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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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プロレス2014② 仲田龍の死とKENTAの退団・・・丸藤体制の確立

 2月15日、全日本プロレスではリングアナを務めつつジャイアント馬場さんの側近を務め、NOAHを旗揚げしてからは渉外部長として三沢光晴の側近を務めた仲田龍さんが死去した(以降・仲田氏)、仲田氏の経歴は振り返る必要はないだろう。仲田氏は三沢死去後もGMとしてNOAHを支えてきたが暴力団関係者との交際が明るみになるとGMの座から失脚、一社員としてNOAHに留まり、移動バスの運転手や雑用係としてNOAHを見守り続けた。


 4月30日には昨年までGHCヘビー級王者としてトップを張ってきたKENTAがWWEへ挑戦するためにNOAHを退団した、KENTA退団の際に田上明社長は副社長兼ブッカーである丸藤正道に全てを一任、丸藤はKENTAと話し合い退団を認め快く贈り出した。


 6月13日の『三沢光晴メモリアル』では丸藤は斎藤彰俊と対戦し勝利を収めた後、これまでNOAH所属からリストラされるも、フリーとしてNOAHに参戦し続けていた彰俊に復帰を要請し、彰俊も快諾することでNOAH復帰が決まった、自分はこの時点で丸藤体制がしっかり確立されたと確信した。


 丸藤は三沢死去後の2009年6月に副社長兼ブッカー現場責任者)に就任したが、リングでは小橋建太と秋山準とまたフロントでは仲田氏という業界の大先輩がいることから意見しづらく、秋山や仲田氏にしても“三沢と比べると”という視線で見てしまう、それが丸藤にとって大きな悩みとなっていった。


 その丸藤が悔しい思いをしたのは2011月を最後に彰俊が所属からフリー扱いになったことと、秋山らの離脱・・・彰俊がフリー扱いになったのは田上と仲田氏が決めたことで丸藤には事後承諾という形で報告された。
 仲田氏にしてみれば「丸藤に責任を負わせたくない」という配慮でしたつもりだったが、事前に相談されなかった丸藤は「自分はそれだけ頼りにされてないのか」と周囲にこぼしたていたが、しばらくして仲田氏はGMの座から失脚した。


 2012年12月には秋山が潮﨑らを引き連れ退団、22日に秋山と丸藤が一騎打ちを行った、この試合で憶えていることは秋山が“オマエがもっとしっかりしないからだ”と試合を通じて訴えていたこと、丸藤に言いたいことを試合を通じて訴えた秋山はNOAH去り、翌年5月には小橋も引退した。


 仲田氏の失脚と秋山と潮﨑の退団、そして小橋の引退、選手層が薄くなりNOAHにとって大ピンチな状況となったが、丸藤にとって現場責任者としてやりやすい状況となり大きなプラスとなったが、丸藤は前面に立とうとはせず、敢えてブッカーとして一歩引きファンからの支持があるKENTAや森嶋猛、杉浦貴らを前面に立てた。仲田氏は生前「判断を間違ったと思うのは丸藤選手をブッカーにしたということだね、やっぱりお客さんはかっこいい丸藤選手を観たいわけだよね、でも彼は、そういう立場であるわけだから一歩退くじゃない、彼の想いとか性格があって、わからなくてもいいのにわかっちゃうんだよね、そういう立場を。今が一番いい時で、そのいい時にカッコいいところを見せてもらわなきゃいけないから、選手の方にウエートを置いたほうがいいのかなって気がする、ウチは。天才だもんね、三沢社長と同じ匂いがするもんね」と後悔していたが、丸藤も三沢を越えられなかったということもあり、全面に立つことに自信が失っていた部分もあったと思う。


 だがKENTAが退団したことで丸藤は一歩出る覚悟を決め永田を破りGHCヘビー級王座を奪取、王者兼ブッカーとしてNOAHを引っ張ることになった、仲田氏は「カッコいいところを見せてもらわなければいけない」と遺したとおり、ブッカーだけでなく選手としても存在感を発揮しなければいけなくなった、いやレスラーとしてもしっかりしたところを見せなければNOAHを束ねられない。


 三沢光晴のNOAHから丸藤正道のNOAHへ、丸藤は方舟をどう導いていくのか・・・?


追記
nWoな人々より
米国プロレス業界紙レスリングオブザーバーが伝えるところによると、「我々は新日本プロレスとプロレスリング・ノアが財政的な提携関係にある事を確認した」と報じた。これは非常にショッキングなニュース。確かに近年新日本とノアは選手交流が活発に行われている。永田、中西、小島、天山の第三世代や、ライガー、タイガーのジュニアレジェンド、そして中邑真輔、ヨシハシ、矢野通などのCHAOS勢も参戦している。来年の1.4東京ドームも丸藤正道現GHCヘビー級王者及びTMDKの2人が参戦する事が決定した。

これら選手交流の他に外国人選手の発掘でも協力している。先月米国で行われたトライアウトを兼ねたトレーニングキャンプでは、ノアの石森太二らと伴に、新日本の菅林直樹会長、タイガー服部レフェリー、そして外道らがスカウトとして参加した。現在のノアはトップのKENTAが米国へ行ったことも影響してか観客動員でも苦戦が続いている。


 これを聴いたときは驚いたが、金銭面に関しては今まで仲田氏や永源遙氏が担当していたが、二人は暴力団との付き合いが発覚したせいで失脚している。
 財政面を新日本(ブシロード)に頼ったということは、完全に新日本とNOAHは対等な関係ではないことを意味している。
 ただNOAHも財政面では過去にトラブルがあり、また武藤全日本例もあることから、怪しいところに頼るよりは、信用できるところに頼った方がマシというと考えたのかもしれない。
 またこれまで財政面で力を振るってきた永源氏に頼りたくないというのもある。
 これが事実なのかは不明だが、丸藤や田上にしてみればNOAHを残すという意味では仕方がなく、また苦渋の選択かもしれない・・・・







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