NOAH
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NOAHに不満?全日本へ移籍?森嶋猛が退団を申し入れ・・・・
<デイリースポーツより>
ノアの元GHCヘビー級王者・森嶋猛(36)が退団を申し入れていることが20日、分かった。森嶋は開催中の「グローバル・タッグリーグ戦2015」に北宮光洋(26)とエントリーしていたものの、直前で古傷である右肩けん板損傷、左ひざ内側側副じん帯損傷、左ひじ内側側副じん帯損傷、肘部管症候群を理由に欠場が発表されていた。森嶋は98年に全日本でデビュー。00年にノアの旗揚げに参加し、力皇(引退)とのコンビで頭角を現し、02年にGHCタッグ王座を奪取。08年3月には故三沢光晴さんを下し、GHCヘビー級王座を獲得した。現在はユニット・超危暴軍を率いている。
NOAHの超危暴軍のリーダーである森嶋が退団を申し入れていることが明らかになった、理由は明らかにされてないが一部では鈴木軍をメインで扱う現状に不満が理由での退団で、全日本プロレスへの移籍かという声も出ている。
わかるのは森嶋の退団は現時点では申し入れているということは、まだ正式な退団ではないということ、おそらくだがNOAH側と話し合っている段階だと思う。
森嶋がなぜ突然退団を考えたのかわからない、正式発表を待つしかない。PR -
NOAHまたしても屈辱…「鈴木軍のジュニアは最強です!」4月11日 NOAH「方舟越後春嵐2015」新潟市体育館 1400人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「BRAVE vs HIGH LEVEL ENTERPRISE」/20分1本
モハメド ヨネ ○小峠篤司(9分5秒 片エビ固め)×ジョン・ウェブ ジャック・ギャンブル
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼30分1本
○平柳玄藩 キャプテン・ノア(11分5秒 片エビ固め)小川良成 ×熊野準
※昇龍玄藩
◇第3試合◇
▼30分1本
森嶋猛 ○マイバッハ谷口 北宮光洋(12分49秒 片エビ固め)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト ×スペル・クレイジー
※マイバッハプレス
◇第4試合◇
▼30分1本
○ザック・セイバーJr.(13分27秒 ジムブレクアームバー)×原田大輔
◇第5試合◇
▼「鈴木軍 vs Weaponized NO MERCY」/30分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. シェルトン・X・ベンジャミン(13分57秒 片エビ固め)杉浦貴 齋藤彰俊 ×クワイエット・ストーム
※キラーボム
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第24代選手権者]TAKAみちのく ○エル・デスペラード(17分31秒 片エビ固め)[挑戦者]拳王 ×大原はじめ
※ダイビングボディープレス
☆TAKA&デスペラード組が初防衛に成功。
【試合後のTAKA&デスペラード】
▼デスペラード「おいおい大丈夫か?」
▼TAKA「ダメだ。死んだ。3回くらい死んだ」
▼デスペラード「でもよ、これこそ“肉を斬らせて骨を断つ"だ」
▼TAKA「TAKAを斬らせて“ペ"が断つ、だ!」
▼デスペラード「次は俺がTAKAの立場になって、TAKAが取ることだってできるんだ。このチーム一筋縄ではいかねえぞ? どうだ、面白かっただろ。頑張るだけじゃ、まっすぐなだけじゃ何もならねえんだ。頭を使えって言ったろ? この間のタイトルマッチ(3・15有コロ)だって俺たち何もしてねえぞ? 今日だって……」
(と言いかけたところで小川とザックがコメントスペースに乱入。TAKA&デスペラードをめった打ちにすると小川が「俺たちが次行く」、ザックが「オレタチ、ツギ、チャレンジャー」と言い残して去っていく)
▼TAKA「いってえ…。ナンデスカー! ダレデスカー! おいおいここはどこの団体だよ。プロレスリング・ノアってこんな団体だったのか? 俺たちごときに不意打ちかよ! まぁいいよ。誰もこれ(ベルト)いらねーかと思ったけどよ」
▼デスペラード「俺たち獲っても誰も悔しがらなかったもんなぁ」
▼TAKA「挑戦表明なのかイヤがらせなのか、どっちだよ!」
▼デスペラード「やりたいって言うならやってやってもいいじゃん。俺たちだってやりたいようにやってんだから」
▼TAKA「でも“やらせてください"だろ? やんねーぞ。こんなやり方されちゃ。俺たちはやりたいヤツとやるんだよ。まぁいいや。襲われてベルト汚れちまったからな。また俺たちの名札を貼って綺麗にしてやらねえと。なんだGHCってTAKAデスペラードジュニアタッグ選手権だよ。そしておい! 拳王! 終わりだ。さっさと天に帰れ。お前たち(拳王&大原)とはもう終わり。サイコロジーが少し足りなかったな」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第29代選手権者]○タイチ(16分29秒 タイチ式外道クラッチ)[挑戦者]×石森太二
☆タイチが初防衛に成功。
(.試合後。タイチは、ジュニアタッグ王座を防衛したばかりのTAKA&デスペラード組と3人でベルトをぞんざいに扱いながらリング上を占拠する)
タイチ「残念でしたねえ。昔、ここにいるヤツ(丸藤)がこんなこと言ってたらしいな。何てヤツかは知らねえけど。『ノアのジュニアの最強です』って言ってたらしいなあ! あえて言ってやるよ。鈴木軍のジュニアは最強です、プププ。(さらに場外で見つめる小峠を見つける)悔しいか。テメー、俺にボコボコにされて泣いて帰った野郎だな。そんな偉そうな目すんな。いいよ。そんなお前にひとつ教えといてやる。GHCは……遠いぞ、プワッハッハ。今、ここでそれを教えてやろうか!」
(タイチはベルトで殴りかかったが、避けた小峠はトラースキックでタイチ、TAKA、デスペラードをナデ斬りにするや、タイチをキルスイッチでKO。落ちていたベルトを拾って殴ろうとするが、踏みとどまる。
小峠「確かにベルトを流出させたのは俺のせいです。それよりも! 俺はこいつが許せねえんだよ! チャンピオンがこんなヤツで。こんなヤツは俺がぶっ潰してやる!俺がベルトを獲り返して、必ずノアジュニアの輝きを俺が取り戻します!」
【試合後のタイチ】
▼タイチ「ちょっとキツい。昨日、バニーちゃんの店で飲みすぎちゃったからな。ちょっとフラつくな。やっぱりよ、あの小せえの。なんだっけ?」
――石森太二…
▼タイチ「あ? 石狩太一? 知らねえな。誰も応援しねえじゃねーか。あいつのこと。それに最後また出てきたヤツ。なんだっけ? アイツ」
――小峠篤司…
▼タイチ「おう、そいつは知ってるよ。前に一回やったよな? もう一回俺と人生最高のベストマッチをやりたいのか。…やるわけねーだろ。一回やってんだよ。何回も言ってんだろ? 俺は浅子覚か永源遥としかやらねーって。いつ出てくんだ浅子覚!(笑) (※ベルトを足元に投げ捨てて踏みつけながら)それにしても、こんなもん(ベルト)のために必死だな、お前ら。お前らは勝てねえ。なんでか分かるか? 鈴木軍のジュニアは…最強です」
※TAKA、デスペラードと合わせて一同笑
▼タイチ「獲り戻してえのか? だったら一言、言ってやるぞ。GHCは……遠いぞ。プププ(笑)」
※再び一同笑
▼タイチ「でも今日やって、少し面白くなってきたかもしんねえ。全員倒して一回りしてやろうか?」
▼TAKA「俺らも襲われたなあ。さっき。誰だか知らないけど」
▼タイチ「必死だな(笑) そんな欲しいか? お前らが、そんなに欲しいと思えば思うほど、やりたくなくなるよ(笑) 一回り、二回りくらいするか? いや、やんねーよ(笑) ま、またバニーちゃんの店にでも行くか。やんねーからな!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
○丸藤正道 中嶋勝彦(20分17秒 エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史
※不知火
(荒れる鈴木がリングイン。丸藤を蹴りつけ、中嶋、ヨネをも鉄拳制裁で次々に返り討ちにしていく。
そこへマイバッハが登場。刺又で鈴木を押し込んで丸藤らを救ったが、すかさず鈴木軍サイドもK.E.S.&ベンジャミンが駆けつけてマイバッハを蹴散らし、そこへ杉浦、齋藤らNO MERCY勢も“参戦"してリング上は“鈴木軍vsノア連合軍"の大乱闘に発展した。
鈴木軍が優勢に立って場内にため息が漏れかけたその時。客席を通って“帝王"高山がサプライズ登場。鈴木をビッグブーツで蹴散らすと、K.E.S.をラリアットでまとめてなぎ倒してリング上を一掃し、方舟連合軍を救出する。)
高山「おい海賊ども! いつまでもいい気になってんじゃねえぞ、この野郎。また暴れたら俺がいつでも行くぞ!ノーフィアー!!」
丸藤「俺たちがやりたいのは王様ゲームなんかなじゃない。プロレスなんだよ! 今日タイトルマッチ2つは申し訳ない結果になったけど、俺たちこのノアに必ずベルトをすべて獲り返します! よろしくお願いします!」
【試合後の丸藤&中嶋】
――試合を振り返って?
▼丸藤「この間のイリミネーションの試合後と違ってK.E.S.とベンジャミンがいたけど、それでもノアの力が目立ったってことだ。この(勝利者賞の)新潟産こしひかりを、あんな味も分かんねーようなヤツらに渡すわけにはいかない」
――タッグリーグ戦に向けての前哨戦でもあったが?
▼丸藤「そうだね。タッグリーグ戦でも同じカードをやるんだけど、次はもっともっと圧勝していく。俺たちなら行けると思う。新しい合体技だって頭の中にあるから」
――去年は準優勝だったが?
▼中嶋「優勝の二文字しか見えてないですね。BRAVEとしてもノアを盛り上げたい気持ちもある。今、この状況の中で、僕をパートナーとして選んでくれたっていうのは、丸藤さんが言わずとも思ってることはあると思うし。僕とこの状況で組むのは、それなりの意味があると思うんで。しっかり結果を残したい。内容もそうだけど、今は結果が大事だと思ってるんで。その結果をしっかり積み重ねていけば、きっと内容ももっと良いものになると思うし、もっと良い結末が俺たちには待ってると思うんで。まずは目の前のリーグ戦、しっかり結果を残していきたいと思います」
――中嶋選手はここ3年連続で準優勝だが?
▼丸藤「そう。勝彦はさ、決勝に行く力持ってんだよ。もしかしたらパートナーが悪かったのかも。それは俺を含めて。こいつは優勝する力持ってる。だから俺がしっかりしないと」
▼中嶋「じゃあもう、優勝絶対です。こんなありがたい言葉をいただけると思ってなかったし」
――対鈴木軍に向けても中嶋の重要性は増す?
▼丸藤「うかうかしてると、こいつは目立とうとするから。だからタッグリーグで勝彦をパートナーに置くっていうのは、自分にとって良いプレッシャーになる。自分がちんたらしてたら、彼は突っ走っていく人間。自分がしっかりしないと、もしかしたら勝彦にタイトルマッチを奪われてしまうかもしれないし。それくらいの人間だと思ってるから。しっかり自分としても結果を残していきたいと思います」
鈴木軍に全タイトルを独占され、巻き返しを図るNOAHはジュニアタッグ王座に前王者の拳王、大原の超危暴軍、ジュニアヘビー級王座には元王者の石森が挑戦した。
ジュニアタッグ選手権はラフを交えたタッグワークの応酬となるも、鈴木軍が大原を捕らえて主導権を握るが、交代した拳王が鋭いキックの連打で盛り返す。
しかし大原が再び捕まりTAKAのジャスト・フェースロックで絞め上げられるも、ロープに逃げた大原はSUWA譲りのジョン・ウー、剣山式バックブリーカーから変型ムイビエンで捕らえTAKAを追い詰める。
大原はフィンランド式フォアアームを炸裂させると、拳王も蹴暴で続きTAKAをカバーするも、レフェリーにカウントをデスペラードが妨害する。
ならば拳王は竹刀攻撃から、再度大原がフィンランド式フォアアームを狙うも、デスペラードが場外から大原の足をすくって妨害し、竹刀で大原を殴打してからTAKAのスーパーKの援護を受け、フロッグスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛する。
ジュニアヘビー級選手権はタイチがなかなか石森と絡まず焦らすと、案の定焦れた石森が場外のタイチに襲いかかるが、タイチはアックスボンバーを叩き込み、石森がトペを狙ってもセコンドのデスペラードに足をすくわれてしまう。
タイチは花道に石森を連行してパワーボムを狙うが、石森はフランケンシュタイナーで切り返し、デスペラードを排除した後で対角コーナーを走ってのトペを炸裂させる。
石森は剣山式フェースバスター、高速ニーアタック、トラースキックと畳み掛け、スーパースターエルボーを狙うが、介入を狙うデスペラードに気を取られると、タイチが石森の足をすくってタイチ式外道クラッチで丸め込み石森はクリアするも、タイチはライガーボム、そしてデスペラードからベルトを受け取り一撃を狙う。
そこで西永レフェリーがタイチからベルトを取り上げようとするが、場外へ蹴散らされると、再度ベルト攻撃を狙ったところで小峠が駆けつけ阻止し、石森はタイチをフェースバスターでターンバックルへ叩きつけてから450°スプラッシュを投下するが、TAKAからベルトを受け取ったタイチが剣山withチャンピオンベルトで迎撃すると、タイチ式外道クラッチが決まり3カウントで王座を防衛、試合後はタイチが「鈴木軍のジュニアは最強です」と笑い、再戦を狙う小峠には「GHCは……遠いぞ、」と挑発すると、怒った小峠がタイチをキルスイッチでKOした。
メインは対鈴木軍に中嶋が初参戦、しかし丸藤共々飯塚の狂乱ファイトに振り回される。
鈴木軍は丸藤を捕らえ、鈴木がゴッチ式パイルドライバーを狙うも、中嶋が間一髪カットに入り、アイアンフィンガーを狙う飯塚を丸藤がトラースキックから虎王を浴びせ、最後は不知火で逆転勝利を収めるが、試合後は鈴木軍が丸藤を袋叩きにする。
NO MARCY勢やマイバッハが救出に駆けつけるが返り討ちにされると、試合が組まれてなかった高山善廣が現れ鈴木軍を蹴散らし、丸藤と握手を交わして改めて共闘をアピールした。
今回も鈴木軍からタイトル奪還に失敗しまたしても屈辱を味あわされるも、鈴木みのるを良く知る男・高山が救出に駆けつけのはNOAHにとって心強い。
高山が敵に回ったことで鈴木にとっても大きな揺さぶりにもなる、果たして5月の横浜では丸藤が至宝奪還一番乗りとなるか?【NOAH】帝王再び見参!丸藤がGHC&GTL前哨戦制す▼「鈴木軍のJrは最強です」「GHCは遠いぞ」タイチ初防衛▼TAKA組もV1、小川&ザック表明も拒否…新潟大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/yAW9gblZhI
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 4月 11新潟大会ご来場ありがとうございました Jr王座を奪還できませんでしたが、シングルは小峠選手が名乗りをあげ、タッグは小川選手とザックがバックステージで王者を襲撃! メイン後に襲われる丸藤選手をマイバッハが救出 さらに高山選手も登場し鈴木軍を蹴散らしました 方舟はまだまだ沈みません!
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2015, 4月 11仲間ってのは素晴らしい。 俺たちがやりたいのは王様ゲームじゃない。 プロレスだ。 #noah_ghc #GTL
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 4月 11石森さん、ジュニアの輝きを取り戻す!! #noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2015, 4月 11@0_desperado ベルトを投げたり踏んだり粗末に扱うのは王者としていかがなものでしょうか?
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2015, 4月 11@shu_nishinaga あれは俺たちがタイトルホルダーである以上俺たちの所有物。所有物をどう扱おうと我々の勝手というわけだす。 というか夜更かしだな。早よねんとハゲるぞ。今日の誰かさんみてーに。
— El Desperado (@0_desperado) 2015, 4月 11 -
拳王、大原、ストームが正式入団!マイバッハの大活躍、高山の合流でNOAHが鈴木軍に逆転勝利!
3月28日 NOAH「Spring Navig. 2015」後楽園ホール 1140人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合開始前◇
<田上社長より報告>
田上社長「田上明社長がリングに上がり、「今日は皆様に報告することがあります。大原、拳王、クワイエット、この3人が新しくノアに入団することが決まりました。よろしくお願いいたします」
ストーム「みんな、ありがとうございます。今日からプロレスリング・ノアに入団します。レスラー生活で一番嬉しい、一番大切な日は今日だ。これから応援よろしくお願いします」
大原「残念ながら試合をすることができなくなってしまったSUWAさんの分まで…SUWAさんがいつも話していた三沢さんへの恩、感謝の気持ちを引き継いで、このノアのリングで頑張っていきたいと思います。しっかり今日もムイビエンにしてベルトを取り返します」
拳王「今、ノアは鈴木軍がやってきて、全タイトルを奪われ、窮地に立たされていると思います。その窮地を少しでも変えるために、俺がノアの一員として鈴木軍を排除していきたいという思いをみちのくプロレスの新崎人生コミッショナーに伝えたところ、快く後押ししていただきました。みちのくプロレスの契約は3月いっぱいです。4月からはノアと専属選手契約を結ぶことになりました。2団体所属とか、そういう選択肢もあったけど、俺は今のノアのリングに自信を持ってやっていくために、専属契約を結んだ。おい、後楽園ホールのクソ野郎ども…これからプロレスリング・ノアの拳王を応援よろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○ザック・セイバーJr. (8分49秒 変型羽根折り固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼20分1本
○小川良成(6分40秒 エビ固め)Xスペル・クレイジー
※ソルプレッサを押しつぶして
◇第3試合◇
▼30分1本
拳王 ○大原はじめ 北宮光洋(12分23秒 ムイビエン)原田大輔 X平柳玄藩 キャプテン・ノア
【試合後の拳王&大原&北宮】
▼拳王「何なんだよ。あのキャプテン・ノアはどういうヤツだよ? 玄藩と仲が悪いのか?」
▼北宮「アイツは。助けに来たのか、邪魔しに来たのか、どっちだ? そんなことより、今日は入団発表したお二人から。俺は以上!」
▼拳王「待て待て! ノアではテメエが先輩だよな? 北宮先輩、今後ともよろしくお願いします」
▼大原「お願いします」
▼北宮「(頭を下げられて動揺すると)勘弁してください!」
▼拳王「バカ野郎!」
▼大原「さあ、拳王と大原はじめが入団したノア。これからもっともっと面白く、もっともっとムイビエンになります。というわけで、今日もムイビエン!」
◇第4試合◇
▼「Passage to GTL」/30分1本
○中嶋勝彦(9分59秒 首固め)Xクワイエット・ストーム
ストームの話】「(ノア入団が決まったが?)今日は凄いうれしい。今日の試合で活躍してれば…勝ちたかった。中嶋凄くいい選手。(ノア所属としての目標は?)とりあえず入って凄くうれしい。17年ぐらいのプロレスライフだけど、これからノアのマットを面白くしたい。丸藤、杉浦を倒して、いつかGHCのベルトがほしいね」
◇第5試合◇
▼「Passage to GTL」/30分1本
○森嶋猛(10分45秒 体固め)X齋藤彰俊
※バックドロップ
◇第6試合◇
▼45分1本
○杉浦貴 田中将斗 高山善廣(14分22秒 片エビ固め)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xジョナ・ロック
※オリンピック予選スラム
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級&ジュニアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦 5対5イリミネーションマッチ/時間無制限
○[ノア連合軍]丸藤正道 モハメド ヨネ マイバッハ谷口 石森太二 小峠篤司 (5-4)X[鈴木軍]鈴木みのる 飯塚高史 タイチ TAKAみちのく エル・デスペラード
※ノア連合軍の1人残し
【失格順】
[1]石森(6分12秒、タイチのローフライフロー→体固め)
[2]ヨネ(8分18秒、飯塚のアイアンフィンガー・フロム・ヘル→体固め)
[3]小峠(17分22秒、オーバー・ザ・トップロープ※OTR)
[4]デスペラード(17分52秒、マイバッハのマイバッハボム→体固め)
[5]TAKA(18分10秒、マイバッハのマイバッハプレス→エビ固め)
[6]マイバッハ(19分42秒、OTR)
[6]鈴木(19分42秒、OTR)
[8]飯塚(20分47秒、OTR)
[9]タイチ(23分29秒、丸藤の不知火→エビ固め)
(試合後に敗れた鈴木軍が丸藤を襲撃、杉浦と中嶋が救出に駆けつけるが、中嶋は返り討ちにされ、杉浦が飯塚に捕まってしまう、そこで鈴木が高山を鈴木は手招きしてリングに招き入れ、高山はリングインするも鈴木を襲撃し飯塚もろともビックブーツで蹴散らし、丸藤と握手を交わす)
高山「三沢さんが作ったこの船を海賊には渡せない。ノアのみんな、俺も行くぞ! ノーフィアー!」
丸藤「なんて…なんて心強い味方なんだ。高山さん、ありがとうございます、俺たちがやりたいプロレス、みんなに見せたいプロレス、みんなが見たいプロレス…ベルトとともに必ず取り返します。5月10日、横浜文体は見ててください」
【試合後のノア連合軍】
▼丸藤「凄いな、お前(握手を求めるが、マイバッハは応じなかった) 見ての通り、今日は全員の力だ。正直言って、俺一人じゃどうにもならない。今日見てもらった通り、みんなに助けてもらって。そして高山さん。凄いのが来た。このまま行くぞ。このまま行ける。俺は必ず取り返す。太二は?」
▼石森「次、新潟でジュニアを取り戻して、まずはもう1個、俺が光を取り戻してみせる。それだけだ」
▼ヨネ「大事なものは全部取り返して、ノアがやっぱり最高だっていう部分を皆さんと一緒に分かち合いたいです。小峠は?」
▼小峠「今日で所属選手も増えたし、最強のノアが完成します。期待しててください」
▼丸藤「最後はこういうハッピーエンドで終わらせたいんだ。見とけ!」
▼小峠「負けねえぞ」
【試合後の鈴木軍】
▼鈴木「裏切り者……裏切り者じゃねえな。あんなヤツ(高山)はな、使えねえから俺がとうの昔にクビを切った男だ。いらねえから今、鈴木軍にいねえんだ。なんだクビになった腹いせか? 誰が来ようが同じだ。どこの神様連れてこようが同じだ。どこぞの偉いヤツを連れてきたって同じだ。このリングの王様は……俺だ!! このリングの神も俺だ!」
※鈴木が去る
▼TAKA「俺たちは5対5の“正攻法"で戦ったのに、なんだあいつら。たくさんセコンド連れてきやがって。反則だ何だって言ってるけど、反則って何だ? ノアってそんな団体だったのかよ。あーもういい。もう終わりだよ。プロレスリング鈴木軍だからよ、ここは。新潟(のGHCジュニアタッグ王座戦)やってやろうじゃねえか。正攻法で。俺たち鈴木軍の正攻法で正々堂々と鈴木軍らしく勝って潰してやる。沈めてやる。早く無くなっちまえ、このクソボケども!」
※TAKAが去る、コメントスペースで大の字となっていたタイチが起き上がりながら
▼デスペラード「大丈夫か?」
▼タイチ「…ふあ? 俺、誰とやるんだっけ?」
▼デスペラード「石森太二?」
▼タイチ「石狩? 石狩太一? 知らねーな、そんなヤツ!」
▼デスペラード「ちょっと聞いたことある気がするけど」
▼タイチ「いいよ。やるよ」
▼デスペラード「軽っ!」
▼タイチ「だって弱いもん。だって小さいもん。あのすっげーチビなヤツでしょ? 弱いもん。今日だって何もしねえで勝ったもん。いいよ。やるよ。いいよいいよ。弱いもん。弱いもん、よえーもん!」
NOAH後楽園大会の開催前に田上明社長がリングに登場、これまでフリーとしてNOAHに参戦してきた大原とストーム、みちのくプロレスから参戦してきた拳王がNOAHの所属となったことが発表された。
大原はWNC、ストームは大阪プロレスを退団してNOAHに参戦したが、拳王はみちプロを一時離脱という形でNOAHに参戦し、みちプロには籍を残していたままで3月をもって契約切れになるという。
拳王も新日本プロレス、DDTの二団体と契約している飯伏幸太や、アイスリボンまたWAVE、OZアカデミー、ユニオンの四団体と契約している紫雷美央のように、NOAHやみちプロと二団体契約という選択肢もあったはずだが、NOAHに参戦してからはみちプロに上がらなくなったことを考えると、移籍を前提にしてのNOAH参戦だったということなのか、みちプロにしても新崎人生がスカウトし育ててきた拳王を手放すのは本音で言えば惜しいが拳王の意志を尊重せざる得なかったのかもしれない。
秋山準、潮﨑豪らバーニング勢がNOAHから全日本プロレスへ移籍し、KENTAことイタミ・ヒデオもWWEげ移籍したことでで一時的に選手層が薄くなったが小峠、原田、TMDK、再入団の彰俊、そして拳王、大原、ストームが加わることで選手層は厚くなったが、最大の課題である若手は熊野以降デビューしておらず不在の状態、そろそろ若手選手のデビューが欲しいところである。
メインはNOAHvs鈴木軍のイリミネーション戦が行われ、NOAH軍には今まで超危暴軍としてBRAVEと敵対していたマイバッハが加わる、丸藤がいかにマイバッハをコントロールするかが試合のポイントだったが、試合は入場する鈴木軍をNOAH軍が奇襲を仕掛けてスタートし、マイバッハが鈴木をセカンドロープに押しつけると、すかさず丸藤がリングサイドをダッシュしてドロップキックで顔面を射貫く連係まで披露するも、試合の先手を奪ったのは鈴木軍、NOAH軍がタイチにトレイン攻撃で捕らえ、石森が450°スプラッシュを投下するも、飯塚が西永レフェリーを引きつけている間に鈴木が石森をゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、すかさずタイチを石森の上に投げ飛ばすローフライフローを決め3カウントを奪い先制、続けてヨネも飯塚のイス攻撃からアイアンフィンガー・フロム・ヘルの餌食に遭い3カウントを奪われ、小峠もロープに走った瞬間に鈴木がイスで一撃し、タイチがトップロープから落として退場となり、NOAH軍は丸藤とマイバッハだけとなってしまう。
2人だけとなったNOAH軍はマイバッハが奮起し、デスペラードをマイバッハボムで降せば、続けてTAKAをチョークスラムからのマイバッハプレスで3カウントを奪う、鈴木はマイバッハをスリーパーで捕獲するが、そのままロープ際に連行して強引に場外心中を敢行、マイバッハだけでなく鈴木も脱落し試合の流れはNOAH軍に変わる。
残った丸藤はデスペラードの介入に遭うも、突進する飯塚をトップロープから落として退場に追いやり、残ったタイチを追い詰めるが、丸藤の攻撃が西永レフェリーに誤爆すると、無法地帯となったリングに鈴木軍が介入して丸藤に総攻撃をかけ、タイチがベルトで一撃を狙うもマイバッハが刺又で阻止する。
この間に蘇生した丸藤はタイチに虎王を決めると、不知火を決め3カウントを奪いNOAH軍に逆転勝利を収めるが、鈴木軍は腹いせに丸藤を袋叩きにして、鈴木はかつての盟友である高山を呼び込み、高山も鈴木軍に合流かと思われたが、高山は鈴木を襲撃し丸藤と握手を交わしてNOAH軍合流を果たした。
高山はNO MARCYに属しているが、対鈴木軍に関しては中立の立場を取っていた、もし高山が鈴木軍に合流となれば鈴木軍はますます手のつけられない状態となっていたが高山はNOAHを選んだ、高山の中で鈴木と組むより敵対したほうが面白いと考えたということなのか、しかし鈴木をよく知る高山のNOAH軍合流は丸藤にとっても大きい。今回の後楽園大会は拳王、大原、ストームの入団、リング内では高山のNOAH軍合流と明るい話題が多かった、NOAHの逆襲に期待したい。
拳王選手、大原選手、クワイエット・ストーム選手が入団! これまで以上のご声援よろしくお願いいたします! #noah_ghc
— naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 3月 28メイン終了後、鈴木選手に殴られ朦朧とし控室に運ばれる中、リングから聞こえたマイクアピール 「三沢さんが作ったこの船を海賊には渡さない!ノーフィアー!」 高山さん… ありがとうございます!
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2015, 3月 28これまで同士として戦ってきた拳王選手、大原はじめ選手、クワイエット・ストーム選手がノア所属選手契約を結び同志となりました。 さらに高山選手も鈴木軍を蹴散らし援護射撃! 一致団結しノアは帆を進めます! #noah_ghc
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2015, 3月 28https://t.co/Q87eLzHM7o #noah_ ghc pic.twitter.com/cpcJNTL7sG
— マイバッハ谷口 (@noah_taniguchi) 2015, 3月 27今日プロレスリングノアに入団しました。プロレスのキャリアの中でいちばん嬉しいは今!これからプロレスリングノアquiet storm!おうえんよろしくお願いします。I have officially joined noah ! pic.twitter.com/gUnK5wqq3v
— quiet storm (@qstormprowres) 2015, 3月 28「拳王、プロレスリング・ノア移籍に関して」 2014年1月よりノアを主戦場にしている拳王から「現在お世話になっているノアが窮地に立たされています。この闘いに全身全霊を注ぐ為、ノアの一員として闘いたい」と新崎人生(みちのくプロレスコミッショナー)に連絡があった。
— みちのくプロレス (@michipro_jp) 2015, 3月 28「拳王、プロレスリング・ノア移籍に関して」 新崎人生は丸藤正道(プロレスリング・ノア副社長)と緊急会談を行い、両社合意の上で拳王がノアと正式に専属選手契約を結ぶことになった。 それに伴い、拳王とみちのくプロレスとの契約は解除されることとなる。
— みちのくプロレス (@michipro_jp) 2015, 3月 28「拳王、プロレスリング・ノア移籍に関して」 拳王は鈴木軍との闘いで勝利し、使命を果たした上でノアでの頂点を目指し、いつの日かみちのくプロレスのリングに帰ることを約束し円満に移籍となる。
— みちのくプロレス (@michipro_jp) 2015, 3月 28 -
弾丸ヤンキースの連破なるか!?グローバルタッグリーグ2015出場チーム発表!
NOAH21日横浜大会で4月19日から開幕する「グローバル・タッグリーグ戦2015」の出場チームが発表された。
◇出場チーム◇
●杉浦貴&田中将斗(2年連続2度目の出場/2014年優勝)●ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.(GHCタッグ選手権者/初出場)
●鈴木みのる&飯塚高史(初出場)
●シェルトン・X・ベンジャミン&ブライアン・ブレーカー(初出場)
●丸藤正道&中嶋勝彦(2年連続2度目の出場)
●モハメド ヨネ&池田大輔(2年連続2度目の出場)
●森嶋猛&北宮光洋(初出場)
●マイバッハ谷口&マイバッハ2号(初出場)
●齋藤彰俊&クワイエット・ストーム(初出場)
●マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(3年連続3度目の出場)
●クリス・ヒーロー&コルト“Boom Boom"カバナ(2年連続2度目の出場)
●関本大介&橋本和樹(初出場)
※ブロック分け、公式戦日程は決定次第発表
◇開催要項◇
出場12チームがAブロック、Bブロックに分かれてGHC選手権ルールに基づき、各公式戦30分1本勝負の総当たりリーグ戦を行う。期間は2014年4月19日・後楽園ホール大会から5月4日・後楽園ホール大会まで。下記の得点形式で勝ち点を算出し、5月4日・後楽園ホール大会で「Aブロック1位vsBブロック1位」による優勝決定戦を行う。最多得点チームが複数の場合は、直接対決の勝敗で順位を決定。直接対決が引き分けの場合は優勝戦進出チーム決定戦を行う。優勝チームには東京スポーツ新聞社より優勝大トロフィーが贈呈される。[得点形式]
○=勝ち(2点)
□=不戦勝(2点)
×=負け(0点)
■=不戦敗(0点)
△=時間切れ引き分け(1点)
▲=時間切れ以外のあらゆる引き分け(0点)
昨年は1ブロック制で開催されたが、今年は12チームがエントリーしたということで2ブロック制となり、前年度覇者の弾丸ヤンキース、鈴木軍からはGHCタッグ王者のKESと鈴木&飯塚、そしてベンジャミンとハーリー・レイスのWLWからスカウトしたブレーカーがエントリー、大日本は関本がパートナーに岡林裕二ではなく橋本を抜擢、超危暴軍も森嶋が北宮を抜擢したが、マイバッハは増殖したのか謎の2号と組んでエントリーした。
鈴木軍は新メンバーを予告し、NOAHの結束会見に出席しなかった小川良成に疑惑の目を向けられたが、18日に開催された「TAKA&タイチ興行」に小川が出場した際に小川は「鈴木軍なんか入る気ないよ。たまたまだよ。コロシアムでリングに上がんなかったのもたまたま、その場にいなかっただけで気持ちは一緒だから」と疑惑を全面否定したが、フタをあけると新メンバーは外国人選手でNOAHには2度目の参戦となるブレーカー、しかしWLW世界ヘビー、同世界タッグを奪取した実績もあるだけに侮れないものもある。
優勝予想はKESに対抗、また互角以上に戦えるチームという観点でいうと弾丸ヤンキースの連覇に期待したい。 -
NOAH全滅・・・3月15日は方舟が海賊・鈴木軍にジャックされた日
3月15日 NOAH「GREAT VOYAGE 2015 in Tokyo」3月15日 有明コロシアム 6300人
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼GREAT VOYAGE 2015 in Tokyo オープニングマッチ/15分1本
○北宮光洋(6分58秒 片エビ固め)X熊野準
※スピアー
◇第2試合◇
▼「Captain will be unveiled」/30分1本
モハメド ヨネ ○石森太二 中嶋勝彦 キャプテン・ノア(10分39秒 片エビ固め)小川良成 ザック・セイバーJr. ジョナ・ロック Xスペル・クレイジー
※450゜スプラッシュ
◇第3試合◇
▼「Feel Force」/30分1本
○関本大介 岡林裕二(11分57秒 ジャーマンスープレックスホールド )齋藤彰俊 Xクワイエット・ストーム
◇第4試合◇
▼「超危暴軍 vs NJPW」/30分1本
○森嶋猛 マイバッハ谷口(12分11秒 体固め)天山広吉 X中西学
※バックドロップ
◇第5試合◇
▼「弾丸ヤンキース vs 鈴木軍」/30分1本
○杉浦貴 田中将斗(16分34秒 片エビ固め)シェルトン・X・ベンジャミン X飯塚高史
※オリンピック予選スラム
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]TAKAみちのく ○エル・デスペラード(10分02秒 片エビ固め) [挑戦者]原田大輔 X平柳玄藩
※ダイビングボディプレス もう1チームは[第23代選手権者]拳王 大原はじめ
☆拳王&大原組が4度目の防衛に失敗、TAKA&デスペラード組が第24代選手権者となる
【試合後のTAKA&デスペラード】
▼TAKA「負けて言い訳か、言い出したのはそっちだろ
▼デスぺ「言い訳するなよな。自分たちで言ったルールで負けて、俺たち負けてないとか」
▼TAKA「カッコいいね!」
――最初の試合でベルトを獲ったが?
▼TAKA「このベルトに価値はあるのか。なんか価値があるのかコレに」
――床にベルトを落としたが?
▼TAKA「おもちゃじゃねえか。何か価値があるんですか。GHCて何の略、グラン浜田チャンピオン?」
▼デスぺ「それじゃベルト動かないよ」
▼TAKA「何の略?知らねーよ」
▼デスぺ「結局、自分たちが言い出したルールで、負けてないとか恥を知れよ」
――鈴木軍の狙いとしてベルトを、宝をすべて獲るという公約通りベルトを獲ったが?
▼TAKA「ボスが言うから宝であって、俺達からしたら、何の価値もない。ただの金属だよ。防衛戦とか勝手に組むなよ。俺達やらねーからな。タイトルマッチとか考えてないからな。なんか利用価値とかあるなら、もしやるとしたTAKAタイチ興行だな。TAKAタイチジュニア選手権だな。3月18日新宿FACEでやるかな」
▼デスぺ「けどシングルだよ」
▼TAKA「邪道とシングル決まってるから、これ2つ賭けて戦うよ」
▼デスぺ「ほんとはやりたくねーんだよ」
▼TAKA「それぐらいしか使い道ねーんだよ」
▼TAKA「大原と拳王だったか、楽しかったかオイ!結局何もしていない俺らに獲られて、お前ら頭がねーんだよ。サイコロジーがないんだよ。3WAYやるんだったら、頭みがいてこいよ」
▼デスぺ「計算しろよ。計算して」
▼TAKA「気づいてなかったろ、俺らのこと。タッグマッチと勘違いしてんじゃねーの」
▼デスぺ「頭をもっと使いなさい」
▼TAKA「やることーねよな」
▼デスぺ「防衛戦なんてやらねぞ。勝手に使うぞ、俺らが勝手に。TAKAタイチで、折角だから何か使うか」
――NOAH勢が黙っていないと思うが?
▼TAKA「黙ってくれていいんじゃないの。」
▼デスぺ「ベルト獲るだけ獲ったから、やることないもん」
▼TAKA「タイチが勝って、K.E.S.が防衛して、ボスがとって、こんなところ来なくていいよ」
【試合後の拳王&大原組】
▼拳王「おい!おい!おい!俺たち負けたか?負けてねーよ!俺たち取られたか?取られてねぇだろ!何でベルト動くんだよ!あいつら何だよ!どこにいたんだよ試合中よ!一番最後だけノコノコ出やがって!この仕返しはな、ちゃんとするからな!!」
▼大原「試合の権利はどうなってるんだ?試合の権利どうだったんだよ?あいつら持ってたのか?まあ、いい。俺と拳王、取られたわけじゃないから。すぐ行くから。すぐ取り返す!」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○タイチ(18分57秒 エビ固め)[第28代選手権者]X小峠篤司
※ブラックメフィスト
☆小峠が2度目の防衛に失敗、タイチが第29代選手権者となる
【試合後のタイチ】
――散々な扱いをしたベルトを獲った心境は
▼タイチ「いらねーな。別に欲しいわけでもないし」
――ノアのチャンピオンになったということに関しては
▼タイチ「どうでもいいよ。興味ないし。ジュニアタッグも獲ったし、ジュニアは沈んだな。文句はねーだろ。まずはジュニアが沈んだ。ボスはなんていった全部沈めるっていっただろ。ヘビーもタッグもとって沈めて、こんなところはおさらばだ」
▼タイチ「次なにかあったっけ?」
▼デスぺ「何もないからこれ使って遊ぼうぜ」
▼タイチ「18日何かあったな」
▼TAKA「関東最後のTAKAタイチでこれを使ってよ、このグラン浜田チャンピオンを使ってよ」
▼タイチ「略何?」
▼TAKA「グラン浜田チャンピオンだよ。」
▼タイチ「グレートHチャンピオンを使ってよ。グレートなHをチャンネーとしたいだよ」
――石森が挑戦表明するようだが
▼タイチ「なんで挑戦表明とかあるんだよ。俺らはこれで終わり。沈めたらこれで終わり。何でやらなきゃいけないんだよ」
――ノアでの防衛戦は考えているのか
▼タイチ「相手がいないんだよ。誰なんだよ、わかんねーんだよ。永源遥とやってやるよ。永源遥ならわかるから」
――鈴木軍としてはジュニア2試合勝ったが
▼タイチ「あたりめーだろ。最初からやるって言ったんだから」
▼タイチ「(ベルトを耳にあてて)こいつは泣いていたんだよ。強い人に巻かれて良かったて言っているよ。インディーレスラーに巻かれて悲しかったよ」
――腰の巻きませんか
▼タイチ「巻きたくねーよ。あいつらの汗で汚ねーし。病気うつっちゃうから」
【試合後の小峠&石森】
▼小峠「ああーー!ちくしょー!!!」
※ベルトで殴られた顔を押さえながら、熊野の肩を借りて控え室へ
――小峠選手が負けてしまいましたが?
▼石森「負けたことより、あいつにベルトが渡ったことがすげぇ悔しい。ふざけんじゃねぇよ!どうなんだよあの試合よ!ベルトで殴ってたじゃねぇかよ!」
――では、石森選手が次の挑戦者に名乗りを?
▼石森「次の挑戦者とかじゃなくて、あいつを潰したい。あいつらを潰したい。いつでもいいぞ!」
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第33代選手権者]ランス・アーチャー ○デイビーボーイ・スミスJr. (15分45秒 エビ固め)[挑戦者]Xマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト
※キラーボム
☆アーチャー&スミスJr.組初防衛戦
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○鈴木みのる(23分44秒 体固め)[第22代選手権者]X丸藤正道
※ゴッチ式パイルドライバー
☆丸藤が7度目の防衛に失敗、鈴木が第23代選手権者となる
(試合後、立会人の小橋建太さんは、鈴木軍の介入行為を目の当たりにしていたため「ベルトを渡せない」と西永レフェリーに通告したものの、鈴木は小橋さんから分捕るようにGHCベルトを“強奪"する。
小橋さんの表情が変わると場内はコバシコールに。鈴木は小橋さんめがけてベルトを見せつけて勝ち誇る。さらに鈴木は表彰式のために現れた田上明社長をも挑発して舌を出す。
ブーイングと怒号とため息、そして歓声が交錯する騒然とした空気の中、リング上は4大王座を手にした鈴木軍がジャック。リングサイドにはノアジャージを着こんだ3ユニット全員が集まる)。
鈴木「引退したヤツはさっさとどっか行けコラ。田上、小橋…お呼びじゃねえんだよ! プロレスリング・ノアのレスラーたち、ノアファンたちよ! ノアに関わるすべての人たちよ! お前らの宝はすべてココにある!(館内はブーイングが飛び交うなんだお前ら、新しい“王様"に対する礼儀がなってねえなぁ?GHCジュニアタッグの王! TAKA&デスペラード! GHCジュニアの王! タイチ! GHCタッグの王! ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.!、そしてGHCヘビー級…いやいや、プロレス界の崇高なる王! 鈴木みのるだぁ!有明に来たお前ら! 今日はプロレス界の歴史が変わった日だ。勢力図が変わった日だ。かつてプロレス界の方舟と呼ばれたこのオンボロ戦は、ただのゴミクズ団体になったんだ!!プロレス界の時代はこの俺…鈴木みのるの時代が来たんだぁ!有明にもブーブーブタ野郎がいっぱいいるみてえだな? 養豚場かここは!? おいブタども! そしてゴミクズども! テメーらに教えてやるよ! もう一回だけ教えてやるよ! 俺たちスズキグン…イチバーン!」(リングサイドで唇を噛みしめていたノア勢がいっせいにリングインして鈴木軍に殺到。王様のようにコーナーに腰かけ、その光景を見降ろした鈴木は、見切りをつけてリングを降りると「もうこんなオンボロ船に用はねえんだよ。帰るぞ」と促して退場を開始。花道奥までさしかかったところで)
丸藤 「おい、鈴木。あんな汚い勝ち方してうれしいのか? 俺に負けるのが怖かったのか?鈴木! 正々堂々とやってみろ。お前はそんなに弱いのか!?もう一度だけ…もう一度だけ俺にやらせろ。こんなもん誰も納得いってねえんだよ!最悪の結果だ、今日は! でも俺たちは今日、一つになった(杉浦らNO MERCY勢、森嶋ら超危暴軍勢全員と握手して“結束”)俺たちはまだまだ潰れない!」
【試合後の鈴木】
――丸藤選手からもう一度とあったが
▼鈴木「負けた奴には権利はない。弱いやつにも権利はない。宣言してやったろ、プロレス界の新しい王は俺達だ」
――ノアの選手もファンも黙っていないが?
▼鈴木「黙ってなくても関係ない。俺達が用があるのはこれ(ベルト)だけだ。ここのファンも、レスラーも、強いとか弱いとかどうだっていいんだ。沈みかけた船、沈みかけた宝をもらいに来ただけだ。俺達は次のステップに進む。さぁそろそろ次のステップに行こうか。(鈴木軍のメンバーに向かって)もう飽きたろ」
――防衛戦は行わないということなのか?
▼鈴木「これ(ベルト)は俺のものだ。どこでどうしようと俺の勝手だ。違うのか、俺のものじゃないのか。レフェリーがマット3つ叩いた。そしたら勝ちじゃねーのか。どうなんだ答えてみろよ。お前答えられるか。叩いたろ、叩いただろ。お前の目は節穴か。お前の耳はついてるだけか」
――今日はシングルマッチだったが、最後介入があったが?
▼鈴木「何言ってんの。一対一で正々堂々と戦ったじゃないか。最後リングにいたのは寝てるアイツと立ってる俺じゃねーか。誰が見ても。レフェリー見てないのか。レフェリーがいいって言ったんだよ。なんだレフェリーの誤審か。レフェリーに文句言えよ。ミスジャッジか」
――このベルトは三沢さんが2001年に有明コロシアムで巻いた。ベルトには権威があるが?
▼鈴木「GHCに対する権威とは何だ。これに何の価値があるだよ。利用価値はありそうだな。それ以外はなさそうだな。三沢、小橋、秋山、田上などのレスラーたちが巻いてきた。過去の遺産だよ。現在の価値で、買い取って貰おうか。今現在の価値だ。昔の人が何をしたか知らねーよ、俺に関係あるか。(アナウンサーに対して)お前、まんが日本昔話の見すぎなんじゃねーの。もうこんなところに用はない。俺達は次のステップに進む。次のステップは…どこかだせよ」
▼TAKA「3月18日新宿でやりますか」
▼鈴木「明日会見してやるから、知りたければ全員そこに来い」
▼鈴木「次のステージに行くにはこれ(ベルト)が必要なんだよ。うるせーな文句言うんじゃねーよ。指図するんじゃねーよ。やりたい時にやる。殴りたいときに殴る。それが鈴木軍なんだよ。スズキグン…」
▼一同「イチバーン!!」
NOAH有明コロシアム大会でGHC全タイトルをかけた鈴木軍との対抗戦が行われ、まずGHCジュニアタッグ選手権はNOAH勢の2チームがTAKA、デスペラード組を排除して2チームで試合を行うも、TAKA組はこれを良いことに存在感を消してNOAH勢2チームによる共倒れを狙う、案の定拳王が玄藩に蹴暴を決めたところでTAKA組がrんぐに入り、デスペラードがフロッグスプラッシュを玄藩に決め3カウントで王座奪取、負けずして王座から転落した拳王、大原は食って掛かるも後の祭りとなる。
GHCジュニアヘビー級選手権はタイチのラフと前試合から居残ったTAKA、デスペラードの介入に小峠が苦しみ、小峠はノータッチトペからマグザム、雪崩式フランケンシュタイナーで反撃するが、キルスイッチはタイチがレフェリーを掴んで阻止し、再び狙うも今度はTAKAの介入で阻止されてしまう。
タイチはタイチ式外道クラッチからライガーボムを決めるも、小峠もニーアタックからキルスイッチを決めカバーに入るも、今度はデスペラードがレフェリーのカウントを阻止、小峠も再度タイチを攻め込むがタイチはTAKAが奪ったジュニアベルトをタイチに手渡し、タイチがベルトで一撃を加えてからブラックメフィストで3カウント、ジュニアヘビー級王座まで鈴木軍に渡ってしまう。
鈴木軍のK.E.Sに渡ったGHCタッグ王座に前王者のTMDKが挑戦するも、ヘイストが痛めている左膝を攻め込まれるとTMDKは失速、それでもTMDKが盛り返してスミスを捕らえタンクバスターからサンダーバレーを狙うが、アーチャーがヘイストの左膝を蹴り上げてカットすると、ここからKESが猛攻をかけ最後はヘイストにキラーボムを決め3カウント、TMDKはタッグ王座奪還に失敗し、ヘビー級王座だけとなったNOAHは後がなくなってしまう。メインのGHCヘビー級選手権は丸藤が高速逆水平、無重力ジャンプ式の顔面踏みつけ攻撃、トラースキックで先手を奪うも、場外戦となると鈴木軍が総がかりで丸藤を襲撃、リングに戻ると鈴木はギロチンチョークやランニングローキックで形勢を逆転させる。
丸藤は間差ロープワーク式ラリアットで反撃し、雪崩式ブレーンバスターを狙うも鈴木は雪崩式卍固めで捕獲、張り手、ボディーブロー、ランニングローキックで攻め込み、チキンウイングアームロックや腕十字で丸藤を痛めつける。
劣勢の丸藤は鉄柵を踏み台にしてのフェイスクラッシャーで反撃、リングに戻る鈴木にフロム・コーナー・トゥ・コーナーから雪崩式ブレーンバスター、トラースキックと猛ラッシュをかける。
ロープワークの攻防から鈴木の張り手に対し丸藤がカンガルーキックを放つと、トラースキックコンポ、鈴木のグーパンチに対し虎王を決めるが不知火狙いは鈴木がスリーパーで捕獲、ゴッチ式パイルドライバーを狙うが脱出した丸藤はその場飛び不知火、不知火を決め、鈴木軍の介入もBRAVE勢がカットに入る。
勝負と見た丸藤は突進するも鈴木はドロップキックで迎撃、スリーパーで絞めあげると飯塚が乱入してアイアンフィンガーを炸裂させ、最後は左右の張り手からのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪いヘビー級王座を奪取、鈴木軍ば前ベルトを獲得しNOAHを制圧した。
試合後は勝ち誇る鈴木軍にブーイングの嵐が飛び交い、丸藤が鈴木軍のラフに怒るも後の祭り・・・鈴木が丸藤の甘さを突いた上での勝利、完敗としかいいようがない。
今回の有コロ大会でNOAHが鈴木軍に敗れた理由は何か、大会に向けての姿勢の差だったと思う、丸藤は鈴木を今度こそ越えてNOAHを守るという姿勢で臨んだが、しかし鈴木は同日に開催されている新日本広島大会以上に盛り上げてやるいう姿勢で臨んでいた、それが今週の週刊プロレスで掲載された習字での決意表明に現れていたと思う、鈴木軍はレンタルという形で新日本からNOAHへと戦場を移しているが、本当の敵は自分らを脇へと追いやった新日本プロレスである、NOAHを新日本以上に盛り上げるためにはNOAHの価値観も全てを破壊する、今回の有明大会ではNOAHの一時代を築いた小橋や田上の眼前でNOAHの価値観の全てを破壊したことはファンにも大きなインパクトを与えた。
鈴木軍の暴挙の前に丸藤のBRAVE、杉浦のNO MARCY、今まで対鈴木軍に関わらなかった森嶋の超危暴軍が団結して対鈴木軍に迎え撃つことを決意した、鈴木軍だけが盛り上がっては面白くない、NOAH全体が盛り上がるからこそ新日本からのてこ入れも意味がでてくる、今回は全王座を鈴木軍に奪われてしまったが、NOAH全体を盛り上げるという意味で鈴木をセレクトしたことは間違いはない。
方舟を乗っ取った鈴木軍、そして今までの価値観を破壊されたNOAH、破壊されたものはまた創り上げればいい、それが本当の意味での再建でもある。【NOAH】方舟非常事態…鈴木軍4大GHC総獲り!ノア勢は全ユニット団結▼KESがTMDK連破▼タイチ3人がかりで攻略、TAKA&デスペは省エネ奪取…有コロ大会詳報 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/Kt3t3F6twT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 3月 15鈴木軍に尾田栄一郎が入団しました。 pic.twitter.com/dQQQgdAGit
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 3月 15いろんな団体出たがあそこのファンは質が悪いのが多い 熱くなるとかじゃないくそういう次元越えてる なんだかな。。。。
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 3月 15— Davey Boy Smith Jr (@DBSmithjr) 2015, 3月 15
さて コレどうする? https://t.co/LqvKuOks0f
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 3月 15有明コロシアムが終わった、、、 このままでプロレスリングノア終わらない! 最後のリングで賛否いろいろな声が聞こえた! 這い上がるしかない! 這い上がるしかない! #noahGV315 #noah_ghc
— 森嶋猛 (@noah_morishima) 2015, 3月 15対抗戦、タイトルマッチに闘いが感じられない試合は終わりだよ。
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2015, 3月 15 -
超危暴軍興行開催!ユニットの浮沈は森嶋にかかっている
2月27日 NOAH「超危暴軍興行」東京・江戸川区東部フレンドホール 380人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼超危暴軍興行オープニングマッチ/30分1本
モハメド ヨネ ○小峠篤司 石森太二(13分05秒 片エビ固め)原田大輔 平柳玄藩 X熊野準
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼Extremely Danderous and Violeut Nightスペシャルタッグマッチ/30分1本
○マイキー・ニコルス ザック・セイバーJr.(11分20秒 片エビ固め)シェイン・ヘイスト Xジョナ・ロック
※マイキーボム
◇第3試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜突〜/30分1本
○齋藤彰俊(6分34秒 片エビ固め)X北宮光洋
※スイクルデス
◇第4試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜技〜/30分1本
○小川良成(10分56秒 前方回転エビ固め)X大原はじめ
※ムイビエンを丸めこんで
◇第5試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜撃〜/30分1本
○マイバッハ谷口(10分01秒 片エビ固め)X中嶋勝彦
※マイバッハプレス
◇第6試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜頂〜/30分1本
○丸藤正道(10分29秒 横入り式回転エビ固め)X拳王
【丸藤の話】「(試合を振り返って?)どうだ、まだピンピンしてるだろ? 見ての通り圧勝だ、圧勝。大したこと無かった。まだまだだな」
【拳王の話】「(試合を振り返って)以前勝った時は完勝って言ったけどよ、確かにマイバッハの乱入で勝てたようなモンだったよ。超危暴軍としてノアに上がり始めてから1年経ったけどよ…結構差があるじゃねえかよ! クソ! でも、また楽しみ見つけたよ。丸藤はGHCヘビー級チャンピオンだろ? いつかその頂(いただき)に俺は必ず立ってやるからな!」
◇第7試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜結〜/30分1本
○森嶋猛(13分58秒 体固め)X杉浦貴
※バックドロップ
(試合後)
森嶋「エルボー効いたぜオラ! でも今日は俺の地元ということもあって、これだけの人が来てくれて本当にありがとう。今日は外敵じゃないノアに上がってるメンバーだけでの興行だったけど、3月15日の有明コロシアムでは鈴木軍とか新日本勢みたいな外敵をひねり潰して、プロレスリング・ノアが強い、面白いということを示したいと思います」
大原「…というドンの熱いお言葉でした。今日はサプライズゲストが来てくださっています。紹介しましょう。山田邦子さんです!」
(山田邦子さんが登場、花束を森嶋に手渡して超危暴軍興行の成功を祝福)
山田邦子「江戸川の皆さん、こんにちはー。盛り上がりましたね。メインは良い試合すぎて力が入ってお腹が痛くなってしまいました。他にもシングルが立て続けに見られてお腹いっぱい、大満足でした」
(山田さんは『さよならだけどさよならじゃない』を熱唱、拳王が音頭をとったアンコールに応えて『キューティーハニー』の替え歌を「この頃はやりの女の子。アゴの長い女の子。こっちを向いてよクニー♪」と歌い上げ、瀬川瑛子さんや仲間由紀恵さん、天龍源一郎のものまねもはさんで場内も大盛り上げ)
山田邦子「ノーギャラなんですけどね。モリシーが大好きなんで!」
(最後は自身の定番コント“バスガイド"も交え、超満員札止めの会場を笑顔一色に染め上げる。)
森嶋「かかってきなさい…かかってきなさい!!」
【試合後の超危暴軍】
――大会を振り返って?
▼森嶋「今日はメンバー5人でいろんなシングルやって、結果はどうあれ俺らがユニットとして興行を打てたことは良かったと思う。外敵がノアを制圧しに来てる中だけど、俺たちでも小さい会場でも満員にして一歩一歩積み上げていきたかったから。有コロでは拳王と大原は防衛戦があるし、俺は新日本と当たる。このまま有コロも全勝でいって、全部超危暴軍でひっくり返していくから!」
▼拳王「ドンが言ったことがすべて。ノアのリングに今、目障りな軍団が来てるけど、ノアで軍団って言ったら超危暴軍なんだよ! 俺たち超危暴軍は激闘もあり、今日の締めみたいな少しばかりファニーなところもあり。俺たちはどんな形でも客を満足させて帰してやるよ」
――杉浦に勝った実績をどう使いたい?
▼森嶋「今来てる鈴木軍を襲ったら挑戦できるんだったら襲うけど、ノアの人間として杉浦貴に勝ったんだから、胸を張ってシングルでもタッグでもベルトに向かっていきたい」
▼大原「今、外敵が来てますけど、ドンが言った通り大事なのはノアだけでどれだけ良い試合ができるのか…ってこと。ノアの“本質"を大事にしなきゃいけないし、その本質をムイビエンにしていくのは超危暴軍。そんなノアへの気持ちの現れた興行が打てたと思ってます。というわけで今日もムイビエン!」
超危暴軍興行が開催され、メンバー5人がシングル5番勝負に挑んだ。まず北宮は彰俊と対戦、北宮は真正面から突っ込むも彰俊は余裕で返し、アイアンクロースラムからのラリアットで追い詰め、最後は裏拳からのスイクルデスで彰俊が完勝。
続いて大原が小川に挑み、大原のジャベに対し小川は拷問技で応戦、大原はサミングから一気に勝負に出るが、ムイビエン狙いを小川がエビ固めで丸め込み3カウント、技ありで小川が勝利を収める。マイバッハは中嶋と対戦し、入場中の中嶋を刺又攻撃で強襲をかけたマイバッハは大原の介入などで先手を奪うも、マイバッハボムをフランケンシュタイナーで切り返した中嶋は大原、北宮を蹴散らした後て猛ラッシュをかけたが、ジャーマンを狙うとマイバッハはレフェリーを投げ飛ばし無法地帯を作り上げ、刺又を持ち出す。
中嶋は刺又攻撃は阻止したが、背後から北宮がプッシュアップバーで一撃を加え、最後は刺又ラリアット、チョークスラムからマイバッハプレスで3カウントを奪い超危暴軍が一矢報いる。
セミは拳王が丸藤と対戦、昨年9月ではマイバッハが介入したものの拳王が勝利を収めている。
試合は拳王がセコンドの介入を利用するが、丸藤はペースを保ち深入りさせない。
拳王のドラゴンスープレックスを決めるが、クリアした丸藤は虎王で反撃、その後で読み合いとなるも、丸藤がスクールボーイで3カウント奪って昨年9月の借りを返して、この時点で超危暴軍の負け越しが決まる。
メインは大将・森嶋が杉浦と対戦、エルボー合戦を体格差で制した森嶋はスカットミサイルを発射、コブラツイストで絞り上げて先手を奪い、串刺し重爆ヒップアタック、裏投げで杉浦を追い詰める。
先手を奪われた杉浦はコーナーに昇った森嶋を雪崩式ブレーンバスターで投げると、ターンバックルジャーマンから鬼エルボーを乱打、ジャーマンスープレックスを決めるもドラゴンスープレックスへの連続技は森嶋が阻止、ならば杉浦は後頭部エルボーからオリンピック予選スラムを狙うが、これも踏ん張った森嶋がハイキックを浴びせると、ジャーマンからラリアット、そしてバックドロップを狙う。
踏ん張った杉浦は鬼エルボーを乱打も、森嶋はラリアットでねじ伏せてからバックドロップを決め3カウントを奪い、リーダーの面目を躍如し、試合後はタレントの山田邦子さんが森嶋を激励、最後は森嶋が「かかって来なさい、かかって来なさい」と叫んで幕を閉じた。
現在NOAHマットは対鈴木軍がメインテーマで、超危暴軍は中心から外れている状態、また森嶋も超危暴軍は結成したものの、永田裕志に敗れGHCヘビー級王座から転落してからはタッグ王座も失って無冠、再起をかけたグローバルリーグ戦も負け越すなど2014年は不本意な結果となった。
試合後には巻き返しを宣言した森嶋、超危暴軍がNOAHの中心に立つには森嶋の再起に全てがかかっているのかもしれない。日付変わって昨日は多数江戸川大会にご来場ありがとうございました。次回興行は3月1日水戸大会です。皆様のお越しをお待ちしております。 #noah_ghc
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2015, 2月 27ご来場ありがとうございました! 山田邦子さんに2曲も歌っていただき最高のエンディングでした。 リング幕も作ったし第2回はあるのか?? #noah_ghc pic.twitter.com/JBEmoVZmWy
— 大川正也 (@noah_okawa) 2015, 2月 27江戸川大会ご来場ありがとうございました!超危暴軍お疲れ様でした。負ける気あらへんけどお前らすげーよ!鈴木軍よりは気持ちいいわ!! 今日はNOAHのプロレスやったよ! #noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2015, 2月 27 -
KESがTMDKを粉砕しGHCタッグ王座を強奪・・・鈴木軍がNOAH制圧まで一歩前進!
2月11日 NOAH「GREAT VOYAGE 2015 in Nagoya」愛知県・名古屋国際会議場 1200人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs 名古屋維真軍」/30分1本
小川良成 ザック・セイバーJr. ○ジョナ・ロック(5分29秒 片エビ固め )青柳政司 Xヤス久保田 ヒデ久保田
※変型フェイスバスター
◇第2試合◇
▼GHCジュニアタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
齋藤彰俊 ○クワイエット・ストーム 平柳玄藩(8分29秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ X北宮光洋
※50cm腕ラリアット
◇第3試合◇
▼「超危暴軍 vs BRAVE」/30分1本
森嶋猛 ○マイバッハ谷口(7分16秒 体固め)中嶋勝彦 X石森太二
※マイバッハボム
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○タイチ エル・デスペラード(13分05秒 タイチ式外道クラッチ)小峠篤司 X熊野準
◇第5試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン(7分01秒 エビ固め)Xモハメド ヨネ
※ペイダート
【ベンジャミンの話】「見たろ? シェルトン・X・ベンジャミンの前に、ヨネはなす術が無かっただろ? もっと楽しませてくれよ。次はそうだな…この前のテレビマッチでデスペラードを倒したヤツ(杉浦)とやってやろうか? 俺を倒せるもんなら倒してみろ。ノアは鈴木軍の一強だ。なぜなら…スズキグン、イチバン」
◇第6試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○杉浦貴(8分30秒 反則勝ち)X飯塚高史
※イス攻撃
【杉浦の話】「(試合を振り返って?)まともな試合できないよ、あれじゃ。何なんだよ。普段鍛えたものをリングで見せるのがプロレスじゃないの? 何が鈴木軍との対抗戦だよ。あれじゃ何も競えないよ」
◇第7試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○鈴木みのる(8分51秒 体固め)X原田大輔
※ゴッチ式パイルドライバー
【鈴木の話】「(7年ぶりのシングルマッチとなったが?)はぁ? お前、この前いなかったから言ってやる。ここ(会場)の庭にある石の名前、お前覚えてるのか? 道端に落ちてる石っころ。そんなもんは俺の記憶にはねえんだよ。踏み潰した蟻んこに名前もねえんだ。形もねえんだ。存在意義もねえんだ! 俺の前に出てくるんじゃねえよ、チョロチョロとよ! まぁいい。この後K.E.S.だ。3月15日もある。おい。どんなことをしてでも、すべて獲る。どんな方法を使ってもだ! どんなモノを使ってでもだ!! テメーらの首、まとめて獲ってやる」
◇第8試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○丸藤正道(10分22秒 片エビ固め)XTAKAみちのく
※不知火
(試合後に鈴木の襲撃を受け、花道で腕十字を決められる)
【丸藤の話】「お呼びじゃねえよ、鈴木みのる。悔しかったんだろ。目の前でTAKAみちのくをボコボコにされて。いつでもやってやるよ。調子に乗るなよ?鈴木みのる。絶対ぶっ潰してやる」
◇第9試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(29分04秒 片エビ固め)[第32代選手権者]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※キラーボム
☆ニコルス&ヘイスト組が初防衛に失敗、アーチャー&スミスJr.組が第33代選手権者となる
(試合後に鈴木軍がリングジャック、アナウンサーからマイクを奪う)
アーチャー「ノア! スズキサンは言った。『俺たちがノアを支配する』と。その時が来た、その時が来たぞ!」
スミスJr.も「K.E.S.が日本のみならず世界ナンバーワンのタッグチームであることを証明してやった。俺たちを尊敬しろ。俺とアーチャーがスズキグンに最初のゴールド(宝)をもたらした。次はスズキだ! ならなら俺たちがイチバンだからだ!」
鈴木「(女性ファンめがけて)ブスは帰れ、どうせ名古屋の田舎モンどもじゃ、(K.E.S.が英語で)何言ったか分かんねえんだろ? バカだもんな。おいノア。これで一つ目だ。ここから始まるんだ。何が始まるか教えてやろうか? お前らの崩壊が始まるんだ。あ? 3月15日、有明でGHCジュニアタッグ、GHCジュニア、そして丸藤が持ってるGHCヘビー。どんな方法を使ってでも、どんなやり方でも、すべて鈴木軍がいただく。おいブタども良く聞け。俺たち鈴木軍…イチバーン!」」
【試合後の鈴木軍】
▼アーチャー「これで分かっただろ。K.E.S.はすべてのレスラーの中で最も優れたタッグチームだ。スズキグンの一部であるK.E.S.…Killer Elite Squad。まさに今、最初のゴールド(宝)が俺たちの手にあるぞ」
▼スミスJr.「まだまだ侵略は続くぞ。K.E.S.は今夜見せてやった。ナンバーワンタッグチームであることを。そして今夜の勝利は、これから始まるノアにおける数多くの勝利の、ほんの一部にすぎない。ニュージャパンでも、NWAでもタッグチームタイトルを獲った。そして今夜はニューGHCタッグチームチャンピオンになった。俺たちが誰よりもタフなチームだ」
――まず最初のベルトがもたらされたが?
▼鈴木「俺たちが欲しいのはよ、GHCの全体であり、お前達の崩壊だ。プロレスリング・ノアの終わる日だ。3月15日、すべてが終わる」
――今日の対抗戦は鈴木軍の4勝2敗だったが?
▼鈴木「お前よ、そんなこと言ってるんだったらプロ野球の中継でも行ってろよ。最後に立ってるほうが勝ちなんだよ、プロレスは。こうして全員立ってるだろ?俺たち。 あん? まさか“ひと昔前のプロレスリング・ノア”見ちゃってるんじゃないの? 清く正しく美しく、チョップいっぱいやって、エルボーいっぱいやって、ドカーン!バキーン!ってやれば“プロレス"とか言っちゃってるんじゃないの? プロレスはやるか、やられるかだ。いてぇんだよ、こえーんだよ、強ぇえんだよ、俺たちのプロレスは。文句あっか?」
――改めてメッセージを?
▼鈴木「あ? メッセージ? 誰にだ? お前にか?」
――プロレスファンに
▼鈴木「3月15日、そこですべてが終わる。すべて終わる、すべて破壊する。それだけだ。(※日本テレビのアナウンサーに)もう終わりか? あぁ? 何か言ってみろよ。お前バカだろ? テメー何大だ? 高卒か? あ?(けいお…)知らねーよ!そんな学校。みんな分かってるよ。俺が何をやりたいか。分かってねえのはテメーらだけだ。勉強しなおせ。テメーの目の前で起こってることだけがすべてじゃねえんだ。お前、指10本あるんだろ? 数えろ。カウントダウンだ、カウントダウン。(崩壊まで)何個数えればいい?」(アナウンサーが慌てて「21」と答える)
鈴木「ちげーよバカ、話になんねー」【試合後のニコルス&ヘイスト】
――悔しい結果となったが?
▼ニコルス「サンダーバレーでカウント3が入ってたはずなのに、バカげた手段で阻まれた。間違いなく俺たちが勝ってたはずなのに…」
▼ヘイスト「すごく残念だよ。だから言いたい。俺たちはK.E.S.にタイトル挑戦の機会を与えた。だから俺たちのリマッチを受けろ。いつでも、どこでもいい」
――ノアファンは奪回を期待しているはずだが?
▼ヘイスト「ノアファンだったらGHCのタイトルマッチがどういうモノか良く分かってるはず。次はこうはならない。TMDKは決して止まらない」NOAH名古屋大会では鈴木軍との対抗戦が行われ、メインはTMDKの保持するGHCタッグ王座に鈴木軍のKESが挑戦、外国人同士の選手権がメインになるのはNOAHでは初だと思う。
序盤はヘイストがスピードでスミスを霍乱するも、アーチャーが持ち前のパワーで反撃して流れを変え、TMDKも反撃を狙うがセコンドのデスペラードが試合に介入しヘイストを3人掛りでヘイストを痛めつける。
KESのペースで試合が進み、やっと交代を受けたニコルスが反撃するも、今度はスミスがシャープシューターで捕獲、パワースラムで投げ捨て主導権を渡さない。
交代を受けたアーチャーがラリアットからジャンピングニーを狙うが、こちらも交代を受けたヘイストがドロップキックで迎撃、しかしアーチャーはヘイストを持ち上げてニコルスに肩車させると、ラリアットを放つ“ひとりダブルインパクト”を決めると、ニコルスもデスバレーボムで応戦、ここからTMDKが攻勢をかけ場外のKESに同時トペを放ちつがその際にヘイストが左膝を痛める。
しかしヘイストはアーチャーのチョークスラムも一回転して逆にドロップキックを決め、ダイナミックボムからニコルスも駆けつけサンダーバレーを決め勝負あったかに見えたが、セコンドのデスペラードが西永レフェリーの足を引っ張りカウントを妨害してしまう。
ヘイストはコーナー最上段からダイビングボディープレスを投下するが、自爆すると痛めた左膝を悪化させてしまい、これを逃さなかったKESが反撃してキラーボムを狙うがヘイストは脱出してアーチャーにラリアットを放つが左膝に力が入らなかったのかまったく効かず、またしてもキラーボムに捕まって3カウントとなり、KESが王座を奪取した。
他の対抗戦では第4試合ではタイチ&デスペラードが小峠&熊野を、タイチが熊野をGHCジュニアベルトで殴打してから3カウントを奪い、第5試合ではベンジャミンがヨネを降し、第6試合では杉浦は飯塚に反則負けを収めるが、試合後にアイアンフィンガー・フロム・ヘルの前にKOされ、第7試合では鈴木が原田を粉砕、第8試合では丸藤がTAKAに完勝するが試合後に鈴木の襲撃を受け、メイン終了後でもブーイングを飛ばすNOAHファンを詰り、西永レフェリーや大川リングアナに暴行を振るうなど、鈴木軍のやりたい放題にされてしまった、GHCタッグを強奪した鈴木軍、3月15日で全ベルトを奪いNOAHを制圧するのか!? -
最終戦で丸藤、TMDKが勝利も鈴木軍が制圧へ王手!2月4日 NOAH「The First Navig.2015」後楽園ホール 1430人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○平柳玄藩(6分38秒 片エビ固め)X熊野準
※昇龍玄藩
◇第2試合◇
▼ヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○マイバッハ谷口(4分56秒 片エビ固め)Xクワイエット・ストーム
※マイバッハプレス もう一人はジョナ・ロック
◇第3試合◇
▼「BRAVE vs 超危暴軍」/30分1本
○森嶋猛 拳王 大原はじめ 北宮光洋(12分29秒 体固め)モハメド ヨネ 中嶋勝彦 小峠篤司 X石森太二
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○齋藤彰俊(10分01秒 反則勝ち)X飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
【齋藤の話】「俺も『目には目を』と思っているけど、武器は持たないで正々堂々とって思っているんで。その差があって、もうひとつ非情になれなかったところからもしれないね。だけど、まだ完璧に火が点いているわけじゃないから。もうひとつ来たら、絶対に潰してやるよ。何するかわかないよ。あと、鈴木軍は海賊とか言っているけど、宝を探すのは大変だからね。うちの宝を探すのに経費かかるから、あいつらをダウジングにするよ。あいつらは俺らの宝を知っているんだから、それを見事見つけたところを潰して奪う。もともと俺らの船に眠っているたからだから。ある場所だけ見つけてくれたら、凄い宝を見つけてくれたら、奪いますから。今日は勝敗的に勝っても、負けは負けだからね。もうひとつキレたら、あんなもんじゃないよ」
◇第5試合◇
▼「NO MERCY vs 鈴木軍」/30分1本
○杉浦貴 原田大輔(11分12秒 片エビ固め)シェルトン・X・ベンジャミン Xエル・デスペラード
※オリンピック予選スラム
【試合後の杉浦&原田】
――鈴木軍に勝利したが?
▼杉浦「いや、別にザコに勝ってもね。向こうの狙いはベルトだから、俺は持っていない分、あまりカードは組まれないけど、組まれたからには負けたくないし」
――ベンジャミンとにらみ合う場面も合ったが?
▼杉浦「ヘビー級でやりあったら面白いかなと思ったんで。向こうも来たんでね」
――いずれは一騎打ちも?
▼杉浦「まあ、別に。彼らの目的はベルトとノアを制圧することでしょ? それを拒むためだったら、やってもいいし。戦う準備はできてるよ」
――原田選手は前哨戦となったが?
▼原田「そんなことよりもベンジャミンの一発は凄かったなって。あれでへばっているような自分は全然ダメなんで、もっともっと練習して、あんなでっかいヤツでも行けるように、鍛えていきます」
▼杉浦「ノアを制圧するって言っても、俺たちのプライドや思想まで犯されるつもりはないから。渡さないよ」
――原田選手は鈴木戦も控えているが?
▼原田「今、ベルトを持っていない自分が向こうの大将を倒したら面白いと思うので。それを狙っていきます」
▼杉浦「それで終わらせちゃえよ」
▼原田「はい。向こうはベルトって言っているんで、ベルトを持っていない自分が大将を倒します。ノアの人間としての意地です」
▼杉浦「プライドは犯されないから」
【ベンジャミンの話】「お前、誰に喧嘩売ったのか分かってんのか? 俺はシェルトン・X・ベンジャミンだぞ!? 安っぽいノア勢のケツを蹴り飛ばす男だ。ノーモア・ミスター・ナイスガイ。次もこうなると思ったら大間違いだぞ?」
◇第6試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○TAKAみちのく(7分15秒 ヘビーキラー1号)X小川良成
【TAKAの話】「なかなか面白いオッサンいるな。すかしてないでこっち入ってこいよ。本気できてくれよ。じゃないとお前らの居場所なくなるぞ。あっという間にこの戦争終わるぞ。(小川良成を堪能したのでは?)堪能ってなんだよ? 戦いに堪能してる暇はねぇよ。俺たちは喧嘩してんだ。仲良しこよしでやってんじゃねぇ。ノアは聖域じゃねぇ。全てぶっ潰してプロレスリング鈴木軍だ。3月で終わりだな。俺ごときに潰されていいのか? 小川!……さん!!」
【小川の話】「(テクニシャン同士の戦いとなったが、TAKAの印象は?)いや、別に。俺はテクニシャンでも何でもないよ。みんなが俺よりできないだけじゃないの? 俺がテクニシャンと言われるのは。(最後は襲われる形となったが?)今日は俺よりも向こうが強かっただけで、次にやったらわからないしね」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権次期挑戦者決定戦/無制限1本
○タイチ(9分42秒 タイチ式外道クラッチ)Xザック・セイバーJr.
(試合後にザックをマイクスタンドで暴行を振るうと、そこへGHCジュニア王者・小峠が救出乱入。すかさず場外へと逃亡したタイチは、小峠から「帰れ」と通告されてもニヤニヤ。)
タイチ「お前…なんだっけ名前? ああ、小峠っていうんだな。これで3月15日決まりだな。もう逃げられないぞ。いいか3月15日、有明コロシアム、てめえにとって『なんて日だ!』って日にしてやる」
小峠「おい。“ある意味"有名人。有明コロシアムで俺がお前をもっと有名にしてやるよ。GHC史上もっとも戦闘力が低かったチャレンジャーにしてやる。嬉しいやろ、もっと有名になれて」
【タイチの話】「何だっけ名前? もう忘れたよ。何て日だ。戦闘力が一番低い男だ? その言った言葉忘れんなよ。てめぇはそれに負けたら何だ? 弱いどこじゃねぇな。お前が巻いてるベルトが泣いてるよ。タイチさんみたいに有名なレスラーに巻いてほしいってな。インディーレスラーばかり巻いてかわいそうだから、俺がメジャー級にしてやるよ。てめぇが持ってるよりいいだろ」
【ザックの話】「せっかく初めてGHCジュニアチャンプになるチャンスだったのに…。タイチの安っぽい戦略にやられたよ…クソ。これはシングルマッチだろ? なんでTAKAが入ってくるんだよ? チャンピオンシップに向けた試合をあんなやり方でぶち壊しやがって。本当に彼らは安っぽい。僕は(レスリングに誇りを持つ)プロ・レスラーだ」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー&GHCタッグ選手権試合ダブル前哨戦/60分1本
○丸藤正道 マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(19分26秒 完璧首固め)鈴木みのる ランス・アーチャー Xデイビーボーイ・スミスJr.
【試合後の丸藤&ニコルス&ヘイスト】
▼ヘイスト「イエー! 今夜はマルフジと俺たちTMDKが勝ったぜ」
▼ニコルス「ノア軍がこの“戦争"で反撃の進撃だ!」
▼ヘイスト「そうさ。これまでやられてきたけど、この勢いのまま、マルフジとTMDKはどんどん突き進む。ここからが本番だ」
▼丸藤「彼らの助けがあったからこそというのあるけど、勝ちは勝ちだ。あんなでかいのは冗談じゃねえ。でも勝ちは勝ちだ。このパートナーがいたから今日は勝った。それはノアが勝ったということだから。もう負けないぞ、俺たちは。絶対に負けない。あと、22日のX。鈴木みのるは楽しみにしておけ。あとオマケだ。そのXが謎のマスクマンを連れてくるぞ。謎のマスクマンとXだ。楽しみにしておけ。今度は俺らがあいつらを弄(もてあそ)んでやる。覚悟しておけ」
【試合後の鈴木軍】
▼鈴木「オイ! マ・ル・フ・ジ君、あ・そ・び・ま・しょ。もっともっとやろうぜ。はらわた握り出すような戦いをよ。マット3つ叩いたら勝ちか!? 俺らのルールは生きてる方が勝ちだ。お前らすごろくでおまけでゴールに行ったようなもんだろ。3月15日、有明コロシアム。そこですべてが決まるんだ。お前らに逃げ場ないぞ。プロレス界の方舟は鈴木軍なんだ。鈴木軍がいるからプロレスは強い、かっこいいと言われるんだ。世の中にいる“プロレス女子"とかいうヤツらも、てめーらみてぇに弱いヤツらには誰も興味ねぇんだ」
▼スミスJr.(※周囲に当り散らしながら)「TMDK! お前らは俺たちのキラーボムで沈むんだ! 1、2、3で俺たちがニューGHCタッグチームチャンピオンになるんだ!」
▼鈴木「まだ分かってねえヤツらがいるみたいだな。俺たち鈴木軍…イチバーン!」
猛威を振るった鈴木軍が主役となったNOAH「The First Navig.2015」も最終戦を迎え、最終戦もNOAHvs鈴木軍の対抗戦が大会全体のメインテーマとなった。
第4試合の彰俊vs飯塚は20年振りの対戦となったものの、変貌を遂げた飯塚の狂乱ファイトに彰俊が振り回されるが、彰俊もキレ殴る、蹴るとやり返す。
彰俊はスイクルデスを決めるが、飯塚は隠し持っていたタッチ用のロープでチョーク攻撃で反撃、更にはアイアンフィンガー・フロム・ヘルでの地獄突きを放ったため反則負けとなるが、飯塚にしてみれば勝利同然の反則負けと言ったところだ。
第5試合の杉浦、原田vsベンジャミン、デスペラードは鈴木軍は原田を捕らえて主導権を奪うも、杉浦がベンジャミンとジャーマン合戦など見応えのある攻防を展開、最後は杉浦組がデスペラードを捕らえ、原田のニーアッパーから杉浦がオリンピック予選スラムで勝利を収め、試合後は杉浦とベンジャミンが睨み合いとなり、シングルでの対戦をアピールした。
第6試合の小川vsTAKAは小川がアームバー、ヒジへのニードロップ、キーロックと得意の腕攻めを展開、サミング合戦をも制した小川はバックドロップで勝負に出るが、TAKAが逆にサミングを決めるとヘビーキラー1号で丸め込み3カウント、曲者対決はTAKAが制する。
セ ミのGHCジュニアヘビー級王座挑戦権をかけたザックvsタイチは、タイチがセコンドのTAKAと共にからかいまくり、またなかなか組み合わないなど焦らし戦法でザックを苛立たせる。
焦れたザックは突進するも、タイチはカウンターでイスで一撃し、木槌攻撃で試合の主導権を握る。
劣勢のザックはアームバー、ハーブネルソンスープレックスからのPKで反撃してカバーに入るも、カウントを叩く福田レフェリーをTAKAが場外へ引きずり出し、ザックは飛びつき腕十字を決めタイチはタップもレフェリーが不在で無効となってしまう。
ザックはレフェリーを呼び戻そうとすると、タイチが急所打ちからタイチ式外道クラッチで丸め込み3カウント、試合後もザックに暴行を振るうタイチに小峠が救出に駆けつけ、タイチとTAKAは逃亡もジュニア王座挑戦権を獲得し3月15日有明コロシアムでの選手権が決定となった。
メインの丸藤、TMDK連合軍vs鈴木、KESは鈴木軍が序盤から丸藤に集中砲火を浴びせ、鈴木軍がチームの差を見せつける。
終盤に再び丸藤を捕らえた鈴木軍は、鈴木のスリーパーからKESがキラーボムを狙うとTMDKがカットに入り、スミスが単独でブルドッグボムを狙うが、丸藤がフランケンシュタイナーで切り出すと虎王から完璧首固めで逆転3カウントを奪い、シリーズの最後はNOAH勢が締めくくったが鈴木軍の勢いは衰えたわけではなく、全タイトルに鈴木軍が絡むことでNOAH制圧に王手をかけた。
来週は名古屋大会、鈴木軍のKESが先陣を切ってTMDKの保持するGHCタッグ王座に挑戦する、KESがタッグ王座を奪取し鈴木軍のNOAH制圧に弾みをつけるか?
また丸藤が用意するXは誰か、自分は矢野通と予想していたが、マスクマンということは… -
大阪でも席巻した鈴木軍、NOAHにとって必要悪になりつつある・・・
1月24日 NOAH「The First Navig. 2015」大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場 1100人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/15分1本
△ザック・セイバーJr. (15分時間引き分け)△中嶋勝彦
◇第2試合◇
▼20分1本
○拳王 大原はじめ(10分38秒 エビ固め)小川良成 X熊野準
※蹴暴
◇第3試合◇
▼30分1本
○クワイエット・ストーム ジョナ・ロック バッファロー(9分14秒 片エビ固め)森嶋猛 マイバッハ谷口 X北宮光洋
※50cm腕ラリアット
◇第4試合◇
▼「NO MERCY vs 鈴木軍」/30分1本
杉浦貴 齋藤彰俊 ○平柳玄藩(10分16秒 KICHIKU)飯塚高史 エル・デスペラード XTAKAみちのく
(試合後)
玄藩「負けたんだからさ、帰んなさいよ。あんたら。えっとTAKAみちのくと…ベンジャミンさんだっけ? お前らジュニアタッグ挑戦するとか言ってるよな? 知ってんだよ。俺なんでも知ってんだよ。もう一回俺らNO MERCYが挑戦して次はベルト獲るんだよ。次の挑戦者は俺たちだ。じゃあチャンピオンが出てきてさ、決めちゃえよ今! な!?」
(拳王、大原登場)
拳王「おい平柳。テメーよ、(一度)負けたくせしてゴチャゴチャうるせーんだよ。まぁよ、2チームまとめてやってやってもいいんだぞ?」
大原「まぁチャンピオンなんで受けて立ちます。ガタガタガタガタ面倒くさいから、まとめてやろうよ。3WAYで。ってことで、3WAYで決定!」
(鈴木軍退場)
玄藩「3WAYかよ…。今回はまぁいいや。3WAYでも何でもやってやるよ! 次! 俺がジュニアタッグのチャンピオンになるからなー! 行くぞ大阪!!」【試合後のTAKA&デスペラード】
▼TAKA「おい、どうなってんだよレフェリー。急所つかんでただろ!?」
▼デスペラード「選手のレベルが低いのは分かるよ。バカしかいねーから、しょうがねえ。でもルールを守らせるためのレフェリーが、急所つかんでんのも分からねえ。首絞めてんのも分かんねえ。どうなってんだ、ここはよ!」
▼TAKA「レフェリーもグルなのか? そんなに鈴木軍が出てきて悔しいか? バカヤロー、こんなの負けにならねえよ。痛くもかゆくもねえんだよ。俺たちはな、ボスが取られなきゃ死なねえんだよ。俺たちは1回2回負けたって構わねえんだよ」
▼デスペラード「おい言ったな? 3WAYだか4WAYだか何だか知らねーけどよ、3組まとめてやるんだな?」
▼TAKA「そんなルール知らねーよ。ここに来て初めて知ったよ。ここだけの特別ルールだったら、いいよ。やってやるよ。別にあんなガラクタいらねーけどよ、ちょっとよ! ちょっとだけ頭来たんだよ。だからあのベルト獲ってよ、俺たちで彫刻してよ“デスペラード・TAKAみちのく"って彫ってやる。メチャクチャにバチバチやってやる。GHQだか何だか知らねーけどよ」
▼デスペラード「溶かして新しいモンにしてやるから覚悟しとけ」
▼TAKA「3WAYか? いいぞ? 明日の千葉にでも来るか?」
▼デスペラード「そもそも俺は誰がチャンピオンなのかも知らねーんだからな」
◇第5試合◇
▼GHCヘビー級&GHCタッグ選手権試合イリミネーションマッチ/時間無制限
○[鈴木軍]鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. シェルトン・X・ベンジャミン タイチ (5-3)X[NOAH]丸藤正道 マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト モハメド ヨネ 石森太二
※鈴木軍の3人残し
【失格順】
[1]ヨネ(6分24秒、鈴木のゴッチ式パイルドライバー→体固め)
[2]石森(7分41秒、ベンジャミンのパワーボム→エビ固め)
[3]ベンジャミン(12分33秒、オーバーザトップロープ※OTR)
[4]タイチ(13分42秒、丸藤の逆さ押さえ込み)
[5]丸藤(19分05秒、OTR)
[6]ヘイスト(20分18秒、キラーボム→スミスJr.のエビ固め)
[7]ニコルス(21分57秒、キラーボム→アーチャーの片エビ固め)
(試合後)
鈴木「鈴木は「ハッハッハ。よえーな、オメーら。ここ大阪も鈴木軍が占領したぞ!(リング中央のNOAHロゴを指差し)もうこのマーク消したほうがいいんじゃねえか? このマークにはなんの価値もない!場内にブーイングが響くと「ブーって言ったブタ。オマエはさっさとブタ小屋帰れ。オマエらブタだから日本語分かんねえんだろ? これだから大阪の田舎モンは嫌いだよ! オマエら標準語でしやべってみろ、コラ! (場内にブーイングが響く)ブーって言ったブタ。オマエはさっさとブタ小屋帰れ。オマエらブタだから日本語分かんねえんだろ? これだから大阪の田舎モンは嫌いだよ! オマエら標準語でしやべってみろ、コラ!(場外で悔しげに見つめるのみのノア軍)弱いヤツはさっさと帰れ! (※丸藤に)オマエも弱いんだ。どうせ俺に首獲られて終わるんだ。だったら今、獲ってやろうか? やるか!? 有明なんて待ってらんえよな。そうだよな、大阪!? よし、来い!」
(丸藤と鈴木の張り手合戦から両軍入り乱れて乱闘に)
鈴木「テメーら口で言ってもわかんねえヤローだな。テメーらと大阪の田舎もんに教えてやるよ。俺たち、鈴木軍…イチバーン!」
【試合後の鈴木軍】
――圧倒的な勝利だったが?▼鈴木「おい“あっしょう"って漢字でどう書くか知ってるか? 知ってるか!? “鈴木軍"って書くんだよ」
――試合開始直後には狙い打ちにされたが、ノア勢の変化を感じた?
▼鈴木「しょうがねーんだよな。出る杭ってさ、打たれるんだよ。ジェラシー? やきもち?」
――有コロが待ちきれない?
▼鈴木「別に今からでもいいんだぞ? 3月15日、有明コロシアム。丸藤、テメーが指定した日だ。決闘の日だ。鈴木軍はすべてを懸けてやる。テメーらもすべてを懸けて俺たちに挑んできなさい」
――前哨戦としては負けなしだが?
▼鈴木「前哨戦としては…って何だよ? あぁ? ケンカ売ってんのか!?」
――3・15まで、まだまだノア勢と激突するが、ノア勢の思いというのは何か感じ取った?
▼鈴木「やっと俺のことを“出る杭"って認識したなって感じだな。お前ら(ノア勢)は最初、偉そうにのけぞって『君たちが俺らに挑戦してくるのか?』って態度だったろ? どいつもこいつもよ。だからよ、そういう口で言って分かんねーガキはよ、ぶん殴って拳で教えてやればいいんだよ! 誰がつえーのか!?ってな。誰がこの世界のボスなのかってな。ま、ゆとり教育で育ってるようなヤツらには分かんねーよな。そうだろ? K.E.S」
▼アーチャー「TMDK! GHCタッグタイトルは2月11日に俺たちK.E.Sの元に来る。拷問と破壊の末に、ぶっ殺してやる」▼スミスJr.「TMDK! 2月11日にお前らはキラーボムで沈むことになる。1、2、3で俺たちの肩にGHCタッグチャンピオンベルトが来るんだ!」
▼ベンジャミン「ケツを蹴り飛ばして、タイトルを総獲りする。それがスズキグンがこのマットでやることだ」
▼鈴木「お前らにもう一つ教えておいてやる。俺たちはな、このノアを変えるだけじゃない。日本のプロレス界のすべて、世界のプロレス界もすべて塗り替えてやる。なんでか分かるか!? 俺たち鈴木軍……」
▼一同「イチバーン!」
【丸藤の話】「全部俺たちが悪い。全部俺たちがしっかりやり返すから。全部俺たちでやり返すけど、あいつらに一泡吹かせたいってヤツが一人いるから」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○小峠篤司(21分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X原田大輔
※変型キルスイッチ
☆小峠が初防衛に成功
(試合後にタイチ登場)
タイチ「無名同士で何をやってんだ? インディー最強王座決定戦か? 無名同士でやってベルトが泣いてるよ。っていうか、お前、それ獲られたら悲しいのか。テメーの悲しむ顔がみられるんだったら、俺が挑戦してやるよ」
(ザック登場)
「タイチ、ちょっとマッテネ〜。コトウゲサン、オツカレサマデシタ。でも、タイチが次のチャレンジャー? ハッハッハッハ(笑) オモシロイナ」
小峠。「いいねえ。じゃあ次のチャレンジャーはザックだね! まぁ確かにベルトも泣いてるかもしれん。あんな鈴木軍一戦闘力の低い男に挑戦されたらザック、プロレスリング・ノアの強さ、あいつに見せたってくれよ」
【小峠の話】「(試合を振り返って?)タイトル初防衛の相手が原田大輔やったから、今、メチャクチャ自信になってます。あいつは凄かった。有コロの時より格段にレベルも上がってたし、そこを感じられたのも良かったね。あいつから2回勝ったベルト。ライバルに恥かかせたらあかんから、このベルト、守り抜いていきます。(額から血もにじんでいるが?)これは覚悟の度合いなんで。あいつとの勝負は、いつでも覚悟決めてますんで。額の血くらいは全然。命落とすギリギリの覚悟でやってますんで。じゃないとあいつとの試合は取り組めないんで。(地元での防衛だったが?)気持ちいいですね。二人とも大阪出身なんで。会社から押し出してもらってメインイベントを張らしてもらったんですけど、まだまだストーリーは始まったばかりなんで。まずは、このボディメーカーコロシアムの第2競技場を俺と原田でいっぱいにして、次は第1もいっぱいにして。まだやることはいっぱいあるんで。(母の姿もあったが?)まぁ日テレさんの悪意を感じますけどね(笑) 良かったです。息子がプロレスしてるっていうのは親としてはキツいかもしれないですけど、笑ってくれたんで、最後は。この仕事してます!って今になって親に言えますね。(ザックとタイチで次期挑戦者決定戦となりそうだが?)ザックはウチの一員なんで大丈夫でしょう。あんなヤツ(タイチ)、カラス軍団の中でも一番戦闘力が低いんじゃないの? あんな笑いでプロレスしてるようなヤツとは違うんで、俺は。あいつ、試合観てんのに、よぉ突っ込んでこられましたね。あいつあんな試合したことあんの? ないでしょ。まぁまぁいいっすよ。俺がやることになっても、飽きられる前にやって3カウント獲って新日本プロレスに送り返しますんで」
【タイチの話】「挑戦じゃねえんだって。ベルトがかわいそうなんだよ。泣いてんだよ。あれを作った人の思い、考えてみろよ。あんなインディーの無名のヤツに巻かれて、どう思ってんだよ?(今のタイルマッチは壮絶だったが?)見てないもん。ああ、終わったなと思って。どっちでもいいんだよ。ただただベルトが泣いてんの。アイツらが巻いたってインディーなの。ここノアだろ!? なんでアイツらがやってんの、シングル。ノアどうなっちまったの? そこまで落ちぶれたの? だったら俺が立て直してやってもいいって言ってんの。かわいそうだから。(ザックも来たが?)はあ? バカじゃねえの、アイツ。この間、俺にホコボコにされてんだろ。どっかのド田舎で。またまたボコボコにされてえみてえだな。まあ、いいよ、ボコボコにするだけだから。(後楽園でシングルがあるが?)らしいな。知らねえよ。誰。アイツ!? 名前なんて言うの?(ザック・セ…)知らねーな! 誰なんだよ。そんなヤツとやってる時間無駄なんだよ。やる必要ねえだろ、ボコボコにするだけだ。とりあえずあのベルトよこせ。テメーらが悲しいだろ、あのベルト奪われたら。お宝なんだろ? だったら俺が全部奪ってやる。貸せ! 貸せじゃねえ、よこせ。分かったか、いらねえぞ、挑戦者決定戦とか。逃げんなよ、このピンクヤロー。なんだ、あのピンクの名前?(こと…)知らねえな! ピンク色着やがって。テメーは永源遥か!? ピンク色、逃げんなよ」
今日はNOAHを観戦するために大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場を訪れた、今年の初観戦となったが注目はNOAHマットを席巻している鈴木軍と小峠vs原田のGHCジュニアヘビー級選手権、二つの目玉の影響もあってイスもほとんど埋まり超満員、客層もNOAHファンだけでなく、小峠と原田の二人を大阪プロレス時代から見てきたファン、そして鈴木軍のファン、昨年10月の大阪大会よりは入っていた。
自分が会場に到着していた頃には、ちょうど鈴木軍のフルメンバーも会場入り、飯塚もいたこともありヒールということでファンサービルには応えなかったが、NOAHファンからも「鈴木軍はカッコイイ」という黄色い声、鈴木軍は敵地に乗り込んできた侵略者なのだが、それが認められるというのだからプロレスとは不思議なものである。
第4試合から注目の鈴木軍が登場、早くもNOAHファンからブーイングが飛び交う、まず飯塚、TAKA、デスペラードが杉浦、彰俊、玄藩のNO MARCYと対戦。
試合は鈴木軍が奇襲でスタート、玄藩がTAKAの顔面に唾を吐き捨てるなどしたが、鈴木軍は玄藩に集中砲火を浴びせ主導権を握るも、玄藩は持ち前の打たれ強さを生かして懸命に粘る、交代した杉浦がフロントハイで流れを変え、彰俊も続こうとしたが玄藩がタッチを要求、この日の彰俊は右肩を傷めていたせいもあって出番はあまりなし、TAKAとデスペラードが玄藩を再び玄藩を捕らえ、TAKAがみちのくドライバーを狙うが、玄藩が唾を発射してから股間を掴んでKICHIKUで丸め込み3カウント、まさかの大逆転負けにTAKAとデスペラードは怒り、玄藩はNOAHファンから凱旋将軍のように扱われて客席に座りドヤ顔、さすがの鈴木軍も玄藩にしてやられてしまった。
試合後には玄藩が第2試合で小川、熊野を破ったGHCジュニアタッグ王者の拳王、大原を呼び出し18日の再戦を要求するが、挑戦表明していたTAKAとデスペラードも譲らない、その結果王者の権限で3WAYでの防衛戦をアピールし、実現が濃厚となった。
セミの丸藤、ヨネ、石森のBRAVEとヘイスト、ニコルスのTMDK連合軍vs鈴木、KES(アーチャー、スミスJr)、ベンジャミン、タイチの鈴木軍によるイリミネーションマッチは連合軍から奇襲をかけて試合開始となり、鈴木に集中砲火を浴びせる。しかし鈴木軍はブラインドタッチを駆使したチームワークですぐ形勢を逆転、まず鈴木が突進するヨネをスリーパーで捕獲してからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い先制、続いて石森がウラカンラナ狙いをベンジャミンがパワーボムで叩きつけて3カウント、早くも連合軍は窮地に立たされてしまう。
鈴木軍は丸藤に集中砲火、鈴木が虎王封じを狙ったのか丸藤を執拗にアキレス腱固めを決めるなどして苦しめるが、ベンジャミンが丸藤をTボーンスープレックスで追い詰めた後でベイダードを狙って突進するが、丸藤がかわしてベンジャミンがOTRで退場でやっと一矢を報い、タイチも丸藤を顔面へのトラースキックで追い詰めてから掟破りの不知火を狙ったところで丸藤が逆さ押さえ込みで3カウントを奪いタイに持ち込む。
しかし連合軍の反撃もここまで、鈴木軍はダメージが残る丸藤に集中砲火を浴びせ、鈴木がフロントハイを狙うも丸藤がかわして、トップロープをに脚を引っ掛けた鈴木をエプロンに追いやる、二人はエプロン上の攻防となり、丸藤が虎王を放つが、鈴木はキャッチしてアキレス腱固めで捕獲、おそらく丸藤は場外心中を狙って横へ回ろうとしたのだろうが、それも鈴木に読まれたのか鈴木は手を離して丸藤一人がOTRで退場してしまう。
連合軍はTMDKだけとなり二人は奮起するも、まずヘイストがKESのキラーボムに沈み、一人残ったニコルスも懸命に粘ったが鈴木のスリーパーに捕まるとKESのキラーボムの前に力尽き、鈴木軍の完勝。
試合後は鈴木がマイクアピールの後で、NOAHロゴが施してあるタオルをブーイングを浴びせるNOAHファンから奪って踏みつけるなどやりたい放題、更に丸藤を挑発すると丸藤も怒って鈴木軍に襲い掛かり両軍で乱闘となるが、乱闘も鈴木軍が制して「鈴木軍イチバ~ン!」で勝どき、鈴木軍の勢いを見せつけられる結果となった。
メインは小峠vs原田のGHCジュニア選手権、昨年4月の大阪大会では第4試合、12月の有明コロシアムではダブルメインの第1試合(セミ)、そして今大会では王者と挑戦者の立場は入れ替わったがトリのメイン、まして二人の地元である大阪での選手権だけに二人にかかるプレッシャーも大きかったと思う。
試合は小峠が場外でトラースキックを放って先手を奪うが、原田が小峠の首筋にエルボー、フロントスープレックスで反撃、原田は小峠が頭突きを使う分首に負担がかかることから首狙いの試合展開をしていたのではと思う。
小峠のマグザム狙いを原田が掟破りのマグザムを決めれば、小峠も原田に掟破りのニーアッパーで応戦するが、二人の攻防がエプロンに雪崩れ込むと小峠の断崖式キルスイッチを狙うと、バックを奪った原田が断崖式ジャーマンを敢行、リングに戻ると両腕をクラッチしたままでバックドロップ、垂直落下式ブレーンバスターで攻勢をかけ小峠の首にダメージを与えていく。
原田は勝負とみて雪崩式デスバレーボムから片山ジャーマンを狙うが、必死で阻止した小峠は突進する原田の顔面をトラースキックで射抜くと原田は一気に失速、小峠はコーナー上から飛びつくように放つ変型キルスイッチを決め、二人は意地を張り合うようにエルボーのラリーを展開し、張り手の相打ちとなって両者はダウン、館内は大阪プロレスから見てきたファンが二人に声援を贈る。
立ち上がった小峠は飛び膝蹴りから有コロのフィニッシュとなった変型キルスイッチを狙うが、着地した原田は大☆中西式の片山ジャーマンを決め、ニーアッパー、旋回式ニーアッパーで小峠を追い詰めてから片山ジャーマンを狙う。
小峠が踏ん張ると、原田が片山ストレートを狙うが小峠は頭突きで迎撃してから、原田に頭突きを浴びせると飛びつきスイングDDT、後頭部ニーから垂直落下式キルスイッチを決め3カウントを奪い王座を死守した。
試合後には鈴木軍で唯一ベルト取りに名乗りを挙げていなかったタイチが挑戦に名乗りを挙げれば、第1試合で中嶋と引き分けたザックも名乗りを挙げ、小峠はザックを優先としながらも、挑戦者決定戦になる模様だ。
大会の感想は鈴木軍というユニットだけで、NOAHという一つの団体を凌駕してまっているということ、チームワークや結束力だけでなく、鈴木軍が客を集めてしまっているという現実を見せつけられた。
現在の鈴木軍はNOAHにとって必要悪の存在になりつつある。大阪大会ご来場ありがとうございました!NOAHに来て初めて防衛できた! 原田マジで強いよ!タイチには無理やろ(笑)次はザックやな! 次も荒れるぜー! #noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2015, 1月 24大阪大会 終わり。 メインすごかった… #noah_ghc #小藪vs片山
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2015, 1月 24いやー 素晴らしいメインやった。 小峠のフィニッシュはすげえなぁ。 体力で押してたから原田が勝つかと思ったんやけど。 あのフィニッシュはかえせんね。
— バッファロー (@blackbuffalo37) 2015, 1月 24ノアJr頂上決戦? あれはあれでスゴいのかもね 身内同士の身の削り合い 外でも通用する? あと ゲンバ面白いことしてくれたね ま、これくらいじゃないと来た意味ないしな タカタイチッペが小さい方のガラクタ回収に入ります 井の中の蛙ってことを思い知るんじゃないかな
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 1月 24平柳にキンタマ握られてTAKA兄がイッちゃったから下らない負けになっちまった まぁいいや チャンピオンチームが出てきてタイトルマッチ決まったっぽいから ただ、スリーウェイとか言い出したしなぁ めんどくせぇな ていうか平柳のパートナーって誰だよ
— El Desperado (@0_desperado) 2015, 1月 24 -
鈴木軍が本格侵攻開始!ブーイングこそ好感触を得た証!!1月12日 NOAH「The First Navig.2015」横浜ラジアントホール 340人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/15分1本
○エル・デスペラード(5分09秒 体固め)X熊野準
※ギターラ・デ・アンヘル
【デスペラードの話】「誰だあれ? 名前さっき知ったけど…熊野? 知らねえもん! なんであんなヤツとやんなきゃいけねえんだよ。上のモンとやらせろよ、上のモンと。まぁ最初はおこぼれでもいただくか。その後、おいしいモンいただくよ」
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦 3WAYマッチ/20分1本
○拳王(4分56秒 足首固め)X平柳玄藩
※もう1人は小川良成
◇第3試合◇
▼「暴走ムイビエン vs Weapon in 50cm」/30分1本
○クワイエット・ストーム(10分15秒 反則勝ち)X大原はじめ
※急所攻撃
◇第4試合◇
▼「戦慄の蹴撃 vs ブリティッシュマスター」/30分1本
○中嶋勝彦(12分01秒 エビ固め)Xザック・セイバーJr.
※ザックの腕ひしぎ十字固めを丸め込んで
◇第5試合◇
▼「NO MERCY vs 超危暴軍」/30分1本
○杉浦貴 齋藤彰俊 原田大輔(7分33秒 片エビ固め)森嶋猛 マイバッハ谷口X北宮光洋
※オリンピック予選スラム
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦「TMDK vs 鈴木軍」/45分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. 飯塚高史
(9分28秒 片エビ固め)シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス Xジョナ・ロック
※キラーボム
【アーチャーの話】「どこのリングに来ようが、力を持つのはスズキグン…そして“アメリカン・サイコ"ランス・アーチャーとデイビーボーイ・スミスJr.のK.E.Sだけだ! TMDKが何をしてこようが、ヤツらは死ぬことになるんだ。そしてNWAタッグチャンピオンのK.E.Sが、GHCタッグとのダブルチャンピオンになる。どけっ!」
【スミスJr.の話】「見たか。NWAタッグチャンピオン、デイビーボーイ・スミスJr.のノアデビュー戦を。TMDKはジョークだ。俺たちK.E.SがGHCタッグチャンプになる。キラーボムで1、2、3だ! 分かったら俺らの視界から消えろ!」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦「BRAVE vs 鈴木軍」/60分1本
○鈴木みのる シェルトン・X・ベンジャミン TAKAみちのく タイチ(16分09秒 体固め)丸藤正道 モハメド ヨネ 小峠篤司 X石森太二
※ゴッチ式パイルドライバー
(ブーイングと怒号が響く中、マイクを握った鈴木は、ノアファンから飛んだ「試合が終わったんだったら帰れ!」の野次に反応。)
鈴木「試合が終わったんだから、負けた弱いヤツらは帰れよ、プロレスリング泥舟のみなさーん。船が沈む前にさっさとおうちに帰りなさい。フフ…笑っちゃうな。だって弱いんだもん! こいつら! ぶわっはっは。(再びブーイングに包まれる)あん? ブタがいるのか? 人間の言葉でしゃべれよ。日本語でしゃべれよ。ここはプロレスリングZOOか? プッ!こっちも本気出したいからさ。もうちょっと頑張ってくれよ〜プロレスリング動物園の皆さん。でも俺らの船に豚は載せねえよ。なぜなら…鈴木軍、イチバーン!!」(退場時には西永レフェリーにすら暴行を加えて引き揚げる。
【試合後の鈴木軍】
――侵略の良い手応えはつかめた?
▼鈴木「うるせえ。侵略するのに、良いも悪いもねえんだよ。俺たちは目の前にあるもんをかっぱらうだけだ。差し出せ。無条件で差し出せ! そしたら骨の1本や2本は勘弁してやるよ。(※メディアを見渡しながら)テメーらも巻き添えだからな。近づくな。どうだ? つえーだろ? 俺たちはつぇえだろ?」
――次の試合が楽しみになった
▼鈴木「楽しみになった? あいつら(の体力)が持てばな。ブタはブタ小屋で飯食ってりゃいいんだ。誰かが差し出すブタの飯を食ってりゃいいんだ。それがお似合いだ。テメーの食いぶちくらい、テメーで用意しろ。(※インタビュアーの日テレ・町田アナに)楽しみです…って感想じゃねえかよ。もっとココ(頭)使った質問してみろよ。あぁ?」
――ノア勢は血眼(ちまなこ)になると思うが?
▼鈴木「ちまなこ? ちまなこって何? ハハハ〜。そりゃそうだろ。血走らねえとな。せいぜい、もっともっと頑張ってくれよ。ま、一戦目で団体ごと潰しちゃったら味気ねえもんな。何重にも鍵をかけて宝を隠してる宝箱を一つひとつ開けさせねえとな。出して来い。っていうかお前、『楽しみです』って言っといて、何とか駅伝とかに行っちゃうんじゃねえの?(笑) 言ったたんだから、実況しに来いよ。(凄い試合をみせて)泣かせてやるよ。テメーにボロボロ泣かせてやる。土下座するぐらい泣かせてやる。ま、次も行くぞー! お前らの力でかなうのか? お前らのすべてを賭けてかかってこい。じゃ、夜の街にでも繰り出すか。なぜなら鈴木軍…」
▼一同「イチバーン!」
※鈴木らが去ると、TAKA、タイチ、デスペラードが残る
▼タイチ「っていうかよ、ちいせえザコ用意しろって言ったけど、本当に知らねえんだよ。今日当たった子たち。あのピンクのヤツとか、何とかチャンピオンって言ってたけど…」
▼TAKA「GHQだっけ?」
▼タイチ「いやいや、本当に分からなくて(笑) ノアにあんなのいたっけ? 俺、マジで知らないんだけど…」
▼TAKA「帰って選手名鑑とかチェックしないと…」
▼タイチ「まぁいいや、お宝かガラクタか分からねえけど獲りに行くか。デカいのはボスたちに任せて」
▼TAKA「ガラクタ集めにいくぞー!」
鈴木軍フルメンバーが急遽シリーズにフル参戦が決まり、カードは大幅に変更となった。
まず第1試合ではデスペラードが熊野と対戦し、場外戦で熊野を痛めつけ、最後は丸め込み技で粘る熊野をギター・デ・アンヘルで3カウントを奪い完勝、セミではKESが飯塚と組んでロックを加えフルメンバーとなったTMDKと対戦し、TMDKがチームワークを駆使して主導権を握ったかに見えたが、ロックがKESのキラーボムを喰らって3カウントとなり、TMDKも完敗を喫する。
メインでは丸藤らBRAVEと鈴木軍が8人タッグで対戦し、鈴木軍は奇襲から小峠に集中砲火を浴びせ、BRAVEも鈴木を捕らえて反撃を狙うが、場外のタイチに阻まれると、逆に石森が捕まり鈴木のゴッチ式パイルドライバーで3カウント、試合後は再び鈴木軍フルメンバーが揃ってBRAVEを蹴散らし、大ブーイングの中「鈴木軍イチバ〜ン」と勝ちどきを挙げた。
早くもNOAHマットの中心となった鈴木軍、一番生き生きとしているのは鈴木本人なのかもしれない、全日本プロレス時代は常に中心となっていたが、新日本に移ってからは選手層の厚さから、なかなか中心に辿りつけず鈴木軍も豪華なメンバーを揃えながらも、新日本の中心にはなり得なかった。
そんな鈴木に丸藤が目をつけた、鈴木も桜庭和志との抗争を終えて今後のテーマがない、鈴木軍のメンバーも同じ状況だった。
10日の後楽園で鈴木軍が乱入して暴挙の限りをつくし、NOAHファンがブーイングを浴びせるばかりか物も投げつけたが、ファンからのブーイングはヒールの鈴木からしてみれば好感触を得た証、また丸藤も今までNOAHに以上になかった刺激をファンに与えることに成功した。
鈴木軍は今後どうなるのか?新日本2月11日大阪大会にではなく、同日に開催されるNOAH名古屋大会に出場するということは、やるからには中途半端ではなく、とことんやる、新日本大阪大会以上に盛り上げてやる気持ちでいると思う、そういった意味では鈴木のもう一つの敵は新日本なのかもしれない。
果たして鈴木軍はNOAHの価値観を破壊しまくってNOAHを盛り上げることができるか?全日本時代の輝きを取り戻しつつある鈴木みのるは、台風の目になりつつある。 -
ハッピーエンドから一転バットエンド!鈴木軍襲来でNOAHマットは初春から嵐が吹き荒れた。
1月10日 NOAH「NEW YEAR Navig. 2015」後楽園ホール 1750人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
(年頭の挨拶)
田上明社長「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。本日はご来場ありがとうございます」
小峠「明けましておめでとうございます。ご来場誠にありがとうございます。今年も凄い荒波が来ると思いますけど、しっかり越えていきたいと思います。2015年も荒れるぜ〜、止めてみな!」
杉浦「明けましておめでとうございます。本日はたくさんご来場ありがとうございます。2015年、ノアにとって15年目になります。そして僕も15周年を迎えます。本当に節目の年だと思っています。もう一度プロレスリング・ノアを業界のテッペンに、ナンバーワンにしたいと思います。努力していきますので、よろしくお願いします。そして今日のタイトルマッチ…荒れるぜ〜!」
丸藤「明けましておめでとうございます。そして、たくさんのご来場誠にありがとうございます」とファンにあいさつすると、「杉浦選手も言いましたけど、ノアにとって15周年。最初の興行でタイトルマッチでメインイベントに立てることを嬉しく思っています。必ず防衛して、皆さんの前に笑顔で立ちたいと思います」
◇第1試合◇
▼2015年オープニングマッチ/15分1本
○小川良成(2分32秒 体固め)X熊野準
※バックドロップ
◇第2試合◇
▼「ブリティッシュマスター vs TMDKモンスター」/20分1本
○ジョナ・ロック(8分59秒 片エビ固め)Xザック・セイバーJr.
※変型DDT
◇第3試合◇
▼「BRAVE vs BJW」/30分1本
○関本大介 岡林裕二(10分16秒 ジャーマンスープレックスホールド)モハメド ヨネ X石森太二
【試合後の関本&岡林】
――久々のノアマットはどうだった?
▼岡林「正直ね、気持ちいい!」
――関本選手はパートナーの戦いぶりを見てどうだった?
▼関本「いや、凄いね。今日はコイツ、気合い入ってたから。負けるわけねえよな? 気合い入ってんだろ?」
▼岡林「入ってます! もうこの勢いでドンドン行きたいです」
――去年かなわなかったGHCタッグ挑戦の部分でも?
▼岡林「もちろんですよ。それも視野に入れてやってますんで。これから見ててください」
◇第4試合◇
▼GHCジュニアタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
高山善廣 齋藤彰俊 ○平柳玄藩(11分19秒 片エビ固め )マイバッハ谷口 拳王 X大原はじめ
※昇龍玄藩
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○原田大輔 クワイエット・ストーム(13分38秒 横入り式回転エビ固め)中嶋勝彦 X小峠篤司
◇第6試合◇
▼「北宮光洋 剛毅朴訥シングル5番勝負」第5戦/30分1本
○森嶋猛(5分01秒 体固め)X北宮光洋
※バックドロップ
(試合後にマイバッハ、拳王、大原登場も北宮がマイクを奪う)
北宮「五番勝負は全敗に終わって、正直何にも残せなかった厳しい現実がある。去年からずっと危機感を感じていた・・・、「ここでひとつお願いがあります。俺を超危暴軍に入れてください。お願いします!」」
拳王「そんな簡単に入りたいって言っても、俺たちはただ暴れているだけじゃない」
大原「まあ、首領(ドン)がいいと言うなら、いいんじゃないですかね?」
森嶋「Tシャツ持ってきなさい…Tシャツ持ってきなさい!!」(北宮は超危暴軍Tシャツに袖を通し超危暴軍入りとなる)
【森嶋の話】「今までの五番勝負の中でね、俺が一番最短だよ、たぶん。でも、俺は一発ずつ気持ちを込めたつもりだし。俺らの軍団に入ってこれからのし上がりたいという気持ちは汲み取ったんで。あとは彼に聞いて。今年一発目だけど、軍団としてまだまだ暴れていくんでね。どんどんいろんなヤツ、かかってきなさい…かかってきなさい!」
【北宮の話】「(超危暴軍入りはどのタイミングで決断した?)この時の気分というか、やっぱりどこかで針の先ほどのチャンスでも捕まえないといけないというのがあったんで。五番勝負も終わって、結果を残せない自分にハッパをかけるためにも、試合後に突発的ではあるけど、言わせてもらいました。(森嶋から感じたものは?)いつも全力でぶつかっていけて、全力でぶっ潰すプロレスをしてくれる相手なんで。本当にレスラーとしてリスペクトしているし、俺の師匠でもある佐々木健介とも熱戦を繰り広げた超強豪なんでね。あの人についていけば、そして超危暴軍でノア全体を盛り上げて行ければと思っていきました。(これまでとは違うスタイルが求められるが?)今までは真っ向勝負だけでやってきたけど、これからは(頭を指差して)こっちもスマートにプロレス頭をフル回転させてやっていきたいと思います。(これからやりたいことは?)まずは超危暴軍での、そしてノアでの自分の居場所を作りたい。それだけ。(ファンも期待していると思うが?)注目してください。期待してください。よく見ててくれ、超危暴軍」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(18分19秒 エビ固め)[第31代選手権者]X杉浦貴 田中将斗
※サンダーバレー
☆杉浦&田中組が5度目の防衛に失敗、ニコルス&ヘイスト組が第32代選手権者となる
【試合後のTMDK】
――今の気分は?
▼ヘイスト「最高さ。また俺たちマイキーとシェインのTMDKが世界一のチームだってことを証明したうえで、チャンピオンに返り咲くことができた」
▼ニコルス「やっぱり相手はもの凄くタフだった。でももう一度チャンピオンになったからには、世界一のチームだってことを証明し続けるだけだ。いつでも、どこでも、どんなチームの挑戦だって受けてやる。このベルトが俺たちに戻ってきたってことは、俺たちがノアで一番のタッグチーム。つまりこの宇宙で一番のタッグチームってことさ。これからも俺たちの“ベスト・レスリング"から目を離すな! さあこれから祝杯を上げよう!」
▼ヘイスト「マイキー! またチャンピオンになれたな!! 最高だよ、やったぜ。スギウラ&タナカ、ありがとう! そしてノアのファンのみんな、ありがとう」
▼ニコルス「これからも俺たちをサポートし続けてくれ」
【試合後の杉浦&田中】
――敗れた悔しさはあったとはいえ、爽やかなエンディングとなったが?
▼杉浦「負けは負けで認めるよ。今日はあいつらの方が強かった。それだけ。認めるよ。いいチームだよ」
――半年で同じ相手に3回目の防衛戦。難しさもあったと思うが?
▼田中「いつも本当に勝つか負けるかの戦いなんで。今日は結果的に負けたのは凄い悔しいね。でも、俺らの持っているベルトは彼らとの戦いで少しでも価値が上がっていったと思うし、今日俺らから取ったというのはあいつらにとってはでかいと思う。それでベルトの価値がまた上がってるんやから。また俺らの気分が高まったら、すぐにいくしね。今日は確かにあいつらの方が強かった。でも明日やったら俺らの方が強いって、堂々と言えますから」
――TMDKとの戦いはこのベルトの価値を上げたと思うが?
▼杉浦「そういう点ではリスペクトしているし、良かったと思うよ」
――まだベルトが一本あるが、タッグとしての今後は?
▼杉浦「やっぱりチャンピオンとしてもう1つのベルトは防衛していかないといけないし。またあいつらがチャンピオンでいるなら挑戦したいしね。3回までもOKでしょ(笑) 俺たちも受けたんだから」
▼田中「俺らがまた行くって言ったら、向こうも断れないんじゃないですか? 俺らは1回も断ってないしね。でも、体はきついけど、気持ちいい試合だったから、勝てれば最高やったね。そこが悔しい」
▼杉浦「まだベルトを持っているし、まだまだ俺は田中さんが良ければ弾丸ヤンキースを続けていきたいんで。まだまだ突っ走って行きたいです」
▼田中「同じく弾丸ヤンキースはまだまだ上を向いて上がって行きます」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(21分01秒 片エビ固め)[挑戦者]X小島聡
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が6度目の防衛に成功
(試合後、小島は潔く丸藤を称え、握手を交わして去っていく。勝利者インタビューに移る)
丸藤は「試合前に話したように、防衛して笑顔で立ててよかった」
――最後を虎王ではなく変形エメラルドフロウジョンにした理由は
丸藤「今年、あの人の七回忌もあるし、スタートでこういう技を決めたかったので」
(ここで新日本マットで暴れ回る鈴木軍の鈴木みのる、デイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー、シェルトン・X・ベンジャミン、飯塚高史、TAKAみちのく、タイチ、エル・デスペラードが花道から乱入!鈴木は背後から丸藤に襲いかかり、スリーパーホールドに捕獲。こん身の力で絞め上げる。鈴木軍の狼藉を止めようと、TMDKがリングに飛び込むが、新日本の1・4東京ドームで因縁が生まれたKESが迎撃。スミスJr.のブルドックボム、アーチャーのチョークスラムがさく裂し、返り討ちにした。そして、鈴木は丸藤にゴッチ式パイルドライバーを敢行。ノア勢3人をKOする。 ブーイングや「タイチは帰れ」コールが場内を包み込む中)
鈴木「うるせえんだよ、コラ。おいおいおい! 丸藤、TMDK、プロレスリング・ノア…。てめえらが売ってきたケンカ、俺が買ってやるよ。鈴木軍が買ってやるよ。とりあえずお前らが持っているそのお宝、全部俺のところによこせ。とりあえずよこせよ」
(「帰れ」コールが飛ぶと、BRAVE勢がリングに飛び込むが、鈴木軍は人数差を武器に一蹴)
鈴木「うるせえんだよ。この舟にはブスとオタクしか乗ってねえのかよ。なにを言ってるのか全然わからない。ブーブーブーブー、てめえらはブタ野郎か。人間の言葉で喋れよ。たった今から今日この日この場所から、ここは俺たちの縄張りだ。だって、しょうがないじゃん。俺たちの方が強いんだもんな。なんで俺たちがこんなことを言っていいか知ってるか? お前らはブタだから知らないだろうな。お前らばかじゃねえか? さあ、てめえらどうする?俺たち鈴木軍、イチバーン!」
【小島の話】「強かった。いやあ、つえぇわ。やっぱり面白いわ。ノアのリングも面白いし、丸藤も面白いし。あれだけやられれば悔しいけど、俺はまだこうやって生きてるから。今日は勝って帰りたかったけど、負けてしまったけど、でもこうやって2本の足で立ってるから。それが全てさ。俺はプロレスラーとしてまだ生きてるぞ。それだけだよ」
【鈴木軍の話】
▼鈴木「(アナウンサーの質問を遮り)なんだよ? 人間の言葉で喋れよ、この野郎。てめえら、頭が高いんだよ」
――改めて行動の狙いは?
▼鈴木「バカじゃねえの? お前、何人だよ?
日本語が聞こえねえのかよ。何にも聞こえなかったのかよ。アホと話す気はねえんだ。改めてじゃねえんだ。俺の言葉を聞き逃すんじゃねえ。聴き逃したお前が悪いんだよ。ノアよ。全て差し出せ。てめえらの積み荷を全部出せ。無条件でだ。条件なんてねえんだ。差し出せ。大人しく出したら、子分ぐらいにはしてやるか…いや、いいか。いらねえ。どうせ沈みかけてる泥舟じゃねえか。たいそうな名前を付けやがって。お前らは背中に火を点けられた狸と一緒だ。知ってるか、カチカチ山。ウソばっかついてるから、背中に火を点けられちゃうんだよ、ウサギさんに。おめえらが乗り込んだ舟は泥でできてんだ。沈んでいくんだよ。その前に宝を全て奪ってやる。俺のところに全部よこせ。いいよ、お前らに選択
権なんてねえんだ。どうせどんな答えが来たって、全部もらっていくんだからな。屁理屈ばっか並べやがってよ。全部力ずくだ。言葉もそう。試合もそう。全部力ずくだ。俺の前に何も通用しねえんだ」
▼タイチ「おいおい、ノアのザコども。ザコはこの3人のザコが相手してやるよ。ザコはザコ同士やってやろうか? ザコを連れてこい。でかいのはボスとかに任せるから、ちっちゃいのを連れてこい」
▼鈴木「おいおい、ここにはザコしかいねえぜ?」
▼タイチ「ああ、そうだった。ちいせえのも全部ザコだな」
▼鈴木「俺たちに比べたら全部ザコだよ」
▼タイチ「ザコはまとめて相手にしてやるよ。小さいザコ、相手にしてやるよ」
▼鈴木「日テレ、G+は初だからな。とりあえずかましておくか。ということで…お茶の間の皆さん、鈴木軍…」
▼全員「イチバ〜ン!」
NOAHの2015年度が開幕、セミではTMDKが弾丸ヤンキースの保持するGHCタッグ王座に挑戦、TMDKは対弾丸ヤンキース戦は3連敗を喫し、敗れれば挑戦封印を示唆していることから背水の陣で挑んだ。
試合はTMDKがスタートから杉浦を捕らえ、その場飛びムーンサルトとフィストドロップの同時投下を繰り出すが、弾丸ヤンキースはすぐ主導権を奪いTMDKを分断、しかしTMDKはニコルスの旋回式スバインバスター、ヘイストの昇龍拳式エルボースマッシュからダイナミックボムを決め、田中を捕らえて反撃する。
主導権を奪われた弾丸ヤンキースは杉浦のダイビングヘッドバッド、田中のスーパーフライと時間差ダイブをニコルスに狙うが、ニコルスは剣山で迎撃すると、ヘイストが入り弾丸ヤンキースの二人同時にコーナーに乗せ、パワーボムと雪崩式ブレーンバスターの合体技を決める。
勝負と見たTMDKは杉浦にタンクバスターを狙うが、背後に着地したする杉浦がニコルスにジャーマンを決め、田中のスライディングDと杉浦のランニングニーのサンドウィッチ攻撃が炸裂し時間差ダイブも投下してTMDKを追い詰めにかかる。
勝負と見た弾丸ヤンキースはサンドバッグタイムから田中がローリングエルボー、杉浦が鬼エルボー、ランニングニーからドラゴンスープレックスをニコルスに決めるが、田中のスライディングDをかわし、杉浦のオリンピック予選スラムを踏ん張ったニコルスは杉浦との打撃戦を張り手で制してからデスハレーボムを決めるとヘイストが入って杉浦に集中砲火を浴びせ、最後はタンクバスター、張り手による掟破りのサンドバッグタイム、サンダーバレーを決め3カウントを奪いTMDKが1年ぶりに王座を奪還、試合後は弾丸ヤンキースは悔しさを露わにするも、潔く敗戦を認め健闘を称えあった。
メインは丸藤の保持するGHCヘビー級王座に新日本プロレスの小島が挑戦、試合は丸藤が虎王、小島がラリアットをかわしあって牽制し合うが、場外戦で小島がラリアットを狙うと、丸藤がかわして鉄柱に誤爆、丸藤はセカンドロープにもたれる小島に花道ダッシュのドロップキックを炸裂させるか、ラ・ケブラータ狙いは小島が足狩りラリアットで阻止、両者は逆水平合戦を展開し小島がマシンガンチョップから”いっちゃうぞ”エルボーを狙うも、コーナーに昇ったところで丸藤はトラースキックで場外へ蹴落とす。
丸藤はトラースキック、無重力式顔面踏みつけと攻勢に出て不知火を狙うが、切り返した小島はラリアットを狙うも、丸藤は追尾式ロープワークで翻弄してからトラースキックを浴びせるも、小島めランニングエルボーで応戦して両者はダウン。
小島は切り返逆水平合戦を制するが、丸藤は肩固めの要領からパーフェクトフェースロックで捕獲、丸藤はトラースキックから不知火を狙うが、阻止した小島はカマイタチからコジコジカッター、”いっちゃうぞ”エルボーと畳み掛ける。
丸藤の不知火狙いを読んだ小島は雪崩式を狙うと丸藤も抵抗するが、小島はコーナー上でのラリアットを敢行、勝負と小島はラリアットを狙うが、丸藤はカウンターの虎王で迎撃し不知火を決める。
勝負と見た丸藤が再度虎王を狙うと、今度は小島がエルボーで迎撃しラリアットを浴びせ、後頭部ラリアットから串刺しラリアットを狙う。
しかし丸藤はブロックすると、トラースキックから回し蹴り式トラースキックを炸裂させ、小島はローリングエルボーで返すと、再び串刺しラリアットを狙うが丸藤はかわして串刺し式虎王を決める。
丸藤は虎王からブレーンバスターの体勢から前に不時着させてからのトラースキックを決めると、最後は変型エメラルドフロウジョンを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に勝利者インタビューを受ける丸藤に、かねてからNOAH上陸を予告していた鈴木みのる率いる鈴木軍がフルメンバーを引き連れ乱入、鈴木は丸藤をスリーパーで絞め落とし、救出に駆け付けたTMDKも返り討ちにされKO、鈴木軍はNOAHに戦線布告を果たし、まさかのバットエンディングにファンが怒り鈴木軍に物を投げつけた。
丸藤と鈴木みのる、2004年に鈴木はNOAHマットに初参戦し丸藤はシングルで対戦、試合には敗れるも鈴木は丸藤のプロレスセンスに惚れ込み、丸藤も元々UWFインターナショナルを希望していたのもあってタッグを結成してGHCタッグ王座を奪取、またIGFにも乗り込み暴走王(小川直也)、澤田敦士組とも対戦した。
今度は鈴木が敵として丸藤の前に立つことになった、丸藤にとっても鈴木みのるという存在はどうしても乗り越えなければいけない存在でもある。
またNOAH内部でもハプニングが起き、森嶋とのシングルマッチに敗れた北宮が超危暴軍入りを表明、昨年から行われてきた北宮の5番勝負は全敗に終わったが北宮なりに何が足りないのかを感じ、ヒール転向を決意した、5番勝負は全敗で結果は出せなかったが得るものはあった5番勝負だったと思う。
関本、岡林のストロングBJWもヨネ、石森を降しGHCタッグへの挑戦を視野に入れた、ストロングBJWも昨年1月にGHCタッグに挑戦する予定だったが、関本だけでなく岡林も負傷欠場したため挑戦は流れてしまった。
しかし王者がTMDKになり鈴木軍が標的にしたことから、簡単に挑戦権が周ってくるかどうか・・・
鈴木軍の襲来と北宮のヒール転向、2015年初頭から嵐が吹き荒れたNOAH、果たしてどんなストーリーが待ち受けているのか…【NOAH】小島撃破で丸藤V6も…鈴木軍大挙来襲!全面戦争突入か▼弾丸軍陥落…聖地沸騰ファイトでTMDKタッグ返り咲き▼関本&岡林が侵攻再開…後楽園大会 http://t.co/vuGwN8am9g #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/i5xrdZUY7C
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 1月 10GHCヘビー無事V6‼︎無事?無事じゃねぇ。 鈴木軍め…ぶち壊しやがって
— naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 1月 10鈴木軍〜イチバ〜〜ン‼︎‼︎‼︎
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 1月 10沈みかけの舟 沈む前にお宝いただきます お宝があればだけどな ウワハハハハハハハハ!
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 1月 10さぁて 強そうな人はボス、づかさん、外国人達に任せて 雑魚はタカタイチッペが相手します 泥船の雑魚の皆さんかかってきたまえ! 一流の雑魚の力見せてさしあげますよ ウワハハハハハハハハ
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 1月 10あんなに気持ちよかったの久々だ
— El Desperado (@0_desperado) 2015, 1月 10ノア・後楽園大会、終了。丸藤選手の意地とプライド、ノアという団体の底力、ノアファンの熱さ、全てにやられてしまったかな。悔しいけど、何かが足りないから勝てなかったんだと思う。その何かを探して、また機会を作りたい。まだ私は引退してないのだから。ご声援、ブーイングも含めて、ありがとう。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 1月 10北宮選手がぁぁぁ! #noah_ghc #新春ノア後楽園 pic.twitter.com/V0W8Zdr3Xr
— 大川正也 (@noah_okawa) 2015, 1月 10いや~久々にNoahが 面白い終わり方した!! メイン終了後に出てきたのは この男たち!!!! 鈴木軍!!! さぁ、NOAHvs鈴木軍の開戦だ!! #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/Tp1zFG8aym
— TAKUYA (@takuworlddragon) 2015, 1月 10後楽園終了、荒れに荒れてノア新春興行エンド、鈴木軍は飯塚さんに外国人まで総出でノア破壊、これはノア荒れるぜ~、楽しみだ!!しかし熱があった、セミの死闘、大日本、メイン、メイン後、こんな熱い大会、お客さん満員の大会、面白かった以外の感想はない! #noah_ghc #新春ノア後楽園
— あべしん (@abeshin_0417) 2015, 1月 10 -
プロレス2014② 仲田龍の死とKENTAの退団・・・丸藤体制の確立
2月15日、全日本プロレスではリングアナを務めつつジャイアント馬場さんの側近を務め、NOAHを旗揚げしてからは渉外部長として三沢光晴の側近を務めた仲田龍さんが死去した(以降・仲田氏)、仲田氏の経歴は振り返る必要はないだろう。仲田氏は三沢死去後もGMとしてNOAHを支えてきたが暴力団関係者との交際が明るみになるとGMの座から失脚、一社員としてNOAHに留まり、移動バスの運転手や雑用係としてNOAHを見守り続けた。
4月30日には昨年までGHCヘビー級王者としてトップを張ってきたKENTAがWWEへ挑戦するためにNOAHを退団した、KENTA退団の際に田上明社長は副社長兼ブッカーである丸藤正道に全てを一任、丸藤はKENTAと話し合い退団を認め快く贈り出した。
6月13日の『三沢光晴メモリアル』では丸藤は斎藤彰俊と対戦し勝利を収めた後、これまでNOAH所属からリストラされるも、フリーとしてNOAHに参戦し続けていた彰俊に復帰を要請し、彰俊も快諾することでNOAH復帰が決まった、自分はこの時点で丸藤体制がしっかり確立されたと確信した。
丸藤は三沢死去後の2009年6月に副社長兼ブッカー現場責任者)に就任したが、リングでは小橋建太と秋山準とまたフロントでは仲田氏という業界の大先輩がいることから意見しづらく、秋山や仲田氏にしても“三沢と比べると”という視線で見てしまう、それが丸藤にとって大きな悩みとなっていった。
その丸藤が悔しい思いをしたのは2011月を最後に彰俊が所属からフリー扱いになったことと、秋山らの離脱・・・彰俊がフリー扱いになったのは田上と仲田氏が決めたことで丸藤には事後承諾という形で報告された。
仲田氏にしてみれば「丸藤に責任を負わせたくない」という配慮でしたつもりだったが、事前に相談されなかった丸藤は「自分はそれだけ頼りにされてないのか」と周囲にこぼしたていたが、しばらくして仲田氏はGMの座から失脚した。
2012年12月には秋山が潮﨑らを引き連れ退団、22日に秋山と丸藤が一騎打ちを行った、この試合で憶えていることは秋山が“オマエがもっとしっかりしないからだ”と試合を通じて訴えていたこと、丸藤に言いたいことを試合を通じて訴えた秋山はNOAH去り、翌年5月には小橋も引退した。
仲田氏の失脚と秋山と潮﨑の退団、そして小橋の引退、選手層が薄くなりNOAHにとって大ピンチな状況となったが、丸藤にとって現場責任者としてやりやすい状況となり大きなプラスとなったが、丸藤は前面に立とうとはせず、敢えてブッカーとして一歩引きファンからの支持があるKENTAや森嶋猛、杉浦貴らを前面に立てた。仲田氏は生前「判断を間違ったと思うのは丸藤選手をブッカーにしたということだね、やっぱりお客さんはかっこいい丸藤選手を観たいわけだよね、でも彼は、そういう立場であるわけだから一歩退くじゃない、彼の想いとか性格があって、わからなくてもいいのにわかっちゃうんだよね、そういう立場を。今が一番いい時で、そのいい時にカッコいいところを見せてもらわなきゃいけないから、選手の方にウエートを置いたほうがいいのかなって気がする、ウチは。天才だもんね、三沢社長と同じ匂いがするもんね」と後悔していたが、丸藤も三沢を越えられなかったということもあり、全面に立つことに自信が失っていた部分もあったと思う。
だがKENTAが退団したことで丸藤は一歩出る覚悟を決め永田を破りGHCヘビー級王座を奪取、王者兼ブッカーとしてNOAHを引っ張ることになった、仲田氏は「カッコいいところを見せてもらわなければいけない」と遺したとおり、ブッカーだけでなく選手としても存在感を発揮しなければいけなくなった、いやレスラーとしてもしっかりしたところを見せなければNOAHを束ねられない。
三沢光晴のNOAHから丸藤正道のNOAHへ、丸藤は方舟をどう導いていくのか・・・?
追記
(nWoな人々より)
米国プロレス業界紙レスリングオブザーバーが伝えるところによると、「我々は新日本プロレスとプロレスリング・ノアが財政的な提携関係にある事を確認した」と報じた。これは非常にショッキングなニュース。確かに近年新日本とノアは選手交流が活発に行われている。永田、中西、小島、天山の第三世代や、ライガー、タイガーのジュニアレジェンド、そして中邑真輔、ヨシハシ、矢野通などのCHAOS勢も参戦している。来年の1.4東京ドームも丸藤正道現GHCヘビー級王者及びTMDKの2人が参戦する事が決定した。
これら選手交流の他に外国人選手の発掘でも協力している。先月米国で行われたトライアウトを兼ねたトレーニングキャンプでは、ノアの石森太二らと伴に、新日本の菅林直樹会長、タイガー服部レフェリー、そして外道らがスカウトとして参加した。現在のノアはトップのKENTAが米国へ行ったことも影響してか観客動員でも苦戦が続いている。
これを聴いたときは驚いたが、金銭面に関しては今まで仲田氏や永源遙氏が担当していたが、二人は暴力団との付き合いが発覚したせいで失脚している。
財政面を新日本(ブシロード)に頼ったということは、完全に新日本とNOAHは対等な関係ではないことを意味している。
ただNOAHも財政面では過去にトラブルがあり、また武藤全日本例もあることから、怪しいところに頼るよりは、信用できるところに頼った方がマシというと考えたのかもしれない。
またこれまで財政面で力を振るってきた永源氏に頼りたくないというのもある。
これが事実なのかは不明だが、丸藤や田上にしてみればNOAHを残すという意味では仕方がなく、また苦渋の選択かもしれない・・・・
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激闘31分!丸藤が杉浦を降しGHCヘビー級王座死守も、豪腕・小島が挑戦を表明!
12月6日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.3 〜方舟進章・有明 冬の陣〜」有明コロシアム 5800人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/20分1本
○北宮光洋(5分32秒 卍固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○スコッティ・2・ホッティ スペル・クレイジー FUNAKI(10分55秒 片エビ固め)小川良成 ザック・セイバーJr. Xペサディーヤ
※WORM
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○関本大介 宮本裕向 木高イサミ(11分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xクワイエット・ストーム
◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦 石森太二(9分50秒 片エビ固め)田中将斗 齋藤彰俊 X平柳玄藩
※キン肉バスター
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○天山広吉(9分39秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※刺又攻撃
◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦/無制限1本
○小島聡(10分33秒 体固め)X森嶋猛
※ラリアット
【小島の話】「森嶋に言っておいてやる。お前は確かに凄くいいレスラーだよ。力もあるし、技も切れるし、あんな巨体を持ってて動きも速い。でもな、お前には足りないものがあるんだ。それはプロレスラーとしての経験が、まだちょっとだけ足りないんだ。俺よりも。俺は別にお前より強いなんて思ってねえんだ。ただな、お前よりもやってきたことがいっぱいあるんだ。プロレスラーとしての時間、23年間プロレスラーとして生きてきた時間があるんだ。お前にはまだまだかなわない。森嶋、お前は凄くいいレスラーだよ。今日やってみてわかったし、毎回やっててわかるんだ。俺は今日お前に初めて勝ったけど、それは俺の全てがこもっているからだ。モリシ、今のお前に何が足りないのか、よく考えろ。俺みたいな44歳のオッサンのプロレスラーに負けて悔しいんだったら、もっと練習して頑張れ。(GHC戦に向けては?)忘れてた! それが一番大事なんだ。でも、これはオマケだよ。森嶋という凄いレスラーと戦って、そのオマケとして挑戦権が付いてきた。丸藤だって凄いレスラーだ。杉浦だってどっちが来ても構わない。ただ、次のGHCチャンピオンは俺だ。俺にはもう時間が無いんだ。44歳だと言われても、俺は年齢のことは何とも思ってないけど、それでもやっぱり早いうちに取れるもんは取らなきゃいけないんだ」
【森嶋の話】「(試合を振り返って?)今日負けたけどよ、俺もあきらめないし、ノアも終わらない。あいつがベルト獲ったとしても、次勝てばいいだけ。それより今年、軍団やってきたけど、来年俺らは仕掛けていくから。今年1年貫いてきたプロレス。来年はノアの15周年だけど、そこでしっかり俺は超危暴軍の試合をするだけ! 以上!!」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第23代選手権者]○拳王 大原はじめ(16分55秒 片エビ固め)[挑戦者]獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
※ランニングローキック
☆拳王&大原組が初防衛に成功
(試合後)
拳王「有明コロシアムのクソ野郎ども、このベルトを守ったぞ。前哨戦ではボロボロにやられたかもしれねえけど、そんなの関係ねえ。本番のタイトルマッチで勝ったヤツが一番つええ!俺たちがてめえらクソ野郎の背筋がゾクゾクするような試合をするから、これからも俺たちについてこい」
大原「俺たちは弱いと思う。でも、やられてやられて強くなってきたんだ。俺たちがノアのチャンピオン。新日本、聞け。お前らよりも俺たちが今日強かった。ただ、それだけ・・・それではムイビエン」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「やる前、散々あいつらは言ってただろ。『今、勢いのある新日本プロレスが怖いのか? 俺たちにびびってるのか?』って。そんなこと言ってるヤツが負けちまったじゃねえか。そんなこと言う以上に、俺たちの方が強かったということだよ。これからもっともっとこのノアのリングを変えていくよ。俺たちがじっくりじっくりこれから楽しいことを考えて、このノアのリングをもっと楽しくするよ。そして、俺たちを観に来るクソ野郎どもの背筋がゾクゾクするような試合をしてやるからな」
――大原選手はリング上で「俺たちは弱い」と語っていたが?
▼大原「そうだと思うよ。俺たちが超危暴軍を作って、今まで全て勝ってきたわけじゃないし。でも、やられてやられて、そこで学ぶことがあって、鍛えられて強くなって。そして今、ここに立っているのは俺たち。俺らは強くなってきた。そして、これからも強くあり続ける」
――今日も超危暴流のファイトだったが、今後のタイトルマッチでも続けていく?
▼大原「そんなにスタイルをコロコロ変えてたら筋も通らないしね。俺たちはこのスタイルを通じて強さを証明して。今はベルトも巻いているわけだし、超危暴をやってきたこれが答えだと思うよ」
――初防衛戦は逆指名だったが、今後の防衛ロードは?
▼拳王「今までのチャンピオンは散々待って、(挑戦者が)来たら受けるとかしてるだろ? 俺たちは違うよ。どんどん仕掛けていくんだよ。このベルトを輝かせるために、俺たちからドンドン仕掛けていくからよ。俺たちからよ、てめえらクソ野郎どもは目を離すなよ」
――すぐに次の一手があると考えていい?
▼拳王「もう仕掛けているかもしれねえよな」
▼大原「仕掛けているかもしれない。それは段々ね。種が芽を出して、花が出て。それをちょっと見てて」
【試合後のライガー&タイガー】
▼タイガー「何? 何が聞きたいの? ノアの日テレさん。万々歳じゃん、日テレさんからしてみたら。テレ朝、ワールドプロレスリングじゃ撮れないじゃん。万々歳じゃん」
――拳王&大原組はどうだった?
▼タイガー「悔しさから言えば、あんなの目じゃねぇよ。まだまだ。ただ、プロレス界の先輩として一言言えば、あいつらは凶器なんて使わなくたって十分戦えるんだから、それをやればいいんだよ。何が超危暴軍だよ。そんなのノアしか知らねぇぞ? ヒールなんだか何だかしらねぇけどよ。昔のなんとか軍と一緒だよ。カッコよくいたいんだろ? プロレス界の先輩から言わせてもらえば、あんなものヒールでも何でもねぇ」
――別の戦い方がある?
▼タイガー「あいつらは持ってるよ。何でだかわかるか? 今まで俺たちがノアに出てきてこういうコメントを出してる。何でだかわかるか?」
――ノアのため?▼タイガー「なんで俺たちがノアのためになんだよ。ノアがどうなろうか俺たち関係ないよ。俺とライガーさんはプロレス界のスーパーレジェンド、その2人を倒した。そのくらいわかってくれよ」
――ライガー選手は試合を終えて?
▼ライガー「何で彼らは竹刀を使って、ベルトを持って来る来ないなんて小賢しいことするんだ? それが超危暴軍か? 彼らはノアをどこに持っていこうとしてるんだ? 俺はそれがわからない。あんなことしてるやつらに負けても悔しくない。はいはいって感じ。お前たちはノアをどこに引っ張っていくんだ? あの試合で。ノアのファンは本当に支持してるのか? 俺は聞きたい。それは日テレもそうだ。ああいうファイトをしている人間をなぜお前たちは支える? これがノアです! 日テレで流しているノアです! プロレスを知らない人が見たらどう思う? 俺はプロレスは素晴らしいものだと思うし、こんな素晴らしいものはないと思う。だから余計に思うし、それで勝ってるあいつらがかわいそうに思う」
◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○小峠篤司(24分19秒 エビ固め)[第27代選手権者]X原田大輔
※変型キルスイッチ
☆原田が8度目の防衛に失敗、小峠が第28代選手権者となる
【小峠の話】「何を言えばいいのか全然わからないです。チャンピオンになることなんて想定してコメントなんか用意してませんでした。とにかくプロレス人生で初めてシングルのベルトを取りました。スゲェ頑張ったのは確かなんですけど、まったく実感がないというか。しんどかったですけど、これからこのベルトを持ってどうしていったらいいんだろう…みたいな。この先がポッカリ空いてしまった感じになって、正直何を言えばいいのか。(強い覚悟で臨んだ試合に見えたが?)本当に情けないんですけど、ここまでさせていただいたのは、彼が本当に力のある後輩だからだと思います。そんなに持って生まれた凄い才能があったわけじゃないと僕は思っているんで。彼が大阪のチャンピオン止まりだったら、僕もたぶんそれ止まりだったし、彼がノアに入ってきて前座だったら、僕は彼をちょっと上回るぐらいの存在で終わってたんだろうなと。彼が本当に凄いチャンピオンで、ドンドン上っていってくれるライバルであったからこそ、それを超えないといけないという使命がそこに生まれるんで。今終わってから、彼がライバルであったことに凄く感謝しています。(ベルトを取って原田選手の前に立った実感はある?)情けないですけど、ここまでは彼の背中を追う形でやってきたんでね。ワガママでよければ、もう一度このベルトを懸けて彼とやらしてもらえたら、いい自信に繋がるかなと思います。なんで、近いうちに彼と再戦したいですね。俺が成長しないと、たぶんノアの先が見えてこないと思うんで。アイツは凄いです。情けないのは俺。でも、しっかりとこのベルトは手にしたんで、憧れられるようなチャンピオンを目指していきます。正直やる前は微妙だったんですが、石森さんにアドバイスをもらって。なんでベルトを取りに行くんだろうとか、悩んじゃった時期があったんですけど、『それはチャンピオンになったら変わるから。チャンピオンになったら、周りがお前を作っていってくれるから』と言ってくれたんで。周りのファンとか、周りの選手に不甲斐ないコメントをお見せするかもしれないですけど、しっかりそれを跳ね返せるように。今は与えられたものをキッチリと受け止めていくつもりでいます」
【原田の話】「うるせぇ! もう一回やらせろ! あいつだけには渡したくなかったんや! もう一回や!」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(31分09秒 エビ固め)[挑戦者/グローバル・リーグ戦2014優勝者]X杉浦貴
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が5度目の防衛に成功
(試合後、杉浦と言葉を交わした丸藤。ここで勝利者インタビューに移る。)
丸藤「今日という日に杉浦貴という男と…男の中の男と試合ができて、本当によかったと思います。」
――試合後の会話について
丸藤「それは内緒です。日やってみて改めてわかったのは、誰が舵を取るとか、そういうのじゃなくて、俺はノアの全員で舵を取っていると思うので。みんな志は同じなんでね。第1試合からメインイベントまで。なので、みんなもそれを頭の中に入れて見てくれると、もっと楽しくなるんじゃないかと思います。」
――2014年最後のビッグマッチの感想は
丸藤「次やったら勝てるかどうかわらない。それぐらい彼のエルボーは効いたし、いろんな覚悟を持って彼も上がってきていると思うので、そういう彼が相手でよかったと思います」
――最後にあえてエメラルドフロウジョンを出した理由は?
丸藤「今年に入ってできた技で思い入れもあるし。個人的なものなんですけど、隣のディファ有明で格闘家の大山(峻護)選手が引退して。彼と出会って新しい技を身に付けたんですけど、それをまた次の機会として。しっかり今年の締めくくりという意味で、あの技で勝ちました。本当に自分としてもホッとしているところなんですけど、もう次の挑戦者が決まっているらしいので」
(小島登場)
小島「次期挑戦者の小島聡です。すいません、ちょっと聞いてください。丸藤選手、防衛おめでとうございます。今度のタイトルマッチでは、お互いに正々堂々と力の限りを出し切って戦いましょう。どうぞよろしくお願いします」
(小島は握手を申し出て、丸藤が応じるが、小島はなかなか手を離さず、いきなりラリアットを打ち抜く。丸藤に避けられてしまう)
小島「おい、マル。てめえ、この野郎、カッコばかりつけやがって。てめえの化けの皮、剥いじゃうぞ、バカヤロー!」
丸藤「小島さん、お前の方がカッコつけてるだろ、バカヤロー」とチクリ。そして、「だけど、今のノアの団体にはああいう上の世代がいない。俺たちの壁になってくれるあの人に、俺は拍手を送りたい。必ず次の防衛戦では俺が勝ちたいと思います」
【丸藤の話】「(ホッとした表情がリング上で印象的だが?)本当にそうですね。今までのタイトルマッチ中でも、本当にいろんな思いがあったんで。俺も思いっきりやった分、彼も思いっきりやってきて。正直、本当にきつかったです。(杉浦選手を称えるコメントがリング上であったが?)あんなにリスペクトできる男は本当にいないですよ。入門した時から…いや、入門する前からか。年上だけども、俺たち以上のものを。やっぱり彼の中で何かを感じて日々努力を重ねていると思うし、そういうものが全てリング上に出ていると思うし、お客さんの声援にも出ていると思うしね。(GHCを懸けての対戦は格別のものがあった?)意味合いも深いし、今までの試合よりも一発一発がきつかったしね。たぶん今日というコンディションじゃ無ければ、俺は勝てなかったような気がするね。(その杉浦選手を破って、ベルトを守った心境は?)今はホッとしているという以外ないね。初めての経験をしたんだけれども、エルボーを食って、口の中で火薬の味がしたんだよね。たぶん歯と歯が火打ち石みたいにぶつかったんだと思うんだけど。マウスピースした方がいいのかな。口の中で火薬の味がしたんだよ。(それだけ杉浦選手のエルボーはひと味違った?)火打ちエルボーだね。ビックリしたよ。アゴが砕けたかと思った。(ノアの舵を全員で取っていくと話していたが?)今までの先輩たちや歴代のチャンピオンを否定するわけじゃないけど、俺の今の現状でノアという方舟を見た時は、舵を誰が取るんだとかそういうのじゃなくて、俺は言ったように若いヤツであろうが…それが熊野であろうが、彼にしたって俺は舵を取っていると思うし。それはみんな同じ方向を目指しているから、ノアはしっかりと前に進んでいくと思うので。だから、誰かが一人欠けてしまったら、この方舟は前に進まないと思うし。俺はある意味、お客さんもみんな一緒に、船に乗ってもらうんじゃなくて、舵を取っているんじゃないかと思うんで。また来年、みんなで作り上げるノアというか、レスラーもファンもプロレスを楽しめる空間をノアで作り上げていきたいな。試合をしてそんな気持ちになったかな。(今日の試合がそう思うようになったキッカケ?)そうだね。この一体感というか。相手もそうだし、セコンドもそうだし、スタッフもそうだし、ファンもそうだし。全ての人からそういう感覚・空気をもらって。ただし、その中でも俺は先頭に立っていく。(次の防衛戦に向けては?)この間のグローバル・リーグでもガッチリと負けているし、その仕返しもしたいと思うから。いかせねえ、バカヤロー。その一言だけです」
【杉浦の話】「(激しい試合になったが?)そうだね。(ノアを背負う覚悟で行くと話していたが、丸藤の気持ちをどう感じた?)気持ちはヒシヒシ伝わるだけで、それは向こうの方が上回ったんじゃないのかな。(エルボーにこだわった?)そうだね。向こうがヒザにこだわってきたんで、こっちはエルボーで。(改めてノアを背負うチャンピオンをリング上でどう感じた?)それはもう、覚悟とかプライドって言うのはヒシヒシ伝わりますよ、戦っていて。(来年15周年を迎える杉浦選手の次の一手を期待するファンもいると思うが?)そうですね。今日は今日でまた明日から走り出します」NOAH有明コロシアム大会のメインは王者・丸藤がグローバルリーグ覇者の杉浦が挑戦。
試合の先手を奪ったのは丸藤、串刺し攻撃を狙った杉浦の突進をかわして鉄柱に激突させると、スリーパーから首四の字と首攻めを展開するが、杉浦は場外戦でブレーンバスターの体制から前へ倒して丸藤の腹部に直撃させると、キチンシンクや腹部へのエルボーと徹底的に丸藤のスタミナを奪いにかかる。
丸藤は串刺し攻撃を阻止してから顔面へのトラースキック、アックスボンバー、エプロンに落とされても杉浦の突進を三角飛びムーンサルトアタックを披露するなどして流れを変えようとするが、杉浦もスピアーから徹底的に腹部攻めを展開しスピアーで自身もろとも場外へと転落する。
杉浦は往復式串刺しニー、ランニングニー、張り手と攻め立てるが、丸藤もトルネードキックで応戦、場外へと転落した杉浦にケブラータを狙うが失敗、だが先にリングに戻ろうとした杉浦に丸藤がドロップキックで強襲すると、リング一番固い場所であるエプロン上でのパイルドライバーを敢行し杉浦の首に大ダメージを与える。
杉浦がリングに戻ると丸藤がフロム・コーナー・トゥ・コーナーで再び強襲、不知火を狙うが杉浦は回転途中で丸藤をコーナーに据えると、逆さ吊りにし、串刺しニーを連発し再び腹部攻めを展開、エルボーの乱打からキチンシンク、ジャーマンからドラゴンスープレックスへの連続技を狙うがカンガルーキックで阻止した丸藤は杉浦のターンバックルへのジャーマン狙いをロープを掴んで切り返し、ダイブ式のバッククラッカーを決めると不知火、ブレーンバスターから前方に投げトラースキックを決める。
丸藤はパーフェクトフェースロックからタイガーフロウジョンを狙うが阻止されるも串刺し式虎王を決める、しかし再度の虎王は杉浦がエルボーで迎撃してターンバックルへのジャーマンを敢行。
ここで勝負と見た杉浦は倒れこむ丸藤に鬼エルボーを乱打すると、膝アッパー、ジャーマンからドラゴンスープレックスの連続技を敢行、そしてオリンピック予選スラムを狙うが、阻止した丸藤は不知火の構えから飛び膝蹴りを浴びせるも、杉浦は米満リフト、丸藤のタックルを膝蹴りで迎撃してからフロントネックロックで捕獲し絞めあげる。
杉浦は丸藤のトラースキックを受け切りオリンピック予選スラムを決めるがカウントは2、ならば雪崩式オリンピック予選スラムを狙うが丸藤は雪崩式不知火で切り返しポールシフトで突き刺す。
両者はエルボー合戦となるが丸藤は虎王を炸裂させると、後頭部への虎王から変型エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い、30分越えの激闘に終止符を打った。
試合後は森嶋を降した小島が挑戦を表明、ラリアットを狙うも丸藤はかわし小島を怒らせた。
NOAHにとっての切り札的カードは丸藤vsKENTAだったが、KENTAがNOAHを去ったことで切り札的カードがなくなったに見えたが、杉浦との激闘はKENTA戦に優るとも劣らない名勝負となり、NOAHの切り札的カードになった。
また丸藤も激闘を制したことで自身の時代を築けたことに確信を深めたと思う。
セミのジュニアヘビー級選手権は小峠の空中戦に対し原田はパワーで押すも、小峠も懸命に粘る。
小峠はエプロンに原田に対してミサイルキックを敢行し、高速ムーンサルト、キルスイッチと畳み掛けるが、雪崩式キルスイッチは阻止されると雪崩式ジャーマンから片山ストレート、変型ニーアッパーと畳み掛け、片山ジャーマンを決めるが小峠はカウント2.9でクリアするが、原田はカウント3と入ったと確信してしまったのかガッツポーズを取ってしまう。
これを逃さなかった小峠は慌てた原田が繰り出すローリングエルボーを頭突きで迎撃すると、大☆中西ジャーマンから立ち上がったところで腕極め回転エビ固め、頭突きの連打、マグザムと畳みかけ、最後はリバースゴリースペシャル気味の変型キルスイッチという新技を披露して3カウントを奪い、大阪プロレス時代からのライバルだった原田からジュニアヘビー級王座を奪取した。
試合後は自身のミスで敗れたことに納得しなかったのか、原田が再戦を要求するなど二人の戦いはまだまだ続く。
ジュニアタッグ選手権は試合大半はライガー組が主導権を握る展開となったが、タイガーのタイガースープレックス狙いを拳王がレフェリーと交錯させると、拳王が竹刀を持ち出しタイガーに一撃を狙うがタイガーはかわして大原に直撃ではなく、直前でストップしタイガーに一撃を浴びせ、最後は拳王がランニングローキックで3カウントを奪い王座を防衛した。【NOAH】杉浦と30分超激闘…丸藤が頂上決戦制してV5 小島迎撃へ▼原田陥落、小峠涙の初戴冠▼ライガー&タイガーに雪辱、拳王&大原V1…有コロ大会 http://t.co/vuGwN8am9g #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/kwTg8LJU5i
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 12月 6隣のディファ有明で引退試合を行う大山峻護選手からお花が。 試合前に挨拶もできたしお互い良い1日に! 大山選手頑張って下さい! pic.twitter.com/urBn9T5OTO
— naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2014, 12月 6昨日は有明コロシアム、たくさんのご来場ありがとうございました。 応援してくれた方には残念な思いをさせました。 また精進します! これからもノアを応援宜しく! #noah_ghc
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2014, 12月 7有明大会ご来場ありがとうございました!10年目でやっと人生初のシングルのベルトが巻けました! あー続けてて良かったT^T #noah_ghc #有明冬の陣
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2014, 12月 6【ご報告】 GHCヘビー級タイトルへの挑戦権、獲得しました。 pic.twitter.com/YELE0fpAya
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2014, 12月 6 -
“後門の虎”BRAVEを降しGHCタッグも防衛・・・弾丸ヤンキースの長い一日
11月24日 NOAH「Voyage for Colosseum」後楽園ホール 1650人 満員
<アピールコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○北宮光洋(3分17秒 体固め)X熊野準
※小川のバックドロップ もう一人は小川良成
◇第2試合◇
▼20分1本
○クワイエット・ストーム(6分41秒 体固め)Xペサディーヤ
※50cmウデ・ラリアット
◇第3試合◇
▼20分1本
△スペル・クレイジー(20分時間切れ引き分け)△ザック・セイバーJr.
◇第4試合◇
▼30分1本
○シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス(12分13秒 片エビ固め)森嶋猛 Xマイバッハ谷口
※サンダーバレー
【ニコルスの話】「メインでどっちが勝とうか関係ない! GHCタッグのネクストチャレンジャーは俺たちしかいないだろ! 2015年、もう一度世界一のチームになるぜ」
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
中嶋勝彦 ○石森太二 小峠篤司(16分10秒 片エビ固め )齋藤彰俊 原田大輔 X平柳玄藩
※450°スプラッシュ
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○タイガーマスク(5分16秒 チキンウイングフェイスロック)X大原はじめ
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
獣神サンダー・ライガー(3分40秒 無効試合)拳王
▼再試合/30分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分53秒 タイガースープレックスホールド)X拳王 大原はじめ
【タイガーの話】「プロレスリング・ノア、大原と拳王の“超何とか軍"はどういう説明をするんだ? 金的、マスク剥ぎ、2人攻撃。全部俺は受け止めた上で2つ勝ったんだよ。逆にノアびいきの日テレさんに聞きたい。どうしたらいいですか? ノアはこれからどういう攻勢に出たらいいんでしょう? (大原選手の本気を見たと話していたが、その部分は評価する?)今まではあいつらのくだらねえ戦い方だった。夏のタッグリーグをぶち壊したのはあいつら。今日はそれを踏まえて、あいつらは試合をしたんじゃないのか。ノアのファンだろうと、新日本のファンだろうと、あんなクソみたいな試合は見たくないんだ。みんなプロのレスリングが見たいんだ。今日みたいな強さが見たいんだ。俺らは強さを出して勝っちゃったよ。さあ、どうするんだ? 俺らは調印したけど、別にタッグの試合をやらなくたっていいんだよ。ただ、あいつらの本気は確かに見えた。今度の有明でどういう戦い方をしてくるのかしらないけど、俺はいくらでも受け止めてやる。大きな器で、上から目線で受けてやる。(結果は今日と同じになる?)2連勝しちゃったんだよ。どうするの? なおかつ俺が2つ取ったんだ。ライガーさんは出る幕なかったんだよ」
【ライガーの話】「ノアのファンやノアびいきの日テレさんに聞きたい。この現実をどう受け止める? しかもシングルマッチで正々堂々と戦うと誓ったはずなんだ。いきなりコンビネーション。なぜレフェリーはあそこで反則を取らないんだ? なぜノアのファンはブーイングを起こさないんだ? シングルでやろうと男4人がリングで誓い合って、俺とタイガーはその約束を守ったつもりだ。あいつらはいきなり破ったよ。いくらノアびいきだろうと、間違ってるとは思わないか? その後も凶器攻撃に急所、マスク剥ぎ。ノアのファンは本気で頭がおかしいんじゃないかと思う。お前らが『それでも』と言うなら、お前らもおかしいぞ。この世に正義はないのか? テレビっていうのは真実を伝えるんだろ? これは悪じゃないのか? お前たちがどういう答えを用意しているのか、俺は知らないし、興味ないけど、俺とタイガーは有明で勝つ。ベルトを新日本のリングに持って帰る。タイガーが言った通りだ。俺は今日、何もしてない。俺の出る幕なんてなかったし、逆に俺はタイガーを抑えたよ。殺しかねないから。この現実を見せられて、ノアとあの2人はどう思うのか。応援するのに値するのか? お前らテレビ局もどう弁護する? 凄い楽しみだ」◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴 田中将斗(20分19秒 片エビ固め)[挑戦者]丸藤正道 Xモハメド ヨネ
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が4度目の防衛に成功
(試合後にTMDKが登場して再挑戦をアピールしてから勝利者インタビュー)
杉浦「素晴らしいチームだとわかっているからいつでも大丈夫」
田中「この間、挑戦を退けた時も何回やってもいいと思った。そういうことはないんで。何度でもやって、このベルトの価値をもっともっと上げていきたいと思います」
――ダブルヘッダーを切り抜けた原動力ついて
田中「昼間の試合が終わった直後はきつかったですけど、4、5時間あったんで。黒いオッサンたちはそれぐらい休めば、パーフェクトな体調で上がれました」
杉浦「なんでだかわからないよ。色が黒いからじゃない?楽園ホールには朝9時頃に入って、12時間近くいたから愛が芽生えそうです。ベルトは一緒なんだけど、ZERO1の試合ではかなり活躍してもらったんで、今回は俺が頑張ろうと」
田中「杉浦さんが認めるチームというのは、僕も認めるチームだと思うんで」
――ヨネの頑張りについて
杉浦「一発一発が重いし、いつもあのぐらいのテンションで来てほしい。これからまだまだいけると思うので、どんどん来てください」
――丸藤について
杉浦、「やりたりないんで、次は有明コロシアムでしっかりと。これぞノア、これぞGHCという試合を皆さんにお見せしたいと思います。最後に俺が立ってて、来年から俺がノアの象徴になります」【バックステージでの田中&杉浦】
――タイトル防衛に成功したが?
▼田中「本当に長い一日になるだろうなと思ったけど、終わってみたら結構短くてね。安心しました」
――疲れを感じさせない展開だったが?
▼田中「でも、疲れはないと言ったらウソになりますけど。まあ、他の人たちよりかは何試合もやれるだけのトレーニングをやっていると思うんで。そこの部分に関して自信はありましたね」
――杉浦選手は?
▼杉浦「本当に長い一日だったね」
――2試合やるのはこたえたるものがあった?
▼杉浦「でも、やって終わってみて、こういういい結果を残せたから、最高の気分だよ」
――ハードな展開になったが、試合を振り返ると?
▼杉浦「昼も夜もハードだったと思うよ」
――今日は王者として挑戦者を迎え撃ったが、有明コロシアムは挑戦者としてベルトに挑む。丸藤選手はどういう印象?
▼杉浦「もう知り尽くしてるからね。14年間一緒で。どっちが強いか? どっちがベルトに思い入れがあるか? どっちが来年のノアを背負っていく覚悟があるか? ベルトを懸けて戦うということは、それを比べるってことじゃないですか」
――改めてタイトル戦に向けては?
▼杉浦「内容は、これぞノア、これぞGHC、これぞノアのメインっていうものを見せて。まだまだ俺たちはやれるというのを見せてね。そして、必ず俺が最後は立っていて、来年は俺がノアを引っ張っていく。ノアの象徴になる。それを誓います」
【丸藤の話】「(あと一歩及ばなかったが?)こんな言い方したくないけど、さすがだよ、あのタッグチームは。凄いよ。行こうと思ったところ、要所要所で田中も来るし。(二冠を狙っていたと思うが?)でも諦めないよ。またヨネさんとやりたいと思う。次は有明コロシアム。必ずそこで防衛して、また次を見ていきたいと思う」
【ヨネの話】「まだまだ次がある!」
NOAH後楽園大会のメインは昼間にZERO1で佐藤耕平、鈴木秀樹組からNWAインターコンチネンタルタッグ王座を防衛したばかりの弾丸ヤンキースがGHCタッグ王座をかけて丸藤、ヨネと対戦のBAREVEと対戦。
試合の先手を奪ったのはBRAVE、丸藤がスピードで杉浦を霍乱するとドロップキックから無重力式顔面踏みつけ、顔面トラースキック、ヨネとの連係との連係攻撃、杉浦が抵抗してもジャーマンを着地した丸藤がトラースキック、不知火と決め、ヨネもローリングサンダー、ダイビングギロチン、ミドルキック、ラリアットと続く。
劣勢の弾丸ヤンキースだったが、田中が入るとヨネにサンドバックタイムを敢行、しかしヨネは引かずにラリアットを決めると、杉浦を捕らえて丸藤とのマッスルドッキングを狙うが、間一髪田中がカットに入り、杉浦はヨネを垂直落下式ブレーンバスター、田中がスライディングラリアットと畳み掛ける。
ここで勝負と見た杉浦が側頭部へのミドルキックから鬼エルボーの乱打、そして田中がスライディングDを決めてから杉浦がオリンピック予選スラムを決め3カウント、弾丸ヤンキースが王座を防衛、試合後は第4試合で超危暴軍を降したTMDKが10月12日横浜大会の再戦を要求、弾丸ヤンキースも受けて立つ構えを見せた。
TMDKもタッグリーグを含めると弾丸ヤンキース戦は3連敗、負ければもう後がなくチーム存続どころかNOAHでの立場もなくなることから、背水の陣を敷いての挑戦となる。
また弾丸ヤンキースも昼はZERO1でNWAインターコンチネンタルタッグ、夜はGHCタッグと1日2試合の選手権を敢行して連続防衛、今日は弾丸ヤンキースにとっても長い一日となった。
第6試合ではGHCジュニアタッグ前哨戦として大原とタイガーが対戦、試合は大原が拳王と共にタイガーに襲い掛かりマスク剥ぎを狙うが、タイガーが風車式バックブリーカーで反撃すると脇固め、腕固めと腕攻めを展開、最後は側頭部へのミドルキックからツームストンパイルドライバー、チキンウイングフェースロックで捕らえ大原はギブアップ、速攻勝負でタイガーが勝利を収めるがすぐに第7試合のライガーvs拳王へと突入する。
ライガーも執拗なグラウンドからの腕攻めを展開して拳王を圧倒、ここで大原が介入するとタイガーも加わり大乱闘へと発展、レフェリーは収拾不可能として無効試合の裁定を降すが、ライガーが納得いかずタッグ戦を要求、田上明社長が登場して強権を発動、ノンタイトルながらタッグマッチへと突入する。
試合はライガーがダメージの残る拳王に場外での垂直落下式ブレーンバスターで大ダメージを与えると、タイガーと共に集中砲火を浴びせる。
劣勢となった超危暴軍は大原が奮起してライガーにムイビエンを決めるが、再び拳王が捕まりタイガーが腕攻めを展開、拳王も大原の援護を受けて反撃しタイガーにランニングローキックを決めるも、コーナーからの攻撃はライガーが阻止してタイガーは右ハイキックを浴びせる。
タイガーは拳王にタイガースープレックスを狙うが、大原がライガーとレフェリーを交錯させ無法地帯を作り上げるとタイガーのマスクを引き裂く、そこで拳王が竹刀で援護を狙うが大原に誤爆すると、タイガーがツームストンパイルドライバーからタイガースープレックスで3カウントを奪い、新日本勢が勝利を収めた。 -
杉浦が関本にリベンジを果たしグローバルリーグを制覇!
11月8日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」後楽園ホール 1850人 超満員
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○丸藤正道(6分54秒 TKO)[2勝4敗=4点]Xシェイン・ヘイスト
※虎王2連発
【丸藤の話】「途中(意識が)飛びそうになったけどね…。まだあきらめない。まだあきらめないよ」
◇第2試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○コルト"Boom Boom"カバナ(6分00秒 カバナ固め)[3勝4敗=6点]X齋藤彰俊
◇第3試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○関本大介(12分15秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)[4勝3敗=8点]X中嶋勝彦【関本の話】「(試合を振り返って?)正直、何がなんだか分かんないっす! 勝彦と気持ち良く、お互い真っ向勝負ができて勝った。それが収穫だったと思います。(優勝へ望みをつないだが)何とか。これからちょっと(次の試合を)観てきます」
【中嶋の話】「(悔しい敗戦となったが?)そうですね…。(試合を振り返ると?)あんまり覚えてないですね。(得意の蹴りで圧倒した場面もあったが?)でも、結果が…。最後に聞こえたのは俺の入場曲じゃなかったんで。また出直しです。(グローバル・リーグ戦を振り返ると?)今は何も考えられないですけど、一戦一戦走ってこれたんで、そこは良かったかなと思うし、次に必ず繋げたいと思うんで。グローバル・リーグは終わったけど、俺の旅はまだまだ終わらないです」
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○森嶋猛(7分12秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X小島聡
※バックドロップ
☆関本がAブロック代表に決定
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○クリス・ヒーロー(8分05秒 ストレッチプラム)[1勝6敗=2点]Xクワイエット・ストーム
【ヒーローの話】「チョップが凄かったね。ストームが100%の状態じゃないのは分かってた。だけど勝つためにストレッチプラムでわき腹を痛めつけた。戦略上仕方なかった。でもここ後楽園ホールのシングルマッチに戻ってこられて本当にうれしい。ノアは僕の心であり、ホームだから。すぐにでも戻ってきたい。(※腹回りを指差しながら)次はベストシェイプで戻ってくるよ(笑) そして次日本に来る時はGHCヘビーに挑戦したい。アリガト! ガンバッテクダサイ!!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○マイキー・ニコルス(10分09秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]X田中将斗
※ブルーベンジェンス【ニコルスの話】「グローバル・リーグ戦を優勝することはできなかったけど、ナガタにも勝ったし、今日はタナカにも勝てた。それにしても、みんな凄い選手ばかりだったよ…。ああアゴが痛い…」
【田中の話】「パワーが凄いね。リングに上がる前、連戦の疲れとかまったくなかったけど、最後のムーンサルトに来る前の技、あれで一気に首が爆発した。(スライディングDをかわされてしまったが?)タッグのベルトを懸けて何度かやっている中で、読まれていた分もあるし、よう研究しとったなって。出る前は優勝以外は意味ないと言ってたし、いい試合したとかは当たり前で、今の時点でも優勝せんかったら、あまり出た意味はなかったかなと思うけど、永田とシングルとやったり、杉浦とシングルをやったり、今日はTMDKの一人とシングルやったり、いろんな意味でええ経験になって。まだまだ俺は進化し続けてるから。この負けというのは今後に繋がってくる。優勝できへんかったら、準優勝だろうと、予選落ちだろうと一緒やし。俺はそれぐらいの位置に来ていると思っとるから。自分のレスラー人生の成果としてね。でもまあ、得るものはあったよ。だから俺は、これからまた強くなる」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○モハメド ヨネ(11分01秒)[4勝3敗=8点]X永田裕志
【ヨネの話】「(試合を振り返って?)勝っても残れなかったけど、ここで勝たないと次のノアのストーリーに残れなかった。タイトルマッチのお返しを今年中にしたかったし。それに今回のリーグ戦、永田、小島、関本…と他団体勢を止めないと、超満員になってくれたノアのお客さんも納得しないと思ったんで」
【永田の話】「(悔しい結果となったが?)悔しい結果? 俺にとってはな。君らにとっては嬉しい結果だろ。最後の最後で足を引っ張られた。G1のジンクスがここでも生きてたのか。チクショウ…。あと一歩! モハメド ヨネ、アッパレゼァ!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○杉浦貴(1分57秒 TKO)[4勝3敗=8点]Xマイバッハ谷口
※フロントネックロック
☆杉浦がBブロック代表に決定
【杉浦の話】「(試合を振り返って?)うん、次決勝行けるんで。(相手は関本だが?)最高の相手だから。名古屋で負けてるし。思いっきりぶつかっていきたい。逃げない。ぶっ倒れるまでやり合いたい」
◇第9試合◇
▼NOAHジュニア・スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○拳王 大原はじめ 北宮光洋 熊野準(9分02秒 ドラゴンスープレックスホールド)小川良成 ザック・セイバーJr. スペル・クレイジー Xペサディーヤ
◇第10試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
石森太二 ○小峠篤司(7分39秒 片エビ固め)原田大輔 X平柳玄藩
※キルスイッチ
◇第11試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○杉浦貴(19分12秒 片エビ固め)[Aブロック1位]X関本大介
※オリンピック予選スラム
☆杉浦が「グローバル・リーグ戦2014」優勝
(試合後、小島、森嶋、マイバッハを除く全選手が揃い表彰、記念撮影の後で丸藤だけがリングに残る))
杉浦「チャンピオン、ここで残ってくれたということは、俺の言いたいことはわかるよね? このリーグ戦で優勝したので、どっちが強いか、ベルトを懸けて決めましょう」
丸藤「まずは優勝おめでとうございま。このグローバル・リーグ戦、チャンピオンの俺が第1試合、杉浦さんは2勝して優勝。俺が断れる理由は1つもない。俺たちで最高のプロレスをしましょう」
(丸藤と杉浦は握手をかわす)
杉浦「ベルト磨いておいてね」
勝利者インタビュー
(今の心境は?)
杉浦「嬉しいの一言です。最高の気分です」
(関本に関して)
杉浦「凄いマッチョだなと思って試合をしてました。怪物ですね」
(そんな相手の攻撃を食らっても幾度となく立ち上がってきた原動力は?)
杉浦「そこは意地ですね。最後は気持ちなんで、気持ちで負けないように、ノアのリーグ戦で負けられないという気持ちもありました」
(丸藤戦について)
杉浦「有コロがいいよね? 有明コロシアムで、年内最後なんで、ノアに残った2人で最高のものを見せたいと思いますので、ぜひ有明コロシアムに来てください。応援よろしくお願いします」
【杉浦の話】「(GHC王座を何度も取ってきたが、それとは違う喜びはある?)今回初めてのリーグ戦優勝だし、喜びは何度だって嬉しいです。(1試合目は決勝を見据えた速攻での勝利だったが?)そうですね。結果的にそうなりました。狙ったというより、相手が先に飛ばしてきたんで、これはそのままいっちゃうと相手のペースになるなと思ったんで、こっちも飛ばして、短期決戦で行こうかなと思いました。(決勝はタフな試合になったが?)本当に男と男の勝負というか。真っ正面からぶち当たれる相手だと思っていたので、思い通りの試合になったと思います。(最後は倒れて終わらずに、起きて返す意地が見えたが?)それは俺もあったし、向こうも立ってきて、投げ返してきたので。お互い意地があったと思います。(終盤のラリアットはどうだった?)もう痺れるというか、全身に電気が走るような衝撃でした。(倒れずにエルボーを返したが?)僕もエルボーを使っているんで、そこは意地で勝負するところなんで。(感極まって泣いているファンもいるが、自分にとってどんな試合だった?)泣いてくれるファンは非常にありがたいし、そういう人がいるから僕らは頑張れるのであって。そういう人たちがいたから頑張れた試合だと思います。(マイクアピールはリーグ戦前から決めていた?)それは決めていました。だから、勝たないことには始まらないと思っていたので。(丸藤は予選で敗れたが?)今日でリーグ戦は終わったんで、もう関係ないです。次はベルトを懸けて戦うだけです。(次のGHC戦はどんな覚悟で臨む?)本当に今年もいろいろありまして。で、残った人間で体を張って頑張ってきたんで。残った人間がメインでベルトを懸けて最後に、やってきた『これがノア』というのを見せたいと思います。最後に俺が立ってればいいと思います。(杉浦にノアという団体を重ね合わせているファンも多かったが、今の思いは?)そういう気持ちで応援してくれるのは非常に嬉しいことだし、僕もいろんなことがありましたけど、ずっとこのノアに残ってきてやっているので。そういう意味では、これからも見捨てずに応援してほしいし、僕らもそれに応えるような試合を続けていきたいと思います。(タイトルマッチとしては初の一騎打ちとなるが?)僕が持っている時はなかったし、向こうが持っている時ももちろんないんで。丸藤がどうのこうのというよりも、今のチャンピオンだし、ノアを引っ張ってきている人間としてね。僕もそのつもりで最前線で体を張っているんで、そういう意味では、集大成というか」
【関本の話】「(ギリギリのところまで追い詰めたが?)負けたから一緒ですよ。(最後は何度も肩を上げていたが、どんな思いだった?)気持ちだけです。(グローバル・リーグ戦を振り返って?)充実してました。でも、最後に負けたのは悔しいですよ」
新日本大阪大会同日にNOAH後楽園大会ではグローバルリーグの最終戦を迎えた。
第1試合では丸藤がヘイストと対戦し、ヘイストはファルコンアロー、ラリアット、ダイナミックボムで攻め込んだが、デスバレーボム狙いを着地した丸藤が虎王を連発してヘイストは失神し試合はストップ、丸藤が4勝目勝ち越しで望みを繋ぐ
第2試合の彰俊vsカバナは、先手先手を攻め込む彰俊に対し、カバナはノラリクラリと返して自分のペースを崩さず、彰俊はデスパニッシュからスイクルデスを狙うが、ブロックしたカバナが自分の足を彰俊の足に引っ掛けて押さえ込むカバナ固めで3カウントを奪い、彰俊は脱落する。
第3試合の関本vs中嶋は中嶋がトラースキックを連発して主導権を握るが、逆水平チョップから、ラリアットやダイビングボディプレスで畳みかけて形勢を逆転、中嶋の蹴りを引かなかった関本はラリアットを浴びせると、ぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い5勝目をマーク、決勝進出は森嶋vs小島待ちとなる。
第4試合の森嶋vs小島は、超危暴軍の介入に遭いながらも小島は主導権を握る、左のラリアットから垂直落下式ブレーンバスターと森嶋を追い詰める。
そこでラリアットが炸裂するが、レフェリーのカウントはセコンドの拳王、大原が阻止しリングに上がり総攻撃をかけ、最後は森嶋のハイキックからバックドロップが決まり3カウント、これでAブロックは関本が決勝に進出する。
Bブロック、第5試合ではヒーローがストームの痛めている脇腹に集中砲火を浴びせ、最後はストレッチプラムでタップを奪い4勝目をマークする。
第6試合のニコルスvs田中は垂直落下式ブレーンバスター、スーパーフライと田中がペースを掴むも、スライディングDがかわされると、ニコルスはデスバレーボムで反撃、田中のローリングエルボーをかわしたニコルスはマイキーボムからブルーベンジェンスを投下して3カウント、田中は脱落となる。
連覇を狙う永田は第7試合でヨネと対戦、永田は雪崩式エクスプロイダー、大☆中西ジャーマン、バックドロップと畳み掛けるも、ヨネはローキックからハイキックの連打を浴びせ、最後はラリアットからのキン肉バスターで3カウントを奪い、永田の二連覇の夢は絶たれてしまう。
第8試合の杉浦vsマイバッハは、スタミナのある関本戦を想定してか、マイバッハが奇襲から速攻勝負を狙うが、張り手合戦から杉浦がフロントネックロックで捕獲しマイバッハが失神、杉浦が秒殺で勝利を収め決勝へ進出する。
大日本プロレス8月31日名古屋の再戦となった決勝戦は、序盤から両者は肉弾戦を展開。杉浦がエルボーで先手を狙うも関本はラリアットで流れを変え、ジャーマンやラリアットで追い詰めた後でぶっこ抜きジャーマンで勝負に出るが、杉浦はカウント2でクリアする。
関本のラリアットをかわした杉浦がドラゴンスープレックスを決めると、鬼エルボーを乱打、なおも倒れない関本にフロントネックロックで捕獲し、再び鬼エルボーを乱打してからオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、杉浦がグローバルリーグを制覇、12月6日有明コロシアムで丸藤vs杉浦のGHCヘビー級選手権が決定となった。
丸藤vs杉浦、ここ数年は杉浦がシングル、タッグを含めて丸藤からフォールを奪っている機会が多いだけに、ある意味丸藤にとって苦手でもあり、GHC防衛記録ホルダーだけに最強挑戦者と言っていいだろう。
果たして杉浦が勝って自身の時代の再来となるか、それとも丸藤が勝って自身の時代を継続するのか・・・