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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

激闘31分!丸藤が杉浦を降しGHCヘビー級王座死守も、豪腕・小島が挑戦を表明!

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激闘31分!丸藤が杉浦を降しGHCヘビー級王座死守も、豪腕・小島が挑戦を表明!

12月6日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.3 〜方舟進章・有明 冬の陣〜」有明コロシアム 5800人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/20分1本
○北宮光洋(5分32秒 卍固め)X熊野準


◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○スコッティ・2・ホッティ スペル・クレイジー FUNAKI(10分55秒 片エビ固め)小川良成 ザック・セイバーJr. Xペサディーヤ
※WORM


◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○関本大介 宮本裕向 木高イサミ(11分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xクワイエット・ストーム


◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦 石森太二(9分50秒 片エビ固め)田中将斗 齋藤彰俊 X平柳玄藩
※キン肉バスター


◇第5試合◇ 
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○天山広吉(9分39秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※刺又攻撃


◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦/無制限1本
○小島聡(10分33秒 体固め)X森嶋猛
※ラリアット


【小島の話】「森嶋に言っておいてやる。お前は確かに凄くいいレスラーだよ。力もあるし、技も切れるし、あんな巨体を持ってて動きも速い。でもな、お前には足りないものがあるんだ。それはプロレスラーとしての経験が、まだちょっとだけ足りないんだ。俺よりも。俺は別にお前より強いなんて思ってねえんだ。ただな、お前よりもやってきたことがいっぱいあるんだ。プロレスラーとしての時間、23年間プロレスラーとして生きてきた時間があるんだ。お前にはまだまだかなわない。森嶋、お前は凄くいいレスラーだよ。今日やってみてわかったし、毎回やっててわかるんだ。俺は今日お前に初めて勝ったけど、それは俺の全てがこもっているからだ。モリシ、今のお前に何が足りないのか、よく考えろ。俺みたいな44歳のオッサンのプロレスラーに負けて悔しいんだったら、もっと練習して頑張れ。(GHC戦に向けては?)忘れてた! それが一番大事なんだ。でも、これはオマケだよ。森嶋という凄いレスラーと戦って、そのオマケとして挑戦権が付いてきた。丸藤だって凄いレスラーだ。杉浦だってどっちが来ても構わない。ただ、次のGHCチャンピオンは俺だ。俺にはもう時間が無いんだ。44歳だと言われても、俺は年齢のことは何とも思ってないけど、それでもやっぱり早いうちに取れるもんは取らなきゃいけないんだ」


 【森嶋の話】「(試合を振り返って?)今日負けたけどよ、俺もあきらめないし、ノアも終わらない。あいつがベルト獲ったとしても、次勝てばいいだけ。それより今年、軍団やってきたけど、来年俺らは仕掛けていくから。今年1年貫いてきたプロレス。来年はノアの15周年だけど、そこでしっかり俺は超危暴軍の試合をするだけ! 以上!!」


◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第23代選手権者]○拳王 大原はじめ(16分55秒 片エビ固め)[挑戦者]獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
※ランニングローキック
☆拳王&大原組が初防衛に成功


(試合後)
拳王「有明コロシアムのクソ野郎ども、このベルトを守ったぞ。前哨戦ではボロボロにやられたかもしれねえけど、そんなの関係ねえ。本番のタイトルマッチで勝ったヤツが一番つええ!俺たちがてめえらクソ野郎の背筋がゾクゾクするような試合をするから、これからも俺たちについてこい」


大原「俺たちは弱いと思う。でも、やられてやられて強くなってきたんだ。俺たちがノアのチャンピオン。新日本、聞け。お前らよりも俺たちが今日強かった。ただ、それだけ・・・それではムイビエン」


【試合後の拳王&大原】
▼拳王「やる前、散々あいつらは言ってただろ。『今、勢いのある新日本プロレスが怖いのか? 俺たちにびびってるのか?』って。そんなこと言ってるヤツが負けちまったじゃねえか。そんなこと言う以上に、俺たちの方が強かったということだよ。これからもっともっとこのノアのリングを変えていくよ。俺たちがじっくりじっくりこれから楽しいことを考えて、このノアのリングをもっと楽しくするよ。そして、俺たちを観に来るクソ野郎どもの背筋がゾクゾクするような試合をしてやるからな」


――大原選手はリング上で「俺たちは弱い」と語っていたが?
▼大原「そうだと思うよ。俺たちが超危暴軍を作って、今まで全て勝ってきたわけじゃないし。でも、やられてやられて、そこで学ぶことがあって、鍛えられて強くなって。そして今、ここに立っているのは俺たち。俺らは強くなってきた。そして、これからも強くあり続ける」


――今日も超危暴流のファイトだったが、今後のタイトルマッチでも続けていく?
▼大原「そんなにスタイルをコロコロ変えてたら筋も通らないしね。俺たちはこのスタイルを通じて強さを証明して。今はベルトも巻いているわけだし、超危暴をやってきたこれが答えだと思うよ」


――初防衛戦は逆指名だったが、今後の防衛ロードは?
▼拳王「今までのチャンピオンは散々待って、(挑戦者が)来たら受けるとかしてるだろ? 俺たちは違うよ。どんどん仕掛けていくんだよ。このベルトを輝かせるために、俺たちからドンドン仕掛けていくからよ。俺たちからよ、てめえらクソ野郎どもは目を離すなよ」


――すぐに次の一手があると考えていい?
▼拳王「もう仕掛けているかもしれねえよな」


▼大原「仕掛けているかもしれない。それは段々ね。種が芽を出して、花が出て。それをちょっと見てて」


【試合後のライガー&タイガー】
▼タイガー「何? 何が聞きたいの? ノアの日テレさん。万々歳じゃん、日テレさんからしてみたら。テレ朝、ワールドプロレスリングじゃ撮れないじゃん。万々歳じゃん」


――拳王&大原組はどうだった?
▼タイガー「悔しさから言えば、あんなの目じゃねぇよ。まだまだ。ただ、プロレス界の先輩として一言言えば、あいつらは凶器なんて使わなくたって十分戦えるんだから、それをやればいいんだよ。何が超危暴軍だよ。そんなのノアしか知らねぇぞ? ヒールなんだか何だかしらねぇけどよ。昔のなんとか軍と一緒だよ。カッコよくいたいんだろ? プロレス界の先輩から言わせてもらえば、あんなものヒールでも何でもねぇ」


――別の戦い方がある?
▼タイガー「あいつらは持ってるよ。何でだかわかるか? 今まで俺たちがノアに出てきてこういうコメントを出してる。何でだかわかるか?」


――ノアのため?

▼タイガー「なんで俺たちがノアのためになんだよ。ノアがどうなろうか俺たち関係ないよ。俺とライガーさんはプロレス界のスーパーレジェンド、その2人を倒した。そのくらいわかってくれよ」


――ライガー選手は試合を終えて?
▼ライガー「何で彼らは竹刀を使って、ベルトを持って来る来ないなんて小賢しいことするんだ? それが超危暴軍か? 彼らはノアをどこに持っていこうとしてるんだ? 俺はそれがわからない。あんなことしてるやつらに負けても悔しくない。はいはいって感じ。お前たちはノアをどこに引っ張っていくんだ? あの試合で。ノアのファンは本当に支持してるのか? 俺は聞きたい。それは日テレもそうだ。ああいうファイトをしている人間をなぜお前たちは支える? これがノアです! 日テレで流しているノアです! プロレスを知らない人が見たらどう思う? 俺はプロレスは素晴らしいものだと思うし、こんな素晴らしいものはないと思う。だから余計に思うし、それで勝ってるあいつらがかわいそうに思う」


◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○小峠篤司(24分19秒 エビ固め)[第27代選手権者]X原田大輔
※変型キルスイッチ
☆原田が8度目の防衛に失敗、小峠が第28代選手権者となる


【小峠の話】「何を言えばいいのか全然わからないです。チャンピオンになることなんて想定してコメントなんか用意してませんでした。とにかくプロレス人生で初めてシングルのベルトを取りました。スゲェ頑張ったのは確かなんですけど、まったく実感がないというか。しんどかったですけど、これからこのベルトを持ってどうしていったらいいんだろう…みたいな。この先がポッカリ空いてしまった感じになって、正直何を言えばいいのか。(強い覚悟で臨んだ試合に見えたが?)本当に情けないんですけど、ここまでさせていただいたのは、彼が本当に力のある後輩だからだと思います。そんなに持って生まれた凄い才能があったわけじゃないと僕は思っているんで。彼が大阪のチャンピオン止まりだったら、僕もたぶんそれ止まりだったし、彼がノアに入ってきて前座だったら、僕は彼をちょっと上回るぐらいの存在で終わってたんだろうなと。彼が本当に凄いチャンピオンで、ドンドン上っていってくれるライバルであったからこそ、それを超えないといけないという使命がそこに生まれるんで。今終わってから、彼がライバルであったことに凄く感謝しています。(ベルトを取って原田選手の前に立った実感はある?)情けないですけど、ここまでは彼の背中を追う形でやってきたんでね。ワガママでよければ、もう一度このベルトを懸けて彼とやらしてもらえたら、いい自信に繋がるかなと思います。なんで、近いうちに彼と再戦したいですね。俺が成長しないと、たぶんノアの先が見えてこないと思うんで。アイツは凄いです。情けないのは俺。でも、しっかりとこのベルトは手にしたんで、憧れられるようなチャンピオンを目指していきます。正直やる前は微妙だったんですが、石森さんにアドバイスをもらって。なんでベルトを取りに行くんだろうとか、悩んじゃった時期があったんですけど、『それはチャンピオンになったら変わるから。チャンピオンになったら、周りがお前を作っていってくれるから』と言ってくれたんで。周りのファンとか、周りの選手に不甲斐ないコメントをお見せするかもしれないですけど、しっかりそれを跳ね返せるように。今は与えられたものをキッチリと受け止めていくつもりでいます」


 【原田の話】「うるせぇ! もう一回やらせろ! あいつだけには渡したくなかったんや! もう一回や!」


◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(31分09秒 エビ固め)[挑戦者/グローバル・リーグ戦2014優勝者]X杉浦貴
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が5度目の防衛に成功


(試合後、杉浦と言葉を交わした丸藤。ここで勝利者インタビューに移る。)
丸藤「今日という日に杉浦貴という男と…男の中の男と試合ができて、本当によかったと思います。」


――試合後の会話について
丸藤「それは内緒です。日やってみて改めてわかったのは、誰が舵を取るとか、そういうのじゃなくて、俺はノアの全員で舵を取っていると思うので。みんな志は同じなんでね。第1試合からメインイベントまで。なので、みんなもそれを頭の中に入れて見てくれると、もっと楽しくなるんじゃないかと思います。」


――2014年最後のビッグマッチの感想は
丸藤「次やったら勝てるかどうかわらない。それぐらい彼のエルボーは効いたし、いろんな覚悟を持って彼も上がってきていると思うので、そういう彼が相手でよかったと思います」


――最後にあえてエメラルドフロウジョンを出した理由は?
丸藤「今年に入ってできた技で思い入れもあるし。個人的なものなんですけど、隣のディファ有明で格闘家の大山(峻護)選手が引退して。彼と出会って新しい技を身に付けたんですけど、それをまた次の機会として。しっかり今年の締めくくりという意味で、あの技で勝ちました。本当に自分としてもホッとしているところなんですけど、もう次の挑戦者が決まっているらしいので」


(小島登場)
小島「次期挑戦者の小島聡です。すいません、ちょっと聞いてください。丸藤選手、防衛おめでとうございます。今度のタイトルマッチでは、お互いに正々堂々と力の限りを出し切って戦いましょう。どうぞよろしくお願いします」


(小島は握手を申し出て、丸藤が応じるが、小島はなかなか手を離さず、いきなりラリアットを打ち抜く。丸藤に避けられてしまう)
小島「おい、マル。てめえ、この野郎、カッコばかりつけやがって。てめえの化けの皮、剥いじゃうぞ、バカヤロー!」


丸藤「小島さん、お前の方がカッコつけてるだろ、バカヤロー」とチクリ。そして、「だけど、今のノアの団体にはああいう上の世代がいない。俺たちの壁になってくれるあの人に、俺は拍手を送りたい。必ず次の防衛戦では俺が勝ちたいと思います」


【丸藤の話】「(ホッとした表情がリング上で印象的だが?)本当にそうですね。今までのタイトルマッチ中でも、本当にいろんな思いがあったんで。俺も思いっきりやった分、彼も思いっきりやってきて。正直、本当にきつかったです。(杉浦選手を称えるコメントがリング上であったが?)あんなにリスペクトできる男は本当にいないですよ。入門した時から…いや、入門する前からか。年上だけども、俺たち以上のものを。やっぱり彼の中で何かを感じて日々努力を重ねていると思うし、そういうものが全てリング上に出ていると思うし、お客さんの声援にも出ていると思うしね。(GHCを懸けての対戦は格別のものがあった?)意味合いも深いし、今までの試合よりも一発一発がきつかったしね。たぶん今日というコンディションじゃ無ければ、俺は勝てなかったような気がするね。(その杉浦選手を破って、ベルトを守った心境は?)今はホッとしているという以外ないね。初めての経験をしたんだけれども、エルボーを食って、口の中で火薬の味がしたんだよね。たぶん歯と歯が火打ち石みたいにぶつかったんだと思うんだけど。マウスピースした方がいいのかな。口の中で火薬の味がしたんだよ。(それだけ杉浦選手のエルボーはひと味違った?)火打ちエルボーだね。ビックリしたよ。アゴが砕けたかと思った。(ノアの舵を全員で取っていくと話していたが?)今までの先輩たちや歴代のチャンピオンを否定するわけじゃないけど、俺の今の現状でノアという方舟を見た時は、舵を誰が取るんだとかそういうのじゃなくて、俺は言ったように若いヤツであろうが…それが熊野であろうが、彼にしたって俺は舵を取っていると思うし。それはみんな同じ方向を目指しているから、ノアはしっかりと前に進んでいくと思うので。だから、誰かが一人欠けてしまったら、この方舟は前に進まないと思うし。俺はある意味、お客さんもみんな一緒に、船に乗ってもらうんじゃなくて、舵を取っているんじゃないかと思うんで。また来年、みんなで作り上げるノアというか、レスラーもファンもプロレスを楽しめる空間をノアで作り上げていきたいな。試合をしてそんな気持ちになったかな。(今日の試合がそう思うようになったキッカケ?)そうだね。この一体感というか。相手もそうだし、セコンドもそうだし、スタッフもそうだし、ファンもそうだし。全ての人からそういう感覚・空気をもらって。ただし、その中でも俺は先頭に立っていく。(次の防衛戦に向けては?)この間のグローバル・リーグでもガッチリと負けているし、その仕返しもしたいと思うから。いかせねえ、バカヤロー。その一言だけです」


 【杉浦の話】「(激しい試合になったが?)そうだね。(ノアを背負う覚悟で行くと話していたが、丸藤の気持ちをどう感じた?)気持ちはヒシヒシ伝わるだけで、それは向こうの方が上回ったんじゃないのかな。(エルボーにこだわった?)そうだね。向こうがヒザにこだわってきたんで、こっちはエルボーで。(改めてノアを背負うチャンピオンをリング上でどう感じた?)それはもう、覚悟とかプライドって言うのはヒシヒシ伝わりますよ、戦っていて。(来年15周年を迎える杉浦選手の次の一手を期待するファンもいると思うが?)そうですね。今日は今日でまた明日から走り出します」

 NOAH有明コロシアム大会のメインは王者・丸藤がグローバルリーグ覇者の杉浦が挑戦。


 試合の先手を奪ったのは丸藤、串刺し攻撃を狙った杉浦の突進をかわして鉄柱に激突させると、スリーパーから首四の字と首攻めを展開するが、杉浦は場外戦でブレーンバスターの体制から前へ倒して丸藤の腹部に直撃させると、キチンシンクや腹部へのエルボーと徹底的に丸藤のスタミナを奪いにかかる。
 丸藤は串刺し攻撃を阻止してから顔面へのトラースキック、アックスボンバー、エプロンに落とされても杉浦の突進を三角飛びムーンサルトアタックを披露するなどして流れを変えようとするが、杉浦もスピアーから徹底的に腹部攻めを展開しスピアーで自身もろとも場外へと転落する。
 杉浦は往復式串刺しニー、ランニングニー、張り手と攻め立てるが、丸藤もトルネードキックで応戦、場外へと転落した杉浦にケブラータを狙うが失敗、だが先にリングに戻ろうとした杉浦に丸藤がドロップキックで強襲すると、リング一番固い場所であるエプロン上でのパイルドライバーを敢行し杉浦の首に大ダメージを与える。
 杉浦がリングに戻ると丸藤がフロム・コーナー・トゥ・コーナーで再び強襲、不知火を狙うが杉浦は回転途中で丸藤をコーナーに据えると、逆さ吊りにし、串刺しニーを連発し再び腹部攻めを展開、エルボーの乱打からキチンシンク、ジャーマンからドラゴンスープレックスへの連続技を狙うがカンガルーキックで阻止した丸藤は杉浦のターンバックルへのジャーマン狙いをロープを掴んで切り返し、ダイブ式のバッククラッカーを決めると不知火、ブレーンバスターから前方に投げトラースキックを決める。
 丸藤はパーフェクトフェースロックからタイガーフロウジョンを狙うが阻止されるも串刺し式虎王を決める、しかし再度の虎王は杉浦がエルボーで迎撃してターンバックルへのジャーマンを敢行。
 ここで勝負と見た杉浦は倒れこむ丸藤に鬼エルボーを乱打すると、膝アッパー、ジャーマンからドラゴンスープレックスの連続技を敢行、そしてオリンピック予選スラムを狙うが、阻止した丸藤は不知火の構えから飛び膝蹴りを浴びせるも、杉浦は米満リフト、丸藤のタックルを膝蹴りで迎撃してからフロントネックロックで捕獲し絞めあげる。
 杉浦は丸藤のトラースキックを受け切りオリンピック予選スラムを決めるがカウントは2、ならば雪崩式オリンピック予選スラムを狙うが丸藤は雪崩式不知火で切り返しポールシフトで突き刺す。
 両者はエルボー合戦となるが丸藤は虎王を炸裂させると、後頭部への虎王から変型エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い、30分越えの激闘に終止符を打った。
 試合後は森嶋を降した小島が挑戦を表明、ラリアットを狙うも丸藤はかわし小島を怒らせた。


 NOAHにとっての切り札的カードは丸藤vsKENTAだったが、KENTAがNOAHを去ったことで切り札的カードがなくなったに見えたが、杉浦との激闘はKENTA戦に優るとも劣らない名勝負となり、NOAHの切り札的カードになった。
 また丸藤も激闘を制したことで自身の時代を築けたことに確信を深めたと思う。


 セミのジュニアヘビー級選手権は小峠の空中戦に対し原田はパワーで押すも、小峠も懸命に粘る。
 小峠はエプロンに原田に対してミサイルキックを敢行し、高速ムーンサルト、キルスイッチと畳み掛けるが、雪崩式キルスイッチは阻止されると雪崩式ジャーマンから片山ストレート、変型ニーアッパーと畳み掛け、片山ジャーマンを決めるが小峠はカウント2.9でクリアするが、原田はカウント3と入ったと確信してしまったのかガッツポーズを取ってしまう。
 これを逃さなかった小峠は慌てた原田が繰り出すローリングエルボーを頭突きで迎撃すると、大☆中西ジャーマンから立ち上がったところで腕極め回転エビ固め、頭突きの連打、マグザムと畳みかけ、最後はリバースゴリースペシャル気味の変型キルスイッチという新技を披露して3カウントを奪い、大阪プロレス時代からのライバルだった原田からジュニアヘビー級王座を奪取した。
 試合後は自身のミスで敗れたことに納得しなかったのか、原田が再戦を要求するなど二人の戦いはまだまだ続く。


 ジュニアタッグ選手権は試合大半はライガー組が主導権を握る展開となったが、タイガーのタイガースープレックス狙いを拳王がレフェリーと交錯させると、拳王が竹刀を持ち出しタイガーに一撃を狙うがタイガーはかわして大原に直撃ではなく、直前でストップしタイガーに一撃を浴びせ、最後は拳王がランニングローキックで3カウントを奪い王座を防衛した。

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