NOAH
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五年目の三沢メモリアルは丸藤がNOAHの新リーダーとして示された大会だった
6月13日 NOAH「三沢光晴メモリアルナイト 2014」1900人 満員
<コメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「平成のストロングスタイル vs Growing Bear」/15分1本
○北宮光洋(5分43秒 ジャーマンスープレックスホールド)X熊野準
◇第2試合◇
▼「NEWリーダー vs NO MERCY」/30分1本
○平柳玄藩(7分39秒 横回転エビ固め)X菊タロー
◇第3試合◇
▼「BATI BATI vs マサオワールド」/30分1本
○池田大輔(10分32秒 首固め)X井上雅央
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 3WAYマッチ/30分1本
○拳王(9分25秒 体固め)X原田大輔
※羅喉 もう一人は石森太二
◇第5試合◇
▼「BRAVE vs TEAM GO」/30分1本
シェイン・ヘイスト ○マイキー・ニコルス クワイエット・ストーム(13分59秒 エビ固め)モハメド ヨネ 中嶋勝彦 X小峠篤司
※タンクバスター
◇第6試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/60分1本
天龍源一郎 ○越中詩郎 小川良成(9分57秒 エビ固め)森嶋猛 マイバッハ谷口X大原はじめ
※侍パワーボム
【天龍の話】「(試合を終えた心境は?)楽しかったよ。メチャクチャ満足しましたね。(超危暴軍のラフファイトはどうだった?)まあ、もうちょっと勉強した方がいいんじゃない? まだまだですよ。(今後のプロレス界の展望は?)プロレスはしぶといから大丈夫ですよ。これだけの人がいるんだから、大丈夫ですよ。大衆娯楽の極めつけですから。(三沢さんに一言声を掛けるなら?)楽しかっただろ、ということだけですよ。たぶん喜んでますよ」
【越中の話】「(試合をキッチリと決めたが?)もう今日はね、負けられないし、負けるつもりもなかったし。まあ、コンビネーションも全然問題なかったし。今日は絶対三沢が見てると思ったからね。気合いを入れていきました。(試合前に『三沢さんに笑われるような試合をしたくない』と話していたが?)そうだね。そういうのが頭にあったから。まあ、天龍さんと小川がいてくれたら心強かったし、思いっきりできましたよ。(三沢さんにメッセージを送るなら?)頑張ってるぜって。見ててくれって。そういうことです」◇第7試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/60分1本
○杉浦貴 高山善廣(18分36秒 片エビ固め)永田裕志 X関本大介
※オリンピック予選スラム
【試合後の杉浦&高山】
――試合を振り返って?
▼杉浦「久々に(合体go 2 sleepを)やったんだけど、ボス(高山)のヒザもバッチリ入ったし、俺もバッチリ、フィニッシュを決められたんで気持ち良かった。いい闘いを三沢さんに見せられたと思うんで、良かったですね」
▼高山「今日は杉浦に助けられたし、三沢さんが俺らに勝利をくれたんだよ」
――三沢さんという存在はやはり特別?▼高山「すげー特別だよ。すげー特別な人の命日に、すげー特別な弟分のコイツ(杉浦)と勝利が取れて最高だね。杉浦も丸藤もノアを守ってるから、俺も微力ながら協力していきたいと改めて誓ったね」
――永田とも激しく火花を散らしたが?
▼杉浦「チャンスあればいつでもベルトを獲り返しにいきたいし、いつもそのつもり。三沢さんもそのほうがいいでしょ」
――改めて今後のノアについて?
▼杉浦「こうしてファンの皆さんも選手も集まってくれて、改めてノアの方舟は航海を続けていかないといけない、って思うよね。絶対に。続けることに意味があると思うし、俺もずっと方舟に乗り続けるんで、ついてきて欲しいですね」
――TMDKがGHCタッグ挑戦に名乗りを上げたが?
▼杉浦「有明コロシアムは特別な大会だし、特別な舞台。賞獲ったような名のあるタッグチームとやりたいって言ってたんでね。TMDKだったら何の問題もないし。メインにGHCヘビー、セミに俺たちのGHCタッグ。これぞタッグのGHC、って試合を見せたいね」
【永田の話】「(チャンピオンとして出場した気持ちは?)GHCのベルトを巻いた直後に、小橋さんには『好きなようにかき回してくれ』と言われて。ただ、今のこの俺の姿を、三沢さんはどう思っているか。それはずっとこのベルトを巻いてから自分の中で気にかかってましたよ。(自分なりの答えは出た?)どうですかね。ただ、もう10年以上前かな。ノアのリングに立ってシリーズを回る前に、『好きなようにやっていいから。そこから答えは出てくるから』って言われたこともあって。こうやってベルトを巻いてノアの試合に出て、どんどん防衛を重ねていって、その中で答えは出てくるんじゃないですかね。もしかすると、もう出ているのかもしれないけど。俺がベルトを巻いて参戦しているうちは、その答えを自分からは何とも言えない。いつかわかりますよ。これだけお客がヒートして、俺に罵声を浴びせて。それに負けじと新日本からたくさんのファンが俺の応援に来て、ノアのファンと思いっきりやり合っている姿を見て、選手たちだけでなく、ファンも戦っているのかなと。それを見て、三沢さんは何と言うのか。どう思っているのかなと考えなら試合をしたけどね。(ファンもかなり熱くなっていたが?)ここに来て、やっぱり俺はこのリングでは外敵なのかなと痛感しましたしね。だからこそやり甲斐があるし、そんな俺を三沢さんはもしかしたら笑顔で見ててくれたんじゃないかなと勝手に思ってます。(杉浦は相当激しくぶつかってきたが?)やっぱりきついですよ。こういう激しい当たりを見ると、ファンの必死さがわかるし。でも、それは俺らが新日本でやっている中で経験してきたことだから。杉浦や高山さんとの戦いに昔の自分を照らし合わせて、懐かしいような…。もっといこうという気持ちを感じながら、それを潰しにいくのは俺なりの、もしかしたらノアへのエールかもしれないですね。今日は試合では負けたけど、関本の試合だったよな。こうやってひとつひとつの積み重ねが、どんどんとノアに爪痕を残してるんだ。関本、頑張ろうな」
【関本の話】「(今日のリングに立ってどう思った?)わからないです…。ちょっと考えられないです。ダメだ…。悔しい…。ちょっとダメですね。(杉浦とエルボーを打ち合っていたが?)いや、きついですね。永田さん、すいません。確かに杉浦選手のエルボーは凄いですよ。でも、俺だって負けるもんかと思ってやってますから。いつか俺が逆にエルボーでぶっ倒してやりますよ」
◇第8試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/60分1本
○丸藤正道(14分19秒 片エビ固め)X齋藤彰俊
※変型エメラルドフロウジョン
(試合後)
丸藤、「皆さん、今日はたくさんのご来場ありがとうございました。今日この時、このリングに立ってくれた齋藤さん、ありがとうございました。あまり口にはしないけど、おれが三沢さんから教わったものはプロレスの技術でも技でもない。大事なのは(胸を叩いて)ここだと思います。、「齋藤さんがこの緑のマットに、そして三沢さんに誰よりも一番熱い気持ちを持っているのはわかっています。矛盾だらけかもしれないけど、俺のお願いをひとつだけ聞いてほしい。齋藤さん、再びプロレスリング・ノアの齋藤彰俊として俺たちとこのリングを守ってください」
彰俊「副社長、温かい言葉をありがとうございます。俺はあの日以来、コスチュームも変えてなくて、常に心はノアでした。もしノアの皆さんが、副社長が、社長が、三沢社長が、みんなが許してくれるなら、俺はノアで戦います」【丸藤の話】「(斎藤選手への言葉はいつから考えていた?)齋藤さんは絶対にノアに立ってなきゃいけない人間だと思ったし。その時は俺にはどうすることもできなかった。だけど、齋藤さんがフリーになると決断した人も本当に苦渋の決断だったと思うし、誰もそれを悪く言っちゃいけないと思う。でも、俺はみんなの気持ちを聞いたり、何よりも『一番大事なものって何か?』と考えた時に、齋藤彰俊はこのリングに必要な人間…立ってなきゃいけない人間だと思ったから、今日は言わせてもらいました。(齋藤選手はノアにとってどんなレスラー?)欠かせない存在だよ。今日のお客さんの反応を見ればわかると思うし。(三沢さんはどういう気持ちで聞いていると思う?)ニコッて笑っていると思うよ。(フィニッシュは変型のエメラルドフロウジョンになったが?)ポールシフトを狙ったんだけど、バランス的に横に崩したらああなった感じで。何かタイトルマッチに向けていい技ができたかもしれないけど。(タイトルマッチを控えて、どんな気持ちでリングに上がった?)いや、三沢さんのメモリアル興行なんで、三沢さんに失礼がないように。そして来てくれたお客さん、参加したレスラー・スタッフ、誰にも失礼のないように。そういう気持ちでね。俺はこれからノアを引っ張っていなきゃいけないんで、全て行動と姿勢で示していきたいと思います。(この5年はどんな時間だった?)もちろんあの人がいなくなったのは大きなことだし、寂しいことだけど、そこで立ち止まっていたらあの人は悲しむだけだし。俺は常にあの人が作りたかったノア以上のものを作るつもりでリングに立っているんで。これから先もそれを目指していきたいと思います。(大事な仕事が7・5有コロで待っているが?)それまでまだ試合もあるんで。俺は何が一番得意かって言うと、怪我をすることなんで。それだけはしないように、しっかりその日を迎えたいと思います」
【齋藤の話】「あの日以来、コスチュームとかもそうですし、常に気持ちはノアにありました。ありがたいことに、この機会に言ってくださったのは、丸藤副社長、ノアの皆さん、ファンの皆さんに感謝しています。至らないところはあるし、今日から生まれ変わって頑張ります。ノアともども、齋藤彰俊をよろしくお願いします。(いろんな技を出したが?)あの時いたバイソンの技も使いましたし、バックドロップももしかしたらあの時以上で出したかもしれません。明日から生まれ変わって頑張ります」
三沢光晴の死去から5年目を迎えた「三沢光晴メモリアルナイト」が今年も開催された、第5試合目終了後には追悼セレモニーが行われ、今年は川田利明も来場してリングに上がった。また来年の6月13日は三沢最期の地である広島グリーンアリーナで「三沢メモリアルナイト」が開催されることが発表、最期は「スパルタンX」が流れてセレモニーが締めくくられた。
休憩明けの第6試合では三沢が兄貴分として慕っていた天龍、また先輩で三沢のデビュー戦の相手だった越中、三沢のタッグパートナーだった小川と三沢ゆかりの3選手がタッグを組んで超危暴軍と対戦。試合は超危暴軍が奇襲を仕掛けて天龍に集中砲火を浴びせるも、天龍は森嶋にグーパンチやチョップ、越中がヒップアタックを乱打して応戦、終盤も越中が大原のムイビエンに捕まるが、越中がヒップアタックで反撃すると最後は天龍のチョップ、小川のバックドロップの援護を受けた越中がヒップアタックの連打から侍パワーボムで3カウントを奪い、健在ぶりをアピールする。
セミでは杉浦が高山と組んで永田、関本と対戦。杉浦は関本のチョップに対して三沢から“鬼”を受け継いだエルボーを乱打、永田も杉浦には負けないとばかりにエルボーを乱打して杉浦をグロッキーさせる、関本は高山をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、永田とのサンドウィッチ攻撃も披露、杉浦の鬼エルボーを受けきって張り手の連打で杉浦を追い詰めるが、フロッグスプラッシュを剣山で迎撃した杉浦が高山との合体go2Sleepを決め、最後はオリンピック予選スラムで関本を降す。
メインの丸藤vs彰俊は打撃戦では体格のある彰俊が優るも、丸藤は実況席でTV解説を務めていた川田を意識してかステップキックで応戦、彰俊はエプロンに立った丸藤にラリアットを浴びせてから断崖式DDT、場外パイルドライバーと丸藤の古傷である首に集中砲火を浴びせ、丸藤は追い越しラリアットで反撃するが不知火がデスパニッシュ、虎王をラリアットで迎撃されるなどペースを掴むことが出来ない展開が続く、彰俊がバックドロップからスイクルデス、そして6月13日に彰俊のパートナーだったバイソン・スミスのアイアンクロースラムからバックドロップ、スイクルデスで丸藤を追い詰めるも、デスブランド狙いを阻止した丸藤が虎王からポールシフトの体勢からのエメラルドフロウジョンで3カウントを奪い、三沢メモリアルを勝利で飾ることが出来た。
試合後には丸藤が彰俊に再び所属になることを要請すると、彰俊も快諾し再びNOAH所属としてリングに上がることになった、彰俊がフリーになったときは田上明社長と当時GMだった仲田龍氏の一存で決められたが、丸藤には余計な心配はかけさせたくないという配慮から事後承諾という形で丸藤に報告された、だが丸藤は副社長でありながら自分の知らないところで彰俊の退団が決められていたことと自身がまだ頼りないと思われていたことに苦々しさと悔しさを感じていた。そして丸藤は彰俊を所属として戻した、それだけ丸藤がしっかりしてきたということだと思う。
今年の三沢メモリアルは仲田龍氏が死去しKENTAは去ったが、その分丸藤が団体を背負ってたつ存在となって成長したことを三沢光晴に示すことの出来た大会だった。【NOAH】覚悟の熱闘エメフロで制す 丸藤が三沢さんにGHC奪回誓う▼杉浦がTMDKの挑戦表明を受諾▼天龍&越中&小川も健在アピール▼拳王が羅喉で原田KO…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #noah_ghc pic.twitter.com/q0BwC1XWy4
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 6月 13【NOAH】齋藤が再入団 約2年半ぶり所属復帰へ…三沢光晴メモリアルナイト・後楽園大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #noah_ghc pic.twitter.com/HJNgZH0TwA
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 6月 13PR -
超危暴軍を破りGHCタッグ王座奪取・・・弾丸ヤンキースが二団体制覇!5月31日 NOAH 「Navigation with Breeze2014」ディファ有明 1200人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス 格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「平成のストロングスタイル vs Growing Bear」/15分1本
○北宮光洋(8分05秒 グラウンド卍固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼「Each World」/20分1本
○小川良成(9分26秒 エビ固め)X井上雅央
※前方回転エビ固めをつぶして
◇第3試合◇
▼「BRAVE vs 超危暴軍」/30分1本
大原はじめ ○拳王(14分46秒 体固め)中嶋勝彦 X石森太二
※羅喉(らごう)
◇第4試合◇
▼30分1本
○齋藤彰俊 小峠篤司(16分07秒 片エビ固め)X平柳玄藩 高山善廣
※スイクルデス
◇第5試合◇
▼「Genius of the Noah's ark vs Black Swan」/60分1本
○丸藤正道(14分33秒 パーフェクトフェイスロック)Xシェイン・ヘイスト
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔
(16分01秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xクワイエット・ストーム
☆原田が2度目の防衛に成功
(試合後に拳王が乱入し、竹刀で殴りかかると、第3試合で石森をKOした羅喉で原田をKO、グッタリと倒れる原田の前で、拳王はGHCジュニアタッグ王座を掲げてみせる)
拳王「俺もそろそろ本気を出してもいい頃だろ? おい、原田。次はな、この俺だ!」
【ストームの話】「今回はミスを犯してしまった。クローズラインがもう1回決まっていたら。(日本語で)デモ、ワタシアキラメナイ。マタチョウセンシタイ。絶対にGHCジュニアチャンピオンになってやる。約束するよ」
【拳王の話】「お前らもよくわかるだろ? 俺が今までずっと温存していた気持ちがよ。俺は今まで超危暴軍というチームのカラーを前面に出して戦ってたけど、そろそろ拳王としての強さを前面に出して今後は戦っていって、あいつの…あんまり強くなさそうなチャンピオンのベルトを俺が獲ってやるよ」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/グローバル・タッグリーグ戦2014優勝]○杉浦貴 田中将斗(23分19秒 片エビ固め)[第30代選手権者]森嶋猛 Xマイバッハ谷口
※オリンピック予選スラム
☆森嶋&マイバッハ組が2度目の防衛に失敗、杉浦&田中組が第31代選手権者となる
(試合後)
杉浦「今日はみんな集まってくれてありがとう。俺、今日誕生日なんだよね、24歳になりました(館内はブーイング)冗談です。すいません。みんなの声援のおかげ、相方のおかげでいい誕生日プレゼントがもらえました。ありがとう」
田中「本当は誕生日だというのを自分では言わへんだろうと思って、俺が言ってやろうと思ったんやけど、なんで先に言うかなあ、今日来てくれた皆さん、ありがとうございました。気持ちよく試合ができましたし、この2本のベルトが誕生日プレゼントになりました。明日も今度はこっち(インターコンチ)のチャンピオンとして関本&橋本組と対戦します。新しくノアのチャンピオンにもなったんやから負けられへんし、恥ずかしくない試合をして、またここに戻ってくるから。また応援よろしくお願いします」
【試合後の杉浦&田中】
▼田中「本当にね、リング上で俺は(誕生日を)知ってるんだよというところを勝った瞬間に言ってやろうと思ったのに、先に言われちゃったんでね(笑) 何を言おうかと、リング上で一瞬テンパリました。まあでも、ここまでは自分の中で予想内。杉浦さんと組んだことで、タッグリーグにも出るし、ウチのベルトにも挑戦する。ノアのベルトにも挑戦する。そして、チャンピオンになる。そういうのは俺の『想定内』やから。ここから自分の想定内以上のことを臨みたいね。今までは想定内だから、『想定外』のことがあるような…。そういう試合がしてみたいね」
▼杉浦「組んでZERO1のベルトとノアのベルトを獲るというのは、当たり前じゃないけど、最低の条件だったから。そこにたどり着いて。とりあえず明日、ZERO1で防衛しないと意味がないんで、キッチリと防衛して。そうしたら、ベルトを獲ったんでね、今度は何だろう…。タッグの称号を持っているチームと戦いたいね。最優秀ベストタッグを獲ったことのあるチームとか、名のある実績のあるチームと」
▼田中「そういうのは面白いね」
▼杉浦「それも倒したら、まだ違うものをこっちに引き寄せられる気がするんで」
▼田中「今日二冠になったからっていって、明日取られたら一本になってしまうし。両団体のチャンピオンになった以上、誰にも負けられへんし」
▼杉浦「まあ、行けるところまで行きたいね。どこまで行くかわからないけど」
▼田中「本当にここまでは俺らの想定内で、みんなの想定内だったかもしれへんけど、みんなが思いつかへんようなところまでこのチームは行ける可能性があるから。そこまで行かないと、越境タッグというか、ZERO1とノアで分かれている2人が組んでいる意味もないし。ドンドンドンドン、誰もが思い描けないようなところにこのタッグは行きたいね」
シリーズ最終戦のディファ大会のメインは超危暴軍の保持するGHCタッグ王座に弾丸ヤンキースが挑戦、超危暴軍はゴング前から奇襲をかけるも、弾丸ヤンキースはすぐ主導権を奪いマイバッハに集中砲火を浴びせる。劣勢の超危暴軍は大原と拳王が介入、マイバッハの刺又攻撃から杉浦を捕らえにかかる。
やっと反撃した杉浦は田中に交代するが、マイバッハにスイングDDTを狙うも、不時着したマイバッハはパワースラム、交代した森嶋がスカットミサイルから重爆攻撃の連打を浴びせリードを許さない。
勝負に出た超危暴軍は田中にパワーボムとチョークスラムの合体技を決めると、森嶋はラリアットからバックドロップを狙うが、田中は垂直落下式ブレーンバスターで返し、交代した杉浦にもバックドロップを狙ったが、阻止した杉浦はジャーマンで投げるも、森嶋も裏投げで応戦する。
場外戦に持ち込んだ超危暴軍はマイバッハが杉浦にテーブル貫通パワーボムを狙うが、杉浦はネックスクリューで返し田中もテーブル貫通スーパーフライで続きマイバッハに大ダメージを与える。
ここから一気に勝負に出た弾丸ヤンキースは連係攻撃を決める、介入を狙った拳王をも排除、杉浦が雪崩式フランケンシュタイナー、田中がスーパーフライと波状攻撃からサンドバックタイムでマイバッハを再び捕らえ、最後は田中のスライディングDから杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、ZERO1のNWAインターコンチネンタルタッグ王座に続いてNOAHのGHCタッグ王座まで奪取した。
セミでは原田がGHCジュニア王座をかけ、大阪プロレス時代の好敵手だったストームの挑戦を受け、序盤からストームがパワーで圧倒するが、原田はフロントスープレックスから反撃しダイビングフットスタンプ、ノーザンライトスープレックスと畳み掛ける。
ストームもコンプリートショットからフィッシャーマンズバスター、クロスフェースから変型羽根折り固めで絞めあげ、場外でもフィッシャーマンズバスターを敢行して原田を追い詰める。
リングに戻ったストームはパワーボムからフィッシャーマンズバスターを決めるも、ラリアット狙いは原田がカウンターでフロントスープレックスで投げ、カナディアンバックブリーカーからのニーアッパーを炸裂させる。
ストームはラリアットを連発するが、原田は再三かわしてジャーマン、大☆中西ジャーマンで投げ、最後は自分自身の膝に落とす垂直落下式ブレーンバスターから片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛も、試合後に大ダメージを負った原田を拳王が襲撃、第3試合で石森をKOしたクロスアーム式カナディアンバックブリーカーから相手を前方に一回転させて背中から落とす羅喉で原田をもKO、GHCジュニア王座に挑戦を表明した。
KENTAが退団後のNOAHはヘビー級王座が永田裕志に流失したままで主役が不在のまま、今回は弾丸ヤンキースが主役だったが、主役争いは混沌としている。永田への挑戦が決定している丸藤はヘイストをパーフェクトフェースロックで破ったが、丸藤が永田を破り主役の座に踊り出るか?
ジュニアは原田が大阪プロレス勢同士との防衛戦をこなしたが、今度はみちのくプロレスから参戦している拳王が挑戦表明、拳王もみちのくでは東北ジュニア王者にもなっていることから、みちのくと大阪出身のエース級同士がGHCジュニアをかけて対戦することになった。
KENTAは去ったがNOAHはそれでも前へと進む… -
5年目の6月13日
<プロレス格闘技DXより>
ノアは27日、6・13後楽園大会『三沢光晴メモリアルナイト2014』で行われる“三沢光晴メモリアルマッチ"3カードを発表した。三沢さんから方舟の系譜を受け継ぐ丸藤正道が、三沢さん最後の対戦相手である齋藤彰俊とシングルマッチを行うほか、天龍源一郎&越中詩郎&小川良成組も実現。現GHCヘビー級王者・永田裕志の参戦も決定し、関本大介とタッグを組んで杉浦貴&高山善廣組と激突する。発表カードは以下の通り。
☆6/13(金)東京・後楽園ホール『三沢光晴メモリアルナイト 2014』17:45開場、18:30開始▼三沢光晴メモリアルマッチ
森嶋猛 マイバッハ谷口 大原はじめvs小川良成 天龍源一郎 越中詩郎
▼三沢光晴メモリアルマッチ
杉浦貴 高山善廣vs永田裕志 関本大介
▼三沢光晴メモリアルマッチ
丸藤正道vs齋藤彰俊【会見の模様】
――メモリアルマッチに向けて?
▼越中「約1年ぶりのノア参戦ということで、大変うれしく思っております。特に三沢のメモリアルマッチということで、三沢と関わりのあった人たちとタッグ組んで、森嶋たちとぶつかれるっていうことは、ひじょうにやりがいもありますし、ある意味感慨深いものを持ってリングに上がることができます。怪我をして以来、足の調子があまり良くなかったんですが、ここに来てかなり足の状態が良いものですから、100%しっかりトレーニングを積んで6月13日、万全のコンディションで森嶋のヤツをヒップアタックでニューヨークまですっ飛ばしたいと思ってます! よろしくお願いします」
――天龍、小川とのトリオとなるが?
▼越中「当然メモリアルマッチということでこういうカードになったとは思いますが、やっぱり感慨深いものがありますね。天龍さんとは色んな今までの紆余曲折の中で、めぐり会ったり、タッグを組んだりしてきましたので。久しぶりに会いますし、楽しみですね。まぁ小川が一生懸命引っ張っていってくれると思いますんでね。良いものをファンの皆さんに、もちろん三沢にも見せられるように、凄い試合をしたいと思ってます」
――森嶋は“超危暴軍"という無法集団を率いているが?
▼越中「その辺は任せてください。そんなもん、慣れてますから」
――『ニューヨークまですっ飛ばす』と言っていたが狙いは当然、森嶋?
▼越中「当然。親分格らしいから。さっきも言いましたけど、足のコンディションが随分いいんでね、練習でもいい感じでやれてますから。このまま行けば問題なくアゴをめがけて飛んでいけると思ってますから。(跳躍力も)随分戻ってきましたね」
――三沢さんが亡くなってから5年が経つが?
▼越中「早いっすよね…。ただ、上から見てると思いますんでね。『何だよ越中』って言われないような試合をしたいと思います。まだまだ元気だってところは見せたいね」
――試合はいつ以来?
▼越中「この前(4月27日)沖縄(琉球ドラゴンプロレス)でやったばかり。間隔的にはいい。まぁ、暖かいのは大好きですから。自分の季節だと思ってますから。ただ、東京でやるのは久しぶりなんで、ファンの皆さんの顔を見るのも楽しみだし、天龍さんや小川の顔を見るのも楽しみ。相手がそういうヤツらであれば、なおさらやりがいもあるし、是非観てもらいたいなと思ってます」
6月13日後楽園で開催される「三沢光晴メモリアル」の主要カードが発表され、今回はフリーで全日本プロレス時代から前座で三沢と凌ぎを削ってきた越中、天龍プロジェクトからプライベートでは三沢が慕い、またタッグを組み、対戦もしてきた天龍が参戦。メインは丸藤vs彰俊となった。
三沢のラストマッチとなった三沢、潮﨑豪vs彰俊、バイソン・スミス戦から5年、バイソンが死去、潮﨑がNOAHを去り全日本に移籍なるなど、ラストマッチに関わったのは現在はNOAHの準レギュラーだった彰俊だけとなってしまった。今でも5年前の6月13日を忘れることが出来ない、携帯サイトでNOAHの試合結果を見て三沢が心肺停止状態になっていることが見出しに出ていたが、この時は三沢のことだからすぐ立ち上がってくるだろうと事の重大さを認識してなかった。そしてしばらくしてからYAHOO!で三沢死去の一報を見て愕然としていた。そのときブログで書いたのは「ふざけんな!」だった、なぜか自然と出た言葉だった。格闘技全盛の時代、三沢を含めた四天王プロレスの試合はプロレスファンにとっても誇りでもあり、プロレスの凄さをアピールしてきた。その三沢が彰俊のバックドロップを受けてそのまま亡くなるなんて信じられないことだった。だが体の衰えから来る四天王プロレス時代のツケ(蓄積されたダメージ)、苦しい状況となったNOAHの経営・・・三沢は心身共にボロボロの状態でいつそういった事態になってもおかしくはなかった。
そして後日に仲田龍氏が“彰俊に対するバッシングを辞めて欲しい”とマスコミに訴えていた。彰俊が家族共々嫌がらせを受けているというものだった。この時は同じプロレスファンとして悲しく、人間ってこんなに情けないものなのかと思ってしまった・・・、また三沢の片腕的存在だった仲田さんも今年亡くなってしまった。
彰俊も三沢のことは一生忘れることは出来ないだろうし、それを背負ってリングに立つ、いやNOAHの選手達も同じ思いでもあり、NOAHを去っていたKENTAまた秋山準や潮﨑豪、鈴木鼓太郎らも同じだと思う。
まもなく5年目の6月13日を迎える・・・・ -
KENTAはWWE、丸藤正道はGHCヘビー級王座挑戦、それぞれの道を行く・・・5月17日 NOAH 「Navigation with Breeze2014」後楽園ホール 2000人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇試合前◇
☆GHCヘビー級選手権試合「永田vsヨネ」調印式
――タイトルマッチに向けての決意は?
▼ヨネ「今日は皆さんよろしくお願いします。もうね、ノアにベルトがない状況は、皆さんも本当にそうでしょうし、自分たち選手もつらい思いをしています。『もう(挑戦者は)いないだろう』という言葉に『そんなわけないだろう』と立ち上がらせてもらいました。こんな自分ですけど真っ向勝負で行かせてもらいます。よろしくお願いします
▼永田「今日は超満員の後楽園ホールの中でしっかり防衛して、最後に皆さんとゼアッと挨拶したいと思います。(観客のブーイングを聞いて)お前ら、ブーイングが小さいんだよ。俺は敵だぞ、お前たちの」
――2年前のグローバルリーグ戦では勝利しているが?
▼ヨネ「それは2年前の話なんで。今は今。それでも最後、あの日と同じようにキン肉バスターで決めたいと思います」
――通算100戦目のGHC戦となるが?
▼永田「記念すべき100戦目のタイトルマッチを勝利で終わらすことが本当にできるという喜びに浸っています。気持ちを入れて、皆さんの前で素晴らしいファイトをして、タイトルを防衛したいと思います」
――最後に一言。
▼ヨネ「記念すべきのこの試合でチャンピオンになるのはこの俺です。皆さん、応援よろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/15分1本
○北宮光洋(7分08秒 グラウンド卍固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼「BATI-BATI vs 暴走ムイビエン」/20分1本
○池田大輔(7分16秒 体固め)X大原はじめ
※大ちゃんボンバー
◇第3試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合前哨戦 3WAYマッチ/30分1本
○クワイエット・ストーム(11分52秒 片エビ固め)X原田大輔
※ラリアット もう一人はザック・セイバーJr.
◇第4試合◇
▼「TMDK vs BRAVE」/30分1本
○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(11分59秒 エビ固め)X石森太二 小峠篤司
※タンクバスター
◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/45分1本
○森嶋猛 マイバッハ谷口 拳王(14分48秒 体固め)X平柳玄藩 高山善廣 田中将斗
※バックドロップ
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/60分1本
丸藤正道 ○KENTA(28分31秒 片エビ固め)杉浦貴 X中嶋勝彦
※go 2 sleep
【KENTAの話】「(『ありがとう』という声が多く聞こえたが、今の気持ちは?)いやもう、こちらこそ本当にありがとうと。本当に今の自分があるのは、今日集まってくれた人もそうだし、G+を見てくれてる人もそうだし、そういう人たちのおかげで今があると思っているんで。感謝しています。(試合が終わった心境は?)あれだけね、『KENTA、KENTA』って親戚でもないのにああやって集まってくれて。こうやって声援を送ってくれるというのはこの上ない幸せでした。この分はお返しできるように、これから先しっかりやっていきたいです。(丸藤とのタッグは?)いや、結構久しぶりだったんですけど、特別違和感もなくやれて。引き受けてもらって感謝します。(連係も出たが?)そうですね。やりましたね。(杉浦とは激しい打ち合いになったが?)正直もうちょっと花を持たせてくれるかと思ったんですけど、甘かったです。(中嶋は試合後も意地を通したが?)彼らしくていいと思います。(ここまでのプロレスキャリアを振り返ると?)いっぱいありますけど、まだ本当に引退するわけではないので、まだ振り返らず。この先、しっかりやることが、何よりも今日の皆さんの恩返しだと思うので、しっかりとやっていこうと思っています。(次の一歩に向けては?)また近いうちにお知らせできることがあればお知らせしたいと思うし、しっかりと自分の中で将来をイメージして、それに向かってやっていこうと思います。(最後にファンにメッセージを?)本当に14年間、温かい声援をありがとうございました。でも、今度は俺が返す番なので、しっかりと受け取ってほしいなと思います。ありがとうございました」
【杉浦の話】「(KENTAの)手がガサガサだな。ちゃんとハンドクリーム塗っとけよ。また巡り会えると思うから。これで最後じゃないと思うからね」
【中嶋の話】「言葉じゃ言えない、何か感じるものがありました。(KENTAへのメッセージは?)僕から言えることは特にないですね。またどこへ行くのか分からないですけど、その第一歩を踏み出す姿勢は後輩にとっても良い手本になると思います」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第21代選手権者]○永田裕志(26分26秒 バックドロップホールド)[挑戦者]Xモハメド ヨネ
☆永田が4度目の防衛に成功
(試合後の模様)
永田「モハメド ヨネ史上最高の試合ができたんじゃないかな。「いや、ヨネ選手は強かった。ただし、俺の方が数百倍強かったけどな。 (ノアを去るKENTAのことについて問われても特に反応はなし。)バッドエンドだったかな。残念ながら、ひとつ言えることは、この緑のマットをすっかり青に染め上げたかなと
(次の挑戦者について誰でもいいですよ。もう完璧に青く染め上げたんで、誰でもいいや、(客席から起こった「ナガダンスコール」)本当はやらないつもりだったけど、お前らがブーイングをするなら、あえてやってやる」
(ナガダンス開始。場内は歓声とブーイングが交錯したが、丸藤が登場)
丸藤「永田さん、満足いく踊りができましたか? 俺に資格があるかどうかわからない。でもやるしかないんだよ。俺の15年のレスラー人生を懸けてそのベルトに挑戦したい。挑戦を受けろ」
永田「それは副社長としての言葉か? それともイチレスラー、丸藤直道としての言葉か?」
丸藤「副社長として? だから今までそれに挑戦できなかったんだ。レスラーとして挑戦させろ」
永田は「ゼア! これが答えだ」
丸藤「おい、新日本ファン。今のはどういう意味だ?(新日本ファンから「やってやる」コールが飛ぶ)…ということらしい。必ずそのベルトは俺が獲る」
永田「超満員になったんで、次の防衛戦も超満員になるように祈念して…「1、2、3、ゼア!」
【永田の話】「(次期挑戦者に名乗りを挙げた丸藤については?)ファンの支持率はやっぱりダントツだなと。リングに上がったらファンの声援が一気に集中したんでね。それだけで十分。(丸藤は『15年のレスラー人生を懸ける』と語っていたが?)その重みがどれだけのものか。タイトルマッチがいつになるかわかりませんが、しっかりとこれからそれを感じていきたいですね。あんまり軽くものを言うなよと。『レスラー人生を懸ける』という言葉が軽くないことを祈りますね。(これまでの丸藤のイメージは?)重いものを背負って戦っていると感じましたね。今のノアの状況を一番感じて、レスラーだけじゃないいろんな部分も支えてやっているのはわかる。それじゃ俺には勝てないぞという意味でね。(KENTAがノア最後の大会で、放送席からメインを見守っていたが?)あんまりそこまで意識しなかったですね。ただKENTA選手は、ちょっと俺自身がレスラー人生の中で丸くなりかけてきた頃に、俺を目覚めさせてくれたというか、俺を再びとがらせてくれたというか、『この野郎』という気持ちにもう1回させてくれた選手なんでね。そういうところは感謝しています。試合でも思いっきりやりあったしね。(何か伝えたいことは?)やっぱりノアがこれだけ温かく厳しく送り出したからには、これからの人生で成功してほしいですね。まあ、俺が言えるのはそれだけです。(これからGHC王者としてどんな試合を見せていきたい?)相手の力を引き上げる時は引き上げて、力がありすぎるヤツは落とすところまで落として。ドンドン防衛して、さらにこのベルトを俺色に染め抜いてやろうかなと。(ファンに向けてメッセージを送るなら?)プロレスリング・ノアのファンがどう思うか…。まだまだこのリングには永田裕志というレスラーは必要なんで。まだまだ高く壁としてそびえ立ってやる…ゼア! (ヨネ戦の印象は?)持っているパワーはあるし、サプライズみたいなのも来たし、一言で言って強かったですよ。エルボーなんかでもひとつひとつが強烈だったんで。こんなに強いとは思わなかったのが正直なところです。場外へのキン肉バスターは効きました。前にも1回食らったんですけど、ちょっと入り方が違ったんで、ああいう形で来るとは思わなかったですね。(ノアにとっても節目の大会だったが、そのメインでタイトルマッチをするプレッシャーはあった?)プレシャーはないですけど、意識としては『俺がやらなきゃいけないことがたくさんあるマットだ』って、改めてノアファンに知らしめる必要があったしね。遊びできているわけじゃないし、このベルトをまだまだ俺が巻いて、試合のボルテージというか、グレードをさらに上げるのが使命かなと。ヨネ選手もそういう試合ができたんじゃないですか。あのノリから見ると。そういう意味では、まだ俺が必要なんじゃないかなと思います。(タイ遠征直後だったが、体力的には?)見ての通りです。皆さんが46歳っていう目で見過ぎるんですよ。この間も健康診断で首の骨のレントゲンを撮りましたけど、ドクターに『驚異的な46歳だ』とお墨付きをもらいましたんでね」
【ヨネの話】「悔しい! 悔しい!」
【丸藤の話】「あのベルトを獲るのはそう簡単じゃないし、俺の全てを懸けないと勝てるとは思えないから。過去にも永田には負けているし、そういった意味でも本当に全てを懸けて。改めてKENTAという人間が去っていく中で気持ちも固まったんで。(気がつけばベルトは長くノアマットを離れているが?)それがいいのか悪いのか…やっぱりよくないと思うし。こうやって毎回永田裕志に締められてたら、俺たちもね。先輩たちにも顔が立たないんで、俺がしっかり取り返します」
NOAHの新シリーズが開幕、後楽園大会ではNOAHを退団したKENTAの
壮行試合が行なわれ、丸藤との丸KENタッグが3年ぶりに結成され、杉浦&中嶋組と対戦した。KENTAは杉浦、中嶋と打撃戦を展開すれば、丸藤もロープワークを駆使して杉浦組を翻弄する。だがKENTAとの打撃戦を制した杉浦が膝蹴りからオリンピック予選スラムで追い詰めにかかると、KENTAはDDTで切り返すも、交代した中嶋が鋭いキックをKENTAに浴びせてから杉浦との合体攻撃も披露してKENTAを再び追い詰める。
そこで丸藤が入って4選手の打撃が入り乱れると、KENTAが中嶋の側頭部にキックの連打から、丸藤との不知火&パワーボムの合体技が決まり、杉浦も虎王&ハイキックの合体技で蹴散らすと、最後はKENTAか中嶋にgo 2 sleepを決め、壮行試合を勝利で飾った。試合後はアピールはなかったものの、全試合終了後には撤収中のリングに上がり感謝の意を示してNOAHマットに別れを告げた。
KENTAのWWEデビューは正式に発表されてないが、WWE側はKENTAの通訳兼マネージャーとしてK-DOJOやWRESTLE-1を中心に活躍しているKAZMA SAKAMOTOを再雇用するなど、KENTAの受け入れ態勢も進み、また同じ時期にWWEからスカウトされた元新日本プロレスのプリンス・デヴィットもNXTからのデビューが決定した。
自分からのKENTAへの贈る言葉は、”WWEでも頂点を取れ、目指せレッスルマニアのメイン!”また会う日を楽しみにしている。
メインは永田に流出しているGHCヘビー級王座にヨネが挑戦、ヨネはチンロックと首攻めを展開したが、永田は鉄柱にヨネの膝を叩きつけるラフ攻撃で流れを変え、徹底とした足攻めを展開する。永田は調印式で「ブーイングが小さい」とファンに煽っていたが、コメントを意識してラフで展開したのはその分余裕があったということなのか、ヨネはラリアットで反撃するとダイビングギロチンを投下、永田も雪崩式エクスプロイダーから延髄斬りを放つも、エクスプロイダーからすぐ立ち上がったヨネはラリアットで応戦、だが永田はフェイント式低空ドロップキックからナガタロックⅠで捕獲するなど再び足攻めを展開する。ヨネは場外に逃れ、永田が追いかけたところで、ヨネは場外キン肉バスターを炸裂し2012年11月大阪大会の再現させると、大ダメージを負った永田にダイビングギロチンから再びキン肉バスターを狙うが、背後に着地した永田は白眼式腕固めで捕獲し大☆中西ジャーマンで叩きつける。そして打撃戦となると永田のハイキックが決まるとバックドロップホールドが決まり3カウント、王座を防衛した。
試合後には丸藤が副社長としての立場ではなく、一レスラーとして挑戦を表明した。本来ならKENTAだけでなく丸藤も並んでNOAHを引っ張らなければならなかったが、丸藤は副社長またブッカーの立場になったため、また丸藤も自分自身の立場を理解して一歩引いた立場をとった。しかしKENTAがNOAHを去ったことで丸藤がレスラーとしてNOAHを引っ張らなければらならなくなった。相手は一度も丸藤が勝ったことがない永田、至宝奪還だけでなくKENTAに代わってNOAHを守る存在として認められるか、丸藤にとって最大の戦いが始まる…本日の試合は日テレG+にて5月22日(木)18時から放送されます!#Gtasu #noah_ghc pic.twitter.com/imvZXks9BG
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2014, 5月 17【NOAH】ヨネ撃破で永田V4 丸藤名乗り受諾も完全制圧宣言▼タッグ王者組が反撃 田中を公開処刑▼原田を完全KO!ストームが前哨戦で奪取確信…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/6uXFzdWsav
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 5月 17「さよならは別れの言葉じゃなくて ふたたび会うまでの遠い約束」っていう歌詞を今日ほどプロレス会場で強く思ったことはなかったなあ #noah_ghc
— sayoko mita (@345m) 2014, 5月 17Atmosphere at Korakuen was fucking incredible today. Very happy that I was there live to see KENTA's last NOAH bout. Top bloke, future star.
— Zack Sabre Jr (@zacksabrejr) 2014, 5月 17俺がプロレスを見る理由は「いい試合を見たい」以外にない。そしてNOAHは今となれば沈むまで付き合うことに決めた。KENTAがいようがいまいが、プロレスを、そしてNOAHを応援することに何の変わりもない。5.31ディファも行きます。 #noah_ghc
— あべしん (@abeshin1976) 2014, 5月 17#noah_ghc 記念すべき100回目のGHC戦でも普段と1mmも変わらないラリアットプロレスを展開したヨネと、最近では珍しい足への一点集中攻撃でオールラウンダー振りを発揮した永田。 格の違いをまざまざと見せつけられたメインでした。
— 拷問コブラ (@goumonkobura) 2014, 5月 17KENTA、解体中のリングに立ち、まるでWWEの選手のように拍手を指揮して観客に最後の挨拶。観客は大歓声でカリスマを見送り、思い思いに後楽園から退場。ありがとうございます、KENTA選手。
— 高倉仮面 (@Masked_Takakura) 2014, 5月 17後楽園ホールから帰宅なぅゼァ。GHCタイトル戦V4成功したゼァ。今日はノアファンばかりかと思ってたが、新日本ファンもたくさん来てくれてたゼァ。新日本ファンもノアファンも本日はありがとうございましたゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 5月 17答えはこうだ! ゼア! え? 丸藤『赤軍団、どういう意味だ!』 赤軍団『やってやる!やってやる!』 #njpw #noah_ghc
— エヌヒト(新日本プロレスブロガー) (@enuhito) 2014, 5月 17 -
KENTAのNOAHラストマッチは丸藤との丸KENタッグで、森嶋惨敗で弾丸ヤンキースに追い詰められた超危暴軍
5月3日 NOAH「ONE DAY CRUISE 2014」ディファ有明 1600人 超満員
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「桃色熱血青年 vs 平成のストロングスタイル」15分1本
○小峠篤司(8分10秒 エビ固め)X北宮光洋
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼「Go Forward」/20分1本
○大原はじめ 拳王(12分24秒 ムイビエン)石森太二 X熊野準
◇第3試合◇
▼「NO MERCY vs 墨米連合軍」30分1本
スペル・クレイジー ○クワイエット・ストーム(10分39秒 片エビ固め)原田大輔 X平柳玄藩
※ラリアット
<試合後>
ストーム「ハラダ! 俺のことを知ってるでしょ? 俺は97キロだよ。だから、そのベルトが欲しい。どうですか! ハラダ、アイ・ウォント・GHCジュニアヘビーウェイト・チャンピオンシップ!」
原田「このベルトを懸けて戦いたいんやな? 皆さんはどう思いました? 俺とストームの試合が見たいですか?(館内は拍手)やったるよ。ただしひとつ条件がある。お前、ほんまに97キロか? このベルトに挑戦したいんやったら、体重計を持って俺の前に出てこい。どうみても100キロ超えてると思うから。今月末にもう1回ディファ有明で大会がある。そこでもしお前が100キロ以下やったら、このベルトを懸けて勝負だ」
【ストームの話】「(※流暢な日本語で)ハラダ! オレノコト、良く知ってるデショ!? 大阪プロレスでボコボコにしたこと、アルヨネ!?(※英語で)次はノアでそうしてやる。そして俺が新しいGHCジュニアチャンピオンだ!」
【原田の話】「(次期挑戦者にストームが浮上したが?)まあ、(仮)という感じじゃないですかね? ここで今月もう1回大会があるんで。タイトルマッチじゃなくても、シングルでも何でも組んでもらって。もしアイツが100キロ以下なら、それをタイトルマッチにしてもらって全然結構なんで。アイツが100キロ以下なら、このベルトを懸けてナンボでもやりますよ。(それだけパワーを感じる?)パワーも凄い感じますし、あの体はどう見ても100キロ以下じゃないでしょ? 見た感じ、120、130キロはあるんでね。それがホンマに97キロなのか証明してもらって、その上でやりたいですね。やっぱり100キロ以下という規定がある以上はそれを守らんとダメですよ。(タイトル戦が実現すると手強い相手になるが?)十分手強いでしょうね。タッグマッチで2回やってますし、大阪プロレスにいた最後の1年は彼と何回もやりあっているんで、やりにくさは十分わかってましたけど、ますますやりにくくなってますね。一発一発で返されるんで、その辺も注意しないといけないなと思います」◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第21代選手権者]小川良成 ○ザック・セイバーJr. (19分39秒 ジムブレイクスアームバー)[挑戦者]旭志織 Xヒロ・トウナイ
☆小川&ザック組が初防衛に成功
【試合後の小川&ザック】
――試合を振り返って?
▼小川「思った以上に内容があった試合になったかな」
――かなり研究されていると感じた?
▼小川「まぁ、そうですね。でもザックも少し向こうに“合わせた"部分があったからね。やっぱりチャンピオンだから受けてあげないといけないところもあるから」
――余裕が消えることはなかった?
▼小川「そうですね。まぁ今日に限らず常に余裕は持ってやってますから」
▼ザック「オガワサン、スゴイ、テクニック!! キョウ、ミー、アブナカッタ。ヘルプアリガトウ」
▼小川「いやいや、俺のことそんなに持ち上げなくていいから(笑) この前メシおごったんですよ。それでこんなに持ち上げてくれるんだよ(笑)」
――腕攻めが上手く決まったが?
▼小川「他のところもああいう攻め方はあるんで。今の人はあんまりああいうのは見たことがないから、あえてやっている部分もある」
――次の防衛戦については?
▼ザック「次は誰?」
▼小川「というか、イギリスに帰っちゃうしね」
▼ザック「7月に戻ってきます。チャレンジャーはどこ? どこに?」
▼小川「しっかりとした試合ができる相手とやりたいですね。ファンにとってはパフォーマンスがいいのもあるかもわからないけど、俺らにしたらそれぐらいの感じのこってりした試合をやりたいんで。まだまだ100%は全然出し切れてないんで。半分も出してないので。ザックは俺たちのスタイルが古いって気にしてるんだけど、そんなことないよ。逆にみんなが知らないスタイルだから、逆に新しい」
▼ザック「ベーシックスタイル」
▼小川「プロレスは昔から1・2・3なんだから、それが変わらない限り問題ない」
▼ザック「プロレスリングはテクニックレスリング。でも今は、みんなテクニックレスリングがありません」
▼小川「地味と言われることがイヤみたいなんだよね」
▼ザック「26歳です(笑) でも、テクニックはできます」
【試合後の旭&トウナイ】
▼旭「最初から技術の対決だって煽られてましたけど、ハッキリ言って技術じゃうちらは完敗ですよ。それは最初からわかってました。だから、そこにプラスアルファとして、最初に仕掛けていくことだったり、ザックですら知らないであろう俺たちオリジナルの攻め方で攻めていくことだったりするんだと思って、試合前からいろいろ考えてたんですけど…。それごと向こうのテクニックに飲み込まれたってことでしょうね。トウナイなんて自分の得意とする腕攻めにいって、それで向こうの腕攻めに負けているわけですから」
▼トウナイ「言うことなんてねえよ。悔しいよ」
▼旭「言うことあるだろ? 負けといてここで終われるのか?」
▼トウナイ「終わるわけないだろ!」
▼旭「たまたまタイトルマッチという目立つ舞台で負けただけであって。日々ノアさんも戦っているわけでしょ? その日々の戦いに俺たちを放り込んでくださいよ。もっともっと結果を残してやりますから。それでもう一回チャンスを掴んでやりますよ」
▼トウナイ「試合をやらせてくれ。お願いだから、リベンジのチャンスをくれ。すぐにやらせてくれと言えないぐらいのものを見せられたけど、諦めてられねえよ。『挑戦しました、はい終わり』で終わってたまるかよ」◇第5試合◇
▼スペシャル3WAYマッチ/30分1本
○KENTA(13分10秒 GAME OVER)Xシェイン・ヘイスト
※もう一人は丸藤正道
<試合後>
KENTA「丸藤さん、俺からの最後のお願いだ。あともう1試合、後楽園ホール、俺の隣に立ってくれないか? パートナーとして一緒のコーナーに立ってくれないか?」
丸藤「KENTA、ひさびさに俺のことをさん付けしたな・・・喜んで」
【KENTAの話】「(ディファでは最後の試合となったが?)自分自身、まだ実感はないんですけど。でもまあ…そうですねぇ、実感はないですね。(フリーという状況での試合だったが?)でも、つい数日前まではお互いに一緒にやり合っていた仲間というか。フリーだからといって特別な感じというのは俺自身はなかったです。(お客さんの声援を聞いてどう思った?)本当にありがたいという気持ちです。感謝の気持ちしかないですね。でも、あと1試合あるので。しっかりと感謝の気持ちでやりたいと思います。(丸藤とのタッグについては?)ここまでガンガンずっとやり合ってきて。なんかこう、最後は横に並んでいるという絵を想像した時に、実現したらいいなと思い。向こうも快く了解してくれたんで、いろんな気持ちで、感謝の気持ちで全てに対してやろうと思います。(対戦相手に関しては?)もし決まるなら、今までのカードがスライドする形になると思うんで。どの選手も自分を振り返る中では欠かせない存在ばかりなんで、最後は思いっきりやりあえればいいと思います」
【丸藤の話】「もう散々やりあったから。俺たちの原点に戻ろう」
◇第6試合◇
▼「TMDK vs BJW」/30分1本
○関本大介(10分05秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)Xマイキー・ニコルス
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦 第1戦/30分1本
○田中将斗(10分29秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※拳王、大原乱入
【拳王の話】「見たか! この超危暴軍っぷり! いいか!? これからどんどんマイバッハは覚醒していくからな!」
【大原の話】「ウチのマイバッハは馬力が違うんだよ! 馬力が!!」
【田中の話】「タイトルマッチで汚い腰からベルトを引っぺがしてやるよ。ベルトも俺らに巻きたがられてるよ」
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦 第2戦/30分1本
○杉浦貴(2分30秒 フロントネックロック)X森嶋猛
【杉浦の話】「(王者を絞め落としたが?)あんなもんだろ? タイトルマッチもすぐ終わるよ。(手応えはなかった?)ないでしょ。セコンドを帰してあのザマだからね。鈍ってんだろ。今までチャンピオンとしてやってきたし、ノアのヘビー級のトップとしてやってきたけどさ。超危暴軍だかよくわからんけど、あんなザコを使って、へんてこな凶器を使って暴れ回って。いざ一対一で試合になったら、あのザマ。ヤツのプロレスが鈍ってんだよ。闘い方を忘れちゃったんじゃないの? これでタイトルマッチはどう来るかだよね。正攻法で来たら勝てないというのがわかったから、また元に戻ればいいんじゃないのか。コメントをこうやって吐くほどの相手じゃないよ」
◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○モハメド ヨネ(13分13秒 片エビ固め)X中嶋勝彦
※キン肉バスター
<試合後>
ヨネ「皆さんありがとうございます。勝ちゃんもありがとう。17日、永田裕志を潰してノアにベルトを取り返します。皆さんいきますよ!」
【ヨネの話】「今日負けたら、お客さんはもちろん『勝彦が行け』ってなるだろうし、俺も責任を取って会社に言って、永田さんには申し訳ないけど、諦めるつもりでした。タイトルマッチの前から背水の陣でやりました。(中嶋の気持ちを感じた?)中嶋選手もノアの一員として、緑のマットを守るために戦ってくれる大事な仲間だしね。狙うべきベルト、ノアの宝がいまノアにないというのは、ファンの人も本当に思っていると思うし。選手だってスタッフだって、みんなそうですよ。関わっている人みんなにとって悲しい出来事ですから。だから『何してんだ!』っていう叱咤激励も感じたしね。だから、ああやって言ってくれて、もう一回ハッパをかけてくれた中嶋勝彦のためにも、俺は永田裕志に勝って男になりたい。そういう気持ちです。(ファンの前でもベルト奪還を約束したが?)もう本当に後には引けないですよ。今までノアから数々の猛者が永田裕志に挑んでいって、その前に沈んでいった。でも、『もしかしたら』という気持ちが皆さんにあれば、それが俺に乗り移って、俺の力になると思います。弱い男かもしれないですけど、やる時はやりますよ。応援よろしくお願いします。(永田戦に向けて自信のほどは?)自信とかそういうのじゃないですよ。やっぱりその舞台に名乗りを挙げたからにはね。獲って初めて、そこからノアのリスタートになるじゃないですか。負けたら俺は打ち首と同じ。それぐらいの覚悟です」
KENTAの退団が発表され初のNOAHの聖地ディファ大会をSAMURAI TVで視聴、連休中とKENTAを見れるのはあと2回というのもあったのかディファは超満員となった。そのKENTAは第5試合で丸藤、ヘイストと3WAYマッチで対戦、ヘイストを交えてだが何度も対戦してきたKENTAと丸藤、序盤の丸藤とKENTAがそれぞれヘイストと絡んだが、ヘイストを排除した後で二人が対戦、短いながらもあの二人の世界だったがヘイストも必死で介入しようとする、丸藤も攻めようとKENTAを邪魔して美味しいところを持っていこうとする。よく考えれば積極的に出る丸藤も久しぶりのような気がする、最後はヘイストがKENTAにボムバレーデスを狙ったところでKENTAがGAME OVERで切り返してKENTAが勝利となった。試合後にKENTAが最後の1試合として丸藤に丸KENタッグ復活を要望すると、丸藤も快諾、17日の後楽園は丸藤、KENTAvs杉浦、中嶋となった。丸KENタッグは丸藤が「NOAHのジュニアは最強です」と言い切ったとおりNOAHジュニアを象徴したタッグチームで初代GHCジュニアタッグ王者にもなって長期政権を築き、またジュニアの枠を飛び越えて三沢光晴、小川組の保持していたGHCタッグ王座にも挑戦、そして金丸義信、杉浦組に敗れたのを契機にコンビを解消、二人は向かい合う立場となった。丸KENタッグはNOAHだけでなくプロレス界全体のジュニアを変えてやるというのもあり、また組みながらも二人は競い合ってきた。特にKENTAは常に先を走っていた丸藤に追いつき追い越したいという気持ちが強かった・・・また最後の相手も丸KENタッグに終止符をうった金丸は杉浦というのも因縁でもある。丸藤とKENTA、後楽園大会でラストになるかもしれないが、この二人の関係は離れていてもまだ続くような感じがしてならない。
KENTAがNOAHを離れるが、NOAHの中のストーリーは続く、第3試合では大阪プロレスを離れNOAHのレギュラーを目指して売り込みをかけているストームが原田の保持するGHCジュニアヘビー級王座に挑戦を表明した、ただストームの体格がジュニアのリミット内なのかが疑問視されたため計量を行うという、ストームの場合は外国人版・関本大介といった感じの体格でヘビーでも充分通用できるのだが、元大阪プロレスで出世した先に原田を意識している。また膝の手術から復帰した大日本プロレスの関本も久しぶりに参戦しニコルスをぶっこ抜きジャーマンで完勝したが、パートナーである岡林裕二の復帰にまだ時間がかかる、単身で乗り込んできた関本はタッグ王座は後回しにしてヘビー級王座に照準を定めたというのか・・・
第4試合のGHCジュニアタッグ選手権はK-DOJO側が奇襲をかけ旭がモダンタイムスや阿吽を序盤から繰り出していくが、落ち着きを取り戻した王者組がザックの腕攻めや小川の老獪さ、素早いタッチワークですぐ主導権を奪い、最後も王者組がペースを崩さず完勝、ジュニアヘビー級王座挑戦はザックが一旦イギリスに戻るため挑戦は7月になる模様だ。
田中vsマイバッハ、森嶋vs杉浦のGHCタッグ選手権前哨戦は、田中vsマイバッハは反則裁定だったが、場外乱闘も含めて見応えのある攻防を展開したが、森嶋vsマイバッハはセコンド介入を拒否した森嶋が速攻勝負に出たバックドロップを杉浦がフロントネックロックで切り返し、森嶋はそのまま絞め落ちたため逆に速攻で敗れてしまった。グローバルタッグリーグでは2勝に留まり最終戦を待たずして脱落してしまった森嶋、マイバッハの超危暴軍、マイバッハはテンションを保ち続けているが、森嶋は「かかってきなさい!」のアピールとは裏腹に気負いが目立つ感じがする。現時点では弾丸ヤンキースが優勢、超危暴軍は森嶋が全ての鍵を握っているように見えて、森嶋に対してどう判断を降すのかマイバッハらが握っているような気がしてならない。
メインのヨネvs中嶋は序盤から激しい打撃戦を展開、ヨネのキックも重いが中嶋のキックは重さだけでなく鋭さもある、しかし体格差を生かした打撃戦を制しヨネがキン肉バスターで3カウントを奪い、ヘビー級王座挑戦権を死守した。タッグリーグで中嶋に敗れヨネ火山が鎮火したかに見えたが、一旦小休止した後でまた爆発したようだ、永田裕志を破るにはヨネのテンションをいかに保つかが鍵になるだろう。
KENTAは去るがNOAHという物語はまだ続く・・・・KENTA退団後、初のノア興行。寂しさと期待感とが同居するこの感覚は、私だけのものではなかったらしい。他の多くのファンも、また選手たちもそんなふうに見えた。試合自体は本当に、いつものノアだった。暗くもなければ湿っぽくもない。むしろどこか明るいものを感じた。 #noah_ghc
— あきりんご (@akiringo1217) 2014, 5月 3#noah_ghc 丸KEN復活の気持ちは固まっていたんだろうけど、事前に言っちゃうよりも、こうして会場に来てくれたお客さんの前で発表するというのは、粋だよねd(^_^o)
— 拷問コブラ (@goumonkobura) 2014, 5月 3今日のNOAHディファ有明大会みたけど KENTAいなくなっちゃうのツライな… でも最後丸KENタッグ復活は嬉しいよ! #noah_ghc pic.twitter.com/bXtL0OBwXD
— こうへい@ラブライバー凛推し☆μ's同盟 (@kohey_8822) 2014, 5月 3 -
KENTA、新たなる挑戦へ・・・NOAHを退団!WWEに挑戦へ
<KENTA選手退団に関するご報告>
KENTA選手より退団の申し入れがあり、
4月30日をもって専属選手契約を終了することが決定いたしました。
株式会社プロレスリング・ノア
田上 明
なお、5月ツアーに関しましてはフリ-ランスとして
5月3日(土)ディファ有明大会
5月17日(土)後楽園ホール大会
の2大会に出場いたします。皆様におかれましてはご迷惑をお掛けすることをお詫び申し上げますと共に、ご理解賜りたく重ねてお願い致します。
【会見の模様】(プロレス格闘技DXより)
西永秀一渉外部長「KENTA選手から退団の申し入れがあり、4月30日付けでノアとの専属選手契約を終了することが決定しました」
▼KENTA「まずはいつも支えてくださったプロレスリング・ノアファンの皆さんに感謝の気持ちを述べたいと思います。約14年間、本当にありがとうございました。なかなか勝てない時期も、チャンピオンとして防衛していた時も、常にファンの皆さんの存在があってここまで来られたと思っています。皆さんの存在なしでは成しえなかったこともたくさんありました。そういった日々を思った時に、今回の決断というのは簡単なものではありませんでした。今年33歳という年齢になり、何か環境を変えて新しい挑戦をするには『今しかないんじゃないか』という気持ちが出てきました。しかし、ノアの再建を目指してやってきたにも関わらず、それを途中で投げ出すような形で自分の新しいことに挑戦することが、正しいことなのかどうか。とても悩みましたが、自分の中で出た答えは『人生は一度しかない』ということでした。今回の申し出に対して、快く送り出してくださった田上社長、丸藤副社長に心から感謝しています。選手、スタッフの皆さんにも本当に感謝しています。これから新しい場所でしっかり自分自身、ベストを尽くして、少しでも恩返しができるようにしたいと思っています。約14年間、本当にありがとうございました」
▼丸藤「今、KENTA選手が言ったように本日をもってノアとの契約を終了ということになります。皆さんに勘違いして欲しくないのは、決して変な形で辞めていくわけではなくて、今日、田上社長の代わりに僕がここにいる…ということが円満退団の証だと思いますし、それを皆さんにしっかり知ってもらうことが一番だと思いました。個人的に僕とKENTAが同席している、ということを皆さんに理解してもらえれば良いかなと思います」
――今後について言える範囲で?
▼KENTA「今後に関してはハッキリしたことは今の段階では言えないんですが、しっかりとしたことが決まれば、改めてご報告させていただきたいとは思っています」
――海外挑戦の意向があったが、そういう認識で良い?
▼KENTA「その辺に関しても、んですけど無いので、改めて報告できる時が来ればしっかりと報告したいと思っています」
――ノアの再建に取り組む気持ちも本物だった?
▼KENTA「そういう気持ちでやってきたのも本物ですし、33歳という年齢になった時にいろいろと考えて、色んなことを考えて悩んで出した答えなので。すべての方に理解していただくというのは無理だと思うんですが、自分自身はすべてに対して真剣に取り組んできた、という気持ちはあります」
――かなり葛藤があった?
▼KENTA「答えを出すまでにはいろいろありましたし、簡単な決断では無かったです」
――いつ頃から挑戦したい気持ちが膨らみ始めた?
▼KENTA「そういう気持ちは、常に心の片隅にあって、それが大きくなってきた…ということですね」
――今年初頭のGHC陥落も転機になった?
▼KENTA「そうですね。そういった気持ちは事実あったかもしれません」
――ラストマッチは5・17後楽園「KENTA&杉浦vs丸藤&中嶋」となるが?
▼KENTA「ディファと後楽園、残り2つありますんで、感謝の気持ちをこめて自分の出せるものをしっかりやりたいと思います。後楽園に関して言えば、組む相手も戦う相手も僕のこれまでで思い入れのある選手ばかり。その中でしっかりといつも通りベストを尽くしたいと思います」
――ノア側としてはラストマッチで何か特別なことはする?
▼丸藤「セレモニーとかそういうものをやってしまうと、永遠に…という感じになってしまうんで、そこは彼と要相談だと思います。あと2つ、彼の意見を尊重できるそんな試合にしたいなと思います」
――ノアにとっては痛手ともなりそうだが?
▼丸藤「彼は『ノアを再建する中での志半ば』ということを言ってましたけど、彼も僕と同じで決して大きくない体で、十分ノアのために頑張ってきたと思うし、これからもノアに対する気持ちは何も変わらないと思うんで。この世界、どこで何がどう起こるか分からないんで…。今までいろいろ彼とはありましたけど、快く応援したいと思います」
――NO MERCYはどうなる?
▼KENTA「改めて話し合いの場を持つつもりです。みんなそれぞれ意見があると思うので、それを踏まえた上で。僕個人としては、一度壊してもいいのかな、という気持ちではあります」
――退団の申し入れはいつごろ?
▼KENTA「今月の半ばくらいだったと思います」
――今後どうなるのが一番の恩返しになる?
▼KENTA「自分の求めるものをしっかりと。自分を貫くというか。自分らしくいるってことが、恩返しになるかなとは思ってます」
――副社長として、どう今後のノアを盛り上げていく?
▼丸藤「これで仮にノアがダメな形になってしまったら、それは今まで彼に頼りすぎてしまっていた結果だと思うんで。僕を含めヘビーもジュニアも、それぞれがそういう気持ちを新たに持って、リング上で表現していくことが一番だと思うんで。変な言い方じゃないですけど、彼がそこを心配しないような形をウチらがしっかり見せてあげることも、彼を快く送り出す一つの形だと思います。今まで選手が抜けたこともありましたけど、今まで以上に全選手がしっかり自覚を持って気を張ってしっかりしたノアのプロレスというのを見せていくのが一番なんじゃないかな、と」
――自分がいないノアについて?
▼KENTA「今までも誰かが抜けたことがあった時は、僕自身もより気合を入れて頑張ってきましたし、僕自身も『誰かが抜ければ誰かが出てくる』と思って、自分の代わりはいくらでもいるっていう危機感の中で必死こいてやってきましたんで、誰かが抜ければ誰かが出てくる。そういうものだと思います」NOAHのKENTAが丸藤正道副社長同席で会見を開き、WWEに挑戦するために4月30日付でNOAHを円満退団することが発表された。WWE入りに関しては「今の段階でお話できることは申し訳ない」としているが契約に関しては具体的に決定するまではWWE側は慎重なだけに、WWE入りを前提として話し合っていると見ていいと思う。
2月末にWWEのトレーニングキャンプに入ったことでKENTAのWWE入りが報道されたが、NOAH側が契約を更改したと主張、またKENTA自身も全面否定したことでWWE入りはなくなったかと思われていたが、その後もWWE入りの噂は燻り続け、自分も今年1年はNOAHに出るとしても来年はどうなるかと思っていたが、このタイミングでの退団は驚いたとしか言いようがない。
KENTAがなぜ3月に否定したのか?KENTAにとってWWEは魅力的だが簡単にRAWやSMACKDOWNのTVマッチに出れるほど甘くはない、TVに出ている選手はWWEの中でもごく一部の選手に過ぎず、WWEで唯一の日本人選手となったヨシ・タツも今年はやっとレッスルマニアに出場したがTVに出るか出ないかでやっとの状態、また新日本で活躍し鳴り物入りでWWE入りしたジャイアント・バーナードことテンサイも現在は選手活動しておらず、初代ミスティコことシン・カラもWWEでは通用せず去っていった。そういった現実も知っているからKENTAも悩んだ。そして考えた末に競争が激しい場であるWWEに飛び込む決心をした。
NOAHにとってもKENTAの退団は手痛いが、仮に三沢光晴が存命していたとしても、KENTAの意志を尊重して快く贈り出していた、丸藤は「これで仮にノアがダメな形になってしまったら、それは今まで彼に頼りすぎてしまっていた結果だと思うんで」とコメントしていたが、本来なら丸藤がKENTAと並んでNOAHを盛り立てなければいけなかったが、ブッカーという立場上一歩引いた立場を取らざる得なくなりKENTAに負担をかけてしまった、本当にKENTAにすまないと思っているのは丸藤であり、だから贈り出す決心をしたのではと思う。
KENTAが出したベストの選択だから間違いはないだろうし後悔はして欲しくない、ファンは複雑だろうがKENTAを快く贈りだして欲しい。またNOAHも丸藤もいる杉浦貴もいる、森嶋猛もいる、モハメドヨネもいるしTMDKの二人だっているし現在のNOAHは苦境を乗り切れるパワーも備わっている。だからKENTAも安心して旅立って欲しい。 -
NOAH制圧まであと一歩!弾丸ヤンキースが超危暴軍、BRAVEを連破でグローバルタッグリーグ制覇!4月27日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2014」札幌テイセンホール 1000人 満員
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「平成のストロングスタイル vs Growing Bear」/15分1本
○北宮光洋(5分48秒 エビ固め)X熊野準
※回転エビ固めを押しつぶす
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○拳王(4分43秒 ドラゴンスープレックスホールド)X石森太二
※もう一人はスペル・クレイジー
◇第3試合◇
▼「桃色熱血青年 vs 暴走ムイビエン」/30分1本
○小峠篤司(7分41秒 エビ固め)X大原はじめ
※キルスイッチ
◇第4試合◇
▼「NO MERCY vs 日英テクニシャンコンビ」/30分1本
小川良成 ○ザック・セイバーJr. (12分03秒 ジムブレイクスアームバー)原田大輔 X平柳玄藩
◇第5試合◇
▼「Reunion」/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔(9分13秒 片エビ固め)齋藤彰俊 X佐野巧真
※キン肉バスター
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]コルト・カバナ ○クリス・ヒーロー(14分39秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]XKENTA 高山善廣
※後頭部へのローリングエルボーバット
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]杉浦貴 ○田中将斗(12分44秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]森嶋猛 Xマイバッハ谷口
※スライディングD
◇第8試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○丸藤正道 中嶋勝彦(14分39秒 パーフェクト・フェイスロック) [3勝3敗=6点]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
☆丸藤&中嶋と杉浦&田中が勝ち点8で並んだため両軍による優勝決定戦へ
◇第9試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」優勝決定戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○杉浦貴 田中将斗(18分01秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]丸藤正道 X中嶋勝彦
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が優勝
<勝利者インタビュー>
続いて公開勝利者インタビューへ。
――今の気分は?
▼杉浦「最高です!」
▼田中「同じくメチャクチャ嬉しいですね。ありがとうございます!」
――改めてリーグ戦を振り返って?
▼杉浦「全勝優勝と言ってたのに、序盤で負けてしまいましたけど、こうして優勝できた。まずは相方に僕と組んでくれてありがとうと言いたい。だから優勝できたんで」
▼田中「僕からラブコールを送ってタッグを組んだので、何か形を残さないと申し訳ないと思ってました。こうして優勝できた。しかも杉浦さんの大好きな札幌で優勝できて本当に良かったです」
――今夜は?
▼杉浦「すすきの行きます(笑) 祝杯を上げないとね」
▼田中「僕もすすきの行きますけど、(酒が飲めないので)肉を食うだけです」
▼杉浦「今までずっと一緒だったんで、夜は別行動で(笑)」
――次なる狙いは?
▼杉浦「ここに僕らが立っているってことは、ノアのタッグチームの中で一番強いということ。しかも前の試合でタッグチャンピオンにも勝ってるんだよ。もう、どういうことか分かるよね? この2人でタッグベルトに挑戦します」
▼田中「トロフィーはもらったけど、まだ腰回りが寂しいんでね。ベルトを巻かせてもらいたいと思います」
――改めて札幌のファンへ
▼田中「昨日、今日と応援ありがとうございました! 次は腰にベルトを巻いて帰ってきたいと思いますし、また呼ばれるように頑張ります!」
▼杉浦「2日間、本当にありがとうございました! 札幌…大好きです! 札幌ありがとう!!」
<バックステージ>
【試合後の杉浦&田中】
――改めて丸藤&中嶋組はどうだった?
▼杉浦「あそこがウチ以外では一番強いチームだよ。決定戦まで来てるんでね」
▼田中「大阪で一回負けてるから、2連敗はありえなかった。確かにいつ持ってかれるか…っていう怖さはありましたけど」
――改めて田中の存在というのは?
▼杉浦「今まで組んできた中でも最高のパートナーにめぐり会えた感じですね」
――GHCタッグに向けて?
▼杉浦「現に今日直接勝ってるしね。しかも優勝までしてるわけだから、もう逃げ場はないよ。ベルト懸けてやってもらうよ」
▼田中「現時点で一番強いタッグチームは俺たち。あいつらは下であって、俺らが強いということを改めて示す試合になると思いますよ」
――札幌から大声援が上がったが?
▼杉浦「本当に札幌、ありがとう。最高の雰囲気の中で最高のパフォーマンスができました」
▼田中「最高のパートナーと、最高の場所で、最高のパフォーマンスができました。本当に優勝できて良かったです」
NOAHの4チーム同点首位で迎えたのグローバルタッグリーグ最終戦、まず昨年度覇者であるKENTA、高山のNO MARCYがカバナ、ヒーローのBIG IN USAと対戦し、序盤からカバナ組がKENTAを捕らえ主導権を握るも、高山の奮起でNO MARCYが試合を盛り返すが、KENTAが勝負に出たgo 2 sleepを着地したヒーローが後頭部エルボーを炸裂させると、ローリングエルボー3連発からカバナのエルボースタンプとヒーローのローリングエルボーのサンドイッチ攻撃、ヒーローのローリングエルボーと畳み掛けKENTAから3カウント、NO MARCYは6点止まりで二連覇の夢は阻まれてしまう。
セミの弾丸ヤンキースvs既にリーグ戦から脱落している超危暴軍は、超危暴軍がGHCタッグ王者の意地を見せつけるためセコンドを加えての総攻撃で先手を奪うが、田中が奮起して杉浦もセコンドを蹴散らしたことで流れはヤンキースへと傾く、超危暴軍は再びセコンドを介入させて森嶋とマイバッハが田中を捕らえるが、セコンドを蹴散らした杉浦がカットに入ると逆にマイバッハを捕らえ、杉浦の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスライディングDの波状攻撃、田中のスーパーフライからの垂直落下式ブレーンバスター、スライディングDと畳み掛けて3カウントを奪い8点目を獲得、優勝はメインの結果待ちとなった。
メインのBRAVEvsTMDKは、TMDKがタッチワークを駆使してBRAVEを分断し主導権を握るが、中嶋がヘイストのダイブをR-15で撃墜してから流れが変わり、ん丸藤も時間差ロープワークなどでTMDKを翻弄する。TMDKは丸藤を捕らえてサンダーバレーを狙うが、中嶋がカットに入ると逆に丸藤の不知火と中嶋のジャーマンの合体技がヘイストに決まり、ヘイストも丸藤をダイナミックボムからボムバレーボムを狙うもフランケンシュタイナーで切り返した丸藤がトラースキック、虎王からのパーフェクトフェースロックで捕獲しヘイストがタップ、BRAVEも8点目を獲得しヤンキースとの優勝決定戦となる。
15分のインターバルの後で優勝決定戦が行われ、試合開始と同時に回復時間があったヤンキースが、試合を終えたばかりでダメージの残るBRAVEに奇襲をかけBRAVEも応戦、BRAVEは速攻勝負を仕掛け丸藤が田中に不知火を決めタイガーフロウジョンを狙うも、回避した田中もスライディングDを狙うが丸藤はかわし、丸藤もトラースキックコンボを狙うが田中も見切るなで激しい読み合いを展開し速攻勝負の流れを断ち切る。しかし中嶋が胴絞めスリーパーで田中のスタミナを奪いにかかるが垂直落下式ブレーンバスター狙いは田中が逆に突き刺して杉浦に繋ぐ。
BRAVEは攻勢に出る杉浦を捕らえとサンドイッチ式トラースキックを炸裂させるが中嶋のPKからねジャーマン狙いは杉浦が逆にバックを奪ってターンバックルへのジャーマンで中嶋を叩きつけ、ここで勝負と見たヤンキースは怒涛のサンドバックタイムて猛ラッシュをかける。BRAVEは不知火とジャーマンの合体技で応戦するが、中嶋のトラースキック狙いを杉浦がカウンターの張り手で黙らせると、再びサンドバックタイムから田中のスライディングD、杉浦のオリンピック予選スラムの波状攻撃で3カウントを奪い、弾丸ヤンキースがグローバルタッグリーグを制覇した。
全勝優勝を宣言したヤンキースだったが開幕戦では勝利しても大阪でBRAVE、名古屋でモハメドボンバーズと連敗し苦戦を強いられる、だが結成したばかりのヤンキースは初っ端から躓くわけにはいかない、連敗の後で3連勝となり決勝へ進出しBRAVEにもリベンジを果たしてタッグリーグを制覇した。5月6日のZERO1後楽園大会でもインターコンチネンタルタッグ選手権挑戦を控えていることから、いろんな意味で弾みをつけたと思う。また優勝を果たしたことで当然ながらGHCタッグ王座にも照準を定めた、弾丸ヤンキースはNOAH、ZERO1を股にかけるだけでなくプロレス界全体の台風の目になるか!?
またリーグ戦以外では第4試合で小川、ザック組がNO MARCYを降した後で原田を襲撃、小川もGHCジュニアヘビー級ベルトをポイ捨てにするなどジュニア王座挑戦の意思表示を示した。まずザックの挑戦が濃厚とされているが、石森&小峠との抗争から小川は無言ながらも火が点きつつある。 -
最終戦を前にして4チームが同点!中嶋はヨネからフォールを奪いGHC獲りを表明!
4月26日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2014」札幌テイセンホール 800人
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「狂乱のエストレージャ vs Growing Bear」/15分1本
○スペル・クレイジー(6分40秒 ラマンサニータ)X熊野準
◇第2試合◇
▼「Battle for the Purpose」/20分1本
小川良成 ○ザック・セイバーJr. (13分38秒 ジムブレイクスアームバー)小峠篤司 X北宮光洋
◇第3試合◇
▼「ドンチュウクライ vs 剛拳」/30分1本
○拳王(9分55秒 変型キャメルクラッチ)X平柳玄藩
◇第4試合◇
▼「Frying Star vs 暴走ムイビエン」/30分1本
○石森太二(10分24秒 オースイスープレックスホールド)X大原はじめ
◇第5試合◇
▼「Break through NO MERCY」/30分1本
KENTA ○原田大輔 高山善廣(12分55秒 横入り式回転エビ固め)齋藤彰俊 佐野巧真 X青柳政司
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]丸藤正道 ○中嶋勝彦(16分48秒 体固め)[3勝3敗=6点]Xモハメド ヨネ 池田大輔
※右ハイキック
<試合後>
中嶋「明日も勝って上り詰めたいと思います。たしかヨネさん次、永田のGHCヘビーに挑戦するんだよね。俺が勝ったから、俺が行ってもいいよね。ヨネさんの返事待ちです」
【試合後の丸藤&中嶋】
――試合を振り返って?▼中嶋「気持ち良かったぁ!」
▼丸藤「おいしいところ持ってかれたなぁ。戦りつのハイキックか…恐ろしい」
――GHCをめぐる決意表明もあったが?
▼中嶋「まずは優勝して僕らのチーム力を示すことが第1優先ですけど、今日ヨネさんに勝てたんで。素直な気持ちを言ったまでです。とにかく明日が本当の山場。僕らのチーム力をしっかり示したうえで、上り詰めたいと思います」
▼丸藤「明日は俺が獲ります。明日は俺が頑張ります」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]森嶋猛 ○マイバッハ谷口(13分03秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]Xコルト・カバナ クリス・ヒーロー
※マイバッハプレス
◇第8試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○杉浦貴 田中将斗(18分33秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]シェイン・ヘイスト Xマイキー・ニコルス
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦&田中】
――試合を振り返って▼杉浦「かなり追い込まれたけど、田中さんが入って弾丸エルボー一発で流れを変えてくれたんで」
▼田中「こっちのカタにハマれば、こっちのもんやから。タイミングをズラしてきたり、ウマいところもあったけど、エルボーやったら俺らが一番やからね」
――残るは森嶋&マイバッハ組との一戦だが?
▼杉浦「とりあえず明日勝たないと。勝つしかないから」
▼田中「どういう展開になっても、これまでくぐり抜けてきてるし。デカかろうが、汚いことしようが関係ない」
――改めて優勝に向けて?
▼杉浦「明日、優勝トロフィーをしっかり抱いてね。その後2人で札幌の街に繰り出したいね」
▼田中「キッチリとこのヒジとヒジで片付けて、このガッチリしたヒジで優勝トロフィーを掲げてやりますよ」
グローバルタッグリーグも終盤、BRAVEvsモハメドボンバーズはヨネと中嶋がサッカーボールキック合戦で意地を張り合うなど火花を散らすが、BRAVEは池田を捕らえて分断に成功、終盤もスピードを生かしたBRAVEはヨネを捕らえるも、モハメドボンバーズも池田がカットに入ってから中嶋を捕らえ、ヨネがハイキックからキン肉バスターで勝負に出るも、着地した中嶋がハイキックで逆転3カウントを奪い6点目を獲得した。モハメドボンバーズは6点どまりで全公式戦は終了となった。
メインではTMDKが弾丸ヤンキースと対戦しTMDKは杉浦の膝に集中砲火を浴びせて先手を奪うも、田中に交代してから流れが変わりニコルスを捕らえ形勢逆転する。TMDKは杉浦にタンクバスターを炸裂させるとニコルスがサザンクロスストレッチで捕獲し勝負に出るが、田中がカットに入ると逆にヘイストに集中砲火を浴びせ、最後は田中のスライデヒングDから杉浦のオリンピック予選スラムが決まって3カウントで6点目を獲得、これでBRAVE、TMDK、NO MARCY、弾丸ヤンキースの4チームが首位という異常事態となった。
セミでBIG IN USAを降した超危暴軍にもチャンスがあるが最後の相手であるヤンキースを下してもNO MARCYvsBIG IN USA、BRAVEvsTMDKの結果待ちとなるため可能性は低い、やっぱり8点ラインで優勝決定戦にもつれ込む可能性がかなり高いと見ていいだろう。
また中嶋はヨネを降してGHCヘビー級王座獲りを表明、永田裕志vsヨネのGHCヘビー級選手権の開催は5・17後楽園で決定となっているが、それまでに挑戦者決定戦を行うということなのか・・・
いよいよ最終戦を迎えるタッグリーグ、優勝チームはどのチームか? -
永田裕志が大流血もキラー降臨でGHCヘビー級王座を防衛!
4月20日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in NAGOYA」愛知・名古屋国際会議場 1500人 満員
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「GREAT VOYAGE 2014 in NAGOYAオープニングマッチ」/20分1本
小川良成 ○ザック・セイバーJr. (11分02秒 ハーフネルソンスープレックスホールド)スペル・クレイジー X熊野準
◇第2試合◇
▼「NO MERCY vs BRAVE」/30分1本
石森太二 ○小峠篤司(10分27秒 片エビ固め)原田大輔X平柳玄藩
※キルスイッチ
◇第3試合◇
▼「Wild Cat Heart vs 平成のストロングスタイル」/30分1本
○齋藤彰俊(3分45秒 片エビ固め)X北宮光洋
※スイクルデス
◇第4試合◇
▼「超危暴軍 vs 名古屋維真軍」/30分1本
森嶋猛 ○大原はじめ 拳王(9分23秒 ムイビエン)青柳政司 Xヤス久保田 ヒデ久保田
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス(14分20秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]コルト・カバナ Xクリス・ヒーロー
※サンダーバレー
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○モハメド ヨネ 池田大輔(13分30秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X杉浦貴 田中将斗
※キン肉バスター
【試合後のモハメッドボンバーズ】
▼池田「勝っちまったぜ…どうしようか?」▼ヨネ「『やっちゃう』って試合前に言ってましたけど、本当にやっちゃいましたよ!」
▼池田「今日ダメだったのは俺。しっかり自己反省! その分、ヨネにカバーしてもらいましたから」
▼ヨネ「いやぁ、池田先輩のリーグ戦に向けたアドバイスは『やっちゃう』しかなかったんで、最初はどうしようかと思いましたけど…。途中あれだけエルボー打たれて飛びそうになりましたけど、あれで“やっちゃうスイッチ"が入りましたよ!」
▼池田「やってしまう、やってしまう、やっちゃう!ですよ。(※2人で妙なポーズをとりながら)う〜〜やっちゃう!!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○KENTA 高山善廣(18分04秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]丸藤正道 X中嶋勝彦
※go 2 sleep
【試合後のKENTA&高山】▼高山「KENTAありがとう」
――大逆転だったが?
▼KENTA「キタね。すげー気持ちいい。デカいでしょう、今日は。連勝できたのもデカいし、最後あれだけ会心の一撃が入って…気持ち良くて今日は寝られないかも」
――高山選手は?
▼高山「最初2つ落としたけど、こっから連勝重ねて突っ走っていくだけだよね」
▼KENTA「俺たちが突っ走らなけりゃリーグ戦自体つまらなくなってしまう。勝ち続けられるようにやっていくだけですね」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第21代選手権者]○永田裕志(20分54秒 バックドロップホールド)[挑戦者]Xマイバッハ谷口
☆永田が3度目の防衛に成功
(試合後)
-大丈夫ですか?」
永田、「俺は不死身だよ」
-マイバッハについて
永田「よくやったんじゃない? 俺をここまで追い詰めたんだから。ただ、俺の牙城はそう簡単には崩れないゼアッ!(歓声)「緑のマットを青く染めると言っていたけど、今日は赤く染まった。ただ、それもある意味公約通り」
-次はの防衛戦がGHCヘビー級選手権試合通算100戦目でありますが
永田「記念すべき100試合目もチャンピオンとしてしっかり防衛したい。みんな倒しちまったからな。誰もいないのか。誰でもかかってこい」
(ヨネ登場)
ヨネ「誰もいないわけないだろ! ノアの選手もファンもみんなベルトを獲り戻したがってるんだよ! 次、俺に行かせろ! どうですか、お客さん!?」
永田「ヨネ…勝ち逃げしとけばいいものを。お前にこんな試合できんのか?」
ヨネ「いつでもやってやるよ!」
永田「よし分かった。お前とやってやる。このベルトに恥じない試合をしようぜ」
ヨネ「もちろんだ。行きますよ!」
(ヨネ退場後、館内はナガダンスコール)
永田「これだけ大流血してても、お前ら俺を踊らせるのか?よし分かった。アンチエイジングで踊ってやる!(ナガダンスを踊り)ゼア!」
【永田の話】「(流血してもナガダンスを踊ったが?)しょうがないよ。あれがファンの望みなんだから。それもこのリングが青く染まってる証拠だ。それにしても痛かった…。あんなケースでぶっ叩かれたから…。えぐれたんじゃないか?って思うくらい強烈な痛みが走って…。(それでも跳ね除けての勝利だったが?)そりゃそうよ。ダテにアンチエイジング掲げてないからね。今月46になる俺が、世間に対する意思を示すにはこうするしかなかった。ノアファン、新日本ファン、プロレス界全体、若い世代、同世代…世間すべてへの俺からのメッセージだよ。(ヨネが名乗りを上げたが?)一回負けてるんだよな。永田裕志に勝ったという勲章をそのまま大事に持ち続けていりゃいいものを…。飛んで火にいる夏の虫だな。(ヨネも燃えていたが?)あいつの都合なんて知ったこっちゃない。だって今日も俺の勇姿を観にたくさんのノアファン、新日本ファンが来てくれた。一瞬、アウェーではないと錯覚したほどだったよ。それにしても痛ぇ…。もういい? アドレナリン切れてきちゃったから」
今日はNOAH名古屋大会を観戦するために昨年8月以来の国際会議場を訪れたがNOAHを観戦するのも昨年7月以来、今回はタッグリーグだけでなくGHCヘビー選手権も組まれたことで用意されたイスもほとんど埋まり満員となった。
メインの永田vsマイバッハのGHCヘビー級選手権はマイバッハのセコンドには拳王と大原、永田は新日本が試合が入っているため誰も連れてこずノーセコンドとなった。試合は永田がいきなりテンポをずらしての低空ドロップキックからローキックで下半身を切り崩しにかかり、またマスクに手をかけるなどマイバッハを揺さぶり先手を奪う、だが場外戦でマイバッハが反撃すると拳王と大原が介入し永田を襲撃、マイバッハはジュラルミンケースを持ち出すと永田の顔面にフルスイング、永田は額を大きく切ったのか大流血となってしまう。
リングに戻った永田にマイバッハは噛みつきやナックルで永田の傷口をえぐりにかかるが、永田はフロントハイキック、ミドルキックで反撃し頭部に膝蹴りを浴びせる。永田はマイバッハと拳王の同士討ちを誘発しエクスプロイダーを繰り出し、マイバッハのマイバッハプレス狙いを雪崩式ブレーンバスターで投げるなど攻勢に出る。しかし勝負に出たタイナーがマイバッハがレフェリーを盾にして誤爆してしまうと、マイバッハは刺又を持ち出して刺又攻撃からの刺又ラリアット、本部席へのテーブル貫通チョークスラムで永田に大ダメージを与え、リングに永田を戻してからマイバッハプレスを投下して勝負に出る、だがやっと気づいた西永レフェリーのカウントが遅れてしまい決め手にならない。マイバッハはマイバッハボムを狙うもリバースした永田は大車輪キックを浴びせてからマイバッハのマスクを破き、キラーモードへと突入する。
マイバッハは急所打ちで抵抗するが、永田は白目式腕固めで捕獲、流血に際立つ白眼、2002年大阪府立体育会館で行われた村上和成戦を思い出してしまう、永田は介入を狙う拳王を蹴散らすとマイバッハを大☆中西ジャーマンで投げ、延髄斬りの連発、バックドロップ、バックドロップホールドで3カウントを奪い防衛、流血が却って永田の起爆剤となった試合だった。
試合後は永田が次回の防衛戦でGHC通産100度目の防衛戦になることで挑戦者を募ると、第6試合のタッグリーグ公式戦で弾丸ヤンキースの集中砲火に会いながらもハイキックからキン肉バスターで杉浦からフォールを奪い、シリーズ前から王座挑戦を示唆したヨネが名乗りを挙げたが、おそらく永田ファンからだと思うが館内から「顔じゃねえよ!」と声が飛び交った、ヨネは2012年11月18日の大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会でのグローバルリーグ公式戦で場外でのキン肉バスターで大ダメージを与えてからキン肉バスターで永田から3カウントを奪ったという実績を持っていることでの挑戦表明、永田にしてみても借りはしっかり返しておきたい相手だ。またヨネに挑戦の資格はあるのかというと、今日の公式戦でも杉浦との打撃戦を制してハイキックの連打からキン肉バスターで3カウントを奪うなど、イザとなれば爆発力がすごいだけに、ヨネが大爆発すれば永田も危ないのではと思う。
試合後は永田が観客に促される形でナガダンスを披露し、退場の際にも永田ファンと“ゼア!”と敬礼するなど永田ワールドとなったが、改めて永田裕志の凄さを再認識させられた選手権だった。
タッグリーグ公式戦はセミでBRAVEとNO MARCYが対戦、キック合戦で優位に立ったBRAVEはスピードを生かしてKENTAを捕らえる、NO MARCYは高山が動きが鈍い分KENTAに負担がかかってしまう。終盤でも丸藤が不知火で高山を排除すると、中嶋は垂直落下式ブレーンバスター、ドラゴンスープレックス、ジャーマンスープレックスと畳み掛けるが、ハイキックかわしたKENTAがgo 2 sleepを炸裂させ逆転勝利を収める。
TMDKvsBIG IN USAはUSAの試合巧者ぶりにTMDKが振り回され、主導権を奪えない展開が続く。だが勝負に出た合体エルボーが誤爆するとTMDKが一気に勝負に出てヒーローを捕らえ、サンダーバレーで3カウントを奪い勝利を収める。
リーグ戦はモハメドボンバーズが6点で単独トップ、これにTMDK、NO MARCY、BRAVEが続き、全勝優勝を宣言していた弾丸ヤンキースは連敗するなど意外な展開となってきた。果たして優勝はどのチームなのか・・・ノア名古屋大会でのGHCタイトルマッチにてマイバッハに血塗れにされたが、完膚なきまでに叩きのめし防衛ゼァ。たくさんの新日本ファン+ノアファン達よ、サンキューゼァ。新幹線帰宅途中なぅゼァ。 http://t.co/tLet1dQuS7
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 4月 20今日の永田は『白目』『血の赤』『コスチュームの青』で見事なトリコロール!? 【NOAH】大流血もマイバッハ撃沈!永田血染めのV3 名古屋大会 http://t.co/gFinT2Y9sP #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/ebLOdQ8jl2”
— Yoshihiro Takayama (@Takayamado) 2014, 4月 20 -
原田が凌ぎを削りあった大阪で小峠を降してGHCジュニア王座を防衛!丸藤が大逆転で弾丸ヤンキースに土をつける!
4月19日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2014」大阪・ボディーメーカーコロシアム第2競技場 1200人 満員
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「ドンチュウクライ vs 剛拳」/15分1本
○拳王(5分23秒 片エビ固め)X平柳玄藩
※後頭部への廻し蹴り
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○大原はじめ(8分49秒 片エビ固め)X北宮光洋
※フィンランド式フォアアーム もう一人は石森太二
◇第3試合◇
▼Battle for the Purpose/30分1本
クリス・ヒーロー ○コルト・カバナ スペル・クレイジー(10分52秒 ビリーゴーツクロス)小川良成 ザック・セイバーJr. X熊野準
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔(18分54秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X小峠篤司
☆原田が初防衛に成功
【原田の話】「(試合を振り返って?)何だかんだ言って楽しかったですね。一番負けたくなくて、一番意識する男。試合前は正直『イヤやな…』と思ってましたけど…試合してみたらやっぱり“楽しかった"です。(戦前は余裕を漂わせていたが?)今日の試合観てもらったら分かると思いますけど、キツかったです。頭突き一発もらった時は危なかった。不知火・改も食らってたらヤバかったですね。(追い越した小峠にさらに差をつけたが?)実はタイトルマッチでシングルマッチをやるのも初めてだったんですけど、ここから僕が突き放していきます。『ちんたらしてたら置いてくぞ』とあえて後輩から、先輩の小峠“さん"に言わせてもらいます。(これで初防衛、盛り上げるためにもすぐに次期防衛戦をやりたい?)そうですね! 誰も来なかったですけど、誰でもチャンスはあると思いますし、同じチームの玄藩さんでも、ザックでも、この前やったクワイエット・ストームでもいいですよ。あいつが100キロ以下なら…の話ですけど(笑) (小川でも?)もちろん。小川さんが奮起してくれるのなら是非。ジュニアタッグ巻いてますけど、もう一つ腰を上げてもらって。(小峠の連続挑戦でも)大歓迎。またグウの音も出ないほどに叩きつぶしてやります」
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]KENTA ○高山善廣(6分35秒 エベレストジャーマンスープレックスホールド)[2勝1敗=4点]モハメド ヨネ X池田大輔
【試合後のKENTA&高山】▼高山「これで初日だね。ここから突っ走っていこうな!」
▼KENTA「ありがとうございます。今日は高山さんに助けられました」
――久々にモハメッドボンバーズと当たったが?
▼高山「ホント、何年ぶりだろ…。相変わらず元気だったけど、懐かしの名タッグを見てる感じになっちゃって、見入っちゃった。そして気づいたらKENTAがやられちゃってて…(笑)」
▼KENTA「最初は見入っちゃってなかなか来てくれなかったですけど、最後決めるところはキッチリ決めてくれる。さすがですね。ここからばん回してく。必ず“来るべきところ"が優勝するから。そういうものだから」
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]森嶋猛 ○マイバッハ谷口(14分15秒 体固め)[1勝1敗=2点]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※マイバッハボム
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝1敗=2点]○丸藤正道 中嶋勝彦(19分05秒 完璧片エビ固め)[1勝1敗=2点]X杉浦貴 田中将斗
【試合後の丸藤&中嶋】
▼丸藤「デカい、デカい! この1勝はデカいよ」――弾丸ヤンキースと戦ってみて?
▼丸藤「キツいことなんて、最初から分かってた。やられ放題だったけど…」
――完璧片エビ固めで2連勝となったが?
▼丸藤「そうだね。ただ、今日はその前の虎王も効いてたと思う」
――中嶋選手にとっても大きな1勝?
▼中嶋「そうですね。今回のリーグ戦で台風の目であろう弾丸ヤンキースから勝利できたのは大きいと思うし、やっと僕たちらしい試合の展開が出来てきてる。遅いスタートになるのかもしれないけど、これからがスタートなのかも」
▼丸藤「まだ合体技も出してない…というか、出せなかったんだけど、そういう意味でもまだまだ可能性もあるわけだから」
NOAH大阪大会の第4試合で原田がGHCジュニア王座をかけて“桃の青春タッグ”の盟友であった小峠の挑戦を二人がかつて凌ぎを削った地である大阪で受けた。
試合はエルボーからグラウンドで互いに出方を探り合うと、小峠が得意の頭突きで先手を奪いゼロ戦キックやタランチュラを繰り出すも、場外へ追いやりでスライディングキックを狙ったところで原田が膝蹴りで迎撃、場外でフロントスープレックスで投げるとダイビングフットスタンプ、ブレーンバスターで投げてもクラッチを解かずに雪崩式ブレーンバスターと得意の投げ技で形勢を逆転。小峠のフロントネックロックに対して原田は強引に立ち上がるも、小峠はそのままDDTで突き刺すが、意地で立ち上がる原田はデスバレーボムで叩きつける、だが小峠も立ち上がって膝アッパーから片山ジャーマンと掟破り技を連発すると、原田もキルスイッチからトラースキックと掟破りをやり返し、両者はローリングエルボーと頭突きを打ち合ってダウンするなど激しくぶつかり合う。
小峠はトラースキックで原田をエプロンに追いやり断崖式キルスイッチを狙うが、原田も断崖式片山ジャーマンを狙うも、原田の突進を鉄柱に誤爆させた小峠がトラースキックからロープ越しの引きずり込み式キルスイッチを敢行し、高速ニーからキルスイッチを狙うが原田は踏ん張る、ならば小峠は多回転式スイングDDTから不知火・改を狙うが、原田がすり抜けて着地するとコーナー上の小峠にジャンピングエルボーを炸裂させてからの雪崩式片山ジャーマンを敢行、原田が勝負と見て突進するが小峠がマグザムを狙うと原田はキャッチして抱え込み式バックドロップホールドを決めるが、クリアした小峠が丸藤譲りの虎王から腕極め式前方回転エビ固めを連発も原田もクリアしてヒザ上への垂直落下式ブレーンバスターを敢行して後頭部にエルボーを連発する。小峠も頭突きで抵抗するが、原田は大☆中西ジャーマンで黙らせると肩乗せ式ニーアッパーから片山ジャーマンで3カウントを奪い、地元・大阪で王座を死守した。
グローバルタッグリーグは連敗スタートのNO MARCYが連勝中のモハメドボンバーズと対戦するも、ボンバーズは速攻勝負を仕掛け、開始早々にKENTAを捕らえたヨネがキン肉バスターを決めるが高山が間一髪カットに入る。ボンバーズは交代した高山を捕らえるが、KENTAがカットに入って逆に池田を捕らえてボンバーズを分断、最後は池田の大ちゃんボンバーを踏ん張り、逆にニーリフトを浴びせた高山がエベレストジャーマンで3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。
またこちらも連敗スタートとなった超危暴軍はTMDKと対戦、TMDKは試合開始早々にマイバッハを捕らえてサンダーバレーを狙うも大原、拳王の介入で速攻勝負狙いを阻止されてしまうと、セコンドを介入させた超危暴軍が場外戦で主導権を握る。TMDKは超危暴軍の同士討ちを誘発させて森嶋を捕らえるが、交代したマイバッハが孤軍奮闘して大暴れ、ニコルスを捕らえた超危暴軍は合体技を決めるが、TMDKも合体技で応戦。だがヘイストのボムバレーデスを着地したマイバッハがジャーマンで投げるとチョークスラムからのマイバッハボムで3カウントを奪い公式戦初勝利、マイバッハも翌日の永田裕志戦へ向けて弾みをつける。
BRAVEvs弾丸ヤンキースはヤンキースが丸藤を捕らえて集中砲火を浴びせるが、交代した中嶋がキックやR-15などで盛り返し、蘇生した丸藤も杉浦に剣山式バックブリーカーを繰り出すが、追い越しラリアットをスピアーで迎撃されると再びヤンキースの集中砲火を浴びてしまう。丸藤は抵抗して杉浦に虎王から不知火を繰り出し、トラースキックやトルネードキックからタイガーフロウジョンを狙ったところで田中がラリアットでカットし、ヤンキースは田中のスライディングラリアット、杉浦がランニング膝アッパー、サンドウィッチ式エルボー乱打、杉浦の後頭部ニーと波状攻撃から、田中がスライディングDを狙うが中嶋がトラースキックでカットに入ると、丸藤が杉浦に虎王から完璧片エビ固めで逆転3カウントを奪い、全勝優勝宣言をしたヤンキースに土をつけた。
明日は名古屋でのビッグマッチ、タッグリーグの公式戦も組まれているが、マイバッハが永田を破りGHC王座を奪取できるかも注目だ。大阪大会御来場ありがとうございました。 無事に防衛出来た喜びともう一つの喜びがありました。 嬉しかったですね。 ありがとうございました。
— 原田大輔 (@noah_harada) 2014, 4月 19 -
NOAHで追悼記念大会、みんなジャンボ鶴田を忘れない・・・
4月13日 NOAH「グローバルタッグリーグ2014~ジャンボ鶴田追悼記念大会」 山梨市民総合体育館 1300人
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「剛拳 vs 平成のストロングスタイル」/15分1本
○拳王(8分12秒 変型キャメルクラッチ)X北宮光洋
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○平柳玄藩(8分47秒 体固め)X熊野準
※もう一人は大原はじめ 玄藩と大原がラリアットの合戦の末倒れるも、玄藩が大の字に倒れていた熊野をフォール
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○杉浦貴 原田大輔(12分41秒 片エビ固め)X石森太二 小峠篤司
※オリンピック予選スラム
◇第4試合◇
▼「弾丸戦士 vs 狂乱のエストレージャ」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○田中将斗(9分41秒 片エビ固め)Xスペル・クレイジー
※スライディングD
◇第5試合◇
▼ジャンボ鶴田追悼記念試合/30分1本
○小川良成 ザック・セイバーJr.(11分58秒 首固め)藤波辰爾 X井上雅央
【藤波の話】「(試合を振り返って?)追悼試合に呼んでもらって、こうやってジャンボを振り返ることができて感無量ですね。かつて肌を合わせるのが夢で、かなわぬ夢のまま終わりましたけど、ジャンボ鶴田という名前は消して欲しくない。皆さんの記憶にとどめてもらいたいと思います。一方でジャンボとの戦いは当時、いろんなしがらみで出来なかった。今になって思うと、自分からもっと早く彼の元に歩み寄って戦うチャンスを作れば良かったな…とも思ってます」
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[2勝=4点]モハメド ヨネ ○池田大輔(14分49秒 体固め)[1勝1敗=2点]Xクリス・ヒーロー コルト・カバナ
※大ちゃんボンバー
【試合後のヨネ&池田】
――無傷の2連勝だが?
▼ヨネ「昨日タッグチャンピオンに勝ったのがやっぱり大きかったですね。今日は大ちゃんボンバーで決めてくれました」
▼池田「これで2連勝。次も勝って、ずっと連勝を伸ばして優勝までいきます」
――ジャンピングニーからの『オー!』も出たが?
▼池田「鶴田さんにやれ!って言われてるような気がして。鶴田さんが背中を押してくれました」
――タッグを組んでいた感覚がどんどん蘇っている?
▼ヨネ「そうですね。俺たちモハメドボンバーズを懐かしいと思う人も多くいると思うし、新しいファンにもしっかり見せていって、このまま連勝街道まっしぐらで優勝です!」
▼池田「俺を知らない新しいファンの人にもモハメドボンバーズを通じて、存在をアピールしたいですね」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦
[1勝=2点]マイキー・ニコルス ○シェイン・ヘイスト(14分26秒 エビ固め)[2敗=0点]XKENTA 高山善廣
※サンダーバレー
【ニコルスの話】「これで2014年のグローバル・タッグリーグ戦の優勝はTMDKで間違いないだろう。そして必ずタッグタイトルも取り戻す。(タンクバスターの新型も出たが?)いつでもどこでも出せる改良型さ。どこからでもショットしてやるよ」
【ヘイストの話】「グローバル・タッグリーグ。初戦からビッグウィンだ。KENTAをやってやった!(新型タンクバスターについて?)バスケみたいなもんだね。マイキーがトスを上げて、俺がダンクシュートさ」
◇第8試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦
[1勝1敗=2点]○丸藤正道 中嶋勝彦(16分47秒 完璧片エビ固め)[2敗=0点]X森嶋猛 マイバッハ谷口
<試合後>
中嶋「勝ったぞー! 丸藤さんがこんな状態なんで、僕がマイクを持ちたいと思います。本日はジャンボ鶴田さんの追悼大会、こんなにもたくさんの方々に来ていただいてありがとうございます。鶴田さんのことは、僕は映像でしか観たことがないのですが、あの迫力は今の時代でも通用するものだと思います。これからも同じレスラーとしてプロレスのリングで暴れていきたいと思います!僕でいいのか分かりませんが、最後にここに集まった皆さんと“オー"をやりたいと思います。ジャンボ鶴田さん…オー! オー! オー!」
【丸藤の話】「昨日負けちまった分、ここから取り返す。ここからどんどん勝ち星重ねて優勝するから」
【中嶋の話】「いい感じで調子上がってます。この調子で!」
NOAH山梨大会で「ジャンボ鶴田追悼記念大会」が開催された、鶴田が死去してからまもなく14年(死去した日は5月13日)になるが、TV朝日系列で放送していた「ワイドスクランブル」の「夕刊キャッチアップ」のコーナーで鶴田死去の一報を聴いた衝撃は今でも忘れられない。また今回はNOAHで開催されたが鶴田が三沢光晴の良き理解者だったからこそ実現した大会でもあるが、本来なら全日本プロレスが行うべきものなのに、全日本の現状を考えると複雑な心境でもある。
第4試合ではドラディションから鶴田との対戦を熱望していた藤波が登場し鶴田の付き人を務めた雅央と組んで小川、ザックのジュニアタッグ王者組と対戦。、鶴田は全日本、藤波は新日本を背負って立つ存在と嘱望されていた時代は昔となってしまった。藤波はドラゴンリングインはザックにドロップキックを食らうも小川にドラゴンスクリューからのドラゴンスリーパーを披露、雅央も続いてオリャーラリアットを炸裂させ久々にアルゼンチンバックブリーカーで担ぐも、再度のアルゼンチンバックブリーカーは小川が丸め込んで逆転3カウント、試合後は鶴田のテーマ曲である「J」が流れてノーサイドとなった。また第5試合では池田が鶴田ばりの「オー!」を披露し、必殺技の一つである空中胴絞め落としを繰り出すなど亡き故人を偲んだ。
タッグリーグはTMDKがNO MARCYと対戦。試合はNO MARCYが打撃で主導権を握り、KENTAが側頭部への左右のミドルキックでヘイストを追い詰めるが、ヘイストがカウンターラリアットで反撃、ここからTMDKが合体技でKENTAに集中砲火を浴びせ、最後はヘイストがその場飛び式タンクバスターからTMDKのサンダーバレーで叩きつけて3カウント、昨年度覇者のNO MARCYが二連敗スタートとなってしまう。
またBRAVEvs超危暴軍は今回も超危暴軍が大原、拳王を介入させるも、BRAVEはマイバッハを捕らえ分断、だがコーナーに昇った丸藤をマイバッハが刺又式デットリードライブで叩き落すと、また大原と拳王が介入して丸藤に集中砲火を浴びせる。勝負に出た森嶋は鶴田から伝授されたバックドロップを決めるも、2発目を狙ったところで腕を巻き込んでの完璧片エビ固めで丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利、試合後も丸藤と中嶋が「オー!」を連呼して大会の幕を閉じた。
鶴田が死去してまもなく14年、鶴田の伝説は語り継げるものがいる限り、すっと心の中で生き続ける・・・・ -
グローバルタッグリーグ2014開幕!主役は弾丸ヤンキース!!4月12日 NOAH「グローバルタッグリーグ2014」後楽園ホール 1650人 満員
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○北宮光洋(8分15秒 ジャーマンスープレックスホールド)X熊野準
◇第2試合◇
▼20分1本
スペル・クレイジー ○クワイエット・ストーム(10分35秒 片エビ固め)原田大輔 X平柳玄藩
※ラリアット
◇第3試合◇
▼30分1本
シェイン・ヘイスト ○マイキー・ニコルス(11分22秒 片エビ固め)拳王 X大原はじめ
※タンクバスター
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○小川良成 ザック・セイバーJr.(20分47秒 回転片エビ固め)[第20代選手権者]X石森太二 小峠篤司
☆石森&小峠組が初防衛に失敗、小川&ザック組が第21代選手権者となる
【試合後の小川&ザック】
――王座奪回に成功したが?
▼小川「石森に獲られて、俺がベルトが殴った時点から俺が思った通りに(状況が)動いてくれて、結果的に俺のもとにベルトが戻ってきた」
――徹底した腕攻めだったが?
▼小川「ああいう攻めは俺たちにしかできないことだと思うし、他のチームにはない俺たちの強みかな思ってますんで」
▼ザック「オガワサン、アタマイイネ。2カイメのチャンピオン、オガワサンにカンシャ。ホントニ、モットモット、オネガイシマス」
――改めてザックとのチームについて?
▼小川「始めから順調にいったチームじゃないので。逆にそういうのがあったから、今があるんだとも思いますし。いろんなタッグの戦い方というか、バリエーションがありますから」
――これから誰と戦いたい?
▼ザック「ミンナ! でも僕のドリームで、ヘビータッグにチャレンジしたいですね」
――小川選手は?
▼小川「そうですね。向こうは挑戦できないけど、面白い考えだと思いますよ」
――最後にファンに一言。
▼ザック「ホントウスゴイ…。このタッグがイチバン」
▼小川「ザックが助けてくれるんで、これからもお世話になりながら頑張っていきたいです。まだまだ防衛しますんで」
【試合後の石森&小峠】
――悔しい敗戦となったが?
▼小峠「カッコ悪いですね、初防衛を失敗して。初戴冠が2週間足らずだったんで。まあ、ザックには完全に実力で負けたと言ったら負けたんで。まあまあ、お客さんもあれを見ていたら納得いく感じだと思うんで。いいですよ、このままノアジュニアにいい感じで興味を持ってもらえたところで、俺の時代にかっさらっていくんで。全然下を向いてないですよ、俺は」
――わずかな差だったと思うが?
▼石森「冷静になって鏡を見れば、そうだね…ちょっと慎重になりすぎたね。あまりにも慎重になりすぎてて。まさかあんなので決まるとは思ってなかったけど」
▼小峠「負けは認めるよ、俺らのチームは。別に試合が終わってからベルトを取ったりとか、そんなことせえへんし。情けないだけです、今日は。石森さんに申し訳ないですけど」
▼石森「確かにな、2週間弱しか持ってないからな。まず初防衛戦であんな風になるとは思わなかったし」
――またこの2人で行く?
▼小峠「それはもちろん」
▼石森「取るまでやるぞ」
▼小峠「せっかく俺らが作った熱やから。こんなもん、横取りされたらたまらんし」
▼石森「続きはまだまだあるから」
▼小峠「これは小川良成とザックと、俺と石森さんが作った空気だから」
▼石森「俺らが次はベルトを取り返す」
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○クリス・ヒーロー コルト・カバナ(14分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]X丸藤正道 中嶋勝彦
※合体エルボー
【試合後のヒーロー&カバナ】
▼ヒーロー「グッドスタート、グッドスタートだ! 最後はバッチリ“撃ち落として"やったぜ!」
▼カバナ「ノックアウトだ! 全部ノックアウトさ。ブラザーのエルボーはすべて撃ち落とすさ。すげえ自信出てきた。だってマルフジはベスト・イン・ザ・ワールドだぜ? 日本だけじゃない。世界の男だ」
▼ヒーロー「コーラクエンに戻ってこれて、しかも勝利で飾れて嬉しいよ」
▼カバナ「ヒーローのエルボーはすげえ…全部KOさ、すげえ!すげえ! ウオッホッホウ!」
▼ヒーロー「落ち着け…落ち着けって(笑)」
【丸藤の話】「あとはもう落とせない…。優勝して必ずあいつらにリベンジする」
【中嶋の話】「負けから始まるスタートのほうがいい。(明日は森嶋&マイバッハだが?)そいつらは殺します」
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○モハメド ヨネ 池田大輔(14分47秒 エビ固め)[1敗=0点]X森嶋猛 マイバッハ谷口
※ハイキック3連発
【試合後のヨネ&池田】
▼池田「見事な勝利でした」
▼ヨネ「いやぁ、相手は何せチャンピオンチームですからね。池田さんは良く知らなかったと思うけど、それが逆に良かったのかも。池田ワールドに引きずり込まれていったというかね」
▼池田「いやぁ、謙虚で楽しい後輩を持って幸せ者でございますよ」
――今後に向けて?
▼池田「あまり意識しないほうがいいような気がしてます」
――途中ガムテープで巻かれたが?
▼池田「俺もわけわかんなかったです(笑)」
▼ヨネ「まぁ、良く分からないのがモハメッドボンバーズだとも思いますよ」
――改めて意気込みを
▼池田「この調子で駒を進めて優勝まで行きたい…とか言っちゃうとダメそうだから、一戦一戦日々を楽しみたいと思います」
▼ヨネ「(優勝まで)行けると思うんで、このまま突っ走ります」
【森嶋の話】「かかってきなさい! かかってきなさい!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2014」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○杉浦貴 田中将斗(21分05秒 片エビ固め)[1敗=0点]KENTA X高山善廣
※オリンピック予選スラム
【試合後の杉浦&田中】
――前年度のチャンピオンチームに勝利したが?
▼杉浦「幸先のいいスタートだよ。前年度のタッグリーグ覇者に勝って、現チャンピオンに勝って、このリーグ戦を制覇すれば、見えてくるでしょ?」
▼田中「俺らは口だけじゃねえから。リーグ戦に乗り込む前、俺らは大口叩いとったわ。でも、結果はもう出とるやろ? それが俺ら弾丸ヤンキースや。もうふたりとも40オーバー。でも、俺らが一番元気やから。動きもそうやし、パワーもスピードも、トータル的にはどこのチームにも負けてへん」
▼杉浦「黒さもね」
▼田中「黒さも。そこが一番大事やから。ここでも戦ってるからね、黒さで」
――KENTA選手と激しくやりあっていたが?
▼田中「さすがノアの象徴と言うべき人間。意地は感じたし、やってて正直気持ちよかったね。ほんまに俺は体が丈夫やと思っとるし、誰にも負けへんと思っとるけど、対等に張り合える相手は、もちろんここにいる杉浦さんもそうやけど、ほんまに数えるほどしか俺の中にはいないと思っとるし。その中のひとりに今日加えなあかんね」
――杉浦選手は高山選手と激しくやりあっていたが?
▼杉浦「久しぶりだからね。まあ、いつも通りで」
――田中選手とのタッグはどうだった?
▼杉浦「最高だよ。勢いはあるよ。それは感じるね。どこのチームに負ける気がしないもん。全てにおいてね」
――田中選手は改めてどうだった?
▼田中「このリーグに出る前は数試合しかタッグを組んでへんけど、その中でほぼいい状態に持ってきているんで。今日もタッグとしてのスキルは上がったと思うし。このシリーズはほぼタッグで出るわけやから、そこで本当にどこも相手にならんぐらいのスキルができあがるんじゃないですかね? 何度も何度も組んでみてもっと成長するのはあるけども、他のチームと比べて今の時点でトップレベルまで来とるから。これで何回も試合を重ねたら、そのレベルはもっと上がると思っとるし。やってて気持ちいいね」
――ファンにメッセージを送るなら?
▼田中「俺を応援してくれてる人は限られとるかもしれへんけど、今日この後楽園でノアのファンの気持ちは少しでも掴めたと思ってるんで。これからみんなの目に入る機会は多いと思うし。厳しい時は厳しい目で見てもらっても構わないし、でも俺のファイトで判断してほしいね」
▼杉浦「俺たちのファンも、俺たちのファンじゃないやつも、とりあえず注目しておけって。このリーグ戦で、この俺たちのタッグチームを注目しておいて。それだけ。損はさせないから」
グローバルタッグリーグ2014が開幕、開幕戦から昨年度覇者のNO MARCYがリーグ戦の台風の目である弾丸ヤンキースと対戦、両軍共打撃戦を展開するが弾丸ヤンキースがKENTAを捕らえて先手を奪い、NO MARCYは高山が奮起して盛り返すが、再びKENTAが捕まり主導権を奪うまでには至らない、弾丸ヤンキースは高山にも集中砲火を浴びせ、最後は杉浦の膝アッパー、田中のスライディングDのサンドイッチ攻撃から、田中のスライディングD、杉浦のオリンピック予選スラムの波状攻撃で3カウントを奪い、弾丸ヤンキースが勢いを見せつけた。
セミはヨネ、池田のバチバチスピリットが超危暴軍と対戦。池田が拳王、大原によってガムテープでグルグル巻きにされ、孤立したヨネが集中砲火を受け分断されるなど超危暴軍ペースとなるが、池田がヨネを踏み台にしてのレッグラリアットから一気に攻勢に出たバチバチスピリットが森嶋を捕らえ、ダブルキン肉バスターからヨネのハイキック3連発で3カウントを奪い逆転勝ちを収めたが、試合数をこなしていない池田がバテ気味になるなど不安点も出てしまった。
第5試合のBRAVEvsBIG IN USAはカバナのノラリクラリとヒーローの独特の動き、タッチワークの前にBRAVEが翻弄される。終盤にやっと流れを掴んだBRAVEは合体技を狙うが、逆にヒーローのローリングエルボーとカバナのエルボースタンプの合体技が丸藤に決まり3カウント、BIG IN USAがBRAVEを降す波乱が起きた。
第4試合ではGHCジュニアタッグ選手権、3月21日後楽園大会の再戦が組まれ。タイトルマッチ宣言でもリングに上がろうとしない小川に焦れた王者組が小峠とザックの小競り合いから試合がスタートし、石森も小川に強襲し王者組がタッチワークを駆使して小川に集中砲火を浴びせる。しかし小川が急所攻撃から石森を捕らえると、交代したザックがワンハンドバックブリーカーから腰攻めを展開、挑戦者組はダブル腕十字など合体技を連発して試合の流れを変える。挑戦者組は小峠の腕攻めを展開して動きを封じ込めると、ザックは石森をジム・ブレイクス・アームバーで追い詰めるが、小峠の頭突きでザックが流血し失速、ここから王者組が勝負と見て合体技を連発、交代した小川も王者組は集中砲火を浴びせる。だが石森の450°スプラッシュを小川が剣山で迎撃すると、ザックがロールスルー式ドラゴンスープレックス、小川のバックドロップの連続技を浴びせると、再度バックドロップを狙った小川を石森が巻き込んで丸め込んだところで、小川が強引に押さえ込んで3カウント、挑戦者組は小川得意の丸め込み技でリベンジを果たし王座奪還に成功した。
第2試合では大阪プロレスでヒールユニット"バットストーム”のリーダーとして活躍し、大阪プロレス王者にもなったストームが1日だけ参戦、タッグマッチで玄藩を降し、試合後はNOAH継続参戦をアピールした。
弾丸ヤンキースの勢い、波乱から開幕したグローバルタッグリーグ、果たして優勝はどのチームか? -
溝が深まるKENTAと杉浦、まさかの王座転落に小川狂乱!3月21日 NOAH「Spring Navig.2014」後楽園ホール 1500人
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs NJPW」/15分1本
○田中翔(8分32秒 レフェリーストップ)X熊野準
※逆片エビ固め
◇第2試合◇
▼「狂乱のエストレージャ vs Samoan Monster」/20分1本
○スペル・クレイジー(8分37秒 ラ・マヒストラル)Xジョナ・ロック
◇第3試合◇
▼「Grudge settlement」/30分1本
○大原はじめ(8分53秒 ムイビエン)X平柳玄藩
◇第4試合◇
▼「ヤングマスター vs チリアンソルジャー」/30分1本
○原田大輔(6分19秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)Xエクストラ・ラージ
◇第5試合◇
▼「Passage to GTL」スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
丸藤正道 ○中嶋勝彦 モハメド ヨネ 池田大輔(22分44秒 ジャーマンスープレックスホールド)XKENTA 杉浦貴 シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス
【試合後の丸藤&中嶋】
――KENTA選手からの3カウントだったが?
▼中嶋「良かったですね。いい試合結果だったと。強いて言うなれば、僕と丸藤さんのBRAVEチームは隙がないと思います」
▼丸藤「このメンバーの中で、こうやって勝ちを獲るっていうのは非常に大きい意味があると思うし、特にKENTAっていうのは、あの中でも特別な人間だと思うし。すごいよ、勝彦は。俺が獲りたかったって気持ちもあったね。いや、でも素晴らしい」
――対角線上にも、同じチーム内にも敵がいることになったが?
▼丸藤「モハメド ヨネについては、同じBRAVEですけど、リーグ戦では試合をするということなんで。対角線に立つ時は、敵だと思ってますし、自分の中でも意識してないとそこまで持っていけないんで。今日の仲間は勝彦だけです」
▼中嶋「味方もある意味で敵だし、今日のメンバー的にもすごいメンツだったんで。色んな想いが交差するタッグマッチだったと思いますけど。でも純粋に試合を楽しみたかったというのがあったので、お客さんにも、試合の熱で楽しんでもらえたなら、それでよかったです」
――リーグ戦に向け弾みのつく試合だった?
▼中嶋「まさにタッグリーグを踏まえての試合だったので、その点では僕が勝てて、いい弾みになったと思うんで、ここからは負けられないと思います。さっきも言いましたけど、俺らには隙がないと思ってます」
▼丸藤「今日はリーグ戦ではなかったけど、それに向けて非常に大事な試合だったし、チーム名が俺らBRAVEじゃないけど、“丸勝"なのか“勝丸"なのか、“ナカジマルフジ"なのか、それはわからないですけど、とにかく俺たち、息ピッタリだし、行けるね。行ける気がする。いや、行くしかないね」
▼中嶋「個人的にもBRAVEに入って、何も結果を残してない状態が続いているんで、このリーグ戦で結果を残して、中嶋勝彦をBRAVEに来た意味を証明できたらいいなと思います」
▼丸藤「優勝します!」
【試合後の池田&ヨネ】
▼ヨネ「こういう形で終わって良かったですよ。BRAVEで横一列で並んでいるとね。丸藤&勝彦にやらせないようにピリッと気が引き締まったというかね。池田さんとかき回してやりますよ、俺らが」
――今日の試合はかなり出番が多かったが?
▼池田「そんなに出番が多かったとは思いませんでしたけど(笑)」
――相手チームはどうだった?
▼池田「みんな上等ですよ。喧嘩売ってやりますよ」
――今日はあえて丸藤&中嶋組が両腕を挙げたが?
▼ヨネ「それは臨むところですよ。リーグ戦は仲良しこよしじゃやってけないですから。池田さんっていう、まったく違う色が入って、俺も忘れていたものを思い出したっていうか…」
▼池田「ハードルをあげんなよ」
――改めてこのタッグはどうだった?
▼池田「こうやって下から突き上げられるんで、毎日、自分自身も切磋琢磨して頑張ります」
【ヘイストの話】「TMDKは今日負けてない。負けたのはKENTA。俺たちは今日、俺たちの力を示しただけだ」
【ニコルスの話】「タッグリーグ戦を優勝して、もう一度GHCタッグベルトを俺たちの腰に戻す」
※KENTA、杉浦はノーコメント
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石森太二 小峠篤司(24分50秒 回転片エビ固め)[第19代選手権者]X小川良成 ザック・セイバーJr.
☆小川&ザック組が2度目の防衛に失敗、石森&小峠組が第20代王者となる
【小峠の話】「(小川が最後に暴走したが?)なんだろう、気持ち悪いですね。ベルトを肩にかけていいもんかという気持ちになりますし…。まだ俺にここで気持ちよくベルトを巻かせてもらえないんですかね。(初のGHCのベルト奪取だったが?)そうですよね…。裏切られた感じですよね。最悪の一番いいタイミングで裏切られた感じが。ノアジュニアをもっと面白くしていこうと思ったのに…。逃げずに次、やってほしいですね。最後まで、納得させる3カウントで動けなくしてやろうぐらいの気持ちでいますから。(ベルトを懸けてもう一度戦うと?)まあ、とっさに出た言葉なんで。石森さんの状態と相手の出方次第じゃないですか。俺はやりたいですけど。なんか…何とも言えねえ…」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
森嶋猛 マイバッハ谷口 拳王(3分33秒 無効試合)永田裕志 小島聡 獣神サンダー・ライガー
▼再試合
森嶋猛 ○マイバッハ谷口 拳王(16分04秒 片エビ固め)X永田裕志 小島聡 獣神サンダー・ライガー
※マイバッハプレス
【拳王の話】「(マイバッハの気持ちを代弁したが?)あいつはよ、戦っている時からそういうことを俺にずっと言ってくるんだよ! だから最後、見ただろ? このマイバッハの凄まじい力を。いいか? マイバッハのこの凄まじい顔を、今とくとご覧あれ!」
※森嶋はノーコメント
【永田の話】「(チャレンジャーのやり方はどうだった?)お前らはどう思ったんだよ? やり方? 上等だよ、バカ野郎。どう思うかはこっちが聞きてえよ。純粋なノアファンよ。正々堂々、真っ向勝負が大好きなノアファンよ。てめえら、どっちに声援を送った? 俺の真っ直ぐなファイトよりも、悪魔のような、狂った、悪いあいつらに声援を送ったよな? 正義はな、いつも“青”ばかりじゃねえんだよ。時にはな、黒く、叩きのめす正義ってのもあるんだよ。刺又? 竹刀? 上等だよ。肉体こそ最大の凶器。紐解いてやるよ。何人も大流血させた“肘”と“膝”を解禁してやるよ。ノアの緑のマット、次は緑じゃねえ。赤く染めてやるよ。もうが腹すわったよな。(名古屋では挑戦者の覚悟を見る?)覚悟なんか、ハナっからあるわけがねえ。小ざかしい。武器だなんだって持ちやがって、あれこそ余計なもんだ、超“脂肪分"だよ。俺は超“希望人"として、ノアのリングを正しくする意味合いでも、荒治療が必要だよ。何でもやってやる。金網でも用意しやがれ。誰も余計なやつが入ってこれないような金網。ランバージャックでも何でも来い。デスマッチだデスマッチ。その覚悟があいつらにあんのか? 伊達に正統気取ってるワケじゃねえからな、俺は。悪魔退治、散々やってきたんだ、解禁するぞ。(完全決着を付ける?)完全決着じゃつまらねえ。あの黒いマスクを引きちぎって、血を吹き出させて、ノアのリングを、名古屋を真っ赤に染めてやるわ。ああ、アッタマきた」
【小島の話】「悪いことばっかしてんじゃねえか! 悪いことばっかしてんじゃねえか、てめえら! おい!」
NOAHの新シリーズが開幕、第5試合ではグローバルタッグリーグの前哨戦が行われるも、組み合わせもBRAVEvsNo Marcy&TMDK連合軍という図式で、KENTAは高山前廣、杉浦は田中将斗が不在、おまけにKENTAと杉浦が田中将斗を巡って対立するなど連合軍に不安材料だらけのチーム編成となった。だが試合が始まると不安材料が出たのはBRAVE、久々にNOAH参戦となる池田が丸藤と対立、丸藤組とヨネ組が自軍のコーナーで距離を取るも、両チームの競争心がプラスに作用しBRAVEがKENTAを捕らえて主導権を握る、対する連合軍はTMDKが盛り返すも、杉浦のスピアーがKENTAに誤爆すると、中嶋がKENTAにジャーマンを決め3カウントを奪い、試合後もKENTAと杉浦が睨み合うなど、タッグリーグを控え明暗を分ける結果となった。
セミのGHCジュニアタッグ選手権は王者組が腕攻めで石森、小峠を苦しめ、挑戦者組も空中戦で反撃するが、王者組の執拗な腕攻めの前に追い詰められてしまう、だが小川が石森にバックドロップの連打で勝負に出たところで石森に丸め込まれて3カウントとなり、まさかの逆転負けに冷静沈着が売りの小川がキレ、石森を称えて腰にベルトを巻くフリをして石森の頭部をベルトで殴り流血に追い込む暴挙を働いた。勝利目前で敗れただけでなく、小川の十八番である丸め込み技で石森に敗れた、小川もさすがにプライドが傷ついたということなのか…、小川の暴挙に怒った新王者組が再戦を要求、4.12後楽園で実現が濃厚となった。
メインのGHCヘビー級選手権の前哨戦は、超危暴軍が新日本勢に奇襲をかけてから大乱戦となり、場外乱闘で西永レフェリーが永田、マイバッハを制止に入ったところで双方から突き飛ばされ、試合収拾不可能ということで無効試合となるも、両チームや観客が納得しないということで再試合へと突入したが超危暴軍の勢いは止まらない。永田はマイバッハを腕固めで捕らえ、大技をラッシュするも森嶋と拳王がカットに入ると、焦れた永田が拳王から竹刀を奪うが、マイバッハが西永レフェリーを投げつけると、刺又攻撃からのマイバッハプレスで永田から3カウントを奪い前哨戦を制し、試合後も永田は野次を飛ばしたNOAHファンに怒りのコメントを出すなど、今回マイバッハにしてやられる結果となった。
来月からタッグリーグが開幕するか、永田とマイバッハのGHCヘビー級選手権、KENTAと杉浦の微妙な関係、ジュニアタッグを巡る小川と石森&小峠の遺恨がリーグの主役になりそうだ。 -
キラーが鬼を制す!NOAHファンからも支持を受けた永田裕志が杉浦貴を降しGHC王座を防衛3月8日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo」有明コロシアム 6000人
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs DIAMOND RING」オープニングマッチ/15分1本
○北宮光洋(3分49秒 回転片エビ固め )X熊野準
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○スペル・クレイジー(4分08秒 エビ固め)Xエクストラ・ラージ
※クレイジードライバー もう一人はジョナ・ロック
◇第3試合◇
▼佐野巧真デビュー30周年記念試合/30分1本
○佐野巧真 獣神サンダー・ライガー(9分37秒 体固め)X平柳玄藩 高山善廣
※ノーザンライトボム
【試合後の佐野&ライガー】
――30周年の記念試合をを自ら決めたが?
▼佐野「そうだね。でも、助けてもらったからね」
――ライガー選手は30周年のパートナーを務めてみて?
▼ライガー「やはりリング上の佐野さんは素晴らしいわ。もっともっとリングに上がって試合をしてもらいたいと思うし。やっぱり佐野さんがいたから今のライガーがあるんであって。そのライガーの前身も、やはり佐野直喜というレスラーがいたからここまでやってこれた。それは仲良し子良しだからじゃないんだよ。この男には負けたくないっていう気持ちでここまでやってきた。全て俺より上のものを持っている。それは認めるよ。お世辞でも何でもない。30周年だから祝うわけでもない。これが本音なんだ。常に目標だったんだ。これからも佐野さんはリングに上がって欲しいし、それを見て、『俺はまだまだ負けねえ。まだまだあんたを追いかけるぜ』という気持ちを常に持たして欲しいです」
――佐野選手にとってライガー選手とはどんな存在?
▼佐野「もともと口数は少ないから、こんなことは言ったことないんだけど、負けたくない相手ですね。本当に彼がいたからこそここまでやれたというか、負けたくない一心で始まっているからね。本当に彼にそう言ってもらえて嬉しいけど、これからもその気持ちに応えられるように、どんな形であれ頑張っていきたいと思います」
――今回は5年ぶりのタッグとなったが、その感触は?
▼佐野「横にいれば安心もするけど、負けたくないという気持ちもあるしね。いつも以上に力が入りました」
――30周年は通過点だと思うが、今後については?
▼佐野「ここで終わりじゃないし、これからもどんな形であれリングに上がっていきたいし。彼にも負けたくないからね。なんとか彼の思うような存在でありたいね」
――ライガー選手からメッセージを送るとすれば?
▼ライガー「今度シングルでやりましょうって。今日はタッグを組んだ。俺たちはさっき言ったように仲良し子良しじゃないんだ。こいつには負けたくないっていう気持ちなんだ。だからその気持ちが熱いうちに、リング上でシングルをぜひよろしくお願いします。おめでとうございました」
【高山の話】「佐野さん、おめでとう。ライガー死ね」
◇第4試合◇
▼「BRAVE vs CHAOS」スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○モハメドヨネ 中嶋勝彦 小峠篤司(11分12秒 反則勝ち)矢野通 飯塚高史 XYOSHI-HASHI
※矢野のイス攻撃
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第19代選手権者]小川良成 ○ザック・セイバーJr. (15分34秒 ジム・ブレイクス・アームバー)[挑戦者]拳王 X大原はじめ
☆小川&ザック組が初防衛に成功
【小川の話】「(苦しい試合になったが?)体調が悪かったんで、ちょっと迷惑掛けちゃって。ザックに全部任せちゃったんで、ザックのおかげで防衛できたなと。(ほとんどを攻められている試合だったが、最後のザックの切り返しはどうだった?)ハッキリは見えなかったけど、ザックの話を聞いていたらまだいっぱいあるみたいだから、大丈夫でしょう。(相手の凶器攻撃については?)ある程度来るなとわかっていたんで。まあ、竹刀だからね。そんなに大したことはないよ。(冷静な小川選手が竹刀を持つ場面もあったが?)ファンの人たちもあいつらがやられる姿を見たいんじゃないかなと思って。それだけです。ファンサービスですね。(今後については?)まだ今のところ何も決まってないんで。それを決めるのは会社の偉い人なんで、そっちに聞いてください。(※小峠が姿を現し、挑戦表明を受けた後にコメントを求められると)なんかそういう流れになりそうですね。(石森&小峠については?)チャンピオンなんでまたそれに防衛すれば、シングルも、そういう道も出てくるんじゃないかなと思うんで。そうなると、どっちが勝つかで俺とザックの競争になるような気もするし、いいんじゃないですかね。断る理由は何もないので」
【大原の話】「買収か? レフェリーの買収じゃないか。買収問題じゃないのか? レフェリーもグルだろ!」
【拳王の話】「竹刀を使いやがって。あんなもん、反則じゃねえのかよ! レフェリーもちゃんと見ておけよ。しかもよ、カウント3は入っただろ? なんでこっちにベルトが来てねえんだよ。あんな反則試合をやってて何が楽しいんだ、バカヤロー」
【小峠の話】「次のチャレンジャーは決まってないんだろ? 次は俺にやらせろ。石森は必ず防衛するよ。俺はあんた(小川)にも勝ってるよ。ザックにも勝ってるし。小川、休んでいる暇はないぞ。チャンピオンに休みなんてねえぞ。次のチャレンジャーは俺と石森さん。やらせろよ。休んでいる暇なんて与えないからな。チャンピオンらしくドンドン防衛戦をしていけよ。そのベルトを磨いて待ってろ。すぐに取り返してやる」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○原田大輔(18分41秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[第26代選手権者]X石森太二
☆石森が11度目の防衛に失敗、原田が第27代選手権者となる
<試合後>
原田「ベルトを獲ったぞ!今日はこの有明コロシアムでベルトを獲れて、めっちゃ嬉しいです。誰でも良いです。でも、俺は前のチャンピオンが作った記録は偉大だと思います。俺もこのベルトとともに成長していきますので、皆さん応援よろしくお願いします」
<バックステージ>
【原田の話】「(腰にベルトを巻いた気持ちは?)最高に気持ちいいですね。メッチャ嬉しいです。(凄い試合だったが?)やっぱりあのチャンピオンを倒すためには、それなりの覚悟を持って試合をしないといけないと思ったんで、ああいう試合になりましたね。(この試合に合わせた切り返しや新技が見られたが?)やっぱり2回目の挑戦だったんで、まともに相手の大技を食らうわけにはいかなかったですから。いろいろと自分なりに対策を考えてきました。(石森の考えていた大技を出させなかったが?)新技だけは食らったらあかんなと思っていたんで。あれだけは絶対に食らいたくなかったですね。(最後は代名詞の技で決めたが?)やっぱり最後はずっとデビューから使い続けている片山ジャーマンで決めたかったんで。そのジャーマンで獲れて嬉しかったです。(リング上では『このベルトとともに成長していきたい』と語っていたが?)ここからだと思っているので。チャンピオンになって一日一日、『あいつがチャンピオンですげぇ』と思われるように、頑張りたいなと思っています。(どんなチャンピオンになりたい?)前のチャンピオンは凄い偉大な記録を作りましたけど、そこは皆さんの記憶に残るチャンピオンになりたいなと思っています。(ノアに入団してチャンピオンになったことについては?)間違いはなかったです。これは正しかったですね」
【玄藩の話】「(※コメントブースに姿を現すと)大輔ちゃんおめでとう。良い試合だったよ。コスチューム変えたんだ。『NO MERCYに入ったから黒いのにしろ』と言ったら、『金がないから』って言ってたけど、今日に合わせて使ったんだ。それであんなことを言って…。大したもんだよ。俺も勝てなかったからね。最後はあれしかないでしょ。昇龍ジャーマン? 今ここにいるみんなは俺が来たから、俺が挑戦すると思ったでしょう。しないよ! 今日の主役は大輔ちゃんだよ。おめでとう!」
【石森の話】「(惜しくも陥落となったが?)負けちゃったね…。でも、負けたけどなんか…面白かったですね。そういう相手が現れたってことで、悔しい気持ちもあるけど、うれしい気持ちもある。(改めて原田はどんな存在?)俺とは比べ物にならないくらい良い選手ですよ。何せ俺が獲るのに7年もかかったベルトを、(ノアに)来てソッコーで獲っちゃったんですから。(今後については?)面白くなってきたんじゃないですか? 去年の最初、ノアジュニアは俺と平柳玄藩と小峠篤司しか所属がいなかった。それがここまで層が厚くなってきたんだから。(王者時代を振り返って?)充実はしてなしたよ。短いスパンで防衛戦ができて、良い経験になりましたし。(最多防衛記録も作ったが?)まぁ記録は破るためにあると思ってるんでね。誰かが抜かしたら、俺がまた抜かしにいきますよ。(どう巻き返していく?)踊ってる場合じゃないですね。もう一度這い上がるために、2006年にGHCジュニアに初挑戦した頃の気持ちを思い出して頑張ります」
◇第7試合◇
▼「Beyond The Border」スペシャルタッグマッチ/30分1本
△KENTA 田中将斗(30分00秒 時間切れ引き分け)丸藤正道 △内藤哲也
【試合後のKENTA&田中】
※KENTAがコメントしようとしたところで田中が登場してにらみ合う。
▼KENTA「今日だけだぞ! 今日で終わりだよ。タッグリーグもあるんだ」
▼田中「来てやってんだから、こっちはよ。呼ばれたから来たんだよ。なんだ、最後は。やりたいんだろ、俺と。やりたいんだったら、『やりたい』って正直に言えよ」
▼KENTA「お前がやりたいんじゃないのか?」
▼田中「俺は誰とでもやりたい。面白いヤツだったらやってやる」
▼KENTA「『やりたい』って言えよ、じゃあ」
▼田中「やりたい!」
▼KENTA「よく言った」
▼田中「お前もやりたいんだろ?」
▼KENTA「考えておくよ」
▼田中「ああ、そうか」
【丸藤の話】「いやぁ足んねぇ。別にのらりくらりやったわけじゃないし、足んねぇな。タッグじゃダメか。血出ちゃって大丈夫? 彼(内藤)に聞きたいのはそれだけ。次組むことはないと思うし、田中もまだまだやるぞ」
【内藤の話】「新日本プロレスのシリーズ中というのもあるし、急に決まったからというのもあるけど、超一流というのはいきなり今試合が決まっても、最高のものを見せるレスラーのことを言うんで。何も言い訳をするつもりはないです。ただ、俺自身、スゲェ楽しみ過ぎちゃったなと。スゲェ楽しかった。痛いよ。怖いよ。負けられないよ。でもなんか、スゲェ楽しくてしょうがなかった。(何が楽しかった?)わからない。今まで感じたことのない刺激だったから、スゲェ楽しかったのかもしれない。もしかしたら、今の俺の状況が…。東京ドームでオカダに負けて、2月に大阪で石井に負けて、何も守るものがなくなってしまった。さあ、どうする? そんな状況でこんないい刺激を得ることができたんで。スゲェ楽しかったし、スゲェ意味のある30分だったなと思います。(KENTAの印象は?)俺が昔言ってた『プロレスは身長で競うもんじゃない』と、『体重で競うもんじゃない』と。まさにそれを去年一年このリングで体現していた選手ですから。もちろんリスペクトする気持ちはありますよ。それを今日は思う存分、感じに来ようと思ってたんで。いい刺激がこの体の中に入ってきましたよ。(これからも続きそう?)おれはいつでもウェルカムだから。呼ばれようが、呼ばれてなかろうが、俺はまたノアのリングに来ようか? KENTA、やり足りないだろ? 俺もやり足りないよ。どこだ? 新日本のリングか? ノアのリングか? 今日か? 明日か? 来月か? いつでもいいよ。俺はこのノアのリングに帰ってきて、必ずKENTAをぶちのめしてやる。凄い言い方は悪いけど、俺はニュージャパンカップに向けて、弾みなればと。いい刺激になったら、ニュージャパンカップ、その後の両国と行けるかなと、ちょっと軽い気持ちで来たんですけど、そんな甘いものじゃなかった。この刺激を持って、また明日から新日本のシリーズに戻りたいと思います。そして必ず、またこのリングに帰ってきます。いいか、新日本のリングだけじゃない。このノアのマットも、そして日本中…世界中のマットの中心に立ってやる。いいか。全世界のプロレス界の中心、主役は俺だ!」
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第30代選手権者]森嶋猛 ○マイバッハ谷口(13分52秒 体固め)[挑戦者]シェイン・ヘイスト Xマイキー・ニコルス
※マイバッハボム
☆森嶋&マイバッハ組が初防衛に成功
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第21代選手権者]○永田裕志(26分32秒 バックドロップホールド)[挑戦者]X杉浦貴
☆永田が2度目の防衛に成功
【永田の話】「(引き揚げる際、観客から『ノアのエースはお前だ』の声が飛び)任せとけ! (2度目の防衛に成功した感想は?)死闘だよ死闘。強烈だよ強烈。杉浦そのものがな。人間凶器か。何度も吹っ飛びそうになったけど…飛ばねぇんだな、これが(笑) 修羅場の数が違うゼア。(同じアマレス出身で、同じスタイル、同じ階級だが?)俺はバルセロナを目指して、杉浦はアトランタ、シドニー狙って、お互いオリンピックで夢をかなえられなかったけど、有明コロシアムのメインで20数年経って戦う。俺に獲って思うとこがありましたよ。プロのメインでこのGHCをかけて戦う。俺の独りよがりかもしれないけど、感じるものがった。お互い強烈に殴って蹴飛ばして、お互い最後立てなかった。紙一重だけど勝ちは勝ち。これでノアに敵はいないな……と思ったら最後、変なの出てきたな。あんなのが崇高なる地球規模のベルトに挑戦していいのか? あんなのが挑戦したら地に落ちるぞ。かといってノアに敵がいないもんな。何なら新日本でやるか。(ノア所属以外の王者としては最多防衛記録となるV3に迫ったが?)さぁ…先のことのような気がする。俺はもっと先をみてるから。(マイバッハが乱入し、永田を襲撃。馬乗りになってノドを絞めまくってから無言で去る)西永さん、何だよ、あれ…(咳き込みながら控室へ)」
NOAH今年初のビッグマッチ有明コロシアム大会のメインは新日本プロレスの永田に流出したGHCヘビー級王座を奪還するために防衛記録ホルダーの杉浦が挑戦。試合は杉浦がロープに押し込んだ際に永田の顔面に張り手をかますと、怒った永田もエルボーで返しエルボー合戦からフロントハイキック合戦となるも制したのは杉浦、主導権を奪ったかに見えたが串刺しショルダーを狙うと永田はかわして杉浦の肩が鉄柱に直撃、これを逃さなかった永田は鬼エルボー封じの右腕殺しを展開して主導権を奪う。劣勢の杉浦はフロントハイキックから中年ズリフトで反撃、スピアーやニーリフトで試合の流れを変えようとするが、永田は場外戦でエクスプロイダーを敢行、リングに戻っては暴走王ばりの飛行機ボーズも披露してNOAHファンからのブーイングを煽り余裕ぶりを見せつける。勝負と見た永田はマジックスクリューからタイナーを狙うもキャッチした杉浦はパワーボムで叩きつけニーパットの連打からジャーマンて追い詰めにかかる。杉浦はアンクルホールドを繰り出しグランド式アンクルホールドへと移行するが永田は耐え抜き、耐えた永田にNOAHファンからも拍手が贈られるも杉浦の勢いは止まらずジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックスの連続技から鬼エルボーを乱打、そしてオリンピック予選スラムを狙うが永田は阻止して白目式腕固めで捕獲、再び鬼エルボー封じの右腕殺しを展開して雪崩式エクスプロイダーを決める、杉浦もターンバックルジャーマンを敢行して鬼エルボーを乱打、後頭部にもエルボーを浴びせるも永田は立ち上がり、杉浦のオリンピック予選スラム狙いを永田は大☆中西ジャーマンで投げるもエクスプロイダー・オブ・ジャスティスは杉浦が防ぎオリンピック予選スラムで投げるが永田はバックドロップで返す。再び打撃戦となるが杉浦のタックルを永田がニーでブロックすると最後はバックドロップからバックドロップホールドで3カウントを奪い王座を防衛、杉浦が鬼となるも永田のキラーが上回った試合だった。
試合後に永田がマイクアピールをしようとしたところでセミでTMDKを降しGHCタッグ王座を防衛したマイバッハが襲撃し刺又で永田の首を絞め上げて挑戦表明した。しかし永田が杉浦nアンクルホールドで追い詰められた際に新日本ファンだけでなくNOAHファンからも声援を受け、退場時にもエースとして認められたのは、永田も武藤敬司のように団体の壁を超越する存在になったという証なのかもしれない。
第7試合のタッグマッチは丸藤と田中がスピーディーな攻防を繰り広げれば、内藤はKENTA相手に張り手をかますもKENTAにやり返され失速、KENTAと田中は打撃で内藤を蹂躙するが、内藤はKENTAに足攻めを展開して流れを変え、丸藤と共に足攻めを展開して試合を五分に戻す。一進一退のまま試合は進み、丸藤と内藤が連係でKENTAを捕らえが内藤のスターダストプレスは自爆、そこで田中がスライディングDを浴びせ、KENTAがダイビングフットスタンプからgo 2 sleepを狙うも内藤は着地して阻止したところで田中がラリアット、丸藤も田中に虎王、立ち上がったKENTAも丸藤にブサイクヘのヒザ蹴りを炸裂し4選手がダウンしたまま30分時間切れ引き分けとなった。試合後はKENTAと内藤、丸藤と田中が睨み合うだけでなく、KENTAと田中が胸板を突き飛ばし、丸藤と内藤は握手を拒否するなど試合はノーサイドで終わらなかった。
GHCジュニアヘビー級選手権は場外戦で石森が鉄柱越えトペコンで先手を奪いジャベでスタミナを奪いにかかるが、原田は突進する石森をフロントスープレックスで投げてから流れを変え、エプロンでのデスバレーボムで叩きつけ大ダメージを負わせる。原田は雪崩式ブレーンバスターや変型牛殺しで追い詰めにかかるも、石森も雪崩式フランケンシュタイナー、セカンドロープに横にして固定しての串刺しダブルニー、ダイビングダブルニーアタックなどで応戦、石森は剣山指揮フェイスバスターから450°スプラッシュで勝負に出るが、かわした原田はフロントスープレックス、片山ジャーマンで勝負に出るも、石森は阻止してバッククラッカーからデスバレーボムで突き刺す。石森は再び450°スプラッシュで勝負に出るが原田は剣山で迎撃し、石森は新技である風無双を狙うも原田は再三阻止してからリストクラッチ式デスバレーボム、ブレーンバスター式牛殺しと畳み掛けると、原田がニーアタックから片山ジャーマンを決めるがクリアされる、石森はジャーマンからスーパースターエルボーを狙うが、原田はキャッチしてジャーマンで投げると大☆中西ジャーマン、カナディアンバックブリーカー式ニーアッパー、片山ジャーマンと畳み掛け3カウントを奪いNOAH移籍後初タイトルを獲得した。
GHCジュニアタッグ選手権は超危暴軍が紙テープやテーピングを利用したチョーク攻撃で王者組を分断するが、小川も大原のダイブを後方倒れこみ式の急所剣山で撃墜してから流れを変え、ザックも得意の腕攻めで大原を捕らえにかかる。しかしザックと大原がバックの奪い合いとなると大原はレフェリーとザックを交錯させて無法地帯を作ると拳王が竹刀で一撃してから大原がフィンランド式フォアアームを決めるも、レフェリーがまだ倒れたままでカウントが入らない、策に溺れた超危暴軍の隙を突いた小川が竹刀で大原、拳王に一撃を浴びせると、ザックが大原をジム・ブレイクスアームバーで捕獲し大原はタップ、王者組が防衛となった。試合後には石森、小峠が挑戦表明したが、この試合の後で原田がGHCジュニア王座を奪取となれば先を越された小峠も焦りが出てもおかしくない。
第3試合では佐野のデビュー30周年記念試合が行われ、試合前にはかつてのタッグパートナーだった田上明社長、UWFインターの参謀だった宮戸優光氏が祝福の花束を贈呈し華を添えた。同期のライガーと組んだ佐野は高山相手にグラウンド、ローキック合戦を展開すれば、玄藩相手にソバットやダイビングフットスタンプまで繰り出す、終盤には玄藩の股間攻撃にライガーともども苦しめられるが、最後はライガーの援護を受けた佐野がノーザンライトボムで3カウントを奪い30周年記念を勝利で飾った。
佐野は昭和59年3月に新日本プロレスでデビューしたが、新日本は第一次UWF、ジャパンプロレスへと分裂するという分裂期に入り長州力、前田日明を始めトップや中堅、若手まで次々と新日本を去っていった。メキシコ武者修行から帰国した佐野は同期のライガーの好敵手として売り出されたが、佐野はSWSへ移籍し藤原組に所属していた船木誠勝、鈴木みのると対戦してUと遭遇、SWS分裂後はUWFインターへ移籍し高田延彦と対戦しプロレススタイルを封印するも、Uインターと新日本が全面対抗戦ではかつてのライバルであるライガーと対戦し、それまで封印していたトペ・スイシーダを披露した、Uインター解散後はキングダム、高田道場と渡り歩きPRIDEにも参戦して総合格闘技も経験、以降はUスタイルを封印してプロレススタイルへと戻し、高田道場を退団してNOAHに入団、三沢光晴や田上明と組んでGHCタッグ王座にも挑戦し、GHCヘビー級王者だった小橋建太にも挑み、鈴木みのるとも再び遭遇して敗れはしたがUスタイルでの試合に挑む鈴木を追い詰めた、佐野の最強伝説を打ち出したのもUインター時代の後輩だった高山、一歩引いた存在だった佐野の良さを引き出してGHCタッグ王者にもなった。佐野はプロレス界の流れに翻弄されてきたが、その経験もあって様々なスタイルに対応するレスラーになった。佐野もまもなく50歳に差し掛かるがライガーとの対戦も意欲的というからまだまだ大丈夫のようだ。
佐野巧真選手 デビュー30周年おめでとうございます!
最後にグローバルタッグリーグの出場チームが発表された。
森嶋猛&マイバッハ谷口
KENTA&高山善廣
シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス
丸藤正道&中嶋勝彦
杉浦貴&田中将斗
モハメド ヨネ&池田大輔
クリス・ヒーロー&コルト・カバナ
KENTAは昨年度覇者チームということで高山と組み、NOAHに久しぶりに参戦する池田はバトラーツ時代のパートナーであるヨネと組んでエントリー。またWWEを退団したヒーローも参戦するが、注目は杉浦&田中の弾丸ヤンキースで台風の目になることは間違いない。
気になるのはKENTAと杉浦の今後、杉浦はNO MARCYと弾丸ヤンキースに属しているが、KENTAと田中は今回タッグを組んだものの、KENTAもタッグは今回限りとしたことから共闘には至らず、今後次第では杉浦も二つのうち一つと選択を迫られる可能性が出てきた。杉浦もKENTAの軍門にくだったわけでなく、あくまで共闘ということでKENTAと組んできたが、タッグリーグを通じて結論を出すのか?KENTA、杉浦、田中の三人の行方もタッグリーグを左右するかもしれない。有コロ大会にご来場いただきありがとうございました。昨年、『方舟新章』として新スタートを切り、さらに前進すべく『方舟進章』として迎えた今大会。選手それぞれが“心に残るプロレス”を体現してくれたと思います。皆様の心に何か感じるものがあったら幸いです。 #noah_ghc
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2014, 3月 8GHCタイトル戦杉浦貴に勝利ゼァ。かなりハードな闘いで強烈なダメージな技受けまくったけど、逆転勝利ゼァ。だけど……? ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 3月 8有コロお疲れ様でした‼ マイバッハさんが後楽園で挑戦する場合、初観戦の同僚に外敵王者にヒールが挑戦する構図をどう説明したらいいものか…。
— NOAHcircle (@NOAHcircle) 2014, 3月 8NOAH有明コロシアム終了、悪いけど、これが「進章」では先が思いやられる。ベルトも含めて、一層の奮起を期待します。でも、Jr.戦線は楽しみが増えた。タッグリーグのメンバーも豪華だ。面白くなりそうな事はたくさんあります。注目しましょう。 #noah_ghc
— あべしん (@abeshin1976) 2014, 3月 8永田さん、強えなあ。あんだけガシガシとエルボー喰らったのに。十八番で、二度目の防衛成功。 #noah_ghc
— まっつん。 (@kansaibito2222) 2014, 3月 8V1 SON pic.twitter.com/xxXMCIzmk4
— Zack Sabre Jr (@zacksabrejr) 2014, 3月 8 -
KENTAが永田に敗れたりも、杉浦がナガダンスをブチ壊しで挑戦表明!2月22日 NOAH「The Second Navig.2014」 1600人 超満員
<試合後のアピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs DIAMOND RING」/15分1本
○北宮光洋(8分05秒 テキサスクローバーホールド)X熊野準
◇第2試合◇
▼「戦慄の蹴撃 vs Suicida Por Excelencia」/20分1本
○中嶋勝彦(5分06秒 TKO)Xエクストラ・ラージ
※ハイキック
◇第3試合◇
▼「超危暴軍 vs BJW」/30分1本
○拳王(9分57秒 変型キャメルクラッチ)X河上隆一
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
モハメド ヨネ ○石森太二(14分13秒片エビ固め)X平柳玄藩 原田大輔
※風無双
◇第5試合◇
▼「BRAVE vs DANGANソルジャー」/30分1本
○杉浦貴 田中将斗(14分50秒 片エビ固め)丸藤正道 X小峠篤司
※オリンピック予選スラム
◇第6試合◇
▼「超危暴軍 vs TMDK」/45分1本
シェイン・ヘイスト ○マイキー・ニコルス ジョナ・ロック(15分31秒 片エビ固め)森嶋猛 Xマイバッハ谷口 大原はじめ
※サンダーバレー
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第21代選手権者]
○永田裕志(25分01秒 バックドロップホールド)[挑戦者]XKENTA
☆永田が初防衛に成功
(試合後)
永田「おい、ノアファンの皆さん。俺がベルトを持っていると面白い試合をするだろ? 間違いなくノアに箔が付くだろ? そろそろ素直に俺の力を認めたらどうなんだい? いやあ、KENTAとやると毎回キツいわ。でも、その上で勝つと最高だな。このGHCのベルトも輝いているだろ。(館内はブーイング)そこまで否定するか、ノアファンよ。出てこないと面白くないよな。この間も言ったけど、俺よりも強いと思うヤツは誰でもかかってこい、ゼア!。今日は誰も出てこないみたいだな。別にいいよ。そのうち現れるだろ(新日本ファンからナガダンスコール)帰るか? どっちだよ?よし、わかった。明るくキチッと締めるか! しょうがねぇ、ミュージックスタート!」
(ナガダンスの途中で杉浦登場しオリンピック予選スラムで永田をKO)
杉浦「おいおいおい。神聖な緑のリングでへんてこなダンスを踊ってるんじゃないよ、バカ、今日は踊れないからな、おい、有明コロシアム。ベルトを磨いておけ。以上」
【KENTAの話】「絶対に落としちゃいけない今日の試合で獲れなかったことを、ノアの代表として本当に申し訳なく思っています」
【杉浦の話】「(GHCに挑戦する?)向こうが認めればね。俺はいく気だ。有コロ!」
シリーズ最終戦のディファ大会の大会前に15日に死去した仲田龍リングアナの追悼セレモニーが行われ、田上明社長がリングに上がり、福田明彦レフェリーが遺影を持つ中、出場選手がリングサイドに集合。1分間に渡って故人の冥福を祈った。黙とう後には、仲田さんがコールを務めた2006年10月の日本武道館・GHC戦「丸藤正道vsKENTA」のコール時の模様がVTRで流された。また会場内には献花台が設けられ、ZERO1社長の大谷晋二郎、ファースト・オン・ステージの中村祥之氏、DDTから飯伏幸太、元全日本プロレス社長の内田雅之氏が献花に訪れ、新日本プロレスを始めとした各団体から弔花が飾られ、亡き故人を偲んだ。
メインは新日本の永田に流失したGHCベビー級王座を奪還するために元王者のKENTAが挑戦、試合の先手を奪ったのはKENTA、フロントハイキック合戦からミドルキックを連射、ヘッドロックから首攻めを展開しトップロープに腹部から永田を落とすと、ダイビングフットスタンプを延髄に投下するという荒技も敢行して大ダメージを与える。永田は場外戦で鉄柵ホイップ、フロントハイキック、鉄柱攻撃と流れると、リングに戻って腹部へのエルボー、ミドルキック、フロントスープレックスと攻勢をかけ、KENTAがロープ際に逃れてもストンピンクで追撃し制止に入る西永レフェリーを突き飛ばしてブーイングを煽るなど余裕ぶりを見せつける。KENTAはブサイクへの膝蹴りを狙うがかわされたところで永田に大☆中西ジャーマンで返され、GAMEOVERで捕獲し長時間絞めあげるが逃れられる。勝負と見たKENTAはタイガースープレックスから側頭部への左右のローキック、go 2 Sleepと繰り出すが永田が阻止して白目式腕固めで捕獲、サンダーデスドライバー、延髄斬り、ニーリフトと畳み掛けてからバックドロップ、バックドロップホールドで3カウントを奪いKENTAにリベンジし王座を初防衛した。
試合後は永田がナガダンスを踊っているところで杉浦が登場しオリンピック予選スラムで永田をKO、王座挑戦をアピールした。杉浦は昨年のグローバルリーグ公式戦で永田に勝利を収めていることから挑戦の資格は充分、また14度にわたって王座を防衛した記録ホルダーでもあることから永田にとっても格好の獲物でもある。
永田を止めるのは杉浦なのか、それとも永田に勝ったことのあるヨネか、また丸藤なのか…
またGHCジュニアヘビー級選手権の前哨戦は石森が原田の眼前で相撲特訓から編み出した新技・風無双を披露して勝利、杉浦と田中による弾丸ヤンキースもNOAH初上陸し丸藤、小峠のBRAVEに完勝、試合後は丸藤と田中の間に遺恨が勃発し3・8有明での対戦が濃厚となったが、杉浦は今後NO MERCYと弾丸ヤンキースと二つのユニットに属していくのか、二つのユニットを絡めていくのだろうか?またヘイスト、ニコルスのTMDKもセミで超危暴軍に勝利、GHCタッグ奪還をアピールした。
KENTAとのタイトルマッチは最高の試合内容の末に防衛成功したゼァ。KENTAとは何度でも戦いたいゼァ。それより不意打ちをしてきた杉浦のバカヤロー。ぶっ飛ばしてやるゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 2月 22ディファ総括、まず満員の観客で仲田龍さんを送り出せて良かった。メインは永田ファンとノアファンの激突で盛り上がり、KENTA負けたけど杉浦登場でノアファンは救われました。セミのTMDK大活躍、杉浦田中組始動と次につながる動きがあって有明コロシアムが楽しみです! #noah_ghc
— あべしん (@abeshin1976) 2014, 2月 22しばらく永田さんがベルト持っていてもいいかもな・・・適当な時期に第一希望としてはやっぱりシェイン・ヘイストに取り返してほしい #noah_ghc
— 後藤隊長 (@ms_2001) 2014, 2月 22