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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

前代未聞の52人掛けで完全燃焼!豊田真奈美引退!

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前代未聞の52人掛けで完全燃焼!豊田真奈美引退!

11月3日 豊田真奈美30周年記念興行〜飛翔天女〜 豊田真奈美引退 神奈川・大さん橋ホール


<アピールは週プロモバイルより>
◇第1ブロック◇
▼3分1本勝負
○尾崎魔弓 桜花由美 雪妃魔矢 アレックス・リーwithポリス(3分00秒 リングアウト)X豊田真奈美


◇第2ブロック◇
▼各1分1本
○永島千佳世(59秒 エビ固め)X豊田真奈美
※ローリングクレイドル
【試合順】
[1]Xテキーラ沙弥(37秒、ムーンサルトプレス→体固め)
[2]○星ハム子&○宮城もち(55秒、モチハムバーガー→体固め)
[3]△里村明衣子(1分00秒、引き分け)
[4]Xさくらえみ(55秒、キャメルクラッチ)
[5]△山下りな(1分00秒、引き分け)
[6]△倉垣翼(1分00秒、引き分け)
[7]△AKINO(1分00秒、引き分け)
[8]△世羅りさ(1分00秒、引き分け)
[9]△ドレイク森松(1分00秒、引き分け)
[10]△チェリー(1分00秒、引き分け)
[11]X希月あおい(48秒、ジャパニーズオーシャンクインビーボム→片エビ固め)
[12]△宮崎有妃(1分00秒、引き分け)
[13]○ボリショイキッド(25秒、横入り式エビ固め)
[14]△旧姓・豊田さく美&△豊田真GAMI(1分00秒、引き分け)
[15]X米山香織(32秒、ジャパニーズレッグロールクラッチを切り返してのエビ固め)
[16]△加藤園子(1分00秒、引き分け)
[17]△Leon(1分00秒、引き分け)
[18]△山縣優(1分00秒、引き分け)
[19]△朱崇花(1分00秒、引き分け)
[20]X小林香萌(59秒、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)
[21]△志田光(1分00秒、引き分け)
[22]△松本浩代(1分00秒、引き分け)
[23]△浜田文子(1分00秒、引き分け)


◇第3ブロック◇
▼各1分1本
○伊東竜二(58秒 体固め)X豊田真奈美
※ドラゴンスプラッシュwith有刺鉄線ボード


【試合順】
[1]△日高郁人(1分00秒、引き分け)
[2]△パピヨン朱美(1分00秒、引き分け)
[3]○がばいじいちゃん(57秒、リングアウト)
[4]△松山勘十郎(1分00秒、引き分け)[5]Xキッド(7秒、ケンカキック→体固め)
[6]△アントニオ小猪木(1分00秒、引き分け)
[7]X男盛(39秒、モロ出しによる反則)
[8]X木高イサミ(48秒、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)


◇第4ブロック◇
▼各1分1本
△井上京子(1分時間切れ引き分け)△豊田真奈美


【試合順】
[1]△カルロス天野(1分00秒、引き分け)
[2]△下田美馬&三田英津子(1分00秒、引き分け※豊田のパートナーは山田敏代)、
[3]△山崎五紀(1分00秒、引き分け)
[4]Xブル中野(33秒、横入り式エビ固め)
[5]X長与千種(42秒、ボディスラム→体固め)
[6]△ジャガー横田(1分00秒、引き分け)
[7]△吉田万里子(1分00秒、引き分け)
[8]○高橋奈七永with南月たいよう(56秒、ジャパニーズオーシャンクインビーボム→体固め)
[9]△KAORU(1分00秒、引き分け)
[10]○伊藤薫(41秒、ダイビングフットスタンプ→体固め)
[11]△渡辺智子(1分00秒、引き分け)
[12]△井上貴子(1分00秒、引き分け)
[13]○堀田祐美子(56秒、浴びせ蹴り→体固め)


◇第5ブロック◇
▼豊田真奈美引退試合/無制限1本
○豊田真奈美(7分06秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)X藤本つかさ


---延長戦---
○豊田真奈美(3分34秒 体固め)X藤本つかさ
※ジャパニーズオーシャンクインビーボム


---再延長戦---
○藤本つかさ(5分52秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)X豊田真奈美


(試合終了後)
豊田「藤本……、今日は本当は私が藤本に思い切りすべてを……でも動けなくてごめん。こんなつまらないダメな私を慕ってくれて、本当に×2ありがとう。申し訳ない。サイクロンは私のイメージじゃなくて、藤本の物にして、藤本が絶対やってくれるって私は期待があるからこそメインに選んだ。技をやってもらって、豊田真奈美二世じゃなくて、藤本つかさってものを、価値を上げていってほしい。絶対に藤本つかさっていう名前を上に上げていってほしい。今日はありがとう。本当にありがとう(と抱擁)」


藤本「ふがいなってい言うけど、50試合以上やったあとに、自分から2回もフォールを取って、どこが弱いんですか。強い。豊田さんは強い。一生尊敬します。豊田さんこそ女子プロの未来です。ありがとうございました」


(ヘアドネーションに賛同した豊田が断髪式へ。ヘアドネーションとは病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供するという活動とのこと。31センチ以上の髪の毛が必要ということで、豊田はトレードマークの黒髪をバッサリカット。新人時代のような出で立ちに戻った。)


(豊田真奈美、30年の歴史を振り返るVTRが流されたあと、豊田がマイクを握る。)


豊田「えーみなさん、豊田真奈美引退興行にご来場いただき誠にありがとうございました。みなさん楽しんでいただけたでしょうか? 本当にどこも痛くない自分の体に戻りたいです。十分な試合を見せることができず、本当に申し訳なくて悔しい気持ちでいっぱいです。でも、こうやってこんな私でも応援してくださって、本当に私は30年間、プロレスやってきて、本当に×2幸せでした。こんな自分でも応援してくださるなんて。今日、興行やるにあたって凄くいろいろ用意とかも大変で、OZのスタッフさんあと今回のカードを決めるのも、みんな快く、50試合やりたいという私の気持ちを叶えてくれて、本当に私はいろんな人に助けられて30年間きたんだなと思って本当に皆さんありがとうございます。こんな自分を30年間、応援してくださって本当ありがとうございます。引退後は、いまは本当にカラダが辛い状況です。もう一度、きちんと痛みのない生活をして、まだまだ46歳ですが、まだまだこれから第二の青春を楽しもうと思いますので、まずは治療を一生懸命頑張ります。30年間終わりました。本当にみなさん、いままで応援ありがとうございました!」


(豊田コールが沸き起こったあと、10カウントゴングへ。最後のリングコールのあと、大量のピンクの紙テープが投げ入れられた。)


 30周年を契機に引退を発表した豊田の引退試合が行われ、引退試合は50人掛けに挑戦となったが、急遽2人加わり52人掛けに挑戦することになった。


 第1ブロックでは主戦場にしていたOZアカデミーの尾崎軍とのハンディキャップ戦でスタート、第2ブロックではOZ、アイスリボン、センダイガールズ、我闘雲舞、WAVE」、PURE-J、フリーの選手と対戦すると、第3ブロックでは男子選手が登場して大日本の伊東と対戦した際には初めて有刺鉄線ボードの洗礼を浴び、第3ブロックではOGを始めとする全女勢が登場やOZでタッグを結成した天野とは反省会を行う。
 同期の下田との対戦の際には、三田も乱入してラスカチョーラス・オリエンタルが復活すれば、。山田敏代も駆けつけて豊田とのWWWAタッグ王者コンビも復活する。そして師匠と仰ぐ山崎五紀とも対戦すると、WWWA王座に初挑戦時の王者であるブル中野登場すれば、長与やジャガー、フリーダムフォースの盟友だった吉田や伊藤、ライバルだった京子や堀田とも対戦する。
 そして第5ブロックでは引退試合の相手としてアイスリボンの藤本と対戦。開始早々藤本はジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、豊田が阻止すると藤本はドロップキックも、豊田は貼り付け式ドロップキックで反撃して、場外の藤本にコーナーからのプランチャを狙うが、藤本が落とすと逆にプランチャスイシーダを炸裂させる。、
 藤本はミサイルキックも、豊田はローリングクレイドルで応戦、ミサイルキックを連発すれば、藤本が起き上がり、低空ドロップキックから再度ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが不発に終わると、豊田はムーンサルトプレスで反撃して本家ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙う。しかし回転エビ固めで切り返した藤本はサッカーボールキックを連発、雪崩式回転エビ固めからビーナスシュートを狙うと、追いかけた豊田がジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドで3カウントを奪い、引退試合を勝利で飾るも、豊田は藤本が勝つまで続けるとして延長戦へと突入する。
 延長戦は藤本がビーナスシュートを狙うと、豊田は再度ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、藤本が回転エビ固めで切り返してからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドを決めるが、豊田はカウント2でキックアウトしクインビーボムを決めるも、疲れでカバーできず、それでもブレーンバスターからのクインビーボムで3カウントを奪う。
 再延長戦は豊田がプランチャからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドを決めるが、藤本がキックアウトし、ムーンサルトプレスを剣山で迎撃すると、つっかちゃん☆ボムからPK、ミサイルキック、ビーナスシュートと畳みかけた後でジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドで3カウントを奪い、豊田を介錯した。


 試合後は豊田がヘアードネーションに賛同したことで、トレードマークだった黒髪をばっさりカットし短髪姿となると、30年間を振り返り、引退の10カウントの後、最後のコールとなり、大量の紙テープが投げ込まれ、30年に及ぶレスラー人生に別れを告げた。


 豊田真奈美は武藤敬司、三沢光晴に匹敵する天才レスラー、自分は初めて全女を見たときはなぜこの人がトップに立たないの?と不思議に思ったぐらいだった。当時はまだまだブル中野、北斗晶、アジャ・コングが全盛の時代だったのもあったが、豊田が全女ではなく他団体だったら確実にトップを取れていたのではと思う。
 自分の観戦した中でのベストバウトは自分が始めて日本武道館を訪れた1994年8月24日の井上京子戦、京子の保持するオールパシフィック王座と豊田の保持するIWA王座とのダブルタイトル戦で豊田が二冠となったが、まだアジャが全盛の時代で豊田はまだWWWA王座には届かなかった。
 引退試合をもって豊田は引退となるが、豊田が持っていたジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドは藤本つかさや日高郁人、それと独自で使い出したCIMAによって受け継がれていく、自分は豊田真奈美を知るきっかけになったのは島本和彦氏が栄がいた漫画である「燃える!女子プロレス」であり、この漫画共々豊田真奈美というレスラーを忘れることはない。


30年間ご苦労さまでした!
豊田真奈美 豊田真奈美 豊田真奈美

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