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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

世志琥が奈七永を粉砕し復帰を勝利で飾るも、外敵から包囲網が敷かれた!

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世志琥が奈七永を粉砕し復帰を勝利で飾るも、外敵から包囲網が敷かれた!

3月7日 SEAd LINNG「SEAdLINNNG~Let’s get d!!!」後楽園ホール 988人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼OPENING POP UP!/15分1本
○さくらえみ(8分22秒 片エビ固め)×小波
※2階からのにゃんにゃんプレス


◇第2試合◇
▼ハイスピードタッグマッチ~Unknown fight Hispeed!~/20分1本
○藤本つかさ 花月(11分17秒 ビーナスクラッチ)コマンド・ボリショイ MIZUKI


◇第3試合◇
▼Ability sprout!/30分1本
ダイナマイト関西 井上貴子 ○宮崎有妃(13分2秒 外道クラッチ)Saree ×田中盟子 ビッグバン・ニコル


◇第4試合◇
▼BATLE OF SEED/30分1本
朱里 ○山下りな(18分31秒 レフェリーストップ)堀田祐美子 ×水波綾


◇第5試合◇
▼Yoshiko is BACK!/30分1本
○世志琥(20分46秒 片エビ固め)×高橋奈七永
※ラリアット


 (試合終了後、世志琥はマットにヒザをつけて礼。奈七永とも抱き合う)
奈七永「世志琥、お帰り! 正直、負ける気なんてさらさらなかった。でも、オマエはやっぱり強いもの持ってる。やられちゃったな。でも、勇気を出して、足を一歩前に出してくれて、ありがとう!」


世志琥「(世志琥コールが起きる。涙ながらに)プロレスって最高ですね! 自分は本当に心の底から、プロレスが大好きです! きょう勝ったのはまぐれかもしれない。けど! 自分にとっては、この結果はすごいでかいんです! きょうから、ゼロからのスタートだと思って、自分はこれからのプロレス人生、スタートを…」


(JWPの中島亜里紗が乱入しマイクを奪う)
中島「いい感じのところ悪いんですけど、高橋奈七永! 私がSEAdLINNNG旗揚げの時に言ったセリフ、覚えてるか? 私はあなたと闘いたい。あんたは、いつでもやってやるよ、そのためにこのリング作ったんだよ、と言いましたよね? それがどうですか? いつまで経っても高橋奈七永VS中島安里紗は組まれない。きょうは、SEAdLINNNG、カードも入ってない!(世志琥に)おかしいだろうがよ! だいたいよ、オマエ泣いてんじゃねえよ、リングの上で。なんだオマエ? 高橋奈七永にな、勝ったヤツがピーピー泣いてんじゃねえ。さっさと立ち上がれ。高橋奈七永に勝ったことがどういうことかわかってんだろうな? 高橋奈七永も、高橋奈七永に勝ったオマエも、私がまとめて食ってやるからな。覚悟しとけ」


(続いてSareeも登場)
「オイ、奈七永! オマエめっちゃ休んでた相手に負けてんの? 悔しくないの? 私ももっともっともっと! 熱い闘いがしたいんですよ。だから、オマエも強くなれ。私も強くなるから。それと世志琥、ずっとあなたのことを自分は意識していました。絶対、対戦した時は意地でも負けないんで、よろしくー」


世志琥「自分もこういう瞬間を待ってたんすよ! SEAdLINNNGは自由なリングだよな。やりますか、(そう言ってが中島に握手を求めるも、中島は頭突きで返答。世志琥は倒れ、中島は退場。起き上った世志琥は山下にも握手を求めるが、山下は中指を突き立てて退場。さらに世志琥はSareeeにも握手を求めるが、ここも張り手をブチ込まれた。)


最後に奈七永にも握手を求めると、奈七永はしっかりと応え抱き合う。そこに南月も入って3人で抱き合うと「お帰り!」の声や「シードリング」コールも発生。


世志琥「みなさま、きょうは本当にありがとうございました! きょうからまた新しいSEAdLINNNGの歴史が始まっていきます。みなさま、今後もよろしくお願いします!」


【世志琥の話】「ありがとうございました。復帰戦が終わって、入場した瞬間から、お客さんの声がホントすごくてグッと来ちゃったんですけど、試合前に泣くのは本当にカッコ悪いし。これから闘うのにカッコ悪いなと思って我慢してたんですけど、試合が終わって…この1年間…この1年間のことを思い出してしまって、泣いてしまいました。温かく迎えてくれるというのが全然予想してなかったですし、ああいう声を聞いて、戻ってきてよかったなって心の底から思います。ありがとうございました。(1年のブランクを埋めるには準備期間が足りなかったと思うが、不安は?)復帰戦の日を聞いた時に、短いなって。第一印象は短いなって自分も思ったんですけど、自分的にはそれ以上に延びてしまうとダラダラやってしまうだけだと思いましたし、短い期間で自分がどれだけの力を出し切って、どれだけのことができるか、そこに自分は努力してきたというか。相手も高橋奈七永ですし、一筋縄ではいかないのはわかっていたので。でも自分は、きょうまでにやれることは全部やってきたつもりなんで。全然コンディションも悪くなかったですし。(試合で動いてみてどうだった?)まだ課題はたくさんあります。でも、ここから自分がゼロのスタートだと思ってるので、これからどんどんどんどん前へ努力して、もっともっとホントに強くなっていきたいです。南月の応援もすごかったが)自分が本当にこのリングに…1年前とかリングにまた帰ってこれる日が来ると思ってなかったんで、全部がすごいありがたみがあるというか。セコンドについてくれる、お客さんが着てくれるのも応援してくれるのも、全部に感謝だなと思ってます。(試合後には中島らが来たが)復帰戦で終わりではないので、ここからつながっていく道ができたと思いますし、SEAdLINNNGはホントにそういう自由なリングそのものだと思うので、自分ももっと自由にやっていきたいと思いますし、自分がいままでできなかった選手とかともSEAdLINNNGではできると思うので。どんどん面白い選手とやっていきたいと思います。でも、中島はむかつきますね。痛い!(闘っている
最中に1年前のあの試合が脳裏をよぎったりは?)いや、ないです。(吹っ切れてる?)吹っ切れてるというか、自分はきょうはきょうなので。思い出すことはなかったです。(新コスチュームは?)自分のいままでのイメージが、キンキラでキラキラでつなぎだったと思うんですけど、名前も変えたことですし、イメージをがらっと変えたくてこういうスタイルにしました。(体重は前と同じ?)同じぐらいだと思います。動きやすいなと、お気に入りです。(試合後に彩羽匠が声をかけていたが)思うところはいろいろあるんですけど、同じところの出身ですし、だからこそ離れていても、これからやることとかあると思うんで。お互いこれから頑張って切磋琢磨していきたいなって思いますね。(次の試合まで2カ月あくが)本当にここで終わりではないので、2カ月先でも自分のコンディションはいいまま保っていきたいですし、練習ももっともっと重ねて、もっと動きをよくしたり、スタミナをつけたり。2カ月にお客さんがまた来て、自分を見た時にこないだと違うなって。何か一つでもそうやって思ってくれるところがあるように、自分は2カ月後の試合に向け努力していきたいと思います」


【奈七永の話】「(負けるはずがない試合だと思うが、最後は?)世志琥の空白の期間の、時間の長さだけじゃなくて、プロレスに対する思いがさらに募ったという部分しか(敗因は)ないと思うんですけど。そこのところで、ホントわずかな差だったと思うんですけど、そういう部分でスリー取られてしまったのかなと思います。(久しぶりに世志琥と当たって懐かしさが見えた? それとも違った部分が見えた?)不思議と、私はもうただ目の前に立った敵を倒すとSEAdLINNNGになってから公言しているんですけど、そうでしかなかったです。なので、世志琥が感慨深い表情だったり、じっさい試合中も涙を見せながら私のことを殴ってきました。エルボーしてきました。だけど、全然そんな泣いてるヤツには負けねえって思ったし、私は私で踏ん張っていまここに立っているんで。そんな感慨深いものとか一切なかった。だから、結果は本当に悔しくもあり。だけど、こんなこと言ったら手を抜いたと思われるのかもしれないけど、でも少し嬉しくもあり。すごい複雑な気持ちで、こういう気持ちがまた一つ私を上の階段に登らせてくれるのかなとか、いま思うのが精いっぱいで。でも、世志琥の踏み出した一歩の重さを、しかときょうこの試合で感じました。それも私もSEAdLINNNG代表として背負って歩んでいきたいし、すべてのことから学んで進んでいきたいと思ってます。最後も若手の選手たちが思いをぶちまけてましたけど、ああいうふうに自己主張してきてくれるのは、ひじょうに大歓迎。なんかSareeeちゃんに『オマエも強くなれよ』と言われたので、また明日から練習し直しです! どっかに慢心があったのかもしれないので、出直しです。強くなるように練習します。(最後の宣戦布告からいくと、次の大会は奈七永と世志琥が組んで、中島、Sareee、山下のいずれかが組んだタッグになる? 3人いるのがややこしいが)そうですね、ちょうどよくいかないのが面白いですね。あの勢いだと私が蹴落とされそうな勢いなんですけど。でも、私は譲らないですよ。ここに熱い闘いがあると思ったら、自分が進んでいきたいですしね。ちょっとSareeeには負けないようにします。Sareeeとどこかで。(どう決める?)ちょっとそこまでいま頭が回らないので、整理して。5月18日でSEAdLINNNGが終わるわけでもないので。旗揚げで中島選手から試合をしたいと言われてから、避けてたわけではないんですけど、違う“これやりたい”と思うテーマをもってやってきたので。きょう視野に本当に入れなきゃいけないなと思ったので。でも、ここから女子プロレスをまた動かしていけるんじゃないかと、すごいワクワクしました。自分自身ワクワクしたんで、自分が楽しいと思うことをやっていくことはお客様にも伝わると信じて…というか、伝えていきますので、SEAdLINNNGで激しく闘っていきたいですね。(世志琥と組むとしたら、タッグはFlashトーナメントの決勝以来?)どこかでもしかしたら組んでるかもしれないですけど、回数は本当にないですね。レアですね。(世志琥の試合出場は次のSEAdLINNNG?)うーん、ひとまず3月7日のきょうを迎えることで精いっぱいでしたし、どのぐらい世志琥が実戦でできるかというのもまったくわからない状況だったので。きょうの結果を踏まえて、もう一度考えて。ああいうふうに自己主張している人もいるんで、やりたいという人もいっぱいいると思うので、様子を見て。でも、闘いたいという気持ちが一番だと思うので前向きに感じました」
 
 SEAd LINNG後楽園大会のメインで世志琥の復帰戦が行われ、師匠格である奈七永が相手を務めた。
 試合はグラウンドや互いの髪を掴んでの睨みあいなどで互いに出方を伺うが、コブラツイスト合戦で奈七永が決めると世志琥はそのまま担いでバックフリップで投げ、串刺し攻撃を狙うも、かわした奈七永は丸め込みからアンクルホールド、キャメルクラッチなどグラウンドへと持ち込み、ミドルキックの連打や顔面ウォッシュを放つも、世志琥はエルボーで応戦し奈七永も打ち返していく。
 奈七永はマシンガンチョップからラリアットを放つも、世志琥はダイビングラリアットで応戦しロープへ走ったが、奈七永はニーリフチトで迎撃、しかし奈七永の突進を追走した世志琥は顔面ウォッシュを連発しコードブレーカーを決める。
 世志琥はセントーンを投下するが、かわした奈七永が逆にセントーンを投下し串刺しラリアットで場外へ追いやるとトペ・スイシーダを発射、そしてリングに戻ってからミサイルキック、串刺しラリアット、冷蔵庫爆弾を投下するが世志琥は脚を伸ばして迎撃する。
 両者はラリアット合戦から奈七永が左右の張り手、ローリングエルボーをかわした世志琥はラリアットからダイビングセントーンを投下するも、もう1発は奈七永が雪崩式ブレーンバスターで投げ、インプラントから担いだところで世志琥がスリーパーで捕獲し胴絞めへと移行して絞めあげる。
 互いに張り手の応酬から奈七永がナックル、ニーを放つも、奈七永の突進は世志琥がラリアットで迎撃し、世志琥が突進も奈七永がラリアットで迎撃する。
 そして奈七永がコーナーへと登り、追いかけた世志琥と競り合いの末叩き落してミサイルキックを放つが、世志琥はラリアットで迎撃して3カウント、世志琥が1年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。


 試合後は奈七永が世志琥の復帰を祝い、世志琥も涙を流しながら再出発をアピールしたところでJWPの中島、OSAKA女子の山下、ディアナのSareeが世志琥に宣戦布告し、最後は奈七永と奈月たいようが世志琥を抱擁して幕となった。


 心配したのは1年間のブランク、世志琥もリングを去ってから1年が経過していただけにブランクというものがあったと思うし、厳しいものになるのではと思ったが、ブランクを感じさせないどころか師匠である奈七永を破っての堂々の復帰、そして中島などが対世志琥をアピールしたことで、早くも女子の中心に立った。


 奈七永、専務の奈月、世志琥と3本の矢が揃ったSEAd LINNG、果たして女子プロレスの中心的存在になるのか?


 最後に安川惡斗のドキュメンタリー映画の監督の高原秀和氏が世志琥を傷害で告訴しようとしたことに関しての自分なりの見解だが、プロレスでケガをしたら傷害なのか?だったらプロレスで起きたことは全て傷害となり、連日警察や裁判沙汰になってしまうし傷害が認められしまったらプロレスだけでなく格闘技そのものが崩壊してしまう。
 それに高原氏は見た目は惡斗のためとなっているが、惡斗だけではなくスターダムのためにはなっていない、スターダムも世志琥やSEAd LINNGに対して含むことはあるのは事実だが、世志琥がスターダムを去った時点で事件を幕引きにしたいため、これ以上は深追いする意志はない、スターダムにしてみれば高原氏の発言は「余計なことはしないで欲しい」というのが本音なのかもしれない。
 それに高原氏はSEAd LINNGを見に来るなとも発言したが、988人が集まり、最後でファンが支持をした、それが全てであるし、見る見ないは高原氏に指図される筋合いはない。

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