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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

JWPの看板は持って行けず…ボリショイら選手らが独立し新団体設立へ

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JWPの看板は持って行けず…ボリショイら選手らが独立し新団体設立へ

<女子プロレスマガジンより>
8日(水)13時より赤坂・ふらっとんカンティーナにてJWPが記者会見を開き、4・2後楽園ホールで開催される旗揚げ25周年興行をもって全選手がJWPプロデュースより独立。8月から新団体として始動していくことが発表された。会見にはコマンドボリショイ以下全選手が出席し、今後についての意気込みを語った。 


ボリショイ「先日お伝えしました通り、私たちがJWP女子プロレスの名前で活動するのは4月2日のJWP25周年までとなります。JWPプロデュースとの契約が4月いっぱいで終了となり、諸事情により契約を更新することができませんでした。悔しくて、本当に残念ですが…私たちは立ち止まっていられません。25周年を機に育ててくれたJWPを独立し、JWPのスピリッツを継承する新団体を旗揚げします。名前はまだ未定です。30年、40年…これからもずっとJWPを続けていくことだけを考えてきたので、すぐにはピンとくる名前はまだ思いついていません。旗揚げは8月11日、後楽園ホール(12時開始)を予定しております。それまでは大会運営をPURE DREAM株式会社として『ドリーム女子プロレス』という名前で活動していきます。JWP創業当時の理念“ピュアハート・ピュアレスリング”、選手たちがリングに、闘いに集中できる団体にできるように…創業当時の理念に立ち帰りたいと思います」


KAZUKI「自分が12年前フリーだった頃に、JWPという団体に入団させて頂きました。その頃からJWPは選手一丸となって運営していて、本当に素晴らしい団体だなと思いました。その団体を先頭に立って運営されていたのがボリショイさんでした。これから12年前の私のようにデビューする選手や、フリーでJWPに入団したい選手がより良い環境でいるためにも私はボリショイさんの意見に賛同し、ボリショイさんについていくことを決めました」


中森「私は6年前にJWPに入団しました。本当にJWPという団体が大好きです。6年間で得たものというのは本当に計り知れないし、今JWPの無差別級チャンピオンになりました。先ほどボリショイさんも言われていましたが本当に残念で、本当に悔しい気持ちでいっぱいなんですけれども、JWPという名前がなくなってしまっても今までの歴史というものは決して消えることはないし、私は今が大事なので。今の大好きな心強いメンバーと共に、また新たに作り上げていきたいなと思っています」


Leon「JWPの名前がなくなってしまうのはすごく悲しいし残念なんですけれども、私は10年間JWPの一員として闘ってきてそのことを誇りに思ってるし、JWPが大好きです。これからもJWP魂としっかり胸に持って、みんなと一緒に新しい道を切り開いて、また新たな歴史を作っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」


勝愛実「ずっとこれからもJWPの一員として頑張っていけると信じていたし、頑張っていきたかったっていうのが今の気持ちなんですけれども、こうなってしまった以上は現実を受け止めて…また一から頑張っていこうと決意しました。JWPという名前がなくなってしまっても、この集合体と根にあるもの、魂は変わらないと思っています。またみんなと一丸となって新しい風を作り上げていけたらと思っています」


藤ヶ崎矢子「自分は先輩たちを信じて、ただ頑張ってついていくだけです」


ライディーン鋼「自分はJWP女子プロレスが大好きです。JWPの仲間が大好きです。名前が変わろうとJWPでデビューしたことに誇りを持って、みんなと一緒に頑張っていきます」


━━新団体の代表はボリショイ選手になる?
ボリショイ「はい。新団体の大もとである会社、PURE DREAM株式会社の私は代表取締役です。そしてKAZUKI、Leonが取締役です」


━━JWPの名前で発表されている大会日程はどうなる?
ボリショイ「実は会社は11月には登記してまして、2017年の大会からはJWPプロデュースが主催している大会ではなくてPURE DREAM株式会社が運営しています」


━━現時点で発表されている大会は予定通り開催される?
ボリショイ「はい、そうです」


━━4月以降、JWP認定の無差別級、タッグ、ジュニアの王座について。
ボリショイ「ホントに残念なんですけども…JWPプロデュースに返還するというか。もともとJWPプロデュースが認定しているので…返上という形になると思います」


━━新団体で新たにベルトを新設する?
ボリショイ「もちろん、そういうふうに団体の中でベルトを争っていけるような団体になれるようにしていきます」


━━JWPの認可ではないデイリースポーツのタッグ王座と、POP(プリンセス・オブ・プロレスリング/JWPを含む複数の団体により設立された若手選手の王座)のベルトについて。
ボリショイ「それぞれPOPも一応JWPが預かり、デイリーも預かっていたんですけども、このままピュアドリームがしっかり管理していく予定です」


━━4月時点での王者がJWPのベルトのみを返上して、デイリースポーツとPOPはそのまま保持し続ける?
ボリショイ「はい、そうなります」


━━旧運営陣とのすれ違いについて。
ボリショイ「それは一方の私だけが話すべきことではないんじゃないかなと思うんですけれども、ノーコメントで…」


━━無差別級王座の返上について。
 中森「ホントに“悔しい”という気持ちは大きいですけれども、4月までにやりたい選手というのがいて…それはJWPの無差別級のベルトを巻いてきた選手で。その選手に私が勝って、今のJWPというのを見せたいなというのがあります」


━━新団体に変わることで、いま発表されたこと以外に大きな変更点は?
ボリショイ「まだ名前もない団体なのでなんとも言えないんですけれども、これから新団体名を“どんな名前がいいかな?”って選手みんなで考え、そしてお客様の意見も参考に公募もしていきたいと思っています。そして新しいJWP道場・亀アリーナでまた新しい選手を発掘していけるように、旗揚げに向けて頑張っていきたいと思います」


━━レスリングスタイルなどは新しくなる?
ボリショイ「“古き良き”という言葉もあるようにですね、JWPのルーツを継承して、自分たちはさらに新しい道も模索しながらやっていくべきだと思います」


━━JWPプロデュースが4月以降も活動を行なっていく可能性は?
ボリショイ「それはJWPプロデュース代表の篠崎に聞いて頂ければと思います」


━━改めてJWP25周年大会となる4・2後楽園について。
ボリショイ「25周年はこれまでJWPに関わった選手に一同に集まってほしいです。集められるように、また努力していきます。OGマッチとかそういったお祭りの要素、そして私たちの未来を提示できるような大会にしたいと思っています。このJWP25周年の舞台に私たちがしっかりJWPのマットの上で闘えるということ…そこを目標に頑張ってきたので。今JWPを背負って頑張ってる選手が主役になれるような…そんな大会にしたいと思っています」


 JWPが会見を開き、全選手らがJWPプロデュースから独立、8月から新団体を旗揚げすることを発表した。


 なぜJWPの名称が使えなくなったのかは明かすことはなかったが、会見でわかったことはフロント側である篠崎清社長とボリショイを始めとする選手側が対立していたことだ。これは自分の憶測かもしれないが1月の時点で選手側は独立してもJWPの名称は使用できると思っていた、フロント側にしてみればJWPからの独立=去ることを意味しているため、権利関係に含めて選手らにJWPの名称を使うことを止めたのではないだろうか…


 選手やファンにしてみれば腹の立つことだろうが、以前にも西村修が「無我ワールドプロレスリング」の権利を持ったまま離脱し、藤波辰爾に使わせなくなった例もあるため、JWPの名称は誰のものと言われても権利を持っているものであり、例えフロント側がJWPの名前を使って団体を継続したとしても文句が言えないのだ。


 しかしキャッチフレーズである「ピュアハート・ピュアレスリング」だけは持っていくことが出来た、選手らの再スタートに期待したい。

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