全日本プロレス
-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
諏訪魔がIGF用の交渉役として上井文彦氏と合体!
(東京スポーツより)
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)が1日、まさかの“参謀”をつけた。かつて新日本プロレスのフロントとして手腕を振るった上井文彦氏(61)と緊急合体を果たしたのだ。IGFとの対抗戦交渉が暗礁に乗り上げるなか、今後は上井氏を全日本側の交渉役とする方針。野獣・藤田和之(44)との一騎打ち実現に向け、新展開を迎えた。
諏訪魔はこの日、都内でスーツ姿の男と長時間の会談を持った。その相手が驚きだ。新日本プロレス時代にG1クライマックス両国7連戦や総合格闘技大会などを手がけ、その後はビッグマウス、上井ステーションをプロデュースした上井氏だった。同氏は2007年12月を最後に表舞台から姿を消していた。
会談後、諏訪魔は「IGFのことを上井さんに任せることにした」と説明。4月18日の全日本・大阪大会後に対面し、急接近するに至ったという。諏訪魔にとっては、最後の頼みの綱になる。今年に入り全日本とIGFは3回、交渉の席についた。だが「難航してる。正直、決裂寸前。俺は当たり前のことを言ってるんだけど、向こうはワガママを言うし…。最大のネック? 臆測だけど向こうのプライドじゃないかな。馬場、猪木という2大巨頭が交じり合わなかった歴史があったから」と明かすように、いまだ進展がない。有力視された5日のIGF大阪府立体育会館大会出場も絶望的だという。
それでも「一レスラーとして藤田和之と試合がしたい。1年前に(チャンピオン・カーニバルで)向き合って、俺も追求している強さがにじみ出ていたし、触れたい気持ちがあった。歴史を取っ払い、ファンが見たいものを実現すべき」という思いから、上井氏に託すことにした。
その上井氏は「久しぶりにケンカしているなと思った。俺はケンカが好きだから、これはやるべき。スタートラインにつかせたい」と引き受けた。新日プロではIGF総帥・アントニオ猪木氏の“参謀”役を務めたこともある。サイモン猪木IGF取締役とは以前からラインがあり、さっそく2日に直接会談する予定だ。“劇薬”の投入により、停滞ムードは打ち破られるのか
IGF参戦が取り沙汰されている諏訪魔が対IGFの交渉役として上井文彦氏と合体、今後は上井氏が全日本また諏訪魔の代理人としてIGF側との交渉を任されることになった。
諏訪魔と上井氏の組み合わせも意外と思われるが、上井氏のFacebookによるとFacebookで知り合った知人が諏訪魔を応援しており、知人が経営している店に上井氏が訪れた際に諏訪魔も来ていた、この時は少しだけ話をしたとしているが、これをきっかけに二人は意気投合、諏訪魔はIGFのことも含めて上井氏に相談したと思われる。
諏訪魔のIGF参戦に関してはIGF側がマスコミを通じて参戦を呼びかけるだけの一方通行の状態、交渉がこじれている理由はIGF側の一方的なの態度に諏訪魔側が不快感を示しているからと見ているが、全日本とIGFはジャイアント馬場さんとアントニオ猪木の因縁の関係だけでなく、諏訪魔とIGFとの遺恨も絡んでいることから難航するのは必至だった。
諏訪魔が外部の人間である上井氏に頼ったのは、I全日本も渉外を担当する有力なフロントがいないというのもあったと思う、今後上井氏と全日本がどういう風に関わっていくのかわからない、上井氏は渉外としてはうってつけの人材だが新日本OBも含めて敵も多い人物だけに、今後どう扱っていくのか・・・・
<上井文彦氏のFacebookより>
昨日発売の東京スポーツさんの記事の通り、ちょっとしたご縁を頂いた全日本プロレスの諏訪魔選手と、東京にてお会いし、長時間にわたり〜対藤田和之、対IGFについて諸般の事情などを聞かせてもらいました。その話をお聞きて、今回の東京スポーツさんの記事になったように、これから私が真剣にこの問題に取り組むにあたり、私の一言一句や軽率な行動で、全てが白紙に戻ったりする事もありますので、諏訪魔選手と藤田選手が何らかの形でリング上で対峙するまで、私のFacebookのこの記事を書く事を差し控えたいと思います。
...
本当にデリケートな問題なので、どうかご了承下さい!
先ずは、両団体そして両者のプライドを尊重して、IGFの関係者と向き合いたいと思います。
皆さん、この二人の熱い闘いが実現するよう応援して下さい!よろしくお願い致します。
尚、前の記事にこの問題に関するコメントを頂いた方には、このような事情もあり、返信は控えさせて戴きます。ご了承下さい!
PR -
諏訪魔と潮﨑豪の危機感・・・全日本プロレスを良くするためには・・・
<プロレス格闘技DXより>
(4月12日分)
【諏訪魔の話】「この間の後楽園を振り返ると、もういい試合だけやってたって客が入る時代じゃないってみんなわかったはずだよ。俺も薄々感じてたけど、それが確信になった。今、時代は楽しい部分だとか、華やかな部分を求めてるのもわかる。強さじゃないのもわかる。じゃあ今後どうするか。今、俺の頭の中でイメージはできてるよ。全日本が次のステップに進んだというか、時代の流れで進まざるを得ないというかね。最近、青木とも話すんだけど、俺自身、もっと前に出なきゃいけないとわかったし、後楽園でもお客さんが待ってるのもわかった。みんな俺に面白くしてほしいと思ってるんだよ。スカッとしたもの、面白ぇものをみたいんだよ。今後、三冠チャンピオンの潮崎を引きずりおろすけど、リング上の対決もそうだし、リング外でも話題を作ること、グッズを売ること、全てにおいて勝負していかないといけない。そういう覚悟だよ。そしたらあいつとの差がはっきりするだろ。全日本を面白くするのは諏訪魔だって。それがわかった時にあいつは『諏訪魔さん、ベルト巻いてください』と言ってくるはずだ。俺は口だけじゃなく、行動でもみせていくことが説得力のあることだと思う。だから潮崎だけじゃないよ。社長も含め所属全レスラーと勝負していくよ」
(4月13日分)
【潮崎の話】「(4・10後楽園大会が集客で苦戦した現実をどう受け止めている?)俺が言うのもアレだけど、潮崎vs諏訪魔で客足が伸びなかった。このカードでお客さんを呼べなかったというのがきつい部分もあったし、それはこの間に始まったことじゃないけど、(原因は)選手の発信力もあると思うし、会社の発信力もあると思う。自分としてはあのカードをいろんな人に見てもらいたいし、あの日は他にもいいカードがあった。それを発信しきれなかったのが会社としてもよくなかったのかなと。(逆に言えば改善点はたくさんあり、良化できそうだが?)今やってない部分をやっていけばいいし、カードだけじゃなくて、全日本自体がお客さんを呼べるように、全日本が面白いと引きつけるものが必要になりますよね。試合の内容はもちろんだけど、グッズとかもファンの人がほしいと思えるものが必要になる。会場に行きたいと思う雰囲気作りですよね。リング上では俺たちが見てない人に会場に行けばよかったと思ってもらえるようにしないといけない。昨日久々にグッズ売店に立って、ガチャガチャとかキャンディーとかあるし、いろいろ種類が増えてる。自分だったらほしいなと思ったのがキン消しの全日本版。コレクション性のあるものだと子どももほしいなと思ってくれると思う。リング上からだけじゃなく、全日本プロレス全方面から盛り上げていかないと。盛り上がる要素はたくさんあると思うんでね。いい試合するのは当たり前。どんなお客さんの入りでもみにきてくれた人に満足して帰ってもらえるようにリング上は最高のものを見せないと。(三冠王者・潮崎選手の責任も大きくなるが?)今の状態で大いにあると思ってる。みにきてもらう理由、入口は何でもいいと思う。いかに入口を多く、そして大きくするかでしょうね。(みてもらえば全日本の魅力は伝わると?)これだけいろんな選手がいるんでね。それは間違いないと思う。ここは全員がやっていかないといけない。その上で三冠ベルトを持ってる俺が第一にやっていかないといけない。(諏訪魔も危機感を口にしていたが?)それを言い出すのが遅いよと。俺はその前からずっとだから。それをいかに払拭していくか。それはみんな考えてることだし、専務として気づくのが遅いよ。俺としてはこの間の後楽園はいいカード揃いの大会だったと思ったけど、お客さんが入ってくれなかった。選手として悔しかったし、カードだけでは入らないということがわかったんでね。選手、社員でアイデアを出し合って、いいものはどんどん実現して、お客さんがみたいと思う大会、そういう引きつけるものを作り上げていきたいと思いますよ。(諏訪魔は『全てにおいて潮崎と勝負』と言っていたが?)そんなこと言われるまでもねぇよと。あれで危機感もたなかったらただのアホだよ。常に俺は危機感もってやってる。それはベルトを巻く前もベルトを巻いてからもね。入りをみていかに発信していくか、いかにお客さんが足を運んでくれるものをみせるか考えてるから。みんなが危機感もってやっていかないとね。今いろんな団体があって、いろんなタイプの試合があるけど、全日本は全日本のプロレスを全うして突き抜けていかないと。全日本の看板からズレたことをやると、今まで応援して来てくれた人を否定することになるからね。芯は守りたい。全日本プロレスには全日本プロレスでしかみれないプロレスがあると思ってるんでね。あとはいかに興味を引けるか。俺らは道を見失わないで、俺らのプロレスを続けて、明るく照らしていきたい。それをできるのは俺しかいないと思ってるんでね。これだけ前向きな奴はいないっていうぐらい俺は前向きだから。失敗したら、それを教訓にいい方向にもっていけばいい。プロレスの試合と一緒ですよ。厳しい状況だとしても前を向いていかないと。あきらめたら終わりですからね。諏訪魔も専務として火がついたみたいだしね。本当にここからが全日本の腕の見せどころだと思いますよ。ギリギリまで痛めつけられても返していくのが俺のプロレスの信条ですから」
4月10日後楽園大会チャンピオン・カーニバル公式戦で潮﨑豪vs諏訪魔が組まれたのにも関わらず、700人しか動員できなかったことに関して二人がコメントを出し、危機感を露わにしていたが、潮﨑vs諏訪魔はいわば秋山全日本の頂上対決的カード、しかし不入りに終わったのは厳しさを感じざる得ない。
原因とすればここ数年のゴタゴタによる体制の変化、2年前までは武藤敬司が取り仕切っていた全日本プロレスだったが、武藤が前オーナーである白石伸生氏と揉め飛び出してしまい、王道全日本にリセットされるも、昨年白石氏も経営を投げ出すかのように全日本から撤退してしまい、秋山全日本へとリセットされてしまった。今の全日本プロレスはジャイアント馬場さんの「王道」を売りにしているも、秋山準による全日本プロレス、昨年誕生したばかりでゼロから(事情でマイナスを背負い込んでいるが)スタートしたばかり、武藤全日本を支持していたファンやゴタゴタに失望して離れてしまったファンもいることから、簡単に戻すというのは難しい、秋山らも白石氏さえ撤退すればという勝算もあっただろうが、秋山らも白石氏の撤退や亡くなった馬場さんの看板にしていくのは限界とは感じ始めていると思う。
救いなのは秋山だけでなく諏訪魔や潮﨑もどう全日本に客を集めていくか、真剣に考え始めたこと、新日本プロレスもブシロードの力もあったが選手やスタッフが新日本を良くしようと真剣に考えて今日を掴んだ、全日本も良くしたいのであれば新しい考えも取り入れるなど真剣に考える必要がある。
その一つが諏訪魔とIGFとの交流なのだろうが、馬場さんと猪木の関係を考えると踏み切れない部分もある、しかしその反面交流となれば話題性があるのも事実、馬場さんも亡くなり、猪木もIGFにはほとんどタッチしていない現状を考えると交流の可能性があるが、心配な面があるとすれば馬場さんと猪木の対立期を知らない世代のファンが増えてきていること、現在のファンに馬場さんと猪木の関係を持ち出して受け入れられるかどうか・・・
最後に最近「新日本プロレスワールド」で過去の試合を視聴することがあるが、思うのは全日本プロレスも新日本に負けないほど試合ソースがあるのに大いに利用されないこと、その気になれば全日本プロレスも新日本プロレスワールドに負けないものを作れるはず、しかし日本テレビにはスポンサーがないことからその気はなく、全日本も体制が代替わりしていることから難しいのか・・・しかし惜しい感じがする。 -
IGF側の「逃げた」の主張に対し、諏訪魔が怒り最後通牒を突きつける
<東京スポーツ 4月13日分より>
IGFの“野獣”藤田和之(44)が諏訪魔(38)ら全日本プロレス勢に門戸開放を宣言。次回5・5大阪府立体育会館大会での“開戦”に「GO!」だ。
昨年末に諏訪魔が過去に因縁のあるIGF出撃を示唆したが、進展はいまだ見られず。これに野獣は「来るんだったら来ればいい。いざとなったら尻込みしちゃうようなヤツらなんだ。情けない」と王道勢を罵倒した。
昨年4月23日の全日本後楽園大会には、ケンドー・カシン(46)のセコンドとして乗り込んだ。“外敵”となった経験は豊富なだけに、行動に移さない全日本勢にもどかしさを感じている。
「うちは門戸を開いている。会長(アントニオ猪木氏)の考え通り『来るものは拒まず。去るものは追わず』がIGF。うちにはイキのいいのがいっぱいいるし、来るんだったら来ればいい」とほえまくった。
一方で、自身の王道マット襲撃については「どんなヤツらがいるのかも知らないし、乗り込む理由がない」とバッサリ。諏訪魔はかろうじて「ずうたいのデカいの」として認識はしているが、その他の選手には“うまみ”を感じていない様子だ。
11日の両国大会ではカシンとのコンビで小川直也(47)、澤田敦士(31)組を一蹴。次回の5・5大阪大会は、全日本もシリーズ開幕前で日程的な問題はない。IGFのサイモン猪木取締役も「5月大会に来てもらって構わない。急な要請でもカード変更しますよ。両国にも来ると思ったのに何もない。寂しいですよ」と藤田の意見に同調。猪木イズムから王道マットへの“挑発”にリアクションはあるのか。
<東京スポーツ 4月15日分より>
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)が14日、アントニオ猪木(72)率いるIGFに大激怒した。対抗戦に向けての交渉が進まないことから、業を煮やしたIGFサイドから公の場で罵倒される事態に発展。堪忍袋の緒が切れた諏訪魔は近日中にもラスト1回と決めている交渉のテーブルに着く考えも明かし、事実上の最後通告を突き付けた。
春の祭典「チャンピオン・カーニバル」の移動日となったこの日、諏訪魔はオフをゆっくり過ごすどころか、怒りに震えていた。そして「なんだよ、あの発言は!? マスコミを通して言ってくんのはやめろって! 俺は逃げも隠れもしてねえ。散々荒らして、俺に泥水をぶっかけてんじぇねえ!」と吐き捨てた。
怒りの矛先はIGFだ。11日の「IGF3」(両国国技館)で、野獣・藤田和之(44)が全日プロについて「いざとなったら尻込みしちゃうようなヤツら。情けない」と罵倒。さらにサイモン猪木取締役は、5月5日のIGF大阪府立体育会館大会での“開戦”に一方的なゴーサインを出してきたのだ。
諏訪魔にしてみれば、これらの発言は寝耳に水で、これではまるで5・5決戦への出撃が既定事実のようにも響く。しかも、なかなか対抗戦が実現しないのは「全日本が逃げているから」という印象を植え付けられてしまった。IGFの常とう手段ともいえるが、諏訪魔は「交渉もせずに好き勝手やるのはどうなんだ!? もうフロントが(話題を)飛ばしたりする次元の話じゃないだろ、サイモンさんよ」と不快感を示した。
実は対抗戦の機運が高まってから、諏訪魔は一度だけIGFと会談のテーブルに着いた。だが、話し合いは平行線をたどり、結論は出なかった模様。そこで「今は優勝圏内にいるし、チャンピオン・カーニバルに集中してんだ。だから、シリーズ中は黙ってろ。ちゃんと、最後のチャンスをやるから。俺が腰を動かすくらいの器量を見せてみろ」と、近日中に2度目のテーブルに着く考えがあることを通達した。
同時に諏訪魔はこれが最終交渉になるとも示唆しており、禁断の対抗戦に向けて会談の行方から目が離せない。
IGFが全日本プロレスに対して開戦宣言したことに対して諏訪魔がコメントを出し、諏訪魔は怒りを露わにしつつ先走るIGF側を最後通牒を突きつけて牽制した。
諏訪魔の主張はIGF側と話し合ったのは1度だけで、その時は結論は出なかった。だがそれ以降IGF側からのアプローチがないため、諏訪魔自身もIGF参戦はなくなったと判断したが、IGFは諏訪魔が逃げたと主張し藤田を焚きつけて全日本との開戦をアピールした、IGF側も藤田というカードを出したということは諏訪魔に対して最後通牒を突きつけたということなのかもしれないが、IGF側も郷に入っては郷に従えとIGF側からしっかり諏訪魔にアプローチしたのに最初の話し合いで結論が出なかったことで業を煮やしたということなのか・・・
諏訪魔も「全てはチャンピオンカーニバルが終わってからだ」としていることから、今すぐ進展はないだろうが、最後の話し合いがなされるのかもわからない、しかし話し合いをしないというわけではないから諏訪魔のIGF参戦の可能性は僅かながら残っている・・・ -
宮原があと一歩まで追い詰めるも鬼となった潮﨑が三冠死守!鼓太郎が世界ジュニア王座奪取で全日本ジュニアも新時代突入へ
3月27日 全日本プロレス「2015ドリームパワー・シリーズ」後楽園ホール 874人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○KENSO(6分23秒 片エビ固め)X野村直矢
※ダイビングエルボードロップ
◇第2試合◇
▼30分1本
○真霜拳號 タンク永井(13分39秒 クロス式アンクルホールド)ゼウス Xボディガー
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 SUSHI 土方隆司 中島洋平(10分15秒 片エビ固め)秋山準 金丸義信 X渕正信 青柳優馬
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼30分1本
曙 ○吉江豊 石井慧介(15分36秒 片エビ固め)諏訪魔 ジョー・ドーリング X佐藤光留
※ダイビングボディプレス
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/Jr. BATTLE OF GLORY優勝者]○鈴木鼓太郎(17分10秒 片エビ固め)[第37代王者]X青木篤志
※ジャベリン
☆青木が6度目の防衛に失敗。鼓太郎が第38代王者となる
(試合後)
鼓太郎「ようやくこのベルトを手に入れることができました。俺の力全てこのベルトにかけていきたい。今の戦いは今の全日ジュニアの戦い。これからは未来の戦いです。しっかり目に焼きつけてください。」
【鼓太郎の話】「(全日本ジュニア最高峰の試合となったが?)これが今の俺と青木のレベルだと思います。背中で引っ張ると言った以上、発言もしますけど、やっぱり試合の内容で引っ張っていけるチャンピオンを目指したいんで。たぶんセコンドに付いていない選手も試合は必ず見ているでしょう。その人たちがどう感じて、どう動くかですね。(序盤から読み合いが続いたが?)青木とはここ最近やり合ったわけじゃないんで。組んでいる時代も長かったし、その前も長かったし。(青木も普段と違う技を見せてきたが?)ちょっと予想だにしない技を食らいましたけど、ああいう技が一番効きますね。免疫ないんで。でも、引き出しで言えば、俺も少なくはないんでね。(未来を見せると言っていたが?)さっきリング上でも言った通り、世界ジュニアのこの試合は現段階の全日本ジュニアの戦いです。次の試合はね、おそらく全日本の明るい未来を予感させるような試合を見せてくれるはず…いや、見せてくれないと困ります。(青木は王者として強さを求めていたが、鼓太郎選手は?)僕は追い求める背中はたったひとつなんで。そこにどこだけこのベルトを持って近づけるかだと思います。ただ、まったく発言しないチャンピオンもどうかなと思うんで。散々やりあって気づかされたんで、しっかり言うことは言って、でも引っ張っていくのは試合であり、俺の背中だと思います。(青木は10ヶ月間、ベルトを守って価値を上げてきたが?)本当に独自の青木節で、このベルトの価値を高めたと思います。その価値を俺がさらに引き上げないと、また何を言われるかわからないんで。(次の挑戦者は?)今の試合を見て、どう思うかですよ。『ついていけない』と思ったら挑戦しなきゃいいし、『俺もやれる』という言うんだったらいつでも上がってきてもらいたい」
【青木の話】「やっとだ、やっと。全日本プロレスのジュニアはここからスタートなんだ」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第51代王者]○潮﨑豪(24分11秒 体固め)[挑戦者]X宮原健斗
※豪腕ラリアット
☆潮崎が2度目の防衛に成功
【試合後の潮崎】
――苦しい試合となったが?
▼潮崎「それはわかってたことだし、あいつもまだこれで終わりじゃないし、俺もこんなとこで止まってるわけにいかないから」
――宮原はチャレンジャーとしてどうだった?
▼潮崎「リング上に立って向かい合う、それに違いなんかないし、健斗、あいつの気持ちがこれだけの熱を生んだのは間違いない今日はあいつに感謝ですね。俺のイメージではもっと俺が押して試合を進められると思ってたけど、プロレスって何が起こるかわからない。それだけ刺激的な戦いだし、今日は会場に来てくれたお客さん、サムライで生中継をみてくれたファンに、この三冠の価値をほんの一部分だけどみせられたんじゃないかなと思います」
――チャンピオン・カーニバルに三冠王者として出場することになるが?
▼潮崎「それに関して俺はチャンピオンだけど、チャンピオン・カーニバルで何の実績も残してないし、まだ回数もそんなに出てないしね。まっさらな気持ちで臨ませてもらいたい。ただ今年のチャンピオン・カーニバル、今までのチャンピオン・カーニバルを越えていく。レベル上げるよ。ベルトを持っていても全日本のイチレスラーとして、沖縄から始まる過酷なリーグ戦をぶっちぎりで突き抜けていきたいと思います」
【宮原の話】「負けてコメントするのは嫌なんだけど、今日は言わせてもらいますよ。俺は今日、本気であの三冠ベルトを巻いて、俺がこの全日本プロレスの新しい顔になって、新しい時代を築くんだという気持ちで挑んで、負けちゃったので。負けちゃったらそれはかなわない。だけど…だけど俺は、三冠ベルト最年少記録を諦めちゃいない。そして、いつかは…いつかじゃない。近いうちに、俺らは本気で日本武道館を目指しているから。笑うヤツは笑えばいい。本気で日本武道館を目指してやる。その時は俺が三冠ベルトを巻く」
全日本プロレス後楽園大会をSAMURAIにて視聴、メインの三冠統一ヘビー級選手権は、序盤はグラウンドやマッチアップでも互角、いや宮原は怯まなくなってきている、それに焦れたのか潮﨑が先手を奪いにチョップから場外戦に持ち込むも、宮原が鉄柵を使ったギロチンホイップ攻撃で形勢逆転、また休まず攻めバイシクルキックから場外パイルドライバーでダメ押しする。
失速した潮﨑はチョップで流れを変えようとするがローリング袈裟斬り狙いは宮原がバイシクルキックを放ち、執拗に首攻めを展開するが、宮原がコーナーに乗ったところで潮﨑がドロップキックで場外へ出すと鉄柵攻撃、チョップの乱打、フィッシャーマンズバスターなど怒涛の猛反撃、攻めているが潮﨑に余裕はなく鬼となって宮原を攻め立てるが、宮原も懸命に喰らいつく。
宮原はエプロンから場外へ断崖式のジャーマンを敢行してから怒涛の猛ラッシュ、串刺しニーからシットダウン式パワーボム、二段式ジャーマンと畳みかけ、潮﨑のラリアット狙いを今シリーズから使用し始めた膝蹴りで迎撃するが、潮﨑もラリアットを炸裂させ宮原を場外へ追いやるとノータッチトペを発射し、リングに戻ってから雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、ゴーフラッシャー狙いは宮原が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
宮原は後頭部への串刺しニーから垂直落下式ブレーンバスター、パッケージジャーマンを決めるが、膝蹴りは潮﨑がラリアットで迎撃、チョップとエルボーのラリーの後で宮原がエルボーを狙うと潮﨑はローリング袈裟斬りで迎撃、その後は潮﨑は鬼のようにローリング袈裟斬りを連発してからラリアット、ゴーフラッシャーを決めるが、宮原はまさかのカウント2で返すも最後はラリアットの前に力尽きて3カウントとなった。
潮﨑が鬼となったのは宮原との差がそれほど縮まった証、二人がタッグを組み始めた頃は実力差に開きがあったのだが、17ヶ月の間に宮原が潮﨑に並ぶまであと少しのところまで来ていることが今回の三冠戦を通じてわかった。
次期シリーズは春の本場所「チャンピオンカーニバル」、潮﨑も昨年は右手の負傷で途中リタイアするという屈辱を味わったが、宮原も西村修に勝利しただけの1勝、潮﨑も完走こそ最大の目的だが、宮原は星を伸ばして優勝戦線に食い込んで欲しい。
セミの世界ジュニアヘビー級選手権は青木が非情なまでに腰攻めを展開、鼓太郎も頚椎が悪いだけに堪える攻めだったが、鼓太郎もエルボースイシーダから反撃し雪崩式アームホイップで流れを変える。
鼓太郎も痛めた腰を引きずりながらエルボー、ローリングボディーエルボーを放つと、青木も浴びせ蹴りで応戦してスパイラルポセイドンを決めるが、鼓太郎は膝蹴りからエルボー、ブルーディスティニーで返し、最後はランニングエルボー、ボディーエルボーからジャベリンで3カウントを奪い、世界ジュニア王座を初奪取に成功したが、鼓太郎が今まで抜かれていた後輩・青木にやっと並んだことで全日本ジュニアも新時代へと突入したことを実感した試合だった。 -
曙、吉江が世界タッグ王座奪取も、大仁田厚出現!秋山に電流爆破への招待状!
3月22日 全日本プロレス「2015ドリームパワー・シリーズ」福岡・博多スターレーン 374人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SUSHI (9分05秒 片エビ固め)X青柳優馬
※ダイビングヘッドバット
◇第2試合◇
▼20分1本
○KENSO (7分31秒 片エビ固め)X野村直矢
※ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 ジョー・ドーリング 青木篤志(16分30秒 体固め)宮原健斗 鈴木鼓太郎 X中島洋平
※ラストライド
◇第4試合◇
▼30分1本
○潮崎豪(14分01秒 片エビ固め)X佐藤光留
※ショートレンジ豪腕ラリアット
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]金丸義信 ○ウルティモ・ドラゴン(17分08秒 片エビ固め)[第96代王者組]長井満也 X南野タケシ
※アサイDDT
☆長井&南野が2度目の防衛に失敗。金丸&ウルティモが第97代王者組となる
【試合後の金丸&ウルティモ】
▼金丸「(DKは)二人ではこないと思ってたけど、この二人で組めば必ずベルトを獲れると思ってた。こっちの方が一段も二段も上でしょう」
▼ウルティモ「この歴史があって由緒あるベルト。正直いってこのベルトに手が届くとは思ってなかったけど、パートナーが今一番、脂が乗ってる金丸。全日本に参戦した最初は渕さんと組んだら面白いかなと思ってたけど、金丸と組んだから獲れたと思ってる。感謝したいですね。相手もあれでファンの支持も得てるし、長井&南野、何度でもやりたいですね。リマッチ受けますよ」
▼金丸「秋山さんと獲るのとウルティモさんと獲るのは違う。経験のひとつとしてプラスになったと思います」
――思い描く防衛ロードは?
▼金丸「タッグチームとして、リーグ戦でも負けてるチームがあるし、名乗り出るチームがあれば端からやっていきたいですね」
▼ウルティモ「このベルト持っていろいろ、他団体とやっても、海外で防衛戦やっても面白い。アジアと名がついてるんでね。由緒あるベルトはみんな挑戦したいだろうと思う。自分が壁になる位置にいるんでね。昔アジアタッグといえば極道コンビ。大先輩ですけど、ああいう名タッグチームになれれば。でも別にグレート小鹿さんを(挑戦者に)指名してるわけじゃないですよ(苦笑)」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○曙 吉江豊(24分19秒 体固め)[第68代王者組]X秋山準 大森隆男
※ヨコヅナインパクト
☆秋山&大森が3度目の防衛に失敗。曙&吉江が第69代王者組となる
(試合後、大仁田は世界タッグ戦が終わったタイミングを見計らったかのように入場花道に現れた。場内は騒然。SUSHIらセコンド勢が制止しても邪道は購入したというチケットをかざしてお構いなし。リングサイドまで足を運び、エプロンに上がると新世界タッグ王者となった曙、吉江と握手を交わして祝福した。だが、お目当ての秋山はすでに退場し、そこにはいない。「秋山さんは?」とつぶやいた大仁田は懐から「招待状」と書かれた書状を大森に手渡し、「これ渡しといてくれ」と言付けた。
さらにマイクを持った大仁田は「僕もプロレス40年やってますが、(引退まで)残り2年8ヶ月。秋山さんに(招待状を)届けといてください。ちゃんと読むように」とアピール。「ということで、さよなら」と言い残して去っていった。
)【大仁田の話】「大森さんに託しましたんで。(引き揚げてきた大森に向かって)私の願いを秋山社長に伝えて下さい」
【試合後の曙&吉江】
▼曙「やっとベルト獲って乾杯できる!」
▼吉江「結果は完勝だけど、勝って乾杯ですよ!」
※かたわらのSUSHIをみやり
▼曙「何でいるの?」▼SUSHI「同じチームの一員として、僕も頑張ります」
※SUSHIの音頭で乾杯し
▼曙「勝ったらうまいね! このチームで今日みてもだいぶお互い慣れてきて、どこで何をしたがってるかわかる。経験積まないと。いきなりタイトルマッチは難しい。間にシングルやって体で感じて、経験積んできたのが勝因だと思います」
▼吉江「俺自身、ベルトに絡む…横綱と3度目ですけど、ベルト巻いたのは新日本時代に一度タッグ獲ってますけどね。これで全日本で一番、いや日本のプロレス界でナンバー1。これからもっと進化して世界一ですよ。今日の時点で100%。明日は今日以上の100%。進化していきますよ。止まらないですよ。俺ら勢いついたら止まらないから。後ろに相当なエンジンついたようなもんですよ。20年やってますが、パートナーに恵まれてますね。棚橋(弘至)がいて、中西(学)さんもいて、ピンクゴディ(パートナーは森嶋猛)もありました。久々にこうやってベルトも巻ける。パートナーに恵まれて幸せですよ。プライベートでも人生のパートナーに助けられてるんで、恩返しできたかなと。伝統と格式あるベルトを巻くと責任と覚悟が必要。それを日々感じながらナンバー1のチームとして成長していきたいですね」
▼曙「もちろんベルトも大事だけど、今日の試合内容は僕らにしかできないでしょ。このチームは必要ですよ。さすがチャンピオンチームも強いし、うまい。でも僕らにないうまさをパワーと圧力にものいわせた。これだけパワーあるチームどこ探してもいないでしょ。明日からチャンピオンとしてのシリーズが始まるけど、気を引き締めて頑張りますよ。ベルト持って誰ともいつでもどこでもやるつもりだし。サプライズでゲスト来てたけど、僕らのいい雰囲気壊してくれたね(苦笑)」
――曙選手から何度もゲキが飛んだが?
▼吉江「もちろん、このようなパートナーが横にいてくれたら頼もしいし、何が何でもパートナーにつなぐ。でもオンブに抱っこじゃダメ。この体でテクニックを潰す形でいけると思うけど、ヒザが壊れてるからどうしても狙われる。それ以上のパワーでカバーするしかない。プロレス界の怪物王を目指してるんで、一生これでいきますよ」
▼曙「お互いですよね。僕が攻められてもパートナーにつなげば何とかなるだろうし。思い切りいける」全日本博多大会で世界タッグ選手権が行われ、王者であるワイルドバーニング(秋山、大森)に曙、吉江が挑戦。
序盤は吉江が秋山に雷電ドロップを連発するも、秋山は左攻めで反撃し吉江の動きを止めにかかる。
しかし交代を受けた曙が大森の腰にエルボードロップを連発して腰攻めを展開、吉江も続き、猛ラッシュをかけ曙がヨコヅナインパクトを狙うも、大森が踏ん張ってニールキックで反撃し、秋山もニーを連発して続くが、曙はぶちかましで弾き返すと重爆攻撃の連発で秋山を追い詰め、カットに入る大森をも返り討ちにする。
秋山もダイビングニーで反撃し大森も吉江に後頭部へのアックスボンバー、バックドロップからアックスボンバーを狙うも、吉江は裏拳で迎撃してトラースキックからアックスギロチンドライバーを狙う大森を担ぎ上げてカナディアンハンマーから、ジャンピングボディープレスと畳み掛ける。
秋山がカットに入り大森は再度アックスボンバーを狙うが、吉江は空中胴締め落としで迎撃し共に交代、秋山は曙にジャンピングニーを放つが、曙は再び弾き返すも、チョークスラム狙いは秋山がDDTで切り返し腕十字から、今シリーズから解禁したネックアンドアームブリッジへ移行しようとするも、曙はロープに逃れる。
大森の援護を受けた秋山は再度腕十字で決めるとエクスプロイダーを狙うが、曙が全体重かけて押しつぶし、吉江の援護を受けた曙はエルボードロップを投下するも、秋山はかわして再度ネックアンドアームブリッジで捕獲、しかし吉江がカットに入ると挑戦者組は串刺しボディアタック、ボディープレスと秋山を圧殺し、最後は曙がチョークスラム、エルボードロップからヨコヅナインパクトを決め3カウントを奪い王座を奪取した。
だが試合後に前夜の超花火・博多大会で高山善廣を破り爆破王王座を奪取した大仁田厚が出現、SUSHIらが止めに入るがチケットを購入しており、お構いなしとばかりにリングに迫る。
大仁田は秋山に招待状を手渡すが、秋山はダメージのため既にリングを後にしており、大森に手渡して会場を後にした。
大仁田は昨年12月に最強タッグ最終戦で同期である渕のデビュー40周年を名目にして全日本に参戦、試合後には渕に電流爆破参戦を要請したものの、渕はやんわりと断っていたが、一度全日本のリングに上がった以上このまま引き下がるわけがない、大仁田は何度も電流爆破で対戦した曙だけでなく秋山をも標的にしたようだ。
大仁田のことに関しては秋山だけでなく曙も大会後はコメントがなかったが、今後秋山がどう返事するか、また返答次第で大仁田はどう動くのか・・・
またセミのアジアタッグ選手権はセコンドのKENSOの介入に金丸が苦しめられる展開となるも、長井のフロントハイキックが南野に誤爆すると、これを逃さなかった挑戦者組が猛ラッシュをかけ、最後はウルティモが南野にアサイDDTを決め3カウントを奪い王座奪取に成功した。
【追記】
<プロレス格闘技DXより>
秋山社長が熊本大会の試合前、大仁田からの「招待状」について言及。「全日本の有能な人材を我、人生の電流爆破のリングにご招待致したく存じ上げます」との邪道の訴えを受け、希望選手が現れれば交渉する用意があることを示したものの、自身の爆破マッチ参戦を全面否定した。3・22博多大会のメインイベント終了後、邪道・大仁田が現れ、秋山宛の「招待状」を大森に託してきた。てっきり秋山への爆破マッチ要求と思いきや違った。
書面には「全日本プロレスの有能な人材を我、人生の電流爆破のリングにご招待致したく存じ上げます」と書かれてあった。つまり秋山に限定せず、全日本勢から爆破マッチの相手を募ってきた。「招待状みたけど、俺じゃないんだよね。『全日本の有能な人材』にってことだから」と解釈した秋山は、「俺はないね。もちろん物事に100はないけど、俺はないよ」と自身の爆破マッチ出撃は全面否定した。
一方で秋山は「ウチの選手で今、電流爆破をやりたい奴がいるか疑問だけど、全て閉ざすのは俺の性に合わないから」と前置きしたうえで、「選手にはこういうものがきてるけど、どうかと聞く」と所属選手たちの意志を確認するつもり。「やりたい奴がいれば話はするけど、なければないでこの話は終わり」とのスタンスを示した。
【秋山の話】「(前夜の博多大会に大仁田が来場したが?)若い奴が止めないと。それこそ、またぐなですよ。止める奴がいるかと思ったけど、いなかったのが残念だよ。(大仁田は招待状を大森に託していたが?)招待状みたけど、俺じゃないんだよね。『全日本の有能な人材』にってことだから。(秋山選手に爆破マッチのリングに上がってくれと言ってきたわけではないと?)この文書をみる限りね。全日本の代表である俺に持ってきたということはそういうことでしょ。あとは誰か興味ある奴がいたらだね。ウチの選手で今、電流爆破をやりたい奴がいるか疑問だけど、全て閉ざすのは俺の性に合わないから。選手にはこういうものがきてるけど、どうかと聞くけど手が挙がるかわからないよ。あるとしたらKENSOぐらいかな。(当然、秋山選手自身は出ないと?)俺はないね。もちろん物事に100はないけど、俺はないよ。社長自ら電流爆破に出て行けないでしょ(苦笑) 一応、どういう形であれ、スポットライト浴びるわけだから、やりたい奴がいれば話はするけど、なければないでこの話は終わりだね。それよりもウチの選手の誰か『またぐな』って言ってほしかったよ。それが残念」
【秋山の話】「(前夜の博多大会に大仁田が来場したが?)若い奴が止めないと。それこそ、またぐなですよ。止める奴がいるかと思ったけど、いなかったのが残念だよ。(大仁田は招待状を大森に託していたが?)招待状みたけど、俺じゃないんだよね。『全日本の有能な人材』にってことだから。(秋山選手に爆破マッチのリングに上がってくれと言ってきたわけではないと?)この文書をみる限りね。全日本の代表である俺に持ってきたということはそういうことでしょ。あとは誰か興味ある奴がいたらだね。ウチの選手で今、電流爆破をやりたい奴がいるか疑問だけど、全て閉ざすのは俺の性に合わないから。選手にはこういうものがきてるけど、どうかと聞くけど手が挙がるかわからないよ。あるとしたらKENSOぐらいかな。(当然、秋山選手自身は出ないと?)俺はないね。もちろん物事に100はないけど、俺はないよ。社長自ら電流爆破に出て行けないでしょ(苦笑) 一応、どういう形であれ、スポットライト浴びるわけだから、やりたい奴がいれば話はするけど、なければないでこの話は終わりだね。それよりもウチの選手の誰か『またぐな』って言ってほしかったよ。それが残念」
【大仁田からの招待状※原文ママ】
秋山殿我、プロレス人生残すところ二年八ヶ月余り、
全日本プロレスの有能な人材を我、人生の電流爆破のリングにご招待致したく存じます。
心温まるお返事をお待ちしています平成二七年三月二十二日
爆破王
大仁田厚
23日熊本大会の試合前に秋山社長が会見を開き、招待状の中身を公開、大仁田の来場を止めなかった全日本勢に苦言を呈しつつ、自身の出陣は否定したが「やりたい奴がいれば話はするけど」とやりたいヤツは止めないとした。
秋山にしても大仁田と対戦経験のある曙やKENSOではなく“なぜ自分なの”というものもある、また大仁田は全日本出身なれど秋山が全日本入りした頃には既に大仁田は最初の引退をした後であることからまったく接点がない、秋山にしてみれば“困った”というのが本音なのではと思う。
しかし大仁田も秋山の名前を出した以上このまま引き下がるとは思えない、果たして大仁田がそう打って出るか・・・・ -
全日本プロレスがGOサインを出した!諏訪魔がIGF参戦へ!
<東京スポーツより>
イノキゲノムと王道遺伝子、ついに交わる――。20日、IGF総帥・アントニオ猪木氏(72)が全日本プロレスの“暴走専務”諏訪魔(38)の参戦に事実上のGOサイン。暴走専務もIGFとの接触を認めた。早ければIGF4・11両国国技館大会への参戦が浮上し、“禁断の扉”が開かれそうだ。
山が動いた。この日、全日本は東京・後楽園ホール、IGFは目と鼻の先の東京ドームシティホールで大会を開催。いわゆる“興行戦争”のはずだったが、両団体の距離は一気に近づいていた。
かねてIGFへの興味を示していた諏訪魔は試合後「IGF? コンタクトは取ったよ」と明言。タッグ王座戦で敗戦直後とあって詳細は口を閉ざしたが「いろいろ今後のことを考えないといけない」と意味深な言葉を残して姿を消した。
全日本の秋山準社長(45)はこれを受け「選手がやりたいというのなら構わないよ」とバックアップを約束。自身も2002年、ノア所属時代に故三沢光晴社長に直談判し、新日本マットに参戦した経験があるだけに、その気持ちは理解している。まだ“直訴”の声は上がってきていないそうだが「きたときは動く」とお墨付きを与えた。
問題は故ジャイアント馬場さんの遺志を継ぐ王道プロレスの“宿敵”だったIGF総帥だが…。猪木氏は諏訪魔の参戦について「いいんじゃないですか。それでリング上、お客さん、みんなが元気になるんであれば。俺はこういう性格なんでね。みんな俺に乗ってくれればいいよ。誰でも受け入れます」とまさかのウエルカムを表明だ。
過去にも青木篤志(37)が参戦しているが、当時はノア所属。“全日本生まれ全日本育ち”の選手が「イノキゲノム」を標ぼうするIGFマットに上がるとなれば歴史的な出来事だ。
IGFの次回4・11両国大会では「新王者決定トーナメント」の1回戦が行われる予定。IGFルール(総合格闘技戦)の興行となる可能性が高いが、サイモン猪木取締役は「プロレスとMMAを交ぜた大会にしてもいい。ただ、うちは“仲良しプロレス”はやらないんで、覚悟してほしい」とズバリ。いきなりの両国大会参戦もあり得る。
いずれにせよ、両団体のトップがGOサインを出しただけに、事態は急展開を見せそうだ
東京スポーツ誌上で全日本プロレスの諏訪魔がIGFに参戦することが内定したことが明らかになった。
昨日の全日本後楽園大会、IGFドームシティ大会も互いに団体間の問題について触れなかったことで、最初からなかったこととなってしまったのではと思われたが、全日本側からGOサインが出たことで一気に進展となった。
最初は暴走王や澤田敦士などが先走った発言をしてしまったことで、かなり難しくなってしまったのではと思われたが、IGFのフロント側は相手が慎重居士の全日本ということで慎重に事を運び、全日本側の返事を待ち、対照的に全日本側はシリーズ中にはIGF関連に関しては一切ノーコメントで貫いていた。
諏訪魔の相手は誰になるのか?一番諏訪魔に対する発言をしていたのは暴走王だけに、相手は暴走王になるのか?それとも昨年4月に接触した藤田和之になるのか・・・ -
鼓太郎の起死回生!ジャベリンで青木を降しJr. BATTLE OF GLORYを制覇!
2月20日 全日本プロレス「2015エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」後楽園ホール 896人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○入江茂弘(6分43秒 片エビ固め)X野村直矢
※ビーストボンバー
◇第2試合◇
▼30分1本
○渕正信(4分09秒 腕極めフェースロック)X青柳優馬
◇第3試合◇
▼ジュニア8人タッグマッチ/30分1本
○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 中島洋平 高尾蒼馬(6分43秒 片エビ固め)SUSHI 佐藤光留 石井慧介 X南野タケシ
※タッチアウト
◇第4試合◇
▼KENSOデビュー15周年記念試合/60分1本
○KENSO 曙 吉江豊 (13分51秒 体固め)潮崎豪 宮原健斗 Xゼウス
※ダイビングエルボードロップ
◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第68代王者組]秋山準 ○大森隆男(18分11秒 体固め)[挑戦者組]諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※スライディング式アックスボンバー
☆秋山&大森が2度目の防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼大森「言った通り諏訪魔とジョー、それぞれ凄い選手だし、あれだけでかくて動ける奴らはいない。でもタッグマッチはタッグプレーなんだ。そしてあのチームは運転席と助手席の両方にハンドルがついてる。分断させた俺たちの勝ちだ」
※曙と吉江が現れ
▼曙「秋山さん、大森さん、次は僕たちの挑戦受けてください」
▼秋山「わかってるよ。俺は拒まない。あなたたちの挑戦、いつでも受ける」
▼曙「僕ら2回負けて、実績はないけど、今日も三冠チャンピオンと次の挑戦者を圧倒しました。お願いします」
▼吉江「俺たちもチャンピオンになって全日本を盛り上げる覚悟できてますよ」
▼秋山「俺は彼らが来た時点で受けようと思ってたし、申し分ない。やりましょう」
※曙と吉江が去り
▼大森「次から次へと厳しい相手が出てきますね」
▼秋山「あのチームに一回も負けてないから。向こうにとって三度目の正直かもしれないけど、俺たちからしたら二度あることは三度あるだから。返り討ちにするだけ。その前の試合はみてたし、怖いチームに変わりはないけどね」
▼大森「ワイルドバーニングここにありをみせる」
【諏訪魔の話】「むかつくな。悔しい。頭打ちだな、クソ。ここからEvolutionがワンステップ上がるためにはどうしたらいいか? もう考えなきゃいけない。今回、開幕にジョーが飛行機のトラブルがあって、出だしで遅れたというのも正直あるけど、そんな言い訳をしてられない。全日本の時代の流れというのは明らかに速いわけで。最強タッグでの結果がすぐひっくり返るような…そういう戦国時代に突入している。ここはもう一度このオフに今後のEvolutionの展開をしっかり考えなきゃ。ただ、ここで青木が結果を出して踏ん張るから。そこも重要だし。俺はもう1回頭を振り絞ってやらなきゃいけない。考えられるのは俺らなんだよ」
【ドーリングの話】「ミステイク…ミステイク…」
◇第6試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○鈴木鼓太郎(17分11秒 体固め)[Aブロック1位]X青木篤志
※ジャベリン
☆鼓太郎が2年連続2度目の優勝
(試合後)
鼓太郎「、「青木篤志は本当に本当に強い相手です。俺はもう一度、彼と戦いたい。次は世界ジュニアのベルトをかけてもらいます。今日は世界タッグもありながら、俺と青木をメインにもってきてもらいました。秋山さん、俺たちを信じてくれて本当にありがとうございます。全日ジュニアに尽力を尽くそうと思います。【鼓太郎の話】「リング上で言った通りです。青木篤志、本当に本当に強かった。何度もダメかと思いました。だからこそまた彼とやりたいです。次はベルトを懸けて、最強対チャンピオンでやろうじゃないかって。青木も異論はないと思います。お互い出し尽くしたと思いますね。やりながら自分が高まっていく感じもあったし。(ジュニアリーグ2連覇となったが?)でも、全勝優勝じゃないんでね。一応最強という言葉になるのかもしれませんけど、俺の中ではまだまだ強さを求めて戦っていこうと思います。そのためには世界ジュニア。あれを巻いて、僕が全日本ジュニアを引っ張っていきます。(世界タッグをあえてセミファイナルにしてのメインとなったが?)プレッシャーがある反面、俺はメチャメチャ嬉しかったです。俺と青木だからこそメインに持ってきてくれたと思っています。(両ブロックとも大本命が上がってきたが?)リーグ戦はそうじゃないと。長期のスパンでやるしね。トーナメントと違うし、本当に実力のある人が上がってくるのがリーグ戦じゃないかなと思います。(他団体からのエントリーもあったが?)逆に俺は良かったんじゃないかなと思いますね。今、全日本に上がっているジュニアの選手たちでやったわけですから、それは大きな意味があると思います。(今後もメインの位置を保っていきたい?)ジュニアだって後楽園のメインを張れるんだよっていうのを、これもお客さんもわかってくれたかなと思います。全日本のヘビーは確かに凄い。粒揃いだと思います。でも、ジュニアも負けてない。去年1年を通して散々な結果でしたけど、まず存在感でヘビーに勝たないといけないと考えられるようになったので。それに気づかせてくれた青木篤志に感謝したいと思います」
全日本プロレスのジュニアリーグJr. BATTLE OF GLORYの優勝決定戦が行われ、Aブロックを1位通過した世界ジュニアヘビー級王者の青木と、Bブロックを同じく1位通過した昨年度覇者の鼓太郎が激突した。
序盤はスピーディーからじっくりしたグラウンドの攻防でスタートとなるが、場外戦で青木が鼓太郎の左腕を鉄柱に叩きつけてから左腕攻めで先手を奪う。
青木の執拗な左腕攻めに苦しんだ鼓太郎はエルボースマッシュからピットで反撃、串刺しシャイニング弾から地獄の断頭台、顔面へのオーバーヘッドキックと畳み掛け、ファンネルからブルーディスティニーを狙うが、青木は脇固めで切り返し、ボディーへのエルボーで抵抗する鼓太郎に青木は左肩目掛けてミサイルキックを放ちノーザンライトスープレックスからチキンウイングアームロックの連続技、腕十字、左腕へのオーバーヘッドキックと畳み掛け、鼓太郎も串刺し攻撃はかわすも、逆上がりでコーナーに上ろうとしたところで青木はジャンピングフロントハイキックを放ち、雪崩式ブレーンバスターを狙うが鼓太郎はディフェンサーで切り返す。
鼓太郎は場外へ逃れた青木に三沢魂エルボースイシーダを炸裂させると、リングに戻ってからエルボーを連打するが、青木は肩車の要領で飛びつき腕十字を決めるも脱した鼓太郎は三沢魂タイガードライバーを狙うが、青木はコーナーに押し込んで阻止し頭突きの連打から雪崩式腕十字、そしてトラップオーバーへ移行しようとすると、鼓太郎はエンドレスワルツで切り返しクリアした青木は腕十字で捕獲、しかし鼓太郎は強引に持ち上げてパワーボムの要領で叩きつける。
鼓太郎はツームストーンパイルドライバーで突き刺してから、再度三沢魂タイガードライバーを狙うが、堪えた青木は鼓太郎のエルボーをかいくぐりラリアットを発射し、バックドロップから再度ラリアットを放つ。
青木はスパイラルポセイドンからアサルトポイントを狙うが、鼓太郎が押し潰すとワンツーエルボー、ローリングエルボー、バックハンドローリングエルボーと畳み掛けてからブルーディスティニーを決め、最後はランニングエルボーから腹部へのエルボー、そしてアッパー式エルボーことジャベリンが炸裂して3カウント、鼓太郎が2連覇を達成した。
鼓太郎は昨年12月14日にGAORA王座、1月3日にアジアタッグ王座と次々と手放して無冠となり、1月シリーズ中にも弱音を吐くなど元気のなさが目立っていたがアッパー式エルボーことジャベリンを披露してから、ようやく光明を見出しリーグを制覇した。
鼓太郎は世界ジュニア王座に挑戦を表明、昨年8月30日の愛知大会で青木に挑んだがトラップオーバーの前に完敗を喫した、試合後のマイクアピールでもあったとおりアジアタッグを保持していた頃の青木ではないということを鼓太郎が一番痛感したはず、だから今度は鼓太郎が青木に挑んで抜きさる番でもある。
セミの世界タッグ選手権は先手を奪ったのはタイトル奪還を狙うEvolution、試合権利のないドーリングが諏訪魔と対峙している大森にエプロンからラリアットを放ち、場外に転落した大森に二人がかりで攻め、秋山も救出に駆けつけるが返り討ちにされてしまう。
その後もEvolutionが大森に集中砲火を浴びせ、大森はやっと秋山に交代するもドーリングのスパインバスターを喰らい流れを変えることが出来ない。
Evoplutionは再び交代した大森に集中砲火、秋山も捕まえてラストライドとレボリューションボムの同時噴火で勝負に出るが、ワイルドバーニングは阻止するも、ドーリングがフライングボディアタックでワイルドバーニングをまとめてなぎ倒す。
Evolutionは再び大森に集中砲火を浴びせ、ドーリングがレボリューションボムを狙うが、大森はフランケンシュタイナーで切り返すとすぐさまアックスボンバーを炸裂させ、秋山も串刺しランニングニー、エクスプロイダーで援護射撃すると。最後は大森がアックスボンバー、スライディング式アックスボンバーで3カウントを奪い王座防衛を果たした。
メイン前には4月5日沖縄大会から開幕する『2015チャンピオンカーニバル」の出場選手が発表された。
[出場選手]大森隆男(前年度優勝者)、潮崎豪(第51代三冠ヘビー級王者)、秋山準(前年度準優勝者)、曙、諏訪魔、ジョー・ドーリング、宮原健斗、KENSO、吉江豊、ゼウス、ボディガー、真霜拳號
今年はK-DOJOのS-K王者である真霜、そしてボディガーが初エントリーとなった。
昨年はリーグ戦途中で潮﨑、曙と欠場し負の連鎖が漂ったが、今年は昨年の挽回の意味を込めて曙に注目してみたい。
-
三冠初挑戦のゼウスが真っ向勝負も、全てを受け止めた潮崎が王座防衛!
2月7日 全日本プロレス「2015エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」大阪ボディメーカーコロシアム第二競技場 873人 超満員
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
渕正信 ○青柳政司(10分53秒 体固め)X青柳優馬 高尾蒼馬
※延髄斬り
◇第2試合◇
▼30分1本
○ボディガー 入江茂弘(10分57秒 片エビ固め)宮原健斗 X中島洋平
※ショートレンジラリアット
◇第3試合◇
▼30分1本
曙 ○SUSHI (7分06秒 TEKKAMAKI)KENSO X南野タケシ
◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男 ウルティモ・ドラゴン(19分13秒 逆エビ固め )諏訪魔 佐藤光留 X野村直矢
【試合後の諏訪魔&佐藤&野村】
▼諏訪魔「ジョーの飛行機トラブルってことで、前哨戦として全く機能しなかったな」
▼佐藤「社長の責任だ。到着を一日早くしたら来てたんだから。3日前の飛行機で来させればいいだろ」
▼諏訪魔「トラブルに負けたというか、ここからEvolutionの調子を取り戻して、何としても世界タッグのベルトを俺たちの腰に戻す。ジョーが明日、合流するんで、イチから積み直しって感じだな。そして世界タッグ獲ったあかつきには秋山社長をEvolutionに絶対入れるからな」
▼野村「俺もEvolutionに入りたいです。お願いします!」
▼佐藤「お前が最後マット叩いたんだろ。自分でギブアップしたんだぞ」
▼野村「これから強くなります!」
▼佐藤「今をできてない奴がこれからって、ふざけんな!」
▼野村「Evolutionに入りたいです! お願いします!!」
▼諏訪魔「お前じゃ無理だな。いらねぇよ(と佐藤とともに去る)」
▼野村「断られたけど、これから粘って俺もEvolutionの一員として戦っていきたいです」
※佐藤が戻ってきて
▼佐藤「お前、何まだコメントしてんだ!?(と張り手、ヒザ蹴り、ボディブロー、ミドルキックと打撃の雨を降らせて去る)」
▼野村「これからみとけ。ぜってぇひっくり返してやるからよ」
◇第5試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○金丸義信(11分40秒 片エビ固め)[1敗=0点]X鈴木鼓太郎
※タッチアウト
【金丸の話】「やろうとしたことやられたけど、同じリーグで一番倒さないといけない相手に勝った。自分自身このまま終わるつもりないし、去年このリーグ戦優勝することできなかったんで、今年は必ず勝ちにいきます。(左足の具合は?)こんなもんかなと。まだまだ全力じゃなかったけど、やってきた経験で痛いなら痛いなりにどう戦うか学んだんで、あとはリングで自分で動ける武器を探してやっていくしかない。リングに上がってみないとコンディションはわからないから。今日よくても明日は悪いかもしれない。その時の相手によって自分のコンディションで試合を考えていきたい。(負傷箇所は)親指だけど、こっちが使えない分、ヒザにも負担がかかってくる。いつもの攻め方とは違いますね。(鼓太郎に勝ったのは大きいのでは?)このままいきたいね。(同ブロックに)ねちっこく攻めてくる奴もいなさそうだし、今日の鼓太郎も素晴らしい選手だけど、そこまで一箇所をねちっこく攻めてくるイメージじゃなかったからね。あれで最後までしつこく足攻められてたら分からない部分もあった。最後は自分の試合に持っていけて、切り返すこともできたから、勝つことにつながったと思う。(骨はくっついた?)先週みたらまだでした。でも休んでいられない。どうなるかわからないけど、できる範囲内でやります」
【鼓太郎の話】「ケガをしてる金丸義信より俺の方が弱かった。ただそれだけのこと。(精神的に追い込まれた感もあるが?)一言で言わせてもらえば屈辱かなと。足弱い人を引っこ抜けなかった俺の弱さ。逆に引っこ抜かれたわけだから。この屈辱はどっかで返します」
◇第6試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○青木篤志(10分10秒 トラップオーバー)[1敗=0点]X石井慧介
青木の話】「(石井の気持ちは感じた?)気持ちはもちろん感じるよね。年明けにタイトルマッチ延ばしたのあいつでしょ。俺から言わせたら挑戦者が挑戦できなくて、防衛記録に含まれないのは頭にくるけどね。(新技のダブルアームDDTも食らったが?)あれは結構、刺さったわ。あれ使い方次第では危なかったね。それまで首にきてなかったからよかったけど、結構刺さったわ。このシリーズ会見でも言ったし、いつも言ってるけど、俺は世界ジュニアのベルトを持ってない者として考えてるから。優勝することが一番だし、Jr. BATTLE OF GLORY、この名前をもっと高めて、広めていくためには、みんな横一線、その中で目立ったものが一番、優勝したものが一番だと思う。それを目指してる。他の人間もベルト持ってないから、とにかく頑張ります? そんなのいらない。とにかく勝ちたい気持ちを持ってる人間が一番。それがないなら今すぐ棄権しろ」
【石井の話】「リーグ戦、全部重い試合なんですけど、今日は特にかけてましたね。1月3日のことがあって。今日世界ジュニア戦のつもりでやって、もちろんリーグ戦だけど、世界ジュニア王者と戦う意識が強かったし。結果的に完敗で悔しい。そしてリーグ戦自体もあとがなくなってしまった。2敗したらかなり厳しい。もうあとがないということで焦らないようにはと思ってますけど、まだ1敗。可能性あると思う。可能性を出すためにも残り3つ勝たないと。チャンピオンが全勝でいったら終わっちゃうんで、今日の1敗はいろんな意味で大きな完敗でした。自分の足りないところもまたわかったんで、そのへんを克服して、もっと磨いて頑張っていきます。(新型ダブルアームDDTの感触は?)感触は100パーセントで入らなかった。そこも反省の一つです。あの技は有効だともちろんわかったんで、これからもチャンスがあったら使っていきます。(野球チョップは?)トルネードでしたけど、スキが多いという反省がありました。野球では効果的ですけど。クイックトルネード殺法に切り替えないと」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第51代王者]○潮崎豪(25分43秒 片エビ固め)[挑戦者]Xゼウス
※ムーンサルトプレス
☆潮崎が初防衛に成功
(試合後)
宮原「Xceedで組んでるけど、そのベルトは常に狙ってる」
潮崎「も「お前とはこのベルトかけてやらなきゃいけないと思ってる。上がってこい!これから全日本プロレス面白くなっていきます」
【潮崎の話】「(三冠戦にふさわしい戦いだったのでは?)それがこのベルトを持ってる使命だし、それぐらいの高さのベルトなんで。まだまだ証明はできてないというか、これがてっぺんじゃないし、まだまだ高みを目指したい。これが俺たちのプロレス。(ゼウスは期待以上のものを出した?)俺の想像以上の力で圧倒されたからね。でもまだまだ俺が獲られるわけにいかない。常にこれぐらいの位置で試合をやっていきたいし、健斗が来たけど、あいつもこのままじゃダメだと思ってのことだと思うし、それを俺が真っ向から受けて真っ向から返してやるよ。これが俺が見てた頃のハードルの高さじゃないよね。まだまだ高みをみてるけど、まだまだこれからのベルトだし、これからもとにかくチャンピオンと自負して、どんどん全日本プロレスを新しく作り上げていきたい。(新王道を作る第一歩にふさわしかったのでは?)これを積み重ねていって、お客さんの熱ももっと積み重ねていって、全日本プロレスをもっともっと俺がチャンピオンのうちに…負ける気しないけど、もっともっと高いところを目指してやっていきます。三沢さん、小橋さんの四天王プロレス。あれを甦らせるつもりはないし、あれをもう一度再現するってことじゃなく、あの時の熱を俺たちで作り出したい。(ムーンサルトは久々だったのでは?)久々すぎてちょっと恐怖心が。でも出さざるを得なかった。俺のムーンサルトを出させたのはゼウス選手、彼の力だろうし、彼の実力。俺はゴーフラッシャーで決まったと思ってたら返してきたからね。ゼウス選手がまた挑戦の名乗りを上げてきてもいいし、健斗も(三冠挑戦にたどり着くのを)待ってる。あいつに気持ちをみせろと言ったけど、それを越えてきてもまた面白くなるし。俺たちでこの三冠戦を面白くしていきたい。そういう気持ちでやり合いたい。どっちがベルトを持つのにふさわしいかの勝負だ。このベルトは俺の宝物にしていきます」
全日本の新シリーズが開幕、開幕戦から三冠統一ヘビー級選手権が行われ、王者の潮崎に1月12日十三大会で挑戦者決定戦でKENSOを降し挑戦権を得たゼウスが挑戦した。
試合の先手を奪ったのはゼウス、ショルダータックルからリフトアップ、ブレーンバスターと繰り出し、再びリフトアップから場外へ投げ、逆水平合戦もパワーでゼウスが優り、フライングラリアットを浴びせる。
先手を奪われた潮崎はゼウスのラリアットをかわすとフライングショルダーからDDTで突き刺すが、ゼウスは平然と立ち上がるも潮崎はトラースキックを連発し、ローリング袈裟斬りからフィッシャーマンズバスターを決める。
潮崎は場外へ逃れたゼウスにプランチャを狙うが、ゼウスはすぐさまリングに戻りラリアットで逆に潮崎を場外へ出しノータッチプランチャを炸裂させると、リングに戻っても雪崩式ブレーンバスター、ジョン・ウー、ハイアングルチョークスラムと畳み掛け、潮崎がラリアットで抵抗するが、相打ちに持ち込んだゼウスはターンバックルへのパワーボムで叩きつけジャックハマー を狙う。
しかしブレーンバスターで返した潮崎はラリアットの相打ちを制し、逆水平合戦も潮崎はショートレンジのラリアットを放ち、場外に逃れたゼウスにノータッチプランチャを炸裂させる。
潮崎は雪崩式フランケンシュタイナーから豪腕ラリアットを炸裂させ、ゴーフラッシャー狙いはゼウスがジャックハマーで返す。
ゼウスは再度ジャックハマーを狙うが、今度は潮崎がゴーフラッシャーで返すとラリアット、逆水平合戦となり、ゼウスはグーパンチを繰り出すと潮崎はローリング袈裟斬りを連発し、豪腕ラリアットからゴーフラッシャーを決めるが、ゼウスはカウント2.9でクリアする。
ゼウスの頑張りに地元大阪のファンも声援を贈るが、潮崎はムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
ゼウスは正面から挑んたが、技の引き出しの差で潮崎が勝ったか、試合後はXceedの同門であり潮崎のパートナーである宮原が挑戦を表明した。
宮原も新体制発足後は秋山だけでなく大森も降すなど実績を積んでいるが、まだまだ挑戦者としては物足りない部分もある、潮崎が宮原の今まで以上を引き出せるか、また宮原も今まで以上を出せるかが試合の鍵になってくると思う。
そしてシリーズの中心テーマである『Jr. BATTLE OF GLORY』が開幕、前年度覇者の鼓太郎は金丸と対戦、鼓太郎は骨折していた金丸の左足に集中攻撃を浴びせ、エルボーの連打から三沢魂タイガードライバーを狙うが、金丸はビーチブレイクの要領で脳天から突き刺して返すと、ディープインパクトから垂直落下式ブレーンバスター、タッチアウトと畳み掛けて3カウントを奪い、鼓太郎は開幕から痛い黒星を喫してしまう。
また1月3日の後楽園で世界ジュニアヘビー級選手権として実現する予定が石井の病気欠場で流れていた青木vs石井が公式戦で実現、試合は場外戦から青木が主導権を握り圧倒、石井は延髄斬りからジャーマンで反撃するが、クリアした青木はラリアットからバックドロップ、スパイラルポセイドンで追い詰めるも、アサルトポイントを阻止した青木はタイガースープレックスから変形ダブルアームDDTで突き刺しあわやの場面を作る。
しかし石井がもう一発を狙ったところで、青木は腕十字で捕獲しトラップオーバーに移行して石井は無念のギブアップ、青木が貫禄の勝利で白星発進する。
第4試合は飛行機のトラブルで急遽欠場となったジョー・ドーリングに代わり若手の野村が抜擢され、諏訪魔と佐藤のEvolutionと組んで秋山、大森、ウルティモ組と対戦したが、試合は野村が秋山組に散々かわいがられ、最後はミサイルキックを自爆した後で秋山の逆エビに捕まりギブアップと完敗となったが、試合後に野村はEvolution入りを直訴するが諏訪魔が「まだ早い」と拒否し、佐藤からも制裁を受けた、野村は後輩である青柳からやっと初勝利を収めたことで、もっと上を目指したいという現れなのか、野村の行動もシリーズのテーマとなるだろう。 -
馬場さんが亡くなってから17年・・・全日本プロレスは王道はしっかり受け継いでます!
1月31日 全日本プロレス「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」後楽園ホール 1711人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中島洋平(5分11秒 卍固め)X青柳優馬
◇第2試合◇
▼30分1本
○SUSHI (6分22秒 片エビ固め)X野村直矢
※ダイビングヘッドバット
◇第3試合◇
▼30分1本
○KENSO (10分46秒 片エビ固め)X井上雅央
※ダイビングエルボードロップ
◇休憩明け◇
「ジャイアント馬場十七回忌追善セレモニー」が行われた。
特設ビジョンに在りし日の馬場さんの勇姿や生い立ちを振り返る映像が上映されると、テーマ曲「王者の魂」が流れる中、今度は馬場さん現役時代の入場シーンが上映され、馬場元子取締役相談役、所属選手が入場してきた。元子さんと選手たちがリングサイドを囲む中、1分間の黙祷が捧げられる。最後に木原リングアナが馬場さんの選手コールを行うと、場内は拍手に包まれた。なお、会場ロビーには馬場さんの等身大フィギュアが展示された。
【元子さんの話】「(馬場さんを感じられる機会をもらってファンも喜んでいるのでは?)私も嬉しいです。(馬場さんが亡くなられた後に全日本を助けてくれた選手の試合を久しぶりに見てどうだった?)久しぶりでしたね。でも、新崎さんにしても相島選手にしても、遠い人じゃないんですよね。何かあると助けてもらえると思うので。それはやっぱり嬉しいですよね。(ファンの心に馬場さんが残っていると感じられたが?)馬場さんに会ったこともない人もいらっしゃると思うんですよね。見たこともない。でも、懐かしいと思って来てくださった方もたくさんいらっしゃるので、私にとってはとても幸せですね。(この16年間は早かった?)わからない。早いのか、遅いのか…。『ああ、もう16年』っていう感じなんだけども、スムーズに行っている時は何とも感じませんが、体の調子が悪くなったりすると、『ああ…一人なんだわ』って思って。皆さん早いとか遅いとかって仰いますけど、私はわからないです。(リングサイドに入った時に涙を見せていたが、こみ上げてくるものがあった?)リングサイドの中に入ったことは、馬場さんが元気の時に一度もなかったのね。いつも外で見ている。それがここにいなきゃいけないというのが、『ああ、寂しいな』って思います。あそこにいるべき私じゃないのに、私がいる。それがとっても私にとってはあまり居心地のいい場所じゃないんです。馬場さんの場所、レスラーたちの場所というのがあの中ですから。それとマットを見ていると、やっぱり『このマットは懐かしいなあ』と思いますし。仕方のないことなんですけど、やっぱり思い出します。これだけお客様が来てくださって。何かの時に馬場さんを思い出してくだされば、それで十分ですし、それ以上のことを私は思いませんし。何しろ毎日馬場さんと一緒ですからね、まだ。だから、そんなに遠い人じゃないんですよね。すぐ側で一緒ですから」
◇第4試合◇
▼30分1本
○新崎人生 TARU(12分57秒 極楽固め)太陽ケア X相島勇人
【TARUの話】「勘違いすんなよ。俺はジャイアント馬場に憧れてこの世界に入った。そのジャイアント馬場の奥さん、愛妻の元子さんに言われたから二つ返事で上がっただけや。全日本に戻ってきたと勘違いするなよ。こんな腐った全日本に戻るかよ。秋山、お前ら、どういうことやねん。喧嘩もできんプロレスラーどこにおる? だったら隅っこでやっとれ。みたやろ。ブードゥーには信者がおるんや。ブードゥー信者で埋まるんや。俺らをうまいこと利用したらええのに、“brother"YASSHIをコケにしやがったから、今日は仕返しに来たんや。お祭りみたいなカードやけど、わかったやろ。俺らが全日本を盛り上げたって。悔しかったら秋山社長率いる全日本、馬場さんから受け継いだ全日本を守っていけよ。守れんかったら死ね!」
【YASSHIの話】「何もないわ。何回も助け舟出したったのに、こんなクソ団体興味ないよ。もうええわ。違うとこいこ。全日本は終わりや」
◇第5試合◇
▼60分1本
○曙 天龍源一郎 ウルティモ・ドラゴン(15分25秒 体固め)諏訪魔 青木篤志 X佐藤光留
※ランニングボディプレス
【試合後の天龍&曙&ウルティモ】
――久々の全日本登場となったが?
▼天龍「呼んでいただいて感慨深いですね」
――先発して諏訪魔とやり合ったが?
▼天龍「諏訪魔に一発かましたかったのよ。一発やってみたかった。でも、彼はいい選手ですよ。逆に俺は若い選手と戦ってエネルギーをもらいましたよ。たぶん明日から諏訪魔は枯れ草だよ。俺がエネルギーを取っちゃったから。でも、彼はもともとうちのリングにも上がってくれてたしね。横綱は同じ業界から出ているから、あうんの呼吸で心強いですね。何かやったら繋げばいいという安心感がありますよ。ドラゴンとはもう50年ぐらいの付き合いだよね?(笑)」
――曙選手は馬場さんと繋がりは?
▼曙「僕はあいさつ程度しかないんですけど、人間はわからないかもしれないけども、リングに上がり続けている間に、馬場さんの教えとか、自然に身に付きますね」
――河津落としは意識して使った?
▼曙「たまに使っているんですけどね。あまり人の技を偉そうに使いたくないし、今日はたまたま出せてよかったと思いますけど」
――天龍選手と組んでどうだった?
▼曙「僕らはまだまだです。セコンドにいるだけでも…」
▼天龍「横綱、そうやって話していると、ケツの穴がくすぐったくなるから止めよう(笑)」
▼曙「もともと同じ相撲から来ているし、このプロレス界でまだリングに上がれるのは…。本当にこういうことを言うのは失礼なんですけど、体が動かない分、気持ちが全然違いましたね。僕らがコーナーに控えていても、一人のお客さんとして見ますもんね。あんな強烈なチョップを受けてもまだ返すっていう。凄いですね」
――ウルティモ選手は馬場さんについてどう感じた?
▼ウルティモ「本当に特別な日に呼んでいただいて、秋山社長をはじめ、元子さんにも感謝します。こういう特別な日に天龍さんとまたタッグを組めて。そこに横綱がいて。感無量ですね」
――天龍選手は馬場さんの十七回忌を迎えて思うことは?
▼天龍「たった一言、月日が経つのは早いっていうことだけですよ。さっき横綱ともドラゴンとも話したけど、やっぱりことあるごとに思い出す人ですからね。十七回忌ってピンと来ないなって思いました。それが正直なところです」
――諏訪魔選手のダブルチョップはどうだった?
▼天龍「効くね。よかったよ、Tシャツ着てて(笑)」
――試合後は諏訪魔選手に対してもっと来いとアピールしていたが?
▼天龍「いらんことをやっちゃったね(笑) でも今日は馬場さんの十七回忌に目新しいカードを組んでもらえて、感謝していますよ。また気持ちがリフレッシュできました。特に古くから知っているドラゴンと横綱と組めて、感無量ですよ」
▼曙「相撲軍復活じゃないですか(笑)」
▼天龍「相撲軍か。じゃあ、ドラゴンは呼出が行司ってことで(笑)」
【諏訪魔の話】「重いね。痛みが今も残るし、後楽園の満員の中で殴られた痛みは忘れられないよ。久しぶりにアゴを折った時の痛みを思い出した。意地がやっぱ凄いよね。あの人の負けん気の強さ。常に何かに反発してやってきてる姿を俺もずっと追いかけていきたいし、この痛みを目の前に立つ奴にもぶつけたいよね。(試合後も殴り合いとなったが?)何歳だよ。クソ意地悪いよね(苦笑) 気持ちでどっか負けてる部分、押されてる部分があったね。(天龍は想像通りの相手だった?)どんだけ怒らせてやろうと思ってたけど、投げたら跳ね返ってくるものを感じたよ。俺もいつかパンチで相手をノックアウトだよ。あのパンチのコツわかったよ。アゴの骨を折る感覚がね。パンチ、顔面キック、今も痛みが残ってる。ジンジンするよ。顔面殴って何が悪い? 骨折れるまで耐える頑丈なレスラーでいたいね。あんな64歳初めてみたよ。それに俺に合わせてきてるからね。本当に懐深いよ」◇第6試合◇
▼60分1本
○秋山準 大森隆男 渕正信(26分13秒 片エビ固め)潮崎豪 宮原健斗 X鈴木鼓太郎
※リストクラッチ式エクスプロイダー
(試合後)
秋山、「本日はジャイアント馬場十七回忌追善興行にお越しいただきまして誠にありがとうございます。僕は選手としても社長としてもまだまだヒヨッコです。馬場さんの足下にも及びません。ですが、馬場さんを一歩一歩追いかけたいと思います。これからも全日本をご声援よろしくお願いします。最後は全日本の生き字引・渕さんお願いします」
渕「本日はありがとごうざいます。皆さんのご声援がなければこんなにも頑張れなかった。馬場さんの十七回忌の追善試合ということで、普段の3倍4倍ぐらいの力が出ました。秋山社長、いつもはこんなに力は出ないよ(笑)皆さんこれからもジャイアント馬場さんのことを忘れないでいてください」
【試合後の秋山&大森&渕】
▼渕「とにかく1発目のチョップでもう参ったよ、本当に。鼓太郎の顔面蹴りでも終わったかと思った。いやあ、参った」
――馬場さんの追善試合に相応しい試合となったが?
▼秋山「それもこれも全部ファンの方がいたから。懐かしい全日本プロレスの声援というか。それを今日いただいて、選手も本当にやりやすかったと思います」
――Xccedの選手にはブーイングが飛んでいたが?
▼秋山「あいつらは非常にやりづらかったと思いますよ。いつもとは違いますからね」
▼渕「いや、イキイキとしたと思うよ。途中覚えてないんだけど、場外でパイルドライバーを食っちゃって…」
▼秋山「渕さんに最後『頑張って!』と言ったら、『俺が?』って言ってましたからね(笑)」
▼渕「ドロップキックはきつかったなあ」
▼大森「今日の試合を引っ張っていたのは、間違いなく渕さんですからね」
▼渕「いや、引っ張られたよ。2人はたぶん(声を出して)喉が痛いだろ?」
▼秋山「喉が痛いですね。喉のケアをします」
――社長として追善興行を振り返ると?
▼秋山「本当に観客の皆さんを見ていただいたらわかるように、今でもジャイアント馬場の力っていうのは偉大だなと思いました。ファンの方の温かさというのは、僕らがちょうど若い頃にいた、まさしく後楽園ホールと同じような状況でしたし。いろいろ世知辛い世の中ですけど、明るく楽しく激しく後楽園大会が終えることができたんじゃないかと思います。それは馬場さんのおかげですよね。でも、そればっかりを言っていられないので、馬場さんに教えられたものを活かして。馬場さんを知らない世代もいるんで。僕たちもまた新しい道を作っていかないといけないなって思います」
――かつて名物だった6人タッグマッチの新しい形を見せていたが?
▼秋山「昔に僕らがやっていた四天王がいた頃の6人タッグは、今日みたいに天龍さんや渕さんが源流に流れているので。どこに行っても、どこの団体にも僕らは負けてないので、それはずっと受け継いでいって。そこに青柳がいますけど、ああいうヤツらにも受け継いでいってもらいたいと思います」
▼渕「もういいかな?」
▼秋山「早くしないと、渕さんは風邪を引きますから」
▼渕「そうだよ。抵抗力が無いんだから(笑)」
【潮崎の話】「(秋山、渕のマイクが聞こえてきて)彼らじゃなくて、俺たちがあの場にいないと。今日のこのタイミングだからこそ勝ちたかったですね。今日は渕正信と初めて当たりましたけど、今日戦って、全日本プロレスとしての誇り、プライドを持てた。必ずあの位置に俺らが立つ。ジャイアント馬場さんは凄く偉大なレスラーだけど、この全日本に俺たちの時代…時代を俺たちがつかみます」
【宮原の話】「ジャイアント馬場十七回忌と銘打たれてるからこそ、新しいものを打ち出すために勝利を手にしたかった。これが今の僕の実力。真摯に受け止めます。でも上にある二つのベルト(三冠、世界タッグ)は常に狙ってる。2月シリーズで動きます」
【鼓太郎の話】「年末にGAORAを獲られて、年始にアジアを獲られ、諏訪魔に2回負け、今日は秋山準にも負けた。ヘビーだからとか関係ない。感じたのは俺が弱いだけってこと。俺が強くならないとXceedは上がっていかない。強いって何なのかわからなくなりました」
ジャイアント馬場十七回忌興行が開催され、メインは馬場さんから直接王道を伝授された秋山、大森、渕が馬場さんを知らない世代であるXceed(潮﨑、宮原、鼓太郎)と対戦、試合は全日本の最古参である渕が先発を買って出るが、早くも捕まってしまい集中砲火を浴び、攻めるXceedにブーイングが飛び交うも、Xceedは渕にハイジャックパイルドライバーを決めるなど容赦なく痛めつける。
大ダメージを負った渕に潮﨑は豪腕ラリアットを狙うが、渕は首固めで丸め込み抵抗すると延髄斬りを浴びせて、やっと大森に交代、大森は潮﨑、宮原を攻め込んで試合を盛り返すと、交代を志願して再登場した渕が鼓太郎にボディースラムを連発、潮﨑にはドロップキックを狙うもかわされて自爆してしまうと、ここからXceedが渕に集中砲火を浴びせて鼓太郎が三沢魂タイガードライバーを狙うが、渕はリバースすると丸め込み技を連発してからバックドロップを決める。
ここからワイルドバーニングが合体技の連打で鼓太郎を捕らえると、渕がバックドロップの援護射撃から、秋山がランニングニー、リストクラッチ式エクスプロイダーを決め3カウントを奪い勝利を収めた。セミでは諏訪魔が天龍と6人タッグで対戦し、先発を買って出た両者は激しいチョップ、グーパンチ合戦を展開、中盤でも天龍の負けじ魂に火が着き、諏訪魔の顔面にキック、グーパンチの連打を浴びるも、諏訪魔もダブルチョップ一発で吹き飛ばす。
終盤でもマウントを奪い殴る諏訪魔に、天龍も顔面蹴りで返すも、試合は試合権利のある曙が佐藤をボディープレスで圧殺し3カウント、試合後は天龍がグーパンチ、諏訪魔がダブルチョップでエールを交わし合ってノーサイドとなった。第4試合では1年振りに全日本マットに参戦となったケアと、3年8ヶ月振りに参戦したTARUがタッグで対戦、TARUはブードゥーマーダーズの盟友である”brother”YASSHIと拳剛を引き連れ登場し、館内はブーイングどころか紙テープが投げ込まれるなど大歓迎ムードだった。
試合は序盤こそTARUはクリーンファイトに徹していたが、途中からYASSHIと拳剛が介入し、ケアにも鉄パイプで殴打するなどVM流のファイトを展開、試合は新崎が相島を極楽固めで仕留め、ケアと相島、新崎はノーサイドとなるも、TARUはVM流を貫き大暴れしながら退場となるが、バックステージでは秋山全日本にエールを贈りつつも、VMは今後全日本に関わらないことを明言した。
TARUのコメントでもあったとおり、本音として全日本への復帰を望んでいたと思うが全日本の出した答えはNOで、TARUを全日本に上げるのは一夜限り、いくら元子さんの口利きでも事件を起こして全日本に迷惑をかけたTARUを復帰させるわけにはいかないというのが秋山体制の出した答えのようだ。
最後に馬場さんが死去してから17年、元子さんのコメントでもあったとおり長いようであっという間に感じてしまう、そのあっという間に全日本にはいろいろ起きたが、体制が代替わりしても馬場さんの遺した王道だけはしっかり残っていた。
馬場さんが目指していたプロレスとは何か、以前にも書いたが側近だった和田京平レフェリーは「馬場さんはスポーツとしてのプロレスを見せたかった、殺伐とした試合、ガチガチの試合は嫌いだった、キレイなプロレスをするのが全日本プロレスなんです、倒れて起き上がるにしてもダンスと同じでリズムとステップがあって、それがアメリカンプロレスの基礎であり、全日本の基礎なんですよ」と答えていたが、昭和50年代は馬場さんの考える王道プロレスよりアントニオ猪木のガチガチのプロレスの方が評価され、全日本は新日本の後塵を拝することになった。
馬場さんの考える王道プロレスが評価されるようになったのは平成に入ってからで馬場さんが一歩引き、ジャンボ鶴田や天龍、三沢光晴ら四天王の代になってからだった。
全日本プロレスという団体はいくら代替わりしても、創始者であるジャイアント馬場さんのカラーが染み付いているし、馬場イズムである王道が全日本に残っている限りはこれからも続いていく。天国の馬場さんに言いたいのは王道は秋山らがしっかり受け継いでいますと報告したい。ジャイアント馬場十七回忌追善興行、たくさんのご来場まことにありがとうございました!帰り道、明神湯で湯槽に浸かり極楽極楽。銭湯はいいですねぇ。残念ながら大門先生も晶さんもいなかった。 http://t.co/OJiVuqTDIb
— タイガー木原 (@tigerkihara) 2015, 1月 31全日本プロレス『ジャイアント馬場十七回忌追善興行』 たくさんのご来場ありがとうございました! ジャイアント馬場さんの偉大さを改めて感じました。 #ajpw
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 2月 1昨日の『ジャイアント馬場 十七回忌特別大会 』たくさんの御声援、ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 2月 1後楽園。試合が終わって暫く経っても帰らない人々。”馬場さん、ありがとう‼︎”と叫んでいる。ライフ。#ajpw #dk #kenso pic.twitter.com/z6NcWNJ6ly
— KENSO (@bichitto1) 2015, 1月 31 -
マスコミが煽る全日本vsIGF・・・風化されていく馬場vs猪木の対立期
<12月27日付けの東京スポーツ>
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)は、2015年から他団体出撃を視野に入れていることを激白。最初のターゲットとしてIGFマットが急浮上した。これぞ暴走男の真骨頂だ。諏訪魔は覚悟を決めたかのように「今年はリングを下りてからの仕事が忙しかったけど、来年は違う。社長(秋山準)に任せて、俺はリングで忙しくなる。蓄えてきたものがあるんで、キッチリ清算させてもらうよ」と言い切った。
7月に新生・全日プロがスタートし、専務になった諏訪魔も多忙を極めた。だが後楽園大会でコンスタントに集客できるという最初の目標をクリアしたことで、次なるステージに進むことを決めた。諏訪魔が「蓄え」と表現したのは、他団体との抗争だ。中でもIGFとは因縁浅からぬ関係にある。
2011年8月27日に行われた東京スポーツ新聞社主催の東日本大震災復興支援チャリティープロレス「ALL TOGETHER」(日本武道館)では、諏訪魔が両国国技館で同日開催を行ったIGFを批判。「ふざけるな! アントニオ猪木!」の言葉が波紋を広げ、IGF勢からも猛反撃された。さらに今年4月23日の「チャンピオン・カーニバル」(後楽園)では、ケンドー・カシンのセコンドに就いた藤田和之とにらみ合いを展開している。
くしくも諏訪魔率いるユニット・エボリューションにはIGF参戦の経験がある世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志がいることも、背中を押している。「清算」という表現からも、リング上でIGFと決着をつけたいという決意がにじみ出る。
さらには来年1月2日後楽園大会の諏訪魔、ジョー・ドーリング組対潮﨑豪、宮原健斗組を世界タッグ王座への「次期挑戦者決定戦」にすることも要求。そのうえで「全日本の戦いだけでもいいけど、俺には刺激的な戦いが必要」と再度、他団体出撃を強調した。諏訪魔は15年、本能のままに暴れ回るつもりだ。
<1月16日分発売の東京スポーツより>
来るなら来い! IGFが15日、今年中の同団体乗り込みを示唆している全日本の“暴走専務”諏訪魔(38)に対し、2・20「GENOME32」(東京ドームシティホール)参戦を呼びかけた。仕掛けたのは諏訪魔のほうだ。昨年末、本紙に「俺には刺激的な戦いが必要」と今年の目標に他団体出撃を掲げた暴走専務は、筆頭候補としてIGFマットへの出撃をほのめかしていた。
これを聞いたIGFの宇田川強エグゼクティブ・ディレクター(ED)は「ぜひ来てください。うちには、鈴川(真一)、澤田(敦士)、(将軍)岡本…いくらでもヘビー級の選手がいる。指名してもらって構わない。もし青木(真也)とやりたいなら、青木と当てたっていい」と臨戦態勢だ。
ただ、クリアすべき問題もある。同日は全日本・後楽園大会が行われ、諏訪魔はジョー・ドーリング(32)とのタッグで、秋山準(45)、大森隆男(45)の持つ世界タッグ挑戦が決定済み。試合開始時間(午後7時)もまったく一緒だ。
王座戦だけにメーンかセミで組まれることになりそうだが、宇田川EDは「会場は目と鼻の先。第1試合で世界タッグをやって、こっちに来ればいい」とダブルヘッダーを逆要求。「タッグ挑戦と団体対抗戦、どっちが面白いと思います? なんなら、うちのメーンを空けて待ってますよ。時間も迫ってるし早く決めてほしい」と一応困った表情を浮かべつつも、思わぬ商機にシメシメの様子だった。
今年は外へ打って出ると発言した全日本プロレスの諏訪魔が参戦するのはIGFなのではという記事が東京スポーツで掲載された。
事の発端は諏訪魔が昨年末の東京スポーツで「清算」と言葉を発し、3日の後楽園大会でも「今年はいろんなとこにエサをまいていく。どこが食いつくか楽しみだな。」と今年から外へ打って出る発言を示唆したことから、東京スポーツが「ALL TOGEHER」での「猪木、ふざんけんな!」発言をしたことからIGFの事を指しているとし、また今週の週刊プロレスでも澤田敦士、鈴川真一の反応を掲載するなど、全日本vsIGFを煽っている書き方となっている。
諏訪魔とIGF、2011年に新日本プロレス、全日本、NOAHの3団体合同東日本復興チャリティー「ALL TOGETHER」を開催するに対し、IGFは両国国技館で東日本復興チャリティーを名目にした「INOKI・GENOME」を開催、三団体に対して興行戦争を仕掛けてきた、会見の場で諏訪魔が「アントニオ猪木、ふざけるな」と発言したことで、IGF側が「大将がああ言われて黙ってられるか!」と怒り、鈴川真一も「うちの会長(猪木)に対して、失礼。レスラーだったら、リング上で責任を取れ。3冠王座に挑戦したい。27日に国技館の試合後、日本武道館に乗り込んだっていい」と一触即発となったが、諏訪魔発言に対しては猪木本人が大人の態度を取ったことによりこれ以上事を荒立てていなかったが、猪木と三団体側の亀裂が浮き彫りになり、IGFは他団体との関わりをなるべく避け、純プロレスとは真逆の格闘技プロレス路線を推進することになった。
あれから4年が経過しているが今更蒸し返す必要があるのかと思うし、東スポだけでなく週刊プロレスまで煽る必要があるのかと思う。
ただ4年が経過して双方共全日本は武藤敬司からジャイアント馬場色の強い秋山準が社長に就任し、IGFも国政に復帰して現場にはほとんどタッチしていないなど体制が変わってしまっているが、全日本はジャイアント馬場さんの未亡人である元子さんが監査役に就任し発言力を持っている。
諏訪魔が仮にIGFとやりたいとしても馬場元子さんの存在がある限りは可能性はかなり低いし、IGFもいくら猪木が現場にタッチしていないとはいえ、全日本と関わるとなるとオーナーとして猛反対し潰しにかかる可能性も否定できない。
IGF側やマスコミは諏訪魔参戦にはかなり乗り気だが、馬場と猪木の対立期の当事者や知っているものがいる限りは馬場と猪木の対立は根強く続いている、それを簡単に考えているとうことは、馬場と猪木の対立期は過去のものになり、知らない世代が増えてきているということなのかもしれない。 -
潮﨑が4度目の挑戦で三冠王座奪取!馬場17回忌興行にケア、TARU参戦へ!
1月3日 全日本プロレス「ニューイヤー・ウォーズ2015」1431人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(10分07秒 片エビ固め)中島洋平 野村直矢 X青柳優馬
※ダイビングボディプレス
◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志(9分43秒 テキサスクローバーホールド)X高尾蒼馬
(試合後)
青木「言いたいことを言う前に高尾、オマエはもっとやれば挑戦できるよ。今日は自分の世界ジュニアのタイトルマッチ、応援して見に来てくれた方には申し訳ありません。もちろん俺のせいではないのは当たり前だろう、病気で欠場したヤツが悪いんだ。俺らは怪我も病気もそういうもの全てと戦っている。それを踏まえて、全てがプロレスだと俺は思ってる。こういう時でも試合をして、しっかり勝とうと思う人間にこのベルトを巻く価値があると思っている。昨日から2015年が始まったけど、俺はそのつもりで今年もやっている。やるならやってこい。俺はいくらでも覚悟を持って受けて立つからな。これからも全日本のジュニアを面白くしていくのはこの俺だ!」
【青木の話】「(高尾戦については?)本人の気持ちだよ。本人がどういう気持ちで挑んでいるのか。自分のチャンスだと思っているのか? それともただの代役だと思っているのか? その違いだよ。たぶんアイツの中には、少しでも俺を食ってやろうという気持ちがあったと思う。それがああいう意地になって表れたんだと思うし。俺がベルトを持っているから、そうなったのかもしれないけど、アイツの中の意識の問題だから。ああいう気持ちがある以上は、これからドンドン強くなると思うし、俺もウカウカしてられないなと感じます。(ジュニアのリーグ戦が控えているが、王者として重い責任を感じている?)俺がいくら重い気持ちを持ったり、気負ったりしたって、他のヤツらがどう思うか。俺じゃないよ。俺はチャンピオンとしてあるべき姿じゃないといけないし、今まで挑発してきて、本当に彼らがそれに乗ってきたかと言えば、乗ってこない。今日だって見てみろよ。誰も何にも乗っかっちゃいない。そんなのはダメだと思うよ。俺が言ったって動かないんだったら、後は何をして動かすか。それしか考えてない。リーグ戦といういい機会があるんだから、リング上でやるのが好きならやってくれよ。ただ、ひとつだけ俺は言っておく。いい試合を重ねたからって、それでチャンピオンになるわけではない。チャンピオンになるためには、何か勝てるもの、強さ、そういうものがないといけないって俺は思っているから。そういうものを持ってないと、いつまで経っても俺からはベルトを取れないよ。リーグ戦をやるんだったら、本気で、死ぬ気で、このベルトを取りたい、リーグ戦を優勝したい、それぐらいの気持ちを持ってこい。じゃなかったら、リーグ戦も俺が優勝して、このまま俺が誰にも防衛しないで、このまま年を越すよ。年明けから言うのもあれだけど、このまま行ったら面白くないよ。それでいいんだったら、それでいいよ。でも俺はそんなのを望んでない。負けたっていい。俺はすぐに取り返すし、必ずこのベルトを巡って、全日本ジュニアが全員戦える環境を作っていくから。それに乗っかってくれよ」
◇第3試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○KENSO (9分19秒 片エビ固め)[挑戦者]X土方隆司
※ダイビングエルボードロップ
☆KENSOが初防衛に成功
◇第4試合◇
▼30分1本
○曙 石川修司 入江茂弘(13分23秒 体固め)秋山準 大森隆男 XSUSHI
※河津落とし【試合後の曙&入江&石川】
▼入江「僕は耐えて耐えて、横綱に回したら、横綱が勝ってくれました」
▼曙「なに、これ(ボディプレスの動きを見せる)」
▼入江「それはすいません。でも、僕の横綱式のボディプレスは何点ですか?」
▼曙「お前がやるから、俺ができなくなったじゃん(笑) 今日はなかなか普段組まない石川選手と組めて、違う大型レスラーが出てくれたから、やりやすかったです」
――突然の全日本出場となったが?
▼石川「大きい選手がたくさんいるんで。その中で一番大きい曙さんの隣で戦えて、光栄でしたね。今回だけで終わりにしないでもらって。まだまだ戦いたい選手はたくさんいるんで。自分は今日まだまだ全然何も出してないんでね。もっと呼んでもらって」
▼曙「あれ以上出るってこと?」
▼石川「いやいや(笑) また呼んでもらいたいですね」
▼曙「ここに入江じゃなくて、吉江さんが入ったら凄いよね」
▼入江「ちょっと横綱! やめてくださいよ。横綱とやっていきたいです」
【秋山の話】「(石川が急きょ参戦となったが?)でかいし、いい選手だったね。左利きなんですね。チョップとかもっと大きく振り切らないと小さく見えちゃうよ。彼もヒザ使うんですね。チャンスあればヒザ対決。石井選手が熱出して、急ではあったけど、参戦を引き受けてくれて感謝してますよ。今度は誰かの代打とかじゃなく、チャンスあればオファーさせてもらいたいですね。自分の団体の中では大きいんだろうけど、ウチもでかい人間多いし、こっちきたらそんな大きくないかもしれないけどね。(TARUの参戦が決まったが?)僕はこの前、上げないと言ったけど、そこだけは馬場さんの追悼大会だから。さっき(元子さんの)コメントでもあったけど、選手がいない時に助けてもらったと言われれば僕は何も言えない(苦笑) 本当に特別試合です。(天龍、ケアの参戦も決まったが?)元子さんからこの試合だけは入れてほしいと。若干僕もウーンっていうとこがあるけど、馬場さんの追悼大会なんで、元子さんのおっしゃることを優先するのが筋かなと。ケアもW-1にいきましたけど、いった過程をわかってるんで。いった時からケアさえやる気あってチャンスあればと思ってました。前の会社の時、ケアのプライドを傷つけて、かわいそうな形で去ってしまったからね。僕が帰ってきた時もケアは普通に接してくれたし、悪い気持ちは一切ないです。リングに上がればやり合いたいと思うし、キャリア的に若い人間に伝えていくべき技術もあると思うんでね」
◇休憩前◇
<1・31後楽園『G馬場十七回忌特別大会』出場選手、決定カード発表>☆1/31(土)東京・後楽園ホール『ジャイアント馬場十七回忌特別興行』18:00開始
▼シングルマッチ
井上雅央vsKENSO
▼タッグマッチ
新崎人生 TARUvs太陽ケア 相島勇人
▼6人タッグマッチ
潮崎豪 宮原健斗 鈴木鼓太郎vs秋山準 大森隆男 渕正信
▼6人タッグマッチ
曙 天龍源一郎 金丸義信vs諏訪魔 青木篤志 佐藤光留
【馬場元子さんのメッセージ】「16年前に馬場さんが亡くなり、その後、全日本プロレスの所属レスラーが少なくなった時、他団体のレスラー、さらにはフリーのレスラーの方々に助けていただきました。その中の一人がTARU選手です。TARU選手はリングを離れたところでも、毎月31日の月命日には欠かすことなく自宅に足を運んでくださり、馬場さんに向かって手を合わせてくれています。今から約4年前、TARU選手が事件を起こし、その後、全日本プロレスのリングに上がっていないことは私も承知しておりますが、今回は馬場さんの十七回忌追善興行ということで特別に出場してもらうことになりました。馬場さんもきっと喜んでくれると思います。ファンの皆様にはご理解とご声援をよろしくお願い申し上げます」
◇第5試合◇
▼新春スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ゼウス 鷹木信悟(17分50秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※ジャックハマー
【諏訪魔の話】「佐藤、頼むよ。新年早々、お前がいると負けるじゃねぇか。佐藤はしょうがないとして、今いた鷹木って俺と同期らしいじゃない。ヨソにまた一人、面白いのがいたな。今日やってみて、もうちょっとやってみたくなった。DRAGON GATEに乗り込んでいったっていいんだ。ウチは(世界ジュニア)チャンピオンの青木もいるし、俺と青木で全然やってやるよ。あとは向こうが受けるか。今年はいろんなとこにエサをまいていく。どこが食いつくか楽しみだな。鷹木とはまたやってみたいよ。(1/31後楽園で天龍との初対決が決まったが?)天龍さんとは対決したことがないんで、馬場さんの記念の時に天龍さんと当たれるのは俺としては光栄ですよ。あのチョップ、グーパンチ、靴紐の跡をつける…俺のものにしたいね。味わわないとわからないから。2015年は激しく好きにやらせてもらう。行くかドラゲー!? (青木は『どこでもいきますよ。嫌われてもいいし、好き放題いきますよ』と返答)」
【試合後のゼウス&鷹木】
――久しぶりの全日本参戦で諏訪魔との初対決が実現したが?
▼鷹木「諏訪魔選手の自信が凄いですよね。『お前なんて顔じゃねえよ』というのが表情に出てるというか。それが悔しかったですけどね。(後から戻ってきたゼウスと握手を交わし)こんな心強いパートナーはいないですよ。DRAGON GATEではMONSTER EXPRESSってチームをやってますけど、本当のモンスターがここにいた」
――連係プレイも上手く決まったが?
▼鷹木「俺もDRAGON GATEで普段は(ポーズを)やっているけど、ゼウス選手の隣でやったら、一般人がやっているみたいになっちゃって。いい刺激をもらったんで、ガンガン飯を食って、ガンガン体をデカくしたいなと思いました」
――今後の参戦については?
▼鷹木「タイミングが合えばね。DRAGON GATEの大会があろうが、それは要相談ですけど、こうやって声を掛けていただいたのは嬉しく思うんで。全日本だけじゃなくどの団体でも。フットワークは軽いつもりなんで、関西だろうが、関東だろうが、北海道だろうが、九州だろうが、鷹木信悟はいろんな戦いに出て行こうと思っています。今日はゼウスさんとタッグでしたけど、次は戦えるように。戦う時には五分でぶつかり合えるように、しっかりと体を鍛えてきます」
――ゼウス選手は2日連続で自らフォールを取ったが?
▼ゼウス「そうやね。俺の今年の抱負は、甘えず、妥協せず、引かず、勝つことのみをイメージして、それを実現させていく。それが昨日も今日も上手くいったからね。今年は絶対に三冠のチャンピオンになりたいと思っているし。この後、メインをやった後に乗り込んで、『次の挑戦者は俺や』と言うから、みんな楽しみにしておけや! そして、鷹木信悟。ホンマに最高に強い男やった。メチャクチャ勉強になったわ。ありがとうございます。また!」
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○長井満也 南野タケシ(16分54秒 体固め)[第95代王者組]宮原健斗 X鈴木鼓太郎
※ハイパーニー空牙
☆宮原&鼓太郎が2度目の防衛に失敗。長井&南野が第96代王者組となる
【試合後の長井&南野、KENSO】
▼KENSO「俺たちは深海に住む魚だ。自ら光を発しないと生きていけない。今日俺たちは光を放った。俺たちが全日本を変える!」
▼長井「アジアタッグ、まだまだ始まりだ。タケシが世界ジュニア、リーダーが三冠ベルトを持ってきてくれる。DKが全日本を引っ張るんだ!」
▼南野「次は世界ジュニア!」
▼長井「DKらしくないかもしれないけど言わせてくれ。カッキー! 垣原賢人!! みてるか!? 俺は今日も歯を食いしばって頑張ったぞ! お前もガンなんかに負けるな!! 俺と一緒に頑張ってきただろ!? ガンなんかに負けないで俺らのところに戻ってこい!!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○潮崎豪(23分07秒 片エビ固め)[第50代王者]Xジョー・ドーリング
※豪腕ラリアット
☆ドーリングが4度目の防衛に失敗。潮崎が第51代王者となる
(試合後にゼウス、KENSOが登場)
ゼウス「潮崎、そのベルト、俺に次挑戦させてくれ」
KENSO「DK絶好調だ! DK絶好調だ! おい、ゼウス。俺とお前、試合をやって勝った方が三冠戦に挑戦する。どうだチャンピオン!」
(KENSOとゼウスが睨み合う)
潮﨑「ゼウス、KENSO。お前らな、このお客さんの声がお前らの状況だ。これを覆す戦いをやって見ろ。その上で俺に挑戦しろ」
(KENSOがゼウスの顔面に張り手の浴びせて退場、ゼウスも引き下がる)
潮﨑「皆さんの声があったからこそこの三冠ベルトに手が届きました。今、全日本プロレス、後楽園まだまだ満席、超満員札止めにならないけど、俺の力でもっともっと大きな…そう、武道館目指して! その高みまで俺が全日本プロレスを引っ張っていきます。次の挑戦者が来るのは嬉しいけど、もっともっとこの三冠の価値を高めて、全日本プロレスをもっともっと上に突き上げていきます」【潮崎の話】「(四度目の挑戦でやっと三冠王座を獲得したが?)やっとこのベルトに手が届いた…。今はその気持ちでいっぱいです。(ドーリングが戴冠した時は『歴史の一部になった』と話していたが、同じような気持ち?)俺は全日本プロレスでプロレスをやるってことはまだまだこれからだと思うし、さっきも言ったように全日本プロレスがもっと高い位置まで行くためには、このベルトの価値をもっと上にあげて。選手全員、スタッフ全員、会社全体でもっともっと盛り上げていくことが必要だし。今日観に来てくれた、そしてGAORAの生放送を観てくれたファンの人たちの力で、もっと盛り上がる、もっと上に行ける。そういう感覚が掴めたんで、この2015年の最初の大会でベルトを手にしたのは、それだけで価値があると思っています。(ドーリングとの戦いを振り返ると?)俺が小さい頃にテレビを観て熱狂してた、全日本プロレスの強い外国人選手との戦いをこの場で体現できたというのは俺の中にあったので。それだけで感無量だし、これからもっと甦っていける団体だと思うしね。このベルトで俺がトップになって引っ張っていこうと思います。(潮崎選手への期待からたくさんのファンが集まったが?)それだけじゃないし。1試合目から試合で1月3日の大会を作り上げてこれたと思うしね。これは俺だけの力じゃないよ。これが今の全日本プロレスの力だし、まだまだ上に行ける可能性はあると確信しました。(目指すは日本武道館と?)そうだね。全日本と言えば武道館。そして、まだまだデカい場所はいっぱいあるしね。そこに行くまでに俺がこの団体を引っ張って行ければ。俺の力で…いや、違うな。俺が先頭に立ってみんなの力を引っ張り出して、デカいところでやりたいと。その気持ちが今日は強くなりましたね。(次の挑戦者としてゼウスとKENSOが名乗りを挙げたが?)それだけこのベルトがほしいんだろうし、それだけこの団体を面白くしたいという気持ちが強いんだろうしね。でも今日、あの2人がリングに上がった時のあのお客さんの声が今の状況だと思うし、それを覆す戦いをやって、みんなを納得させて俺の前に立ってこいって。(GHC王座を取った時は27歳だったが、33歳の誕生日を目前に三冠王座を取った気持ちは?)それだけ責任もデカいし、気を引き締めて、このベルトを持つ意味をもう一度噛みしめて、この腰に巻いて、これからの大会に立っていきたいと思います」
全日本プロレス後楽園大会をGAORAで視聴したが、大会前に世界ジュニアヘビー級王者の青木に挑戦する予定だった石井が昨日の後楽園大会後に体調不良を訴え急遽欠場となったことが発表された。
石井は昨年の年越しプロレスで40度の高熱を出しため急遽欠場し、2日の後楽園では熱が下がったということで出場したものの、再び熱を出してドクターストップがかかったという。
青木はノンタイトルで高尾と対戦し、高尾が腰攻め先手を奪うも、青木が逆に高尾の腰を徹底的に痛めつけ、最後はテキサスクローバーで完勝、試合後は高尾の健闘を称えつつも、欠場した石井を「病気で欠場したヤツが悪いんだ」と切って捨てたが、確かに大事なタイトル戦を理由はどうであれドタキャンとなって青木やファンだけでなく全日本側やDDTにも迷惑をかけたのだがら石井も反論は出来ない、後は石井自身がどう挽回するか、また青木も「全日本ジュニアを盛り上げるのはこのオレだ!」と堂々アピールしたが、試合運びも含めて師匠である秋山に似てきている。
石井欠場の副産物かもしれないが、代役としてユニオンから石川が参戦、第4試合で曙、入江と組んで秋山、大森、SUSHI組と対戦したが、あまりメジャー系の選手との対戦が少ない石川と秋山との絡みに注目した。
二人は1回だけ対峙したが石川は得意のニーと体格を生かした攻撃で秋山を攻め込むが、秋山もジャンピングニーで応戦、秋山が攻め込まれる部分が多かったが、初対戦だったこともあり、秋山も様子を見ていた部分もあったのかもしれない。
試合は曙が河津落としでSUSHIを降し、バックステージでは石川が継続参戦をアピール、確かに石川もニーを出しただけでまだ本領発揮をしたわけでない、また秋山も「チャンスあればオファーさせてもらいたいですね」と興味を抱かせたことで、今後も全日本に参戦する可能性も出てきた。
もう一人のゲスト参戦となったDRAGON GATEの鷹木はゼウスと組んで諏訪魔、佐藤のEvolutionと対戦、スタートから諏訪魔と鷹木は対峙したが、同じパワーファイターなれど体格では諏訪魔が上で、また諏訪魔タイプのレスラーがドラゲーにもいないこともあり、そのせいか諏訪魔に押し込まれることも多くグラウンドでも圧倒されるなど、対諏訪魔に対しては苦しめられることの方が多かった。
試合はゼウスのリードで佐藤を攻め、最後はゼウスがジャックハマーで仕留めたが、鷹木は諏訪魔に対してバンピングボンバーを1発炸裂させるのが精一杯で、試合には勝つも鷹木にとって素直に喜べない勝利だった。
メインの三冠統一ヘビー級選手権は試合開始から両者共真正面からぶつかり合う展開となるも。潮﨑のDDT3連発を意地で耐えたドーリングに横殴り気味の豪腕ラリアットを炸裂させるとドーリングは意識が飛んだかのように目が虚ろな状態となるが、この横殴りの攻撃が勝敗を分けたと思う。
ここで勝負と見た潮﨑はゴーフラッシャー、延髄ラリアットを決めるが、ドーリングもスパインバスターで反撃し、ラリアット狙いをフライングボディーアタックで返すとレポリューションボムを狙うが、潮﨑はDDTで切り返しラリアットを放つ。
潮﨑はゴーフラッシャーからアルゼンチンバックブリーカーから前へ叩きつける変型ゴーフラッシャーも披露するが決め手にはならず、ドーリングもレポリューションボムを狙うが今度は潮﨑が押しつぶす。
両者のラリアットが何度も相打ちになるが、潮﨑は何度もローリング袈裟斬りを浴びせると、最後は豪腕ラリアットを連発して3カウントを奪い、4度目の挑戦で三冠王座を奪取した。
試合後にはゼウス、第3試合で土方を降しGAORA王座を防衛したKENSOが挑戦に名乗りを挙げた、三冠王座には今まで外敵選手が挑戦することはなかった、しかし全日本マットに定着して自信を深めているゼウスの挑戦も面白いかもしれないが、GAORA王座を防衛するだけでなく、セミでは長井と南野が宮原と鼓太郎からアジアタッグ王座を奪取しユニットとしても勢いに乗っているKENSOの挑戦も面白いかもしれない、だがゼウスやKENSOも実績不足、特にKENSOは対潮﨑は一度も勝ててないこともあって、挑戦者決定戦ということになったのだろうが、これからの全日本は外から参戦する選手が実績次第では三冠に挑戦する機会がどんどん増えるのではんと思う。
最後に1月31日に開催される「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」に参戦する選手が発表された。
天龍源一郎、新崎人生、TARU、太陽ケア、相島勇人
驚いたのはTARU、ケアの参戦、TARUは4年前の平井伸和さんへの暴行事件で全日本マットから追放されていたのだが、元子さんの推薦で4年ぶりに全日本マットに復帰となった。
昨年9月には“brother”YASSHIがブードゥー・マーダーズの全日本参戦をアピールしたが、全日本側が事件に対する反発も考慮し、またYASSHI一人だけがアピールしてTARUの意思が感じられないことから参戦を拒否されていたが 社長である秋山も馬場さんの追善興行の主催者である元子さんの推薦で一応筋が通っていることから断れなかったのもあったと思うが、今後全日本に継続参戦するのかどうかは?といったところだろう。
ケアに関してはWRESTLE-1との関係がどうなっているのかもあるが、ケアも前体制である全日本プロレス・システムズから良い扱いを受けず、それがきっかけにWRESTLE-1に走った経緯があることから、もし本格的に全日本へ戻るのであれば馬場さんの教え子であるケアは体制が変わったことで戻るべき場所へ戻ったということなのかもしれない。
2015年の全日本は秋山が新年の挨拶で「勝負をかける」と発言したが、後楽園2連戦では、ゼウスの三冠挑戦アピールなど新しい可能性が見え始めたことを印象付けたのではと思う。今日のタイトルマッチ、対戦相手の体調不良により中止となりました。 このやり場のない気持ちはどうしてくれよう? 全日本プロレス、後楽園ホールで12時試合開始です。 是非、ご観戦ください。 pic.twitter.com/B6LHxErkwc
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 1月 2”DKルーム”。痛快だった‼︎ #ajpw #dk #kenso pic.twitter.com/4Z5w4VtfVZ
— KENSO (@bichitto1) 2015, 1月 3@bichitto1 リーダー!遂にやったぜ‼️ pic.twitter.com/hR6vsUG2A3
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2015, 1月 3今日の三冠戦を見て、全日本ジュニアの選手は何を考えるだろう。佐藤君はもちろん、青木隊長、金丸さん、ウルティモさんは間違いなく何か考えているだろう。意外と執念深い高尾君もいるな…。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2015, 1月 3普段は他団体を生で観る機会は少ないが、プロレスはやはり面白いし奥が深い! ど迫力の三冠戦で久々に観客の地団駄を聞いた気がする。 プロレス、熱いな! もっとプロレスを観たい! ちょいとフラフラしますか〜(^^)
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@pumpinghawk) 2015, 1月 3 -
全日本プロレスの2015年度が開幕、ワイルドバーニングがDKを粉砕で世界タッグ王座を防衛!
1月2日 全日本プロレス「ニューイヤー・ウォーズ2015」後楽園ホール 1017人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇新年の挨拶◇
(2015年オープニング興行・後楽園大会開始に先立ち、所属選手がリングに登場し、秋山社長が年頭のあいさつを行った。)
秋山「皆さん、新年明けましておめでとうございます。2015年、全日本プロレスは勝負の年だと思っております。選手・社員一丸となり、前を向いて頑張って参ります。去年に続き、より一層のご声援をよろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼15分1本
○野村直矢(5分53秒 逆エビ固め)X青柳優馬
※野村、初勝利
◇第2試合◇
▼30分1本
○南野タケシ(7分21秒 片エビ固め)X中島洋平
※デスバレーボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木鼓太郎 土方隆司(11分10秒 エンドレスワルツ)X渕正信 金丸義信
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(7分43秒 アサルトポイント)X石井慧介 高尾蒼馬
◇第5試合◇
▼30分1本
ウルティモ・ドラゴン ○ゼウス SUSHI(15分17秒 片エビ固め)曙 X吉江豊 入江茂弘
※ジャックハマー
◇第6試合◇
▼新春バトルロイヤル
○曙(13分10秒 体固め)XSUSHI
※ランニングボディプレス
【退場順】[1]X渕正信[2]Xウルティモ・ドラゴン[3]X金丸義信[4]X野村直矢、青柳優馬[5]X土方隆司、中島洋平[6]X高尾蒼馬[7]X青木篤志、佐藤光留[8]X入江茂弘[9]X南野タケシ[10]Xゼウス[11]X鈴木鼓太郎
◇第7試合◇
▼新春スペシャルタッグマッチ 世界タッグ王座次期挑戦者決定戦/無制限1本
ジョー・ドーリング ○諏訪魔(23分50秒 体固め)潮崎豪 X宮原健斗
※ラストライド
【ドーリングの話】「明日はビッグファイトだ。潮崎はグレートチャレンジャーだが、チャンピオンは俺だ。いつでもどこでも誰でも倒す。今年も俺の年にしてやる」
【諏訪魔の話】「正直、世界タッグのベルト、それは俺もほしいんだけど、試合やってたら宮原、このクソガキにはまだまだ負けられない。意地で勝ったよ。当然、2015年は俺が三冠を巻いて、世界タッグも獲る。ベルトを獲るのは当たり前。プラスアルファ、みんなが注目するものをみせないと。開幕なんでコンディションは今日の試合で出来上がった。(秋山&大森が指名した通りの結果になったが?)相手がいないから俺らの名前出したのか? そう感じるものがあったけど、相手がいないなら俺らに渡せと。あのベルト、最高級のエサになるよ。2015年も好きなようにやらせてもらう。(宮原の成長を感じた?)一番は体が重くなってる。俺も意地張るよ。あいつの師匠並みにね。あとは明日、ジョーに三冠を守ってもらって、次は俺がチャレンジしたい。いくらでも要求言ってくれれば条件揃えるよ」
【潮崎の話】「(悔しい結果となったが?)そうだね。この2015年一発目を勝利で飾れなかったけどね。この借りは絶対に返す。明日まず三冠を取って。もう1回という言い方は好きじゃないけど、また世界タッグを狙って行くよ。今回は負けたから俺から言うことはできないけど、まだまだ諦めてないから」
◇第8試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第68代王者組]秋山準 ○大森隆男(16分48秒 片エビ固め)[挑戦者組]XKENSO 長井満也
※スライディングアックスボンバー
☆秋山&大森が初防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼秋山「大森がひとりで八面六臂で活躍してくれて」
▼大森「俺が捕まってしまって、新年早々秋山さんに迷惑をかけちまった。俺の2015年正月のテーマは、『今日の借りを必ず試合で返す』。今日はかろうじて防衛しただけだ。俺たちの本来の力はこんなもんじゃねえ。DK、お前らを必ず解体させてやるからよ。メンバーも固定してねえチームでよくわからねえけどよ、とりあえずKENSOが動かなくなれば機能しねえんだよ。KENSO、必ずお前を葬ってDKを解体させてやるぞ」
――次期挑戦者はドーリング&諏訪魔組に決定したが?
▼秋山「今日はこの前の最強タッグで負けたチームが相手で。諏訪魔&ジョーが勝ってくれてよかったよ。俺らはあいつらに借りを返さないと、スッキリしないからね」▼大森「暴走機関車に暴走専務? 知ったこっちゃねえ。お前らを車に例えたら、運転席と助手席の両方にハンドルがあるようなもんだよ。あのチームはバラバラなんだ。一回分断させたら、勝手な方向に別れて歩いて行くぞ。分断すればなんてことねえんだ、あんなヤツらは」
――秋山選手も同じ考え?
▼秋山「パートナーがそう言ってるんだもん(笑) そういうことだよ。ガチッとあった時はいいけど、ダメな時は本当にもろいと思うし。前回の反省もあるしね。しっかりとそこを突いていこうと思います。同じ失敗はしないんでね」
――タイトルを持ってタッグ戦線を盛り上げていく?
▼秋山「若いヤツもドンドン上がってきてるけど、まだまだ負けないつもりだし、負けてないと思うし。まだまだ行きますよ」
――第1試合では若手選手同士のシングルマッチも実現したが?
▼秋山「見てましたよ。ああやって新しい人間も出てきてるし。あいつらもそうだけど、もっともっと負けないという気持ちをドンドン前に出して。先輩相手だろうがなんだろうが、負けないという気持ちを前に出していってもらえれば。俺は今の全日本プロレスで暗いことなんて一切持ってないんで。明るいことしか見えてないし、それしか見ないんでね。ドンドン良くなってくると思います」
【KENSOの話】「必ず光る! なぜなら俺たちは深海にすむ魚! 自ら光を放たないと俺たちは生きていけない!!」
【長井の話】「今日、俺たちがハゲ社長とエセワイルド野郎に負けてやったのは、クソどものファンへの俺たちからのお年玉だ」
全日本プロレスの2015年度が開幕、開幕戦のメインは昨年度の世界最強タッグを制し、また返上した世界タッグ王座を奪還したワイルド・バーニングが公式戦で敗れたDK軍と世界タッグ王座をかけて対戦。
DK軍はゴングを待たずにして奇襲をかけ、場外戦から大森に集中砲火を浴びせ主導権を握り、大森から秋山に交代しても長井がキャプチュード、KENSOが張り手の連打で黙らせるが、串刺し攻撃狙いは秋山がジャンピングニーで迎撃すると、今度はワイルドバーニングがKENSOに集中砲火を浴びせ、秋山がエクスプロイダー、大森がアックスギロチンドライバーと畳み掛ける。
KENSOもアックスボンバーを狙う大森にフロントハイから葉隠れⅡ、長井のキャプチュードの援護を得て葉隠れを炸裂させ、ダイビングルボーを連発するも、長井の援護を狙ったハイパーニー空牙がKENSOに誤爆すると、ワイルドバーニングが一気に勝負に出て大森が後また前へのアックスボンバーから、スライディング式アックスボンバーを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
セミでは次期世界タッグ王座挑戦者決定戦と1月3日後楽園大会で行われる三冠統一ヘビー級選手権の前哨戦が行われ、諏訪魔が宮原を徹底的に痛めつけて主導権を握る。
劣勢のXceedは潮﨑が盛り返し、潮﨑はドーリングを肩に担いでツイッターで予告した新技を決めようとしたが失敗、これで勢いを取り戻したEvolutionは宮原を再び集中攻撃し、宮原も諏訪魔に二段式ジャーマンを決めて粘るも、最後はラリアットからのラストライドで力尽き、Evolutionが最強タッグ最終戦の借りをしっかり返した。
また休憩明けには2月シリーズに開催される「Jr.BATTLE OF GLORY」の出場選手が発表された。
[出場選手]
▼Aグループ
青木篤志 ウルティモ・ドラゴン 石井慧介 南野タケシ 中島洋平
▼Bグループ
鈴木鼓太郎 金丸義信 佐藤光留 高尾蒼馬 SUSHI
出場選手は世界ジュニア王者の青木、前年度覇者の鼓太郎を筆頭に10選手、GAORA王座を失い無冠となった鼓太郎に期待したいが、Bブロックには佐藤だけでなく金丸もエントリーしているだけに厳しいものを感じる。
秋山は新年挨拶で「今年は勝負の年」とアピールしたが、試合後のコメントにでもある通り明るく、前向きに考えている。
昨年5月までの全日本はどこまで落ちるのかと不安にかられたが、今の全日本は難題は抱えているものの、少しずつながらも這い上がっていくのを感じられるようになった。
2015年の全日本はどうなるか、秋山の手腕に期待したい。 -
プロレス2014①全日本プロレスの看板はジャイアント馬場さんへと戻った
2014年7月4日、全日本プロレスは白石伸生氏のレッドウォールジャパン社から独立、新会社「オールジャパン・プロレスリング」を設立し秋山準が社長に就任、全日本プロレスの名前も引き続き使用されることになり、新体制となった全日本は再スタートを切った。
白石伸生体制の全日本プロレス・システムズは今年初めからオーナーだった白石氏が「現場に更なる奮起を促すため」を理由にして資金注入を止めたが、本当の理由は白石側の資金繰りの悪化だった。
資金を止められた全日本プロレスは選手やスタッフのギャラ、また取引業者への支払いが滞り始め、日程の発表の遅れが影響したのか、これまで放送してきたGAORAでの全日本プロレス中継も不定期となり、また武藤敬司側であるWRESTLE-1の北米支部長であるジミー鈴木氏がツイッターで全日本の内情と全日本の社長を務めていた井上博太氏が失踪したことを暴露・・・、おまけに白石氏の暴走ブログの影響で後楽園ホール大会も実数発表とはいえ689人にまで落ち込むなど、全日本が危機的な状況に陥っていることは明らかだったが、白石氏は自己満足を満たすためにブログで暴走し続け、現状を見向きもしようとしなかった。
全日本が崩壊一歩手前まで追い詰められた状態で秋山が白石氏から独立を決意したが、その背後には全日本の創始者であるジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんの存在があった。
元子さんは三沢光晴らが退団しNOAHを旗揚げしたために社長に就任したものの三沢らの離脱の影響が大きかったのか経営が芳しくなく、馬場さんの側近だった和田京平レフェリーが“このままでは馬場さんの遺産まで全日本につぎ込んでしまう”という配慮から元子さんに退陣を進言、元子さんも進言を受け入れて新日本プロレスから移籍した武藤敬司に全日本を譲り渡し退陣、以降は道場や三冠ベルトの貸し出しという形のみで武藤体制の全日本にはノータッチだった。
秋山は独立にあたって元子さんに相談したとしているが、宝島社が出版した「プロレス疑惑の男」によると元子さんは11月頃から和田京平氏を社長とする「全日本プロ・レスリング」を設立していたという。この頃は元子さんはブログにて旧三冠ベルト返還を通じて白石体制の全日本に対して絶縁を通告していた。それを考えると秋山らの独立もかなり前から計画していたことになる。
なぜ元子さんが再び全日本に携わることになったのか、決定的な理由は全日本が崩壊すればジャイアント馬場さんの名前が傷かつくからだと見ている、全日本プロレスは馬場さんのイメージが強過ぎる、いくら代替わりしたとしても崩壊となれば創始者である馬場さんの顔にも泥を塗ることになる。それに馬場さんは引退後は「全日本の看板はオレが持っていくから」と誰にも譲り渡す気はなかった、元子さんにしてみれば三沢や武藤には譲り渡しても、馬場さんの王道そのものを否定し、ファンからの信頼を裏切り続ける白石氏はどうしても許すことが出来ず“こんな人間に馬場さんの全日本を譲るわけにはいかない”と考えたのではないだろうか・・・
7月に元子さんのバックアップでスポンサーを獲得した秋山の「オールジャパン・プロレスリング」は始動し、白石氏との話し合いの結果「全日本プロレス」の名称は使用できるようになったが、無償譲渡とされたはずが直前にまで話し合いが難航、その中で全日本システムズが抱えた負債までが秋山体制に引き継がれることが明らかになったが、秋山らは無事独立するまで白石氏に対して言いたいことは抑え、敢えてクリーンに別れるために白石氏の負の財産まで引き継ぐことになった。
秋山全日本は無事再出発したが、今思えば三沢や武藤、白石氏に渡った全日本の看板が秋山ではなく馬場さんの下に帰ったに過ぎない。三沢と武藤が目指したものは馬場さんの存在を封じ込めて全日本を自分色に染めることだったが、三沢も武藤も馬場さんの存在は封じることは出来ず、三沢はNOAH、武藤はWRESTLE-1を旗揚げして全日本を離れていった。
新日本プロレスが創始者であるアントニオ猪木色を廃し、新日本の独自カラーに染め上げて今日に至っているとおり、全日本プロレスはジャイアント馬場さんという存在から抜け出すことが出来ない、秋山体制の最大の課題は秋山が自分色に染めつつ、いかにジャイアント馬場さんと向かい合うかが課題となってくる。
最後に全日本プロレスの看板は全日本が存在する限りジャイアント馬場さんという存在は脱することはない、果たして秋山はどう向き合っていくのだろうか・・・ -
和田京平が還暦&レフェリー生活40周年も、諏訪魔は潮﨑と組まされたことで不完全燃焼・・・
12月14日 全日本プロレス「和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会〜和田京平プロデュース~」後楽園ホール 1111人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
(和田京平レフェリー挨拶)
京平レフェリー「全日本プロレスに入って、レフェリーになって40年。馬場さんがいたらきっと怒るでしょう。レフェリーは目立つなと。でも、秋山社長が『京平さん、やりましょうよ』と言ってくれたんで。本当に感無量です。還暦を迎えました。40年と60年、本当に凄くいい数字だなと思います。僕の考えたカードなんです。1つ1つ意味があります。なんでだろうと考えながら、皆さん楽しんでいってください」
◇第1試合◇
▼青柳優馬デビュー戦/20分1本
○宮原健斗(8分25秒 逆エビ固め)X青柳優馬
【宮原の話】「僕自身、デビュー戦の相手を務めるのは初めてだったんで、凄く緊張したしね。ああやって平成生まれのヤツらがドンドン全日本を盛り上げていけば。デビューした以上は、リングに立つ以上はライバルなので。青柳優馬はこれからドンドン強い人たち、上手い人たちと当たったら、絶対に強くなるって。全日本プロレスのレスラーとしてデビューしたんだから、自信持ってリング上で暴れれば間違いないですよ。これから切磋琢磨していく仲間がまた一人増えましたね」
【青柳の話】「(初めてプロのリングに上がった感想は?)怖かったです。緊張もしました。カーテンをあけて入った瞬間、たくさんのお客さんがいて、緊張をさらに増したんですけど、途中負けてしまったんですけど、食らっても食らっても立てたのは名もない新人を応援してくれたファンの皆さんのおかげです。途中、投げることなく戦うことができました。(ドロップキックを連発したが?)ドロップキックが一番得意技です。(コスチュームの青色は?)自分は秋山さんを目標にしてますので、秋山さんに『何色がいいか?』と聞かれた時、迷わず青と答えました。まだ背中もみえてないけど、秋山さんを追いかけたいと思います。(今後の目標は?)もっと練習して今、リングに立ってる人たちと対等になれるように頑張りたいです。(誰と戦いたい?)全員と戦いたいです。全員と並べるようにしたいと思います」
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤光留(11分23秒 エビ固め)X中島洋平
※変型ジャーマンスープレックス
◇第3試合◇
▼30分1本
○菊地毅 本田多聞 井上雅央(14分13秒 エビ固め)西村修 土方隆司 X野村直矢
※火の玉ボム
◇第4試合◇
▼マスカラ・コントラ・マスカラ/30分1本
○ウルティモ・ドラゴン マスクド・バーニング2号(9分29秒 ラ・マヒストラル)Mr.クリスマス XSUSHI
◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○KENSO (14分39秒 エビ固め)[第4代王者]X鈴木鼓太郎
※ダイビングエルボードロップ
☆鼓太郎が5度目の防衛に失敗。KENSOが第5代王者となる
【土方の話】「鈴木が負けたのが俺の中で我慢ならない。KENSOに用はないし、KENSOのベルトにも用があるわけじゃない。でも鈴木が負けたのが我慢ならない。元はあいつに拾ってもらった命。少しはあいつに役立ててもいいでしょ」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第37代王者]○青木篤志(21分12秒 肩固め)[挑戦者]X渕正信
☆青木が5度目の防衛に成功
【青木の話】「なにげにたぶんもってるな、あの人。どうしても同じペースに引き込まれたのもあるし、速攻で仕留めたかったけど、仕留められなかった。体力とか勢いだけで勝ったようなもの。でも勝ったのは大きい。(中島が挑戦を希望していたが?)それは自分でやればいいんじゃない。俺が決めることじゃない。いいたいこと言えばいいし、やりたいことやればいい」
【渕の話】「実力差がかなりあったよ。(還暦を超えての世界ジュニア挑戦で、思うところはあった?)思うところはあったけど、体が動かない(苦笑) まあ、チャンピオンからしたら、歯がゆいチャレンジャーだっただろうな。若さがない分だけ。カウント2で返す。技を食ったらロープに逃げる。そういうアグレッシブな考えにはならなかったね。とにかく簡単に負けるわけにはいかない。ダメージが少々あっても、きつくても、参ったしたくないという感じだったけど、最後だけは目の前が真っ白だったね。試合をやっててわかったけど、スリーパーで決めてやろうという気持ちが伝わってきたから。くるなと思っていながら、技を仕掛けていながらも、俺の方が立ち上がるのは遅いし。青木は汗をかいてないんじゃないか。(バックドロップの連発などで意地を見せたが?)俺にとってその技しかないからね。スタミナ的な面で言うとやっぱりね…。何分いったの? 10分ぐらいからもうきつかったわ。(5年ぶりにタイトル挑戦したが、今後の挑戦は?)これだけやれば十分だろ。誰がいるか? 還暦でジュニア挑戦なんて。(お客さんからは期待する声もあったが?)ファンの皆さんの声援には感謝しています。しかし、今は終わったばっかりだから。酷だよ(笑)」
◇第7試合◇
▼和田京平還暦記念試合/60分1本
○潮崎豪 諏訪魔(18分22秒 体固め)曙 X大森隆男
※ゴーフラッシャー
(全試合後、大森、KENSOを除く出場選手がリングに集まり、和田京平レフェリーの記念セレモニーが行われた。メインイベントが終わると、諏訪魔と潮崎は和田レフェリーを間に挟んで勝ち名乗りを受ける。そして、大森とKENSOを除く全選手がリングイン。記念セレモニーに移った。
秋山から赤い帽子&チャンチャンコが贈呈されると、諏訪魔や曙からも記念品が渡される。さらに、選手会を代表して潮崎からは還暦リングシューズが贈られた。)
京平レフェリー「感無量です。ありがとうございます。今年最後の全日本の大会。馬場さんが還暦を迎えた試合を思い出します。ありがとうございます。選手会からクツをもらってビックリしたんですが、また10年はやらなきゃ。まだまだ頑張ります。全日本プロレスを応援してください。ありがとうございます」
【和田レフェリーの話】「(メインイベントの感想は?)俺はもっと暴れるかと思ったんだけどな。暴れた方が面白いじゃない? 最近、諏訪魔選手が大人しいんだよな。でも、今日来ているお客さんはガチャガチャした試合なんか誰も見たくないんですよ。リングの中でビシッと1年間トータルでやってきたことをぶつけて。それでああいうカードを組んだんだけど。普通じゃありえないんです。ありえないんだけど、全日本が謳っているのは『明るく楽しく激しく』。その中の『明るく楽しく』はないんですよ。だから、ああいう風に普段ぶつかっている連中がタッグを組むとどうなるのかなっていうのを楽しみだったんでね。昔、馬場さんが『なんで俺がハンセンと組まなきゃいけない』って言ってたんだけど、逆に我々が『だから面白いんです』って。だから今日はそれをちょこっと思い出しながら。面白かったと思うよ。タッチする・しないだけでお客さんが喜んでくれるなら、何回でもできるじゃん。でも、これは1年に1回あればいいんじゃないということでね。来年からはみんなまたそれぞれのグループでバンバンぶつかってくれればいいことで。今日だけはスッキリとみんなで写真を撮る。それが僕の狙いだったんです。『全日本は明るいよ』っていうのを、陰で表してもしょうがないから。今日はリングの上で明るさを出したということで。いつもの全日本プロレスの風景というかね。(狙い通りになった?)僕の狙いは大成功だったし。ただ、お客さんがどういう風に取ってくれたかはわからないけど。やっぱり締めくくりとしていいんじゃないかなって。本当なら僕の試合じゃないんだけどね。たまたま40周年と還暦がぶつかって、秋山社長が『京平さんやりましょうよ』と。だから感謝してます。選手会の人たちからリングシューズをもらった時は、『ええっ!?』となっちゃったけど。あれを履き潰すには3年かかるからね。本当に10年やらなきゃいけないのかと。まだまだ和田京平を必要としてくれているのかなと思いますから、まだまだ頑張らせてもらいます。(来年の全日本に期待することは?)来年こそゴタゴタなしにスッキリやりたいですよ。今まで1年がハッピーに終わった時ってあんまりないんでね。来年こそはみんな一丸となって、一生懸命やっていかなきゃいけない。来年は皆さん期待してください。(思い出に残る試合は?)赤いチャンチャンコを着ちゃうと、やっぱり馬場さんしかないんですよ。普通の試合ならば、三冠戦にしてもいろいろありますよ。でも60歳になると、馬場さんが還暦試合をやった時(1998年1月23日、後楽園ホールにおける馬場&三沢光晴&マウナケア・モスマンvs川田利明&小橋健太&渕)、帰りの車の中で、『京平、俺もまだできるなあ』という一言ですね。『あいつらいつもあんな凄い試合をしてるのか』、『川田の蹴りは痛かったなあ。電気が走ったなあ』って。どうしても馬場さんを思い出すんですよね。(和田レフェリーはまだまだできると?)まだまだ動けますよ。体力的には全然問題ないけど、辞めるとしたら精神的にですよ。だから、それがないように、一生懸命自分なんかがレスラーをヘルプしたりして。僕なんか年上だから、僕の昔話を聞いているだけで、いいアドバイスになるんじゃないかなっていう。僕は常に馬場さんを出しちゃうんだけど。『馬場さんはそういうことはしないよ』とかよくレスラーにも言うんだけど、それがみんなに伝わっているから、全日本プロレスというものになっていくんです。だから今回も諏訪魔選手に『馬場さんだってハンセンと組んだんだよ』って。馬場さんの名前を出しただけで、みんなビシッとしちゃうわけだから。僕の特権としては馬場さんが付いているということなんです。馬場さんに付いていたということが、僕の武器ですよね。馬場さんは全日本プロレスだから。みんなサイン色紙に全日本プロレスと書いているなら、やっぱりそこには馬場さんがいるわけで、それをみんな無視しちゃいけませんって。それをレスラーにも常々よく言ってます。(レフェリングをする時に大切にしていることは?)絶対なるルールというものを目指しているんですけどね。レフェリーというのが必要なんですよ。試合を面白くするのは、何事でもレフェリーなんです。別にカッコつけているわけではないんです。ルールに則っているからその試合が面白いんであって。サッカーにしても、相撲にしても、レフェリーのいうことを聞くから、お客さんも納得するんです。ちゃんとルールに基づいた試合は必ずいい試合になっているはずです。絶対にベストマッチなんです。だから、絶対にレフェリーというのが一番強いということなんで。自分の判断で反則負けにして、お客さんはブーイングするかもしれないけど、それはルールですから。なんでと思うかもしれないけど、だったらちゃんとやりなさいと。そういうことを心がけているかな。さっきの試合でも(諏訪魔が)張ったでしょ。あんな失礼なことはないわけ。あれで俺がタッチを認めちゃったら、和田京平はいらないじゃない? だから、諏訪魔選手にもそれは違うと。全日本プロレスはルールに厳しいから楽しいんだと。そういうことです」
今日はGAORAで「和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会」を視聴、第1試合では秋山体制となってからの新人第1号である青柳が宮原相手にデビューし京平さんが裁いた。
試合は青柳の攻めを宮原が受けてかわいがるという攻防となった、青柳がエルボーを何発打っても宮原が一発で返す姿は、宮原の師匠である佐々木健介を思い出させてしまう、青柳はフラフラになりながらも宮原にエルボーを放ち、逆エビ固めを決められながらも2度にわたって逃れる、その青柳に「まだやれる」と激を贈る京平レフェリー、その激に応えるかのように青柳はドロップキックやボディースラムで反撃するが宮原の逆エビ固めの前に無念のギブアップとなるも、宮原のかわいがりに耐え抜いた根性の良さは買えた。
第3試合は菊地、多聞、井上の馬場全日本トリオが西村、土方、野村の武藤&秋山全日本軍と対戦、多聞や菊地の試合を見るのも久しぶりだったが、見せ場を作ったのは井上の雅央ワールド、そして菊地もスパイダー式フロントスープレックスからのダイビングヘッドバットを決め、最後は野村を火の玉ボム(ボムというか投げに近かったが)で3カウントを奪い健在ぶりをアピールする。
第5試合では鼓太郎の保持するGAORA王座にKENSOが挑戦、負ければ全日本での立場を失うKENSOは握手と見せかけて張り手と奇襲をかけるが、場外戦で鼓太郎のトルニージョを喰らった際に鼻血を出し、客席でも逆にブレーンバスターを喰らうなど主導権を奪われてしまう。
鼓太郎はブルーディスティニーでKENSOを追い詰めるがエンドレスワルツがクリアされると、KENSOは突進する鼓太郎とレフェリーを交錯させてからGAORAベルトを奪って一撃し、更にその上で垂直落下式ブレーンバスターを決めると最後は垂直落下式ブレーンバスターからのダイビングエルボーを連発して3カウントを奪う王座を奪取、勝ち方はDK流だったかもしれないが垂直落下式ブレーンバスターからのダイビングエルボーの連発は、後のないKENSOの勝利への執念を感じた、試合後は土方を挑戦者に指名したがベルトというアイテムを手に入れたKENSOはどうベルトを利用していくのだろうか・・・
セミの世界ジュニア選手権はサーフボードでの力比べでは力では若い青木には負けるが回転する反動を利用して奪い返すなど渕が負けん気の強さを見せつける。
青木は攻めるも渕はノラリクラリと間合いを外すなどインサイドワークで翻弄、ジャイアント馬場さん譲りの脳天チョップを披露した渕はバックドロップ10連発を敢行、まるでバックドロップを連発して叩き潰した菊地戦を思い出せてしまうが渕の攻勢もここまで、最後は再びバックドロップを狙ったところで青木が肩固めで捕獲し渕はたまらずタップ、青木が防衛も渕のインサイドワークの上手さなどは学べきものがあったと思う。
メインは京平レフェリーのマッチメークに不満を露にしたこともあって、タッグを組んだ諏訪魔と潮﨑のチームワークは微妙のまま、一方の曙組は曙の強引なリードもあって試合を有利に進める。
中盤も潮﨑と諏訪魔は連係を見せようとするが誤爆を連発、一旦揉めるが二人は試合を優先して曙を攻め込み、終盤には大森がアックスボンバーも潮﨑のラリアットと相打ちとなるが、潮﨑がすぐさまらラリアットを放ちゴーフラッシャーで3カウントとなった。
京平さんのコメントでもあったとおり敵対している二人が組んでいるわけだから、それなりの緊張感があり、その緊張感だけで観客を沸かせられる。
しかし残念だったのは諏訪魔が京平さんの意図が理解しなかったのか自己主張が少なかったこと、タッグというものは阿吽の呼吸だけでなく組んでいるもの同士競い合うという部分があるからこそ面白いものが出来る、諏訪魔の場合は潮﨑を立てたのではなく組まされたという不満が、試合の最初にあった潮﨑の顔面の張り手でのタッチに出てしまっていたではと思う。
今日の京平さんプロデュースは普段の全日本では見られないものを見せた大会でもあり、試合を面白くするのは試合をレフェリーだというものを出した大会だったが、メインに関しては京平さんがレフェリーでなければ試合の成立は難しかったのではと感じさせた。全日本プロレス後楽園大会、会場での応援・GAORA生中継でのTVの前から応援、皆さんありがとうございました!! 年内最終戦をデビュー戦の相手で締めるのがなんか変な緊張をしましたね。 平成パワーでもっともっと全日本プロレスを盛り上げよう!!
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2014, 12月 14今年の全日本が終わりました。いろいろありましたが、応援ありがとうございました。安易な流行に流されず、伝統を守り続けるという進化を選んだ今の全日本にいれる事を嬉しく思います。本当に応援ありがとうございました。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2014, 12月 14京平さんレフェリー40周年&還暦おめでとうございます!
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2014, 12月 14和田京平さん「レフェリー40周年&還暦記念大会」おめでとうございます。 京平さんには17歳の時から仕事、レフェリー、人生に関していろいろと勉強させていただきました! これからも自分の「目標」でいさせて下さい プロレスリング・ノア 福田明彦 #noah_ghc
— 福田明彦 (@noahhukuda) 2014, 12月 14 -
レフェリー40周年と還暦を迎えた和田京平
14日の全日本プロレス後楽園大会で和田京平レフェリーが「(レフェリー生活)40周年&還暦記念大会」を開催することになった。
自分がプロレスファンを始めた頃の全日本プロレスのメインレフェリーはジョー樋口さんとミスター林の両レフェリーで、京平レフェリーはジョーさんと林さんが選手と交錯してダウンしてしまうとサブレフェリーとして登場して代わりに試合を裁くか、裁定を降して試合をストップするという役割がTVで多かった。
その京平さんもジョーさんが高齢、林さんが全日本を退社したことでメインレフェリーへと昇格、四天王プロレス時代にはジョーさんがコールされると「ジョー!」と声援が贈られると、メインで裁く京平さんも「キョーヘイ!」と声援が贈られるようになり、今年死去した仲田龍リングアナとはゴールデンコンビと言われた。
京平さんはレフェリーだけでなく仲田リングアナと一緒に馬場さんの付き人を務めた、仲田氏は馬場さんの仕事面での秘書的な役割だったが、京平レフェリーは馬場さんのプライベート面での相手役、そして選手やスタッフ、元子さんや仲田氏にも言えない愚痴の聞き役だった。
馬場さんが生前三沢と元子さんが対立した際に「(引退したら)じゃあ全日本の看板はオレが持っていくか、あとは三沢プロレスなり、小橋プロレスなりやればいい」とこぼしたのは京平さんしか言えない愚痴だったのかもしれない。
馬場さん死去後は仲田氏が三沢と共に全日本を退社したが、京平さんは馬場さんから元子さんの面倒を見るように遺言されたため全日本に留まった。
そして武藤敬司が全日本に移籍するも、今度は武藤と元子さんが対立、武藤が独立寸前にまで発展した、この時は京平さんは全日本の看板を残すことを最優先にしたのと、元子体制となってからは経営が芳しくなく、馬場さんの遺産まで全日本につぎ込むことを懸念して元子さんに退陣を進言、元子さんは退陣し武藤体制がスタートした。
京平さんは武藤を馬場さんのような社長にしようと考え、渕と共に側近となったが、いつしか武藤が馬場さんのようになることを拒絶し渕と共に遠ざけてしまい、そして平井伸和の暴行事件で京平さんがマスコミに「武藤自ら頭を下げるべきだ」と全日本に断りなしに発言したことで武藤が怒り、京平さんは全日本を追われるように去ったが、SMASHのリングに上がった際に馬場さんの入場テーマである「王者の魂」のテーマで登場したときは、京平さんは武藤全日本でいらなくなった馬場さんも持って全日本を去っていったんだと思わざる得なかった。
武藤体制になってからだったが京平さんは他団体も裁くようになり、他団体のレフェリーに「リングでは一番強いのはレフェリーなんだ。だから自信を持って裁きなさい」「レフェリー次第で試合はより面白くなるし、逆にレフェリーが足を引っ張ることもある」とアドバイスを贈り、また女子プロレスを裁いたときは最初は女子の動きについていけず戸惑っていたものの、全日本で裁いていた村山大値レフェリーに女子プロレスの動きやレフェリングの仕方を学ぶなど、レフェリーとしての視野を広げつつ京平流レフェリングを他団体で貫いた。
武藤が全日本の新オーナーとなった白石伸生と対立し全日本を去った、白石のバカけたマニュフェストの中に京平さんの復帰があったが、武藤が去ったのもあり諏訪魔の要請で名誉レフェリーとして全日本に戻ってきた、白石は今でも自分は嫌っているが京平さんの戻すという公約を一応守ったことだけは高く評価している。
自分にとっての京平さんのベストレフェリングは2005年2月20日新日本プロレス両国大会、天山広吉vs小島聡によるIWGP、三冠統一ヘビーのダブルタイトル戦。
試合は60分フルタイム寸前で天山がスタミナ切れによるガス欠で意識不明の状態となる、普通ならそのままタイムアップとなっていたが、メインレフェリーだった京平さんはサブレフェリーだった田山正雄の確認を得てから試合を止めレフェリーストップで小島が勝利となった。
実はタイトルマッチ直前で新日本側がメインは田山、サブは京平さんにという要求があったのだが、長年にわたってタイトルマッチを裁いてきた実績もあって京平さんがメインとなった、ダブルタイトル戦は引き分けになるケースが多い、もし天山vs小島戦が京平さんが裁いていなかったらと考えると、京平さんの判断はベストだったと思っている。
最後に和田京平レフェリー40周年、また還暦おめでとうございます!