だけでなく、試合終えたあとの二人の去就で、イオと宝城にWWE入りが取り沙汰され、宝城にいたってはWWEと3年契約を結んだという情報が飛び交っていたが、リング上でのアピールやバックステージインタビューでも、WWE入りに関してはマスコミにはNGとされたのか質問はされず、関するコメントはなかった。
 昨年からイオはWWEのエージェントであるショー・船木、宝城はIGFのサイモン・ケリー猪木氏からWWE入りのオファーを受けていた。だが今思えばワールド&ワンダーのダブルタイトルとせず、あくまでワールド王座のみかけられたのは、二人が王者であるうちはスターダム退団=WWE入りはないということを団体側がアピールしていたのか、わかるのは二人のWWE入りは現時点ではありえないということなのかもしれない。
 これでウワサを打ち消したのかというと、コメントはないということは否定もせずという意味にもなるため、この話はいつ再燃するかわからない。それまでにスターダムは若い選手を底上げできるか…

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