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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

さくらえみvs藤本つかさ、それぞれの道を歩んでハッピーに決着!

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さくらえみvs藤本つかさ、それぞれの道を歩んでハッピーに決着!

6月22日 我闘雲舞「我闘雲舞 in KORAKUEN HALL 2016 里歩デビュー10周年記念興行 ~十年咲く花は、~」後楽園ホール 681人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼鬼塚真紀デビュー戦/15分1本
○TARU 鬼塚真紀 大鷲透(7分48秒、片エビ固め)E.K.バギー パクサー ×サワディー仮面
 ※TARUドリラー


◇第2試合◇
▼アーサ米夏デビュー戦/15分1本
○志田光(5分9秒、片エビ固め)×アーサ米夏
 ※ブレーンバスター


◇第3試合◇
▼Pro-Wrestling 4U G6 選手権/20分1本
[王者]○ジューケン(8分27秒、ハイムリッチ・スープレックス・ホールド)×小仲=ペールワン
※王者が14度目の防衛に成功


◇第4試合◇
◆10万円争奪4WAYタッグマッチ/20分1本
○P-Nutz ゴーレムタイ(8分40秒 片エビ固め)葛西純 ×DJニラ
 ※ラリアット。あとの2組は、アントーニオ本多&福田洋、松本浩代&趙雲子龍。


◇第5試合◇
▼特別試合/時間無制限1本
○さくらえみ 「ことり」(14分6秒、片エビ固め)×藤本つかさ 優華
 ※二階からのニャンニャンプレス


【藤本、優華の話】
藤本「試合をいまから振り返ったところで次があるわけではないので。終わりの終わりって何があったんだろうって思いまして。きょうは向こうがどうとかよりも、優華のアイスリボンを思う気持ちが見えただけでも一つ収穫があったんじゃないかと思います。(さくらはどうだった?)変わってないですよ、さくらさんは。いまも昔も、アイスに出たときも我闘雲舞で試合してるときも。さくらさんはさくらさんです。ただこうやって終わりのための試合っていうのがなかったら一生関わることはなかったと思うので。最後っていう試合があったのは…よかったんじゃないですかね。私の人生、さくらさんのプロレスから結構学びました。あとは優華が頑張ってくれます。(さくらえみから卒業?)もう卒業です」


優華「「ことり」さんと当たって、「ことり」さんの存在は知ってて。悔しいと思っても、もう再戦はできないし。世界って同じ世界が2つあるみたいに言うじゃないですか。あっちの自分は男で、パラレルワールド。そこにいる自分なのかなみたいな。誤って出会ってしまって、でも出会うのは本当はいけないことだから、きょうで最初で最後の出会いのプロレスができたと思ってるんですけど、負けたとかは絶対に認めたくないですけど、自分も「ことり」さんも昔のアイスリボンを知らないですし、率直な意見だともっとやりたかったです。でも、もうできないので、この気持ちは悔しいですけどきょうに収めたいと思います。藤本さんを見てて、自分は欠場してたから道場の藤本さんとか知らないんですけど、舞台の藤本さんともいつもと違って、笑ってるんだけど、笑ってないような、焦ってるようなと思ってて。無理して笑おうと思ってるせいか、前より笑う数が増えたかなと思って。でも思い切り笑ってる笑いじゃなくて、数が増えただけであって。きょう控室が一緒だったんです。でも、自分と藤本さんの2人だけだったんです。そりゃそうだろうなと思ったんです。けど、すごく寂しくて。でも、ここに来る前は藤本さんと2人でいろいろ話したし。自分は藤本さんがいるから別に控室2人でも寂しくないやと思ったんだけど、藤本さんはまた違って。故郷にいる感じというか、自分の本当の家にいる感じの藤本さんになってて。試合中も悔しい、絶対にきょうは勝つって言ってたのにすごく楽しそうで。また違う藤本さんを見てた気持ちで。アイスリボンの藤本さんとはちょっと違って、それがきょうすごく悲しかったかなと思いました」


藤本「ハハハ…。これは優華の見解なので。優華と同じ気持ちに思っているファンももしかしたらいるかもしれませんが、真相はいかに。私たちは7月3日の後楽園大会を満員にしなきゃいけないんですよ」


優華「そうだ、そうだ。みんな来い!」


藤本「そうだ、みんな来い。我闘雲舞のファンをアイスリボンに引っ張っていくことがきょうの参戦の目的ですから」


優華「そうですよ。目標は果たせましたよ。全員かっさらってきましたよ」


藤本「そうだよ。きょうはエルボー1つで後楽園ホールを沸かせたからね。それは自信もっていいから」


優華「そうだ。みんなアイスリボンのファンだ、バカタレ! ふざけんな。もういいの! ウエーン」


藤本「きょうはセコンド一人、厳選してきたんですけど、世羅に来てもらって。いまの私を、等身大の藤本つかさを見てほしいなと思ったので。あとは彼女がどう思って7月3日、私に挑んでくるか。逆ですかね。私が挑むのか。挑む気持ちで3日来てほしいなと思います。終わり!」


優華「もういいの! アイスリボン…」


藤本「終わりって言ったでしょ(笑)」
優華「そうだ!」


藤本・優華「終わりー!」


優華「いい夢でしたね。お腹すいたな」


藤本「おいしいもの食べようね」


優華「はい! 食べましょう」


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○マサ高梨(12分13秒、エビ固め)円華×
※雪崩式タカタニック


◇第7試合◇
◆アジアドリームタッグ選手権/20分1本
[挑戦者組]○帯広さやか&希月あおい(13分33秒、バース)[初代王者組]SAKI MIZUKI×
※SAKI&MIZUKIが2度目の防衛に失敗。希月&帯広が第2代王者チームとなる。


◇第8試合◇
◆IWA三冠統一選手権/20分1本
[挑戦者]○里歩(13分2秒、片エビ固め)[第8代王者]×米山香織
※そうまとう。米山が2度目の防衛に失敗。里歩が第9代王者となる。


【さくら、「ことり」の話】
(さくら&「ことり」は全試合終了後にコメント。)
さくら「きょうはエンディングを決めていて、一番好きな人の名前を叫ぼうで全選手揃えて、それで回ろうと決めてたんですよ。私はちょっと嫌がらせで藤本と優華のTシャツを用意してたんですけど、まさかこっちゃんが持ってっちゃうとは思わなくて。勝手だね。渡してどうしようとしたの?」


「ことり」「え、なんでしょう。意思疎通というか」
さくら「プレゼント交換?」


「ことり」「プレゼント・フォー・ユー的な」


さくら「私、すごく思ったのはこっちゃんが渡すところまでは「ことり」の勝手な判断だからいいんですけど、それを着たときに、ああ、なんか器が大きいなというか、人間的に大きいなと思いました。私は横浜文体のエンディングには参加しなかったの、であのTシャツをいまのアイスリボンTシャツの上に着ちゃうわけじゃないですか。敗北ともとられかねないところを全然臆することもなくあの中に入って最後歓声をもらって、客席回っちゃうというのはやられたなと思いました。(「ことり」に)オマエのせいだよ!(笑)」


「ことり」「フフフ」


さくら「あとはいままで里歩さんの10周年とか「ことり」の地元凱旋とかいろいろあったんですけど、なんかすごく、送り出した。帯ちゃんもチャンピオンになったし、「ことり」も地元であんなふうに英雄になって、里歩さんもチャンピオンになって、なんか一区切りついた気がして。アイスリボンと試合をして楽しかったなという気持ちに正直なっちゃったの。だから、『私は我闘雲舞』って言うんだから、こっちゃんがこれから我闘雲舞を背負って、私はまた新しく団体を作るという(笑)」


「ことり」「いやいやいや。それは本当にないです。いまがあるのでもう。さくらさんがいなくなったらダメなんですよ、我闘雲舞。ダメです、ダメです、ダメです」


さくら「きょうちょっと完成形だったような気がしたんですけど。まあ、また頑張りましょう。いままで我闘雲舞が目指したものは私にもできそうなプロレスというのをすごく目指してたんです。これからは同世代の子が憧れるような、私にはできないこんなこと、私にはできないプロレスというのを目指していきたい。私も今回13kg痩せて2階からのニャンニャンプレスを出したのは、同世代の方たちが私にはできないと思ってほしかったし、と同時にみんなと一緒にダイエットをやるとか、そういうやり方もしてみたかったし、これからも勉強だね。うまくまとまっちゃったね。試合をするとまとまっちゃうね。お騒がせしました」


「ことり」「(アイスリボンと闘ってどんな感想をもった?)闘争心しか、一直線にしか見えなくて、負ける気はサラサラなくて。同世代の優華さんとかは本当に負けられないので。最後も突っかかってきたときにうわーってなって。バンバンなったんですけど、最後は仲良く犬のじゃれ合いみたいな感じでうわーっとなったんですけど(笑)。(優華とこれが最後でいい?)最後でいいと思います」


さくら「そうなの? 老害は先に死ぬから」


「ことり」「老害?」


さくら「私。みんな先輩たちがいなくなる、楽しい世界が未来には待ってるから、そのときに好きなようにしなさい」


「ことり」「でも、さくらさんの近くにいたいです」


さくら「かわいい(笑)」


「ことり」「(自身がトップに立ったら自分の思うようにもできるのでは?)自分はトップに行ってもさくらさんが好きなので、一緒にいたいです」


さくら「ただの子どもなので、プロレスラーっぽいコメントは絶対に出てこないです。これ、聞き出せたら逆にすごいと思います(笑)」


「ことり」「(プロレスラーとして同世代の優華と闘っていきたいというのは、いまの段階では思わない?)いろんな人と闘いたいです(笑)。男の人でも女の人でも老若男女闘いたいです。」


さくら「(希月が帰ってきてチャンピオンになったが?)ああ、そうだ! あの志田さんもアーサちゃんのデビュー戦の相手になってビックリしちゃった。サケみたいに帰って来る(笑)。新しくブリバトとか「ことり」がいて、アーサがいて、鬼塚さんがいて、そのなかにそれぞれに帯広とか里歩とかがいて、新しく優華ちゃん、つっかがいて。前からずっと一緒にいた志田さんとかあおいちゃんとか、私が控室で怒鳴りまくってるのとかを見て懐かしいなとたぶん思ったと思うんですけど、いろんなものがいい巡り合わせでできましたね。死にゆく人みたいになっちゃった(笑)。(藤本と対戦して、プロレス的に合うなとか違ってきたなとか感じた?)年間あれだけ試合をしてたら、それは素晴らしいですし、コンディションも整ってますし。まあ強いなというのは思いますけど、あれです。『あなたは右に、私は左に、振り向いたら負けよ(と歌う)』ということですね。最後握手しようかちょっと迷ったんですけど、私はこっちに行くし、つっかも向こうへ行って、お互い振り向かずに頑張りましょうということかなと思いました。我闘雲舞のリャオサイ、メシャイ~みたい。(里歩が試合後に泣いていたが、どんなふうに受け取った?)10年なんて子どもだよね」


「ことり」「年齢的に考えれば」


さくら「いま苦しかったりつらかったり楽しいなと思ってることの先に、もっとつらくて楽しくてということがあるので、そこまでは引っ張っていきたいなと思います。いま楽しいなと思ってることって全然で。もっといろんなことをしたら。今回はみんなでポスター貼りもしたし、チケット営業もしたし、お客さんは前回よりも減ってしまったけど、全員で後楽園で入れようということを里歩さんが高校を卒業して初めてやったことなので。団体として成長していける時期かなと思いました」 


 我闘雲舞・後楽園大会にさくらの古巣・アイスリボンから藤本と優華が参戦、さくらえみは「ことり」と組んで迎えうった。


 5月4日アイスリボン横浜文体大会にさくらはアイスの創始者として参戦、藤本は中島亜里紗とのベストフレンズで迎えうち(さくらのパートナーは高橋奈七永)、藤本がさくらえみから3カウントを奪うも、藤本は一方的にさくらえみとの関わりに終止符を打てば、さくらえみは一切ノーコメントで通すなど後味の悪さだけが残ってしまっていた。


 そして週プロモバイルでは横浜文体大会の背景が更新され、さくら「5月4日の横浜文体、私は一つだけアイスリボンに条件を出しました。その条件を破った場合はどの段階であっても私は試合をしないと言ったにもかかわらず、破られた。そのとき私は関内駅にいて、やっぱりこういう団体だったよなと思って本当に帰ろうと思ったんですけど、連れていく予定のなかった里歩や帯広を連れて、全選手でなんとか横浜文体の会場に入って支えてもらうことで、試合をすることができました。それぐらい溝は深いと思っていただければいいと思います」とアイスリボン側との約束が守られず、ドタキャン寸前だったことを明かした。
 さくらえみとアイスリボン側との間で何を約束していたのか藤本は「これを言ってしまうと、株が上がるのはアイスリボンでも我闘雲舞でもさくらさんでもなく、藤本つかさだけになってしまうので、自分の口から言うことはありません」と留めていたが、わかるのさくらと藤本の間ではなく、さくらとアイスリボン双方の溝が予想以上に深かったことだった。


 このまま藤本とさくらの関係も確執を残したままで終わるのかと思いきや、今度は藤本がさくらのホームである我闘雲舞に乗り込み対戦を迫ると、さくらえみも受諾、パートナーも双方の指名で優華と「ことり」が抜擢されたが、さくらと藤本が再び対戦を決意したのは、このままでいいのかというものがやっぱりあったということなのではないだろうか…


 試合は優華と「ことり」が握手を拒否するなど団体対抗戦のムードを醸し出しつつ、藤本のドロップキックからの奇襲で開始となり、アイスリボン側がさくらを捕らえて先手を奪う。
 優華はさくらにドロップキックを連発するが、さくらはモンゴリアンチョップで反撃しロメロスペシャルで優華を捕らえ、雪崩式を狙うと優華は回転エビ固めで切り返し、スープレックス狙いは、さくらはネックブリーカーで切り返し、交代した「ことり」は前転してからのヘッドバットで続く。
 「ことり」はクロスボディー、ファアアーム、巴投げ、フロントネックロックと畳み掛けるが、優華も突進する「ことり」の足をすくってからの腕十字で反撃し、藤本もカットを狙うさくらえみをダブルアームバスターから腕十字で捕らえ、「ことり」が優華との追走合戦を制してバードブリッジ、優華もフォアアームからエンジェルサンダーで応戦する。
 交代した藤本もスワンダイブ式ミサイルキックから、クロスフェース、極楽固めで続き、カットに入るさくらをドロップキックで蹴散らした後、「ことり」に磔式ドロップキックを狙うが、かわされてしまい逆に磔にされると「ことり」が藤本の背中に磔式ドロップキックを浴びせてから一本背負いで投げ、交代したさくらが藤本にヘアホイップから、ダブルアーム式のバックブリーカー、コーナーに設置してクロスボディー、リバース・スプラッシュと畳み掛ける。
 さくらは「ことり」の小内刈りの援護を受けてラ・マヒストラルで丸め込むも、タイガードライバー狙いは藤本が返してサッカーボールキック、優華のエンジェルサンダーの援護を受けてからビーナスシュートを放ち、優華が「ことり」にエンジェルス・トランペット・スープレックスを決めている間に、藤本がドロップキックからビーナスシュートを狙うが、さくらはパワーボムで叩きつける。
 そしてさくらはガトムードライバーを決めると、二階からのニャンニャンプレスを決め藤本から3カウントを奪い、我闘雲舞がアイスリボンに勝利、藤本に借りを返した勝ったさくらは泣き顔となり、「ことり」は試合後も優華とやり合うも、二人はそれぞれのパートナーに抱き着き、試合を締めくくった。
 メイン終了後には全選手が揃い記念撮影も、さくらと藤本が向き合い、さくらが退場口を指差すと、藤本も反対側の退場口を指差し、すれ違うようにしてともにそれぞれの道を行くを示したかのように指差した方向に向けて退場していった。


 藤本はさくらとの戦いは、本当はアイスリボンのリングで『それぞれの道を歩む』ことを示したかったが、横浜文体のリングではハッピーエンドに終わることが出来ず、我闘雲舞のリングで仕切り直しとなり笑顔でそれぞれ道を歩むことになった。
これでアイスリボンvs我闘雲舞は最初で最後なのかというと、藤本とさくらえみが示した通り、それぞれ違う道へいくが、道はどこかで繋がっている、自分はそう信じたい。

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